JP2013032138A - 傘の保持装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】自転車やヒトの身体等に装着し、傘の手元の左右方向への移動、また、傘の中棒の方向や傾斜角度を自在に操作し得る傘保持装置を提供する。
【解決手段】自転車や、ヒトの身体等の被着部Aに、その被着部を軸として水平方向に回転し、且つ、任意の位置に固定出来る取着具Bを装着する。取着具から、水平方向に延出している水平部材の先端に、傘手元把持具Eを固定し、傘手元Hの左右方向への回転移動を可能にする。又、取着具と傘手元把持具との間の、水平部分を、回転傾斜機能を具備した構造とし、傘中棒Fの方向や傾斜角度を自在に操作することが出来構造とする。
【選択図】図1

Description

この発明は、自転車や、ヒトの身体等に装着して、傘を保持する装置に関する。
ヒトは、降雨や日射から身体を保護する為、歩行時は、雨傘や日傘を、雨や日射の方向へ、開かれた傘をむけて、身体になるべく有効となるように、傘を操作して対応する。しかし、自転車に乗る時は、片手運転にならざるを得ず、非常に危険であるし、また、歩行時においても、荷物を持っている時や被保護者同伴である時など、傘の保持が大きな負担となる。
そこで、自転車、あるいはヒトの身体に装着する傘の保持具が、種々提案されている。自転車に装着する保持具としては、たとえばハンドルポストの前方に固定具を固定し、垂直主管を設け、上下摺動する管の先端に、傘中棒を前後に可動としているもの(特許文献1参照)やハンドルに取付け部材と傘保持部材を連結して、傘を上下、前後に変えられる機能を有するもの(特許文献2参照)や車体のパイプフレームに、垂直に伸縮自在のパイプの先端に、傘把持部を設置したもの(特許文献3参照)などがある。
また、ハンドルに二股の取り付具で垂直支柱を保持し、支柱の先端にクランプを取付けたもの(特許文献4参照)などがある。
また、自転車のヘッドパイプに取付けた接続片に、垂直に支柱を固定し、その上に、回転リンクや、傾斜リンクを設置して、傘を自在の方向に保持することが出来るとしているもの(特許文献5参照)や、ハンドル上に、基台を取付けその基台に、上下に移動可能な支柱を取付け、支柱の上部に回転可能な掴持部を備えた保持具(特許文献6参照)などである。
また、ヒトの身体に装着する傘の保持具としては、たとえば、幅広の胴当板に傘保持具を固定し、傘の保持高さの調整具を備えているもの(特許文献7)や肩当てとベルトで身体に傘を保持させたもの(特許文献8、特許文献9、特許文献10参照)や、ベストのポケットに傘柄を入れ、頭のバンドで傘を保持するもの(特許文献11参照)や、胴部バンドと頭部固定バンドで傘を背中に保持するもの(特許文献12参照)や、縦長の柱状固定具を胴巻バンドと肩掛バンドで固定し、傘を保持するもの(特許文献13、特許文献14参照)や、胸及び胴部の2段ベルトで傘主軸を保持して、前後に傾斜可能としたもの(特許文献15参照)や、傘主軸が二股になって伸縮可能な傘を、ベルトで身体に固定するもの(特許文献16参照)などがある。
実開平3−37087 実開平2−15589 特開2000−166628 実開平7−28792 特開2006−27583 特開2004−358070 特開2007−202864 特開昭61−56601 特開平2−164306 特開昭61−73604 実開昭64−10212 実開平2−136518 特開2004−16793 特開2000−041824 実開昭54−132475 特開2000−139533
しかしながら、先願の傘の保持具では、さまざまな工夫はされているものの、その目的が十分には果たされていないと言わざるを得ない。自転車に装着する傘の保持具については、特許文献1の保持具は、傘が自転車に乗るヒトから離れ過ぎ、特許文献2、及び特許文献3の保持具は、降雨や日射に対する方向性への対応が不十分であり、特許文献4の保持具は、関西を中心にある程度普及しているものの、保持具がハンドル上に立っていて傘手元の位置が移動出来ず、方向性への対応も不十分である。また、特許文献5の保持具は、構造複雑で、強度、剛性に課題があると思われる。また、特許文献6の保持具は、ハンドル上に基台が取付けられ、その上に回転可能な取付け具が設置されていて、重心が高く、操作も複雑で方向性への対応も不十分である。
また、ヒトの身体に装着する傘の保持具についても、先願の保持具では、その大半のものが、傘手元の位置の移動や、傘中棒の前後左右の傾斜に対応し得るものがほとんど無い。僅かに、傘の高さの調整をし得るものが、特許文献7及び特許文献16に記載され、傘の中棒を前後に傾斜させ得るものが、特許文献15に記載されているだけで、他の保持具はその様な機能を具備しておらず、無理に対応しようとすれば、保持具そのものを身体にセットし直す必要があろうと思われる。
本発明は先行技術の、自転車やヒトの身体等に取着する、傘の保持具に不十分な機能、すなわち傘手元の位置を左右に移動して、任意の位置に固定することが出来、また、傘中棒の方向や傾斜角度を、前後左右に変えて、降雨や日射に対して、傘が最も有効となるように、自在に操作し、任意の位置に固定することの出来る機能を持った、自転車やヒトの身体等に装着する傘の保持装置を、提供することを課題とする。
上記の課題を解決するための手段として、本発明の、手段1から手段6までの傘の保持装置の説明をするが、課題を解決するための手段1としては、傘の保持装置を、以下の様な構造とする。図5側面図、図6上面図に示すように、自転車やヒトの身体等の、鉛直方向の被着部Aを軸として、この被着部Aに、水平方向に回転し、且つ、任意の位置に固定出来る取着具Bを取着し、前記取着具Bから水平方向に、腕状に延出している水平部材Wの、取着具Bと反対側の端部に、傘を保持する傘手元把持具Eを固定している構造により、傘手元Hの位置を、被着部Aを軸として、左右に略半円状に回転移動し、且つ、任意の位置に固定出来ることを特徴とする傘の保持装置とする。
(作用)
以上の構造により、図19の動作図に示すように必要に応じて、取着具Bの回転機能により、傘手元Hの位置を、手動によって、被着部Aを軸として、略半円状に水平方向に回転移動させることにより自転車に装着の場合は、左右のハンドル握部内を、またヒトの身体に装着の場合は身体前面の、左端から右端までの間を回転移動し、任意の位置に、固定することが出来ることとなる。
次に手段2としては、図2、図3、図4、に示すように、前記被着部Aを、ヒトの身体に固定するため、身体の胴体部を取り巻く固定バンド101を設け、その固定バンド101と身体の前面部との間に、被着部固定基板102を挟み込んで固定バンド101に固定し、前記被着部固定基板102の前面に、円柱状の被着部Aを鉛直方向に固定していることを特徴とする手段1に記載の傘の保持装置とする。
(作用)
以上の構造により、前記被着部Aに前記取着具Bを取着することによって、傘と保持装置の自重と傘から加わる外力を身体に伝えて保持し、必要に応じ、前記傘手元Hの位置は、手動により、前記被着部Aを軸として、身体前面の左端から右端までを、略半円状に水平方向に回転移動し、且つ、任意の位置に固定出来ることとなる。本発明の傘の保持装置は、傘から受ける荷重が、傘手元把持具Eから水平部材Wを経て、取着具Bから被着部Aに伝わり、被着部固定基板102に伝達されるが、胴体部に、固定バンドによって固定された被着部固定基板102によって、広く身体の胴体部に荷重が分散され、安定して傘を保持することができる。
次に手段3としては、図7、の側面図、図8、の上面図と部材分解図に示すように、前記水平部材Wと、前記傘手元把持具Eとの間に、傘手元把持具Eが、水平部材Wの延出方向に鉛直面内で回転し、且つ、任意の位置で固定出来るヒンジDが固定されていることを特徴とする手段1に記載の傘の保持装置とする。
(作用)
以上の構造により、傘手元把持具Eは、図19の動作図に示すように、前記取着具Bの機能によって、被着部Aを軸に、水平方向に半円状に回転移動し、且つ、任意の位置に固定する事が出来、また、図20の動作図に示すように、前記ヒンジDの機能によって、傘手元把持具Eは、手動によるヒンジDの調整ハンドルの締緩により、水平部材Wの延出方向の鉛直面内で回転傾斜し、傘手元把持具Eに把持されている傘手元H及び傘中棒Fは、ヒンジDの回転方向、矢印の方向に傾斜し、且つ、任意の位置で固定できることとなる。
次に手段4としては、図9、側面図、図10上面図と部材分解図に示すように、前記、取着具Bから延出している前記水平部材を、円形の延出管とし、この延出菅12を軸として、回転し、且つ、任意の位置に固定出来る回転管Cを、前記、延出管12の外側に嵌め込み、又は、内側に挿入して、前記、回転管Cの、取着具Bの反対側に、前記、傘手元把持具Eを固定して、傘手元把持具Eが、前記、延出管12の、延出方向の、略直角方向に回転し、且つ、任意の位置に固定出来ることを特徴とする手段1に記載の傘の保持装置とする。
(作用)
以上の構造により、傘手元把持具Eは、図19、動作図に示すように、前記、取着具Bの機能により、手動によって、被着部Aを軸として水平方向に略半円状に回転移動し、且つ、任意の位置で固定され、また、手動による回転管Cの調整ネジハンドルの締緩による回転管Cの機能によって、傘手元把持具E及び傘中棒Fは、図21動作図に示すように、延出管の延出方向の略直角方向に回転傾斜し、且つ、任意の位置で固定出来ることとなる。
次に手段5は、図11の側面図と部材分解図、図12の上面図と部材分解図に示すように、前記取着具Bから延出している、前記延出管12を軸として回転し、且つ、任意の位置に固定出来る前記回転管Cの、前記取着具Bの反対側に、前記ヒンジDを固定し、ヒンジDの、取着具Bと回転管Cの反対側に、前記傘手元把持具Eを固定している構造を特徴とする、手段1、手段3、手段4に記載の傘の保持装置とする。
(作用)
以上の構造により、前記取着具Bの機能により、傘手元Hは、図19作用図に示すように、手動によって、略半円状に回転させて任意の位置に移動して固定し、前記回転管Cと、前記ヒンジDの略直角方向2方向の回転傾斜機能を、各々のクランプの調整ハンドルの締緩によって、図20、図21の動作を合わせ持った機能により、前記傘手元把持具E、及び傘中棒F、を前後左右に、自在に傾斜させ、任意の位置に固定して、全方向自在に傘を操作することが出来ることとなるものである。
次に手段6は、図17の側面図、及び図18の上面図に示すように、前記取着具Bから延出している、前記水平部材Wの、取着具Bの反対側の端部に、前記水平部材Wの、上方の全方向に回転傾斜可能なユニバーサルジョイントVの、可動部113を支承して保持する固定部111を固定し、可動部113を、可動し、且つ、任意の位置に固定できる構造として、可動部113に前記、傘手元把持具Eを固定していることを、特徴とする、手段1に記載の傘の保持装置とする。
(作用)
以上の構造により、前記取着具Bの機能により、前記傘手元把持具Eを、手動によって、前記被着部Aを軸として、図19に示すように略半円状に回転させて任意の位置に移動させて固定し、ユニバーサルジョイントVの機能により、手動による調整ハンドルの締緩によって、傘手元把持具Eに把持された傘手元H及び傘中棒Fは、上方の全方向に傾斜する事が出来、又、任意の位置に固定することができることとなる。
本発明の、手段1の発明は、傘の傾斜に対する機構は備えていないが、傘手元を被着部を軸として、水平方向に、左右に半円状に回転移動させることによって、風雨や日射の方向に傘手元を移動する事が出来、構造簡単で、製作費も安価で、風雨に強く頑丈であり、電動の車椅子等に装着するような大型の傘の保持に適している。
本発明の手段2の、ヒトの身体に、取り付けた被着部に、傘の保持装置を取着して傘を保持する事により、降雨や、強い日射の際でも、買い物や、荷物のある時、或いは被保護者同伴の際でも、両手が傘から開放され、安全で便利であり、ウオーキング等も両手が、解放されて歩行することが出来るので従来よりも快適であるし、健康にも寄与する。 また、本発明の傘の保持装置を身体に装着して傘を差して自転車に乗り、途中、自転車を置いて、降りてそのまま歩行して、そのまま再び自転車に乗ることも出来るので、非常に便利である。
本発明の手段3の傘の保持装置の作用は、前述のとおりであるが、取着具とヒンジの、回転による傘手元把持具及び傘中棒の傾斜の方向は、水平部材の方向が自転車やヒトの進行方向と同一方向の時は、ヒンジの回転機能による傘中棒の回転方向はヒトからみて、前後に傾斜するが、水平部材が進行方向の左側、又は右側にむいている時は、傘はヒトからみて、左右に回転傾斜することとなるので、取着具とヒンジの機能を組合せることにより、傘の位置と方向及び傾斜角度を概ね、死角なく操作することができることとなる。
本発明の、手段4の傘の保持装置の作用は、前述のとおりであるが、取着具とヒンジの、回転による傘手元把持具及び傘中棒の傾斜の方向は、水平部材の方向が自転車やヒトの進行方向と同一の時は、回転管の回転機能による傘中棒の回転方向はヒトからみて、左右に傾斜するが、水平部材が進行方向の左側、又は右側にむいている時は、傘はヒトからみて、前後に回転傾斜することとなるので、取着具とヒンジの機能を組合せることにより、傘の位置と方向及び傾斜角度を概ね、死角なく操作することができることとなる。
本発明の、手段3、及び手段4の傘の保持装置は構造が簡素であり、操作が簡単で、自転車等に装着するよりも、傘を身体に接近させての利用頻度の高い、身体に装着する傘の保持に適している
手段5の傘の保持装置は、手段1の機構を基にして、手段3及び手段4の傘の保持装置の機構である、取着具、回転管、ヒンジ、傘手元保持具の機構をすべて具備しているので、あたかも、ヒトが手に傘手元を持って傘を操作するように、自在に傘手元の位置を変え傘中棒の方向及び傾斜角度を自由に操作し保持することが出来るので、すべての被着体の装着に適している。
また、手段4、及び手段5の保持装置の保持装置は、図24、図25に示すように、傘を自転車やベビーカー等に装着したまま、折り畳み、保持装置の回転機能を操作して、自転車やベビーカー等の側方に収納することが出来るので、買い物途中や、自転車駐車場でも、他者の迷惑になることも無く、安全で便利である。
手段6の傘の保持装置は、機能は手段5の傘の保持装置と同様であるが、傘の傾斜機構を、ユニバーサルジョイントに集約したので、操作の一元化により歩行中、走行中での操作が簡素化され、より便利な傘の保持装置とする事が出来る。
本発明の傘の保持装置を、図23に示すように、ベビーカーや車椅子等に装着すると、従来の傘の保持具より降雨や日射に対し、傘方向の対応性に優れているので、幼児等の被保護者を、より快適に、保護することができる。
本発明に係る傘の保持装置を自転車に装着した構成を示す側面図。 本発明に係る手段2の傘の保持装置をヒトの身体に装着した構成を示す側面図2−1、と正面図2−2と斜視図2−3 本発明のヒトの身体の被着部の構造を斜上方からの斜視図 本発明のヒトの身体の被着部の構造の上面図 本発明に係る手段1の傘の保持装置の側面図 本発明に係る手段1の傘の保持装置の上面図 本発明に係る手段3の傘の保持装置の側面図 本発明に係る手段3の傘の保持装置の上面図と部材分解図 本発明に係る手段4の傘の保持装置の側面図 本発明に係る手段4の傘の保持装置の上面図と部材分解図 本発明に係る手段5の傘の保持装置の側面図と部材分解図 本発明に係る手段5の傘の保持装置の上面図と部材分解図 図12の傘手元把持具Eのk−k’線の拡大断面図 図12のヒンジのp−p’線の拡大断面図 図12の回転管のm−m’線の拡大断面図 図12の回転管の調整ハンドルのn−n’線の拡大断面図 本発明に係る手段6の傘の保持装置の側面図 図17のs−s’線の平面図 本発明の傘の保持装置を自転車に装着した時の、取着具の回転機能による傘手元の移動を示すイメージ図と動作図 本発明の傘の保持装置を自転車に、装着したときのヒンジの機能による傘中棒の傾斜を示すイメージ図と動作図 本発明の傘の保持装置を自転車に装着した時の回転管の機能による傘中棒の傾斜を示すイメージ図と動作図 本発明の傘の保持装置で傘を自転車に装着した状況図 本発明の傘の保持装置で傘をベビーカーに装着した状況図 本発明の傘の保持装置で傘を自転車の側方に収納した状況図 本発明の傘の保持装置で傘をベビーカーの側方へ収納した状況図
以下、本発明の傘の保持装置を実施するための最良の形態を、図面を参照しながら説明する。本発明の、傘の保持装置を構成する各部材はステンレス、鋼、非鉄金属、又は合成樹脂等を材料とし、図1は、本発明に係る傘の保持装置を自転車に装着した構成を示す側面図、図2は、手段2の保持装置をヒトの身体に装着した構成を示す側面図と正面図と斜視図、図3は、ヒトの身体の被着部の構造の斜上方からの斜視図、図4は、身体の被着部の構造の上面図、図5は手段1の保持装置の側面図、図6は手段1の傘の保持装置の上面図、図7は、 手段3の傘の保持装置の側面図、図8は、手段3の傘の保持装置の上面図と部材分解図、 図9は、手段4の傘の保持装置の側面図、図10は、手段4の傘の保持装置の上面図と部材分解図、図11は、手段5の傘の保持装置の側面図と部材分解図、図12は、手段5の傘の保持装置の上面図と部材分解図、図13は、図12の傘手元把持具Eのk−k’線の拡大断面図、 図14は、図12のヒンジのp−p’線の拡大断面図、図15は、図12の回転管のm−m’線の拡大断面図、図16は、図12の回転管の調整ハンドルのn−n’線の拡大断面図、図17は、手段6の傘の保持装置の側面図、図18は、図17のs−s’線の平面図、図19は、本発明の傘の保持装置を自転車に装着した時の、取着具の回転機能による傘手元の移動を示すイメージ図と動作図、図20は、本発明の傘の保持装置のヒンジの機能による傘中棒の傾斜を示すイメージ図と動作図、 図21は、本発明の傘の保持装置を自転車に装着した時の回転管の機能による傘中棒の傾斜を示すイメージ図と動作図、図22は、本発明の傘の保持装置で傘を自転車に装着した状況図、図23は、本発明の傘の保持装置で傘をベビーカーに装着した状況図、図24は 本発明の傘の保持装置で傘を自転車の側方に収納した状況図、図25は、本発明の傘の保持装置で傘をベビーカーの側方へ収納した状況図である。
前記手段1の発明の傘の保持装置を実施するための最良の形態を、図5側面図、図6上面図を参照しながら説明する。取着具Bは、ステンレス、鋼、合成樹脂等を材料とし、被着部Aを外巻きにし、被着部Aの外径にほぼ等しく、しかも円滑に回転し得る内径の管を、縦二分割にした半割り管1及び2は、それぞれ一体として成型し、又は溶接などで固着したリブ3を半割り管1及び2の縦方向の端部にそれぞれ設けており、このリブ3に設けた子孔を通して、ボルト、ナット4で被着部Aを軸とした、取着具Bの回転を妨げない程度に取付ける。なお、図示しないが、ボルト、ナットは座金、バネ座金をそれぞれ装着する。(図2、図3参照)
取着具Bの回転の解放と固定の手段として、取着具Bの下部に一対の歯車歯を備えているが、その構造を説明する。前記、被着部Aに取着する二つの半割り管1及び2の取着具Bは、図5に示すようにリブ3をボルト、ナットで連結されて円筒状になるが、この円筒状取着具Bの下端には、半割り管1及び2とそれぞれ一体として成型し、又は、切込加工等で歯車歯25を円周に亘り、下向きに設ける。
次に、前記下向きの歯車歯25と一対となって噛合い、取着具Bの回転を静止させて固定する上向きの歯車歯26を備えた、固定歯取付け具の縦半割り管5及び6を、前述の半割り管1及び2を取着けた作業と同様にリブ3を、ボルト、ナットで連結し取着ける。ただし、この固定歯取着け具の半割り管5及び6は、被着部Aに対して、回転、滑動しないように固く締め付け、固定する。ヒトが取着具Bを回転させたい時は、取着具Bを手で持ち上げて噛合せを解放し、任意の位置まで回動させ、取着具Bを下ろせば、歯車歯が噛合い、取着具Bは固定されることとなる。
取着具Bの回転と、静止固定の方法は、前述の歯車歯25,26の噛合の方法に限定せず被着部Aと、取着具Bとの間に、薄層の合成樹脂等のパッキンを挟み込んで摩擦材とし、ヒトが回転させる為に、力を加えれば回動するが、風雨による傘からの外力では、回動しない程度にボルトとナットの締め付けを調整すれば、十分その役割を果たすことが、実験により実証している。これは、傘からの外力と自重及び保持具の自重も併せて傘手元保持具Eから水平部材Wを介して取着具Bに伝達されるので、取着具Bに伝わる捩れや、拗れなどにより、これ等の力が、取着具2に伝達され、パッキンを圧縮して回転力のブレーキとして働くためである。
次に、図5、図6の、取着具Bの半割り管2の中程から、腕状に水平方向に延出している、水平部材Wと、水平部材Wの、取着具Bの反対側の端部に、鉛直方向に固定される傘手元把持具Eは、水平部材Wと一体として成型し、または溶接等で固定されていて、図6に示すように、水平部材Wには、傘手元把持具Eの、傘手元Hの着脱の為の締付調整ネジ47の締緩を妨げないように、スリット50を入れている。
傘手元把持具Eには、図13に示すように傘手元Hの着脱と固定をするために、締付調整用のクランプブラケット36,37の小穴に、ハンドル48を固定して締付調整ネジ47を、図示しないが、座金、バネ座金を装着して、クランプブラケット37に固着しているナット49にねじ込み固定する。
取着具Bと、傘手元把持具Eとの間隔は、自転車に装着する把持具の場合は、被着部Aとなるハンドルポストから、ハンドル握部Gの内側迄とし、身体に装着する場合は、身体の胴体幅の略二分の一迄が望ましい。
次に前記手段2の、ヒトの身体に、被着部を身体に固定バンドで固定し、傘の保持装置を装着する発明を実施する最良の形態を、図面を示しながら説明する。図2は身体の前面に固定バンドで被着部を固定している傘の保持装置の側面図2−1と、正面図2−2と、身体を透視した傘の保持装置の斜視図2−3、図3は被着部の構造の斜視図、図4は上面図である。
図2のように、身体の胴体部に、丈夫な繊維で編まれた布製や、合成樹脂製のバンドに、長さ調整用バックル106と着脱用バックル105を備えた、固定バンド101で、身体の胴体部を取巻き、この固定バンド101と、身体前面部との間に、被着部Aを固定する為の、被着部固定基板102を、挟み込み、固定バンド101と被着部固定基板102とを、多数の小径のボルト、ナットで固定し、又は、接着剤で接着する。
被着部固定基板102の材料は、木材合板、合成樹脂、又は軽金属等の、剛性と柔軟性とを、合わせ持ち、固定バンド101で固定した時に、身体の曲面に倣うように、予め、身体に倣ったカーブを付けておくことが、望ましい。
次に、図3、図4に示すように、被着部固定基板102の、身体胴体部の前面部の、固定バンドを避けて、その上下2箇所に、円形の被着部Aを、鉛直方向に取り付け、固定する為の、固定台103を接着剤等で仮止めし、固定台103の上に、円形の被着部Aを鉛直方向に、取り付け具104と、固定台103、被着部固定基板102を貫通したボルト小穴を通し、固定ボルト、ナットで、図示しないが座金、バネ座金を装着して締付固定する。
以上のような、身体に固定した被着部Aに、本発明の、傘の保持装置の、取着具Bを取着して、図2に示すように、傘を保持する。
次に前記手段3の傘の保持装置を実施するための、最良の形態を説明する。図7はその側面図、図8は、その上面図と部材分解図である。
前述したように、手段3の傘の保持装置は、前記手段1の傘の保持装置の構造の、前記水平部材Wと、前記傘手元把持具Eとの間に、傘手元把持具Eが、水平部材Wの延出方向に鉛直面内で回転し、且つ、任意の位置で固定出来る様に、ヒンジDが固定されている構造であるので、取着具Bの実施例は前記手段1の実施例と同様であるが、取着具Bの半割り管2から延出している水平部材Wの、先端のヒンジの雄部30は、半割り管2と水平部材Wと、一体成型し、又は溶接等で固定し、ヒンジのシャフトを兼ね、ヒンジの締付調整ネジの通し穴となるヒンジ穴31を設ける。
次に、ヒンジDの雌部(凹部)32・33、傘手元Hを支え持つ傘手元把持具Eの半割管34・35と、そのクランプブラケット36・37は、縦二分割に一体成型、又は溶接などで接合されている。そしてヒンジの雌部32・33には、締付調整ネジの通し穴38・39を、又、傘支持捕捉部Eのクランプ36・37には締付調整ネジの通し穴を設ける。
次に、これ等の組み立てであるが、ヒンジ雌部32・33にヒンジ雄部30を挿入し、その間にバネ座金又は合成樹脂パッキン42・43を挟み込む。そして、ヒンジDのシャフト兼締め付け調整ネジ44に、締付ハンドル45を固定してヒンジ雌部32、バネ座金又は合成樹脂パッキン42、ヒンジの雄部30、バネ座金又は合成樹脂パッキン43、ヒンジDの雌部33の順で貫通し、ヒンジの雌部33に固着したナット46に締め付ける。
次に前述した傘手元把持具Eのクランプブラケット36・37の通し穴40・41に、締付調整ネジ47に締付ハンドル48を固定して、図示しないが座金・バネ座金を装着して、クランプブラケット37に固着したナット49に締め付ける
ヒンジDと傘手元把持具Eの接合形態は、図に示した形態に限定せず、水平部材Wの先端の、ヒンジDのヒンジの雄部30に、ヒンジの雌部32,33を、鉛直方向、上方に向けて接合し、その上方に、傘手元把持具Eの底部を、固定する方法でも良い。
次に、前記手段4の傘の保持装置を実施するための、最良の形態を説明する。図9は手段4の構造の側面図、図10はその上面図と部材分解図である。
前述したように、手段4の傘の保持装置は、図9、側面図、図10上面図と部材分解図に示すように、前記、取着具Bから延出している前記水平部材を、円形の延出管とし、この延出菅12を軸として、回転し、且つ、任意の位置で固定出来る回転管Cを、前記、延出管12の外側に嵌めこみ、又は、内側に挿入して、前記回転管Cの、前記取着具Bの反対側に、前記傘手元把持具Eを固定して、傘手元把持具Eが、前記延出管12の、延出方向の略直角方向に回転し、且つ、任意の位置で固定出来ることを特徴とする傘の保持具であるが、回転管Cを延出管12の、外側に嵌め込むか、又は内側に挿入するかは、何れの方法でも実施可能であるが、本説明の実施の形態は、回転管Cを延出管12の外側に嵌め込む場合を説明する。取着具Bの実施例は前記手段1の実施例と同様であるが、前記取着具Bの半割り管2から延出している延出管12は、前記回転管Cの抜け止め溝13と共に、半割り管2と一体成型する。回転管と、傘手元把持具とは一体成型するのが望ましいが、一体成型の難しいスリットや、ブラケット、ボルト穴、ネジ穴等は、穿孔、溶接、切断、ネジ切等で加工してもよい。
その組み立てであるが、前記取着具から延出している延出管12に、この延出管12を軸として、その外側に、回転し、且つ固定できる回転管Cを嵌め込む。この、延出管12の外側に嵌め込む回転管Cは、延出管12の外径にほぼ等しい内径の、しかも円滑に回転出来うる内径の管であり、延出管12に嵌め込み、延出管12の抜け止め溝13の位置に相当する回転管Cの管周の少なくとも2ヶ所に雌ネジ穴14・15を設け、この雌ネジ穴14・15にネジ先端が内側の延出管12の抜け止め溝13の形状に適合した先端形状の抜け止めネジ16・17を図示しないが、座金・バネ座金を装着して、延出管12の抜け止め溝13に回転管Cの回転に支障のない強さで捻じ込む。但し、回転管Cの抜け止め防止の方法は、上記の方法に限定せず、例えば、延出管12と回転管Cに、ネジ切を施し、このネジの接合により、抜け止めする等、他の方法でも良い。
次に、前記回転管Cの上面側に、取着具B側から回転管Cの管長の略2分の1の延長にわたり、スリット18を入れ、そのスリット18の両側に一体成型し、又は溶接等で固定されたクランプブラケット19・20に小孔を設け、この小孔を通して回転ハンドル22を固定した調整ネジ21を、図示しないが、座金・バネ座金を装着してナット23に締め付ける。この回転管Cの調整ネジ21のナット23は、クランプブラケット20から離脱・回動しないように、クランプブラケット20に固着しておく。
次に傘手元把持具Eと一体成型し、又は溶接等で固定されたクランプブラケット36・37の通し穴40・41に、締付調整ネジ47に締付ハンドル48を固定して、図示しないが座金・バネ座金を装着して、クランプブラケット37に固着したナット49に締め付ける。
次に前記手段5の傘の保持装置を実施するための最良の形態を説明する。手段5の傘の保持装置は図11の側面図と部材分解図、図12の上面図と部材分解図に示すように、手段3の傘の保持装置の機構の前記ヒンジを、先に説明した手段4の傘の保持装置の機構の、前記、回転管Cと、前記、傘手元把持具Eとの間に固定した構造である。従って手段5の、取着具B及び取着具Bの半割り管2から延出している延出管12迄の実施の形態は、前記手段4の傘の保持装置と全く同様である。
次に前述の延出管12の外側に嵌め込む回転管Cは、延出管12の外径にほぼ等しい内径の しかも円滑に回転出来る内径の管であり、延出管12に嵌め込み、延出管12の抜け止め溝13の位置に相当する回転管Cの管周の少なくとも2ヶ所に雌ネジ穴14・15を設け、この雌ネジ穴14・15にネジ先端が延出管12の抜け止め溝13の形状に適合した先端形状の抜け止めネジ16・17を、図示しないが、座金・バネ座金を装着して、延出管12の抜け止め溝13に、回転管の回転に支障のない強さで捻じ込む。但し、回転管Cの抜け止め防止の方法は、例えば、延出管12と回転管Cに、ネジ切を施し、このネジの接合により、抜け止めする等、他の方法でも良い。
次に、回転管Cの上面部には、被着部A側から回転管Cの、調整ネジ21の締緩による、回転管Cの回転と固定を妨げないように、スリット18を入れ、そのスリット18の両側に、回転管Cと一体成型し、または、溶接等で固定したクランプブラケット19・20に小孔を設け、この小孔を通して回転ハンドル22を固定した調整ネジ21を図示しないが、座金・バネ座金を装着してナット23に締め付ける。この回転管Cの調整ネジ21のナット23は、クランプブラケット20から離脱・回動しないように、クランプブラケット20に固着する。
回転管Cの取着具Bの反対側端部に連続してヒンジDの雄部(凸部)30を回転管Cと一体成型又は溶接などで連結し、ヒンジDの雄部30には、ヒンジDのシャフト兼、ヒンジ部の調整ネジの通るヒンジ穴31を設ける。
次に、ヒンジDの雌部(凹部)32・33、傘手元Hを支え持つ傘手元把持具Eの半割管34・35と、そのクランプブラケット36・37は、縦二分割に一体成型し、又は溶接などで接合されている。そしてヒンジの雌部32・33には、締付調整ネジの通し穴38・39を、又、傘手元把持具Eのクランプブラケット36・37には締付調整ネジの通し穴を設ける。
次に、これ等の組み立てであるが、ヒンジ雌部32・33にヒンジ雄部30を挿入し、その間隙にバネ座金又は合成樹脂パッキン42・43を挟み込む。そして、ヒンジDのシャフト兼締め付け調整ネジ44に、締付ハンドル45を固定して、ヒンジ雌部32、バネ座金又は合成樹脂パッキン42、ヒンジDの雄部30、バネ座金又は合成樹脂パッキン43、ヒンジDの雌部33の順で貫通し、ヒンジDの雌部33に固着したナット46に締め付ける。
次に前述した傘手元把持具Eのクランプブラケット36・37の通し穴40・41に、締付調整ネジ47に締付ハンドル48を固定して、図示しないが座金・バネ座金を装着して、クランプブラケット37に固着したナット49に締め付ける。
次に、手段6の傘の保持装置を実施するための最良の形態を説明する。手段6の傘の保持装置は、図17の側面図、及び図17のs−s’線の平面図である図18に示すように、前記手段1の傘の保持装置の構造の、取着具Bから水平方向に延出している、水平部材Wの端部に、水平部材Wの上方の全方向に回転、傾斜の出来る、ユニバーサルジョイントVの固定部111を固定し、ユニバーサルジョイントVの可動部112に 傘手元把持具Eを固定した構造であるが、取着具の実施の形態は前記手段1と同様であるが、延出している水平部材の断面形状は、円形ではなく、四角形が望ましいが、水平部材に円形管等を使用する場合は、ユニバーサルジョイント固定台110がを、ボルト、ナットで取り付けが出来るように、水平部材Wの、固定台110との接合部を、平面に加工すれば良い。
取着具Bから延出している延出部材Wの、上面端部に図17、図18に示すように、ユニバーサルジョイントVの固定部111と一体成型し、又は固定部111と溶接等で固定した固定台110と、水平部材Wとを、貫通された小穴を通して、複数のボルト、ナット117で図示しないが座金、バネ座金を装着して締付ける。
ユニバーサルジョイントVの固定部111は、図17に示す様な略半球体であるが、上部の開口部から球直径の中心水平線迄の範囲で、複数のスリットを、成型時、又は切り込み加工等で入れておき、スリットの開口部の外側の上端部には、一体成型し、または、溶接等で固定したクランプブラケット115を備えて、このクランプブラケット115の小穴に、ボルトナット116に図示しないが、座金、バネ座金を装着して、ユニバーサルジョイントVの固定部111の内側に、合成樹脂又は、硬質ゴム等を材料とした摩擦クッション112を装着して、ユニバーサルジョイントVの可動部113を装着した後、適度の強さで締め付ける。
前述の、クランプブラケット115を固定する一箇所のボルトには、その頭部にハンドル118を固定して、その締緩により、可動部を可動し、又、任意の位置で固定する。
次に、可動部113の上部に、鉛直方向に傘手元把持具Eを、可動部113と一体成型し、又は溶接等で、傘手元把持具Eの底部を連結固定する。
傘手元把持具Eには直線型の傘手元Hを、傘手元把持具Eの、上部の開口部から差し入れて利用するが、傘手元把持具Eの側面に、小径のネジ穴を設けて、ネジ頭部にハンドルを固定した固定ネジ109を締緩し、傘手元Hが抜け出ないように固定し、又、傘の高さを調節する。
本発明の実施の形態において、各機能の回転、または固定の方法として、クランプブラケットに装着した、ハンドルを固定した調整ネジの締緩による方法を図示し、説明しているが、この方法に限定せず、他の方法、例えば、ブラケットを付けず、金属製や合成樹脂製等のバンドに締め付け具を装着し、その締緩に拠るものでもよい。
本発明の傘の保持装置は、自転車のハンドルポストや、ヒトの身体等に装着するので、構造上、傘の中棒の長さが、従来の、一般に使用されている傘の長さでは、長さが不足し、開かれた傘の、下ロクロがヒトの頭部に接触し、不具合である場合があるので、そのような場合は、あらかじめ傘中棒又は傘手元の長い傘を用意するか、又は、傘中棒の長さを延伸する延伸具を使用すればよいが、剛性や安全性、或いは美観を考慮すれば、被着体や、各人の身体にあった傘中棒の長さの傘を、使用することが望ましい。又、傘手元の形状も、J型でなく直線型(I型)が着脱に適しており、安定性も高く、外観もすっきりしているので、本説明は、傘手元の形状を直線型(I型)の傘を使用することを前提に説明しているが 従来の傘を使用したい場合は、傘中棒の延伸具の傘手元を直線型(I型)とし、本装置の傘手元把持具で把持し、延伸具上部先端に、従来、一般に使用されているクランプを固定して、従来の傘手元を把持し、固定する。
X・・・自転車のハンドル
A・・・被着部
B・・・取着具 C・・・回転管 D・・・ヒンジ E・・・傘手元把持具
F・・・傘中棒 G・・・ハンドル握部 H・・・傘手元
S・・・自転車のサドル 1、2・・・取着部二分割管
3 ・・・取着部二分割管のリブ 4 ・・・ボルトナット 25・・・下向き歯車歯 26・・・上向き歯車歯 5、6・・・上向き歯車取付用二分割管 W・・・水平部材 12・・・延出管 13・・・抜け止め溝 14、15・・・回転管雌ネジ穴
16、17・・・抜け止めネジ 18・・・回転管のスリット 19、20・・・回転管のクランプブラケット
21・・・調整ネジ 22・・・回転管の調整ネジハンドル 23・・・ナット 30・・・ヒンジの雄部 31・・・ヒンジ穴 32、33・・・ヒンジの雌部
34、35・・・傘手元把持具の二分割管
36、37・・・傘手元把持具のクランプブラケット 40、41・・・ボルト通し穴
42、43・・・ヒンジバネ座金又は合成樹脂パッキン
44・・・ヒンジのシャフト兼調整ネジ 45・・・ヒンジの調整ネジハンドル 46・・・ナット 47・・・傘手元把持具の調整ネジ 48・・・調整ネジハンドル 49・・・ナット 50・・・スリット
101・・・身体固定バンド 102・・・被着部固定基板 103・・・取り付け台 104・・・取り付け具
105・・・固定バンド着脱バックル 106・・・固定バンド長さ調整バックル
107・・・被着部固定ボルト、ナット
109・・・傘手元把持具の調整ハンドル
110・・・ユニバーサルジョイント固定台 111・・・ユニバーサルジョイント固定部
V・・・ユニバーサルジョイント 112・・・クッション 113・・・ユニバーサルジョイント可動部 115・・・固定部クランプブラケット 116・・・固定部ブラケットのボルト、ナット
117・・・固定台のボルト、ナット 118・・・固定部調整ハンドル
次に手段5は、図11の側面図と部材分解図、図12の上面図と部材分解図に例示するように、前記、取着具Bと前記傘手元把持具Eとの間に、前記延出管12を軸として回転し、且つ、任意の位置に固定出来る前記回転管Cと、鉛直面内で回転し、且つ、任意の位置に固定出来る前記ヒンジDを組み合わせ、固定していることを特徴とする、手段1、手段3、手段4に記載の傘の保持装置とする。
次に前記手段5の傘の保持装置を実施するための最良の形態を説明する。手段5の傘の保持装置は前記取着具Bと、傘手元把持具Eとの間に回転管CとヒンジDの、2方向の回転機能を組み合わせて設けるものであり、回転管CとヒンジDの配置順は何れでも良いが、本説明では、図11の側面図と部材分解図、図12の上面図と部材分解図に例示するように、手段3の傘の保持装置の機構の前記ヒンジを、先に説明した手段4の傘の保持装置の機構の、前記、回転管Cと、前記、傘手元把持具Eとの間に固定した構造の例を説明する。
従って手段5の、取着具B及び取着具Bの半割り管2から延出している延出管12迄の実施の形態は、前記手段4の傘の保持装置と全く同様である。

Claims (6)

  1. 自転車やヒトの身体等の鉛直方向の被着部を軸として、この被着部に水平方向に回転し、且つ、任意の位置に固定出来る取着具を取着し、前記取着具から水平方向に、腕状に延出している水平部材の、取着具と反対側の端部に、傘を保持する傘手元把持具を固定している構造により、傘手元の位置を、被着部を軸として、左右に略半円状に回転移動し、且つ、任意の位置に固定出来ることを特徴とする傘の保持装置。
  2. 前記被着部を、ヒトの身体に固定するため、身体の胴体部を取り巻く固定バンドを設け、その固定バンドと身体の前面部との間に、被着部固定基板を挟み込んで固定バンドに固定し、前記被着部固定基板の前面に、円柱状の被着部を鉛直方向に固定していることを特徴とする請求項1に記載の傘の保持装置。
  3. 前記水平部材と、前記傘手元把持具との間に、傘手元把持具が、水平部材の延出方向に鉛直面内で回転し、且つ、任意の位置で固定出来るヒンジが固定されていることを特徴とする請求項1に記載の傘の保持装置。
  4. 前記取着具から延出している水平部材を、円形の延出管とし、この延出管を軸として、回転し、且つ、任意の位置に固定出来る回転管を、前記延出管の外側に嵌め込み、又は内側に挿入して、前記回転管の、取着具の反対側に、前記傘手元把持具を固定して、傘手元把持具が、前記延出管の、延出方向の、略直角方向に回転し、且つ、任意の位置に固定出来ることを特徴とする請求項1に記載の傘の保持装置。
  5. 前記取着具から延出している、前記延出管を軸として回転し、且つ、任意の位置に固定出来る前記回転管の、前記取着具の反対側に、前記ヒンジを固定し、ヒンジの、取着具と回転管の反対側に、前記傘手元把持具を固定している構造を特徴とする請求項1、請求項3、請求項4のいずれかに記載の傘の保持装置。
  6. 前記取着具から延出している、前記水平部材の、前記取着具の反対側の端部に、前記水平部材の、上方の全方向に回転傾斜可能なユニバーサルジョイントの、可動部を支承して保持する固定部を固定し、可動部を、可動し、且つ、任意の位置で固定できる構造として、可動部に前記、傘手元把持具を固定していることを特徴とする請求項1記載の傘の保持装置。
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