JP2013028250A - ブレーキ解除ノブの組付け構造 - Google Patents

ブレーキ解除ノブの組付け構造 Download PDF

Info

Publication number
JP2013028250A
JP2013028250A JP2011165108A JP2011165108A JP2013028250A JP 2013028250 A JP2013028250 A JP 2013028250A JP 2011165108 A JP2011165108 A JP 2011165108A JP 2011165108 A JP2011165108 A JP 2011165108A JP 2013028250 A JP2013028250 A JP 2013028250A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cap
brake
release knob
brake release
knob
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2011165108A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5624958B2 (ja
Inventor
Eiji Kono
英治 河野
Satoru Masuda
覚 増田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Otsuka Koki Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Otsuka Koki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd, Otsuka Koki Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP2011165108A priority Critical patent/JP5624958B2/ja
Priority to US13/560,164 priority patent/US8789442B2/en
Priority to CN201210266973.0A priority patent/CN102897154B/zh
Publication of JP2013028250A publication Critical patent/JP2013028250A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5624958B2 publication Critical patent/JP5624958B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60TVEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
    • B60T7/00Brake-action initiating means
    • B60T7/02Brake-action initiating means for personal initiation
    • B60T7/08Brake-action initiating means for personal initiation hand actuated
    • B60T7/10Disposition of hand control
    • B60T7/102Disposition of hand control by means of a tilting lever
    • B60T7/104Disposition of hand control by means of a tilting lever with a locking mechanism
    • B60T7/105Disposition of hand control by means of a tilting lever with a locking mechanism the lock being released by means of a push button
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T74/00Machine element or mechanism
    • Y10T74/20Control lever and linkage systems
    • Y10T74/20576Elements
    • Y10T74/20582Levers
    • Y10T74/20612Hand
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T74/00Machine element or mechanism
    • Y10T74/20Control lever and linkage systems
    • Y10T74/20576Elements
    • Y10T74/20636Detents
    • Y10T74/20648Interrelated lever release
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T74/00Machine element or mechanism
    • Y10T74/20Control lever and linkage systems
    • Y10T74/20576Elements
    • Y10T74/20636Detents
    • Y10T74/20672Lever engaging rack
    • Y10T74/20696Finger lever release

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Braking Elements And Transmission Devices (AREA)

Abstract

【課題】所定の装着力が確実に得られ、且つ、組み付けの際に破損することなく確実に装着できるブレーキ解除ノブの組付け構造を提供する。
【解決手段】ブレーキレバー先端部11内にキャップ80が固定されており、キャップ80にはブレーキ解除ノブ20が挿通され、ブレーキ解除ノブ20の頭部21から延びた脚部22に形成されている鍔部23がキャップ80の内奥端85に掛かっており、ブレーキレバー先端部11内にはリリースロッド70の段差部72から細くなって延びる先端部がブレーキ解除ノブ20の脚部22よりもキャップ80の中心寄りに挿通されており、段差部72とキャップ80の内奥端85との間にブレーキ解除ノブ20の鍔部23が押圧されて狭持されるようにした。
【選択図】図1

Description

本発明は、ベース部材にブレーキレバーを起倒可能に枢支し、該ブレーキレバーを引き起こすことにより、ケーブルを介して制動部に力を伝達して制動力を発生させ、ブレーキの制動状態を解除する際には、ブレーキレバー先端部側に配設された、リリースロッド側から付勢されているブレーキ解除ノブを付勢力に抗して押し込みながら前記ブレーキレバーを倒すようにしたパーキングブレーキにおけるブレーキ解除ノブの組付け構造に関する。
従来のこの種のパーキングブレーキとしては、例えば特許文献1に記載されているようなものがある。
このようなレバー型のパーキングブレーキでは、ブレーキ制動状態を解除するためのブレーキ解除ノブは、樹脂製のリリースロッドの先端に設けた凹凸ダボ、乃至クリック感のある爪を用いて装着されている。
特開2010−58750号公報
しかしながら、このような従来の技術では、シマリバメの装着代のバラツキによる不都合が有った。すなわち、装着代が小さい場合には所定の装着力が得られないことがあり、一方、装着代が大きい場合にはノブが割れたりすることがあった。また、ブレーキ解除ノブとリリースロッドとの係合部が内部にあるため、ブレーキ解除ノブがリリースロッドに確実に装着されたことを確認することが困難であり、不完全な装着が発生し得るという問題点があった。
本発明は、このような従来の技術が有する問題点に着目してなされたもので、リリースロッドとブレーキ解除ノブとを、スキマバメで組み立てることによって装着させる事により、所定の装着力が確実に得られ、且つ、組み付けの際に破損することなく確実に装着できるブレーキ解除ノブの組付け構造を提供することを目的としている。
かかる目的を達成するための本発明の要旨とするところは、次の各項の発明に存する。
[1] ベース部材(2)にブレーキレバー(10)を起倒可能に枢支し、該ブレーキレバー(10)を引き起こすことにより、ケーブルを介して制動部に力を伝達して制動力を発生させ、ブレーキの制動状態を解除する際には、ブレーキレバー先端部(11)側に配設された、リリースロッド(70)側から付勢されているブレーキ解除ノブ(20)を付勢力に抗して押し込みながら前記ブレーキレバー(10)を倒すようにしたパーキングブレーキ(1)におけるブレーキ解除ノブ(20)の組付け構造において、
前記ブレーキレバー先端部(11)内に固定され、ブレーキ解除ノブ(20)を挿通可能に形成されたキャップ(80)を有し、
前記ブレーキ解除ノブ(20)は、頭部(21)と該頭部(21)から延びた脚部(22)とから成り、該脚部(22)は、前記キャップ(80)内に挿通された状態で前記キャップ(80)の内奥端(85)に掛かる鍔部(23)を有し、
前記リリースロッド(70)は、段差部(72)から細くなって延びる先端部(73)が前記ブレーキ解除ノブ(20)の脚部(22)よりも前記キャップ(80)の中心寄りに挿通され、前記段差部(72)と前記キャップ(80)の内奥端(85)との間に前記ブレーキ解除ノブ(20)の鍔部(23)を押圧して狭持するようにしたことを特徴とするブレーキ解除ノブ(20)の組付け構造。
[2] 前記キャップ(80)は、周壁に切り込みを入れて形成した固定爪(81)に、前記ブレーキレバー(10)の内周壁側に向かって突出した突起部(82)を有し、
前記ブレーキレバー(10)は、前記キャップ(80)の突起部(82)を嵌入させて前記キャップ(80)を固定するための凹部または穿孔を周壁に形成した嵌入部(13)を有することを特徴とする[1]に記載のブレーキ解除ノブ(20)の組付け構造。
[3] 前記ブレーキ解除ノブ(20)の鍔部(23)は、前記キャップ(80)内に挿通された前記脚部(22)と前記キャップ(80)の内壁との間隙幅よりも大きく突き出ていることを特徴とする[1]または[2]に記載のブレーキ解除ノブ(20)の組付け構造。
前記本発明は次のように作用する。
この組付け構造は、先ず、ブレーキ解除ノブ(20)をその脚部(22)側からキャップ(80)内に挿入し、脚部(22)の鍔部(23)をキャップ(80)の内奥端(85)に掛ける。鍔部(23)は、キャップ(80)内に挿通された脚部(22)とキャップ(80)の内壁との間隙幅よりも大きく突き出ている。したがって、ブレーキ解除ノブ(20)をキャップ(80)に挿入している途中では鍔部(23)がキャップ(80)の内壁によってキャップ(80)の中心方向に向かう力を受けている。ブレーキ解除ノブ(20)をさらに挿入して鍔部(23)がキャップ(80)の内奥端(85)の外に出ると、キャップ(80)の内壁から受けていた力が解消するので、脚部(22)は自然に延びた状態に戻り、鍔部(23)はキャップ(80)の内奥端(85)に掛かる。このようにして、ブレーキ解除ノブ(20)をキャップ(80)に挿入するだけでブレーキ解除ノブ(20)とキャップ(80)とを組み付けることができる。
次に、リリースロッド(70)が装着されているブレーキレバー先端部(11)内にキャップ(80)を挿入して組み付ける。キャップ(80)をブレーキレバー先端部(11)内に挿入して行くと、その側壁に形成された固定爪(81)の突起部(82)がブレーキレバー(10)の内周壁に凹部または穿孔として形成された嵌入部(13)に嵌入し、キャップ(80)はブレーキレバー(10)に固定される。
キャップ(80)をブレーキレバー先端部(11)内に挿入すると、リリースロッド(70)の段差部(72)から細くなって延びる先端部(73)がブレーキ解除ノブ(20)の脚部(22)よりもキャップ(80)の中心寄りに挿通される。リリースロッド(70)はブレーキ解除ノブ(20)をブレーキレバー先端部(11)から押し出す方向に付勢されている。
このため、キャップ(80)がブレーキレバー(10)の所定の位置に固定されると、キャップ(80)の内奥端(85)に掛かっているブレーキ解除ノブ(20)の鍔部(23)をリリースロッド(70)の段差部(72)が押圧する。これにより、ブレーキ解除ノブ(20)の鍔部(23)は、ブレーキ解除ノブ(20)をブレーキレバー(10)に押し込んでいないときは常にキャップ(80)の内奥端(85)とリリースロッド(70)の段差部(72)の間に狭持されている。
本発明にかかるブレーキ解除ノブの組付け構造によれば、リリースロッドとブレーキ解除ノブとをスキマバメで組み立ててあるので、ブレーキ解除ノブを破損することなく組み付けることができ、また、ブレーキ解除ノブの装着に所定の装着力が確実に得られるので、ブレーキ解除ノブが脱落しないようにすることができる。
本発明の一実施の形態に係るブレーキ解除ノブの組付け構造を示す断面図である。 本発明の一実施の形態に係るブレーキ解除ノブの組付け構造を備えるパーキングブレーキを示す斜視図である。 図2のパーキングブレーキの全体構成を説明する説明図である。 本発明の一実施の形態に係るブレーキ解除ノブの組付け構造を構成するブレーキ解除ノブとキャップの組付けを示す斜視図である。 図4のブレーキ解除ノブとキャップとが組み付けられた状態を示す斜視図である。 ブレーキ解除ノブが組み付けられたキャップをブレーキレバーに組み付ける様子を示す斜視図である。 ブレーキ解除ノブが組み付けられたキャップをブレーキレバーに組み付けた状態を示す斜視図である。
以下、図面に基づき本発明の好適な一実施の形態を説明する。
各図は本発明の一実施の形態を示している。
図1から3に示すように、本発明に係るパーキングブレーキ1は、車両の車体側に固定されたベース部材2にブレーキレバー10を起倒可能に枢支し、該ブレーキレバー10を手で引き起こすことにより、不図示のケーブルを介して制動部に力を伝達して制動力を発生させ、ブレーキの制動状態を解除する際には、ブレーキレバー先端部11側に配設された、ブレーキ解除ノブ20をブレーキレバー10内に押し込みながらブレーキレバー10を倒すようにするものである。ブレーキレバー10は、操作時の使用感を高めるために、操作の際に手で握持する部分がグリップGで覆われている。
ブレーキレバー10は、ブレーキレバー先端部11とは反対側の基端部12がベース部材2に枢支軸30によって起倒可能に取り付けられている。ベース部材2にはラチェット40が一体に形成されている。このラチェット40の歯41と係脱可能なポール部材50がブレーキレバー10に枢支軸31によって揺動可能に取り付けられている。
ポール部材50は、「く」字状に形成されており、枢支軸31の所で屈曲している。この屈曲して延びる一方の端部にはラチェット40の歯41と係脱する爪51が形成されている。ポール部材50のもう一方に延びる部分には、ねじりコイルバネ60のフック61が掛かっているフック受け部52が形成されている。フック61は、ねじりコイルバネ60のコイル部分から一方に延びた部分の端部を屈曲して形成された部分である。ポール部材50がねじりコイルバネ60によって付勢される方向は、爪51がラチェット40の歯41に係る方向である。
このポール部材50を付勢しているねじりコイルバネ60は、ブレーキレバー10に装着されている。ブレーキレバー10には、ピン32が取り付けられており、このピン32にねじりコイルバネ60のコイル部分が装着されている。
コイル部分から延びるもう一方の部分の端部に形成されたフック62は、リリースロッド70の基端部側に掛けられている。これにより、リリースロッド70は、ブレーキ解除ノブ20をブレーキレバー10のブレーキレバー先端部11から押し出す方向に付勢されている。
リリースロッド70の基端部側には、ブレーキの制動状態を解除する操作が行われたときにラチェット40の歯41に係止しているポール部材50の爪51を歯41から離れる方向にポール部材50を押すポール解除部71が形成されている。ブレーキの制動状態では、ポール部材50は、ねじりコイルバネ60によってラチェット40と噛み合う方向に付勢されているが、制動状態を解除する操作を行うと、ポール解除部71がねじりコイルバネ60の付勢力に抗してポール部材50をラチェット40から離すので、この状態でブレーキレバー10を倒すことによってブレーキの制動状態を解除することができる。
リリースロッド70の基端部とは反対側には、段差部72が形成されており、該段差部72から先は細くなった先端部73が延びている。この先端部73と基端部との中間には、リリースロッド70の動作を案内するための案内孔74,75が形成されている。案内孔74,75はリリースロッド70の延びる方向に延びた長穴であり、先端部73に近い案内孔74にはブレーキレバー10に設けられた案内軸33が挿入されている。同様に基端部に近い案内孔75にはブレーキレバー10に設けられた案内軸34が挿入されている。これにより、リリースロッド70は案内孔74,75の延びる方向にスムーズかつ確実に往復動させることができる。
ブレーキレバー先端部11内にはキャップ80が挿着されている。このキャップ80は、ブレーキ解除ノブ20を装着した状態でブレーキレバー先端部11に組み付けるためのものであり、ブレーキ解除ノブ20を挿通可能に中空に形成されている。キャップ80は、周壁に切り込みを入れて爪状に形成した固定爪81を有している。この固定爪81には、ブレーキレバー10の内周壁側に向かって突出した突起部82を有している。
キャップ80は、後述するブレーキ解除ノブ20の頭部21を収容すると共にリリースロッド70の先端部73が挿通されるノブ収容部83と、頭部21から延びる脚部22およびリリースロッド70の先端部73が挿通される脚部収容部84とが形成されている。脚部収容部84の横断面の面積はノブ収容部83の横断面の面積よりも小さいので、ブレーキ解除ノブ20の頭部21が脚部収容部84内まで押し込まれることはない。したがって、ノブ収容部83は、ブレーキ解除ノブ20の押し込み量を所定量までに制限する機能を果たしている。
ブレーキレバー10は、ブレーキレバー先端部11の両側壁に凹部または穿孔を形成して成る嵌入部13を有している。この嵌入部13は、キャップ80を挿入したときにキャップ80の突起部82が嵌入することによってキャップ80を固定できるようにしたものである。
ブレーキ解除ノブ20は、前記したように頭部21と該頭部21から延びた脚部22とから成る。脚部22は、キャップ80に組み付けられた状態でキャップ80がブレーキレバー10のブレーキレバー先端部11に挿着されたときに、リリースロッド70の先端部73を跨いで延びるような形状に形成されている。また、脚部22は、キャップ80内に挿通された状態で、脚部収容部84側の端部であるキャップ80の内奥端85に掛かる鍔部23を有している。
この鍔部23は、ブレーキ解除ノブ20をキャップ80に組み付けたときに、キャップ80の内奥端85に掛かるように脚部22の先端部から外側に向かって突き出している。キャップ80内にブレーキ解除ノブ20を装着した状態では、ブレーキ解除ノブ20が出没動作できるようにするためにキャップ80の内壁とブレーキ解除ノブ20との間に小さな間隙ができる。鍔部23は、この間隙幅よりも大きく突き出ているが、間隙幅とキャップ80の脚部収容部84の周壁の厚みとを足した寸法以下の大きさで突き出ている。
リリースロッド70は、ブレーキ解除ノブ20を装着したキャップ80がブレーキレバー10に装着されている状態では、先端部73がブレーキ解除ノブ20の脚部22よりもキャップ80の中心寄りに挿通されて頭部21内まで延びている。すなわち、リリースロッド70の先端部73とキャップ80の脚部収容部84の内壁との間にブレーキ解除ノブ20の脚部22が入り込んでいる。
脚部22の鍔部23は、リリースロッド70の段差部72とキャップ80の内奥端85との間に入り込んでいる。リリースロッド70は、ねじりコイルバネ60によって先端部73がブレーキ解除ノブ20の脚部22をブレーキレバー10のブレーキレバー先端部11から押し出す方向に付勢されているので、鍔部23はリリースロッド70の段差部72に押圧されてキャップ80の内奥端85との間に狭持されている。
次に本実施の形態に係るブレーキ解除ノブの組付け構造の作用を説明する。
図4〜図7は、順にブレーキ解除ノブをブレーキレバー10に組み付ける行程を示している。
図4は、ブレーキ解除ノブ20をキャップ80に装着する行程を示している。
ブレーキ解除ノブ20をキャップ80に装着するには、ブレーキ解除ノブ20の脚部22側から先にキャップ80内に挿入する。頭部21がキャップ80のノブ収容部83に入りかけると、鍔部23が突き出している分だけ脚部22がキャップ80の内壁からキャップ80の中心方向に向かう力を受ける。
図5に示すように、鍔部23がキャップ80の内奥端85の外に出るまでブレーキ解除ノブ20を挿入して行くと、キャップ80が内壁から外れて内壁から受けていた力が解消する。これにより、脚部22は元の自然に延びた状態に戻るので、鍔部23はキャップ80の内奥端85に掛かる。このようにして、ブレーキ解除ノブ20をキャップ80に挿入するだけでブレーキ解除ノブ20をキャップ80に容易かつ確実に組み付けることができる。
図6に示すように、ブレーキレバー10には予めリリースロッド70やその他の部材を取り付けてある。したがって、後はブレーキ解除ノブ20を組み付けたキャップ80をブレーキレバー先端部11に挿着すればよい状態になっている。
キャップ80をブレーキレバー先端部11内に押し込んで行くと、キャップ80の周壁に形成された固定爪81の突起部82がブレーキレバー10の内周壁に形成された嵌入部13に至ったところで、嵌入部13に嵌入する。これにより、ブレーキ解除ノブ20を装着したキャップ80は、ブレーキレバー10に固定される。
キャップ80をブレーキレバー先端部11内に挿入する際には、リリースロッド70の段差部72から細くなって延びる先端部73がキャップ80の中心を通っている。リリースロッド70は、ねじりコイルバネ60によってブレーキ解除ノブ20をブレーキレバー先端部11から押し出す方向に付勢されている。
このため、キャップ80の内奥端85に掛かっているブレーキ解除ノブ20の鍔部23は、リリースロッド70の段差部72によって押圧される。これにより、ブレーキ解除ノブ20の鍔部23は、ブレーキ解除ノブ20をブレーキレバー10内に押し込んでいないときは常にキャップ80の内奥端85とリリースロッド70の段差部72の間に狭持されている。
また、ブレーキ解除ノブ20をブレーキレバー10内に押し込んだときには、鍔部23はキャップ80の内奥端85から離れるが、脚部22よりもキャップ80の中心寄りをリリースロッド70の先端部73が延びているので、脚部22は、キャップ80の中心側にほとんど撓まない。したがって、押し込んだブレーキ解除ノブ20を戻したときに、鍔部23がリリースロッド70の先端部73とキャップ80との隙間に入り込んでしまい、キャップ80からブレーキ解除ノブ20が脱落してしまうような不都合は皆無である。
以上のような組付け構造を有しているので、ブレーキ解除ノブ20には、所定の装着力が確実に得られ、且つ、組み付けの際に破損することなく確実に装着することができる。
なお、本発明の実施の形態を図面によって説明してきたが、具体的な構成は前述したような実施の形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。例えば、本実施の形態では、一本の脚部22がキャップ80の内奥端85の上縁に掛かるものとして例示したが、同様に延びる脚部22を内奥端85の下縁に掛かるようにしても良い。また、内奥端85の上縁と下縁それぞれに掛かる別個の脚部22を同時に有するものとしても良い。
さらに、脚部22は、キャップ80の内奥端85の上縁や下縁に掛かるものに限らず、内奥端85の左右の側縁に掛かるようにしたものでもよい。この場合は、内奥端85の側縁に掛かる鍔部23に当接して押圧する部分をリリースロッド70の側面に設けておけばよい。
本発明に係るブレーキ解除ノブの組付け構造の思想は、レバーの操作に係るノブが装着され、該ノブには該ノブの操作方向とは逆向きの付勢力が働いているレバー一般に広く適用することができる。
G…グリップ
1…パーキングブレーキ
2…ベース部材
10…ブレーキレバー
11…ブレーキレバー先端部
12…基端部
13…嵌入部
20…ブレーキ解除ノブ
21…頭部
22…脚部
23…鍔部
30…枢支軸
31…枢支軸
32…ピン
33…案内軸
34…案内軸
40…ラチェット
41…歯
50…ポール部材
51…爪
52…フック受け部
60…ねじりコイルバネ
61…フック
62…フック
70…リリースロッド
71…ポール解除部
72…段差部
73…先端部
74…案内孔
75…案内孔
80…キャップ
81…固定爪
82…突起部
83…ノブ収容部
84…脚部収容部
85…内奥端

Claims (3)

  1. ベース部材にブレーキレバーを起倒可能に枢支し、該ブレーキレバーを引き起こすことにより、ケーブルを介して制動部に力を伝達して制動力を発生させ、ブレーキの制動状態を解除する際には、ブレーキレバー先端部側に配設された、リリースロッド側から付勢されているブレーキ解除ノブを付勢力に抗して押し込みながら前記ブレーキレバーを倒すようにしたパーキングブレーキにおけるブレーキ解除ノブの組付け構造において、
    前記ブレーキレバー先端部内に固定され、ブレーキ解除ノブを挿通可能に形成されたキャップを有し、
    前記ブレーキ解除ノブは、頭部と該頭部から延びた脚部とから成り、該脚部は、前記キャップ内に挿通された状態で前記キャップの内奥端に掛かる鍔部を有し、
    前記リリースロッドは、段差部から細くなって延びる先端部が前記ブレーキ解除ノブの脚部よりも前記キャップの中心寄りに挿通され、前記段差部と前記キャップの内奥端との間に前記ブレーキ解除ノブの鍔部を押圧して狭持するようにしたことを特徴とするブレーキ解除ノブの組付け構造。
  2. 前記キャップは、周壁に切り込みを入れて形成した固定爪に、前記ブレーキレバーの内周壁側に向かって突出した突起部を有し、
    前記ブレーキレバーは、前記キャップの突起部を嵌入させて前記キャップを固定するための凹部または穿孔を周壁に形成した嵌入部を有することを特徴とする請求項1に記載のブレーキ解除ノブの組付け構造。
  3. 前記ブレーキ解除ノブの鍔部は、前記キャップ内に挿通された前記脚部と前記キャップの内壁との間隙幅よりも大きく突き出ていることを特徴とする請求項1または2に記載のブレーキ解除ノブの組付け構造。
JP2011165108A 2011-07-28 2011-07-28 ブレーキ解除ノブの組付け構造 Expired - Fee Related JP5624958B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011165108A JP5624958B2 (ja) 2011-07-28 2011-07-28 ブレーキ解除ノブの組付け構造
US13/560,164 US8789442B2 (en) 2011-07-28 2012-07-27 Assembled structure of brake release knob
CN201210266973.0A CN102897154B (zh) 2011-07-28 2012-07-30 制动解除按钮的组装构造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011165108A JP5624958B2 (ja) 2011-07-28 2011-07-28 ブレーキ解除ノブの組付け構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013028250A true JP2013028250A (ja) 2013-02-07
JP5624958B2 JP5624958B2 (ja) 2014-11-12

Family

ID=47569736

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011165108A Expired - Fee Related JP5624958B2 (ja) 2011-07-28 2011-07-28 ブレーキ解除ノブの組付け構造

Country Status (3)

Country Link
US (1) US8789442B2 (ja)
JP (1) JP5624958B2 (ja)
CN (1) CN102897154B (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6641259B2 (ja) * 2016-10-13 2020-02-05 豊田鉄工株式会社 パーキングブレーキレバー装置
JP6595543B2 (ja) * 2017-08-30 2019-10-23 本田技研工業株式会社 パーキングブレーキ装置

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61145065U (ja) * 1985-03-01 1986-09-06
JPH0393264U (ja) * 1990-01-16 1991-09-24
JPH03108572U (ja) * 1990-02-22 1991-11-07
JPH062423U (ja) * 1991-10-29 1994-01-14 黒石鉄工株式会社 グリップ構造
JP2004322951A (ja) * 2003-04-28 2004-11-18 Nissin Kogyo Co Ltd ハンドブレーキレバー装置
JP3135920U (ja) * 2007-07-20 2007-10-04 日信工業株式会社 ハンドブレーキレバーのノブ構造
JP2010018247A (ja) * 2008-07-14 2010-01-28 Otsuka Koki Co Ltd パーキングブレーキ装置
JP2010058750A (ja) * 2008-09-05 2010-03-18 Otsuka Koki Co Ltd パーキングブレーキ装置

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7658126B2 (en) * 2001-05-25 2010-02-09 Ventra Group, Inc. Safety release feature
KR100484320B1 (ko) * 2002-11-08 2005-04-20 경창산업주식회사 주차 브레이크 레버
DE10324040A1 (de) * 2003-05-27 2005-01-05 Adam Opel Ag Handbremshebel
US20100242666A1 (en) * 2006-02-02 2010-09-30 Yeon-Soo Kim Anti-loosening device for parking brake
JP4562706B2 (ja) * 2006-08-17 2010-10-13 豊田鉄工株式会社 パーキングブレーキ操作装置
DE102009022461B4 (de) * 2009-05-22 2012-12-06 Dietz-Automotive Gmbh & Co. Kg Betätigungsvorrichtung für eine Feststellbremse
CN201472352U (zh) * 2009-08-13 2010-05-19 章奇江 手刹按钮装置
CN101890946A (zh) * 2010-07-20 2010-11-24 曹显亮 车辆的一种驻车制动装置
CN201842078U (zh) * 2010-09-28 2011-05-25 邹建良 一种汽车手刹手柄

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61145065U (ja) * 1985-03-01 1986-09-06
JPH0393264U (ja) * 1990-01-16 1991-09-24
JPH03108572U (ja) * 1990-02-22 1991-11-07
JPH062423U (ja) * 1991-10-29 1994-01-14 黒石鉄工株式会社 グリップ構造
JP2004322951A (ja) * 2003-04-28 2004-11-18 Nissin Kogyo Co Ltd ハンドブレーキレバー装置
JP3135920U (ja) * 2007-07-20 2007-10-04 日信工業株式会社 ハンドブレーキレバーのノブ構造
JP2010018247A (ja) * 2008-07-14 2010-01-28 Otsuka Koki Co Ltd パーキングブレーキ装置
JP2010058750A (ja) * 2008-09-05 2010-03-18 Otsuka Koki Co Ltd パーキングブレーキ装置

Also Published As

Publication number Publication date
CN102897154B (zh) 2016-05-25
JP5624958B2 (ja) 2014-11-12
CN102897154A (zh) 2013-01-30
US8789442B2 (en) 2014-07-29
US20130025402A1 (en) 2013-01-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5883345B2 (ja) シートの固定装置
JP2010177132A (ja) ラッチ構造及びコネクタ付きケーブル
JP5624958B2 (ja) ブレーキ解除ノブの組付け構造
JP2013173437A (ja) ワイパレバーアッセンブリ及びワイパブレード
JP2007310233A (ja) プラガブル光トランシーバ
TW201117968A (en) Appication-film transfer tool
JP5548226B2 (ja) キャスタの制動構造
JP6583749B2 (ja) フック装置
JPH10110718A (ja) コントロールケーブルの端末取付構造
JP2005297646A (ja) ワイパブレードの連結構造及び車両用ワイパ装置
JP2001190433A (ja) 着脱取手構造
JP5225889B2 (ja) ランプ取付構造および照明器具
JP5276918B2 (ja) 車両用スライドレール装置
JP4634471B2 (ja) ワイパーアーム
JP6053101B2 (ja) ロール紙用ホルダ
JP2007022359A (ja) ワイパーアーム用ストッパ部材及びワイパーアーム
JP7406954B2 (ja) 車両内装部材の取付装置
JP5469560B2 (ja) 筆記具のクリップ構造
JP2005331012A (ja) バネ取付構造
JP4443544B2 (ja) 樋支持具
JP2013001137A (ja) パーキングブレーキ操作装置
JP6490730B2 (ja) ワイパーブレード用結合部材
JP2018176413A (ja) 工具用ブラケット
JP5770438B2 (ja) 筆記具のクリップ構造
KR100793638B1 (ko) 헤드레스트 스윙구조

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130912

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140227

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140902

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140929

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5624958

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees