JP2013027950A - 短冊状シートの採取装置 - Google Patents

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Nobuyuki Nakura
伸之 名倉
Yasuo Nishigaki
泰男 西垣
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Abstract

【課題】シート状物から短冊状シートを切り出すに際し、巻芯ロールへの貼り付け等の余分な作業を必要とせず、長い短冊状シートであっても皺や傷が入ることなくきれいに巻き取れ、特別な駆動装置も必要とせず、しかも安全性にも優れた短冊状シートの採取装置を提供する。
【解決手段】支持板12と、切断方向Cと平行となるように前記支持板に取り付けられた2枚の切断刃11a、11bと、少なくとも一方の底部が開口15となっている円筒状の巻取部14と、を有し、前記巻取部は、前記2枚の切断刃で切断され前記切断方向とは反対の方向Dへ送られる短冊状シートが、この巻取部の開口を通って巻取部の内部に入るように前記支持板に取り付けられており、前記切断方向と前記巻取部の中心軸17とのなす角度(鋭角)が30度以上70度以下である。
【選択図】図2

Description

本発明は、プラスチックフィルム、紙、発泡シート、布材、不織布などの広いシート状物から細長い短冊状にシートを採取する装置に関する。
プラスチックフィルム、紙、発泡シート、布材、不織布などのシート状物の厚みを管理するために、シート状物から細長い短冊状のシートを切り出し、この短冊状シートの厚みをマイクロメータで測定することがある。この短冊状シートは、カッター等の刃物を用いて人手によりシート状物から切り出している。あるいは、カッター等を装着した装置を使用してシート状物から切り出している。この装置を使用する方法では、短冊状シートをロールに巻き付けながら切り出している。
しかしながら、人手により短冊状シートを切り出す方法では作業に時間がかかり、特に長い短冊状シートを切り出す場合には、途中で短冊状シートが折れ曲がって皺や傷が入り、正確な厚みが測定できないことがある。また、刃物を手に持って作業をするため、怪我をする危険もある。特に厚みの厚いシート状物では、短冊状シートを切り出すために力を入れる必要があり、さらに危険となる。
カッター等を装着した装置を使用する方法では、短冊状シートをロールの巻芯に貼り付ける作業が必要となり手間がかかる。また、短冊状シートを巻き取るためロールを駆動する必要や、短冊状シートを切り出す速度に応じてロールの速度を調整する必要があり、大がかりな装置になってしまう。
本願発明の目的は、シート状物から短冊状シートを切り出すに際し、巻芯ロールへの貼り付け作業等の余分な作業を必要とせず、長い短冊状シートであっても皺や傷が入ることなくきれいに巻き取りながら切り出すことができ、特別な駆動装置も必要とせず簡便に切り出すことができ、しかも安全性にも優れた短冊状シートの採取装置を提供することである。
上記課題を解決する本発明の短冊状シートの採取装置は、シート状物から短冊状にシートを切り出し、この切り出した短冊状シートを連続して巻取り採取する装置であって、
支持板と、
切断方向が平行となるように前記支持板に取り付けられた2枚の切断刃と、
少なくとも一方の底部が開口となっている円筒状の巻取部と、を有し、
前記巻取部は、前記2枚の切断刃で切断され前記切断方向とは反対の方向へ送られる短冊状シートが、この巻取部の開口を通って巻取部の内部に入るように前記支持板に取り付けられており、
前記切断方向と、前記巻取部の中心軸とのなす角度(鋭角)が30度以上70度以下である。
本願発明によれば、シート状物から短冊状シートを切り出すに際し、作業効率がよく切り出せ、長い短冊状シートであっても皺や傷が入ることなくきれいに巻き取りながら切り出すことができ、特別な駆動装置も必要とせず簡便に切り出すことができる。
本発明の短冊状シートの採取装置の一形態の概略側面図である。 図1に示す短冊状シートの採取装置をI−I’線で切断し、それをA方向から見た矢視図である。
以下図面に基づいて、本発明の短冊状シートの採取装置について説明する。ただし、本発明の短冊状シートの採取装置は、図面に示した形態に限られるものではない。
図1は本発明の短冊状シートの採取装置の一形態の概略側面図である。図2は、図1の短冊状シートの採取装置をI−I’線で切断し、それをA方向から見た矢視図である。
短冊状シートの採取装置1は、シート状物から短冊状にシートを切断するための2枚の切断刃11a,11bと、切断された短冊状シートを搬送するための支持板12と、搬送されてきた短冊状シートを巻き取るための円筒状の巻取部14とで少なくとも構成されている。この短冊状シートの採取装置1で短冊状シートを切り出すには、まずシート状物の端に、装置1の切断刃11a,11bの切断面を当てる。そして、そのまま装置1全体を切断方向Cに動かしながら、切断刃11a,11bによりシート状物から短冊状にシートを切断する。そして切断された短冊状シートは、装置1全体が切断方向Cに動くのに応じて、支持板12の上を搬送方向Dに進んでいく。そして、短冊状シートは、巻取部14の開口15から巻取部14の中に入り、巻取部14の内壁面16に沿って湾曲しながら巻き取られていく。
2枚の切断刃11a,11bは、それぞれの切断方向が平行となるように支持板14に取り付けられている。切断刃11a,11bは任意の方法で支持板12に取り付ければよい。また、切断刃11a,11bの種類は特に限定されず、通常のカッターや丸刃カッターなど、切断するシート状物に応じて任意のものを選べばよい。また、切断刃の取り付け角度もシート状物が切断し易いように任意の角度に調整すればよい。
切断刃11aと11bの間隔Wが短冊状シートの幅になる。この間隔Wを狭くし過ぎると短冊状シートの剛性が小さくなり過ぎるため、巻取部14内で巻き取られる際に短冊状シートが折れ曲がる場合がある。また、後述するように巻取部14が回転できるようになっていても、短冊状シートが巻取部14に回転方向の力を伝えることが出来ない場合がある。逆に間隔Wを広くし過ぎると短冊状シート自体の自重にシートの剛性が耐えられなくなり、短冊の形状を保持することが出来ず、巻取部14内で巻き取られる際に短冊状シートが折れ曲がる場合がある。そのため、切断刃の間隔Wは切断するシートに応じて、短冊状シートとしての剛性があり、また、短冊の形状を保持することができる幅にする必要がある。
切断刃11a,11bで切断された短冊状シートは、支持板12の上を切断方向Cとは正反対の搬送方向Dへ進んでいく。この短冊状シートが進んでいく方向に円筒状の巻取部14が支持板12に取り付けられている。
巻取部14は少なくとも一方の底部が開口15となっている。そして、巻取部14は、この開口14Aから短冊状シートが入ってこられるような位置や角度で支持板12に取り付けられている。具体的には、巻取部14は、その円筒の中心軸17と切断方向Bとのなす角度θ(鋭角)が30度以上70度以下となるように取り付けられている。角度θが30度以上であると、開口15から巻取部14の中に入った短冊状シートが、巻取部14の中をそのまま進み、少なくとも一部分が巻取部14の内壁面16にあたる。内壁面16は緩やかな曲面になっているので、内壁面16にあたった短冊状シートは内壁面16に沿って湾曲し、そのまま内壁面16に沿って進んでいく。このようにして、連続して巻取部14の中に入ってくる短冊状シートが内壁面16に沿って自然に円くなりながら進み、巻き取られていく。角度θが30度未満であると、短冊状シートの大部分は内壁面16ではなく巻取部14の円筒の底面にあたるので、内壁面16に沿って緩やかに湾曲できなくなる。その結果、短冊状シートを自然に円く巻き取ることができなくなる。一方、角度が70度より大きくなると、短冊状シートの一部が巻取部からはみ出してしまい、うまく巻き取ることができなくなる。角度θの下限は45度以上が好ましく、上限は65度以下が好ましい。
巻取部14の円筒の内径の大きさは特に限定されないが、内径が小さ過ぎると短冊状シートが湾曲しづらくなるので、シート状物の材質や剛性によっては短冊状シートがうまく巻き取れない場合がある。一方、内径が大きくなると、短冊状シートは巻き取り易くなるが、装置全体が大きくなり取り扱いにくくなる。したがって、内径の大きさは、対象となるシート状物の材質や剛性、装置の取り扱い性などを考慮して適宜決めればよい。
また、巻取部14の円筒の内側の高さは、短冊状シートを収める必要があるので少なくとも短冊状シートの幅、つまり切断刃11aと11bの間隔W以上の長さが必要である。また、高さの上限は特に限定されないが、高さが長すぎると装置全体が大きくなるので、装置の取り扱いにくくなる。したがって、内側の高さは、切り出そうとする短冊状シートの幅や装置の取り扱い性などを考慮して適宜決めればよい。
巻取部14は、巻取部14内で巻き取られている短冊状シートが飛び出さないように、開口15側とは反対側の底面が完全に塞がっていることが好ましい。ただし、内壁面16の縁を折り曲げておく等をして短冊状シートが飛び出さないようにしてあれば、底面を完全に塞がなくてもよい。また、内壁面16の開口15側の縁も、短冊状シートを飛び出しにくくするために折り曲げておくことが好ましい。
シート状物の材質や表面状態、あるいは巻取部14の材質や内壁面16の表面状態によっては、短冊状シートと内壁面16とが滑りにくくなり、短冊状シートが緩やかに湾曲せず、短冊状シートをきれいに円く巻き取れないことがある。そのため、巻取部14は中心軸17を中心に回転できるように支持板12に取り付けられていることが好ましい。巻取部14が回転できるように取り付けられていれば、短冊状シートと内壁面16とが滑りにくい場合でも、短冊状シートで内壁面16を押しつけながら巻取部14を回転させることができるので、短冊状シートをきれいに円く巻き取ることができる。そして、この短冊状シートが進んでいく力を、巻取部14の回転する力にうまく変換できるようにする意味でも、巻取部14の中心軸17と切断方向Bとのなす角度(鋭角)は30度以上であるのが好ましい。
巻取部14を回転できるように取り付ける方法は特に限定されないが、図2のようにベアリングを備えた回転軸で巻取部14を支える構造が例示できる。この図2の構造では、巻取部14に、ベアリング24A,24Bを具備したベアリングユニット22が、ボルト25によって取り付けられている。ベアリングユニット16は巻取部支持体21に固定された固定軸26をベアリング24a,24bで受けている。巻取部支持体21は支持板12に固定されている。このようにして、巻取部支持体21の内側で、巻取部14が自由に回転できるような構造となっている。これ以外にも、固定軸26を滑りの良い材料にすることで、ベアリングを使わない構造にすることもできる。
支持板12や巻取部14の材質は特に限定されず、いずれの樹脂や金属を使うこともできる。なかでも、軽さや剛性の点でアルミが好ましい。
短冊状シートが巻取部14の中に入りやすくするために、巻取部14の開口15の近くに、短冊状シートを支持板12から少し持ち上げるようにするガイド13を設けることも好ましい。
切断刃11a,11bには、不意に指先が刃に触れて怪我などをしないようにするために、カバーを設けることも好ましい。
短冊状シートを切り出す対象となるシート状物は特に限定はされないが、ある程度厚みがあり硬さのあるシートの方が、端部から切断刃11a,11bを入れやすく、また巻き取りもし易いので好ましい。
切断刃の間隔Wが38mm、巻取部の内径(直径)が88mm、巻取部の内側の高さが45mm、短冊状シートの切断方向と巻取部の中心軸とのなす角度θが55度の短冊状シートの採取装置を準備した。この装置を使って、厚み188μmのポリエステルフィルムから短冊状シートを切り出し、同時に巻取部内に短冊状シートを巻き取った。短冊状シートが途中で折れまがることもなく、長さ5mの短冊状シートをきれいに巻き取ることができた。
1:短冊状シートの採取装置
11a、b:切断刃
12:支持板
13:ガイド
14:巻取部
15:巻取部の開口
16:巻取部の内壁面
17:巻取部の中心軸
21:巻取部支持体
22:ベアリングユニット
24a、b:ベアリング
25:ボルト
26:固定軸
B:巻取部の回転方向
C:短冊状シートの切断方向
D:短冊状シートの搬送方向

Claims (2)

  1. シート状物から短冊状にシートを切り出し、この切り出した短冊状シートを連続して巻き取り採取する装置であって、
    支持板と、
    切断方向が平行となるように前記支持板に取り付けられた2枚の切断刃と、
    少なくとも一方の底部が開口となっている円筒状の巻取部と、を有し、
    前記巻取部は、前記2枚の切断刃で切断され前記切断方向とは反対の方向へ送られる短冊状シートが、この巻取部の開口を通って巻取部の内部に入るように前記支持板に取り付けられており、
    前記切断方向と、前記巻取部の中心軸とのなす角度(鋭角)が30度以上70度以下である、短冊状シートの採取装置。
  2. 前記巻取部が、中心軸を中心として回転自在に支持板にとりつけられた、請求項1の短冊状シートの採取装置。
JP2011165260A 2011-07-28 2011-07-28 短冊状シートの採取装置 Withdrawn JP2013027950A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108098865A (zh) * 2017-12-27 2018-06-01 兖矿集团邹城金通橡胶有限公司 一种胶片切割机构

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