JP2013027182A - 電力変換装置 - Google Patents

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淑裕 佐久間
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Abstract

【課題】電力変換装置の平滑コンデンサ部が未接続であった場合に回路遮断となり逆変換部に電力が供給されない仕組みの電力変換装置を提供する。
【解決手段】交流電源から電力を供給される順変換部と、前記順変換部と接続された逆変換部と、前記順変換部と前記逆変換部との間に配置されたコンデンサと、を備える電力変換装置であって、前記順変換部と前記逆変換部は、前記コンデンサを介して接続される。
【選択図】図1

Description

本発明は、電力変換装置に関する。
電力変換装置に用いられる平滑コンデンサの容量抜けに関する技術については、例えば特許文献1に開示されている。
特開2007−252057号公報
電力変換装置において用いられる平滑コンデンサは有寿命部品である為、メンテナンス時に交換を行う場合がある。この際、作業ミス等により平滑コンデンサが接続されない状態で通電、運転された場合、入力した電力を蓄える部分がなくなるため、電力変換装置の素子に不安定かつ過大な負荷がかかり問題となる場合が想定され、電力変換装置は本来の性能を発揮できない場合がある。
平滑コンデンサが異常な状況を検出する手段として、特許文献1の平滑コンデンサ容量抜けの検出方法があるが、特許文献1に発明では電力変換装置に平滑コンデンサが未接続であることの検出を行うことができない。
本発明の目的は、電力変換装置の平滑コンデンサ部が未接続であった場合に回路遮断となり逆変換部に電力が供給されない仕組みの電力変換装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、例えば、交流電源から電力を供給される順変換部と、前記順変換部と接続された逆変換部と、前記順変換部と前記逆変換部との間に配置されたコンデンサと、
を備える電力変換装置において、前記順変換部と前記逆変換部は、前記コンデンサを介して接続されるという構成をとる。
本発明によれば、電力変換装置の平滑コンデンサ部未接続となった場合であっても回路遮断となり電力が供給されない仕組みの電力供給装置を提供することができる。
本発明にかかる電力変換装置の構成図の例である。 従来の電力変換装置の構成図の例である。 図2の逆変換部の動作を説明するために簡易化した例である。 図3で平滑コンデンサが接続されない状態の逆変換部を説明するための例である。
以下、図面を用いて実施例につき説明する。なお、本発明は図示例に限定されるものではない。本実施例では、従来の電力供給装置の平滑コンデンサが未接続時に起こりうる現象の例と本発明によりその現象を起こらないようにできる例を説明する。
図1は本発明における電力変換装置200の構成図の例である。また、図2は従来技術における電力変換装置100の構成図の例である。これら電力変換装置の構成図の例には、一般的なPWM(Pulse Width Modulation)方式インバータ装置の一実施形態ブロック構成図が示されている。PWM方式は、一定周期毎に方形波出力電圧のパルス幅を変化させることにより、この周期間の出力電圧を変化させるものである。
以下の説明でのIGBTとは、”Insulated Gate Bipolar Transistor”の略であり、絶縁ゲート型バイポーラ・トランジスタのことである。また、FWDとは、“Fly Wheel Diode”の略である。
まず、図2に記載されている従来技術における電力変換装置100について説明する。図2に示すように、交流電源1からの交流電力を順変換部2で整流し、直流電圧に変換する。該直流電圧を電解コンデンサ31及び32にて平滑し、逆変換部4にて交流電力へ変換する。
逆変換部4のブリッジ回路は、IGBTのS1と逆並列に接続されたFWDのD1からなるスイッチング素子、IGBTのS3と逆並列に接続されたFWDのD3からなるスイッチング素子、IGBTのS5と逆並列に接続されたFWDのD5からなるスイッチング素子で構成される上アーム、IGBTのS2と逆並列に接続されたFWDのD2からなるスイッチング素子、IGBTのS4と逆並列に接続されたFWDのD4からなるスイッチング素子、IGBTのS6と逆並列に接続されたFWDのD6からなるスイッチング素子で構成される下アームとからなっている。
図2の従来技術における電力変換装置100の構成によれば、電解コンデンサ32をP21、N21の計2点で取り外した場合、逆変換部4への回路が遮断とならないため逆変換部4に電力が供給されることがわかる。
なお、SWは電源投入時の瞬時過電流突入防止用のスイッチであり、マグネットコンタクタでも良いし、サイリスタでも差し支えない。
図3は図2の従来技術における電力変換装置100の構成であり、逆変換部4の動作を簡単に説明するため、上下アームのスイッチング素子をそれぞれ2個ずつで構成された単相ブリッジを例にとる。IGBTのS31と逆並列に接続されたFWDのD31からなるスイッチング素子、IGBTのS33と逆並列に接続されたFWDのD33からなるスイッチング素子で構成される上アーム、IGBTのS32と逆並列に接続されたFWDのD32からなるスイッチング素子、IGBTのS34と逆並列に接続されたFWDのD34からなるスイッチング素子で構成される下アームとからなっている。Lはモータ等のインダクタンス負荷をしめす。なお、図3における逆変換部4の動作については図2の構成の場合と相違ない。また、図4は図3に示す電解コンデンサ3が未接続の状態で通電、運転された場合の例である。
図3において、T1区間でIGBTのS31及びS34がONし、Lに電圧VLが印加され電流ILが徐々に上昇する。T2区間でS34がOFFした場合、電流ILはIGBTのS31及びFWDのD33を通過する形で還流電流となって流れる。T3区間においてS31がOFFするとILはFWDのD33,電解コンデンサ32、FWDのD32を通して流れる。すなわちT3区間ではLによって誘導される電流ILが電解コンデンサ32を充電する形で電流が流れる。通常の運転状態ではこのようなON、OFF動作が繰り返される事により行われる。
図4は図3における電解コンデンサ32をP21、N21の計2点で取り外した場合に通電・運転した場合である。T1、T2区間までは図3と同様の動きとなるがT3区間のモードに入った時、電解コンデンサ32がない為、電流の通過ルートが遮断される形となる。L負荷において、電流ルートが無い状態で電流を遮断した場合、大きな誘起電圧が発生する事になる。従って、Lの電圧VLが非常に大きな電圧となり、正常な制御が出来ないだけでなく、IGBT素子の耐電圧を脅かす可能性もあり問題となりうる。
次に、本実施例にかかる電力変換装置200について図1を用いて説明する。なお、図2と共通する部分に関する説明は省略し、異なる部分について詳細に説明する。図1と図2の回路構成上の異なる部分は、図1における電解コンデンサ31と図2における電解コンデンサ32である。
図1にかかる電力変換装置200においては、電解コンデンサ31をP11及びP12、N11及びN12の計4点で取り外した場合、逆変換部4への回路が遮断となり逆変換部4に電力が供給されないことがわかる。
電解コンデンサ31の二つの接続部はそれぞれ二股に分かれており、二股に分かれたそれぞれの端部の一端は順変換部2側に、他の一端は逆変換部4側に接続されているようになっている。そのため、電解コンデンサ31を外した状態においては、逆変換部4は逆変換部2から遮断された状態になっている。
そのため、作業ミス等により平滑コンデンサ31の電力変換装置200への接続が正確に行われなかった場合には、逆変換部4は順変換部2から遮断された状態となるため、逆変換部4に電力が供給されることはない。
また、上記の各構成、機能、処理部、処理手段等は、それらの一部又は全部を、例えば集積回路で設計する等によりハードウェアで実現してもよい。また、上記の各構成、機能等は、プロセッサがそれぞれの機能を実現するプログラムを解釈し、実行することによりソフトウェアで実現してもよい。各機能を実現するプログラム、テーブル、ファイル等の情報は、メモリや、ハードディスク、SSD(Solid State Drive)等の記録装置、または、ICカード、SDカード、DVD等の記録媒体に置くことができる。
1…交流電源、2…順変換部、31…電解コンデンサ32…電解コンデンサ、4…逆変換部、43…逆変換部、5…コイル、100…電力変換装置、200電力変換装置
S1、S3、S5、S31、S33…上アームのIGBT
D1、D3、D5、D31、D33…上アームのFWD
S2、S4、S6、S32、S34…下アームのIGBT
D2、D4、D6、D32、D34…下アームのFWD
P11、P12…電解コンデンサ31のPライン接続部
N11、N12…電解コンデンサ31のNライン接続部
P21…電解コンデンサ32のPライン接続部
N21…電解コンデンサ32のNライン接続部
…コイル5を流れる電流
…コイル5にかかる電圧

Claims (2)

  1. 交流電源から電力を供給される順変換部と、
    前記順変換部と接続された逆変換部と、
    前記順変換部と前記逆変換部との間に配置されたコンデンサと、
    を備える電力変換装置であって、
    前記順変換部と前記逆変換部は、前記コンデンサを介して接続されるようになっていることを特徴とする電力変換装置。
  2. 前記コンデンサは着脱自在となっているとともに、前記コンデンサを取り外すと前記順変換部は、前記逆変換部と未接続となることを特徴とする請求項1に記載の電力変換装置。
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