JP2013027004A - 衛星通信システムの地球局装置および地球局装置制御方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】受信系の振幅位相設定手段は、予め複数の受信手段の雑音電力を個別に測定して、当該雑音電力が一定になる重みを用いて受信信号の振幅を調整し、かつ、各移相器に対して移相量を変えながら電力検出手段の出力する受信電力が最大となる移相量を移相器ごとに順次特定し、特定した移相量を用いて受信信号の位相を補償する構成であり、送信系の位相設定手段は、移相器の移相量を変えながら、電力検出手段の出力する受信電力が最大となる移相量を移相器ごとに順次特定し、特定した移相量を用いて送信信号の位相を補償する。
【選択図】図1
Description
図2において、衛星通信システムは、回線制御等を行う基地局1と、少なくとも1つのユーザ局2−1〜2−m(mは1以上の整数)と、中継手段3から構成される。基地局1ではユーザ局2−1〜2−mの制御のために、通信信号のみならず制御信号も送出し、制御信号は常に特定の周波数チャネル(制御信号帯域)を用いて送出される。
ここでは、送信機11−1および送信機11−2のEIRPの振幅比をΔα、位相差をΔφとすると、送信機11−1のEIRPを1とした時の合成EIRPは、
合成EIRP=1+(Δα)2+2Δαcos(Δφ)
と表せる。すなわち、合成EIRPは、位相差Δφの絶対値が90度以上にならない限り、1より大きくなることを示している。例えば、初回の位相シフト量θを±90度とすると、1回の更新で|Δφ|≦90度が満たされる可能性が高まるため、合成の効果が早期に得られることになる。また、各送信機11−kの更新回数に応じて、θを次第に小さくなるように定めてもよい。
図7は、2つの受信機のG/T差に対する雑音電力規格化時と最大比合成時の合成S/Nを示す(受信機12−1でのS/N=10dB)。これより受信機の性能に大きな差があると、雑音電力規格化の場合はS/Nが劣化するため、最大比合成を実施することが望ましいといえる。しかし、最大比合成を実施するためには各受信機のG/Tが必要である。
2 ユーザ局
3 中継手段
10 変復調装置
11 送信機
12 受信機
13 信号分配器
14 位相設定手段
15 振幅・位相設定手段
16 信号合成器
Claims (8)
- 変調器から入力された送信信号を複製して分配する信号分配手段と、複数の移相器により構成され、前記信号分配手段が分配した各送信信号の位相を補償して出力する位相設定手段と、前記位相設定手段から出力される各送信信号を無線信号として送信する複数の送信手段とを含む送信系と、
中継手段を介して中継された前記無線信号を受信する複数の受信手段と、複数の振幅調整手段および複数の移相器により構成され、前記受信手段が受信した信号の振幅を調整し、位相を補償して出力する振幅位相設定手段と、前記振幅位相設定手段の出力を合成して復調器に出力する信号合成手段と、前記信号合成手段が合成した信号の受信電力を測定して出力する電力検出手段とを含む受信系と
を備えた衛星通信システムの地球局装置において、
前記振幅位相設定手段は、予め前記複数の受信手段の雑音電力を個別に測定して、当該雑音電力が一定になる重みを用いて受信信号の振幅を調整し、かつ、各移相器に対して移相量を変えながら前記電力検出手段の出力する受信電力が最大となる移相量を移相器ごとに順次特定し、特定した移相量を用いて受信信号の位相を補償する構成であり、
前記位相設定手段は、移相器の移相量を変えながら、前記電力検出手段の出力する受信電力が最大となる移相量を移相器ごとに順次特定し、特定した移相量を用いて送信信号の位相を補償する構成である
ことを特徴とする衛星通信システムの地球局装置。 - 請求項1に記載の衛星通信システムの地球局装置において、
前記位相設定手段は、初回の移相器の移相量を90度に設定する
ことを特徴とする衛星通信システムの地球局装置。 - 請求項1に記載の衛星通信システムの地球局装置において、
前記振幅位相設定手段は、前記位相設定手段の移相量を1回変えるごとに、複数回移相量を変える
ことを特徴とする衛星通信システムの地球局装置。 - 請求項1に記載の衛星通信システムの地球局装置において、
前記振幅位相設定手段は、雑音電力を測定した後に、前記電力測定手段から出力された個々の受信機ごとの受信電力から信号対雑音比をそれぞれ取得して、当該信号対雑音比を用いて算出した最大比合成の重み係数を各振幅調整手段に設定する
ことを特徴とする衛星通信システムの地球局装置。 - 変調器から入力された送信信号を複製して分配する信号分配手段と、複数の移相器により構成され、前記信号分配手段が分配した各送信信号の位相を補償して出力する位相設定手段と、前記位相設定手段から出力される各送信信号を無線信号として送信する複数の送信手段とを含む送信系と、
中継手段を介して中継された前記無線信号を受信する複数の受信手段と、複数の振幅調整手段および複数の移相器により構成され、前記受信手段が受信した信号の振幅を調整し、位相を補償して出力する振幅位相設定手段と、前記振幅位相設定手段の出力を合成して復調器に出力する信号合成手段と、前記信号合成手段が合成した信号の受信電力を測定して出力する電力検出手段とを含む受信系と
を備えた衛星通信システムの地球局装置制御方法において、
前記振幅位相設定手段は、予め前記複数の受信手段の雑音電力を個別に測定して、当該雑音電力が一定になる重みを用いて受信信号の振幅を調整し、かつ、各移相器に対して移相量を変えながら前記電力検出手段の出力する受信電力が最大となる移相量を移相器ごとに順次特定し、特定した移相量を用いて受信信号の位相を補償し、
前記位相設定手段は、移相器の移相量を変えながら、前記電力検出手段の出力する受信電力が最大となる移相量を移相器ごとに順次特定し、特定した移相量を用いて送信信号の位相を補償する
ことを特徴とする衛星通信システムの地球局装置制御方法。 - 請求項5に記載の衛星通信システムの地球局装置制御方法において、
前記位相設定手段は、初回の移相器の移相量を90度に設定する
ことを特徴とする衛星通信システムの地球局装置制御方法。 - 請求項5に記載の衛星通信システムの地球局装置制御方法において、
前記振幅位相設定手段は、前記位相設定手段の移相量を1回変えるごとに、複数回移相量を変える
ことを特徴とする衛星通信システムの地球局装置制御方法。 - 請求項5に記載の衛星通信システムの地球局装置制御方法において、
前記振幅位相設定手段は、雑音電力を測定した後に、前記電力測定手段から出力された個々の受信機ごとの受信電力から信号対雑音比をそれぞれ取得して、当該信号対雑音比を用いて算出した最大比合成の重み係数を各振幅調整手段に設定する
ことを特徴とする衛星通信システムの地球局装置制御方法。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017005622A (ja) * | 2015-06-15 | 2017-01-05 | 日本電信電話株式会社 | 無線通信システムの送信装置および無線通信システムの送信方法 |
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JP2001053691A (ja) * | 1999-08-05 | 2001-02-23 | Mitsubishi Electric Corp | 放送システム、送信装置、受信品質検出通知装置 |
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-
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- 2011-07-26 JP JP2011162985A patent/JP5474886B2/ja not_active Expired - Fee Related
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