JP2000286772A - 無線中継増幅装置の制御方法及び無線中継増幅装置 - Google Patents

無線中継増幅装置の制御方法及び無線中継増幅装置

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JP2000286772A
JP2000286772A JP9186099A JP9186099A JP2000286772A JP 2000286772 A JP2000286772 A JP 2000286772A JP 9186099 A JP9186099 A JP 9186099A JP 9186099 A JP9186099 A JP 9186099A JP 2000286772 A JP2000286772 A JP 2000286772A
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wave
input
gain
cancel
signal
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JP9186099A
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Noriyuki Kagaya
範行 加賀屋
Yoichi Okubo
陽一 大久保
Masato Horaguchi
正人 洞口
Kazuto Ito
和人 伊藤
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NTT Docomo Inc
Kokusai Electric Corp
Original Assignee
NTT Docomo Inc
Kokusai Electric Corp
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B7/00Radio transmission systems, i.e. using radiation field
    • H04B7/14Relay systems
    • H04B7/15Active relay systems
    • H04B7/155Ground-based stations
    • H04B7/15564Relay station antennae loop interference reduction
    • H04B7/15585Relay station antennae loop interference reduction by interference cancellation

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の無線中継増幅装置では、廻り込みによ
る発振を防ぐために予め遅延や位相を測定し、測定値を
設定しなければならず不便であり、電源投入前の測定及
び設定作業をしなくても、廻り込み波をキャンセルし、
最適な装置利得を設定し、利便性を向上させることがで
きる無線中継増幅装置の制御方法及び無線中継増幅装置
を提供する。 【解決手段】 制御部25が、可変遅延器17、可変減
衰器18、移相器19を制御して、方向性結合器16に
より分配された増幅信号から廻り込み波を打ち消すキャ
ンセル波を生成して、合成器20にて入力波及び廻り込
み波と合成すると共に、装置利得を電源投入時には発振
が起きない程度に十分小さく設定し、入力波と廻り込み
波とのレベル差に基づいて、発振が起きない範囲で最適
な利得に達するまで段階的に上げていく無線中継増幅装
置の制御方法及び無線中継増幅装置である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無線信号を受信、
増幅、送信する無線中継増幅装置の制御方法及び無線中
継増幅装置に係り、特に回り込みによる発振を防ぎ、電
源投入前の操作を簡単にすることができる無線中継増幅
装置の制御方法及び無線中継増幅装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の無線中継増幅装置について図5を
用いて簡単に説明する。図5は、従来の無線中継増幅装
置の概略構成ブロック図である。図5に示すように、従
来の無線中継増幅装置は、無線信号を受信する受信アン
テナ31と、入力波を帯域選択する入力フィルタ(入力
ろ波器)32と、入力信号を電力増幅する増幅器33
と、増幅信号の高周波歪を除去する出力フィルタ(出力
ろ波器)34と、増幅信号を送信する送信アンテナ35
とから構成されている。
【0003】そして、上記構成の従来の無線中継増幅装
置においては、受信アンテナ31から入力された信号
は、入力フィルタ32によって帯域制限されて増幅器3
3に入力されて増幅され、出力フィルタ34において帯
域制限されて送信アンテナ35より送出されるようにな
っている。
【0004】また、一般に、無線中継増幅装置において
は、送信アンテナ35から出力された送信信号が受信ア
ンテナ31において再び受信される廻り込みが起こる。
特に、受信アンテナ31と送信アンテナ35との間の結
合損失が増幅器の利得よりも小さく、送信アンテナ35
と受信アンテナ31との距離が短い場合は、廻り込みに
よる発振が起こり、受信信号を正常に増幅して送信する
ことができなくなってしまう。
【0005】そこで、従来の無線中継増幅装置では、受
信アンテナ31と送信アンテナ35との間の結合損失、
遅延時間、位相のずれを予め測定装置を用いて測定して
おき、測定値を増幅器33に設定してから装置の電源を
投入するようにしていた。すなわち、各測定値を増幅器
33に設定して、装置利得を適切な値とすることによ
り、廻り込みを抑制し、廻り込みによる発振を防ぐよう
になっていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の無線中継増幅装置では、廻り込みによる発振を防ぐ
ためには、装置の電源投入前に予め結合損失、遅延時
間、位相のずれを測定して増幅器に設定しなければなら
ず、作業が煩雑で不便であるという問題点があった。
【0007】本発明は上記実情に鑑みて為されたもの
で、電源投入前の測定及び設定作業を行わなくても廻り
込みによる発振を防ぎ、最適な利得を容易に設定するこ
とができ、利便性を向上させることができる無線中継増
幅装置の制御方法及び無線中継増幅装置を提供すること
を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記従来例の問題点を解
決するための請求項1記載の発明は、受信した入力波を
増幅して出力波として送信する無線中継増幅装置の制御
方法において、前記出力波の内、前記入力波と共に受信
された廻り込み波による発振が起きないよう、電源投入
時の装置利得を十分低くしておき、段階的に前記装置利
得を引き上げると共に、前記廻り込み波を打ち消すキャ
ンセル波を生成し、前記キャンセル波を前記入力波及び
前記廻り込み波と合成して増幅する動作を、前記装置利
得が前記廻り込み波による発振が起きない範囲で最適な
装置利得に達するまで行うことを特徴としており、電源
投入前に逐次測定値を設定する作業を行わなくても、キ
ャンセル波を合成することにより廻り込み波をキャンセ
ルして廻り込みの影響を小さくすることができ、また、
廻り込み波による発振が起きない範囲で段階的に利得を
引き上げることにより最適な装置利得を容易に得ること
ができ、利便性を向上させることができる。
【0009】上記従来例の問題点を解決するための請求
項2記載の発明は、入力波を受信する受信アンテナと、
信号を増幅する増幅器と、前記増幅された信号を出力波
として出力する送信アンテナと、入力信号の振幅を変化
させて出力する可変減衰器と、前記可変減衰器を制御し
て装置利得を設定する制御部と、前記制御部からの指示
に従って入力信号の周波数をオフセットして前記増幅器
に出力する無限移相器と、前記送信アンテナから出力さ
れた前記出力波の内、前記受信アンテナにおいて受信さ
れた廻り込み波を打ち消すキャンセル波を生成するキャ
ンセル波生成回路と、前記増幅器において増幅された信
号を前記送信アンテナと前記キャンセル波生成回路とに
分配する方向性結合器と、前記キャンセル波生成回路に
て生成されたキャンセル波を、前記受信アンテナで受信
された入力波及び廻り込み波と合成して出力する合成器
と、前記入力波と前記合成後の廻り込み波のレベルを検
出して出力する受信機と、前記合成器から出力された信
号を前記可変減衰器と前記受信機とに分配する分配器と
を備え、前記制御部が、前記受信機から入力された前記
合成後の廻り込み波のレベルに基づいて、前記合成後の
廻り込み波のレベルが最小となるように前記キャンセル
波生成回路を制御すると共に、電源投入時の装置利得を
廻り込み発振が起きないよう十分低く設定しておき、段
階的に前記装置利得を引き上げて、前記廻り込み発振が
起きる臨界値以下の範囲で最適な装置利得を設定する制
御部であることを特徴としており、電源投入前に予め測
定器によって遅延、位相等を測定して逐次増幅器に設定
しなくても、キャンセル波によって廻り込み波をキャン
セルして廻り込みの影響を小さくすることができ、ま
た、廻り込み発振が起きない範囲で最適な装置利得を容
易に設定することができ、利便性を向上させることがで
きる。
【0010】上記従来例の問題点を解決するための請求
項3記載の発明は、請求項2記載の無線中継増幅装置に
おいて、キャンセル波生成回路が、入力信号の遅延時間
を変化させて出力する可変遅延器と、入力信号の振幅を
変化させて出力する可変減衰器と、入力信号の位相を変
化させて出力する移相器とから構成され、制御部が、前
記可変遅延器と前記可変減衰器と前記移相器とに対し
て、受信機から入力された合成後の廻り込み波のレベル
に応じて制御を行う制御部であることを特徴としてお
り、方向性結合器から分配された信号が入力されると、
電源投入前の設定作業を行わなくても、制御部からの制
御に基づいて、遅延時間、振幅、位相を変化させて廻り
込み波のレベルを最小にするキャンセル波を生成するこ
とができる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について図面
を参照しながら説明する。本発明の実施の形態に係る無
線中継増幅装置の制御方法及び無線中継増幅装置は、電
源投入時の利得を廻り込みによる発振が発生しない程度
に十分低く設定しておき、受信アンテナにおいて受信し
た信号を入力波と廻り込み波とに分波してレベル検出
し、制御部が、廻り込み波のレベルが最小となるように
出力波の遅延差、振幅、位相を制御しつつ、徐々に利得
を上げて最適値に設定するようにしており、電源投入前
の測定及び設定作業を行わなくても、最適な利得が容易
に得られ、利便性を向上させることができるものであ
る。
【0012】まず、本発明の実施の形態に係る無線中継
増幅装置(本装置)の構成について図1を使って説明す
る。図1は、本装置の構成ブロック図である。図1に示
すように、本装置は、従来と同様の部分として、受信ア
ンテナ11と、入力フィルタ(入力ろ波器)12と、増
幅器13と、出力フィルタ(出力ろ波器)14と、送信
アンテナ15とを備え、更に本装置の特徴部分として、
増幅器13からの出力を分配する方向性結合器16と、
分配された信号を遅延する可変遅延器17と、振幅を変
える可変減衰器18と、位相をずらす移相器19と、移
相器19から出力された信号と入力フィルタ12からの
入力信号とを合成する合成器20と、合成器20からの
信号を分波、分配する分波器21と、分波器21からの
信号を受信する受信機22と、装置利得を調節する可変
減衰器23と、周波数をオフセットする無限移相器24
と、廻り込み波をキャンセルする信号の生成及び装置利
得を制御する制御部25とから構成されている。
【0013】次に、各構成部分について具体的に説明す
る。受信アンテナ11と、入力フィルタ12と、増幅器
13と、出力フィルタ14と、送信アンテナ15は従来
と同様の部分であり、ここでは説明を省略する。上記構
成部分以外の、可変減衰器23、無限移相器24、方向
性結合器16、可変遅延器17、可変減衰器18、移相
器19、合成器20、分波器21、受信機22、制御部
25から構成される回路部分は、本装置の特徴部分であ
り、特に、可変遅延器17、可変減衰器18、移相器1
9から構成される部分は、廻り込み波を打ち消すキャン
セル波を生成するキャンセル波生成回路となっている。
【0014】可変減衰器23は、制御部25からの指示
に従って入力された信号の振幅を変化させて無限移相器
24に出力するものである。可変減衰器23における振
幅によって装置全体の利得が決定されるものである。
【0015】無限移相器24は、可変減衰器23から入
力された信号の周波数(f0 )を、制御部25からの指
示に従って特定周波数(Δf)だけオフセットし、周波
数f0+Δfとして増幅器13に出力するものである。
これにより、入力波と出力波との周波数を異なるものと
して、受信信号中の入力波と廻り込み波とのレベル差を
求めることができるものである。
【0016】また、方向性結合器16は、増幅器13か
ら出力された信号を出力フィルタ14と、可変遅延器1
7とに分配するものである。
【0017】可変遅延器17は、方向性結合器16によ
って分配され、入力された信号の遅延時間を制御部25
からの指示に従って変化させて、可変減衰器18に出力
するものである。
【0018】可変減衰器18は、可変遅延器17から入
力された信号の振幅を制御部25からの指示に従って変
化させて移相器19に出力するものである。移相器19
は、可変減衰器18から入力された信号の位相を、制御
部25からの指示に従って変化させて合成器20に出力
するものである。
【0019】ここで、可変遅延器17、可変減衰器1
8、移相器19は、合成器20にて合成された後の廻り
込み波を最小にするために廻り込み波を打ち消す信号
(キャンセル波)を生成するキャンセル波生成回路であ
る。
【0020】また、合成器20は、入力フィルタ12か
ら入力された信号(a)と、移相器19から入力された
信号(b)とを合成して、分波器21に出力(c)する
ものである。分波器21は、合成器20から出力された
合成信号を分波して出力するものであり、ここでは可変
減衰器23と受信機22とに分配出力するものである。
【0021】受信機22は、分波器21から入力された
信号を受信して検波し、分波入力された入力波と廻り込
み波のそれぞれのレベルと、入力波と廻り込み波のレベ
ル差の検出を行うものである。
【0022】そして、制御部25は、受信機22から入
力された廻り込み波(合成後)のレベルに基づいて、廻
り込み波が最小レベルとなるようなキャンセル波を生成
するため、可変遅延器17、可変減衰器18、移相器1
9を制御するものであり、また、それと共に、最適な装
置利得となるように可変減衰器23における振幅を制御
し、また、無限移相器24におけるオフセット周波数を
制御するものである。制御部25における動作について
は後で詳細に説明する。
【0023】次に、本装置の動作について図1を用いて
説明する。受信アンテナ11から入力された周波数f0
の入力波は、入力フィルタ12によって帯域制限され、
合成器20によってキャンセル波と合成されて、分波器
21によって可変減衰器23及び受信機22に分配され
る。
【0024】可変減衰器23に分配された信号は、振幅
を調節され、無限移相器24によってΔf1 だけオフセ
ットされて周波数f0+Δf1に変換され、増幅器13に
よって増幅される。可変減衰器23及び無限移相器24
の制御は制御部25によって行われるものである。
【0025】そして、増幅器13において増幅された信
号は方向性結合器16によって出力フィルタ14と、可
変遅延器17とに分配され、出力フィルタ14に出力さ
れた周波数f0 +Δf1 の信号は、出力フィルタ14に
よって帯域制限されて送信アンテナ15から出力波とし
て出力される。そして、出力波の一部は廻り込み波とな
って受信アンテナ11に入力される。
【0026】一方、方向性結合器16によって分配され
た信号は、廻り込み波を打ち消すキャンセル波を生成す
るため、可変遅延器17によって遅延時間を調節され、
可変減衰器18において振幅を調節され、移相器19に
おいて移相を調節され、合成器20のb端子に入力され
る。キャンセル波の特性については図2及び図3を用い
て後で説明する。そして、合成器20において、入力波
と合成されて分波器21に出力される。
【0027】分波器21によって受信機22に分配され
た合成後の信号は、受信機22においてビート検波さ
れ、入力波及び廻り込み波のレベルと、入力波と廻り込
み波のレベル差が検出され、検出レベル及びレベル差が
制御部25に入力され、制御部25が、廻り込み波のレ
ベルに基づいて可変遅延器17、可変減衰器18、移相
器19を制御することによりキャンセル波の特性を調節
し、また、レベル差に基づいて可変減衰器23を制御す
ることにより装置の利得を調節するようになっている。
このようにして、本装置の動作が行われるものである。
【0028】特に、本装置の制御方法の特徴として、制
御部25は、電源投入時には装置利得が十分低くなるよ
うに可変減衰器23を制御し、受信機22からの入力波
と廻り込み波とのレベル差に基づいて、レベル差が発振
を起こす臨界値に達するまで、又は利得が目標値に達す
るまで、段階的に装置利得を引き上げるように可変減衰
器23を制御するようにしている。
【0029】更に、本装置の制御方法では、装置利得の
引き上げは、廻り込み波のレベルを監視しつつ行われる
ものであり、装置利得を変化させる毎にキャンセル波の
調整を行うようになっている。
【0030】ここで、キャンセル波について図2及び図
3を用いて説明する。図2は、キャンセル波の特性を表
したベクトル図であり、図3は、遅延時間とキャンセル
後(合成後)の廻り込み波のレベルとの関係を示す模式
説明図である。図2に示すように、合成器20のa端子
から入力される廻り込み波f0 +Δf1 に対して、b端
子から入力されるキャンセル波が、廻り込み波と同振
幅、同遅延、逆位相となるように、制御部25が可変遅
延器17、可変減衰器18、移相器19を制御してキャ
ンセル波を生成する。
【0031】このようなキャンセル波を合成器20にお
いて合成することにより、廻り込み波は打ち消されて、
図2(b)に示すようにキャンセル後の廻り込み波は元
の廻り込み波に比べて大幅にレベルが低くなる。つま
り、本装置の制御部25では、キャンセル後の廻り込み
波のレベルが最小レベルとなるようにキャンセル波の生
成を制御するものである。
【0032】また、図3(a)に示すように、遅延時間
が最適ではなく、遅延差が大きいと、オフセット周波数
がΔfの時には廻り込み波のレベルが最小になっていて
も、オフセット周波数をΔf′に変えた場合には急激に
レベルが変化してレベルが大きくなってしまう。そこ
で、本装置では、オフセット周波数を変化させても廻り
込み波のレベルが変化しないように(最小レベルとなる
ように)、制御部25が可変遅延器17を制御して、遅
延時間を最適化するようになっている。
【0033】次に、本装置の制御部25における処理に
ついて図4を用いて説明する。図4は、本装置の制御部
25における処理を示すフローチャート図である。図4
に示すように、電源が投入されると、制御部25は、可
変減衰器23を制御して装置利得GB をNdBに設定する
(GB =NdB,100)。ここで、NdBは、廻り込み波
がキャンセルできていなくても発振が起きない程度の、
十分小さい利得とする。
【0034】次に、制御部25は、無限移相器24にお
けるオフセット周波数をΔfに設定する(102)。そ
して、受信機22から合成後の廻り込み波のレベル(以
下、廻り込み波のレベル)が入力されると、廻り込み波
のレベルが最小となるように、可変減衰器18及び移相
器19を制御してキャンセル波の振幅、位相を調整する
(104)。ここで、制御部25は、最初は予め設定さ
れている初期値を可変減衰器18、移相器19に設定
し、適宜調整するようになっている。
【0035】そして、制御部25は、入力される廻り込
み波のレベルが最小になったかどうかを判断し(10
6)、最小でなければ(Noの場合)、処理104に戻
って、キャンセル波の振幅及び位相の調整を繰り返す。
【0036】処理106において廻り込み波のレベルが
最小になった場合には、遅延差を最適化するために、制
御部25は、無限移相器24におけるオフセット周波数
をΔf′に設定し(108)、廻り込み波のレベルの変
化を監視する。
【0037】そして、制御部25は、廻り込み波のレベ
ルが最小のままであるかどうかを判断し(110)、最
小でなければ、図3にて説明したように、可変遅延器1
7における遅延時間を調整し(120)、処理102に
移行し、廻り込み波のレベルが最小になるよう、キャン
セル波の振幅、位相、遅延時間の調整を繰り返す。
【0038】そして、処理110において廻り込み波の
レベルが最小になると、制御部25は、オフセット周波
数を再びΔfに設定し(122)、装置利得GB をndB
だけ引き上げる(GB =GB +ndB,124)。
【0039】そして、制御部25は、可変減衰器18及
び移相器19を制御してキャンセル波の振幅、位相を調
整し(126)、廻り込み波のレベルが最小になったか
どうかを判断し(128)、最小でなければ処理126
に戻って振幅、位相の調整を行う。
【0040】処理128で廻り込み波のレベルが最小に
なった場合には、制御部25は、装置利得GB が、目標
とする利得MdBに達したかどうかを判断し(130)、
達していれば、通常動作に移行する。
【0041】ところで、入力波のレベルが廻り込み波の
レベルに対して十分大きい場合、つまり入力波と廻り込
み波とのレベル差が大きい場合には発振は起こらない
が、レベル差が小さくなって臨界レベル差αdBを下回る
と廻り込みによる発振が起こる。
【0042】そこで、処理130で、装置利得GB が、
目標とする利得MdBに達していない場合には、制御部2
5は、受信機22から入力された入力波と廻り込み波の
レベル差を読み取り、レベル差が臨界レベル差αdB以上
(レベル差≧αdB )であるかどうかを判断し(13
2)、αdB以上であれば(Yesの場合)、カウンタA
を0に設定し(A=0,134)、処理124に移行し
て装置利得GB を更にndB引き上げる。尚、請求項2に
おいては、入力波と廻り込み波のレベル差が臨界レベル
差αdBとなる利得を臨界値として記載している。
【0043】このようにして、装置利得GB を徐々に引
き上げていき、目標の利得MdBに達しない内に処理13
2において入力波と廻り込み波とのレベル差が臨界レベ
ル差αdBを下回った場合には、制御部25は、予め設定
されている回数m回まで同じ装置利得で調整を行い、調
整処理がm回を越えたら通常処理に移行する。
【0044】つまり、処理132においてレベル差がα
dBを下回った場合(Noの場合)には、制御部25は、
カウンタAに1を加え(A=A+1,140)、カウン
タが予め設定されている回数mに達していないかどうか
(A<m )を判断し(142)、達していなければ
(Yesの場合)、装置利得GB からndBを引き(GB
−ndB,144)、処理124に移行して、同様の処理
を繰り返す。
【0045】また、処理142においてカウンタAがm
に達した場合(Noの場合)には、制御部25は、通常
動作に移行する。このようにして本装置の制御部25に
おける電源投入時の処理が行われるようになっている。
【0046】本発明の実施の形態に係る無線中継増幅装
置の制御方法及び無線中継増幅装置によれば、電源投入
された場合に、制御部25が、可変遅延器17、可変減
衰器18、移相器19を制御して、方向性結合器16に
よって分配された増幅信号から廻り込み波と同振幅、同
遅延、逆位相のキャンセル波を生成して、合成器20に
おいて合成するようにしているので、廻り込み波をキャ
ンセル波によって打ち消して、廻り込みの影響を小さく
することができ、送信アンテナと受信アンテナの位置が
近くて結合損失が小さい場合でも、電源投入前に予め遅
延時間や位相等を測定して設定しなくてすみ、利便性を
向上させることができる効果がある。
【0047】また、本発明の実施の形態に係る無線中継
増幅装置の制御方法及び無線中継増幅装置によれば、制
御部25が、可変減衰器23を制御して、装置利得を、
最初は発振が起きないように十分小さな値とし、受信機
22から入力された入力波と廻り込み波とのレベル差に
基づいて、目標利得又は発振が起こる限界値に達するま
で装置利得を上げていき、それと共にキャンセル波生成
の制御を行うようにしているので、廻り込み波がキャン
セルされていない状態で電源投入を行っても、廻り込み
による発振を防ぐことができ、また、段階的に装置利得
を引き上げることにより、廻り込みによる発振が起きな
い範囲で最適な利得を容易に得ることができる効果があ
る。
【0048】また、従来は手動で遅延及び位相を測定し
て設定していたため、測定が不正確になることもあって
廻り込み波のキャンセルが不十分であったが、本制御方
法及び本装置によれば、手動で測定を行うのに比べて、
正確且つ高精度に測定でき、廻り込み波の影響を大幅に
小さくすることができる効果がある。
【0049】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、廻り込み
波による発振が起きないよう、電源投入時の装置利得を
十分低くしておき、段階的に装置利得を引き上げ、それ
に伴って、廻り込み波を打ち消すキャンセル波を生成
し、入力波及び廻り込み波と合成して増幅する動作を、
装置利得が廻り込み波による発振が起きない範囲で最適
な装置利得に達するまで行う無線中継装置の制御方法と
しているので、電源投入前に逐次測定値を設定する作業
を行わなくても、キャンセル波を合成することにより廻
り込み波をキャンセルして廻り込みの影響を小さくする
ことができ、また、廻り込み波による発振が起きない範
囲で段階的に利得を引き上げることにより最適な装置利
得を容易に得ることができ、利便性を向上させることが
できる効果がある。
【0050】請求項2記載の発明によれば、制御部が、
合成後の廻り込み波が最小レベルになるようにキャンセ
ル波生成回路を制御すると共に、可変減衰器を制御し
て、電源投入時には装置利得を廻り込み発振が起きない
ように十分低く設定し、段階的に装置利得を引き上げて
いき、廻り込み発振が起きる臨界値以下の範囲で最適な
装置利得を設定する無線中継増幅装置としているので、
電源投入前に予め測定器によって遅延、位相等を測定し
て逐次増幅器に設定しなくても、キャンセル波によって
廻り込み波をキャンセルして廻り込みの影響を小さくす
ることができ、また、廻り込み発振が起きない範囲で最
適な装置利得を容易に設定することができ、利便性を向
上させることができる効果がある。
【0051】請求項3記載の発明によれば、キャンセル
波生成回路が可変遅延器と可変減衰器と移相器とから構
成され、制御部が、受信機から入力された合成後の廻り
込み波のレベルに応じて可変遅延器と可変減衰器と移相
器とを制御する請求項2記載の無線中継増幅装置として
いるので、方向性結合器から分配された信号が入力され
ると、電源投入前の設定作業を行わなくても、制御部か
らの制御に基づいて、遅延時間、振幅、位相を変化させ
て廻り込み波のレベルを最小にするキャンセル波を生成
することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る無線中継増幅装置
(本装置)の構成ブロック図である。
【図2】本装置におけるキャンセル波の特性を表したベ
クトル図である。
【図3】遅延時間とキャンセル後(合成後)の廻り込み
波のレベルとの関係を示す模式説明図である。
【図4】本装置の制御部25における処理を示すフロー
チャート図である。
【図5】従来の無線中継増幅装置の概略構成ブロック図
である。
【符号の説明】
11…受信アンテナ、 12…入力フィルタ、 13…
増幅器、 14…出力フィルタ、 15…送信アンテ
ナ、 16…方向性結合器、 17…可変遅延器、18
…可変減衰器、 19…移相器、 20…合成器、 2
1…分波器、 22…受信機、 23…可変減衰器、
24…無限移相器、 25…制御部、 31…受信アン
テナ、 32…入力フィルタ、 33…増幅器、 34
…出力フィルタ、 35…送信アンテナ
フロントページの続き (72)発明者 大久保 陽一 東京都中野区東中野三丁目14番20号 国際 電気株式会社内 (72)発明者 洞口 正人 東京都中野区東中野三丁目14番20号 国際 電気株式会社内 (72)発明者 伊藤 和人 東京都港区虎ノ門二丁目10番1号 エヌ・ ティ・ティ移動通信網株式会社内 Fターム(参考) 5K067 AA03 BB02 EE06 KK03 5K072 BB27 CC33 GG22

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受信した入力波を増幅して出力波として
    送信する無線中継増幅装置の制御方法において、 前記出力波の内、前記入力波と共に受信された廻り込み
    波による発振が起きないよう、電源投入時の装置利得を
    十分低くしておき、段階的に前記装置利得を引き上げる
    と共に、前記廻り込み波を打ち消すキャンセル波を生成
    し、前記キャンセル波を前記入力波及び前記廻り込み波
    と合成して増幅する動作を、前記装置利得が前記廻り込
    み波による発振が起きない範囲で最適な装置利得に達す
    るまで行うことを特徴とする無線中継増幅装置の制御方
    法。
  2. 【請求項2】 入力波を受信する受信アンテナと、 信号を増幅する増幅器と、 前記増幅された信号を出力波として出力する送信アンテ
    ナと、 入力信号の振幅を変化させて出力する可変減衰器と、 前記可変減衰器を制御して装置利得を設定する制御部
    と、 前記制御部からの指示に従って入力信号の周波数をオフ
    セットして前記増幅器に出力する無限移相器と、 前記送信アンテナから出力された前記出力波の内、前記
    受信アンテナにおいて受信された廻り込み波を打ち消す
    キャンセル波を生成するキャンセル波生成回路と、 前記増幅器において増幅された信号を前記送信アンテナ
    と前記キャンセル波生成回路とに分配する方向性結合器
    と、 前記キャンセル波生成回路にて生成されたキャンセル波
    を、前記受信アンテナで受信された入力波及び廻り込み
    波と合成して出力する合成器と、 前記入力波と前記合成後の廻り込み波のレベルを検出し
    て出力する受信機と、 前記合成器から出力された信号を前記可変減衰器と前記
    受信機とに分配する分配器とを備え、 前記制御部が、前記受信機から入力された前記合成後の
    廻り込み波のレベルに基づいて、前記合成後の廻り込み
    波のレベルが最小となるように前記キャンセル波生成回
    路を制御すると共に、電源投入時の装置利得を廻り込み
    発振が起きないよう十分低く設定しておき、段階的に前
    記装置利得を引き上げて、前記廻り込み発振が起きる臨
    界値以下の範囲で最適な装置利得を設定する制御部であ
    ることを特徴とする無線中継増幅装置。
  3. 【請求項3】 キャンセル波生成回路が、入力信号の遅
    延時間を変化させて出力する可変遅延器と、入力信号の
    振幅を変化させて出力する可変減衰器と、入力信号の位
    相を変化させて出力する移相器とから構成され、 制御部が、前記可変遅延器と前記可変減衰器と前記移相
    器とに対して、受信機から入力された合成後の廻り込み
    波のレベルに応じて制御を行う制御部であることを特徴
    とする請求項2記載の無線中継増幅装置。
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