JP2013022082A - ロッキング椅子及びこれに使用するばねユニット - Google Patents
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Abstract
【手段】背もたれが後傾動すると第1背フレーム14が第1軸16を中心にして回動し、すると、プッシャー62を介してばねユニット50に荷重がかかる。ばねユニット50は有底筒状の固定ばね受け53とこれに内蔵された圧縮コイルばねと可動ばね受け55とを有しており、固定ばね受けと可動ばね受け55とはピン58で連結されている。圧縮コイルばね54は予備圧縮されており、かつ、固定ばね受けのピン挿通穴59を長穴とすることで、可動ばね受け55のスライドが許容されている。圧縮コイルばね54と2つのばね受け53,55が1つにばねユニット化されているため、椅子の組み立てを安全かつ簡単に行える。
【選択図】図9
Description
まず、椅子の概要を、主として図1〜図5に基づいて説明する。本実施形態は事務用等に多用されている回転椅子に適用しており、図1に示すように、椅子は、脚支柱1のみを表示している脚装置と、脚支柱1の上端に固定したベース2と、ベース2の上に配置した座3と、着座した人がもたれ掛かり得る背もたれ4とを有している。例えば図2に示すように、ベース2の上に金属板製の中間金具(座受け金具)5が配置されており、この中間金具5に樹脂製の座アウターシェル6が取り付けられている。
以下、従前の図に加えて図6以降の図面も参照して各部位の詳細を説明する。まず、ベース2及びこれと座アウターシェル6との関係を説明する。例えば図3,5に示すように、ベース2は上向きに開口した箱型の形態であり、手前に行くに従って深さが浅くなっている。ベース2の上端縁には、全周にわたって外向きフランジ29が形成されている。
次に、本願発明の核心部である弾力調節ユニット23を中心にした弾力調節機構を説明する。例えば図5に示すように、弾力調節ユニット23は、既に述べた左右一対の支持ブラケット38と、左右の支持ブラケット38の間に配置されたばねユニット50と、左右の支持ブラケット38に高い点自在に取り付けた操作軸51と、ばねユニット50の左右両側部に装着した側面視略L形の姿勢保持体52とを有している。
次に、背もたれ4のロッキングを制御するロック装置を、主に図15,16を参照して説明する。ロック装置は、既述のとおりロック用ガスシリンダ26を有している。ロック用ガスシリンダ26は市販品であり、筒体26aとこれにスライド自在に嵌まったロッド26bとを有している。本実施形態では、ロッド26bは後ろ向きに突出しており、ロッド26bの先端(後端)に樹脂製等のサポート部材80を取り付け、サポート部材80を第3軸32に嵌め込んでいる。
既述のとおり、着座した人が背もたれ4にもたれ掛かると、プッシャー62が前進動して可動ばね受け55が押され、これにより、ロッキングに対する抵抗が付与される。そして、操作軸51を回転操作して周面カム70を回転させることにより、ロッキングに対する抵抗の度合いを複数段階(5段階)に切り替えできる。敢えて述べるまでもないが、弾力調節の切り替え段数は5段階には限らず、任意の段数に設定できる。
次に、図17,18に示す第2実施形態を説明する。この実施形態は弾力調節ユニットの変形例であり、第1実施形態との大きな相違点は、周面カム70とばねユニット50とを常に重なった状態に保持する姿勢保持手段の構成が相違する点である。
図19では他の実施形態を模式的に表示している。この実施形態では、ベース2に回動自在に連結された固定ばね受け106に筒体107を設ける一方、押動部(図示せず)の荷重を受ける可動ばね受け108には筒体107にスライド自在に嵌まる内軸109を設けて、筒体107と内軸109とに圧縮コイルばね110を外側から嵌めている。従って、圧縮コイルばね110は露出している。そして、この実施形態では、可動ばね受け108を周面カムで押すことにより、ばねユニット50の姿勢が変化する。固定ばね受け106と可動ばね受け108とはボルト111で抜け不能に保持している。固定ばね受け106にボス60を設けている。
2 ベース
3 座
4 背もたれ
5 中間金具
14,15 背フレーム
16 第1軸(背もたれの傾動支点になる軸)
18 押動軸
23 弾力調節ユニット
25 第2軸
26 ロック用ガスシリンダ
32 第3軸
38 支持ブラケット
50 ばねユニット
51 操作軸
52 姿勢保持体
53 ばねユニットを構成する固定ばね受け(第1ばね受け)
54 ばねユニットを構成する圧縮コイルばね
55 ばねユニット構成する可動ばね受け(第2ばね受け)
58 連結手段を構成するピン
59 連結手段を構成する長穴
62 押圧部の一例としてのプッシャー
Claims (7)
- 座と、後傾動自在な背もたれと、前記背もたれの後傾動に抵抗を付与する圧縮コイルばねと、前記圧縮コイルばねの一端を支持する第1ばね受けと、前記圧縮コイルばねの他端を支持する第2ばね受けとを有しており、前記両ばね受けが相対動することで前記圧縮コイルばねが伸縮する構成であって、
前記第1及び第2のばね受けを、前記圧縮コイルばねを予備圧縮した状態で抜け外れ不能に連結することにより、前記両ばね受けと圧縮コイルばねとでばねユニットを構成している、
ロッキング椅子。 - 前記第1ばね受けは前記第2ばね受けに向けて開口した筒状の形態であり、この第1ばね受けの内部に前記第2ばね受けがスライド自在に嵌まっており、
かつ、前記第1ばね受けと第1ばね受けとには、圧縮コイルばねの伸縮方向と直交した方向に延びるピンが貫通しており、前記第1ばね受けにおける前記ピンの挿通穴を圧縮コイルばねの伸縮方向に長い長穴とすることにより、前記両ばね受けを抜け外れ不能でスライド自在に保持している、
請求項1に記載したロッキング椅子。 - 前記両ばね受けのうちいずれか一方又は両方に、支持部材に取り付けるための一対のボス部を、前記圧縮コイルばねの伸縮方向と直交した方向に突出するように設けている、
請求項1又は2に記載したロッキング椅子。 - 前記背もたれの後傾動に伴う荷重を前記ばねユニットの一端に掛ける押圧部を有しており、人が着座していない状態では、前記押圧部とばねユニットの一端との間に隙間を空けているか、若しくは、前記ばねユニットを全く又は殆ど押し縮めることなく前記押圧部がばねユニットの一端に当接している、
請求項1〜3のうちのいずれかに記載したロッキング椅子。 - 前記背もたれは左右横長の軸心回りに回動する背フレームに取り付けられており、前記背フレームに設けた押圧部で前記ばねユニットの一端が押圧される構成であって、
前記ばねユニットは、その一端が前記背フレームの回動支点に対して遠近動するように支持部材に回動自在に連結されている一方、前記背フレームの押圧部のうちばねユニットに向いた押圧面は、おおよそ前記ばねユニットの回動支点を中心にした曲率の円弧面に形成されており、かつ、着座した人が操作して前記ばねユニットの回動姿勢を変える操作手段を備えている、
請求項1〜4のうちのいずれかに記載したロッキング椅子。 - 前記背もたれは左右横長の軸心回りに回動する背フレームに取り付けられており、前記背フレームに設けた押圧部で前記ばねユニットの一端が押圧されると共に、前記座と背もたれとは、前記背もたれが後傾動すると座は少なくとも後傾動するように連動している構成であって、
前記ばねユニットは、その一端が前記背フレームの回動支点に対して遠近動するように支持部材に回動自在に連結されており、操作手段で前記ばねユニットを回動させると当該ばねユニットに作用するモーメントが変化してロッキングに対する抵抗の大きさを調節できるようになっており、
かつ、前記背もたれの傾動を制御するロック用ガスシリンダを有しており、前記ロック用ガスシリンダで前記座の後傾動に抵抗を付与することにより、人が着座しただけでは座が後傾せずに前記ばねユニットに荷重が作用しないように設定している、
請求項1〜5のうちのいずれかに記載したロッキング椅子。 - 背もたれの後傾動に対して抵抗を付与するばねユニットであって、
圧縮コイルばねと、前記圧縮コイルばねの一端を支持する第1ばね受けと、前記圧縮コイルばねの他端を支持する第2ばね受けとを有しており、前記両ばね受けが相対動することで前記圧縮コイルばねが伸縮する構成において、
前記第1及び第2のばね受けを、前記圧縮コイルばねを予備圧縮した状態で抜け外れ不能に連結している、
ロッキング椅子用のばねユニット。
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JP2009241434A (ja) * | 2008-03-31 | 2009-10-22 | Modeia Create Kk | シリンダーユニット及び該ユニットを用いた金型装置 |
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2011
- 2011-07-15 JP JP2011157068A patent/JP5869791B2/ja active Active
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