JP2013018037A - ねじり押出材の製造方法及びプラー - Google Patents

ねじり押出材の製造方法及びプラー Download PDF

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旻佑 姜
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    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21CMANUFACTURE OF METAL SHEETS, WIRE, RODS, TUBES OR PROFILES, OTHERWISE THAN BY ROLLING; AUXILIARY OPERATIONS USED IN CONNECTION WITH METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL
    • B21C35/00Removing work or waste from extruding presses; Drawing-off extruded work; Cleaning dies, ducts, containers, or mandrels
    • B21C35/02Removing or drawing-off work
    • B21C35/03Straightening the work

Abstract

【課題】外周に長さ方向に沿って螺旋状の凹凸を有するねじり押出材が、材料テーブル上でうねったり、曲がったりするのを抑制し、ねじり押出材の断面寸法及びねじりピッチの精度を向上させる。
【解決手段】ねじり押出材5の先端部を、プラー14の掴み部16により掴み、ねじり押出材5の押出速度に合わせてプラー14を押出方向に移動させ、その際、ねじり押出材5に弾性変形範囲内の引張力を付加する。掴み部16は、押出方向を軸線として回転自由に設置され、プラー14の移動に伴い、ねじり押出材の回転に任せて自由回転する。
【選択図】図4

Description

本発明は、螺旋状のダイス孔を通して金属材料を押し出し、外周に長さ方向に沿って螺旋状の凹凸を有するねじり押出材を製造する方法、及びその製造方法に用いるプラーに関する。
外周に長さ方向に沿って螺旋状の凹凸を有するねじり押出材は、アルミニウム合金等の金属材料を、前記ねじり押出材の外周の凹凸に対応した断面形状及びねじり角を有する螺旋状のダイス孔を通して押し出すことにより製造されている(特許文献1,2参照)。ダイスの前面(コンテナー側)にダイスへのメタルフローを制御するフローガイドを設置する場合は、前記フローガイドのガイド穴にも螺旋状のねじりを付与することがある。
ねじり押出材は、ダイスから回転しながら押し出され、押出材長手方向に垂直な断面における断面形状自体は押出材長手方向に同じであるが、その位相(断面における凹凸の向き)が押出材長手方向に沿って連続的に変化している。
特開平3−226309号公報 特開平6−7834号公報
図1(a)は、スクリューコンプレッサのロータ素材(ねじり押出材)を製造するダイス1(白抜き矢印が押出方向を示す)を示すもので、ダイス孔のベアリング部2が螺旋状に所定のねじり角を有して形成されている。図1(b)はベアリング部2入口の断面、図1(c)はベアリング部2出口の断面であり、回転対称(この例では4回対称)な断面形状を有する。
上記のようなねじり押出材の押し出しにおいて、ベアリング部2における金属材料のメタルフローは、図1(d)に示すように、凸条部(ロータの羽根部)3,3,・・では押出方向(紙面に垂直方向)に対して螺旋状に回転(矢印参照)するメタルフローとなり、中心部(ロータの軸部)4では回転方向速度は相対的に小さくほぼ直線的なメタルフローとなる。凸状部3,3,・・の中でも中心部4に近い部位と遠い部位では、メタルフローの回転方向速度が異なり、遠い部位ほど大きくなる。
また、ベアリング部2の内周面と金属材料間の摩擦条件に局部的な差ができたり、金属材料に局部的な温度差が発生し、これにより、各凸条部3,3,・・間でもメタルフローに速度差が生じやすい。
このように、ねじり押出材の押し出しでは、一般の直線的な押し出しに比べて、ベアリング部2における断面のメタルフローを均一化するのが困難である。そのため、図2に示すように、材料テーブル上に押し出されたねじり押出材5には、全長にわたり立体的なうねり(上下左右のうねり)が発生する。このうねりは押出速度が大きいほど大きくなる。なお、図2において、6はコンテナー、7はステム、8は押出シリンダー、9はバッカー、11はボルスター、12は材料テーブルである。前記ダイス1はコンテナー6とバッカー9の間に挟まれて固定されている。
また、ねじり押出材5は、ダイス1から回転しながら押し出されるので、ねじり押出材5は材料テーブル12上で回転し、材料テーブル12との摩擦により横方向に移動する現象が発生し、図3に示すように、ねじり押出材5全体が片持ち梁を曲げたような状態となる。
ねじり押出材5に生じるこのようなうねり及び曲げは、ねじり押出材5の断面寸法及びねじりピッチの精度に悪影響を与えている。
一方、このようなうねり及び曲げを抑制するには、ねじり押出材5の先端部をプラーで牽引して、ねじり押出材5を押出方向に誘導することが有効と考えられるが、ねじり押出材5は回転しながら押し出されるため、従来のプラー(例えば特願2010−131619号公報参照)を用いることができない。そのため、従来は、材料テーブル12上のねじり押出材5を作業者が手動で押出方向に誘導しているが、手動での誘導では上記のようなうねり及び曲げを十分抑制できない。また、作業者が押出初期から最終時期まで材料テーブル12の周囲に張り付いて誘導することで生産性が低下する。
本発明は、ねじり押出材の製造方法において生じていた上記問題点に鑑みてなされたもので、ねじり押出材に生じる上記のようなうねり及び曲げを抑制することを主たる目的とする。
本発明は、螺旋状のダイス孔を通して金属材料を押し出し、外周に長さ方向に沿って螺旋状の凹凸を有するねじり押出材を製造する方法において、ねじり押出材の先端部を、押出方向を軸線として回転自由に設置された掴み部を備えるプラーの前記掴み部により掴み、前記プラーを押出方向に移動させて前記ねじり押出材を牽引することを特徴とする。前記ねじり押出材はダイスから回転しながら押し出され、前記掴み部は押出方向を軸線として回転自由に設置されているので、前記掴み部は該ねじり押出材の回転に任せて自由回転する。
前記プラーの移動は、牽引に伴って前記ねじり押出材に掛かる引張力が、前記ねじり押出材の弾性変形範囲内となるように行うことが望ましい。
上記方法に用いられるプラーは、一例として、ガイドレールに沿って直線移動する台車と、前記台車に設置された前記掴み部、すなわち押出方向を軸線として回転自由に設置された掴み部からなる。
本発明によれば、ねじり押出材の先端部をプラーの自由回転する掴み部で掴み、ねじり押出材の押し出しに伴い前記プラーを押出方向に移動させることにより、回転するねじり押出材を自動的に押出方向に誘導して、材料テーブル上に押し出されたねじり押出材に上記のようなうねり及び曲げが生じるのを抑制することができる。また、これにより、ねじり押出材の断面寸法及びねじりピッチの精度を向上させることができる。
ねじり押出材の製造に用いるダイスの一部断面斜視図(a)、ダイス孔のベアリング部入口の断面形状を示す図(b)、同出口の断面形状を示す図(c)、及びベアリング部の出口側から見たメタルフローを説明する図(d)である。 従来のねじり押出材に生じていた問題点を説明する押出機及び周辺装置の一部断面側面図である。 従来のねじり押出材に生じていた問題点を説明する押出機及び周辺装置の一部断面平面図である。 本発明に係るねじり押出材の製造方法を説明する押出機及び周辺装置の一部断面側面図である。
以下、図4を参照して、本発明に係るねじり押出材の製造方法について説明する。図4に示す押出機そのものは、図2の押出機と実質的に同じであるが、この押出機の後方(下流側)には、押出方向(図2において左方向)に沿って直線的に敷設されたレール13と、レール13に沿って押出方向に移動するプラー14が設置されている。プラー14は、台車15と、台車15に設置された掴み部16、及び前記掴み部16を作動させるための図示しない駆動手段等からなる。台車15にはレール13上を走行する車輪17が設置されている。プラー14は、モータ18等からなる移動手段により移動する。
掴み部16は、台車15の移動方向(押出方向)を回転の軸線として、台車15に回転自由に設置されている。また、掴み部16の回転の軸線は、ダイス1出口におけるねじり押出材5の回転の軸心(図1(d)に点Oで示す)と一致させている。軸心Oは、スクリューコンプレッサのロータ素材の場合、長さ方向(押出方向)に垂直な断面の重心を通る。
前記移動手段の一部として、台車15とモータ18の駆動プーリを連結するワイヤ19、及びワイヤ19の方向を変換する中間プーリ21が設置されている。なお、前記移動手段の形態は任意であり、例えば台車15自体にモータを設置し、該モータにより車輪17を駆動するようにしてもよい。レール13と車輪17に代えて、ラック(レール13の代わりに敷設)とピニオン(車輪17の代わりに台車15に設置)を用いることもできる。
前記押出機及びプラー14によるねじり押出材の製造方法を説明すると、まず、プラー14を押出機の後方位置(ボルスター11近傍)に配置し、押出機から押し出されたねじり押出材5の先端部を掴み部16で掴む。掴み部16で掴むとき押し出しを一時的に停止してもよいし、押し出しを停止しない場合は人力で又はモータ18を駆動し、プラー14をねじり押出材5の押出速度に合わせて押出方向に移動させながら掴むようにしてもよい。なお、押出速度とは押出材のダイス出口速度をいう。
次いでモータ18を駆動していなかった場合はモータ18を駆動し、モータ18を駆動していた場合はその駆動を継続し、プラー14を押出方向に連続的に移動させねじり押出材5を押出方向に牽引する。このときプラー14の牽引によってねじり押出材5に掛かる引張力が、ねじり押出材5の弾性変形範囲内となるようにするのが望ましい。例えばモータ18の回転のトルクを調整することで、ねじり押出材5に弾性変形範囲内の引張力を付加することができる。いずれにしても、プラー14の移動速度はねじり押出材5の押出速度に実質的に等しい。
プラー14の掴み部16は、ねじり押出材5の回転中心を軸線として回転自由に設置されているから、ねじり押出材5の回転に任せて掴み部16も自由回転する。従って、回転しながらダイス1から押し出されるねじり押出材5は、掴み部16にその回転を阻害されることなく、プラー14により牽引されて押出方向にほぼ直線的に誘導され、従来のように、材料テーブル12上でうねったり、曲がったりすることが抑制される。
なお、材料テーブル12は、移動するプラー14と相互に干渉しないように、ねじり押出材5を支持する支持位置(図4に示す位置)と、プラー14との干渉を防止できる退避位置の間を移動可能なように配置する。一方、材料テーブル12を前記支持位置に固定配置することもできるが、この場合、プラー14の移動経路を材料テーブル12と相互に干渉しないように設定する必要がある。
1 ダイス
2 ベアリング部
5 ねじり押出材
13 レール
14 プラー
15 台車
16 掴み部
18 モータ

Claims (4)

  1. 螺旋状のダイス孔を通して金属材料を押し出し、外周に長さ方向に沿って螺旋状の凹凸を有するねじり押出材を製造する方法において、ねじり押出材の先端部を、押出方向を軸線として回転自由に設置された掴み部を備えるプラーの前記掴み部により掴み、前記プラーを押出方向に移動させて前記ねじり押出材を牽引することを特徴とするねじり押出材の製造方法。
  2. 前記掴み部は前記ねじり押出材の回転に任せて自由回転することを特徴とする請求項1に記載されたねじり押出材の製造方法。
  3. 前記ねじり押出材に掛かる引張力が前記ねじり押出材の弾性変形範囲内となるように、前記プラーを押出方向に移動させることを特徴とする請求項1又は2に記載されたねじり押出材の製造方法。
  4. 直線状に付設されたガイドレールに沿って移動する台車と、前記台車に設置された掴み部からなる押出材のプラーにおいて、前記掴み部は前記台車の移動方向を軸線として回転自由に設置されていることを特徴とするねじり押出材のプラー。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN103447336A (zh) * 2013-09-03 2013-12-18 辽源飞跃工模具有限公司 一种带有螺旋型翅片的铝合金散热器型材的生产方法
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CN110252837A (zh) * 2019-07-25 2019-09-20 江苏胜翔轻合金科技有限公司 板翅式换热器使用的封条的加工工艺

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