JP2013017319A - 電力変換装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】スイッチング部と、複数のコンデンサセル30からなるコンデンサモジュール3とを備えた電力変換装置。コンデンサモジュール3は、複数のコンデンサセル30を並列接続すると共にスイッチング部と接続される少なくとも一対のバスバー41、42を有する。コンデンサモジュール3は、複数のコンデンサセル30のうちの少なくとも一つに近接して、コンデンサセル30のインダクタンスを調整する調整部材5を配設してなる。調整部材5は、コンデンサセル30に流れるループ電流に起因して生じる磁束に影響を与えることによってコンデンサセル30のインダクタンスを調整するよう構成されている。
【選択図】図1
Description
上記コンデンサモジュールは、上記複数のコンデンサセルを並列接続すると共に上記スイッチング部と接続される少なくとも一対のバスバーを有し、
また、上記コンデンサモジュールは、上記複数のコンデンサセルのうちの少なくとも一つに近接して、該コンデンサセルのインダクタンスを調整する調整部材を配設してなり、
該調整部材は、上記コンデンサセルに流れるループ電流に起因して生じる磁束に影響を与えることによって上記コンデンサセルのインダクタンスを調整するよう構成されていることを特徴とする電力変換装置にある(請求項1)。
電力変換装置の実施例につき、図1〜図4を用いて説明する。
本例の電力変換装置1は、図3に示すごとく、複数の半導体素子からなるスイッチング部2と、スイッチング部2と電気的に接続された複数のコンデンサセル30からなるコンデンサモジュール3とを備えている。
また、コンデンサモジュール3は、複数のコンデンサセル30のうちの少なくとも一つに近接して、該コンデンサセル30のインダクタンスを調整する調整部材5を配設してなる。
本例においては、調整部材5は、銅等からなる導電性を有する導電性調整部材51である。そして、図4に示すごとく、近接配置されたコンデンサセル30に流れるループ電流I0によって生じる磁束φ0が導電性調整部材51を貫くよう構成されている。
図1に示すごとく、バスバー41は、複数のコンデンサセル30の配列方向に延びる本体板部411と、該本体板部411からその幅方向に突出した3本の端子部412とからなる。バスバー41は、各端子部412において、コンデンサセル30の電極31に接続されている。また、バスバー41は、本体板部411におけるコンデンサセル303側の延設方向の一端に配されたバスバー端子414において、スイッチング部2と接続されている。
上記電力変換装置1において、コンデンサモジュール3は、複数のコンデンサセル30のうちの少なくとも一つに近接して調整部材5を配設してなる。これにより、調整部材5を用いて各コンデンサセル30のインダクタンスを個別に調整することができる。それゆえ、複数のコンデンサセル30の間のインダクタンスのばらつきを、調整部材5を用いて容易に行うことができる。その結果、各コンデンサセル30に流れるリプル電流のばらつきを低減することができ、複数のコンデンサセル30の間の温度上昇のばらつきを低減することができる。
本例は、図5に示すごとく、3個のコンデンサセル30のうち、スイッチング部2からの配線距離が最も長いコンデンサセル301のみならず、スイッチング部2からの配線距離が2番目に長いコンデンサセル302にも、導電性調整部材51を近接配置した例である。
その他は、実施例1と同様である。
その他、実施例1と同様の作用効果を有する。
本例は、図6〜図10に示すごとく、上記実施例2の電力変換装置1の効果を確認する実験を行った例である。
つまり、図6に示すごとく、上記実施例2の電力変換装置1において、スイッチング部2を交流電源101に置き換えた試験回路10を構成し、この試験回路10において、各コンデンサセル30にそれぞれ流れる電流を測定した。上記交流電源101は、ピーク電流50A、周波数100kHzの正弦波電流をコンデンサモジュール3に印加するよう構成してある。
また、各コンデンサセル30の容量は、それぞれ100μFである。
なお、本例においては、導電性調整部材511はコンデンサセル301に流れるループ電流とのみ磁気的に結合し、導電性調整部材512はコンデンサセル302に流れるループ電流とのみ磁気的に結合することを前提に、シミュレーションを行ったものである。
この2つの試験回路10、90において、各コンデンサセル30に流れる電流の電流値を測定した。その結果を、図8、図9に示す。同図において、i1、i2、i3は、それぞれコンデンサセル301、302、303に流れる電流の電流値を表す。
これに対し、調整部材5を用いた試験回路10においては、図8に示すごとく、各コンデンサセル301、302、303に流れる電流の電流値i1、i2、i3のばらつきが小さい。
なお、図10において、M0を付した折れ線グラフは、調整部材5を配置しない試験回路90におけるコンデンサセル30のインダクタンスを示し、M1を付した折れ線グラフは、調整部材5を配置した試験回路10におけるコンデンサセル30のインダクタンスを示す。
本例は、図11に示すごとく、コンデンサモジュール3における3個のコンデンサセル30すべてに対して導電性調整部材51を近接配置した例である。
そして、スイッチング部2からの配線距離がより長いコンデンサセル30のループ電流ほど、近接配置した導電性調整部材51との間の結合係数が大きくなるようにしてある。つまり、コンデンサセル301のループ電流とこれに近接する導電性調整部材511との結合係数が、コンデンサセル302のループ電流とこれに近接する導電性調整部材512との結合係数、及び、コンデンサセル303のループ電流とこれに近接する導電性調整部材513との結合係数よりも大きい。一方、コンデンサセル303のループ電流とこれに近接する導電性調整部材513との結合係数が、コンデンサセル302のループ電流とこれに近接する導電性調整部材512との結合係数、及び、コンデンサセル301のループ電流とこれに近接する導電性調整部材511との結合係数よりも小さい。
その他は、実施例1と同様である。
その他、実施例1と同様の作用効果を有する。
本例は、図12、図13に示すごとく、調整部材5として、磁性を備えた磁性調整部材52を用いた例である。
磁性調整部材52は、近接配置されたコンデンサセル30に流れるループ電流I0によって生じる磁束φ0が磁性調整部材52の一部に形成されるよう配置されている。また、磁性調整部材52は、特に軟磁性体からなることが好ましく、例えば鉄を用いることができる。
なお、実施例1、2にかかる電力変換装置1において用いた導電性調整部材51は、本例の電力変換装置1においては配置していない。
その他は、実施例1と同様である。
その他、実施例1と同様の作用効果を有する。
本例は、図14に示すごとく、調整部材5として、導電性調整部材51と磁性調整部材52との双方を用いた電力変換装置1の例である。
すなわち、スイッチング部からの配線距離が最も長いコンデンサセル301に導電性調整部材51を近接配置し、スイッチング部2からの配線距離が最も短いコンデンサセル303に磁性調整部材52を近接配置してある。導電性調整部材51の配置状態は、実施例1に示した配置状態と同様であり、磁性調整部材52の配置状態は、実施例4に示した配置状態と同様である。
その他は、実施例1と同様である。
その他、実施例1と同様の作用効果を有する。
また、コンデンサセルは、フィルムコンデンサに限らず、他の種類のコンデンサであってもよい。
また、コンデンサモジュールにおけるバスバーの数は、一対に限らず、二対以上であってもよい。
2 スイッチング部
3 コンデンサモジュール
30 コンデンサセル
41、42 バスバー
5 調整部材
51 導電性調整部材
52 磁性調整部材
Claims (8)
- 複数の半導体素子からなるスイッチング部と、該スイッチング部と電気的に接続された複数のコンデンサセルからなるコンデンサモジュールとを備えた電力変換装置において、
上記コンデンサモジュールは、上記複数のコンデンサセルを並列接続すると共に上記スイッチング部と接続される少なくとも一対のバスバーを有し、
また、上記コンデンサモジュールは、上記複数のコンデンサセルのうちの少なくとも一つに近接して、該コンデンサセルのインダクタンスを調整する調整部材を配設してなり、
該調整部材は、上記コンデンサセルに流れるループ電流に起因して生じる磁束に影響を与えることによって上記コンデンサセルのインダクタンスを調整するよう構成されていることを特徴とする電力変換装置。 - 請求項1に記載の電力変換装置において、上記調整部材の少なくとも一つは、導電性を有する導電性調整部材であって、近接配置された上記コンデンサセルに流れるループ電流によって生じる磁束が上記導電性調整部材を貫くよう構成されていることを特徴とする電力変換装置。
- 請求項2に記載の電力変換装置において、上記導電性調整部材は、少なくとも、上記スイッチング部からの配線距離が最も長い上記コンデンサセルに対して近接配置されていることを特徴とする電力変換装置。
- 請求項2又は3に記載の電力変換装置において、上記導電性調整部材は、複数の上記コンデンサセルに対してそれぞれ近接配置されており、上記スイッチング部からの配線距離がより長い上記コンデンサセルに対して近接配置された上記導電性調整部材ほど、上記コンデンサセルに流れるループ電流との結合係数が大きいことを特徴とする電力変換装置。
- 請求項2〜4に記載の電力変換装置において、上記導電性調整部材は、平板状の部材であり、その主面が、近接配置された上記コンデンサセルに流れる上記ループ電流の経路と平行となるよう構成されていることを特徴とする電力変換装置。
- 請求項1〜5のいずれか一項に記載の電力変換装置において、上記調整部材の少なくとも一つは、磁性を備えた磁性調整部材であって、近接配置された上記コンデンサセルに流れるループ電流によって生じる磁束が上記磁性調整部材の一部に形成されるよう構成されていることを特徴とする電力変換装置。
- 請求項6に記載の電力変換装置において、上記磁性調整部材は、少なくとも、上記スイッチング部からの配線距離が最も短い上記コンデンサセルに対して近接配置されていることを特徴とする電力変換装置。
- 請求項6又は7に記載の電力変換装置において、上記磁性調整部材は、少なくともその一部が上記コンデンサセルに流れるループ電流の内側に配置されていることを特徴とする電力変換装置。
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