JP2013017313A - 電動車両用制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】外部給電後の走行距離を予約でき、外部給電を安心して利用可能とする。
【解決手段】電動車両1の動力源装置2は、高圧電池4と回転電機5とによって駆動輪3を駆動するとともに、内燃機関6によっても直接的にまたは間接的に駆動輪3を駆動することができる。電動車両1は、外部給電装置8から外部機器へ電力を供給することができる。内燃機関6を含む発電装置7は、利用者の操作によって、外部給電時における発電可否が切換えられる。発電制御手段28は、高圧電池4の電池電力量が所定の閾値を上回るように発電装置7を制御する。予約制御手段27は、外部給電時に、予約エネルギ量を動力源装置2に残すための制御を実行する。予約エネルギ量は、予約走行距離を走行するために必要なエネルギ量である。これにより、外部給電の後に予約走行距離を走行することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、電池から給電される電動機によって走行可能な電動車両に用いられる電動車両用制御装置に関する。
従来、電池から供給される電力によって走行可能な電動車両が知られている。例えば、電池の電力により電動機を駆動することにより走行する電気自動車が電動車両のひとつとして知られている。また、電池と電動機とを含む電気的駆動系統に加えて、さらに内燃機関を備え、電気的駆動系統または内燃機関によって走行可能なハイブリッド車両が電動車両のひとつとして知られている。
特許文献1は、電池残量、すなわち電池の残存電力量を算出し、表示する無線電話機を開示している。
特許文献2は、いわゆるハイブリッド車両において、蓄電残量に応じた走行可能距離と、ガソリン残量に応じた走行可能距離とを算出し、それらを加算した残余走行距離を利用者に対して通知する装置を開示している。
特許文献3も、充電状態と燃料残量との両方を考慮して走行可能距離を算出し、利用者に対して通知する装置を開示している。
特許文献4は、電池が出力可能な時間を利用者に対して通知する装置を開示している。
特許文献5は、ハイブリッド車両を電源設備として利用することを開示している。すなわち、電動車両から外部機器へ電力が供給される。さらに、この文献は、目的地において外部機器へ電力供給することを想定して、目的地に到着するときに目標とする充電状態が得られるように電動車両を制御している。
特開平5−83182号公報 特開平11−220802号公報 特開2001−231103号公報 特開2009−27772号公報 特開2007−62640号公報
特許文献1ないし4の従来技術では、車両に残されたエネルギ量が利用者に通知される。よって、利用者は、今後の走行予定が可能か否かを、自ら判断する必要があった。
さらに、特許文献5のように外部機器へ給電する構成を採用すると、外部機器へ給電するために電池電力および燃料が消費される。このため、外部機器へ給電した後は、車両を予定走行距離だけ走行させることができないおそれがある。このような従来技術では、利用者は、外部機器への給電を安心して実行することができない。
本発明は上記問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、電動車両から外部機器への給電機能を安心して利用することができる電動車両用制御装置を提供することである。
本発明の他の目的は、電動車両から外部機器への給電のために、車載の発電機能を利用するか否かを利用者が設定することができる電動車両用制御装置を提供することである。
本発明は上記目的を達成するために以下の技術的手段を採用する。
請求項1に記載の発明は、少なくとも電池(4)およびこの電池から供給される電力により走行用の動力を供給する回転電機(5)を含む動力源装置(2)と、動力源装置から外部へ給電する外部給電装置(8)とを備える電動車両(1)のための電動車両用制御装置(11)において、予定された走行の予約走行距離を取得する取得手段(13、21、154)と、外部給電装置から外部へ給電するときに、予約走行距離を走行するために必要な予約エネルギ量を動力源装置に残すための制御を実行する予約制御手段(27、194、195、179−182)とを備えることを特徴とする。
この構成によると、電動車両から外部へ給電する場合であっても、予約走行距離を走行するために必要な予約エネルギ量を残すための制御が実行される。これにより、外部へ電力を供給する期間中における車載エネルギ量の過剰な消費を抑制することができる。この結果、外部給電の後でも、電動車両は予約走行距離を走行することができる。そして、利用者は、電動車両から外部機器への給電機能を安心して利用することができる。
請求項2に記載の発明は、動力源装置(2)は、さらに、走行用の動力を供給する燃料式の動力源(6)を含み、予約制御手段は、電池に充電された電池電力量と燃料式の動力源の燃料量とによって予約エネルギ量を残すことを特徴とする。この構成によると、電池に充電された電池電力量と、燃料式の動力源の燃料量とによって予約エネルギ量が残される。これにより、外部給電の後でも、電動車両は予約走行距離を走行することができる。
請求項3に記載の発明は、動力源装置(2)は、さらに、電池を充電する発電装置(7)を備え、予約制御手段は、電池に充電された電池電力量と発電装置が発電可能な発電電力量とによって予約エネルギ量を残すことを特徴とする。この構成によると、電池に充電された電池電力量と、発電装置が発電可能な発電電力量とによって予約エネルギ量が残される。これにより、電動車両において発生可能なエネルギを有効に活用することができる。
請求項4に記載の発明は、さらに、利用者の操作に応答して、外部給電装置から外部へ給電するときにおける発電装置から電池への充電を可能、または不能とする発電制御手段(13、28、151、173−175、178)を備えることを特徴とする。この構成によると、車載の発電機能を利用するか否かを利用者が設定することができる。
請求項5に記載の発明は、予約制御手段は、予約エネルギ量を残すために、電動車両に搭載された車載エネルギ量が予約エネルギ量に近づくと、外部への給電を制限する制限制御を実行する制限手段(181)を備えることを特徴とする。この構成によると、外部への給電を制限することによって、予約エネルギ量が動力源装置に残される。
請求項6に記載の発明は、予約制御手段は、予約エネルギ量を残すために、電動車両に搭載された車載エネルギ量が予約エネルギ量に近づくと、利用者に通知する通知制御を実行する通知手段(180)を備えることを特徴とする。この構成によると、利用者に通知することによって、予約エネルギ量が動力源装置に残される。
請求項7に記載の発明は、予約制御手段は、予約エネルギ量を残すために、電動車両に搭載された車載エネルギ量が予約エネルギ量に近づくと、外部への給電を制限する制限制御を実行する制限手段(181)と、制限制御の前に、利用者に通知する通知制御を実行する通知手段(180)とを含むことを特徴とする。この構成によると、外部への給電が制限される前に、利用者に通知することができる。
請求項8に記載の発明は、さらに、外部給電装置から外部へ給電するときに、外部へ給電可能な時間を利用者に通知する時間通知手段(13、165、177)を備えることを特徴とする。この構成によると、利用者は、外部へ給電可能な時間を知ることができるから、計画的な利用が可能となる。
請求項9に記載の発明は、動力源装置(2)は、さらに、燃料によって発電し、電池を充電する発電装置(7)を備え、取得手段により取得された予約走行距離に基づいて、予約エネルギ量を算出する予約エネルギ算出部(21)と、電池がもつ電池エネルギ量を検出する電池エネルギ検出部(23)、および燃料がもつ燃料エネルギ量を検出する燃料エネルギ検出部(24)を含み、電動車両に搭載されたエネルギ量を算出する車載エネルギ算出部(22)と、利用者の操作に応答して、外部給電装置から外部へ給電するときにおける発電装置から電池への充電を可能、または不能とし、充電が可能であるとき、電池の電池電力量が所定の閾値を上回るように発電装置を制御する発電制御手段(13、28、151、173−175、178)とを備え、予約制御手段は、電池エネルギ量と燃料エネルギ量とによって予約エネルギ量を残すための制御を実行することを特徴とする。
この構成によると、利用者の操作に応答して、外部給電装置から外部へ給電するときにおける発電装置から電池への充電が、可能、または不能とされる。さらに、充電が可能であるとき、電池の電池電力量が所定の閾値を上回るように発電装置が制御される。この結果、発電装置から間接的に外部へ電力が供給される。また、電池に蓄えられた電池エネルギ量と、発電装置の燃料がもつ燃料エネルギ量とによって、予約エネルギ量が残される。この結果、電池がもつエネルギと燃料がもつエネルギとによって外部給電を実行できるとともに、電池がもつエネルギと燃料がもつエネルギとによって外部給電が終わった後に、予約走行距離の走行が可能となる。
なお、特許請求の範囲および上記手段の項に記載した括弧内の符号は、ひとつの態様として後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものであって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
本発明を適用した第1実施形態に係る電動車両用制御装置を示すブロック図である。 第1実施形態の電動車両用制御装置の制御処理を示すフローチャートである。 第1実施形態の電動車両用制御装置の制御処理を示すフローチャートである。 第1実施形態の電動車両用制御装置の制御処理を示すフローチャートである。 第1実施形態の電動車両用制御装置の制御処理を示すフローチャートである。
以下に、図面を参照しながら本発明を実施するための複数の形態を説明する。各形態において先行する形態で説明した事項に対応する部分には同一の参照符号を付して重複する説明を省略する場合がある。各形態において構成の一部のみを説明している場合は、構成の他の部分については先行して説明した他の形態を適用することができる。また、後続の実施形態においては、先行する実施形態で説明した事項に対応する部分に百の位だけが異なる参照符号を付加することにより対応関係を示し、重複する説明を省略する場合がある。各実施形態で具体的に組合せが可能であることを明示している部分同士の組合せばかりではなく、特に組合せに支障が生じなければ、明示してなくとも実施形態同士を部分的に組み合せることも可能である。
(第1実施形態)
図1は、本発明を適用した第1実施形態に係る電動車両1のための制御装置11を示すブロック図である。電動車両1は、走行用の動力源として電動車両1に搭載された動力源装置(PWSD)2を備える。動力源装置2は、駆動輪3を駆動することにより電動車両1を走行させる。動力源装置2は、高圧電池(HBAT)4、回転電機(RTEM)5、および内燃機関(ICEN)6を備える。
高圧電池4は、二次電池である。高圧電池4は、例えばリチウムイオン二次電池である。高圧電池4は、数百ボルトの電圧を供給する高電圧電池である。高圧電池4は、可逆的な化学反応を利用した充電式の電源装置を提供する。回転電機5は、インバータ回路等の駆動回路を含む。回転電機5は、電動機、または発電機として機能することができる電動発電機である。回転電機5は、高圧電池4から給電されることによって回転し、駆動輪3を駆動する。回転電機5は、高圧電池4から供給される電力により走行用の動力を供給する。また、回転電機5は、駆動輪3から駆動されて発電し、高圧電池4を充電することができる。高圧電池4と回転電機5とは、電動車両1の走行用の動力を供給する蓄電式の動力源を構成している。
内燃機関6は、燃料タンクを含む燃料供給装置を備える。内燃機関6は、ガソリン機関、またはディーゼル機関によって提供することができる。内燃機関6は、動力伝達機構を介して駆動輪3を駆動することができる。内燃機関6は、電動車両1の走行用の動力を供給する非蓄電式の動力源装置を構成している。内燃機関6は、エネルギ源として燃料を用いる走行用の動力を供給する燃料式の動力源とも呼ぶことができる。よって、この実施形態の電動車両1は、ハイブリッド車両である。
さらに、内燃機関6は、回転電機5を駆動することができる。内燃機関6によって駆動された回転電機5は発電機として機能する。回転電機5によって発電された電力は、高圧電池4に供給され、高圧電池4を充電する。内燃機関6と回転電機5とは、電動車両1に搭載された発電装置(PWGN)7を構成する。発電装置7は、燃料によって発電し、高圧電池4を充電する。発電装置7は、非可逆的なエネルギ変換を利用した発電式の電源装置を提供する。よって、この電動車両1には、高圧電池4と発電装置7とを含む電源装置が搭載されている。動力源装置2は、高圧電池4と回転電機5とによって駆動輪3を駆動するとともに、内燃機関6によっても直接的にまたは間接的に駆動輪3を駆動することができる。
電動車両1は、動力源装置2から電動車両1の外部に電力を供給するための外部給電装置(EPSD)8を備える。外部給電装置8は、インバータ回路などの電力変換装置を含むことができる。例えば、外部給電装置8は、高圧電池4の直流電力を交流電力に変換して外部機器に供給することができる。外部給電装置8は、高圧電池4に充電された電力、および/または回転電機5によって発電された電力を外部機器に供給する。
電動車両1は、電動車両用制御装置11を備える。電動車両用制御装置11は、ひとつまたは複数の電子制御装置(以下、ECU(Electronic Control Unit)という)によって構成される。ECUは、コンピュータによって読み取り可能な記憶媒体を備えるマイクロコンピュータによって提供される。記憶媒体は、コンピュータによって読み取り可能なプログラムを格納している。記憶媒体は、メモリによって提供されうる。プログラムは、ECUによって実行されることによって、ECUをこの明細書に記載される装置として機能させ、この明細書に記載される制御方法を実行するようにECUを機能させる。ECUが提供する手段は、所定の機能を達成する機能的ブロック、またはモジュールとも呼ぶことができる。
電動車両用制御装置11は、動力系ECU(PTCT)12、入出力装置(UIFD)13、電池ECU(BTCT)14、および燃料センサ(RFSR)15を備える。動力系ECU12は、予約走行距離に基づいて、予約エネルギ量を算出する予約エネルギ算出部(RECS)21を備える。予約エネルギ量は、予約走行距離だけ電動車両1を走行させるために必要なエネルギ量である。予約走行距離は、将来において予定された走行において想定される予定された走行距離である。
動力系ECU12は、電動車両1に搭載されている車載エネルギ量を算出する車載エネルギ算出部(VECS)22を備える。車載エネルギ量は、動力源装置2が有し、かつ電動車両1の走行のために利用することができるエネルギ量の総量である。車載エネルギ算出部22は、高圧電池4がもつ電池エネルギ量を検出する電池エネルギ検出部23、および燃料がもつ燃料エネルギ量を検出する燃料エネルギ検出部24を含む。車載エネルギ量には、高圧電池4に蓄電され、回転電機5を駆動するために利用可能な電池エネルギ量が含まれている。電池エネルギ量は、高圧電池4に蓄電された残存電力量、すなわち電池電力量によって表すことができる。電池エネルギ量は、電池エネルギ検出部(BTED)23によって検出される。さらに、車載エネルギ量には、内燃機関6によって発生可能であり、かつ内燃機関6によって直接的に駆動輪3を駆動可能であるか、または内燃機関6から高圧電池4と回転電機5とを介して間接的に駆動輪3を駆動可能な燃料エネルギ量が含まれている。燃料エネルギ量は、発電装置7によって発電することができる発電電力量によって表すことができる。燃料エネルギ量は、燃料エネルギ量検出部(FEND)24によって検出される。
動力系ECU12は、予約エネルギ量と車載エネルギ量とに基づいて動力源装置2と入出力装置13とを制御する監視部(MNTS)25を備える。監視部25は、高圧電池4または発電装置7から外部給電装置8を経由して外部機器へ給電するための給電制御手段(PPCM)26を備える。給電制御手段26は、外部給電装置8から外部へ給電するときに、外部へ給電可能な時間を利用者に通知する時間通知手段を備えることができる。
監視部25は、予約走行距離を走行するために必要な予約エネルギ量を動力源装置2に残すための制御を実行する予約制御手段(RVCM)27を備える。予約制御手段27は、給電制御手段26による外部給電の後においても予約エネルギ量を動力源装置2に残すために、入出力装置13および/または動力源装置2を制御する。予約制御手段27は、電池エネルギ量と燃料エネルギ量とによって予約エネルギ量を残すための制御を実行する。予約制御手段27は、高圧電池4に充電された電池電力量と、燃料式の動力源である内燃機関6の燃料量とによって予約エネルギ量を動力源装置2に残す。予約制御手段27は、高圧電池4に充電された電池電力量と発電装置7が発電可能な発電電力量とによって予約エネルギ量を残すともいえる。
予約制御手段27は、予約エネルギ量を残すために、電動車両1に搭載された車載エネルギ量が予約エネルギ量に近づくと、外部への給電を制限する制限制御を実行する制限手段を備える。外部給電の制限は、例えば、外部給電の停止によって実現される。予約制御手段27は、予約エネルギ量を残すために、電動車両1に搭載された車載エネルギ量が予約エネルギ量に近づくと、利用者に通知する通知制御を実行する通知手段を備える。通知は、例えば、利用者に対する警告によって実現される。また、制限制御の前に、利用者に通知する通知制御を実行する通知手段を備えることができる。
監視部25は、発電装置7を制御する発電制御手段(PGCM)28を備える。発電制御手段28は、電動車両1の利用者の選択操作に応答して、外部給電装置8から外部へ給電するときにおける発電装置7から高圧電池4への充電を可能、または不能とする。さらに、発電制御手段28は、外部給電のために発電装置7を作動させ、発電装置7によって発電された電力を高圧電池4に充電する。発電制御手段28は、充電が可能であるとき、高圧電池4の電池電力量が所定の閾値を上回るように発電装置7を制御する。発電装置7によって発電された発電電力は、高圧電池4および外部給電装置8を経由して間接的に外部機器へ供給される。
動力系ECU12は、動力源装置2を制御するための動力系制御部29を備える。動力系制御部29は、高圧電池4からの放電出力、および高圧電池4への充電入力を調節するように高圧電池4を制御する。また、動力系制御部29は、利用者の要求に応じて電動車両1を走行させるために、回転電機5および内燃機関6を制御する。さらに、動力系制御部29は、利用者の要求に応じて発電装置7を作動させるために、回転電機5および内燃機関6を制御する。
入出力装置13は、電動車両1に搭載されたナビゲーション装置によって提供することができる。入出力装置13は、電動車両1の動力系ECU12内における情報を表示し、利用者に通知するための表示部(DSPD)31を備える。表示部31は、利用者に対して電動車両用制御装置11内における情報を通知する通知部と、利用者に対して警報を通知する警報部とを含むことができる。表示部31は、電動車両1に残されたエネルギ量によって走行可能な走行可能距離を通知する第1の通知手段を含むことができる。走行可能距離は、発電装置7の使用可否を選択する際に表示される。走行可能距離は、予約走行距離を設定する際に表示される。走行可能距離は、外部機器への給電中に表示される。表示部31は、外部機器へ給電可能な外部給電量を示す情報を通知する第2の通知手段を含むことができる。例えば、外部給電量は、外部機器へ給電可能な電力量を示す外部給電量、および外部機器へ給電可能な時間を示す外部給電時間の少なくともひとつによって通知することができる。この外部給電量は、発電装置7の使用可否を選択する際に表示される。外部給電量は、予約走行距離を設定する際に表示される。外部給電量は、外部機器への給電中に表示される。
入出力装置13は、利用者による操作に基づいて、利用者からの指令を入力するための入力部(INPD)32を備える。入力部32は、外部機器への給電中における発電装置7による発電を可能とするか、不能とするかを選択する利用者の選択操作を入力し、発電装置7の使用可否情報を取得するための選択取得手段を含むことができる。入力部32は、外部機器への給電後に予定された走行における予約走行距離を設定する利用者の設定操作を入力し、予約走行距離情報を取得するための設定取得手段を含むことができる。
入出力装置13は、利用者が保持する携帯端末と通信可能な通信機33を備える。通信機33は、上記表示部31に表示される上記情報を携帯端末に送信し、携帯端末を通して利用者に上記情報を通知するために利用される。
電池ECU14は、高圧電池4に残された電池電力量を示す電気的な変量を検出する。電池ECU14は、例えば、高圧電池4の電圧、および電流を検出する。電池ECU14により検出された検出値は、電池エネルギ検出部23に入力される。
燃料センサ15は、内燃機関6に利用可能な燃料量を検出する。例えば、燃料センサ15は、燃料タンクに残された燃料残量を検出する。燃料残量は、発電装置7によって発電可能な発電電力量を示す。燃料センサ15によって検出された検出値は、燃料エネルギ検出部24に入力される。
図2は、第1実施形態の電動車両用制御装置の制御処理を示すフローチャートである。図中には、発電装置7の使用可否情報、および予約走行距離を取得するための取得処理150が図示されている。
ステップ151では、利用者による入力部32の操作が入力されることによって、発電装置7の使用可否、すなわち自動充電の可否を示す情報が取得される。ステップ152では、外部給電量ESWが算出される。この段階では、予約走行距離が未設定であるから、外部給電量ESWは、車載エネルギ量に基づいて算出される。ステップ152の詳細は、後述する。ステップ153では、ステップ152で算出された外部給電量ESWが表示部31に表示され、利用者に通知される。ここでは、外部給電量ESW、外部給電時間ATM、および走行可能距離ADSが表示される。このとき、外部機器の消費電力は不明であるから、外部給電時間ATMは、標準的な消費電力に基づいて求められた予測値である。ステップ154では、利用者による入力部32の操作が入力されることによって、予約走行距離RDSが取得される。ステップ155では、予約走行距離RDSと走行可能距離ADSとが比較される。予約走行距離RDSが走行可能距離ADS以上である場合は、外部給電が不可能であることを示している。この場合、ステップ156へ進む。ステップ156では、予約走行距離RDSの再入力を利用者に対して促し、ステップ154へ戻る。
予約走行距離RDSが走行可能距離ADSを下回る場合、ステップ157へ進む。ステップ157では、再び、外部給電量ESWが算出される。ステップ157では、予約走行距離を提供するために必要な予約エネルギ量を残すために、車載エネルギ量から予約エネルギ量を減算した差に基づいて外部給電量ESWが算出される。ステップ158では、ステップ157で算出された外部給電量ESWが表示部31に表示され、利用者に通知される。ここでは、外部給電量ESW、外部給電時間ATM、および走行可能距離ADSが表示される。さらに、ここでは、予約走行距離RDSも表示される。
この取得処理150によると、外部給電量ESWに変動をもたらす自動充電の可否と、予約走行距離とが、順に確定される。このため、利用者は、必要とする外部給電量ESWが得られるように入力操作を行うことができる。
図3は、第1実施形態の電動車両用制御装置の制御処理を示すフローチャートである。図中には、外部機器への給電を開始するか否かを判定する開始判定処理160が図示されている。開始判定処理160は、外部機器への給電が要求されたときに実行される。開始判定処理160は、例えば、外部給電装置8に外部機器が接続され、高圧電池4から外部給電装置8への給電が可能となったときに実行される。
ステップ161では、外部給電量ESWが算出される。外部給電の開始時に、外部給電量ESWが再計算される。ステップ162では、予約走行距離RDSが設定されているか否かが判定される。予約走行距離が設定されている場合、ステップ163へ進む。ステップ163では、外部給電量ESWが、警告のための閾値WRTを上回るか否かが判定される。ESW>WRTの場合、ステップ164へ進む。ステップ164では、外部機器への給電を開始する。ステップ165では、ステップ157で算出された外部給電量ESWが表示部31に表示され、利用者に通知される。ここでは、外部給電量ESW、外部給電時間ATM、および走行可能距離ADSが表示される。ステップ165では、外部機器への給電が開始されているから、外部機器の消費電力、すなわち給電量が検出可能である。よって、外部給電時間ATMは、外部機器の消費電力に応じて算出された実際値である。さらに、ここでは、予約走行距離RDSも表示される。ステップ165により、時間通知手段が提供される。
ステップ162において予約走行距離RDSが設定されていない場合、ステップ166へ進む。ステップ166では、外部機器への給電を禁止する。ステップ167では、表示部31に外部給電が禁止されたことを表示し、利用者に通知する。予約走行距離RDSが未設定の場合、外部給電の後に電動車両1を走行させることができなくなるおそれがあるから、この実施形態では、外部機器への給電を禁止する。
ステップ163において、外部給電量ESWが、閾値WRT以下の場合、ステップ166へ進む。閾値WRTは、予約エネルギ量に加えて電動車両1に残すべき追加的なエネルギ量に相当する。閾値WRTは、処理における誤差および/または変動があっても、予約エネルギ量を残すことができる可能性を高めるように設定されている。外部給電量ESWが、閾値WRT以下の場合、予約エネルギ量を残すために外部給電が禁止される。
この開始判定処理160によると、予約走行距離RDSの設定がない場合には、外部給電が禁止される。このため、外部給電によって車載エネルギが使い尽くされる事態を回避できる。また、外部給電量ESWが、閾値WRT以下の場合、すなわち車載エネルギ量が予約エネルギ量に接近している場合には、外部給電の開始が禁止される。この結果、外部給電より、予約エネルギ量の保存が優先される。
図4は、第1実施形態の電動車両用制御装置の制御処理を示すフローチャートである。図中には、外部機器への給電中に実行される監視処理170が図示されている。監視処理170は、外部充電の期間中に繰り返して実行される。
ステップ171では、外部給電量ESWが算出される。外部給電の期間中、外部給電量ESWが繰り返して再計算される。ステップ172では、外部給電量ESWが、閾値WRTを上回るか否かが判定される。ESW>WRTの場合、ステップ173へ進む。
ステップ173では、自動充電が許可されているか否かが判定される。自動充電が許可されている場合、ステップ174に進む。ステップ174では、電池電力量CHWが閾値BTHを下回るか否かが判定される。電池電力量CHWが閾値BTHを下回る場合、ステップ175へ進む。ステップ175では、発電装置7による発電が開始され、高圧電池4が発電装置7によって充電される。ステップ174において、電池電力量CHWが閾値BTH以上の場合、発電装置7の発電が停止される。ステップ173からステップ175、およびステップ178の処理によって発電制御手段28が提供される。
ステップ176では、外部機器への給電が実行される。ステップ177では、ステップ171で算出された外部給電量ESWが表示部31に表示され、利用者に通知される。ここでは、外部給電量ESW、外部給電時間ATM、および走行可能距離ADSが表示される。ステップ177では、外部機器への給電が開始されているから、外部機器の消費電力、すなわち給電量が検出可能である。よって、外部給電時間ATMは、外部機器の消費電力に応じて算出された実際値である。さらに、ここでは、予約走行距離RDSも表示される。さらに、ステップ177では、電動車両1に搭載された通信端末を用いて、利用者が保持する携帯端末に外部給電量ESWを含む上記情報を送信する。このような情報の送信は、例えば、携帯電話回線を経由して利用者の携帯電話に情報を送信することにより実行できる。これにより、外部給電中に利用者が電動車両1から離れていても、外部給電の進行によって車載エネルギ量が減少してゆく過程を刻々と通知することができる。ステップ177により、時間通知手段が提供される。
ステップ173において、自動充電が許可されていない場合、ステップ176へ進む。この結果、自動充電が不能な場合でも、ESW>WRTの場合には外部給電が実行される。
ステップ172において、外部給電量ESWが、閾値WRT以下の場合、ステップ179へ進む。ステップ179では、外部給電量ESWが、ゼロを上回るか否かが判定される。すなわち、外部給電量ESWが警告領域にあるか否かが判定される。ステップ179において肯定判定される場合、ステップ180へ進む。ステップ180では、表示部31に警告を表示する。さらに、ステップ180では、利用者が保持する携帯端末に警告情報を送信する。これにより、外部給電中に利用者が電動車両1から離れていても、警告を通知することができる。この警告は、車載エネルギ量の減少を利用者に通知するものである。この警告は、外部機器への給電を停止することを利用者に対して促す通知でもある。言い換えると、ステップ180において警告することにより、利用者による外部給電の停止を促し、電動車両1に予約エネルギ量が残される可能性を高めることができる。ステップ180における警告処理は、電動車両1に予約エネルギ量を残すための予約制御手段の一部を提供している。ステップ180は、車載エネルギ量が予約エネルギ量の近づいたことを警告として利用者に通知する通知手段を提供する。また、この警告は、後述する処理によって外部給電が強制的に停止されることを予告する先行的な通知でもある。ステップ180の後、ステップ176へ進む。この結果、外部給電量ESWが閾値WRTを下回っても、ゼロに到達するまでは、外部給電が継続される。上述のように開始判定処理160では、外部給電量ESWが閾値WRTを下回っていると外部給電は開始されない。しかし、開始判定処理160によって一旦外部給電が開始された後は、外部給電量ESWが閾値WRTを下回っても外部給電が継続される。
ステップ179において外部給電量ESWがゼロ以下である場合、ステップ181へ進む。ステップ181では、外部給電が停止される。ステップ181において外部給電を停止することにより、電動車両1には、予約エネルギ量が残される。ステップ181における強制的な外部給電停止処理は、電動車両1に予約エネルギ量を残すための予約制御手段の一部を提供している。ステップ181は、外部給電を制限する制限手段を提供する。ステップ182では、外部給電が強制的に停止されたことが表示部31に表示され、利用者に通知される。さらに、ステップ182では、利用者が保持する携帯端末に停止情報を送信する。これにより、外部給電中に利用者が電動車両1から離れていても、外部給電が停止したことを通知することができる。ステップ183では、外部給電を終了し、一連の制御処理を終了するための終了処理が実行される。
この監視処理170によると、電動車両1に搭載された発電装置7の発電電力量が外部給電に利用される。しかも、発電装置7の利用可否、すなわち自動充電の可否を利用者の選択に応じて切換えることができる。また、外部給電量ESWがゼロになるまで外部給電を継続できる。また、外部給電が強制的に停止される前に、利用者に対して警告を与えることができる。また、警告、および/または強制的な外部給電の停止によって、電動車両1に予約エネルギ量を残すための制御処理を提供することができる。
図5は、第1実施形態の電動車両用制御装置の制御処理を示すフローチャートである。図中には、外部給電量ESWを算出するための算出処理190が図示されている。算出処理190は、上述のステップ152、157、161、171において実行される。
ステップ191では、車載エネルギ量が取得される。車載エネルギ量は、電池電力量CHWと、発電電力量GNWとの和として求められる。電池電力量CHWは、高圧電池4に蓄電された残存電力量であり、電池エネルギ検出部23によって検出される。発電電力量GNWは、燃料タンクに残された燃料によって発電装置7が発電することができる電力量である。ステップ191は、電動車両1に搭載され、走行のために利用することが可能なエネルギ量の総和を算出する手段を提供する。
ステップ192では、予約走行距離RDSに必要な予約電力量SDWを算出する。予約電力量SDWは、予約走行距離RDSのすべてを回転電機5だけによって走行することを想定して、回転電機5の効率などを考慮して算出することができる。予約電力量SDWは、例えば、走行距離と消費される電力量との関係を示す所定の関数f1を用いて求めることができる。ステップ152における処理のように、予約走行距離RDSが未設定の段階では、予約走行距離RDSはゼロとされる。ステップ192は、外部給電の後に予定された走行のために必要な予約エネルギ量を算出する手段を提供する。
ステップ193では、自動充電の可否が判定される。自動充電が可能である場合、ステップ194へ進む。ステップ194では、電池電力量CHWと発電電力量GNWとから外部給電量ESWが算出される。外部給電量ESWは、外部機器に給電可能な電力量を示す。ここでは、予約電力量SDWを残すために、電動車両1に搭載された総エネルギ量(CHW+GNW)から、予約電力量SDWと所定の余裕電力量CCWとを除いて外部給電量ESWが算出される。ステップ194では、予約電力量SDWが高圧電池4の電池電力量CHWと、発電装置7の発電電力量GNWとに分散された態様で残される。すなわち、予約走行距離RDSを走行するためのエネルギは、蓄電された電力量と、燃料量とに分散して残される。ここで、予約電力量SDWの分散比率は、効率的な走行ができるように設定することができる。例えば、予約走行距離RDSの長さ、燃料量、高圧電池4の容量などに応じて、分散比率を設定することができる。
ステップ193において、自動充電が不能である場合、ステップ195へ進む。ステップ195では、電池電力量CHWだけから外部給電量ESWが算出される。外部給電量ESWは、外部機器に給電可能な電力量を示す。ここでは、予約電力量SDWを残すために、電池電力量CHWから、予約電力量SDWと所定の余裕電力量CCWとを除いて外部給電量ESWが算出される。ステップ195では、予約電力量SDWのすべてが高圧電池4だけに残される。
ステップ196では、ステップ194またはステップ195において算出された外部給電量ESWを、利用者が理解しやすい単位に換算する換算処理が実行される。ここでは、外部給電量ESWから、外部給電時間ATMと走行可能距離ADSとが求められる。例えば、外部給電量ESWと、外部機器の消費電力ECWとから、外部機器に給電可能な時間を示す外部給電時間が求められる。また、外部給電量ESWと予約電力量SDWと所定の余裕電力量CCWとから、走行可能距離ADSが求められる。走行可能距離ADSは、例えば、走行距離と消費される電力量との関係を示す所定の関数f2を用いて求めることができる。
この算出処理190によると、予約電力量SDWを残すように外部給電量ESWが算出される。しかも、発電装置7が利用可能な場合には電池電力量CHWと発電電力量GNWとの両方に基づいて外部給電量ESWが算出される。また、発電装置7が利用不能な場合には電池電力量CHWだけに基づいて外部給電量ESWが算出される。
(他の実施形態)
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に何ら制限されることなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲において種々変形して実施することが可能である。上記実施形態の構造は、あくまで例示であって、本発明の範囲はこれらの記載の範囲に限定されるものではない。本発明の範囲は、特許請求の範囲の記載によって示され、さらに特許請求の範囲の記載と均等の意味及び範囲内での全ての変更を含むものである。
例えば、上記実施形態では、回転電機5と内燃機関6との両方によって駆動輪3を駆動することができるいわゆるハイブリッド車両に本発明を適用した。これに代えて、回転電機5だけで駆動輪3を駆動する電気自動車に本発明を適用してもよい。
また、上記実施形態では、電動車両1の走行用の回転電機5を利用して発電装置7を提供した。これに代えて、回転電機5とは独立した発電装置7を採用してもよい。かかる構成においては、内燃機関6は発電のためにのみ利用される。
また、上記実施形態では、発電装置7は、内燃機関6によって回転電機5を駆動する電磁的な発電装置を採用した。これに代えて、発電装置7として電気化学的な発電装置を採用してもよい。例えば、燃料電池を採用することができる。
また、上記実施形態では、自動充電の可否を取得し外部給電量を表示した後に、利用者に予約走行距離を設定させ、予約走行距離を取得した。これに代えて、自動充電の可否と予約走行距離とを同時に取得してもよい。また、予約走行距離を取得し外部給電量を表示した後に、利用者に自動充電の可否を選択させ、自動充電の可否を取得してもよい。
また、上記実施形態では、ステップ193−195において、自動充電の可否に応じて、外部給電量ESWを算出するための車載エネルギ量を(CHW+GNW)と(CHW)との間で切換えた。これに代えて、自動充電の可否にかかわらず、外部給電量ESWを(CHW+GNW)に基づいて求めてもよい。電池電力量CHWがゼロになっても、内燃機関6の燃料だけによって予約走行距離を走行することができる場合があるからである。
また、電子制御装置が提供する手段と機能は、ソフトウェアのみ、ハードウェアのみ、あるいはそれらの組合せによって提供することができる。例えば、電子制御装置をアナログ回路によって構成してもよい。
1 電動車両
2 動力源装置
3 駆動輪
4 高圧電池
5 回転電機
6 内燃機関
7 発電装置
8 外部給電装置
11 電動車両用制御装置
12 動力系電子制御装置(ECU)
13 入出力装置
14 電池ECU
15 燃料センサ
21 予約エネルギ算出部
22 車載エネルギ算出部
23 電池エネルギ算出部
24 燃料エネルギ算出部
25 監視部
26 給電制御手段
27 予約制御手段
28 発電制御手段
29 動力系制御部
31 表示部
32 入力部

Claims (9)

  1. 少なくとも電池(4)およびこの電池から供給される電力により走行用の動力を供給する回転電機(5)を含む動力源装置(2)と、
    前記動力源装置から外部へ給電する外部給電装置(8)とを備える電動車両(1)のための電動車両用制御装置(11)において、
    予定された走行の予約走行距離を取得する取得手段(13、21、154)と、
    前記外部給電装置から外部へ給電するときに、前記予約走行距離を走行するために必要な予約エネルギ量を前記動力源装置に残すための制御を実行する予約制御手段(27、194、195、179−182)とを備えることを特徴とする電動車両用制御装置。
  2. 前記動力源装置(2)は、さらに、走行用の動力を供給する燃料式の動力源(6)を含み、
    前記予約制御手段は、前記電池に充電された電池電力量と前記燃料式の動力源の燃料量とによって前記予約エネルギ量を残すことを特徴とする請求項1に記載の電動車両用制御装置。
  3. 前記動力源装置(2)は、さらに、前記電池を充電する発電装置(7)を備え、
    前記予約制御手段は、前記電池に充電された電池電力量と前記発電装置が発電可能な発電電力量とによって前記予約エネルギ量を残すことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の電動車両用制御装置。
  4. さらに、利用者の操作に応答して、前記外部給電装置から外部へ給電するときにおける前記発電装置から前記電池への充電を可能、または不能とする発電制御手段(13、28、151、173−175、178)を備えることを特徴とする請求項3に記載の電動車両用制御装置。
  5. 前記予約制御手段は、前記予約エネルギ量を残すために、前記電動車両に搭載された車載エネルギ量が前記予約エネルギ量に近づくと、外部への給電を制限する制限制御を実行する制限手段(181)を備えることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の電動車両用制御装置。
  6. 前記予約制御手段は、前記予約エネルギ量を残すために、前記電動車両に搭載された車載エネルギ量が前記予約エネルギ量に近づくと、利用者に通知する通知制御を実行する通知手段(180)を備えることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載の電動車両用制御装置。
  7. 前記予約制御手段は、
    前記予約エネルギ量を残すために、前記電動車両に搭載された車載エネルギ量が前記予約エネルギ量に近づくと、外部への給電を制限する制限制御を実行する制限手段(181)と、
    前記制限制御の前に、利用者に通知する通知制御を実行する通知手段(180)とを含むことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の電動車両用制御装置。
  8. さらに、前記外部給電装置から外部へ給電するときに、外部へ給電可能な時間を利用者に通知する時間通知手段(13、165、177)を備えることを特徴とする請求項1から請求項7のいずれかに記載の電動車両用制御装置。
  9. 前記動力源装置(2)は、さらに、燃料によって発電し、前記電池を充電する発電装置(7)を備え、
    前記取得手段により取得された前記予約走行距離に基づいて、予約エネルギ量を算出する予約エネルギ算出部(21)と、
    前記電池がもつ電池エネルギ量を検出する電池エネルギ検出部(23)、および前記燃料がもつ燃料エネルギ量を検出する燃料エネルギ検出部(24)を含み、前記電動車両に搭載されたエネルギ量を算出する車載エネルギ算出部(22)と、
    利用者の操作に応答して、前記外部給電装置から外部へ給電するときにおける前記発電装置から前記電池への充電を可能、または不能とし、充電が可能であるとき、前記電池の電池電力量が所定の閾値を上回るように前記発電装置を制御する発電制御手段(13、28、151、173−175、178)とを備え、
    前記予約制御手段は、前記電池エネルギ量と前記燃料エネルギ量とによって前記予約エネルギ量を残すための制御を実行することを特徴とする請求項1から請求項8のいずれかに記載の電動車両用制御装置。
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