JP2013014966A - 中空柱の補強方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】モルタル投入後のシリコン樹脂投入を日時をあけることなく、効率的に行うことができる中空柱の補強方法を提供する。
【解決手段】中空柱1の中心にガイド棒17を配設し、このガイド棒17の周囲に複数の補強用棒状部材3、5を配設し、ガイド棒17の上端部に筒状体55の下端部を取り付け、複数の補強用棒状部材3、5の間を含んで複数の補強用棒状部材3、5を全体的に覆うとともに筒状体55の下端部が埋まるように中空柱1の下部の内部にモルタル7を投入し、筒状体55の周囲を含むモルタル7の上表面の上に流動性のシリコン樹脂を流し込んで、シリコン樹脂層37を形成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、下部が地中に埋設されて地上に立設された中空柱を補強する中空柱の補強方法に関する。
鋼管柱やコンクリート製の電柱などの中空柱は、通常、下部の所定長部分が地中に埋設されて地上に立設される。このような中空柱は、筒状の中空柱であり、その内部は空洞、すなわち中空となっている。
このような中空柱においては、下部は地中に埋設されているため、強固であるが、この下部から上方に伸び出た地上部分と下部との境の地際、すなわち中空柱の地中に埋設された地中部分と地上に立設された地上部分との境の地際が脆弱である。
このように脆弱な中空柱の下部を補強するために、地際から1m程上方の電柱側面に形成された側部開口から中空柱の内部に例えばアラミドロッドやPC鋼線などの補強用棒状部材を複数本、中空柱の長手方向に挿入するとともに、これらの補強用棒状部材を全体的に覆うように複数の補強用棒状部材の隙間および上部にモルタルを投入して中空柱の地際を補強している。
それから、上述したように投入したモルタルを乾燥させつつ内部に含む気泡を上表面から外部に排出させて乾燥硬化させた後、この乾燥硬化したモルタルの表面および周囲に発生したひび割れなどを埋めて補修するとともに、乾燥硬化したモルタルの表面からモルタル内に雨などの水が浸透することを防止するために、乾燥硬化したモルタルの表面上に補強材としてのプライマを塗布している。
特開2010−203101号公報
上述したように投入したモルタルを乾燥硬化させた後、この乾燥硬化したモルタルの表面上にプライマを塗布しているが、このプライマの塗布は、モルタル内に存在する気泡を上表面から外部に排出させてから行う必要があるとともに、またプライマが水に溶けやすいなどということもあって、モルタルが乾燥した後に行う必要がある。そのため、従来は、モルタルを投入した当日にすぐにプライマを塗布することができず、モルタルが乾燥したと考えられる次の日以降などにプライマを塗布し無ければならなかった。しかしながら、補強工事を行う必要のある鋼管柱やコンクリート製の電柱などの中空柱の補強工事現場は、例えば地方の交通の便の悪い遠隔地或いは山奥などの遠隔地にあることが多いため、モルタルを投入した日の次の日などに再度、これら遠隔地にある補強工事現場まで行って、プライマを塗布する工事のみを行う必要があり、従来は、モルタル投入とプライマ塗布のために少なくとも二日間は掛かり、作業効率を極端に悪くしているという問題がある。
本発明は、上記に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、モルタル投入後の補強材投入を効率的に行うことができる中空柱の補強方法を提供することにある。
上記課題を達成するため、請求項1記載の中空柱の補強方法は、下部が地中に埋設されて地上に立設された中空柱を補強する中空柱の補強方法であって、中空柱の地際を含む下部に複数の補強用棒状部材を配設する補強用棒状部材配設工程と、前記複数の補強用棒状部材の間を含んで当該複数の補強用棒状部材を全体的に覆うように中空柱の下部の内部にモルタルを投入するモルタル投入工程と、筒状体を上端部が前記モルタルの上表面から上方に露出し、下端部がモルタルの上表面からモルタルの中に入るように設定する筒状体設定工程と、前記筒状体の周囲を含む前記モルタルの上表面の上に流動性のシリコン樹脂を流し込むシリコン樹脂投入工程とを有することを要旨とする。
請求項1記載の中空柱の補強方法では、中空柱の地際を含む下部に複数の補強用棒状部材を配設し、この複数の補強用棒状部材の間を含んで複数の補強用棒状部材を全体的に覆うように中空柱の下部の内部にモルタルを投入し、筒状体の下端部をモルタルの中に入るように設定し、この筒状体の周囲を含むモルタルの上に流動性のシリコン樹脂を流し込むため、モルタルが乾燥していない状態でシリコン樹脂を流し込んでも、シリコン樹脂が溶けることもないとともに、モルタル内の気泡は筒状体から外部に排出されて、気泡がモルタル内に残ることがなく、従来のようにモルタル乾燥後にシリコン樹脂の投入のために、例えば翌日まで待つ必要もなく、モルタル投入に続いてシリコン樹脂の投入をすぐに行うことができ、従来のように日数をかけることなく、作業を迅速かつ効率的に行うことができるとともに、またモルタルはシリコン樹脂で覆われ、モルタル内に雨などの水が浸透することを防止できる。
請求項2記載の中空柱の補強方法は、下部が地中に埋設されて地上に立設された中空柱を補強する中空柱の補強方法であって、中空柱の地際を含む下部における中空柱の長手方向の中心にガイド棒を配設し、中空柱の地際を含む下部を補強すべく前記ガイド棒の周囲に複数の補強用棒状部材を配設する補強用棒状部材配設工程と、前記ガイド棒の上端部に筒状体の下端部を取り付ける筒状体取付工程と、前記複数の補強用棒状部材の間を含んで当該複数の補強用棒状部材を全体的に覆うとともに前記筒状体の下端部が埋まるように中空柱の下部の内部にモルタルを投入するモルタル投入工程と、前記下端部がモルタル内に埋められた前記筒状体の周囲を含む前記モルタルの上表面の上に流動性のシリコン樹脂を流し込むシリコン樹脂投入工程とを有することを要旨とする。
請求項2記載の中空柱の補強方法では、中空柱の中心にガイド棒を配設し、このガイド棒の周囲に複数の補強用棒状部材を配設し、ガイド棒の上端部に筒状体の下端部を取り付け、複数の補強用棒状部材の間を含んで複数の補強用棒状部材を全体的に覆うとともに筒状体の下端部が埋まるように中空柱の下部の内部にモルタルを投入し、筒状体の周囲を含むモルタルの上に流動性のシリコン樹脂を流し込むため、モルタルが乾燥していない状態でシリコン樹脂を流し込んでも、シリコン樹脂が溶けることもないとともに、モルタル内の気泡は筒状体から外部に排出されて、気泡がモルタル内に残ることがなく、従来のようにモルタル乾燥後にシリコン樹脂の投入のために、例えば翌日まで待つ必要もなく、モルタル投入に続いてシリコン樹脂の投入をすぐに行うことができ、従来のように日数をかけることなく、作業を迅速かつ効率的に行うことができるとともに、またモルタルはシリコン樹脂で覆われ、モルタル内に雨などの水が浸透することを防止できる。
請求項3記載の中空柱の補強方法は、前記モルタル投入工程においては、前記補強用棒状部材の上端部近くに位置して、中空柱の地際よりも上方の周壁に形成されている側部開口を閉塞する閉塞板の上部に形成された開口部に漏斗の下部の細い筒口を取り付け、この漏斗の上部の朝顔状に広がった開口部から中空柱の内部にモルタルを投入することを要旨とする。
請求項3記載の中空柱の補強方法では、側部開口の閉塞板の開口部に漏斗の下部の細い筒口を取り付け、この漏斗の上部の朝顔状に広がった開口部から中空柱の内部にモルタルを投入する。
請求項4記載の中空柱の補強方法は、前記モルタルで覆われる補強用棒状部材の上端部よりも上方であって、かつ前記側部開口よりも上方の中空柱の周壁に水抜孔が形成され、前記中空柱の内部に投入されたモルタルが前記水抜孔から外部に流し出し、モルタルは水抜孔よりも上方に投入されないことを要旨とする。
請求項4記載の中空柱の補強方法では、中空柱の内部に投入されたモルタルが水抜孔から外部に流し出し、モルタルは水抜孔よりも上方に投入されないため、中空柱内に入った雨などの水を水抜孔から排出することができる。
請求項5記載の中空柱の補強方法は、前記水抜孔よりも上方の中空柱の周壁にシリコン樹脂投入孔が形成され、このシリコン樹脂投入孔から中空柱の内部にシリコン樹脂注入チューブを挿入し、この挿入されたシリコン樹脂注入チューブの下端部を前記筒状体の側近まで延伸して筒状体の周囲に取り付け、前記シリコン樹脂投入孔から中空柱の外部に出ているシリコン樹脂注入チューブの上端部にシリコン樹脂投入器を取り付け、このシリコン樹脂投入器からシリコン樹脂注入チューブを介して中空柱内にシリコン樹脂を投入、この流し込んだシリコン樹脂が前記筒状体を中心にモルタルの上表面の上に全体的に広がっていくことを要旨とする。
請求項5記載の中空柱の補強方法では、水抜孔よりも上方のシリコン樹脂投入孔にシリコン樹脂注入チューブを挿入し、このシリコン樹脂注入チューブの上端部にシリコン樹脂投入器を取り付け、このシリコン樹脂投入器からシリコン樹脂注入チューブを介して中空柱内にシリコン樹脂を投入、この流し込んだシリコン樹脂が筒状体を中心にモルタルの上に全体的に広がっていくため、モルタルの上表面の上にシリコン樹脂を均等に流し込んでシリコン樹脂層を形成でき、モルタル内部に雨などの水が浸透することを防止できる。
請求項6記載の中空柱の補強方法は、前記シリコン樹脂注入チューブを介してモルタルの上表面の上に流し込まれたシリコン樹脂が、前記水抜孔から外部に流れ出し、水抜孔を塞がない程度にシリコン樹脂がモルタルの上表面に流し込まれることを要旨とする。
請求項6記載の中空柱の補強方法では、モルタル上に流し込まれたシリコン樹脂は、水抜孔から外部に流れ出し、水抜孔を塞がない程度にシリコン樹脂がモルタルの上表面に流し込まれるため、中空柱内に入った雨などの水は水抜孔から排出され、モルタル内に浸透することが防止される。
請求項7記載の中空柱の補強方法は、前記筒状体の下端部が連結部材の上部に取り付けられ、該連結部材の下部は、前記ガイド棒の上端部に取り付けられるように連結部材を介してガイド棒の上端部に取り付けられることを要旨とする。
請求項7記載の中空柱の補強方法では、筒状体は連結部材を介してガイド棒の上端部に取り付けられる。
請求項8記載の中空柱の補強方法は、前記筒状体の上端部が下向きのU字状に湾曲していることを要旨とする。
請求項8記載の中空柱の補強方法では、筒状体は上端部が下向きのU字状に湾曲しているため、筒状体の内部に雨などの水が入らない。
本発明によれば、中空柱内に複数の補強用棒状部材を配設し、ガイド棒の上端部に筒状体を取り付け、複数の補強用棒状部材の間を含んで複数の補強用棒状部材を全体的に覆うとともに筒状体の下端部が埋まるように中空柱の内部にモルタルを投入し、この投入したモルタルの上に補強材としの流動性のシリコン樹脂を流し込むので、モルタルが乾燥していない状態でシリコン樹脂を流し込んでも、シリコン樹脂が溶けることもないとともに、モルタル内の気泡は筒状体から外部に排出されて、気泡がモルタル内に残ることがなく、従来のようにモルタル乾燥後にシリコン樹脂の投入のために、例えば翌日まで待つ必要もなく、モルタル投入に続いて、シリコン樹脂の投入を行うことができ、従来のように日数をかけることなく、作業を迅速かつ効率的に行うことができるとともに、またモルタルはシリコン樹脂で覆われ、モルタル内に雨などの水が浸透することを防止できる。
本発明の一実施形態に係わる中空柱の補強方法によって下部を補強された状態の中空柱の内部構造を示す断面図である。 図1に示した中空柱の水抜孔の付近の構造を拡大して示す拡大断面図である。 図1に示した中空柱に使用される筒状体を示す図である。 モルタルが投入されていない状態の中空柱においてマーキングと水抜孔との位置関係を示す拡大断面図である。 中空柱の下部にモルタルを投入する作業を示す中空柱の断面図である。 補強用棒状部材とモルタルで下部を補強された中空柱においてモルタルの上にシリコン樹脂を流し込む作業を示す中空柱の断面図である。
以下、図面を用いて、本発明を実施するための形態(以下、実施形態と称する)を説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係わる中空柱の補強方法によって下部を補強された状態の中空柱の内部構造を示す断面図である。同図に示す中空柱1は、上部および下部が省略されて図示されていないが、全長が例えば数メートル乃至10メートル以上と長く、その最下端から約2乃至3メートルほどの下部が地中(GL)に埋設されて立設され、地上には残りの部分が現れている。また、この中空柱1の外周部は鋼管やコンクリートと鋼鉄により形成される内径200〜800mm程度の筒状体であり、その内部は空洞、すなわち中空となっていて、その地中に埋設された地中部分と地上に立設された地上部分との境の地際に荷重が掛かりやすい。そのため、この地際を補強するために、同図に示すように、下部から地際を挟んで例えば地上約2メートル程度の所までアラミドロッドやPC鋼線からなる複数の補強用棒状部材3、5を挿入するとともに、この補強用棒状部材3、5の間を含んで当該複数の補強用棒状部材3、5を全体的に覆うようにモルタル7が中空柱内に投入されて補強されている。
中空柱1は、地際から例えば地上約2メートルの上方の周壁に例えば幅6センチメートル、長さ40センチメートル程度の側部開口9が中空柱1の長手方向に沿って形成され、この側部開口9から前記補強用棒状部材3、5やモルタル7などの各補強部材が中空柱1内に入れられて中空柱1を補強するようになっている。
なお、図1では、中空柱1は、補強用棒状部材3、5およびモルタル7で既に補強完了された状態のものであるため、前記側部開口9は、閉塞板11で閉塞されているが、この閉塞板11の上部寄りの部分には、開口部13が形成され、この開口部13から漏斗などを用いてモルタル7を投入するようになっている。また、この閉塞板11の開口部13も同様に図1に示すように補強完了された状態では、ねじやピンなどの閉塞栓15で閉塞されている。
なお、複数の補強用棒状部材は、詳しくは、PC鋼線3とアラミドロッド5から構成されるが、このPC鋼線3とアラミドロッド5からなる複数の補強用棒状部材の中心であって、中空柱1の中心には、ガイド棒17が中空柱1の長手方向に沿って配設され、このガイド棒17を中心として複数の補強用棒状部材3、5を中空柱1の周方向に均等に配置するための均等配置冶具19が複数、中空柱1の長手方向に所定の間隔をあけて設けられている。また、補強用棒状部材を構成する複数のアラミドロッド5の上端には、ロッド配置用スペーサ21が設けられ、更にPC鋼線3の上部には、PC鋼線用の均等配置冶具23が取り付けられ、これらの部材によりPC鋼線3およびアラミドロッド5が中空柱1の周方向に均等に配置されるようになっている。
図1に示す中空柱1において、側部開口9よりも少し上方であって、側部開口9に対向する中空柱1の反対側の周壁には、水抜孔31が形成されている。この水抜孔31は、中空柱1の周壁に孔を直接形成した後、この孔に孔付き水抜ボルトなどを挿入し、この孔付き水抜ボルトに対してナットを螺合して構成されている。
上述したように、中空柱1の下部内に投入されるモルタル7は、前記水抜孔31の下側の縁部、通常はPC鋼線3の上端から5cm程度まで投入される。また、このように投入されたモルタル7の上には、流動性のシリコン樹脂がモルタル7の上表面を全体的に覆うように流し込まれ、この流し込まれたシリコン樹脂は、図1で符号37で示すようにモルタル7の全上表面を覆って、薄いシリコン樹脂の層として形成されるが、このシリコン樹脂層37は、水抜孔31を中程以下まで塞ぐ程度に形成され、それ以上のシリコン樹脂は水抜孔31から外部に流出するようになっている。従って、水抜孔31は、シリコン樹脂層37によって完全に塞がれないようになっていて、仮に中空柱1の上方から雨などの水が中空柱1内に入って、シリコン樹脂層37の上に流れ込んできたとしても、このシリコン樹脂層37上の水は、水抜孔31から外部に排出されるようになっている。
図2は、図1に示した中空柱1の水抜孔31の付近の構造を拡大して示す拡大断面図である。この図2に示すように、モルタル7の上表面は、水抜孔31の下側の縁部に対応し、このモルタル7の上表面の上のシリコン樹脂層37は、水抜孔31の中程まで形成され、水抜孔31の上半分は、開口し、シリコン樹脂層37の上に流れ込んできた雨などの水がこの上半分の開口した部分から外部に排出され得るようになっている。
また、図2に示す拡大図(中空柱1、閉塞板11及び水抜孔31等は断面図で示す)からも分かるように、モルタル7の上に形成されたシリコン樹脂層37のほぼ中央には、エア抜きパイプ41がその下端部をシリコン樹脂層37からその下のモルタル7の中に差し込まれている。また、このエア抜きパイプ41の上端部には、下向きのU字状に湾曲した付属パイプ43が取り付けられている。
更に、エア抜きパイプ41の下端部は、連結部材45の上端部に2本の締結バンド49で固定され、連結部材45の下端部は、高ナット47を介して前記ガイド棒17の上端部に連結されている。また、エア抜きパイプ41の上部の付属パイプ43寄りの部分には、後述するシリコン樹脂投入チューブやLEDライトを挿通して位置決めと共に緩く仮止めするためのループ状バンド51が取り付けられている。
図3は、上述したエア抜きパイプ41の上端部に付属パイプ43が取り付けられ、エア抜きパイプ41の下端部に連結部材45が締結バンド49で固定され、この連結部材45の下端部に高ナット47が取り付けられ、更にエア抜きパイプ41の上部にループ状バンド51が取り付けられている構造体(以下、筒状体55と称する)を示す側面図である。エア抜きパイプ41(例えば塩ビ管VP13)の内径は10〜20mm、長さは130〜200mm程度であり、150mm程度が好ましい。また、連結部材45は鉄筋等であり、長さは120mm程度が好ましい。
また、この筒状体55のエア抜きパイプ41の下部寄りの部分、すなわち締結バンド49で固定された連結部材45の上端部の少し上の部分には、中空柱1の下部に投入されるモルタル7の上表面の位置を指示するマーキング53が例えば赤色のペンキなどで付けられている。
この筒状体55は、図1および図2に示すように、下端部の高ナット47がガイド棒17の上端部に取り付けられて固定されるが、このようにガイド棒17に固定された場合に、前記マーキング53が水抜孔31の下側の縁部と同じ水平位置となるように構成され、補強工程の際に位置調整がなされる。
図4は、前記マーキング53と水抜孔31との位置関係を示す図1の中空柱1の拡大断面図である。なお、この図では、中空柱1内には、モルタル7はまだ投入されてなく、従って側部開口9を閉塞する閉塞板11も取り付けられていない状態が示されている。図4において、矢印200とこの矢印の先に示す一点鎖線201で示すように、水抜孔31の下側の縁部は、筒状体55上のマーキング53の位置と同じ水平位置となっていることが分かる。
そして、上述したように、中空柱1の下部の複数の補強用棒状部材3、5の間を含んで当該複数の補強用棒状部材3、5を全体的に覆うように中空柱1の下部に投入されるモルタル7は、前記マーキング53の位置まで、すなわち水抜孔31の下側の縁部の所まで投入されるが、このモルタル7のマーキング53の位置までの投入は、図4において、矢印200で示す位置に作業者の目線をおいて、この矢印200の位置から水抜孔31を介してマーキング53を目視しながら、モルタル7の投入を行い、モルタル7の上表面がマーキング53と同じ位置になったことを確認したら、モルタル7の投入を停止することにより適確に行われる。
このようにモルタル7が投入されると、この投入されたモルタル7の内部には、気泡が含まれていて、この気泡は、モルタル7の乾燥とともにモルタル7の表面から外部に排出されるものであるが、この気泡の排出およびモルタル7の乾燥は、すぐに終わるものでなく、少なくとも二日とかの日数を必要とするものであるため、中空柱の補強工事は、従来、モルタルの投入時点で一旦中断し、別の日に再度、モルタル投入後から再開していたものであるが、本実施形態では、モルタル投入直後も、すなわちモルタルの乾燥およびモルタル内の気泡の排出が十分に終わってない時点でも、モルタル投入から中断することなく、継続してすぐに行おうとするものであり、そのために、前記筒状体55がモルタル7の表面部分に差し込むように設けられているとともに、モルタル7の上表面の上には、従来使用されていたプライマの代わりにシリコン樹脂を使用するものである。
すなわち、上述したように、モルタル7をマーキング53の位置まで投入したら、次にモルタル7の上表面の上に流動性のあるシリコン樹脂を続けて日時をあける必要もなく、すぐに流し込んで、前記シリコン樹脂層37を形成するのである。
上述したように、筒状体55をモルタル7の上表面の上に差し込むように設けることにより、まだ乾燥しきっていないモルタル7の内部に存在する気泡が筒状体55の内部の貫通孔を通って外部に排出されるものである。また、複数の補強用棒状部材3、5の間を含んで当該複数の補強用棒状部材3、5を全体的に覆うように中空柱1の下部に投入されるモルタル7は、その上表面にひび割れなどが形成されることがあるが、このモルタル7の上表面の上にシリコン樹脂を流し込んでモルタル7の上表面を覆うようにシリコン樹脂層37を形成することにより、モルタル7の上表面の上のひび割れなどはシリコン樹脂で覆われて塞がれることになるとともに、モルタル7の上表面の上をシリコン樹脂層37で覆うことにより、中空柱1の上方から雨などの水が入ってきても、この水はシリコン樹脂層37ではじかれて、モルタル7の中に浸透することが防止され、更に水抜孔31から外部に排出されることになる。
なお、シリコン樹脂層37を構成するシリコン樹脂は、従来使用されていたプライマのように水に溶けやすいなどということもなく、モルタル7が乾燥していない状態でも、モルタル7の上からシリコン樹脂を流し込んで、シリコン樹脂層37を形成することができる。
次に、図4乃至図6を参照して、本実施形態の中空柱の補強方法について説明する。
まず、図4に示すように、中空柱1の下部に複数の補強用棒状部材3、5がガイド棒17を中心として均等配置冶具19により均等に配置された状態において、ガイド棒17の上端部に図3に示した筒状体55の下端部を高ナット47により取り付ける。なお、この筒状体55の取り付けでは、上述したように、筒状体55上のマーキング53が水抜孔31の下側の縁部とほぼ同じ水平位置となるように設定する。
このように中空柱1の下部が複数の補強用棒状部材3、5で補強されるとともに、ガイド棒17の上端部に筒状体55が取り付けられたが、まだ、図4に示すように、モルタル7が中空柱1の内部に投入されていない状態において、筒状体55のループ状バンド51の中にシリコン樹脂注入チューブ61の下端部を挿入するとともに、電気ケーブル65の下端部に取り付けられたLED(発光ダイオード)ライト67を挿入する。なお、図4では、シリコン樹脂注入チューブ61の下部とLEDライト67が下端部に取り付けられた電気ケーブル65の下部のみが図示されているが、これらの上部は、以下に説明する図5から分かるものである。
すなわち、前記シリコン樹脂注入チューブ61の上端部は、図5から分かるように、側部開口9の上方の中空柱1の周壁に形成されている足場ボトル孔71aを貫通して、中空柱1の外部に伸び、シリコン樹脂注入用手押し型圧入器63の先端部63aに連結されている。このシリコン樹脂注入用手押し型圧入器63は、内部に流動性のシリコン樹脂が充填されているものであるが、このシリコン樹脂注入用手押し型圧入器63の筒状部63bには、手押しハンドル63cが取り付けられていて、この手押しハンドル63cを筒状部63bに対して押し込んだり、引き出すように操作すると、内部に充填されているシリコン樹脂がシリコン樹脂注入チューブ61を介してその下端部から流出するようになっている。なお、足場ボトル孔71aは、シリコン樹脂投入孔を構成し、シリコン樹脂注入用手押し型圧入器63は、シリコン樹脂投入器を構成しているものである。
また、LEDライト67が下端部に取り付けられた電気ケーブル65の上端部は、前記足場ボトル孔71aに対向する中空柱1の反対側の周壁に形成されている足場ボトル孔71bを貫通して、中空柱1の外部に伸び、図示しない電気装置に接続されている。そして、この電気装置からの電気信号により点灯し、中空柱1の内部、特に筒状体55の前記マーキング53がある辺りを照明するようになっている。
上述したように、シリコン樹脂注入チューブ61および電気ケーブル65の下端部のLEDライト67が筒状体55のループ状バンド51に挿入された状態において、次に中空柱1の下部へのモルタル7の投入が行われる。なお、このモルタル7の投入では、シリコン樹脂注入チューブ61の上端部には、図5に示すように、シリコン樹脂注入用手押し型圧入器63が取り付けられていなくてもよく、すなわちシリコン樹脂注入チューブ61が足場ボトル孔71aから外部に伸びているだけの状態でもよく、シリコン樹脂の注入時に、シリコン樹脂注入チューブ61の上端部にシリコン樹脂注入用手押し型圧入器63が取り付けられてもよい。
図4に示すように、複数の補強用棒状部材3、5が挿入された中空柱1の下部へのモルタル7の投入では、最初に中空柱1の側部開口9から漏斗などを使用して、モルタルを中空柱1の下部に投入するが、この投入したモルタルが側部開口9近くになると、すなわちモルタルが側部開口9の下側の縁部近くまで投入されると、ここで側部開口9を閉塞板11で閉塞し、この閉塞板11の上部に形成されている開口部13に図5に示すようにホース81の下端部を取り付け、このホース81の上端部に漏斗83の下部の細い筒口を取り付け、この漏斗83の上部の朝顔状に広がった開口部にバケツ85から矢印300で示すようにモルタルを投入し、このモルタルを漏斗83からホース81を介して中空柱1の内部に投入する。
この中空柱1内へ投入されたモルタル7は、中空柱1の下部に配設された複数の補強用棒状部材3、5の間の隙間を含んで当該複数の補強用棒状部材3、5を上端部まで全体的に覆うまで投入されるが、この判定は、作業者が水抜孔31から中空柱1の内部の前記マーキング53を見ながら、モルタル7が水抜孔31の下端の縁部まで投入されたことを確認することにより、図5に示すように水抜孔31の下端の縁部に相当するマーキング53の位置までモルタル7を正確に投入することができる。なお、この場合、電気ケーブル65の下端部に取り付けられているLEDライト67を図示しない電気装置で点灯させて、マーキング53の当たりを照明してもよい。
なお、上記説明では、最初に中空柱1の側部開口9を閉塞板11で閉塞することなく、側部開口9から直接にモルタルを中空柱1の下部に投入し、この投入したモルタルが側部開口9近くになってから、側部開口9を閉塞板11で閉塞し、閉塞板11の開口部13から図5に示すようにホース81、漏斗83を使用してモルタルを投入しているが、このような手順に限定されるものでなく、最初から側部開口9を閉塞板11で閉塞し、この閉塞板11の開口部13から図5に示すようにホース81、漏斗83を使用して、モルタルを中空柱1の下部に投入してもよい。
上述したように、中空柱1の下部のマーキング53の位置までモルタル7を投入した後、次に、図6に示すように、モルタルを入れるためのホース81、漏斗83を取り外し、閉塞板11の開口部13をねじやピンなどの閉塞栓15で閉塞し、中空柱1の内部のモルタル7が開口部13から流出することを防止する。
それから、図6に示すように、シリコン樹脂注入チューブ61の上端部にシリコン樹脂の充填されたシリコン樹脂注入用手押し型圧入器63がまだ接続されていない場合には、シリコン樹脂注入チューブ61の上端部にシリコン樹脂の充填されたシリコン樹脂注入用手押し型圧入器63を接続するとともに、電気ケーブル65の下端部のLEDライト67を図示しない電気装置から点灯して、マーキング53の辺りおよびモルタル7の上表面を明るく照明する。
そして、シリコン樹脂注入用手押し型圧入器63の手押しハンドル63cを図6で矢印400で示すように筒状部63bに近づけるように筒状部63bに対して押動する。このように手押しハンドル63cを押動すると、シリコン樹脂注入用手押し型圧入器63内に充填されていたシリコン樹脂は、シリコン樹脂注入用手押し型圧入器63からシリコン樹脂注入チューブ61を介してシリコン樹脂注入チューブ61の下端部からモルタル7の上表面の上に流し込まれる。
このモルタル7の上表面の上に流し込まれるシリコン樹脂は、シリコン樹脂注入チューブ61の下端部のところからモルタル7の上表面の上に全体的に均等に広がり、モルタル7の上表面を全体的に覆って、図6に示すようなシリコン樹脂層37を形成するとともに、一部は水抜孔31から図6に示すように流れ出す。この状態を作業者は水抜孔31から見て、シリコン樹脂がモルタル7の上表面を全体的に覆って、図6または図2の拡大図で示すように、水抜孔31のほぼ半分程度までになったことを確認すると、シリコン樹脂注入用手押し型圧入器63によるシリコン樹脂の投入を停止する。
このようにシリコン樹脂をモルタル7の上表面の上に全体的に流し込んで覆うことにより、中空柱1の中に雨などの水が入っても、このような水がモルタル7の中に浸透することが防止される。なお、シリコン樹脂の投入で形成されたシリコン樹脂層37の下側のモルタル7は、まだ完全に乾燥してなく、内部に気泡が存在していたとしても、シリコン樹脂は水に溶けにくいものであるため、モルタル7が乾燥していない状態でシリコン樹脂を流し込んでも問題はないとともに、またモルタル7内の気泡は、シリコン樹脂層37を貫通してモルタル7の上部に差し込まれた筒状体55を通って外部に排出されるとともに、モルタル7も徐々に乾燥する。更に、筒状体55の付属パイプ43の上端部は、下向きのU字形に形成されているため、この付属パイプ43の上端部からも雨などの水が内部にはいることもない。
上述したように、シリコン樹脂がモルタル7の上表面の上に流し込まれて、シリコン樹脂層37が形成された後、図6に示すシリコン樹脂注入チューブ61、シリコン樹脂注入用手押し型圧入器63およびLEDライト67が下端部にある電気ケーブル65を中空柱1の外部から引っ張り出して、足場ボトル孔71a、71bから取り出し、図1に示したように完成する。
なお、上記実施形態において、筒状体55の付属パイプ43は、下向きのU字形のものを使用しているが、これに限定するものでなく、付属パイプ43は、例えばL字形に曲がったものでもよく、要は付属パイプ43の上端部から雨などの水が入らないようになっていればよいものである。また、付属パイプ43は、エア抜きパイプ41と一体化されていてもよい。
また、上記実施形態では、筒状体55をガイド棒17の上端部に取り付けているが、これに限定されるものでなく、筒状体55の下端部がモルタル7内に発生する気泡を排出できればよいものであるので、例えば補強用棒状部材の上端部に取り付ける、筒状体55を複数本取り付ける、あるいは筒状体55の下端部をモルタル7とシリコン樹脂層37との間に開口させるなど種々の方法が可能である。
本発明の実施形態を説明したが、この実施形態にあっては、例としてモルタルによる施工を提示したが、ここではコンクリート等もモルタルに含むものとして説明しており、これにより発明の範囲を限定することは意図していない。また、発明の要旨を逸脱しない範囲で、変更や、種々の省略等を行うことができる。
1 中空柱
3 PC鋼線
5 アラミドロッド
7 モルタル
9 側部開口
11 閉塞板
13 開口部
15 閉塞栓
17 ガイド棒
19、23 均等配置冶具
21 ロッド配置用スペーサ
31 水抜孔
37 シリコン樹脂層
41 エア抜きパイプ
43 付属パイプ
45 連結部材
47 高ナット
49 締結バンド
51 ループ状バンド
55 筒状体
61 シリコン樹脂注入チューブ
63 シリコン樹脂注入用手押し型圧入器
63b 筒状部
63c 手押しハンドル
65 電気ケーブル
67 LEDライト
81 ホース
83 漏斗

Claims (7)

  1. 下部が地中に埋設されて地上に立設された中空柱を補強する中空柱の補強方法であって、
    中空柱の地際を含む下部に複数の補強用棒状部材を配設する補強用棒状部材配設工程と、
    前記複数の補強用棒状部材が配設された中空柱内部にモルタルを投入するモルタル投入工程と、
    筒状体を上端部が前記モルタルの上表面から上方に露出し、下端部がモルタルの上表面近傍に配設若しくはモルタル内に埋設して設定する筒状体設定工程と、
    前記筒状体の周囲を含む前記モルタルの上表面の上に流動性のシリコン樹脂を投入するシリコン樹脂投入工程と
    を有することを特徴とする中空柱の補強方法。
  2. 下部が地中に埋設されて地上に立設された中空柱を補強する中空柱の補強方法であって、
    中空柱の地際を含む下部における中空柱の長手方向の中心にガイド棒を配設し、中空柱の地際を含む下部を補強すべく前記ガイド棒の周囲に複数の補強用棒状部材を配設する補強用棒状部材配設工程と、
    前記ガイド棒の上端部に筒状体を取り付ける筒状体取付工程と、
    前記複数の補強用棒状部材が配設された中空柱内部に前記筒状体の下端部が埋まるまでモルタルを投入するモルタル投入工程と、
    前記筒状体の周囲を含む前記モルタルの上表面の上に流動性のシリコン樹脂を投入するシリコン樹脂投入工程と
    を有することを特徴とする中空柱の補強方法。
  3. 前記モルタルで覆われる補強用棒状部材の上端部よりも上方の中空柱の周壁に水抜孔が形成され、前記中空柱の内部に投入されたモルタルは当該水抜孔よりも上方に投入されないことを特徴とする請求項1または2記載の中空柱の補強方法。
  4. 前記水抜孔よりも上方の中空柱の周壁にシリコン樹脂投入孔が形成され、このシリコン樹脂投入孔から中空柱の内部にシリコン樹脂注入チューブを挿入し、この挿入されたシリコン樹脂注入チューブの下端部を前記筒状体の側近まで延伸して筒状体の周囲に取り付け、前記シリコン樹脂投入孔から中空柱の外部に出ているシリコン樹脂注入チューブの上端部にシリコン樹脂投入器を取り付け、このシリコン樹脂投入器からシリコン樹脂注入チューブを介して中空柱内にシリコン樹脂を投入することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の中空柱の補強方法。
  5. 前記シリコン樹脂注入チューブを介してモルタルの上表面の上に流し込まれたシリコン樹脂は、前記水抜孔から外部に流れ出し、水抜孔を塞がない程度にシリコン樹脂がモルタルの上表面に流し込まれることを特徴とする請求項4記載の中空柱の補強方法。
  6. 前記筒状体は、連結部材を介してガイド棒の上端部に取り付けられることを特徴とする請求項2乃至5のいずれか1項に記載の中空柱の補強方法。
  7. 前記筒状体は、上端部の開口が下向きになるU字状に湾曲、または横向きになるL字状に屈曲していることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の中空柱の補強方法。
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