JP2013013381A - 海苔の表裏判別装置及び判別方法 - Google Patents
海苔の表裏判別装置及び判別方法 Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】海苔80を1枚ずつ搬送する搬送手段30に接近して配備される海苔の表裏判別装置20であって、前記搬送手段による海苔の移行路上に配備され、通過する海苔に対して入射角が斜め方向となるように光を照射する光照射手段22と、前記光照射手段による光の入射角及びその対称な反射角以外の方向から前記光の照射された海苔の画像データを取得する撮像手段24と、該撮像手段により取得された画像データを判定することにより海苔の表裏を判別する判別手段26と、を有する。
【選択図】 図5
Description
上記のように、海苔の裏面には籖跡やひも跡が残っているから、包装シートで飯塊を包んだときに外側となる外フィルム側に、海苔の凹凸の少ない表面が向くようにして、包装飯塊や包装を解いて飯塊に海苔が巻かれたおにぎりの見栄えをよくすることが望まれている。
しかしながら、束の中に、表裏が逆となった状態の海苔が混じっていることがある。このため、従来は、包装シート作製装置に投入される海苔の表裏を作業者の目視により検査しているが、表裏逆のまま見逃されてしまうことがあり、表裏判別の自動化に対する強い要望がある。
海苔を1枚ずつ搬送する搬送手段に接近して配備される海苔の表裏判別装置であって、
前記搬送手段による海苔の移行路上に配備され、通過する海苔に対して入射角が斜め方向となるように光を照射する光照射手段と、
前記光照射手段による光の入射角及びその対称な反射角以外の方向から前記光の照射された海苔の画像データを取得する撮像手段と、
該撮像手段により取得された画像データを判定することにより海苔の表裏を判別する判別手段と、
を有する。
海苔を1枚ずつ搬送しつつ、
海苔の移行路上に配備され、通過する海苔に対して入射角が斜め方向となるように光を照射するステップ、
前記光の入射角及びその対称な反射角以外の方向から前記光の照射された海苔の画像データを取得するステップと、
該撮像手段により取得された画像データを判定することにより海苔の表裏を判別するステップと、
を有する。
画像データの撮像方向は、光の入射角とその対称な反射角以外の方向であるため、海苔が平滑な表面であれば、照射された光はそのまま海苔で反射して、反射角方向に跳ね返るため、撮像手段では殆んど受光されない。従って、画像データには反射光は殆んど写らない。
しかしながら、海苔に凹凸、特に簀の籖跡やひも跡が転写された凹凸のある粗雑な裏面は、照射された光が乱反射するから、その一部が撮像手段で受光され、画像データに乱反射光が写ることになる。
従って、画像データを解析することで、乱反射光の多少を検知し、海苔の表裏を判別することができる。
また、本実施例では、図5に示すように海苔(80)は平滑な表面(82)を上向き(表向き)として搬送されるものとし、図6に示すように、凹凸のある裏面(84)が上向き(裏向き)になっているものを不良と判断するようにしている。
また、細幅ベルト(36)(36)上に載置される海苔(80)の位置は、細幅ベルト(36)(36)の近傍に複数配備されたフォトセンサやマグネットセンサなどの位置検出センサ(38)により検知可能となっている。
より具体的には、図2に示すように表裏判別装置(20)は、搬送手段(30)によって搬送される海苔(80)に対して、入射角αが斜め方向となるように光を照射する光照射手段(22)と、光照射手段(22)から海苔(80)に照射される光の入射角αとその対称な反射角β以外の方向から、光の照射された海苔(80)の画像データを取得する撮像手段(24)と、を有する。
選別機構(50)のアクチュエータ(52)も制御手段(70)により制御される。
例えば、判別手段(26)は、画像データ中の所定領域(例えば40mm×40mm)に含まれる各画素(例えば画素数24万)の輝度を予め設定された閾値により二値化する。輝度を256階調としたときに、168階調以上の画素を白、168階調未満の画素を黒と判定する。
(20) 表裏判別装置
(22) 光照射手段
(24) 撮像手段
(26) 判別手段
(30) 搬送手段
(40) 海苔投入ステーション
(50) 選別機構
(60) 包装ステーション
(70) 制御手段
(80) 海苔
(82) 表面(海苔)
(84) 裏面(海苔)
(86) 籖跡(海苔裏面)
Claims (7)
- 海苔を1枚ずつ搬送する搬送手段に接近して配備される海苔の表裏判別装置であって、
前記搬送手段による海苔の移行路上に配備され、通過する海苔に対して入射角が斜め方向となるように光を照射する光照射手段と、
前記光照射手段による光の入射角及びその対称な反射角以外の方向から前記光の照射された海苔の画像データを取得する撮像手段と、
該撮像手段により取得された画像データを判定することにより海苔の表裏を判別する判別手段と、
を有することを特徴とする海苔の表裏判別装置。 - 判別手段は、画像データに含まれる各画素の輝度を予め設定された閾値により二値化して、階調が前記閾値以上である画素数をカウントし、カウントされた画素数が予め設定された画素数以上である場合に、海苔が裏向きであると判別する請求項1に記載の海苔の表裏判別装置。
- 光照射手段は、搬送手段により搬送される海苔に形成された簀の籖跡の向きに対して直交する方向から光を照射する請求項1又は請求項2に記載の海苔の表裏判別装置。
- 撮像手段は、海苔の移行路に略垂直な方向から撮像を行なう請求項1又は請求項1乃至請求項3の何れかに記載の海苔の表裏判別装置。
- 光照射手段の下流側には、裏向きであると判別された海苔を取り除く選別機構を具える請求項1乃至請求項4の何れかに記載の海苔の表裏判別装置。
- 請求項1乃至請求項5の何れかに記載の海苔の表裏判別装置を有する包装シート作製装置。
- 海苔を1枚ずつ搬送しつつ、
海苔の移行路上に配備され、通過する海苔に対して入射角が斜め方向となるように光を照射するステップ、
前記光の入射角及びその対称な反射角以外の方向から前記光の照射された海苔の画像データを取得するステップと、
該撮像手段により取得された画像データを判定することにより海苔の表裏を判別するステップと、
を有することを特徴とする海苔の表裏判別方法。
Priority Applications (1)
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JP2011149795A JP2013013381A (ja) | 2011-07-06 | 2011-07-06 | 海苔の表裏判別装置及び判別方法 |
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- 2011-07-06 JP JP2011149795A patent/JP2013013381A/ja active Pending
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"海苔の豆知識", 海苔専門店「本物志向」, JPN6015012085, 2002, ISSN: 0003038317 * |
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