JP2013010214A - 樹脂成形品及び電子機器 - Google Patents

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Toshihiro Saruwatari
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祐治 橋場
Yusuke Yamamoto
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Abstract

【課題】表面にラベルが接着された樹脂成形品であって、ラベルの接着力や外観見栄えの低下を抑制した樹脂成形品及びこの樹脂成形品を用いた電子機器を提供すること。
【解決手段】本発明に係る樹脂成形品は、表面にラベル5が接着された樹脂成形品であって、このラベル5は、裏面に接着剤が塗布され、樹脂成形品の表面における印刷塗料が塗布された印刷面14に接着されている。また、本発明に係る電子機器は、このような樹脂成形品が、必要な部品を内蔵する筐体1に使用されている。この印刷面は、一定の目的のための内容が印刷されたものでもよい。
【選択図】図1

Description

本発明は、ラベルを接着する樹脂成形品に関し、特に、ラベル接着部の構造に関する。
樹脂成形品の表面に、一定の目的のために表示を行う場合、特許文献1に記載のように、表示内容が表面に印刷されたラベルを接着する方法や、表示内容を樹脂成形品に直接印刷する方法が一般に知られている。
特開2008−249927号公報、第2頁 特開2007−69566号公報
しかし、前者の場合、特許文献2により知られているように、製品が高温環境化に置かれたり、経年変化したりすることにより、筐体を構成する樹脂成形品からガスが発生し、ラベル接着部に気泡を発生することがある。そして、このような気泡が発生すると、ラベルの接着力や外観見栄えが低下するという問題があった。
また、後者の場合、文字図形等を樹脂成形品の表面に直接表示する方法のみでは困るという問題があった。例えば、プロジェクタ等の電子機器においては、樹脂成形品からなる筐体表面に使用定格電圧、消費電力、安全等に関する注意書きや、製造者名、製造番号といった製造関連事項などを表示する必要がある。この場合に、国内向け製品と海外向け製品とでは製造者や注意書きを表示する言語が相違するため、これら製品間において筐体を共用することができずコスト高になるという問題があった。これに引き換え、ラベルを接着する方法の場合はラベルを変更することにより、表示を何通りにも変更することができるという便利性があった。
本発明は、このような従来技術における問題点を解決するものであって、表面にラベルが接着された樹脂成形品であって、ラベルの接着力や外観見栄えの低下を抑制した樹脂成形品、及びこのような樹脂成形品を用いた電子機器を提供することを目的とする。
請求項1に記載された発明に係る樹脂成形品は、表面にラベルが接着された樹脂成形品であって、このラベルは、樹脂成形品の表面における、印刷塗料が塗布された印刷面に接着されていることを特徴とする。
このような構成によれば、ラベル接着部において、樹脂成形品側の表面に印刷塗料が塗布されている部分では塗膜により、ガスの発生が防止される。したがって、ラベル接着部における樹脂成形品側の表面に塗料が全面的に塗布されている場合は、ラベル接着部におけるガスの発生が防止される。また、ラベル接着部における樹脂成形品側の表面に塗料が部分的に塗布されている場合は、塗料の塗布された部分におけるガスの発生が防止されるので、ラベル接着部全体としてはガスの発生が減少する。このように、本発明によれば、ラベルが樹脂成形品の表面の印刷面に接着されることにより、ラベル接着部のガス発生が抑制されるので、ガス発生による、ラベルの接着力や外観見栄えの低下を抑制することができる。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の樹脂成形品において、前記印刷面は、印刷塗料が塗布された部分と印刷塗料が塗布されていない部分とが混在するように形成され、印刷塗料が塗布された部分と印刷塗料が塗布されていない部分との段差により、前記塗料の塗布されていない部分がガスを逃がすためのガス逃がし通路に利用されることを特徴とする。
このような構成によれば、ラベルが接着される印刷面においては、文字等を印刷するための印刷塗料が塗布された部分からはガスが発生しないが、印刷塗料の塗布されていない部分からはガスが発生する。しかし、印刷塗料が塗布された部分と印刷塗料が塗布されていない部分との段差により、前記塗料の塗布されていない部分が樹脂成形品から発生したガスを逃がすためのガス逃がし通路に利用される。このため、印刷塗料の塗布されていない部分から発生するガスは、このガス逃がし通路を通じラベル接着部全体に拡散される。また、このように拡散されることにより、ラベル接着部から外部へ逃がし易くすることができる。この結果、ラベルの接着力及び外観見栄えの低下が抑制される。
請求項3記載の発明は、請求項2記載の樹脂成形品において、前記ラベルは、ラベル裏面が接着剤を塗布する接着剤塗布面として形成されたものであって、この接着剤塗布面は、接着剤が塗布された部分と、接着剤が塗布されていない部分とが混在するように形成されていることを特徴とする。
このような構成によれば、前記ラベル裏面の接着剤塗布面には、接着剤が塗布された部分と接着剤が塗布されていない部分との間に段差が形成され、この段差により樹脂成形品から発生したガスを逃がすためのガス逃がし通路が形成される。したがって、この逃がし通路と、前述の樹脂成形品の印刷面において塗料の有無により形成されたガス逃がし通路とが合体され、より確実にガスを逃がすことができる。
請求項4記載の発明は、請求項3記載の樹脂成形品において、前記ラベル裏面の接着剤塗布面は、隣接する、接着剤が塗布されていない部分同士が互いに連通されるとともに、接着剤が塗布されていない部分として形成されているラベルの外周縁部に連通されるように形成されていることを特徴とする。
このような構成によれば、ラベル裏面の接着剤塗布面に形成される、接着剤の有無から生じる段差を利用したガス逃がし通路が全てラベルの外周縁部に連通されるため、発生したガスをより確実にラベル接着部の外側へ逃がすことができる。
請求項5記載の発明は、請求項4記載の樹脂成形品において、前記印刷面には一定の目的のための表示内容が印刷表示され、前記ラベルには、この印刷面に表示された表示内容が異なる表現態様で表示されていることを特徴とする。
このような構成によれば、前記樹脂成形品の印刷面に直接印刷して表示する方法と、この樹脂成形品の印刷面にラベルを接着して表示する方法とで、共通の樹脂成形品に対し多様な表示を行うことができる。したがって、多様な表示を可能とすることより、表示のみが異なる樹脂成形品の共用化を容易に行うことができる。
請求項6記載の発明は、内部に必要な部品を収納する樹脂成形品からなる筐体を備えた電子機器であって、この筐体は請求項1〜5のいずれか1項に記載の樹脂成形品により構成されていることを特徴とする。
このような構成によれば、ラベルによる簡易な表示を適用することができるとともに、接着したラベルの接着力及び外観見栄えの低下を抑制した電子機器を提供することができる。
請求項7記載の発明は、請求項6記載の電子機器において、前記筐体表面の印刷面には一の国向けの表示内容が直接印刷され、前記ラベルには他の国向けの表示内容が表示されていることを特徴とする。
このような構成によれば、ラベルなしが国内向け製品であり、ラベルありが海外向け製品であるというように、明確に区別することが容易となる。また、ラベルの種類を国別に形成することにより、多数の国向けの製品を国内用と共用させることができる。
本発明に係る樹脂成形品によれば、ラベル接着部におけるガスの発生が防止又は抑制されるので、ガス発生によるラベルの接着力や外観見栄えの低下を抑制することができる。
本発明の実施の形態1に係る投写型映像表示装置の前方斜め上方から見た外観斜視図である。 同投写型映像表示装置に接着されたラベル接着部の断面図である。 本発明の実施の形態2に係る投写型映像表示装置に使用されるラベル裏面の接着剤塗布面側から見た外観斜視図である。 同投写型映像表示装置に接着されたラベル接着部の断面図である。
(実施の形態1)
以下、本発明の実施の形態1に係る電子機器としての投写型映像表示装置について図面を参照しながら説明する。なお、以下の説明において、上下左右方向又は前後方向をいうときは、投写型映像表示装置を平坦な床面、机上面などに設置する所謂正立投写設置した、図1の状態図に示した方向をいうものとする。
本実施の形態に係る投写型映像表示装置は、光源から射出された光束を映像情報に応じて変調して映像光を形成し、この映像光を拡大投写する所謂3板式液晶プロジェクタである。この投写型映像表示装置の本体をなす筐体1は、図1に示すように、左右方向に長く、鉛直方向の寸法が小さい直方体形状に形成されている。筐体1の内部には、光学系機器、電源、制御部、冷却系機器などが搭載されている。また、この実施の形態に係る投写型映像表示装置は、床面、机上面などの平坦面に設置される場合には横置き姿勢の状態で、すなわち、図1に示すような所謂正立投写設置で設置される。
筐体1は、上下2分割された樹脂成形品である上筐体11及び下筐体12から形成されている。また、筐体1の前面左方には、映像光を投写するための投写レンズ2が配置され、その右方には、内部に収納された光源、電源、光学系機器等の冷却に供された冷却空気を排出する排出口3が形成されている。また、筐体1の天面13の後方には、操作スイッチ類4が配置されている。
また、この投写映像表示装置は、国内向け製品と海外向けの製品との間において、表示部を除く部分を共用するために、天面13の右方にラベル5が接着されている。また、ラベル5は、製造者名や製造番号を海外向けに表示するために必要な文字、例えば英文字が印刷されている。また、この投写映像表示装置の筐体1は、元々国内向けの製品として製作されたものであって、ラベル接着部における筐体1の表面は、日本語で製造者名や製造番号が直接印刷された印刷面14(図1参照)に形成されている。
このように、この印刷面14は、製造者名や製造番号が日本語で印刷されているため、図2にラベル接着部の断面図を示すように、印刷塗料が塗布された部分15と印刷塗料が塗布されていない部分16とが混在するように形成されている。また、印刷塗料が塗布された部分15と印刷塗料が塗布されていない部分16との間には段差h1が形成されている。そして、印刷塗料の塗布されていない部分16が樹脂成形品から発生したガスを逃がすためのガス逃がし通路として利用される。なお、この実施の形態においては、ラベル5の裏面は、全面に亘って接着剤が塗布され、接着剤層17が形成されている。
次に、本実施の形態の作用について説明する。
本実施の形態に係る電子機器である投写映像表示装置においては、英文表示されたラベル5が、樹脂成形品である筐体1の表面における印刷面14に接着されている。このため、印刷塗料が塗布された部分15ではガスが発生せず、印刷塗料が塗布されていない部分16では、樹脂成形品が経年変化した場合、あるいは、この樹脂成形品が高温環境下に置かれた場合などに樹脂成形品の内部からガスが発生する。このガスは、特定箇所に集まって溜まるようなことがなく、印刷塗料が塗布されていない部分16をガスを逃がすためのガス逃がし通路として、ラベル接着部全体に拡散される。
したがって、従来のように印刷塗料が全く施されていない樹脂成形品の表面にラベルが接着されている場合には、発生ガスが特定の箇所に集中する傾向があったが、このような傾向がなく、ラベル5の接着力や外観見栄えの低下がなくなる。また、印刷塗料が塗布されていない部分16が、ラベル接着部の外周縁部にまで拡がって存在している場合は、この部分を通じて、ガスをラベル5が接着されているラベル接着部の外側に逃がされる。
実施の形態1に係る投写型映像表示装置は、以上のように構成されているので、次のような効果を奏することができる。
(1)ラベル5が接着される樹脂成形品である筐体1において、ラベル5が接着される印刷面14には塗料が部分的に塗布されているので、印刷塗料が塗布されていない部分16では樹脂からガスが発生するが、印刷塗料が塗布された部分15ではガスの発生が防止される。これにより、ラベル5が接着されるラベル接着部全体としては、ガスの発生が抑制される。
(2)また、前述のように、筐体1表面の印刷面14は、印刷塗料が塗布された部分15と印刷塗料が塗布されていない部分16とが混在するように形成されている。そして、印刷面14は、印刷塗料が塗布された部分15と印刷塗料が塗布されていない部分16との段差h1により、塗料の塗布されていない部分16が、樹脂成形品から発生したガス逃がし通路に利用される。このため、印刷塗料の塗布されていない部分16から発生するガスは、このガス逃がし通路を通じラベル接着部全体に拡散される。また、このように拡散されることにより、ラベル接着部から外部へ逃がし易くすることができる。この結果、ラベル5の接着力及び外観見栄えの低下が抑制され、外観見栄えが良好に維持される。
(3)また、ラベル5が接着される樹脂成形品である筐体1において、印刷面14には、国内向けに日本語による製造者表示を目的とする表示内容が印刷表示され、ラベル5には、海外向けに、印刷面14に表示された日本語の製造者表示を英語等の外国語に書き直した表示内容が表示されている。したがって、多様な表示を可能とすることより、表示のみが異なる樹脂成形品の共用化を図ることができる。
(4)また、本実施の形態に係る電子機器としての投写型映像表示装置は、内部に必要な部品を収納する筐体1を備え、この筐体1として上述の樹脂成形品が使用されているので、ラベル5による表示を適用することができるとともに、ラベル5の接着力及び外観見栄えの低下を抑制した製品を提供することができる。
(5)また、本実施の形態に係る電子機器としての投写型映像表示装置は、樹脂成形品からなる筐体1の印刷面14には国内向け表示内容が直接印刷され、前記ラベル5には海外向け表示内容が表示されている。したがって、このような構成によれば、ラベルなしが国内向け製品であり、ラベルありが海外向け製品であるというように、明確に区別することができる。
(実施の形態2)
次に、実施の形態2について、図3及び図4に基づき説明する。
この実施の形態2は、実施の形態1においてラベル裏面の接着剤塗布面を変更したものである。すなわち、前述の実施の形態1におけるラベル裏面の接着剤塗布面は、図2に示すように接着剤が全体に塗布されていた。しかし、この実施の形態2においては、図3及び図4に示すように、ラベル裏面の接着剤塗布面は、接着剤が塗布された部分21と接着剤が塗布されていない部分22とが混在するように形成されている。
また、この実施の形態において、接着剤が塗布された部分21は小さな四角形の平面形状に形成され、この接着剤が塗布された部分21は、一定の間隔をおいて多数が縦横に碁盤目の如く配置されている。また、ラベル裏面の接着剤塗布面における外周縁部23は接着剤が塗布されていない部分として形成されている。
また、ラベル裏面の接着剤塗布面において、接着剤が塗布された部分21と接着剤が塗布されていない部分22との間に段差h2が形成され(図3参照)、この段差h2により樹脂成形品から発生したガスを逃がすためのガス逃がし通路が形成される。したがって、隣接する接着剤が塗布されていない部分22同士が互いに連結されるとともに、接着剤が塗布されていない外周縁部23に全て連通されている。
なお、樹脂成形品からなる筐体1の印刷面14、及びその他の構成は実施の形態1と同様である。
したがって、この実施の形態におけるラベル接着部においては、ラベル裏面の接着剤塗布面における接着剤の塗布された部分21と、筐体1の印刷面14における印刷塗料が塗布された部分15とが主に接着される。また、印刷面14における印刷塗料が塗布されていない部分16により形成されるガス逃がし通路と、ラベル裏面の接着剤塗布面における接着剤が塗布されていない部分22により形成されるガス逃がし通路とが、上下2層に配置されるとともに、互いに交差して連通するように形成されている。
次に、以上のように構成された、実施の形態2の作用について説明する。
この実施の形態の場合、ラベル裏面の接着剤塗布面における接着剤の塗布された部分21と、筐体1の印刷面14における印刷塗料が塗布された部分15とが主に接着される。そして、印刷面14における印刷塗料が塗布された部分15からはガスが発生しないが、印刷塗料が塗布されていない部分16においてガスが発生する。また、この発生したガスは、印刷面14における印刷塗料が塗布されていない部分16により形成されるガス逃がし通路と、ラベル裏面の接着剤塗布面における接着剤が塗布されていない部分22により形成されるガス逃がし通路とを通じてラベル接着部全体に拡散する。さらに、ラベル接着部全体に拡散したガスは、ラベル接着部の外周縁部23に形成された、接着剤が塗布されていないガス逃がし通路に送られ、ラベル接着部の外側へ逃がされる。
実施の形態2は、以上のように構成されているので、実施の形態1に係る(1)〜(5)の効果に加え、次のような効果を奏することができる。
(6)ラベル裏面の接着剤塗布面には、接着剤が塗布された部分21と接着剤が塗布されていない部分22との間に段差h2が形成され、この段差h2により樹脂成形品から発生したガスを逃がすためのガス通路が形成される。したがって、前記樹脂成形品の印刷面14に形成される印刷塗料が塗布されていない部分16からなるガス逃がし通路と合体され、これにより確実にガスを逃がすことができる。
(7)ラベル裏面の接着剤塗布面は、隣接する、接着剤が塗布されていない部分22同士が互いに連通されるとともに、接着剤が塗布されていないラベル5の外周縁部23にも連通するように形成されている。このため、接着剤の有無から生じる段差h2を利用したガス逃がし通路が全てラベル5の外周縁部23に連通される。これにより、発生したガスをより確実にラベル接着部の外側へ逃がすことができる。
(変形例)
本発明は、上記実施の形態において以下のように変更することもできる。
・上記実施の形態2において、接着剤が塗布された部分21の平面形状は四角形に形成されているが、これを円形、楕円形、菱形、長方形などの他の形状としてもよい。また、その配置についても碁盤目状に限ったものではなく、接着剤が塗布されていないラベル接着部の外周縁部に連通する形状であればよい。
・先の実施の形態においては、ラベル5の例として製造者名、製造番号を記載したものを例示しているが、操作手順、取り扱い中の注意事項、製品型番などの仕様に関するもの等の他の内容を表示するものとすることもできる。
・先の実施の形態においては、印刷面14の一部に印刷塗料が塗布された例を示しているが、印刷面14全体に印刷塗料を塗布したものとしてもよい。この場合は、塗膜がラベル接着部全体に形成されることになるので、ラベル接着部にガスが発生することを防止することができる。
本発明は、樹脂成形品に幅広く応用することができる。また、この樹脂成形品を筐体とする電子機器も、他の形式のプロジェクタを初め、テレビ、パソコンなどのプロジェクタ以外の機器としてもよい。
h1、h2…段差、1…筐体、5…ラベル、14…印刷面、15…印刷塗料が塗布された部分、16…印刷塗料が塗布されていない部分、21…接着剤が塗布された部分、22…接着剤塗布されていない部分、23…ラベルの外周縁部。

Claims (7)

  1. 表面にラベルが接着された樹脂成形品であって、
    このラベルは、樹脂成形品の表面における、印刷塗料が塗布された印刷面に接着されている
    ことを特徴とする樹脂成形品。
  2. 請求項1記載の樹脂成形品において、
    前記印刷面は、印刷塗料が塗布された部分と印刷塗料が塗布されていない部分とが混在するように形成され、印刷塗料が塗布された部分と印刷塗料が塗布されていない部分との段差により、前記塗料の塗布されていない部分がガスを逃がすためのガス逃がし通路に利用される
    ことを特徴する樹脂成形品。
  3. 請求項2記載の樹脂成形品において、
    前記ラベルは、ラベル裏面が接着剤を塗布する接着剤塗布面として形成されたものであって、この接着剤塗布面は、接着剤が塗布された部分と、接着剤が塗布されていない部分とが混在するように形成されている
    ことを特徴する樹脂成形品。
  4. 請求項3記載の樹脂成形品において、
    前記ラベル裏面の接着剤塗布面は、隣接する、接着剤が塗布されていない部分同士が互いに連通されるとともに、接着剤が塗布されていない部分として形成されているラベルの外周縁部に連通されるように形成されている
    ことを特徴する樹脂成形品。
  5. 請求項4記載の樹脂成形品において、
    前記印刷面には一定の目的のための表示内容が印刷表示され、前記ラベルには、この印刷面に表示された表示内容が異なる表現態様で表示されている
    ことを特徴する樹脂成形品。
  6. 内部に必要な部品を収納する樹脂成形品からなる筐体を備えた電子機器であって、この筐体は請求項1〜5のいずれか1項に記載の樹脂成形品により構成されている
    ことを特徴とする電子機器。
  7. 請求項6記載の電子機器において、
    前記筐体表面の印刷面には一の国向けの表示内容が直接印刷され、前記ラベルには他国向けの表示内容が表示されている
    ことを特徴とする電子機器。
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