JP2013002187A - 斜面を段切り状に整地するために使用される擁壁パネル及びその工法 - Google Patents

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Abstract

【課題】斜面を段切り状に整地するために使用される施工効率の良い擁壁パネルを提供する。
【解決手段】法面5に設けた段切り部6a、6b、6c、6dの山側や谷川に親杭12上部が構成する支持柱13を一定間隔を有して打設し、該夫々の支持柱に擁壁7、8、9裏面中央に設けられた擁壁パネル挿入穴に挿入して擁壁パネルを載置又は積層する。
【選択図】図2

Description

本発明は、斜面を段切り状に整地するために使用される擁壁パネル及びその工法に関するものである。
表土が失われた自然傾斜面や、切り取り、または盛土によって造られた人工的な傾斜面には、防災上の観点からモルタルやコンクリートの吹き付け工法や、プレキャスト製の法枠等で法面を覆う覆い傾斜面の崩壊や崩落を防止する種々の工法が用いられている。
例えば、傾斜面にモルタルやコンクリートを吹き付ける工法では、斜面に金属性の金網を張り、この上に直接モルタルやコンクリートを吹き付けており、斜面全体がモルタルやコンクリートで覆われるために斜面に植物が生えることがない。従って、近年では、景観保護や地球環境保全を重視して、斜面上に任意間隔を持って平らな地盤、所謂、段切り部を形成して、斜面の崩壊や崩落を防止する段切り工法が採用されてきており、前記斜面上に形成される平らな段切り部に積極的に植物を植えて緑化をはかるグリーンベンチ工法の施工もおこなわれている。
グリーンベンチ工法は傾斜地の法面に擁壁パネル立設用の平らな段切り部を形成し、この段切り部の山側や谷側に擁壁パネルを略垂直に載置するもので、この擁壁パネルの背面に樹木の生育に最適な裏込土を裏込めして擁壁パネルの上部に植樹体を形成し、樹木の成長により地盤の強化を図るという工法である。
而して、本発明は、上述したグリーンベンチ工法や、またグリーンベンチ工法を含む段切り工事工法においても使用可能な土留用の擁壁パネル構造、及びその擁壁パネル工法を提供するもので、特には、本発明は斜面を段切り状に整地するために使用されて多大な効果を発揮する擁壁パネル及び擁壁パネル工法に関するものである。
従来技術において、段切り工法に使用される擁壁パネルの具体例を見ていくと、従来のグリーンベンチ工法の発明において、特開2002−81075号公報(以下、特許文献1と称する。)がある。特許文献1は、所謂、間伐材を用いた土留構造に関するものであるが、この発明における壁体立設部は、段切り工法に使用される壁体の従来技術を解りやすく説明している。
即ち、特許文献1の発明は、段切り工法を用いたグリーンベンチ工法であり、斜面に壁体を用いて段切り部を設けることにより植樹作業効率を高め、間伐材の有効活用を図ることを目的になされたものである。そして、段切り部に設けられる壁体はコンクリート製の柱体と締結金具とを介して水平に締結された間伐材とから構成されていて、間伐材が構造材として使用期限に達した時、締結金具を切断して新たな間伐材に取り替えることのできる構造にしている。この発明では、土留用のアンカーは、柱体背面に止着する取付金具と、地山内に固定するアンカーバーと、これらの取付金具及びアンカーバーを自在継手状に接続する連結金具を備えることで、前記壁体を支持するコンクリート製の柱体を段切り部に立設しているものである。
従って、特許文献1の発明では、傾斜地での作業として、土留構造のアンカーを適宜間隔で山地内に固定する作業、柱体を適宜間隔で立設させる作業、前記アンカーと柱体とを接続固定させる作業、立設した柱体に間伐材からなる壁体を締結金具を介して固着する作業等、煩雑で煩わしい作業が継続してしまう欠点がある。
また、柱体を固定するための土留構造のアンカーは、水平方向あるいはこれに極めて近い角度で、山地内に固定するものであるが、柱体を固定する部材としては、常に不確定さと、不安定さを有しており、作業経験により養われた感覚を必要とする作業となる等の欠点を有している他、土留構造のアンカーは金属製であることから、地質により山地内での腐食をも考慮しなくてはならない。
特開2002−81075号公報
斯くして、本発明が解決しようとする課題は、傾斜地での作業を簡略化できる擁壁パネルを提供し、土留構造のアンカーを適宜間隔で山地内に固定する作業、柱体を適宜間隔で立設させる作業、前記アンカーと柱体とを接続固定させる作業、立設した柱体に壁体を固着する作業等、煩雑で煩わしい作業を軽減するものであり、特に斜面を段切り状に整地するために使用されて多大な効果を発揮する擁壁パネル、及びその工法に関するものである。
本発明において、斜面を段切り状に整地するための擁壁パネルの構造は、擁壁パネルを支持固定する手段として、不安定要素の土留構造のアンカーは使用せず、夫々の擁壁パネルが擁壁パネルの中央裏面で挿入穴を有した構造で、該挿入穴に親杭上部に植設された支持柱を挿入させることにより、夫々の擁壁パネルを支持柱に支持固定する構成を有している。
また、本発明において、法面の段切り部に設置される擁壁パネル列は、夫々の擁壁パネルが擁壁パネル中央で支持固定されることにより支持柱を中心に左右均等に土圧がかかるように構成して擁壁パネルピッチを2メートル程度に拡大した。そして、この改良された擁壁パネルは狭隘な場所でも小型重機を用いて効率よく施工できる最良の構成を提供するもので、従来の段切り工法に用いられる土留擁壁構造に比較して、施工が簡単で単純構造を有しており、且つ、強度が保てる耐候性の良い擁壁パネルを提供するものである。
斯くして、本発明における課題を解決する手段として、本発明は、法面に設けた段切り部の山側や谷川に親杭上部が構成する支持柱を一定間隔を有して打設し、該夫々の支持柱により垂直方向に一段乃至複数段の擁壁パネルを載置して擁壁を構成し、該擁壁を構成する夫々の長方形型の擁壁パネルは中央裏面に親杭の上部が構成する支持柱を挿入できる挿入穴を有し、該擁壁パネルの表面は前記支持柱の挿入穴を中心に左右両方向に等しく展開する平板形状を有している。そして、夫々の擁壁パネルは、打設された親杭の上部に突出して設けられた夫々の支持柱に挿入されて載置され、擁壁パネル列からなる幅広の擁壁を構築し、該幅広の擁壁パネル列からなる擁壁の上部を頭繋ぎ部材にて連結している構成の斜面を段切り状に整地するために使用される擁壁パネル及びその工法を提供するものである。
また、本発明は、法面に設けた段切り部の山側に親杭上部が構成する支持柱を一定間隔を有して打設し、該夫々の支持柱により垂直方向に一段乃至複数段の擁壁パネルを載置して擁壁を構成し、該擁壁を構成する夫々の長方形型の擁壁パネルは中央裏面に親杭の上部が構成する支持柱を挿入できる挿入穴を有し、該擁壁パネルの表面は前記支持柱の挿入穴を中心に左右両方向に等しく展開する平板形状を有しており、該擁壁パネルは打設された親杭の上部に形成された夫々の支持柱に挿入して載置される擁壁パネル列からなる幅広の擁壁を構築する。そして、前記擁壁パネル列を構成する夫々の擁壁パネルの支持柱用挿入穴の外周部はブラケット状に突設された形状のタイバー固着面が形成されており、該タイバー固着面には、夫々或いは任意ピッチでタイバーを固着可能であり、該タイバーの他端は擁壁の山側における安定地盤に設けられたアンカーウエィトに連結されて擁壁パネルの補強をおこない、該補強された擁壁パネルは幅広の擁壁を構築し、該幅広の擁壁パネル列からなる擁壁の上部を頭繋ぎ部材にて連結する構成を採用することにより一段と強度が保てる斜面を段切り状に整地するために使用される擁壁パネルを提供するものである。
更に本発明において、前記擁壁を構成する擁壁パネルは夫々の支持柱により複数段ずつ垂直方向に積層されたのち擁壁パネルの任意個所に頭繋部材を設けて夫々の擁壁パネルを連結させて幅広の擁壁パネル列を構成し、該頭繋ぎ部材の上部に繰りかえして擁壁パネルを夫々の支持柱により垂直方向に積層することにより擁壁パネル列の高さをより高く積層することが可能であり、擁壁パネルの積層高さを現場にあわせて任意に選択できる汎用性の大きな斜面を段切り状に整地するために使用される擁壁パネルを提供するものである。
本発明における段切り状整地工法用の擁壁パネルは、一定間隔を有して親杭を打設し、該親杭の上部が構成する支持柱に擁壁パネルを挿着固定するものであり、傾斜地での作業を大いに簡略化できる段切り工法用の擁壁パネルを提供することができるもので、従来技術の如く、土留構造のアンカーを適宜間隔で山地内に固定する作業、柱体を適宜間隔で立設させる作業、前記アンカーと柱体とを接続固定させる作業、立設した柱体に壁体を固着する作業等、煩雑で煩わしい現場作業を軽減するものである。
また、本発明において使用される擁壁パネルは、工場生産されるプレキャストコンクリート製であり、該擁壁パネルを支持固定する手段として、不安定要素の土留構造のアンカーは使用せず、夫々の擁壁パネルが擁壁パネルの中央裏面で挿入穴を有した構造で、該挿入穴に親杭上部に植設された支持柱を挿入させることにより、夫々の擁壁パネルを支持柱に支持固定する構成で、原則的に親杭や該親杭上部に構成される支持柱も例えばH型鋼を骨材としたコンクリート製であること、また、実施例の強度補強材として使用される前記タイバーやアンカーウエィトもプレキャストコンクリート製とすることが可能であり、全ての擁壁パネル構築材が耐候性の良い材質にて製作可能である。
そして、本発明は、法面の段切り整地工法において、段切り部に設置される擁壁パネル列は、夫々の擁壁パネルが擁壁パネル中央で支持固定されることにより支持柱を中心に左右均等に土圧がかかるように構成しており、該擁壁パネルのサイズは、例えば幅約2000mm、高さ約1000mm程度の比較的小さなモジュールとすることができることから、本発明の段切り工法用の擁壁パネルは、狭隘な場所でも小型重機を用いて効率よく施工できる最良の構成を提供するもので、従来の段切り工法に用いられる土留擁壁構造に比較して、単純構造を有して施工が簡単であり、且つ、傾斜地の崩壊や崩落防ぐことができる耐候性の良い段切り整地用の擁壁パネルを提供するものである。
(A)本発明に使用される擁壁パネルの形状を示す平面図である。(B)本発明に使用される擁壁パネルの形状を示す正面図である。 本発明を傾斜地に実施した状態を示す側断面図である。 実施例1を説明する斜視図である。 実施例2を説明する斜視図である。 (A)実施例3を説明する断面図である。(B)実施例3を説明する断面図である。
本発明は、法面に設けた段切り部山側に親杭上部が構成する支持柱を一定間隔を有して打設し、該夫々の支持柱により垂直方向に一段乃至複数段の擁壁パネルを載置して擁壁を構成し、該擁壁を構成する夫々の長方形型の擁壁パネルは中央裏面に親杭の上部が構成する支持柱を挿入できる挿入穴を有し、該擁壁パネルの表面は前記支持柱の挿入穴を中心に左右両方向に等しく展開する平板形状を有している。そして、夫々の擁壁パネルは、打設された親杭の上部に突出して設けられた夫々の支持柱に挿入されて載置され、擁壁パネル列からなる幅広の擁壁を構築し、該幅広の擁壁パネル列からなる擁壁の上部を頭繋ぎ部材にて連結している構成の斜面を段切り状に整地するために使用される擁壁パネル及びその工法を提供するものである。
また、本発明は、法面に設けた段切り部の山側に親杭上部が構成する支持柱を一定間隔を有して打設し、該夫々の支持柱により垂直方向に一段乃至複数段の擁壁パネルを載置して擁壁を構成し、該擁壁を構成する夫々の長方形型の擁壁パネルは中央裏面に親杭の上部が構成する支持柱を挿入できる挿入穴を有し、該擁壁パネルの表面は前記支持柱の挿入穴を中心に左右両方向に等しく展開する平板形状を有しており、該擁壁パネルは打設された親杭の上部に形成された夫々の支持柱に挿入して載置される擁壁パネル列からなる幅広の擁壁を構築する。そして、前記擁壁パネル列を構成する夫々の擁壁パネルの支持柱用挿入穴の外周部はブラケット状に突設された形状のタイバー固着面が形成されており、該タイバー固着面には、夫々或いは任意ピッチでタイバーを固着可能であり、該タイバーの他端は擁壁の山側における安定地盤に設けられたアンカーウエィトに連結されて擁壁パネルの補強をおこない、該補強された擁壁パネルは幅広の擁壁を構築し、該幅広の擁壁パネル列からなる擁壁の上部を頭繋ぎ部材にて連結する構成を採用することにより一段と強度が保てる段切り工法に用いられる擁壁パネルを提供するものである。
従って、本発明における段切り整地用の擁壁パネルは、一定間隔を有して親杭を打設し、該親杭の上部が構成する支持柱に擁壁パネルを挿着固定するものであり、傾斜地での作業を大いに簡略化できる段切り整地用の擁壁パネルを提供することができるもので、従来技術の如く、土留構造のアンカーを適宜間隔で山地内に固定する作業、柱体を適宜間隔で立設させる作業、前記アンカーと柱体とを接続固定させる作業、立設した柱体に壁体を固着する作業等、煩雑で煩わしい現場作業を軽減するものである。
また、本発明において使用される擁壁パネルは、工場生産されるプレキャストコンクリート製であり、該擁壁パネルを支持固定する手段として、不安定要素の土留構造のアンカーは使用せず、夫々の擁壁パネルが擁壁パネルの中央裏面で挿入穴を有した構造で、該挿入穴に親杭上部に植設された支持柱を挿入させることにより、夫々の擁壁パネルを支持柱に支持固定する構成で、原則的に親杭や該親杭上部に構成される支持柱も例えばH型鋼を骨材としたコンクリート製であること、また、実施例の強度補強材として使用される前記タイバーやアンカーウエィトもプレキャストコンクリート製とすることが可能であり、全ての擁壁パネル構築材が耐候性の良い材質にて製作可能である。
更に本発明において、前記擁壁を構成する擁壁パネルは夫々の支持柱により複数段ずつ垂直方向に積層されたのち擁壁パネルの任意個所に頭繋部材を設けて夫々の擁壁パネルを連結させて幅広の擁壁パネル列を構成し、該頭繋ぎ部材の上部に繰りかえして擁壁パネルを夫々の支持柱により垂直方向に積層することにより擁壁パネル列の高さをより高く積層することが可能であり、段切り工法に用いられる擁壁パネルの積層高さを現場にあわせて任意に選択できる汎用性の大きな段切り整地用の擁壁パネルを提供するものである。
そして、本発明は、法面の段切り整地工法において、段切り部に設置される擁壁パネル列は、夫々の擁壁パネルが擁壁パネル中央で支持固定されることにより支持柱を中心に左右均等に土圧がかかるように構成しており、該擁壁パネルのサイズは、例えば幅約2000mm、高さ約1000mm程度の比較的小さなモジュールとすることができることから、本発明の段切り整地工法用の擁壁パネルは、狭隘な場所でも小型重機を用いて効率よく施工できる最良の構成を提供するもので、従来の段切り工法に用いられる土留擁壁構造に比較して、単純構造を有して施工が簡単であり、且つ、傾斜地の崩壊や崩落を防止することのできる耐候性の良い段切り整地工法用の擁壁パネルを提供するものである。
図1乃至図3は本発明の実施例を説明するものであり、図1(A)は本発明に使用される擁壁パネルの平面図、図1(B)は図1(A)の正面図、図2は本発明を傾斜地に実施した状態を示す側断面図、図3は構成部材の斜視図である。
図1(A)(B)において、1は擁壁パネル本体、2は擁壁パネル本体1の中央部に構成される挿入穴、3は擁壁パネルの裏面に設けられたタイバー固着面、4は擁壁パネルを積層する際に他の擁壁パネルとの嵌合に使用されるガイドピンを示している。
図1(A)(B)において、擁壁を構成する夫々の擁壁パネル1は中央部に親杭(図2、図3において図示)の上部が構成する支持柱を挿入できる挿入穴2を有し、該擁壁パネル本体1の表面は前記支持柱の挿入穴2を中心に左右方向に等しく展開する平板形状を有しており、該擁壁パネル本体1は打設された親杭の上部に形成された支持柱に挿入されて擁壁を構成するものである。
図2は本発明の実施例1及び実施例2を傾斜地に実施した状態を示す側断面図であり、図2において、5は傾斜地の法面、6a、6b、6c、6dは傾斜地の方面を段切りして形成した段切り部、7、8、9は段切りした山側に夫々設けられた擁壁、10a、10bは夫々の擁壁を構成する擁壁パネル、該夫々の擁壁パネル10a、10bは下部に設けられた基台11上に載置され、夫々親杭12の上部に形成される支持柱13により立設されており、該支持柱13の天端には、頭繋ぎ部材14が冠設されている。尚、15は擁壁7,8、9を構築した後に仮置き場所より投入される裏込土である。
図3は本発明の実施例1の部材構成を説明する斜視図であり、10a、10a、10aは擁壁パネルであり、該擁壁パネル10a、10a、10aは基台11上に載置され擁壁パネル列16を形成している。そして、夫々の擁壁パネル10a、10a、10aは夫々親杭12上に形成された支持柱13、13、13により立設されている。即ち、夫々の擁壁パネル10a、10a、10aは前記支持柱13、13、13を挿入して擁壁パネル10aを夫々支持固定する挿入穴2、2、2を有しており、夫々の擁壁パネル10a、10a、10aを支持固定すること、並びに夫々の擁壁パネルの上部に突出している支持柱13、13、13の天端に頭繋ぎ部材14を冠設することにより、前記段切り部6a、6b、6c(図2に示す)の山側、或いは谷川に土砂の崩落、崩壊を防ぐ擁壁パネル列16を構築することができる。
而して、実施例1は、法面に設けた段切り部6a、6b、6cの山側、或いは谷川に親杭12上部が構成する支持柱13を一定間隔を有して打設し、該夫々の支持柱13により垂直方向に擁壁パネル10aを載置して擁壁7、8を構成し、該擁壁を構成する夫々の長方形型の擁壁パネル10a、10a、10aは擁壁パネルの中央裏面に親杭12の上部が構成する支持柱13を挿入できる挿入穴2を有し、該擁壁パネル10aの表面は前記支持柱13の挿入穴2を中心に左右両方向に等しく展開する平板形状を有しており、該擁壁パネル10aは打設された親杭12の上部に突出して設けられた夫々の支持柱13に挿入して載置され擁壁パネル列16からなる幅広の擁壁7、8を構築するもので、該幅広の擁壁パネル列16からなる擁壁7,8の上部を頭繋ぎ部材14にて連結している段切り工法に用いられる擁壁パネルを提供するものである。
而して、本発明における段切り整地工法用の擁壁パネル本体1は、一定間隔を有して親杭12を打設し、該親杭12の上部が構成する支持柱13に擁壁パネルを挿着固定するものであり、傾斜地での作業を大いに簡略化できる段切り工法用の擁壁パネルを提供することができるもので、従来技術の如く、土留構造のアンカーを適宜間隔で山地内に固定する作業、柱体を適宜間隔で立設させる作業、前記アンカーと柱体とを接続固定させる作業、立設した柱体に壁体を固着する作業等、煩雑で煩わしい現場作業を軽減するものである。
また、本発明において使用される擁壁パネル本体1は、工場生産されるプレキャストコンクリート製であり、該擁壁パネルを支持固定する手段として、不安定要素の土留構造のアンカーは使用せず、夫々の擁壁パネルが擁壁パネルの中央裏面で挿入穴2を有した構造で、該挿入穴2に親杭12上部に植設された支持柱13を挿入させることにより、夫々の擁壁パネルを支持柱13に支持固定する構成で、原則的に親杭12や該親杭上部に構成される支持柱13も例えばH型鋼を骨材としたコンクリート製であることで、擁壁パネル構築材が耐候性の良い材質にて製作可能である。
そして、本発明は、法面の段切り工法において、段切り部6a、6b、6cに設置される擁壁パネル列16は、夫々の擁壁パネルが擁壁パネル中央で支持固定されることにより支持柱13を中心に左右均等に土圧がかかるように構成しており、該擁壁パネルの単体サイズは、例えば幅約2000mm、高さ約1000mm程度の比較的小さなモジュールとすることができることから、本発明の段切り工法用の擁壁パネルは、狭隘な場所でも小型重機を用いて効率よく施工できる最良の構成を提供するもので、従来の段切り工法に用いられる土留擁壁構造に比較して、単純構造を有して施工が簡単であり、且つ、傾斜地の崩壊や崩落防ぐことができる耐候性の良い段切り工法用の擁壁パネルを提供するものである。
図2は本発明の実施例2を傾斜地に実施した状態を示す側断面図であり、図2において、5は傾斜地の法面、6a、6b、6c、6dは傾斜地の方面を段切りして形成した段切り部、7、8、9は段切りした山側に夫々設けられた擁壁、10a、10bは夫々の擁壁を構成する擁壁パネル、該夫々の擁壁パネル10a、10bは下部に設けられた基台11上に載置され、夫々親杭12の上部に形成される支持柱13により立設されており、該支持柱13の天端には、頭繋ぎ部材14が冠設されている。尚、15は擁壁7,8、9を構築した後に仮置き場所より投入される裏込土である。
そして、図2において、実施例2は段切り部6dの山側部において実施されている。即ち、実施例2は法面の段切り整地工法においてその擁壁高さが必要な場合に擁壁パネル10a、10bを積層するものである。
図4は本発明の実施例2の部材構成を説明する斜視図であり、10a、10bは2段に積層された擁壁パネルであり、該擁壁パネル10a、10bは基台11上に載置され擁壁パネル列16a、16bを形成している。そして、夫々の擁壁パネル10a、10bは夫々親杭12上に形成された支持柱13、13、13により立設されている。即ち、夫々の擁壁パネル10a、10bは前記支持柱13、13、13を挿入して擁壁パネル10a、10bを夫々支持固定する挿入穴2、2、2を有しており、夫々の擁壁パネル10a、10bを支持固定すること、並びに夫々の擁壁パネルの上部に突出している支持柱13、13、13の天端に頭繋ぎ部材14を冠設することにより、前記段切り部6d(図2に示す)の山側に土砂の崩落、崩壊を防ぐ擁壁パネル列16a、16bを構築することができるものである。
図5は本発明の実施例4を説明するものであり、図5(A)は側断面図、図5(B)は図5(A)の平面図を示している。図5において、6c、6dは段切り部、9は擁壁、10a、10bは擁壁パネル、11は基台、12は親杭、13は支持柱、14は頭繋ぎ部材であり、夫々の擁壁パネル10a、10bが擁壁パネルの中央裏面で挿入穴2を有した構造で、該挿入穴2に親杭12上部に植設された支持柱13を挿入させることにより、夫々の擁壁パネルを支持柱13に支持固定する構成であり、また、夫々の擁壁パネル10a、10bの裏面にはタイバー固着面3が設けられており、該タイバー固着面3には必要に応じてタイバー17がケミカルアンカーボルトや接着剤を介して固着可能で、該タイバー17の他端にはアンカーウエィト18が夫々連結されている。
而してアンカーウエィト18は、タイバー17の長さを選択することにより、安定地盤19内に設置することが可能であり、親杭12の上部に設けられた支持柱13による擁壁パネル10a、10bの支持固定をより強固に保持可能にした。
本発明の実施例3は、法面に設けた段切り部に親杭12上部が構成する支持柱13を一定間隔を有して打設し、該夫々の支持柱13により垂直方向に一段乃至複数段の擁壁パネル10a、10bを載置して擁壁9を構成し、該擁壁9を構成する夫々の長方形型の擁壁パネル本体1は中央裏面に親杭12の上部が構成する支持柱13を挿入できる挿入穴2を有し、該擁壁パネル本体1の表面は前記支持柱13の挿入穴2を中心に左右両方向に等しく展開する平板形状を有しており、該擁壁パネル本体1は打設された親杭12の上部に突出して設けられた夫々の支持柱13に挿入して載置される擁壁パネル列16a、16bからなる幅広の擁壁を構築し、該幅広の擁壁パネル列16a、16bからなる擁壁の上部を頭繋ぎ部材14にて連結して擁壁パネル列を構成し、また、前記擁壁パネル列を構成する夫々の擁壁パネルの裏面外周部にはブラケット状に突設された形状のタイバー固着面3が形成されており、該タイバー固着面3に夫々または任意ピッチでタイバー17を固着し、該タイバー17の他端は擁壁の山側における安定地盤19に設けられたアンカーウェイト18に連結されているものである。
そして、本発明の特徴は、法面の段切り整地工法において、段切り部に設置される擁壁パネル列は、夫々の擁壁パネルが擁壁パネル中央で支持固定されることにより支持柱を中心に左右均等に土圧がかかるように構成しており、該擁壁パネルのサイズは、例えば幅約2000mm、高さ約1000mm程度の比較的小さなモジュールとすることができる。また、本発明の段切り整地工法用の擁壁パネルは、狭隘な場所でも小型重機を用いて効率よく施工できる最良の構成を提供するもので、従来の段切り工法に用いられる土留擁壁構造に比較して、単純構造を有して施工が簡単であり、且つ、傾斜地の崩壊や崩落を防止することのできる段切り整地工法用の擁壁パネルを提供するものである。
1 擁壁パネル本体
2 挿入穴
3 タイバー固着面
4 ガイドピン
5 傾斜地の法面
6a、6b、6c、6d 段切り部
7 擁壁
8 擁壁
9 擁壁
10a、10b 擁壁パネル
11 基台
12 親杭
13 支持柱
14 頭繋ぎ部材
15 裏込土
16、16a、16b 擁壁パネル列
17 タイバー
18 アンカーウエィト
19 安定地盤

Claims (4)

  1. 法面に設けた段切り部に親杭上部が構成する支持柱を一定間隔を有して打設し、該夫々の支持柱により垂直方向に一段乃至複数段の擁壁パネルを載置して擁壁を構成し、該擁壁を構成する夫々の長方形型の擁壁パネルは中央裏面に親杭の上部が構成する支持柱を挿入できる挿入穴を有し、該擁壁パネルの表面は前記支持柱の挿入穴を中心に左右両方向に等しく展開する平板形状を有しており、該擁壁パネルは打設された親杭の上部に突出して設けられた夫々の支持柱に挿入して載置され擁壁パネル列からなる幅広の擁壁を構築し、該幅広の擁壁パネル列からなる擁壁の上部を頭繋ぎ部材にて連結していることを特徴とする斜面を段切り状に整地するために使用される擁壁パネル。
  2. 法面に設けた段切り部に親杭上部が構成する支持柱を一定間隔を有して打設し、該夫々の支持柱により垂直方向に一段乃至複数段の擁壁パネルを載置して擁壁を構成し、該擁壁を構成する夫々の長方形型の擁壁パネルは中央裏面に親杭の上部が構成する支持柱を挿入できる挿入穴を有し、該擁壁パネルの表面は前記支持柱の挿入穴を中心に左右両方向に等しく展開する平板形状を有しており、該擁壁パネルは打設された親杭の上部に突出して設けられた夫々の支持柱に挿入して載置される擁壁パネル列からなる幅広の擁壁を構築し、該幅広の擁壁パネル列からなる擁壁の上部を頭繋ぎ部材にて連結して擁壁パネル列を構成し、また、前記擁壁パネル列を構成する夫々の擁壁パネルの裏面外周部にはブラケット状に突設された形状のタイバー固着面が形成されており、該タイバー固着面に夫々または任意ピッチでタイバーを固着し、該タイバーの他端は擁壁の山側における安定地盤に設けられたアンカーウェイトに連結されていることを特徴とする斜面を段切り状に整地するために使用される擁壁パネル。
  3. 前記擁壁を構成する擁壁パネルは夫々の支持柱により複数段ずつ垂直方向に積層されたのち擁壁パネルの任意個所に頭繋部材を設けて夫々の擁壁パネルを連結させて幅広の擁壁パネル列を構成し、該頭繋ぎ部材の上部に繰りかえして擁壁パネルを夫々の支持柱により垂直方向に積層することにより擁壁パネル列の高さをより高く積層することを特徴とする請求項1並びに請求項2に記載された斜面を段切り状に整地するために使用される擁壁パネル。
  4. 法面に設けた段切り部に親杭上部が構成する支持柱を一定間隔を有して打設し、該夫々の支持柱により垂直方向に一段乃至複数段の擁壁パネルを載置して擁壁を構成し、該擁壁を構成する夫々の長方形型の擁壁パネルは中央裏面に親杭の上部が構成する支持柱を挿入できる挿入穴を有し、該擁壁パネルの表面は前記支持柱の挿入穴を中心に左右両方向に等しく展開する平板形状を有しており、該擁壁パネルは打設された親杭の上部に突出して設けられた夫々の支持柱に挿入して載置され擁壁パネル列からなる幅広の擁壁を構築し、該幅広の擁壁パネル列からなる擁壁の上部を頭繋ぎ部材にて連結することを特徴とする斜面を段切り状に整地するために使用される擁壁パネル工法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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