JP2012533698A - 補強された地盤構造物のための連結装置、関連する構造物および方法 - Google Patents

補強された地盤構造物のための連結装置、関連する構造物および方法 Download PDF

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Abstract

補強された地盤構造物(1)の擁壁要素(20)および埋戻材(60)に延在するよう意図された長手方向の補強材(40)の間の連結装置(100)は、擁壁要素(20)に固定するための部分(101)と、各第1端部が固定部分(101)の1点に連結された2つの接続部分(102)と、を備え、各接続部分の第2端部が第1および第2戻り部分(103)の第1端部に連結され、戻り部分(103)は、互いに実質的に平行であり、かつ各戻り部分の第2端部は、戻り部分(103)に実質的に垂直の固定セグメント(104)に連結される。

Description

本発明は、補強された地盤構造物の建設ための連結装置に関する。この建設技術は、支持壁、橋台等の建造物の建設に通常使用される。
補強された建造物は、圧縮された埋戻材、擁壁および通常擁壁に接続される補強材を組み合わせている。擁壁は、通常共に組み立てられた複数の擁壁要素からなる。
通常縦方向の様々なタイプの補強材を使用することができる:(例えば亜鉛めっき鋼から作られている棒を備える)金属、(例えばポリエステル繊維またはジオテキスタイルに基づく)合成材料など。それらは、構造物に加えられる圧力に応じた密度で、地面の所定の場所に設置され、地形のスラスト力は、地面−補強材摩擦によって吸収される。
擁壁は、既成コンクリート部材、またはパネルの形の金属メッシュから作られることが多く、それらは前面を覆うように並置される。
異なる擁壁レベルの間の前面に水平方向のセットバックがある場合がある。通常初めの地表面積が補強された擁壁の上部より大きくなるように、前面を傾斜させることができるが、また張り出した擁壁を有する構造物を建設することも可能である。
埋戻材に配置された補強材は、様々な形をとることができる連結装置を使用して擁壁に結合される。一旦作業が終了すると、埋戻材に分散した補強材は、数トンまでの範囲の高い負荷を伝える。
既知の連結装置は、例えば擁壁要素に固定された部分を備える装置であり、擁壁要素は、補強材が配置される周りのピンを受容するための手段を備える部分が拡張されている。このような実施形態の1例は、特許文献1に示される。特許文献2に示される他の例によると、連結装置は、擁壁要素に固定されたフック形状の部分を備え、かつ補強材が周囲に配置され、チューブが周囲に配置される戻り部分によって連結されている。
仏国特許発明第2803610号明細書 欧州特許第0872597号明細書
しかし、これらの既知の連結装置は、設置が多数のステップを伴い、かつ場合によっては補強材および擁壁の間の連結が最適とならない場合があるという欠点がある。
本発明の目的は、上述の欠点を克服し、経済的で施工が単純、かつ擁壁要素および長手方向の補強材の間の良好な連結提供する、補強された地盤構造物のための連結装置を提供することである。
本発明は、したがって補強された地盤構造物の擁壁要素および前記構造物の埋戻材に延在するよう意図された長手方向の補強材の間の連結装置を提案し、連結装置は、擁壁要素に固定された部分を備え、2つの接続部分のそれぞれの第1端部は、固定部分の1点に連結され、各接続部分の第2端部は、第1および第2戻り部分の第1端部に連結され、戻り部分は、互いに実質的に平行であり、かつ各戻り部分の第2端部は、実質的に戻り部分に垂直の固定セグメントに連結されている。
擁壁要素は、限定されないが、金属メッシュ、セメントまたはコンクリートのスラブ、特に補強されたプラスチックから作られたパネル、木材から作られたパネルによって形成された、例えばすのこ、ジオ格子(geo−gratings)と呼ばれるジオマテリアルを使用して得られる格子の形の異なるタイプとすることができる。これらの擁壁要素は通常、実質的に垂直に、または後方または前方、オーバーハングに傾斜して配置されることができる構造物の前面を構成するように配置される。
1つの実施形態によると、長手方向の補強材は、可撓性ストリップからなる。
「固定部分」との表現は、擁壁要素と結合されることを意図した連結装置の部分という意味で理解されるべきである。このような結合は、例えば完成した擁壁要素の適切な部分、特に擁壁要素の棒、または擁壁要素に結合された環に連結装置を固定することによりなされる、または擁壁要素の製造時に、特に擁壁要素が注がれる際に連結装置の型に挿入することによって、または連結装置を形成するために擁壁要素の金属棒を変形させることによってなされることがある。
「戻り部分」との表現は、長手方向の補強材、特に可撓性の補強材を受け入れることを意図した連結装置の部分という意味で理解されるべきである。後者の場合、可撓性の補強材は、戻り部分の周りに開ループを形成するような方法にて好ましく配置される。この開ループは、埋戻材に延在するストリップの2つの補強部分に延在される。
「固定セグメント」との表現は、固定部分に連結された端部から離れた戻り部分の端部を延在し、かつ前記戻り部分と別の方向に配置された連結装置の部分、という意味で理解されるべきである。
「実質的に平行」との表現は、一方が他方に対してなす角度が小さい、例えば10°以下である2つの部分の相対的な配置、という意味で理解されるべきである。
「実質的に垂直」との表現は、一方が他方に対してなす角度が直角に近い、例えば90°±10°に等しい2つの部分の相対的な配置、という意味で理解されるべきである。
本発明による連結装置は、製造に単純かつ経済的な構造を有する。
例えば、特に鋼鉄から作られている金属棒または複数の金属棒を曲げる、および/または溶接することによって得ることができる。
1つの実施形態によると、連結装置を形成している様々な部分は、実質的に連続的である。
発明者は、各戻り部分に実質的に垂直な固定セグメントの存在により、前記連結装置によって擁壁要素に連結された長手方向の補強材によってけん引力が加えられた場合に連結装置を大幅に開かせることを回避することができることを確認することができる。
したがって本発明による連結装置の効果により、有効かつ単純な方法にて補強材および擁壁要素が共に連結された耐久性のある構造物を得ることができる。
連結装置の様々な実施形態によると、以下の可能な全ての構成を共に組み合わせることができる:
− 2つの固定セグメントが固定部分、2つの接続部分および2つの戻り部分によって形成された中央平面に実質的に垂直な平面に配置される;「中央平面」との表現は、連結装置の突出領域が最大であり、かつ各戻り部分から等距離を通る(2つの戻り部分の間のどちらか、またはそれらを通る)平面、という意味で理解されるべきである。
− 2つの固定セグメントが戻り部分に垂直に、反対方向に配置される。
− 連結装置は、連続的な開ループを形成し、2つの戻り部分は互いに実質的に一定距離の間隔が空いている;例として2つの戻り部分の間の距離は、1cm〜5cmの間である。
− 固定部分は、1cm〜10cmの間の曲率半径を有する実質的にC形状である。
− 2つの接続部分は、固定部分を有するV字またはU字を形成する。
1つの実施形態によると、連結装置は、共に溶接された複数の金属棒からなる金属格子パネルの一部を形成し、2つの実質的に平行な金属棒の端部は、湾曲し、それぞれは、接続部分、戻り部分、および固定セグメントを形成する。
本発明は、また補強された地盤構造物を建設するための方法を対象にし、補強された地盤構造物は、前面に沿って建てられた擁壁、前記擁壁の後ろに位置する埋戻材、および埋戻材内に延在し、かつ本発明による上述された連結装置によって擁壁に連結された長手方向の補強材を備える。
補強された地盤構造物の様々な実施形態によると、以下の全ての可能な構成を共に組み合わせることができる:
− 長手方向の補強材は、連結装置2つの戻り部分の周りに開ループを形成する可撓性ストリップである。
− ループ形状の支持部品が連結装置の2つの戻り部分の周りに配置され、かつ可撓性ストリップによって形成された開ループがこの支持部品の周りを通る。
− 連結装置は、連続的な開ループを形成し、2つの部分は、互いに実質的に一定距離の間隔が空き、擁壁要素は、共に溶接された複数の金属棒からなる金属格子パネルであり、かつ連結装置は、2つの溶接された金属棒の交差点に配置される。
1つの実施形態によると、戻り部分の幅は、それに連結された補強材の幅と同程度の大きさであり、実質的に等しい。
1つの実施形態によると、擁壁要素はコンクリート部材であり、特にコンクリートを注ぐ製造中に、該コンクリート部材の中に連結装置の固定部分が挿入され、2つの接続部分は、コンクリート部材から現れ、かつ2つの戻り部分および2つの固定セグメントに延在される。
本発明は、また上記に定義されたように構造物を建設する方法に関連し、擁壁要素は、構造物前面に沿って建てられ、所定の場所に長手方向の補強材を設置した後に、埋戻材料は、前記擁壁要素の後ろに追加され、埋戻材料は圧縮され、かつ長手方向の補強材は上述された本発明による連結装置によって擁壁要素に連結される。
連結装置が連続的な開ループを形成する実施形態によると、2つの戻り部分は、互いに実質的に一定距離の間隔が空き、前記連結装置は、2つの戻り部分の間を通過することにより、2つの溶接された金属棒の交差点に導入される。
本発明の他の特徴および利点は、添付図面を参照した限定されない例示的な実施形態の以下の説明によって明らかになる。
擁壁要素を形成する格子の2つの金属棒の交差点に固定された、本発明による連結装置の斜視図である。 擁壁要素を形成する格子の2つの金属棒の交差点に固定された、本発明による連結装置の斜視図である。 擁壁要素を形成する格子の2つの金属棒の交差点に固定された、本発明による連結装置の斜視図である。 擁壁要素を形成する格子の2つの金属棒の交差点に固定された、本発明による連結装置の斜視図である。 擁壁要素を形成する格子の2つの金属棒の交差点に固定された、本発明による連結装置の斜視図である。 擁壁要素を形成する格子の2つの金属棒の交差点に固定された、本発明による連結装置の斜視図である。 本発明による連結装置を形成するために、格子を形成する擁壁要素の金属棒が曲がっている斜視図である。 本発明による構造物を形成するために連結装置がコンクリートから作られている擁壁要素に埋め込まれている斜視図である。 本発明による構造物の概略断面を示す。 本発明による構造物の概略断面を示す。
明瞭にするために、これら図に示される様々な要素の寸法は、必ずしも実際の寸法に比例していない。これらの図において、同一の符号は、同一の要素に対応する。
図1aおよび図1bは、擁壁要素20に固定された本発明による連結装置100を示し、擁壁要素20は、共に溶接された、水平に配置されるよう意図されている金属棒21および実質的に垂直に配置されるよう意図されている金属棒22からなる。金属棒23は、水平に配置されるよう意図された部分、および組み立てられた棒20および21を支持するよう意図された折り返し部分を備える(図7および図8も参照)。
補強された地盤構造物の建設を意図したこのような擁壁要素の配置は、例えばTerre Armee Internationale社から販売される商品名TerraTrel(登録商標)を有する製品において実施される。
連結装置100は、いくつかの部分、2つの直線部108に延在するC形固定部分101、直線部108を分離した2つの接続部分102、屈曲部106によって接続部分102に連結された2つの戻り部分103、および屈曲部107によって戻り部分103にそれぞれ連結された2つの固定セグメント104,105、を備える湾曲した金属棒からなる。全体として、2つの戻り部分が、実質的に一定距離の間隔が空いた平行をなす開ループを形成する。2つの固定セグメント104,105は、戻り部分に垂直に、固定部分、2つの接続部分および2つの戻り部分によって形成された中央平面に垂直な平面内に、反対方向に配置される。
例えば、戻り部分103の周囲にループを形成している可撓性ストリップがあることがある。このように配置され、かつ張力が保たれたストリップにより、ループ装置100の著しい変形をもたらさないということがテストにより示されている。同じ条件において、固定セグメントを有しない連結装置は、開く傾向にあり、かつ一定時間後に、ストリップは、連結装置から滑り、それらから離れてしまう場合があることがわかっている。
図2は、戻り部分103が支持部品30によって囲まれている、図1aおよび図1bの連結装置を示す。この支持部品により、その周囲に開ループを形成するために配置された可撓性ストリップに所望の湾曲を与えることができる。したがって、このようなストリップの損傷の危険を制限することができる。支持部品は、可撓性ストリップが載置される2つの羽根32に延在するC形部31を備える。
図3は、固定部分111および接続部分112が連続的なカーブを形成している、前述の連結装置の変形例110を示す。
図4は、固定部分121の最大寸法が、金属格子パネルの少なくとも2つの連続する垂直棒の周囲に配置することができるようになっている、連結装置の別の変形例120を示す。この実施形態において、接続部分122は、互いに実質的に平行、または戻り部分123に収束するようにすることができ、その大きさは、固定部分121の最大寸法より小さい。
図5は、2つの固定セグメント104および135が同じ方向に配置されている、図1aおよび図6の固定装置の変形例130を示す。
図1〜5の固定装置が金属格子パネルの1つまたは複数の金属棒の周囲に容易に配置されることがわかる。実際は、これらの固定装置は、2つの戻り部分の間の空間によって提供された開口部を通って滑らせることが可能である。
図1〜図3および図5に示される実施形態によると、固定部分は、溶接された垂直および水平の棒に対して実質的に45°斜めに配置される。したがって、これらの固定装置を金属格子パネルの特に強い点に配置することが可能である。
図4に示す実施形態によると、固定装置は、2つの棒を囲むように滑らされ、したがって構造物が完成した場合に、パネルに対するけん引力を配分させることができる。
図6は、固定装置の実施形態を示し、これは、金属格子20を形成する擁壁要素の溶接された金属棒を曲げる、および/または溶接することによって得られる。固定部分141は、2つの垂直棒21および水平棒22の間の連結領域からなり、2つの接続部分142に延在し、2つの接続部分は、戻り部分143に垂直に配置された固定セグメント144,145に連結された2つの戻り部分143に延在する。
図7は、2つの湾曲した金属棒からなる固定装置150の他の実施形態を示し、2つの湾曲した金属棒は、接続部分152に延在する固定部分151をそれぞれ備え、接続部分152は、固定セグメント154または155に連結された戻り部分153に延在する。固定部分151は、フック形状であり、かつコンクリートが型に注がれる場合に、コンクリート擁壁要素25に所望の間隔で共に固定される。そして、可撓性ストリップを戻り部分153の周囲に配置することが可能であり、構造物に負荷がかかった場合に、互いに大きく離れる危険がない。
図8および図9は、本発明による構造物の概略断面を示す。このような構造物の一般的な構造は、Terre Armee Internationale社から販売される商品名TerraTrel(登録商標)によって既知の構造物と一致する。
構造物は、一方の上に他方を重ねて配置された複数の擁壁要素20からなる擁壁を備える。擁壁要素20は、共に溶接された水平の金属棒22および垂直の金属棒22からなる格子である。湾曲棒23は、擁壁の安定性に貢献するような方法で配置され、水平面の部分および擁壁の傾斜に沿った部分を有する。
擁壁の後ろに埋戻材60がある。この埋戻材は、圧縮された土61、土および小石の混合物62、小石または岩の破片63などの様々な材料から成ることができる。ある実施形態によると、埋戻材は、埋戻材料のいくつかのタイプからなる。埋戻材料のこれらの異なるタイプは、フィルム、特にジオマテリアル材50による生地によって分離されることができる。したがって、大幅に異なり、かつ所望の美しさによって選択された外観の構造物を得ることができる:図8によると、擁壁に接触する耕地土61の層を有することが可能であり、植物によって覆われることが可能となる。図9によると、岩の破片を見せたまま、擁壁に接触するように配置することができる。
構造物は、擁壁内で延在する可撓性ストリップ40によって補強される。これらの可撓性ストリップは水平面に、擁壁に対して垂直またはジグザグに配置されることができる。
それらは、また擁壁の後ろに位置する壁に取り付けることができ、かつこの壁および擁壁の間の空間は、埋戻材によって充填される。
ストリップ40は、本発明による連結装置100(図8),160(図9)の2つの戻り部分の周囲にループを形成する。
図8の場合、連結装置は小さく、通常約10cm〜20cmの長さであり、図1〜図5に示されるタイプのものである。
図9の場合、擁壁の後に向かって連結装置の戻り部分を移動するのが好都合である。実際には、これらのストリップの損傷を避けるために、埋戻材が岩の破片から作られている領域63に可撓性ストリップ40を配置するのを回避することができるという好都合がある。そのようにするために、図1〜図5に示されるタイプの連結装置の接続部分は、延在させることができ、長さが1メートル程度の図9に示される連結装置160を得ることができる。また、連結装置および補強ストリップの間に中間接続部分品を配置することが可能であり、それは例えば可撓性材料のストリップの閉ループを、連結装置の戻り部分の周囲に配置し、およびループの他端部を補強ストリップに連結することによる。
さらに、連結装置はまた、例えば、連結装置の固定部分をその中に挿入することができる環、可撓性ループ、フックまたは任意の他の部品などの部品を介して擁壁に連結されることができることに留意されたい。
本発明は、実施形態のタイプに限定されず、任意の同等の実施形態を包含する非限定的な方法として解釈されるべきである。
提案された連結装置は、構造物を補強するための任意のタイプの長手方向の補強材を有する補強された地盤構造物の任意のタイプの擁壁に連結することができる。
1 地盤構造物
20,25 擁壁要素
21, 22,23 金属棒
30 支持部品
40 長手方向の補強材
60 埋戻材
100,110,120,130,140,150,160 連結装置
101,111,121,141,151 固定部分
102,112,122,142,152 接続部分
103,123,143,153 戻り部分
104,105,124,125,135,144,145,154,155 固定セグメント
106,107 屈曲部
108 直線部

Claims (15)

  1. 補強された地盤構造物(1)の擁壁要素(20,25)および前記構造物の埋戻材(60)の中に延在されるよう意図された長手方向の補強材(40)の間の連結装置(100,110,120,130,140,150,160)であって、
    該連結装置は、
    前記擁壁要素(20,25)に固定するための部分(101,111,121,141,151)と、
    前記固定部分(101,111,121,141,151)の1点に連結された第1端部をそれぞれ有する2つの接続部分(102,112,122,142,152)と、
    を備え、
    各前記接続部分の第2端部が第1および第2戻り部分(103,123,143,153)の第1端部に連結され、
    前記戻り部分(103,123,143,153)は、互いに実質的に平行であり、かつ
    各前記戻り部分の第2端部は、該戻り部分(103,123,143,153)に実質的に垂直の固定セグメント(104,105,124,125,135,144,145,154,155)に連結されている
    ことを特徴とする、連結装置(100,110,120,130,140,150,160)。
  2. 1つまたは複数の湾曲した、および/または溶接された金属棒からなることを特徴とする請求項1に記載の連結装置。
  3. 前記2つの固定セグメントが、前記固定部分(101,111,121,141,151)と、前記2つの接続部分(102,112,122,142,152)と、前記2つの戻り部分(103,123,143,153)と、によって形成された中央平面に実質的に垂直な平面に配置されていることを特徴とする請求項1または2に記載の連結装置。
  4. 前記2つの固定セグメント(104,105;124,125;144,145;154,155)が、前記戻り部分(103,123,143,153)に垂直に、反対方向に配置されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の連結装置。
  5. 前記連結装置が連続的な開ループを形成し、前記2つの戻り部分(103,123,143)は、互いに実質的に一定距離の間隔が空いていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の連結装置。
  6. 前記固定部分(101,111,121)が1cm〜10cmの曲率半径を有する実質的にC形であることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の連結装置。
  7. 前記2つの接続部分(102;112;122)が前記固定部分(101;111;121)と共にV字またはU字を形成することを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の連結装置。
  8. 前記連結装置が、共に溶接された複数の金属棒(21,22)からなる金属格子パネルの一部を形成し、2つの実質的に平行な金属棒の端部が湾曲し、それぞれが接続部分(142)と、戻り部分(143)と、固定セグメント(144,145)とを形成していることを特徴とする請求項2〜4のいずれか一項に記載の連結装置。
  9. 地盤構造物の前面に沿って建てられた擁壁(20,25)と、
    前記擁壁の後ろに位置する埋戻材(60)と、
    前記埋戻材(60)内に延在し、かつ請求項1〜8のいずれか一項に記載の連結装置(100,110,120,130,140,150,160)によって前記擁壁(20,25)に連結された長手方向の補強材(40)と、
    を備える、補強された地盤構造物(1)。
  10. 前記長手方向の補強材(40)が、前記連結装置の前記2つの戻り部分の周囲に開ループを形成する可撓性ストリップであることを特徴とする請求項9に記載の構造物。
  11. ループ形状の支持部品(30)が前記連結装置の前記2つの戻り部分の周囲に配置され、かつ前記可撓性ストリップによって形成された前記開ループが前記支持部品(30)の周囲を通ることを特徴とする請求項9または10に記載の構造物。
  12. 前記連結装置(100,110,120,130)が、請求項5に記載の特徴を備え、
    前記擁壁要素(20)が共に溶接された複数の金属棒(21,22)からなる金属格子パネルであり、かつ前記連結装置(100,110,120,130)が前記2つの溶接された金属棒の交差点に配置されていることを特徴とする請求項9〜11のいずれか一項に記載の構造物。
  13. 前記擁壁要素(25)がコンクリート要素であり、特に前記コンクリート要素を注ぐ製造中に、該コンクリート要素の中に連結装置(150)の前記固定部分(151)が挿入され、かつ前記2つの接続部分(152)が前記コンクリート要素から現れ、かつ前記2つの戻り部分(153)および前記2つの固定セグメント(154,155)に延在される、請求項9〜11のいずれか一項に記載の構造物。
  14. 擁壁要素(20,25)が、前記構造物の前面から建てられ、
    長手方向の補強材(40)を所定の場所に設置した後に埋戻材料が前記擁壁要素の後ろに加えられ、
    前記埋戻材料が圧縮され、かつ
    長手方向の補強材(40)が請求項1〜8のいずれか一項に記載の連結装置(100,110,120,130,140,150,160)によって前記擁壁要素に連結される、
    請求項9〜13のいずれか一項に記載の構造物の建設方法。
  15. 前記構造物が請求項12に記載の特徴を備え、かつ前記連結装置(100,110,120,130)が、前記2つの戻り部分(103,123)の間を通過することによって、前記2つの溶接された金属棒の交差点に導入される、請求項14に記載の建設方法。
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