JP2012532702A - 医学的管理ユニットのための担架支持システム及びそれらの使用方法 - Google Patents

医学的管理ユニットのための担架支持システム及びそれらの使用方法 Download PDF

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Abstract

車両用の担架支持システムにおいて、担架を水平方向の位置に支持するための支持腕組立体を備え、支持腕組立体は、支持腕組立体の自由端に、開位置と閉位置を有する調節式フック組立体を含み、調節式フック組立体は、フック組立体を開位置と閉位置の間でロックするラチェットシステムを備えている、担架支持システム。
【選択図】図2

Description

[0001]本特許は、担架支持システム及びそれらの使用法に、より厳密には医学的管理ユニット又は車両用の調節式担架支持システムのための器械及び方法に関する。
[0002]負傷患者又は疾病患者は、多くの場合、担架で搬送されたり輸送されたりする。担架は、一般的には、傷病者の様な人を中に或いは上に担持する寝台又はストレッチャーを指す。典型的には、担架は、シャフトによって支持される支持用骨組み(例えば、布)を含んでいる。患者を緊急車両で輸送する間、緊急隊員は、患者を担架から降ろし再度担架に載せるのではなく、むしろ大抵は、患者の輸送時及び輸送中は患者を担架上に載せたままにして、患者と担架の両方を直に緊急車両の中へ積み込んでいる。よって、車両、特に緊急車両内で、担架を支持し、担架を取り扱い、担架を固定するためのシステムが以前より必要とされている。また、大きさの異なった担架に対応し、それらを固定することのできるシステムが必要とされている。
[0003]1つの実施形態では、患者を水平方向上昇位置に支持するように構成されている、担架支持システムのための支持腕組立体が提供されている。支持腕組立体は、自由端と付着端とを含む腕部分であって、付着端が、支持腕組立体を、腕部分を選択された高さに支持するための取付構造へ固定するように構成されている、腕部分と、腕部分の自由端に配置されている外フックであって、様々な担架の、異なる直径を有している側方シャフトを固定するために、腕部分に対して開位置と閉位置の間で調節式とすることのできる外フックと、を含むことができる。
[0004]別の実施形態では、担架支持システムは、第1の複数の段階的な固定場所を含んでいる第1垂直軌道と、第1自由端と第1付着端とを含む第1腕部分を含んでいる第1支持腕であって、第1付着端が第1支持腕を第1の複数の段階的な固定場所の何れかに固定するように構成されている、第1支持腕と、を含むことができる。担架支持システムは、更に、第1垂直軌道と実質的に平行であって第2の複数の段階的な固定場所を含んでいる第2垂直軌道と、第2自由端と第2付着端とを含む第2腕部分を含んでいる第2支持腕であって、第2付着端が第2支持腕を第2の複数の段階的な固定場所の何れかに固定するように構成されている、第2支持腕と、を含むことができる。
[0005]更に別の実施形態では、機器を取付軌道の長さに沿った様々な場所に取り付けるための取付軌道システムが提供されている。取付軌道システムは、第1の垂直方向の複数の固定スロットであって、それぞれのスロットはくびれ領域に隣接する大頭部分を含んでおり、その結果、取付突起の大頭に前記大頭部分をくぐらせて、大頭に接続されているくびに前記くびれ領域を下方へ滑らせると、大頭がくびれ領域を抜け出ることができなくなる、第1の垂直方向の複数の固定スロットを含むことができる。取付軌道システムは、更に、第1の垂直方向の複数の固定スロットと平行な第2の垂直方向の複数の固定スロットであって、第2の垂直方向の複数の固定スロットのそれぞれは、第1の垂直方向の複数の固定スロットと第2の垂直方向の複数の固定スロットが一対の水平方向に整列する取付突起を同時に受け入れることができるように、第1の垂直方向の複数の固定スロットと水平方向に整列している、第2の垂直方向の複数の固定スロットを含むことができる。
[0006]ここに記載されている実施形態によって提供される上記及び追加の特徴は、次に続く詳細な説明を図面と関連付けて考えることで、いっそう深く理解されるであろう。
[0007]本明細書は、本発明を具体的に指し示し明確に請求している特許請求の範囲で結ばれているが、本発明は、以下の説明を添付図面と併せて考察することにより理解が進むものと確信する。
一杯に配備された構成にある担架支持システムの或る例示としての実施形態の斜視図である。 しまい込まれた構成にある、図1の例示としての担架支持システムのもう1つの斜視図である。 図1の担架支持システムで使用される支持腕組立体の或る例示としての実施形態の側面図である。 端板を取り払った状態の、図3の例示としての支持腕組立体の端部の詳細図である。 図3の例示としての支持腕組立体の端部の詳細図である。 図3の支持腕組立体と共に使用される取付ブラケットの或る例示としての実施形態の斜視図である。 図6の例示としての取付ブラケットの底面図である。 図6の例示としての取付ブラケットの底面図である。 図6の例示としての取付ブラケットの斜視図である。 図3の支持腕組立体と共に使用される支持腕の或る例示としての実施形態の斜視図である。 図6の例示としての取付ブラケットの側面図である。 図11の担架支持システムで使用される軌道の或る例示としての実施形態の前面図である。 図12の例示としての軌道の端面図である。 図12の軌道と図6の取付ブラケットの間の相互作用を示している。 図12の軌道と図6の取付ブラケットの間の相互作用を示している。 取付板の或る例示としての実施形態の斜視前面図である。 図16の取付板と図6の取付ブラケットの間の相互作用を示している。 図16の取付板と図6の取付ブラケットの間の相互作用を示している。 図12の軌道と図6の取付ブラケットを使用して座席を取り付ける場合の取付配列の或る例示となる実施形態の斜視図である。 図1の担架支持システムで使用される支持腕組立体の別の例示としての実施形態を示している。 支持腕組立体と共に使用される取付ブラケットの別の例示としての実施形態の斜視図である。 支持腕組立体と共に使用される図22の取付ブラケットの例示としての実施形態の斜視図である。 支持腕組立体と共に使用される図22の取付ブラケットの例示としての実施形態の斜視図である。 図1の担架支持システムで使用される支持腕組立体の別の例示としての実施形態の側面図である。 図1の担架支持システムで使用される支持腕組立体の別の例示としての実施形態の側面図である。 図1の担架支持システムで使用される支持腕組立体の別の例示としての実施形態の側面図である。 軌道に取り付けることのできる発煙筒発射システムの斜視図である。
[0032]図面に示されている実施形態は、事実上、説明を目的としており、特許請求の範囲によって定義される本発明を限定する意図はない。また、図面及び本発明の個々の特徴は、詳細な説明に照らせば、なおいっそう明らかとなり、より深く理解されるであろう。
[0033]次に続く本文は、本発明の多数の異なった実施形態の広範な説明を記している。本説明は、単に例示と見なされるべきであり、実現され得る実施形態全てを記述するのは不可能ではないにしても非現実的であろうことから、本説明は実現され得るあらゆる実施形態を記述しているわけではなく、また、ここに記述されている特徴、特性、構成要素、組成、成分、生成物、工程、又は方法論は何れも、それらを、全体的にせよ又は部分的にせよ、削除すること及びここに記述されている何れか他の特徴、特性、構成要素、組成、成分、生成物、工程、又は方法論と組み合わせたり又は置き換えたりすることができるものと理解している。多数の代わりの実施形態が、既存の技術を使用するなり或いは本特許の出願日以降に開発された技術を使用するなりして、なお特許請求の範囲による範囲に入るものとして実施されることであろう。本明細書に引用されている全ての刊行物及び特許は、ここでは参考文献として援用されている。
[0034]更に、用語については、それが本特許の中で、「ここでの使用に際し、「 」という用語はこれにより・・・を指すものと定義される」という文章又は同様の文章を用いて明示的に定義されていない限り、当該用語の意味は、明示的にも或いは暗示的にも、その普通の又は通常の意味を超越して限定されるものではなく、またその様な用語は、(特許請求の範囲の言い回し以外の)本特許の如何なる部分でなされる如何なる言明であろうとそれらに基づいて範囲が限定されると解釈されてはならないことを理解されたい。用語はどれも、そう言明されていない限り、本発明に必要不可欠であるとするものではない。本特許の末尾の特許請求の範囲に述べられている如何なる用語も、それが本特許の中で或る単一の意味と整合するやり方で言及される限りにおいては、読み手を混乱させないよう分かり易くすることのみを目的にそうなされるものであり、特許請求の範囲のその様な用語は、暗示的にも又はそれ以外にも、前記単一の意味に限定されるものでなはい。最後に、特許請求の範囲の要素については、それが何らの構造の詳説もなしに「手段」という用語及び或る機能を述べることによって定義されていない限り、何れの要素の範囲も、35U.S.C.第112条、第6項の適用に基づいて解釈されるものではない。
[0035]図1及び図2を参照すると、担架支持システム10の或る例示となる実施形態が、医学的管理ユニット1内に接続及び/又は取り付けされていることが示されている。1つの例示としての実施形態では、医学的管理ユニット1は、車両であり、すると側壁2はその様な車両内の壁ということになろう。例示としての車両には、限定するわけではないが、救急車又は他の地上車、船舶、航空機、ヘリコプター、又は他の緊急車両や支援車両が挙げられる。1つの例示としての実施形態では、担架支持システム10は、軍用地上車両、例えば装甲した軍用地上車両などに、接続及び/又は取り付けされている。例えば、図1に示されている医学的管理ユニット1は、軍の隊員らを輸送するのに適した、壁2を有する装甲トラックであってもよい。
[0036]別の例示となる実施形態では、医学的管理ユニット1は、車両ではなく、可搬式又は固定型のコンテナ又は建造物を備えていてもよく、そうすると担架支持システム10はその様なコンテナ又は建造物の側壁2に接続及び/又は取り付けされることになろう。1つの例示としての実施形態では、医学的管理ユニット1は、例えばトラック又は他の道路車両の荷台やトレーラーや航空機内に載せたり又はそれ以外の車両によるなど、車両に載せるか又は車両を用いるかして或る場所へ輸送でき、車両から移動させて、負傷した軍の隊員の様な患者に医学的管理を提供するのに使用されるように、その様な場所に暫定用として又は永久用として留置される、可搬式コンテナであってもよい。コンテナは、底壁(即ち、床)と、複数の側壁(例えば、側壁2の様な4つの側壁)と、上壁と、コンテナの内部空間にアクセスするための1つ又はそれ以上の扉を備えることができる。例示としてのコンテナは、当業者には知られている様に、商品の運送及び保管に使用される従来式の金属製の保管及び運送用のコンテナを備えていてもよい。医学的管理ユニット1は、上述されている様なコンテナであって、医学的管理ユニット1内(即ち、コンテナ内)で患者を治療及び/又は収容できるように、何れか及び/又は全ての所望される医学的管理機器や備品を備える移動式及び/又は可搬式の病院又は医学的管理ユニットとして機能するように改修されたコンテナを備えていてもよい。1つの例示としての実施形態では、医学的管理ユニットの壁は、砲火や他の兵器及び/又は爆発からの防護性を高めるために装甲板で補強防備されていてもよい。別の例示としての実施形態では、医学的管理ユニット1は、担架支持システム10を取り付けた場合に当該システムを支えられるだけの剛性を有する少なくとも1つの内壁を有する固定型の建造物及び/又はテントとすることができる。
[0037]以下に説明されている様に、担架支持システム10は、想定内か想定外かを問わず、様々な非常状況に対応するべく計画的調節又は計画外の調節が可能なモジュール式の調節式担架支持システムを提供している。担架支持システム10は、車両内で患者又は他の者を担持する1つ又はそれ以上の担架を支持するための、及び支持システムの構成要素が使われていないときはそれらをしまい込むか(例示としてのしまい込まれた構成を示している図2を参照)更には取り外すための、複数の構成を提供することができる。担架支持システム10の調節機能のおかげで、様々な寸法(例えば、幅及び厚さ)の担架に対応できる。担架支持システム10は、担架支持システムの多数の構成要素に互換性があるという点でモジュール式であり、組立時間、複雑さ、及び費用を軽減することができる。担架支持システム10のその様なモジュール性は、特定の非常事態へのより迅速かつ流動的な応対を可能にし、場合によっては医学的転帰を向上させることであろう。担架支持システム構成は、担架支持システムの多種多様な車両及び/又は他の医学的ユニットでの使用を可能にし、よって互換性及び融通性の恩恵をもたらす。
[0038]担架支持システム10は、概して、上担架14が支持されている上担架支持組立体12と、下担架18が支持されている下担架支持組立体16と、上下の担架支持組立体12及び16を医学的管理ユニット1の床19から垂直方向に間隔を空けて図示の位置に支持している軌道システム20と、を含むものとすることができる。図示の実施形態では、上担架支持組立体12は上担架14を下担架18の上方にそれと実質的に平行に支持している。上担架14と下担架18は、医学的管理ユニット1の床19に実質的に平行な向きであることも示されている。とはいえ、他の向きも実施可能である。例えば、上担架14と下担架18の一方又は両方は、各々に関連付けられている上下の担架支持組立体12、16によって、医学的管理ユニット1の床19に対して或る角度で、及び/又は互いに対して或る角度で、傾いた向きに支持されていてもよい。
[0039]上担架支持組立体12は、第1上支持腕組立体22と第2上支持腕組立体24を含み、下担架支持組立体16は、第1下支持腕組立体26と第2下支持腕組立体28を含むものとすることができる。それぞれの支持腕組立体22、24、26、及び28は、軌道システム20の高さに沿って独立調節式とすることができる。他の実施形態では、上側の支持腕組立体同士22と24、及び/又は下側の支持腕組立体同士26と28が、各々の高さを一括して調節できるように連係されている。更に別の例として、第1の上下支持腕組立体同士22と26、及び/又は第2の上下支持腕組立体同士24と28が、各々の高さを一括して調節できるように連係されている。多くの実施形態では、それぞれの支持腕組組立体22、24、26、及び28は、個別調節式である。
[0040]軌道システム20は、第1軌道30と、当該第1軌道から水平方向に離間された第2軌道32を含んでいる。それぞれの軌道30と32は、示されている様に、実質的に平行に垂直方向の向きに配置されているが、但し、垂直方向から外れた向きの様な他の向きも実施可能である。幾つかの実施形態では、例えば、第1軌道30と第2軌道32は、水平方向の向きを有していてもよい。他の実施形態では、軌道システム20は、壁に沿った何れの場所にも取付ブラケットを取り外し可能に付着させることができるように、水平方向と垂直方向の両方向に壁全体に及ぶ第1軌道を備えることができる。更に別の実施形態では、軌道は装置に取り付けられ、当該装置が壁に固定されることになっており、壁には軌道を受け入れるための複数の突起が備えられている。それ以外の軌道場所設定及び構成も更に実現の可能性があるものと理解されたい。1つの特定の実施形態では、第1軌道30と第2軌道32にはスロット34が設けられている。スロット34は、垂直方向に第1軌道30及び第2軌道32の長さに沿って走っており、支持腕組立体22、24、26、及び28の垂直方向位置を固定するためのロック構造を提供している。見て分かる様に、第1軌道30と第2軌道32は、それぞれ、複数の水平方向に離間されたスロット34を含んでいる。軌道30、32当たり4本のスロット34が示されているが、スロットは、4本より多くても少なくてもよく、例えば3本のスロットなどとしてもよい。3本スロット構成については、以下に詳細に説明されている。
[0041]幾つかの実施形態では、印刷又は塗装された標示35を、軌道システム20に沿って使用することができる。例えば、高さ標識が、軌道30及び32に並べて、更にはそれら軌道上に、設置されていてもよい。幾つかの実施形態では、支持腕組立体22、24、26、及び28を素早く調節できるように、マーカーが軌道30及び32の高さに沿って設置されていてもよい。標示は、軌道30及び32の側に、及び/又は壁2の側に、在ってもよい。
[0042]図1には2つの担架支持組立体12と16が示されているが、担架支持組立体は軌道システム20当たり2つより多くてもよいし少なくてもよいことに留意されたい。また、車両には担架支持システム10が2つ以上在ってもよい。例えば、複数の担架支持システム10が医学的管理ユニット1内の様々な場所に取り付けられていてもよい。
[0043]支持腕組立体22、24、26、及び28以外にも様々な構成要素を、軌道システム20によって支持することができる。幾つかの実施形態では、第1軌道30上にはモニター36(例えば、生命徴候監視用)が支持され、第2軌道32上には、異なった医療装置38、例えば別のモニター又は輸液ポンプ器械や静脈注射用バッグや照明システムその他の様な他の装置などが支持されていてもよい。軌道システム20上には、何れの数の医療関連装置又は非医療関連装置が支持されていてもよい。モニター36の様な様々な監視用構成要素は、配線式でもよいし無線式(例えば、ブルートゥース技術使用)でもよい。場合によっては、モニター36及び装置38は、当該モニター36及び装置38を使用している患者を担持する担架支持組立体12、14に近く置かれるのが実益にかなうかもしれない。例えば、図1では、モニター36及び装置38は、上担架支持組立体に載せられている患者の監視に使用するため、上担架支持組立体12の上方に置かれている。別の構成では、モニター36及び装置38は、下担架支持組立体に載せられている患者の監視に使用するため、上担架支持組立体12と下担架支持組立体16の間に置かれていてもよい。軌道システム20が車両外部に配置されている様な他の実施形態では、補助的な支援機器が軌道システム20に取り付けられることもあろう。例えば、図27を参照すると、複数の発射管402を備えた発煙筒発射システム400が車両外部に取り付けられている。本明細書で理解されてゆくであろうが、発煙筒発射システム400又は何らかの他の補助的支援機器は、複数の突起410を備える取付ブラケット444に固定されていてもよい。それぞれの突起410は、取付ブラケット444が軌道のどの区間に沿っても迅速モジュール設置を可能にするように胴部分412と頭部分416を備えることができる。加えて、取付ブラケット444は、作動中に必要になれば車両から機器を素早く解放できるようにするため、取付ブラケット444を軌道から解放するのに使用されるレバー418を備えることができる。
[0044]図3を参照して、上担架支持組立体12と下担架支持組立体16の何れか一方又は両方に使用される支持腕組立体40の或る実施形態は、概して、支持腕42と取付ブラケット44を含むものとすることができる。支持腕42は、末端の自由端46と、取付ブラケット44に取り付けられている付着端48と、自由端46と付着端48の間を延びている細長い腕部分50を有している。支持腕組立体40の付着端48には第1フック52(即ち、内フック)が置かれていてもよい。第1フック52は、腕部分50に対して固定されていてもよく、担架の側方シャフトを受け入れる寸法で、当該担架の側方シャフトを受け入れる場所に置かれている。支持腕組立体40の自由端46には第2フック54(即ち、外フック)が置かれていてもよい。第2フック54は、担架の反対側の側方シャフトを受け入れる寸法で、当該担架の反対側の側方シャフトを受け入れる場所に置かれている。幾つかの実施形態では、支持腕組立体40の、細長い腕部分50、第1フック52、及び付着端48は、金属材料(例えば、アルミニウムや鋼など)の鋳造などにより単体部品として一体に形成されていてもよい。見て分かる様に、腕部分50は、当該腕部分の中央に向けて曲がり55を有していてもよい。曲がり55は、腕部分50と担架の延展棒(即ち、担架の側方レールの間を走る湾曲した棒)との間の干渉を低減する形状とすることができる。自由端46は、当該自由端46を挟み、それを細長い腕部50に接続している板56と58の組立体を含んでいてもよい。板56と58を一体に接続するには、締結具61や溶接など、如何なる適した接続構造又は方法が使用されてもよい。
[0045]次に、板58を取り払った状態の支持腕組立体40の自由端46を示している図4を参照して、第2フック54は、板56と58の間に少なくとも部分的に収納されている調節式フック組立体65の一部とすることができる。調節式フック組立体65は第2フック54を含んでおり、当該第2フック54は、その周囲66に沿って歯64が設けられた歯車62を含むラチェット60に取り付けられていてもよい。図示の実施形態では、歯64は、歯が矢印68の方向(即ち、閉方向)に動いてゆくと、爪70がそれぞれの歯に順に滑り上がり越えてゆくように、或る角度で傾斜している。歯64が、矢印72の方向(即ち、開方向)に動いてゆくと、爪70と歯64の角度のせいで爪が歯64に当たって捕まり、当該方向へそれ以上動くことが止められる。
[0046]爪70は、歯車62に向けて(例えば、ばねにより)付勢されていてもよく、爪70は自由端46にピボット76で軸旋回式に接続されている引金74に設けられている。引金74は、爪70が付いている湾曲部分75と、湾曲部分に曲がり79によって接続されている下降部分77と、下降部分に対し或る角度を成す傾斜部分81を有している。操作者が引金74及び爪70を矢印80の方向に動かして(例えば、押し下げて)歯車62との係合から解くために、アクセス場所78が、自由端46の、板56と58(図3参照)の一部であるガード部材83と85の間に提供されていてもよい。ラチェット60は、開位置に向けて(例えば、ばね82を使用して)付勢されていてもよい。引金74及び関連付けられている爪70が動かされて歯車62との係合から脱すると、ラチェット60及び関連付けられている第2フック54は、ばね82によって提供される付勢のせいで矢印72の開方向に動くことになる。
[0047]ラチェット60及び第2フック54は、閉位置と開位置の間を軸旋回でき、歯車62と爪70の間の相互作用により閉位置と開位置の間の複数の位置にロックさせることができる。第2フック54の端88を受け入れて当該第2フックを閉位置に入れる寸法である切欠84が、自由端46の上面86から内方へ延びている。切欠84は、第2フック54の端88が上面86より下に位置付けられ、当該切欠内に納められるようにしており、露出したフック端88のせいで誤って第2フック54を引っ掻けてしまう可能性が小さくなる。
[0048]更に図5を参照すると、開位置にある第2フック54の図が示されている。1つの実施形態では、ラチェット60の周囲66は、第2フック54が回転して図示の開位置に入ることを止めるためのストッパ面としての機能を果たしている、引金74の曲がり79に接触する。別の例として、第2フック54は、鉤部分89の厚さが、板56と58の間の内部距離より大きくなっていてもよい。ガード部材83と85の表面(面91のみ見える)がストッパ面としての機能を果たし、第2フック54がひとたび閉位置に入ってしまえば回転が起こらないようにしている。第2フックが所望の開位置より向こうに回転するのを止めるのに他の適したストッパ配列を採用することもできる。幾つかの実施形態では、第2フック54の鉤部分89上に突起95を設けることができる。突起95は、第2フック54の動きを、例えば親指を使用して、制御するための場所を提供する。
[0049]ラチェット60と爪70を用いれば、調節式フック組立体65は一方の手で操作することができ、他方の手が空いて他の業務をこなせるようになる。爪70を歯車62から引き離すことにより、付勢されているラチェット60は、爪が歯車62から引き離されたままになっている限り、ばね82によって提供されている力以外に一切力を加えなくても開くことができる。ラチェット60及び第2フック54は、ひとたび開位置に入った後、引金を操作する同じ手で閉位置に向けて回転させることができる。歯64と爪70は、或る角度で傾斜しているので、その結果、歯が閉方向に動いてゆくと、第2フック54が担架のシャフトを把持するか又は閉位置に至るまでずっと、爪はそれぞれの歯に順に滑り上がり歯を越え、爪に関連付けられているばねは爪を次の歯の手前の隣接する陥凹の中へ押し戻す。ひとたび第2フック54が担架のシャフトを把持してしまえば、ラチェット60と爪70は、それらの間のロック配列のおかげで、第2フックが開くのを阻止する。図2から最もよく分かる様に、第2フック54が開位置と閉位置の間で調節式である実施形態では、担架支持組立体16は、異なった幅Wを有している様々な担架18の側方シャフト18’、18”を固定する、及び/又は様々な担架18の異なった直径Dを有している側方シャフト18’、18”を固定する働きをすることであろう。例えば、製造元が異なった結果として、2つの担架18が僅かに異なった幅W(即ち、側方シャフト18’、18”間距離)を有しているか又は僅かに異なった直径Dを有する側方シャフト18’、18”を備えている場合でも、同じ支持腕組立体26、28は、調節式の第2フック54が異なった構成及び異なった位置の側方シャフトを調節可能に固定するよう作動するおかげで、どちらの担架であってもそれを支持する働きをすることができる。
[0050]取付腕と取付ブラケットは、その上に担架を支持することを可能にする各種構成を備えることができる。例えば、図24を参照して、1つの実施形態では、支持腕は、担架を壁により近付けて支持し、それにより組立体全体に必要な水平方向への空間量を制限している水平薄型腕部分351を備えることができる。その様な実施形態では、水平薄型取付腕は、自身を壁により近付けて配置させる追加の骨組みを持たない内フック組立体355を備えている。そこで、ピン340と358が水平薄型腕部分351を取付ブラケット344に固定し、一方で複数の突起360が、ここで理解されてゆく様に2つの解放レバー318が作動させられるまで、取付ブラケット344を壁に固定することになる。図25を参照して、別の実施形態では、腕部分50は、薄型設計を備えておらず、むしろ支持を高めるために追加のトラス356を含んでいる。追加のトラス356は、腕部分50が更に大きい荷重を支えられるようにする。図26を参照して、更に別の実施形態では、支持腕は、代わりの薄型腕部分352を備えており、当該薄型腕部分352は、担架を壁に密に近接させて支持できるようにしてはいるが、薄型腕部分352の長さに沿って1つ又はそれ以上のトラス357が提供されていることにより、なお大きな荷重の支持を可能にしている。また、取付ブラケット344が、その様な大きな荷重を担持する際に追加の支持を提供するべく追加の突起360を提供している。図26に示されている様な幾つかの実施形態では、腕部分352は、更に、取付ブラケット344と第2フック46の間に凹部358を備えることができる。凹部358は、より深さのある担架に対応するための陥凹又は窪みを提供することになる。例えば、担架が中央に向かって下向きに曲がっている横棒を備えている場合、比較的直線状の腕部分352であったなら対応できないであろうが、凹部358はその様な曲がっている横棒に対応することができる。
[0051]図3に戻って、取付ブラケット44は、支持腕42が取付ブラケット44に対して軸旋回できるようにする様々なピボット構造を提供している。幾つかの実施形態では、支持腕42は、軸A周りに矢印100の方向に上下軸旋回させることができ、軸A2周りに矢印102の方向に左右軸旋回させることができる。
[0052]更に、支持腕42を取り払った状態で取付ブラケット44を示している図6−図9を参照すると、取付ブラケット44は、取付板104とそれに取り付けられたスイベルブラケット組立体106を含んでいる。取付板104は、それが取り付けられる壁から見て外方を向いている外側面107と、それが取り付けられる壁の方を向いている内側面108を含んでいる。特に図7及び図8を参照して、内側面108には、軌道30及び32(図1)のスロット34内に受け入れられることになる突起110が在る。それぞれの突起110は、胴部分112と大頭部分114を含んでいる。以下に更に詳細に説明されている様に、頭部分114は、スロット34の大開口領域を通して受け入れられ、スロットのくびれ領域の裏に捕えられる寸法であり、一方、胴部分はスロットのくびれ領域を通り過ぎる寸法である。
[0053]内側面108にはロック突起116を設けることができる。ロック突起116は、関連付けられている軌道30、32に係合し、そして支持腕組立体を軌道30、32に沿った或る垂直方向位置にロックするための、伸展したロック位置に向けて(例えば、ばねによって)付勢されることになる。ロック突起116はロック突起に作動的に接続されているレバー118を使用して引っ込められるものであって、手動で外側面107から退かせることができる。ロック突起116の伸展位置は図6によって示されており、ロック突起の引っ込み位置は図7によって示されている。見て分かる様に、レバーにアクセスし易くするために、陥凹したアクセス領域120が設けられている。幾つかの実施形態では、取付板104の反対の側に第2レバー122(及び陥凹した領域123)を同じロックピン又は追加のロックピンに接続して設け、操作者がロック突起116を引っ込めるのにレバー118と122のどちらのレバーを使用するかを例えばレバー118と122のアクセスのし易さに応じて選択できるようにしているか、或いは取付板104を解放してもよい状態になる前に追加の安全確保が提供されるようにしていてもよい。例えば、図21−図25を参照すると、1つの実施形態では、取付ブラケット344は、レバー318が取付ブラケット344の両側から作動させられたときにしか(取付ブラケットをロック解除するために)引っ込められないロック突起320を備えることができる。その様な実施形態は、単一のレバーがうっかり作動させられた場合に取付ブラケットが望まれずして動かされることを未然に防ぐことによる追加の安全確保を提供することであろう。
[0054]次に図6及び図9を参照すると、スイベルブラケット組立体106は、2つのシャフト取付腕126と128の間を伸びる内部シャフトに軸旋回式に取り付けられているピボットブラケット124を含んでいる。幾つかの実施形態では、シャフト取付腕126と128は、取付板104の外側面107から一体的に外向きに延びている。ピボットブラケット124は、シャフト取付腕126及び128の内部シャフトを滑動式に受け入れる開口が貫通して延びている垂直ピボット部材130を含んでいる。下腕支持部材132が、シャフト取付腕128付近で垂直ピボット部材130から外向きに且つ一体的に延びている。上腕支持部材134が、シャフト取付腕126付近で垂直ピボット部材130から外向きに且つ一体的に延びている。横木136が、下腕支持部材のための追加の荷重支承を提供するべく、下腕支持部材132から垂直ピボット部材130まで延びている。
[0055]支持腕42をピボットブラケット124(同様に図3参照)に接続するのにピン138及び140が提供されていてもよい。ピン138及び140は、下腕支持部材132と上腕支持部材134それぞれの開口142、144によって、取り外し可能に受け入れられていてもよい。支持腕42は、下腕支持部材132の開口142及び上腕支持部材134の開口144と整列している対応する開口(開口146を示している図10を参照)を有している。ピボットブラケット124を取付板104に対してロックし、それによりピボットブラケットの回転を妨げるための別のピン150が提供されている。垂直ピボット部材130と内部シャフトには、ピン150を挿通させるための整列した開口(図9には開口152のみ見える)が設けられている。幾つかの実施形態では、内部シャフトは、ピボットブラケット124を、図6の位置や図9の位置の様な複数の位置にロックできるように複数の開口を含んでいてもよい。図9は、取付板104の面に向けて軸旋回させたピボットブラケット124を示しており、一方、図6は、前を向いた位置にロックされたピボットブラケット124を示している。別の実施形態として、図11を参照して、垂直ピボット部材130は、ピボットブラケット124を複数の位置にロックするのに使用することのできる複数の開口(同様に開口153を参照)を含むものとすることができる。
[0056]次に図21−図23を参照して、別の実施形態では、腕部分50の取付ブラケット344に対する回転運動を解放可能にロックするためのパドルラッチ式ピボットブラケット326が提供されている。図21は、パドルラッチ式ピボットブラケット326を面板346と共に描いている。図22及び図23は、ピボットピン306と1つ又はそれ以上の陥凹327並びにロックピン328がよく分かるように面板345を取り払った状態のパドルラッチ式ピボットブラケット326を描いている。パドルラッチ式ピボットブラケット326は、(腕部分50の回転運動を可能にする)ピボットピン306に取り付けられているか又は他のやり方でピボットピン306が固定されている。パドルラッチ式ピボットブラケット326は、1つ又はそれ以上のロックピン328を取り外し可能に受け入れるように構成されている1つ又はそれ以上の陥凹327を備えることができる。解放板330を、1つ又はそれ以上のロックピン328に付着させると、ロックピン328を上向き方向Aへ陥凹327から出したり下向き方向Bへ陥凹327へ入れたりできるようになる。例えば、図22から最もよく分かる様に、ロックピン328がパドルラッチ式ピボットブラケット326の陥凹327内に配置されているとき、ロックピン328は、パドルラッチ式ピボットブラケット326の回転運動を防止し、ひいては取付腕50の取付ブラケット344に対する回転運動を防止している。図23から最もよく分かる様に、操作者は、そこで、解放板330を作動させて、ロックピン328を上向き方向Aに持ち上げて陥凹327から出してもよい。1つ又はそれ以上のロックピン328を1つ又はそれ以上の陥凹から取り出すと、パドルラッチ式ピボットブラケット326と取付腕50が妨げられずに動けるようになる。次にロックピン328を下向き方向Bに下降させて1つ又はそれ以上の陥凹327に再度係合させると、それにより取付腕50の回転運動が防止される。1つの実施形態では、1つ又はそれ以上のロックピン328は、ばね又は類似物によって下向き方向に付勢されていてもよい。その様な実施形態では、ひとたび操作者が解放板330を外せば、1つ又はそれ以上のロックピン328は1つ又はそれ以上の陥凹へ戻ることになる。別の実施形態では、1つ又はそれ以上のロックピン328は、操作者が解放板を逆向きの、1つ又はそれ以上の解放ピンに下向き方向Bに動くようにさせる方向に作動させた場合に限り、1つ又はそれ以上の陥凹327へ戻ることになる。
[0057]1つの実施形態では、パドルラッチ式ピボットブラケット326は、ロックピンがパドルラッチ式ピボットブラケット326を所定場所に固定する回転位置として、限定された数の回転位置を提供するように構成することができる。例えば、パドルラッチ式ピボットブラケット326は、腕部材50がその上に担架が支持されるように壁と実質的に直角になっている支持位置(図22に図示)か又は腕部分50が壁と実質的に平行になっている格納位置(図23に図示)かの何れかの位置に固定されることになる。1つ又はそれ以上の陥凹327は、腕部分50がそれらの規定された位置の1つへと一杯まで回転させられたら1つ又はそれ以上のロックピン328を受け入れるように構成することができる。しかしながら、腕部分が中途半端な位置に配置されたときは、1つ又はそれ以上の陥凹は1つ又はそれ以上のロックピンとの整列から外れていて、ロックピン328は腕部分50を所定の場所にロックすることができなくなっている。その様な実施形態は、腕部分50を限定された数の位置の1つへロックさせ、確実に、正しく一貫した操作が維持されるようにすることができる。パドルラッチ式ピボットブラケット326の陥凹327の数は、ロックピン328を介して腕部分50をロックさせる固定された位置の数を加減するべく増やされてもよいし減らされてもよい。
[0058]幾つかの実施形態では、ピン138、140、及び150は、それぞれ、ピンが意図せずして抜けてしまうのを阻止するためのロック機構を含んでいてもよい。図示の実施形態では、ピン138、140、及び150それぞれは、各ピンの端に置かれた転がり軸受156の様な格納式ロック機構を含んでいてもよい。転がり軸受156は、ピン138、140、及び150が、各々の開口から後ずさりするのを妨げる寸法とすることができる。幾つかの実施形態では、押し下げると転がり軸受156が引っ込んでピン138、140、及び150を取り外せるようになるボタン158の様な、引っ込ませるための仕掛けが設けられていてもよい。
[0059]ピン150を取り外すと、ピボットブラケット124及びそれに取り付けられている支持腕42を取付板104に対して左右に軸旋回させられるようになる。ピン140を取り外すと、支持腕42をピボットブラケット124及び取付板104に対して上下に軸旋回させられるようになる。支持腕42を上下に軸旋回させることのできるこれらの実施形態では、ピン138のシャフト164がピボットシャフトとして使用され、ピン140が取り外されると、支持腕42は当該シャフト周りに上下に軸旋回することができる。図2は、下向きに軸旋回させた支持腕の一例を示している。例えば、支持腕42が使用されないときはそれをしまい込むために、支持腕42をピボットブラケット124に対して下向きに軸旋回させるのが望ましいであろう。支持腕42をしまい込み位置に固定するのに、クラスプ、ラッチ、結び紐、締結具など、如何なる適したしまい込み機構が使用されてもよい(図2のクラスプ166及び168を参照)。
[0060]図12及び図13を参照すると、軌道システム20又は類似の軌道システムで使用される軌道170の或る例示としての実施形態が示されている。図1に示されている軌道システム20では、2本又はそれ以上の軌道170が使用されているが、同じ軌道システムの複数の軌道は同じか実質的に同じ特徴を有するものとすることができるため、1本の軌道しか説明されていない。軌道170は、細長い矩形形状(又はそれ以外の適した形状)を有していてもよいとされる裏打ち板172と、裏打ち板の長さに沿って互いに実質的に平行に延びる3本のスロット174、176、及び178を含んでいる。それぞれのスロット174、176、及び178は、一連なりにくびれ領域182と隣り合う大開口領域180を有している。幾つかの実施形態では、大開口領域180は、裏打ち板172の長さに沿って等間隔に離間され幅方向横一列に整列して対称を成している。別の例として、スロット174、176、及び178の1つ又はそれ以上のスロットの大開口領域180は、どれもが等間隔というわけではなく、及び/又はどれもが他のスロットの他の大開口領域と横一列に整列しているというわけでもない。
[0061]図14及び図15を参照して、軌道170と取付ブラケット44は、取付ブラケットを軌道にロックするのに使用される移相ずれ構成を提供している。図14を参照して、取付ブラケット44の突起110a、110b、110c、及び110dの大頭部分114a、114b、114c、及び114dが、スロット174及び178の大開口領域180a、180b、180c、及び180d内に挿入されているとき、ロック突起116はそれがくびれ領域182aと整列しているせいでスロット176に進入することができない。幾つかの実施形態では、大頭部分114a、114b、114c、及び114dをスロット174及び178に入れると、ロック突起116がその外向きに付勢された伸展位置から引っ込められる。図15を参照して、突起110a、110b、110c、及び110dの胴部分112はくびれ領域182を滑り抜ける寸法であり、一方、大頭部分114a、114b、114c、及び114dはスロット174及び178に留まる。取付ブラケット44を下向きに矢印183の方向に動かすと、大頭部分114a、114b、114c、114dがスロット174及び178のくびれ領域182b、182c、182d、及び182eと整列し、ロック突起116がスロット176の大開口領域180eと整列する。ロック突起116の幅は、大開口領域180eと隣り合うくびれ領域182f及び182gを通る通路184及び186よりも大きく、そのせいで、ひとたびロック突起が大開口領域180eを通ってスロット176の中へ入ってしまえば、取付ブラケット44をそれ以上動かすことはできなくなる。ロック突起116がその伸展位置へ付勢されている実施形態では、ロック突起は、ひとたび大開口領域180eと整列すれば、自動的にその伸展位置へパチンとはじかれる。操作者は、上述のレバー118を作動させることによってロック突起116をスロット176から引っ込ませることができ、そうして再度取付ブラケット44を軌道170に沿って異なった高度へ動かすことができる。
[0062]図14及び図15は、4つの突起110a、110b、110c、及び110dと1つのロック突起116を使用して、取付ブラケットを軌道に固定する場合を示しているが、それ以外の数の突起とロック突起が代わりに採用されてもよいものと理解されたい。例えば、図21−図23に示されている様に、1つの実施形態では、取付ブラケット344は、6つの突起360を使用しており、そのうち2つの突起360は下部分に配置され、4つの突起360は上部分に配置されている。その様な実施形態は、取付ブラケット344と軌道との間により多くの接触点を提供することによって、増加した荷重下でも安全確保された接続を可能にするであろう。別の実施形態では、取付ブラケットは、取付ブラケットの周りに均等に分散された8つの突起を組み入れている。更に別の実施形態では、軌道との解放可能な接続を可能にする、それ以外の数の突起が取付ブラケットに配置されていてもよい。
[0063]図16を参照して、腕支持組立体40の取付ブラケット44を壁へ取り付けるのに、軌道170に代わるものとして、或る例示としての取付板190を使用することができる。取付板190は、壁への取り付けに適した如何なる取付構造を含んでいてもよい。取付板190は、拡大部分200とくびれ部分202を有する鍵穴スロット192、194、196、及び198の形態をしたスロットを含んでいる。鍵穴スロット192、194、196、及び198の拡大部分200は、大頭部分114をくぐらせて受け入れる寸法と配列であり、くびれ部分202は、大頭部分が鍵穴スロット内に捕えられた状態で胴部分112にくびれ部分202を滑動させることのできる寸法である。開口204が設けられており、それはロック突起116を開口204と整列させたときに当該ロック突起を受け入れる寸法である。
[0064]図17及び図18は、取付ブラケット44を取付板190にロックするところを示している。図17では、大頭部分114が鍵穴スロット192、194、196、及び198の拡大部分200の中へ挿入され、そのせいでロック突起116は引っ込められている。図18を参照して、次に取付ブラケット44を下向き方向に動かして、大頭部分114をくびれ部分202の裏に位置付け、ロック突起116を開口204の中へ伸展させると、それによって取付ブラケット44が取付板190にロックされる。幾つかの実施形態では、取付板190は、腕支持組立体40のための取付構造を提供するべく他の取付板190共々壁に固定取り付けされる。
[0065]図19を参照して、取付ブラケット(例えば、取付ブラケット44と同様の取付構造を有する取付ブラケット)は、様々な構成要素を、例えば軌道170又は取付プレート190へ取り付けるのに使用することができる。図19は、座席210、212、及び214が壁216の床から高い位置に取り付けられている例を示している。上述されている様式と同様の様式で、座席の高度を軌道に沿って調節することもできるし、座席を軌道から取り外すこともできる。
[0066]図20を参照して、支持腕組立体220の別の実施形態は、以上に支持腕組立体40に関連付けて説明されている特徴の多くを含んでいる。この実施形態では、支持腕組立体220に上述されている様式と同様の様式で軌道30を上下に移動させることができるようにロック突起(図示せず)を解放するための解放用引金222が設けられている。
[0067]上述の担架支持システム10は、想定内か想定外かを問わず、様々な非常状況に対応するべく計画的調節又は計画外の調節が可能なモジュール式の調節式担架支持システムを提供している。担架支持システム10は、車両内で患者又は他の者を担持する1つ又はそれ以上の担架を支持するため、及び支持システムの構成要素が使われていないときはそれらをしまい込むか又は更には取り外すための、複数の構成を提供することができる。担架支持システム10は、様々な寸法の担架に対応するべく調節を施せる。
[0068]本発明の詳細な説明の中で引用されている全ての文献は、その関連部分をここに参考文献として援用するものであり、何らかの文献が引用されているからといってそれが本発明に関して先行技術であることの是認と受け止められてはならない。この書面による文献中の用語の意味又は定義は何れも、それが参考文献として援用されている文献中の用語の何れかの意味又は定義と矛盾する限りにおいては、本文献中の用語に割り当てられている意味又は定義が適用されるものとする。
[0069]本発明の特定の実施形態を示し、説明してきたが、当業者には、様々な他の変更及び修正が、本発明の精神及び範囲から逸脱することなく成され得ることが明白であろう。従って、付随の特許請求の範囲では、本発明の範囲内に入る全てのその様な変更及び修正を対象に含めるものとする。
1 医学的管理ユニット
2 医学的管理ユニットの壁
10 担架支持システム
12 上担架支持組立体
14 上担架
16 下担架支持組立体
18 下担架
18’、18” 担架の側方シャフト
D シャフトの直径
W シャフト間距離(担架の幅)
19 医学的管理ユニットの床
20 軌道システム
22 第1上支持腕組立体
24 第2上支持腕組立体
26 第1下支持腕組立体
28 第2下支持腕組立体
30 第1軌道
32 第2軌道
34 スロット
35 標示
36 モニター
38 任意の装置
40 支持腕組立体
42 支持腕組立体の支持腕
44 支持腕組立体の取付ブラケット
46 支持腕の自由端
48 支持腕の付着端
50 支持腕の細長い腕部分
52 支持腕組立体の第1フック
54 支持腕組立体の第2フック
55 腕部分の曲がり
56、58 自由端の板
60 ラチェット
61 締結具
62 ラチェットの歯車
64 ラチェットの歯
65 フック組立体
66 ラチェットの周囲
68 歯の動く方向、閉方向
70 爪
72 歯の動く方向、開方向
74 引金
75 引金の湾曲部分
76 ピボット
77 引金の下降部分
78 アクセス場所
79 引金の曲がり
80 爪を歯車から係合解除する方向
81 引金の傾斜部分
82 ばね
83、85 ガード部材
84 切欠
86 自由端の上面
88 第2フックの端
89 第2フックの鉤部分
91 ガード部材の表面
95 鉤部分の突起
取付ブラケットの上下旋回軸
100 取付ブラケットを上下旋回させる方向
2 取付ブラケットの左右旋回軸
102 取付ブラケットを左右旋回させる方向
104 取付ブラケットの取付板
106 取付ブラケットのスイベルブラケット組立体
107 取付ブラケットの外側面
108 取付ブラケットの内側面
110、110a、110b、110c、110dの 内側面の突起
112 突起の胴部分
114、114a、114b、114c、114d 突起の大頭部分
116 ロック突起
118、122 ロック解除レバー
120、123 レバーへの陥凹アクセス領域
124 ピボットブラケット
126、128 シャフト取付腕
130 垂直ピボット部材
132 下腕支持部材
134 上腕支持部材
136 横木
138、140 ピン
142 下腕支持部材の開口
144 上腕支持部材の開口
146 支持腕の開口
150 内部シャフト回転防止用のピン
152 ピン挿通用の開口
153 垂直ピボット部材の開口
156 転がり軸受
158 ボタン
164 ピンのシャフト
166、168 クラスプ
170 軌道
172 裏打ち板
174、176、178 スロット
180、180a、180b、180c、180d、180e 大開口領域
182、182a、182b、182c、182d、182e、182f、182g くびれ領域
183 ブラケットを下向きに動かす方向
184、286 くびれ領域を通る通路
190 取付板
192、194、196、198 鍵穴スロット
200 鍵穴スロットの拡大部分
202 鍵穴スロットのくびれ部分
204 ロック突起を受け入れる鍵穴スロットの開口
210、212、214 座席
216 壁
220 支持腕組立体
222 解放用引金
306 ピボットピン
318 取付ブラケット解放レバー
320 ロック突起
326 パドルラッチ式ピボットブラケット
327 陥凹
328 ロックピン
A ロックピンを上向きに動かす方向
B ロックピンを下向きに動かす方向
330 解放板
340、358 ピン
344 取付ブラケット
346 面板
351 水平薄型腕部分
352 トラス付き薄型腕部分
355 内フック組立体
356、357 トラス
358 凹部
360 取付ブラケットの突起
400 発煙筒発射システム
402 発射管
410 取付ブラケットの突起
412 突起の胴部分
416 突起の頭部分
418 取付ブラケット解放のためのレバー
444 取付ブラケット

Claims (27)

  1. 患者を水平方向上昇位置に支持するように構成されている、担架支持システムのための支持腕組立体において、
    自由端と付着端とを備える腕部分であって、前記付着端は、前記支持腕組立体を、前記腕部分を選択された高さに支持するための取付構造へ固定するように構成されている、腕部分と、
    前記腕部分の前記自由端に配置されている外フックであって、異なる幅を有している様々な担架の側方シャフト及び/又は前記様々な担架の異なる直径を有している前記側方シャフトを固定するために、前記腕部分に対して開位置と閉位置の間で調節式である外フックと、を備えている支持腕組立体。
  2. 前記外フックは、当該外フックに作動的に接続されているラチェット組立体を介した調節式である、請求項1に記載の支持腕組立体。
  3. 前記ラチェット組立体は、前記外フックが複数の角度の付いた閉位置で開くことを防止するように構成されている、請求項2に記載の支持組立体。
  4. 前記ラチェット組立体は、その周囲に沿って延在する複数の歯を含む歯車と、前記歯車に向けて可動式に付勢されている爪と、を備えている、請求項3に記載の支持組立体。
  5. 前記爪に接続されている引金を更に備えており、前記引金を作動させると、前記爪が前記複数の歯の少なくとも1つとの係合から脱する、請求項4に記載の支持組立体。
  6. 前記外フックは、前記引金を作動させると前記外フックが前記開位置に向けて動くように前記開位置に向けて付勢されている、請求項5に記載の支持組立体。
  7. 前記腕部分に沿って前記外フックと向かい合って配置されている内フックを更に備えている、請求項1に記載の支持腕組立体。
  8. 前記内フックは前記腕部分に対して固定されている、請求項7に記載の支持腕組立体。
  9. 前記腕部分は、前記外フックと前記内フックの間に、当該外フック及び当該内フックから垂直方向にオフセットされるようにして陥凹部分を備えている、請求項8に記載の支持腕組立体。
  10. 前記付着端は、前記支持腕組立体が壁に取り付けられているとき、当該支持腕組立体を格納位置と支持位置の間で移行させられるように構成されている、請求項1に記載の支持腕組立体。
  11. 前記支持腕組立体の前記付着端に接続されている取付ブラケットを更に備えており、前記取付ブラケットは、前記支持腕組立体に、当該支持腕組立体が当該取付ブラケットに対して垂直軸周りに前記格納位置と前記支持位置の間を軸旋回できるようにする第1ピボットの場所を提供しており、前記取付ブラケットは、前記支持腕組立体に、当該支持腕組立体が当該取付ブラケットに対して水平軸周りに下降位置と上昇位置の間を軸旋回できるようにする第2ピボットの場所を提供している、請求項10に記載の支持腕組立体。
  12. 前記支持腕組立体を、前記取付ブラケットに対して、前記格納位置、前記支持位置、前記下降位置、及び前記上昇位置のうちの1つ又はそれ以上にロックするべく、前記取付ブラケットによって受け入れられる寸法と構成の1つ又はそれ以上のロック突起を更に備えている、請求項11に記載の支持腕組立体。
  13. 前記付着端は、前記支持腕組立体の前記取付ブラケットに対する回転運動をロックするためのパドルラッチ式ピボットブラケットを備え、前記パドルラッチ式ピボットブラケットは、1つ又はそれ以上のロックピンを取り外し可能に受け入れるように構成されている1つ又はそれ以上の陥凹を備え、前記ロックピンは、前記パドルラッチ式ピボットブラケットの前記1つ又はそれ以上の陥凹の中にあるとき、前記支持腕組立体を、前記格納位置か又は前記支持位置に解放可能にロックしている、請求項11に記載の支持腕組立体。
  14. 担架支持システムにおいて、
    第1の複数の段階的な固定場所を備えている第1垂直軌道と、
    前記第1垂直軌道の前記第1の複数の段階的な固定場所の何れかに固定するように構成されている第1取付ブラケットと、
    第1自由端と第1付着端を備えた第1腕部分を備えている第1支持腕組立体であって、前記第1付着端は前記取付ブラケットに接続されている、第1支持腕組立体と、
    前記第1垂直軌道と実質的に平行であって第2の複数の段階的な固定場所を備えている第2垂直軌道と、
    前記第2垂直軌道の前記第2の複数の段階的な固定場所の何れかに固定するように構成されている第2取付ブラケットと、
    第2自由端と第2付着端を備えた第2腕部分を備えている第2支持腕組立体であって、前記第2付着端は前記第2取付ブラケットに接続されている、第2支持腕組立体と、を備えている担架支持システム。
  15. 前記第1垂直軌道及び前記第2垂直軌道は、それぞれ、
    第1の垂直方向の複数の固定スロットであって、それぞれの固定スロットはくびれ領域に隣接する大頭部分を備えており、その結果、前記第1取付ブラケットの取付突起の大頭に前記大頭部分をくぐらせて、前記大頭に接続されている胴に前記くびれ領域を下方へ滑らせると、当該大頭が当該くびれ領域を抜け出ることができなくなる、第1の垂直方向の複数の固定スロットと、
    前記第1の垂直方向の複数の固定スロットと平行な第2の垂直方向の複数の固定スロットであって、当該第2の垂直方向の複数の固定スロットのそれぞれは、前記第1の垂直方向の複数の固定スロットと前記第2の垂直方向の複数の固定スロットが一対の水平方向に整列する取付突起を同時に受け入れることができるように、当該第1の垂直方向の複数の固定スロットと水平方向に整列している、第2の垂直方向の複数の固定スロットと、を備えている、請求項14に記載の担架支持ステム。
  16. 前記第1垂直軌道は、前記第1取付ブラケットが前記第1の複数の段階的な固定場所の何れかに固定されたときに当該第1取付ブラケットの第1ロック突起を受け入れる働きをする第1の複数の開口を更に備えており、
    前記第2垂直軌道は、前記第2取付ブラケットが前記第2の複数の段階的な固定場所の何れかに固定されたときに当該第2取付ブラケットの第2ロック突起を受け入れる働きをする第2の複数の開口を更に備えている、請求項14に記載の担架支持システム。
  17. 前記第1ロック突起は、前記第1取付ブラケットが前記第1の複数の固定場所の1つから当該第1の複数の固定場所のもう1つへ動かされるのに先立ち、第1レバーによって前記第1の複数の開口から解放され、
    前記第2ロック突起は、前記第2取付ブラケットが前記第2の複数の固定場所の1つから当該第2の複数の固定場所のもう1つへ動かされるのに先立ち、第2レバーによって前記第2の複数の開口から解放される、請求項16に記載の担架支持システム。
  18. 前記第1支持腕組立体は、担架の側方シャフトを受け入れるために前記第1腕部分に沿って配置されている第1内フックと、当該担架の反対側の側方シャフトを受け入れるために前記第1自由端に前記第1内フックと向かい合って配置されている第1外フックと、を備え、
    前記第2支持腕組立体は、前記担架の前記側方シャフトを受け入れるために前記第2腕部分に沿って配置されている第2内フックと、前記担架の前記反対側の側方シャフトを受け入れるために前記第2自由端に前記第2内フックと向かい合って配置されている第2外フックと、を備えている、請求項14に記載の担架支持システム。
  19. 前記第1外フックと前記第2外フックは、それぞれ、直径にばらつきがある側方シャフトを固定するべく各相手の第1腕部分と第2腕部分に対して調節式である、請求項18に記載の担架支持システム。
  20. 前記第1外フックは、当該第1外フックに作動的に接続されている第1ラチェット組立体を介した調節式であり、前記第2外フックは、前記第2外フックに作動的に接続されている第2ラチェット組立体を介した調節式である、請求項19に記載の担架支持システム。
  21. 前記第1付着端と前記第1取付ブラケットの間の接続は、前記第1支持腕組立体を第1格納位置と第1支持位置の間で動かせるように構成されており、前記第2付着端と前記第2取付ブラケットの間の接続は、前記第2支持腕組立体を第2格納位置と第2支持位置の間で移行させられるように構成されている、請求項14に記載の担架支持システム。
  22. 機器を取付軌道の長さに沿った様々な場所に取り付けるための取付軌道システムにおいて、
    第1の垂直方向の複数の固定スロットであって、それぞれの固定スロットはくびれ領域に隣接する大頭部分を備えており、その結果、取付突起の大頭に前記大頭部分をくぐらせて、前記大頭に接続されている胴に前記くびれ領域を下方へ滑らせると、当該大頭が当該くびれ領域を抜け出ることができなくなる、第1の垂直方向の複数の固定スロットと、
    前記第1の垂直方向の複数の固定スロットと平行な第2の垂直方向の複数の固定スロットであって、当該第2の垂直方向の複数の固定スロットのそれぞれは、前記第1の垂直方向の複数の固定スロットと前記第2の垂直方向の複数の固定スロットが取付ブラケットの一対の水平方向に整列する取付突起を同時に受け入れることができるように、当該第1の垂直方向の複数の固定スロットと水平方向に整列している、第2の垂直方向の複数の固定スロットと、を備えている、取付軌道システム。
  23. 垂直方向の複数の開口を更に備えており、前記垂直方向の複数の開口は、前記水平方向に整列した取付突起の前記胴が前記第1及び前記第2の垂直方向の複数の固定スロットの前記くびれ領域に配置されたときに、当該取付ブラケットのロック突起を受け入れ、それにより、前記取付ブラケットが垂直方向に動くのを防止する、請求項22に記載の取付軌道システム。
  24. 前記垂直方向の複数の開口は、垂直方向に並列に整列している、請求項23に記載の取付軌道システム。
  25. 前記垂直方向の複数の開口は、前記第1の垂直方向の複数の固定スロットと前記第2の垂直方向の複数の固定スロットの間に配置されている、請求項23に記載の取付軌道システム。
  26. 前記くびれ領域は、前記前1の垂直方向の複数の固定スロット内及び前記第2の垂直方向の複数の固定スロット内の隣接する大頭部分に連続的につながっている、請求項22に記載の取付軌道システム。
  27. 前記第1の垂直方向の複数の固定スロットと前記第2の垂直方向の複数の固定スロットは、当該第1の垂直方向の複数の固定スロット内及び当該第2の垂直方向の複数の固定スロット内の大頭部分のそれぞれを隔てる垂直方向の距離が、当該第1の垂直方向の複数の固定スロット内及び当該第2の垂直方向の複数の固定スロット内の頭部分を隔てる水平方向の距離と同じになるように対称的に配置されている、請求項22に記載の取付軌道システム。
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