JP2012531870A - ランダムアクセスプロセスに基づく検出方法及び検出装置 - Google Patents

ランダムアクセスプロセスに基づく検出方法及び検出装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2012531870A
JP2012531870A JP2012518726A JP2012518726A JP2012531870A JP 2012531870 A JP2012531870 A JP 2012531870A JP 2012518726 A JP2012518726 A JP 2012518726A JP 2012518726 A JP2012518726 A JP 2012518726A JP 2012531870 A JP2012531870 A JP 2012531870A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
value
time domain
rach
detection threshold
sequence
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2012518726A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5223036B2 (ja
Inventor
李斌
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
ZTE Corp
Original Assignee
ZTE Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ZTE Corp filed Critical ZTE Corp
Publication of JP2012531870A publication Critical patent/JP2012531870A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5223036B2 publication Critical patent/JP5223036B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W74/00Wireless channel access
    • H04W74/002Transmission of channel access control information
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W74/00Wireless channel access
    • H04W74/08Non-scheduled access, e.g. ALOHA
    • H04W74/0833Random access procedures, e.g. with 4-step access

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

【解決手段】本発明は、ランダムアクセスプロセスに基づく検出方法を開示した。受信したランダムアクセスチャンネルRACH信号に応じてRACH時間領域関連値シーケンスを取得するステップと、第1の検出閾値

を計算するステップと、各RACH時間領域関連値シーケンスの検索ウィンドウに対して、その中のRACH時間領域関連値におけるピーク値が第1の検出閾値より大きい場合、当該ピーク値及びタイミング位置を記録するステップと、検索ウィンドウに、第1の検出閾値より大きいピーク値を有する一組又は複数組の連続した検索ウィンドウがいずれも存在する場合、その中の第2の検出閾値より大きいピーク値に対応するタイミング位置をタイミング調整量に変換するステップとを含む。相応的に、本発明は、ランダムアクセスプロセスに基づく検出装置を更に開示した。
【選択図】図1

Description

本発明は、通信分野に関し、特に、ランダムアクセスプロセスに基づく検出方法及び検出装置に関する。
ランダムアクセス(Random Access)は、ユーザー装置(User Equipment:UE)がインターネットとの通信を行う前のアクセスプロセスである。LTEシステムにおいて、ランダムアクセスは、同期ランダムアクセス(Synchronized Random Access)と非同期ランダムアクセス(Non−synchronized Random Access)という二種類のタイプに分けられることができ、UEが既にシステムとのアップリンク同期を取得した場合に、UEのランダムアクセスプロセスが同期ランダムアクセスと称され、UEがまだシステムとのアップリンク同期を取得しなかった又はアップリンク同期を紛失した場合に、UEのランダムアクセスプロセスが非同期ランダムアクセスと称される。非同期ランダムアクセスを行う場合に、UEがまだ精確なアップリンク同期を取得しないため、非同期アクセスが同期アクセスと異なる1つの主な特徴は、非同期アクセスがUEのアップリンク送信クロックを推定し、調整して、同期誤差をサイクリックプレフィックス(Cyclic Prefix:CP)長さの以内に制限することが必要となる。
一般的に、UEは、コンピューターがスタートした後、まず同期チャンネル(Synchronization Channel:SCH)を介してダウンリンク同期を行って、無線フレーム番号、サブフレームの受信位置及びセルIDを取得し、その後、ランダムアクセスチャンネル(Random Access Channel:RACH)の配置情報を含むシステム情報を取得するために、UEは放送チャンネル(Broadcast Channel:BCH)を検出し、最後に、UEは、当該RACHチャンネルを介してアップリンク同期を行って、システムへのアクセスプロセスを完了し、当該プロセスが非同期ランダムアクセスに属する。
第3世代パートナーシッププロジェクト(3rd Generation Partnership Project:3GPP)ロングタームエボリューション(Long Term Evolution:LTE)プロトコルによってアップリンクランダムアクセスの複数本のプリアンブルシーケンスが提供され、UEは、アップリンク同期伝送プロセスにおいて、ダウンリンク同期に確定された無線フレーム及びサブフレーム位置に応じてRACHチャンネル位置を取得し、利用可能なシーケンスから一本をプリアンブル伝送としてランダムに選択し、基地局は、それに対して検出を行って、アップリンク同期のタイミング調整量を確定してUEに伝送し、UEは、伝送されたタイミング調整量に応じてアップリンクデータ伝送時刻を調整して、アップリンクチャンネルの時刻同期を実現する。
LTEプロトコルに規定されるアップリンクランダムアクセスプリアンブルシーケンスは、ZC(Zadoff−Chu)シーケンスであり、u番目のルートZCシーケンスが以下のように定義される。
ここで、uは、ルートシーケンスインデックス番号であり、Nzcは、ZCシーケンスの長さ且つ素数であり、LTEプロトコルには、その値の大きさが839又は139に規定される。
LTEシステムにおいて、各セルに64つのプリアンブルに用いられるシーケンスが割り当てられ、この64つのシーケンスは、同一ルートシーケンスからの異なる循環シフトシーケンスであってよく、異なるルートシーケンスからの異なる循環シフトシーケンスであってもよい。ZCのルートシーケンス及びその循環シフトシーケンスの自体は、よい自己相関特性を有し、且つその異なるシーケンス間の関連性が小さいため、基地局は、ZCシーケンスの関連特性を用いてランダムアクセス信号に対して時間領域相関検出を行って、アップリンクのタイミング同期調整量を取得する。
時間領域相関検出方法は、受信した信号とローカルシーケンスの各循環シフトの複素共役とが点乗積を行い、そして加算し、循環シフト測定点全体の時間領域関連値を取得し、逆離散フーリエ変換(Inverse Discrete Fourier Transformation:IDFT)特性を利用するため、このプロセスを、受信した周波数領域信号とローカル周波数領域シーケンスの複素共役とが点乗積されて、時間領域に変換することに同等させることができ、時間領域相関検出の数式が、以下のように表示される。
受信信号の時間領域フォームは、y(m)であり、周波数領域フォームは、Y(k)であり、ローカルシーケンス時間領域フォームは、x(m)であり、周波数領域フォームは、X(k)であり、これによって、時間領域相関関数R(m)は、以下のように表示される。
ここで、mは、循環シフトポイントであり、
は、複素共役を表す。
これによって、同一ルートシーケンスの異なる循環シフトをプリアンブルとして用いるUEに対して、基地局は、受信した信号を周波数領域に変換した後、それを当該シーケンスの周波数領域シーケンスとの複素共役の点乗積を行い、その後の結果に対して時間領域までにIDFT変換を行って、循環シフト測定点全体に対応する時間領域関連値を取得できる。ローカルルートシーケンスの各循環シフト測定点に対応する時間領域関連値に対してピーク値の検出を行うことで、UEに使用されたプリアンブルを確定し、且つUEのタイミングアドバンスを取得することができる。
RACH時間領域相関検出の性能は、見逃し確率と誤警報確率で表示されてよい、その中、誤警報確率が、プリアンブルが伝送されない場合にプリアンブルを誤り検出した確率であり、見逃し確率が既に送信された1つのプリアンブルを検出していない確率である。一般的に、誤警報確率は、10−3以下であると要求される。
上記したRACH時間領域検出方法の検出において、誤警報確率と見逃し確率は、ピーク値検出アルゴリズムにおける閾値に応じて確定される。一般的に、ピーク値検出アルゴリズムにおいてランダム信号の関連値と雑音パワー推定値との比を閾値とするため、当該検出アルゴリズムにおいて、雑音パワー推定値の正確性は、検出アルゴリズムの性能により大きい影響を与える。
また、LTEシステムに一定の周波数オフセットが存在するため、LTEプロトコルは、より大きい周波数オフセットが存在する場合にプリアンブルの制限集合を規定し、誤警報確率を低減したが、しかしながら、非制限集合を用いる中低速セルに対して、ユーザー速度によるドップラー周波数オフセットが誤認警報の増加を引き起こし、特に周波数オフセットが存在し且つ信号対雑音比が非常に高い場合に、誤認警報の増加がランダムプロセスのシグナルオーバーヘッドの増加を引き起こし、システムの処理負荷を増加する。そのため、このような場合での誤認警報を抑制する必要がある。
また、RACHシーケンスの長さが素数であり、素数を用いる離散フーリエ変換(Discrete Fourier Transformation:DFT)及びIDFTのム}・ミヤがより高いため、一般的に実現プロセルにおいて二乗フォームのFFT(Fast Fourier Transformation、高速フーリエ変換)とIFFTを用いてDFT及びIDFTの代わりに処理を行う。情報を損失しないために、二乗の値は、ZCシーケンス長さより大きくなければならなく、そのため、時間領域関連演算にオーバーサンプリングを導入する。オーバーサンプリング技術は、実現の複雑性を低減し且つ時間領域解像度を向上させることができるが、各関連値点のエネルギー分散を引き起こし、プリアンブルシーケンスの自己相関特性を低減して、従って、誤警報確率が高くなることをもたらす。
上記したように、従来のLTEシステムのRACH検出アルゴリズムにおいて、周波数オフセット及び高信号対雑音比が存在した場合に誤警報確率が高くなり、及びオーバーサンプリング技術を用いるから誤警報確率が高くなる等の欠陥が存在し、また、雑音パワーを精確的に素早く推定する必要があるため、実現の複雑性がより高い。
本発明の目的は、検出の誤警報確率を低減して、UEに正確、信頼できるアップリンクタイミング調整情報を提供して、UEがLTEシステムにアクセスする信頼性を向上させ、誤認警報の処理によるシグナルオーバーヘッドを低減することができるように、ランダムアクセスプロセスに基づく検出方法及び検出装置を提供することにある。
本発明の1つの側面に係るランダムアクセスプロセスに基づく検出方法は、
受信したランダムアクセスチャンネルRACH信号とローカルルートシーケンスに対して時間領域関連処理を行って、複数のRACH時間領域関連値シーケンスを取得するステップと、
各RACH時間領域関連値シーケンスに対応する雑音パワー推定平均値
又は関連値シーケンスにおける最大のピーク値
を確定し、その中のいずれかの値に応じて対応する第1の検出閾値
を計算するステップと、
RACH時間領域関連値シーケンスの各検索ウィンドウに対して、その中のRACH時間領域関連値におけるピーク値が対応する、第1の検出閾値
より大きい場合、前記ピーク値及びそのタイミング位置を記録するステップと、
各RACH時間領域関連値シーケンスの検索ウィンドウに対して、その中に、対応する第1の検出閾値
より大きいピーク値を有する一組又は複数組の連続した複数の検索ウィンドウがいずれも存在する場合に、前記複数の検索ウィンドウの各ピーク値が、対応する第2の検出閾値
より大きいかどうかを判断し、その中、
が前記複数の検索ウィンドウの各ピーク値における最大値であり、
且つ
がルートシーケンスの数を表し、
且つ
が前記連続した複数の検索ウィンドウの組数であるステップと、
対応する第2の検出閾値
より大きいピーク値に対して、その対応するタイミング位置をタイミング調整量に変換するステップとを含む。
前記雑音パワー推定平均値
を用いて第1の検出閾値
を計算するステップは、
に応じて第1の検出閾値を計算することであり、その中、
且つ
がルートシーケンスの数を表し、
が1より大きい雑音閾値因子である。
前記関連値シーケンスにおける最大のピーク値
を用いて第1の検出閾値
を計算するステップは、
に応じて第1の検出閾値を計算することであり、その中、
がピーク値閾値であり、その値範囲が
である。
前記雑音パワー推定平均値
を確定するステップは、
に応じてRACH時間領域関連値シーケンスを
つの検索ウィンドウに分割し、その中、
が予め設定されたウィンドウ長さパラメーターであることと、
各検索ウィンドウ内のRACH時間領域関連値のピーク値をサーチし、前記ピーク値の
倍より小さいRACH時間領域関連値に対して平均値を求め、当該検索ウィンドウ内の雑音一時平均値
を取得し、その中、
且つ
がルートシーケンスの数を表し、
且つ
が検索ウィンドウ数であり、
であることと、
前記RACH時間領域関連値シーケンスの検索ウィンドウ全体に取得された雑音一時平均値に対して平均値を更に求め、前記雑音パワー推定平均値
を取得し、その中、
且つ
がルートシーケンスの数を表することとを含む。
前記
の値は、所定の誤警報確率とカイ2乗分布特性に応じて確定される。
前記、受信したRACH信号とローカルルートシーケンスに対して時間領域関連処理を行って、複数のRACH時間領域関連値シーケンスを取得するステップは、
受信したRACH信号に対してダウンサンプルリング処理を行うことと、
ダウンサンプルリング処理後のデータに対してDFT変換を行って、周波数領域RACH受信データを取得することと、
前記周波数領域RACH受信データとローカル周波数領域ルートシーケンスとが複素共役の点乗積を行って、IDFT変換を更に介して、前記複数のRACH時間領域関連値シーケンスを取得することとを含む。
本発明のもう1つの側面に係るランダムアクセスプロセスに基づく検出装置は、
無線チャンネルを通じるRACH信号を受信するための受信ユニットと、
前記受信ユニットから受信された前記RACH信号と前記ローカルルートシーケンスに対して時間領域関連処理を行って、複数のRACH時間領域関連値シーケンスを取得するための第1の処理ユニットと、
前記第1の処理ユニットから受信された各RACH時間領域関連値シーケンスに対し、その対応する雑音パワー推定平均値
又は関連値シーケンスにおける最大のピーク値
を確定し、その中のいずれかの値に応じて対応する第1の検出閾値
を計算するための設定ユニットと、
RACH信号時間領域関連値シーケンスの各検索ウィンドウに対して、その中のRACH時間領域関連値のピーク値が前記設定ユニットによって確定された対応する第1の検出閾値
より大きいかどうかを判断し、判断結果が大きいである場合、前記ピーク値及びその位置を記録するための第1の判断ユニットと、
各RACH信号時間領域関連値シーケンスの検索ウィンドウに対して、その中に、対応する第1の検出閾値
より大きいピーク値を有する一組又は複数組の連続した複数の検索ウィンドウがいずれも存在する場合に、前記複数の検索ウィンドウの各ピーク値が、対応する第2の検出閾値
より大きいかどうかを判断し、その中、
が前記複数の検索ウィンドウの各ピーク値における最大値であり、
且つ
がルートシーケンスの数を表し、
且つ
が前記連続した複数の検索ウィンドウの組数である第2の判断ユニットと、
各RACH信号時間領域関連値シーケンスに対して、前記第2の判断ユニットによって判断された対応する第2の検出閾値
より大きいピーク値に対応するタイミング位置をタイミング調整量に変換する第2の処理ユニットとを含む。
前記設定ユニットが雑音パワー推定平均値
を用いて第1の検出閾値
を計算することは、前記設定ユニットが
に応じて第1の検出閾値を計算し、その中、
がルートシーケンスの数を表し、
が1より大きい雑音閾値因子である。
前記設定ユニットが関連値シーケンスにおける最大のピーク値
を用いて第1の検出閾値
を計算することは、前記設定ユニットが
に応じて第1の検出閾値を計算し、その中、
がピーク値閾値であり、その値範囲が
である。
前記設定ユニットは、
に応じて各RACH時間領域関連値シーケンスを
つの検索ウィンドウに分割し、その中、Ncsが予め設定されたウィンドウ長さパラメーターである検索ウィンドウ設定モジュールと、
各RACH時間領域関連値シーケンスに対して、各検索ウィンドウ内のRACH時間領域関連値のピーク値をサーチし、前記ピーク値の
倍より小さいRACH時間領域関連値に対して平均値を求め、当該検索ウィンドウ内の雑音一時平均値
を取得し、その中、
且つ
がルートシーケンスの数を表し、
且つ
が検索ウィンドウ数であり、
である雑音一時平均値計算モジュールと、
各RACH時間領域関連値シーケンスに対して、その検索ウィンドウ全体に取得された雑音一時平均値に対して平均値を更に求め、対応する雑音パワー推定平均値
を取得し、その中、
且つ
がルートシーケンスの数を表する雑音パワー推定平均値計算モジュールと、
各RACH時間領域関連値シーケンスに対して、対応する第1の検出閾値
を確定し、その中、
が1より大きい因子であり、
且つ
がルートシーケンスの数を表する第1の検出閾値設定モジュールとを含む。
前記第1の検出閾値設定モジュールは、所定の誤警報確率とカイ2乗分布特性に応じて前記
の値を確定することに更に用いられる。
前記第2の判断ユニットは、
各RACH時間領域関連値シーケンスに対して、その検索ウィンドウ全体をトラバーサルし、その中に、対応する第1の検出閾値
より大きいピーク値を有する一組又は複数組の連続した複数の検索ウィンドウがいずれも存在する場合に、前記ピーク値及びその位置を記録する検索モジュールと、
各RACH時間領域関連値シーケンスに対して、前記検索モジュールに記録されたピーク値に応じて対応する第2の検出閾値
を確定し、その中、
が前記複数の検索ウィンドウの各ピーク値における最大値であり
且つ
がルートシーケンスの数を表し、
且つ
が連続した複数の検索ウィンドウの組数である第2の検出閾値設定モジュールと、
記録したピーク値が前記第2の検出閾値設定モジュールによって確定された対応する第2の検出閾値
より大きいかどうかを判断するための判断モジュールとを含む。
前記第1の処理ユニットは、
受信したRACH信号に対してダウンサンプルリング処理を行うためのダウンサンプルリング処理モジュールと、
ダウンサンプルリング処理モジュールから受信されたダウンサンプルリング処理後のデータに対してDFT変換を行って、周波数領域RACH受信データを取得するための周波数領域データ確定モジュールと、
前記周波数領域データ確定モジュールから受信された前記周波数領域RACH受信データと前記ローカル周波数領域ルートシーケンスとが複素共役の点乗積を行い、IDFT変換を更に介して、前記複数のRACH時間領域関連値シーケンスを取得するための時間領域関連値確定モジュールとを含む。
本発明に係るランダムアクセスプロセスに基づく検出方法及び検出装置は、以下のような利点を持つ。
雑音パワー平均値推定の計算に対して分割ウインドウで計算してそして平均値を求める計算方法を用い、これにより、複数のユーザーが同一ルートシーケンスの異なる循環シフトを同時に選択する場合に、それぞれの信号対雑音比が異なるため、雑音パワー計算にオフセットが出現する問題を有効的に避けることが可能となり、
雑音パワーの分布特性を利用して、理論計算を介して検出閾値の精確値を取得し、プロトコルがランダムアクセス誤警報確率に対する要求を十分に満たし、
第1の検出閾値を連続に満たすウィンドウ内に第2の検出閾値を加えることを介して、高信号対雑音比の場合にオーバーサンプリングを利用するため、誤警報確率が高くなる問題を有効的に避けて、システムがプリアンブルに対する誤警報確率を低減させることが可能である。
本発明に係るランダムアクセスプロセスに基づく検出方法のフローチャートである。 LTEプロトコルに規定されるRACH信号伝送端のベースバンド処理モジュールのアーキテクチャである。 本発明の一実施例に係るLTEシステムのランダムアクセスプロセスに用いる検出方法のフローチャートである。 本発明に係るランダムアクセスに基づく検出装置のアーキテクチャである。 本発明のもう1つの実施例に係るLTE無線通信システムに用いるランダムアクセスプロセスに基づく検出装置の好ましいアーキテクチャである。
以下、図面を参照しながら、本発明の好ましい実施例を説明する。ここで説明する好ましい実施例は、本発明を説明及び解釈することに用いられることだけであるが、本発明を限定することに用いられるものではないと理解すべきである。
本発明は、ランダムアクセスプロセスに基づく検出方法を提供した。図1は、本発明に係るランダムアクセスプロセスに基づく検出方法のフローチャートである。図1に示すように、当該検出方法は、以下のステップを含む。
ステップS102、受信したRACH信号とローカルルートシーケンスに対して時間領域関連処理を行って、複数のRACH時間領域関連値シーケンスを取得する。
具体的には、受信したRACH信号とローカルルートシーケンスに対して時間領域関連処理を行って、複数のRACH時間領域関連値シーケンスを取得するステップは、一般的に、受信したRACH信号に対してダウンサンプルリング処理を行うことと、ダウンサンプルリング処理後のデータに対してDFT変換を行って、周波数領域RACH受信データを取得することと、前記周波数領域RACH受信データと前記ローカル周波数領域ルートシーケンスとが複素共役の点乗積を行い、DFT変換を更に介して、前記複数のRACH時間領域関連値シーケンスを取得することとを含む。
ステップS104、各RACH時間領域関連値シーケンスに対応する雑音パワー推定平均値
又は関連値シーケンスにおける最大のピーク値
を確定し、その中のいずれかの値に応じて対応する第1の検出閾値
を計算し、その中、
が1より大きい因子であり、
且つ
がルートシーケンスの数を表する。
ここで、雑音パワー推定平均値
を用いて第1の検出閾値
を計算することは、
に応じて第1の検出閾値を計算し、その中、
且つ
がルートシーケンスの数を表し、
が1より大きい雑音閾値因子であり、その値が所定の誤警報確率とカイ2乗分布特性によって確定される。
関連値シーケンスにおける最大のピーク値
を用いて第1の検出閾値
を計算することは、
に応じて第1の検出閾値を計算し、その中、
がピーク値閾値であり、その値範囲が
である。
雑音パワー推定平均値
を用いて第1の検出閾値
を計算する場合、雑音パワー推定平均値
を確定することは、一般的に、
に応じてRACH時間領域関連値シーケンスを
つの検索ウィンドウに分割することと、その中、
が予め設定されたウィンドウ長さパラメーターであることと、各検索ウィンドウ内のRACH時間領域関連値のピーク値をサーチし、前記ピーク値の
倍より小さいRACH時間領域関連値に対して平均値を求め、当該検索ウィンドウ内の雑音一時平均値
を取得することと、その中、
且つ
がルートシーケンスの数を表し、
且つ
が検索ウィンドウ数であり、
であることと、前記RACH時間領域関連値シーケンスの検索ウィンドウ全体に取得された雑音一時平均値に対して平均値を更に求め、前記雑音パワー推定平均値
を取得することと、その中、
且つ
がルートシーケンスの数を表することとを含む。
ステップS106、RACH信号時間領域関連値シーケンスの各検索ウィンドウに対して、その中のRACH時間領域関連値におけるピーク値が、対応する第1の検出閾値
より大きい場合、当該ピーク値及びその位置を記録し、ステップ108を実行し、対応する第1の検出閾値
より大きくない場合、プロセスを終了させる。
ステップS108、各RACH時間領域関連値シーケンスの検索ウィンドウに対して、対応する第1の検出閾値より大きいピーク値を有する一組又は複数組の連続した複数の検索ウィンドウがいずれも存在する場合に、当該複数の検索ウィンドウの各ピーク値が、対応する第2の検出閾値
より大きいかどうかを判断し、対応する第2の検出閾値
より大きい場合、ステップ110を実行し、対応する第2の検出閾値
より大きくない場合、プロセスを終了させる。その中、
が当該複数の検索ウィンドウの各ピーク値における最大値であり、
且つ
がルートシーケンスの数を表し、
且つ
が連続した複数の検索ウィンドウの組数である。
ステップS110、対応する第2の検出閾値より大きいピーク値に対して、その対応するタイミング位置をタイミング調整量に変換する。
図2は、LTEプロトコルに規定されるRACH信号伝送端のベースバンド処理モジュールのアーキテクチャであり、図2に示すように、伝送端は、まずユーザー情報のプリアンブルシーケンスPreamble(プロトコルにZCシーケンスと規定される)を生じ、その後、サブキャリアマッピングを介して、且つIDFTを介して、OFDM変調を完了し、サイクリックプレフィックスCPを加えて伝送端のベースバンド処理プロセスを完了する。
LTE標準において、RACH信号が周波数領域に占拠する帯域幅は、1.08MHzであり、各RACHサブキャリア間隔が1.25KHz又は7.5KHzであると規定し、これにより、当該周波数帯域範囲内に合計に864又は144つのRACHサブキャリアがあって、その中の839又は139つのサブキャリアにRACHデータを置いて、これらのサブキャリアが含有バンドとされ、標準において、RACH信号の時間領域フォーマットがサイクリックプレフィックスCP後にRACHのプリアンブルを続いて、RACHのプリアンブルの後でガードインターバルであると更に規定された。その中、ガードインターバル内にいかなる信号を送信しない。以下、具体的な実施例として、フォーマット1、ZCシーケンスの長さが839、検出ウィンドウ長さが13のプリアンブルシーケンス信号を用いて、本発明の検出方法に係るLTE無線通信システムにおけるRACH信号の検出プロセスを説明する。
図3は、本発明の一実施例におけるLTEシステムのランダムアクセスプロセスに用いる検出方法のフローチャートである。なお、当該フローチャートには、第1の検出閾値を計算する場合に、雑音パワー及びその対応する雑音閾値因子を利用して計算する好ましい方法を例とすることだけである。図3に示すように、当該検出方法は、以下のステップを含む。
ステップS301、基地局は、受信モジュールを介して受信した信号のRACH信号部分を抽出し、時間領域を通じてCPを除去してダウンサンプルリングを行い、且つDFT変換を介してその中の周波数領域RACH信号を取得する。
ステップS302、現在のセルに割り当てられたローカル周波数領域ルートシーケンス全体をトラバーサルし、周波数領域RACH信号を、各ローカル周波数領域ルートシーケンスと順次に複素共役の点乗積を行い、そして、IDFT処理を介して周波数領域RACH信号を時間領域に変換し、対応する複数のRACH時間領域関連値シーケンスを取得し、ここで前記RACH時間領域関連値が実際にパワー値である。
ステップS303、ステップS302における取得された各RACH時間領域関連値シーケンスに対して、その対応する雑音パワー推定平均値及び対応する第1の検出閾値を確定する。
当該実施例において、各RACH時間領域関連値シーケンスに対して、その対応する雑音パワー推定平均値のアルゴリズムは、具体的に次の通りである。
まず、当該RACH時間領域関連値シーケンスをNつの検索ウィンドウに分割し、その中、具体的には、本実施例において検索ウィンドウ長さが13である場合、検索ウィンドウ数
であり、各ウィンドウ内の時間領域関連値のピーク値をサーチし、当該ピーク値の
倍より小さい関連値に対して平均値を求め、当該ウィンドウ内の雑音一時平均値
を取得し、その中、
がルートシーケンスの数を表する。
次に、当該RACH時間領域関連値シーケンスにおける検索ウィンドウ全体に取得された雑音一時平均値に対して平均値を更に求め、その対応する雑音パワー推定平均値
を得る。
当該実施例において、雑音パワー及びその対応する雑音閾値因子を利用して第1の検出閾値を計算する好ましい方法を例とすることだけである。各RACH時間領域関連値シーケンスに対して、その対応する第1の検出閾値のアルゴリズムは、具体的に次の通りである。
例えば誤警報確率が
である条件を満たす場合に、雑音パワーの分布情況に応じてカイ2乗分布に従い、理論計算を介して第1の所定の閾値の大きさ
を算出する。これによって、対応する第1の検出閾値
は、
であり、
具体的に、当該実施例において、
である。
当然なこと、従来の技術に類似し、
に対して上記した範囲を満たす経験値を取得してもよい。
ステップS304、各RACH時間領域関連値シーケンスに対して、その検索ウィンドウ全体をトラバーサルし、各検索ウィンドウ内の関連値ピーク値に対して検出を行い、検出した結果が第1の検出閾値より大きい場合に、第1の検出閾値を満たす関連ピーク値及びその位置を記録し、検出した結果が第1の検出閾値より大きくない場合に、現在のウィンドウ内に利用可能なRACH信号がないと認めている。
ステップS305、各RACH時間領域関連値シーケンスに対して、予め設定された判断基準に応じてプリアンブルを送信する始点のタイミング位置を確定し、具体的に、判断基準に満たす場合に、システムは、RACH信号及びタイミング位置を見つけたことを確定し、判断基準に満たさない場合に、検索ウィンドウ内に利用可能なRACH信号がないことを確定する。
当該ステップにおいて、予め設定され判断基準は、
各RACH時間領域関連値シーケンスの検索ウィンドウ全体に対して、対応する第1の検出閾値より大きいピーク値を有する一組又は複数組の連続した複数の検索ウィンドウがいずれも存在する場合に、当該連続した複数のウィンドウにおけるピーク値の最大値
を選択し、この最大値の
倍を第2の検出閾値
とし、
ここで、
Kはi番目のRACH時間領域関連値シーケンスにおける検索ウィンドウにこのような連続した複数のウィンドウが現れた組数を表し、
が第2の所定の閾値であり、且つ
である。
明らかになるように、例を挙げて前記「一組又は複数組の連続した複数の検索ウィンドウが存在する」を説明し、例えば、あるRACH時間領域関連値シーケンスには10つの検索ウィンドウが含まれ、その中、第1と第2との検索ウィンドウのピーク値がいずれも対応する第1の検出閾値より大きく、且つ第5、第6及び第7の検索ウィンドウのピーク値もいずれも当該第1の検出閾値より大きいが、その他の5つの検索ウィンドウのピーク値がいずれも当該第1の検出閾値より小さい場合、当該RACH時間領域関連値シーケンスの当該10つの検索ウィンドウにおいて、要求を満たす2組の連続した複数の検索ウィンドウが存在すると認め、即ちこの時に、
である。
次に、K組全体内における対応する第1の検出閾値を超過した関連ピーク値が、対応する第2の検出閾値より大きいかどうかを判断し、当該第2の検出閾値より大きい関連ピーク値及びそのタイミング位置を記録し、対応する第2の検出閾値より大ききない場合、現在のウィンドウ内に利用可能なRACH信号がないと認めている。
ステップS306、ステップS305における検出条件(上記した判断基準)を満たすピーク値に対応するタイミング位置をタイミング調整量に変換し、本プリアンブルを送信するユーザーのためにアップリンク同期時間情報を提供する。
ステップS307、本セルのRACHプリアンブル検出プロセスを完了する。
本発明は、ランダムアクセスに基づく検出装置を更に提供した。図4は、本発明に係るランダムアクセスに基づく検出装置のアーキテクチャである。図4に示すように、当該装置は、
無線チャンネルを通じるRACH信号を受信するための受信ユニット10と、
受信ユニット10に接続され、ユニット10からのRACH信号とローカルルートシーケンスに対して時間領域関連処理を行って、複数のRACH時間領域関連値シーケンスを取得するための第1の処理ユニット20と、
第1の処理ユニット20に接続され、第1の処理ユニット20からの各RACH時間領域関連値シーケンスに対し、その対応する雑音パワー推定平均値
又は関連値シーケンスにおける最大のピーク値
を確定し、その中のいずれかの値に応じて対応する第1の検出閾値
を計算し、その中、
が1より大きい因子であり、
且つ
がルートシーケンスの数を表する設定ユニット30と、
設定ユニット30に接続され、各RACH信号時間領域関連値シーケンスの各検索ウィンドウに対して、その中のRACH時間領域関連値におけるピーク値が設定ユニット30に取得された対応する第1の検出閾値
より大きい場合、当該ピーク値及びその位置を記録するための第1の判断ユニット40と、
第1の判断ユニット40に接続され、第1の判断ユニット40からのピーク値に対して処理を行い、具体的に、各RACH信号時間領域関連値シーケンスの検索ウィンドウ全体に対して、対応する第1の検出閾値より大きいピーク値を有する一組又は複数組連続した複数の検索ウィンドウがいずれも存在する場合に、当該複数の検索ウィンドウの各ピーク値が、対応する第2の検出閾値
より大きいかどうかを判断し、その中、
が上記した複数の検索ウィンドウの各ピーク値における最大値であり、
且つ
がルートシーケンスの数を表し、
且つ
が連続した複数の検索ウィンドウの組数である第2の判断ユニット50と、
第2の判断ユニット50に接続され、第2の判断ユニット50によって判断された対応する第2の検出閾値より大きいピーク値に対応するタイミング位置をタイミング調整量に変換するための第2の処理ユニット60とを含む。
設定ユニットが雑音パワー推定平均値
を用いて第1の検出閾値
を計算することは、前記設定ユニットが
に応じて第1の検出閾値を計算し、その中、
且つ
がルートシーケンスの数を表し、
が1より大きい雑音閾値因子である。
設定ユニットが関連値シーケンスにおける最大のピーク値
を用いて第1の検出閾値
を計算することは、前記設定ユニットが
に応じて第1の検出閾値を計算し、その中、
がピーク値閾値であり、その値範囲が
である。
以下、フォーマット1、ZCシーケンス長さが839、検出ウィンドウ長さが13のプリアンブルシーケンス信号を用いることを具体的な実施例とし、本発明の実施例の検出装置に係るLTE無線通信システムにおけるRACH信号の検出プロセスを説明する。
図5は、本発明のもう1つの実施例に係るLTE無線通信システムに用いるランダムアクセスプロセスに基づく検出装置の好ましいアーキテクチャであり、図5に示すように、当該アーキテクチャは、図4に示すアーキテクチャにほぼ同じ、異なる点は、以下のとおりである。
第1の処理ユニット20は、
受信したRACH信号に対して時間領域を通じてCPを除去した後に、ダウンサンプルリング処理を行うダウンサンプルリング処理モジュール22と、
当該ダウンサンプルリング処理モジュール22に接続され、ダウンサンプルリング処理モジュール22におけるダウンサンプルリング処理後のデータに対してDFT変換を行って、周波数領域RACH受信データを取得する周波数領域データ確定モジュール24と、
周波数領域データ確定モジュール24に接続され、現在のセルに割り当てられたローカル周波数領域ルートシーケンス全体をトラバーサルし、周波数領域データ確定モジュール24からの周波数領域RACH受信信号と各ローカル周波数領域ルートシーケンスとが順次に複素共役の点乗積を行い、IDFT処理を更に介して、周波数領域RACH信号を時間領域に変換し、対応する複数のRACH時間領域関連値シーケンスを取得し、ここで前記RACH時間領域関連値が実際にパワー値である時間領域関連値確定モジュール26とを含む。
設定ユニット30は、
各RACH時間領域関連値ルートシーケンスをNつの検索ウィンドウに分割し、その中、具体的に、本実施例においてウィンドウ長さが13である場合、検索ウィンドウ数が
である検索ウィンドウ設定モジュール32と、
検索ウィンドウ設定モジュール32に接続され、各RACH信号時間領域関連値シーケンスに対して、その検索ウィンドウにおける各検索ウィンドウ内の時間領域関連値のピーク値をサーチし、当該ピーク値の
倍より小さい関連値に対して平均値を求め、当該ウィンドウ内の雑音一時平均値
を取得し、その中、
がルートシーケンスの数を表する雑音一時平均値計算モジュール34と、
雑音一時平均値計算モジュール34に接続され、各RACH信号時間領域関連値シーケンスに対して、その検索ウィンドウ全体に取得された雑音一時平均値に対して平均値を更に求め、その対応する雑音パワー推定平均値
を得る雑音パワー推定平均値計算モジュール36と、
雑音パワー推定平均値計算モジュール36に接続され、例えば誤警報確率が
である条件を満たす場合に、雑音パワーの分布情況に応じて、カイ2乗分布に従い、理論を介して第1の所定の閾値の大きさ
を算出し、これにより、各RACH信号時間領域関連値シーケンスに対して、対応する第1の検出閾値
である第1の検出閾値設定モジュール38とを含む。
第2の判断ユニット50は、
各RACH時間領域関連値シーケンスの検索ウィンドウ全体に対して、各検索ウィンドウをトラバーサルし、第1の検出閾値より大きいピーク値を有する一組又は複数組連続した複数の検索ウィンドウがいずれも存在する場合に、これらのピーク値及びその位置を記録する検索モジュール52と、
検索モジュール52に接続され、各RACH信号時間領域関連値シーケンスに対して、記録したピーク値に応じて対応する第2の検出閾値
を確定し、その中、
が上記した複数の検索ウィンドウの各ピーク値における最大値であり、
且つ
がルートシーケンスの数を表し、
且つ
が連続した複数の検索ウィンドウの組数である第2の検出閾値設定モジュール54と、
第2の検出閾値設定モジュール54に接続され、各RACH信号時間領域関連値シーケンスに対して、記録したピーク値が第2の検出閾値設定モジュール54によって確定された対応第2の検出閾値
より大きいかどうかを判断し、当該第2の検出閾値
より大きいピーク値に対応するポイントを記録する判断モジュール56とを含む。
従来の技術に係るランダム検出方法及び装置に比べ、本発明の実施例における検出方法及び装置は、以下のような利点を持つ。
分割ウインドウ計算雑音パワー推定平均値の方法によれば、複数のユーザーの場合に雑音パワー計算にオフセットが容易に生じる問題を有効的に避け、
雑音パワーの分布特性によれば、理論計算を介して第1の検出閾値の精確値を取得し、プロトコルがランダムアクセス誤警報確率に対する要求を十分に満たし、
第2の検出閾値を設定することを介して、高信号対雑音比の場合に従来の検出方法における誤警報確率が高くなる問題を解決した。
上記したように、本発明に係るランダムアクセスプロセスに基づく検出方法は、複数の側面から従来の技術を改善した。当業者にとっては、実際の情況と具体的な要求に応じて、これらの側面が互いに独立に応用する又は合わせて応用することができると理解すべきである。
前記のものは、本発明の好ましい実施例だけであるが、本発明を制限することに用いられるものではなく、当業者にとっては、本発明が様々な変更及び変換を実施することができる。本発明の実質及び要旨を逸脱しない範囲で、当業者が本発明に対して行った様々の修正、同等置換、改善等は、いずれも本発明の特許請求の範囲に含まれると理解すべきである。

Claims (13)

  1. ランダムアクセスプロセスに基づく検出方法であって、
    受信したランダムアクセスチャンネルRACH信号とローカルルートシーケンスに対して時間領域関連処理を行って、複数のRACH時間領域関連値シーケンスを取得するステップと、
    各RACH時間領域関連値シーケンスに対応する雑音パワー推定平均値
    又は関連値シーケンスにおける最大のピーク値
    を確定し、前記雑音パワー推定平均値
    又は関連値シーケンスにおける最大のピーク値
    に応じて、対応する第1の検出閾値
    を計算するステップと、
    RACH時間領域関連値シーケンスの各検索ウィンドウに対して、その中のRACH時間領域関連値におけるピーク値が、対応する第1の検出閾値
    より大きい場合、前記ピーク値及びそのタイミング位置を記録するステップと、
    各RACH時間領域関連値シーケンスの検索ウィンドウに対して、その中に、対応する第1の検出閾値
    より大きいピーク値を有する一組又は複数組の連続した複数の検索ウィンドウがいずれも存在する場合に、前記複数の検索ウィンドウの各ピーク値が、対応する第2の検出閾値
    より大きいかどうかを判断し、その中、
    が前記複数の検索ウィンドウの各ピーク値における最大値であり、
    且つ
    がルートシーケンスの数を表し、
    且つ
    が前記連続した複数の検索ウィンドウの組数であるステップと、
    対応する第2の検出閾値
    より大きいピーク値に対して、その対応するタイミング位置をタイミング調整量に変換するステップとを含む
    ことを特徴とするランダムアクセスプロセスに基づく検出方法。
  2. 前記雑音パワー推定平均値
    に応じて第1の検出閾値
    を計算するステップは、
    に応じて第1の検出閾値を計算することであり、その中、
    且つ
    がルートシーケンスの数を表し、
    が1より大きい雑音閾値因子である
    ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記関連値シーケンスにおける最大のピーク値
    に応じて第1の検出閾値
    を計算するステップは、
    に応じて第1の検出閾値を計算することであり、その中、
    がピーク値閾値であり、その値範囲が
    である
    ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  4. 前記雑音パワー推定平均値
    を確定するステップは、
    に応じてRACH時間領域関連値シーケンスを
    つの検索ウィンドウに分割し、その中、
    が予め設定されたウィンドウ長さパラメーターであることと、
    各検索ウィンドウ内のRACH時間領域関連値のピーク値をサーチし、前記ピーク値の
    倍より小さいRACH時間領域関連値に対して平均値を求め、当該検索ウィンドウ内の雑音一時平均値
    を取得し、その中、
    且つ
    がルートシーケンスの数を表し、
    且つ
    が検索ウィンドウ数であり、
    であることと、
    前記RACH時間領域関連値シーケンスの検索ウィンドウ全体に取得された雑音一時平均値に対して平均値を更に求め、前記雑音パワー推定平均値
    を取得し、その中、
    且つ
    がルートシーケンスの数を表することとを含む
    ことを特徴とする請求項2に記載の方法。
  5. 前記
    の値は、所定の誤警報確率とカイ2乗分布特性に応じて確定される
    ことを特徴とする請求項2に記載の方法。
  6. 前記、受信したRACH信号とローカルルートシーケンスに対して時間領域関連処理を行って、複数のRACH時間領域関連値シーケンスを取得するステップは、
    受信したRACH信号に対してダウンサンプルリング処理を行うことと、
    ダウンサンプルリング処理後のデータに対してDFT変換を行って、周波数領域RACH受信データを取得することと、
    前記周波数領域RACH受信データとローカル周波数領域ルートシーケンスとが複素共役の点乗積を行って、IDFT変換を更に介して、前記複数のRACH時間領域関連値シーケンスを取得することとを含む
    ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  7. ランダムアクセスプロセスに基づく検出装置であって、
    無線チャンネルを通じるRACH信号を受信するための受信ユニットと、
    前記受信ユニットから受信された前記RACH信号とローカルルートシーケンスに対して時間領域関連処理を行って、複数のRACH時間領域関連値シーケンスを取得するための第1の処理ユニットと、
    前記第1の処理ユニットから受信された各RACH時間領域関連値シーケンスに対し、その対応する雑音パワー推定平均値
    又は関連値シーケンスにおける最大のピーク値
    を確定し、その中のいずれかの値に応じて対応する第1の検出閾値
    を計算するための設定ユニットと、
    RACH信号時間領域関連値シーケンスの各検索ウィンドウに対して、その中のRACH時間領域関連値のピーク値が前記設定ユニットによって確定された対応する第1の検出閾値
    より大きいかどうかを判断し、判断結果が大きいである場合、前記ピーク値及びその位置を記録するための第1の判断ユニットと、
    各RACH信号時間領域関連値シーケンスの検索ウィンドウに対して、その中に、対応する第1の検出閾値
    より大きいピーク値を有する一組又は複数組の連続した複数の検索ウィンドウがいずれも存在する場合に、前記複数の検索ウィンドウの各ピーク値が、対応する第2の検出閾値
    より大きいかどうかを判断し、その中、
    が前記複数の検索ウィンドウの各ピーク値における最大値であり、
    且つ
    がルートシーケンスの数を表し、
    且つ
    が前記連続した複数の検索ウィンドウの組数である第2の判断ユニットと、
    各RACH信号時間領域関連値シーケンスに対して、前記第2の判断ユニットによって判断された対応する第2の検出閾値
    より大きいピーク値に対応するタイミング位置をタイミング調整量に変換する第2の処理ユニットとを含む
    ことを特徴とするランダムアクセスプロセスに基づく検出装置。
  8. 前記設定ユニットが雑音パワー推定平均値
    に応じて第1の検出閾値
    を計算することは、
    前記設定ユニットが
    に応じて第1の検出閾値を計算し、その中、

    がルートシーケンスの数を表し、
    が1より大きい雑音閾値因子である
    ことを特徴とする請求項7に記載の装置。
  9. 前記設定ユニットが関連値シーケンスにおける最大のピーク値
    に応じて第1の検出閾値
    を計算することは、
    前記設定ユニットが
    に応じて第1の検出閾値を計算し、その中、
    がピーク値閾値であり、その値範囲が
    である
    ことを特徴とする請求項7に記載の装置。
  10. 前記設定ユニットは、
    に応じて各RACH時間領域関連値シーケンスを
    つの検索ウィンドウに分割し、その中、Ncsが予め設定されたウィンドウ長さパラメーターである検索ウィンドウ設定モジュールと、
    各RACH時間領域関連値シーケンスに対して、各検索ウィンドウ内のRACH時間領域関連値のピーク値をサーチし、前記ピーク値の
    倍より小さいRACH時間領域関連値に対して平均値を求め、当該検索ウィンドウ内の雑音一時平均値
    を取得し、その中、
    且つ
    がルートシーケンスの数を表し、
    且つ
    が検索ウィンドウ数であり、
    である雑音一時平均値計算モジュールと、
    各RACH時間領域関連値シーケンスに対して、その検索ウィンドウ全体に取得された雑音一時平均値に対して平均値を更に求め、対応する雑音パワー推定平均値
    を取得し、その中、
    且つ
    がルートシーケンスの数を表する雑音パワー推定平均値計算モジュールと、
    各RACH時間領域関連値シーケンスに対して、対応する第1の検出閾値
    を確定し、その中、

    が1より大きい因子であり、
    且つ
    がルートシーケンスの数を表する第1の検出閾値設定モジュールとを含む
    ことを特徴とする請求項8に記載の装置。
  11. 前記第1の検出閾値設定モジュールは、所定の誤警報確率とカイ2乗分布特性に応じて前記
    の値を確定することに更に用いられる
    ことを特徴とする請求項8に記載の装置。
  12. 前記第2の判断ユニットは、
    各RACH時間領域関連値シーケンスに対して、その検索ウィンドウ全体をトラバーサルし、その中に、対応する第1の検出閾値
    より大きいピーク値を有する一組又は複数組の連続した複数の検索ウィンドウがいずれも存在する場合に、前記ピーク値及びその位置を記録する検索モジュールと、
    各RACH時間領域関連値シーケンスに対して、前記検索モジュールに記録されたピーク値に応じて対応する第2の検出閾値
    を確定し、その中、
    が前記複数の検索ウィンドウの各ピーク値における最大値であり、
    且つ
    がルートシーケンスの数を表し、
    且つ
    が連続した複数の検索ウィンドウの組数である第2の検出閾値設定モジュールと、
    記録したピーク値が前記第2の検出閾値設定モジュールによって確定された対応する第2の検出閾値
    より大きいかどうかを判断するための判断モジュールとを含む
    ことを特徴とする請求項7に記載の装置。
  13. 前記第1の処理ユニットは、
    受信したRACH信号に対してダウンサンプルリング処理を行うためのダウンサンプルリング処理モジュールと、
    ダウンサンプルリング処理モジュールから受信されたダウンサンプルリング処理後のデータに対してDFT変換を行って、周波数領域RACH受信データを取得するための周波数領域データ確定モジュールと、
    前記周波数領域データ確定モジュールから受信された前記周波数領域RACH受信データと前記ローカル周波数領域ルートシーケンスとが複素共役の点乗積を行い、IDFT変換を更に介して、前記複数のRACH時間領域関連値シーケンスを取得するための時間領域関連値確定モジュールとを含む
    ことを特徴とする請求項7に記載の装置。
JP2012518726A 2009-07-06 2009-12-25 ランダムアクセスプロセスに基づく検出方法及び検出装置 Expired - Fee Related JP5223036B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
CN200910158908.4 2009-07-06
CN200910158908.4A CN101944929B (zh) 2009-07-06 2009-07-06 基于随机接入过程的检测方法和检测装置
PCT/CN2009/076042 WO2011003263A1 (zh) 2009-07-06 2009-12-25 基于随机接入过程的检测方法和检测装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012531870A true JP2012531870A (ja) 2012-12-10
JP5223036B2 JP5223036B2 (ja) 2013-06-26

Family

ID=43428749

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012518726A Expired - Fee Related JP5223036B2 (ja) 2009-07-06 2009-12-25 ランダムアクセスプロセスに基づく検出方法及び検出装置

Country Status (4)

Country Link
EP (1) EP2439973B1 (ja)
JP (1) JP5223036B2 (ja)
CN (1) CN101944929B (ja)
WO (1) WO2011003263A1 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016538791A (ja) * 2013-08-29 2016-12-08 エルジー エレクトロニクス インコーポレイティド 高周波帯域を支援する無線接続システムにおいて段階別上りリンク同期信号検出方法及び装置
JP2017525229A (ja) * 2014-06-18 2017-08-31 ゼットティーイー コーポレーションZte Corporation ランダムアクセス信号の検出方法、装置及びシステム

Families Citing this family (29)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012162984A1 (zh) * 2011-09-21 2012-12-06 华为技术有限公司 一种降低随机接入检测总消耗的方法及装置
CN102307167B (zh) * 2011-09-22 2015-02-04 京信通信系统(中国)有限公司 调整上行定时提前量的方法、装置及基站系统
CN102523185B (zh) * 2011-12-09 2014-11-26 大唐移动通信设备有限公司 前导序列的检测方法和装置
CN102413558B (zh) * 2011-12-20 2015-04-29 华为技术有限公司 功率控制方法、基站及系统
CN103313274B (zh) * 2012-03-13 2016-12-14 普天信息技术研究院有限公司 一种抑制随机接入码虚警的方法
CN102843328B (zh) * 2012-08-02 2014-11-26 北京中科晶上科技有限公司 Tdd lte系统中的prach序列的检测方法
CN104219775B (zh) * 2013-06-04 2018-01-19 普天信息技术研究院有限公司 一种提高随机接入检测鲁棒性的方法
CN104254100B (zh) * 2013-06-25 2017-12-15 普天信息技术研究院有限公司 一种上行定时提前量的测量方法
KR101790530B1 (ko) 2013-09-08 2017-10-26 엘지전자 주식회사 고주파 대역을 지원하는 무선 접속 시스템에서 단계별 상향링크 동기 신호 검출 방법 및 장치
US9615386B2 (en) * 2014-01-27 2017-04-04 Texas Instruments Incorporated Random access channel false alarm control
CN103796323B (zh) 2014-03-06 2017-03-29 大唐移动通信设备有限公司 用于对物理随机接入信道prach的信道频域偏移量进行调整的方法及设备
CN104918336A (zh) * 2014-03-12 2015-09-16 中兴通讯股份有限公司 一种干扰环境下随机接入信号的检测方法、装置和系统
CN105099966B (zh) * 2014-05-13 2018-12-21 普天信息技术有限公司 一种prach检测方法及装置
CN108024361B (zh) * 2016-11-04 2023-09-12 中兴通讯股份有限公司 确定方法、接入、发送、处理方法及装置、基站及终端
CN108235445B (zh) * 2016-12-21 2021-03-09 大唐移动通信设备有限公司 一种无线通信系统中检测特征序列的方法和装置
CN108683482B (zh) * 2017-04-01 2021-03-09 电信科学技术研究院 一种估计定时位置的方法及装置
CN108040366A (zh) * 2017-12-14 2018-05-15 重庆邮电大学 一种基于频偏校正的随机接入前导信号检测方法
CN109041256B (zh) * 2018-10-23 2020-11-06 京信通信系统(中国)有限公司 随机接入方法、装置及系统
CN109474920A (zh) * 2018-11-02 2019-03-15 上海华虹集成电路有限责任公司 一种低功耗蓝牙数据包的检测方法
CN111356150B (zh) * 2018-12-24 2023-08-11 海能达通信股份有限公司 一种基站检测方法及系统
CN111385041B (zh) * 2018-12-28 2021-04-16 大唐移动通信设备有限公司 一种干扰噪声强度的测量方法及装置、存储介质
CN109871509B (zh) * 2019-02-19 2022-11-01 哈尔滨工程大学 一种基于ar算法的瞬态信号高分辨检测方法
CN111541515B (zh) * 2020-04-15 2023-02-28 北京中宸泓昌科技有限公司 一种基于循环序列型前导码的突发帧头检测方法及系统
CN112866161B (zh) * 2020-12-31 2022-11-01 京信网络系统股份有限公司 一种5g nr制式的小区id检测方法及系统
CN112888047B (zh) * 2021-04-29 2021-08-06 成都星联芯通科技有限公司 Prach信号处理方法、装置、通信设备及存储介质
CN115412214B (zh) * 2021-12-24 2023-08-15 比科奇微电子(杭州)有限公司 Rach信号的检测方法和装置
CN116506004B (zh) * 2023-06-26 2023-09-15 南京控维通信科技有限公司 一种协作通信pcma系统信号搜索方法及装置
CN116528271B (zh) * 2023-06-28 2023-08-29 极芯通讯技术(南京)有限公司 自适应调整物理随机接入信道检测窗方法及其相关设备
CN118277735B (zh) * 2024-06-04 2024-08-09 青岛鼎信通讯科技有限公司 一种用于降低台区拓扑误识别率的方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20080165903A1 (en) * 2007-01-10 2008-07-10 Nokia Corporation Apparatus, method and computer program product for detecting non-synchronized random access channel preamble

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3214860B2 (ja) * 1996-03-05 2001-10-02 株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ 移動通信システムにおける信号の伝送方法、送信機、受信機および拡散符号同期法
CN1275485C (zh) * 2003-03-18 2006-09-13 大唐移动通信设备有限公司 一种用于检测用户终端随机接入的方法
CN101295999B (zh) * 2008-06-27 2014-02-19 中兴通讯股份有限公司 一种随机接入前导的检测方法
CN101355383B (zh) * 2008-09-10 2012-05-23 中兴通讯股份有限公司 一种随机接入信道的信号检测方法

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20080165903A1 (en) * 2007-01-10 2008-07-10 Nokia Corporation Apparatus, method and computer program product for detecting non-synchronized random access channel preamble

Non-Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
CSNC201110036137; LG Electronics: 'Frequency offset effects on RACH preamble detectors[online]' 3GPP TSG-RAN WG1♯47 3GPP TSG-RAN WG1#47 R1-063161 , 20061110, インターネット<URL:http://www.3gpp.org/ftp/tsg_ra *
JPN6013008416; LG Electronics: 'Frequency offset effects on RACH preamble detectors[online]' 3GPP TSG-RAN WG1♯47 3GPP TSG-RAN WG1#47 R1-063161 , 20061110, インターネット<URL:http://www.3gpp.org/ftp/tsg_ra *

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016538791A (ja) * 2013-08-29 2016-12-08 エルジー エレクトロニクス インコーポレイティド 高周波帯域を支援する無線接続システムにおいて段階別上りリンク同期信号検出方法及び装置
JP2017525229A (ja) * 2014-06-18 2017-08-31 ゼットティーイー コーポレーションZte Corporation ランダムアクセス信号の検出方法、装置及びシステム

Also Published As

Publication number Publication date
EP2439973A1 (en) 2012-04-11
WO2011003263A1 (zh) 2011-01-13
CN101944929B (zh) 2013-08-07
JP5223036B2 (ja) 2013-06-26
EP2439973A4 (en) 2017-08-16
EP2439973B1 (en) 2018-11-28
CN101944929A (zh) 2011-01-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5223036B2 (ja) ランダムアクセスプロセスに基づく検出方法及び検出装置
US9807718B2 (en) Secondary cell synchronization for carrier aggregation
EP1980029B1 (en) Method and arrangement in a telecommunication system
US8837614B2 (en) Pilot-based time offset estimation apparatus and method
US9398617B2 (en) Methods and apparatus for random access in a communication system
CN103581944B (zh) 超高速随机接入处理方法、装置及系统
EP2501064B1 (en) Frequency offset estimation method and communication device, wireless communication system and program
EP2518961A1 (en) Method and device for detecting primary synchronization signal and generating sequence in long term evolution (lte) system
US8923338B2 (en) Method and device for receiving non-synchronous signal in OFDMA system
EP2690915A1 (en) Method for robust downlink timing synchronization of a lte system
JP5368457B2 (ja) 通信デバイスおよび方法
JP6626246B2 (ja) 多帯域ワイヤレスローカルエリアネットワーク内の早期フレーム帯域評価
AU2017219686A1 (en) NB-loT receiver operating at minimum sampling rate
CN101552635B (zh) 一种频偏捕获的方法及装置
JP2016213530A (ja) セルサーチ方法及びユーザ装置
WO2014081421A1 (en) Apparatus and method for robust sequence design to enable cross technology signal detection
KR101392807B1 (ko) 무선 통신 시스템에서 동기 획득과 셀 아이디 탐색을 위한장치 및 방법
WO2011088784A1 (zh) 获取基站带宽的方法、发前导序列的方法及装置和系统
CN106464399A (zh) 干扰消除技术
CN101925173B (zh) 正交频分复用系统的定时同步方法
CN115396070B (zh) 信号同步方法、装置及存储介质
WO2018090631A1 (zh) 一种通信的方法及终端设备
KR101075239B1 (ko) 무선 중계기의 동기장치 및 방법
JP4846618B2 (ja) 受信装置
KR20080005041A (ko) 하향링크 송신단에서의 동기채널 생성 방법 및 동기 채널을이용한 하향링크 수신단에서의 셀 탐색 방법

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130222

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130311

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160315

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5223036

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees