JP2012530918A - 質量分析における機能点検および変動補償 - Google Patents
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Abstract
Description
本件特許出願は、2009年6月25日付第1ドイツ出願DE 10 2009 030 395.2号の優先権を主張するものであり、その全体内容が引用および参照表現により本願の中に含まれるべきである。
(a)クロマトグラフ分離システムの溶出液(eluate)および、既知の濃度を有するターゲット検体溶液を混合させるステップ。
(b)ステップ(a)で得られた混合物を、信号を出力する少なくとも1つの検出器を備えた質量分析計に投入するステップ。
(c)検出器信号に基づいて、質量スペクトルグラフを取得するステップ。その質量スペクトルグラフは、ターゲット検体の統合ラインおよび質量スペクトルグラフのピークを含む。
(d)ターゲット検体の統合ラインの上方にある、統合した質量スペクトルグラフのピーク領域Aおよび、ピーク統合ラインから垂直な下降ラインによって、ターゲット検体の統合ピーク領域Aの下方に見つかる領域Bを取得することによって、質量スペクトルグラフを評価するステップ。
(e)決定した質量スペクトルグラフ領域A,Bから、数学的関係を形成するステップ。
(f)数学的関係について閾値を決定するステップ。これは、質量スペクトル分析の許容品質の上側境界または下側境界を指定する。
(g)数学的関係と、決定した閾値の少なくとも1つとの比較に基づいて、質量スペクトル分析を許容または拒絶するステップ。
(a)クロマトグラフ分離システムの溶出液および、既知の濃度を有するターゲット検体溶液を混合させるステップ。
(b)ステップ(a)で得られた混合物を、信号を出力する少なくとも1つの検出器を備えた質量分析計に投入するステップ。
(c)検出器信号に基づいて、質量スペクトルグラフを取得するステップ。その質量スペクトルグラフは、ターゲット検体の統合ラインおよび質量スペクトルグラフのピークを含む。
(d)ターゲット検体の統合ラインの上方にある、統合した質量スペクトルグラフのピーク領域Aおよび、ピーク統合ラインから垂直な下降ラインによって、ターゲット検体の統合ピーク領域Aの下方に見つかる領域Bを取得することによって、質量スペクトルグラフを評価するステップ。
(e)決定した質量スペクトルグラフ領域A,Bから、数学的関係を形成するステップ。
(f)検出器でのイオン収量の変動を補償するために、質量スペクトルグラフを評価するステップ。
(a)既知の濃度のターゲット検体の溶液を搬送するためのポンプ制御を備えたポンプ
。
(b)質量分析計の上流側に配置可能なT字部品。T字部品は、T字部品を質量分析計と接続するための第1接続部と、T字部品をポンプと接続するための第2接続部と、クロマトグラフ分離システムから溶出液を導入するための第3接続部とを備える。
(c)必要に応じて、フロー検出器。
(a)既知の濃度のターゲット検体の溶液を搬送するためのポンプ制御を備えたポンプ
。
(b)質量分析計の上流側に配置可能な供給ユニット。供給ユニットは、供給ユニットを質量分析計の上流側に配置された真空チャンバと接続するための第1接続部と、クロマトグラフ分離システムから溶出液を導入するための第2接続部を備えた第1投入導管と、供給ユニットをポンプと接続するための第3接続部とを備える。
(c)必要に応じて、フロー検出器。
(a)既知の濃度のターゲット検体の溶液を搬送するためのポンプ制御を備えたポンプ
。
(b)質量分析計の上流側に配置可能な混合ユニット。混合ユニットは、混合ユニットを質量分析計と接続するための第1接続部と、クロマトグラフ分離システムから溶出液を導入するための第2接続部を備えた第1投入導管と、混合ユニットをポンプと接続するための第3接続部とを備える。
(c)必要に応じて、フロー検出器。
2 分離カラム(1と2で、クロマトグラフ分離システム)
3 T字部品
4 ポンプ
4b 貯蔵部
4c 三方弁
5 質量分析計
5’ 符号5の信号発生検出器
6 統合ライン
7 質量スペクトルピーク
8 第1分離投入導管
9 第2分離投入導管
10 供給ユニット
11 混合ユニット
12 真空チャンバ
13 フロー検出器
14 時間ウインドウ
15 経路延長部
A ターゲット検体のピーク領域(統合ライン6の上方)
B 垂直下降ラインによる、符号7の統合ラインの下方にある領域(ベースライン上昇時)
本件特許出願は、2009年6月25日付ドイツ優先権出願DE 10 2009 030 395.2号の優先権を主張するものであり、その全体内容が引用および参照表現により本願の中に含まれるべきである。
(a)クロマトグラフ分離システムの溶出液(eluate)を質量分析計に供給するステップ。
(b)別個のターゲット検体溶液を、質量分析計に供給されるクロマトグラフ分離システムの溶出液と連続混合させるステップ。別個のターゲット検体溶液は、既知の濃度を有し、一定の流量(flow rate)で混合される。
(c)ステップ(b)で得られた混合物を、信号を出力する少なくとも1つの検出器を備えた質量分析計に投入し、ステップ(b)で得られた混合物についての検出器信号を発生するステップ。
(d)ステップ(c)で発生した検出器信号に基づいて、質量スペクトルグラフを取得するステップ。その質量スペクトルグラフは、ターゲット検体の統合ラインおよび質量スペクトルグラフのピークを含み、この統合ラインは、持続するバックグランド信号であり、溶出液の質量スペクトル分析にとって基礎となる。
(e)ターゲット検体の統合ラインの上方にある、統合した質量スペクトルグラフのピーク領域Aおよび、ピーク統合ラインから垂直な下降ラインによって、ターゲット検体の統合ピーク領域Aの下方に見つかる領域Bを取得することによって、ステップ(d)で得られた質量スペクトルグラフを評価するステップ。
(f)ステップ(e)で評価し、決定した質量スペクトルグラフ領域A,Bから、数学的関係を形成するステップ。
(g)ステップ(f)で形成した数学的関係について閾値を決定するステップ。この閾値は、質量スペクトル分析の許容品質の上側境界または下側境界を指定する。
(h)ステップ(f)で形成した数学的関係と、ステップ(g)で決定した閾値との比較に基づいて、サンプルの質量スペクトル分析を許容または拒絶するステップ。
(a)クロマトグラフ分離システムの溶出液を質量分析計に供給するステップ。
(b)別個のターゲット検体溶液を、質量分析計に供給されるクロマトグラフ分離システムの溶出液と連続混合させるステップ。別個のターゲット検体溶液は、既知の濃度を有し、一定の流量で混合される。
(c)ステップ(b)で得られた混合物を、信号を出力する少なくとも1つの検出器を備えた質量分析計に投入し、ステップ(b)で得られた混合物についての検出器信号を発生するステップ。
(d)ステップ(c)で発生した検出器信号に基づいて、質量スペクトルグラフを取得するステップ。その質量スペクトルグラフは、ターゲット検体の統合ラインおよび質量スペクトルのピークを含み、この統合ラインは、持続するバックグランド信号であり、溶出液の質量スペクトル分析にとって基礎となる。
(e)ターゲット検体の統合ラインの上方にある、統合した質量スペクトルグラフのピーク領域Aおよび、ピーク統合ラインから垂直な下降ラインによって、ターゲット検体の統合ピーク領域Aの下方に見つかる領域Bを取得することによって、ステップ(d)で得られた質量スペクトルグラフを評価するステップ。
(f)ステップ(e)で評価し、決定した質量スペクトルグラフ領域A,Bから、数学的関係を形成するステップ。
(g)検出器でのイオン収量の変動を補償するために、質量スペクトルグラフを評価するステップ。
(a)既知の濃度のターゲット検体の溶液を搬送するためのポンプ制御を備えたポンプ
。
(b)質量分析計の上流側に配置されたT字部品。T字部品は、T字部品を質量分析計と接続するための第1接続部と、T字部品をポンプと接続するための第2接続部と、クロマトグラフ分離システムから溶出液を導入するための第3接続部とを備える。
(c)必要に応じて、フロー検出器。
(a)既知の濃度のターゲット検体の溶液を搬送するためのポンプ制御を備えたポンプ
。
(b)質量分析計の上流側に配置された供給ユニット。供給ユニットは、供給ユニットを質量分析計の上流側に配置された真空チャンバと接続するための第1接続部と、クロマトグラフ分離システムから溶出液を導入するための第2接続部を備えた第1投入導管と、供給ユニットをポンプと接続するための第3接続部とを備える。
(c)必要に応じて、フロー検出器。
(a)既知の濃度のターゲット検体の溶液を搬送するためのポンプ制御を備えたポンプ
。
(b)質量分析計の上流側に配置された混合ユニット。混合ユニットは、混合ユニットを質量分析計と接続するための第1接続部と、クロマトグラフ分離システムから溶出液を導入するための第2接続部を備えた第1投入導管と、混合ユニットをポンプと接続するための第3接続部とを備える。
(c)必要に応じて、フロー検出器。
2 分離カラム(1と2で、クロマトグラフ分離システム)
3 T字部品
4 ポンプ
4b 貯蔵部
4c 三方弁
5 質量分析計
5’ 符号5の信号発生検出器
6 統合ライン
7 質量スペクトルピーク
8 第1分離投入導管
9 第2分離投入導管
10 供給ユニット
11 混合ユニット
12 真空チャンバ
13 フロー検出器
14 時間ウインドウ
15 経路延長部
A ターゲット検体のピーク領域(統合ライン6の上方)
B 垂直下降ラインによる、符号7の統合ラインの下方にある領域(ベースライン上昇時)
Claims (32)
- 質量分析計(5)の機能を点検するテスト方法であって、
(a)クロマトグラフ分離システム(1,2)の溶出液を質量分析計(5)に供給するステップと、
(b)別個のターゲット検体溶液を、質量分析計に供給されるクロマトグラフ分離システム(1,2)の溶出液と連続的に混合させるステップであって、別個のターゲット検体溶液は、既知の濃度を有し、一定の流量で混合されるようにしたステップと、
(c)ステップ(b)で得られた混合物を、信号を出力する少なくとも1つの検出器(5’)を備えた質量分析計(5)に投入し、ステップ(b)で得られた混合物についての検出器信号を発生するステップと、
(d)ステップ(c)で発生した検出器信号に基づいて、質量スペクトルグラフを取得するステップであって、その質量スペクトルグラフは、ターゲット検体の統合ライン(6)および質量スペクトルグラフのピーク(7)を含み、この統合ラインは、持続するバックグランド信号であり、溶出液の質量スペクトル分析にとって基礎となるようにしたステップと、
(e)ターゲット検体の統合ライン(6)の上方にある、統合した質量スペクトルグラフのピーク領域(A)および、ピーク統合ライン(6)から垂直な下降ラインによって、ターゲット検体の統合ピーク領域(A)の下方に見つかる領域(B)を取得することによって、ステップ(d)で得られた質量スペクトルグラフを評価するステップと、
(f)ステップ(e)で評価し、決定した質量スペクトルグラフ領域(A)(B)から、数学的関係を形成するステップと、
(g)ステップ(f)で形成した数学的関係について閾値を決定するステップであって、この閾値は、質量スペクトル分析の許容品質の境界を指定するようにしたステップと、
(h)ステップ(f)で形成した数学的関係と、ステップ(g)で決定した閾値との比較に基づいて、サンプルの質量スペクトル分析を許容または拒絶するステップと、
を含むことを特徴とするテスト方法。 - 質量分析でのイオン収量変動の補償する方法であって、
(a)クロマトグラフ分離システム(1,2)の溶出液を質量分析計(5)に供給するステップと、
(b)別個のターゲット検体溶液を、質量分析計に供給されるクロマトグラフ分離システムの溶出液と連続的に混合させるステップであって、別個のターゲット検体溶液は、既知の濃度を有し、一定の流量で混合されるようにしたステップと、
(c)ステップ(b)で得られた混合物を、信号を出力する少なくとも1つの検出器(5’)を備えた質量分析計(5)に投入し、ステップ(b)で得られた混合物についての検出器信号を発生するステップと、
(d)ステップ(c)で発生した検出器信号に基づいて、質量スペクトルグラフを取得するステップであって、その質量スペクトルグラフは、ターゲット検体の統合ライン(6)および質量スペクトルのピーク(7)を含み、この統合ラインは、持続するバックグランド信号であり、溶出液の質量スペクトル分析にとって基礎となるようにしたステップと、
(e)ターゲット検体の統合ライン(6)の上方にある、統合した質量スペクトルグラフのピーク領域(A)および、ピーク統合ライン(6)から垂直な下降ラインによって、ターゲット検体の統合ピーク領域(A)の下方に見つかる領域(B)を取得することによって、ステップ(d)で得られた質量スペクトルグラフを評価するステップと、
(f)ステップ(e)で評価し、決定した質量スペクトルグラフ領域(A)(B)から、数学的関係を形成するステップと、
(g)検出器(5’)でのイオン収量の変動を補償するために、質量スペクトルグラフを評価するステップと、
を含むことを特徴とする補償方法。 - 数学的関係は、商(A/B)、(B/A)、(A−B/A)もしくは(A2/B2)、および差分[log(A)−log(B)]、およびその個々の逆数の値を含むグループから選択されることを特徴とする請求項1記載のテスト方法。
- 数学的関係は、商(A/B)で規定されることを特徴とする請求項1記載のテスト方法。
- ターゲット検体の連続的供給は、質量スペクトルグラフの実行時間より短い時間ウインドウ(14)の間に、一定の流量で行われることを特徴とする請求項1記載のテスト方法。
- ターゲット検体の連続的供給は、質量分析計(5)の上流側に配置されたT字部品(3)と機能接続されたポンプ(4)によって行われることを特徴とする請求項1記載のテスト方法。
- ターゲット検体が、クロマトグラフ分離システム(1,2)の移動相に溶解していることを特徴とする請求項1記載のテスト方法。
- ターゲット検体の別個の溶液およびクロマトグラフ分離システム(1,2)の溶出液は、質量スペクトル分析の際に一定の流量で、分離した投入導管(8,9)を経由して供給ユニット(10)、真空チャンバ(12)および質量スペクトル分析に連続的に供給されることを特徴とする請求項1記載のテスト方法。
- ターゲット検体の別個の溶液およびクロマトグラフ分離システム(1,2)の溶出液は、質量スペクトル分析の際に一定の流量で、合流する投入導管(8,9)を経由して混合ユニット(11)に連続的に供給され、前記混合ユニットでは互いに混合され、そして、質量スペクトル分析に供給されることを特徴とする請求項1記載のテスト方法。
- ターゲット検体の連続的供給は、質量スペクトルグラフの実行時間より短い時間ウインドウ(14)の間に、一定の流量で行われることを特徴とする請求項8記載のテスト方法。
- 数学的関係は、商(A/B)、(B/A)、(A−B/A)もしくは(A2/B2)、および差分[log(A)−log(B)]、およびその個々の逆数の値を含むグループから選択されることを特徴とする請求項2記載の補償方法。
- 数学的関係は、商(A/B)で規定されることを特徴とする請求項2記載の補償方法。
- ターゲット検体の連続的供給は、質量スペクトルグラフの実行時間より短い時間ウインドウ(14)の間に、一定の流量で行われることを特徴とする請求項1記載の補償方法。
- ターゲット検体の連続的供給は、質量分析計(5)の上流側に配置されたT字部品(3)と機能接続されたポンプ(4)によって行われることを特徴とする請求項2記載の補償方法。
- ターゲット検体が、クロマトグラフ分離システム(1,2)の移動相に溶解していることを特徴とする請求項2記載の補償方法。
- ターゲット検体の別個の溶液およびクロマトグラフ分離システム(1,2)の溶出液は、質量スペクトル分析の際に一定の流量で、分離した投入導管(8,9)を経由して供給ユニット(10)、真空チャンバ(12)および質量スペクトル分析に連続的に供給されることを特徴とする請求項2記載の補償方法。
- ターゲット検体の別個の溶液およびクロマトグラフ分離システム(1,2)の溶出液は、質量スペクトル分析の際に一定の流量で、合流する投入導管(8,9)を経由して混合ユニット(11)に連続的に供給され、前記混合ユニットでは互いに混合され、そして、質量スペクトル分析に供給されることを特徴とする請求項2記載の補償方法。
- ターゲット検体の連続的供給は、質量スペクトルグラフの実行時間より短い時間ウインドウ(14)の間に、一定の流量で行われることを特徴とする請求項17記載の補償方法。
- 請求項1記載のテスト方法を実施するための装置であって、
(a)既知の濃度のターゲット検体の溶液を搬送するためのポンプ制御を備えたポンプ(4)と、
(b)質量分析計の上流側に配置されたT字部品(3)であって、T字部品(3)を質量分析計(5)と接続するための第1接続部と、T字部品をポンプ(4)と接続するための第2接続部と、クロマトグラフ分離システム(1,2)から溶出液を導入するための第3接続部とを含むT字部品(3)と、
(c)必要に応じて、フロー検出器(13)とを備えることを特徴とする装置。 - 請求項8記載のテスト方法を実施するための装置であって、
(a)既知の濃度のターゲット検体の溶液を搬送するためのポンプ制御を備えたポンプ(4)と、
(b)質量分析計(5)の上流側に配置された供給ユニット(10)であって、供給ユニット(10)を質量分析計(5)の上流側に配置された真空チャンバ(12)と接続するための第1接続部と、クロマトグラフ分離システム(1,2)から溶出液を導入するための第2接続部を備えた第1投入導管(8)と、供給ユニット(10)をポンプ(4)と接続するための第3接続部とを含むT字部品(3)と、
(c)必要に応じて、フロー検出器(13)とを備えることを特徴とする装置。 - 請求項9記載のテスト方法を実施するための装置であって、
(a)既知の濃度のターゲット検体の溶液を搬送するためのポンプ制御を備えたポンプ(4)と、
(b)質量分析計(5)の上流側に配置された混合ユニット(11)であって、混合ユニット(11)を質量分析計(5)と接続するための第1接続部と、クロマトグラフ分離システム(1,2)から溶出液を導入するための第2接続部を備えた第1投入導管(8)と、混合ユニット(11)をポンプ(4)と接続するための第3接続部とを含む混合ユニット(11)と、
(c)必要に応じて、フロー検出器(13)とを備えることを特徴とする装置。 - ターゲット検体溶液のための貯蔵部(4b)をさらに備えることを特徴とする請求項19記載の装置。
- ポンプ(4)および貯蔵部(4b)と、T字部品(3)または供給ユニット(10)または混合ユニット(11)との間に配置された三方弁(4c)をさらに備えることを特徴とする請求項22記載の装置。
- ポンプは、圧電ポンプ、シリンジポンプ、ピストンポンプおよび蠕動ポンプを含むグループから選択されることを特徴とする請求項19記載の装置。
- 関連した制御を備えたフロー検出器(13)を備え、
フロー検出器(13)は、クロマトグラフ分離システム(1,2)とT字部品(3)との間、またはクロマトグラフ分離システム(1,2)と供給ユニット(10)との間、またはクロマトグラフ分離システム(1,2)と混合ユニット11との間に配置され、クロマトグラフ分離システム(1,2)からの溶出液の光学分析のために構成されていることを特徴とする請求項19記載の装置。 - 請求項2記載の補償方法を実施するための装置であって、
(a)既知の濃度のターゲット検体の溶液を搬送するためのポンプ制御を備えたポンプ(4)と、
(b)質量分析計の上流側に配置されたT字部品(3)であって、T字部品(3)を質量分析計(5)と接続するための第1接続部と、T字部品をポンプ(4)と接続するための第2接続部と、クロマトグラフ分離システム(1,2)から溶出液を導入するための第3接続部とを含むT字部品(3)と、
(c)必要に応じて、フロー検出器(13)とを備えることを特徴とする装置。 - 請求項16記載の補償方法を実施するための装置であって、
(a)既知の濃度のターゲット検体の溶液を搬送するためのポンプ制御を備えたポンプ(4)と、
(b)質量分析計(5)の上流側に配置された供給ユニット(10)であって、供給ユニット(10)を質量分析計(5)の上流側に配置された真空チャンバ(12)と接続するための第1接続部と、クロマトグラフ分離システム(1,2)から溶出液を導入するための第2接続部を備えた第1投入導管(8)と、供給ユニット(10)をポンプ(4)と接続するための第3接続部とを含むT字部品(3)と、
(c)必要に応じて、フロー検出器(13)とを備えることを特徴とする装置。 - 請求項17記載の補償方法を実施するための装置であって、
(a)既知の濃度のターゲット検体の溶液を搬送するためのポンプ制御を備えたポンプ(4)と、
(b)質量分析計(5)の上流側に配置された混合ユニット(11)であって、混合ユニット(11)を質量分析計(5)と接続するための第1接続部と、クロマトグラフ分離システム(1,2)から溶出液を導入するための第2接続部を備えた第1投入導管(8)と、混合ユニット(11)をポンプ(4)と接続するための第3接続部とを含む混合ユニット(11)と、
(c)必要に応じて、フロー検出器(13)とを備えることを特徴とする装置。 - ターゲット検体溶液のための貯蔵部(4b)をさらに備えることを特徴とする請求項26記載の装置。
- ポンプ(4)および貯蔵部(4b)と、T字部品(3)または供給ユニット(10)または混合ユニット(11)との間に配置された三方弁(4c)をさらに備えることを特徴とする請求項29記載の装置。
- ポンプは、圧電ポンプ、シリンジポンプ、ピストンポンプおよび蠕動ポンプを含むグループから選択されることを特徴とする請求項26記載の装置。
- 関連した制御を備えたフロー検出器(13)を備え、
フロー検出器(13)は、クロマトグラフ分離システム(1,2)とT字部品(3)との間、またはクロマトグラフ分離システム(1,2)と供給ユニット(10)との間、またはクロマトグラフ分離システム(1,2)と混合ユニット11との間に配置され、クロマトグラフ分離システム(1,2)からの溶出液の光学分析のために構成されていることを特徴とする請求項26記載の装置。
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