JP2012529227A - コール・センタで対話を処理するための将来のエージェント・レディネスを予測するシステムおよび方法 - Google Patents

コール・センタで対話を処理するための将来のエージェント・レディネスを予測するシステムおよび方法 Download PDF

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Abstract

アウトバウンド・コールを行うシステムは、アウトバウンド電話呼をかける、ネットワークに接続された第1ノードと、ネットワークに接続され、ビジーである、準備ができている、および準備ができる時間に関するエージェント状況を報告するために第1ノードにアクセス可能な第2ノードと、ネットワークに接続され、第2ノードにアクセス可能な複数のエージェント機器と、エージェント機器上ごとに1つインストールされる複数のエージェント・アクティビティ・アプリケーションとを含む。好ましい実施形態では、アウトバウンド・コールが、呼を受け入れる準備ができていると報告されたエージェントの人数に、指定された時間ウィンドウ内に呼を受け入れる準備ができると予測されたエージェントの人数を加えたものに基づいて予測される。

Description

本発明は、電話通信の分野に関し、具体的には、コール・センタで対話を処理するための将来のエージェント赤さを予測する方法および装置に関する。
電話の分野では、消費者商品および/または消費者サービスを消費者の基部に提供する会社の代わりに働くコール・センタがある。コール・センタは、遠隔通信機器と、コール・センタによって代表される1つまたは複数の会社の顧客と対話するために予約された生の個人との連合と定義することができる。
現行技術のコール・センタは、コネクション指向交換電話網を介する電話呼およびインターネット・プロトコル(IP)ネットワークを介するデータ・ネットワーク・テレフォニ(DNT)呼を処理することができる。コール・センタは、通常、対話に使用されるエージェント機器をサポートするローカル・エリア・ネットワーク(LAN)を含む。エージェント機器は、一般に、クライアント・インターフェース・アプリケーションを実行するグラフィカル・ユーザ・インターフェース(GUI)を有するLAN接続されたコンピュータである。電話送受器または電話ヘッドセットも、顧客と対話する際にエージェントによって使用される通信機器の一部である。電話は、COST電話またはIPベースの電話とすることができる。
類似するトレーニングまたは技量を有するエージェントは、特定のコール・センタ・キャンペーンに取り組むために、いくつかのコール・センタで関連付けによって一緒にグループ化される。アウトバウンド・コーリング(outbound calling)キャンペーンは、集中的なコール・センタ・エージェントのグループを使用する、1つのそのようなキャンペーン・タイプである。アウトバウンド・コーリング・キャンペーンでは、予測された個数のアウトバウンド・コールが、通常は、リストによって提供される顧客電話番号へ自動化されたアウトバウンド・ダイヤラによってかけられる。アウトバウンド・コールは、キャンペーンの持続期間全体を通じてさまざまな期間に何回かに分けてかけられる。アウトバウンド・コンタクト・サーバによってかけられた電話に答える顧客を、処置のために着信として、使用可能なコール・センタ・エージェントにルーティングすることができる。多くの場合に、対話型音声応答(IVR)システムが、呼に答える顧客に、次の使用可能な生きたエージェントをしばらく待つように促すために使用される。顧客が生きたエージェントに接続された後に、取引をする機会が、コール・センタのために存在する。
特に自動化されたダイヤリング・システムが使用される時の、アウトバウンド・コーリング・キャンペーンに関する課題の1つは、キャンペーン中の任意の所与のダイヤリング・インターバルにダイヤルすべきアウトバウンド・コールの最良の個数を予測することである。確率論が、多くの予測ダイヤリング動作で、使用可能なエージェントの人数を考慮して、アウトバウンド・コールのよい個数がどれほどであるのかを判定するのを試みるのに使用される。かけられた呼のあるパーセンテージが人間によって答えられないことの、ある確率がある。かけられ、顧客によって答えられる呼のあるパーセンテージが、キューから離脱して、放棄呼と考えられることの、ある確率がある。
キャンペーン中に維持されなければならない2つの主要な原理は、顧客が、生きているエージェントに接続されるために長くは待たないことと、エージェントが、次の呼を受けるためにあまりに長くは待たないことである。アウトバウンド・コール・キャンペーンに関する対話処理でのエージェント利用のより高いパーセンテージが、コール・センタ環境で望まれるが、ルーティングに使用される現在の予測アルゴリズムなどの、呼を処理するためのエージェント・レディネス(readiness)を判定する従来の手段の多くは、ビジー・エージェントが呼を受ける準備ができていると考えられる時など、エージェントの状況に関する予備情報を考慮できない。過剰なダイヤリング・レート(dialing rate)が、許容できるレベルを超えて高まる可能性があり、呼放棄レートは、許容できるレベルを超えて高まり、エージェント利用パーセンテージは、より低くなる。
したがって、明らかに必要なものは、使用可能ではないが、アウトバンド・コールが答えられる時までに使用可能になる可能性があるエージェントの人数を考慮する、生きているエージェントに接続するためにアウトバウンド・コールをかけるシステムおよび方法である。
上で述べた問題は、アウトバウンド・コール・キャンペーンの対話処理でのエージェント利用のより高いパーセンテージが、コール・センタ環境で望まれるが、ルーティングに使用される現在の予測アルゴリズムなどの呼を処理するためのエージェント・レディネスを判定する従来の手段の多くが、ビジー・エージェントが呼を受ける準備ができていると考えられる時などのエージェントの状況に関する予備情報を考慮できないことである。過剰なダイヤリング・レートが、許容できるレベルを超えて高まる可能性があり、呼放棄レートは、許容できるレベルを超えて高まり、エージェント利用パーセンテージは、より低くなる。
したがって、本発明人らは、アウトバウンド・キャンペーンに関する過剰なダイヤル条件、より高い呼放棄レート、またはキャンペーンに関するより低いエージェント利用パーセンテージ平均を生じない形で信頼できるエージェント・レディネス予測を提供するために潜在的に利用できる予測能力を示す要素を探して、コール・センタの機能要素を検討した。
すべてのコール・センタ・キャンペーンは、呼負荷によって駆動され、その1つの副産物が、呼を処理する準備のできたエージェントの欠如から生じる、あるパーセンテージの切断された呼または放棄呼である。ほとんどのそのようなコール・センタは、コール・センタの仕事を行うのにアウトバウンド・コンタクト・ユーティリティおよび内部ルーティング・システムを使用し、コンタクト・サーバ、ルータ、および予測ルーティング戦略は、通常、そのような装置の一部である。
本発明人は、ダイヤリングの時点で、対話キューを担当するエージェントのグループについてより信頼できるエージェント・レディネス予測を達成できる場合に、大幅なエージェント利用パーセンテージ増加が生じる可能性があることを、発明的瞬間に認めた。したがって、本発明人は、エージェントに関する呼を受ける準備ができるための時間ウィンドウが、アウトバウンド・コールをかけ、内部ルーティングのために接続する時間までに一般に制限される指定された時間ウィンドウ以下である場合に、ビジー・エージェントが呼を受ける準備ができていると考えることを可能にする、コール・センタ・アウトバウンド・キャンペーンのための独自の予測ルーティング・システムを構築した。エージェント利用パーセンテージの大幅な増加が、過剰なダイヤリングに起因する呼放棄レートの増加を伴わずに、50人以下のエージェントのグループについて生じる。
したがって、本発明の一実施形態では、アウトバウンド・コールを行うシステムが、提供され、アウトバウンド電話呼をかける、ネットワークに接続された第1ノードと、ネットワークに接続され、ビジーである、準備ができている、および準備ができる時間に関するエージェント状況を報告するために第1ノードにアクセス可能な第2ノードと、ネットワークに接続され、第2ノードにアクセス可能な複数のエージェント機器と、エージェント機器上ごとに1つインストールされる複数のエージェント・アクティビティ・アプリケーションとを含む。好ましい実施形態では、アウトバウンド・コールが、呼を受け入れる準備ができていると報告されたエージェントの人数に、指定された時間ウィンドウ内に呼を受け入れる準備ができると予測されたエージェントの人数を加えたものに基づいて予測される。
一実施形態では、アウトバウンド・コールは、電話ダイヤラを使用してダイヤルされる。一実施形態では、ネットワークは、電話網およびインターネット・ネットワークに接続されたローカル・エリア・ネットワークである。一実施形態では、第1ノードは、電話交換機を介する公衆交換電話網への接続性を有するアウトバウンド・コンタクト・サーバである。一実施形態では、第2ノードは、統計サーバである。一実施形態では、エージェント機器は、デスクトップ・コンピュータであり、エージェント・アクティビティ・アプリケーションは、デスクトップ・インターフェースである。一実施形態では、呼は、ダイヤル・アウトすべき呼の正しい個数を予測するためにエージェント可用性および保留中可用性に関する報告された情報を使用するアルゴリズムによって作られた計算結果に従って予測される。
本発明のもう1つの態様によれば、アウトバウンド電話キャンペーンにおいて、呼を担当するエージェントのグループを最もよく利用するためにダイヤル・アウトすべき呼の正しい個数を予測する方法が提供される。この方法は、(a)呼を受けるために待っている使用可能なエージェントおよび指定された時間ウィンドウ内に呼を受ける準備ができるエージェントの人数を合計するステップと、(b)(a)の合計からエージェントのキュー内で待っている接続された呼の個数を引くステップと、(c)コール・ヒット・レート(call hit rate)および放棄呼のパーセンテージに対するパーセンテージ定数に対して(b)の値を調整することによって呼の認容できる個数を予測するステップと、(d)進行中の呼の個数を減算することによって(c)の値をさらに洗練するステップとを含む。
この方法の一態様では、ステップ(a)で、指定される時間ウィンドウは、呼をダイヤル・アウトする点と進行中の呼が答えられ、キューに入れられる点との間の平均推定時間以下である。この態様では、ステップ(b)で、待っている接続された呼は、顧客によって答えられ、使用可能なエージェントについてキューに入れられた、アウトバウンド・ダイヤルされた呼である。この態様では、ステップ(c)で、コール・ヒット・レートは、人によって答えられるアウトバウンド・コールのパーセンテージである。一態様では、ステップ(c)で、放棄呼は、キュー内で放棄される。この態様では、ステップ(d)で、進行中の呼は、まだ答えられていない現行アウトバウンド・コールである。
本発明のもう1つの実施形態によれば、コール・センタに関連し、ビジーと報告される1人または複数のエージェントが、対話要求に答えるために使用可能になる時を予測するシステムが提供される。このシステムは、各機器がエージェントによって操作される、ネットワークに接続された各機器にローカルにネットワーク上に存在する監視アプリケーションと、定義されたタスクに関するエージェント進行を報告する、機器あたり1つ存在する報告アプリケーションと、監視アプリケーションから情報を受け取り、いずれかのエージェントが対話要求を受け入れる準備ができた場合にそのエージェントがどれであるのかを判定するデータ処理コンポーネントとを含む。各報告アプリケーションは、ホスティング・エージェントの現行タスク実行状態に関して監視アプリケーションに通知を送り、処理コンポーネントは、報告された状態情報に基づいて、各エージェントが対話を受ける準備ができる時刻を計算する。
一実施形態では、機器は、コンピュータであり、報告アプリケーションは、デスクトップ・エージェント・インターフェーシング・アプリケーションである。この実施形態では、タスクは、1つまたは複数のフェーズを有し、各フェーズは、完了までの既知の平均時間を有する。一実施形態では、通知は、ショート・メッセージ・サービス通知であり、通知内容は、タスク識別および現行フェーズ識別を含む。
一実施形態では、要求される対話は、生の電話対話または生のチャット・セッションである。好ましい実施形態では、データ処理コンポーネントは、ルーティング・サーバである。一実施形態では、報告アプリケーションは、エージェントのフェーズ状態を報告するために手動で操作される。
本発明の実施形態による、アウトバウンド・コール・システムをサポートする通信ネットワークのアーキテクチャ的概要を示す図である。 本発明の実施形態による、アウトバウンド・コール発呼システムの基本コンポーネントとコンポーネント対話特性とを示すブロック図である。 類似する人数のエージェントに関する他のシステムと比較した本発明のシステムの経験的テスティングの結果を示す折れ線グラフである。 本発明の実施形態による、所与の発呼インターバルでかけるべきアウトバウンド・コールの正しい個数を予測するステップを示すプロセス・フロー図である。 本発明の実施形態による、発呼に関するエージェントの可用性を予測するためにタイムトゥーレディ(time−to−ready)情報を更新するステップを示すプロセス・フロー図である。
本発明人らは、コール・センタ環境で呼を受けるためのエージェント可用性を予測するシステムおよび方法を提供する。本発明を、可能にする詳細において次の例で説明し、次の例は、本発明の1つまたは複数の実施形態を表すことができる。
図1に、本発明の実施形態による、アウトバウンド・コール・システムをサポートする通信ネットワーク100のアーキテクチャ的概要を示す。通信ネットワーク100は、本明細書でネットワーク・クラウド102およびネットワーク・クラウド103によって表される公衆交換電話網(PSTN)へのネットワーク接続性を有するコール・センタ101を含む。PSTNセグメント102は、地理的に局所的なセグメントを表し、PSTNセグメント103もそうである。PSTNセグメント102および103は、議論のためにのみ、この例では物理的に分離されている。ネットワーク・インフラストラクチャの当業者は、物理インフラストラクチャを論じる時のネットワーク境界の曖昧さを了解するであろう。無線電話キャリア・ネットワークへの接続性をも、この例では論理的に含めることができるが、図のスペースを節約するために、それらは図示されていない。PSTNネットワーク・セグメント102および103は、すべての電話網接続性を表さなければならない。本発明人は、その高い公衆アクセス特性のゆえにPSTNネットワークを選択する。
WAN 104は、都市域ネットワーク(municipal area network、MAN)、WANに接続された会社LAN、またはインターネット・ネットワークを含む、私有ネットワーク、会社ネットワーク、または公衆ネットワークとすることができる。本発明人は、その高い公衆アクセス特性のゆえに、この例ではインターネット・ネットワークを選択する。本明細書のこれ以降では、WAN 104を、好ましい実施形態に従ってインターネット104と呼ぶ場合がある。しかし、本発明の実践は、インターネット・ネットワークまたはPSTNに限定されない。インターネット104は、本明細書でインターネット・バックボーン121によっても表され、インターネット・バックボーン121は、全体としてのインターネットを構成する回線、機器、およびアクセス・ポイントのすべてを表す。したがって、本発明の実践に対する地理的限定はない。
コール・センタ101は、その中に配置され、ネットワーク通信用のさまざまなステーションおよび機器に接続するように適合されたローカル・エリア・ネットワーク(LAN)105を有する。LAN 105は、複数のエージェント・ステーション106(1〜n)をサポートする。エージェント・ステーション106(1〜n)は、一般に、この実施形態ではそれぞれデスクトップ・パーソナル・コンピュータ(PC)および電話機を含むものとして特徴付けられる。この例では、各エージェント・コンピュータは、LAN接続され、各電話機は、内部電話配線によってPSTNセグメント102内のローカル電話交換機(LS)119に接続される。電話交換機119を、ACD(automated call distributor)とすることができる。一実施形態では、LS 119を、構内交換機(PBX)交換機とすることができる。LS 119を、本発明の趣旨および範囲から逸脱せずに、コール・センタ101の物理ドメイン内で維持し、電話局交換機として管理することができる。この例では、交換機は、ネットワーク内に設けられ、コール・センタによって賃貸される。
LS 119は、CTI(computer telephone integrated)プロセッサ109によってインテリジェント・ルーティングおよびカスタマ・インターフェースについて機能強化され、CTIプロセッサ109は、対話型音声応答ユニットのインスタンスをもサポートする。CTIプロセッサ109は、コール・センタ101の側でLAN 105に接続され、CTIリンクによってLS 119に接続される。複数のコール・センタ電話連絡先120(1〜n)が、PSTN 102内に図示されている。本明細書で電話機アイコンによって表される電話連絡先120(1〜n)は、センタに連絡することができるか電話を使用してセンタが連絡できる、コール・センタ101のすべての顧客を表す。一実施形態では、電話連絡先120(1〜n)は、アウトバウンド・コール・センタ・キャンペーンの一部としてコール・センタ101によって作られるアウトバウンド連絡先である。
PSTNセグメント103は、ローカル電話交換機LS 125を含む。LS 125は、インターネット・ネットワーク104へのインターネット・アクセスを得るのに使用できる、PSTNネットワーク内の任意の電話交換機を表す。電話交換機125は、電話幹線を介してLS 119に接続される。複数のアウトバウンド招待客127(1〜n)は、インターネット・サービス・プロバイダ(ISP)126を介するLS 125へのインターネット・アクセス回線を介するインターネット・バックボーン121へのアクセスを有する、コール・センタ101のウェブ接続された顧客を表す。招待客127(1〜n)は、論理的には動作するデスクトップ・パーソナル・コンピュータ(PC)として特徴付けられるが、スマート・ホン、携帯情報端末(PDA)、ラップトップ機、またはある他のネットワーク対応機器などの任意のインターネット対応電子機器を使用してインターネット104へのアクセスを得ることができる。この例では、用語招待客は、コール・センタ101から送信された招待がコール・センタとの対話に参加するために招待客127(1〜n)のいずれかによって受信され得る、招待の状態を表す。一実施形態では、招待される対話は、オンライン・チャットである。
招待客127(1〜n)を、インターネット104内に図示され、バックボーン121に接続されたウェブ・サーバ(WS)122にオンラインで接続することができる。WS 122は、実行可能ソフトウェアを格納し、サーバ機能を使用可能にするために必要なデータを格納するためにそれにアクセス可能なディジタル媒体を含む。WS 122は、ユニバーサル・リソース・ロケータおよびさらにウェブ・ブラウジングによって情報にアクセスする接続されたクライアントに、ウェブ・ページ情報を含む電子情報を供給する。各コンピュータを、当技術分野で既知のようにウェブ・ブラウザを使用してインターネット104に接続されると仮定することができる。この例では、WS 122は、コール・センタ101の会社ウェブ・サイト(図示せず)をホスティングし、この会社ウェブ・サイトには、顧客がコンピューティング機器127(1〜n)から操作することによってアクセスすることができる。招待客127(1〜n)は、IP音声テレフォニを実践するためのヘッドセットを含むインターネット・プロトコル(IP)音声アプリケーションをも備える。IPベースのIVRプラットフォーム123は、コール・センタ101に包括的な会社ウェブ・サイト上でホスティングされ、その結果、コール・センタは、当技術分野で明確に確立される音声認識技術を使用して、招待客127(1〜n)および任意の他のコンピュータ・ネットワーク顧客と対話できるようになる。
チャット・サーバ(CHS)124は、インターネット104内に図示され、バックボーン121に接続される。CHS 124は、実行可能ソフトウェアを格納し、サーバ機能を使用可能にするために必要なデータを格納するためにそれにアクセス可能なディジタル媒体を含む。チャット・サーバ124は、1つまたは複数の顧客およびコール・センタ101からの1つまたは複数のエージェントを含む電子チャット・セッションをホスティングする。チャット・サーバ124を、コール・センタ104によってホスティングすることができ、あるいは、コール・センタ104によって賃貸し、またはこれにサブスクライブすることができる。リンクを、チャットのためにWS 122内でホスティングされるコール・センタ101のウェブ・サイト上に設けることができ、このリンクは、顧客をサーバ124にリダイレクトすることができる。招待客127(1〜n)に、彼らに電子的に送信されるアウトバウンド招待を介してまたはVoIP(Voice over Internet Protocol)によって、チャットするように招待することができる。この例では、招待客127(1〜n)のインターネット接続性は、ISP 126と、PSTNを介する電話接続性とを介して提供される。インターネット・アクセスの方法を、サービス総合ディジタル網(ISDN)、ディジタル加入者回線(DSL)、無線ブロードバンド、T−Xネットワーク接続、ケーブル・モデム、衛星サービス、または類似物とすることができる。
本明細書では、アウトバウンド連絡先120(1〜n)およびアウトバウンド招待客127(1〜n)が、コール・センタ101によって、またはコール・センタによってホスティングされるある対話への懇請の目的によって、連絡をとられたコール・センタ101の顧客を表すことに留意されたい。コール・センタ101から開始されるアウトバウンド連絡は、アウトバウンド電話連絡キャンペーンの形または電子的に受信される招待の形をとることができる。アウトバウンド音声連絡を、COST(connection oriented switched telephony)連絡またはVoIP呼を含むIPNT(Internet Protocol Network Telephone)呼とすることができる。
コール・センタ101内のLAN 105は、インターネット・プロトコル・ルータ(IR)111をサポートする。IR 111は、実行可能ソフトウェアを格納し、ルータ機能を使用可能にするために必要なデータを格納するためにそれにアクセス可能なディジタル媒体を含む。IR 111は、LAN 105にインターネット接続性を提供する。IR 111は、両方向の音声呼、チャット、および電子メッセージングをサポートする。LAN 105は、インターネット・プロトコル上の転送制御プロトコル(TCP/IP)のために機能強化される。LAN 105は、アウトバウンド・コンタクト・サーバ(OCS)114をサポートする。OCS 114は、実行可能ソフトウェアを格納し、サーバ機能を使用可能にするために必要なデータを格納するためにそれにアクセス可能なディジタル媒体を含む。OCS 114は、コール・センタ101の代わりにアウトバウンド電話呼をかけるための自動電話ダイヤラ(図示せず)を備える。OCS 114は、自動化されたダイヤリング・ソフトウェアを介してCOST呼をかけることができる。OCS 114を、アウトバウンド連絡先120(1〜n)に電話をかけるためにアウトバウンド・コール・キャンペーン中に使用することができる。一実施形態で、OCS 114は、アウトバウンド招待客127(1〜n)にIPベースのアウトバウンド音声呼をかけるように機能強化される。
統計サーバ(SS)112は、コール・センタ101内に図示され、LAN 105に接続される。SS 112は、実行可能ソフトウェアを格納し、サーバ機能を使用可能にするために必要なデータを格納するためにそれにアクセス可能なディジタル媒体を含む。SS 112は、キュー内の推定待ち時間(estimated waiting time、EWT)およびエージェント・ステーション106(1〜n)から働くエージェントの現行可用性状態などのリアル・タイム統計を含むコール・センタ動作に関連する統計をコンパイルするように適合される。統計リポジトリ113は、設けられ、別々のデータ・リンクを介してサーバ112に接続される。センタで働くエージェントの現行状況を、SS 112に報告し、アクセスのためにリポジトリ113に格納することができる。
エージェント・コンピュータは、エージェント・デスクトップ(ADT)アプリケーション107を備える。1つのそのようなアプリケーションが、ステーション106(1〜n)内の各コンピュータ上に図示されている。ADT 107は、エージェントがコール・センタ・システムおよびアプリケーションに接続し、ログ・インすることを可能にし、また、特定の通信能力およびルーティング能力をエージェントに提供する。この実施形態では、ADT 107は、報告能力を有して機能強化され、この報告能力では、アプリケーションが、通信中およびコール・センタ動作中に特定のエージェントの状態を監視し、報告することができる。たとえば、あるエージェントが、電話呼を受け入れる準備ができた場合に、ADT 107は、その状態をSS 112に報告する。エージェント電話キュー108は、コール・センタ101内に図示され、LAN 105に接続される。エージェント・キュー108は、エージェント・ステーション106(1〜n)で働くエージェントによって共有されるキューを表す。エージェント・キュー108は、生の支援を待っているCOSTテレフォニ・イベントとデータ・ネットワーク・テレフォニ(DNT)イベントとの両方を表すように適合された仮想キューとすることができる。
LAN 105は、URS(universal routing server)116をサポートする。URS 116は、実行可能ソフトウェアを格納し、サーバ機能を使用可能にするために必要なデータを格納するためにそれにアクセス可能なディジタル媒体を含む。URS 116上の実行可能ソフトウェアは、ルーティング・ソフトウェア(SW)128を含む。URS 116は、COST対話とDNT対話との両方をサポートする。URSは、コール・センタ101内の対話を適当なエージェントおよびシステムにルーティングするのに使用されるインテリジェント・ルーティング戦略を提供する。たとえば、生の支援を要求するLS 119を本拠とする呼は、内部的にURS 116からの命令に基づいてルーティングされる。URS 116は、現行状態情報のためにSS 112にサブスクライブすることができる。CTIプロセッサ109は、交換機で受信される着信ごとにルーティング命令のためにURS 116を呼び出す。
LAN 105は、招待(INV)サーバ117をサポートする。INV 117は、実行可能ソフトウェアを格納し、サーバ機能を使用可能にするために必要なデータを格納するためにそれにアクセス可能なディジタル媒体を含む。INV 117は、たとえばチャット・セッションなどのコール・センタ101と対話に参加するようにウェブ・ページ訪問者に勧誘するそのウェブ・ページ訪問者へのアウトバウンド招待を生成するように適合される。この能力は、本発明人に既知であり、関連しない特許出願の対象である。PSTNセグメント102は、ネットワーク・ゲートウェイ110によってインターネット104にブリッジされる。このゲートウェイは、2つのネットワークの間で音声通信をブリッジするSS−7または他の既知のゲートウェイとすることができる。
本発明の好ましい実施形態では、コール・センタ101は、アウトバウンド・コーリング・キャンペーンに着手することができ、ここで、連絡先120(1〜n)などのアウトバウンド連絡先は、電話によって連絡され、コール・センタのエージェントとのある音声対話にかかわるように懇請される。OCS 114上で実行されるSW 115として本明細書で図示されたペーシング・アルゴリズムは、各ダイヤリング・インターバルに、人間によって答えられたアウトバウンド・コールを着信として接続された呼を受けるのに使用可能なエージェントに効果的に分配するために、何回のアウトバウンド・コールをかけるべきかを判定する。
アウトバウンド・キャンペーン中の任意のダイヤリング・インターバルにかけるべきアウトバウンド・コールの個数を判定するための考慮事項は、コール・センタ101のサービス品質(QoS)目標を満足することを含む。たとえば、使用可能なエージェントが、呼の間にあまりに長く待たないことが好ましい。顧客が、使用可能なエージェントをあまりに長く待たないことも好ましい。したがって、OCS 114が、どのダイヤリング・インターバルにも少なすぎるまたは多すぎる呼をかけないことが重要である。これは、部分的には、電話をかける時にキャンペーンを担当するエージェントの可用性を知ることによって達成される。アウトバウンド・コールがかけられる時に人間が電話に答える確率(ヒット・レート)など、考慮すべき変数もある。この確率は、ダイヤリング・インターバル中にかけられるすべての呼のパーセンテージとして表される。コール・センタの目標は、低く、比較的一定の呼放棄レートを有することである。たとえば、少なすぎるエージェントについて多すぎる呼がかけられ、接続される場合に、顧客があまりに長くエージェントを待ったので放棄される呼のパーセンテージは、許容できないレベルまで上昇する可能性がある。したがって、過剰なダイヤリングは、ダイヤリング・インターバル中にかけられるすべての呼のおそらくは5%など、最低限に保たれなければならない。
本発明人に既知の通常のアウトバウンド・コール・キャンペーンでは、アウトバウンド・コンタクト・サーバは、呼を受けるのに既に使用可能と判定されるエージェントの人数についてのみ電話をかける。本発明のシステムは、システムが、既に使用可能なエージェントを考慮することと、かけられた電話が答えられ、内部的にルーティングされる時に、ビジーである何人のエージェントが呼を受けるのに使用可能になるのかを電話をかけることの決定点から予測することとを可能にする、独自の機能強化を提供する。正確な予測を達成するために、ADTアプリケーション107は、エージェント・タスクを監視する能力で機能強化される。
エージェント・タスクは、各フェーズが平均処理時間または平均処理持続時間を有する、タスク・フェーズの適用によって定量化される。たとえば特定のタイプ販売の電話呼などのタスクは、複数のフェーズを有する可能性がある。フェーズは、タスクが実行されるたびに繰り返され、通常は秒単位で表される平均持続時間を有する、タスクの一部と定義することができる。販売呼は、たとえば40秒の平均持続時間を有する可能性がある。エージェントは、第1フェーズで製品情報をコンパイルし、第2フェーズ中に注文量を確認し、クレジット・カード番号をとり、その後、最終フェーズで電子領収書および出荷注文を生成するために注文を処理しなければならない可能性がある。各フェーズが、タスク全体について40秒のうちのある分割という平均持続時間を有する可能性がある。
ADT 107は、すべてのフェーズ遷移でリアル・タイムでSS 112に自動的に報告することができる。たとえば、指定されたタスクのフェーズ1で、エージェントは、呼を受け入れる準備ができるまでに40秒を有する。そのタスクのフェーズ1とフェーズ2との間の遷移で、エージェントは、呼を受け入れる準備ができたと考えられ得るようになる前に20秒を有する可能性がある。そのタスクの第2フェーズと最終フェーズとの間の遷移点で、エージェントは、呼を受け入れるのに使用可能と考えられ得るようになる前に10秒だけを有する可能性がある。予備エージェント状態情報が重要であるのは、アウトバウンド・キャンペーン中に実行されるダイヤリング・インターバルの点から、そのインターバル中にダイヤルされる呼が顧客によって答えられる前に非常に多くの秒数が経過するからである。この時間の長さは、ダイヤリング・インターバルごとに平均をとられ、呼をダイヤルする点で、SW 115によって支援されるOCS 114が、URS 128からまたは直接にSS 112から既に使用可能なエージェントの人数を得るようになる。その後、OCS 114は、かけられた呼が答えられ、キューに接続される時に使用可能であると予測されるビジー・エージェントの人数を入手する。
その後、答えられた呼は、キャンペーンを担当するエージェントのグループに関する着信として扱われ、SW 128によって支援されるURS 116によって、使用可能なエージェントにルーティングされる。呼が答えられる時までの複数のビジー・エージェントの可用性を予測することによって、放棄レートを超えずに、より多くの呼をかけ、成功してルーティングすることができる。本発明の一実施形態では、予測アルゴリズムは、OCS 114上でSW 115として実行され、SS 112は、リポジトリ113内に現行統計のすべてを保つ。このアルゴリズムは、電話呼の別の束を加えるとシステムが決定するたびに点火する。既に呼を受け入れる準備ができていると判定されるエージェントは、呼を待っており、答えられた呼が着信として彼らにルーティングされるまでビジーではないエージェントである。準備ができると予測されるエージェントは、システムによる発呼から呼応答およびエージェントへの内部ルーティングまでの平均時間ウィンドウ以下の残りタスク時間を有するビジー・エージェントである。
本発明の一実施形態では、この予測方法は、たとえばチャットなどのある対話への参加のアウトバウンド・ウェブ招待に使用される。この実施形態では、INVサーバ117は、WS 122内でホスティングされる会社ウェブ・サイトをブラウズしているのを検出された招待客127(1〜n)などのウェブ連絡先への招待を生成する。この実施形態では、ステーション106(1〜n)で働くエージェントは、そのエージェントとチャット招待を受け入れる招待客との間でセット・アップされるチャット・セッションに入る準備ができている。このケースでの変数は、SW 118によって支援される招待システム(INVサーバ117)が、チャット・セッションに参加するためのエージェントの予測された可用性に基づいて送出される招待の数を決定するという点で、アウトバウンド電話連絡に似ている。テレフォニ法とウェブ招待法との間の1つの相違は、エージェントがADTアプリケーション・チャット・インターフェース内で同時に複数のチャット・ウィンドウを実行することができると仮定して、1人のエージェントが複数の受け入れられたチャット招待について使用可能と考えられ得ることとすることができる。
ヒット・レートは、チャット招待の受け入れについて計算され、平均をとられる。放棄レートを、チャット・セッションが招待客のために開始される前にキュー内の高いEWTに起因してネットワークから外れた、チャット招待を受け入れた招待客のパーセンテージと定義することができる。このケースのアルゴリズムは、SW 118としてINVサーバ117上で実行される。ADTアプリケーション107は、ビジーまたは非ビジーに関するエージェント状況を、招待が送出される時にチャットに既に使用可能なエージェントについてSS 112に報告する。これらのエージェントは、準備ができていると考えられ、送出されたチャット招待の受け入れに基づいてチャット・セッションのために予約される。招待が受け入れられる時までに準備ができると予測されるビジー・エージェントは、これらのエージェントについて残っているタスク時間が、招待が送出された時に始まりこれらの招待が答えられると予想される時に終わる指定された時間ウィンドウ内である場合に、システムによって準備ができていると考えられる。ヒット・レートなどの変数が、招待客によって答えられる送信された招待のパーセンテージを予測するために計算される。招待が無視されるか断られる確率要因は、たとえばビジー、機械によって答えられる、答えられない、答えられたが断られたなど、電話連絡先に関する確率変数に似て平均ヒット・レートに算入される。
OCS 114は、CTIプロセッサ109およびLS 119の経路を介する連絡先120(1〜n)へのアウトバウンド電話呼をダイヤルすることができる。一実施形態では、OCS 114は、LS 119および連絡先120(1〜n)へのゲートウェイ110を介するIR 111の経路を介して呼をダイヤルする。SW 118によって支援されるINVサーバ117は、IR 111を介してWS 122にチャット招待を送信する。本発明の一実施形態では、チャット招待は、音声ブラウザを使用してウェブ・サイトをブラウズしているかIPボイス・テレフォニ・アプリケーションを使用してウェブ・サイト(IP/IVRプラットフォーム123)と対話している招待客への合成された音声招待としてIP/IVRプラットフォーム123を介して作られた音声プロンプト招待として含まれる。一実施形態では、OCS 114は、アウトバウンド・コーリング・キャンペーン中に単一のダイヤリング・インターバルでCOST呼とIPテレフォニ呼との両方をかけることができる。このケースでは、一方はかけられたCOST呼、他方はかけられたIP呼に関する、2つの平均をとられる回答までの時間ウィンドウがある可能性がある。エージェントにルーティングされる着信を、すべて、一実施形態では電話機によって処理することができる。別の実施形態では、IP呼は、コンピュータ・テレフォニ・アプリケーションを介して答えられ、COST呼は、電話機によって処理される。
図2は、本発明の実施形態による、アウトバウンド・コール発呼システムの基本コンポーネントとコンポーネント対話特性とを示すブロック図である。エージェント・デスクトップ・アプリケーション(ADT)200が、この例では、アウトバウンド・キャンペーンで働く12人のコール・センタ・エージェントのエージェント番号1について図示されている。ADT 200は、図1のADT 107に類似する。エージェント番号1は、タイプ取引の電話呼と定義されるタスク204でビジーと考えられる。この例では、完了まで平均5秒のフェーズ1、平均10秒で完了されるフェーズ2、および平均10秒で完了されるフェーズ3を含む3フェーズとしての電話呼。この例では、タスク持続時間全体が、25秒である。アウトバウンド・コールの発呼からのこれらの呼に答えるのに要する時間が25秒を超える場合には、アウトバウンド・ダイヤリング・インターバルの初めにタイプ取引の電話呼で現在ビジーであるすべてのエージェントが、呼を受け入れる準備ができると予測される。
ADT 200は、エージェント状況をリアル・タイムでSS 201に報告する。SSサービス201は、SSサーバ112およびSW 113に類似する。この小さいエージェント・グループで働く12人のエージェントがいる。エージェント1〜12のうちで、SSは、呼を受けるために既に使用可能である、これらのエージェントのうちの2人を数える。呼を受けるのに既に使用可能と考えられるエージェント7および12がいる。たとえば、エージェント7および12は、呼を受け入れるために既に使用可能であるものとすることができ、エージェント1は、呼を受け入れる準備ができると予測されるものとすることができる。この例では、エージェント1は、ビジーであるが、タイプ取引の電話呼のタスクのフェーズ3に入っている。
この例では、図1のURS 116に類似するルーティング・サービス202は、アウトバウンド・コンタクト・サービス203の代わりに統計サービスから情報を得、アウトバウンド・コンタクト・サービス203は、図1のOCS 114に類似する。好ましい実施形態では、この方法は、既に準備ができているエージェントの人数に、答えられた呼のある最小ダイヤル持続時間より早く準備ができるエージェントの人数を加え、キューに入れられた呼の数を引いたものと定義される、使用可能なエージェントの人数の計算を含む。キューに1つの呼があり、したがって、準備ができると予測された第3のエージェントが、キューに入れられた呼によって打ち消され、2人の準備ができたエージェントが残される。
この方法は、放棄呼の所望のパーセンテージを超えずに使用可能なエージェントの人数およびヒット・レシオの推定値についてダイヤルできる、アウトバウンド・コールの認容できる個数の計算をも含む。最終的に、この方法は、ダイヤルできる予測呼の個数を予測する。ダイヤルされなければならない予測呼の個数は、アウトバウンド・コールの認容できる個数と、かけられたがまだ答えられていない呼と定義されるダイヤルされた呼の個数との間の差である。
ここで戻って図2を参照すると、3人の準備のできたエージェント(2人は準備ができ、1人は予測された)がいる。キュー内の1つの呼を引いて、2人の準備のできたエージェントが残される。予測されたエージェントおよびキュー内の単一の呼が、打ち消し合う。かけられた呼の発呼から応答までの持続時間は、この例では10秒である。ヒット・レシオ(答えられる呼)は、50%である。呼の許容できる放棄レートは、10%である。8%の現行放棄レシオを仮定すると、使用可能なエージェントの人数は2である(2人の準備ができたエージェント+第3のエージェント−1つのキューに入れられた呼)。
かけることのできる呼の認容できる個数は、3つの呼である。このカテゴリの呼を追加することの背後にある論理は、放棄呼の期待されるパーセンテージが8%である(10%の許容されるレート未満)であることに基づく。このケースでは、放棄呼の確率は、定数12.5%÷答えられる呼の平均値すなわち1.5(12.5%÷1.5)=8.33%である。ある呼は、3つの認容できる呼というこの例で12.5%の確率で放棄され得る。答えられる呼の期待される平均値は、1.5(3つの認容できる呼×0.5)である。
この例では、アウトバウンド・コンタクト・サービスは、ダイヤルされたがまだ答えられていない1つの呼があるので、2つの呼をかける。3つの認容できる呼−1つのダイヤルされた呼=かけられるべき予測呼の個数=2つの予測呼。呼の認容できる個数が、3つの呼ではなく4つの呼である場合には、放棄呼の期待されるパーセンテージは、10%という最大の許容できるパーセンテージより大きい。この例では、我々は、エージェント1が、平均呼持続時間(10秒)としてシステムによって課せられる時間限度またはそれ以内に呼を受ける準備ができるという予備情報を有する。ビジー・エージェントの予備情報がなければ、ダイヤルされなければならない呼の予測個数は、0である。このケースでは、第3のエージェントは、10秒で使用可能になった後に、呼を通常より長く待つはずである。
本発明の一実施形態では、放棄呼の期待される個数は、答えられた呼の個数から使用可能なエージェントの人数を引いたものと等しい。その差が0より大きい場合には、使用可能なエージェントの人数は2である。この例では、答えられる呼の平均個数、放棄呼の平均個数、および放棄呼の期待されるパーセンテージが、ダイヤラによってかけられる呼の個数に基づく依存する形で表される。3つの呼について、50%のヒット・レシオ(答えられる呼のパーセンテージ)を与えられれば、答えられる呼の平均個数を、3*{p*(1−p)}*1+3*{p*(1−p)}*2+p*3=12*0.125=1.5として表すことができる。放棄呼の平均個数を、p*1=0.125として表すことができる。放棄呼の期待されるパーセンテージを、0.125/1.5*100%=8.3%として表すことができる。したがって、3つの認容できる呼について、放棄呼の期待されるパーセンテージは、10%というこの例での許容限度より小さい。
上のパラメータを与えられて、ダイヤラが、4つの呼を試みる場合には、答えられる呼の平均個数は、4*{p*(1−p)}*1+6*{p*(1−p)}*2+4*{p*(1−p)}*3+p*4=32*0.0625=2として表される。放棄呼の平均個数は、4*{p*(1−p)}*1+p*2=6*0.0625=0.375として表される。放棄呼の期待されるパーセンテージは、0.375/2*100%=18.75%になる。期待される呼放棄レートは、10%という許容できる最大値より大きい。発呼の条件は、期待される呼放棄パーセンテージが、比較的低い許容可能レベル、この例では10%を超えてはならないということである。この例では、2つの呼がかけられる。というのは、可能性が、1つの呼だけが、顧客が呼に答える時に準備ができる第3のエージェントにルーティングされることであるからである。
本発明の好ましい実施形態では、アウトバウンド・ダイヤリング・サーバは、50人以下のエージェントを利用するキャンペーンでかけるべきアウトバウンド・コールの正しい個数を判定するためにこの予測方法を使用する。このタイプのエージェント・グループは、小さいグループと考えることができる。
図3は、類似する人数のエージェントに関する他のシステムと比較した本発明のシステムの経験的テスティングの結果を示す折れ線グラフ300である。グラフ300は、発呼を予測する異なる方法を使用する別々のアウトバウンド・キャンペーンを担当するエージェントの平均エージェント利用係数または「ビジー係数」をプロットするものである。使用されるエージェントの最大人数は、50であり、これは、エージェントの小さいグループを示す。テストのすべてについて、ヒット・レシオ=0.3である(回答確率=0.3、無回答確率=0.5、ビジー確率=0.2)。呼持続時間は、約40秒になる。比較に関するパラメータは、パーセンテージとして表された、グループ内のエージェントのビジー係数である。
5人から50人までのエージェントの小さいグループについて、本発明人に既知であり、曲線302をプロットするために星アイコンを使用して本明細書で図示されるプログレッシブ・ダイヤリング(progressive dialing)法は、50人までのエージェントのすべての小さいグループ数について、プロットされた結果の曲線302によって示されるように、比較的平らなままである。平均エージェント・ビジー係数は、選択された小さいグループについて約55%で比較的低いままである。小さいグループに関する方法は、より効果的であり、本明細書では、結果の曲線303のプロット内で円を使用して図示されている。この方法は、約5人のエージェントについて62%のビジー係数を返す。曲線303は、より多くのエージェントに伴って安定して上昇し、50人のエージェントのグループについて70%のビジー係数を達成する。一般予測法として分類され、本明細書で四角アイコンによって図示される1つの方法は、エージェントのより小さいグループについて非常に悪い性能を有し、35人と50人との間のエージェントのエージェント・グループについてはるかによい性能を有する結果曲線304を作る。5人のエージェントについて、この方法は、エージェントの45%未満のビジー係数をもたらす。このパーセンテージは、20人のエージェントで60%、35人のエージェントで80%、50人のエージェントで85に上昇する。この方法は、エージェントのより少ない人数ではるかに信頼できない。
本発明人に既知であり、本明細書で六角形によって図示されるエージェント・スモール・グループ(agent small group、ASG)法は、結果曲線305を作る。曲線305は、5人のエージェントから20人のエージェントへ劇的に上昇し、20人のエージェントのグループについて75%のビジー係数を達成する。20人のエージェントの小さいグループについて75%エージェント・ビジー係数に上昇した後に、この方法は、平坦になり、ビジー係数は、50人のエージェントのグループ・サイズまで平坦なままになる。
フィードバック(ビジー・エージェントの予備可用性予測)を伴うエージェント・スモール・グループ(ASG)の本発明の方法は、結果曲線306を作る。わずか5人ほどのエージェントもの非常に小さいエージェント・グループについて、エージェント・ビジー係数は、約72%である。この曲線は、3人から40人のエージェントまでのより大きいグループについて劇的に上昇し、40人では、エージェントのビジー係数は約83%である。50人のエージェントについて、一般予測法は、83%と比較して約85%というエージェントに関するわずかにより高いビジー係数をもたらす。しかし、本発明の方法は、45人未満のエージェントのエージェント・グループについて、一般予測法および他の既知の方法のすべてをしのぐ。エージェントに関するより高いビジー係数は、エージェントがキャンペーン中によりよく利用されることを意味する。
図4は、本発明の実施形態による、アウトバウンド・コール・キャンペーン中の所与の発呼インターバルでかけるべきアウトバウンド・コールの正しい個数を予測するステップ400を示すプロセス・フロー図である。ステップ401で、システムは、アウトバウンド・コールをかけるべきか否かを判定する。この判定は、リアル・タイム統計から入手されるエージェントの可用性情報に基づいて行うことができる。システムが、コールをかけないと決断する場合には、このプロセスは、ステップ401でシステムによってコールをかける決定が行われるまで、ループ・バックする。
ステップ402で、システムは、既に呼を受ける準備ができている、キャンペーンを担当するエージェントして定義された準備ができているエージェントの人数を得る。次に、システムは、ステップ403で、考慮すべきタイムトゥーレディ(TTR)エージェントがいるかどうかを判定する。TTRエージェントは、顧客がシステムによってかけられた呼に答えるのに要する時間(呼持続時間)以下の指定された時間フレーム内に準備ができたエージェントになるビジー・エージェントである。たとえば、TTRエージェントは、呼持続時間が15秒の場合に、10秒で使用可能になるものとすることができる。そのエージェントは、発呼について準備ができたエージェントと共に使用可能と考えられる。15秒より長い時間を有するTTRエージェントは、現行の発呼インターバルについて使用可能とは考えられない。
一実施形態では、エージェント自体が、保留中の発呼インターバルの通知を受信した時に、統計に手動で報告する。この例では、エージェントは、TTR値を推定し、これをエージェント・デスクトップ・アプリケーションを介して報告する。別の実施形態では、ADTアプリケーションが、平均完了時間を割り当てられたタスク・ステージまたはフェーズに対するエージェント状態を監視するように機能強化される。この例では、エージェント・デスクトップは、エージェントが現行タスクのあるフェーズから別のフェーズに遷移するたびに、統計サーバに自動的に報告する。システムは、エージェントのタスクが完了する前にどれほどの時間が残されているのかを、使用可能なデータ(フェーズ1=10秒、フェーズ2=10秒など)から知る。
ステップ403で、現行発呼インターバルについて考慮すべきTTRエージェントがないとシステムが判定する場合には、システムは、ステップ405で、準備ができているエージェントの人数を持ち越す。システムが、ステップ403で可用性の考慮の資格があるTTRエージェントを見つける場合には、システムは、ステップ404で、準備ができたエージェントと資格を与えられたTTRエージェントとの合計を計算する。ステップ406では、システムは、TTRエージェントが考慮されたか否かにかかわらず、キュー内に呼があるかどうかを調べる。ステップ406で、キュー内に現在は呼がない場合には、システムは、使用可能なエージェントの人数から数を減算する必要がない。ステップ408では、システムは、放棄呼の現行%が許容される最大パーセンテージ未満であるかどうかを知るために放棄呼の現行%をチェックすることができる。
システムが、ステップ406で、最後の発呼インターバルからのエージェントに関するキューに1つまたは複数の呼があると判定する場合に、システムは、使用可能なエージェントとキュー内の呼(1つまたは複数)との間の差を計算する。より具体的には、システムは、キュー内の呼の個数に基づいて、総数からTTRエージェントの個数を差し引く。キューに1つの呼がある場合には、システムは、1つのTTRエージェントを差し引くか打ち消す。考慮すべきTTRエージェントがない場合には、システムは、準備ができているエージェントを考慮から除去する。本明細書では、TTRエージェントの場合に、複数のTTRエージェントがあるならば、システムが、最大のタイムトゥーレディ数を有するTTRエージェントを除去することに留意されたい。プロセスは、ステップ407からステップ408に移り、ここで、システムは、許容可能なしきい値に対して呼放棄パーセンテージをチェックする。
ステップ409では、システムは、準備ができたエージェントに関するかけるべき呼の公称個数に呼を追加すべきかどうかを判定する。システムは、呼放棄パーセンテージの考慮を含む使用可能な情報に基づいて、かけるべき認容できる呼の個数を判定する。認容できる呼は、準備ができているエージェントの呼と、キュー内の呼の差引きの後にまだ使用可能と考えられるTTRエージェントの呼とを含む。
システムが、ステップ409で、かけるべき呼の公称個数に呼を追加しないと判定する場合には、ステップ410で、システムは、まだ顧客によって答えられていない、最後のインターバルからのダイヤルされた呼があるどうかをチェックする。システムが、ステップ410で、ダイヤルされた呼がないと判定する場合に、システムは、ステップ412で、最終的な計算された個数のアウトバウンド・コールをかける。システムが、ステップ409で、公称総数に呼を追加すると決断する場合には、追加される呼の個数は、所望の呼放棄パーセンテージの超過をもたらさない個数に制限される。プロセスは、ステップ410に移り、ここで、システムは、ダイヤルされた呼があるかどうかをチェックする。システムが、ステップ410で、1つまたは複数のダイヤルされた呼があると判定する場合に、システムは、ステップ411で、呼の許容可能なまたは許される個数とダイヤルされた呼の個数との間の差を計算する。より具体的には、システムは、許容可能なまたは許される呼の個数からダイヤルされた呼の個数を差し引く。その後、システムは、ステップ412で、正しい個数のアウトバウンド・コールをかける。この方法の目標は、呼放棄レートを許容できるレベルの下に保ちながらキャンペーンを担当するエージェントの時間を最適に利用するためにちょうど十分な呼をかけることである。
図5は、本発明の実施形態による、発呼に関するエージェントの可用性を予測するためにタイムトゥーレディ情報を更新するステップ500を示すプロセス・フロー図である。ステップ501で、グループ・エージェントは、タスクでビジーである。ステップ502で、システムは、タスクのタイプを登録する。タスクは、呼の決まりきった性質が、完了までの予測された時間を有するステージまたはフェーズ単位で呼を定量化することを可能にする、特定のタイプの電話呼とすることができる。
ステップ503では、システムは、ステップ502で登録されたタスクのタイプに関するタスク・フェーズ・パラメータを得る。フェーズ・パラメータは、タスクのフェーズごとに割り当てられた時間からなる。ステップ504では、システムは、エージェントがタスクを行っている間に、フェーズ遷移についてエージェントを監視する。監視コンポーネントは、エージェントのワークステーション内のエージェントのコンピュータ上で実行されるエージェント・デスクトップ・アプリケーション内など、エージェントにローカルとすることができる。タスクがCOST呼である一実施形態では、監視コンポーネントを、コール・センタによって使用される電話交換機を制御するCTIプロセッサ内で実施することができる。別の実施形態では、アウトバウンド・コール発呼インターバルにタスクでビジーな各エージェントは、そのエージェントが呼を受ける準備ができると期待される時刻をエージェント・デスクトップ・アプリケーションを介して統計サーバに報告する責任を負う。このケースでの報告する行為を、システムがアウトバウンド・コールの次のラウンドをかけることの通知の受信時に開始することができる。通知は、エージェント・デスクトップ・アプリケーション内でポップ・アップまたはトーストのグラフィックとして現れることができる。報告は、ショート・メッセージ・サービス(SMS)メッセージまたはコンタクト・サーバおよびダイヤリング・システムによって理解され得るある他のテキスト・メッセージとすることができる。
一実施形態では、エージェント・デスクトップ・アプリケーションは、エージェントによる介入なしで自動的にエージェント状況を報告することを可能にされる。このケースでは、アプリケーションは、エージェントがあるタスク・フェーズから次のタスク・フェーズへ遷移する時に報告する。その後、システムは、キャンペーンを担当するすべてのビジー・エージェントについてタスクの完了までの時間を計算することができる。この実施形態の変形形態では、監視コンポーネントは、タスクの完了までの現行時間の報告を要求する照会がいつでも到着し得ることの理解と共に、エージェントがタスクでビジーになる時からエージェントがタスクを完了し、もう一度使用可能になる時までの時間を能動的に追跡することができる。このケースでは、タスク・ステージまたはタスク・フェーズが、不必要である可能性がある。タスクの完了までの時間の値は、図4で説明したTTRに類似し、エージェントが準備ができる前の残っている秒数単位で表され得る。
監視コンポーネントは、ステップ505で、ビジー・エージェントについて、エージェントがフェーズを遷移しつつあるかどうかを判定する。ステップ505で、モニタが、エージェントがフェーズを遷移しつつあるのではないと判定する場合には、プロセスは、ビジー・エージェントについて監視するステップ504にループ・バックする。デスクトップ監視のケースでは、各エージェントは、彼ら自身の監視および報告システムを有する。しかし、一実施形態では、ビジーになる、キャンペーンを担当するすべてのエージェントが、CTIプロセッサまたは本発明のエージェントおよびシステムによって使用されるコンピューティング・ネットワークに接続されたある他のサーバなどの中央位置から監視される。
監視コンポーネントが、ステップ505で、エージェントがタスクのフェーズを遷移しつつあると判定する場合には、ステップ506で、エージェント・デスクトップ・アプリケーションが、統計サーバにフェーズ遷移を報告することができ、現在システム内にあるすべてのTTR情報をセットしまたは更新することができる。たとえば、呼は、第1フェーズが完了に推定された20秒を要し、第2フェーズが完了に10秒を要する、2つのフェーズを有する場合がある。第1フェーズで、ビジー・エージェントは、30秒のTTR値を有すると報告される。第2フェーズが開始される時に、そのエージェントは、10秒のTTR値を有すると報告される。10秒が満了した後に、そのエージェントは、準備ができていると報告される。ステップ506は、キャンペーンを担当しているすべてのビジー・エージェントについて発生する。
ステップ507では、統計サーバは、アウトバウンド・コール発呼インターバルが開始されたかどうかを判定することができる。システムが、OBコール発呼インターバルを開始した場合には、ステップ508で、システムは、ビジー・エージェントのTTRが平均呼持続時間を表すしきい値(呼が答えられるまでのアウトバウンド・コール発呼の時間)以下であるかどうかを判定する。ステップ507は、キャンペーンを担当しているすべてのビジー・エージェントについて発生する。
システムが、ステップ507で、アウトバウンド・コーリング・インターバルを開始していない場合には、プロセスは、継続されるエージェント・タスク実行監視のためにステップ504に戻ると決定する。ステップ507で、アウトバウンド・コーリング・インターバルがシステムによって開始された場合には、これは、システムが、呼を受ける準備ができた少なくとも1つのエージェントの存在を判定したことを意味する。このケースには、ステップ508で、システムは、ビジー・エージェントについて報告されたTTR値をしきい値に対してチェックして、何人のTTRエージェントを、呼を受け入れる準備が既にできているエージェントと考えることができるのかを判定する。ステップ508は、すべてのビジー・エージェントについて実行される。
ステップ508で、あるエージェントについてTTRがしきい値より大きい場合に、そのエージェントは、ビジーであり、発呼の現行ラウンドに使用可能ではないと考えられる。これは、報告する各ビジー・エージェントにあてはまる。システムが、あるエージェントについて、そのエージェントのTTR値がしきい値以下であると判定する場合には、ステップ509で、そのエージェントが、使用可能または準備ができていると考えられ、または数えられる。本明細書では、システムが、準備ができたエージェントとTTRエージェントとの間の区別を維持することに留意されたい。キューに入れられた呼があるケースでは、TTRエージェントは、その使用可能の状況が予測にすぎないので、最初に考慮から除去される。あるTTRエージェントが、予測されたTTRが満了してから少し後、おそらくはタスク完了に関する問題がある場合に何秒も後に、実際に使用可能になる可能性がある。そのケースでは、そのエージェントに指定された呼が、そのエージェントが使用可能になるか次のエージェントが使用可能になるのをキュー内で待つ可能性がある。エージェントは、TTRが満了する前に準備ができる場合もある。このケースでは、システムは、TTRエージェントではなく準備ができているものとしてそのエージェントを数える。
準備ができているまたはTTRに基づいてエージェントを監視し、分類する方法を含む本発明の方法を、先を見越したチャット・キャンペーンなどの先を見越したウェブベースの招待キャンペーンで実施することができる。チャット対話の予測不能な性質のゆえに、チャット・セッションを決まりきったタスクとしてどのようにステージに分けるのかに、いくつかの相違がある可能性がある。しかし、チャットが、取引などの構造化された電話呼に類似する目的を念頭において構造化される場合に、完了までの平均時間を、経時的に査定し、チャット・セッションに割り当てることができる。エージェントと顧客との間の他の構造化された生の通信セッションを、インスタント・メッセージ会話および類似物のようにステージに分けることもできる。
本発明の予測的可用性判定の方法およびシステムを、本発明の趣旨および範囲から逸脱せずに、述べられた特徴およびコンポーネントの一部またはすべてを使用して提供できることは、当業者に明白であろう。上で説明された実施形態が、単一のより広義の発明の特定の例であり、この単一のより広義の発明が、教示された単一の説明のどれよりも広い範囲を有することができることも、当業者に明白であろう。本発明の趣旨および範囲から逸脱しない、この説明内で作られる多数の代替形態がある可能性がある。

Claims (6)

  1. アウトバウンド電話呼をかける、ネットワークに接続された第1ノードと、
    前記ネットワークに接続され、準備ができていない、準備ができている、および準備ができる時間に関するエージェント状況を報告するために前記第1ノードにアクセス可能な第2ノードと、
    を含む、アウトバウンド・コールを行うシステムであって、
    ダイヤルすべきアウトバウンド・コールの正しい個数が、呼を受け入れる準備ができていると報告されたエージェントの人数に、指定された時間ウィンドウ内に呼を受け入れる準備ができると予測されたエージェントの人数を加えたものに基づいて判定される
    ことを特徴とするシステム。
  2. 参加するエージェントが、デスクトップ・インターフェースとしてエージェント・アクティビティ・アプリケーションを実行するネットワーク接続されたエージェント機器から働く、請求項1に記載のシステム。
  3. 前記エージェント機器が、デスクトップ・コンピュータであり、前記エージェント・アクティビティ・アプリケーションが、統計サーバにエージェント・アクティビティ状態を報告する、請求項2に記載のシステム。
  4. (a)ネットワークに接続された第1ノードによってアウトバウンド電話呼をかけるステップと、
    (b) 前記ネットワークに接続され、前記第1ノードにアクセス可能な第2ノードによって、準備ができていない、準備ができている、および準備ができる時間に関するエージェント状況を報告するステップと、
    (c)呼を受け入れる準備ができていると報告されたエージェントの人数に、指定された時間ウィンドウ内に呼を受け入れる準備ができると予測されたエージェントの人数を加えたものに基づいて、ダイヤルすべきアウトバウンド・コールの正しい個数を判定するステップと
    を含む、アウトバウンド・コールを行う方法。
  5. 参加するエージェントが、デスクトップ・インターフェースとしてエージェント・アクティビティ・アプリケーションを実行するネットワーク接続されたエージェント機器から働く、請求項4に記載の方法。
  6. 前記エージェント機器が、デスクトップ・コンピュータであり、前記エージェント・アクティビティ・アプリケーションが、統計サーバにエージェント・アクティビティ状態を報告する、請求項5に記載の方法。
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