JP2012529041A - 生体物質を測定するバイオセンサ - Google Patents

生体物質を測定するバイオセンサ Download PDF

Info

Publication number
JP2012529041A
JP2012529041A JP2012513858A JP2012513858A JP2012529041A JP 2012529041 A JP2012529041 A JP 2012529041A JP 2012513858 A JP2012513858 A JP 2012513858A JP 2012513858 A JP2012513858 A JP 2012513858A JP 2012529041 A JP2012529041 A JP 2012529041A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
substrate
sample
inclined surface
reaction
biological material
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2012513858A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5343258B2 (ja
Inventor
ジンウ イ
ジェギュ チョエ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ceragem Medisys Inc
Original Assignee
Ceragem Medisys Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ceragem Medisys Inc filed Critical Ceragem Medisys Inc
Publication of JP2012529041A publication Critical patent/JP2012529041A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5343258B2 publication Critical patent/JP5343258B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N27/00Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means
    • G01N27/26Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means by investigating electrochemical variables; by using electrolysis or electrophoresis
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N33/00Investigating or analysing materials by specific methods not covered by groups G01N1/00 - G01N31/00
    • G01N33/48Biological material, e.g. blood, urine; Haemocytometers
    • G01N33/50Chemical analysis of biological material, e.g. blood, urine; Testing involving biospecific ligand binding methods; Immunological testing
    • G01N33/53Immunoassay; Biospecific binding assay; Materials therefor
    • G01N33/543Immunoassay; Biospecific binding assay; Materials therefor with an insoluble carrier for immobilising immunochemicals
    • G01N33/54366Apparatus specially adapted for solid-phase testing
    • G01N33/54373Apparatus specially adapted for solid-phase testing involving physiochemical end-point determination, e.g. wave-guides, FETS, gratings
    • G01N33/5438Electrodes
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N27/00Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means
    • G01N27/26Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means by investigating electrochemical variables; by using electrolysis or electrophoresis
    • G01N27/28Electrolytic cell components
    • G01N27/30Electrodes, e.g. test electrodes; Half-cells
    • G01N27/327Biochemical electrodes, e.g. electrical or mechanical details for in vitro measurements
    • G01N27/3271Amperometric enzyme electrodes for analytes in body fluids, e.g. glucose in blood
    • G01N27/3272Test elements therefor, i.e. disposable laminated substrates with electrodes, reagent and channels
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N27/00Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means
    • G01N27/26Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means by investigating electrochemical variables; by using electrolysis or electrophoresis
    • G01N27/416Systems
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N33/00Investigating or analysing materials by specific methods not covered by groups G01N1/00 - G01N31/00
    • G01N33/48Biological material, e.g. blood, urine; Haemocytometers

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Immunology (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Hematology (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Urology & Nephrology (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Electrochemistry (AREA)
  • Food Science & Technology (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Biotechnology (AREA)
  • Cell Biology (AREA)
  • Microbiology (AREA)
  • Biophysics (AREA)
  • Automatic Analysis And Handling Materials Therefor (AREA)
  • Apparatus Associated With Microorganisms And Enzymes (AREA)

Abstract

本発明は、一側面に凹部が形成された第1基板と、生体物質に対する生化学反応が起きる基準電極及び作動電極と前記生化学反応によって生じる電気信号を検出装置に伝達する第1及び第2伝達電極を備える第2基板と、前記第2基板に固定され前記生体物質と生化学反応を起こす分析試薬と、を含み、前記試料導入口に向けて高さ方向の傾斜面が前記第1基板または前記第2基板に形成されることを特徴とする生体物質測定装置に関する。前記基準電極及び作動電極が前記凹部を向くようにしながら、前記第2基板が前記第1基板に付着され、前記第1基板と前記第2基板の付着によって試料導入口及び反応チャンバが形成される。本発明の試料導入口に向けて高さ方向に形成される傾斜面は、用いられた基板が実質的に厚さのある3次元構造を有するバイオセンサの試料導入口に試料を導入する際に、指によって試料導入口が塞がれる現象を防止することができる。
【選択図】図3

Description

本発明は生体物質を測定する装置に関するもので、特にバイオセンサを構成する基板が実質的な厚さを有する3次元構造を有する場合、試料導入口が指などの接触によって塞がれる現象が生じないようにする生体物質測定装置に関する。
バイオセンサ(biosensor)は、生物が有する機能を利用して物質の性質などを調査する測定装置である。このようなバイオセンサは生体物質を探知素子として用いるので、感度と反応特異性が優れる。よって、医療・医薬分野における臨床化学分析、バイオ産業の工程計測、環境計測、化学物質の安定性評価などと広範囲な分野において利用されていて、その範囲は拡大されつつある。特に、医薬診断分野においては、試料を含む生体試料を分析するためにバイオセンサが多く用いられている。バイオセンサは、探知素子の種類によって酵素分析法と免疫分析法とに分類され、生体試料内の目的物質を定量分析する方法によって光学的バイオセンサと電気化学的バイオセンサとに分類される。
酵素分析法バイオセンサは、酵素と基質、酵素と酵素阻害剤の特異的反応を利用するものであって、免疫分析法バイオセンサは、抗原と抗体の特異的反応を利用するものである。
光学的バイオセンサは、光透過度、吸光度または波長変化を測定して目的物質の濃度を測定する方法であって、最も一般に用いられてきた方法である。分析しようとする多様な物質の反応メカニズムは既に明らかであって、十分な時間の間に反応が行われた後に測定するので、測定時間に対する偏差が少ないという長所がある。しかしながら、電気化学的バイオセンサに比べ測定時間が長く、多量の試料が必要とされるという問題点がある。また、試料の混濁度により測定結果が影響を受け、かつ、光学部の小型化が困難であるという問題点もある。
電気化学的バイオセンサは、反応によって得られる電気信号を測定して目的物質の濃度を測定する方法である。電気化学的バイオセンサはごく少量の試料からも信号増幅が可能で小型化が容易であり、測定信号を安定的に獲得することができて、情報通信機器などと容易に融合することができるという長所がある。しかし、電極を設ける工程が別途必要で生産コストが高く、測定信号が反応時間に非常に敏感であるという短所がある。
一方、試料導入のための毛細管を備える既存の使い捨てバイオセンサの場合、試料導入口が偏平な断面で形成され血液導入のために指などが接触した場合に試料導入口が完全に塞がれて試料導入ができない問題点があった。それで、ロッシュ(Roche)は、図1に示すように、試料導入口12に湾入(indentation)とノッチ(notch)が形成されたバイオセンサを製作して試料導入口が指によって塞がれないようにした。また、アークレイ(Arkray)は、図2に示すように、試料導入口14、16が尖ったような形状に形成されたバイオセンサを製作して指によって試料導入口14、16が塞がれないようにした。
このような既存のバイオセンサは、殆どが薄いフィルムを用いる平面的な構造をしているので、平面加工だけが可能であり平面上にノッチを実現している。しかし、バイオセンサの製作に用いる基板が実質的に厚さのある3次元構造を有する場合は、試料導入口にノッチを形成させるだけでは試料導入口が指によって塞がれることを十分に防止することができない。
また、既存のバイオセンサは、指を接触させた後、毛細管に血液が十分に満たされる前に指を離す場合、試料が毛細管の空間を十分満たされないため、測定結果に誤差が生じる問題点があった。
本発明は、用いられる基板が実質的に厚さのある3次元構造を有する場合、試料導入口に試料を導入する際に試料導入口が塞がれないようにすることを1つの目的とする。
また、本発明は、毛細管空間に試料が十分に満たされる前に指を離す場合、試料が毛細管空間を十分満たしてないために測定結果に影響を与える問題を解決することを他の目的とする。
本発明の目的は、上述で言及した目的に制限されず、また、ここに言及のない本発明の他の目的及び長所は下記の説明によって理解することができ、本発明の実施例によってさらに明確に理解することができる。また、本発明の目的及び長所は特許請求の範囲に示す手段及びその組み合わせによって実現されることが容易に理解できる。
このような目的を達成するため、本発明は、一側面に凹部が形成された接合基板と、生体物質に対する生化学反応が起きる基準電極及び作動電極と前記生化学反応結果発生する電気信号を検出装置に伝達する第1及び第2伝達電極を備える反応基板と、前記反応基板に固定されて前記生体物質と生化学反応を起こす分析試薬と、を含み、前記反応基板は、前記凹部の一部が試料導入口を形成し、前記基準電極及び作動電極が前記凹部を向くように前記接合基板に付着され、前記試料導入口に向かう高さ方向の傾斜面が前記接合基板または前記反応基板に形成されることを特徴とする生体物質測定装置を提供する。
また、本発明は、接合基板と、試料導入口と反応チャンバを形成するように前記接合基板に付着される反応基板と、前記反応チャンバ内において前記接合基板または反応基板に付着される基準電極及び作動電極と、前記反応チャンバ内に位置して前記生体物質と生化学反応を起こす分析試薬と、を含み、前記試料導入口に向かう高さ方向の傾斜面が前記接合基板または前記反応基板に形成されることを特徴とする生体物質測定装置を提供する。
本発明の試料導入口に向けて高さ方向に形成された傾斜面は、用いる基板が実質的に厚さのある3次元構造を有する場合、試料導入口に試料を導入する際、指によって試料導入口が塞がれる現象を防止することができる。また、本発明の前記傾斜面は、試料を追加してさらに保有することで、毛細管の空間に試料が十分満たされる前に指を離した場合であっても試料が毛細管の空間を十分満たすことができるので、同一試料に対して一定な測定結果が得られる。
湾入とノッチを備える従来バイオセンサを説明する図である。 試料導入口が突状になっている従来バイオセンサを説明する図である。 本発明が適用されるバイオセンサの構造を説明する図である。 試料導入口に高さ方向の傾斜面を備えた本発明の多様な実施例を説明する図である。 傾斜面に円形の突起または溝を備えた本発明の他の実施例を説明する図である。 傾斜面に円形の突起または溝を複数個備えた本発明のさらに他の実施例を説明する図である。 傾斜面に帯状の突起または溝を備えた本発明のさらに他の実施例を説明する図である。 傾斜面の端に突起またはノッチを備えた本発明のさらに他の実施例を説明する図である。 傾斜面の端にノッチを備えて傾斜面内部に円形または帯状の突起または溝を備えた本発明のさらに他の実施例を説明する図である。 本発明の反応電極と伝達電極とを電気的に接続する他の実施例を説明する図である。
上述の目的、特徴及び長所は、添付図面を参照して後述する詳細な説明によってより明確になるものであり、それによって本発明が属する技術分野における通常の知識を有する者が本発明の技術的思想を容易に実施することができる。また、本発明の説明において、本発明と係わる公知の技術に対する具体的な説明が、本発明の要旨を不要に混乱させると判断した場合に、その詳細な説明を省略するものとする。以下、添付の図面を参照しながら本発明による好適な実施例を詳しく説明する。
図3は、本発明の一実施例によるバイオセンサの構造を説明する図である。図3(a)はバイオセンサの側面図であり、図3(b)はバイオセンサの平面図であり、図3(c)はバイオセンサの前面図である。
接合基板105は物理的に支持する役割をして、試料導入口101を備える凹部110が一側面に形成される。反応基板104は、基準電極102と作動電極103および伝達電極112、113を備える。分析試薬(図示せず)は、基準電極102と作動電極103を横切って反応基板104に固定されて凹部110内に位置する。分析試薬と試料との間の生化学反応は、分析試薬が固定されている基準電極102と作動電極103との付近で発生する。伝達電極112は基準電極102と電気的に接続され、伝達電極113は作動電極103と電気的に接続されることで、分析試薬と試料との間の生化学反応によって基準電極102と作動電極103から発生する電気信号を検出装置に伝達する。ここでは、基準電極及び作動電極のように、生化学反応に係わる電極のことを総称して「反応電極」とし、生化学反応によって生成された信号を測定装置に伝達する伝達電極とは区別して用いる。基準電極(reference electrode)は、この技術分野において一般に対応電極(counter electrode)とも称される。
図1において、試料導入口101は、前面が開放された凹部110を備える接合基板105と、複数の電極が形成された平面構造の反応基板104を接合することで、形成される。しかし、前面が開放されていない凹部の一部のみを反応基板が覆い、残り一部の凹部が開放されるようにすることによって試料導入口を形成することもできる。
接合基板105と反応基板104との接合により毛細管構造の反応チャンバ(reaction chamber)が形成される。反応基板104は、基準電極102と作動電極103が凹部110に向くようにして、凹部110が反応基板104の少なくとも1つの端面109とベントスリット(vent slit)107を形成するように接合基板105に付着される。ベントスリット107は、試料導入口101と連続してバイオセンサ100の長手方向に形成される。なお、バイオセンサ100の長手方向は、試料が凹部110または反応チャンバに導入する方向を意味する。
反応基板104から凹部110に向ける側面には、基準電極102及び作動電極103が形成され、その反対面には、基準電極102と電気的に接続される伝達電極112と、作動電極103と電気的に接続される伝達電極113が形成される。伝達電極112及び113は、反応基板104を貫通する伝導体114を介して基準電極102及び作動電極103と電気的に接続される。
本実施例では、伝達電極112、113が、反応基板104において基準電極102及び作動電極103と異なる側面に形成されるが、同一側面に形成されてもよい。また、試料導入口101の反対側にて、ベントホール(vent hole)106が形成されが、ベントホール106は、反応基板104に形成されるか、いずれの基板にも形成されないこともある。
試料は、毛細管現象により反応チャンバ内に導入され、このような毛細管は、凹部110に向かう反応基板104の側面と接合基板105の凹部110底面との間だけで形成されるだけではなく、反応基板104の端面109と凹部110の壁面111との間でも形成される。すなわち、ベントスリット107は、試料が導入されることにより、反応チャンバ内の空気を外部に流出させる空気出口になると同時に、反応チャンバ内に試料が導入されるようにする毛細管を形成するので、反応チャンバ内への試料導入をさらに速くする。
試料が分析試薬と反応する空間において、反応基板104は物理的に孤立している。すなわち、既存のバイオセンサとは異なって、反応基板104はベントスリット107により他のいずれの基板とも接触しない状態で位置することになる。本実施例において、ベントスリット107は、特定基板を別途加工して作られるものではなく、反応基板104と接合基板105との位置関係の結果として3次元的に形成される。ベントスリット107の空間は、反応基板104の厚さによって容易に調節可能である。
図4は、試料導入口に高さ方向の傾斜面を備えた本発明の多様な実施例を説明する図面であって、図3の点線部分Aを拡大したものである。
図4(a)は、試料導入口408を向いた高さ方向の傾斜面406が反応基板402に備えられたセンサを示すものである。試料導入口406は反応基板402と接合基板404によって形成され、反応基板402と接合基板404は端部分が一致する。図4(b)は、試料導入口414に向けた高さ方向の傾斜面416が接合基板412に備えられたセンサを示すものである。試料導入口414は、反応基板410と接合基板412によって形成され、反応基板410と接合基板412は端部分が一致する。
図4(c)は試料導入口422に向いた高さ方向の傾斜面424が反応基板418に備えられたセンサを示すものである。試料導入口422は反応基板418と接合基板420によって形成され、傾斜面424が形成された反応基板418の端部分は接合基板420の端部分よりも前に突出している。図4(d)は試料導入口430を向いた高さ方向の傾斜面432が接合基板428に備えられたセンサを示すものである。試料導入口430は、反応基板426と接合基板428によって形成され、傾斜面432が形成された接合基板428の端部分は反応基板426の端部分よりも前に突出している。図4(c)または(d)のように 、反応基板と接合基板の端部分が互いに一致しない場合に、指により試料導入口が塞がれることを防止する効果は大きいが、短い方を基準に電極が形成されるので、電極面積が狭くなる弱点がある。
図4に示すように、接合基板または反応基板において、試料導入口が形成される部分に試料導入口に向かう高さ方向の傾斜面を形成すると、試料導入のために指が接触した場合、指が試料導入口を塞がず、試料導入が容易になる。また、傾斜面は保存所(reservoir)のように、試料を追加的に保有することで、毛細管が十分満たされるようにして、試料による測定結果が一定となる。
図5は、傾斜面に円形の突起を備えた本発明の他の実施例を説明する図である。接合基板502の端部分に傾斜面504が形成され、傾斜面504の中央部分に円形の突起506が形成されている。傾斜面504に形成された突起506は、試料導入口508が指によって塞がれることをより効果的に防止するだけでなく、試料が突起506にかかるようにして試料をさらに保有させることができる。図5では突起が形成されているが、凹状の溝が形成されてもよい。
図6は、傾斜面に円形の突起を備えた本発明のさらに他の実施例を説明する図である。図6(a)は1つの円形突起602が傾斜面604に形成された場合で、図6(b)は複数個の円形突起が一列に傾斜面に形成された場合で、図6(c)は複数個の円形突起がアレイ状に傾斜面に形成された場合である。円形突起が傾斜面に多く形成されるほど、試料導入口が指によって塞がれることを防止して試料を保有させる機能が向上する。図6には突起が形成されているが、凹状の溝が形成されてもよい。
図7は、傾斜面に帯状の突起を備えた本発明のさらに他の実施例を説明する図である。図7(a)は1つの帯状の突起702が傾斜面704に形成された場合であり、図7(b)は複数個の帯状の突起が水平方向に傾斜面に形成された場合であり、図7(c)は複数個の帯状の突起が垂直方向に傾斜面に形成された場合である。帯状の突起が傾斜面に多く形成されるほど、試料導入口が指によって塞がれることを防止し、試料を保有させる機能が向上する。図7には突起が形成されているが、凹状の溝が形成されてもよい。また傾斜面が階段状に形成されてもよい。
一方、図7(b)のように、複数個の帯状の突起が水平方向で傾斜面に形成された場合には試料保有機能が高い。図7(c)のように、帯状の突起が垂直方向で傾斜面に形成された場合には、帯状の突起が試料導入のガイドの役割をするので毛細管空間に試料を導入する機能が向上される。
図8は、傾斜面の端に突起またはノッチを備えた本発明のさらに他の実施例を説明する図である。図8(a)は傾斜面802の下端803に突起804が形成された場合であって、図8(b)は傾斜面806の下端807にノッチ808が形成された場合である。このような突起804とノッチ808は、傾斜面802、806のように、試料導入口が指によって塞がれることを防止する。
図9は、傾斜面の端に形成されたノッチと、傾斜面内部に形成された円形または帯状の突起とが組み合わされた本発明のさらに他の実施例を説明するものである。図9(a)は、傾斜面902の下端に形成されたノッチ904と傾斜面902上に形成されたアレイ状の円形突起906が組み合わされた場合であって、図9(b)は傾斜面908の下端に形成されたノッチ910と傾斜面908上に垂直方向に形成された帯状の突起912が組み合わされた場合である。図9には傾斜面上に円形または帯状の突起が形成されているが、凹状の溝が形成されてもよい。
図10は、本発明の反応電極と伝達電極を電気的に接続する他の実施例を説明する図である。図示のように、反応基板1402の一側に形成された第1または第2伝達電極1406は、反応基板1402の端に設けられる伝導性クランピング部材(conductive clamping member)1408を介して反応電極1404と電気的に接続されることができる。伝達電極1406と反応電極1404を安定的に固定するために、伝導性クランピング部材1408は弾性がある材料で構成されることが好ましい。
以上で説明した本発明は、本発明が属する技術分野における通常の知識を有する者において、本発明の技術的思想を逸脱しない範囲内でさまざまな置換、変形及び変更が可能であるので、上述の実施例及び添付図面によって限定されるのではない。特に、上述の実施例は2電極系を対象とするが、本発明は3電極系を含むすべての電極形態に適用される。

Claims (10)

  1. 一側面に凹部が形成された第1基板と、
    試料に対する生化学反応が起きる複数個の反応電極と前記生化学反応によって生じる信号を検出装置に伝達する複数個の伝達電極を備える第2基板と、
    前記凹部内に位置して前記試料と生化学反応を起こす分析試薬と、を含み、
    前記第2基板は、前記反応電極が前記凹部を向くようにしながら、前記凹部が前記第2基板の端面と少なくとも1つのベントスリットを形成するように前記第1基板に付着し、
    前記第1基板と前記第2基板との付着によって試料導入口及び反応チャンバが形成され、
    前記試料導入口に向けた高さ方向の傾斜面が前記第1基板または前記第2基板に形成されることを特徴とする生体物質測定装置。
  2. 第1基板と、
    試料導入口及び反応チャンバが形成されるように前記第1基板に付着される第2基板と、
    前記反応チャンバ内に位置して前記第1基板または第2基板に付着される複数個の電極と、
    前記反応チャンバ内に位置して前記試料と生化学反応を起こす分析試薬と、を含み、
    前記試料導入口を向いた高さ方向の傾斜面が前記第1基板または前記第2基板に形成されることを特徴とする生体物質測定装置。
  3. 前記凹部の一部が開放されていることを特徴とする請求項1に記載の生体物質測定装置。
  4. 前記凹部が前記第2基板の少なくとも1つの端面とベントスリットを形成することを特徴とする請求項1に記載の生体物質測定装置。
  5. 前記傾斜面は、突起または溝をさらに有することを特徴とする請求項1または2に記載の生体物質測定装置。
  6. 前記突起または溝は、帯状であることを特徴とする請求項5に記載の生体物質測定装置。
  7. 前記突起または溝は、複数個であることを特徴とする請求項5に記載の生体物質測定装置。
  8. 前記傾斜面は、階段状であることを特徴とする請求項1または2に記載の生体物質測定装置。
  9. 前記第1基板または第2基板は、ノッチをさらに含むことを特徴とする請求項1または2に記載の生体物質測定装置。
  10. 前記傾斜面は垂直方向に帯状の突起または溝をさらに備え、前記帯状の突起または溝は前記ノッチと接続されることを特徴とする請求項9に記載の生体物質測定装置。
JP2012513858A 2009-06-02 2010-04-30 生体物質を測定するバイオセンサ Expired - Fee Related JP5343258B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
KR10-2009-0048676 2009-06-02
KR1020090048676A KR101104400B1 (ko) 2009-06-02 2009-06-02 생체물질을 측정하는 바이오센서
PCT/KR2010/002738 WO2010140773A2 (ko) 2009-06-02 2010-04-30 생체물질을 측정하는 바이오센서

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012529041A true JP2012529041A (ja) 2012-11-15
JP5343258B2 JP5343258B2 (ja) 2013-11-13

Family

ID=43298272

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012513858A Expired - Fee Related JP5343258B2 (ja) 2009-06-02 2010-04-30 生体物質を測定するバイオセンサ

Country Status (7)

Country Link
US (1) US20120067722A1 (ja)
EP (1) EP2439523A2 (ja)
JP (1) JP5343258B2 (ja)
KR (1) KR101104400B1 (ja)
CN (1) CN102460138B (ja)
BR (1) BRPI1010026A2 (ja)
WO (1) WO2010140773A2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017533440A (ja) * 2014-11-03 2017-11-09 エフ ホフマン−ラ ロッシュ アクチェン ゲゼルシャフト 電気化学的テストエレメントのための電極配置およびその使用方法

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101104398B1 (ko) * 2009-06-02 2012-01-16 주식회사 세라젬메디시스 생체물질을 측정하는 장치 및 그 제조 방법
KR101436150B1 (ko) * 2011-09-23 2014-09-01 주식회사 세라젬메디시스 바이오센서 및 그 측정장치
WO2016167580A1 (ko) * 2015-04-16 2016-10-20 연세대학교 산학협력단 3차원 세포 배양 실시간 모니터링 바이오센서

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10318971A (ja) * 1997-05-12 1998-12-04 Bayer Corp 電気化学的バイオセンサ
JP2004020465A (ja) * 2002-06-19 2004-01-22 Matsushita Electric Ind Co Ltd バイオセンサ
JP2004506178A (ja) * 2000-06-30 2004-02-26 ベーエムエス センサー テヒノロギー エスアー バイオセンサおよびその製造方法
JP2005043122A (ja) * 2003-07-24 2005-02-17 Gunze Ltd バイオセンサ
JP2005523444A (ja) * 2002-04-19 2005-08-04 ノヴァ バイオメディカル コーポレイション 改良型サンプルインレットを備えた使い捨てサブマイクロリットル量バイオセンサ
JP2007003361A (ja) * 2005-06-24 2007-01-11 Matsushita Electric Ind Co Ltd バイオセンサ
JP2007524822A (ja) * 2003-06-20 2007-08-30 エフ ホフマン−ラ ロッシュ アクチェン ゲゼルシャフト スロットベント開口を有するテストストリップ
WO2009057917A1 (en) * 2007-10-29 2009-05-07 I-Sens, Inc. Electrochemical biosensor with sample introduction channel capable of uniform introduction of small amount of sample

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6721586B2 (en) * 2001-06-12 2004-04-13 Lifescan, Inc. Percutaneous biological fluid sampling and analyte measurement devices and methods
US6755949B1 (en) * 2001-10-09 2004-06-29 Roche Diagnostics Corporation Biosensor
JP2007504438A (ja) * 2003-09-01 2007-03-01 インバーネス・メデイカル・スウイツツアーランド・ゲゼルシヤフト・ミツト・ベシユレンクテル・ハフツング 毛管現象を用いるサンプリング装置
EP3399047A1 (en) * 2003-12-04 2018-11-07 PHC Holdings Corporation A biosensor
US7797987B2 (en) * 2006-10-11 2010-09-21 Bayer Healthcare Llc Test sensor with a side vent and method of making the same
KR100900511B1 (ko) * 2007-07-23 2009-06-03 주식회사 디지탈바이오테크놀러지 유체분석용 칩

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10318971A (ja) * 1997-05-12 1998-12-04 Bayer Corp 電気化学的バイオセンサ
JP2004506178A (ja) * 2000-06-30 2004-02-26 ベーエムエス センサー テヒノロギー エスアー バイオセンサおよびその製造方法
JP2005523444A (ja) * 2002-04-19 2005-08-04 ノヴァ バイオメディカル コーポレイション 改良型サンプルインレットを備えた使い捨てサブマイクロリットル量バイオセンサ
JP2004020465A (ja) * 2002-06-19 2004-01-22 Matsushita Electric Ind Co Ltd バイオセンサ
JP2007524822A (ja) * 2003-06-20 2007-08-30 エフ ホフマン−ラ ロッシュ アクチェン ゲゼルシャフト スロットベント開口を有するテストストリップ
JP2005043122A (ja) * 2003-07-24 2005-02-17 Gunze Ltd バイオセンサ
JP2007003361A (ja) * 2005-06-24 2007-01-11 Matsushita Electric Ind Co Ltd バイオセンサ
WO2009057917A1 (en) * 2007-10-29 2009-05-07 I-Sens, Inc. Electrochemical biosensor with sample introduction channel capable of uniform introduction of small amount of sample

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017533440A (ja) * 2014-11-03 2017-11-09 エフ ホフマン−ラ ロッシュ アクチェン ゲゼルシャフト 電気化学的テストエレメントのための電極配置およびその使用方法

Also Published As

Publication number Publication date
WO2010140773A3 (ko) 2011-01-27
EP2439523A2 (en) 2012-04-11
CN102460138B (zh) 2014-06-11
CN102460138A (zh) 2012-05-16
US20120067722A1 (en) 2012-03-22
WO2010140773A2 (ko) 2010-12-09
KR20100130028A (ko) 2010-12-10
JP5343258B2 (ja) 2013-11-13
BRPI1010026A2 (pt) 2019-09-24
KR101104400B1 (ko) 2012-01-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6830668B2 (en) Small volume electrochemical sensor
EP1901065B1 (en) Device and method for measuring properties of a sample
ES2657627T3 (es) Biosensores electroquímicos
US20040040868A1 (en) Microfabricated sensor arrays for multi-component analysis in minute volumes
CA2618305C (en) Multi-layer strip for use in measuring biological material and system for measuring biological material
US8409413B2 (en) Sampling device for liquid samples
JP5343258B2 (ja) 生体物質を測定するバイオセンサ
EP2467699B1 (en) Analysis device with transducer stiffening elements
WO2013042877A2 (ko) 바이오센서 및 그 측정장치
WO2017145420A1 (ja) バイオセンサ
JP2022010070A (ja) センサーアセンブリおよびその使用方法
KR101104391B1 (ko) 검출기와 함께 사용되어 생체물질을 측정하는 센서 및 이를 이용하는 장치
KR101464028B1 (ko) 모듈형 바이오센서
JP5086493B2 (ja) 生体物質を測定する装置及びその製造方法
KR101101573B1 (ko) 검출기와 함께 사용되어 생체물질을 측정하는 센서 및 이를 이용하는 장치
US20060180467A1 (en) Electrochemical biosensor strip
KR20120107446A (ko) 엠보싱된 모세관 채널을 포함하는 바이오센서
KR20120102394A (ko) 엠보싱된 모세관 채널을 포함하는 바이오센서

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111222

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120314

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20111201

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120807

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121107

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121206

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130108

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20130408

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20130424

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20130507

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20130514

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130607

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130702

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130722

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees