JP2012526240A - エンジンを制動し、早期に排気を開放するロストモーション可変弁作動システム - Google Patents
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Abstract
内燃機関の排気弁を作動させ、エンジン動作のエンジンブレーキモード中は圧縮開放作動を、エンジン動作の正出力モード中は早期排気弁開放作動を提供する方法及びシステムを開示する。システムは、第1のロッカーアームを含む油圧ロストモーションシステムに接続された圧縮開放ローブ及び早期排気弁開放ローブを有する第1のカムを含むことができる。油圧作動ピストンは、油圧ロストモーションシステムから選択的に延在して、排気弁に圧縮開放作動又は早期排気弁開放作動を提供することができる。油圧作動ピストンは、固定したハウジング内のマスタスレーブピストン回路内にスレーブピストンとして、あるいはロッカーアーム内に摺動可能に配置された油圧ピストンとして提供することができる。方法及びシステムは、圧縮開放作動又は早期排気弁開放作動との組合せで、排気ガス再循環及び/又はブレーキガス再循環をさらに提供することができる。
Description
本発明は、概して、内燃機関の1つ又は複数の弁を作動させるシステムに関する。特に、本発明はエンジンを制動し、早期に排気を開放する(EEO)可変弁作動(VVA)を提供するロストモーションシステムに関する。
内燃機関は、一般に、エンジン弁を作動させるために機械、電気又は油圧機械式の弁作動システムを使用する。これらのシステムは、エンジンのクランクシャフトの回転によって駆動されるカムシャフトとロッカーアームとプッシュロッドの組合せを含むことができる。カムシャフトがエンジンの弁を作動させるために使用される場合、弁作動のタイミングは、カムシャフトのローブのサイズ及び位置によって固定することができる。
カムシャフトが360°回転するごとに、エンジンは4ストローク、すなわち膨張、排気、吸気及び圧縮で構成された全ストロークを完了する。膨張ストロークの大部分で、ピストンがシリンダヘッドから離れ、シリンダヘッドとピストンヘッドの間の容積が増大している時に、吸気弁と排気弁の両方を閉じ、閉じたままにしておくことができる。正の出力で動作中に、燃料は膨張ストローク中に燃焼し、エンジンによって正の出力が送出される。膨張ストロークは下死点(BDC)において終了し、その時にピストンは方向を逆転させる。排気弁はBDC前の主排気事象の間、開いておくことができる。カムシャフトのローブを同期させて、主排気事象の間、ピストンが上昇して燃焼ガスをシリンダから押し出すにつれて、排気弁を開くことができる。排気ストロークの終了付近で、カムシャフトの別のローブは、主吸気事象のために吸気弁を開くことができ、この時にピストンがシリンダヘッドから離れる。ピストンが下死点付近にある時に、吸気弁が閉じ、吸気ストロークが終了する。ピストンが圧縮ストローク中に再び上昇するにつれ、吸気弁及び排気弁の両方が閉じる。
内燃機関を正の出力で運転するために、主吸気及び主排気弁事象が必要である。追加の補助弁事象が、必要ではないが望ましい場合がある。例えば、圧縮開放式ブレーキ、ブリーダブレーキ、排気ガス再循環(EGR)、ブレーキガス再循環(BGR)、又は他の補助吸気及び/又は排気弁事象の正の出力動作モード又は他のエンジン動作モード中に、吸気及び/又は排気弁を作動させることが望ましい場合がある。
補助的な弁事象に対して、車両のエンジンブレーキを提供するために、内燃機関を通る排気ガスの流れ制御が使用されてきた。1つ又は複数の排気弁も選択的に開放して、少なくとも一時的にエンジンをエンジンブレーキ動作のための空気圧縮機に変換することができる。この空気圧縮機の効果は、圧縮開放式ブレーキの場合、ピストンの上死点位置付近で1つ又は複数の排気弁を開くか、又はブリーダブレーキの場合、ピストン運動の大部分又は全体で1つ又は複数の排気弁を比較的一定の分解開放位置に維持することによって遂行することができる。両タイプのブレーキで、エンジンは車両の減速に役立てるために使用できる減速力を生成することができる。このブレーキ力は、運転者の車両に対する制御を向上させることができ、常用ブレーキの磨耗を実質的に減少させることもできる。圧縮開放式ブレーキは長く知られており、参照により本明細書に組み込むものとするCumminsの米国特許第3,220,392号(1965年11月)に開示されている。
一般的に、エンジンブレーキシステムは排気ガスの流れを制御して、圧縮開放式ブレーキ、ブリーダブレーキ、排気ガス再循環及び/又はブレーキガス再循環の原理を組み込むことができる。圧縮開放式ブレーキの間、排気弁を選択的に開いて、少なくとも一時的に、出力を生成する内燃機関を出力を吸収する空気圧縮機に変換することができる。ピストンがその圧縮ストローク中に上昇するにつれ、シリンダに捕捉されているガスを圧縮することができる。圧縮されたガスはピストンの上昇運動に対抗することができる。ピストンが上死点位置に近づくにつれ、少なくとも1つの排気弁を開いて、シリンダ内の圧縮ガスを排気マニホールドへと開放し、その後の膨張下りストロークで圧縮ガスに蓄積されたエネルギーがエンジンに戻るのを防止することができる。それを実行する際に、エンジンは減速力を生成して、車両の減速に役立てることができる。
ブリーダブレーキ中に、ピストンの排気ストローク中に生じる主排気弁事象に加えて、及び/又はその代わりに、1つ又は複数の排気弁を、残りの3つのエンジンサイクルの間(全サイクルブリーダブレーキ)、又は残りの3つのエンジンサイクルの一部の間(部分サイクルブリーダブレーキ)わずかに開いたままにしておくことができる。シリンダを出入りするシリンダガスの抽気は、エンジンを減速するように作用することができる。通常、ブリーダブレーキ動作において、1つ又は複数のブレーキ弁が最初に開くのは、圧縮上死点、すなわち早期の弁作動の前であり、次にある期間リフトが一定に保持される。したがって、ブリーダ式エンジンブレーキは、早期の弁作動により1つ又は複数の弁を作動させるために必要になる力がより低く、圧縮開放式ブレーキが急速に吹き出す代わりに連続的に抽気することによって、発生する雑音を少なくすることができる。
排気ガス再循環(EGR)システムによって、正の出力動作中に排気ガスの一部がエンジンシリンダ内に逆流するのを可能にすることができる。EGRを使用して、正の出力動作中にエンジンによって生成されるNOxの量を低減することができる。EGRシステムは、エンジンブレーキサイクル中に排気マニホールド及びエンジンシリンダ内の圧力及び温度の制御に使用することもできる。通常、内部及び外部という2タイプのEGRシステムがある。外部EGRシステムは排気ガスを再循環させ、吸気弁を通してエンジンシリンダ内に戻す。内部EGRシステムは、排気ガスを再循環させ、1つ又は複数の排気弁及び/又は1つ又は複数の吸気弁を通してエンジンシリンダ内に戻す。
ブレーキガス再循環(BGR)システムによって、エンジンブレーキ動作中に排気ガスの一部がエンジンシリンダ内に逆流するのを可能にすることができる。例えば吸気ストローク中に排気ガスが再循環してエンジン内に戻ると、圧縮開放式ブレーキに使用可能なシリンダ内のガスの質量を増大することができる。その結果、BGRはブレーキ事象から実現されるブレーキ効果を増大することができる。
多くの異なる作動システムを使用して、エンジン弁を選択的に作動させ、ブレーキガス再循環又は圧縮開放事象を生成することができる。1つの既知のタイプの作動システムは、上記Cumminsに記載されたロストモーションシステムである。可変弁作動のためのロストモーションシステムの別の例は、参照により本明細書に組み込むものとするVanderpoel他の米国特許第7,152,576号(2006年12月26日)に開示されている。エンジン弁を作動させるための1次及びオフセットアクチュエータロッカーアームを有するシステムの例は、参照により本明細書に組み込むものとするJanak他の米国公開第2006/0005796号(2006年1月12日)に開示されている。
多くの内燃機関で、吸気及び排気弁は、固定したプロファイルのカムによって、さらに特段には各カムの一体部品である1つ又は複数の固定ローブ又は突起によって作動させることができる。カムは、カムが提供する責任がある弁事象ごとにローブを含むことができる。カムのローブのサイズ及び形状は、ローブに由来する弁のリフト及び持続時間を規定することができる。例えば、システムの排気カムプロファイルは、ブレーキガス再循環事象のためのローブ、圧縮開放事象のためのローブ、及び主排気事象のためのローブを含むことができる。
エンジンブレーキ中に排気マニホールド内の排気背圧を増大することも望ましい場合がある。排気背圧が高くなると、エンジンブレーキに使用可能なエンジンシリンダ内のガスの質量及び圧力を増大し、それによりブレーキ出力を増大することができる。しかし、排気背圧の増大は、圧縮開放事象のために排気弁を開くのに必要な力を増大することがあるので望ましくない。何故なら、排気弁に加えられる開放力は、排気背圧の増大に由来してエンジンシリンダ内で増大した圧力を超えなければならないからである。ある程度、増大した排気背圧は、排気弁の背後に加えられる圧力も増大させることができ、これはシリンダ内で増大した圧力と釣り合い、したがって圧縮開放事象に使用される排気弁開放機構にかかる負荷を低減することができる。
排気マニホールド中のガス圧力の増大は、排気マニホールドを通るガスの流れを絞ることによって遂行することができる。排気マニホールドの絞りは、作動すると排気マニホールドを通る排気ガスの流れの全部又は部分的に全部を絞ることができる任意の構造を使用して遂行することができる。排気絞りは、排気エンジンブレーキ、ターボ過給機、可変ジオメトリターボ過給機、可変ノズルタービン付き可変ジオメトリターボ過給機及び/又は排気ガスの流れを絞ることができる任意の他の装置の形態とすることができる。
排気ブレーキは通常、排気マニホールド又はパイプの全部又は一部を閉じ、それによって排気ガスが逃げるのを防止することによって絞りを提供する。排気ガスのこの絞りは、各シリンダが排気ストロークにある場合に背圧を提供することによって、エンジンにブレーキ効果を提供することができる。例えば、Meneelyの米国特許第4,848,289号(1989年7月18日)、Schaeferの米国特許第6,109,027号(2000年8月29日)、Israelの米国特許第6,170,474号(2001年1月9日)、Kinerson他の米国特許第6,179,096号(2001年1月30日)、及びAnderson他の米国特許出願公開US2003/0019470号(2003年1月30日)が、エンジン減速に使用する排気ブレーキを開示している。
ターボ過給機は、排気マニホールドからの排気ガスの流れを同様に絞ることができる。ターボ過給機は往々にして、排気マニホールドからの高圧排気ガスの流れを使用して、タービンに動力を供給する。可変ジオメトリターボ過給機(VGT)は、タービンを駆動するために、それが捕獲する高圧排気ガスの量を変更することができる。例えば、Arnold他の米国特許第6,269,642号(2001年8月7日)は、絞られる排気ガスの量が、タービン中の羽根の角度及び長さの変更によって変化する可変ジオメトリターボ過給機を開示している。エンジンブレーキとの関連で可変ジオメトリターボ過給機を使用することの例が、参照により本明細書に組み込むものとするFaletti他の米国特許第5,813,231号(1998年9月29日)、Faletti他の米国特許第6,148,793号(2000年11月21日)、及びRuggiero他の米国特許第6,866,017号(2005年3月15日)に開示されている。
何年にもわたり、エンジンブレーキのロストモーションシステムは改良されており、技術が進化して新しい問題が発見されるにつれ、引き続き改良の必要がある。改良が必要なのは多くの理由がある。例えば常温始動及びフェールセーフモードに機械駆動の排気主事象を提供する、負荷の限界(例えばカムのヘルツ応力)に適合する、カムとローラの間の分離及び衝撃加重を回避する、ブリッジの傾斜を回避する、排気弁の座の速度限界に適合する、及び弁とピストンとの接触を防止するなどである。多くの電子制御可変弁作動(VVA)システムで、弁とピストンが接触する危険がある。例えば、早期に弁を開き、ピークリフト付近で油をこぼすロストモーションVVAシステムでは、こぼれが機能しないと、弁とピストンが接触する危険が増大し、これは例えば逃がし穴の閉塞又は弁ばねの破損により生じることがある。ロッカー作動のVVAシステムの弁/カムのリフト比率は、マスタスレーブシステムよりも弁トレーンのレイアウトによって制限され、弁/カムのリフト比率は油圧ピストンの直径によって決定される。
以上の問題に対して、出願人は、内燃機関の排気弁を作動させて、エンジン動作のエンジンブレーキモード中は圧縮開放作動を、エンジン動作の正の出力モード中は早期排気弁開放作動を提供する革新的なシステムを開発し、上記システムは、圧縮開放ローブ、早期排気弁開放ローブ、及び任意選択でBGRローブを有する第1のカムと、上記第1のカムと動作可能に接触し、第1のロッカーアームを含む油圧ロストモーションシステムと、上記油圧ロストモーションシステムから延在し、且つ上記排気弁に、エンジン動作のエンジンブレーキモード中は圧縮開放作動を、動作の正出力モード中は早期排気弁開放作動を提供するように構成された油圧作動ピストンと、主排気ローブを有する第2のカムと、上記第2のカムと動作可能に接触し、上記排気弁に主排気作動を提供するように構成された主排気ロッカーアームとを備える。
出願人は、内燃機関の排気弁を作動させる革新的なシステムであって、任意選択でBGR作動を含む圧縮開放式エンジンブレーキの作動、及び早期排気弁開放作動のための運動を付与する第1の手段と、運動を付与するための上記第1の手段と動作可能に接触し、第1のロッカーアームを含む油圧ロストモーションシステムと、上記油圧ロストモーションシステムから延在し、上記排気弁に圧縮開放式エンジンブレーキの作動又は早期排気弁開放作動を選択的に提供する油圧作動ピストンと、主排気作動のために運動を付与する第2の手段と、運動を付与するための上記第2の手段と動作可能に接触する主排気ロッカーアームと、上記油圧ロストモーションシステムを制御して、圧縮開放式エンジンブレーキの作動又は早期排気弁開放作動を選択的に提供する手段とを備えるシステムをさらに開発した。
出願人は、内燃機関の排気弁を作動させ、圧縮開放式エンジンブレーキローブ及び早期排気弁開放ローブを有するカムを使用して、圧縮開放式エンジンブレーキの作動又は早期排気弁開放作動を、及び任意選択でBGR作動を選択的に提供する革新的な方法をさらに開発し、上記方法は、圧縮開放式エンジンブレーキの作動運動及び早期排気弁開放作動運動を上記カムから、第1のロッカーアームを含む油圧ロストモーションシステムに付与するステップと、内燃機関がエンジンブレーキ動作モードにあるか否かを判定するステップと、内燃機関がエンジンブレーキ動作モードにある場合に、上記排気弁に圧縮開放式エンジンブレーキの作動を提供するために、上記油圧ロストモーションシステムの油圧作動ピストンを油圧で選択的にロックし、ロック解除するステップと、内燃機関が正の出力動作モードにあり、早期排気弁開放が望ましいか否かを判定するステップと、内燃機関が正の出力動作モードにあり、早期排気弁開放が望ましい場合に、上記排気弁に早期排気弁開放作動を提供するために、上記油圧ロストモーションシステムの油圧作動ピストンを油圧で選択的にロックし、ロック解除するステップとを含む。
上記の一般的な説明および以下の詳細な説明は、単に例示としてのものに過ぎず、特許請求の範囲に記載する本発明を制限するものではないことを理解されたい。参照によって本明細書に組み込まれ、本明細書の一部を構成する添付の図面は、本発明の特定の実施形態を図示し、詳細な説明とともに本発明の原理を説明する働きをする。
本発明の理解を助けるために、次に同様の参照番号が同様の要素を指す添付図面を参照する。図面は例示としてのものに過ぎず、本発明を制限するものではない。
本発明の実施形態による弁作動システムを示す略ブロック図である。
本発明の例示的実施形態による運動付与手段又はカムの側面図である。
本発明の実施形態による2つの二つ割りロッカーアーム及びロストモーションシステムを含む可変弁作動システムの部分断面の略上面図である。
図3に示す第1のロッカーアーム及びロストモーションシステムの部分断面の略側面図である。
図3に示す第2のロッカーアーム及びロストモーションシステムのハウジングの一部の部分断面の略側面図である。
本発明の代替実施形態による二つ割りロッカーアーム及び全ロッカーアームを含む可変弁作動システム及びロストモーションシステムのハウジングの部分断面の略上面図である。
全ロッカーアーム及び弁ブリッジを有する二股スレーブピストンを示す図6の可変弁作動システムの部分断面の略前面図である。
本発明の代替実施形態による、スレーブピストン又はアクチュエータピストンと接触するフランジを含む二つ割りロッカーアームの部分断面の略上面図である。
スレーブピストンが二つ割りロッカーアームフランジの上に位置決めされた状態の図8に示す二つ割りロッカーアームの部分断面の略前面図である。
アクチュエータピストンが二つ割りロッカーアームフランジの上に位置決めされた状態の図8に示す二つ割りロッカーアームの部分断面の略前面図である。
図8に示す二つ割りロッカーアームとの組合せで使用することができる図10に示すようなアクチュエータピストンを含むロッカーアームの部分断面の略側面図である。
図11に示すロッカーアーム内で使用することができるシャトル弁の部分断面の略上面図である。
本発明の実施形態による、圧縮開放/EEOローブ及びBGRローブを有する主排気カム及び補助カムのカムリフトプロファイルを示す。
本発明の実施形態による、ロストモーションシステム及び指定されたトリガ弁が動作した状態で、図13のカムローブプロファイルを使用して取得することができる圧縮開放、主排気、及びBGR排気弁のリフトを示す。
本発明の実施形態による、ロストモーションシステム及び第2の指定トリガ弁が動作した状態で、図13のカムローブプロファイルを使用して取得することができる早期排気弁開放及び主排気弁のリフトを示す。
本発明の実施形態による、ロストモーションシステム及び第3の指定トリガ弁が動作した状態で、図13のカムローブプロファイルを使用して取得することができる早期排気弁開放及び主排気弁のリフトを示す。
次に、本発明の実施形態を詳細に説明するが、その例は添付の図面に示されている。本発明の実施形態を使用して、エンジン動作のエンジンブレーキモード中は圧縮開放式エンジンブレーキ及びブレーキガス再循環のために可変弁作動を、さらにエンジン動作の正出力モード中は早期排気弁開放を提供することができる。
図1は、本発明の第1の実施形態による弁作動システム100を示すブロック図である。弁作動システム100は、1つ又は複数のローブ又は突起を有するカムのような第1の運動付与手段102を含むことができ、これはロストモーションシステム104と動作可能に接触し、これが次に1つ又は複数のエンジン弁106と動作可能に接続することができる。弁作動システムは、1つ又は複数のエンジン弁106と動作可能に接続する第2の運動付与手段103をさらに含むことができる。本発明の所期の範囲から逸脱することなく、第1及び第2の運動付与手段102及び103、ロストモーションシステム104、及びエンジン弁106の間に、又はその一部として、プッシュチューブ、ロッカーアーム、及び/又は弁ブリッジのような弁トレーン要素を任意の数設けることができることが理解される。第1の運動付与手段102は、早期排気弁開放ローブ又は突起、圧縮開放ローブ又は突起の両方、及び任意選択でロストモーションシステム104に入力運動を提供することができるBGRローブ又は突起を含むことが好ましい。ロストモーションシステム104によってエンジン弁106に選択的に伝達された運動を使用して、様々な弁作動事象を生み出すことができ、それは圧縮開放ブレーキ事象、ブリーダブレーキ事象、排気ガス再循環事象、ブレーキガス再循環事象、早期排気弁開放事象、早期吸気弁閉鎖事象、及び/又は中心リフト弁事象などであるが、これらに限定されない。ロストモーションシステム104は、エンジン弁106に運動を選択的に伝達しないか、圧縮開放運動又は早期排気弁開放運動を伝達するために、制御装置108によってオン又はオフに切り換えられることが好ましい。第2の運動付与手段103も、主排気事象のような弁作動事象を提供することができる。エンジン弁106は、排気弁、吸気弁、又は補助弁とすることができる。第1の運動付与手段102及び第2の運動付与手段103は、相互から独立してエンジン弁106を作動させることができる。
第1の運動付与手段102は、カム、プッシュチューブ及び/又はロッカーアーム又はその同等物の任意の組合せを備えることができる。ロストモーションシステム104は、運動付与手段102をエンジン弁106に接続して、運動付与手段102からエンジン弁106へと運動を選択的に伝達する任意の構造を備えることができる。ある意味で、ロストモーションシステム104は、複数の固定長を選択的に得ることができる任意の構造でよい。例えば、ロストモーションシステム104は、運動付与手段102をエンジン弁106に接続し、複数の動作長を得るように構成された機械的リンク機構、油圧回路、油圧機械式リンク機構、電気機械式リンク機構及び/又は任意の他のリンク機構を備えることができる。ロストモーションシステム104が油圧回路を組み込んでいる場合、ロストモーションシステム104は、回路から作動油を開放する、又はそれに作動油を追加するために、例えばトリガ弁、逆止め弁、アキュムレータ、及び/又は他の装置のような回路内の流体の圧力又は量を調整する圧力調整手段を含むことができる。ロストモーションシステム104は、運動付与手段102をエンジン弁106に接続する弁トレーン中の任意の点に位置特定することができる。
制御装置108は、ロストモーションシステム104と接続し、それを制御するために電子、機械、又は油圧式装置を備えることができる。制御装置108はマイクロプロセッサを含むことができ、これは他のエンジン構成要素とリンクされ、ロストモーションシステム104の適切な瞬間的長さを決定し、選択する。弁の作動は、マイクロプロセッサがエンジン構成要素から収集した情報に基づき、ロストモーションシステム104の瞬間的長さを制御することによって複数のエンジン速度及び状態にて最適化することができる。制御装置108は、高速油圧トリガ弁を使用し、高速(すなわち、エンジンサイクルごとに1回又は複数回)でロストモーションシステム104を動作させるような構成にすることができる。
図2は、運動付与手段102の全部又は一部として働くことができるカム200の略図である。図1の運動付与手段102は、カム200、ロッカーアーム及び/又はプッシュチューブを備えることができる。カム200は、圧縮開放ローブ202、早期排気弁開放ローブ204、及びブレーキガス再循環ローブ208のような様々な弁作動事象に対応する1つ又は複数のローブを含むことができる。カム200のローブに関する記述(例えば数、サイズ、形状、位置)は例示にすぎず、限定するものではない。本発明の幾つかの実施形態は、圧縮開放、早期弁開放、及び/又はブレーキガス再循環のように、主弁開放事象(すなわち、主排気又は主吸気)及び補助弁開放事象に対して別個のカムを使用することを想定している。
図3は、本発明の第2の実施形態による可変弁作動システム700の部分断面の略上面図である。可変弁作動システム700は、それぞれ第1及び第2の運動付与手段102及び103と排気弁716との間に延在する第1及び第2の弁トレーンアセンブリを含むことができる。第1の弁トレーンアセンブリは、ロッカーシャフト718に旋回可能に装着された第1の二つ割り(又は主排気)ロッカーアーム701と、第1の二つ割りロッカーアームの真後ろでロッカーシャフトに旋回可能に装着された第2の二つ割りロッカーアーム702とを含むことができ、これは一緒に関節式ロッカーアームを備える。第1の二つ割りロッカーアーム701は、弁ブリッジ714を通してエンジン弁に、好ましくは排気弁716に弁作動運動を与えるように構成された象の脚状部分又は他の弁ブリッジ接触部分712を含むことができる。
第2の二つ割りロッカーアーム702は、排気弁716を作動させるように、旋回運動を第1の二つ割りロッカーアーム701に与えるように構成された弁端部分703を含むことができる。第2の二つ割りロッカーアーム702は、ばね705によって第2の運動付与手段103に向かって付勢することができ、これは固定されたエンジン部品に設けられた固定ストップ又はフランジ762から第2の二つ割りロッカーアームに設けられたフランジ又は接触表面760を押すことによって、このような付勢力を生成することができ、したがって第2の二つ割りロッカーアームを設けたカムローラ708が第2の運動付与手段103に比較的一定に接触したままである。
可変弁作動システム700の第2の弁トレーンアセンブリは、第1及び第2の二つ割りロッカーアーム701及び702に隣接してロッカーシャフト718に旋回可能に装着された第3の二つ割りロッカーアーム704をさらに含むことができる。第3の二つ割りロッカーアーム704は、マスタピストン730、及び第3の二つ割りロッカーアームに設けられた接触表面713に作用するロッド711を通して、第2のばね707によって付勢することができ、したがって第3の二つ割りロッカーアームを設けた第2のカムローラ710が第1の運動付与手段102と比較的一定に接触したままである。ロッド711は、ロストモーションシステムのハウジング706内に設けたマスタピストンボア732内に摺動可能に配置されたマスタピストン730に作用する接触表面を含むことができる。作動液をマスタピストンボア732に提供することができる。ロストモーションシステムのハウジング706は、ボルト又は他の接続手段によって、排気弁716を含む内燃機関に固定することができる。マスタピストンボア732は、作動液回路又は通路734によって高速トリガ弁736に、及び任意選択でアキュムレータ722及びスレーブピストン720に接続することができる。
第3の二つ割りロッカーアーム704とロストモーションシステム706との相互関係が図4に示されている。図4に示すように、制御弁又は高速トリガ弁736を油圧回路734内に設けることができ、したがってこれは油圧回路との間の作動液の供給を制御することができる。さらに、アキュムレータ722はアキュムレータピストン726をアキュムレータボア内に付勢するアキュムレータピストン724を含むことができる。同様に、スレーブピストンばね802は、スレーブピストン720を上方向に付勢して、調整可能なラッシュねじ804に向かってスレーブピストンボア728に入れることができる。引き続き図3及び図4を参照すると、トリガ弁736を閉じたままにすると、作動液を油圧回路734内に捕捉し、アキュムレータ722への流入、又はそこからの流出を防止することができ、逆にトリガ弁を開いたままにすると、作動液が油圧回路から自由に流出し、アキュムレータ722に出入りすることができる。第1の運動付与手段102(図3に図示)によって第3の二つ割りロッカーアーム704がロッカーシャフト718の周囲で旋回すると、第3の二つ割りロッカーアームの接触表面がマスタピストン730をマスタピストンボアに押し込むことができ、ひいてはスレーブピストン720を強制的に下降させて、第1の二つ割りロッカーアーム701と接触させることができる。これにより、二つ割りロッカーアーム701は弁ブリッジ714を通して作用し、排気弁716を作動又は開放することができる。圧縮開放式エンジンブレーキローブを有するカムのような第1の運動付与手段102を使用すると、トリガ弁736を選択的に動作させるとともに、早期排気弁開放ローブ及び/又はブレーキガス再循環ローブによって、エンジン動作のエンジンブレーキモード中は、圧縮開放式エンジンブレーキ及びブレーキガス再循環を、エンジン動作の正出力モード中は、様々な程度の早期排気弁開放を選択的に適用可能にすることができる。
第1及び第2の二つ割りロッカーアーム701及び702の相互関係とロストモーションシステム706との相互関係が図5に示されている。図5に示すように、ばね705は、フランジ760に作用することによって第2の二つ割りロッカーアーム702を付勢して、第1の二つ割りロッカーアーム701から離し、第2の運動付与手段103(図3に図示)と接触させることができる。ばね705がフランジ760と会う角度の変動例は、本発明の範囲に入ると想定される。例えば幾つかの実施形態では、ばね705は、カムローラ708上の第2の二つ割りロッカーアーム702に対してほぼ真下に作用し、ばねとフランジの配置構成の高さを低減することによって空間を節約することができる。第2の運動付与手段103が主排気事象作動のような弁作動運動を第2の二つ割りロッカーアーム702に提供すると、第2の二つ割りロッカーアームが次に第1の二つ割りロッカーアーム701に作用して、主排気事象のために排気弁716を作動させることができる。第1の二つ割りロッカーアーム701は自由に旋回して第2の二つ割りロッカーアーム702から離れることができるので、ロストモーションシステム706は第1の二つ割りロッカーアーム701にも作用して、第2の二つ割りロッカーアーム702の旋回とは別個に、圧縮開放式エンジンブレーキ、ブレーキガス再循環、及び/又は早期排気弁開放のような弁作動事象を提供することができる。
図6は、本発明の第3の実施形態による可変弁作動システム700の略上面図であり、ここで同様の参照番号は同様の要素を指す。可変弁作動システム700の第1の弁トレーンアセンブリは、ロッカーシャフト718上に旋回可能に装着された第1の(又は主排気)ロッカーアーム1002を含むことができる。第1のロッカーアーム1002は、ばね705によって付勢されたカムローラ708を含むことができ、このばねは固定されたストップ762から第1のロッカーアームに設けられた接触表面760を押すことによって作用し、したがってカムローラは、カムシャフトに設けられたカムのように、第2の運動付与手段103と比較的一定に接触したままである。第1のロッカーアーム1002は、弁ブリッジ714と接触して、これに作用するように構成された弁作動端1004を含むことができ、弁ブリッジが次に排気弁716のようなエンジン弁を作動させることができる。
図6に示す可変弁作動システム700の第2の弁トレーンアセンブリは、第1のロッカーアーム1002に隣接してロッカーシャフト718に旋回可能に装着された第3の二つ割りロッカーアーム704をさらに含むことができる。第3の二つ割りロッカーアーム704及びロストモーションシステム706は、スレーブピストン720の設計を除いて、以上の図3から図5に関して述べた可変弁作動システムと同じ要素を含むことができる。
図6に示すスレーブピストン720は、例えば図7に示したように設計することができる。図7を参照すると、スレーブピストン720は2つのフォーク721を含むことができ、これは第1のロッカーアーム1002の弁端部1004のいずれかの側でスレーブピストンから下方向に延在し、弁ブリッジ714と接触することができる。二股スレーブピストン720は、第1のロッカーアーム1002の動作を妨げず、それとは別個に、例えば圧縮開放式エンジンブレーキ、早期排気弁開放及び/又はブレーキガス再循環に弁作動運動を与えることができる。
本発明の別の可変弁作動システムの実施形態が、図8から図12に示されている。図8及び図10を参照すると、本発明の第4の実施形態では、可変弁作動システム700の第1の弁トレーンアセンブリは、図3に関して述べたものと同様に、ロッカーシャフト718に旋回可能に配置された第1の二つ割りロッカーアーム701を含むことができる。第1の二つ割りロッカーアーム701に第2の二つ割りロッカーアーム(図8の702)が作用して、図3に関連して述べたシステムと同様の方法で主排気弁事象を提供することができる。第1の二つ割りロッカーアーム701は、弁ブリッジ714を通して排気弁716に排気弁作動運動を提供するように構成された象の脚状部分又は他の接触表面712を有する弁側端部を含むことができる。第1の二つ割りロッカーアーム701は、ロストモーションロッカーアームから排気弁作動運動を受けるように構成された側部フランジ709をさらに含むことができる。
引き続き図8を参照すると、本発明の第4の実施形態に関連して、可変弁作動システム700の第2の弁トレーンアセンブリは、第1の二つ割りロッカーアーム701に隣接してロッカーシャフト718に旋回可能に装着されたロストモーションロッカーアーム900を含むことができる。ロストモーションロッカーアーム900は、圧縮開放式エンジンブレーキ事象、早期排気弁開放事象、及びブレーキガス再循環事象に必要とされるような弁作動運動を提供することができる第1の運動付与手段102から排気弁作動運動を受けるように構成されたカムローラ910を含むことができる。ロストモーションロッカーアーム900を、ばね972(図11に図示)によって第1の運動付与手段102に向かって付勢することができ、このばねは、固定されたエンジン部品に設けられた固定ストップ又はフランジ974からロストモーションロッカーアーム上に設けられたフランジ又は接触表面970の方向へ該フランジ又は接触表面970を押すことによって、このような付勢力を生成することができ、したがってカムローラ910は第1の運動付与手段102と比較的一定に接触したままである。油圧アクチュエータピストン960をロストモーションロッカーアーム900の一方端に設けることができる。油圧アクチュエータピストン960は、選択的に延在して、第1の二つ割りロッカーアーム701に設けた側部フランジ709と係合することができる。作動液を油圧アクチュエータピストン960に選択的に供給し又はそこから引き出すことができるように、油圧回路をロストモーションロッカーアーム900に設けることができる。油圧回路は、ロッカーシャフト718及びロッカーシャフト台座のそれぞれに設けられた油圧通路772及び774を介して、油圧アクチュエータピストン960を隣接するロッカーシャフト台座719内に配置された高速トリガ弁736と接続する第1の油圧通路770を含むことができる。次に、油圧通路776を介してトリガ弁736をアキュムレータ722に接続することができる。
油圧アクチュエータピストン960は、ロストモーションロッカーアーム900内のボアに摺動可能に配置することができる。油圧アクチュエータピストン960は、そのボア926内で摺動しながら、そのボアの壁との比較的確実な油圧シールを維持するようなサイズにすることができる。垂直に調整可能なラッシュ部材又はねじ962(図10参照)をアクチュエータピストン960内で摺動可能に収容することができる。油圧アクチュエータピストン960のストロークは、ラッシュ部材962上のストップ964との接触によって限定し、第1の運動付与手段102による最大弁リフトよりわずかに大きい行程を提供することができる。
図10及び図11を参照すると、本発明の第5の実施形態では、ロストモーションロッカーアーム900は、ロッカーシャフトを収容する中心開口920、アキュムレータ722を収容する第1のボア922、制御弁950を収容する第2のボア924、及びストップ964を有する油圧アクチュエータピストン960を受けて油圧アクチュエータピストンの最大ストロークを制限する第3のボア926を含むことができる。油圧回路を全ロッカーアーム900内に設けることができる。油圧回路は、中心開口920を第2のボア924に接続する第1の通路930、中心開口920を第1のボア922に接続する第2の通路932、第1のボア922を第2のボア924に接続する第3の通路934、及び第2のボア924を第3のボア926に接続する第4の通路936を含むことができる。油圧回路の結果、ロッカーシャフト718内の1つ又は複数の作動液通路(図示せず)から中心開口に提供できる作動液を、アキュムレータ722、制御弁950及び油圧アクチュエータピストン960に提供することができる。
油圧アクチュエータピストン960は、第3のボア926内に摺動可能に配置することができる。油圧アクチュエータピストン960は、第3のボア926内で摺動しながら、第3のボアの壁との比較的確実な油圧シールを維持するようなサイズにすることができる。垂直に調整可能なラッシュ部材又は、ストップ964が油圧アクチュエータピストンの最大ストロークを制限する状態で、ねじ962をアクチュエータピストン960内へ摺動可能に収容することができる。
図8及び図11の両方に示すロストモーションロッカーアーム900は、図10に示すフランジ709に作用し、第1の二つ割りロッカーアーム701を通して弁作動運動を1つ又は複数のエンジン弁716に伝達することができる。
図11に関して上記制御弁の例が図12に示されている。図12を参照すると、制御弁950は制御弁ピストン952、及び制御弁ピストンを付勢して第2のボア924に入れる制御弁ばね954を含むことができる。中に制御弁ピストンが配置された第2のボア924を、第1、第3及び第4の通路930、934及び936それぞれに接続することができる。作動液を第1の通路930に選択的に供給すると、制御弁ピストン952をばね954に向かって往復させることができ、したがって制御弁ピストン内の環状凹部956が第3の通路934を第4の通路936と油圧で連通させる。したがって、高速トリガ弁によって作動液を第1の通路930に選択的に供給することにより、作動液をアキュムレータ722からアクチュエータピストン960に選択的に提供する、及び/又は作動液をアクチュエータピストン960からアキュムレータ722に選択的に引き出すことができる。第1の通路930内で作動液の圧力が低下すると、ばね954によって制御弁ピストン952を第1の通路に向かって押しやることができ、したがって第3の通路934と第4の通路936の間の作動液連通が遮断され、アクチュエータピストン960が油圧で固定位置にロックされる。
第2の二つ割りロッカーアーム702と第1の二つ割りロッカーアーム701との相互関係を、図8、図10及び図11を参照することによって例示する。ばねが第2の二つ割りロッカーアーム702を付勢して第1の二つ割りロッカーアーム701から離し、第2の運動付与手段103に接触させることができる。第2の運動付与手段103が主排気弁作動のような弁作動運動を第2の二つ割りロッカーアーム702に提供すると、第2の二つ割りロッカーアームは、次に第1の二つ割りロッカーアーム701に作用して、主排気事象のために排気弁716を作動させることができる。第1の二つ割りロッカーアーム701は自由に旋回して、第2の二つ割りロッカーアームから離れるので、全ロッカーアーム900は、フランジ709を通して第1の二つ割りロッカーアーム701にも作用して、第2の二つ割りロッカーアームの旋回とは別個に、圧縮開放式エンジンブレーキ、ブレーキガス再循環、及び/又は早期排気弁開放のような弁作動事象を提供することができる。
全ロッカーアーム900、油圧アクチュエータピストン960及び第1の二つ割りロッカーアーム701の相互作用を、図8、図10から図12を参照することによって例示する。ばね972が全ロッカーアーム900を付勢して、第1の運動付与手段102に接触させることができる。図11及び図12に示すように、高速電磁トリガ弁(図示せず)の制御下で動作可能な制御弁950を、通路930、932、934及び936を含む油圧回路内に設けることができ、したがって制御弁は、アクチュエータピストン960との間の作動液の供給を制御することができる。さらにアキュムレータ722は、アキュムレータピストン726(図4)を付勢してアキュムレータボアに入れるアキュムレータピストンばね724(図4)を含むことができる。制御弁950を閉じたままにしておくと、作動液を第3のボア926内に捕捉することができ、したがってアクチュエータピストン960が第3のボアに押し込まれることを防止する。逆に、制御弁950を開いたままにしておくと、作動液が第3のボア926から自由に流出して、アキュムレータ722に出入りすることができる。制御弁950を開いたままにし、第1の運動付与手段102(図8)によって全ロッカーアーム900がロッカーシャフト718の周囲を旋回すると、アクチュエータピストン960がフランジ709に押しつけられる。しかし、制御弁950が開いているので、アクチュエータピストン960が第3のボア926に強制的に入れられ、第3のボア内の作動液が油圧回路内に押し戻され、アキュムレータ722によって吸収される。しかし、制御弁950が閉じ、第1の運動付与手段102(図3)によって全ロッカーアーム900がロッカーシャフト718の周囲で旋回している場合は、アクチュエータピストン960が油圧で所定の位置にロックされ、運動付与手段からの運動がアクチュエータピストンを通してフランジ709へ、及びフランジから第1の二つ割りロッカーアーム701へと伝達される。次に、二つ割りロッカーアーム701は、弁ブリッジ714を通して作用し、排気弁716を作動又は開放することができる。圧縮開放式エンジンブレーキローブ、早期排気弁開放ローブ、及び/又はブレーキガス再循環ローブを有するカムのような第1の運動付与手段102を使用すると、制御弁950を選択的に動作させるとともに、エンジン動作のエンジンブレーキモード中は、圧縮開放式エンジンブレーキ及びブレーキガス再循環を、エンジン動作の正出力モード中は、様々な程度の早期排気弁開放を選択的に適用可能にすることができる。
本発明の第6の実施形態は、第2の実施形態の変形で構成され、図3から図5に関して述べた固定ハウジングのロストモーションシステム706が上記ロストモーションロッカーアーム900に置き換えられている。第6の実施形態が図9に示され、ここで同様の参照番号は以前の実施形態に関して述べた同様の要素に対応している。本発明の第6の実施形態では、スレーブピストン720が、圧縮開放式エンジンブレーキ事象、早期排気弁開放事象、及び/又はブレーキガス再循環事象などのための排気弁作動運動を、図9に示すように第1の二つ割りロッカーアーム701の側部から延在する側部フランジ709に選択的に提供することができる。
図13は、カム200のローブに対応する第1のカムプロファイル302、304、306及び308、及び主排気ローブを有する第2のカムプロファイル300を示している。第1のカムプロファイルを使用して、第1の運動付与手段に1つ又は複数の補助排気弁作動運動を提供することができ、第2のカムプロファイルを使用して、第2の運動付与手段に主排気弁作動運動を提供することができる。好ましい実施形態では、カム200は圧縮開放ローブ302、閉鎖する傾斜306を有する早期排気弁開放ローブ304、及びブレーキガス再循環ローブ308を含むことができる。図3の第1のカムプロファイルは、左側から始めて、圧縮開放ローブ302が早期排気弁開放ローブ304につながり、その後に平坦なカム区間及び閉鎖する傾斜306を含むことができ、これは主排気カムローブ300が終了する前にカムの基礎円307に会う。第1のカムプロファイルは、ブレーキガス再循環(BGR)又は排気ガス再循環(EGR)ローブ308をさらに含むことができる。
図14から図16は、図1及び図3から図12に関連して述べた、カム200から1つ又は複数の排気弁へと運動を選択的に伝達することができる可変弁作動システムと、図13に示す第1及び第2のカムプロファイルの組合せを使用して提供することができる排気弁のリフトを図示している。異なる3組の排気弁作動を提供するトリガ弁又は制御弁の動作も、図14から図16に図示されている。図14から図16では、「0」の状態は、トリガ又は制御弁が閉じ、ロストモーションマスタスレーブシステム(図3から図7及び図9)又はロストモーションロッカーアームシステム(図8及び図10から図12)が、第1の運動付与手段から排気弁へと弁作動運動が伝達されている状態にあることを示す。「1」の状態は、トリガ又は制御弁が開き、ロストモーションマスタスレーブシステム又はロストモーションロッカーアームシステムが、第1の運動付与手段によって与えられた弁作動運動が吸収されている状態にあることを示す。
図14を参照すると、エンジン動作のエンジンブレーキモード中に、トリガ又は制御弁が最初に「0」状態、又は閉じている場合、ロストモーションマスタスレーブ又はロッカーアームシステムは、運動を圧縮開放カムローブ302(図13)から伝達し、圧縮開放弁事象302’を生成することができる。圧縮開放弁事象が終了すると、約0°のクランク角度(すなわち、上死点圧縮)で、トリガ又は制御弁を開き、マスタスレーブ回路又はアクチュエータピストン内の油圧を開放して、排気弁を閉じることができる。その後、第2の運動付与手段によって、主排気事象300’のために排気弁を開くことができる。約450°のクランク角度で(すなわち、カム区画306の終了後に)、ロストモーションマスタスレーブ又はロッカーアームシステムが運動をブレーキガス再循環ローブ308(図12)から伝達し、ブレーキガス再循環弁事象308’を生成することができるように、トリガ又は制御弁を再び閉じることができる。ロストモーションの油圧回路の再充填は、マスタスレーブシステムを使用しているか、ロッカーアームシステムを使用しているかに応じて、約130°のクランク角度と約450°のクランク角度の間で実行することができる。
図15を参照すると、エンジン動作の第1の正出力モード中に、トリガ又は制御弁が最初に「1」の状態、又は開放している場合、ロストモーションマスタスレーブ又はロッカーアームシステムは、第1の運動付与手段の圧縮開放カムローブ302(図13)から受けた運動を吸収することができ、したがって排気弁は最初に閉じたままである。圧縮開放カムローブを通過した後、約0°のクランク角度で、トリガ又は制御弁を閉じることができ、したがってロストモーションマスタスレーブ又はロッカーアームシステムは、早期排気弁開放ローブ304(図13)からの運動を伝達し、早期排気弁開放事象304’を生成することができる。その後、第2の運動付与手段からの主排気弁運動が引き継いで、主排気弁事象300’に必要な作動の残りの部分を提供することができる。約130°又は約270°のクランク角度の後、マスタスレーブ又はロッカーアームシステムのいずれを使用するかに応じて、ロストモーションマスタスレーブ又はロッカーアームシステムが第1の運動付与手段のブレーキガス再循環ローブ308(図13)からの運動を吸収できるように、油圧回路を再充填するためにトリガ弁又は制御弁を再び開くことができる。
図16を参照すると、エンジン動作の第2の正出力モード中に、トリガ又は制御弁が最初に「1」の状態、又は開放している場合、ロストモーションマスタスレーブ又はロッカーアームシステムは、第1の運動付与手段の圧縮開放カムローブ302(図13)から受けた運動を吸収することができ、したがって排気弁は最初に閉じたままである。圧縮開放カムローブを通過した後、約45°のクランク角度で、トリガ又は制御弁を閉じることができ、したがってロストモーションマスタスレーブ又はロッカーアームシステムは、早期排気弁開放ローブ304(図13)からの運動を伝達し、短縮早期排気弁開放事象304”を生成することができる。その後、第2の運動付与手段からの主排気弁運動が引き継いで、主排気弁事象300”に必要な作動の残りの部分を提供することができる。約130°又は約270°のクランク角度の後、マスタスレーブ又はロッカーアームシステムのいずれを使用するかに応じて、ロストモーションマスタスレーブ又はロッカーアームシステムが第1の運動付与手段のブレーキガス再循環ローブ308(図13)からの運動を吸収できるように、油圧回路を再充填するためにトリガ弁又は制御弁を再び開くことができる。
本発明の実施形態は、排出後処理のための排気ガス温度制御及び/又は過渡トルク改良のためのターボ刺激のために、可変エンジンブレーキ、ブレーキガス再循環、及び可変早期排気弁開放を提供することを含めて、多くの利点を有することができる。追加の利点は、常温始動及びフェールセーフモードのための機械駆動の排気主事象、負荷の限界、特にカムのヘルツ応力に適合する、カムとローラの間の分離及び衝撃加重を回避する、弁ブリッジの傾斜を回避する、排気弁の座の速度限界に適合する、及び弁とピストンとの接触を防止することを含むことができる。
本発明の範囲又は精神から逸脱することなく、本発明の変形及び修正ができることが、当業者には理解される。例えば、トリガ弁又は制御弁を選択的に制御すると、図14から図16に図示したもの以外のタイミングでエンジン弁作動を生成することができる。さらに、図1から図12に関連して述べた可変弁作動システムを使用して、排気弁ばかりでなく、吸気及び/又は補助エンジン弁も作動できることが理解される。したがって、本発明は、本発明のこのような変形及び修正が添付の特許請求の範囲及びその同等物の範囲に入る限り、それをすべて含むものとする。
Claims (31)
- 内燃機関の排気弁を作動させて、エンジン動作のエンジンブレーキモード中は圧縮開放作動を、エンジン動作の正の出力モード中は早期排気弁開放作動を提供するシステムであって、
圧縮開放ローブ及び早期排気弁開放ローブを有する第1のカムと、
前記第1のカムと動作可能に接触し、第1のロッカーアームを含む油圧ロストモーションシステムと、
前記油圧ロストモーションシステムから延在し、且つ前記排気弁に、エンジン動作のエンジンブレーキモード中は圧縮開放作動を、動作の正出力モード中は早期排気弁開放作動を提供するように構成された油圧作動ピストンと、
主排気ローブを有する第2のカムと、
前記第2のカムと動作可能に接触し、前記排気弁に主排気作動を提供するように構成された主排気ロッカーアームと
を備えるシステム。 - 前記主排気ロッカーアームが、前記第2のカムと動作可能に接触する第1の二つ割りロッカーアームと、前記第1の二つ割りロッカーアームと動作可能に接触する第2の二つ割りロッカーアームとを備える、請求項1に記載のシステム。
- 前記第1の二つ割りロッカーアームを付勢して前記第2のカムと接触させる手段をさらに備える、請求項2に記載のシステム。
- 前記油圧作動ピストンがスレーブピストンであり、前記油圧ロストモーションシステムが、
前記油圧ロストモーションシステム内に設けたマスタピストンと、
前記マスタピストンと前記スレーブピストンを接続する油圧回路と
をさらに備える、請求項1に記載のシステム。 - 前記油圧回路内で前記マスタピストンと前記スレーブピストンの間に配置されたトリガ弁をさらに備える、請求項4に記載のシステム。
- 前記油圧回路と連通する作動液アキュムレータをさらに備える、請求項5に記載のシステム。
- 前記第1のロッカーアームが、前記マスタピストンに運動を提供するように構成された接触表面を有する二つ割りロッカーアームを備える、請求項4に記載のシステム。
- 前記油圧ロストモーションシステムが、少なくとも部分的に前記内燃機関に対して固定されたハウジング内に設けられる、請求項7に記載のシステム。
- 前記第2の二つ割りロッカーアームから延在する側部フランジをさらに備える、請求項2に記載のシステム。
- 前記油圧ロストモーションシステムが、部分的に前記第1のロッカーアーム内に、及び部分的に前記第1のロッカーアームに隣接するロッカーシャフト台座内に配置された油圧回路を備える、請求項9に記載のシステム。
- 前記油圧作動ピストンが、前記第1のロッカーアーム内に摺動可能に配置され、前記油圧回路内に配置された制御弁をさらに備える、請求項10に記載のシステム。
- 前記油圧回路と連通する作動液アキュムレータをさらに備える、請求項11に記載のシステム。
- 前記油圧作動ピストンが、前記第1のロッカーアーム内に摺動可能に配置され、前記油圧ロストモーションシステムが、少なくとも部分的に前記第1のロッカーアーム内に配置された油圧回路を備える、請求項9に記載のシステム。
- 前記第1のロッカーアーム内に配置された作動液制御弁をさらに備え、前記油圧回路が前記作動液制御弁と前記油圧作動ピストンとの間に延在する、請求項13に記載のシステム。
- 前記第1のロッカーアーム内に配置され、前記油圧回路と連通する作動液アキュムレータをさらに備える、請求項14に記載のシステム。
- 前記油圧ロストモーションシステムを制御して、二者択一的に、エンジン動作のエンジンブレーキモード中は、排気弁作動を提供せず、圧縮開放作動を提供し、エンジン動作の正出力モード中は、早期排気弁開放を提供する手段をさらに備える、請求項1に記載のシステム。
- 前記油圧ロストモーションシステムを制御する前記手段が、また、早期排気弁開放の前記タイミングを変更する手段である、請求項16に記載のシステム。
- 前記第1のカム上に排気ガス再循環ローブ又はブレーキガス再循環ローブをさらに備える、請求項1に記載のシステム。
- 前記油圧ロストモーションシステムを制御して、二者択一的に、エンジン動作のエンジンブレーキモード中は、排気弁作動を提供せず、圧縮開放作動を提供し、エンジン動作の正出力モード中は、排ガス再循環とともに早期排気弁開放を提供する手段をさらに備える、請求項18に記載のシステム。
- 前記油圧モーションシステムを制御する前記手段が、また、早期排気弁開放の前記タイミングを変更する手段である、請求項19に記載のシステム。
- 前記油圧ロストモーションシステムを制御して、二者択一的に、エンジン動作のエンジンブレーキモード中は、排気弁作動を提供せず、ブレーキガス再循環とともに圧縮開放作動を提供し、エンジン動作の正出力モード中は、早期排気弁開放を提供する手段をさらに備える、請求項18に記載のシステム。
- 前記油圧モーションシステムを制御する前記手段が、また、早期排気弁開放の前記タイミングを変更する手段である、請求項21に記載のシステム。
- 内燃機関の排気弁を作動させるシステムであって、
圧縮開放式エンジンブレーキの作動及び早期排気弁開放作動のために運動を付与する第1の手段と、
運動を付与するための前記第1の手段と動作可能に接触し、第1のロッカーアームを含む油圧ロストモーションシステムと、
前記油圧ロストモーションシステムから延在し、前記排気弁に圧縮開放式エンジンブレーキの作動又は早期排気弁開放作動を選択的に提供するように構成された油圧作動ピストンと、
主排気作動のために運動を付与する第2の手段と、
運動を付与するための前記第2の手段と動作可能に接触する主排気ロッカーアームと、
前記油圧ロストモーションシステムを制御して、圧縮開放式エンジンブレーキの作動又は早期排気弁開放作動を選択的に提供する手段と
を備えるシステム。 - 前記第1の運動付与手段が、ブレーキガス再循環作動に運動を付与する手段をさらに備える、請求項23に記載のシステム。
- 前記第1の運動付与手段が、排気ガス再循環作動に運動を付与する手段をさらに備える、請求項23に記載のシステム。
- 内燃機関の排気弁を作動させ、圧縮開放式エンジンブレーキローブ及び早期排気弁開放ローブを有するカムを使用して、圧縮開放式エンジンブレーキの作動及び早期排気弁開放作動を二者択一的に提供する方法であって、
圧縮開放式エンジンブレーキの作動運動及び早期排気弁開放作動運動を前記カムから、第1のロッカーアームを含む油圧ロストモーションシステムに付与するステップと、
前記内燃機関がエンジンブレーキ動作モードにあるか否かを判定するステップと、
前記内燃機関が前記エンジンブレーキ動作モードにある場合に、前記排気弁に圧縮開放式エンジンブレーキの作動を提供するために、前記油圧ロストモーションシステムの油圧作動ピストンを油圧で選択的にロックし、又はロック解除するステップと、
前記内燃機関が正の出力動作モードにあり、早期排気弁開放が望ましいか否かを判定するステップと、
前記内燃機関が前記正の出力動作モードにあり、早期排気弁開放が望ましい場合に、前記排気弁に早期排気弁開放作動を提供するために、前記油圧ロストモーションシステムの油圧作動ピストンを油圧で選択的にロックし、又はロック解除するステップと
を含む方法。 - 前記カムから前記油圧ロストモーションシステムにブレーキガス再循環作動を付与するステップと、
前記内燃機関が動作の前記エンジンブレーキモードにある場合に、前記排気弁にブレーキガス再循環作動を提供するために、前記油圧ロストモーションシステム内の前記油圧作動ピストンを選択的に油圧でロックし、又はアンロックするステップと、
をさらに含む、請求項26に記載の方法。 - 前記カムから前記油圧ロストモーションシステムに排気ガス再循環作動を付与するステップと、
前記内燃機関が動作の前記正出力モードにある場合に、前記排気弁に排気ガス再循環を提供するために、前記油圧ロストモーションシステム内の前記油圧作動ピストンを選択的に油圧でロックし、又はアンロックするステップと、
をさらに含む、請求項26に記載の方法。 - 前記カムから前記油圧ロストモーションシステムにブレーキガス再循環作動を付与するステップと、
前記内燃機関が動作の前記エンジンブレーキモードにある場合に、前記排気弁にブレーキガス再循環作動を提供するために、前記油圧ロストモーションシステム内の前記油圧作動ピストンを選択的に油圧でロックし、又はアンロックするステップと、
前記カムから前記油圧ロストモーションシステムに排気ガス再循環作動を付与するステップと、
前記内燃機関が動作の前記正出力モードにある場合に、前記排気弁に排気ガス再循環を提供するために、前記油圧ロストモーションシステム内の前記油圧作動ピストンを選択的に油圧でロックし、又はアンロックするステップと、
をさらに含む、請求項26に記載の方法。 - 前記油圧作動ピストンが、マスタスレーブピストン回路内のスレーブピストンである、請求項26に記載の方法。
- 前記油圧作動ピストンが、前記第1のロッカーアーム内に摺動可能に配置される、請求項26に記載の方法。
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