JP2012525951A - 着用可能吸収性物品の取り付け領域 - Google Patents

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Abstract

着用可能吸収性物品は、外側カバーと、吸収性コアアセンブリと、を備える。少なくとも外側カバーの一部は、少なくとも第1取り付け領域及び第2取り付け領域上で吸収性コアアセンブリに接合されている。第2取り付け領域の横方向全幅は、第1取り付け領域の横方向全幅よりも小さい。第2取り付け領域の少なくとも一部は、物品の臀部に配置されている。第1取り付け領域は、第2取り付け領域から長手方向外側に配置されている。

Description

広くは、本開示の実施形態は着用可能吸収性物品に関する。具体的には、本開示の実施形態は、伸縮性外側カバーを有する着用可能吸収性物品に関する。
着用可能吸収性物品としては、おむつ及び失禁用衣類が挙げられる。多くの着用可能吸収性物品は、物品の外側を形成する外側カバーを含む。大きさを拡大できる伸縮性材料で外側カバーを作製することは、有用であり得る。例えば、伸縮性外側カバーを有する着用可能吸収性物品は、着用者の様々な寸法に適合するように伸張可能である。伸縮性外側カバーは、着用者の移動時に着用者の身体に適合するように伸張することもできる。多くの着用可能吸収性物品はまた、体外排泄物を受容する、収容する、及び吸収するための吸収性コアアセンブリを含む。
構造的な一体性をもたらし、吸収性コアアセンブリを支持するために、アセンブリを外側カバーに接合することができる。残念ながら、吸収性コアアセンブリの伸縮性外側カバーへの接合が不十分な場合、着用可能吸収性物品は良好に機能しないことがある。吸収性コアアセンブリの伸縮性外側カバーへの接合が過剰な場合、外側カバーを伸張できる程度が制限されることがある。着用可能吸収性物品は、見栄えがしないか、又は不快に感じることがある。伸縮性外側カバーへの接合が不充分な吸収性コアアセンブリは、物品内で不適切に配置されることがある。不適切に配置されたコアアセンブリは、物品の腰縁部を超えて延在することがあり、したがって物品は見栄えがよくない。また、不適切に配置されたコアアセンブリでは、体外排泄物の収容が困難であり、漏れが生じることがある。
本開示は、伸縮性外側カバーに好適に接合された吸収性コアアセンブリを備える着用可能吸収性物品を含む。吸収性コアアセンブリには十分な構造的一体性及び支持体が備わっている一方で、伸縮性外側カバーは、相当程度まで伸張できる。これは、戦略的に適切な寸法であり、物品内に配置される取り付け領域によって、吸収性コアアセンブリが伸縮性外側カバーに接合されるためである。
例として、着用可能吸収性物品は、吸収性コアアセンブリと、伸縮性外側カバーとを有してもよい。吸収性コアアセンブリは、幅広の第1取り付け領域及び幅狭の第2取り付け領域によって伸縮性外側カバーに接合されていてもよい。幅狭の第2取り付け領域は物品の臀部に配置されていてもよく、幅広の第1取り付け領域は、第2取り付け領域から長手方向外側に配置されていてもよい。
物品の長手方向外側に配置された比較的幅広の第1取り付け領域は、吸収性コアアセンブリの縁部に十分な構造的支持をもたらしてもよいが、これは特に有用である。物品の臀部に配置された比較的幅狭の第2取り付け領域によって着用者の身体の長い周囲における相当程度の伸張性が実現するが、これは特に有益である。したがって、本開示の着用可能吸収性物品では、吸収性コアアセンブリは、漏れにくいけれども、物品の見栄えがよくて快適に感じることができるように、伸縮性外側カバーに好適に接合される。
本開示の実施形態による、伸縮性外側カバーに接合された収性コアアセンブリを含む、着用するために形成されたパンツ型着用可能吸収性物品の斜視図。 本開示の実施形態による、伸縮性外側カバーに接合された吸収性コアアセンブリを含む、平らな非収縮状態に広げられたパンツ型着用可能吸収性物品の内側の平面図。 本開示の実施形態による、伸縮性外側カバーに接合された吸収性コアアセンブリを含む、平らな非収縮状態に広げられたパンツ型着用可能吸収性物品の内側の平面図。 本開示の実施形態による、伸縮性外側カバーに接合された吸収性コアアセンブリを含む、平らな非収縮状態に広げられたパンツ型着用可能吸収性物品の内側の平面図。 本開示の実施形態による、伸縮性外側カバーに接合された吸収性コアアセンブリを含む、平らな非収縮状態に広げられたパンツ型着用可能吸収性物品の内側の平面図。 本開示の実施形態による、伸縮性外側カバーに接合された吸収性コアアセンブリを含む、着用するために形成されたパンツ型着用可能吸収性物品の斜視図。 本開示の実施形態による、伸縮性外側カバーに接合された吸収性コアアセンブリを含む、着用するために形成された前側締結可能な着用可能吸収性物品の斜視図。 本開示の実施形態による、伸縮性外側カバーに接合された吸収性コアアセンブリを含む、平らな非収縮状態に広げられた前側締結可能な着用可能吸収性物品の内側の平面図。 本開示の実施形態による、伸縮性外側カバーに接合された吸収性コアアセンブリを含む、平らな非収縮状態に広げられた前側締結可能な着用可能吸収性物品の内側の平面図。 本開示の実施形態による、伸縮性外側カバーに接合された吸収性コアアセンブリを含む、平らな非収縮状態に広げられた前側締結可能な着用可能吸収性物品の内側の平面図。 本開示の実施形態による、伸縮性外側カバーに接合された吸収性コアアセンブリを含む、平らな非収縮状態に広げられた前側締結可能な着用可能吸収性物品の内側の平面図。 本開示の実施形態による、多数の取り付け領域を備えた、伸縮性外側カバーに接合した吸収性コアアセンブリを含む、平らな非収縮状態に広げられた着用可能吸収性物品の一部の内側の平面図。 図3Aの実施形態の着用可能吸収性物品の一部の断面側面図。 本開示の実施形態による、多数の取り付け領域を備えた、伸縮性外側カバーに接合された吸収性コアアセンブリを含む、平らな非収縮状態に広げられた着用可能吸収性物品の一部の内側の平面図。 本開示の実施形態による、多数の取り付け領域を備えた、伸縮性外側カバーに接合された吸収性コアアセンブリを含む、平らな非収縮状態に広げられた着用可能吸収性物品の別の部分の内側の平面図。 本開示の実施形態による、取り付け領域上で伸縮性外側カバーの一部に接合された吸収性コアアセンブリを備える着用可能吸収性物品の一部を示す。 図5Aの実施形態の断面図。 本開示の実施形態による、取り付け領域上で伸縮性外側カバーの一部に接合された吸収性コアアセンブリの一部を備える着用可能吸収性物品の一部を示す。 図6Aの実施形態の断面図。 本開示の実施形態による、取り付け領域上で伸縮性外側カバーの一部に接合された吸収性コアアセンブリの一部を備える着用可能吸収性物品の一部を示す。 図7Aの実施形態の断面図。 本開示の実施形態による、取り付け領域上で伸縮性外側カバーの一部に接合された吸収性コアアセンブリの一部を備える着用可能吸収性物品の一部を示す。 図8Aの実施形態の断面図。 本開示の実施形態による、取り付け領域上で伸縮性外側カバーの一部に接合された吸収性コアアセンブリの一部を備える着用可能吸収性物品の一部を示す。 図9Aの実施形態の断面図。 本開示の実施形態による、取り付け領域上で伸縮性外側カバーの一部に接合された吸収性コアアセンブリの一部を備える着用可能吸収性物品の一部を示す。 図10Aの実施形態の断面図。
本開示の取り付け領域は、あらゆる種類の吸収性物品と共に使用され得る。吸収性物品は、排泄物(例えば、尿、経血、糞便など)を受容し、吸収できる。吸収性物品の例には、生理用品、衛生用品が挙げられる。
一部の吸収性物品は着用可能である。着用可能吸収性物品は、着用者の身体の胴体下部又はその周囲に着用されるよう構成される。着用可能吸収性物品の例としては、おむつ及び失禁用下着が挙げられる。着用可能吸収性物品は、着用者により着用されている間、排泄物を受容し収容することができる。着用可能吸収性物品は、本開示の実施形態を使用することができる。
一部の吸収性物品は使い捨てである。使い捨て吸収性物品は、一度使用した後に全体的に廃棄されるように構成されている。使い捨て吸収性物品は、汚れた物品が復元及び再使用されることを意図していない(例えば、洗濯されることを意図していない)ように構成されている。使い捨て吸収性物品の例としては、パッド及びライナーなど女性用ケア製品が挙げられる。使い捨て吸収性物品は、本開示の実施形態を使用することができる。
一部の吸収性物品は再利用可能である。再利用可能吸収性物品は、部分的又は全体的に1回以上使用されるように構成されている。再利用可能吸収性物品は、物品の一部又は全体が耐久性のある、又は洗濯に対して耐摩耗性のある、又は完全に洗濯可能であるように構成されている。再利用可能吸収性物品の一例は、洗濯可能な外側カバーを備えるおむつである。再利用可能吸収性物品は、本開示の実施形態を使用することができる。
本開示の図は、本明細書に記載の要素、それらの部品、及びそれらの関係を例示することを意図しているが、これらの図は、特に指定のない限り、あらゆる特定の相対的又は絶対的サイズ又は寸法を例示することを意図していない。これらの図は、本明細書に記載されるように、吸収性コアアセンブリを伸縮性外側カバーに接合するための取り付け領域を備える、様々な着用可能吸収性物品を示す。明確にするために、これらの図は、物品のすべての詳細を示すわけではない。図1A〜2Cの取り付け領域は、本開示の実施形態のいずれかに従って構成されていてもよい。
図1Aは、本開示の実施形態による、伸縮性外側カバー110に接合された吸収性コアアセンブリ150を含む、着用するために形成されたパンツ型着用可能吸収性物品100Aの斜視図を示す。様々な実施形態では、吸収性コアアセンブリ150は、図1B及び1Cの実施形態に関連して記載されるように、取り付け領域を使用して伸縮性外側カバー110に接合できる。着用可能吸収性物品100Aはまた、前側101と、前側腰縁部102と、後ろ側腰縁部104と、後ろ側105と、脚部開口縁部108と、脚部開口部109と、を含む。脚部開口縁部は、着用するために物品が形成されたときに、脚部開口部の一部又は全体を形成する、着用可能吸収性物品の部分である。様々な実施形態では、脚部開口縁部の一部、複数の部分、又は全体に弾性を備えて、収縮性の脚部開口部を形成してもよい。着用可能吸収性物品100Aでは、脚部開口縁部108は、着用可能吸収性物品100Aが砂時計に類似した全体形状を有するように、成形した切り抜きである。
本開示全体を通して、パンツ型着用可能吸収性物品の参照は、締結式の実施形態又は締結具を有さない実施形態を指すことができる。パンツ型着用可能吸収性物品の参照はまた、予め形成された(すなわち、物品の製造中に形成された)1つ以上の腰部開口部及び/又は脚部開口部を有する物品の実施形態、又は予め形成されたのではない腰部開口部及び脚部開口部を有する物品の実施形態を指すことができる。したがって、パンツ型として説明される本開示の吸収性物品の各実施形態は、当業者には理解されるように、これらの様式のいずれかで構成され得る。
図1Bは、本開示の実施形態による、伸縮性外側カバー110に接合された吸収性コアアセンブリ150を含む、平らな非収縮状態に広げられたパンツ型着用可能吸収性物品100Bの内側の平面図を示す。
図1Bでは、長手方向中心線113及び横方向中心線116は、着用可能吸収性物品100Bの相対位置を参照するための基準線を提供する。長手方向中心線113は物品の腰縁部間を結び、物品を左右の半分に分ける。横方向中心線116は長手方向中心線113に対して垂直であり、後ろ側105から前側101を分離する。第1位置が第2位置よりも長手方向中心線113に近接するとき、第1位置は、第2位置に対して横方向内側112にあると考えることができる。同様に、第2位置は、第1位置から横方向外側111にあるものと考えることができる。第3位置が第4位置よりも横方向中心線116に近接するとき、第3位置は、第4位置に対して長手方向内側115にあると考えることができる。また、第4位置は、第3位置から長手方向外側114にあるものと考えることができる。長手方向中心線113及び横方向中心線116は、着用可能吸収性物品100Bの中心119で交差する。
図1Bは、それぞれ着用可能吸収性物品100Bに関し、横方向外側111、横方向内側112、長手方向外側114、及び長手方向内側115の相対方向を示す矢印を含む。本開示全体を通して、長さ、つまり長手方向寸法、測定値、線、又は方向の参照は、長手方向中心線113に対して実質的に又は完全に平行である寸法、測定値、線、又は方向を指し、幅、つまり横方向寸法、測定値、線、又は方向の参照は、横方向中心線116に対して実質的に又は完全に平行である寸法、測定値、線、又は方向を指す。上述のように、相対位置を説明するための用語は、当業者には理解されるように、本開示全体を通して着用可能吸収性物品に関して使用される。
着用可能吸収性物品100Bは、前側101と、前側腰縁部102と、後ろ側腰縁部104と、後ろ側105と、前側臀部106Fと、後ろ側臀部106Bと、股部107と、脚部開口縁部108とを含む。
臀部は、物品の股部から長手方向外側に、物品の腰縁部に隣接して配置される着用可能吸収性物品の部分である。前側臀部は、着用可能吸収性物品の前側に、前側腰縁部に隣接して配置される。後ろ側臀部は、着用可能吸収性物品の後ろ側に、後ろ側腰縁部に隣接して配置される。
臀部は、物品のピッチの特定の割合である、長手方向全長を有する。着用可能吸収性物品は、前側腰縁部の長手方向外側最遠点と後ろ側腰縁部の長手方向外側最遠点との間で長手方向に測定されるピッチを有する。臀部は、隣接する腰縁部の長手方向外側最遠点から隣接する腰縁部の長手方向内側地点まで長手方向に測定される、長手方向全長を有する。
様々な実施形態では、臀部は、物品の全ピッチの35%、又は30%、又は25%、又は20%、又は15%、又は10%(又はこれらのいずれかの割合の間の任意の整数値)である長手方向全長を有してよい。本開示は、本明細書に開示される取り付け領域の様々な実施形態が、上述のいずれかの割合から選択される長手方向全長を有する臀部で用いられ得ることを想到する。
着用可能吸収性物品が明確に画定された、切断成形による脚部開口縁部を含む様々な実施形態では、臀部は、あるいは、脚部開口縁部の長手方向外側最遠点から長手方向外側に配置されることができ、隣接する腰縁部の長手方向外側最遠点から脚部開口縁部の長手方向外側最遠点まで長手方向に測定される長手方向全長を有することができる。
着用可能吸収性物品100Bは、脚部開口縁部108に沿って、後ろ側105に後ろ側長手方向外側最遠点108B−1を含む。したがって、後ろ側臀部106Bは、後ろ側長手方向外側最遠点108B−1から長手方向外側に配置されることができ、隣接する腰縁部104の長手方向外側最遠点から脚部開口縁部108の後ろ側長手方向外側最遠点108B−1まで長手方向に測定される長手方向全長を有することができる。着用可能吸収性物品100Bはまた、脚部開口縁部108に沿って、前側101内に前側長手方向外側最遠点108F−1を含む。したがって、前側臀部106Fは、前側長手方向外側最遠点108F−1から長手方向外側に配置されることができ、隣接する腰縁部102の長手方向外側最遠点から脚部開口縁部108の前側長手方向外側最遠点108F−1まで長手方向に測定される長手方向全長を有することができる。
予め形成されたパンツ型物品が明確に画定された、切断成形による脚部開口縁部を含まない様々な実施形態では、図1D〜1Fの実施形態に関連して記載されるように、臀部は、あるいは側面接続部の長手方向内側最遠点から長手方向外側に配置されることができ、隣接する腰縁部の長手方向外側最遠点から側面接続部の長手方向内側最遠点まで長手方向に測定される長手方向全長を有することができる。
着用可能吸収性物品100Bでは、伸縮性外側カバー110は、取り付け領域190上で吸収性コアアセンブリ150に接合されている。図1Bの外側カバー110、吸収性コアアセンブリ150、及び取り付け領域190は、図3Aの実施形態に関連して記載されるようにそれぞれ構成されていてもよい。着用可能吸収性物品100Bの様々な実施形態では、前側101若しくは後ろ側105、又は前側101及び後ろ側105は、図3Aに記載されるように構成されていてもよい。
図1Cは、本開示の実施形態による、伸縮性外側カバー110に接合された吸収性コアアセンブリ150を含む、平らな非収縮状態に広げられたパンツ型着用可能吸収性物品100Cの内側の平面図を示す。着用可能吸収性物品100Cは、前側101と、前側腰縁部102と、後ろ側腰縁部104と、後ろ側105と、前側臀部106Fと、後ろ側臀部106Bと、股部107と、成形された脚部開口縁部108と、を含む。着用可能吸収性物品100Cはまた、長手方向中心線113と横方向中心線116とを含み、これらは、横方向外側111、横方向内側112、長手方向外側114、及び長手方向内側115の方向、並びに中心119を画定する。図1Bの外側カバー110、吸収性コアアセンブリ150、及び取り付け領域190は、図4の実施形態に関連して記載されるようにそれぞれ構成されていてもよい。着用可能吸収性物品100Cの様々な実施形態では、前側101若しくは後ろ側105、又は前側101及び後ろ側105は、図4に記載されるように構成されていてもよい。
図1Dは、本開示の実施形態による、平らな非収縮状態に広げられたパンツ型着用可能吸収性物品100Dの内側の平面図を示す。着用可能吸収性物品100Dでは、着用可能吸収性物品100Aが矩形の全体形状を有するように脚部開口縁部108が直線の長手方向縁部の一部である点を除き、着用可能吸収性物品100Dは着用可能吸収性物品100Bと同様に構成されている。
また、着用可能吸収性物品100Dは、脚部開口縁部108に沿って後ろ側105に後ろ側長手方向外側最遠点108B−1を含み、後ろ側長手方向外側最遠点108B−1は、図1Fの実施形態に関連して記載されるように、側面接続部の長手方向内側最遠点と一致する。更に、着用可能吸収性物品100Dは、脚部開口縁部108に沿って前側101に前側長手方向外側最遠点108F−1を含み、前側長手方向外側最遠点108F−1は、図1Fの実施形態に関連して記載されるように、側面接続部の長手方向内側最遠点と一致する。
図1Eは、本開示の実施形態による、平らな非収縮状態に広げられたパンツ型着用可能吸収性物品100Eの内側の平面図を示す。着用可能吸収性物品100Eでは、着用可能吸収性物品100Aが矩形の全体形状を有するように脚部開口縁部108が直線の長手方向縁部の一部である点を除き、着用可能吸収性物品100Eは着用可能吸収性物品100Cと同様に構成される。着用可能吸収性物品100Eはまた、図1Dの実施形態に関連して記載されるように、脚部開口縁部108に沿って後ろ側105に後ろ側長手方向外側最遠点108B−1を、並びに脚部開口縁部108に沿って前側101に前側長手方向外側最遠点108F−1を含む。
図1Fは、着用するために形成された、パンツ型着用可能吸収性物品100Fの斜視図を示す。様々な実施形態では、着用可能吸収性物品100Fは、着用可能吸収性物品100D又は100Eと同様に構成されていてもよい。着用可能吸収性物品100Fは、明確に画定された、切断成形による脚部開口縁部を含まない、予め形成されたパンツ型物品である。しかし、着用可能吸収性物品100Fは、側面接続部106Sを含む。幾つかの実施形態では、側面接続部106Sは永続的である、又は再締結可能であってもよい。側面接続部106Cは、長手方向内側最遠点106S−1を有する。
図2Aは、本開示の実施形態による、伸縮性外側カバー210に接合された吸収性コアアセンブリ250を含む、着用するために形成された前側締結可能な着用可能吸収性物品200Aの斜視図を示す。様々な実施形態では、吸収性コアアセンブリ250は、図2B及び2Cの実施形態に関連して記載されるように、取り付け領域を使用して伸縮性外側カバー210に接合できる。着用可能吸収性物品200Aはまた、前側201と、前側腰縁部202と、後ろ側腰縁部204と、後ろ側205と、脚部開口縁部208と、を含む。
本開示は前締結式着用可能吸収性物品を参照するが、本開示はまた、本明細書に記載されるように、取り付け領域を有する着用可能吸収性物品の代替実施形態も想到し、それらの着用可能吸収性物品は後締結式である。したがって、前側締結可能と記載される本開示の着用可能吸収性物品の各実施形態は、当業者に理解されるように、後側締結可能としても構成できる。本開示の実施形態はまた、着用者の定位置に物品を保持するための他のシステムを備える、様々な他の着用可能吸収性物品に適用されてよい。
図2Bは、本開示の実施形態による、伸縮性外側カバー210に接合された吸収性コアアセンブリ250を含む、平らな非収縮状態に広げられた前側締結可能な着用可能吸収性物品200Bの内側の平面図を示す。着用可能吸収性物品200Cは、前側201と、前側腰縁部202と、後ろ側腰縁部204と、後ろ側205と、前側臀部206Fと、後ろ側臀部206Bと、股部207と、脚部開口縁部208とを含む。
着用可能吸収性物品200Bでは、脚部開口縁部208は、明確に画定され、切断成形されている。着用可能吸収性物品200Bは、脚部開口縁部208に沿って後ろ側205に後ろ側長手方向外側最遠点208B−1を含む。したがって、後ろ側臀部206Bは、隣接する腰縁部204の長手方向外側最遠点から脚部開口縁部208の後ろ側長手方向外側最遠点208B−1まで長手方向に測定される長手方向全長を有することができる。着用可能吸収性物品200Bはまた、脚部開口縁部208に沿って前側201に前側長手方向外側最遠点208F−1を含む。したがって、前側臀部206Fは、隣接する腰縁部202の長手方向外側最遠点から脚部開口縁部208の前側長手方向外側最遠点208F−1まで長手方向に測定される長手方向全長を有することができる。あるいは、臀部206B及び206Fのいずれか、又はその両方は、上述のように、物品のピッチの特定の割合である長手方向全長を有することができる。
着用可能吸収性物品200Cはまた、長手方向中心線213と横方向中心線216とを含み、これらは、横方向外側211、横方向内側212、長手方向外側214、及び長手方向内側215の方向、並びに中心219を画定する。図2Bの外側カバー210、吸収性コアアセンブリ250、及び取り付け領域290は、図3Aの実施形態に関連して記載されるようにそれぞれ構成されていてもよい。着用可能吸収性物品200Bの様々な実施形態では、前側201若しくは後ろ側205、又は前側201及び後ろ側205は、図3Aに記載されるように構成されていてもよい。
図2Cは、本開示の実施形態による、伸縮性外側カバー210に接合された吸収性コアアセンブリ250を含む、平らな非収縮状態に広げられた前側締結可能な着用可能吸収性物品200Cの内側の平面図を示す。着用可能吸収性物品200Cは、前側201と、前側腰縁部202と、後ろ側腰縁部204と、後ろ側205と、前側臀部206Fと、後ろ側臀部206Bと、股部207と、脚部開口縁部208と、を含む。着用可能吸収性物品200Cはまた、長手方向中心線213と横方向中心線216とを含み、これらは、横方向外側211、横方向内側212、長手方向外側214、及び長手方向内側215の方向、並びに中心219を画定する。図2Cの外側カバー210、吸収性コアアセンブリ250、及び取り付け領域290は、図4の実施形態に関連して記載されるようにそれぞれ構成されていてもよい。着用可能吸収性物品200Cの様々な実施形態では、前側201若しくは後ろ側205、又は前側201及び後ろ側205は、図4に記載されるように構成されていてもよい。
図2Dは、本開示の実施形態による、平らな非収縮状態に広げられた前側締結可能な着用可能吸収性物品200Dの内側の平面図を示す。着用可能吸収性物品200Dでは、着用可能吸収性物品200Aが実質的に矩形の全体形状を有するように脚部開口縁部208が直線の長手方向縁部の一部である点を除き、着用可能吸収性物品200Dは着用可能吸収性物品200Bと同様に構成されている。
図2Eは、本開示の実施形態による、平らな非収縮状態に広げられた前側締結可能な着用可能吸収性物品200Eの内側の平面図を示す。着用可能吸収性物品200Eでは、着用可能吸収性物品200Aが実質的に矩形の全体形状を有するように脚部開口縁部208が直線の長手方向縁部の一部である点を除き、着用可能吸収性物品200Eは着用可能吸収性物品200Cと同様に構成されている。
図3Aは、本開示の実施形態による、第1取り付け領域320、第2取り付け領域330、及び第3取り付け領域340上で伸縮性外側カバー310に接合された吸収性コアアセンブリ350を含む、平らな非収縮状態に広げられた着用可能吸収性物品300の一部の内側の平面図を示す。吸収性コアアセンブリ350は、取り付け領域320、330、及び340上にあり、これらはそれぞれ伸縮性外側カバー310上にある。
明確にするために、吸収性コアアセンブリ350は、目に見える外側縁部を有する透明部分として示され、取り付け領域320、330、及び340を見やすくする。着用可能吸収性物品300は、パンツ型着用可能吸収性物品であっても、前側締結可能な着用可能吸収性物品であってもよい。着用可能吸収性物品300の一部は、前側部分又は後ろ側部分であってもよい。図3Aにおいて、この一部は着用可能吸収性物品300の他の部分から切り離されて示されているので、この部分の外側縁部の一部は折れ線である。
着用可能吸収性物品300は、腰縁部303と、臀部306と、股部307と、脚部開口縁部308と、を含む。着用可能吸収性物品300はまた、横方向外側311及び横方向内側312の方向を画定する長手方向中心線313と、を含み、長手方向外側314及び長手方向内側315の方向、を含む。
伸縮性外側カバー310の少なくとも一部は、下記のように横方向に伸縮性がある。様々な実施形態では、伸縮性外側カバー310の一部、又は複数の部分、又は実質的に全体、又は全体は、横方向、長手方向、又は横方向と長手方向の両方において弾性がある、又は延伸性があるように構成されていてもよい。
本明細書で使用するとき、用語「伸縮性」は、(本明細書に記載されるように)ヒステリシス試験における0.1〜10N/cmの負荷で、相当な破裂又は破損を示さずに少なくとも50%伸長する材料の特性を指す。ミクロサイズの破裂又は破損は、相当な破裂又は破損とは見なされない。しかし、構造を貫通するマクロサイズの破裂(例えば、任意の方向における約5mm超の裂け目、又は2つ以上の片への破断、又は材料をその用途に使用できない状態にする相当な構造的劣化をもたらすなどの1つ以上の大きな裂け目)は、相当な破裂又は破損と見なされる。この「伸縮性」の定義を満たさない材料は、「非伸縮性」と見なされる。伸縮性材料は、本明細書で定義されるように弾性であるか、延伸性があってもよい。
本明細書で使用するとき、用語「弾性」は、ヒステリシス試験における0.1〜10N/cmの負荷で、相当な破裂又は破損を示さずに少なくとも50%伸長する材料の特性を指す。更に、ヒステリシス試験に従って測定した場合、弾性材は、負荷の除去時に20%以下のひずみを有する。例えば、25ミリメートルの初期長を有する弾性材は、少なくとも37.5ミリメートルまで伸長でき(50%の伸長)、負荷の除去時には、27.5ミリメートルの長さまで縮む。すなわち、ヒステリシス試験によると、2.5ミリメートルのひずみ(10%のひずみ)を有する。しかし、この弾性の定義が、ヒステリシス試験の適切な対象となるために適切な寸法(例えば、十分な幅)を有さない個別の弾性ストランドなどの材料には適用されないことは理解されるべきである。それよりもむしろ、かかる材料は、バイアス力の印加時には少なくとも50%伸長でき、バイアス力の除去時には実質的に元の長さに戻る(すなわち、20%未満のひずみを示す)場合、弾性的と見なされる。
本明細書で使用するとき、用語「延伸性がある」は、ヒステリシス試験における0.1〜10N/cmの負荷で、相当な破裂又は破損を示さずに少なくとも50%伸長する材料の特性を指す。更に、ヒステリシス試験に従って測定した場合、延伸性材料は、負荷の除去時に20%超のひずみを有する。例えば、25ミリメートルの初期長を有する延伸性材料は、少なくとも37.5ミリメートルまで伸長でき(50%の伸長)、印加した負荷の除去時には、35ミリメートルの長さまで縮む。すなわち、ヒステリシス試験によると、10ミリメートルのひずみ(40%のひずみ)を有する。
吸収性コアアセンブリは、木材パルプ及び/又は超吸収体粒子などの1つ以上の吸収性材料で作製されたコアを含み、当該技術分野において既知のように、体外排泄物を受容し、収容し、貯蔵し、及び/又は処理するための1つ以上の更なる組成物、材料、又は構造体を含んでもよい。例えば、吸収性コアは、液体透過性トップシート、獲得層、分配層、貯蔵層、及び液体不透過性バックシートのような1つ以上の層を備えてもよい。あるいは、バックシートは、液体の透過を阻止するように構成されていてもよい。バックシートは、通気性があるように構成されていても、構成されていなくてもよい。吸収性コアアセンブリはまた、バリアレグカフ、糞便格納区画、背骨状の構造体(例えば、公開米国特許出願第2007−0287983A1号、Absorbent Article Having an Anchored Core Assembly」に記載の主要な支持構造体)、及び湿り度インジケータなど1つ以上の様々な構造体を含んでもよい。更に、吸収性コアアセンブリは、アセンブリの外側表面上及び/又はアセンブリ内部に、ローション、香料、及び知覚性材料のような1つ以上の組成物を含むことができる。
吸収性コアアセンブリ350は、長手方向側面351と、第1縁部353と、第2縁部(図示せず)とを含む。吸収性コアアセンブリは、長手方向側面の1つにあるコアアセンブリの横方向外側最遠点と、もう1つの長手方向側面にあるコアアセンブリの横方向外側最遠点との間で横方向に測定される横方向全幅を有する。吸収性コアアセンブリは、縁部の1つにあるコアアセンブリの長手方向外側最遠点と、もう1つの縁部にある長手方向外側最遠点との間で長手方向に測定される長手方向全長を有する。吸収性コアアセンブリ350は、長手方向全長の全体に沿って実質的に均一の長手方向幅358を有する。しかし、様々な実施形態では、吸収性コアアセンブリは、長手方向全長の一部、又は複数の部分、又は全体で様々な長手方向幅を有してもよい。吸収性コアアセンブリ350は、着用可能吸収性物品300の長手方向全長に等しい長手方向全長を有する。結果として、第1縁部353は、腰縁部303と一致する。しかし、幾つかの実施形態では、吸収性コアアセンブリは、物品の長手方向全長よりも短い長手方向全長を有してもよい。結果として、吸収性コアアセンブリのいずれかの縁部又は両方の縁部は、物品の一方の腰縁部又は両方の腰縁部に対して長手方向内側に配置されていてもよい。
吸収性コアアセンブリ350は、第1取り付け領域320、第2取り付け領域330、及び第3取り付け領域340上で伸縮性外側カバー310に接合されている。本明細書で使用するとき、用語「接合される」は、要素が別の要素に直接に固定される構成、及び要素が1つ以上の中間部材に接続され、その中間部材が別の要素に接続されることによって要素が別の要素に間接的に固定される構成を指す。接合された構成では、要素は、図5A〜10Bの接続など任意の種類の接続によって別の要素に固定されてもよい。また、本明細書で使用するとき、用語「取り付け領域」は、画定された外側境界を有する二次元の場所を指し、これに渡って吸収性コアアセンブリが着用可能吸収性物品の外側カバーに有効に接合されている。第1取り付け領域320、第2取り付け領域330、及び第3取り付け領域340のいずれか又は全ては、図5A〜10Bの実施形態に関連して記載されるように構成されていてもよい。幾つかの実施形態では、1つ以上の取り付け領域は、公開米国特許出願第2007−0287983A1号「Absorbent Article Having an Anchored Core Assembly」に記載される固定バンド又は固定システムを形成するために用いられてよい。
第1取り付け領域320は、着用可能吸収性物品300の臀部306に、第2取り付け領域330から長手方向外側に配置されている。しかし、幾つかの実施形態では、第1取り付け領域は、第2取り付け領域から部分的にだけ長手方向外側でにあってもよい。例えば、第2取り付け領域が長手方向外側最遠点を含む実施形態では、図3Cの実施形態に関連して記載されるように、第1取り付け領域の一部がこの最遠点に対して長手方向内側にある一方で、第1取り付け領域の一部がこの最遠点から長手方向外側にあってもよい。様々な実施形態では、取り付け領域が着用可能吸収性物品内の横方向中心に置かれない場合があるが、第1取り付け領域320は長手方向中心線313に重なり合い、着用可能吸収性物品300内の横方向中心に置かれる。第1取り付け領域320は、着用可能吸収性物品300の臀部306内に、第2取り付け領域330から長手方向外側に配置されている。第1取り付け領域320は、第2取り付け領域330に隣接する。あるいは、第1取り付け領域は、図4の実施形態に関連して記載されるように、第2取り付け領域から離隔されていてもよい。
本開示全体を通じて、各取り付け領域は、本明細書に記載されるように、取り付け領域の最大幅で横方向に測定される横方向全幅を有する。取り付け領域が物品の長手方向中心線に重なり合う場合、取り付け領域は、長手方向中心線の片側の領域の横方向外側最遠点と長手方向中心線のもう一方の側の領域の横方向外側最遠点との間で横方向に測定される横方向全幅を有する。取り付け領域が物品の長手方向中心線に重なり合わない場合、取り付け領域は、領域の横方向内側最遠点と領域の横方向外側最遠点との間で横方向に測定される横方向全幅を有する。本開示全体を通じて、第2取り付け領域では、横方向全幅は、臀部内の直前に記載した最遠点を使用し、臀部の外側の幅測定値をすべて無視して、物品の臀部内に配置された第2取り付け領域部分の最大幅で横方向に測定される。
本開示全体を通じて、各取り付け領域は、取り付け領域の最大長に沿って長手方向に測定される、長手方向全長を有する。取り付け領域が物品の横方向中心線に重なり合う場合、取り付け領域は、横方向中心線の片側の領域の長手方向外側最遠点と横方向中心線のもう一方の側の領域の長手方向外側最遠点との間で長手方向に測定される長手方向全長を有する。取り付け領域が物品の横方向中心線に重なり合わない場合、取り付け領域は、領域の長手方向内側最遠点と領域の長手方向外側最遠点との間で長手方向に測定される長手方向全長を有する。
第1取り付け領域320は、長手方向側面321と、長手方向内側縁部322と、長手方向外側縁部323と、を含む。第1取り付け領域320は、実質的に均一の長手方向全長324と、実質的に均一の横方向全幅328と、を有する。幾つかの実施形態では、取り付け領域は、その長手方向全長にわたって様々な横方向幅を有してもよい。また、様々な実施形態では、取り付け領域はその横方向全幅にわたって様々な長手方向長さを有してもよい。
第1取り付け領域320の外側縁部は、第1取り付け領域320の長手方向側面321が吸収性コアアセンブリ350の長手方向側面351の部分と一致し、第1取り付け領域320の長手方向外側縁部323が吸収性コアアセンブリ350の第1縁部353と一致するように、吸収性コアアセンブリ350の外側縁部まで延在する。様々な実施形態では、第1取り付け領域の外側縁部の1つ以上は、吸収性コアアセンブリの外側縁部と部分的にだけ一致してもよい。あるいは、第1取り付け領域の1つ以上の外側縁部は、図4の実施形態に関連して記載されるように、吸収性コアアセンブリの外側縁部までは延在しなくてもよい。第1取り付け領域320の長手方向内側縁部322の一部は、第2取り付け領域330の長手方向外側縁部333と一致する。
着用可能吸収性物品で吸収性コアアセンブリを伸縮性外側カバーに接合するための第1取り付け領域の横方向全幅及び長手方向全長の特定の寸法は、次のように選択されてもよい。広くは、第1取り付け領域は、外側カバーの内側の定位置に吸収性コアアセンブリを十分に保持し、吸収性コアアセンブリが自身の内側に折り畳まれないようにし、吸収性コアアセンブリ内に配置された引張弾性材に対する十分な構造的抵抗をもたらすために十分に大きい必要がある。同時に、第1取り付け領域は、外側カバーが伸張できる程度を過度に制約するほどには大きくない必要がある。同様に、第1取り付け領域が伸縮性ウエストバンド構造体の上に配置される場合、第1取り付け領域は、ウエストバンドが伸張できる程度を過度に制約するほどには大きくない必要がある。これらの設計原則の使用は、外側カバー及び/又はウエストバンドにおける伸張性の程度によって導かれる。外側カバー及び/又はウエストバンドの伸縮性がより高い場合、より大きい取り付け領域が可能であるが、外側カバー及び/又はウエストバンドの伸縮性がより低い場合、より小さい取り付け領域が必要になる。
様々な実施形態では、第1取り付け領域の長手方向全長は、1〜60ミリメートルの任意の長さ、5〜40ミリメートルの任意の長さ、若しくは10〜20ミリメートルの任意の長さ、又はこれらのいずれかの範囲内の長さ(ミリメートル)の任意の整数値であってもよい。あるいは、幾つかの実施形態では、第1取り付け領域の長手方向全長は、着用可能吸収性物品の長手方向全長の1%〜15%の任意の割合、着用可能吸収性物品の長手方向全長の1%〜10%の任意の割合、若しくは着用可能吸収性物品の長手方向全長の1%〜5%の任意の割合、又はこれらのいずれかの範囲内の割合の任意の整数値であってもよい。第1取り付け領域の横方向全幅については、図4の実施形態に関連して更に記載する。
伸縮性外側カバー310は、第1取り付け領域320の下にある領域を含む。第1取り付け領域320の下にある伸縮性外側カバー310の領域は、伸縮性材料で形成されていても、形成されていなくてもよい。
伸縮性外側カバー310はまた、2つの領域362を含み、それぞれ第1取り付け領域320からすぐ横方向外側に配置されている。本明細書で使用するとき、用語「すぐ横方向外側」は、参照される領域から横方向外側、並びに参照される領域と同じ長手方向位置又は長手方向位置内である、着用可能吸収性物品における相対的な配置を指す。2つの領域362は、第1取り付け領域320と同じ長手方向位置にある。第1取り付け領域320の長手方向位置は、長手方向内側縁部322及び長手方向外側縁部323によって画定されている。結果として、領域362の長手方向位置はまた、第1取り付け領域320の長手方向内側縁部322及び長手方向外側縁部323によって画定されている。図3Aでは、第1取り付け領域320の長手方向内側縁部322で長手方向内側最遠点から引かれた横方向基準線は、領域362の長手方向内側境界を示す。様々な実施形態では、取り付け領域からすぐ横方向外側の領域は、取り付け領域に隣接していても、取り付け領域から離隔されていてもよい。
図3Aの実施形態では、領域362のそれぞれは、横方向に伸縮性がある。しかし、幾つかの実施形態では、第1取り付け領域からすぐ横方向外側の領域の1つだけが、横方向に伸縮性があってもよい。領域362のいずれか又は両方は、横方向に弾性があるか、又は横方向に延伸性があるか、又は横方向に弾性があると横方向に延伸性があるとの組み合わせであってもよい。領域362のいずれか又は両方は、長手方向に伸縮性があってもよいか、又は長手方向に伸縮性がなくてもよい。代替の実施形態では、領域362のいずれか又は両方は、実質的に又は完全に伸縮性がなくてもよい。
図3Aの実施形態では、物品の長手方向外側部分に配置される、第1取り付け領域320の比較的幅広の横方向全幅328は、吸収性コアアセンブリ350の第1縁部353に対する十分な構造的支持をもたらすことができるが、これは特に有用である。したがって、着用可能吸収性物品300では、吸収性コアアセンブリ350は、漏れにくいけれども、物品300の見栄えがよくて快適に感じることができるように、伸縮性外側カバー310に好適に接合できる。
第2取り付け領域330全体は、着用可能吸収性物品300の臀部306に配置されている。しかし、様々な実施形態では、図3Cの実施形態に関連して記載されるように、第2取り付け領域は、着用可能吸収性物品の臀部内に部分的にだけ配置されていてもよい。様々な実施形態では、取り付け領域が着用可能吸収性物品内の横方向中心に置かれない場合があるが、第2取り付け領域330は長手方向中心線313に重なり合い、着用可能吸収性物品300内の横方向中心に置かれる。第2取り付け領域330全体はまた、第1取り付け領域320に対して長手方向内側かつ第3取り付け領域340から長手方向外側に配置されている。しかし、幾つかの実施形態では、第2取り付け領域は、第1取り付け領域に対して部分的にだけ長手方向内側にあってもよい。例えば、第1取り付け領域が長手方向内側最近点を含む実施形態では、図3Cの実施形態に関連して記載されるように、第2取り付け領域の一部がこの最近点から長手方向外側にある一方で、第2取り付け領域の一部がこの最近点に対して長手方向内側にあってもよい。また、幾つかの実施形態では、第2取り付け領域は、第3取り付け領域から部分的にだけ長手方向外側でにあってもよい。一例としては、第3取り付け領域が長手方向外側最遠点を含む実施形態では、図3Cの実施形態に関連して記載されるように、第2取り付け領域の一部がこの最遠点に対して長手方向内側にある一方で、第2取り付け領域の一部がこの最遠点から長手方向外側にあってもよい。第2取り付け領域330は、第1取り付け領域320に隣接し、かつ第3取り付け領域340に隣接している。あるいは、第2取り付け領域は、図4の実施形態に関連して記載されるように、第1取り付け領域及び/又は第3取り付け領域から離隔されていてもよい。
代替の実施形態では、着用可能吸収性物品は、第3取り付け領域なしで構成されていてもよい。この代替の実施形態の変化形では、第2取り付け領域は長手方向内側に延在していてもよい。例えば、第2取り付け領域は着用可能吸収性物品の中心まで、又は中心を通って延在していてもよい。更なる例として、第2取り付け領域は、物品の中心を通って、第1取り付け領域から着用可能吸収性物品のもう一方の半分にある別の第1取り付け領域まで延在していてもよい。
第2取り付け領域330は、長手方向側面331と、長手方向内側縁部332と、長手方向外側縁部333と、を含む。第2取り付け領域330は、実質的に均一の長手方向全長334と、実質的に均一の横方向全幅338とを有する。しかし、幾つかの実施形態では、取り付け領域は、様々な幅及び長さを有してもよい。
第2取り付け領域330は、第1取り付け領域320よりも幅狭である。結果として、第2取り付け領域330の横方向全幅338は、第1取り付け領域320の横方向全幅328よりも小さい。しかし、幾つかの実施形態では、第2取り付け領域330の一部だけが、第1取り付け領域320の横方向全幅328よりも小さい横方向全幅を有してもよい。例えば、第2取り付け領域が着用可能吸収性物品の臀部内に部分的にだけ配置される実施形態では、第2取り付け領域は、第1臀部に配置されている第2取り付け領域の一部だけが第1取り付け領域の横方向全幅よりも小さい横方向全幅を有するように構成されていてもよい。この例では、臀部の外側にある第2取り付け領域の一部は、第1取り付け領域の横方向全幅よりも小さい横方向全幅を有しても、有さなくてもよい。
第2取り付け領域330の長手方向側面331は、第1取り付け領域320の長手方向側面321に対して横方向内側、かつ吸収性コアアセンブリ350の長手方向側面351に対して横方向内側に配置される。
第2取り付け領域330の長手方向内側縁部332の一部は、第3取り付け領域340の長手方向外側縁部343と一致する。様々な実施形態では、第2取り付け領域の長手方向内側縁部は、部分的にだけ第3取り付け領域の長手方向外側縁部と一致してもよい。例えば、第2取り付け領域の長手方向内側縁部及び第3取り付け領域の長手方向外側縁部は、縁部の1つ又は両方の幅よりも短い共有境界を有してもよい。第2取り付け領域330の長手方向外側縁部333は、第1取り付け領域320の長手方向内側縁部332の一部と一致する。幾つかの実施形態では、第2取り付け領域の長手方向外側縁部は、部分的にだけ第1取り付け領域の長手方向内側縁部の一部と一致してもよい。
着用可能吸収性物品で吸収性コアアセンブリを伸縮性外側カバーに接合するための第2取り付け領域の横方向全幅及び長手方向全長の特定の寸法は、次のように選択されてもよい。広くは、第2取り付け領域は、外側カバーの内側の定位置に吸収性コアアセンブリを十分に保持し、吸収性コアアセンブリが自身の内側に折り畳まれないようにするために十分に大きい必要がある。同時に、第1取り付け領域は、外側カバーが伸張できる程度を過度に制約するほどには大きくない必要がある。これらの設計原則の使用は、上述されるように外側カバーにおける伸張性の程度によって導かれる。
第2取り付け領域の横方向全幅は、絶対寸法の観点から、及び相対寸法の観点から理解できる。様々な実施形態では、第2取り付け領域の横方向全幅は、5〜110ミリメートルの任意の幅、5〜60ミリメートルの任意の幅、若しくは5〜25ミリメートルの任意の幅、又はこれらのいずれかの範囲内の幅(ミリメートル)の任意の整数値であってもよい。あるいは、幾つかの実施形態では、第2取り付け領域の横方向全幅は、吸収性コアアセンブリの横方向全幅の3%〜95%の任意の割合、又は吸収性コアアセンブリの横方向全幅の3%〜90%の任意の割合、若しくは吸収性コアアセンブリの横方向全幅の3%〜50%の任意の割合、又はこれらのいずれかの範囲内の割合の任意の整数値であってもよい。第2取り付け領域の長手方向全長は、任意の長さであってもよい。
伸縮性外側カバー310は、第2取り付け領域330の下にある領域を含む。第2取り付け領域330の下にある伸縮性外側カバー310の領域は、伸縮性材料で形成されていても、形成されていなくてもよい。
伸縮性外側カバー310はまた、2つの領域363を含み、それぞれは第2取り付け領域330からすぐ横方向外側に配置されている。2つの領域363は、第2取り付け領域330と同じ長手方向位置にある。第2取り付け領域330の長手方向位置は、長手方向内側縁部332及び長手方向外側縁部333によって画定されている。結果として、領域363の長手方向位置はまた、第2取り付け領域330の長手方向内側縁部332及び長手方向外側縁部333によって画定されている。図3Aでは、第2取り付け領域330の長手方向内側縁部332上の長手方向内側最遠点から引かれた横方向基準線は、領域363の長手方向内側境界を示し、第2取り付け領域330の長手方向外側縁部333上の長手方向外側最遠点から引かれた横方向基準線は、領域363の長手方向外側境界を示す。
図3Aの実施形態では、領域363のそれぞれは、横方向に伸縮性がある。しかし、幾つかの実施形態では、第2取り付け領域からすぐ横方向外側の領域の1つだけが、横方向に伸縮性があってもよい。領域363のいずれか又は両方は、横方向に弾性があるか、又は横方向に延伸性があるか、又は横方向に弾性があると横方向に延伸性があるとの組み合わせであってもよい。領域363のいずれか又は両方は、長手方向に伸縮性があってもよいか、又は長手方向に伸縮性がなくてもよい。
図3Aの実施形態では、着用可能吸収性物品300の臀部306に配置される、第2取り付け領域330の比較的幅狭の横方向全幅338により、着用者の身体の長い周囲(例えば、臀部全体)における相当程度の伸張性が実現するが、これは特に有益である。したがって、着用可能吸収性物品300では、吸収性コアアセンブリ350は、漏れにくいけれども、物品300の見栄えがよくて快適に感じることができるように、伸縮性外側カバー310に好適に接合できる。
第3取り付け領域340の実質的に全体は、着用可能吸収性物品300の股部307に配置されている。しかし、様々な実施形態では、第3取り付け領域の全体は、着用可能吸収性物品の股部内に配置されていてもよい。様々な実施形態では、取り付け領域が着用可能吸収性物品内の横方向中心に置かれない場合があるが、第3取り付け領域340は長手方向中心線313に重なり合い、着用可能吸収性物品300内の横方向中心に置かれる。第3取り付け領域340の全体は、第2取り付け領域330に対して長手方向内側に配置されている。しかし、幾つかの実施形態では、第3取り付け領域は、第2取り付け領域に対して部分的にだけ長手方向内側でにあってもよい。例えば、第2取り付け領域が長手方向内側最近点を含む実施形態では、図3Cの実施形態に関連して記載されるように、第3取り付け領域の一部がこの最近点から長手方向外側にある一方で、第3取り付け領域の一部がこの最近点に対して長手方向内側にあってもよい。第3取り付け領域340は、第2取り付け領域330に隣接している。あるいは、第3取り付け領域は、図4の実施形態に関連して記載されるように、第2取り付け領域から離隔されていてもよい。
第3取り付け領域340は、長手方向側面341と、第1縁部343と、第2縁部(図示せず)と、を含む。第3取り付け領域は、着用可能吸収性物品の中心まで、又は中心を通って延在していてもよい。幾つかの実施形態では、第3取り付け領域は、着用可能吸収性物品の中心を通って、物品のもう一方の半分にある別の第2取り付け領域まで延在していてもよい。
第3取り付け領域340は、実質的に均一の横方向全幅348を有してもよい。しかし、幾つかの実施形態では、取り付け領域は、様々な幅を有してもよい。第3取り付け領域の横方向全幅は、第2取り付け領域の横方向全幅とは異なる。図3Aの実施形態では、第3取り付け領域340の横方向全幅348は、第2取り付け領域330の横方向全幅338よりも小さい。第3取り付け領域340の長手方向側面341は、第2取り付け領域330の長手方向側面331に対して横方向内側、かつ吸収性コアアセンブリ350の長手方向側面351に対して横方向内側に配置されている。しかし、代替の実施形態では、第3取り付け領域の横方向全幅は、第2取り付け領域の横方向全幅以上であってもよい。更に、追加の代替の実施形態では、第3取り付け領域の横方向全幅は、第1取り付け領域の横方向全幅未満であるか、第1取り付け領域の横方向全幅に等しいか、又は第1取り付け領域の横方向全幅超であってもよい。
第3取り付け領域340の第1縁部343は、第2取り付け領域330の長手方向内側縁部332の一部と一致する。様々な実施形態では、第3取り付け領域の縁部は、部分的にだけ第2取り付け領域の長手方向内側縁部と一致してもよい。
着用可能吸収性物品で吸収性コアアセンブリを伸縮性外側カバーに接合するための第3取り付け領域の横方向全幅及び長手方向全長の特定の寸法は、次のように選択されてもよい。広くは、第3取り付け領域は、外側カバーの内側の定位置に吸収性コアアセンブリを十分に保持するために十分に大きい必要があり、吸収性コアアセンブリ及び/又は物品の長手方向側面に沿った収縮部分におけるレッグカフの収縮を妨げないように十分に小さい必要がある。様々な実施形態では、第3取り付け領域は、着用可能吸収性物品の吸収性コアアセンブリの横方向全幅の3%以上、又は5%以上、又は10%以上(又はこれらのいずれかの割合の間の任意の整数値)である横方向全幅を有してもよい。幾つかの実施形態では、第3取り付け領域は、着用可能吸収性物品の吸収性コアアセンブリの横方向全幅の100%以下、又は90%以下、又は70%以下(又はこれらのいずれかの割合の間の任意の整数値)である横方向全幅を有してもよい。
伸縮性外側カバー310は、第3取り付け領域340の下にある領域を含む。第3取り付け領域340の下にある伸縮性外側カバー310の領域は、伸縮性材料で形成されていても、形成されていなくてもよい。
伸縮性外側カバー310はまた、2つの領域364を含み、それぞれは第3取り付け領域340からすぐ横方向外側に配置されている。2つの領域364は、第3取り付け領域340と同じ長手方向位置にある。第3取り付け領域340の長手方向位置は、第1縁部343及び第2縁部(図示せず)によって画定されている。結果として、領域364の長手方向位置はまた、第2取り付け領域340の第1縁部343及び第2縁部によって画定されている。図3Aでは、第3取り付け領域340の第1縁部343で長手方向外側最遠点から引かれた横方向基準線は、領域363の境界の1つを示す。領域363の対向する境界は、図3Aに図示されていない。
図3Aの実施形態では、領域364のそれぞれは、横方向に伸縮性がある。しかし、幾つかの実施形態では、第2取り付け領域からすぐ横方向外側の領域の1つだけが、横方向に伸縮性があってもよい。領域364のいずれか又は両方は、横方向に弾性があるか、又は横方向に延伸性があるか、又は横方向に弾性があると横方向に延伸性があるとの組み合わせであってもよい。領域364のいずれか又は両方は、長手方向に伸縮性があってもよいか、又は長手方向に伸縮性がなくてもよい。
図3Aの実施形態では、着用可能吸収性物品300の第3取り付け領域340は、股部307内において、伸縮性外側カバー310の内側の定位置に吸収性コアアセンブリ350を十分に保持できてもよい。したがって、着用可能吸収性物品300では、吸収性コアアセンブリ350は、漏れにくいけれども、物品300の見栄えがよくて快適に感じることができるように、伸縮性外側カバー310に好適に接合できる。
図3Bは、図3Aの実施形態の着用可能吸収性物品300の一部の断面側面図を示す。着用可能吸収性物品300は、第1取り付け領域320、第2取り付け領域330、及び第3取り付け領域340上で伸縮性外側カバー310に接合される吸収性コアアセンブリ350を含む。図3Bはまた、脚部開口縁部308及び長手方向中心線313の正射影を示す。図3Bの実施形態では、吸収性コアアセンブリ350は、吸収性コアアセンブリ350の上面を形成する液体透過層354と、吸収性コアアセンブリ350の背面を形成する液体不透過層356と、液体透過層354と液体不透過層356との間に配置される吸収性材料355と、を含む。
図3Bの実施形態では、取り付け領域320、330、及び340のそれぞれは、吸収性コアアセンブリ350を伸縮性外側カバー310に直接的に接続するが、直接接続は必要ない。代替の実施形態では、取り付け領域320、330、及び340の1つ以上は、吸収性コアアセンブリ350を伸縮性外側カバー310に間接的に接続する。取り付け領域320、330、及び340のそれぞれは、同じ均一の全厚を有するが、様々な実施形態では、取り付け領域内及び/又はある取り付け領域と別の取り付け領域において厚さが異なってもよい。第1取り付け領域320、第2取り付け領域330、及び第3取り付け領域340のいずれか又は全ては、図5A〜10Bの実施形態に関連して記載されるように構成されていてもよい。
図3Cは、平らな非収縮状態に広げられた着用可能吸収性物品300Cの一部の内側の平面図を示す。図3Cの実施形態の要素のそれぞれは、下記のことを除き、図3Aの実施形態の同様の番号の要素と同じ方法で構成されている。本開示全体を通じて、「同様の番号」は、要素のラベルの番号の下2桁が同じである、要素のラベル間の対応する要素を示すことが意図されている。要素ラベルは、図番号に対応する接頭番号が異なっていても、また、特定の実施形態に対応する末尾番号が異なっていても、同様の番号のものであるとみなされる。着用可能吸収性物品300Cは、第1取り付け領域320C、第2取り付け領域330C、及び第3取り付け領域340C上で伸縮性外側カバー310に接合される吸収性コアアセンブリ350を含む。
第1取り付け領域320Cは、長手方向内側最遠点322C−1を備える長手方向内側縁部322Cを含む。第1取り付け領域320Cは、その横方向全幅にわたって様々な長手方向長さを有する。第1取り付け領域320Cの長手方向内側縁部322Cの一部は、第2取り付け領域330Cの長手方向外側縁部333Cと一致する。長手方向外側縁部333Cは、長手方向外側最遠点333C−1を含む。長手方向内側最遠点332C−1は長手方向外側最遠点333C−1に対して長手方向内側にあるため、第1取り付け領域320Cは、第2取り付け領域330Cから部分的にだけ長手方向外側にある。結果として、領域362C及び363Cは部分的に重なり合う。
第2取り付け領域330Cの実質的に全体は、着用可能吸収性物品300Cの臀部306に配置されている。第2取り付け領域330Cは、長手方向内側最遠点332C−1を備える長手方向内側縁部332Cを含む。第2取り付け領域330Cは、その横方向全幅にわたって様々な長手方向長さを有する。第2取り付け領域330Cの長手方向内側縁部332Cの一部は、第3取り付け領域340Cの第1縁部343Cと一致する。第1縁部343Cは、長手方向外側最遠点343C−1を含む。長手方向内側最遠点332C−1は長手方向外側最遠点343C−1に対して長手方向内側にあるため、第2取り付け領域330Cは、第3取り付け領域340Cから部分的にだけ長手方向外側にある。結果として、領域363C及び364Cは部分的に重なり合う。
図4は、本開示の実施形態による、第1取り付け領域420、第2取り付け領域430、及び第3取り付け領域440上で伸縮性外側カバー410に接合された吸収性コアアセンブリ450を含む、平らな非収縮状態に広げられた着用可能吸収性物品400の別の部分の内側の平面図を示す。吸収性コアアセンブリ450は、取り付け領域420、430、及び440上にあり、これらはそれぞれ伸縮性外側カバー310上にある。
明確にするために、吸収性コアアセンブリ450は、目に見える外側縁部を有する透明部分として示され、取り付け領域420、430、及び440を見やすくする。着用可能吸収性物品400は、パンツ型着用可能吸収性物品であっても、前側締結可能な着用可能吸収性物品であってもよい。着用可能吸収性物品400の一部は、前側部分又は後ろ側部分であってもよい。図4おいて、この一部は着用可能吸収性物品400の他の部分から切り離されて示されているので、この部分の外側縁部の一部は折れ線である。
着用可能吸収性物品400は、腰縁部403と、臀部406と、股部407と、脚部開口縁部408と、を含む。着用可能吸収性物品400はまた、横方向外側411及び横方向内側412の方向を画定する長手方向中心線413を含み、長手方向外側414及び長手方向内側415の方向も含む。
伸縮性外側カバー410の少なくとも一部は、下記のように横方向に伸縮性がある。様々な実施形態では、伸縮性外側カバー410の一部、又は複数の部分、又は実質的に全体、又は全体は、横方向、長手方向、又は横方向と長手方向の両方において弾性がある、又は延伸性があるように構成されていてもよい。
吸収性コアアセンブリ450は、長手方向側面451、第1縁部453、及び第2縁部(図示せず)を含む。吸収性コアアセンブリ450は、長手方向全長の全体に沿って実質的に均一の幅458を有する。吸収性コアアセンブリ450は、物品400の長手方向全長よりも短い長手方向全長を有する。結果として、第1縁部453は、腰縁部403に対して長手方向内側に配置される。しかし、幾つかの実施形態では、吸収性コアアセンブリは、物品の長手方向全長と等しい長手方向全長を有してもよい。結果として、吸収性コアアセンブリのいずれかの縁部又は両方の縁部は、物品の一方又は両方の腰縁部と一致してもよい。
吸収性コアアセンブリ450は、第1取り付け領域420、第2取り付け領域430、及び第3取り付け領域440上で伸縮性外側カバー410に接合されている。第1取り付け領域420、第2取り付け領域430、及び第3取り付け領域440のいずれか又は全ては、図5A〜10Bの実施形態に関連して記載されるように構成されていてもよい。
第1取り付け領域420は、着用可能吸収性物品400の臀部406に、第2取り付け領域430から長手方向外側に配置されている。第1取り付け領域420は長手方向中心線413に重なり合い、着用可能吸収性物品400内の横方向中心に置かれる。第1取り付け領域420は、第2取り付け領域430から離隔されている。あるいは、第1取り付け領域は、図3Aの実施形態に関連して記載されるように、第2取り付け領域に隣接してもよい。
第1取り付け領域420は、長手方向側面421と、長手方向内側縁部422と、長手方向外側縁部423と、を含む。第1取り付け領域420は、実質的に均一の長手方向全長424と、実質的に均一の横方向全幅428と、を有する。
第1取り付け領域420の長手方向側面421は、吸収性コアアセンブリ450の長手方向側面451に対して横方向内側に配置されている。結果として、吸収性コアアセンブリ450は、2つの未接合領域459を含み、それぞれ第1取り付け領域420からすぐ横方向外側に配置されている。吸収性コアアセンブリ450は、未接合領域459上で伸縮性外側カバー410に接合しない。
各未接合領域459では、横方向外側側面が吸収性コアアセンブリ450の長手方向側面451に隣接し、横方向内側側面が第1取り付け領域420の長手方向側面421に隣接し、長手方向外側側面が第1取り付け領域420の長手方向外側縁部423から横方向に延びる想像線に隣接し、長手方向内側側面が第1取り付け領域420の長手方向内側縁部422から延びる想像線に隣接している。各未接合領域459は、吸収性コアアセンブリ450の長手方向側面451と第1取り付け領域420の長手方向側面421との間を横方向に測定される横方向幅457を有する。また、各未接合領域459は、第1取り付け領域の長手方向全長424に等しい長手方向長さを有する。
未接合領域の横方向幅は、絶対寸法の観点から、及び相対寸法の観点から理解できる。様々な実施形態では、未接合領域の横方向幅は、1〜30ミリメートルの任意の幅、1〜20ミリメートルの任意の幅、1〜10ミリメートルの任意の幅、1〜5ミリメートルの任意の幅、又はこれらのいずれかの範囲内の幅(ミリメートル)の任意の整数値であってもよい。幾つかの実施形態では、未接合領域の横方向幅は、少なくとも3ミリメートル又は少なくとも5ミリメートルであるが、20ミリメートル未満であってもよい。あるいは、幾つかの実施形態では、未接合領域の横方向幅は、吸収性コアアセンブリの横方向全幅の1%〜20%の任意の割合、吸収性コアアセンブリの横方向全幅の1%〜15%の任意の割合、吸収性コアアセンブリの横方向全幅の1%〜10%の任意の割合、若しくは吸収性コアアセンブリの横方向全幅の1%〜5%の任意の割合、又はこれらのいずれかの範囲内の割合の任意の整数値であってもよい。
様々な実施形態では、第1取り付け領域の長手方向側面のいずれか又は両方は、第1取り付け領域の長手方向側面のいずれか又は両方が吸収性コアアセンブリの長手方向側面の部分と部分的に又は完全に一致するように、吸収性コアアセンブリの長手方向側面まで延在してもよい。長手方向外側縁部423は、吸収性コアアセンブリ450の第1縁部453に対して長手方向内側に配置されている。幾つかの実施形態では、第1取り付け領域の長手方向外側縁部は、第1取り付け領域の長手方向外側縁部が吸収性コアアセンブリの縁部と部分的又は完全に一致するように、吸収性コアアセンブリの縁部まで延在してもよい。
着用可能吸収性物品で吸収性コアアセンブリを伸縮性外側カバーに接合するための第1取り付け領域の特定の寸法は、図3Aの実施形態に関連して記載される。更に、吸収性コアアセンブリよりも幅狭である第1取り付け領域は、吸収性コアアセンブリの縁部の任意の部分が「顔をのぞかせる」(すなわち、着用可能吸収性物品の腰縁部を超えて延在する)ことがないように十分に大きい必要がある。第1取り付け領域420は、第1取り付け領域320について記載される長手方向全長と同じ長手方向全長を有してもよい。
第1取り付け領域の横方向全幅は、絶対寸法の観点から、及び相対寸法の観点から理解できる。様々な実施形態では、第1取り付け領域の横方向全幅は、80〜140ミリメートルの任意の幅、90〜130ミリメートルの任意の幅、若しくは100〜120ミリメートルの任意の幅、又はこれらのいずれかの範囲内の幅(ミリメートル)の任意の整数値であってもよい。あるいは、幾つかの実施形態では、第1取り付け領域の横方向全幅は、吸収性コアアセンブリの横方向全幅の70%〜100%の任意の割合、吸収性コアアセンブリの横方向全幅の75%〜95%の任意の割合、若しくは吸収性コアアセンブリの横方向全幅の80%〜90%の任意の割合、又はこれらのいずれかの範囲内の割合の任意の整数値であってもよい。
伸縮性外側カバー410は、第1取り付け領域420の下にある領域を含む。第1取り付け領域420の下にある伸縮性外側カバー410の領域は、伸縮性材料で形成されていても、形成されていなくてもよい。伸縮性外側カバー410はまた、2つの領域462を含み、それぞれは第1取り付け領域420からすぐ横方向外側に配置されている。領域462は、図3Aの実施形態に関連して記載される領域362と同様の方法で構成されている。
図4の実施形態では、物品の長手方向外側部分に配置される、第1取り付け領域420の比較的幅広の横方向全幅428は、吸収性コアアセンブリ450の第1縁部453に対する十分な構造的支持をもたらすことができるが、これは特に有用である。したがって、着用可能吸収性物品400では、吸収性コアアセンブリ450は、漏れにくいけれども、物品400の見栄えがよくて快適に感じることができるように、伸縮性外側カバー410に好適に接合できる。
第2取り付け領域430全体は、着用可能吸収性物品400の臀部406に配置されている。第1取り付け領域420は長手方向中心線413に重なり合い、着用可能吸収性物品400内の横方向中心に置かれる。第2取り付け領域430全体はまた、第1取り付け領域420に対して長手方向内側かつ第3取り付け領域440から長手方向外側に配置されている。第2取り付け領域430は、第1取り付け領域420から離隔され、第3取り付け領域430から離隔されている。あるいは、第2取り付け領域は、図3Aの実施形態に関連して記載されるように、第1取り付け領域及び/又は第3取り付け領域に隣接していてもよい。
第2取り付け領域430は、長手方向側面431と、長手方向内側縁部432と、長手方向外側縁部433と、を含む。第2取り付け領域430は、実質的に均一の長手方向全長434と、実質的に均一の横方向全幅438と、を有する。
第2取り付け領域430は、第1取り付け領域420よりも幅狭である。結果として、第2取り付け領域430の横方向全幅438は、第1取り付け領域420の横方向全幅428よりも小さい。第2取り付け領域430の長手方向側面431は、第1取り付け領域420の長手方向側面421に対して横方向内側、かつ吸収性コアアセンブリ450の長手方向側面451に対して横方向内側に配置されている。着用可能吸収性物品で吸収性コアアセンブリを伸縮性外側カバーに接合するための第2取り付け領域の特定の寸法は、図3Aの実施形態に関連して記載されるように選択されてもよい。第2取り付け領域430は、第2取り付け領域330について記載される長手方向全長及び横方向全幅と同じ長手方向全長及び横方向全幅を有してもよい。
伸縮性外側カバー410は、第2取り付け領域430の下にある領域を含む。第2取り付け領域430の下にある伸縮性外側カバー410の領域は、伸縮性材料で形成されていても、形成されていなくてもよい。伸縮性外側カバー410はまた、2つの領域463を含み、それぞれは第2取り付け領域430からすぐ横方向外側に配置されている。2つの領域463は、図3Aの実施形態に関連して記載される領域363と同様の方法で構成されている。
図4の実施形態では、着用可能吸収性物品400の臀部406に配置される、第2取り付け領域430の比較的幅狭の横方向全幅438により、着用者の身体の長い周囲(例えば、臀部全体)における相当程度の伸張性が実現するが、これは特に有益である。したがって、着用可能吸収性物品400では、吸収性コアアセンブリ450は、漏れにくいけれども、物品400の見栄えがよくて快適に感じることができるように、伸縮性外側カバー410に好適に接合できる。
第3取り付け領域440の実質的に全体は、着用可能吸収性物品400の股部407内に配置されている。第3取り付け領域440は長手方向中心線413に重なり合い、着用可能吸収性物品400内の横方向中心に置かれる。第3取り付け領域440の全体は、第2取り付け領域430に対して長手方向内側に配置されている。第3取り付け領域440は、第2取り付け領域430から離隔されている。あるいは、第3取り付け領域は、図3Aの実施形態に関連して記載されるように、第2取り付け領域に隣接していてもよい。
第3取り付け領域440は、長手方向側面441と、長手方向内側縁部442と、長手方向外側縁部443と、を含む。第3取り付け領域440は、実質的に均一の横方向全幅448を有してもよい。図4の実施形態では、第3取り付け領域440の横方向全幅448は、第2取り付け領域430の横方向全幅438よりも小さい。第3取り付け領域440の長手方向側面441は、第2取り付け領域430の長手方向側面431に対して横方向内側、かつ吸収性コアアセンブリ450の長手方向側面451に対して横方向内側に配置されている。
着用可能吸収性物品で吸収性コアアセンブリを伸縮性外側カバーに接合するための第3取り付け領域の特定の寸法は、図3Aの実施形態に関連して記載されるように選択されてもよい。
伸縮性外側カバー410は、第3取り付け領域440の下にある領域を含む。第3取り付け領域440の下にある伸縮性外側カバー410の領域は、伸縮性材料で形成されていても、形成されていなくてもよい。伸縮性外側カバー410はまた、2つの領域464を含み、それぞれ第3取り付け領域440からすぐ横方向外側に配置されている。2つの領域464は、図3Aの実施形態に関連して記載される領域364と同様の方法で構成されている。
図4の実施形態では、着用可能吸収性物品400の第3取り付け領域440は、股部407内において、伸縮性外側カバー410の内側の定位置に吸収性コアアセンブリ450を十分に保持できてもよい。したがって、着用可能吸収性物品400では、吸収性コアアセンブリ450は、漏れにくいけれども、物品400の見栄えがよくて快適に感じることができるように、伸縮性外側カバー410に好適に接合できる。
図5A〜10Bの実施形態は、吸収性コアアセンブリを着用可能吸収性物品の外側カバーに接合するための様々な例示の取り付け領域について記載し、これらを図示する。明確にするために、図5A〜10Bのそれぞれは、着用可能吸収性物品の残りの部分から分離した外側カバーの一部と、吸収性コアアセンブリの一部とを示す。また、明確にするために、吸収性コアアセンブリの部分は目に見えないもの(目に見える外側縁部を有する)として図示され、取り付け領域を見やすくする。
図5A〜10Bは、1つ以上の接続から形成される取り付け領域を示す。特に指定のない限り、図5A〜10Bの実施形態における各接続は、吸収性コアアセンブリの一部を外側カバーの一部に保持するための任意の種類の接続であってもよい。更に、これらの各接続は、任意の数であり、かつ任意の種類の接続の任意の組み合わせであってもよい。例としては、接続は、当業者に理解されるように、永続的な接続(接着結合、粘着結合、溶解結合、熱結合、又は超音波結合など)、脆弱な接続(特定の力を受けると破断する又は接続が解ける)、再締結可能な接続(複数回使用できるように構成される)、マイクロファスナー接続(面ファスナーシステムなど)、マクロファスナー接続(スナップ、ボタン、又はタブスロットなど)、又は接続構造体(留め金、ストラップ、又はファスナー)などであってもよい。
更に、図5A〜10Bの各接続は直接的な接続であるが、当業者に理解されるように、各実施形態は、追加の層、構造体、及び/又は他の接続を用いて変更して、本開示の実施形態において吸収性コアアセンブリを着用可能吸収性物品の外側カバーに接合するためにも使用できる、間接的な接続を形成してもよい。
図5Aは、本開示の実施形態による、取り付け領域594上で伸縮性外側カバー571の一部に接合された吸収性コアアセンブリ575の一部を備える着用可能吸収性物品570の一部を示す。取り付け領域594は、取り付け領域594上で実質的に連続的に吸収性コアアセンブリ575の一部を伸縮性外側カバー571の一部に直接接続する、単一の中空ではない正方形の接続部592である。取り付け領域594の外側境界は、接続部592の外側の範囲によって画定される。図5Bは、図5Aの実施形態の断面図を示す。
図6Aは、本開示の実施形態による、取り付け領域694上で伸縮性外側カバー671の一部に接合された吸収性コアアセンブリ675の一部を備える着用可能吸収性物品670の一部を示す。取り付け領域694は、取り付け領域694上で規則的だが不連続に吸収性コアアセンブリ675の一部を伸縮性外側カバー671の一部に直接接続する、接続部692の複数の矩形ストライプの一次元配列によって形成されている。接続部692は、取り付け領域694の未接合部分693によって離隔されている。未接合部分693にもかかわらず、吸収性コアアセンブリ675の一部は、取り付け領域694全体上で伸縮性外側カバー671の一部に接合すると見なされ、これは、伸縮性外側カバー671の一部が、取り付け領域694全体上で、吸収性コアアセンブリ675の一部に関する相対運動を効果的に制約するからである。図6Aでは、取り付け領域694は、接続部692の最も外側のストライプの外側及び接続部692のストライプの縁部によって画定される。取り付け領域694の外側境界は、点線で示される。図6Aでは、接続部692の複数の矩形ストライプは均一に離隔されて示されているが、必ずしもこのような均一の間隔でなくてもよい。更に、接続部692のいずれかが様々な形状を有してもよい。例えば、接続部692の一部、又は複数の部分、又は全体は、直線形状、湾曲形状、有角形状、分割形状、若しくは別の形状、又はこれらのいずれかの形状の組み合わせであってもよい。図6Bは、図6Aの実施形態の断面図を示す。
図7Aは、本開示の実施形態による、取り付け領域794上で伸縮性外側カバー771の一部に接合された吸収性コアアセンブリ775の一部を備える着用可能吸収性物品770の一部を示す。取り付け領域794は、取り付け領域794上で規則的だが、不連続に吸収性コアアセンブリ775の一部を伸縮性外側カバー771の一部に直接接続する、複数の円形接続部792の二次元配列によって形成される。接続部792は、取り付け領域794の未接合部分793によって離隔されている。未接合部分793にもかかわらず、吸収性コアアセンブリ775の一部は、取り付け領域794全体上で伸縮性外側カバー771の一部に接合すると見なされ、これは、伸縮性外側カバー771の一部が、取り付け領域794全体上で、吸収性コアアセンブリ775の一部に対する相対運動を効果的に制約するからである。図7Aでは、取り付け領域794は、最も外側の接続部792の外側にある接点によって画定されている。取り付け領域794の外側境界は、点線で示される。複数の円形接続部792は、図7Aにおいて均一に離隔されて示されているが、必ずしもこのような均一の間隔でなくてもよい。更に、接続部792のいずれかが様々な形状を有してもよい。例えば、接続部792は、円形、楕円形、長円形、三角形、正方形、多角形、星形、若しくは別の形状、又はこれらの形状のいずれかの組み合わせと同様の形状であるか、同じ形状である全体形状を有してもよい。図7Bは、図7Aの実施形態の断面図を示す。
図8Aは、本開示の実施形態による、取り付け領域894上で伸縮性外側カバー871の一部に接合されている吸収性コアアセンブリ875の一部を備える着用可能吸収性物品870の一部を示す。取り付け領域894は、取り付け領域894上で規則的だが、不連続に吸収性コアアセンブリ875の一部を伸縮性外側カバー871の一部に直接接続する、単一の中空の正方形の接続部892によって形成される。接続部892の中心に存在する未接合部分893のために、接続部892は中空と見なされる。未接合部分893にもかかわらず、吸収性コアアセンブリ875の一部は、取り付け領域894全体上で伸縮性外側カバー871の一部に接合すると見なされ、これは、伸縮性外側カバー871の一部が、取り付け領域894全体上で、吸収性コアアセンブリ875の一部に対する相対運動を効果的に制約するからである。図8Aでは、取り付け領域894は、接続部892の外側の範囲によって画定される。接続部892は、4個の直線側面を備える正方形として示されるが、接続部892は様々な形状を有してもよい。例えば、接続部892の側面の1つ以上の一部、又は複数の部分、又は全体は、直線形状、湾曲形状、有角形状、分割形状、若しくは別の形状、又はこれらのいずれかの形状の組み合わせであってもよい。また、例として、接続部892は、円形、楕円形、長円形、三角形、正方形、多角形、星形、若しくは別の形状、又はこれらの形状のいずれかの組み合わせと同様の形状であるか、同じ形状である全体形状を有してもよい。図8Bは、図8Aの実施形態の断面図を示す。
図9Aは本開示の実施形態による、取り付け領域994上で伸縮性外側カバー971の一部に接合されている吸収性コアアセンブリ975の一部を備える着用可能吸収性物品970の一部を示す。取り付け領域994は、取り付け領域994上で不連続に吸収性コアアセンブリ975の一部を伸縮性外側カバー971の一部に直接接続する、接続部992の2個の矩形ストライプによって形成される。接続部992は、取り付け領域994の未接合部分993によって離隔されている。未接合部分993にもかかわらず、吸収性コアアセンブリ975の一部は、取り付け領域994全体上で伸縮性外側カバー971の一部に接合すると見なされ、これは、伸縮性外側カバー971の一部が、取り付け領域994全体上で、吸収性コアアセンブリ975の一部に対する相対運動を効果的に制約するからである。図9Aでは、取り付け領域994は、接続部992のストライプの外側及び接続部992のストライプの縁部によって画定されている。取り付け領域994の外側境界は、点線で示される。あるいは、接続部992のいずれかが様々な形状を有してもよい。図9Bは、図9Aの実施形態の断面図を示す。
図10Aは、本開示の実施形態による、取り付け領域1094上で伸縮性外側カバー1071の一部に接合されている吸収性コアアセンブリ1075の一部を備える着用可能吸収性物品1070の一部を示す。取り付け領域1094は、取り付け領域1094上で不連続に吸収性コアアセンブリ1075の一部を伸縮性外側カバー1071の一部に直接接続する、接続部1092の不規則に分布するストライプによって形成される。代替の実施形態では、接続部のストライプはまた、スパイラル接着、メルトブローイング、接着剤パターンの印刷、又は当業者に既知のその他の接続形成方法によって形成されてもよい。接続部1092は、取り付け領域1094の未接合部分1093によって離隔されている。未接合部分1093にもかかわらず、吸収性コアアセンブリ1075の一部は、取り付け領域1094全体上で伸縮性外側カバー1071の一部に接合すると見なされ、これは、伸縮性外側カバー1071の一部が、取り付け領域1094全体上で、吸収性コアアセンブリ1075の一部に対する相対運動を効果的に制約するからである。図10Aでは、取り付け領域1094は、接続部1092のストライプの範囲によって画定されている。取り付け領域1094の外側境界は、点線で示される。あるいは、接続部1092のストライプのいずれかが様々な形状を有してもよい。図10Bは、図10Aの実施形態の断面図を示す。
本開示は、伸縮性外側カバーに好適に接合された吸収性コアアセンブリを備える着用可能吸収性物品を含む。吸収性コアアセンブリには、十分な構造的一体性及び支持体が備わっているが、伸縮性外側カバーは、相当程度まで伸張でき、これは、戦略的に適切な寸法であり、物品内に配置される取り付け領域によって、吸収性コアアセンブリが伸縮性外側カバーに接合されるためである。したがって、本開示の着用可能吸収性物品は、漏れにくいけれども、物品の見栄えがよくて快適に感じることができる。
本開示は、当業者に理解されるように、本明細書に開示される様々な実施形態が吸収性物品の様々な追加の構造体及び/又は代替の構造体と組み合わせて用いられ得ることを想到する。
方法
ヒステリシス試験
次の試験方法は、コンピュータとインターフェイス接続された市販引張試験機(例えば、Instron Engineering Corp.(Canton,MA)のもの、SINTECH−MTS Systems Corporation(Eden Prairie,MN)のもの、又は同等物)を利用する。コンピュータを使用して、試験速度及び他の試験パラメータを制御し、かつデータの収集、計算、及び報告を行う。試験は、23℃±2℃及び湿度50%±2%の実験室条件下で行われる。試料は試験前に24時間条件付けされる。
1.試験に使用する2.54cm(幅)×7.62cm(長さ)の材料試料を選択する。場合によっては、2.54cm×7.62cmの試料を得ることが不可能であれば、より小さい試料を使用してもよいが、その場合も25mmの標点距離を使用しなくてはならない。試料が活性化している、又は活性部分を含む場合、試料の長さは、活性方向に取る。
2.適切なつかみ具及びロードセルを選択する。つかみ具は平らな表面を有する必要があり、試料を適応させるために十分に幅広(例えば、少なくとも幅2.54cm)でなくてはならない。また、つかみ具は、試料が試験中に滑らないことを確実にするために十分な力を提供しなくてはならない。試験する試料からの引張応答が、使用するロードセルの許容量の25%〜75%であるようにロードセルを選択する。
3.メーカーの指示に従って試験装置を較正する。
4.グリップの間の距離を25mmに設定する。
5.試料の長手方向軸線が標点距離方向に実質的に平行になるようにつかみ具の平面に試料を定置する。最少のたるみで試料を装着する。たるみの予負荷を0.02N/cmに設定する。これは、0.02N/cmの力でたるみが取り除かれたときにデータ収集が始まることを意味する。ひずみは、0.02N/cmの力での引張試験機のグリップの間の試料の長さである、調整された標点距離(lini)に基づいて計算される。調整された標点距離は試料の初期長さとして取られ、0%のひずみに相当する。試験中の任意の点でのひずみ百分率は、長さにおける変化を、調整された標点距離で割って、100%を掛けることによって得られる。
6(a).第1周期負荷:254mm/分の一定クロスヘッド速度で試料を50%のひずみまで引っ張る。
6(b).第1周期除荷:50%のひずみで試料を30秒間保持し、続いてクロスヘッドを254mm/分の一定のクロスヘッド速度でその開始位置(0%のひずみ)に戻す。試料をひずみのない状態で1分間保持する。
6(c).第2周期負荷によるひずみ:0.05N/25.4mm(0.020N/cm)の負荷に達するまで、254mm/分の一定クロスヘッド速度で試料を引っ張る。伸びた標点距離(lext)を記録する。次に、254mm/分の一定のクロスヘッド速度でクロスヘッドをその開始位置(ひずみなし)に戻す。ひずみは、0.05N/25.4mm(0.020N/cm)の第2周期負荷でのひずみとして定義される。下記のように%ひずみを計算する。
6(d).第2周期除荷:次に、254mm/分の一定のクロスヘッド速度でクロスヘッドをその開始位置(ひずみなし)に戻す。
%ひずみは、0.05N/25.4mm(0.020N/cm)の第2周期負荷での%ひずみとして定義される。下記のように%ひずみを計算する。
コンピュータデータシステムが、試験中に試料にかけられる力を適用されたひずみの関数に応じて記録する。その結果得られる生成されたデータから、以下の数量が報告される(報告される負荷は、試料の厚みを考慮せずに力を試料の幅で割って得られることに注意)。
1. 25%のひずみ及び50%のひずみでの負荷(N/cm)
2. %ひずみ(0.05N/25.4mm(0.020N/cm)の第2周期負荷で測定される%ひずみ)
3. %ひずみ=(lext−lini)/lini 100%
それぞれの試料について5回繰り返し、平均値及び標準偏差を報告する。
採寸法
本明細書では、様々な寸法及びそれらの割合が指定される。各寸法は、次の方法に従って測定される。全ての試験を約23℃±2℃及び約50%±2%の相対湿度に維持された調湿された室で実施する。本明細書において、試料の幅及び長さは、本明細書に定義されるように、横方向幅及び長手方向長さである。試料を試験前に2時間、約23℃±2℃、約50%±2%の相対湿度で予め調整する。
試験に使用する物品を下記のように準備する。
1.実質的に平らで水平の表面に物品を置く。
2.吸収性コアアセンブリを縮小させるように作用するプロセスによる収縮が引き出されるように、物品を表面に固定する。例えば、物品の長手方向縁部及び/又は吸収性コアアセンブリに沿って物品若しくは弾性材に適用した、予め収縮させたウエストバンドは、物品を横方向に又はそれぞれ長手方向に縮小してよく、したがって、任意のかかるプロセスによる収縮が引き出される。物品は、吸収性コアアセンブリを保持でき、プロセスによる縮小が引き出されるクランプ又は接着テープを使用して、平らで水平の表面に固定する。
3.本明細書に記載の定義ごとに、各取り付け領域、吸収性コアアセンブリ、任意の未接合領域、及び物品の幅及び/又は長さを測定する位置を識別する。これは、臀部を画定することも含む。
4.NISTに準拠するスチール定規を使用して1mm単位で必要な各寸法を測定する。
5.割合=100%×[第1測定値/第2測定値]の式に従って、全ての必要な割合を計算する。
本明細書に開示されている寸法及び値は、列挙した正確な数値に厳しく制限されるものとして理解すべきではない。それよりむしろ、特に規定がない限り、こうした各寸法は、列挙された値とその値周辺の機能的に同等の範囲との両方を意味することが意図される。例えば、「40mm」として開示される寸法は、「約40mm」を意味することを意図している。
相互参照される又は関連するあらゆる特許又は出願書類を含め、本明細書において引用される全ての文献は、明示的に除外ないしは制限されない限り、その全体を参考として本明細書に組み込まれる。いかなる文献の引用も、それが本明細書において開示され請求されるいずれかの発明に関する先行技術であること、又はそれが単独で若しくは他のいかなる参照とのいかなる組み合わせにおいても、このような発明を教示する、提案する、又は開示することを認めるものではない。更に、本書における用語のいずれかの意味又は定義が、参考として組み込まれた文献における同一の用語のいずれかの意味又は定義と相反する限りにおいて、本書においてその用語に与えられた定義又は意味が適用されるものとする。
本発明の特定の実施形態が例示され、記載されてきたが、本発明の趣旨及び範囲から逸脱することなく、他の様々な変更及び修正を実施できることが、当業者には明白であろう。したがって、本発明の範囲内にあるそのようなすべての変更及び修正を、添付の「特許請求の範囲」で扱うものとする。

Claims (10)

  1. 外側カバーと、吸収性コアアセンブリと、を含む着用可能吸収性物品であって、
    前記外側カバーの少なくとも一部が、少なくとも
    第1領域の横方向全幅を有する第1取り付け領域と、
    第2取り付け領域と、
    に渡って前記吸収性コアアセンブリに接合されており、
    前記第2取り付け領域の少なくとも一部が、当該物品の第1臀部に配置されており、
    前記第1臀部に配置されている前記第2取り付け領域の前記一部が、前記第1領域の横方向全幅よりも小さい第2領域の横方向全幅を有し、
    前記第1臀部が、当該物品の全ピッチの30%以下である長手方向全長を有し、
    前記第1取り付け領域が、前記第2取り付け領域から長手方向外側に配置されている、着用可能吸収性物品。
  2. 前記外側カバーが、前記第2取り付け領域からすぐ横方向外側に配置された、横方向に伸縮性がある領域を含む、請求項1に記載の着用可能吸収性物品。
  3. 前記第1取り付け領域で、前記第1取り付け領域の横方向全幅が、前記吸収性コアアセンブリの横方向全幅よりも小さい、請求項1又は2に記載の着用可能吸収性物品。
  4. 前記第1取り付け領域で、前記第1取り付け領域の横方向全幅が、前記吸収性コアアセンブリの横方向全幅の95%未満である、請求項1〜3のいずれか一項に記載の着用可能吸収性物品。
  5. 前記第1取り付け領域が、当該物品の腰縁部に隣接して配置されている、請求項1〜4のいずれか一項に記載の着用可能吸収性物品。
  6. 前記第1臀部が、当該物品の脚部開口縁部の長手方向外側最遠点から長手方向外側に配置されている、請求項1〜5のいずれか一項に記載の着用可能吸収性物品。
  7. 前記第2取り付け領域全体が、前記第1臀部に配置されている、請求項1〜6のいずれか一項に記載の着用可能吸収性物品。
  8. 前記吸収性コアアセンブリが、前記第1取り付け領域及び前記第2取り付け領域の少なくとも1つを通じて前記外側カバーに永続的に接続されている、請求項1〜7のいずれか一項に記載の着用可能吸収性物品。
  9. 前記吸収性コアアセンブリの少なくとも一部が、前記第2領域の横方向全幅とは異なる第3領域の横方向全幅を有する少なくとも1つの第3取り付け領域によって前記外側カバーに接合されており、
    前記第3取り付け領域が、前記第2取り付け領域に対して長手方向内側にある、請求項1〜8のいずれか一項に記載の着用可能吸収性物品。
  10. 使い捨て着用可能吸収性物品である、請求項1〜9のいずれか一項に記載の着用可能吸収性物品。
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