JP2012525094A - データパケット中継およびデータパケット復号のための方法および装置 - Google Patents

データパケット中継およびデータパケット復号のための方法および装置 Download PDF

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Abstract

本発明は、中継局において、1つまたは複数のユーザ端末からのデータパケットを転送するための技術的スキームと、基地局において、ユーザ端末からの複数のデータパケットを復号するための技術的スキームとを提供する。中継局は、ネットワーク符号化データパケットを獲得するために、1つまたは複数のユーザ端末からの複数のユーザ端末パケットのコピーに対してネットワーク符号化を実行し、データパケットを基地局に送信する。基地局は、1つまたは複数のユーザ端末から複数のユーザ端末パケットのコピーをそれぞれ受信し、また中継局からネットワーク符号化データパケットを受信し、それらに対して合同軟合成および復号を実行する。

Description

本発明は、ワイヤレス中継通信ネットワークに関し、より詳細には、ワイヤレス中継通信ネットワークにおける、中継局でのデータパケット転送、および基地局でのデータパケット復号に関する。
LTE−Aワイヤレス通信ネットワークでは、中継は、増加する容量および拡大するカバレージ範囲をサポートするための、重要な技術的手段と見なされている。アップリンク中継では、複数のユーザ端末からの情報は、中継される必要がある。一般に、各ユーザ端末からの情報は、それぞれ、eNodeBノードに中継される。例えば、図1では、中継局21は、ユーザ端末11および12からそれぞれ受信したデータパケットP1およびP2を、eNodeBノード31にそれぞれ中継する。2つのデータパケットP1およびP2がある場合、2つのパケットの長さに相当するリソースが、2つのパケットを伝送するのに必要とされる。
ワイヤレス通信ネットワークでは、通信リンクの無線リソースは非常に制限されているので、無線リソースを節約しながら中継を実行するための何らかのスキームを適用する必要がある。
技術的な背景を踏まえて、本発明は、中継局において、1つまたは複数のユーザ端末からのデータパケットを転送するための技術的スキームと、基地局において、ユーザ端末からのデータパケットを合同軟合成および復号(joint soft combining and decoding)するための技術的スキームとを提供する。
本発明の一実施形態によれば、ワイヤレス通信ネットワークの基地局においてユーザ端末からのデータパケットを復号する方法が提供される。方法は、以下のステップを、すなわち、1つまたは複数のユーザ端末から複数のユーザ端末パケットのコピーを、また中継局からネットワーク符号化データパケットを受信するステップであって、前記ネットワーク符号化データパケットが、前記中継局が前記1つまたは複数のユーザ端末からそれぞれ受信した複数のユーザ端末パケットのコピーに対してネットワーク符号化を実行した後に獲得される、ステップと、複数のユーザ端末パケットの前記コピーおよび前記ネットワーク符号化データパケットに対して合同軟合成および復号を実行するステップとを含む。
本発明の別の実施形態によれば、ワイヤレス通信ネットワークの中継局において複数のユーザ端末からのデータパケットを転送する方法が提供される。方法は、以下のステップを、すなわち、1つまたは複数のユーザ端末から複数のデータパケットのコピーをそれぞれ受信するステップと、ネットワーク符号化データパケットを獲得するために、複数のデータパケットの前記コピーに対してネットワーク符号化処理を実行するステップと、前記ネットワーク符号化データパケットを基地局に送信するステップとを含む。
本発明のまた別の実施形態によれば、ワイヤレス通信ネットワークの基地局においてユーザ端末からのデータパケットを復号するための復号装置が提供される。復号装置は、1つまたは複数のユーザ端末から複数のユーザ端末パケットのコピーを、また中継局からネットワーク符号化データパケットを受信するための第1の受信ユニットであって、前記ネットワーク符号化データパケットが、前記中継局が前記1つまたは複数のユーザ端末からそれぞれ受信した複数のユーザ端末パケットの前記コピーに対してネットワーク符号化を実行した後に獲得される、第1の受信ユニットと、複数のユーザ端末パケットの前記コピーおよび前記ネットワーク符号化データパケットに対して合同軟合成および復号を実行するための軟合成および復号ユニットとを備える。
本発明のさらなる実施形態によれば、ワイヤレス通信ネットワークの中継局において複数のユーザ端末からのデータパケットを転送するための転送装置が提供される。転送装置は、1つまたは複数のユーザ端末から複数のデータパケットのコピーをそれぞれ受信するための第2の受信ユニットと、ネットワーク符号化データパケットを獲得するために、複数のデータパケットの前記コピーに対してネットワーク符号化処理を実行するためのネットワーク符号化ユニットと、前記ネットワーク符号化データパケットを基地局に送信するための送信ユニットとを備える。
本発明の方法および装置を使用することによって、アップリンク通信リンクの無線周波数リソースが効率的に節約され、中継局における電力消費が効率的に削減される。
本発明の他の特徴、目的、および利点は、添付の図面を併用した非限定的な実施形態についての以下の詳細な説明からより明瞭になろう。
従来技術におけるネットワークトポロジ構造の図である。 本発明の詳細な実施形態による、ワイヤレス通信ネットワークの中継局によってデータパケットを転送する図である。 本発明の詳細な実施形態による、ワイヤレス通信ネットワークの中継局において複数のユーザ端末からのデータパケットを転送する方法のフロー図である。 本発明の詳細な実施形態による、ワイヤレス通信ネットワークの基地局においてユーザ端末からのデータパケットを復号する方法のフロー図である。 図4に示されたステップS402のサブステップのフロー図である。 本発明の詳細な実施形態による、ワイヤレス通信ネットワークの基地局における復号のブロック図である。 本発明の別の詳細な実施形態による、中継局によってデータパケットを転送する図である。 本発明の詳細な実施形態による、フレーム誤り率のシミュレーション結果の図である。 本発明の別の詳細な実施形態による、適用シナリオの図である。 本発明の詳細な実施形態による、ワイヤレス通信ネットワークの中継局においてデータパケットを転送するための転送装置100の構造図である。 本発明の詳細な実施形態による、ワイヤレス通信ネットワークの基地局においてユーザ端末からのデータパケットを復号するための復号装置110の構造図である。
図面において、同一または類似の参照符号は、同一または類似のステップ機能または装置(モジュール)を指示している。
本発明の実施形態についての詳細な説明が、添付の図面を併用して以下で与えられる。
図2は、本発明の詳細な実施形態による、中継局21の転送スキームの図である。説明しておくべきこととして、図2には2つのユーザ端末11および12が示されているにすぎないが、本発明の技術的スキームが、以下で同じく説明される、複数のユーザ端末が存在するシナリオにも適用可能であることを当業者であれば理解されたい。
図3は、図2の中継21によって複数のユーザ端末からのデータパケットを転送するための方法のフロー図を示している。図3に示されたステップについての詳細な説明が、図2を併用して以下で与えられる。
最初に、ステップS301において、中継21は、ユーザ端末11および12からデータパケットPおよびPのコピーを受信する。説明しておくべきこととして、ユーザ端末11によるデータパケットPの送信とユーザ端末12によるデータパケットPの送信の順序は限定されておらず、基地局31がデータパケットPおよびPのコピーを受信するのと同じように、中継局21もデータパケットPおよびPのコピーを受信する。
次に、ステップS302において、中継局21は、ネットワーク符号化データパケットPNCを獲得するために、ユーザ端末11および12からそれぞれ受信したデータパケットPおよびPのコピーに対してネットワーク符号化を実行する。ネットワーク符号化とは、複数の送信元のデータパケットに対して復調およびチャネル復号処理を実行した後、複数の送信元のデータを符号化することによって、伝送リソースを節約することを意味している。例えば、2進法の世界では、ネットワーク符号化は、少なくとも2つの以下のタイプを含み、1つのタイプは、複数のユーザ端末データパケットに対してチャネル復号を実行した後に獲得される複数のビット系列に対してビット毎のXORまたはXNOR処理を実行することであり、その際、各ビット系列の長さが同じでない場合は、最も長いビット系列の長さになるように、短い方のビット系列に0または1または他の事前定義された情報を用いてパディングを施し、他のタイプは、複数のユーザ端末データパケットに対してチャネル復号を実行した後に獲得される複数のビット系列のうちの少なくとも1つに対して2進法の乗算変換を実行し、その後、他のビット系列との2進法の加算変換処理を実行することである。上記の2つのネットワーク符号化方法の例が、以下でそれぞれ説明される。
一般性を失うことなく、中継局21がデータパケットPに対してチャネル復号を実行した後に獲得されるビット系列が、全体で10ビットの0101100110で、このビット系列は正しいビット系列であり、中継局21がデータパケットPに対してチャネル復号を実行した後に獲得されるビット系列が、全体で10ビットの1100001100であると仮定する。
上記の2つのビット系列に対してビット毎のXOR処理を実行することによって、獲得されるデータパケットPNCのビット系列は、1001101010となるが、XNOR処理が実行された場合、獲得されるデータパケットPNCのビット系列は、0110010101となる。
データパケットPのビット系列に対して2進法で3を乗じる演算を実行することによって、全体で11ビットの10000110010が獲得される。これとデータパケットPのビット系列とに対して2進加算処理を実行することによって、獲得されるデータパケットPNCのビット系列は、11100111110となる。
最後に、ステップS303において、中継局21は、ネットワーク符号化データパケットを基地局31に送信する。具体的には、中継局21は、ネットワーク符号化データパケットに対してチャネル符号化およびシンボル変調を実行した後、送信機を介してネットワーク符号化データパケットを送信する。
説明しておくべきこととして、ネットワーク符号化処理は、2進法で実行されるものに限定されず、例えば、8進法、16進法、または10進法で実行することもできる。
図4は、本発明の一実施形態による、基地局においてユーザ端末からのデータパケットを復号するための方法のフロー図を示している。以下では図2を併用して、図2に所在する基地局31によるユーザ端末11または12からのデータパケットに対する復号手順が詳細に説明される。
最初に、ステップS401において、基地局31は、中継局21からネットワーク符号化データパケットを、またユーザ端末11および12からそれぞれデータパケットPおよびPのコピーを受信し、中継局21からのネットワーク符号化データパケットは、中継局21が、ユーザ端末11および12からそれぞれ受信した2つのユーザ端末データパケットPおよびPのコピーに対して、上で述べられた前記ネットワーク符号化を実行した後に獲得される。
一般に、中継局21における処理遅延のため、基地局31は、最初に、ユーザ端末11および12からデータパケットPおよびPのコピーをそれぞれ受信する。説明しておくべきこととして、ユーザ端末11または12から中継局21までのワイヤレス通信リンクとユーザ端末11または12から基地局31までのワイヤレス通信リンクの間の差が原因で、中継局21および基地局31によって受信された同じデータパケットPまたはPのコピーが、異なることがある。例えば、中継局21はユーザ端末11または12により近いので、中継局が受信したデータパケットPまたはPのコピーは、完全に正しく受信することができる。基地局31はユーザ端末11または12からより遠いので、基地局が受信したデータパケットPまたはPのコピーは、誤りを起こした状態で受信されることがある。
説明しておくべきこととして、具体的には、データパケットPおよびPを送信する手法は、時分割、符号分割、周波数分割、空間分割などとすることができることを当業者であれば理解されたい。データパケットを送信する手法は、本発明に直接的な関係はないので、ここで詳細な説明は行わない。
その後、ステップS402において、合同軟合成および復号処理が、ユーザ端末データパケットPおよびPのコピーに対して、また前記ネットワーク符号化データパケットPNCに対して実行される。
図5は、本発明の一実施形態による、ステップS402のサブステップのフロー図を示している。
最初に、ステップS501において、基地局31は、ネットワーク符号化データパケットPNCの符号化ビット系列の初期軟情報系列(soft information sequence)と、複数のユーザ端末パケットの前記コピーの符号化ビット系列の推定軟情報系列または符号化ビット系列の初期軟情報系列とを獲得する。
以下では、符号化ビット系列の初期軟情報に対する計算手順を詳細に説明する。
一般性を失うことなく、例えば、初期軟情報として初期ビット尤度比(bit likelihood ratio)を採用する。ユーザ端末11によって送信されたデータパケットP内のシンボルがsであると仮定すると、基地局31によって受信されるシンボルはyU1,Bであり、これは
U1,B=hU1,B・s+nU1,B (1)
と表される。ここで、hU1,Bは、ユーザ端末11から基地局31までのチャネル転送係数(channel transfer coefficient)であり、nU1,Bは、分散がσのガウス分布雑音(Gaussian distributed noise)であり、その場合、シンボルsの尤度比は、次のようになる。
Figure 2012525094
ここで、s1iは、シンボルsがとり得るすべての値である。例えば、QPSKシンボルの場合、i=1〜4である。
シンボルsのビットjの初期ビット尤度比は、以下の式から獲得することができる。
Figure 2012525094
ここで、j、kは、各シンボルによって含まれるビットである。例えば、QPSKシンボルの場合、j、k=1〜2である。
チャネル復号を実行することによって、符号化ビット系列の初期軟情報系列がチャネル復号器に入力された後、チャネル復号器は、符号化ビット系列の推定軟情報系列を出力する。
ネットワーク符号化データパケットに対して式(2)および式(3)の処理を実行することによって、ネットワーク符号化データパケットの符号化ビット系列の初期軟情報系列が獲得される。
ステップS502において、基地局31は、前記複数のユーザ端末データパケットのうちの少なくとも1つのユーザ端末データパケットのビット系列の軟合成ビット尤度比を獲得するために、ネットワーク符号化データパケットPNCの符号化ビット系列の初期軟情報系列と、ユーザ端末パケットPおよびPのコピーの符号化ビット系列の推定軟情報系列または符号化ビット系列の初期軟情報系列とに対して合同軟合成処理を実行する。
任意選択的に、本発明の一実施形態では、中継局21において実行されるネットワーク符号化は、チャネル復号をユーザ端末データパケットのコピーPおよびPに対して実行した後の、2つのビット系列に対するビット毎のXOR処理である。合同軟合成は、基地局31において、以下の式に従って実行することができる。
Figure 2012525094
ここで、bは、ユーザ端末データパケットP内の符号化ビットであり、
Figure 2012525094
は、符号化ビットに対して軟合成を実行した後の合同軟合成尤度比であり、
Figure 2012525094
は、符号化ビットの推定ビット尤度比または初期ビット尤度比であり、
Figure 2012525094
は、符号化ビットbとともにXOR処理の被演算数となるユーザ端末データパケット内の対応する符号化ビットbの推定尤度比であり、LLR(bNC)は、ネットワーク符号化データパケットPNC内の対応する符号化ビットbNCの初期ビット尤度比である。
近似定理のlog(e+e)≒max(a,b)を利用することによって、上記の式は、式(5)に簡略化することができ、その結果、基地局31の計算労力を大幅に削減することができる。
Figure 2012525094
次に、ステップS503において、基地局31は、データパケットPまたはPのビット系列を獲得するために、式(4)または式(5)に従って獲得された軟合成ビット尤度比に対してチャネル復号を実行する。
以下では、式(4)の導出プロセスを詳細に説明する。
が中継局21によって送信されるデータパケットPNCのシンボルであると仮定する。基地局31が受信したシンボルは、yR,Bであり、これは
R,B=hR,B・S+nR,B (6)
と表される。
例えば、データパケットP内のビットbとデータパケットP内のビットbに対してXOR処理を実行した後に獲得されるデータパケットPNC内のビットbNCについて、最大事後確率(MAP:Maximum A Posteriori)原理によれば、ビットbのビット尤度は、以下の式によって表すことができる。
Figure 2012525094
ここで、yNCは、sが中継局21によって送信されるシンボルである場合に、チャネルによって妨げられて減衰し、基地局31によって受信される、シンボルの値である。ここで、文字sは、ビットbNCを含むビット系列に対して変調を実行した後のシンボルである。例えば、QPSKの場合、bNC,1およびbNC,2の2つのビットが、1つのシンボルSに変調される。
Figure 2012525094
NCは、データパケットP内のビットbとデータパケットP内のビットbに対してXORを実行することによって獲得されるので、式(7)の右辺の同時確率(joint probability)は、bおよびbの確率に関係する。表1は、b、b、およびbNCがとり得るすべての値を示している。式(7)の右辺の分子は、表1の下2行の確率を示し、分母は、表1の上2行の確率を表している。
表1によれば、式(8)は、式(7)に基づいて獲得することができる。
Figure 2012525094
式(8)の分子および分母の両方をP[yNC|bNC=0]P(b=0)P(b=0)で除算すると、次式が獲得される。
Figure 2012525094
ここで、LLR(bNC)は、式(3)に従って決定されるビットbNCの初期ビット尤度比であり、
Figure 2012525094
、n=1、2は、ビットbのビット尤度比である。ビットbが受信されない場合、P(b=1)=P(b=0)、L(b)=0とする。bおよびbはすでに受信されているので、したがって、ビットb、bの初期ビット尤度比、またはチャネル復号器によって出力される推定ビット尤度比を、L(b)を置き換えるために使用することができるが、後者の方が好ましい。したがって、式(4)または式(5)を獲得することができる。
Figure 2012525094
任意選択的に、図5に示されるステップS502の前に、基地局31は、データパケットPおよびPの符号化ビット系列の初期ビット尤度比系列に対してチャネル復号を実行する。チャネル復号がデータパケットの両方に対して正しく実行された場合、例えば、CRC検証結果が正しい場合、チャネル復号後のPおよびPのデータビット系列が保存され、ステップS502で説明されたような前記軟合成処理を実行する必要はない。どちらかのデータパケットが、例えば、データパケットPのチャネル復号が正しくない場合、ステップS502で述べられたような前記軟合成処理をデータパケットPに対して実行する必要がある。このとき、基地局31は、PおよびPの符号化ビット系列の推定軟情報系列または初期軟情報系列を保存し、後で受信されるネットワーク符号化データパケットの符号化ビット系列の初期軟情報系列に対する、ステップS502に示されたような軟合成処理の準備をする。
図6は、そのときの基地局31における復号の図を示している。
上では、図1に示された適用シナリオについての式(4)の導出手順を詳細に説明した。上記の導出手順に従って、当業者であれば、本発明を通常の適用シナリオに拡張することができる。例えば、表2に従って、ユーザ端末11、12、13からの3つのデータパケットのコピーに対してビット毎のXORを実行することによって、ネットワーク符号化PNCが形成される、図7に示された適用シナリオの場合、以下の式を獲得することは難しくない。
Figure 2012525094
したがって、ユーザ端末の数がmである、通常の式(11)を導出することは難しくない。
Figure 2012525094
ここで、LLR(oddc)は、符号化ビットbとともにXOR処理の被演算数となる他のユーザ端末データパケットの対応する符号化ビットb、b、...、bの推定尤度比
Figure 2012525094
のうち番号が奇数のビット尤度比と、ネットワーク符号化データパケット内の対応する符号化ビットbNCの初期ビット尤度系列のビット尤度比LLR(bNC)との結合であり、
Figure 2012525094
は、番号が奇数のビット尤度比の結合を指数とするeをすべて加算したものであり、
Figure 2012525094
であり、
mは、ユーザ端末の総数であり、LLR(evenc)は、前記符号化ビットbとともにXOR処理の被演算数となる他のユーザ端末データパケットの対応する符号化ビットb、b、...、bの推定尤度比
Figure 2012525094
のうち番号が偶数のビット尤度比と、ネットワーク符号化データパケットの対応する符号化ビットbNCの初期ビット尤度比のビット尤度比との結合であり、
Figure 2012525094
は、ビット尤度比の結合を指数とするeをすべて加算したものである。
説明しておくべきこととして、式(4)、式(5)、式(10)、および式(11)は、ビット毎のXOR処理を指向して獲得された軟合成処理の式である。XNORは、XORに類似した演算である。式(4)、式(5)、式(10)、および式(11)に基づいて、当業者であれば、ビット毎のXNOR処理が実行されるシナリオにおける、式(4)、式(5)、式(10)、および式(11)に対応する軟合成処理の式を容易に獲得することができ、ここでは、それについて詳細な説明は行わない。
本発明の別の実施形態では、式(4)、式(5)、式(10)、および式(11)内の各ビット尤度比に、重み係数を付加することができる。例えば、ビット尤度比係数は、各データパケットを伝送するためのチャネルのチャネル品質が良いか、それとも悪いかによって決定することができる。例えば、データパケットPを伝送するためのチャネルのチャネル品質が、データパケットPNCを伝送するためのチャネルのチャネル品質よりも悪い場合、
Figure 2012525094
の前の重み係数は、
Figure 2012525094
の前の重み係数よりも小さい。
説明しておくべきこととして、上では、ユーザ端末11および12からそれぞれ受信されるデータパケットPおよびPに対する、中継局21におけるネットワーク符号化手順、および基地局31における復号手順を詳細に説明した。データパケットPおよびPの両方がユーザ端末11または12から到来する場合、中継局21におけるネットワーク符号化手順、および基地局31における復号手順は、上記の本文と同じである。
さらに説明しておくべきこととして、具体的に採用される異なるネットワーク符号化に従って、基地局31において実行される合同軟合成および復号のスタイルも様々であり、前記実施形態における上記の説明に限定されない。
式(4)または式(5)における軟合成アルゴリズムは、図2に示された適用シナリオにおける実験によってさらに検証される。図8は、実験の結果を示している。単位分散を有する加法性ガウス白色雑音(additive Gaussian white noise)レイリーワイヤレス通信チャネル(Rayleigh wireless communication channel)シミュレーションモデルが、図8の実験において採用された。便宜的に、中継局21または基地局31に対するユーザ端末11および12のチャネル転送係数は等しく、基地局31の通信リンクに対するユーザ端末11または12の信号対雑音比は、基地局31に対する中継局21の通信リンクの信号対雑音比よりも6dB劣ると仮定する。チャネル符号化には、3460ビットのUMTS 1/3ターボ符号、およびQPSKシンボル変調が採用された。図8には、基地局31におけるフレーム誤り率(FER)が、図1に示されるような現在の中継を用いた場合、式(4)または式(5)に示されるような合成アルゴリズムを採用する中継を用いた場合、および中継を用いない場合について、それぞれ示されている。図2に示される適用シナリオの場合、基地局31におけるフレーム誤り率は、中継を用いない場合のフレーム誤り率よりも明らかに低いが、図1に示されるような現在の中継のフレーム誤り率よりも僅かに高いにすぎないことが、図8から明白に見てとることができる。しかし、後者の比較では、図2に示される適用シナリオにおいて、約50%の中継リソースが節約され、中継局21における電力散逸は、それに対応して低減される。
説明しておくべきこととして、本発明は、図2または図7に示される適用シナリオに限定されない。例えば、基地局31によって受信されるデータパケットPまたはPは、各ユーザ端末によって直接的に送信されるものに限定されず、場合によっては、図9に示されるような中継局22によって中継されるなど、ある中継局によって送信される。
図10は、本発明の一実施形態による、ワイヤレス通信ネットワークの中継局において複数のユーザ端末からのデータパケットを転送するのに使用される転送ユニット100の構造図を示している。図10では、転送ユニット100は、第2の受信ユニット101と、ネットワーク符号化ユニット102と、送信ユニット103とを備える。
以下では、図2に示された適用シナリオを例として採用することによって、ユーザ端末11および12からそれぞれ到来したデータパケットPおよびPに対する、図2の中継局21による転送手順が、詳細に説明される。
最初に、第2の受信ユニット101が、ユーザ端末11および12からそれぞれ到来した2つのデータパケットのコピーを受信する。説明しておくべきこととして、ユーザ端末11によるデータパケットPの送信とユーザ端末12によるデータパケットPの送信の順序は限定されておらず、基地局31がデータパケットPおよびPのコピーを受信するのと同じように、第2の受信ユニット101もデータパケットPおよびPのコピーを受信する。
次に、ネットワーク符号化ユニット102は、ネットワーク符号化データパケットPNCを獲得するために、ユーザ端末11および12からそれぞれ到来したデータパケットPおよびPのコピーに対してネットワーク符号化を実行する。ネットワーク符号化とは、複数の送信元のデータパケットに対して復調、チャネル復号処理を実行した後、複数のデータパケットに対する符号化を実行することによって、伝送リソースを節約することを意味している。例えば、2進法の世界では、ネットワーク符号化は、少なくとも以下の2つのタイプを含み、1つのタイプは、複数のユーザ端末データパケットに対してチャネル復号を実行した後、複数のビット系列に対してビット毎のXORまたはXNOR処理を実行することであり、その際、各ビット系列の長さが同じでない場合は、最も長いビット系列の長さになるように、短い方のビット系列の末尾に0または1を用いてパディングを施し、もう1つのタイプは、複数のユーザ端末のデータパケットに対してチャネル復号を実行した後に獲得される複数のビット系列のうちの少なくとも1つに対して2進法の乗算変換を実行した後、他のビット系列とともに加算変換処理を実行することである。以下の本文では、2つのネットワーク符号化をそれぞれ例によって説明する。
一般性を失うことなく、中継局21がデータパケットPに対してチャネル復号を実行した後に獲得されるビット系列が、全体で10ビットの0101100110で、このビット系列は正しいビット系列であり、中継局21がデータパケットPに対してチャネル復号を実行した後に獲得されるビット系列が、全体で10ビットの1100001100であると仮定する。
上記の2つのビット系列に対してビット毎のXOR処理を実行することによって、データパケットPNCのビット系列1001101010が獲得されるが、XNOR処理が実行された場合、データパケットPNCのビット系列0110010101が獲得される。
データパケットPのビット系列に対して2進法で3を掛ける乗算処理を実行することによって、全体で11ビットの10000110010が獲得され、これとデータパケットPのビット系列とに対して2進法での加算処理を実行することで、データパケットPNCのビット系列が取得され、それは11100111110である。
最後に、送信ユニット103は、ネットワーク符号化処理の後、データパケットPNCを基地局31に送信する。具体的には、送信ユニット103は、データパケットに対してチャネル符号化およびシンボル変調処理を実行した後、送信機を介してネットワーク符号化データパケットPNCを送信する。
図11は、本発明の一実施形態による、ワイヤレス通信ネットワークの基地局においてユーザ端末からのデータパケットを復号するのに使用される復号ユニット110の構造図を示している。図11では、復号ユニット110は、第1の受信ユニット111と、軟合成復号ユニット112とを備える。この実施形態の例では、軟合成復号ユニット112は、獲得ユニット1121と、軟合成処理ユニット1122と、チャネル復号ユニット1123とを備え、これらも図11に一緒に示されている。図11では、第1の受信ユニット111および軟合成復号ユニット112のみが必須ユニットであり、他のユニットは任意選択的であることは、当業者であれば理解されよう。
以下では、図2に示された適用シナリオを例として採用して、図2の基地局31がユーザ端末11または12から到来するデータパケットに対して復号を実行する手順を詳細に説明する。
最初に、第1の受信ユニット111が、中継局21からのネットワーク符号化データパケットと、ユーザ端末11および12からそれぞれ到来するデータパケットPおよびPのコピーとを受信する。ここで、中継局21からのネットワーク符号化データパケットPNCは、中継局21によってユーザ端末11および12からそれぞれ受信された2つのユーザ端末データパケットPおよびPのコピーに対して、上で述べられた前記ネットワーク符号化を実行することによって獲得される。
一般に、中継局21における処理遅延のため、第1の受信ユニット111は、最初に、ユーザ端末11および12からそれぞれ到来するデータパケットPおよびPのコピーを受信する。説明しておくべきこととして、ユーザ端末11または12から中継局21までのワイヤレス通信リンクとユーザ端末11または12から基地局31までのワイヤレス通信リンクの間の差のため、中継局21および基地局31によって受信された同じデータパケットPまたはPのコピーが、異なることがある。例えば、中継局21はユーザ端末11または12により近いので、中継局が受信したデータパケットPまたはPのコピーは、完全に正しいとすることができるが、基地局31はユーザ端末11または12からより遠いので、第1の受信ユニット111が受信したデータパケットPまたはPのコピーは、誤りを起こした状態で受信されることがある。
その後、軟合成ユニット112が、ユーザ端末データパケットP、Pのコピーおよび前記ネットワーク符号化データパケットPNCに対して合同軟合成および復号を実行する。
本発明の一実施形態によれば、軟合成復号ユニット112は、3つのサブユニットを、すなわち、獲得ユニット1121と、軟合成処理ユニット1122と、チャネル復号ユニット1123とを備える。以下では、3つのサブユニットの合同軟合成および復号手順を詳細に説明する。
最初に、獲得ユニット1121は、ネットワーク符号化データパケットPNCの符号化ビット系列の初期軟情報系列と、複数のユーザ端末データパケットのコピーの符号化ビット系列の初期軟情報系列または符号化ビット系列の推定軟情報系列とを獲得する。符号化ビットの初期軟情報または推定軟情報の獲得手順は、上記の本文で詳細に説明されており、ここで再び述べることはしない。
次に、軟合成処理ユニット1122は、前記複数のユーザ端末データパケットのうちの少なくとも1つのユーザ端末データパケットのビット系列の軟合成尤度比系列を獲得するために、ネットワーク符号化データパケットPNCの符号化ビット系列の初期軟情報と、複数のユーザ端末データパケットPおよびPのコピーの符号化ビット系列の初期軟情報または符号化ビット系列の推定軟情報とに対して軟合成処理を実行する。
任意選択的に、一実施形態では、中継局21において実行されるネットワーク符号化が、チャネル復号をユーザ端末データパケットPおよびPのコピーに対して実行した後の、2つのビット系列に対するビット毎のXOR処理である場合、軟合成処理ユニット1122は、式(4)または式(5)に従って軟合成処理を実行することができる。
最後に、チャネル復号ユニット1123は、データパケットPまたはPのビット系列を獲得するために、式(4)および式(5)に従って軟合成処理ユニット1122によって獲得された軟合成尤度比系列に対してチャネル復号を実行する。
任意選択的に、軟合成処理ユニット1122およびチャネル復号ユニット1123が上記の操作を実行する前に、チャネル復号ユニット1123は、データパケットPおよびPの各ビットの初期ビット尤度比に対してチャネル復号を実行する。2つのデータパケットのチャネル復号が正しいものである場合、例えば、CRC検証結果が正しい場合、軟合成処理ユニット1122は、式(4)または式(5)による上で説明された前記軟合成処理を実行する必要はない。データパケットPなど、データパケットのチャネル復号が正しいものでない場合、軟合成処理ユニット1122は、軟合成処理を前記データパケットPに対して実行する必要がある。
上では、本発明の実施形態を詳細に説明した。本発明は上記の特定の実施形態に限定されず、添付の特許請求の範囲から逸脱することなく、当業者によって任意の変形または変更を施し得ることを理解されたい。本発明の技術的スキームは、ソフトウェアまたはハードウェアによって実現することができる。

Claims (15)

  1. ワイヤレス通信ネットワークの基地局においてユーザ端末からのデータパケットを復号する方法であって、
    A.1つまたは複数のユーザ端末から複数のユーザ端末パケットのコピーを、また中継局からネットワーク符号化データパケットを受信するステップであって、前記ネットワーク符号化データパケットが、前記中継局が前記1つまたは複数のユーザ端末からそれぞれ受信した複数のユーザ端末パケットの前記コピーに対してネットワーク符号化を実行した後に獲得される、ステップと、
    B.複数のユーザ端末パケットの前記コピーおよび前記ネットワーク符号化データパケットに対して合同軟合成および復号を実行するステップと
    を含む方法。
  2. 合同軟合成および復号を実行する前記ステップが、
    B1.前記ネットワーク符号化データパケットの符号化ビット系列の初期軟情報系列と、複数のユーザ端末パケットの前記コピーの符号化ビット系列の推定軟情報系列または前記符号化ビット系列の初期軟情報系列とを獲得するステップと、
    B2.前記複数のユーザ端末データパケットのうちの少なくとも1つのユーザ端末データパケットのビット系列の軟合成ビット尤度比系列を獲得するために、前記ネットワーク符号化データパケットの前記符号化ビット系列の前記初期軟情報系列と、複数のユーザ端末パケットの前記コピーの前記符号化ビット系列の前記推定軟情報系列または前記符号化ビット系列の前記初期軟情報系列とに対して合同軟合成処理を実行するステップと、
    B3.前記軟合成ビット尤度比系列に対してチャネル復号を実行するステップと
    を含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記ネットワーク符号化が、複数のユーザ端末データパケットの前記コピーに対してチャネル復号を実行した後に獲得される複数のビット系列に対してビット毎のXOR処理を実行するステップを含み、前記ステップB2が、

    Figure 2012525094
    に従って軟合成処理を実行するステップを含み、ここで、bは、ユーザ端末データパケット内の符号化ビットであり、
    Figure 2012525094
    は、前記符号化ビットに対して軟合成を実行した後の軟合成ビット尤度比であり、
    Figure 2012525094
    は、前記符号化ビットの推定ビット尤度比であり、LLR(oddc)は、前記符号化ビットbとともにXOR処理の被演算数となる他のユーザ端末データパケットの対応する符号化ビットb、b、...、bの推定尤度比
    Figure 2012525094
    のうち番号が奇数のビット尤度比と、前記ネットワーク符号化データパケット内の対応する符号化ビットbNCの初期ビット尤度比との結合であり、
    Figure 2012525094
    は、番号が奇数のビット尤度比の前記結合を指数とするeをすべて加算したものであり、
    Figure 2012525094
    であり、
    mは、ユーザ端末の数であり、LLR(evenc)は、前記符号化ビットbとともにXOR処理の被演算数となる前記他のユーザ端末データパケットの対応する符号化ビットb、b、...、bの推定尤度比
    Figure 2012525094
    のうち番号が偶数のビット尤度比と、前記ネットワーク符号化データパケットの前記対応する符号化ビットbNCの前記初期ビット尤度比との結合であり、
    Figure 2012525094
    は、ビット尤度比の前記結合を指数とするeをすべて加算したものである、
    請求項2に記載の方法。
  4. 符号化ビットの前記初期軟情報が、以下の式に従って決定される前記符号化ビットの初期ビット尤度比を含み、
    Figure 2012525094
    ここで、LLR(b)は、シンボルs内の第jの初期ビット尤度比であり、yU1,B=hU1,B・s+nU1,Bであり、sは、ユーザ端末U1または中継局によって送信されるシンボルであり、hU1,Bは、チャネル転送係数であり、nU1,Bは、雑音であり、sおよびsは、シンボルsがとり得るすべての値である、
    請求項2に記載の方法。
  5. 前記ネットワーク符号化が、前記中継局によって受信された複数のユーザ端末データパケットの前記コピーに対してチャネル復号を実行した後の、複数のビット系列の少なくとも1つに対して、前記中継局によって2進法での乗算変換を実行し、その後、他のビット系列とともに2進法での加算変換処理を実行するステップ、または前記複数のビット系列に対してビット毎のXORもしくはXNOR処理を実行するステップを含む、請求項1に記載の方法。
  6. 前記ステップB2の前に、
    複数のユーザ端末データパケットの前記コピーの符号化ビットの前記初期軟情報系列に対してチャネル復号を実行するステップと、
    正しくチャネル復号されなかったユーザ端末データパケットに対して、前記ステップB2、ステップB3の操作を実行するステップと
    をさらに含む、請求項2に記載の方法。
  7. ワイヤレス通信ネットワークの中継局において複数のユーザ端末からのデータパケットを転送する方法であって、
    1つまたは複数のユーザ端末から複数のデータパケットのコピーをそれぞれ受信するステップと、
    ネットワーク符号化データパケットを獲得するために、複数のデータパケットの前記コピーに対してネットワーク符号化処理を実行するステップと、
    前記ネットワーク符号化データパケットを基地局に送信するステップと
    を含む方法。
  8. 前記ネットワーク符号化処理が、
    複数のデータパケットの前記コピーに対してチャネル復号を実行した後に獲得される複数のビット系列の少なくとも1つに対して2進法での乗算変換を実行し、その後、他のビット系列とともに2進法での加算変換処理を実行するステップと、
    前記ネットワーク符号化処理が、複数のデータパケットの前記コピーに対してチャネル復号を実行した後の、複数のビット系列に対してビット毎のXORまたはXNOR処理を実行するステップと
    のいずれか一方を含む、請求項7に記載の方法。
  9. ワイヤレス通信ネットワークの基地局においてユーザ端末からのデータパケットを復号するための復号装置であって、
    1つまたは複数のユーザ端末から複数のユーザ端末パケットのコピーを、また中継局からネットワーク符号化データパケットを受信するための第1の受信ユニットであって、前記ネットワーク符号化データパケットが、前記中継局が前記1つまたは複数のユーザ端末からそれぞれ受信した複数のユーザ端末パケットの前記コピーに対してネットワーク符号化を実行した後に獲得される、第1の受信ユニットと、
    複数のユーザ端末パケットの前記コピーおよび前記ネットワーク符号化データパケットに対して合同軟合成および復号を実行するための軟合成および復号ユニットと
    を備える復号装置。
  10. 前記軟合成および復号ユニットが、
    前記ネットワーク符号化データパケットの符号化ビット系列の初期軟情報系列と、複数のユーザ端末パケットの前記コピーの符号化ビット系列の推定軟情報系列または前記符号化ビット系列の初期軟情報系列とを獲得するための獲得ユニットと、
    前記複数のユーザ端末データパケットのうちの少なくとも1つのユーザ端末データパケットのビット系列の軟合成ビット尤度比系列を獲得するために、前記ネットワーク符号化データパケットの前記符号化ビット系列の前記初期軟情報系列と、複数のユーザ端末パケットの前記コピーの前記符号化ビット系列の前記推定軟情報系列または前記符号化ビット系列の前記初期軟情報系列とに対して合同軟合成処理を実行するための軟合成処理ユニットと、
    前記軟合成ビット尤度比系列に対してチャネル復号を実行するためのチャネル復号ユニットと
    を備える、請求項9に記載の復号装置。
  11. 前記ネットワーク符号化が、複数のユーザ端末データパケットの前記コピーに対してチャネル復号を実行した後に獲得される複数のビット系列に対してビット毎のXOR処理を実行するステップを含み、前記軟合成復号ユニットが、

    Figure 2012525094
    に従って軟合成処理を実行するためのものであり、ここで、bは、ユーザ端末データパケット内の符号化ビットであり、
    Figure 2012525094
    は、前記符号化ビットに対して軟合成を実行した後の軟合成ビット尤度比であり、
    Figure 2012525094
    は、前記符号化ビットの推定ビット尤度比であり、LLR(oddc)は、前記符号化ビットbとともにXOR処理の被演算数となる他のユーザ端末データパケットの対応する符号化ビットb,b,...,bの推定尤度比
    Figure 2012525094
    のうち番号が奇数のビット尤度比と、前記ネットワーク符号化データパケット内の対応する符号化ビットbNCの初期ビット尤度比との結合であり、
    Figure 2012525094
    は、番号が奇数のビット尤度比の前記結合を指数とするeをすべて加算したものであり、
    Figure 2012525094
    であり、
    mは、ユーザ端末の数であり、LLR(evenc)は、前記符号化ビットbとともにXOR処理の被演算数となる前記他のユーザ端末データパケットの対応する符号化ビットb,b,...,bの推定尤度比
    Figure 2012525094
    のうち番号が偶数のビット尤度比と、前記ネットワーク符号化データパケットの前記対応する符号化ビットbNCの前記初期ビット尤度比との結合であり、
    Figure 2012525094
    は、番号が偶数のビット尤度比の前記結合を指数とするeをすべて加算したものである、
    請求項10に記載の復号装置。
  12. 符号化ビットの前記初期軟情報が、以下の式に従って決定される前記符号化ビットの初期ビット尤度比を含み、
    Figure 2012525094
    ここで、LLR(b)は、シンボルs内の第jの初期ビット尤度比であり、yU1,B=hU1,B・s+nU1,Bであり、sは、ユーザ端末U1または中継局によって送信されるシンボルであり、hU1,Bは、チャネル転送係数であり、nU1,Bは、雑音であり、sおよびsは、シンボルsがとり得るすべての値である、
    請求項10に記載の復号装置。
  13. 前記ネットワーク符号化が、前記中継局によって受信された複数のユーザ端末データパケットの前記コピーに対してチャネル復号を実行した後に獲得される複数のビット系列の少なくとも1つに対して、前記中継局によって2進法での乗算変換を実行し、その後、他のビット系列とともに2進法での加算変換処理を実行するステップ、または前記複数のビット系列に対してビット毎のXORもしくはXNOR処理を実行するステップを含む、請求項9に記載の復号装置。
  14. 前記チャネル復号ユニットが、さらに、
    複数のユーザ端末データパケットの前記コピーの符号化ビットの前記初期軟情報系列に対してチャネル復号を実行し、
    正しくチャネル復号されなかったユーザ端末データパケットに対して、前記軟合成処理ユニットによって軟合成処理を実行し、前記軟合成復号ユニットによって実行した後に獲得されるビット尤度系列に対してチャネル復号を実行する
    ためのものである、請求項10に記載の復号装置。
  15. ワイヤレス通信ネットワークの中継局において複数のユーザ端末からのデータパケットを転送するための転送装置であって、
    1つまたは複数のユーザ端末から複数のデータパケットのコピーをそれぞれ受信するための第2の受信ユニットと、
    ネットワーク符号化データパケットを獲得するために、複数のデータパケットの前記コピーに対してネットワーク符号化処理を実行するためのネットワーク符号化ユニットと、
    前記ネットワーク符号化データパケットを基地局に送信するための送信ユニットと
    を備える転送装置。
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