JP2012521790A - ペン形塗布具 - Google Patents

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Abstract

ペン形塗布具(2)が、ペンシャフト(4)と保護装置(32)とを有する。ペンシャフト(4)は、第1端部(6)に取外し可能なキャップ(28)を有すると共に、第2端部(22)に塗布液のための貯蔵容器(10)に作用する給送ボタン(20)を有する。保護装置(32)は、キャップ(28)が装着されている状態では保護位置(38)にあって、給送ボタン(20)を操作から保護する。キャップ(28)が取り外された状態では操作のために保護装置(32)が給送ボタン(20)を開放する開放位置(54)にあるように、保護装置(32)がキャップ(28)に連動結合されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、ペン形塗布具に関する。
このペン形塗布具は1つのペンシャフトを有し、このペンシャフトは軸線方向の第1端部に塗布具先端を保持している。塗布具の不使用時には、この第1端部は、使用時に取外し可能なキャップによって閉鎖されている。通常これは、塗布具を確実に密閉するねじ付きのねじ式キャップである。塗布具は、他方の第2端部において給送ボタンを保持している。給送ボタンの操作によって塗布液がペンシャフト内にある貯蔵容器から塗布具先端に送り込まれ、そこから塗布される。給送ボタンとして、例えば押ボタン又は回転ボタンが知られている。この種の塗布具は、例えば化粧分野では特許文献1から公知であり、あるいはネイルエナメルを塗布液として塗布するための液体塗布具として、いまだ出願公開されていない特許文献2又は特許文献3から知られている。
押ボタンの場合には、塗布具がペンシャフトのところで保持されて、例えば手の親指により軸線方向の押圧作用が給送ボタンに及ぼされ、その直後に、正確に規定された少量のネイルエナメルが塗布具先端に達する。この押ボタンは、片手で操作ができるという利点を提供する。回転ボタンの場合には、給送ボタンが、例えば手の親指と人差し指との間で保持されて、周方向に回転させられる。ペン内の配量は、例えば回転ラチェット機構を介して行なわれる。これは、内部の給送ねじのピッチ角に依存して非常に精確な配量を可能にする。代替として、押圧機構も可能である。
この塗布具は、落錘を備えることができる。塗布具を揺動することによって落錘が軸線方向に往復移動させられ、それによって落錘に結合されているワイヤが内部通路、例えば塗布具先端に通じている細管を、例えば乾燥によって生じる液体残滓を除いてきれいにする。この種の落錘は、例えばファーバーカステル社の製図用ペン等によって知られている。
この塗布具は、公知のネイルエナメル瓶に比べて取り扱いが簡単であるという利点を提供する。貯蔵容器内に刷毛を別個に浸ける必要がない。それによって使用者は汚れの恐れが少なくなり、しかも別個の作業過程として刷毛の汚れ落としを省略することができる。貯蔵容器に作用する正確に配量可能なピストン機構によって、所望量の塗布液をきれいに、しかも正確に塗布することができる。この塗布具は、既に使用された塗布具を新たな塗布のためにも重ね塗りのためにもネイルエナメル貯蔵部の中に再び浸ける必要がないので、著しく改善された清潔さを提供する。
公知の塗布具における欠点は、例えばハンドバッグ又は上着のポケットに入れて携行する際に給送ボタンの誤った操作が、特に押圧機構でなされた場合に起こり得ることである。その際に塗布液が塗布具先端に向かって漏れ出て、ペンシャフトのキャップの中で広がり、もしくはキャップの中を汚し、又はキャップをべとつかせ、塗布液が浪費される。
欧州特許出願公開第0214012号明細書 独国特許出願第102008041282号明細書 独国特許出願第102008043911号明細書
本発明の課題は、改善されたペン形塗布具を提供することにある。
本発明は、公知の塗布具の場合には、押圧機構もしくは回転機構が常に保護されていないため、従って常に操作可能であるという認識に基づいている。本発明は、ペンの不使用時に給送ボタンを意図しない操作から保護するという基本的な考えに基づいており、更に不使用時には常にキャップが塗布具に装着されていなければならない、という認識に基づいている。従って、本発明の基本的な考えは、キャップ装着時に保護装置が作動させられるように、即ち給送ボタンが意図的でない操作から保護されるように、連動機構によってキャップの装着と保護装置とを結合することにある。キャップを取り外したときには、保護装置が再び移動されて、給送ボタンの操作が不可能な状態になる。この手段によって、塗布具の使用安全性が改善される。
前記課題は、請求項1に従って、1つのペンシャフトを備えたペン形塗布具によって解決される。そのペンシャフトは、第1端部に取外し可能なキャップを有する。そのキャップは、装着された状態において塗布具先端を覆う。キャップの取外しによって、塗布具先端が使用可能な状態となる。ペンシャフトは、それの第2端部に給送ボタンを有する。給送ボタンは、上述のように、必要時に塗布具先端に塗布液を給送するために、塗布液のための貯蔵容器に作用する。この塗布具は保護装置を有し、この保護装置は、キャップが装着されている状態では保護位置にあって、この位置では給送ボタンを操作から保護する。保護装置は、キャップが取り外された状態では保護装置が操作のために給送ボタンを開放する開放位置にあるように、キャップに連動結合されている。
従って、保護装置は、2つの位置の間、即ち開放位置と保護位置との間で移動可能であり、その移動は、塗布具からのキャップの取外しもしくは塗布具へのキャップの装着によって引き起こされる。従って、常に次の点が保証されている。即ち、塗布具の使用時に、即ち塗布具先端を使用可能にすべく強制的にキャップが取り外された際には、保護装置が開放位置にあって、給送ボタンが塗布具使用のために操作可能である。他方では、使用終了後に、通常は塗布具先端を覆うべくキャップが再び装着された際に、それと同時に保護装置が保護位置に移動して、給送ボタンを意図しない操作から保護する。
保護装置については、給送ボタンを操作から保護するあらゆる機械的な装置が考えられ得る。単に例として言うならば、給送ボタンに組み込み可能な、例えばペンシャフトに支えられるロックボルト、ピン又はその他の留め又は阻止手段が挙げられ、あるいはペンシャフトから引き出し可能な、給送ボタンを全体的又は部分的に覆うため又は包囲するためのカバー、キャップ又はスリーブが挙げられる。
塗布具の格別に簡単な、従って低コストで頑丈な実施態様では、保護装置が塗布具の軸線方向に移動可能なスリーブを含む。この保護装置は、保護位置において給送ボタンを同軸状に包囲する。開放位置においてこのスリーブはペンシャフトに対して第1端部の方へ戻され、それによって給送ボタンは軸線方向においてスリーブから突出し、従って操作可能である。
換言するならば、キャップが取り外されると、それ以前にはスリーブ内に収納されていた給送ボタンが操作可能となる。キャップが装着されると、給送ボタンが再びスリーブ内に収納され、それによって意図しない操作が防止される。従って、閉鎖キャップが装着されると、給送ボタンは塗布具本体内部に配置されていて、従って操作のために容易にはアクセスできない。閉鎖キャップが取り外されると押ボタンは使用位置に達し、その使用位置で押ボタンは後ろ側の軸端から突出する。この自動機構は、閉鎖キャップの装着移動及び取外し移動と、押ボタンとスリーブもしくはペンシャフトとの間の相対移動との間の機械的結合によって作り出される。
他の実施態様は、特に軸線方向に操作される押ボタンとの関連において適している。この場合、給送ボタンは端面側の操作面を有する。この場合に、スリーブは第2端部側の端面側の当接面を有し、この当接面は保護位置では軸線方向において操作面の領域にある。
例えば塗布具と一緒にハンドバッグ内にある物体は、塗布具における給送ボタンが配置されている第2端部を誤って押圧する。公知の塗布具の場合、その物体は端面側の操作面を軸線方向に押し込む。しかし、保護装置が保護位置にあるので、その物体はスリーブの端面側の当接面に当接し、そのために給送ボタンは、押圧されたとしてもほんの僅かしか軸線方向に操作されず、これが塗布液の給送をもたらすことはない。開放位置では、例えば使用者の手の親指による意図的な操作の際に、当接面が第1端部に向かって戻されているので、そのために端面側の操作面が開放されていて、給送ボタンが操作可能である。
この実施態様の好ましい変形では、保護位置において、従ってキャップ装着状態において、スリーブがキャップから塗布具の第2端部まで軸線方向に延在している。従って、スリーブがペンシャフトのほぼ全長にわたって延在している。これは、塗布具が外に向けて一様な外観を提供し、例えばキャップ装着時にキャップがほぼ間なくスリーブにつながっているという利点を持つ。更に、ペンシャフトにわたって延在している付加的な外側スリーブは、ペンシャフトの付加的な保護もしくはペンシャフト内にある貯蔵容器もしくはそれの溶剤を含む塗布液のための付加的な浸透防止を提供する。
換言するならば、このスリーブは、塗布具が保持される本来のもしくは外側のペンシャフトを形成する。給送機構および貯蔵容器はカートリッジとしてペンシャフトの内部にある。かくして生じた二重の容器壁によって効果的に塗布液の乾燥が予防される。液体の種類に応じて、例えば親水性物質か疎水性物質かに応じて、ペンシャフトおよびスリーブの特定の材料配合とすれば有利である。
他の実施態様では、固定装置が設けられている。固定装置が固定位置にある場合には、この固定装置は軸線方向においてスリーブとペンシャフトとを互いに固定する。固定装置の開放位置にある場合には、スリーブおよびペンシャフトが相対的に互いに移動可能である。この軸線方向の固定は軸線方向に押圧操作される給送ボタンにとって重要である。なぜならば、固定もしくは固着されていないとしたならば、ペンシャフトに連結している給送ボタンへの押圧が給送ボタンと一緒にペンシャフトをスリーブ内に押し込み、それにより給送ボタンとペンシャフトとの間においていかなる操作力も生じないからである。従って、ペンシャフトはスリーブに軸線方向において固定されなければならない。それにより、例えば片手で塗布具をスリーブのところで保持する場合、給送ボタンに対する押圧が給送ボタンとペンシャフトとの間の相対移動をもたらす。
固定装置に関してここでも多数の変形が使用可能である。単に例として挙げるならば、スリーブとペンシャフトとの間に入り込める、手動又は自動で解除もしくは固定可能なピン、フック、ラッチ機構、スナップ機構が使用可能である。この場合に自動とは、これらが同様にキャップの着脱に連動結合して操作されることを意味する。
好ましい実施態様では、スリーブが、ペンシャフトに対して第1端部もしくはキャップに向けて、従って給送ボタンから離れる向きに弾性的に予圧されている。従って、外部の力作用がなければスリーブは常に開放位置に滑り込み、キャップの作用によってばね力に抗して保護位置へ持ち込まれなければならない。このためにキャップおよびペンシャフトはねじを持つ。塗布具の上にキャップをかぶせて回せば、それらのねじがかみ合う。キャップおよびスリーブにおける相互の当接面を介して、キャップのねじり移動がスリーブの軸線方向移動に変換される。かくしてスリーブが第2端部に向けて移動される。第1の当接面はキャップの開放側の端部にある。これと協働する第2の当接面はスリーブのキャップ側端部にある。
換言するならば、キャップは装着時に端面側で、例えば片手で保持されたスリーブに押圧されている。スリーブとペンシャフトとの間のねじのかみ合いによってペンシャフトが給送ボタンと一緒にキャップに引っ張り込まれ、それによって給送ボタンがスリーブの中に消える。
上記の予圧は、格別に有利な実施態様においては、給送ボタンとスリーブとの間で支えられているばねによって発生させられる。このばねは、特に押圧操作される給送ボタンのために二重の働きを有する。キャップをねじって着脱する時に、ばねはスリーブおよびペンシャフトの移動を生じさせる。開放位置において、ばねは、スリーブがペンシャフトに軸線方向において固定された際に、スリーブもしくはペンシャフトに対して押ボタンにばね力を付与する。
格別に好ましい実施態様では、固定装置の状態がペンシャフトとスリーブとの相互のもしくは相対的な回転によって変更可能である。従って、塗布具の長手軸線を中心とする回転によって、固定装置は固定位置に到達することができ、又はそこから離脱することができる。従って、スリーブおよびペンシャフトは、この回転によって固定可能もしくは解放可能である。この回転動作は容易に塗布具へのキャップの装着時の回転動作と組み合わせることができるので、キャップおよびスリーブをねじって取り付けることよって、もしくはねじって取り外すことによって、自動的に固定装置が固定もしくは解放される。
従って、好ましい実施態様においては、固定を生じさせるもしくは解放する上述の回転動作がキャップとペンシャフトとの間の摩擦結合手段によって引き起こされる。これは、例えばキャップ又はペンシャフトに設けられたパッキンによって行なわれ、このパッキンはペンシャフトに密接してこれをキャップ回転時に摩擦により、回転方向に連行する。連行回転動作の作用をペンシャフトに及ぼすべく、ねじも相応に摩擦を有するように構成されている。
第1の好ましい実施態様においては、固定装置が、スリーブに配置された半径方向内側に突出した間仕切部とペンシャフトに配置された固定ウェブとを含む。間仕切部は周囲の特定の角度範囲内に1つの通路開口を有し、この通過開口を通して固定ウェブが間仕切部を通過することができる。残りの周範囲において、間仕切部は当接環として作用する。従って、スリーブおよびペンシャフトは、相互のこの相対的な回転位置でのみ、軸線方向に移動可能である。その他の回転角度の場合には固定ウェブは間仕切部に固定支持される。スリーブとペンシャフトとの間の回転位置を変化することによって、固定装置を固定又は解放することができる。
好ましい実施態様においては、固定ウェブが戻り止めを有する。固定ウェブにおけるこの戻り止めを有する部分は半径方向内側に弾力性を有し、固定ウェブの自由端として形成されている。更に、固定ウェブは、第2端部側に戻り止めのための進入斜面を有し、この進入斜面が間仕切部と協働する。従って、この進入斜面は、固定装置が固定位置へ移動するとき、戻り止めが間仕切部を乗り越えるのを助ける。これは、固定ウェブがスリーブとペンシャフトとの間のどの回転位置でも進入斜面の助けにより間仕切部の上を滑動することができ、その際に半径方向内側方向に弾性があるという利点を有する。スリーブが開放位置に達したときに、固定ウェブは半径方向外側に向けて弾力性があり、戻り止めの種類に応じて当接環との固定係合に至る。しかし、保護位置への復帰動作は、スリーブおよびペンシャフトが互いに正しい回転位置を有して固定ウェブが通過開口を通過可能であるときにのみ成功する。
代替の実施態様において、固定装置は、スリーブが半径方向内側に突出した案内ピンを有し、この案内ピンが、ペンシャフトに形成されている制御曲線部に係合するように構成されている。制御曲線部は、第1端部側にある横方向部分と第2端部側にある軸線方向部分とを有する。換言するならば、この実施態様は、制御曲線部が例えばスリットとしてペンシャフトの内壁に形成されている溝付リンク案内装置である。軸線方向に延在している軸線方向部分によって、スリーブはペンシャフトに対して軸線方向に移動可能である。それから案内ピンが開放位置において周方向に延在している横方向部分に入ると、スリーブは、案内ピン、従ってスリーブが軸線方向においてペンシャフトに固定されるように、ペンシャフトに対して回転可能である。
この場合にも既述の如く、回転移動もしくは軸線方向移動は、キャップとペンシャフトとの間もしくは螺合間の相応の摩擦結合によって、若しくは例えば上述のばねと連動するねじ結合によって関連して遂行可能である。
もちろん、制御曲線部をスリーブに設け、案内ピンをペンシャフトに設けることも可能である。上述の実施態様の間仕切部と固定ウェブとの関係を逆にすることについても同様のことが当てはまる。
他の実施態様においては、制御曲線部が、横方向部分と軸線方向部分との間にある傾斜部分を有する。これは、キャップの装着もしくは取外しの際に、ペンシャフトとスリーブとの間、もしくは案内ピンと連結リンクとの間の軸線方向移動および周方向移動を相互に移行させる。
本発明を更に説明するために図面を参照する。それぞれ概略原理図を示している。
装着されたキャップと保護位置にある保護装置とを備えた塗布具を示す断面図である。 取り外されたキャップと開放位置にある保護装置とを備えた図1の塗布具を示す断面図である。 図1の部分IIIの詳細図である。 図1の塗布具の断面IVを示す断面図である。 図2の部分Vの詳細図である。 図2の塗布具の断面VIを示す断面図である。 図1の塗布具の断面VIIを示す断面図である。 図1の塗布具の固定装置の種々の動作状態を示す部分斜視図である。 図1の塗布具の部分分解斜視図である。 代替固定装置を有する塗布具の部分分解斜視図である。 保護位置にある保護装置を備えた図10の塗布具を示す断面図である。 開放位置にある保護装置を備えた図10の塗布具を示す断面図である。 図12の塗布具の断面XIIIを示す断面図である。 図11の塗布具の断面XIVを示す断面図である。 図11の部分XVの詳細図である。 図12の部分XVIの詳細図である。 図10の塗布具の固定装置の種々の動作状態を示す部分斜視図である。
図1は、ペンシャフト4を有するペン形塗布具2、例えばネイルエナメル塗布具を示し、このペンシャフトの端面側の第1端部6は塗布具先端8で終端している。塗布具先端8には、ペンシャフト4の内部において、塗布液、例えばネイルエナメル(図示せず)のための貯蔵容器10が接続されている。ペンシャフト4の内部において、この貯蔵容器10にピストン12が接続されており、このピストンは、これに接続されている給送機構14によって、貯蔵容器10から塗布具先端8へ塗布液を給送すべく矢印16の方向に移動可能である。
図1に象徴的に示された給送機構14は、押ボタン操作式の回転ラチェット機構である。これは、ピストン12に接続している給送部材18と、給送ボタン20とを含んでいる。この給送部材18は、ピストン棒19を備え、給送ボタン20はペンシャフト4の第2端部22にある押ボタンとなっている。給送部材18はペンシャフト4内に軸線方向にも回転方向にも固定されている。給送ボタン20は、図示された端位置から矢印24の方向に給送部材18に向けて相対的に押し付けることができる。給送ボタン20と給送部材18との間の相対移動が、ピストン12を伴うピストン棒19の矢印16方向へのステップ移動を引き起こす。
ペンシャフト4はそれの端部6の領域にねじ26aを備え、このねじ26aの上には、図示の不使用時に塗布具先端8を保護するため、キャップ28のねじ26bが完全にねじ込まれている。ペンシャフト4は、キャップ28に接続している領域において、端部22までスリーブ30によって包囲されており、このスリーブ30は押ボタン20のための保護装置32を成している。
スリーブ30は図1において保護位置38にあり、この保護位置でスリーブ30は端部22側の端部33により給送ボタン20を完全に包囲し、つまりスリーブ内に給送ボタンが収容もしくは没入されている。従って、特に、給送ボタン20の端面側の操作面34は当接面36、即ち端部33の末端によって周りを囲まれている。
押ボタン22が操作されていない図示状態では当接面36が操作面34の軸線方向領域にある。ここで誤って使用者又は或る物体が塗布具2の端部22を押圧したならば、この圧力は当接面36によって受け止められ、操作面34の押し込みが阻止される。給送機構14は開放されず、塗布液が誤って塗布具先端8へ給送されることはない。
図1において、スリーブ30は、装着されたキャップ28によって図示の保護位置38に保持されている。キャップ28の開放端にある端面側の当接面40は、この当接面の方に向けられたスリーブ30の同様に端面側の当接面42に対して押圧され、それにより、矢印44方向において、即ち塗布具2の軸線方向において、スリーブ30を保護位置38に保持する。その際に、スリーブ30は、ばね46によって矢印44とは反対の方向に予圧されている。ばね46は、スリーブ30における半径方向内側に一体形成された環状の間仕切部48と給送ボタン20の当接面50との間に支えられている。
塗布具2を使用可能にするためには、塗布具2は図1に示された不使用状態から図2に示された使用状態へ移行しなければならない。このために、塗布具2をスリーブ30のところで保持してキャップ28をねじって、ペンシャフト4から取り外す。ねじって取り外している間、ねじ26a,26bによって、当接面40がペンシャフト4に対して矢印44とは反対の方向に相対移動する。ばね46のおかげでスリーブ30もペンシャフト4に対して矢印44とは反対の方向に相対移動する。換言するならば、これに次いで給送ボタン20が操作可能となる。なぜならば、給送ボタン20が端部33から出現するからである。スリーブ30とペンシャフト4との間の相対移動は、図2に示された位置において、即ち間仕切部48がペンシャフト4の端面側の末端もしくは当接面52に突き当たったときに終了する。この場合に、ねじ26a,26bは、まだ噛み合った状態にある。しかる後に、キャップ28がねじられて完全に取り外される。そのときに、当接面40および42が互いに離れ、最後にはキャップ28を完全にペンシャフト4から取り外すことができる。
図2において塗布具2は直ぐに使える状態にあり、即ち塗布具先端8により塗布液、例えばネイルエナメルを指の爪に塗布することができる。今や給送機構14も直ぐに使える状態にある。なぜならば、スリーブ30もしくは保護装置32が今や開放位置54にあるからである。即ち、スリーブ30の当接面36は、今や給送ボタン20の操作面34から離れているので、給送機構14を操作するために操作面34を妨げられることなく押圧することができ、即ち給送ボタン20を矢印24の方向に押し込むことができる。この場合に、ばね46は第2の機能、従って二重機能を果たす。ばね46は、スリーブ30およびペンシャフト4を介して、給送ボタン20を給送部材18に対して矢印24とは反対の方向に押圧している。操作面34が押されて給送ボタン20が矢印24の方向に移動させられた後に、給送ボタン20は、ばね力で矢印24とは反対の方向に移動されて図示の終端位置に戻る。
給送ボタン20の操作時には、塗布具2は一般にペンシャフト4の露出部分のところではなくてスリーブ30のところで把持される。ペンシャフト4にスリーブ30が軸線方向に移動可能に支持されているので、他の措置を取ることなく、給送ボタン20を一押しすると、残りの塗布具2の全体がスリーブ30内で移動するが、給送機構14は操作されないという結果をもたらすであろう。従って、塗布具2内にはなおも固定装置56が存在し、図2に示された使用位置おいては、この固定装置56が固定位置57にあって、スリーブ30およびペンシャフト4を軸線方向において互いに固定している。
固定装置56は、図3乃至6および図9において詳細に示されている。図1に従って保護位置38を示している図3および図4において、固定装置56は自由に動ける状態にあり、従って固定に関して無効である。従って、ペンシャフト4、もしくはこれと共に給送部材18は、キャップ28をねじって取り外したときに、図示の不使用位置およびそれにともなう保護位置38から離れるように、軸線方向において矢印44の方向に移動可能である。
固定装置56は、給送部材18に一体形成されたウェブ60を含む。このウェブ60の一方の端部は、給送部材60の壁内において、3つの側面を切り込まれて自由にされており、それにより半径方向内側方向に弾性のある自由端58を形成している。半径方向の外側面において、ウェブ60は自由端58の領域内に戻り止め62を持っている。更に、固定装置56には間仕切部48が含まれている。開放位置54においては、その戻り止めが、間仕切部48に支えられている。
給送部材18は、戻り止め62を備えた自由端58の半径方向内側への弾力性を可能にするために、ウェブ60の軸線方向の領域もしくはそれの自由端に隙間64を有する。更に、固定装置56は間仕切部48に設けられた深さd1の第1の溝66を含み、この溝66は第1の角度範囲α1にわたっている。更に、固定装置56は、その第1の溝につながっているより大きい深さd2の第2の溝68を含み、この溝68は第2の角度範囲α2にわたっている。図示の保護位置において、ペンシャフト4もしくは給送部材18とスリーブ30とが互いに次のような回転位置にある。即ち、ウェブ60がα2の角度範囲内にあってそれゆえ十分な深さd2を有する溝68と一直線に並んでいるような回転位置、つまり相互係合なしに、戻り止め62を備えたウェブ60が軸線の両方向に通過できるような回転位置にある。それにより、溝68は、ウェブ60の形式の固定ウェブのための出入口を成している。従って、両溝66および68は段差を付けられている。
それに対して図5および図6は有効位置、従って固定位置にある固定装置56を示す。この場合に、スリーブ30もしくは間仕切部48と、給送部材18もしくはペンシャフト4とが互いに、変更された回転位置にある。つまり、ここではウェブ60が角度範囲α1、即ち小さい深さd1の溝66の範囲にある。従って、戻り止め62が、間仕切部48を掴み、もしくはこれにぶつかり、それにより、ペンシャフト4および給送部材18がスリーブ30内において矢印44とは反対方向に移動できないようにする。スリーブ30の間仕切部48がペンシャフト4の当接面52にどのように当接するかを詳細に改めて認識することができる。従って、給送ボタン20を一押しすると、戻り止め62が間仕切部48にぶつかることをもたらし、これによって給送部材18がスリーブ30で支えられ、そして給送ボタン20をもう一押しすると、給送部材18に対して、矢印44とは反対の方向への給送ボタンの相対移動をもたらす。
更に、ウェブ60と協働して、溝66の横方向外側の終端70と、これに対向する溝68の終端72とが、ペンシャフト4とスリーブ30との間の回転角を角度範囲α1およびα2の和に制限する。つまり、ウェブの固定部分73も、角度範囲α1およびα2の外側において、給送部材18と間仕切部48との間の内法よりも大きい高さを有する。
ところで、図示されていない代替の実施態様において、角度範囲α1およびα2は個別にそれぞれ大幅により大きくしてもよい。このことは全体としてスリーブ30とペンシャフト4との間の更なる回転と、高められた操作安全性とをもたらす。なぜならば、戻り止め62を固定することも、ウェブ60が溝68を通り抜けることも、より確実に、即ち、より大きな回転角で保証されているからである。
図7は、給送部材18およびペンシャフト4が詳しくは示されていない互いに噛合されて回転止め78を成している、異なるウェブによりどのように回転止めされるかを示している。しかし、スリーブ30は両部分に対して上述のように回転可能である。
図8は、4つのステップa)〜d)で、どのように固定装置56及び保護装置32が塗布具2へのキャップ28の着脱に連動されているかを示している。位置a)は、保護位置38にある保護装置32を示す。しかし、丁度ねじが緩め始められる、即ち塗布具2からキャップ28の取外しが始められるところである。塗布具2をスリーブ30のところで保持して、キャップ28を矢印74の方向へ回して取り外す。キャップ28は、図2で特に明確に見える半径方向内側の環状突起76を持ち、この突起がペンシャフト4に摩擦接触(図1参照)する。それゆえ、キャップ28の回転動作は、スリーブ30に対して矢印74の方向にペンシャフト4を連行すると共に、回転止め78によって給送部材18も連行する。つまり環状突起76はキャップ28とペンシャフト4との間の摩擦結合を生じさせる。更に、環状突起76は、キャップ28の装着時にこのキャップをペンシャフト4のところで周辺に対し密閉し、それにより塗布具先端8の乾燥を防止する密閉要素として二重機能を有する。
従って、ウェブ60は溝68の領域、即ち角度範囲α2から離れ、溝66の角度範囲α1に入って終端70にぶつかる。更に、キャップ28をねじって取り外すことによって、同時に、固定保持しているスリーブ30に対して相対的に矢印44の方向へのペンシャフト4および給送機構14の移動が始まる。ウェブ60は溝66を通って滑動し、進入斜面80のおかげで半径方向内側方向に弾性があるので、戻り止め62が溝66を完全に通過する。このために進入斜面80は戻り止め62における端部22の方を向いた側にある。
結局は、位置b)に示されているように、戻り止め62もしくは自由端58は再び外側に向けて弾力性を有し、戻り止め62が間仕切部48を係合する。それゆえ図8bは、塗布具2の図2に示された使用位置を示す。固定装置は固定位置57にある。
位置c)は、キャップ28をねじって取り付ける始まり、即ちキャップ28の装着の始まりを示す。ペンシャフト4における環状突起76の摩擦により、ペンシャフト4および給送機構14がスリーブ30に対して矢印74とは反対の方向にねじられる。このねじりは、ウェブ60の部分73が溝68の終端72に当接した際に、図8cに示された位置で終了する。キャップ28をねじって取り付けることは、同時に、矢印44とは反対の方向へのペンシャフト4等の移動をもたらす。今や、特に戻り止め62が角度範囲α2内にあるので、戻り止め62は大きな深さd2のおかげで溝68を通して間仕切部48を通過し、それによって塗布具は、キャップ装着過程の終了時には、結局、位置8dに示された終端位置に到達し、この終端位置は再び図1に対応する。
ウェブ60における端部22の方を向いた終端部における図示された先端82は、塗布具2の組立中に、このウェブをα1およびα2の角度範囲内に挿入するために使われる。
図9は、もう一度、内部にある破線で示されたペンシャフト4を備えたスリーブ30と、回転止め78およびウェブ60を備えた給送機構14とを斜視図で示す。
図10乃至17は、図1乃至9に対応しており、但し代替の固定装置56を備えた塗布具を示す。この場合、給送機構14もしくは給送部材18は、ウェブ60を持たず、その代わりに、給送部材18の内壁における切欠きによって形成されている制御曲線部90を持っている。付加的に間仕切部48は溝66および68を持たず、その代わりに、間仕切部から半径方向内側に突出した案内ピン92を持ち、この案内ピン92は制御曲線部90の中に突き出ている。制御曲線部90は、端部22の方を向いて軸線方向に延在している軸線方向部分94と、これに接続している軸線方向に対して約45°傾斜して延在している傾斜部分98と、更にこれに接続して円周方向に延在している横方向部分96とを有する。
図11は、図1に対応して、保護位置38にある保護装置32を備えた代替の塗布具2を示す。案内ピン92は、軸線方向部分94の中にあり、それによってスリーブ30とペンシャフト4等との間における軸線方向の移動を可能にする。従って、固定装置56は固定されていない。
図12においては、図2に対応して、開放位置54にある保護装置32を備えた代替の塗布具2が示されており、この保護装置32は開放位置54にある。案内ピン92はここでは横方向部分96の中にある。それによって、スリーブ30およびペンシャフト4等は、互いに軸線方向においては固定されている。従って、固定装置56は固定されている。
この実施態様においても、キャップ28をねじることによる装着および取外しの際に、スリーブ30のばね付勢された軸線方向移動によって、案内ピン92が制御曲線部90もしくはそれの軸線方向部分94内で移動させられる。更に、環状突起76とペンシャフト4との間の摩擦によって、キャップ28の回転運動が傾斜部分98の通過を生じさせ、最後にはキャップの更なるねじりによる取外しの際に案内ピン92が横方向部分96内に移動させられる。傾斜部分98は、塗布具2のキャップ28の着脱時に、軸線方向部分94と横方向部分96との間における案内ピン92の円滑な移行、即ち容易な変化を可能にする。図15および図16は、上記の説明をもう一度詳細に示す。図13および図14は、もう一度、断面図で軸線方向部分94および横方向部分96における案内ピン92の位置を示す。
図17は、塗布具2の図示の位置a)、即ち使用位置から出発して、スリーブ30を固定保持した状態で矢印74とは反対の方向にキャップ28をねじって装着することによって、スリーブ30内でペンシャフト4を給送部材18と一緒に矢印74とは反対の方向に連行するやり方を示している。従って、案内ピン92は、先ず横方向部分96内において矢印74の方向に滑動する。傾斜部分98を通った案内ピン92の更なる移動中に、スリーブ30内での矢印44とは反対の方向におけるペンシャフト4および給送機構14の軸線方向移動も始まり、これは回転方向及び軸線方向の複合移動をもたらす。結局、案内ピン92は軸線方向部分94内に案内されて回転移動が終了する。軸線方向移動は、キャップ28が完全に塗布具4の上にねじ込まれて位置b)に到達するまでの間続けられる。
2 ペン形塗布具
4 ペンシャフト
6 第1端面側の末端
8 塗布具先端
10 貯蔵容器
12 ピストン
14 給送機構
16 矢印
18 給送部材
19 ピストン棒
20 給送ボタン(押ボタン)
22 第2端面側の末端
24 矢印
26a ねじ
26b ねじ
28 キャップ
30 スリーブ
32 保護装置
33 端部
34 操作面
36 当接面
38 保護位置
40 当接面
42 当接面
44 矢印
46 ばね
48 間仕切部
50 当接面
52 当接面
54 開放位置
56 固定装置
57 固定位置
58 自由端
60 固定ウェブ
62 戻り止め
64 間隙
66 溝
68 溝
70 終端
72 終端
73 固定部分
74 矢印
76 環状突起
78 回転止め
80 進入斜面
82 先端
90 制御曲線部
92 案内ピン
94 軸線方向部分
96 横方向部分
98 傾斜部分

Claims (13)

  1. 1つのペンシャフト(4)と、1つの保護装置(32)とを備えたペン型塗布具であって、
    ペンシャフト(4)は、その第1端部(6)に取り外し可能なキャップ(28)を有し、その第2端部(22)に塗布液のための貯蔵容器(10)に作用する給送ボタン(20)を有し、
    保護装置(32)は、キャップ(28)が装着された状態では保護位置(38)にあって、給送ボタン(28)が操作されないよう保護するように構成され、キャップ(28)が取り外された状態では操作のために給送ボタン(20)を操作可能とする開放位置(54)にあるように、保護装置(32)がキャップ(28)に連動移動されているペン型塗布具(2)。
  2. 保護装置(32)が、塗布具(2)の軸線方向(44)に移動可能であり、且つ給送ボタン(20)を保護位置(38)において同軸状に包囲するスリーブ(30)を含んでいる請求項1記載の塗布具(2)。
  3. 給送ボタン(20)が端面側の操作面(34)を有し、
    スリーブ(30)が端面側の当接面(36)を有し、
    この当接面(36)が保護位置(38)では軸線方向において操作面(34)の領域にある請求項2記載の塗布具(2)。
  4. スリーブ(30)が、装着されたキャップ(28)から塗布具(2)の第2端部(22)まで軸線方向に延在している請求項2又は3記載の塗布具(2)。
  5. 固定位置(57)において、スリーブ(30)およびペンシャフト(4)を軸線方向において互いに固定する固定装置(56)を備えている請求項3又は4記載の塗布具(2)。
  6. スリーブ(30)が、ペンシャフト(4)に対してキャップ(28)の方向に弾力的に押圧されていて、
    キャップ(28)およびペンシャフト(4)がねじ(26a,b)有し、
    キャップ(28)およびスリーブ(30)が当接面(40,42)を有し、
    キャップ(28)の装着時にこれらの当接面(40,42)を介してスリーブ(30)がキャップ(28)に当接している請求項2乃至5の1つに記載の塗布具(2)。
  7. 給送ボタン(20)とスリーブ(30)との間で支持されているばね(46)を備えている請求項6記載の塗布具(2)。
  8. 固定装置(56)が、ペンシャフト(4)とスリーブ(30)との間の相対的な回転(74)によって固定位置に固定可能であり且つこの固定位置から解放可能である請求項5乃至7の1つに記載の塗布具(2)。
  9. 回転(74)が、キャップ(28)とペンシャフト(4)との間の摩擦結合手段(26a,26b,76)によって引き起こされる請求項8記載の塗布具(2)。
  10. 固定装置(56)が、スリーブ(30)に配置されて半径方向内側に向かって突出した間仕切部(48)と、ペンシャフト(4)に配置された固定ウェブ(60)とを含み、
    間仕切部(48)が、周囲の或る角度範囲(α2)において固定ウェブ(60)のための通過開口(68)を有する請求項5乃至9の1つに記載の塗布具(2)。
  11. 固定ウェブ(60)が戻り止め(62)を有し、
    少なくとも戻り止め(62)の範囲において半径方向内側方向に弾性のある自由端(58)として形成されていて、間仕切部(48)のための第2端部(22)の方を向いた進入斜面(80)を有する請求項10記載の塗布具(2)。
  12. 固定装置(56)が、スリーブ(30)に案内ピン(92)を有し、
    案内ピン(92)が、ペンシャフト(4)に固定された制御曲線部(90)に入り込み、
    制御曲線部(90)が、第1端部(6)の側の横方向部分(96)と、第2端部(22)の側の軸線方向部分(94)とを有する請求項6乃至9の1つに記載の塗布具(2)。
  13. 制御曲線部(90)が、横方向部分(96)と軸線方向部分(94)との間に傾斜部分(98)を有する請求項12記載の塗布具(2)。
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