JP2012520693A - 歯科補綴物を固定する装置 - Google Patents

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Abstract

歯科補綴物を固定する装置は、バー・パトリックス20と連結部分10とを備え、連結部分10は、歯科補綴物に取り付け可能であり、バー・パトリックスが挿入可能であり天井要素13によって連結された2つの側壁11、12によって囲まれた凹部を有する。歯科補綴物が、歯科補綴物に取り付けられた連結部分10によってバー・パトリックス20上に置かれたときに、第1の支持領域11、第2の支持領域12及び第3の支持領域13cを介してバー・パトリックス上に位置するように、側壁11、12及び天井要素13が形づくられ、それぞれの場合に、自由空間14a、14bが、第1の支持領域と第3の支持領域との間、及び第2の支持領域と第3の支持領域との間に存在する。

Description

本発明は、請求項1の前文に記載された歯科補綴物を固定する装置に係るものである。
このような装置は、歯科補綴物を分離可能な態様で固定するためにバー・パトリックス(支柱雄部)に取り付けられ得る連結部分を有する。この目的のために、連結部分はバー・パトリックスが挿入され得る凹部を有する(例えば国際出願2008/034267号を参照)。公知技術によれば、連結部分とバー・パトリックスとが嵌めあわされるように、凹部の形状はバー・マトリックス(支柱雌部)の断面に適合している。しかしながら、このような嵌めあいによって、連結部分の完全な一体化が困難になり、連結部分がバー・パトリックスに対して最適に据わることが起こらない危険性があることが分かった。これが、咀嚼の動きの際に、歯科補綴物が弾発的に前後に動く原因となり、いらだたしい感覚を生じることがある。
国際出願2008/034267号
本発明の目的は、バー・パトリックス上での歯科補綴物の保持が改善される、歯科補綴物を固定する装置を提供することである。
この目的を達成する装置は、請求項1に明示される。他の請求項は好ましい具体例を明示する。
以下に、本発明は例示的な実施例によって図を参照して示される。
本発明による装置の第1の例示的な実施例による連結部分として働くバー・マトリックスの正面図。 第1の例示的な実施例によるバー・パトリックスの正面図。 図1によるバー・マトリックス及び図2によるバー・パトリックスを連結された状態で示す図。 図3によるバー・マトリックス及びバー・パトリックスの斜視図。 本発明による装置の第2の例示的な実施例の斜視図。 図5によるバー・マトリックスの正面図。 図5によるバー・パトリックスの正面図。 図6によるバー・マトリックス及び図7によるバー・パトリックスを連結された状態で示す図。 本発明による装置の第3の例示的な実施例の部分的な断面の正面図。 本発明による装置の第4の例示的な実施例の正面図。
第1の例示的な実施例
図1〜図4は、連結部分として働くバー・マトリックス10およびバー・パトリックス20を備えた装置の第1の例示的な実例を示す。バー・マトリックス10及びバー・パトリックス20は、分離可能な態様で互いに連結可能であり、簡略化のために、以下ではマトリックス及びパトリックスと称される。
マトリックス10は、閉塞を生じるように互いに連結された側面部分(以下ではラメラとも称する)を有する細長いハウジングとして形成され、図1に示される断面形状を有する。このマトリックス10は、凹部15を有し、凹部15にはパトリックス20が挿入可能であり、凹部15は、2つの側壁11及び12によって画定される。2つの側壁は、アーチ13の形態の天井要素によって互いに連結される。
側壁11、12は、実質的に互いに平行に配置された実質的に平坦な面として形成されるが、その基端部に傾斜がつけられ、それによって面取り部11a、12aが形成される。面取り部11a、12aを設けることによって、マトリックス10とパトリックス20との一体化が容易になる。
それぞれの側壁11、12への移行部において、アーチ13はそれぞれアンダーカット13a及び13bを有し、断面から見たときに、アンダーカット13a、13への移行部の領域において、側壁11、12の距離Aよりも大きい最大距離Dを有する。したがって、それぞれの側壁11、12は、アンダーカット13a、13bに対して突出している。
本発明の例示的な実施例では、断面から見たときに、アーチ13は、2つのアンダーカット13a、13bのそれぞれ一方を構成する2つの円形のアーチ形状部分から構成される。2つのアンダーカット13a、13bは実質的に直線の部分13cによって互いに連結される。
それぞれの側壁11、12の高さhは、凹部15の深さHの半分よりも大きくなるように選択される。すなわち、h>H/2となる。
本発明の例示的な実施例では、マトリックス10は、歯科補綴物上でのマトリックスのしっかりとした保持を確保する横方向に突き出た保持要素16を有する。たとえばマトリックス10は重合体によって歯科補綴物に固定される。マトリックス10の構成によっては、保持要素は、図1に示されるものとは異なる形状を有することができる。
図2に示すとおり、パトリックス20は、断面から見たときに、実質的にU型のドルダー・バーである。したがって、パトリックス20は、湾曲部23によって連結された2つの側壁21及び22を有する。
図3は、パトリックス20がマトリックス10の凹部15に挿入された状況を示す。マトリックス10の第1の側壁11が、パトリックス20の第1の側壁21に接触する第1の支持位置を形成する。マトリックス10の第2の側壁12が、パトリックス20の第2の側壁22に接触する第2の支持位置を形成する。さらに、アーチ13の部分13cが、本発明の例示的な実施例ではパトリックス20の湾曲部23の頂部に接触する第3の支持位置を形成する。
アーチ13の選択された形状のために、それぞれの場合において、第1の支持位置11と第3の支持位置13cとの間、および第2の支持位置12と第3の支持位置13cとの間に、自由空間14a、14bが生じる。したがって、マトリックス10とパトリックス20との間に完全な嵌めあいはないが、アーチ13は、湾曲部23から一部間隔のあいた状態になるように大きく(オーバサイズに)なっている。3つの支持位置11、12及び13cにより、パトリックス20上におけるマトリックス10の3つの位置での支持が形成される。
図3におけるS0及びS0’は、それよりも上方に自由空間14a、14bが延在する高さを示すが、S1とS2との間は第3の支持位置13cの長さL2を規定する。こうして、自由空間14aはS0からS1までの長さL1にわたって延在し、自由空間14bはS0’からS2までの長さL1’にわたって延在する。図示のように、L1及びL1’はそれぞれL2よりも大きい。
図3にさらに示されるとおり、S0及びS0’によって規定される高さは、凹部15が始まる開始高さよりも凹部15がそこまで延在する終端高さに、より近い。(図1を参照さすると、高さhがS0及びS0’によって規定される高さに対応し、高さHが凹部15の終端高さと凹部15の開始高さとの間の差を示す。)
図4は、パトリックス20上に置かれたマトリックス10の斜視図を示す。図示のとおり、本発明の例示的な実施例では、マトリックスは閉塞側にマーキング17を有する。ここでは、このマーキングは切り込みの形態で形成され、規則的に距離をあけて配置され、マトリックス10の長手方向に対して横方向に形成される。マーキングは、所望長さのいくつかの部分を得るためにマトリックス10を切断することが可能な位置を規定する。
第1の例示的な実施例によるマトリックス10及びパトリックス20は、バー・アタッチメントを形成する。壁11と壁21、および壁12と壁22との間に生じ得る摩擦によって、マトリックス10がパトリックス20上に保持される保持力が決まる。保持力は、特に、選択された高さhによって与えられ、端部に向かって円錐形にわずかに狭くするか又は広げるように適切な器具を用いて側壁11及び12の傾斜を変えること(それぞれ「作用強化」及び「作用弱化」)によって、ある限界の範囲内で調整が可能である。
自由空間14a、14bを備えた凹部15の選択された形状のために、マトリックス10は、3つの支持位置11、12、13cにおいてパトリックス20上に位置する。支持位置の場所は、正確に特定できる。本発明の実例では、パトリックス20の湾曲部23が終わる高さよりも下方に支持位置11及び12が位置するように、この場所は選択される。この高さは、図3に破線24で示される。したがって、それぞれの自由空間14a、14bは、高さ24よりも上方に達し、支持位置11及び12は、パトリックス20の側壁21及び22上に位置する。
自由空間14a、14bの支持位置11、12への移行部は、側壁11、12に対するパトリックス20の力の伝達が起こり得る場所を実質的に規定する。この場所は、たとえ異なる保持力が設定されてもほとんど移動せず、マトリックス10の閉塞端部の近くに位置し、それによって、力の伝達のためのてこの腕が小さい状態に保たれ得る。
さらに、凹部15の形状によって、マトリックス10がパトリックス20から持ち上がることを防ぐようにパトリックス20が確実に受けられ得るようになる。したがって、負荷の下では、たとえ強い「作用強化」が選択されない場合でも、マトリックス10とパトリックス20との間の望まれない弾発適動きは発生しない。対照的に、マトリックスとパトリックスとの間に完全な嵌めあいをもたらす既知のバー・アタッチメントの場合には、歯科補綴物を一体化する際に、マトリックスがパトリックスに対してその端部位置に達せず、負荷をかけ外しする際にパトリックスに対して前後に動かされることがある。
第2の例示的な実施例
マトリックスとパトリックスとの間の堅固な連結を可能にする、第1の例示的な実施例によるバー・アタッチメントの代わりに、バー・マトリックス10は、異なるタイプのバー・パトリックスにも使用可能である。図5〜図8は、ドルダーによるバー・ジョイントを形成するバー・マトリックス10及びバー・パトリックス20’を有する装置の第2の例示的な実施例を示す。
図6に再び示されるマトリックス10は、第1の例示的な実施例によるマトリックスに相当する。
パトリックス20’の断面は、図7に示すように卵形である。頂部のところに円形の湾曲部があり、この頂部の円形湾曲部は、2つの端部のそれぞれにおいてより大きい湾曲を有する湾曲部に移行する。頂部の円形湾曲部が終わる高さは、図8に破線24’によって示される。
マトリックス10がパトリックス20’上に置かれると、図8に示されるように3つの支持位置11b、12b、13cが得られる。第1の位置11b及び第2の支持位置12bは、側壁11、12からアンダーカット13a、13bへの移行部において得られる。支持位置11b及び12bは、高さ24’の下方にある。アーチ13の部分13cは、パトリックス20’の頂部に対して位置する第3の支持位置を形成する。支持位置13aと13cとの間、および支持位置13bと13cとの間に、それぞれの場合において、第1の例示的な実施例の場合と同様に、自由空間14a、14bが形成される。しかしながら、対照的に、側壁11、12の全体がパトリックス20’に対して接触するのではなく、そのわずかな部分のみが接触する。
マトリックス10を一体化する際には、支持位置13a及び13bが、パトリックス20’の最も広い位置を規定する高さ24’にわたって動かされ、最終的に、結果としてマトリックス10のラメラがパトリックス20’上の適所に嵌る。摩擦に加えて、この嵌合によって、マトリックス10がパトリックス20’上に保持される保持力が決まる。
第1の例示的な実施例と同様に、3つの支持位置11b、12b及び13cが3つの位置での支持をもたらす。この3つの位置での支持によって、一体化の間、マトリックス10は確実に、その端部位置に達し、その位置から再び持ち上がらないようになる。それによって、負荷を受けたときに、マトリックス10とパトリックス20’との間の弾発的な相対的な動きが起こることが回避される。しかしながら、バー・ジョイントとして、マトリックス10は、パトリックス20’に対してマトリックス10の長手方向軸線を中心に動かされ得る。この場合、支持位置13a、13b、13cは、パトリックス20’に沿って対応して移動する。
第3の例示的な実施例
図9は、第1の例示的な実施例の変形例を示す。ここでは、マトリックスが歯科補綴物40中に直接形成され、インサート10’が歯科補綴物をバー・パトリックス20に固定するように連結部分として働く。インサート10’は、歯科補綴物40に形成された切り抜き部41に取り外し可能に挿入される。歯科補綴物40は、切り抜き部41が製造時に設けられる、たとえばプラスチック部分を有する補綴物として構成される。
インサート10’は、バー・パトリックス20に沿って延在する細長い連結部分として形成され、第1の例示的な実施例と同様に形づくられた凹部15を備える。このようにして、バー・パトリックス20とインサート10’との間に、歯科補綴物40がバー・パトリックス20上に位置する支持位置11、12、13cが形成される。支持位置11と13cの間、および支持位置12と13cの間に、自由空間14a及び14bが形成される。
第3の例示的な実施例に代わるものとして、インサート10’の外側形状及び/又は歯科補綴物40の切り抜き部41が適切に形づくられることにより、歯科補綴物40とインサート10’との間に3つの支持位置11、12、13c及び自由空間14a、14bを設けることが考えられる。
第4の例示的な実施例
図10は、バー・マトリックス10’’が複数の部分の構成である、第1の例示的な実施例の他の変形例を示す。バー・マトリックス10’’は、インサート10bが取り外し可能に挿入されたマトリックス筐体10aを有する。
インサート10bは、バー・パトリックス20が挿入される凹部15’を有し、この凹部15’は、本発明の例示的な実施例ではインサート10bがバー・パトリックス20上にぴったりと載るように形成される。
マトリックス筐体10aは、バー・パトリックス20がインサート10bと共に挿入される凹部15を有する。凹部15は、第1の例示的な実施例と同様に形づくられる。したがって、マトリックス筐体10aとインサート10bとの間に、歯科補綴物がバー・パトリックス20に位置することができる支持位置11、12、13cが形成される。支持位置11、12、13cの間に、自由空間14a、14bが形成される。
第4の例示的な実施例の代替例として、インサート10bの内部形状(すなわち凹部15’)が適切に形づくられることにより、インサート10bとバー・パトリックス20との間に3つの支持位置11、12、13c及び自由空間14a、14bを設けることが考えられる。この場合、マトリックス筐体10aとインサート10bとの間にぴったりとした連結を設けることができる。
部分10、10’、10a、10b、20、20’は、それぞれ1つの部分として作製されるか、又は複数の部分の構成として作製されて予め組み立てられることができる。これらの部分は、たとえばチタンなどの適切な金属又はプラスチックなどの口内環境において耐久性のある材料から構成される。
凹部15の形状は、たとえばマトリックス10の長手方向に工具を案内することにより切削によって作られ得る。これは、たとえば、U形の切り抜き部をまず切削し、次に球状の工具によって2つのアンダーカット13a、13bを作ることによる複数の工程段階で行われることができる。
それぞれの部分10、10’、10a、10bは、長い棒形状に製造され、そこから、使用者がそれぞれの場合において所望の長さの部分に切断することができる。
また、鋳造によって完成部品を作るために、たとえばプラスチック又はろう製の燃やすことのできる型として、マトリックス筐体10、10a及び/又はバー・パトリックス20、20’を形成することも考えられる。
前述の説明から、当業者は、請求項によって規定される本発明の範囲から逸脱することなく多くの変更例に到達することが可能である。
たとえば、バー・パトリックスは、必ずしも図に示すような形状にされる必要はない。その断面は、たとえば四角又はより一般的な形状といった異なる凸形状を有することもできる。さらに、バー・パトリックスは、たとえば端部に、インプラント又は本当の歯に固定する手段を備えることができる。
アーチ13及び側壁11、12は、図に示されるような形状にされる必要はない。たとえば、部分13cが直線であるか若しくは湾曲しており、及び/又は、それぞれの側壁11、12が平坦であるか若しくは湾曲していてよい。
断面から見たときに、第3の支持位置13cが延在する長さは、望み通りの短さに選択してよい(図3のS1とS2との間の距離を参照されたい)。必要であれば、支持位置13cが断面で見ると事実上点の形となるように、この長さは非常に短くてもよい。

Claims (15)

  1. バー・パトリックス(20;20’)と連結部分(10;10’;10’’)とを備える、歯科補綴物(40)を固定する装置であって、
    前記連結部分(10;10’;10’’)は、前記歯科補綴物に取り付け可能であるとともに、凹部(15;15’)を有し、
    前記凹部(15;15’)には、前記バー・パトリックス(20;20’)が挿入可能であり、前記凹部(15;15’)は、天井要素(13)によって連結された2つの側壁(11、12)によって囲まれている、前記装置において、
    前記歯科補綴物(40)が、前記歯科補綴物(40)に取り付けられた前記連結部分(10;10’;10’’)によって前記バー・パトリックス(20;20’)上に置かれたときに、第1の支持位置(11;11b)、第2の支持位置(12;12b)及び第3の支持位置(13c)を介して前記バー・パトリックス(20;20’)上に位置するように、前記側壁(11、12)及び前記天井要素(13)が形づくられ、
    自由空間(14a、14b)が、前記第1の支持位置と第3の支持位置との間、及び前記第2の支持位置と第3の支持位置との間にそれぞれ存在することを特徴とする、歯科補綴物(40)を固定する装置。
  2. 前記天井要素(13)が、前記自由空間(14a、14b)を少なくとも部分的に形成するアンダーカット(13a、13b)を有する、請求項1に記載された歯科補綴物(40)を固定する装置。
  3. 断面から見たときに、前記自由空間(14a、14b)のそれぞれが、第1の長さ(S0〜S1、S0’〜S2)にわたって延在し、前記第3の支持位置(13c)が、前記第1の長さよりも短い第2の長さ(S1〜S2)にわたって延在する、請求項1又は請求項2に記載された歯科補綴物(40)を固定する装置。
  4. 断面から見たときに、前記自由空間(14a、14b)のそれぞれが、前記凹部(15;15’)が始まる開始高さよりも前記凹部(15;15’)が達する終端高さの近くに配置される高さ(S0、S0’)よりも上方に延在する、請求項1から請求項3までのいずれか一項に記載された歯科補綴物(40)を固定する装置。
  5. 断面から見たときに、前記天井要素(13)が、前記側壁(11、12)間の最小距離(A)よりも大きい最大距離(D)を有する、請求項1から請求項4までのいずれか一項に記載された歯科補綴物(40)を固定する装置。
  6. 前記天井要素が、少なくとも1つの実質的に円形の弓形部分及び/又は少なくとも1つの実質的に直線の部分(13c)を有する断面を備えたアーチ(13)を有する、請求項1から請求項5までのいずれか一項に記載された歯科補綴物(40)を固定する装置。
  7. 前記側壁(11、12)の高さ(h)が、前記凹部(15、15’)の深さ(H)の半分よりも大きい、請求項1から請求項6までのいずれか一項に記載された歯科補綴物(40)を固定する装置。
  8. 断面から見たときに、前記バー・パトリックス(20;20’)が、高さ(24、24’)よりも上方に延在し、好ましくは円形の弓形である湾曲部(23)を有し、前記自由空間(14a、14b)のそれぞれが、前記バー・パトリックス(20;20’)の前記湾曲部(23)に沿って延在し前記高さ(24;24’)の上方に達する、請求項1から請求項7までのいずれか一項に記載された歯科補綴物(40)を固定する装置。
  9. 前記連結部分(10;10’;10’’)が、基端部に傾斜面(11a、12a)を有する、請求項1から請求項8までのいずれか一項に記載された歯科補綴物(40)を固定する装置。
  10. 前記側壁(11、12)が、好ましくは実質的に平坦である表面をそれぞれ有し、2つの前記表面が、互いに実質的に平行に配置される、請求項1から請求項9までのいずれか一項に記載された歯科補綴物(40)を固定する装置。
  11. 前記第3の支持位置(13c)が、前記バー・パトリックス(20;20’)の頂部に形成される、請求項1から請求項10までのいずれか一項に記載された歯科補綴物(40)を固定する装置。
  12. 前記バー・パトリックス(20;20’)が、凸形、好ましくはU型、卵形若しくは長方形である断面、及び/又は、好ましくは円形の断面とは異なる断面を有する、請求項1から請求項11までのいずれか一項に記載された歯科補綴物(40)を固定する装置。
  13. 前記自由空間(14a、14b)が、
    前記連結部分(10;10’)と前記バー・パトリックス(20;20’)との間に形成されるか、又は
    前記連結部分と前記歯科補綴物(40)との間に形成されるか、又は、
    マトリックス筐体(10a)と該マトリックス筐体(10a)に挿入されるインサート(10b)との間に形成され、前記マトリックス筐体及び前記インサートが連結部分(10’’)として働く、請求項1から請求項12までのいずれか一項に記載された歯科補綴物(40)を固定する装置。
  14. 前記連結部分(10;10’)が、1つの部分として作製されるか、又は取り外し可能なインサート(10b)を備えたマトリックス筐体(10a)として形成される、請求項1から請求項13までのいずれか一項に記載された歯科補綴物(40)を固定する装置。
  15. 前記連結部分(10;10’’)が、前記連結部分を分割する位置を決めるマーキング(17)を有する、請求項1から請求項14までのいずれか一項に記載された歯科補綴物(40)を固定する装置。
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