JP2012519426A - 送信機会において情報をピギーバックすること - Google Patents

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Abstract

本開示の態様は、アップリンクおよび/またはダウンリンク送信機会においてあるフレームタイプを集めるための技術を提供する。そのような技術は、必要な送信機会の全体の数を低減することによってワイヤレス通信システム・パフォーマンスを向上させることができる。
【選択図】図4

Description

関連出願
米国特許法119条に基づく優先権の主張
本特許出願は、2009年2月27日に出願された「PIGGYBACKING INFORMATION IN TRANSMIT OPPORTUNITIES」という名称の米国仮出願番号61/156,353に基づいて優先権を主張するものであって、当該仮出願は、本件出願の被譲渡人に譲渡され、参照によって本明細書の全体に組み込まれている。
本開示のある態様は、空間分割多元接続(SDMA)システムのような多元接続を可能にする技術を使用するワイヤレス通信に一般に関係する。
ワイヤレス通信システムに必要とされる帯域幅要求を増加させる問題に取り組むために、高データ・スループットを達成しつつ、複数のユーザ端末が、同じチャネル(同じ時間および周波数リソース)を共有することによって単一の基地局と通信することを可能にするために異なる方式が開発されている。空間分割多元接続(SDMA)は、次世代通信システムのための一般的な技術として最近登場したアプローチの1つである。
SDMAシステムにおいて、基地局は、同時に、かつ、同じ周波数を使用して、異なる信号を複数のモバイル・ユーザ端末へ送信または複数のモバイル・ユーザ端末から受信することができる。信頼できるデータ通信を達成するために、ユーザ端末は、十分に異なる方向に位置する必要があり得る。独立した信号は、基地局においてスペースで分離された複数のアンテナの各々から同時に送信されることができる。したがって、結合された送信は、指向性であり得る。つまり、各々のユーザ端末に専用の信号は、その特定のユーザ端末の方向において比較的強く、他のユーザ端末の方向において十分に弱くてもよい。同様に、基地局は、スペースを空けて分離された複数のアンテナの各々を通って複数のユーザ端末から、結合された信号を同じ周波数上で同時に受信することができ、複数のアンテナからの結合された受信信号は、適切な信号処理技術を適用することによって各々のユーザ端末から送信された独立の信号に分割されることができる。
多入力多出力(MIMO)ワイヤレス・システムは、データ送信のための複数(N個)の送信アンテナおよび複数(N個)の受信アンテナを採用する。N個の送信アンテナおよびN個の受信アンテナによって形成されるMIMOチャネルは、N個の空間ストリームに分解されることができる。ここで、実際上は、N≦min{N,N}である。N個の空間ストリームは、より大きな全体のスループットを達成するためにN個の独立のデータ・ストリームを送信するために使用されることができる。
SDMAに基づく多元接続MIMOシステムにおいて、アクセス・ポイントは、いかなる瞬間においても1つまたは複数のユーザ端末と通信することができる。アクセス・ポイントが単一のユーザ端末と通信する場合、N個の送信アンテナは、1つの送信エンティティ(アクセス・ポイントまたはユーザ端末のいずれか)と関連し、N個の受信アンテナは、1つの受信エンティティ(ユーザ端末またはアクセス・ポイントのいずれか)と関連する。アクセス・ポイントはまた、SDMAを通して複数のユーザ端末と同時に通信することができる。SDMAの場合、アクセス・ポイントは、データ送信およびデータ受信のために複数のアンテナを利用し、ユーザ端末の各々は、典型的に、データ送信およびデータ受信のためにアクセス・ポイントのアンテナの数よりも少ない数を利用する。SDMAがアクセス・ポイントから送信される場合、N=min{N,sum(N)}である。ここで、sum(N)は、すべてのユーザ端末の受信アンテナの合計を表す。SDMAがアクセス・ポイントへ送信される場合、NS=min{sum(N),N}である。ここで、sum(N)は、すべてのユーザ端末の送信アンテナの合計を表す。
本開示のある態様は、ワイヤレス通信システムにおいて複数のワイヤレス・ノードからのデータの同時送信をスケジュールするための方法を提供する。当該方法は、一般に、第1のアップリンク送信機会の開始の表示を含むダウンリンク送信を1つまたは複数のワイヤレス・ノードへ送信することと、第2のアップリンク送信機会における1つまたは複数のアップリンク・ストリームの要求およびアップリンクデータを備えるアップリンク送信を1つまたは複数の局から、第1のアップリンク送信機会の間に受信することとを含む。
本開示のある態様は、ワイヤレス通信システムにおいてワイヤレス・ノードからアクセス・ポイントへデータの送信をスケジュールするための方法を提供する。当該方法は、一般に、第1のアップリンク送信機会の開始の表示を備えるダウンリンク送信をアクセス・ポイントから受信することと、第2のアップリンク送信機会において1つまたは複数のアップリンク・ストリームの要求およびアップリンクデータを備えるアップリンク送信を第1のアップリンク送信機会の間に送信することとを含む。
ある実施形態は、ワイヤレス通信のための装置を提供する。当該装置は、一般に、第1のアップリンク送信機会の開始の表示を備えるダウンリンク送信を1つまたは複数のワイヤレス・ノードへ送信するための送信機と、第2のアップリンク送信機会において1つまたは複数のアップリンク・ストリームの要求およびアップリンクデータを備える1つまたは複数のワイヤレス・ノードからアップリンク送信を第1のアップリンク送信機会の間に受信するための受信機とを含む。
ある実施形態は、ワイヤレス通信のための装置を提供する。当該装置は、一般に、第1のアップリンク送信機会の開始の表示を備えるダウンリンク送信をアクセス・ポイントから受信するための受信機と、第2のアップリンク送信機会において1つまたは複数のアップリンク・ストリームの要求およびアップリンクデータを備えるアップリンク送信を第1のアップリンク送信機会の間に送信するための送信機とを含む。
ある実施形態は、ワイヤレス通信のための装置を提供する。当該装置は、一般に、第1のアップリンク送信機会の開始の表示を備えるダウンリンク送信を1つまたは複数のワイヤレス・ノードへ送信するための手段と、第2のアップリンク送信機会において1つまたは複数のアップリンク・ストリームの要求およびアップリンクデータを備える1つまたは複数のワイヤレス・ノードからアップリンク送信を第1のアップリンク送信機会の間に受信するための手段とを含む。
ある実施形態は、ワイヤレス通信システムにおいてワイヤレス・ノードからアクセス・ポイントへのデータの送信をスケジュールするための装置を提供する。当該装置は、一般に、第1のアップリンク送信機会の開始の表示を備えるダウンリンク送信をアクセス・ポイントから受信するための手段と、および第2のアップリンク送信機会において1つまたは複数のアップリンク・ストリームの要求およびアップリンクデータを備えるアップリンク送信を第1のアップリンク送信機会の間に送信するための手段とを含む。
本開示のある態様は、命令によりエンコードされたコンピュータ可読媒体を備えるワイヤレス通信のためのコンピュータ・プログラム・プロダクトを提供する。当該命令は、一般に、第1のアップリンク送信機会の開始の表示を備えるダウンリンク送信を1つまたは複数のワイヤレス・ノードへ送信し、および第2のアップリンク送信機会において1つまたは複数のアップリンク・ストリームの要求およびアップリンクデータを備える1つまたは複数のワイヤレス・ノードからアップリンク送信を第1のアップリンク送信機会の間に受信するよう実行可能である。
本開示のある態様は、命令によりエンコードされたコンピュータ可読媒体を備える通信のためのコンピュータ・プログラム・プロダクトを提供する。命令は、一般に、第1のアップリンク送信機会の開始の表示を備えるダウンリンク送信をアクセス・ポイントから受信し、および第2のアップリンク送信機会において1つまたは複数のアップリンク・ストリームの要求およびアップリンクデータを備えるアップリンク送信を第1のアップリンク送信機会の間に送信するよう実行可能である。
本開示の上で述べられた特徴が詳細に理解されることができるように、上で簡潔に要約された、より特定の説明は、複数の態様への参照によってもたらされる。そのうちのいくつかは、添付の図面において例示されている。しかしながら、添付の図面は、本開示のある典型的な態様のみを例示し、したがって、その範囲を制限するものとみなされるべきではなく、当該説明は、他の等しく有効な態様に対して認めることができることが注目されるべきである。
図1は、本開示のある態様にしたがって、空間分割多元接続(SDMA)多入力多出力(MIMO)ワイヤレス・システムを例示する。 図2は、本開示のある態様にしたがって、アクセス・ポイントおよび2つのユーザ端末のブロック図を例示する。 図3は、本開示のある態様にしたがって、ワイヤレス・デバイスにおいて利用されることができる様々なコンポーネントを例示する。 図4は、本開示のある態様にしたがって、割り当て表示(AI: Allocation Indication)および割り当て応答(AR: Allocation Response)フレームをピギーバックする(piggybacking)ためのオペレーションの一例を例示する。 図4Aは、図4において例示されるオペレーションを行うことができる回路の一例を例示する。 図5は、本開示のある態様にしたがって、SDMAシステムにおけるフレーム交換シーケンスの一例を例示する。 図6は、本開示のある態様にしたがって、SDMAシステムにおけるフレーム交換シーケンスの一例を例示する。 図7は、本開示のある態様にしたがって、SDMAシステムにおけるフレーム交換シーケンスの一例を例示する。 図8は、本開示のある態様にしたがって、SDMAシステムにおけるフレーム交換シーケンスの一例を例示する。 図9は、本開示のある態様にしたがって、区分表示(DI: Demarcation Indication)フレームをピギーバックするためのオペレーションの一例を例示する。 図9Aは、図9において例示されるオペレーションを行うことができる回路の一例を例示する。 図10は、本開示のある態様にしたがって、SDMAシステムにおけるフレーム交換シーケンスの一例を例示する。 図11は、本開示のある態様にしたがって、SDMAシステムにおけるフレーム交換シーケンスの一例を例示する。 図12は、本開示のある態様にしたがって、SDMAシステムにおけるフレーム交換シーケンスの一例を例示する。 図13は、本開示のある態様にしたがって、SDMAシステムにおけるフレーム交換シーケンスの一例を例示する。 図14は、本開示のある態様にしたがって、SDMAシステムにおけるフレーム交換シーケンスの一例を例示する。 図15は、本開示のある態様にしたがって、SDMAシステムにおけるフレーム交換シーケンスの一例を例示する。 図16は、本開示のある態様にしたがって、SDMAシステムにおけるフレーム交換シーケンスの一例を例示する。 図17は、本開示のある態様にしたがって、SDMAシステムにおけるフレーム交換シーケンスの一例を例示する。 図18は、本開示のある態様にしたがって、SDMAシステムにおけるフレーム交換シーケンスの一例を例示する。 図19は、本開示のある態様にしたがって、SDMAシステムにおけるフレーム交換シーケンスの一例を例示する。 図20は、本開示のある態様にしたがって、SDMAシステムにおけるフレーム交換シーケンスの一例を例示する。 図21は、本開示のある態様にしたがって、SDMAシステムにおけるフレーム交換シーケンスの一例を例示する。 図22は、本開示のある態様にしたがって、AI、AR、およびDIフレームをフォーマットするための一例を例示する。 図23は、本開示のある態様にしたがって、AI、AR、およびDIフレームをフォーマットするための一例を例示する。 図24は、本開示のある態様にしたがって、AI、AR、およびDIフレームをフォーマットするための一例を例示する。 図25は、本開示のある態様にしたがって、AI、AR、およびDIフレームをフォーマットするための一例を例示する。 図26は、本開示のある態様にしたがって、AI、AR、およびDIフレームをフォーマットするための一例を例示する。
発明の詳細な説明
「典型的な(exemplary)」という用語は、本明細書において、「事例、例、または例示として役に立つ(serving as an example, instance, or illustration)」ことを意味するために使用される。本明細書において、「典型的な(exemplary)」として説明される任意の実施形態は、必ずしも他の態様に対して好ましいまたは有利であるものとして解釈されなくてもよい。さらに、本明細書において使用されるように、「レガシー局(legacy station)」という用語は、一般に、802.11nまたはIEEE802.11標準の初期のバージョンをサポートするワイヤレス・ネットワーク・ノードのことをいう。
本明細書において説明されるマルチ・アンテナ送信技術は、符号分割多元接続(CDMA)、直交周波数分割多重化(OFDM)、時分割多元接続(TDMA)などのような様々なワイヤレス技術との組み合わせで使用されることができる。複数のユーザ端末は、異なる(1)CDMAのための直交符号チャネル、(2)TDMAのためのタイム・スロット、または(3)OFDMのためのサブバンドを通してデータを同時に送信/受信することができる。CDMAシステムは、IS−2000、IS−95、IS−856、広帯域CDMA(W−CDMA)、またはいくつかの他の標準を実行することができる。OFDMシステムは、IEEE802.11またはいくつかの他の標準を実行することができる。TDMAシステムは、GSM(登録商標)またはいくつかの他の標準を実行することができる。これらの様々な標準は、当該技術分野において知られている。
本開示のある態様は、例えば、空間分割多元接続(SDMA)送信機会(TXOP: transmit opportunities)のようなスケジュール並列送信(schedule parallel transmissions)を利用されることができる技術および装置を提供する。
例示的なワイヤレス通信システム
「典型的な(exemplary)」という用語は、本明細書において、「事例、例、または例示として役に立つ(serving as an example, instance, or illustration)」ことを意味するために使用される。本明細書において、「典型的な(exemplary)」として説明される任意の実施形態は、必ずしも他の態様に対して好ましいまたは有利であるものとして解釈されなくてもよい。
本明細書において説明されるマルチ・アンテナ送信技術は、符号分割多元接続(CDMA)、直交周波数分割多重化(OFDM)、時分割多元接続(TDMA)などのような様々なワイヤレス技術との組み合わせで使用されることができる。複数のユーザ端末は、異なる(1)CDMAのための直交符号チャネル、(2)TDMAのためのタイム・スロット、または(3)OFDMのためのサブバンドを通してデータを同時に送信/受信することができる。CDMAシステムは、IS−2000、IS−95、IS−856、広帯域CDMA(W−CDMA)、またはいくつかの他の標準を実行することができる。OFDMシステムは、IEEE802.11またはいくつかの他の標準を実行することができる。TDMAシステムは、GSMまたはいくつかの他の標準を実行することができる。これらの様々な標準は、当該技術分野において知られている。
図1は、アクセス・ポイントおよびユーザ端末を備える多元接続MIMOシステム100を図示する。単純化のために、図1において、1つのアクセス・ポイント110のみが図示されている。アクセス・ポイントは、一般に、ユーザ端末と通信する固定局であり、基地局またはいくつかの他の用語で呼ばれてもよい。ユーザ端末は、固定またはモバイルであってもよく、モバイル局、ワイヤレス・デバイス、単に「局」、またはいくつかの他の用語で呼ばれてもよい。アクセス・ポイント110は、ダウンリンクおよびアップリンク上のいかなる瞬間においても1つまたは複数のユーザ端末120と通信することができる。ダウンリンク(つまり、順方向リンク)は、アクセス・ポイントからユーザ端末への通信リンクであり、アップリンク(つまり、逆方向リンク)は、ユーザ端末からアクセス・ポイントへの通信リンクである。ユーザ端末はまた、他のユーザ端末とピア・ツー・ピアで通信することができる。システム・コントローラ130は、アクセス・ポイントに連結し、アクセス・ポイントに関する調整およびコントロールを提供する。
以下の開示の部分は、SDMAを通して通信することができるユーザ端末120を説明するが、ある態様の場合、ユーザ端末120は、SDMAをサポートしないいくつかのユーザ端末も含むことができる。したがって、そのような態様の場合、AP110は、SDMAおよび非SDMAユーザ端末の両方と通信するよう構成されることができる。このアプローチは、ユーザ端末のより新しいSDMAユーザ端末が、適切と思われるものとして導入されることを可能にしつつ、より古いバージョン(「レガシー(legacy)局」)が、それらの有効な寿命を延長するよう、企業において展開し続けることをうまい具合に可能にすることができる。
システム100は、ダウンリンクおよびアップリンク上のデータ送信のために複数の送信アンテナおよび複数の受信アンテナを採用する。アクセス・ポイント110は、Nap個のアンテナを備え付けられ、ダウンリンク送信のための多入力(MI)およびアップリンク送信のための多出力(MO)を表す。1セットのN個の選択されたユーザ端末120は、ダウンリンク送信のための多出力およびアップリンク送信のための多入力を集合的に表す。純粋なSDMAの場合、N個のユーザ端末のためのデータ・シンボル・ストリームがいくつかの手段によってコード、周波数、または時間において多重化されていない場合、Nap≧N≧1であることが望ましい。データ・シンボル・ストリームが、CDMAをともなう異なる符号チャネルを使用して多重化される、OFDMをともなうサブバンドのセットを解体される、などを行われ得る場合、Nは、Napよりも大きくてもよい。各々の選択されたユーザ端末は、アクセス・ポイントへユーザに固有のデータを送信し、および/またはアクセス・ポイントからユーザに固有のデータを受信する。一般に、各々の選択されたユーザ端末は、1つまたは複数のアンテナ(つまり、Nut≧1)を備え付けられてもよい。N個の選択されたユーザ端末は、同じまたは異なる数のアンテナを有することができる。
SDMAシステム100は、時分割二重(TDD: time division duplex)システムまたは周波数分割二重(FDD: frequency division duplex)システムであってもよい。TDDシステムの場合、ダウンリンクおよびアップリンクは、同じ周波数帯域を共有する。FDDシステムの場合、ダウンリンクおよびアップリンクは、異なる周波数帯域を使用する。MIMOシステム100はまた、送信のために単一の搬送波または複数の搬送波を利用することができる。各々のユーザ端末は、単一のアンテナ(例えば、コストを抑えるために)または複数のアンテナ(例えば、追加費用がサポートされることができる場合)を備え付けられることができる。
図2は、MIMOシステム100におけるアクセス・ポイント110および2つのユーザ端末120mおよび120xのブロック図を図示する。アクセス・ポイント110は、アンテナ224aないし224tを備え付けられる。ユーザ端末120mは、アンテナ252maないし252muを備え付けられ、ユーザ端末120xは、アンテナ252xaないし252xuを備え付けられる。アクセス・ポイント110は、ダウンリンクのための送信エンティティであり、アップリンクのための受信エンティティである。各々のユーザ端末120は、アップリンクのための送信エンティティであり、ダウンリンクのための受信エンティティである。本明細書において使用されるように、「送信エンティティ(transmitting entity)」は、ワイヤレス・チャネルを通してデータを送信することができる独立に動作する装置またはデバイスであり、「受信エンティティ(receiving entity)」は、ワイヤレス・チャネルを通してデータを受信することができる独立に動作する装置またはデバイスである。以下の説明において、添字「dn」は、ダウンリンクを示し、添字「up」は、アップリンクを示し、Nup個のユーザ端末は、アップリンク上の同時送信のために選択され(つまり、Nup個のユーザ端末は、SDMAを通してアップリンク上で同時にAPに送信することができる)、Ndn個のユーザ端末は、ダウンリンク上の同時送信のために選択され(つまり、APは、SDMAを通してダウンリンク上で同時にNdn個のユーザ端末に送信することができる)、Nupは、Ndnと等しいまたは等しくなくてもよく、NupおよびNdnは、静的値であってもよく、または各々のスケジューリング・インターバルごとに変化してもよい。ビームステアリングまたはいくつかの他の空間処理技術は、アクセス・ポイントおよびユーザ端末において使用されることができる。
アップリンク上で、アップリンク送信のために選択される各々のユーザ端末120において、TXデータ・プロセッサ288は、データソース286からトラフィックデータを受信し、コントローラ280からコントロールデータを受信する。TXデータ・プロセッサ288は、ユーザ端末のために選択されたレートと関連するコーディングおよび変調方式に基づいてユーザ端末のためのトラフィックデータを処理(例えば、エンコード、インターリーブ、および変調)し、データ・シンボル・ストリームを提供する。TX空間プロセッサ290は、データ・シンボル・ストリーム上で空間処理を行い、アンテナのために送信シンボル・ストリームを提供する。各々の送信機ユニット(TMTR)254は、アップリンク信号を生成するためにそれぞれの送信シンボル・ストリームを受信しおよび処理する(例えば、アナログ変換する、増幅する、フィルタする、および周波数アップコンバートする)。送信機ユニット254は、アンテナ252からアクセス・ポイントへの送信のためのアップリンク信号を提供する。
up個のユーザ端末は、アップリンク上の同時送信のためにスケジュールされることができる。これらのユーザ端末の各々は、そのデータ・シンボル・ストリーム上で空間処理を行い、アップリンク上でアクセス・ポイントへその送信シンボル・ストリームのセットを送信する。
アクセス・ポイント110において、アンテナ224aないし224apは、アップリンク上で送信するすべてのNup個のユーザ端末からのアップリンク信号を受信する。各々のアンテナ224は、それぞれの受信機ユニット(RCVR)222へ受信信号を提供する。各々の受信機ユニット222は、送信機ユニット254によって行われるものに相補的な処理を行い、受信されたシンボル・ストリームを提供する。RX空間プロセッサ240は、受信機ユニット222からの受信されたシンボル・ストリーム上で受信機空間処理を行い、Nup個の回復されたアップリンクデータ・シンボル・ストリームを提供する。受信機空間処理は、チャネル相関行列反転(CCMI: channel correlation matrix inversion)、最小平均二乗誤差(MMSE: minimum mean square error)、ソフト干渉除去(SIC: soft interference cancellation)、またはいくつかの他の技術にしたがって行われる。各々の回復されたアップリンク・データ・シンボル・ストリームは、それぞれのユーザ端末によって送信されるデータ・シンボル・ストリームの推定である。RXデータ・プロセッサ242は、デコードされたデータを得るために各々の回復されたアップリンクデータ・シンボル・ストリームについて使用されたレートにしたがってそのストリームを処理する(例えば、復調する、デインターリーブする、およびデコードする)。各々のユーザ端末のためのデコードされたデータは、記憶するためにデータシンク244へ提供されることができ、および/または更なる処理のためにコントローラ230へ提供されることができる。
ダウンリンク上で、アクセス・ポイント110において、TXデータ・プロセッサ210は、ダウンリンク送信のためにスケジュールされたNdn個のユーザ端末のためのデータソース208からトラフィックデータ、コントローラ230からコントロールデータ、およびスケジューラ234からもしかすると他のデータを受信する。様々なデータのタイプは、異なるトランスポート・チャネル上で送られることができる。TXデータ・プロセッサ210は、そのユーザ端末について選択されたレートに基づいて各々のユーザ端末のためのトラフィックデータを処理する(例えば、エンコードする、インターリーブする、および変調する)。TXデータ・プロセッサ210は、Ndn個のユーザ端末のためのNdn個のダウンリンクデータ・シンボル・ストリームを提供する。TX空間プロセッサ220は、Ndnダウンリンクデータ・シンボル・ストリーム上で(本開示において説明されたようなプレコーディングまたはビームフォーミングのような)空間処理を行い、アンテナのための送信シンボル・ストリームを提供する。各々の送信機ユニット222は、ダウンリンク信号を生成するためにそれぞれの送信シンボル・ストリームを受信しおよび処理する。送信機ユニット222は、アンテナ224からユーザ端末への送信のためのダウンリンク信号を提供する。
各々のユーザ端末120において、アンテナ252は、アクセス・ポイント110からダウンリンク信号を受信する。各々の受信機ユニット254は、関連するアンテナ252からの受信された信号を処理し、受信されたシンボル・ストリームを提供する。RX空間プロセッサ260は、受信機ユニット254からの受信されたシンボル・ストリーム上で受信機空間処理を行い、ユーザ端末のための回復されたダウンリンクデータ・シンボル・ストリームを提供する。受信機空間処理は、CCMI、MMSE、またはいくつかの他の技術にしたがって行われる。RXデータ・プロセッサ270は、ユーザ端末のためのデコードされたデータを得るために、回復されたダウンリンクデータ・シンボル・ストリームを処理する(例えば、復調する、デインターリーブする、およびデコードする)。
各々のユーザ端末120において、チャネル推定器278は、ダウンリンク・チャネル応答を推定し、ダウンリンク・チャネル推定を提供する。これは、チャネル利得推定、SNR推定、雑音分散(noise variance)などを含むことができる。同様に、チャネル推定器228は、アップリンク・チャネル応答を推定し、アップリンク・チャネル推定を提供する。各々のユーザ端末のためのコントローラ280は、そのユーザ端末のためのダウンリンク・チャネル応答行列Hdn,mに基づいてユーザ端末のための空間フィルタ行列を典型的に導き出す。なお、下付き文字mは、「m番目」のユーザ端末のことをいう。コントローラ230は、有効なアップリンク・チャネル応答行列Hup,effに基づいてアクセス・ポイントのための空間フィルタ行列を導き出す。各々のユーザ端末のためのコントローラ280は、アクセス・ポイントへフィードバック情報(例えば、ダウンリンクおよび/またはアップリンクの固有値ベクトル、固有値、SNR推定値など)を送ることができる。コントローラ230および280はまた、アクセス・ポイント110およびユーザ端末120のそれぞれにおいて様々な処理ユニットのオペレーションをコントロールする。
図3は、ワイヤレス通信システム100内で採用されることができるワイヤレス・デバイス302において利用されることができる様々なコンポーネントを例示する。ワイヤレス・デバイス302は、本明細書において説明される様々な方法を実行するように構成されることができるデバイスの一例である。ワイヤレス・デバイス302は、アクセス・ポイント(AP)または局(ユーザ端末)のようなワイヤレス・ノードの任意のタイプであってもよい。
ワイヤレス・デバイス302は、ワイヤレス・デバイス302のオペレーションをコントロールするプロセッサ304を含むことができる。プロセッサ304はまた、中央処理ユニット(CPU)と呼ばれることができる。読み出し専用メモリ(ROM)およびランダム・アクセス・メモリ(RAM)の両方を含み得るメモリ306は、プロセッサ304に命令およびデータを提供する。メモリ306の一部はまた、不揮発性ランダム・アクセス・メモリ(NVRAM: non-volatile random access memory)を含むことができる。プロセッサ304は、典型的に、メモリ306内に記憶されるプログラム命令に基づいて論理的および演算オペレーションを行う。メモリ306における命令は、本明細書において説明される方法を実行するために実行可能であり得る。
ワイヤレス・デバイス302はまた、ワイヤレス・デバイス302と遠隔位置との間のデータの送信および受信を可能にするために送信機310および受信機312を含むことができるハウジング308を含むことができる。送信機310および受信機312は、トランシーバ314に組み合わされることができる。単一のまたは複数の送信アンテナ316は、ハウジング308に取り付けられ、トランシーバ314と電気的に結合されることができる。ワイヤレス・デバイス302はまた、複数の送信機、複数の受信機、および複数のトランシーバ(図示されていない)を含むことができる。
ワイヤレス・デバイス302はまた、トランシーバ314によって受信される信号のレベルを検出しおよび定量化するために使用されることができる信号検出器318を含むことができる。信号検出器318は、そのような信号を合計エネルギ、シンボルごとサブキャリアごとのエネルギ、電力スペクトル密度、および他の信号として検出することができる。ワイヤレス・デバイス302はまた、信号を処理することに使用するためのデジタル信号プロセッサ(DSP)320を含むことができる。
ワイヤレス・デバイス302の様々なコンポーネントは、データバスに加えて電力バス、制御信号バス、および状態信号バスを含むことができるバスシステム322によって一緒に結合されることができる。
本明細書において使用されるように、「レガシー(legacy)」という用語は、一般に、802.11nまたは802.11標準の初期のバージョンをサポートするワイヤレス・ネットワーク・ノードのことをいう。
ある技術は、本明細書においてSDMAを参照して説明されるが、当業者は、当該技術が、一般に、SDMA、OFDMA、CDMA、およびそれらのものの組み合わせのような任意のタイプの多元接続方式を利用するシステムにおいて適用され得ることを認識するだろう。
図1−3において図示されるワイヤレス・システムは、アクセス・ポイントにおけるアンテナが十分に異なる方向に位置するところにおいてSDMAシステムとして実行されることができる。これは、異なるユーザ端末に専用の同時に送信された空間ストリームの間で干渉がないことを確実なものにする。本開示のある態様の場合、図1−3において図示されるワイヤレス・システムは、アクセス・ポイント・アンテナが、必ずしも十分に異なる方向に位置される必要はないが、送信信号のプリコーディング(ビームフォーミング)が、異なるユーザ端末に専用の空間ストリームの間で直交性を提供して適用されるマルチユーザ・システムのことをいうことができる。
空間分割多元接続(SDMA)方式において、複数の局(STA)からアクセス・ポイント(AP)へのアップリンク(UL)送信は、同期されるべきである。UL送信は、APにおける到着時間、周波数、受信されたパケットの電力長、および空間ストリームの割当ての観点から同期されるべきである。
送信機会(TXOP)において情報をピギーバックすること
本開示のある態様にしたがって、送信するためのデータをともなう局は、アップリンク・リソースの要求を送ることができる。例えば、アップリンクSDMA送信機会(TXOP)において空間ストリームを要求するためにアクセス・ポイント(AP)に割当て表示(AI: Allocation Indication)フレームを送信することができる。AIフレームは、アップリンクSDMA TXOPにおいて空間ストリームの要求数を示すことができる。APは、割当て応答(AR)フレームによりAIフレームに応答することができる。これは、空間ストリームの認可された数を指定することができる。
本開示のある態様にしたがって、別個のAIフレームを送るのではなく、局は、アップリンクTXOPの上にAIフレームをピギーバック(piggyback)することができる。同様の方法で、別個のARフレームを送るのではなく、APは、ダウンリンクTXOPの上にARフレームをピギーバックすることができる。既存のアップリンクTXOP上にAIフレームをピギーバックすることは、他のTXOPを要求するのに別個のコンテンションが必要でないこと意味する。結果として、このアプローチは、連続的なデータ・ストリームのためのSDMAシステムの効率を改善することができる。言い換えると、既存のTXOPの間に追加のAIまたはARフレームを送ることによる送信時間の増加(およそ数マイクロセカンド程度)は、別個のTXOPの持続時間(例えば、これは、4msであり得る)と比較してごくわずかであり得る。
以下でより詳細に説明されるように、ピギーバックされた情報(例えば、ピギーバックされなければ、別個のAIまたはARフレームに含まれるであろう情報)は、任意の適切な方法で既存のTXOPに含まれることができる。例えば、ある態様にしたがって、そのような情報は、集合したメディア・アクセス・コントロール・プロトコル・データユニット(A−MPDU: Aggregated Media Access Control Protocol Data unit)内に集められることができる。代替的に、ある態様にしたがって、そのような情報は、メディア・アクセス・コントロール(MAC)ヘッダ内に含まれることができる。
シーケンスの一例において、送信されたARフレームに基づいて、APは、例えば、正規のコンテンションを通して区分表示(DI: Demarcation Indication)を送信することによって、到来するアップリンクSDMA TXOPを知らせることができる。以下で説明されるように、ある態様にしたがって、別個のTXOPにおいてDIフレームを送信するのではなく、DIフレームはまた、ダウンリンクTXOP上でピギーバックされることができる。
送信機会(TXOP)において割当て表示(AI)および割当て応答(AR)フレームをピギーバッキングすること
様々なタイプの情報は、アップリンクまたはダウンリンクTXOPにおいてピギーバックされることができる。例えば、以下の説明において、様々なタイプのフレームは、これらのフレームが別個のTXOPにおいて送られるのではなく、既存のTXOPにおいてピギーバックされることができる。そのようなフレームの事例は、次のものには制限されないが、割当て表示(AI)、割当て応答(AR)、区分表示(DI)、ブロック・アックノレッジメント(BA: block acknowledgement)、およびブロック・アックノレッジメント要求(BAR: block acknowledgement request)フレームを含む。以下でより詳細に説明されるように、フレームの広く様々な異なる組み合わせは、アップリンク送信、ダウンリンク送信、またはピギーバックされたアップリンク送信およびダウンリンク送信の組み合わせにおいてピギーバックされることができる。
図4は、本開示のある態様にしたがって、TXOPにおいてピギーバックされた情報を利用するAPおよび局によって行われることができるオペレーション400の一例を例示する。例示されるように、オペレーション402−406は、APによって行われることができるが、オペレーション408−412は、1つまたは複数の局によって並列に行われることができる。
402において、APは、1つまたは複数の局に区分表示(DI)フレームを送信することができる。上で説明されたように、DIは、アップリンクSDMA TXOPの開始を示すことができる。DIは、TXOPにおいてどの局が必要であり得るか、各々の局が使用することができる空間ストリームの数などのようなアップリンクSDMA TXOPについての情報を含むことができる。DIは、ダウンリンクTXOPの上にピギーバックされたまたは専用のダウンリンクTXOPにおいて別個のフレームとして送られることができる。
408において、局は、アップリンクTXOPの開始を示すDIを受信する。410において、局は、TXOPにおいてULデータとピギーバックされた割当て表示(AI)フレームにより、DIによって示されるアップリンクTXOPの間にアップリンク(UL)データを送信する。
404において、APは、第2のアップリンク送信機会においてULデータおよび1つまたは複数のアップリンク・ストリームの要求を受信する。例えば、局は、第1のアップリンク送信機会において送信されるULデータと「ピギーバックされた(piggybacked)」AIとして要求を送ることができる。このようにして、局は、第2の(その後の)送信機会における送信のためのリソースを(第1の送信機会の間に)要求することができる。これは、例えば、要求がピギーバックされなかった場合に回避しなければ生じ得る追加のSIFを回避することにより帯域幅を保護することを助けることができる。
406において、APは、ピギーバックされた割当て応答(AR)によりデータ・アックノレッジメント(例えば、ブロック・アックノレッジメントまたはBA)を送信する。412において、局は、アックノレッジメントを受信する。
図5は、図4のオペレーションにしたがって、ピギーバックされたAIおよびARフレームをともなうフレーム交換シーケンスの一例を例示する。例示されるように、APは、バックオフ期間(backoff period)の後に、到来するアップリンクSDMA TXOPの開始を示すDIフレーム502(または、単にDI)を送信する。例示されるように、DI502は、その後のULおよびDL送信をカバーするのに十分なNAV持続時間を設定するために使用されることができる。
例示された事例において、DI502は、局1乃至4がアップリンクSDMA TXOPの間に送信することを指定することができる。アップリンクSDMA TXOPの間に、局1乃至4は、データフレームおよびピギーバックされたAIフレームをともなうアップリンクA−MPDU504を送ることができる。各々のAIフレームは、対応する送信局によってアップリンクTXOPの新しい要求を指定することができる。
アップリンクSDMA TXOPの終わりの後に、APは、ULデータとともに送られたAIに応答してARフレームおよびULデータのブロック・アックノレッジメント(BA)を含むA−MPDU506を各々の局へ(SDMAを使用して)送信することができる。アップリンク方向においてデータをアックノレッジするために使用されるBAのタイプは、高スループット(HT: High Throughput)−即時ブロックACKであり得る。アップリンク・フレーム上のACKポリシーは、ULデータに明示のBARが含まれていなくともBAにより応答するようAPに促す暗黙の(implicit)ブロックACK要求(暗黙のBAR)として役に立つことができる。
図6は、フレーム交換シーケンスの他の一例を例示する。例示された交換は、図5におけるフレーム交換シーケンスから導き出されることができる。図6において例示されるように、APは、ダウンリンクSDMA送信の手段によって局1乃至4にダウンリンクデータを送信することができる。ダウンリンクA−MPDU610は、各々の局へダウンリンク(DL)データと共にブロックACK要求(BAR)を集めることができる。データMPDU上のACKポリシーは、ブロックACKに設定されることができ、BARフレーム上のACKポリシーは、NO ACKに設定されることができる。ダウンリンク方向において使用されるブロックACKのタイプは、BAが多少の遅延の後に送信されることができることを示す高スループット(HT)−遅延ブロックACKであり得る。
したがって、局によって送信されるUL A−MPDU604は、以前のダウンリンクSDMA送信においてAPによって要求されるようにBAを含むことができる。アップリンクデータ送信上のACKポリシーは、アップリンク送信の後の短いインターフレーム・スペース(SIFS: Short Inter-frame Space)に続くダウンリンク送信606においてARとピギーバックされたBAをAPが送信することができることを示す暗黙のBARであり得る。アップPリンク方向において使用されるブロックACKのタイプは、APがSIFSの後にBAにより応答することができることを示すHT−即時ブロックACKであり得る。
図7は、双方向フレーム交換シーケンスの他の一例を例示する。図7におけるシーケンスは、アップリンクA−MPDU712の後に応答するダウンリンクBAおよびARを含むA−MPDU708において局へダウンリンクデータ送信(図6において図示されている)を移動させることによって作成されることができる。例示されるように、ダウンリンクA−MPDU708はまた、BARを含むことができる。DL A−MPDU708は、BA、ULデータ、およびAIを含む局からのUL A−MPDU712に続いてもよい。この交換の事例において、UL A−MPDU712内のBAは、以前のダウンリンクデータ送信(図7において図示されていない)をアックノレッジすることができる。
図8は、双方向フレーム交換シーケンスの他の一例を例示する。例示されるように、図8におけるシーケンスは、UL TXOPを知らせるDI802により始まってもよい。DI802は、それに続くUL送信およびDL送信のためのネットワーク割当てベクトル(NAV: Network Allocation Vector)保護時間を設定するために使用されることができる。UL TXOPの間に、局は、ピギーバックされたAIをともなうULデータを含むUL送信804を送ることができる。UL送信804の後に、BA、局へのDLデータ、およびARを含むDL送信816が続いてもよい。UL送信804の後に、DL送信816において(例えば、暗黙のBARにより)送られるDLデータをアックノレッジする、局によって送られる別個のUL BA834が続いてもよい。
区分表示(DI)フレームをピギーバックすること
上で述べられたように、本開示のある態様にしたがって、DIを別個のグループのアドレス指定されたフレーム(例えば、複数の局をアドレス指定する)として送るのではなく、DIは、ダウンリンクA−MPDU内に集められることができる。したがって、各々のアドレス指定された局に個別に送信されることができる。そのような集められたDIは、アドレス指定された局のみに到達しつつ、ダウンリンク送信上にDIを集めることは、個別のDI送信のための別個の送信を削除することができる。双方向データ交換においてすべてのアクティブ局が必要とされる場合に、ダウンリンクTXOPに続く、局の同じセットからのアップリンクTXOPが、プロトコルを動作させるのに自然な方法であり得るので、この制限は、許容可能であり得る。ピギーバックされたDIは、DL送信の長さを増加し得るが、もしもTXOPが、クロック・ドリフトに関連して時間で範囲を付けられるならば、アップリンク送信は、依然として正確にアライン(aligned)させられることができる。
上で述べられたように、データとともに(例えば、MPDUとともに)ダウンリンク送信の上にDIを集めることは、APによるピギーバッキングの単なる一例である。ピギーバックされることができるフレームの他のタイプは、BA、BAR、および以下で説明されるように、逆方向認可(RDG)を含む。
図9は、ピギーバックされたDIフレームを利用するオペレーション900の一例を例示する。オペレーション908−912が1つまたは複数の局によって並列に行われることができるのに対し、オペレーション902−906は、APによって行われることができる。
902において、ピギーバックされた区分表示(DI)は、1つまたは複数の局に送信されることができる。DIは、例えば、ブロックACK要求(BAR)またはダウンリンクデータと組み合わされる(例えば、ピギーバックされる)ことができる。以前に説明されたように、DIは、アップリンクSDMA TXOPの開始を示すことができ、SDMA TXOPについての情報を含むことができる。
908において、局は、アップリンクSDMA TXOPの開始を示す、ピギーバックされたDIを受信することができる。910において、局は、(例えば、追加のUL TXOPを要求するために)ピギーバックされたAIフレームと共に、UL SDMA TXOPの間にULデータを送信することができる。904において、APは、ULデータおよびAIフレームを受信する。906において、APは、912において、局によって受信されたAIに応答してULデータおよびARのアックノレッジメントを送信する。
図10は、図9のオペレーションにしたがって、ピギーバックされたDIをともなうフレーム交換シーケンスの一例を例示する。フレーム交換シーケンスの一例は、BARとピギーバックされたDIを含むDL A−MPDU1014により始まることができる。SIFS期間の後、それに続くアップリンク送信1012は、ULブロックACK、次のTXOPのためのAI、およびULデータを含むことができる。
アップリンクSDMA TXOPの後、APは、各々の局ごとにBA、AIに応じるAR、およびDLデータを含むSDMA送信1016により応答することができる。DLデータ送信は、局からの即時の応答を誘い出さないようにブロックACKポリシーを指定することができる。したがって、BAは、APによるそれに続くDI+BAR送信(送信1014と類似する)を通して要求されることができ、このサイクルは、繰り返されることができる。HT−即時のBAは、これから、両方の方向において使用されることができる。ブロックACKアックノレッジメント・ポリシーは、ダウンリンクSDMA送信の後のSIFS応答を回避するためにダウンリンクデータ送信上で使用されることができる。
各々の局のための別個のピギーバックされたDIおよびBARフレームによりDL A−MPDU1014を送信するのではなく、図10において図示されるように、APは、単一のピギーバックされたDIフレームを送信することができる。例えば、図11において例示されるように、APは、グループ・アドレス指定されたDIおよびBARフレームを含む単一のDL送信1118を送ることができる。この場合において、DIを含むDL送信1118は、SDMA送信として送信される必要はない。
図12において例示されるように、DIはまた、UL TXOPを認可される局のための追加の暗黙のBARプロパティをともなうDL送信1220として送られることができ、例えば、これは、APによるHT−即時ブロックACK承諾を有する。暗黙のBARプロパティは、最新のダウンリンクデータMPDUが暗黙のBARプロパティを有していた場合に、送信したであろうBAを受信局が送るであろうことを意味する。
図13において例示されるように、双方向フレーム交換シーケンスはまた、DIフレーム・フォーマット内にBAR情報を含むことによって形成されることができる。組み合わされたDIおよびBARフレームは、DI−BARフレーム1322として示される。DIフレームからの情報に加えて、DI−BARフレーム1322フォーマットは、いくつかの宛先STAに関する(例えば、DI部分に示される局のサブセットに関する)、BARフレームに含まれる情報のいずれかまたはすべてを含むことができる。
代替として、図14において例示されるように、DIは、別個のフレーム1402に含まれることができ、各々の局のための別個のBARは、SDMA DL送信1424に含まれることができる。DIフレーム1402は、オフセットを含むことができ、その後にアップリンクSDMA送信が開始し得る。ダウンリンクBARフレーム1424は、アップリンクSDMA送信が開始する前に送信されることができる。BARフレーム1424は、比較的短いフレームであり得るので、アップリンクSDMAシーケンスのタイミングのアラインメントは、この事例において問題にならないだろう。
図15において例示されるように、DIフレーム1402およびSDMA BARフレーム1424は、順番にスワップされることができる。ダウンリンクBARフレーム1424に対するACKポリシーは、図15のシーケンスにおいてNO ACKとなるよう変更することができ、ダウンリンク方向におけるBAタイプは、HT−即時BAからHT−遅延BAに変更することができる。
図16は、フレーム交換シーケンスの他の一例を例示する。例示されたシーケンスは、ダウンリンクデータ送信が、正確に開始するためにアップリンクSDMA TXOPのために十分に短くてもよい(つまり、各々の個別の局において十分に小さいクロック・ドリフトをともなう)というアイデアを引き出すことができる。結果として、DI、AI、およびARは、DL SDMA送信1626、UL SDMA送信1612、およびDL SDMA BA送信1606において、この事例においてそれぞれすべてピギーバックされることができる。例示されるように、局からのUL SDMA送信1612は、ULデータを含むことができる。SDMA送信のみがあるので、NAV保護は、この場合必要なくてもよい。
ある態様にしたがって、DIフレームは、SDMA DL送信1626である。これは、図17において図示されるようにDL SDMA送信1728において逆方向認可(RDG: Reverse Direction Grants)と置き換えられることができる。RDGは、ダウンリンクSDMAフレーム1728のMACヘッダ内で示されることができる。RDGは、受信局が、例えば、APへ送信するためにAPが使用するのと同じ空間ストリームを使用して最長ダウンリンク送信の終了の後にAP SIFSに応答することができることを示すと定義されることができる。したがって、RDGは、事実上、暗黙のDIとして役に立ち得る。
図18および19は、フレーム交換シーケンスの他の一例を例示する。図18において例示されるように、ダウンリンクBAおよびARフレームは、最初のDLデータ送信1830におけるDIおよびDLデータと一緒に含まれることができる(BAおよびARフレームは、以前に受信されたULデータおよびAIフレームにそれぞれ応答して送信されることができる)。DLデータMPDUは、HT−即時BAポリシーの下で、暗黙のBARポリシーを示すことができる。例示されるように、その後のUL SDMA送信1832は、BA、ULデータ、その後のTXOPのためのAI、およびBARを含むことができる。ULデータMPDUは、HT−遅延BAポリシーの下で、ブロックACKポリシーを示すことができる。AI MPDUは、NO ACKポリシーを示すことができる。BAR MPDUは、NO ACKポリシーを示すことができる。
図19は、ULデータ、AI、およびBAを含むUL MPDU1904の後にBAおよびARをともなうダウンリンクデータMPDU1936が続く代替的なフレーム交換シーケンスを例示する。ダウンリンクデータ・フレームは、暗黙のBARポリシーを示すことができる。例示されるように、アップリンクBA応答送信1938は、暗黙のDIによって開始されるアップリンクSDMA TXOPの間に生じ得る。例えば、ダウンリンクデータMPDU1936は、SIFS期間の後に続くBA MPDU1938をともなう最長のパケットの後に受信局に応答させる暗黙のBAR ACKポリシーを示すことができる。局は、アップリンク送信1938を生じさせる暗黙のDIのために、局への以前のダウンリンク送信上で使用されたようなアップリンク送信のために同じ空間ストリームを使用することができる。
図20は、再び暗黙のDIを利用するフレーム交換シーケンスの一例を例示する。例示されるように、ダウンリンクデータMPDU2038は、SIFS応答を示すダウンリンク・パケット上で定義される暗黙のDIの結果として、BA MPDU2034をともなう最長パケットの後にSIFSの向きを変えることを受信局にさせる暗黙のBAR ACKポリシーを示す。例示されるように、明示のDIフレーム2002は、集められたULデータおよびAIを含むUL SDMA送信2004に関するその後のTXOPを知らせることができる。ULデータおよびAIは、DL SDMA送信2006に含まれるBAおよびARによってそれぞれアックノレッジされることができる。
図21において例示されるように、BAおよびARを含む別個のDL送信2006を利用するのではなく、ULデータおよびAIは、DLデータ送信2142に含まれるBAおよびARにおいてアックノレッジされることができる。さらに、ULデータ送信2140は、ULデータ、AI、およびBARを含むことができる。
MACヘッダに情報を追加すること
以前に説明されたように、ピギーバックされた情報(例えば、AIおよびAR情報)は、メディア・アクセス・コントロール(MAC: Media Access Control)ヘッダ内に含まれることができる。これを達成するために、空間ストリームの要求されたまたは認可された数のような対応する情報を搬送するためにMACヘッダのコントロール、管理またはデータフレームにフィールドが追加されることができる。したがって、これらのフィールドは、AIのための空間ストリームの要求数(RSS: Requested Number of Spatial Streams)フィールドおよびARのための空間ストリームの認可された数GSSフィールド(GSS: Granted Number of Spatial Streams)と呼ばれることができる。同じフィールドは、アップリンク送信上でRSSフィールドとして、およびダウンリンク送信上でGSSフィールドとして役に立つために再び使用されることができる。例として、0の値に設定する場合、RSSフィールドは、その局のためのアップリンクTXOPの生成を終了せよとの要求を示すことができる。同様に、0の値に設定する場合、GSSフィールドは、その局のためのアップリンクTXOPの生成の終了を示すことができる。
ある場合において、MACヘッダ内にフィールドを追加することは、「スプーフィング(spoofing)」アタックと呼ばれるアタックに対して保護することができない(ここで、アタッカーは、フィールド値を観察し、有効であるように見える送信を生成しようと試みてそれらを複製する)。この目的のために、ある態様にしたがって、RSSおよび/またはGSSフィールドは、メッセージの保全性チェック(MIC: Message Integrity Check)フィールドに含まれることができる。パケット識別番号(PIN: Packet Identification Number)はまた、この場合に提示されることができる。これは、各々のフレームごとに更新されることができる。デフォルトによってこれらの機能を含み得る他のオプションは、例えば、論理リンク・コントロール(LLC: Logical Link Control)ヘッダの後ろに情報をカプセル化することによってデータフレーム内に情報を含んでいる。LLCヘッダは、例えば、LLCの後にサブネットワーク・アクセス・プロトコル(SNAP: Sub Network Access Protocol)を使用し、イーサタイプ(Ethertype)を指定することによって、フレームが802.11シグナリング・フレームであることを示すことができる。他のオプションは、管理フレームのフレーム本体内に情報を入れ、管理フレームを暗号化するために802.11wを使用することであり得る。
多くのMPDUが集められる場合に、AIまたはARフレームを集めることは、全てのMACヘッダにRSS/CSSフィールドを含むことよりも効率的であり得ることが注目され得る。
アップリンクAI−タイプのシグナリングに関する他のオプションは、MACヘッダ内に「より多くのTXOP」フィールドを追加することである。より多くのTXOPフィールドは、例えば、単一のビットのサイズであり、他のTXOPが、現在のTXOPと同じプロパティにより、現在のTXOPの後に要求されるかどうかを示すことができる。この場合、空間ストリームの数を変更することは、AIフレームを送ることによって達成されることができる。
新しいTXOPはまた、いったん要求されると自動的に割り当てられ、1つまたは複数の未使用のTXOPが生じる場合に終了されることができる。この場合、アップリンクSDMA TXOPがいったん得られると明示的なアップリンク・シグナリングは、起こらないだろう。
ある態様にしたがって、ARは、リソースが利用可能になる場合に、空間ストリームの数を更新するために、求められていない方法でAPによって送信され得る。受信局は、求められていないARを受信することに応答してACKを送ることができる。
AI、AR、およびDIフレームのフォーマット化
ある態様にしたがって、AI/AR/DIフレームは、アクション・フレームとしてフォーマットされることができる。そのような場合において、フレームを含むPHYプロトコル・データユニット(PPDU: PHY Protocol Data Unit)が即時リターン・フレームを受信するかどうかに依拠して、アクションとアクションNO ACKとの間で選択され得る。コントロール・フレームとしてフォーマットされる場合に、ACKポリシーは、定義(つまり、それぞれ、AIについて即時応答、ARについて応答無し、RTSおよびCTSと類似)によって固定されるか、またはフレームが集められるPPDUに依拠してACKポリシーをコントロールするためにACKポリシー・フィールド(BARフレーム内のACKポリシー・フィールドに類似)が含まれるかのいずれかである。AI、AR、およびDIフレームに関するフォーマット化の事例が以下で説明される。
図22−26において、様々なタイプのフレームに関するフィールドの様々な事例が、使用されることができるフレーム・フォーマットの事例を例示するために図示される。ある態様にしたがって、これらの図面において例示されるフィールドの事例のうちのいくつかは、オプション、必須、または使用されなくてもよい。さらに、ある態様にしたがって、これらの図面において図示されていない様々なフィールドは、図示されているフィールドの代替として、または図示されているフィールドに加えて使用されることができる。
図22は、AIフレームに関するフォーマット化の事例を例示する。例示されるように、AIフレームは、解読されたアクション(NO ACK)フレーム2202として、または暗号化されたアクション(NO ACK)フレーム2204としてフォーマットされることができる。
例示されるように、AIアクション・フレームは、31オクテット全部で、フレーム・コントロール(fc: Frame Control)フィールド、持続時間(dur: Duration)フィールド、宛先アドレス(da: Destination Address)フィールド、ソース・アドレス(sa: Source Address)フィールド、ベーシック・サービスセット識別子(BSSID: Basic Service Set Identifier)フィールド、シーケンス・コントロール(sc: Sequence Control)フィールド、カテゴリー・フィールド、アクション・フィールド、空間ストリームの要求数(rss: Requested number of Spatial Streams)フィールド、およびフレーム・チェック・シーケンス(fcs: Frame Check Sequence)フィールドを含むことができる。daフィールドは、APのMACアドレス(典型的に、ベーシック・サービスセット識別子またはBSSIDと呼ばれる)を含むことができ、saフィールドは、局の自身のMACアドレスを含むことができる。BSSIDは、APのMACアドレスを含むことができ、scフィールドは、フレーム・シーケンス数を含むことができる。カテゴリー・フィールドは、アクション・フレーム本体(例えば、非常に高いスループット−VHT)のカテゴリーを含むことができ、アクション・フィールドは、アクション・フレーム本体(この場合AI)の名前を含むことができる。rssフィールドは、空間ストリームの要求された数を含むことができる。fcsフィールドは、巡回冗長検査(CRC: Cyclic Redundancy Check)を含むことができる。AIアクション・フレームの暗号化されたバージョンは、加えて、暗号ブロックチェーニング・メッセージ認証コード(CBC−MAC: cipher-block chaining message authentication code)プロトコル・ヘッダ(ccmp hdr)およびメッセージ完全性コード(mic: Message Integrity Code)をともなうカウンター・モード(CTR:counter mode)を含むことができる。これは、暗号化を可能にし、フレームの完全性をチェックすることを可能にする。管理タイプ・フレームの暗号化は、802.11wがサポートされると仮定する。
アクションNO ACKフレームとして送信される場合に、AIは、即時応答を生じないだろう。
可能性のあるパフォーマンス利得の事例として、200Mbps PHYレートを仮定して、A−MPDU送信時間は、暗号化されていないAIのためのAIフレームの追加により、およそ1.24マイクロセカンド(us)ずつ増加し、および暗号化されたAIフレームの追加により、およそ1.88usずつ増加し得る。およそ4マイクロセカンド(ms)TXOPサイズと比較して、この増加は、さほど重要ではないかもしれない(それぞれ0.03%および0.05%)。
図23において例示されるように、ARフレームはまた、解読されたアクション(NO ACK)フレーム2302または暗号化されたアクション(NO ACK)フレーム2304としてフォーマットされることができる。例示されるように、フレーム2302および2304は、図22において図示されるようにAIフレーム2202および2204と同じタイプのフィールドを含むことができる。
図24は、AIおよびARフレームのフォーマット化の一例を例示する。この事例において、AIおよびARフレームは、それぞれコントロール・フレーム2402および2404としてフォーマットされることができる。AIフレームは、21オクテット全体で、フレーム・コントロール(fc: Frame Control)フィールド、持続時間(dur: Duration)フィールド、宛先アドレス(da: Destination Address)フィールド、ソース・アドレス(sa: Source Address)フィールド、空間ストリームの要求数(rss: Requested number of Spatial Streams)フィールド、およびフレーム・チェック・シーケンス(fcs: Frame Check Sequence)フィールドを含むことができる。daフィールドは、APのMACアドレスを含むことができ(典型的に、ベーシック・サービスセット識別子またはBSSIDと呼ばれることができる)、saフィールドは、局の自身のMACアドレスを含むことができる。
ARフレームは、15オクテット全体で、fcフィールド、durフィールド、daフィールド、空間ストリームの認可された数(gss)フィールド、およびfcsフィールドを含むことができる。daフィールドは、局のアドレスを含むことができる。
即時応答は、PPDUプロパティに依拠してコントロールされる必要がある場合に、ACKフィールドが追加されなければならない。36MBpsのOFDMレートを使用すると、送信持続時間は、AIコントロール・フレームの場合およそ28usであり、ARコントロール・フレームの場合およそ24usであり得る。コントロール・フレームは、A−MPDUの部分として集められることができる。
上で説明されたように、AIおよびARコントロール・フレームは、A−MPDUの部分として集められることができるが、それらの応答ポリシーは、定義によって固定される。適切な応答ポリシーは、ARを含むPPDUが、AIを含むPPDUを受信した後にSIFSを送信されること、およびAR MPDUが、即時応答を引き出さないことであり得る。
図25は、コントロール・フレーム2502としてDIフレームをフォーマットするための事例を例示する。DIコントロール・フレームは、21オクテット全体で、fcフィールド、durフィールド、daフィールド、di情報フィールド、およびfcsフィールドを含むことができる。例示されるように、di情報フィールド2504は、空間ストリームごと(ss0−ss7)に、その上で送信するよう割り当てられる局を含むことができる。局識別子は、合計で128局の場合、サイズ7ビットとなるよう仮定される。di情報フィールドは、このようにして、長さ56ビットまたは7オクテットになり得る。daフィールドは、個別に局に送られる場合に、ブロードキャストまたはマルチキャスト・アドレス、またはユニキャスト局アドレスを含み得る。36MbpsのOFDMを使用する場合に、DIコントロール・フレーム送信持続時間は、28usである。
図26は、解読されたアクション(NO ACK)フレーム2602または暗号化されたアクション(No Ack)フレーム2604としてDIフレームをフォーマット化するための一例を例示する。フォーマット化することは、暗号ブロックチェーニング・メッセージ認証コード・プロトコル(CCMP: Cipher Block Chaining Message Authentication Code Protocol)暗号化をともなうカウンター・モードによりなされることができ、およびカウンター・モードによらずになされることができる。
複数の局のためのアップリンク・フレーム交換シーケンス
例示されるシーケンスの事例は、理解を容易にするために4個の局を仮定しているが、当業者は、本明細書において提示される技術が多くの局をともなうシステムに適用されることができることを認識するだろう。そのような場合において、アップリンクSDMA TXOP内に利用可能なTXOPよりも多い局がある場合に、複数のアップリンクSDMA TXOPが全ての局をアドレス指定するために使用されることができる。そのような場合において、APは、アップリンクTXOPの間の時間に関するいくつかのオプションがあり得る。この場合において:規則的なバックオフ、低減されたバックオフ、DIFS、PIFS、またはSIFSである。各インターバルは、ネットワークにおける他の競争相手に関して異なる公平性プロパティ、および全体の効率性に関して異なるプロパティを有することができる。アップリンクSDMA TXOPにおいて現在アクティブな全ての局をアドレス指定するTXOPのブロックの間で、APは、競争が生じることを考慮し得る(つまり、バックオフを挿入する)。これは、他のアップリンク送信について生じることを(例えば、txop外AI送信、レガシー送信、またはオーバーラップするネットワークからのDI送信のように)考慮する。この方法は、すべての局をアドレス指定するTXOPブロック内のTXOPの間のPIFS時間を仮定する。
ある実施形態にしたがって、アップリンクTXOPの第1のセットTは、局の第1のセット(例えば、STA1ないし4)のためのアクセスを提供することができる。1スロットのクリア・チャネル評価(CCA: Clear Channel Assessment)を考慮するためにTXOPの後にPIFSが続く。APは、その後、局の第2のセット(例えば、0STA5ないし8)のためのアップリンクTXOP Tのセットが後に続く第2のDIを送ることができる。第3のDIは、局の第3のセット(例えば、STA9ないし11)のためのTXOP Tに続くことができる。アップリンクTXOP Tの第3のセットの後に、APは、要求されたおよび/または成功裡に継続したアップリンクTXOPを有する全ての局をアドレス指定することができ、バックオフが後に続き得る。APにおけるバックオフ期間の間に、他の局(例えば、STA12)は、アップリンクTXOPを要求するAIをAPへ送ることができる。APにおけるバックオフは、継続することができ、それが終了する場合に、APは、アップリンクTXOPの次のラウンドを開始するために他のDIを送信することができる。アップリンクTXOPの第1のブロックにおける全ての他のアップリンク送信(STA1ないし11に関する)は、新しいTXOP要求を含むので、APは、新しいTXOPを生成することができる。STA12はまた、この反復においてアップリンクTXOPを受信することができる。
注目されるように、対応する図面において例示されたACKポリシー設定の事例により、上で説明されたシーケンスの事例の多くは、所望の応答を達成するためにACKポリシー設定に依拠する。ACKポリシーは、以下の記述にしたがって設定されることができる。
HT−遅延されたBARに応答するBAは、特定されていない遅延の後に、および次のBARの受信者が送信する機会を有する場合に、送信されることができる。この応答は、逆方向の機能を使用してBARの送信者によって所有された後のTXOPまたは現在のまたはBARの受信者によって所有された後のTXOPにおいて送信されることができる。
BARおよびBAフレームのNo Ack機能は、HT−遅延されたBA承諾の下で使用されることができる。
1に設定されたBAR AckポリシーまたはBA Ackポリシー・フィールドを含むBARまたはBAフレームは、これらのコントロール・フレームに対してアックノレッジメントが期待されていないことを示すことができる。そうでない場合は、ACK MPDU応答は、SIFSの後に期待されることができる。
BAR AckポリシーおよびBA Ackポリシー・フィールドの設定は、同じHT−遅延されたBA承諾と関連するBARおよびBAフレームについて独立に行われることができる。これらのフィールドの値の4つの組み合わせは、すべて有効である。
BAR AckポリシーおよびBA Ackポリシー・フィールドの設定は、動的であり、PPDUからPPDUへ変化し得る。
上で説明された方法の様々なオペレーションは、対応する機能を実行することができる任意の適切な手段によって実行されることができる。この手段は、次のものには制限されないが、回路、特定用途集積回路(ASIC)、またはプロセッサを含むさまざまなハードウェアおよび/またはソフトウェア・コンポーネントおよび/またはモジュールを含むことができる。一般に、図面において例示されるオペレーションがあるところにおいて、これらのオペレーションは、同様の番号付けで、対応するカウンターパート手段および機能コンポーネントおよび/または回路を有し得る。例えば、図4および9において例示されるブロック402−412および902−912は、図4Aおよび9Aにおいて例示される回路ブロック402A−412Aおよび902A−912Aに対応する。
本明細書において使用されるように、「決定する(determining)」という用語は、広くさまざまなアクションを包含する。例えば、「決定する(determining)」は、計算すること(calculating)、コンピュータ計算すること(computing)、処理すること(processing)、導き出すこと(deriving)、調査すること(investigating)、ルックアップすること(looking up)(例えば、例えば、テーブル、データベース、または他のデータ構造をルックアップすること)、確かめること(ascertaining)などを含んでもよい。また、「決定すること(determining)」は、受信すること(receiving)(例えば、情報を受信すること)、アクセスすること(accessing)(例えば、メモリ内のデータにアクセスすること)などを含んでもよい。また、「決定すること(determining)」は、解くこと(resolving)、選択すること(selecting)、選ぶこと(choosing)、確立すること(establishing)などを含んでもよい。
上で説明された方法のさまざまなオペレーションは、さまざまなハードウェアおよび/またはソフトウェア・コンポーネント、回路、および/またはモジュールのようなオペレーションを実行することができる任意の適切な手段によって行われることができる。一般に、図面において例示される任意のペレ−ションは、オペレーションを実行することができる対応する機能的な手段によって行われることができる。
本開示に関連して説明されたおよび以下の特許請求の範囲において記載された様々な例示的な論理ブロック、モジュール、および回路は、汎用目的プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ信号(FPGA)または他のプログラマブル論理デバイス(PLD)、離散的ゲートまたはトランジスタ論理、離散的ハードウェアコンポーネント、またはこれらのものの任意の組み合わせであって、本件明細書記載の機能を実行するように設計されたものによって実装または実行されることができる。汎用目的プロセッサは、マイクロプロセッサであってもよいが、その代わりに、任意の産業上利用可能なプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、または状態機械であってもよい。プロセッサは、コンピュータ計算デバイスの組み合わせとして、例えば、DSPとマイクロプロセッサとの組み合わせ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと結合した1つまたは複数のマイクロプロセッサ、または他の任意の同様の機器構成として、実装されることもできる。
本件開示に関連して説明された方法またはアルゴリズムのステップは、ハードウェア、プロセッサによって実行されるソフトウェアモジュール、またはその2つの組み合わせにおいて直接具体化されることができる。ソフトウェアモジュールは、当該技術分野において知られている任意の形式の記憶媒体の中に在ることができる。記憶媒体のいくつかの例は、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)、読み出し専用メモリ(ROM)、フラッシュメモリ、EPROMメモリ、EEPROMメモリ、レジスタ、ハードディスク、リムーバルディスク、CD−ROMなどを含んで使用されてもよい。ソフトウェアモジュールは、単一の命令、または多くの命令を具備してもよく、およびいくつかの異なるコードセグメント上、異なるプログラムの間、および複数の記憶媒体にわたって分散されることができる。記憶媒体は、プロセッサが記憶媒体から情報を読み出す、または記憶媒体に情報を書き込むことができるように、プロセッサと結合されていてもよい。そのかわりに、記憶媒体がプロセッサと一体化されていてもよい。
本件明細書において開示された方法は、説明された方法を達成するための1つまたは複数のステップまたは動作を具備する。当該方法、ステップ、および/または動作は、特許請求の範囲から逸脱しない範囲で相互に交換されることができる。言い換えると、ステップまたは動作の固有の順番が明記されない限り、順番および/または固有のステップおよび/または動作の使用は、特許請求の範囲を逸脱しない範囲で修正されることができる。
説明された機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはこれらのものの任意の組み合わせにおいて実装されることができる。ソフトウェアにおいて実装される場合、当該機能は、1つまたは複数の命令としてコンピュータ可読媒体上に記憶されることができる。記憶媒体は、コンピュータによってアクセスされることができる任意の利用可能な媒体であってもよい。実例として、次のものには制限されないが、そのようなコンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD−ROMまたは他の光ディスク記憶、磁気ディスク記憶または他の磁気記憶デバイス、または任意の他の媒体であって、コンピュータによってアクセス可能な命令またはデータ構造の形式で所望のプログラムコードを搬送または記憶するために使用されることができる媒体を具備することができる。本件明細書において使用されているようなディスク(diskおよびdisc)は、コンパクトディスク(CD)、レーザディスク、光ディスク、デジタル汎用ディスク(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク、およびブルーレイ(登録商標)ディスクを含む。なお、ディスク(disc)がレーザにより光学的にデータを再生するのに対し、ディスク(disk)は、通常磁気的にデータを再生する。
したがって、ある態様は、本明細書において示されるオペレーションを行うためのコンピュータ・プログラム・プロダクトを含むことができる。例えば、そのようなコンピュータ・プログラム・プロダクトは、記憶された(および/または符号化された)命令を有するコンピュータ可読媒体を含むことができ、当該命令は、本明細書において説明されたオペレーションを行うよう1つまたは複数のプロセッサによって実行可能である。ある態様の場合、コンピュータ・プログラム・プロダクトは、パッキング・マテリアルを含むことができる。
ソフトウェアまたは命令はまた、送信媒体上で送信されてもよい。例えば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、より対線、デジタル加入者ライン(DSL)、またはワイヤレス技術(例えば、赤外線、無線、および電磁波)を使用して、ウェブサイト、サーバー、または他の遠隔ソースから送信される場合、当該同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、より対線、DSL、またはワイヤレス技術(例えば、赤外線、無線、および電磁波)は、媒体の定義に含まれる。
さらに、本件明細書記載の方法および技術を実行するためのモジュールおよび/または他の適切な手段は、ダウンロードされることができおよび/またはそうでなければ、適用可能なものとしてユーザ端末および/または基地局によって得られることができることが認識されるべきである。例えば、そのようなデバイスは、本件明細書記載の方法を実行するための手段の送信を容易にするためにサーバーに結合されることができる。代替的に、本件明細書記載の様々な方法は、ユーザ端末および/または基地局がデバイスへの記憶媒体を結合または提供することに基づく様々な方法を得ることができるように記憶手段(例えば、RAM、ROM、コンパクトディスク(CD)またはフロッピーディスクなどのような物理記憶媒体)によって提供されることができる。さらに、本件明細書記載の方法および技術をデバイスに提供するための任意の他の適切な技術が利用されることができる。
特許請求の範囲は、上で例示された寸分違わない構成およびコンポーネントに制限されないことが理解される。特許請求の範囲から逸脱することの範囲で上に記載された方法および装置のアレンジメント、オペレーション、および詳細において、様々な修正、変更、およびバリエーションがなされることができる。

Claims (50)

  1. ワイヤレス通信システムにおいて複数のワイヤレス・ノードからのデータの同時送信をスケジュールするための方法であって、
    第1のアップリンク送信機会の開始の表示を備えるダウンリンク送信を1つまたは複数のワイヤレス・ノードへ送信することと、
    第2のアップリンク送信機会における1つまたは複数のアップリンク・ストリームの要求およびアップリンクデータを備える前記1つまたは複数のワイヤレス・ノードからのアップリンク送信を前記第1のアップリンク送信機会の間に受信することと
    を備える方法。
  2. 前記受信することは、空間分割多元接続(SDMA)方式を通して送られるデータの同時送信を受信することを備える、請求項1に記載の方法。
  3. 前記送信することは、空間分割多元接続(SDMA)方式を通して送信することを備える、請求項1に記載の方法。
  4. 前記送信することは、ワイヤレス・ノードのグループへアドレス指定される区分表示を含むダウンリンク送信を送信することを備える、請求項1に記載の方法。
  5. 前記送信することは、異なるワイヤレス・ノードへアドレス指定される複数の区分表示を含むダウンリンク送信を送信することを備える、請求項1に記載の方法。
  6. 前記送信することは、前記1つまたは複数のワイヤレス・ノードのためのダウンリンクデータおよび少なくとも1つの区分表示を含むダウンリンク送信を送信することを備える、請求項1に記載の方法。
  7. 前記送信することは、少なくとも1つのブロック・アックノレッジメント要求を含むダウンリンク送信を送信することを備える、請求項1に記載の方法。
  8. 前記受信することは、以前に送信されたダウンリンクデータの少なくとも1つのアックノレッジメントを含むアップリンク送信を受信することを備える、請求項1に記載の方法。
  9. 前記受信することは、少なくとも1つのブロック・アックノレッジメント要求を含むアップリンク送信を受信することを備える、請求項1に記載の方法。
  10. 前記送信することは、ブロック・アックノレッジメント、ブロック・アックノレッジメント要求、またはダウンリンクデータのうちの少なくとも1つおよび前記第1のアップリンク送信機会の前記開始の前記表示を含むダウンリンク送信を送信することを備える、請求項1に記載の方法。
  11. ワイヤレス通信システムにおいてワイヤレス・ノードからアクセス・ポイントへデータの送信をスケジュールするための方法であって、
    第1のアップリンク送信機会の開始の表示を備えるダウンリンク送信を前記アクセス・ポイントから受信することと、
    第2のアップリンク送信機会において1つまたは複数のアップリンク・ストリームの要求およびアップリンクデータを備えるアップリンク送信を前記第1のアップリンク送信機会の間に送信することと
    を備える方法。
  12. 前記受信することは、空間分割多元接続(SDMA)方式を通して送られる前記ダウンリンク送信を受信することを備える、請求項11に記載の方法。
  13. 前記送信することは、空間分割多元接続(SDMA)方式を通して他のワイヤレス・ノードから送られるアップリンク送信と同時に前記アップリンク送信を送信することを備える、請求項11に記載の方法。
  14. 前記送信することは、前記アップリンク送信において以前に受信されたダウンリンクデータの少なくとも1つのアックノレッジメントを送信することを備える、請求項11に記載の方法。
  15. 前記送信することは、前記アップリンク送信において少なくとも1つのブロック・アックノレッジメント要求を送信することを備える、請求項11に記載の方法。
  16. 前記受信することは、ブロック・アックノレッジメント、ブロック・アックノレッジメント要求、またはダウンリンクデータのうちの少なくとも1つおよび前記第1のアップリンク送信機会の前記開始の前記表示を含むダウンリンク送信を受信することを備える、請求項11に記載の方法。
  17. ワイヤレス通信のための装置であって、
    第1のアップリンク送信機会の開始の表示を備えるダウンリンク送信を1つまたは複数のワイヤレス・ノードへ送信するための送信機と、
    第2のアップリンク送信機会において1つまたは複数のアップリンク・ストリームの要求およびアップリンクデータを備える前記1つまたは複数のワイヤレス・ノードからアップリンク送信を前記第1のアップリンク送信機会の間に受信するための受信機と
    を備える装置。
  18. 前記受信機は、空間分割多元接続(SDMA)方式を通して送られるデータの同時送信を受信するように構成される、請求項17に記載の装置。
  19. 前記送信機は、空間分割多元接続(SDMA)方式を通して送信することを含む第1のアップリンク送信機会の開始を示すフレームを前記1つまたは複数のワイヤレス・ノードへ送信するように構成される、請求項17に記載の装置。
  20. 前記ダウンリンク送信は、ワイヤレス・ノードのグループへアドレス指定される区分表示を備える、請求項17に記載の装置。
  21. 前記ダウンリンク送信は、異なるワイヤレス・ノードへアドレス指定される複数の区分表示を備える、請求項17に記載の装置。
  22. 前記ダウンリンク送信は、前記1つまたは複数のワイヤレス・ノードのためのダウンリンクデータおよび少なくとも1つの区分表示を備える、請求項17に記載の装置。
  23. 前記ダウンリンク送信は、少なくとも1つのブロック・アックノレッジメント要求を備える、請求項17に記載の装置。
  24. 前記アップリンク送信は、以前に送信されたダウンリンクデータの少なくとも1つのアックノレッジメントを備える、請求項17に記載の装置。
  25. 前記アップリンク送信は、少なくとも1つのブロック・アックノレッジメント要求を備える、請求項17に記載の装置。
  26. 前記ダウンリンク送信は、ブロック・アックノレッジメント、ブロック・アックノレッジメント要求、またはダウンリンクデータのうちの少なくとも1つおよび前記第1のアップリンク送信機会の前記開始の前記表示を備える、請求項17に記載の装置。
  27. ワイヤレス通信のための装置であって、
    第1のアップリンク送信機会の開始の表示を備えるダウンリンク送信をアクセス・ポイントから受信するための受信機と、
    第2のアップリンク送信機会において1つまたは複数のアップリンク・ストリームの要求およびアップリンクデータを備えるアップリンク送信を前記第1のアップリンク送信機会の間に送信するための送信機と
    を備える装置。
  28. 前記受信機は、空間分割多元接続(SDMA)方式を通して送られる前記ダウンリンク送信を受信するように構成される、請求項27に記載の装置。
  29. 前記送信機は、空間分割多元接続(SDMA)方式を通して他のワイヤレス・ノードから送られるアップリンク送信と同時に前記アップリンク送信を送信するように構成される、請求項27に記載の装置。
  30. 前記アップリンク送信は、以前に受信されたダウンリンクデータの少なくとも1つのアックノレッジメントを備える、請求項27に記載の装置。
  31. 前記アップリンク送信は、少なくとも1つのブロック・アックノレッジメント要求を備える、請求項27に記載の装置。
  32. 前記ダウンリンク送信は、ブロック・アックノレッジメント、ブロック・アックノレッジメント要求、またはダウンリンクデータのうちの少なくとも1つおよび前記第1のアップリンク送信機会の前記開始の前記表示を備える、請求項27に記載の装置。
  33. ワイヤレス通信のための装置であって、
    第1のアップリンク送信機会の開始の表示を備えるダウンリンク送信を1つまたは複数のワイヤレス・ノードへ送信するための手段と、
    第2のアップリンク送信機会において1つまたは複数のアップリンク・ストリームの要求およびアップリンクデータを備える前記1つまたは複数のワイヤレス・ノードからアップリンク送信を前記第1のアップリンク送信機会の間に受信するための手段と
    を備える装置。
  34. 前記1つまたは複数のワイヤレス・ノードからアップリンク送信を受信するための前記手段は、空間分割多元接続(SDMA)方式を通して送られるデータの同時送信を受信するように構成される、請求項33に記載の装置。
  35. 送信するための前記手段は、空間分割多元接続(SDMA)方式を通して送信することを備える第1のアップリンク送信機会の開始を示すフレームを前記1つまたは複数のワイヤレス・ノードへ送信するように構成される、請求項33に記載の装置。
  36. 前記ダウンリンク送信は、ワイヤレス・ノードのグループへアドレス指定された区分表示を備える、請求項33に記載の装置。
  37. 前記ダウンリンク送信は、異なるワイヤレス・ノードへアドレス指定された複数の区分表示を備える、請求項33に記載の装置。
  38. 前記ダウンリンク送信は、前記1つまたは複数のワイヤレス・ノードのためのダウンリンクデータおよび少なくとも1つの区分表示を備える、請求項33に記載の装置。
  39. 前記ダウンリンク送信は、少なくとも1つのブロック・アックノレッジメント要求を備える、請求項33に記載の装置。
  40. 前記アップリンク送信は、以前に送信されたダウンリンクデータの少なくとも1つのアックノレッジメントを備える、請求項33に記載の装置。
  41. 前記アップリンク送信は、少なくとも1つのブロック・アックノレッジメント要求を備える、請求項33に記載の装置。
  42. 前記ダウンリンク送信は、ブロック・アックノレッジメント、ブロック・アックノレッジメント要求、またはダウンリンクデータのうちの少なくとも1つおよび前記第1のアップリンク送信機会の前記開始の前記表示を備える、請求項33に記載の装置。
  43. ワイヤレス通信システムにおいてワイヤレス・ノードからアクセス・ポイントへデータの送信をスケジュールするための装置であって、
    第1のアップリンク送信機会の開始の表示を備えるダウンリンク送信を前記アクセス・ポイントから受信するための手段と、
    第2のアップリンク送信機会において1つまたは複数のアップリンク・ストリームの要求およびアップリンクデータを備えるアップリンク送信を前記第1のアップリンク送信機会の間に送信するための手段と
    を備える装置。
  44. 前記ダウンリンク送信を受信するための前記手段は、空間分割多元接続(SDMA)方式を通して送られる前記ダウンリンク送信を受信するための手段を備える、請求項43に記載の装置。
  45. 前記アップリンク送信を送信するための前記手段は、空間分割多元接続(SDMA)方式を通して他のワイヤレス・ノードから送られるアップリンク送信と同時に前記アップリンク送信を送信するための手段を備える、請求項43に記載の装置。
  46. 前記アップリンク送信は、以前に受信されたダウンリンクデータの少なくとも1つのアックノレッジメントを備える、請求項43に記載の装置。
  47. 前記アップリンク送信は、少なくとも1つのブロック・アックノレッジメント要求を備える、請求項43に記載の装置。
  48. 前記ダウンリンク送信は、ブロック・アックノレッジメント、ブロック・アックノレッジメント要求、ダウンリンクデータのうちの少なくとも1つおよび前記第1のアップリンク送信機会の前記開始の前記表示を備える、請求項43に記載の装置。
  49. ワイヤレス通信のためのコンピュータ・プログラム・プロダクトであって、
    第1のアップリンク送信機会の開始の表示を備えるダウンリンク送信を1つまたは複数のワイヤレス・ノードへ送信し、
    第2のアップリンク送信機会において1つまたは複数のアップリンク・ストリームの要求およびアップリンクデータを備える前記1つまたは複数のワイヤレス・ノードからアップリンク送信を前記第1のアップリンク送信機会の間に受信する
    よう実行可能な命令により符号化されるコンピュータ可読媒体を備える、
    コンピュータ・プログラム・プロダクト。
  50. 通信のためのコンピュータ・プログラム・プロダクトであって、
    第1のアップリンク送信機会の開始の表示を備えるダウンリンク送信を前記アクセス・ポイントから受信し、
    第2のアップリンク送信機会において1つまたは複数のアップリンク・ストリームの要求およびアップリンクデータを備えるアップリンク送信を前記第1のアップリンク送信機会の間に送信する
    よう実行可能な命令により符号化されるコンピュータ可読媒体を備える、
    コンピュータ・プログラム・プロダクト。
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