JP2016523019A - ワイヤレス送信用のグループスケジューリングおよび肯定応答 - Google Patents

ワイヤレス送信用のグループスケジューリングおよび肯定応答 Download PDF

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Abstract

肯定応答(ACK)フレームが、グループACK部分およびスケジューリング情報部分の、2つの部分を有する。グループACK部分中には、局(STA)ごとの前のアップリンク(UL)送信についてのACK/NACKインジケータが含まれる。スケジューリング情報部分では、選択されたSTAごとの後続のUL送信について含まれる情報は、たとえば、選択されたSTAの数、各選択されたSTAの媒体アクセス制御(MAC)アドレス、選択されたSTAごとのデータ送信持続時間、選択されたSTAごとの送信レート、要求送信持続時間、パイロット送信順序、またはSTA送信順序のうちの1つまたは複数を備え得る。

Description

優先権の主張
[0001] 本出願は、各々の開示が参照により本明細書に組み込まれる、本願の譲受人が所有する、2013年4月19日に出願された、代理人整理番号第131325P1号を割り当てられた米国仮特許出願第61/813,775号、および2013年5月8日に出願された、代理人整理番号第131325P2号を割り当てられた米国仮特許出願第61/821,178号、および2014年4月17日に出願された、代理人整理番号第131325号を割り当てられた米国非仮特許出願第14/255,946号の利益、ならびにそれらの優先権を主張する。
[0002] 本出願は、一般に、ワイヤレス通信に関し、より詳細には、限定はしないが、グループスケジューリングおよび肯定応答に関する。
[0003] 通信ネットワークは、ユーザがいくつかの対話している空間的に分離されたデバイスの間でメッセージを交換するのを可能にする。通信ネットワークは、たとえば、広域、メトロポリタンエリア、ローカルエリア、またはパーソナルエリアであり得る地理的な範囲に従って分類され得る。そのようなネットワークは、ワイドエリアネットワーク(WAN)、メトロポリタンエリアネットワーク(MAN)、ローカルエリアネットワーク(LAN)、またはパーソナルエリアネットワーク(PAN)としてそれぞれ指定され得る。通信ネットワークはまた、様々なネットワーク装置およびデバイスを相互接続するために用いられる交換技法ならびに/または経路指定技法により異なる。たとえば、通信ネットワークは、回路交換、パケット交換、またはそれらの2つの何らかの組合せを使用することができる。通信ネットワークは、送信のために用いられ得る物理媒体のタイプによって異なり得る。たとえば、通信ネットワークは、ワイヤード通信、ワイヤレス通信、または両方のタイプの通信をサポートし得る。通信ネットワークは、通信プロトコルの異なるセットを使用することも可能である。そのような通信プロトコルの例としては、インターネットプロトコル(IP)スイート、同期光ネットワーク(SONET)プロトコル、およびイーサネット(登録商標)プロトコルがある。
[0004] 一般に、ワイヤレスネットワークは、無線、マイクロ波、赤外線、光、または他の周波数帯域内の電磁波を使用する非誘導伝搬モードでは、無形の物理媒体を用いる。したがって、ワイヤレスネットワークは、固定ワイヤードネットワークと比較して、ユーザモビリティと迅速なフィールド展開とを容易にするためにより良好に適合され得る。たとえば、ワイヤレスネットワークは、モバイルであり、動的接続性ニーズを有するネットワーク要素を容易にサポートする。ワイヤレスネットワークの使用はまた、固定トポロジーではなく、アドホックトポロジーを有するネットワークアーキテクチャを提供することが望ましいシナリオに関して好ましい場合がある。
[0005] ワイヤレスネットワークは、ある定義された地理的エリア内のユーザに様々なタイプのサービス(たとえば、音声、データ、マルチメディアサービスなど)を提供するために、その地理的エリア全体に展開され得る。典型的な実装形態では、ワイヤレスネットワークによってサービスされる地理的エリア内で動作しているアクセス端末(たとえば、局(STA))にワイヤレス接続性を与えるために、1つまたは複数のアクセスポイント(AP)が展開される。
[0006] いくつかのワイヤレスネットワークは、多入力多出力(MIMO)技術またはマルチユーザMIMO(MU−MIMO)技術を実装する。MIMOシステムは、データ送信用の複数(NT)個の送信アンテナと複数(NR)個の受信アンテナとを用いる。NT個の送信アンテナおよびNR個の受信アンテナによって形成されるMIMOチャネルは、空間チャネルまたは空間ストリームとも呼ばれる、NS個の独立チャネルに分解され得、この場合、NS≦min{NT,NR}である。NS個の独立チャネルの各々は1つの次元に対応する。複数の送信アンテナおよび受信アンテナによって作成された追加の次元数が利用された場合、MIMOシステムは改善された性能(たとえば、より高いスループットおよび/またはより大きい信頼性)を与えることができる。
[0007] 実際には、オーバーヘッドがアップリンク(UL)MU−MIMO送信について比較的高くなり得る。たとえば、いくつかのMU−MIMOシステムでは、各UL MU−MIMO送信について、APは、2つの特殊な送信可(CTS:clear-to-send)メッセージを送る必要がある。第1のCTSメッセージは、MU−MIMO送信についての要求を送るためにバッファデータでSTAをトリガする。第2のCTSメッセージは、受信された要求に基づいてMU−MIMO送信のための選択されたアクセス端末を示す。
[0008] 図1は、UL MU−MIMO送信100についてのこの比較的大きいオーバーヘッドの一例を示す。第1のラウンドチャネル競合中に、開始STAは、それが送るべきULデータを有することを示すために送信要求(RTS:request-to-send)を送る。APは、次いで、MU−MIMO送信についての要求を送るためにバッファデータで他のSTAをトリガするために、MU−CTSを送る。第2のラウンドチャネル競合中に、他のSTAはRTSを送る。APは、次いで、受信された要求に基づいてMU−MIMO送信のための選択されたSTAを示すためにグローバルCTS(G−CTS:global CTS)を送る。この例では、STA1〜STA3が送信するように選択される(たとえば、スケジュールされる)。最終的に、APは、STA1〜STA3からの送信の受信に肯定応答するためにグローバル肯定応答(G−ACK:global acknowledgement)を送る。
[0009] 本開示のいくつかの例示的な態様の概要は以下の通りである。この概要は、そのような態様の基本的理解を与えるために、読者の便宜のために与えられるものであり、本開示の幅を完全に定義するとは限らない。この概要は、すべての企図された態様の包括的な概観ではなく、すべての態様の主要なまたは重要な要素を識別するものでも、いずれかまたはすべての態様の範囲を定めるものでもない。その唯一の目的は、後で提示するより詳細な説明の導入として、1つまたは複数の態様のいくつかの概念を簡略化された形態で提示することである。便宜上、本開示の単一の態様または複数の態様を指すために本明細書では、いくつかの態様という用語が使用され得る。
[0010] 本開示は、いくつかの態様では、マルチユーザ送信のためのオーバーヘッド低減に関する。マルチユーザ送信の例は、限定はしないが、UL MU−MIMO送信、UL直交周波数分割多元接続(OFDMA)送信、およびUL時間領域スケジュールド送信(TDST:time-domain-scheduled-transmission)通信(たとえば、802.11省電力マルチポール(PSMP:power-save-multi-poll))を含む。
[0011] いくつかの態様では、UL MU−MIMO送信、UL OFDMA送信、UL TDST送信、ULスケジュールド時間周波数送信、または他のタイプのマルチユーザ送信において使用される制御フレームの数を低減するために新規の肯定応答(ACK)フレームが用いられる。
[0012] たとえば、APは、ACKフレーム中にスケジューリング機能を組み合わせ得る。これらのスケジューリング機能は、たとえば、送信(たとえば、MU−MIMO送信)についての要求を送るためにバッファデータでSTAをトリガすること、および/または受信された要求に基づいて送信(たとえば、MU−MIMO送信)のための選択されたSTAを示すことを含み得る。
[0013] 一例では、フレームは、グループACK部分およびスケジューリング情報部分という、2つの部分を有する。グループACK部分中には、STAごとの前のUL送信についてのACK/NACKインジケータが含まれる。スケジューリング情報部分では、選択されたSTAごとの後続のUL送信について含まれる情報は、たとえば、選択されたSTAの数、各選択されたSTAのMACアドレス、選択されたSTAごとのデータ送信持続時間、選択されたSTAごとの送信レート(たとえば、変調およびコーディング方式(MCS:modulation and coding scheme))、(たとえば、UL MU−MIMO用の)要求送信持続時間、(たとえば、UL MU−MIMO用の)パイロット送信順序、または(たとえば、ULスケジュールド送信用の)STA送信順序のうちの1つまたは複数を備え得る。
[0014] 本開示の様々な態様は、通信用に構成された装置を提供する。本装置は、データと、送信するための要求とを受信するように構成された受信機と、受信されたデータに関連する肯定応答情報と、受信された送信するための要求に関連するスケジューリング情報とを備える媒体アクセス制御(MAC)フレームを生成するように構成された処理システムと、ここにおいて、肯定応答情報は、肯定応答情報が生成される装置の量の表示を備える、フレームを送信するように構成された送信機とを備える。
[0015] 本開示の他の態様は、通信の方法を提供する。本方法は、データと、送信するための要求とを受信することと、受信されたデータに関連する肯定応答情報と、受信された送信するための要求に関連するスケジューリング情報とを備える媒体アクセス制御(MAC)フレームを生成することと、ここにおいて、肯定応答情報は、肯定応答情報が生成される装置の量の表示を備える、フレームを送信することとを備える。
[0016] 本開示の他の態様は、通信用に構成された別の装置を提供する。この他の装置は、データと、送信するための要求とを受信するための手段と、受信されたデータに関連する肯定応答情報と、受信された送信するための要求に関連するスケジューリング情報とを備える媒体アクセス制御(MAC)フレームを生成するための手段と、ここにおいて、肯定応答情報は、肯定応答情報が生成される装置の量の表示を備える、フレームを送信するための手段とを備える。
[0017] 本開示の他の態様は、コンピュータ可読媒体を備えるコンピュータプログラム製品を提供する。コンピュータ可読媒体は、データと、送信するための要求とを受信することと、受信されたデータに関連する肯定応答情報と、受信された送信するための要求に関連するスケジューリング情報とを備える媒体アクセス制御(MAC)フレームを生成することと、ここにおいて、肯定応答情報は、肯定応答情報が生成される装置の量の表示を備える、フレームを送信することとを行うように実行可能なコードを備える。
[0018] 本開示の他の態様は、アクセスポイントを提供する。このアクセスポイントは、アンテナと、データと、送信するための要求とを受信するように構成された受信機と、受信されたデータに関連する肯定応答情報と、受信された送信するための要求に関連するスケジューリング情報とを備える媒体アクセス制御(MAC)フレームを生成するように構成された処理システムと、ここにおいて、肯定応答情報は、肯定応答情報が生成される装置の量の表示を備える、アンテナを介してフレームを送信するように構成された送信機とを備える。
[0019] 本開示のこれらおよび他の例示的な態様について、以下の詳細な説明および特許請求の範囲、ならびに添付の図面において説明する。
[0020] 従来のUL MU−MIMO送信の一例を示す図。 [0021] 本開示のいくつかの態様による、グループ肯定応答を用いるワイヤレス通信ネットワークの一例を示す機能ブロック図。 [0022] 本開示のいくつかの態様による、複数のサイクルを備えるUL MU−MIMOセッションの一例を示す図。 [0023] 本開示のいくつかの態様による、フレーム構造の一例を示す図。 [0024] 本開示のいくつかの態様による、UL MU−MIMOセッションの開始段階の一例を示す図。 [0025] 本開示のいくつかの態様による、UL MU−MIMOセッションの経験段階の一例を示す図。 [0026] 本開示のいくつかの態様による、UL MU−MIMOセッションの別の経験段階の一例を示す図。 [0027] 本開示のいくつかの態様による、UL MU−MIMOセッションの別の経験段階の一例を示す図。 [0028] 本開示のいくつかの態様による、UL MU−MIMOセッションの終了段階の一例を示す図。 [0029] 従来のスケジュールド送信の一例を示す図。 [0030] 本開示のいくつかの態様による、ULスケジュールド送信の一例を示す図。 [0031] 本開示のいくつかの態様による、フレーム構造の一例を示す図。 [0032] 本開示のいくつかの態様による、フレームを生成し送信する一例に関する動作のいくつかの例示的な態様を示すフローチャート。 [0033] 本開示のいくつかの態様による、フレームを生成し送信する一例に関する動作のいくつかの追加の態様を示すフローチャート。 [0034] 本開示のいくつかの態様による、フレームを受信しこのフレームの受信に基づいてアクションを取る一例に関する動作のいくつかの例示的な態様を示すフローチャート。 [0035] 本開示の1つまたは複数の態様が適用例を見つけ得るネットワーク環境の一例を示す図。 [0036] 本開示のいくつかの態様による、ワイヤレス通信システム内で用いられ得る装置の一例を示す機能ブロック図。 [0037] ワイヤレス通信を送信するために、図17の装置において利用され得る例示的な構成要素を示す機能ブロック図。 [0038] ワイヤレス通信を受信するために、図17の装置において利用され得る例示的な構成要素を示す機能ブロック図。 [0039] 本開示のいくつかの態様による、通信ノード内で用いられ得る構成要素のいくつかの例示的な態様を示す機能ブロック図。 [0040] 本開示のいくつかの態様による、肯定応答情報とスケジューリング情報とを備えるフレームの使用に関する機能で構成された装置のいくつかの例示的な態様を示す機能ブロック図。 本開示のいくつかの態様による、肯定応答情報とスケジューリング情報とを備えるフレームの使用に関する機能で構成された装置のいくつかの例示的な態様を示す機能ブロック図。 本開示のいくつかの態様による、肯定応答情報とスケジューリング情報とを備えるフレームの使用に関する機能で構成された装置のいくつかの例示的な態様を示す機能ブロック図。
[0041] 慣例により、図面に示す特徴は、明快のために簡略化され、概して、一定の縮尺で描かれていない。すなわち、これらの特徴の寸法および間隔は、たいていの場合、明快のために拡張または縮小される。さらに、説明のために、図面は、概して、一般に所与の装置(たとえば、デバイス)または方法において用いられる構成要素のすべてを示しているとは限らない。最後に、本明細書および図の全体にわたって、同様の特徴を示すために同様の参照番号が使用され得る。
[0042] 本開示の様々な態様が以下で説明される。本明細書の教示は多種多様な形態で具現化されることが可能であり、本明細書で開示されている任意の特定の構造、機能、またはその両方は代表的なものにすぎないことは明らかであろう。本明細書の教示に基づいて、本明細書で開示される態様は任意の他の態様とは独立に実装され得ること、およびこれらの態様のうちの2つ以上を様々な方法で組み合わせることができることを、当業者は諒解されよう。たとえば、本明細書に記載の態様をいくつ使用しても、装置を実装し、または方法を実践することができる。さらに、本明細書に記載の態様のうちの1つまたは複数に加えて、または、それら以外の、他の構造、機能、または構造および機能を使用して、そのような装置を実装し、またはそのような方法を実践することができる。さらに、本明細書で開示するどの態様も請求項の1つまたは複数の要素によって具現化され得る。上記の一例として、いくつかの態様では、ワイヤレス通信の方法は、データと、送信するための要求とを受信することと、受信されたデータに関連する肯定応答情報と、受信された送信するための要求に関連するスケジューリング情報とを備える媒体アクセス制御(MAC)フレームを生成することと、ここにおいて、肯定応答情報は、肯定応答情報が生成される装置の量の表示を備える、フレームを送信することとを備え得る。さらに、いくつかの態様では、肯定応答情報は、装置の各々について、装置からデータが正常に受信されたかどうかを示す。
[0043] 図2は、アクセスポイント202と複数の局204、206、および208とを含むワイヤレス通信ネットワーク200の一例を示す。アクセスポイント202と局204、206、および208とはマルチユーザ通信をサポートし、それにより、アクセスポイント202は、アクセスポイント202がそれぞれ局204、206、および208から受信するそれぞれのデータ送信212、214、および216に応答して、局204、206、および208にグループ肯定応答(ACK)210を送る。
[0044] 図2に示すように、局204、206、および208は、それらが送るべきデータを有するときはいつでも、それぞれの送信するための要求218、220、および222をアクセスポイント202に送る。送信するための要求218、220、および222に応答して、アクセスポイント202は、局204、206、および208のいずれが送信することを可能にされるのかおよび/またはどのように送信することを可能にされるのかを指定するためにスケジューリング情報をグループACK210中に含める。
[0045] 図3〜図12を参照すると、例示的な肯定応答支援UL通信方式の様々な態様について説明されている。例示のために、これらの技法については、UL MU−MIMOを用いるIEEE802.11ベースのシステムのコンテキストにおいて説明することがある。しかしながら、本明細書の教示は、他のタイプの構成要素を使用しておよび/または他のタイプの通信技術を使用して実装され得ることを諒解されたい。
[0046] 図3の例では、UL MU−MIMOセッション300は複数のサイクルを有し、サイクルごとに1つのMU−MIMO送信をもつ。各サイクルは、(たとえば、図3のデータブロック用の)MU−MIMO送信期間または間隔と、ACKフレームと、(たとえば、図3の要求ブロックR1、R2などのための)要求送信期間または間隔とからなる。MU−MIMO送信期間において、APは、同時にデータを送るためのSTAを選択する。APは、次いで、STAごとの合格/不合格結果を示すためにグループ肯定応答(ACK)を送る。後続の要求送信期間において、バッファデータをもつSTAは、次のMU−MIMO送信についての要求を送る。上記の3つのセクションは固定持続時間(たとえば、ショートフレーム間スペース(SIFS:short interframe space))によって分離され得る。
[0047] ACKは、将来のMU−MIMO送信についてのスケジューリング情報を含み得る。たとえば、図示のように、ACK306は、サイクルn中に受信された要求に基づいてサイクルn+2中にMU−MIMO送信のための選択されたSTAを示し得る(図3中の破線楕円を参照)。ACKはまた、後続の要求送信間隔302とMU−MIMO送信間隔304との開始時間および/または持続時間を示し得る。最後に、ACKは、後続のMU−MIMO送信の終了までの時間を予約するためにそれのネットワーク割振りベクトル(NAV)を設定し得る。
[0048] 図4は、本明細書の教示に従って使用され得る802.11ACK支援MU−MIMO用のACKフレーム構造400の一例を示す。フレーム構造は、プリアンブルと、物理レイヤコンバージェンスプロトコルヘッダと、後続のMACプロトコルデータユニットとを含む、802.11フレーム構造に基づく。簡潔のために、図4にはMACプロトコルデータユニット部分のみが示されている。
[0049] フレームの第1の部分は、MACヘッダ中のキーフィールドとして指定される。キーフィールドは、フレーム制御と、持続時間と、ブロードキャストアドレス(図示せず)とを含み得る。
[0050] フレーム制御(FC)は、01に設定された制御フィールドを有し、0000〜0110中の任意の数としてサブタイプフィールドを有する(使用されず)。FCは、これがMU−MIMO用のスケジューリング情報をもつ特殊なACKであることを示すために使用される。
[0051] 持続時間(NAV)は、ACKフレーム持続時間と、後続の要求送信持続時間と、後続のMU−MIMO送信持続時間と、中間のギャップとからなる。
[0052] (図4に示されていない)ブロードキャストアドレスは、フレーム本体が、このブロードキャストアドレスによってアドレス指定されるサービスされるMU−MIMO対応STAによって読み取られる必要のみがあることを示すために使用される。
[0053] 図4のフレームの第2の部分は、フレーム本体中のACK/NACKフィールドとして指定される。これらのフィールドは、グループACK/NACKがダイレクトされるSTAの数を示す。これらのフィールドはまた、最後のMU−MIMO送信におけるSTAごとのアドレスおよびACK/NACKビットを示すために使用される。
[0054] 図4のフレームの第3の部分は、フレーム本体中のスケジューリング情報フィールドとして指定される。これらのフィールドは、次のMU−MIMO送信中に送信するようにスケジュールされるSTAの数を示す。
[0055] スケジューリング情報フィールドは、選択されたSTAアドレスを示すために使用され得る。選択されたSTAはまた、示されたアドレス順序に従って次のMU−MIMO送信期間の最初にパイロットを送信し得る。
[0056] スケジューリング情報フィールドはまた、後続の要求送信持続時間とMU−MIMO送信持続時間とを示すために使用され得る。APは、両方の持続時間を0として設定することによってUL MU−MIMOセッションの終了を示すことができる。セッションが終了した場合、STAとAPは、キャリア検知多重アクセス(CSMA:carrier sense multiple access)に基づいてチャネルについて競合し得る。さらに、スケジューリング情報フィールドは、場合によっては、(図4に示されていない)後続の要求送信開始時間および/またはMU−MIMO送信開始時間を指定するために使用され得る。
[0057] スケジューリング情報フィールドはまた、場合によっては、(図4に示されていない)STAごとの変調およびコーディング方式(MCS)を指定するために使用され得る。MCSは、たとえば、(図4に示されていない)受信された要求の受信信号強度表示(RSSI:received signal strength indication)、受信された要求の数、または前の復号結果のうちの1つまたは複数に基づき得る。APがMCSを指定しない場合、STAは、たとえば、APのビーコンRSSIならびに前の復号結果に基づいてそれのMCSを選定することができる。
[0058] スケジューリング情報フィールドはまた、場合によっては、(図4に示されていない)MU−MIMO送信間隔におけるSTAパイロット送信順序を指定するために使用され得る。APがこの順序を指定しない場合、STAは、たとえば、選択されたSTAアドレス順序に基づいて順序を選定することができる。
[0059] 図5〜図9は、ACK支援UL MIMOセッション用の手順の一例を示す。図5〜図9に示すように、セッションは、サイクル1における開始段階と、サイクル2〜4における経験段階と、サイクル5における終了段階とを有する。
[0060] 最初に図5のセッション500を参照すると、サイクル1は開始段階である。ここで、APは、本明細書で説明するように(たとえば、スケジューリング情報を含む)追加の機能とともにACKを送ることによってSTA1のデータに肯定応答する。ACKは、図5に示す後続の要求送信間隔502とMU−MIMO送信間隔504との持続時間を示し得る。送るべきデータをもつSTAは、示された要求送信間隔中に要求を送り、ACKによって選択されたSTAは、示されたMU−MIMO送信間隔中に送信する。STA1が、サイクル1中で送られるそれのデータ中に「より多くのデータ」を示す場合、ACKは、STA1がサイクル2中の送信のために選択されたことを示し得る。他の場合、APは、スケジューリング情報を搬送するためにサイクル2中でACKの代わりに(図5に示されていない)特殊なCTSを送り得る。ACKは、サイクル2における後続のMU−MIMO送信の終了までの時間を予約するためにそれのNAVを設定し得る。
[0061] 次に図6のセッション600を参照すると、サイクル2は経験段階である。ここで、APは、本明細書で説明するように追加の機能とともにACKを送ることによってSTA1のデータに肯定応答する。ACKは、図6に示す後続の要求送信間隔602とMU−MIMO送信間隔604との持続時間を示し得る。ACKは、(STA1とSTA2とがサイクル1中で要求を送ったので)STA1とSTA2とがサイクル3における送信のために選択されたことを示し得る。ACKは、サイクル3におけるMU−MIMO送信の終了までの時間を予約するためにそれのNAVを設定し得る。
[0062] 図7のセッション700を参照すると、サイクル3は別の経験段階である。ここで、APは、本明細書で説明するように追加の機能とともにACK(A)を送ることによってSTA1のデータとSTA2のデータとに肯定応答する。ACKは、図7に示す後続の要求送信間隔702とMU−MIMO送信間隔704との持続時間を示し得る。ACKは、(STA2とSTA3とがサイクル2中で要求を送ったので)STA2とSTA3とがサイクル4における送信のために選択されたことを示し得る。ACKは、サイクル4におけるMU−MIMO送信の終了までの時間を予約するためにそれのNAVを設定し得る。
[0063] 図8のセッション800を参照すると、サイクル4も別の経験段階である。ここで、APは、本明細書で説明するように追加の機能とともにACKを送ることによってSTA2のデータとSTA3のデータとに肯定応答する。ACKは、図8に示す後続の要求送信間隔802とMU−MIMO送信間隔804との持続時間を示し得る。ACKは、(STA1とSTA2とSTA3とがすべてサイクル3中で要求を送ったので)STA1とSTA2とSTA3とがサイクル5における送信のために選択されたことを示し得る。ACKは、サイクル5におけるMU−MIMO送信の終了までの時間を予約するためにそれのNAVを設定し得る。
[0064] 図9のセッション900を参照すると、サイクル5は終了段階である。ここで、APは、本明細書で説明するように追加の機能とともにACKを送ることによってSTA1のデータとSTA2のデータとSTA3のデータとに肯定応答する。ACKは、(どのSTAもサイクル4中で要求を送ることによってデータを有することを示していないので)後続の要求送信間隔とMU−MIMO送信間隔とのゼロ持続時間を示し得る。APはまた、最大セッション持続時間に達した場合にMU−MIMOセッションを終了することができる。ACKは、どのSTAも後続のMU−MIMO送信のために選択されていないことを示し得る。ACKは、STAとAPとがこのACK後にCSMAにおいてチャネルについて競合し得るように、それ自体をカバーするためにのみNAVを設定し得る。
[0065] UL MU−MIMOについて考慮に入れられ得るいくつかの追加の考慮事項について以下で説明する。
[0066] STAは、要求送信間隔中に要求を送るために様々な方法を用い得る。たとえば、STAは、要求送信間隔内のCSMAに基づいて要求を送るために競合し得る。別の例として、STAは、(たとえば、OFDMAまたはCDMAを使用して)直交チャネル中で要求を送ることができる。
[0067] APは、MU−MIMO送信のためのSTAを選択するために様々な方法を用い得る。たとえば、APは、受信された要求のRSSIに基づいて最初のM個の最も強いSTAを選択することができ、ただし、Mは、(選択されたSTAごとに1つのストリームを仮定する)ストリームの数の最大値である。
[0068] MU−MIMO間隔持続時間の決定は様々な方法で行われ得る。たとえば、持続時間は、STAが最も低いレートで少なくとも1つのフレームを送ることができるように、最も低いレートにおける典型的なフレーム長(たとえば、1500バイト)に対応するように選択され得る。
[0069] STAパイロット送信順序は様々な方法で指定され得る。たとえば、MU−MIMO送信間隔の最初に、選択されたSTAは、ACK中に示されるアドレス順序に従ってTDMAでパイロット信号を送信し得る。パイロットセッション後に、選択されたSTAは、データフレームを並列に送り得る。
[0070] 次に図10〜図12を参照すると、上述のように、本開示はまた、いくつかの態様では、UL時間領域スケジュールド送信のためのオーバーヘッド低減に関する。上記と同様に、肯定応答フレームは、スケジュールド送信についてのスケジューリング情報を含み得る。
[0071] 従来の省電力マルチプルポール(PSMP)方式では、スケジュール情報とACK情報は、たとえば、図10のセッション1000に示すように、異なるフレーム中で送られる。UL専用トラフィックの場合、後続のULスケジュールド送信についてのスケジュールド情報は各PSMPフレーム中で送られ、それに、STAごとの前のULデータ送信結果を示すためのACKフレームが後続する。
[0072] 図11は、本明細書の教示による、ACK支援ULスケジュールド送信セッション1100(たとえば、PSMP)の一例を示す。最初に、PSMPフレームは、どのスケジュールされたSTAが中間の競合ギャップなしにULデータを連続的に送るかに基づいて、UL送信スケジュールを送る。ACKは、次いで、STAごとの合格/不合格結果を提供し得る。
[0073] ACKはまた、後続のスケジュールド送信(たとえば、サイクル2におけるデータ送信)についてのスケジューリング情報を提供し得る。たとえば、ACKは、次のスケジュールド送信サイクルにおけるスケジュールされたSTAと、それらの送信順序と、STAごとの送信開始時間と、送信持続時間とを示し得る。スケジュールされたSTAは、最後のサイクル中で「より多くのデータ」を示すSTAであり得る。ULスケジュールド送信サイクルは、どのSTAも「より多くのデータ」を示さない場合、または最大セッション持続時間に達した場合に終了し得る。
[0074] 図12は、本明細書の教示に従って使用され得るACK支援UL時間領域スケジュールド送信、UL TDST(たとえば、PSMP)用のACKフレーム構造1200の一例を示す。フレーム構造は、プリアンブルと、物理レイヤコンバージェンスプロトコルヘッダと、後続のMACプロトコルデータユニットとを含む、802.11フレーム構造に基づく。簡潔のために、図12にはMACプロトコルデータユニット部分のみが示されている。
[0075] フレームの第1の部分は、MACヘッダ中のキーフィールドとして指定される。キーフィールドは、フレーム制御と、持続時間と、ブロードキャストアドレス(図示せず)とを含み得る。
[0076] フレーム制御(FC)は、01に設定された制御フィールドを有し、0000〜0110中の任意の数としてサブタイプフィールドを有する(使用されず)。FCは、これがULスケジュールド送信用のスケジューリング情報をもつ特殊なACKであることを示すために使用される。
[0077] 持続時間(NAV)は、ACKフレーム持続時間と、ULスケジュールド送信持続時間と、中間のギャップとからなる。
[0078] (図12に示されていない)ブロードキャストアドレスは、フレーム本体が、このブロードキャストアドレスによってアドレス指定されるサービスされるULスケジュールド送信対応STAによって読み取られる必要のみがあることを示すために使用される。
[0079] 図12のフレームの第2の部分は、フレーム本体中のACK/NACKフィールドとして指定される。これらのフィールドは、グループACK/NACKがダイレクトされるSTAの数を示す。これらのフィールドは、最後のULスケジュールド送信におけるSTAごとのアドレスおよびACK/NACKビットを示すために使用される。
[0080] 図12のフレームの第3の部分は、フレーム本体中のスケジューリング情報フィールドとして指定される。これらのフィールドは、次のスケジュールド送信中に送信するようにスケジュールされるSTAの数を示す。
[0081] スケジューリング情報フィールドは、選択されたSTAアドレスを示すために使用され得る。選択されたSTAは、最後のスケジュールド送信中で「より多くのデータ」を示すSTAであり得る。どの選択されたSTAも、ULスケジュールド送信セッションの終了を暗示しない。セッションが終了した場合、STAとAPは、CSMAに基づいてチャネルについて競合し得る。
[0082] スケジューリング情報フィールドは、スケジュールされたSTAごとの送信持続時間を示すために使用され得る。さらに、スケジューリング情報フィールドは、場合によっては、スケジュールされたSTAごとの送信開始時間を示すために使用され得る。
[0083] STAを時間領域中でスケジュールする代わりに(UL TDST)、それらは周波数領域中でスケジュールされ得(たとえば、アップリンク直交周波数分割多元接続(UL OFDMA))、より一般的には、周波数領域と時間領域の両方においてスケジュールされ得る(たとえば、アップリンク時間周波数スケジュールド送信(UL TFST))。それらの場合、スケジューリング情報フィールドは、スケジュールされたSTAごとの割り振られた時間周波数リソースを示すために使用され得る。特に、スケジューリング情報フィールドは、各UL送信サイクル中の各スケジュールされたSTAについての割り振られた周波数トーンおよび/または時間期間を示すために使用され得る。
[0084] スケジューリング情報フィールドはまた、場合によっては、STAごとのMCSを指定するために使用され得る。MCSは、たとえば、(図12に示されていない)受信されたデータパケットのRSSI、または前の復号結果のうちの1つまたは複数に基づき得る。APがMCSを指定しない場合、STAは、たとえば、APのビーコンRSSIならびに前の復号結果に基づいてそれのMCSを選定することができる。
[0085] スケジューリング情報フィールドはまた、場合によっては、(図12に示されていない)次のULスケジュールド送信間隔におけるSTA送信順序を指定するために使用され得る。APがこの順序を指定しない場合、STAは、たとえば、選択されたSTAアドレス順序に基づいて順序を選定することができる。
[0086] 上記を念頭において、本明細書の教示に従って実行され得る動作の例について、図13〜図16を参照しながらより詳細に説明する。例示のために、これらの動作は、特定の装置によって実行されるものとして説明することがある。しかしながら、これらの動作は、異なる実装形態において異なるタイプの装置によって実行され得ることを諒解されたい。
[0087] 最初に図13を参照すると、いくつかの態様において、このフローチャートは、肯定応答およびスケジューリング関連情報を備えるフレームを生成し送信することに関連して第1の装置によって実行され得る例示的な動作を記述している。いくつかの実装形態では、第1の装置は、アクセスポイントまたは何らかの他の好適なタイプのノード(たとえば、リレー)を具備すること(たとえば、それを含む、それとして実装される、それの中に実装されることなど)があり、一方、他の装置は、アクセス端末または何らかの他の好適なタイプのノードを備えることがある。
[0088] ブロック1302が表すように、複数の装置との通信を確立する。たとえば、アクセスポイントは、複数のサービスされる装置とのUL MU−MIMO通信を確立し得る。別の例として、アクセスポイントは、複数のサービスされる装置とのUL OFDMA通信を確立し得る。別の例として、アクセスポイントは、複数のサービスされる装置とのUL TDST通信を確立し得る。さらに別の例として、アクセスポイントは、複数のサービスされる装置とのUL TFST通信を確立し得る。いくつかの実装形態では、複数の装置は複数のアクセス端末(たとえば、STA)を備える。
[0089] ブロック1304が表すように、データを受信する。たとえば、アクセスポイントは、それのサービスされるアクセス端末のうちの1つまたは複数からデータを受信し得る。
[0090] ブロック1306が表すように、送信するための要求を受信する。たとえば、アクセスポイントは、それのサービスされるアクセス端末のうちの1つまたは複数から送信するための要求を受信し得る。
[0091] ブロック1308が表すように、MACフレームを生成する。MACフレームは、ブロック1304において受信されたデータに関連する肯定応答情報と、ブロック1306において受信された送信するための要求に関連するスケジューリング情報とを備える。さらに、肯定応答情報は、肯定応答情報が生成される装置の量の表示を備える。
[0092] この目的で、受信されたデータに応答して、データが正常に受信されたかどうかに関する決定が行われる。たとえば、所与の装置から受信されたデータに対して、データが正常に受信されたかどうかを決定するためにCRCまたは何らかの他の好適な検査が実行され得る。データが正常に受信された場合、肯定応答情報中に、対応する装置についての肯定ACK表示が含まれ得る。データが正常に受信されなかった場合、肯定応答情報中に、対応する装置についての否定ACK(NACK)表示が含まれ得る。
[0093] さらに、受信された送信するための要求に応答して、ブロック1302において確立された通信に従ってデータ送信がスケジュールされる。たとえば、ブロック1302においてMU−MIMO通信が確立された場合、送信するための要求に応答してMU−MIMO送信がスケジュールされる。同様に、ブロック1302においてOFDMA通信が確立された場合、送信するための要求に応答してOFDMA送信がスケジュールされる。また、ブロック1302においてTDST通信が確立された場合、送信するための要求に応答してTDST送信がスケジュールされる。さらに、ブロック1302においてTFST通信が確立された場合、送信するための要求に応答してTFST送信がスケジュールされる。
[0094] 肯定応答情報は、様々な実装形態において様々な形態をとり得る。いくつかの態様では、肯定応答情報は、装置の各々について、装置からデータが正常に受信されたかどうかを示す。いくつかの態様では、肯定応答情報は、装置の各々について、装置のアドレスを示す。
[0095] スケジューリング情報は、様々な実装形態において様々な形態をとり得る。いくつかの態様では、スケジューリング情報は、パイロット送信のために使用されるべき順序を示し得る。
[0096] いくつかの態様では、スケジューリング情報は、データ送信のために使用されるべき順序を示し得る。
[0097] いくつかの態様では、スケジューリング情報は、後続の送信するための要求の送信のために開始時間と持続時間とを示し得る。
[0098] いくつかの態様では、スケジューリング情報は、少なくとも1つのスケジュールされたデータ送信のための開始時間と持続時間とを示し得る。
[0099] いくつかの態様では、スケジューリング情報は、データを送信するようにスケジュールされた複数の装置を識別し得る。この場合、スケジューリング情報は、識別された装置の各々について、識別された装置のためのスケジュールされたデータ送信のための開始時間と持続時間とを示し得る。さらに、スケジューリング情報は、識別された装置の各々について、識別された装置のためのスケジュールされたデータ送信のための割り振られた時間周波数リソースを示し得る。また、スケジューリング情報は、識別された装置の各々について、識別された装置のためのスケジュールされたデータ送信の送信レートを示し得る。その上、スケジューリング情報は、識別された装置の各々について、識別された装置のためのスケジュールされたデータ送信のための変調およびコーディング方式を示し得る。
[00100] ブロック1310が表すように、フレームを送信する。たとえば、アクセスポイントは、MACフレームをブロードキャストし得る。
[00101] 図14を参照すると、いくつかの態様において、このフローチャートは、肯定応答およびスケジューリング関連情報を備えるフレームを生成し送信することに関連して第1の装置によって実行され得る例示的な動作を記述している。いくつかの実装形態では、第1の装置は、アクセスポイントまたは何らかの他の好適なタイプのノード(たとえば、リレー)を具備すること(たとえば、それを含む、それとして実装される、それの中に実装されることなど)があり、一方、他の装置は、アクセス端末または何らかの他の好適なタイプのノードを備えることがある。
[00102] ブロック1402が表すように、複数の装置との通信(たとえば、MU−MIMO通信、直交周波数分割多元接続(OFDMA)通信、時間領域スケジュールド送信(TDST)通信、または時間周波数スケジュールド送信(TFST)通信)を確立する。たとえば、アクセスポイントは、複数のサービスされる装置とのUL MU−MIMO通信を確立し得る。別の例として、アクセスポイントは、複数のサービスされる装置とのUL OFDMA通信を確立し得る。別の例として、アクセスポイントは、複数のサービスされる装置とのUL TDST通信を確立し得る。さらに別の例として、アクセスポイントは、複数のサービスされる装置とのUL TFST通信を確立し得る。いくつかの実装形態では、複数の装置は複数のアクセス端末を備える。
[00103] ブロック1404が表すように、複数の装置の第1のセットから、送信するための少なくとも1つの要求を受信する。
[00104] ブロック1406が表すように、複数の装置の第2のセットからデータが正常に受信されたかどうかに関する決定を行う。たとえば、アクセスポイントは、データを送信するように前にスケジュールされた第1のアクセス端末と第2のアクセス端末とからのデータについて監視し得る。
[00105] 第1のセットおよび第2のセットは、ある場合には1つまたは複数の同じ要素を備え、他の場合には異なる要素を備え得る。たとえば、ブロック1404において、アクセスポイントは、第1および第2のアクセス端末から、第2のアクセス端末および第3のアクセス端末から、これらのアクセス端末のうちの1つから、あるいは1つまたは複数の他のアクセス端末から要求を受信し得る。
[00106] ブロック1408が表すように、スケジュールされたデータ送信のために第1のセットの少なくとも1つの装置を選択する。たとえば、アクセスポイントは、将来のデータサイクル中にデータを送信するように第3のアクセス端末をスケジュールし得る。
[00107] ブロック1410が表すように、フレームを生成する。このフレームは、データが正常に受信されたかどうかの少なくとも1つの第1の表示を備え、また、選択された少なくとも1つの装置の少なくとも1つの第2の表示を備える。
[00108] フレームは、他の表示を備える(たとえば、含む)ように生成され得る。いくつかの態様では、フレームは、後続の送信するための要求の送信のための開始時間および/または持続時間の少なくとも1つの表示を備え得る。いくつかの態様では、フレームは、(たとえば、選択された少なくとも1つの装置の各々について)スケジュールされたデータ送信のための開始時間および/または持続時間の少なくとも1つの表示を備え得る。いくつかの態様では、フレームは、スケジュールされたデータ送信のための少なくとも1つの送信レートの少なくとも1つの表示を備え得る。いくつかの態様では、フレームは、スケジュールされたデータ送信のための少なくとも1つの変調およびコーディング方式の少なくとも1つの表示を備え得る。いくつかの態様では、フレームは、(たとえば、UL MU−MIMO通信の場合に)パイロット信号を送信するための順序の少なくとも1つの表示を備え得る。いくつかの態様では、フレームは、(たとえば、UL OFDMA通信の場合に)選択された少なくとも1つの装置の各々について割り振られた時間周波数リソースの少なくとも1つの表示を備え得る。
[00109] いくつかの実装形態では、ブロック1408において選択される少なくとも1つの装置は、複数の選択された装置(たとえば、第2および第3のアクセス端末)を備える。この場合、フレームは、ブロック1410において、(たとえば、UL TDST通信の場合に)複数の選択された装置による送信のための送信順序の少なくとも1つの表示を備える(たとえば、含む)ように生成され得る。
[00110] ブロック1412が表すように、ブロック1410において生成されたフレームを送信する。
[00111] いくつかの実装形態では、上記の動作は複数のサイクルで実装される。たとえば、第1のデータ転送サイクル中に監視および受信が実行され得、(たとえば、第1のデータ転送サイクルの直後にくる)第2のデータ転送サイクル中にフレームの送信が実行され得、(少なくとも1つの装置がそれについて選択される)スケジュールされたデータ送信が、(たとえば、第2のデータ転送サイクルの直後にくる)第3のデータ転送サイクルの間に行われ得る。
[00112] 次に図15を参照すると、いくつかの態様において、このフローチャートは、肯定応答およびスケジューリング関連情報を備えるフレームを受信し、このフレームを受信する結果としてアクションを取ることに関連して第1の装置によって実行され得る例示的な動作を記述している。いくつかの実装形態では、第1の装置は、アクセスポイントまたは何らかの他の好適なタイプのノードを具備すること(たとえば、それを含む、それとして実装される、それの中に実装されることなど)がある。
[00113] ブロック1502が表すように、装置との通信(たとえば、MU−MIMO通信、直交周波数分割多元接続(OFDMA)通信、時間領域スケジュールド送信(TDST)通信、または時間周波数スケジュールド送信(TFST)通信)を確立する。たとえば、アクセス端末は、サービングアクセスポイントとのUL MU−MIMO通信を確立し得る。別の例として、アクセス端末は、サービングアクセスポイントとのUL OFDMA通信を確立し得る。別の例として、アクセス端末は、サービングアクセスポイントとのUL TDST通信を確立し得る。さらに別の例として、アクセス端末は、サービングアクセスポイントとのUL TFST通信を確立し得る。
[00114] ブロック1504が表すように、データを送信する。たとえば、アクセス端末は、(たとえば、前のスケジューリング動作に応答して)それのサービングアクセスポイントにデータを送信し得る。
[00115] ブロック1506が表すように、追加のデータを送信するための要求をも送信する。たとえば、アクセス端末は、サービングアクセスポイントへの送信のためにキューイングされた、より多くのデータを有し得る。
[00116] ブロック1508が表すように、データと要求との送信に応答してフレームを受信する。このフレームは、送信されたデータが(たとえば、サービングアクセスポイントによって)正常に受信されたかどうかの第1の表示を備え、追加のデータを送信するための要求が(たとえば、サービングアクセスポイントによって)許可されたかどうかの第2の表示を備える。
[00117] ブロック1510が表すように、第2の表示に基づいて、追加のデータを送信すべきかどうかに関する決定を行う。
[00118] 随意のブロック1512が表すように、フレームは、後続の送信するための要求の送信のための開始時間および/または持続時間の少なくとも1つの表示を備え得る。この場合、持続時間に基づく時間において、別の送信するための要求を送信し得る。
[00119] 随意のブロック1514が表すように、ブロック1510の決定の結果に応じて追加のデータを送信し得る。
[00120] 場合によっては、フレームは、追加のデータの送信のための開始時間および/または持続時間の少なくとも1つの表示をも備える。そのような場合、追加のデータは、開始時間および/または持続時間に従って(たとえば、開始時間および/または持続時間に基づく時間において)送信され得る。
[00121] 場合によっては、フレームは、複数の装置(たとえば、複数のアクセス端末)による送信のための送信順序の少なくとも1つの表示をも備える。そのような場合、追加のデータは送信順序に従って送信され得る。そのような表示は、たとえば、UL TDST通信の場合に使用され得る。
[00122] 場合によっては、フレームは、追加のデータの送信のための送信レートの少なくとも1つの表示をも備える。そのような場合、追加のデータは送信レートに従って送信され得る。
[00123] 場合によっては、フレームは、追加のデータの送信のための変調およびコーディング方式の少なくとも1つの表示をも備える。そのような場合、追加のデータは変調およびコーディング方式に従って送信され得る。
[00124] 場合によっては、フレームは、追加のデータの送信のための割り振られた時間周波数リソースの少なくとも1つの表示をも備える。そのような場合、追加のデータは、割り振られた時間周波数リソースに従って送信され得る。そのような表示は、たとえば、UL OFDMA通信の場合に使用され得る。
[00125] 随意のブロック1516が表すように、フレームは、パイロット信号を送信するための順序の少なくとも1つの表示を備え得る。この場合、パイロット信号はこの順序に従って送信され得る。そのような表示は、たとえば、UL MU−MIMO通信の場合に使用され得る。
[00126] いくつかの実装形態では、上記の動作は複数のサイクルで実装される。たとえば、第1のデータ転送サイクル中にデータと要求との送信が実行され得、(たとえば、第1のデータ転送サイクルの直後にくる)第2のデータ転送サイクル中にフレームが受信され得、追加のデータを送信するための要求が、(たとえば、第2のデータ転送サイクルの直後にくる)第3のデータ転送サイクル中に起こり得る潜在的データ送信の間に行われ得る。
[00127] 本明細書の教示は、様々なワイヤレス技術を使用して実装され得る。ワイヤレスネットワーク技術は、様々なタイプのワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)を含み得る。WLANは、広く使用されるネットワーキングプロトコルを用いて、近接デバイスを互いに相互接続するために使用され得る。本明細書で説明する様々な態様は、Wi−Fi(登録商標)、またはより一般的には、ワイヤレスプロトコルのIEEE 802.11ファミリの任意のメンバなどの任意の通信規格に適用することができる。
[0128] いくつかの態様では、ワイヤレス信号は、直交周波数分割多重(OFDM)、直接シーケンス拡散スペクトル(DSSS)通信、OFDM通信とDSSS通信との組合せ、または他の方式を使用して、802.11プロトコルに従って送信され得る。
[0129] 本明細書で説明するデバイスのうちのいくつかは、さらに、多入力多出力(MIMO)技術を実装し、802.11プロトコルの一部として実装され得る。MIMOシステムは、データ送信用の複数(NT)個の送信アンテナと複数(NR)個の受信アンテナとを用いる。NT個の送信アンテナおよびNR個の受信アンテナによって形成されるMIMOチャネルは、空間チャネルまたは空間ストリームとも呼ばれる、NS個の独立チャネルに分解され得、この場合、NS≦min{NT,NR}である。NS個の独立チャネルの各々は1つの次元に対応する。複数の送信アンテナおよび受信アンテナによって作成された追加の次元数が利用された場合、MIMOシステムは改善された性能(たとえば、より高いスループットおよび/またはより大きい信頼性)を与えることができる。
[0130] いくつかの実装形態では、WLANは、ワイヤレスネットワークにアクセスする様々なデバイスを含む。たとえば、2つのタイプのデバイス、すなわち、アクセスポイント(「AP」)および(ステーションまたは「STA」とも呼ばれる)クライアントが存在する場合がある。概して、APはWLANのためのハブまたは基地局として働き、STAはWLANのユーザとして働く。たとえば、STAはラップトップコンピュータ、携帯情報端末(PDA)、モバイルフォンなどであり得る。一例では、STAは、インターネットまたは他のワイドエリアネットワークへの一般的接続性を得るためにWi−Fi(たとえば、IEEE 802.11プロトコル)準拠ワイヤレスリンクを介してAPに接続する。いくつかの実装形態では、STAはAPとして使用される場合もある。
[0131] アクセスポイント(「AP」)はまた、ノードB、無線ネットワークコントローラ(「RNC」)、eノードB、基地局コントローラ(「BSC」)、送受信基地局(「BTS」)、基地局(「BS」)、送受信機機能(「TF」)、無線ルータ、無線送受信機、もしくは何らかの他の用語を備え、それらのいずれかとして実装され、またはそれらのいずれかとして知られ得る。
[0132] 局「STA」はまた、アクセス端末(「AT」)、加入者局、加入者ユニット、移動局、遠隔局、遠隔端末、ユーザ端末、ユーザエージェント、ユーザデバイス、ユーザ機器、もしくは何らかの他の用語を備え、それらのいずれかとして実装され、またはそれらのいずれかとして知られ得る。いくつかの実装形態では、アクセス端末は、セルラー電話、コードレス電話、セッション開始プロトコル(「SIP」)電話、ワイヤレスローカルループ(「WLL」)ステーション、携帯情報端末(「PDA」)、ワイヤレス接続機能を有するハンドヘルドデバイス、またはワイヤレスモデムに接続された何らかの他の適切な処理デバイスを備える場合がある。したがって、本明細書で教示される1つまたは複数の態様は、電話(たとえば、セルラーフォンもしくはスマートフォン)、コンピュータ(たとえば、ラップトップ)、ポータブル通信デバイス、ヘッドセット、ポータブルコンピューティングデバイス(たとえば、携帯情報端末)、エンターテインメントデバイス(たとえば、音楽デバイスもしくはビデオデバイス、または衛星ラジオ)、ゲームデバイスもしくはゲームシステム、全地球測位システムデバイス、または、ワイヤレス媒体を介して通信するように構成された任意の他の適切なデバイスに組み込まれる場合がある。
[0133] 図16は、本開示の態様が用いられ得るワイヤレス通信システム1600の一例を示す。ワイヤレス通信システム1600は、ワイヤレス規格、たとえば802.11規格に従って動作することができる。ワイヤレス通信システム1600は、STA1606a、1606b、1606c、1606d、1606e、および1606f(総称してSTA1606)と通信するAP1604を含み得る。
[0134] STA1606eおよび1606fは、AP1604と通信するのが困難な場合があるか、または範囲外にあり、AP1604と通信することができない場合がある。したがって、別のSTA1606dは、AP1604とSTA1606eおよび1606fとの間の通信を中継する中継デバイス(たとえば、STA機能とAP機能とを備えたデバイス)として構成され得る。
[0135] 様々なプロセスおよび方法は、AP1604とSTA1606との間のワイヤレス通信システム1600における送信に使用される場合がある。たとえば、信号は、OFDM/OFDMA技法に従って、AP1604とSTA1606との間で送受信される場合がある。この場合、ワイヤレス通信システム1600は、OFDM/OFDMAシステムと呼ばれる場合がある。代替として、信号は、CDMA技法に従って、AP1604とSTA1606との間で送受信される場合がある。この場合、ワイヤレス通信システム1600は、CDMAシステムと呼ばれる場合がある。
[0136] AP1604からSTA1606のうちの1つまたは複数への送信を容易にする通信リンクはダウンリンク(DL)1608と呼ばれる場合があり、STA1606のうちの1つまたは複数からAP1604への送信を容易にする通信リンクはアップリンク(UL)1610と呼ばれる場合がある。代替として、ダウンリンク1608は順方向リンクまたは順方向チャネルと呼ばれる場合があり、アップリンク1610は逆方向リンクまたは逆方向チャネルと呼ばれる場合がある。
[0137] AP1604は、基地局として働き、基本サービスエリア(BSA)1602においてワイヤレス通信カバレージを提供することができる。AP1604は、AP1604に関連付けられる、また通信のためにAP1604を使用するSTA1606とともに、基本サービスセット(BSS)と呼ばれ得る。
[0138] したがって、アクセスポイントは、ネットワークのカバレッジエリア内に設置され得るか、またはそのカバレッジエリア全体にわたってローミングし得る1つもしくは複数のアクセス端末用の1つもしくは複数のサービス(たとえば、ネットワーク接続性)へのアクセスを提供するために通信ネットワーク内に展開され得る。たとえば、様々な時点で、アクセス端末は、AP1604、またはネットワーク内の何らかの他のアクセスポイント(図示せず)に接続し得る。
[0139] アクセスポイントの各々は、ワイドエリアネットワーク接続性を容易にするために、互いを含めて、(便宜上、図16のネットワークエンティティ1612によって表される)1つまたは複数のネットワークエンティティと通信し得る。ネットワークエンティティは、たとえば、1つもしくは複数の無線機および/またはコアネットワークエンティティなど、様々な形態をとり得る。したがって、様々な実装形態では、ネットワークエンティティ1612は、(たとえば、認証、許可、および課金(AAA)サーバを介した)ネットワーク管理、セッション管理、モビリティ管理、ゲートウェイ機能、インターワーキング機能、データベース機能、または何らかの他の好適なネットワーク機能のうちの少なくとも1つなどの機能を表し得る。そのようなネットワークエンティティのうちの2つ以上が共同設置され得、および/またはそのようなネットワークエンティティのうちの2つ以上がネットワーク全体にわたって分散され得る。
[0140] いくつかの実装形態では、ワイヤレス通信システム1600は、中央のAP1604を有しないこともあり、STA1606間のピアツーピアネットワークとして機能し得ることに留意されたい。したがって、本明細書で説明するAP1604の機能は、代替的に、STA1606のうちの1つまたは複数によって実行され得る。また、上述のように、リレーはAPおよびSTAの機能のうちの少なくともいくつかを組み込むことが可能である。
[00141] 図17は、ワイヤレス通信システム1600内で用いられ得る装置1702(たとえば、ワイヤレスデバイス)において利用され得る様々な構成要素を示す。装置1702は、本明細書で説明する様々な方法を実装するように構成され得るデバイスの一例である。たとえば、装置1702は、AP1604、リレー1606d、または図16のSTA1606のうちの1つを備え得る。
[00142] 装置1702は、装置1702の動作を制御する処理システム1704を含み得る。処理システム1704は、中央処理装置(CPU)と呼ばれる場合もある。読取り専用メモリ(ROM)とランダムアクセスメモリ(RAM)の両方を含み得る(たとえば、メモリデバイスを含む)メモリ構成要素1706は、命令およびデータを処理システム1704に提供する。メモリ構成要素1706の一部は不揮発性ランダムアクセスメモリ(NVRAM)も含み得る。処理システム1704は通常、メモリ構成要素1706内に記憶されたプログラム命令に基づいて、論理演算と算術演算とを実行する。メモリ構成要素1706内の命令は、本明細書で説明する方法を実装するように実行可能であり得る。
[00143] 装置1702が送信ノードとして実装または使用されるとき、処理システム1704は、複数の媒体アクセス制御(MAC)ヘッダタイプのうちの1つを選択し、そのMACヘッダタイプを有するパケットを生成するように構成され得る。たとえば、処理システム1704は、MACヘッダとペイロードとを備えるパケットを生成し、何のタイプのMACヘッダを使用するかを決定するように構成され得る。
[00144] 装置1702が受信ノードとして実装または使用されるとき、処理システム1704は、複数の異なるMACヘッダタイプのパケットを処理するように構成され得る。たとえば、処理システム1704は、パケット内で使用されるMACヘッダのタイプを決定し、パケットおよび/またはMACヘッダのフィールドを処理するように構成され得る。
[00145] 処理システム1704は、1つもしくは複数のプロセッサとともに実装されるより大きな処理システムを備えるか、またはその構成要素であり得る。1つもしくは複数のプロセッサは、汎用マイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、プログラマブル論理デバイス(PLD)、コントローラ、状態機械、ゲート論理、個別のハードウェア構成要素、専用のハードウェア有限状態機械、または、情報の計算もしくは他の操作を実行することができる任意の他の適切なエンティティの任意の組合せで実装される場合がある。
[00146] 処理システムは、ソフトウェアを記憶するための機械可読媒体も含み得る。ソフトウェアは、ソフトウェアと呼ばれるか、ファームウェアと呼ばれるか、ミドルウェアと呼ばれるか、マイクロコードと呼ばれるか、ハードウェア記述言語と呼ばれるか、または別様に呼ばれるかにかかわらず、任意のタイプの命令を意味すると広く解釈されるべきである。命令は、(たとえば、ソースコード形式、バイナリコード形式、実行可能コード形式、またはコードの任意の他の適切な形式の)コードを含む場合がある。命令は、1つまたは複数のプロセッサによって実行されたとき、本明細書で説明する様々な機能を処理システムに実行させる。
[00147] 装置1702はまた、装置1702と遠隔位置との間のデータの送信および受信を可能にするために送信機1710ならびに受信機1712を含み得る筐体1708を含み得る。送信機1710および受信機1712は、単一の通信デバイス(たとえば、送受信機1714)に組み合わされる場合がある。アンテナ1716は、筐体1708に取り付けられ、送受信機1714に電気的に結合される場合がある。装置1702は、複数の送信機、複数の受信機、複数の送受信機、および/または複数のアンテナも含み得る(図示せず)。送信機1710および受信機1712は、いくつかの実装形態では、(たとえば、単一の通信デバイスの送信機回路および受信機回路として組み込まれる)集積デバイスを備え得、いくつかの実装形態では、別個の送信機デバイスおよび別個の受信機デバイスを備え得、または他の実装形態では他の方法で組み込まれ得る。
[00148] 送信機1710は、異なるMACヘッダタイプを有するパケットをワイヤレス送信するように構成され得る。たとえば、送信機1710は、上記で論じた処理システム1704によって生成された異なるタイプのヘッダとともにパケットを送信するように構成され得る。
[00149] 受信機1712は、異なるMACヘッダタイプを有するパケットをワイヤレス受信するように構成され得る。いくつかの態様では、受信機1712は、使用されたMACヘッダのタイプを検出し、それに応じてパケットを処理するように構成される。
[00150] 受信機1712は、送受信機1714によって受信された信号のレベルを検出し、量子化するために使用され得る。受信機1712は、総エネルギー、シンボルごとのサブキャリア当たりのエネルギー、電力スペクトル密度、および他の信号などの信号を検出することができる。装置1702は、信号を処理する際に使用するためのデジタル信号プロセッサ(DSP)1720も含み得る。DSP1720は、送信用のデータユニットを生成するように構成され得る。いくつかの態様では、データユニットは、物理レイヤデータユニット(PPDU)を備え得る。いくつかの態様では、PPDUはパケットと呼ばれる。
[00151] 装置1702は、いくつかの態様では、ユーザインターフェース1722をさらに備え得る。ユーザインターフェース1722は、キーパッド、マイクロフォン、スピーカ、および/またはディスプレイを備える場合がある。ユーザインターフェース1722は、装置1702のユーザに情報を伝達し、および/もしくはユーザからの入力を受信する、任意の要素または構成要素を含み得る。
[00152] 装置1702の様々な構成要素は、バスシステム1726によって互いに結合され得る。バスシステム1726は、たとえば、データバスを含み得、ならびに、データバスに加えて、電力バス、制御信号バス、およびステータス信号バスを含み得る。装置1702の構成要素は、何らかの他の機構を使用して、互いに結合されるか、または互いに対する入力を受け付けるか、もしくは与え得ることを当業者は諒解されよう。
[00153] いくつかの別々の構成要素が図17に示されているが、それらの構成要素のうちの1つもしくは複数は、組み合わされるか、または共通に実装されることがある。たとえば、処理システム1704は、処理システム1704に関して上で説明した機能を実装するためだけでなく、送受信機1714および/またはDSP1720に関して上で説明した機能を実装するためにも使用され得る。さらに、図17に示した構成要素の各々は、複数の別個の要素を使用して実装される場合がある。さらに、処理システム1704は、以下で説明する構成要素、モジュール、回路などのいずれかを実装するために使用され得、または各々が複数の別個の要素を使用して実装され得る。
[00154] 参照しやすいように、装置1702が送信ノードとして構成されるとき、以下でそれを装置1702tと呼ぶ。同様に、装置1702が受信ノードとして構成されるとき、以下でそれを装置1702rと呼ぶ。ワイヤレス通信システム1600中のデバイスは、送信ノードの機能のみ、受信ノードの機能のみ、または送信ノードと受信ノードの両方の機能を実装し得る。
[00155] 上で論じたように、装置1702は、AP1604またはSTA1606を備え得、複数のMACヘッダタイプを有する通信を送信および/または受信するために使用され得る。
[00156] 図17の構成要素は、様々な方法で実施され得る。いくつかの実装形態では、図17の構成要素は、たとえば、1つもしくは複数のプロセッサ、および/または(1つもしくは複数のプロセッサを含み得る)1つもしくは複数のASICなど、1つもしくは複数の回路において実装され得る。ここで、各回路は、この機能を与えるために回路によって使用される情報もしくは実行可能コードを記憶するための少なくとも1つのメモリ構成要素を使用し、および/または組み込み得る。たとえば、図17のブロックによって表される機能の一部もしくは全部は、装置のプロセッサとメモリ構成要素とによって(たとえば、適切なコードの実行によっておよび/またはプロセッサ構成要素の適切な構成によって)実装され得る。これらの構成要素は、異なる実装形態では、異なるタイプの装置において(たとえば、ASICにおいて、システムオンチップ(SoC)において、などで)実装され得ることを諒解されたい。
[00157] 上で論じたように、装置1702は、AP1604もしくはSTA1606、リレー、または何らかの他のタイプの装置を備えることが可能であり、通信を送信および/または受信するために使用され得る。図18に、ワイヤレス通信を送信するために装置1702tにおいて利用され得る様々な構成要素を示す。図18に示す構成要素は、たとえば、OFDM通信を送信するために使用され得る。いくつかの態様では、図18に示す構成要素は、1MHz以下の帯域幅で送られるパケットを生成し、送信するために使用される。
[00158] 図18の装置1702tは、送信のためにビットを変調するように構成された変調器1802を備え得る。たとえば、変調器1802は、たとえばコンステレーションに従ってビットを複数のシンボルにマッピングすることによって、処理システム1704(図17)またはユーザインターフェース1722(図17)から受信されたビットから複数のシンボルを決定することができる。それらのビットは、ユーザデータまたは制御情報に対応し得る。いくつかの態様では、それらのビットはコードワードにおいて受信される。一態様では、変調器1802は、QAM(直交振幅変調)変調器、たとえば、16QAM変調器または64QAM変調器を備える。他の態様では、変調器1802は、2位相シフトキーイング(BPSK)変調器または4位相シフトキーイング(QPSK)変調器を備える。
[00159] 装置1702tは、変調器1802からのシンボル、またはさもなければ変調されたビットを時間領域に変換するように構成された変換モジュール1804をさらに備え得る。図18では、変換モジュール1804は、逆高速フーリエ変換(IFFT)モジュールによって実装されるものとして示されている。いくつかの実装形態では、異なるサイズのデータのユニットを変換する複数の変換モジュール(図示せず)が存在する場合がある。いくつかの実装形態では、変換モジュール1804は、それ自体が、異なるサイズのデータのユニットを変換するように構成され得る。たとえば、変換モジュール1804は、複数のモードで構成され得、各モードでシンボルを変換するために異なる数の点を使用し得る。たとえば、IFFTは、32個のトーン(すなわち、サブキャリア)で送信されているシンボルを時間領域に変換するために32点が使用されるモードと、64個のトーンで送信されているシンボルを時間領域に変換するために64点が使用されるモードとを有し得る。変換モジュール1804によって使用される点の数は、変換モジュール1804のサイズと呼ばれることがある。
[00160] 図18は、変調器1802および変換モジュール1804がDSP1820内で実装されるものとして示されている。しかしながら、いくつかの態様では、変調器1802と変換モジュール1804の一方または両方が処理システム1704内でまたは装置1702tの別の要素(たとえば、図17に関する上記の説明を参照)内で実装される。
[00161] 上記で論じたように、DSP1820は、送信用のデータユニットを生成するように構成され得る。いくつかの態様では、変調器1802および変換モジュール1804は、制御情報を含む複数のフィールドと複数のデータシンボルとを備えるデータユニットを生成するように構成され得る。
[00162] 図18の説明に戻ると、装置1702tは、変換モジュールの出力をアナログ信号に変換するように構成されたデジタルアナログ変換器1806をさらに備え得る。たとえば、変換モジュール1806の時間領域出力は、デジタルアナログ変換器1806によってベースバンドOFDM信号に変換され得る。デジタルアナログ変換器1806は、処理システム1704内でまたは図17の装置1702の別の要素内で実装され得る。いくつかの態様では、デジタルアナログ変換器1806は、送受信機1714(図17)内でまたはデータ送信プロセッサ内で実装される。
[00163] アナログ信号は、送信機1810によってワイヤレス送信され得る。アナログ信号は、送信機1810によって送信される前に、たとえばフィルタ処理されることによって、または中間周波数もしくは搬送周波数にアップコンバートされることによって、さらに処理され得る。図18に示す態様では、送信機1810は送信増幅器1808を含む。送信される前に、アナログ信号は送信増幅器1808によって増幅され得る。いくつかの態様では、増幅器1808は低雑音増幅器(LNA)を備える。
[00164] 送信機1810は、アナログ信号に基づいてワイヤレス信号内で1つもしくは複数のパケットまたはデータユニットを送信するように構成される。それらのデータユニットは、処理システム1704(図17)および/またはDSP1820を使用して、たとえば、上で論じたように変調器1802および変換モジュール1804を使用して生成され得る。上記で説明したように生成され、送信され得るデータユニットについて、以下でさらに詳細に説明する。
[00165] 図19は、ワイヤレス通信を受信するために図17の装置1702において利用され得る様々な構成要素を示す。図19に示す構成要素は、たとえば、OFDM通信を受信するために使用され得る。たとえば、図19に示す構成要素は、図18に関して上で説明した構成要素によって送信されたデータユニットを受信するために使用され得る。
[00166] 装置1702rの受信機1912は、ワイヤレス信号内の1つもしくは複数のパケットまたはデータユニットを受信するように構成される。受信され、復号され、またはさもなければ処理され得るデータユニットについて、以下で説明する。
[00167] 図19に示す態様では、受信機1912は受信増幅器1901を含む。受信増幅器1901は、受信機1912によって受信されたワイヤレス信号を増幅するように構成され得る。いくつかの態様では、受信機1912は、自動利得制御(AGC)手順を使用して、受信増幅器1901の利得を調整するように構成される。いくつかの態様では、自動利得制御は、たとえば、利得を調整するために、受信されたショートトレーニングフィールド(STF)などの1つまたは複数の受信されたトレーニングフィールド内の情報を使用する。当業者はAGCを実行するための方法を理解されよう。いくつかの態様では、増幅器1901はLNAを備える。
[00168] 装置1702rは、受信機1912からの増幅されたワイヤレス信号をそのデジタル表現に変換するように構成されたアナログデジタル変換器1910を備え得る。増幅されることに加えて、ワイヤレス信号は、デジタルアナログ変換器1910によって変換される前に、たとえば、フィルタ処理されることによって、または中間周波数もしくはベースバンド周波数にダウンコンバートされることによって、処理され得る。アナログデジタル変換器1910は、処理システム1704(図17)内でまたは装置1702rの別の要素内で実装され得る。いくつかの態様では、アナログデジタル変換器1910は、送受信機1714(図17)内でまたはデータ受信プロセッサ内で実装される。
[00169] 装置1702rは、ワイヤレス信号の表現を周波数スペクトルに変換するように構成された変換モジュール1904をさらに備え得る。図19では、変換モジュール1904は、高速フーリエ変換(FFT)モジュールによって実装されるものとして示されている。いくつかの態様では、変換モジュールは、それが使用する各点についてシンボルを識別することができる。図18に関して上で説明したように、変換モジュール1904は、複数のモードで構成され得、各モードで信号を変換するために異なる数の点を使用し得る。変換モジュール1904によって使用される点の数は、変換モジュール1904のサイズと呼ばれることがある。いくつかの態様では、変換モジュール1904は、それが使用する各点についてシンボルを識別し得る。
[00170] 装置1702rは、データユニットがそれを介して受信されるチャネルの推定値を形成することと、チャネル推定値に基づいてチャネルのいくつかの影響を除去することとを行うように構成されたチャネル推定器兼等化器1905をさらに備え得る。たとえば、チャネル推定器1905は、チャネルの関数を近似するように構成され得、チャネル等化器は、その関数の逆を周波数スペクトルにおけるデータに適用するように構成され得る。
[00171] 装置1702rは、等化されたデータを復調するように構成された復調器1906をさらに備える場合がある。たとえば、復調器1906は、たとえばコンステレーションにおいてビットとシンボルとのマッピングを逆転させることによって、変換モジュール1904およびチャネル推定器兼等化器1905によって出力されたシンボルから複数のビットを決定することができる。それらのビットは、処理システム1704(図17)によって処理または評価され得るか、あるいはユーザインターフェース1722(図17)に情報を表示するかまたはさもなければ出力するために使用され得る。このようにして、データおよび/または情報が復号され得る。いくつかの態様では、それらのビットはコードワードに対応する。一態様では、復調器1906は、QAM(直交振幅変調)復調器、たとえば16QAM復調器または64QAM復調器を備える。他の態様では、復調器1906は、2位相シフトキーイング(BPSK)復調器または4位相シフトキーイング(QPSK)復調器を備える。
[00172] 図19では、変換モジュール1904、チャネル推定器兼等化器1905、および復調器1906は、DSP1920内で実装されるものとして示されている。しかしながら、いくつかの態様では、変換モジュール1904、チャネル推定器兼等化器1905、および復調器1906のうちの1つもしくは複数が処理システム1704(図17)内でまたは装置1702(図17)の別の要素内で実装される。
[00173] 上で説明したように、受信機1712において受信されたワイヤレス信号は、1つまたは複数のデータユニットを備える。上で説明した機能または構成要素を使用して、データユニットもしくはその中のデータシンボルは、復号され評価されるか、またはさもなければ、評価もしくは処理され得る。たとえば、処理システム1704(図17)および/またはDSP1920は、変換モジュール1904と、チャネル推定器兼等化器1905と、復調器1906とを使用して、データユニット内のデータシンボルを復号するために使用され得る。
[00174] AP1604およびSTA1606によって交換されるデータユニットは、上で説明したように、制御情報またはデータを含む場合がある。物理(PHY)レイヤにおいて、これらのデータユニットは、物理レイヤプロトコルデータユニット(PPDU)と呼ばれる場合がある。いくつかの態様では、PPDUはパケットまたは物理レイヤパケットと呼ばれる場合がある。各PPDUはプリアンブルとペイロードとを備え得る。プリアンブルはトレーニングフィールドとSIGフィールドとを含み得る。ペイロードは、たとえば、媒体アクセス制御(MAC)ヘッダもしくは他のレイヤ用のデータ、および/またはユーザデータを備え得る。ペイロードは、1つまたは複数のデータシンボルを使用して送信され得る。本明細書のシステム、方法、およびデバイスは、ピーク対電力比が最小限に抑えられたトレーニングフィールドを有するデータユニットを利用することができる。
[00175] 図18に示す装置1702tは、アンテナを介して送信される単一の送信チェーンの一例を示している。図19に示す装置1702rは、アンテナを介して受信される単一の受信チェーンの一例を示している。いくつかの実装形態では、装置1702tまたは1702rは、データを同時に送信するために複数のアンテナを使用してMIMOシステムの一部分を実装し得る。
[00176] ワイヤレスネットワーク1600は、衝突を回避しながら、予測不可能なデータ送信に基づいて、ワイヤレス媒体の効率的なアクセスを可能にするための方法を用いることができる。したがって、様々な態様によれば、ワイヤレスネットワーク1600は、分散協調機能(DCF)と呼ばれる場合があるキャリア検知多重アクセス/衝突回避(CSMA/CA)を実行する。より一般的には、送信用のデータを有する装置1702は、チャネルがすでに占有されているかどうかを決定するためにワイヤレス媒体を検知する。装置1702が、そのチャネルがアイドルであることを検知する場合、装置1702は準備されたデータを送信する。さもなければ、装置1702は、ワイヤレス媒体が送信を自由に行うことができるか否かを再度決定する前に、何らかの期間の間延期し得る。CSMAを実行するための方法は、衝突を回避するために連続的な送信間に様々なギャップを用いることができる。一態様では、送信はフレームと呼ばれる場合があり、フレーム間のギャップはフレーム間スペース(IFS)と呼ばれる。フレームは、ユーザデータ、制御フレーム、管理フレームなどのうちの任意の1つであり得る。
[00177] IFS時間持続期間は、提供される時間ギャップのタイプに応じて異なり得る。IFSのいくつかの例としては、ショートフレーム間スペース(SIFS)、ポイントフレーム間スペース(PIFS)、およびDCFフレーム間スペース(DIFS)があり、この場合、SIFSは、DIFSよりも短いPIFSよりも短い。より短い時間持続期間に続く送信は、チャネルにアクセスしようとする前により長く待機しなければならない送信よりも、より高い優先順位を有することになる。
[00178] ワイヤレス装置は、ワイヤレス装置によって送信されるまたはワイヤレス装置において受信される信号に基づいて機能を実行する様々な構成要素を含み得る。たとえば、いくつかの実装形態では、本明細書で教示するように、ワイヤレス装置は、受信された信号に基づいて表示を出力するように構成されたユーザインターフェースを備える。
[00179] 本明細書で教示するワイヤレス装置は、適切なワイヤレス通信技術に基づくか、またはさもなければそれをサポートする、1つもしくは複数のワイヤレス通信リンクを介して通信し得る。たとえば、いくつかの態様では、ワイヤレス装置は、ローカルエリアネットワーク(たとえば、Wi−Fiネットワーク)またはワイドエリアネットワークなど、ネットワークに関連し得る。この目的で、ワイヤレス装置は、たとえば、Wi−Fi、WiMAX(登録商標)、CDMA、TDMA、OFDM、およびOFDMAなど、様々なワイヤレス通信技術、プロトコル、または規格のうちの1つもしくは複数をサポートするか、またはさもなければ使用し得る。また、ワイヤレス装置は、様々な対応する変調方式または多重化方式のうちの1つもしくは複数をサポートするか、あるいはさもなければ使用し得る。したがって、ワイヤレス装置は、上記または他のワイヤレス通信技術を使用して1つもしくは複数のワイヤレス通信リンクを確立し、それを介して通信するための適切な構成要素(たとえば、エアインターフェース)を含み得る。たとえば、デバイスは、ワイヤレス媒体上での通信を容易にする様々な構成要素(たとえば、信号生成器および信号プロセッサ)を含み得る、関連付けられた送信機構成要素と受信機構成要素とをもつワイヤレス送受信機を備え得る。
[00180] 本明細書の教示は、様々な装置(たとえば、ノード)に組み込まれ得る(たとえば、それらの装置内に実装されるか、またはそれらの装置によって実行され得る)。いくつかの態様では、本明細書の教示に従って実装される装置(たとえば、ワイヤレス装置)はアクセスポイント、リレー、またはアクセス端末を備え得る。
[00181] アクセス端末は、ユーザ機器、加入者局、加入者ユニット、移動局、モバイル、モバイルノード、遠隔局、遠隔端末、ユーザ端末、ユーザエージェント、ユーザデバイス、もしくは何らかの他の用語を備えるか、それらのいずれかとして実装されるか、またはそれらのいずれかとして知られていることがある。いくつかの実装形態では、アクセス端末は、セルラー電話、コードレス電話、セッション開始プロトコル(SIP)電話、ワイヤレスローカルループ(WLL)局、携帯情報端末(PDA)、ワイヤレス接続機能を有するハンドヘルドデバイス、またはワイヤレスモデムに接続された何らかの他の適切な処理デバイスを備え得る。したがって、本明細書で教示する1つもしくは複数の態様は、電話(たとえば、セルラーフォンもしくはスマートフォン)、コンピュータ(たとえば、ラップトップ)、ポータブル通信デバイス、ポータブルコンピューティングデバイス(たとえば、携帯情報端末)、エンターテインメントデバイス(たとえば、音楽デバイス、ビデオデバイス、もしくは衛星ラジオ)、全地球測位システムデバイス、またはワイヤレス媒体を介して通信するように構成された他の適切なデバイスに組み込まれ得る。
[00182] アクセスポイントは、ノードB、eノードB、無線ネットワークコントローラ(RNC)、基地局(BS)、無線基地局(RBS)、基地局コントローラ(BSC)、送受信基地局(BTS)、送受信機機能(TF)、無線送受信機、無線ルータ、基本サービスセット(BSS)、拡張サービスセット(ESS)、マクロセル、マクロノード、ホームeNB(HeNB)、フェムトセル、フェムトノード、ピコノード、もしくは何らかの他の同様の用語を備えることが可能であり、それらのいずれかとして実装されることが可能であり、またはそれらのいずれかとして知られている場合ある。
[00183] リレーは、リレーノード、リレーデバイス、リレー局、リレー装置、もしくは何らかの他の類似の用語を備えることが可能であり、それらとして実装されることが可能であり、またはそれらとして知られている場合がある。上で論じたように、いくつかの態様では、リレーは、何らかのアクセス端末機能および何らかのアクセスポイント機能を備え得る。
[00184] いくつかの態様では、ワイヤレス装置は、通信システムのためのアクセスデバイス(たとえば、アクセスポイント)を備える。そのようなアクセスデバイスは、たとえば、ワイヤードまたはワイヤレスの通信リンクを介した、別のネットワーク(たとえば、インターネットもしくはセルラーネットワークなど、ワイドエリアネットワーク)への接続性を与える。したがって、アクセスデバイスは、別のデバイス(たとえば、ワイヤレス局)が他のネットワークまたは何らかの他の機能にアクセスできるようにする。さらに、それらのデバイスのうちの一方もしくは両方はポータブルであるか、または場合によっては、比較的非ポータブルであり得ることを諒解されたい。また、ワイヤレス装置は、適切な通信インターフェースを介して非ワイヤレス方式で(たとえば、ワイヤード接続を介して)情報を送信および/または受信することも可能であり得ることを諒解されたい。
[00185] 本明細書の教示は、様々なタイプの通信システムおよび/またはシステム構成要素に組み込まれ得る。いくつかの態様では、本明細書の教示は、利用可能なシステムリソースを共有することによって(たとえば、帯域幅、送信電力、コーディング、インターリービングなどのうちの1つまたは複数を指定することによって)、複数のユーザとの通信をサポートすることが可能な多元接続システムにおいて用いられ得る。たとえば、本明細書の教示は次の技術のいずれか1つまたはそれらの組合せに適用され得る。すなわち、符号分割多元接続(CDMA)システム、多重キャリアCDMA(MCCDMA)、広帯域CDMA(W−CDMA(登録商標))、高速パケットアクセス(HSPA、HSPA+)システム、時分割多元接続(TDMA)システム、周波数分割多元接続(FDMA)システム、シングルキャリアFDMA(SC−FDMA)システム、直交周波数分割多元接続(OFDMA)システム、または他の多元接続技法の技術である。本明細書の教示を用いるワイヤレス通信システムは、IS−95、cdma2000、IS−856、W−CDMA、TDSCDMA、および他の規格など、1つまたは複数の規格を実装するように設計され得る。CDMAネットワークは、ユニバーサル地上波無線アクセス(UTRA:Universal Terrestrial Radio Access)、cdma2000、または何らかの他の技術などの無線技術を実装し得る。UTRAは、W−CDMAと低チップレート(LCR)とを含む。cdma2000技術は、IS−2000、IS−95およびIS−856規格をカバーする。TDMAネットワークは、モバイル通信用グローバルシステム(GSM(登録商標):Global System for Mobile Communication)などの無線技術を実装し得る。OFDMAネットワークは、発展型UTRA(E−UTRA)、IEEE 802.11、IEEE 802.16、IEEE 802.20、Flash−OFDM(登録商標)などの無線技術を実装し得る。UTRA、E−UTRA、およびGSMは、ユニバーサルモバイルテレコミュニケーションシステム(UMTS:Universal Mobile Telecommunication System)の一部である。本明細書の教示は、3GPPロングタームエボリューション(LTE)システム、ウルトラモバイルブロードバンド(UMB:Ultra-Mobile Broadband)システム、および他のタイプのシステムで実装され得る。LTEは、E−UTRAを使用するUMTSのリリースである。UTRA、E−UTRA、GSM、UMTSおよびLTEは「第3世代パートナーシッププロジェクト」(3GPP)と称する団体からの文書に記載されており、cdma2000は、「第3世代パートナーシッププロジェクト2」(3GPP2)と称する団体からの文書に記載されている。本開示のいくつかの態様については、3GPP用語を使用して説明することがあるが、本明細書の教示は、3GPP(たとえば、Rel99、Rel5、Rel6、Rel7)技術、ならびに3GPP2(たとえば、1xRTT、1xEV−DO Rel0、RevA、RevB)技術および他の技術に適用され得ることを理解されたい。
[00186] 図20は、本明細書で教示する通信動作を実行するために(たとえば、それぞれ、アクセス端末、アクセスポイントまたはリレー、およびネットワークエンティティに対応する)装置2002、装置2004、ならびに装置2006の中に組み込まれることが可能な(対応するブロックによって表される)いくつかの例示的な構成要素を示す。これらの構成要素は、異なる実装形態では、異なるタイプの装置において(たとえば、ASICにおいて、システムオンチップ(SoC)において、などで)実装され得ることを諒解されたい。説明する構成要素はまた、通信システム内の他の装置に組み込まれ得る。たとえば、システム内の他の装置は、同様の機能を与えるために説明するものと同様の構成要素を含み得る。また、所与の装置は説明する構成要素のうちの1つまたは複数を含み得る。たとえば、装置は、装置が複数のキャリア上で動作し、および/または異なる技術によって通信することを可能にする、複数の送受信機構成要素を含み得る。
[00187] 装置2002および装置2004は各々、少なくとも1つの指定された無線アクセス技術を介して他のノードと通信するための(通信デバイス2008および2014(ならびに、装置2004がリレーである場合、通信デバイス2020)によって表される)少なくとも1つのワイヤレス通信デバイスを含む。各通信デバイス2008は、信号(たとえば、メッセージ、表示、情報など)を送信および符号化するための(送信機2010によって表される)少なくとも1つの送信機と、信号(たとえば、メッセージ、表示、情報、パイロットなど)を受信および復号するための(受信機2012によって表される)少なくとも1つの受信機とを含む。同様に、各通信デバイス2014は、信号(たとえば、メッセージ、表示、情報、パイロットなど)を送信するための(送信機2016によって表される)少なくとも1つの送信機と、信号(たとえば、メッセージ、表示、情報など)を受信するための(受信機2018によって表される)少なくとも1つの受信機とを含む。装置2004がリレーである場合、各通信デバイス2020は、信号(たとえば、メッセージ、表示、情報、パイロットなど)を送信するための(送信機2022によって表される)少なくとも1つの送信機と、信号(たとえば、メッセージ、表示、情報など)を受信するための(受信機2024によって表される)少なくとも1つの受信機とを含む。
[00188] 送信機および受信機は、いくつかの実装形態では、(たとえば、単一の通信デバイスの送信機回路および受信機回路として組み込まれる)集積デバイスを備え得、いくつかの実装形態では、別個の送信機デバイスおよび別個の受信機デバイスを備え得、または他の実装形態では、他の方法で組み込まれ得る。いくつかの態様では、装置2004のワイヤレス通信デバイス(たとえば、複数のワイヤレス通信デバイスのうちの1つ)はネットワークリッスンモジュールを備える。
[00189] 装置2006(および、それがアクセスポイントである場合、装置2004)は、他のノードと通信するための(通信デバイス2026、および、オプションで、2020によって表される)少なくとも1つの通信デバイスを含む。たとえば、通信デバイス2026は、ワイヤベースまたはワイヤレスのバックホールを介して1つもしくは複数のネットワークエンティティと通信するように構成されるネットワークインターフェースを備え得る。いくつかの態様では、通信デバイス2026は、ワイヤベースまたはワイヤレスの信号通信をサポートするように構成された送受信機として実装され得る。この通信は、たとえば、メッセージ、パラメータ、または他のタイプの情報を送信および受信することに関与し得る。したがって、図20の例では、通信デバイス2026は、送信機2028と受信機2030とを備えるものとして示されている。同様に、装置2004がアクセスポイントである場合、通信デバイス2020は、ワイヤベースまたはワイヤレスのバックホールを介して1つもしくは複数のネットワークエンティティと通信するように構成されるネットワークインターフェースを備え得る。通信デバイス2026と同様に、通信デバイス2020は、送信機2022と受信機2024とを備えるものとして示されている。
[00190] 装置2002、2004、および2006は、本明細書で教示する通信動作と連携して使用され得る他の構成要素も含む。装置2002は、たとえば、本明細書で教示するようにフレームを受信し、そのフレームに対してアクションを取ることに関する機能を提供するため、および他の処理機能を提供するための処理システム2032を含む。装置2004は、たとえば、本明細書で教示するようにフレームを生成し送信することに関する機能を提供するため、および他の処理機能を提供するための処理システム2034を含む。装置2006は、たとえば、本明細書で教示するように装置2002と装置2004との間の通信をサポートすることに関する機能を提供するため、および他の処理機能を提供するための処理システム2036を含む。装置2002、2004、および2006は、それぞれ、情報(たとえば、しきい値、パラメータ、マッピング情報など)を維持するために(たとえば、各々がメモリデバイスを含む)メモリデバイス2038、2040、および2042を含む。さらに、装置2002、2004、および2006は、表示(たとえば、可聴表示および/または視覚表示)をユーザに与えるため、および/または(たとえば、キーパッド、タッチスクリーン、マイクロフォンなどの検知デバイスをユーザが作動すると)ユーザ入力を受信するためのユーザインターフェースデバイス2044、2046および2048をそれぞれ含む。
[00191] 便宜上、装置2002は、図20では、本明細書で説明する様々な例において使用され得る構成要素を含むものとして示されている。実際には、図示したブロックは、異なる態様では異なる機能を有し得る。たとえば、図3の実装形態をサポートするためのブロック2034の機能は、図11の実装形態をサポートするためのブロック2034の機能と比較して異なり得る。
[00192] 図20の構成要素は、様々な方法で実装され得る。いくつかの実装形態では、図20の構成要素は、たとえば、1つもしくは複数のプロセッサ、および/または(1つもしくは複数のプロセッサを含み得る)1つもしくは複数のASICなど、1つもしくは複数の回路において実装され得る。ここで、各回路は、この機能を与えるために回路によって使用される情報もしくは実行可能コードを記憶するための少なくとも1つのメモリ構成要素を使用し、および/または組み込み得る。たとえば、ブロック2008、2032、2038、および2044によって表される機能の一部または全部は、装置2002のプロセッサとメモリ構成要素とによって(たとえば、適切なコードの実行によっておよび/またはプロセッサ構成要素の適切な構成によって)実装され得る。同様に、ブロック2014、2020、2034、2040、および2046によって表される機能の一部または全部は、装置2004のプロセッサとメモリ構成要素とによって(たとえば、適切なコードの実行によっておよび/またはプロセッサ構成要素の適切な構成によって)実装され得る。また、ブロック2026、2036、2042、および2048によって表される機能の一部または全部は、装置2006のプロセッサとメモリ構成要素とによって(たとえば、適切なコードの実行によっておよび/またはプロセッサ構成要素の適切な構成によって)実装され得る。
[00193] 本明細書で説明する構成要素は、様々な様式で実装され得る。図21、図22、および図23を参照すると、装置2100、2200、および2300は、たとえば、1つもしくは複数の集積回路(たとえば、ASIC)によって実装されるか、または本明細書で教示する何らかの他の方法で実装される機能を表す、一連の相互に関係する機能ブロックとして表される。本明細書で論じるように、集積回路は、プロセッサ、ソフトウェア、他の構成要素、またはそれらの何らかの組合せを含み得る。
[00194] 装置2100は、様々な図に関して上記で説明した機能のうちの1つまたは複数を実行し得る1つまたは複数のモジュールを含む。たとえば、受信するためのASIC2102は、たとえば、本明細書で論じる受信機に対応し得る。フレームを生成するためのASIC2104は、たとえば、本明細書で論じる処理システムに対応し得る。フレームを送信するためのASIC2106は、たとえば、本明細書で論じる送信機に対応し得る。通信を確立するためのASIC2108は、たとえば、本明細書で論じる処理システムに対応し得る。データ送信をスケジュールするためのASIC2110は、たとえば、本明細書で論じる処理システムに対応し得る。
[00195] 装置2200は、様々な図に関して上記で説明した機能のうちの1つまたは複数を実行し得る1つまたは複数のモジュールを含む。たとえば、少なくとも1つの要求を受信するためのASIC2202は、たとえば、本明細書で論じる受信機に対応し得る。データが正常に受信されたかどうかを決定するためのASIC2204は、たとえば、本明細書で論じる処理システムに対応し得る。少なくとも1つの装置を選択するためのASIC2206は、たとえば、本明細書で論じる処理システムに対応し得る。フレームを生成するためのASIC2208は、たとえば、本明細書で論じる処理システムに対応し得る。フレームを送信するためのASIC2210は、たとえば、本明細書で論じる送信機に対応し得る。MU−MIMO(たとえば、UL MU−MIMO)通信を確立するためのASIC2212は、たとえば、本明細書で論じる処理システムに対応し得る。OFDMA(たとえば、UL OFDMA)通信を確立するためのASIC2214は、たとえば、本明細書で論じる処理システムに対応し得る。TDST(たとえば、UL TDST)通信を確立するためのASIC2216は、たとえば、本明細書で論じる処理システムに対応し得る。TFST(たとえば、UL TFST)通信を確立するためのASIC2218は、たとえば、本明細書で論じる処理システムに対応し得る。
[00196] 装置2300は、様々な図に関して上記で説明した機能のうちの1つまたは複数を実行し得る1つまたは複数のモジュールを含む。たとえば、データを送信するためのASIC2302は、たとえば、本明細書で論じる送信機に対応する。送信するための要求を送信するためのASIC2304は、たとえば、本明細書で論じる送信機に対応し得る。フレームを受信するためのASIC2306は、たとえば、本明細書で論じる受信機に対応し得る。送信すべきかどうかを決定するためのASIC2308は、たとえば、本明細書で論じる処理システムに対応し得る。別の要求を送信するためのASIC2310は、たとえば、本明細書で論じる送信機に対応し得る。追加のデータを送信するためのASIC2312は、たとえば、本明細書で論じる送信機に対応し得る。パイロット信号を送信するためのASIC2314は、たとえば、本明細書で論じる送信機に対応し得る。MU−MIMO(たとえば、UL MU−MIMO)通信を確立するためのASIC2316は、たとえば、本明細書で論じる処理システムに対応し得る。OFDMA(たとえば、UL OFDMA)通信を確立するためのASIC2318は、たとえば、本明細書で論じる処理システムに対応し得る。TDST(たとえば、UL TDST)通信を確立するためのASIC2320は、たとえば、本明細書で論じる処理システムに対応し得る。TFST(たとえば、UL TFST)通信を確立するためのASIC2322は、たとえば、本明細書で論じる処理システムに対応し得る。
[00197] 上記のように、いくつかの態様では、これらのモジュールは、適切なプロセッサ構成要素により実装され得る。これらのプロセッサ構成要素は、いくつかの態様では、少なくとも部分的には本明細書で教示する構造を使用して実装され得る。いくつかの態様では、プロセッサは、これらのモジュールのうちの1つまたは複数の機能の一部または全部を実装するように構成され得る。したがって、異なるモジュールの機能は、たとえば、集積回路の異なるサブセットとして、ソフトウェアモジュールのセットの異なるサブセットとして、またはそれらの組合せとして実装され得る。また、(たとえば、集積回路のおよび/またはソフトウェアモジュールのセットの)所与のサブセットは、機能の少なくとも一部分を2つ以上のモジュールに与え得ることを諒解されたい。いくつかの態様では、点線ボックスによって表される任意の構成要素のうちの1つまたは複数は随意である。
[00198] 上記のように、いくつかの実装形態では、装置2100〜2300は、1つまたは複数の集積回路を備える。たとえば、いくつかの態様では、単一の集積回路は、示した構成要素のうちの1つまたは複数の機能を実装するが、他の態様では、2つ以上の集積回路が、示した構成要素のうちの1つまたは複数の機能を実装する。1つの特定の例として、装置2200は、(たとえば、構成要素2202〜2218があるASICの異なるセクションを備える)単一のデバイスを備え得る。別の特定の例として、装置2200はいくつかのデバイスを備え得る(たとえば、構成要素2202および2210が1つのASICを備え、構成要素2204、2206、2208、2212、2214、2216および2218が別のASICを備える)。
[00199] さらに、図21〜図23によって表される構成要素ならびに機能と、本明細書で説明する他の構成要素ならびに機能とは任意の適切な手段を使用して実装され得る。そのような手段は、少なくとも部分的に、本明細書で教示する対応する構造を使用して実装される。たとえば、図21〜図23の構成要素「のためのASIC」に関連して上で説明した構成要素は、同様に指定された機能「のための手段」に対応する。したがって、いくつかの実装形態では、そのような手段のうちの1つまたは複数は、本明細書で教示するプロセッサ構成要素、集積回路、または他の適切な構造のうちの1つもしくは複数を使用して実装される。いくつかの例を以下に示す。
[00200] いくつかの実装形態では、送受信機などの通信デバイス構造は、受信するための手段の機能を具現化するように構成される。たとえば、この構造は、受信動作を起動するようにプログラムまたは設計され得る。さらに、この構造は、受信動作の結果として受信される何らかの信号を処理する(たとえば、復調および復号する)ようにプログラムまたは設計され得る。さらに、この構造は、処理の結果として受信された信号から抽出されたデータ(たとえば、データユニット、フレーム、要求、表示、もしくは他の情報)を出力するようにプログラムまたは設計され得る。典型的には、通信デバイス構造は、ワイヤレスベース送受信機デバイスまたはワイヤベース送受信機デバイスを備える。
[00201] いくつかの実装形態では、送受信機などの通信デバイス構造は、送信するための手段の機能を具現化するように構成される。たとえば、この構造は、送信されるデータ(たとえば、データユニット、フレーム、要求、パイロット、表示、もしくは他の情報)を取得するようにプログラムまたは設計され得る。さらに、この構造は、取得されたデータを処理する(たとえば、変調および符号化する)ようにプログラムまたは設計され得る。さらに、この構造は、処理されたデータを送信のための1つもしくは複数のアンテナに結合するようにプログラムまたは設計され得る。典型的には、通信デバイス構造は、ワイヤレスベース送受信機デバイスまたはワイヤベース送受信機デバイスを備える。
[00202] いくつかの実装形態では、ASICまたはプログラマブルプロセッサなどの処理システム構造は、通信を確立するための手段の機能を具現化するように構成される。たとえば、この構造は、通信されるべきデータ(たとえば、データユニット、フレーム、表示、もしくは他の情報)を取得するようにプログラムまたは設計され得る。さらに、この構造は、取得されたデータを処理するようにプログラムまたは設計され得る。さらに、この構造は、データを出力するようにプログラムまたは設計され得る。データを受信するために補演算が実行され得る。
[00203] いくつかの実装形態では、ASICまたはプログラマブルプロセッサなどの処理システム構造は、送信すべきかどうかを決定するための手段の機能を具現化するように構成される。この構造は、入力パラメータを受信するようにプログラムまたは設計され得る。この構造は、1つまたは複数の送信動作を制御するために、受信された動作パラメータを処理するようにプログラムまたは設計され得る。この構造は、次いで、処理の結果を示す表示を(たとえば、送信機に)出力するようにプログラムまたは設計され得る。
[00204] いくつかの実装形態では、ASICまたはプログラマブルプロセッサなどの処理システム構造は、データが正常に受信されたかどうかを決定するための手段の機能を具現化するように構成される。この構造は、(たとえば、受信機またはメモリデバイスから)データを受信するようにプログラムまたは設計され得る。この構造は、(たとえば、CRC演算を実行することによって)データに関連するエラーがあるかどうかを決定するために、受信されたデータを処理するようにプログラムまたは設計され得る。この構造は、次いで、処理の結果を示す表示(たとえば、合格または不合格の表示)を出力するようにプログラムまたは設計され得る。
[00205] いくつかの実装形態では、ASICまたはプログラマブルプロセッサなどの処理システム構造は、少なくとも1つの装置を選択するための手段の機能を具現化するように構成される。この構造は、1つまたは複数の入力パラメータを受信するようにプログラムまたは設計され得る。この構造は、定義された選択基準と受信された入力パラメータとに基づいて選択演算を実行するようにプログラムまたは設計され得る。この構造は、次いで、選択の結果を示す表示を出力するようにプログラムまたは設計され得る。
[00206] いくつかの実装形態では、ASICまたはプログラマブルプロセッサなどの処理システム構造は、フレームを生成するための手段の機能を具現化するように構成される。この構造は、フレーム中に含まれるべき情報を受信するようにプログラムまたは設計され得る。この構造は、受信された情報を指定フレームフォーマットで提供するためにこの情報を処理するようにプログラムまたは設計され得る。この構造は、次いで、処理の結果を示す表示(たとえば、フォーマットされたフレーム)を出力するようにプログラムまたは設計され得る。
[00207] いくつかの態様では、装置または装置の構成要素は、本明細書で教示する機能を与えるように構成され得る(またはそのように動作可能であるかまたは適応され得る)。これは、たとえば、その機能を与えるように装置もしくは構成要素を製造する(たとえば、作製する)ことによって、その機能を与えるように装置もしくは構成要素をプログラムすることによって、またはいくつかの他の適切な実装技法の使用によって、達成され得る。一例として、集積回路は、必須の機能を与えるために作製され得る。別の例として、集積回路は、必須の機能をサポートするために作製され、次いで、必須の機能を与えるように(たとえば、プログラミングによって)構成され得る。また別の例として、プロセッサ回路は、必須の機能を与えるためのコードを実行し得る。
[00208] また、本明細書における「第1」、「第2」などの名称を使用した要素への言及は、それらの要素の数量または順序を概括的に限定するものでないことを理解されたい。むしろ、これらの名称は、概して、本明細書において2つ以上の要素またはある要素の複数の例を区別する便利な方法として使用される。したがって、第1の要素および第2の要素への言及は、そこで2つの要素のみが用いられ得ること、または第1の要素が何らかの方法で第2の要素に先行しなければならないことを意味するものではない。また、別段に記載されていない限り、要素のセットは1つまたは複数の要素を備える。さらに、明細書または特許請求の範囲において使用される「A、B、またはCのうちの少なくとも1つ」あるいは「A、B、またはCのうちの1つもしくは複数」あるいは「A、B、およびCからなるグループのうちの少なくとも1つ」という形式の用語は、「AまたはBまたはCあるいはこれらの要素の任意の組合せ」を意味する。たとえば、この用語は、A、またはB、またはC、またはAおよびB、またはAおよびC、またはAおよびBおよびC、または2A、または2B、または2Cなどを含み得る。
[00209] 本明細書で使用する「決定する」という用語は、多種多様な活動を包含する。たとえば、「決定すること」は、計算すること、算出すること、処理すること、導出すること、調査すること、探索すること(たとえば、テーブル、データベース、または別のデータ構造の中で探索すること)、確認することなどを含み得る。また、「決定すること」は、受信すること(たとえば、情報を受信すること)、アクセスすること(たとえば、メモリ中のデータにアクセスすること)などを含み得る。また、「決定すること」は、解決すること、選択すること、選定すること、確立することなどを含み得る。
[00210] 情報および信号は、様々な異なる技術および技法のいずれを使用しても表され得ることを当業者は理解されよう。たとえば、上記の説明全体にわたって言及されるデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、およびチップは、電圧、電流、電磁波、磁界もしくは磁性粒子、光場もしくは光学粒子、またはそれらの任意の組合せによって表され得る。
[00211] さらに、本明細書で開示した態様に関して説明した様々な例示的な論理ブロック、モジュール、プロセッサ、手段、回路、およびアルゴリズムステップのいずれも、電子ハードウェア(たとえば、ソースコーディングもしくは何らかの他の技法を使用して設計され得る、デジタル実装形態、アナログ実装形態、またはそれら2つの組合せ)、命令を組み込んだ様々な形態のプログラムまたは設計コード(便宜上、本明細書では「ソフトウェア」もしくは「ソフトウェアモジュール」と呼ぶことがある)、あるいはその両方の組合せとして実装され得ることを当業者は諒解されよう。ハードウェアとソフトウェアのこの互換性を明確に示すために、様々な例示的な構成要素、ブロック、モジュール、回路、およびステップについて、概してそれらの機能に関して上記で説明した。そのような機能がハードウェアとして実現されるか、ソフトウェアとして実現されるかは、特定の適用例および全体的なシステムに課された設計制約によって決まる。当業者は、説明した機能を特定の適用例ごとに様々な方法で実装し得るが、そのような実装の決定は、本開示の範囲からの逸脱を生じるものと解釈すべきではない。
[00212] 本明細書で開示した態様に関して説明した様々な例示的な論理ブロック、モジュール、および回路は、処理システム、集積回路(「IC」)、アクセス端末、またはアクセスポイントの中で実装され得るか、またはそれらによって実行され得る。処理システムは、1つもしくは複数のICを使用して実装され得、または、(たとえば、チップ上のシステムの一部として)IC内に実装され得る。ICは、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)もしくは他のプログラマブル論理デバイス、個別ゲートもしくはトランジスタ論理、個別ハードウェア構成要素、電子的構成要素、光学的構成要素、機械的構成要素、または本明細書で説明した機能を実行するように設計されたそれらの任意の組合せを備え得、ICの内部に、ICの外側に、またはその両方に存在するコードまたは命令を実行し得る。汎用プロセッサはマイクロプロセッサとすることができるが、代替形態として、プロセッサは、任意の従来のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、または状態機械とすることができる。プロセッサはまた、コンピューティングデバイスの組合せ、たとえば、DSPおよびマイクロプロセッサの組合せ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと連携する1つもしくは複数のマイクロプロセッサ、または任意の他のそのような構成として実装され得る。
[00213] 開示したプロセス内のステップの特定の順序または階層は、例示的な手法の一例であることを理解されたい。設計の選好に基づいて、プロセス内のステップの特定の順序または階層は本開示の範囲内のまま再構成され得ることを理解されたい。添付の方法クレームは、様々なステップの要素を例示的な順序で提示したものであり、提示された特定の順序または階層に限定されるものではない。
[00214] 本明細書で開示した態様に関して説明した方法またはアルゴリズムのステップは、直接ハードウェアで具現化され得るか、プロセッサによって実行されるソフトウェアモジュールで具現化され得るか、またはその2つの組合せで具現化され得る。(たとえば、実行可能な命令および関係するデータを含む)ソフトウェアモジュールならびに他のデータは、RAMメモリ、フラッシュメモリ、ROMメモリ、EPROMメモリ、EEPROM(登録商標)メモリ、レジスタ、ハードディスク、リムーバブルディスク、CD−ROM、または当技術分野で知られている任意の他の形態のコンピュータ可読記憶媒体など、メモリ内に存在し得る。例示的な記憶媒体は、プロセッサが記憶媒体から情報(たとえば、コード)を読み取り、記憶媒体に情報を書き込むことができるように、たとえば、コンピュータ/プロセッサ(便宜上、本明細書では「プロセッサ」と呼ぶことがある)などの機械に結合され得る。例示的な記憶媒体はプロセッサに一体化され得る。プロセッサおよび記憶媒体はASIC内に存在し得る。ASICはユーザ機器内に存在し得る。代替として、プロセッサおよび記憶媒体はユーザ機器内の個別構成要素として存在し得る。さらに、いくつかの態様では、任意の適切なコンピュータプログラム製品は、本開示の態様のうちの1つまたは複数に関係する機能を与えるために実行可能な(たとえば、少なくとも1つのコンピュータによって実行可能な)コードを備えるコンピュータ可読媒体を備え得る。いくつかの態様では、コンピュータプログラム製品はパッケージ材料を備え得る。
[00215] 1つまたは複数の態様では、説明した機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組合せで実装され得る。ソフトウェアで実装される場合、機能は、1つもしくは複数の命令またはコードとしてコンピュータ可読媒体上に記憶されるか、あるいはコンピュータ可読媒体を介して送信され得る。コンピュータ可読媒体は、ある場所から別の場所へのコンピュータプログラムの転送を容易にする任意の媒体を含む、コンピュータ記憶媒体と通信媒体の両方を含む。コンピュータ可読媒体は、コンピュータによってアクセスされ得る任意の利用可能な媒体であり得る。限定ではなく例として、そのようなコンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD−ROMもしくは他の光ディスクストレージ、磁気ディスクストレージもしくは他の磁気記憶デバイス、あるいは命令もしくはデータ構造の形態の所望のプログラムコードを搬送または記憶するために使用され得、コンピュータによってアクセスされ得る、任意の他の媒体を備えることができる。また、いかなる接続もコンピュータ可読媒体と適切に呼ばれる。たとえば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、ツイストペア、デジタル加入者回線(DSL)、もしくは赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術を使用して、ウェブサイト、サーバ、または他のリモートソースから送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、ツイストペア、DSL、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術は、媒体の定義に含まれる。本明細書で使用されるディスク(disk)およびディスク(disc)は、コンパクトディスク(disc)(CD)、レーザーディスク(登録商標)(disc)、光ディスク(disc)、デジタル多用途ディスク(disc)(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク(disk)およびBlu−ray(登録商標)ディスク(disc)を含み、ディスク(disk)は、通常、データを磁気的に再生し、ディスク(disc)は、データをレーザで光学的に再生する。したがって、いくつかの態様では、コンピュータ可読媒体は、非一時的コンピュータ可読媒体(たとえば、有形媒体、コンピュータ可読記憶媒体、コンピュータ可読記憶デバイスなど)を備え得る。そのような非一時的コンピュータ可読媒体(たとえば、コンピュータ可読記憶デバイス)は、本明細書で説明した、またはさもなければ知られている媒体(たとえば、メモリデバイス、媒体ディスクなど)の有形形態のいずれかを備え得る。さらに、いくつかの態様では、コンピュータ可読媒体は(たとえば、信号を備える)一時的コンピュータ可読媒体を備え得る。上記の組合せもコンピュータ可読媒体の範囲内に含まれるべきである。コンピュータ可読媒体は、任意の適切なコンピュータプログラム製品内に実装され得ることを諒解されたい。本明細書では特定の態様が記載されるが、これらの態様の多くの変形形態および置換は本開示の範囲内に入る。
[00216] 好ましい態様のいくつかの利益および利点が言及されたが、本開示の範囲は、特定の利益、使用、または目的に限定されるものではない。むしろ、本開示の態様は、様々なワイヤレス技術、システム構成、ネットワーク、および送信プロトコルに広く適用可能であるものとし、そのうちのいくつかを例として図および説明において示す。
[00217] 開示した態様の前述の説明は、当業者が本開示を実施または使用できるように与えたものである。これらの態様への様々な修正が当業者には容易に明らかになり、本明細書で定義された一般原理が、本開示の範囲から逸脱することなく他の態様に適用され得る。したがって、本開示は、本明細書で示した態様に限定されるものではなく、本明細書で開示した原理および新規の特徴に一致する最も広い範囲を与えられるべきである。

Claims (30)

  1. データと、送信するための要求とを受信するように構成された受信機と、
    前記受信されたデータに関連する肯定応答情報と、前記受信された送信するための要求に関連するスケジューリング情報とを備える媒体アクセス制御(MAC)フレームを生成するように構成された処理システムと、ここにおいて、前記肯定応答情報は、前記肯定応答情報が生成される装置の量の表示を備える、
    前記フレームを送信するように構成された送信機と
    を備える、ワイヤレス通信のための装置。
  2. 前記肯定応答情報は、前記装置の各々について、前記装置からデータが正常に受信されたかどうかを示す、請求項1に記載の装置。
  3. 前記スケジューリング情報が、パイロット送信のために使用されるべき順序を示す、請求項1に記載の装置。
  4. 前記スケジューリング情報が、データ送信のために使用されるべき順序を示す、請求項1に記載の装置。
  5. 前記スケジューリング情報が、後続の送信するための要求の送信のための開始時間と持続時間とを示す、請求項1に記載の装置。
  6. 前記スケジューリング情報が、少なくとも1つのスケジュールされたデータ送信のための開始時間と持続時間とを示す、請求項1に記載の装置。
  7. 前記スケジューリング情報が、データを送信するようにスケジュールされた複数の装置を識別し、
    前記スケジューリング情報が、前記識別された装置の各々について、前記識別された装置のための前記スケジュールされたデータ送信のための開始時間と持続時間とを示す、
    請求項1に記載の装置。
  8. 前記スケジューリング情報が、データを送信するためにスケジュールされた複数の装置を識別し、
    前記スケジューリング情報が、前記識別された装置の各々について、前記識別された装置のためにスケジュールされたデータ送信のための割り振られた時間周波数リソースを示す、
    請求項1に記載の装置。
  9. 前記スケジューリング情報が、データを送信するためにスケジュールされた複数の装置を識別し、
    前記スケジューリング情報が、前記識別された装置の各々について、前記識別された装置のためのスケジュールされたデータ送信に関する送信レートを示す、
    請求項1に記載の装置。
  10. 前記スケジューリング情報が、データを送信するためにスケジュールされた複数の装置を識別し、
    前記スケジューリング情報が、前記識別された装置の各々について、前記識別された装置のためにスケジュールされたデータ送信のための変調およびコーディング方式を示す、
    請求項1に記載の装置。
  11. 前記処理システムが、
    前記装置とのマルチユーザ多入力多出力(MU−MIMO)通信を確立することと、
    前記確立されたMU−MIMO通信に従ってデータ送信をスケジュールすることと
    を行うようにさらに構成された、請求項1に記載の装置。
  12. 前記処理システムが、
    前記装置との直交周波数分割多元接続(OFDMA)通信を確立することと、
    前記確立されたOFDMA通信に従ってデータ送信をスケジュールすることと
    を行うようにさらに構成された、請求項1に記載の装置。
  13. 前記処理システムが、
    前記複数の装置との時間領域スケジュールド送信(TDST)通信を確立することと、
    前記確立されたTDST通信に従ってデータ送信をスケジュールすることと
    を行うようにさらに構成された、請求項1に記載の装置。
  14. 前記処理システムが、
    前記複数の装置との時間周波数スケジュールド送信(TFST)通信を確立することと、
    前記確立されたTFST通信に従ってデータ送信をスケジュールすることと
    を行うようにさらに構成された、請求項1に記載の装置。
  15. データと、送信するための要求とを受信することと、
    前記受信されたデータに関連する肯定応答情報と、前記受信された送信するための要求に関連するスケジューリング情報とを備える媒体アクセス制御(MAC)フレームを生成することと、ここにおいて、前記肯定応答情報は、前記肯定応答情報が生成される装置の量の表示を備える、
    前記フレームを送信することと
    を備える、ワイヤレス通信の方法。
  16. 前記肯定応答情報は、前記装置の各々について、前記装置からデータが正常に受信されたかどうかを示す、請求項15に記載の方法。
  17. 前記スケジューリング情報が、パイロット送信のために使用されるべき順序を示す、請求項15に記載の方法。
  18. 前記スケジューリング情報が、データ送信のために使用されるべき順序を示す、請求項15に記載の方法。
  19. 前記スケジューリング情報が、後続の送信するための要求の送信のための開始時間と持続時間とを示す、請求項15に記載の方法。
  20. 前記スケジューリング情報が、少なくとも1つのスケジュールされたデータ送信のための開始時間と持続時間とを示す、請求項15に記載の方法。
  21. 前記スケジューリング情報が、データを送信するようにスケジュールされた複数の装置を識別し、
    前記スケジューリング情報が、前記識別された装置の各々について、前記識別された装置のための前記スケジュールされたデータ送信のための開始時間と持続時間とを示す、
    請求項15に記載の方法。
  22. 前記スケジューリング情報が、データを送信するためにスケジュールされた複数の装置を識別し、
    前記スケジューリング情報が、前記識別された装置の各々について、前記識別された装置のためにスケジュールされたデータ送信のための割り振られた時間周波数リソースを示す、
    請求項15に記載の方法。
  23. 前記スケジューリング情報が、データを送信するためにスケジュールされた複数の装置を識別し、
    前記スケジューリング情報が、前記識別された装置の各々について、前記識別された装置のためのスケジュールされたデータ送信に関する送信レートを示す、
    請求項15に記載の方法。
  24. 前記スケジューリング情報が、データを送信するためにスケジュールされた複数の装置を識別し、
    前記スケジューリング情報が、前記識別された装置の各々について、前記識別された装置のためのスケジュールされたデータ送信のための変調およびコーディング方式を示す、
    請求項15に記載の方法。
  25. 前記装置とのマルチユーザ多入力多出力(MU−MIMO)通信を確立することと、
    前記確立されたMU−MIMO通信に従ってデータ送信をスケジュールすることと
    をさらに備える、請求項15に記載の方法。
  26. 前記装置との直交周波数分割多元接続(OFDMA)通信を確立することと、
    前記確立されたOFDMA通信に従ってデータ送信をスケジュールすることと
    をさらに備える、請求項15に記載の方法。
  27. 前記複数の装置との時間領域スケジュールド送信(TDST)通信を確立することと、
    前記確立されたTDST通信に従ってデータ送信をスケジュールすることと
    をさらに備える、請求項15に記載の方法。
  28. 前記複数の装置との時間周波数スケジュールド送信(TFST)通信を確立することと、
    前記確立されたTFST通信に従ってデータ送信をスケジュールすることと
    をさらに備える、請求項15に記載の方法。
  29. アンテナと、
    データと、送信するための要求とを受信するように構成された受信機と、
    前記受信されたデータに関連する肯定応答情報と、前記受信された送信するための要求に関連するスケジューリング情報とを備える媒体アクセス制御(MAC)フレームを生成するように構成された処理システムと、ここにおいて、前記肯定応答情報は、前記肯定応答情報が生成される装置の量の表示を備える、
    前記アンテナを介して前記フレームを送信するように構成された送信機と
    を備える、アクセスポイント。
  30. データと、送信するための要求とを受信することと、
    前記受信されたデータに関連する肯定応答情報と、前記受信された送信するための要求に関連するスケジューリング情報とを備える媒体アクセス制御(MAC)フレームを生成することと、ここにおいて、前記肯定応答情報は、前記肯定応答情報が生成される装置の量の表示を備える、
    前記フレームを送信することと
    を行うように実行可能なコードを備えるコンピュータ可読媒体
    を備える、コンピュータプログラム製品。
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