JP2013506347A5 - - Google Patents

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アップリンクSDMA送信機会スケジューリング
米国特許法第119条に基づく優先権の主張
本特許出願は、本出願の譲受人に譲渡され、参照により本明細書に明確に組み込まれる、2009年9月23日に出願された「Uplink SDMA Transmit Opportunity Scheduling」と題する米国仮特許出願第61/245,145号の利益を主張する。
本開示のいくつかの態様は、一般にワイヤレス通信に関し、より詳細には、アップリンク空間分割多元接続(SDMA)における送信機会スケジューリングに関する。
ワイヤレス通信システムに要求されている帯域幅要件の増加の問題に対処するために、高いデータスループットを達成しながら、複数のユーザ端末がチャネルリソースを共有することによって単一のアクセスポイント(AP)と通信することを可能にするために、様々な方式が開発されている。多入力または多出力(MIMO)技術は、次世代通信システムのための普及している技法として最近現れた1つのそのような手法を表す。MIMO技術は、米国電気電子技術者協会(IEEE)802.11規格など、いくつかの新生のワイヤレス通信規格において採用されている。IEEE802.11は、たとえば、数十メートルから数百メートルの、短距離通信用にIEEE802.11委員会によって開発されたワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)エアインターフェース規格のセットを示している。
MIMOワイヤレスシステムは、データ送信のために、いくつかの(NT個の)送信アンテナと、いくつかの(NR個の)受信アンテナとを採用する。NT個の送信アンテナとNR個の受信アンテナとによって形成されるMIMOチャネルは、NS個の空間ストリームに分解され得、ここで、実際上は、NS≦min{NT,NR}である。より大きい全体的なスループットを達成するために、NS個の空間ストリームを使用して、NS個の独立データストリームを送信し得る。
単一のアクセスポイントと複数の局とをもつワイヤレスネットワークでは、アップリンク(UL)方向とダウンリンク(DL)方向の両方において、異なる局に向かって複数のチャネル上で同時送信が行われ得る。そのようなシステムでは、非レガシーデバイスに加えてレガシーデバイスと通信する能力、リソースの効率的な使用、および干渉など、多くの課題が提示されている。
本開示のいくつかの態様は、ワイヤレス通信のための方法を提供する。本方法は、概して、空間分割多元接続(SDMA)送信のための送信スロットのための1つまたは複数の要求メッセージを1つまたは複数の装置から受信することと、SDMA送信機会(TXOP)の開始を示すために上記装置のうちの1つまたは複数にTXOP開始フレームを送信することとを含む。
本開示のいくつかの態様は、ワイヤレス通信のための方法を提供する。本方法は、概して、空間分割多元接続(SDMA)送信のための送信スロットのための要求メッセージを送信することと、SDMA送信の開始の指示を備える送信機会(TXOP)開始フレームを受信することと、TXOP開始フレームに従ってTXOP中にSDMAデータを送信することとを含む。
本開示のいくつかの態様は、ワイヤレス通信のための装置を提供する。本装置は、概して、空間分割多元接続(SDMA)送信のための送信スロットのための1つまたは複数の要求メッセージを1つまたは複数の装置から受信するように構成された受信機と、SDMA送信機会(TXOP)の開始を示すために上記装置のうちの1つまたは複数にTXOP開始フレームを送信するように構成された送信機とを含む。
本開示のいくつかの態様は、ワイヤレス通信のための装置を提供する。本装置は、概して、空間分割多元接続(SDMA)送信のための送信スロットのための要求メッセージを送信するように構成された送信機と、SDMA送信の開始の指示を備える送信機会(TXOP)開始フレームを受信するように構成された受信機とを含み、送信機は、TXOP開始フレームに従ってTXOP中にSDMAデータを送信するようにさらに構成される。
本開示のいくつかの態様は、ワイヤレス通信のための装置を提供する。本装置は、概して、空間分割多元接続(SDMA)送信のための送信スロットのための1つまたは複数の要求メッセージを1つまたは複数の装置から受信するための手段と、SDMA送信機会(TXOP)の開始を示すために上記装置のうちの1つまたは複数にTXOP開始フレームを送信するための手段とを含む。
本開示のいくつかの態様は、ワイヤレス通信のための装置を提供する。本装置は、概して、空間分割多元接続(SDMA)送信のための送信スロットのための要求メッセージを送信するための手段と、SDMA送信の開始の指示を備える送信機会(TXOP)開始フレームを受信するための手段とを含み、送信するための手段は、TXOP開始フレームに従ってTXOP中にSDMAデータを送信するための手段をさらに備える。
本開示のいくつかの態様は、命令を備えるコンピュータ可読媒体を備える、ワイヤレス通信のためのコンピュータプログラム製品を提供する。上記命令は、空間分割多元接続(SDMA)送信のための送信スロットのための1つまたは複数の要求メッセージを1つまたは複数の装置から受信することと、SDMA送信機会(TXOP)の開始を示すために上記装置のうちの1つまたは複数にTXOP開始フレームを送信することとを行うように実行可能である。
本開示のいくつかの態様は、命令を備えるコンピュータ可読媒体を備える、ワイヤレス通信のためのコンピュータプログラム製品を提供する。上記命令は、空間分割多元接続(SDMA)送信のための送信スロットのための要求メッセージを送信することと、SDMA送信の開始の指示を備える送信機会(TXOP)開始フレームを受信することと、TXOP開始フレームに従ってTXOP中にSDMAデータを送信することとを行うように実行可能である。
いくつかの態様は、ワイヤレス通信のためのアクセスポイントを提供する。本アクセスポイントは、概して、複数のアンテナと、複数のアンテナを介して、空間分割多元接続(SDMA)送信のための送信スロットのための1つまたは複数の要求メッセージを1つまたは複数の装置から受信するように構成された受信機と、SDMA送信機会(TXOP)の開始を示すために上記装置のうちの1つまたは複数にTXOP開始フレームを送信するように構成された送信機とを含む。
いくつかの態様は、ワイヤレス通信のための局を提供する。本局は、概して、少なくとも1つのアンテナと、少なくとも1つのアンテナを介して、空間分割多元接続(SDMA)送信のための送信スロットのための要求メッセージを送信するように構成された送信機と、SDMA送信の開始の指示を備える送信機会(TXOP)開始フレームを受信するように構成された受信機とを含み、送信機は、TXOP開始フレームに従ってTXOP中にSDMAデータを送信するようにさらに構成される。
本開示の上述の特徴を詳細に理解することができるように、添付の図面にその一部を示す態様を参照することによって、上記で簡単に要約したより具体的な説明が得られ得る。ただし、その説明は他の等しく有効な態様に通じ得るので、添付の図面は、本開示のいくつかの典型的な態様のみを示し、したがって、その範囲を限定するものと見なすべきではないことに留意されたい。
本開示のいくつかの態様によるワイヤレス通信ネットワークの図。 本開示のいくつかの態様による、例示的なアクセスポイントとユーザ端末とのブロック図。 本開示のいくつかの態様による例示的なワイヤレスデバイスのブロック図。 本開示のいくつかの態様による、アクセスポイントと複数の局とからなる例示的なネットワークを示す図。 拡張分散チャネルアクセス(EDCA)プロシージャを利用したアクセスポイントと2つの局との間のメッセージ交換を示す図。 本開示のいくつかの態様による、アップリンクSDMAプロシージャを利用したアクセスポイントと2つの局との間のメッセージ交換を示す図。 本開示のいくつかの態様による、EDCAプロトコルと提案されるアップリンクSDMAプロトコルとの間の比較を示す図。 本開示のいくつかの態様による、アクセスポイントによって採用され得る、アップリンク空間分割多元接続(SDMA)を実行するための例示的な動作を示す図。 図8に示す動作を実行することが可能な例示的な構成要素を示す図。 本開示のいくつかの態様による、局によって採用され得る、アップリンクSDMAを実行するための例示的な動作を示す図。 図9に示す動作を実行することが可能な例示的な構成要素を示す図。
本開示の様々な態様について以下で説明する。本明細書の教示は多種多様な形態で実施され得、本明細書で開示されている特定の構造、機能、またはその両方は代表的なものにすぎないことは明らかであろう。本明細書の教示に基づいて、本明細書で開示する態様は他の態様とは無関係に実装され得ること、およびこれらの態様のうちの2つ以上は様々な方法で組み合わせられ得ることを、当業者なら諒解されたい。たとえば、本明細書に記載の態様をいくつ使用しても、装置を実装し、または方法を実施し得る。さらに、本明細書に記載の態様のうちの1つまたは複数に加えて、あるいはそれら以外の他の構造、機能、または構造および機能を使用して、そのような装置を実装し得、またはそのような方法を実施し得る。さらに、態様は、請求項の少なくとも1つの要素を備え得る。
「例示的」という単語は、本明細書では「例、事例、または例示の働きをすること」を意味するために使用する。「例示的」として本明細書で説明するいかなる態様も、必ずしも他の態様よりも好適または有利なものと解釈すべきではない。また、本明細書で使用する「レガシー局」という用語は、一般に、IEEE802.11規格のIEEE802.11n以前のバージョンをサポートするワイヤレスネットワークノードを指す。
本明細書で説明するマルチアンテナ送信技法は、符号分割多元接続(CDMA)、直交周波数分割多重(OFDM)、時分割多元接続(TDMA)、空間分割多元接続(SDMA)など、様々なワイヤレス技術と組み合わせて使用され得る。複数のユーザ端末は、様々な(1)CDMAの直交するコードチャネル、(2)TDMAのタイムスロット、または(3)OFDMのサブバンドによってデータを同時に送信/受信することができる。CDMAシステムは、IS−2000、IS−95、IS−856、Wideband−CDMA(W−CDMA)、または何らかの他の規格を実装し得る。OFDMシステムは、IEEE802.11または何らかの他の規格を実装し得る。TDMAシステムは、Global System for Mobile communications(GSM)(登録商標)または何らかの他の規格を実装し得る。これらの様々な規格は当技術分野で知られている。
例示的なMIMOシステム
図1に、アクセスポイントとユーザ端末とをもつ多元接続MIMOシステム100を示す。簡単のために、図1にはただ1つのアクセスポイント110を示してある。アクセスポイント(AP)は、一般に、ユーザ端末と通信する固定局であり、基地局、ノードB、発展型ノードB(eNB)または何らかの他の用語で呼ばれることもある。ユーザ端末は、固定でも移動でもよく、移動局、局(STA)、クライアント、ワイヤレスデバイス、または何らかの他の用語で呼ばれることもある。ユーザ端末は、セルラー電話、携帯情報端末(PDA)、ハンドヘルドデバイス、ワイヤレスモデム、ラップトップコンピュータ、パーソナルコンピュータなどのワイヤレスデバイスであり得る。
アクセスポイント110は、ダウンリンクおよびアップリンク上で所与の瞬間において1つまたは複数のユーザ端末120と通信し得る。ダウンリンク(すなわち、順方向リンク)はアクセスポイントからユーザ端末への通信リンクであり、アップリンク(すなわち、逆方向リンク)はユーザ端末からアクセスポイントへの通信リンクである。また、ユーザ端末は別のユーザ端末とピアツーピアに通信し得る。システムコントローラ130は、アクセスポイントに結合し、アクセスポイントの調整および制御を行う。
システム100は、ダウンリンクおよびアップリンク上でのデータ送信のために複数の送信アンテナおよび複数の受信アンテナを採用する。アクセスポイント110は、Nap個のアンテナを備え、ダウンリンク送信では多入力(MI)を表し、アップリンク送信では多出力(MO)を表す。Nu個の選択されたユーザ端末120のセットは、ダウンリンク送信では多出力を集合的に表し、アップリンク送信では多入力を集合的に表す。場合によっては、Nu個のユーザ端末のためのデータシンボルストリームが、何らかの手段によって、コード、周波数、または時間で多重化されない場合、Nap≧Nu≧1であることが望ましいことがある。CDMAを用いた様々なコードチャネル、OFDMを用いたサブバンドの独立セットなどを使用してデータシンボルストリームを多重化することができる場合、NuはNapよりも大きいことがある。各選択されたユーザ端末は、ユーザ固有のデータをアクセスポイントに送信し、および/またはアクセスポイントからユーザ固有のデータを受信する。一般に、各選択されたユーザ端末は、1つまたは複数のアンテナを備え得る(すなわち、Nut≧1)。Nu個の選択されたユーザ端末は、同じまたは異なる数のアンテナを有することができる。
MIMOシステム100は時分割複信(TDD)システムまたは周波数分割複信(FDD)システムであり得る。TDDシステムの場合、ダウンリンクとアップリンクは同じ周波数帯域を共有する。FDDシステムの場合、ダウンリンクとアップリンクは異なる周波数帯域を使用する。また、MIMOシステム100は、送信のために単一のキャリアまたは複数のキャリアを利用し得る。各ユーザ端末は、(たとえば、コストを抑えるために)単一のアンテナを備え、または(たとえば、追加費用をサポートすることができる場合)複数のアンテナを備え得る。
図2に、MIMOシステム100におけるアクセスポイント110と2つのユーザ端末120mおよび120xとのブロック図を示す。アクセスポイント110は、Nap個のアンテナ224a〜224apを備える。ユーザ端末120mは、Nut,m個のアンテナ252ma〜252muを備え、ユーザ端末120xは、Nut,x個のアンテナ252xa〜252xuを備える。アクセスポイント110は、ダウンリンクでは送信エンティティであり、アップリンクでは受信エンティティである。各ユーザ端末120は、アップリンクでは送信エンティティであり、ダウンリンクでは受信エンティティである。本明細書で使用する「送信エンティティ」は、周波数チャネルを介してデータを送信することが可能な独立動作型の装置またはデバイスであり、「受信エンティティ」は、周波数チャネルを介してデータを受信することが可能な独立動作型の装置またはデバイスである。以下の説明では、下付き文字「dn」はダウンリンクを示し、下付き文字「up」はアップリンクを示し、Nup個のユーザ端末がアップリンク上での同時送信のために選択され、Ndn個のユーザ端末がダウンリンク上での同時送信のために選択され、Nupは、Ndnに等しいことも等しくないこともあり、NupおよびNdnは、静的な値であり得るかまたはスケジューリング間隔ごとに変化することができる。アクセスポイントおよびユーザ端末においてビームステアリングまたは何らかの他の空間処理技法が使用され得る。
アップリンク上では、アップリンク送信のために選択された各ユーザ端末120において、TXデータプロセッサ288は、データソース286からトラフィックデータを受信し、コントローラ280から制御データを受信する。また、コントローラ280はメモリ282に接続され得る。TXデータプロセッサ288は、ユーザ端末のための選択されたレートに関連するコーディングおよび変調方式に基づいて、ユーザ端末のためのトラフィックデータ{dup,m}を処理(たとえば、符号化、インターリーブ、および変調)し、データシンボルストリーム{sup,m}を与える。TX空間プロセッサ290は、データシンボルストリーム{sup,m}に対して空間処理を実行し、Nut,m個の送信シンボルストリームをNut,m個のアンテナに供給する。各送信機ユニット(TMTR)254は、アップリンク信号を発生するために、それぞれの送信シンボルストリームを受信し、処理(たとえば、アナログ変換、増幅、フィルタ処理、および周波数アップコンバート)する。Nut,m個の送信機ユニット254は、Nut,m個のアンテナ252からアクセスポイント110への送信のためのNut,m個のアップリンク信号を与える。
アップリンク上での同時送信のためにNup個のユーザ端末がスケジュールされ得る。これらのユーザ端末の各々は、そのデータシンボルストリームに対して空間処理を実行し、アップリンク上で送信シンボルストリームのそのセットをアクセスポイントに送信する。
アクセスポイント110において、Nap個のアンテナ224a〜224apは、アップリンク上で送信するすべてのNup個のユーザ端末からアップリンク信号を受信する。各アンテナ224は、受信信号をそれぞれの受信機ユニット(RCVR)222に供給する。各受信機ユニット222は、送信機ユニット254によって実行された処理を補足する処理を実行し、受信シンボルストリームを与える。RX空間プロセッサ240は、Nap個の受信機ユニット222からのNap個の受信シンボルストリームに対して受信機空間処理を実行し、Nup個の復元されたアップリンクデータシンボルストリームを与える。受信機空間処理は、チャネル相関行列反転(CCMI)、最小平均2乗誤差(MMSE)、逐次干渉除去(SIC)、または何らかの他の技法に従って実行される。各復元されたアップリンクデータシンボルストリーム{sup,m}は、それぞれのユーザ端末によって送信されたデータシンボルストリーム{sup,m}の推定値である。RXデータプロセッサ242は、復号データを得るために、そのストリームのために使用されたレートに応じて各復元されたアップリンクデータシンボルストリーム{sup,m}を処理(たとえば、復調、デインターリーブ、および復号)する。各ユーザ端末の復号データは、記憶のためにデータシンク244に供給され、および/またはさらなる処理のためにコントローラ230に供給され得る。また、コントローラ230はメモリ232に接続され得る。
ダウンリンク上では、アクセスポイント110において、TXデータプロセッサ210は、ダウンリンク送信のためにスケジュールされたNdn個のユーザ端末のためのデータソース208からトラフィックデータを受信し、コントローラ230から制御データを受信し、場合によってはスケジューラ234から他のデータを受信する。様々なタイプのデータは様々なトランスポートチャネル上で送られ得る。TXデータプロセッサ210は、各ユーザ端末のために選択されたレートに基づいてそのユーザ端末のトラフィックデータを処理(たとえば、符号化、インターリーブ、変調)する。TXデータプロセッサ210は、Ndn個のダウンリンクデータシンボルストリームをNdn個のユーザ端末に供給する。TX空間プロセッサ220は、Ndn個のダウンリンクデータシンボルストリームに対して空間処理を実行し、Nap個の送信シンボルストリームをNap個のアンテナに供給する。各送信機ユニット(TMTR)222は、ダウンリンク信号を発生するために、それぞれの送信シンボルストリームを受信し、処理する。Nap個の送信機ユニット222は、Nap個のアンテナ224からユーザ端末への送信のためのNap個のダウンリンク信号を与える。
各ユーザ端末120において、Nut,m個のアンテナ252は、アクセスポイント110からNap個のダウンリンク信号を受信する。各受信機ユニット(RCVR)254は、関連するアンテナ252からの受信信号を処理し、受信シンボルストリームを与える。RX空間プロセッサ260は、Nut,m個の受信機ユニット254からのNut,m個の受信シンボルストリームに対して受信機空間処理を実行し、復元されたダウンリンクデータシンボルストリーム{sdn,m}をユーザ端末に供給する。受信機空間処理は、CCMI、MMSE、または何らかの他の技法に従って実行される。RXデータプロセッサ270は、ユーザ端末のための復号データを得るために、復元されたダウンリンクデータシンボルストリームを処理(たとえば、復調、デインターリーブ、および復号)する。
図3に、システム100内で採用され得るワイヤレスデバイス302において利用され得る様々な構成要素を示す。ワイヤレスデバイス302は、本明細書で説明する様々な方法を実装するように構成され得るデバイスの一例である。ワイヤレスデバイス302はアクセスポイント110またはユーザ端末120であり得る。
ワイヤレスデバイス302は、ワイヤレスデバイス302の動作を制御するプロセッサ304を含み得る。プロセッサ304は中央処理装置(CPU)と呼ばれることもある。読取り専用メモリ(ROM)とランダムアクセスメモリ(RAM)の両方を含み得るメモリ306は、命令とデータとをプロセッサ304に供給する。メモリ306の一部は不揮発性ランダムアクセスメモリ(NVRAM)をも含み得る。プロセッサ304は、一般に、メモリ306内に記憶されたプログラム命令に基づいて論理および算術演算を実行する。メモリ306中の命令は、本明細書で説明する方法を実装するように実行可能であり得る。
ワイヤレスデバイス302は、ワイヤレスデバイス302と遠隔地との間のデータの送信および受信を可能にするために送信機310と受信機312とを含み得るハウジング308をも含み得る。送信機310と受信機312とを組み合わせてトランシーバ314を形成し得る。複数の送信アンテナ316が、ハウジング308に取り付けられ、トランシーバ314に電気的に結合され得る。ワイヤレスデバイス302は、(図示されていない)複数の送信機と、複数の受信機と、複数のトランシーバとをも含み得る。
ワイヤレスデバイス302は、トランシーバ314によって受信された信号のレベルを検出および定量化するために使用され得る信号検出器318をも含み得る。信号検出器318は、総エネルギー、シンボルごとのサブキャリア当たりのエネルギー、電力スペクトル密度および他の信号などの信号を検出し得る。ワイヤレスデバイス302は、信号を処理する際に使用するためのデジタル信号プロセッサ(DSP)320をも含み得る。
ワイヤレスデバイス302の様々な構成要素は、データバスに加えて、電力バス、制御信号バス、およびステータス信号バスを含み得るバスシステム322によって一緒に結合され得る。
本明細書で説明する技法は、概して、SDMA、OFDMA、CDMA、SDMA、およびそれらの組合せなど、任意のタイプの多元接続方式を利用するシステムにおいて適用され得ることを当業者は認識されよう。
アップリンクSDMA送信機会スケジューリング
本開示のいくつかの態様は、1つまたは複数の局(STA)によるアップリンクSDMA送信のための媒体アクセス制御(MAC)プロトコルを提示する。アクセスポイントが、アップリンクSDMA送信についての1つまたは複数の要求を複数の局から受信し得る。アクセスポイントは、送信をスケジュールし、局にメッセージを送り得る。そのメッセージは、開始時間、送信の持続時間、各局に割り当てられた空間ストリームなど、アップリンクSDMA送信のパラメータを含み得る。
図4に、本開示のいくつかの態様による、アクセスポイントと複数の局とからなる例示的なネットワークを示す。アップリンクSDMA送信を利用して、STA404のうちの2つ以上がアクセスポイント402にデータを同時に送信し得る。
IEEE802.11規格を利用するワイヤレスネットワークでは、保留データ送信のためにワイヤレス媒体の一部分を予約するためにRequest to Send(RTS)/Clear to Send(CTS)プロシージャが使用され得る。しかしながら、アップリンクSDMAでは、1つまたは複数の局からの1つまたは複数のアップリンク送信(すなわち、送信機会(TXOP))が並列に、および同時に行われ得る。
本開示のいくつかの態様では、アップリンクSDMA TXOP中に、複数の局がアクセスポイントに同時に送信し得る。各STAは異なる空間ストリームを使用し得る。APは、異なる局のアップリンクSDMA送信をスケジュールし、TXOP開始(TXS)フレームを通して局の各々に1つまたは複数の空間ストリームを割り当て得る。
いくつかの態様では、APが、選択されたSTAにおいて、およびそれらのSTA内で選択されたアクセスカテゴリー(AC)について、アップリンクSDMAを有効化し得る。アクセスカテゴリーは、STA内の他のACとは無関係に媒体アクセスを求めて競合するフレームキューの等価物である。STAは4つの内部ACを有し得る。競合アクセスは拡張分散チャネルアクセス(EDCA)(すなわち、IEEE802.11e規格)に基づき得る。EDCAは、ボイス、ビデオ、ベストエフォートおよびバックグラウンドなど、異なるアクセスカテゴリーをサポートするワイヤレス媒体への区別され分散されたアクセスをサポートする。
図5に、EDCAプロシージャを利用したアクセスポイントと2つの局との間のメッセージ交換を示す。図示のように、STA1のためのバックオフタイマー512が満了すると、STA1はRTSメッセージ502をAPに送り得る。APは、RTSに応答してCTSメッセージ504を送り得る。次いで、STA1は、TXOP STA1 506においてSTA1のデータを送信し得る。アクセスポイントは、ブロック肯定応答(BA)メッセージ508を送信することによってSTA1からのデータの受信に肯定応答し得る。STA1が送信している時間中に、STA2はワイヤレス媒体を監視し得る。STA1がSTA1の送信を完了すると、STA2は、ワイヤレス媒体へのアクセスを要求するためにRTSメッセージをAPに送信し得る。APは、同じく、CTSメッセージを送信し、STA2からの送信を受信し得る。
図6に、本開示のいくつかの態様による、アップリンクSDMAプロシージャを利用したアクセスポイントと2つの局との間のメッセージ交換を示す。局はアップリンクSDMA送信が可能であり、アップリンクSDMAが有効化される。STAは、RTS502(図5)を送る代わりに、TXOP要求(TXR)602をAPに送り得る。TXRは、アップリンクSDMAを実行することが可能であるSTA中のACがワイヤレス媒体にアクセスできるようになったときに送られる。TXR602はまた、どのACが媒体にアクセスできるようになったかを指定し得る(たとえば、そのACのためのバックオフタイマーが、0に達しているか、または満了している)。
いくつかの態様では、APが十分な数のTXRフレームを受信したとき、APは、局にTXOP開始(TXS)606フレームを送ることによってアップリンクSDMA TXOP608を開始し得る。TXSフレームは、アップリンクSDMA TXOP608中に含まれるSTAのSTA識別子(ID)と、STAの各々に割り当てられている空間ストリームと、アップリンクSDMA TXOPの持続時間とを指定し得る。TXRフレームは、アップリンクSDMA TXOP608の持続時間の間、ネットワーク割振りベクトル(NAV)をも設定し得る。NAVにより、アップリンクSDMA送信に参加していない他の局は、アップリンクSDMA持続時間が完了するまで、それらの局の送信を遅らせ得る。アクセスポイントは、1つまたは複数のSDMA送信の受信に肯定応答するためにSTAに1つまたは複数の肯定応答フレーム612を送信し得る。
いくつかの態様では、APは、他のSTAから追加のTXRフレームを受信することなしに、あるSTAからTXRを受信した後に、時間しきい値を超えると、アップリンクSDMA TXOPを開始し得る。
アップリンクSDMA TXOP608中に、複数のSTAが、TXSフレームにおいて複数のSTAに割り当てられている空間ストリームを使用してデータを送信し得る。その送信は、アグリゲートされたMSDU(A−MSDU)を使用してアグリゲートされた1つまたは複数のMACサービスデータユニット(MSDU)、およびアグリゲートされたMPDU(A−MPDU)を使用してアグリゲートされた1つまたは複数のMACプロトコルデータユニット(MPDU)、または両方を含んでいることがある。
いくつかの態様では、アップリンクSDMA送信におけるMPDUは、APによる即時の応答を必要としない肯定応答(ACK)ポリシーを示し得る。たとえば、通常使用される暗黙的ブロック肯定応答要求(BAR)肯定応答ポリシーの代わりに、ブロックACK肯定応答ポリシーがアップリンク送信上で使用され得る。アップリンク送信は、APのための次の利用可能なTXOPにおいてブロック肯定応答(BA)612フレームを送るようにAPに要求し得る、BARフレームを含み得る。
いくつかの態様では、アップリンクSDMA TXOPの終了時に、APは、要求されたBAフレームを送り得る。APは、1つまたは複数の局のためのBAフレームを連続的に送り得る。たとえば、APは、アップリンクSDMA TXOP608の終了後にショートフレーム間空間(SIFS)時間が経過したとき、第1の局のための第1のBAフレーム612を送り得る。APは、第1のBAの送信の終了後にSIFS時間が経過したとき、第2の局のための第2のBAフレームを送り得る。したがって、複数の局のためのBAフレームはSIFS持続時間で分離され得る。
図7に、本開示のいくつかの態様による、標準の拡張分散チャネルアクセス(EDCA)と提案されるアップリンクSDMAプロトコルとの間の比較を示す。図の上部分は、2つの局がアップリンクSDMAを実行する能力を有しないときの、EDCAプロシージャを使用したアクセスポイントと2つの局との間のパケット交換を示している。図の下部分は、アップリンクSDMAを使用したアクセスポイントと2つの局との間のパケット交換を示している。図示のように、アップリンクSDMAにおける送信が並列に実行され得るので、APと複数の局との間の通信に要する時間は、EDCAプロシージャを利用するシステムよりもアップリンクSDMAを利用するシステムにおいてはるかに少ない。
図8に、本開示のいくつかの態様による、アクセスポイントによって採用され得る、アップリンクSDMAを実行するための例示的な動作を示す。802において、空間分割多元接続(SDMA)送信のための送信スロットのための1つまたは複数の要求メッセージを1つまたは複数の装置(たとえば、局)から受信する。804において、アクセスポイントは、SDMA送信機会(TXOP)の開始を示すために上記装置のうちの1つまたは複数にTXOP開始フレームを送信する。アクセスポイントは、要求メッセージを送った上記装置によって要求されるリソースの量を判断し得る。リソースの量がしきい値以上である場合、APはTXOP開始フレームを送信し得る。
アクセスポイントは、TXOP開始フレームに従って上記装置から1つまたは複数のSDMA送信を受信し得る。SDMA送信のうちの少なくとも1つは、肯定応答フレームの即時の送信を必要としない肯定応答ポリシーを示し得る。
図9に、本開示のいくつかの態様による、局によって採用され得る、アップリンクSDMAを実行するための例示的な動作を示す。902において、空間分割多元接続(SDMA)送信のための送信スロットのための要求メッセージを装置に送信する。904において、SDMA送信の開始の指示を備えるTXSフレームを上記装置から受信する。906において、TXOP開始フレームに従ってTXOP中にSDMAデータを送信する。上記局は、TXOPのための割り当てられた持続時間を利用して1つまたは複数の空間ストリーム上でSDMAデータを送信し得、空間ストリームおよび割り当てられた持続時間はTXOP開始フレームにおいて受信される。
いくつかの態様では、アップリンク送信はBARフレームを含まないことがあり、STAは、EDCA競合を使用してアップリンクSDMA TXOPの終了後にBARフレームを別個に送り得る。この方法の利点は、STAが、BA受信の持続時間の間、媒体をクリアするために、BARフレームにわたってNAVをローカルに設定することができることである。APは、この目的のためにSTAが使用し得る固定バックオフタイマー値をSTAに与え得る。
いくつかの態様では、APが、アップリンクSDMA TXOPを適切にスケジュールするのに十分なTXRを受信しなかった場合、APは、局が通常のEDCA動作を使用するように、それらの局のためのアップリンクSDMAを無効化し得る。
上記で説明した方法の様々な動作は、対応する機能を実行することが可能な任意の好適な手段によって実行され得る。それらの手段は、限定はしないが、回路、特定用途向け集積回路(ASIC)、またはプロセッサを含む、様々なハードウェアおよび/またはソフトウェア構成要素(複数可)および/またはモジュール(複数可)を含み得る。一般に、図に示す動作がある場合、それらの動作は、同様の番号をもつ対応するカウンターパートのミーンズプラスファンクション構成要素を有し得る。たとえば、図8中のブロック802〜804は、図8Aに示す回路ブロック802A〜804Aに対応する。さらに、図9中のブロック902〜906は、図9Aに示す回路ブロック902A〜906Aに対応する。
本明細書で使用する「判断」という用語は、多種多様なアクションを包含する。たとえば、「判断」は、計算、算出、処理、導出、調査、探索(たとえば、テーブル、データベース、または別のデータ構造での探索)、確認などを含み得る。また、「判断」は、受信(たとえば、情報を受信すること)、アクセス(たとえば、メモリ中のデータにアクセスすること)などを含み得る。また、「判断」は、解決、選択、選定、確立などを含み得る。
本明細書で使用する「AまたはBのうちの少なくとも1つ」という句は、AとBとの任意の組合せを含むものとする。言い換えれば、「AまたはBのうちの少なくとも1つ」は、AまたはBあるいはAおよびBを備える。送信するための手段が送信機を備え、受信するための手段が受信機を備え、判断するための手段が回路またはプロセッサを備えることに留意されたい。
上記で説明した方法の様々な動作は、様々なハードウェアおよび/またはソフトウェア構成要素(複数可)、回路、および/またはモジュール(複数可)など、それらの動作を実行することが可能な任意の好適な手段によって実行され得る。一般に、図に示すどの動作も、その動作を実行することが可能な対応する機能的手段によって実行され得る。
本開示に関連して説明した様々な例示的な論理ブロック、モジュール、および回路は、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ信号(FPGA)または他のプログラマブル論理デバイス(PLD)、個別ゲートまたはトランジスタ論理、個別ハードウェア構成要素、あるいは本明細書で説明した機能を実行するように設計されたそれらの任意の組合せを用いて実装または実行され得る。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであり得るが、代替として、プロセッサは、任意の市販のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、または状態機械であり得る。プロセッサはまた、コンピューティングデバイスの組合せ、たとえば、DSPとマイクロプロセッサとの組合せ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと連携する1つまたは複数のマイクロプロセッサ、あるいは任意の他のそのような構成として実装され得る。
1つまたは複数の例示的な実施形態では、説明した機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組合せで実装され得る。ソフトウェアで実装される場合、機能は、1つまたは複数の命令またはコードとしてコンピュータ可読媒体上に記憶されるか、あるいはコンピュータ可読媒体を介して送信され得る。コンピュータ可読媒体は、ある場所から別の場所へのコンピュータプログラムの転送を可能にする任意の媒体を含む、コンピュータ記憶媒体とコンピュータ通信媒体の両方を含む。記憶媒体は、コンピュータによってアクセスされ得る任意の利用可能な媒体であり得る。限定ではなく例として、そのようなコンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD−ROMまたは他の光ディスクストレージ、磁気ディスクストレージまたは他の磁気ストレージデバイス、あるいは命令またはデータ構造の形態の所望のプログラムコードを搬送または記憶するために使用され得、コンピュータによってアクセスされ得る、任意の他の媒体を備えることができる。また、いかなる接続もコンピュータ可読媒体と適切に呼ばれる。たとえば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、デジタル加入者回線(DSL)、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術を使用して、ウェブサイト、サーバ、または他のリモートソースから送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、DSL、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術は、媒体の定義に含まれる。本明細書で使用するディスク(disk)およびディスク(disc)は、コンパクトディスク(disc)(CD)、レーザディスク(disc)、光ディスク(disc)、デジタル多用途ディスク(disc)(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク(disk)およびブルーレイ(登録商標)ディスク(disc)を含み、ディスク(disk)は、通常、データを磁気的に再生し、ディスク(disc)は、データをレーザで光学的に再生する。したがって、いくつかの態様では、コンピュータ可読媒体は非一時的コンピュータ可読媒体(たとえば、有形媒体)を備え得る。さらに、いくつかの態様では、コンピュータ可読媒体は一時的コンピュータ可読媒体(たとえば、信号)を備え得る。上記の組合せもコンピュータ可読媒体の範囲内に含めるべきである。
本明細書で開示する方法は、説明した方法を達成するための1つまたは複数のステップまたはアクションを備える。本方法のステップおよび/またはアクションは、特許請求の範囲から逸脱することなく互いに交換され得る。言い換えれば、ステップまたはアクションの特定の順序が指定されない限り、特定のステップおよび/またはアクションの順序および/または使用は特許請求の範囲から逸脱することなく変更され得る。
説明した機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの組合せで実装され得る。ソフトウェアで実装される場合、機能は1つまたは複数の命令としてコンピュータ可読媒体上に記憶され得る。記憶媒体は、コンピュータによってアクセスされ得る任意の利用可能な媒体であり得る。限定ではなく例として、そのようなコンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD−ROMまたは他の光ディスクストレージ、磁気ディスクストレージまたは他の磁気ストレージデバイス、あるいは命令またはデータ構造の形態の所望のプログラムコードを搬送または記憶するために使用され得、コンピュータによってアクセスされ得る、任意の他の媒体を備えることができる。本明細書で使用するディスク(disk)およびディスク(disc)は、コンパクトディスク(disc)(CD)、レーザディスク(disc)、光ディスク(disc)、デジタル多用途ディスク(disc)(DVD)、フロッピーディスク(disk)およびブルーレイ(登録商標)ディスク(disc)を含み、ディスク(disk)は、通常、データを磁気的に再生し、ディスク(disc)は、データをレーザで光学的に再生する。
したがって、いくつかの態様は、本明細書で提示する動作を実行するためのコンピュータプログラム製品を備え得る。たとえば、そのようなコンピュータプログラム製品は、本明細書で説明する動作を実行するために1つまたは複数のプロセッサによって実行可能である命令をその上に記憶した(および/または符号化した)コンピュータ可読媒体を備え得る。いくつかの態様では、コンピュータプログラム製品はパッケージング材料を含み得る。
また、ソフトウェアまたは命令は送信媒体を介して送信され得る。たとえば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、デジタル加入者回線(DSL)、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術を使用して、ウェブサイト、サーバ、または他のリモートソースから送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、DSL、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術は、送信媒体の定義に含まれる。
さらに、本明細書で説明する方法および技法を実行するためのモジュールおよび/または他の適切な手段は、適用可能な場合にユーザ端末および/または基地局によってダウンロードおよび/または他の方法で取得され得ることを諒解されたい。たとえば、本明細書で説明した方法を実行するための手段の転送を可能にするために、そのようなデバイスをサーバに結合することができる。代替的に、本明細書で説明した様々な方法を記憶手段(たとえば、RAM、ROM、コンパクトディスク(CD)またはフロッピーディスクなどの物理的記憶媒体など)によって提供することができ、それにより、ユーザ端末および/または基地局は、その記憶手段をデバイスに結合または供給すると、それらの様々な方法を取得することができるようになる。さらに、本明細書で説明した方法および技法をデバイスに与えるための任意の他の適切な技法を利用することができる。
特許請求の範囲は、上記に示した正確な構成および構成要素に限定されないことを理解されたい。上記で説明した方法および装置の構成、動作および詳細において、特許請求の範囲から逸脱することなく、様々な改変、変更および変形を行い得る。
本明細書で提供する技法は、様々な適用例において利用され得る。いくつかの態様では、本明細書で提示する技法は、本明細書で提供する技法を実行するための処理論理および要素とともにアクセスポイント局、アクセス端末、モバイルハンドセット、または他のタイプのワイヤレスデバイス中に組み込まれ得る。
上記は本発明の態様を対象とするが、本発明の他の態様およびさらなる態様は、その基本的範囲から逸脱することなく考案され得、その範囲は以下の特許請求の範囲によって判断される。
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