JP2012518861A - 集積回路のためのオンチップ電圧変換装置およびシステム - Google Patents

集積回路のためのオンチップ電圧変換装置およびシステム Download PDF

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Abstract

【課題】 多数の電圧ドメインを有する集積回路デバイスおよびシステムのための改良された電圧変換システムを提供する。
【解決手段】 集積回路のためのオンチップ電圧変換装置は、第1のキャパシタと、この第1のキャパシタの第1の電極を第1の電圧ドメインの低側電圧レールに選択的に結合するように構成された第1のNFETデバイスと、第1のキャパシタの第1の電極を第1の電圧ドメインの高側電圧レールに選択的に結合するように構成された第1のPFETデバイスと、第1のキャパシタの第2の電極を第2の電圧ドメインの低側電圧レールに選択的に結合するように構成された第2のNFETデバイスであって、第2の電圧ドメインの低側電圧レールが第1の電圧ドメインの高側電圧レールに対応する、第2のNFETデバイスと、第1のキャパシタの第2の電極を第2の電圧ドメインの高側電圧レールに選択的に結合するように構成された第2のPFETデバイスと、を含む。
【選択図】 図2

Description

本発明は、一般に電圧変換技法に関し、更に具体的には、集積回路デバイスのためのスイッチト・キャパシタ電圧コンバータ(switched capacitor voltageconverter)および方法に関する。
ハイ・エンドのマイクロプロセッサ・システムおよびモバイル電子デバイスの双方を含む最新のコンピューティング・アーキテクチャにとって、電力管理は極めて重要な構成要素となっている。しかしながら、既存のオンチップ・ソリューションは、高い出力電流および高い電力変換効率を同時に達成することにおいて限定的な成功を収めているに過ぎない。
具体的には、CMOS(相補型金属酸化膜半導体)技術についての公称電源電圧(VDD)値は、性能および電力スケーリングのために過去何年かで徐々に低下している。そして、VDDが低下するにつれて、送電系において効率を維持することがいっそう難しくなっている。VDD=1ボルト(V)では、外部電力源からVDDで動作する回路までのエネルギ損失は顕著である。送電網における電力損失は電圧の二乗(V2)に反比例するので、いわゆる「低」VDD回路(例えば約300〜500ミリボルト(mV))では、送電に関する効率の問題は更に悪化する。
更に、同一のICチップ上の論理回路、SRAM、および埋め込みDRAMには、多数の電源電圧が必要である。これらの電圧は、線形直列電圧レギュレータまたは誘導性バック・コンバータ(buck converter)を用いて発生させる。オンチップ線形レギュレータは抵抗性要素を用いて電圧を低下させるので、エネルギ効率が良くない。従来、バック・コンバータは、高い電力変換効率を達成するためにディスクリート・オフチップ・インダクタを必要とする。しかしながら、シリコン基板上に高品質のインダクタを集積するのが困難であるため、オンチップの集積バック・コンバータは電力変換効率が低い。
KiyooItoh、Masashi Horiguchi、およびHitoshi Tanakaの「Ultra-LowVoltage Nano-Scale Memories」(ニューヨーク州スプリンガー、2007年)
従って、多数の電圧ドメインを有する集積回路デバイスおよびシステムのための改良された電圧変換システムを提供することができれば望ましいであろう。
例示的な実施形態において、集積回路のためのオンチップ電圧変換装置は、第1のキャパシタと、この第1のキャパシタの第1の電極を第1の電圧ドメインの低側電圧レールに選択的に結合するように構成された第1のNFETデバイスと、第1のキャパシタの第1の電極を第1の電圧ドメインの高側電圧レールに選択的に結合するように構成された第1のPFETデバイスと、第1のキャパシタの第2の電極を第2の電圧ドメインの低側電圧レールに選択的に結合するように構成された第2のNFETデバイスであって、第2の電圧ドメインの低側電圧レールが第1の電圧ドメインの高側電圧レールに対応する、第2のNFETデバイスと、第1のキャパシタの第2の電極を第2の電圧ドメインの高側電圧レールに選択的に結合するように構成された第2のPFETデバイスと、を含む。
別の実施形態において、集積回路のためのオンチップ電圧変換システムは、複数のクロック位相を有するクロック・ソースと、複数の位相の1つに対応する複数の動作信号と、動作信号によって制御される複数の電圧コンバータと、を含む。各電圧コンバータは、第1のキャパシタと、この第1のキャパシタの第1の電極を第1の電圧ドメインの低側電圧レールに選択的に結合するように構成された第1のNFETデバイスと、第1のキャパシタの第1の電極を第1の電圧ドメインの高側電圧レールに選択的に結合するように構成された第1のPFETデバイスと、第1のキャパシタの第2の電極を第2の電圧ドメインの低側電圧レールに選択的に結合するように構成された第2のNFETデバイスであって、第2の電圧ドメインの低側電圧レールが第1の電圧ドメインの高側電圧レールに対応する、第2のNFETデバイスと、第1のキャパシタの第2の電極を第2の電圧ドメインの高側電圧レールに選択的に結合するように構成された第2のPFETデバイスと、を含む。
別の実施形態において、集積回路のためのオンチップ電圧変換システムは、複数のクロック位相を有するクロック・ソースと、複数の位相の1つに対応する複数の動作信号と、動作信号によって制御される複数の電圧コンバータと、を含む。各電圧コンバータは、第1のキャパシタと、第1の電圧ドメインに関連付けられた第1のNFETおよびPFETデバイス対であって、この第1の対の第1のNFETが第1のキャパシタの第1の電極を第1の電圧ドメインの低側電圧レールに選択的に結合するように構成され、第1の対の第1のPFETが第1のキャパシタの第1の電極を第1の電圧ドメインの高側電圧レールに選択的に結合するように構成されている、第1のNFETおよびPFETデバイス対と、第2の電圧ドメインに関連付けられた第2のNFETおよびPFETデバイス対であって、この第2の対の第2のNFETが第1のキャパシタの第2の電極を第2の電圧ドメインの低側電圧レールに選択的に結合するように構成され、第2の電圧ドメインの低側電圧レールが第1の電圧ドメインの高側電圧レールに対応し、第2の対の第2のPFETが第1のキャパシタの第2の電極を第2の電圧ドメインの高側電圧レールに選択的に結合するように構成されている、第2のNFETおよびPFETデバイス対と、第1のキャパシタに直列の1つ以上の追加のキャパシタと、名目上N電圧単位の電圧レベルをM電圧単位の電圧レベルに、およびその逆に変換する多レベル・コンバータを規定するように、各1つ以上の追加のキャパシタごとに1つ以上の追加の電圧ドメインに関連付けられた1つ以上の追加のNFETおよびPFETデバイス対と、を更に含み、Nがスイッチング・デバイス対の合計数を表し、N−1がキャパシタの合計数を表し、1≦M≦N−1である。
更に別の実施形態において、集積回路のためのオンチップ電圧変換を実施する方法は、第1のNFETデバイスを用いて、第1のキャパシタの第1の電極を第1の電圧ドメインの低側電圧レールに選択的に結合することと、第1のPFETデバイスを用いて、第1のキャパシタの第1の電極を第1の電圧ドメインの高側電圧レールに選択的に結合することと、第2のNFETデバイスを用いて、第1のキャパシタの第2の電極を第2の電圧ドメインの低側電圧レールに選択的に結合することであって、第2の電圧ドメインの低側電圧レールが第1の電圧ドメインの高側電圧レールに対応することと、第2のPFETデバイスを用いて、第1のキャパシタの第2の電極を第2の電圧ドメインの高側電圧レールに選択的に結合することと、を含む。
例示的な図面を参照する。いくつかの図面において同様の要素は同様に付番されている。
従来の2−1スイッチト・キャパシタ電圧コンバータの概略図である。 本発明の一実施形態に従った2−1スイッチト・キャパシタ電圧コンバータの概略図である。 図2の電圧コンバータの動作を示す電圧およびタイミング図である。 本発明の更に別の実施形態に従った3−1スイッチト・キャパシタ電圧コンバータおよび関連するタイミング図である。 図4のコンバータの一般的な回路トポロジを示す概略図である。 本発明の更に別の実施形態に従った、開示するスイッチト・キャパシタ電圧コンバータを用いた例示的な多相電圧変換システムの概略図である。 本発明の更に別の実施形態に従った、N+1の電圧レベルを有する一般的なスイッチト・キャパシタ電圧コンバータの概略図である。 本発明の更に別の実施形態に従った、図8に示すスイッチト・キャパシタ電圧コンバータを合計k個用いた例示的な多レベル電圧コンバータ・システムの概略図である。 図8の多相電圧変換システムを用いた例示的なN−M電圧ダウン・コンバータ・システムの概略図である。 図8の多相電圧変換システムを用いた例示的なM−N電圧アップ・コンバータ・システムの概略図である。 多数の入力および出力電圧による、図8のシステムを用いた多レベル電圧変換システムの概略図である。 深いトレンチ・キャパシタ・アレイを用いて実施した例示的なスイッチト・キャパシタの概略図である。
本明細書において開示するのは、スイッチト・キャパシタ電圧コンバータおよびレギュレータ技法に関する改良された回路および方法である。簡潔に述べると、本明細書において提示する実施形態は、オンチップの深いトレンチ(DT)・キャパシタおよびシリコン・オン・インシュレータ(SOI)相補型金属酸化膜半導体(CMOS)電界効果トランジスタ(FET)スイッチを利用する。2−1コンバータのための一実施形態においては、2つのSOI p型FET(PFET)および2つのSOI n型FET(NFET)を用いて電圧変換を達成する。3−1コンバータのための一実施形態においては、3つのSOI PFETおよび3つのSOI NFETを用いる。本明細書において開示する一般的なアーキテクチャおよび方法論は、整数比を有する2つの電圧間の電圧変換を可能とする。開示するシステムは高破壊電圧スイッチを必要としない。更に、開示するシステムの実施形態はリバーシブルであり、ダウン・コンバータ、アップ・コンバータ、または負電圧発生器として用いることができる。更に、代替的な実施形態では、トリプル・ウェル(triple well)技術を用いてバルクCMOSスイッチを利用することを想定する。
更に、開示するシステムのスケーラビリティによって、円滑な電圧出力のために、多数の位相の極めて多数の個別の電圧コンバータを集積することが可能となる。本発明の別の態様として、スイッチング周波数を変更することによって電圧調整が実現される。
スイッチト・キャパシタ・コンバータは多くの文献において論じられている。例えば、Kiyoo Itoh、MasashiHoriguchi、およびHitoshi Tanakaの「Ultra-Low Voltage Nano-Scale Memories」(ニューヨーク州スプリンガー、2007年)を参照のこと。最初に図1を参照すると、従来のスイッチト・キャパシタ電圧コンバータ100の全体的なトポロジを示す概略図が示されている。このコンバータ100は、V2からV1への電圧のダウン・コンバートまたはV1からV2への電圧のアップ・コンバートのいずれかを実行する。V2対V1の電圧比は約2に等しい。動作において、第1のスイッチ対SW1およびSW2は、(位相信号Φによって制御されるように)V1と接地との間にキャパシタC1を結合するように構成されている。また、第2のスイッチ対SW3およびSW4は、(位相信号
Figure 2012518861

によって制御されるように)V2とV1との間のキャパシタC1を結合するように構成されている。電圧のダウン・コンバートにおいて、V2>2*V1である。SW3およびSW4を閉じることによって、キャパシタC1はC1の両端の電圧差レベルが値(V2−V1)へと充電される。SW1およびSW2を閉じることによって、キャパシタV1はC1の両端の電圧差レベルが値(V1−GND)へと充電される。従って、C1の両端の電圧差は、V1の値と値(V2−V1)との差に相当する比較的小さい範囲で変化し、これが高電圧変換効率につながる。例えば、V1が0.95ボルト(V)でV2が2.0Vである場合、C1の両端の電圧は0.95Vと1.05Vとの間でスイッチングし、95%という固有の変換効率が得られる。
従来、図1のコンバータについて具体的なスイッチング要素およびキャパシタを実施するためには多数の方法がある。例えば、スイッチおよびキャパシタは単にオフ・チップで設けることができる。あるいは、スイッチがバルク半導体基板上にMOSFETとして実施される場合、通常、PFETスイッチング・デバイスが高電圧レール(例えば2−1コンバータにおけるV2)に結合され、残りのスイッチのためにNFETデバイスがある。しかしながら、通常これらのトランジスタ・スイッチには比較的大きいゲート電圧変動があり、これが著しいエネルギ損失を生じ、従ってエネルギ変換効率を低下させることになる。
また、従来のオンチップ・キャパシタ・ソリューションでは、オンチップ電圧コンバータの出力電流およびエネルギ変換効率の双方が限定される。高密度キャパシタがないため、オンチップのスイッチト・キャパシタ電圧コンバータが有用であるのは低電流の用途のみである。従来のオンチップ・キャパシタの浮遊容量はエネルギ変換効率を低下させる。
オンチップのスイッチト・キャパシタ電圧コンバータの出力電流およびエネルギ効率を向上させるために、開示するシステムは、オンチップの深いトレンチ(DT)・キャパシタおよびシリコン・オン・インシュレータ(SOI)相補型金属酸化膜半導体(CMOS)電界効果トランジスタ(FET)スイッチを用いる。従って、図2は、本発明の一実施形態に従った2−1スイッチト・キャパシタ電圧コンバータ200の概略図であり、スイッチはSOI CMOS技術を用いて実施されている。更に具体的には、図2の2−1電圧コンバータ200は、2つのPFETすなわちP1およびP2と、3つのNFETすなわちN1およびN2と、を用いる。P1は、V1レールに対して第1のキャパシタ電極を選択的に結合し、P2は、V2レールに対して第2のキャパシタ電極を選択的に結合する。N1は接地レールに対して第1のキャパシタ電極を選択的に結合し、N2はV1レールに対して第2のキャパシタ電極を選択的に結合する。ダウン・コンバート・モードにおいては、V2が入力電圧でV1が出力電圧であり、ここでV2>2*V1である。具体的な例として、ダウン・コンバータは、V2=2.0VおよびV1=0.95Vで動作することができる。アップ・コンバート・モードにおいては、V1が入力電圧でV2が出力電圧であり、ここでV2<2*V1である。具体的な例として、アップ・コンバータは、V2=2.0VおよびV1=1.05Vで動作することができる。
P2およびN2のゲートに印加される作動(クロック)信号(Φp 2-1およびΦn 2-1)は、V1とV2との間で変動する。これに対して、P1およびN1のゲートに印加される動作信号(Φp 1-0およびΦn 1-0)は、V0(GND)とV1との間で変動する。図3に、これらのゲート信号の電圧およびタイミング図300と共に、キャパシタCの両端において結果として得られる電圧差VCを示す。非重複クロックを用いて、V2からGNDへの直接経路を生成する過渡的条件を回避する(すなわち4つ全てのFETが同時に導通するのを防ぐ)。この実施形態の有利な側面は、各トランジスタ・スイッチに比較的小さい電圧変動しか生じないことである。例えば、図2のP2およびN2のゲート端子は、V2とV1との間の電圧ドメイン内にあり、図2のP1およびN1のゲート端子は、V1とV0との間の電圧ドメイン内にある。
ダウン・コンバート・モードにおける図2のコンバータ200の動作については以下のように理解されよう。PFETの双方すなわちP1およびP2の双方が導通し、NFETの双方すなわちN1およびN2がオフである「Pサイクル」の間、キャパシタCは低電圧値(V1−V0)から高い値(V2−V1)へと充電される。PFETの双方がオフであり、NFETの双方がオンである「Nサイクル」の間、キャパシタCは(V2−V1)から(V1−V0)へと放電される。サイクル時間がRC(Rはスイッチの直列オン抵抗である)時定数よりもはるかに大きいという限定的な場合では、V1における電荷出力は2*C*(V2+V0−2V1)である。従って、スイッチング周波数fでは、V1における電流出力は以下の式によって与えられる。
Figure 2012518861
V0=0と想定すると、固有エネルギ効率は以下によって与えられる。
Figure 2012518861
一般的な場合、もっと完全なソリューションが以下の式によって与えられる。
Figure 2012518861

ここで、tpおよびtnはそれぞれPFETおよびNFETがオンである時間であり、tdは全てのFETがオフである不感時間であり、Rp1、Rp2、Rn1、およびRn2は対応するFETのオン抵抗である。
開示するシステムの実施形態はSOI CMOSトランジスタを用いる。SOIトランジスタの誘電体分離およびそれらのフローティング・ボディのため、図3に示すような小さい電圧ゲート変動(例えばN2のゲート動作信号はV1とV2との間で変動する)によって、スイッチを完全にオンおよびオフすることができる。共通ボディ・コンタクトのため、デュアル・ウェル・バルク技術を用いてこの構成で動作することは概して問題となる。あるいは、ある程度の追加のシリコン・レイアウト領域を犠牲にすることで、この回路トポロジおよび電圧構成は、トリプル・ウェル技術を用いたバルクCMOSスイッチと共に完全に機能する。この場合、ウェルは各トランジスタごとに分離されている。N1のウェルはV0に、P1のウェルはV1に、N2のウェルはV1に、P2のウェルはV2に、それぞれ対応付けられている。
また、図2に示した例示的なコンバータの実施形態は、オンチップの深いトレンチ(DT)・キャパシタを利用することに留意すべきである。この技術によって高密度キャパシタのオンチップ実施が可能となる。DTキャパシタの浮遊容量は極めて低く、これにより浮遊キャパシタを充電する際のエネルギ損失を最小限に抑える。DTキャパシタおよびMOSFETの双方のスケーラビリティのため、ここに提案する電圧コンバータは極めて細かい細分性で実施することができる。更に、多くの異なるクロック位相で動作している多くのコンバータを用いるシステムは、円滑な出力電流およびシステム安定性を生成する。
ここで図4を参照すると、本発明の更に別の実施形態に従った3−1スイッチト・キャパシタ電圧コンバータ400の概略図が示されている。図示のように、コンバータ400は、SOI CMOS技術において具現化された3つのPFETおよび3つのNFETを用いて実施される。更に、多相コンバータのために中間電圧ノードV2が利用可能である。従来の3−1コンバータは、一般的に高破壊電圧デバイスを必要とする(更に、高性能CMOSスイッチとコンパチブルでない)が、図4に示すようなトポロジは、約Vddを受けるデバイスのみを用いるという利点がある。すなわち、図4の電圧およびタイミング図に示すように、デバイスN1およびP1のゲート端子はV0とV1との間の電圧ドメインにおいて動作し、デバイスN2およびP2のゲート端子はV1とV2との間の電圧ドメインにおいて動作し、デバイスN3およびP3のゲート端子はV2とV3との間の電圧ドメインにおいて動作する。例示的な3−1ダウン・コンバータとしては、V0=0、V1=1V、およびV3=3.3Vである。V2は約2.1Vの内部ノードである。図4に示すように、V2を安定に保つためにV2にキャパシタCAを接続する。しかしながら、この追加のキャパシタCAは多層構成において任意である。例示的な実施形態においては、電圧変換は異なる相で多くのコンバータを用いて実行され、V2ノードは共に接続される。この方法は必然的に、安定したV2のための大容量電荷リザーバを形成し、従って追加の物理的なキャパシタCAは必要ない。
ダウン・コンバート・モードにおける図4のコンバータ400の動作については以下のように理解されよう。PFETの全てすなわちP1、P2、およびP3が導通し、NFETの全てすなわちN1、N2、およびN3がオフである「Pサイクル」の間、キャパシタC1は低電圧値(V1−V0)から高い値(V2−V1)へと充電され、キャパシタC2は低電圧値(V2−V1)から高い値(V3−V2)へと充電される。PFETの全てがオフであり、NFETの全てがオンである「Nサイクル」の間、キャパシタC1は(V2−V1)から(V1−V0)へと放電され、キャパシタC2は(V3−V2)から(V2−V1)へと放電される。
図5は、4ポート・リバーシブル3−1電圧コンバータの一般的な回路トポロジを示す概略図である。図4に示す3−1ダウン・コンバータに加えて、このトポロジは、3−2ダウン・コンバータ、1−3アップ・コンバータ、または2−3アップ・コンバータとして用いることができる。3−1ダウン・コンバータ・モードにおいては、V3が入力電圧でV1が出力電圧であり、V3>3*V1である。3−2ダウン・コンバータ・モードにおいては、V3が入力電圧でV2が出力電圧であり、V3>(3*V2)/2である。1−3アップ・コンバータ・モードにおいては、V1が入力電圧でV3が出力電圧であり、V3<3*V1である。2−3アップ・コンバータ・モードにおいては、V2が入力電圧でV3が出力電圧であり、V3<(3*V2)/2である。3つのPFET/3つのNFETデバイスの組み合わせを用いることに加えて、キャパシタC1およびC2の両端の電圧ならびにFETスイッチのドレイン−ソース電圧は、Vddよりも著しく大きくはない値に制限される。図5に示すトポロジの重要な利点は、スイッチのゲート電圧がいっそう小さい電圧ドメインで動作しているということである。例えば、図5に示すように、P3およびN3のゲート電圧はV3とV2との間の電圧ドメインにおいて動作する。P2およびN2のゲート電圧はV2とV1との間の電圧ドメインにおいて動作する。P1およびN1のゲート電圧はV1とV0との間の電圧ドメインにおいて動作する。更に、図5に示すトポロジを一般化して、図7に示すN−M電圧変換を実施することができる。ここでNおよびMは整数である。
本明細書において更に開示されるのは、クロック周波数を変化させることによって出力電圧を調整するための方法である。上述の式(1)に示したように、V1が低くなると出力電流は大きくなる。逆に言えば、fが高くなると出力電流は大きくなる。従って、負荷電流対電圧の所与の関係について、スイッチング周波数fに対するフィードバック・ループ制御によってV1の調整を実現することができる。
図6に、例示的なシステム・レベルの実施が示されている。システム600は、V2(例えば入力電圧)、V1(例えば出力電圧またはマイクロプロセッサ・コアのためのVdd)、およびV0(例えば接地面)についての電力網を有する。バイアス電圧によって周波数を制御してクロック発生器602が実施されている。クロック・デバイダおよびクロック位相発生器604は、クロック発生器602からの入力クロック信号を受信し、多数の位相を有する出力クロック信号を発生する。図示する例示的な実施形態では、図6において4つの位相を発生し、これらはΦ1、Φ2、Φ3、およびΦ4として示されている。クロック発生器およびクロック・デバイダからのこれらの最初のクロック信号がV1と接地との間で変動すると想定すると、レベル・シフタ606を用いてV1とV2との間で動作するクロック信号を発生し、これと共に、接地とV1との間で動作する最初のクロック信号についての整合遅延も発生する。次いで、これらの再発生したクロック信号(例えば位相Φ1について信号Φp 2-1、Φn 2-1、Φp 1-0、Φn 1-0)を、上述の図2に示したもの等の電圧コンバータ608に結合する。この場合も、この例示的なシステムは、3−1電圧変換、より一般的にはN−M電圧変換に拡張することができ、この場合には中間電圧レベルのための電力網を用いることができる。また、これは必要数のクロック位相に拡張可能である。
図7は、開示する電圧コンバータ・システムの一般的な回路トポロジの全体を示す概略図である。このシステムは、V0、V1、V2、...、VNとして示すN+1の電圧レベルを含む。ここでV0は最低電圧レベルを表し、VNは最高電圧レベルを表す。また、V0は基準レベルとも称することができ、この場合、他の全ての電圧レベルはV0に対して整数比の公称値を有する。電圧レベルの公称値は以下のように表すことができる。
Figure 2012518861
図7に示すように、N+1電圧レベルのシステムでは合計でN−1個のキャパシタがあり、これらをC1、C2、...、CN-1と示す。また、N個の対のPMOSおよびNMOSスイッチがあり、これらは、ΦPおよびΦnで示す2つの非重複クロック位相で動作する。「Nサイクル」においては、各スイッチ対の下のスイッチ(NFET)はオンであり、上のスイッチ(PFET)はオフである。従って、キャパシタC1の下の電極はV0に接続され、キャパシタC2の下の電極はV1に接続される等となり、キャパシタCN-1の下の電極はVN-2に接続され、キャパシタCN-1の上の電極はVN-1に接続されるようになっている。「Pサイクル」においては、各スイッチ対の上のスイッチ(PFET)はオンであり、下のスイッチ(NFET)はオフである。従って、キャパシタC1の下の電極はV1に接続され、キャパシタC2の下の電極はV1に接続される等となり、キャパシタCN-1の下の電極はVN-1に接続され、キャパシタCN-1の上の電極はVNに接続されるようになっている。この場合も、ΦpおよびΦnは非重複クロック信号であるので、ΦpおよびΦnが双方ともオフである位相の間は全てのスイッチがオフである。スイッチを動作させるために必要なエネルギを除いて、このシステムは、式(4)によって与えられる公称電圧レベルに平衡位置を有する。平衡から離れると、公称値よりも低い電圧レベルでシステムから電荷が流出し、公称値よりも高い電圧レベルで電荷がシステムに流入する。これは電圧変換のための物理的な基礎である。
図8は、図7の合計k個のスイッチト・キャパシタ電圧コンバータを用いた例示的な多レベル電圧コンバータ・システム800の概略図である。これらのk個のスイッチト・キャパシタ電圧コンバータは、1組のクロック位相上で動作する。このクロックの組における異なる位相の合計数は数N以下である。V1、V1、...、VNによって示すように、N+1の内部電圧面がある。コンバータ回路に対して内部電圧面の全てまたはサブセットを外部で接続することができる。図8に示すシステム800において、V0、VM、およびVNは入力電圧および出力電圧である。認められるように、このシステムは、アップ・コンバート、ダウン・コンバート、またはこれら双方の組み合わせのために、ならびに多入力および多出力電圧レベルのために用いることができる。図9から図11は、この点に関していくつかの例示的な変換の実施を示す。
例えば、図9は、図8の多相電圧変換システム800を用いた例示的なN−M電圧ダウン・コンバータ構成の概略図である。この例では、V0は基準レベルであり、VNは入力電圧レベルであり、VMは出力電圧レベルである。比較として、図10は、図8の多相電圧変換システム800を用いた例示的なM−N電圧アップ・コンバータ・システムの概略図である。ここで、V0は基準レベルであり、VMは入力電圧レベルであり、VNは出力電圧レベルである。図11は、図8のシステム用いた例示的な多レベル電圧変換構成の概略図である。この場合も、V0は基準レベルであり、複数の入力電圧をVx1、Vx2等として示し、複数の出力電圧をVy1、Vy2等として示す。
最後に、図12は、深いトレンチ・キャパシタ・アレイを用いて実施された例示的なスイッチト・キャパシタ1200の概略図である。これは、高密度埋め込みDRAM技術を用いて利用可能となる。キャパシタ1200は、シリコン・オン・インシュレータ(SOI)埋め込みDRAM技術で形成した容量性の深いトレンチ・アレイ1202を含み、深いトレンチはSOIおよび埋め込み酸化物(BOX)層を介してシリコン基板内に形成されている。酸化(これがキャパシタのための絶縁層を形成する)の後、トレンチにポリシリコンを充填する。深いトレンチ構造の寄生容量(p基板およびnドーパント拡散領域の境界から来る)は極めて低く、全容量の0.1%未満と推定される。寄生容量による損失が低減するために、これは高いエネルギ効率につながる。また、かかるキャパシタ・アレイは、極めて高い密度および細分性を提供して、多くの用途に適合する。一例として、高性能マイクロプロセッサのための50A(アンペア)の負荷電流を10,000個の電圧コンバータによって供給することができ、この場合、各コンバータが、100ピコファラット(pF)のスイッチト・キャパシタによって5ミリアンペア(mA)の出力電流を発生する。100pFのキャパシタは、各々が約20fFの容量を与える深いトレンチを5000個用いて形成することができる。10,000個の電圧コンバータは、多数(例えば8または16)の位相で動作して、円滑な全電流出力を提供することができる。
開示したシステムは、いかなる形態のキャパシタとも充分に機能する。具体的には、高密度オンチップ・キャパシタの代替的な技術は、積層キャパシタ法を用いることである。積層キャパシタ法は、深いトレンチ・キャパシタの代替案としてDRAM技術において開発されたものであり、キャパシタをシリコン内のトレンチに形成するのではなく、シリコンの表面上に積層する。
本発明について好適な1つの実施形態または複数の実施形態を参照して記載したが、本発明の範囲から逸脱することなく、様々な変更を実施可能であり、その要素の代わりに均等物を使用可能であることは当業者には理解されよう。更に、本発明の本質的な範囲から逸脱することなく、多くの変形を実施して特定の状況または材料を本発明の教示に適合させることができる。従って、本発明は、これを実行するために想定された最良の形態として開示した特定の実施形態に限定されず、本発明は、添付の特許請求の範囲内に該当する全ての実施形態を包含するものである。

Claims (15)

  1. 集積回路のためのオンチップ電圧変換装置であって、
    第1の深いトレンチ・キャパシタと、
    前記第1のキャパシタの第1の電極を第1の電圧ドメインの低側電圧レールに選択的に結合するように構成された第1のNFETデバイスと、
    前記第1のキャパシタの前記第1の電極を前記第1の電圧ドメインの高側電圧レールに選択的に結合するように構成された第1のPFETデバイスと、
    前記第1のキャパシタの第2の電極を第2の電圧ドメインの低側電圧レールに選択的に結合するように構成された第2のNFETデバイスであって、前記第2の電圧ドメインの前記低側電圧レールが前記第1の電圧ドメインの前記高側電圧レールに対応する、前記第2のNFETデバイスと、
    前記第1のキャパシタの前記第2の電極を前記第2の電圧ドメインの高側電圧レールに選択的に結合するように構成された第2のPFETデバイスと、
    を含み、前記第1および第2のNFETおよびPFETデバイスがシリコン・オン・インシュレータ(SOI)基板上に形成されている、前記装置。
  2. 前記第1の電圧ドメイン全域の電圧差に対応する第1の大きさと前記第2の電圧ドメイン全域の電圧差に対応する第2の大きさとの間で前記第1のキャパシタを充電および放電させるように、前記第1および第2のNFETおよびPFETデバイスに対する動作信号を印加する、請求項1に記載の装置。
  3. ダウン・コンバート・モード動作においては、前記第2の電圧ドメインの前記高側電圧レールV2が入力電圧であり、前記第1の電圧ドメインの前記高側電圧レールV1が出力電圧であり、V2>2*V1である、請求項1に記載の装置。
  4. アップ・コンバート・モード動作においては、前記第1の電圧ドメインの前記高側電圧レールV1が入力電圧であり、前記第2の電圧ドメインの前記高側電圧レールV2が出力電圧であり、V2<2*V1である、請求項1に記載の装置。
  5. 前記第1および第2のNFETおよびPFETデバイスに対する前記動作信号が、NFETデバイスおよびPFETデバイスの同時導通を防ぐように印加される、請求項2に記載の装置。
  6. 出力電流が前記動作信号のスイッチング周波数に比例する、請求項2に記載の装置。
  7. 前記第1のNFETおよびPFETデバイスのゲート端子が前記第1の電圧ドメイン内で全て動作し、
    前記第2のNFETおよびPFETデバイスのゲート端子が前記第2の電圧ドメイン内で全て動作する、請求項1に記載の装置。
  8. 前記第1のキャパシタに直列の1つ以上の追加のキャパシタと、
    名目上N電圧単位の電圧レベルをM電圧単位の電圧レベルに、およびその逆に変換する電圧コンバータを規定するように、各1つ以上の追加のキャパシタごとに1つ以上の追加の電圧ドメインに関連付けられた1つ以上の追加のNFETおよびPFETデバイス対と、
    を更に含み、NがNFETおよびPFETデバイス対の合計数を表し、N−1がキャパシタの合計数を表し、1≦M≦N−1である、請求項1に記載の装置。
  9. 各電圧ドメインにおける前記NFETおよびPFETデバイス対が、第1の大きさと第2の大きさとの間で前記関連付けられたキャパシタを充電および放電するように制御され、前記装置のX番目のキャパシタについて、前記第1の大きさがX番目の電圧ドメイン全域の電圧差に対応し、前記第2の大きさが(X+1)番目の電圧ドメイン全域の電圧差に対応する、請求項8に記載の装置。
  10. 前記NFETおよびPFETデバイスが、NFETデバイスおよびPFETデバイスの同時導通を防ぐように動作される、請求項9に記載の装置。
  11. ダウン・コンバータ動作モードにおいて前記コンバータがN−Mダウン・コンバータとして機能する、請求項8に記載の装置。
  12. アップ・コンバータ動作モードにおいて前記コンバータがM−Nアップ・コンバータとして機能する、請求項8に記載の装置。
  13. 第1の複数の電圧レベルが第2の複数の電圧レベルに変換される、請求項8に記載の装置。
  14. 前記第1および第2のNFETおよびPFETデバイスがトリプル・ウェル技術を用いてバルク・シリコン基板上に形成されている、請求項1に記載の装置。
  15. 集積回路のためのオンチップ電圧変換システムであって、
    複数のクロック位相を有するクロック・ソースと、
    複数の位相の1つに対応する複数の動作信号と、
    前記動作信号によって制御される複数の電圧コンバータであって、各電圧コンバータが前出の請求項のいずれかの要素を含む、前記複数の電圧コンバータと、
    を含む、システム。
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