JP2012518264A - 節電型led照明装置 - Google Patents

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    • H05B45/48Details of LED load circuits with an active control inside an LED matrix having LEDs organised in strings and incorporating parallel shunting devices

Abstract

本発明は、常用電源を全波整流した波形を供給電圧として駆動可能な節電型LED照明装置に関するものであって、常用電源を全波整流して整流電圧を出力する整流回路部と、複数のLEDからなるLEDアレイを直列に複数個連結し、最上位のLEDアレイのアノードに前記整流回路部の整流電圧が供給されるLED部と、前記複数のLEDアレイに駆動電流を供給するか、あるいは遮断するスイッチング素子の一端子は前記複数のLEDアレイの各々のアノードに接続され、前記スイッチング素子の他端子は最下位のLEDアレイのカソードに接続される駆動部と、前記整流回路部の整流電圧のレベルに応じて前記駆動部のスイッチング素子をオン及びオフするように制御信号を出力する制御部とを含むことにより、力率を極大化するとともに、電力使用による損失を最小化することができる。

Description

発明の詳細な説明
〔技術分野〕
本発明は、節電型発光ダイオード(LED)照明装置に関するものであって、特に、常用電源を全波整流した波形を供給電圧にして駆動可能な節電型LED照明装置に関するものである。
〔背景技術〕
石油供給不足の状況が次第に現実化され、今後の原油価格は漸進的な上昇が予想され、かつ、温暖化現象を防止するために、二酸化炭素の排出を最大限減らすための努力が国際的に加速化している。
このため、照明分野でも電力損失を節減させ、かつ、環境保護問題を解決するためにLED照明装置に対する技術開発が続けられている。今までLED照明装置には、一般的に、SMPS(Switching Mode Power Supply)が適用されてきた。
このSMPSを備えたLED照明装置は、SMPS内部に大容量のコンデンサ及びトランス(フェライトトランスフォーマー)が使用されるため、電力変換による損失が最小15%以上である。すなわち、このSMPSを備えたLED照明装置は、常用電源を直流電圧に変換し、この直流電圧を駆動電圧として使用するため、電力効率が落ち、かつ、スイッチングによる電磁波障害(Electro-Magnetic Interference:EMI)などのノイズに対する対策などを立てなければならない。
また、このSMPSを備えたLED照明装置は、大容量のコンデンサ及びトランスなどのため、超小型化及びIC集積化を実現することが難しく、また、製造コストも高い。
一方、図8は、一般的に全波整流回路を用いたDC電圧を生成する原理を示した図であり、図9は、図8の回路図に供給される常用電源と電流の波形を示した図である。
整流回路部610は常用電源を全波整流するためのものであって、ダイオード〔D62〕612、ダイオード〔D64〕614、ダイオード〔D66〕616、及びダイオード〔D68〕618からなる。
DC電圧生成部620はLED照明装置の回路駆動のためのものであって、抵抗〔R62〕622、ツェナダイオード〔ZD62〕624、コンデンサ〔C62〕626、及びコンデンサ〔C64〕628からなる。
整流回路部610に図9の(a)に示される常用電源が供給され、ツェナダイオードZ〔D62〕624の定格電圧が6Vである場合、DC電圧生成部620で生成される一定電圧Vccはツェナダイオード〔ZD62〕624の定格電圧によって6Vになる。一方、図9の(a)に示される常用電源が整流回路部610に供給されると、抵抗〔R62〕622及びコンデンサ〔C64〕628を通じて流れる電流値は、図9の(b)に示される電流波形から計算することができる。
万一、整流回路部610に供給される常用電源が220Vであり、DC電圧生成部620で必要な電流が20mAに設計されると、抵抗〔R62〕622を通じて流れる電流の平均値も20mAに設計される。従って、抵抗〔R62〕622で消耗される電力は約214V × 20mAになって、約4.28Wになる。
LED照明装置に必要なDC電圧を生成するのに約4.28Wが無駄に消耗されたら、電力損失を節減するために導入しようとするLED照明装置の趣旨に反するため、これに対する改善が要求される。
〔発明の開示〕
〔発明が解決しようとする課題〕
上述した問題を解決するために、本発明は、常用電源を全波整流した波形をコンデンサなどを用いて直流電源に変換しなかった脈流状態の全波整流波形を供給電源にして駆動可能な節電型LED照明装置を提供することを目的とする。
また、本発明は、常用電源を全波整流した波形から最小限の電力消耗でDC電圧を生成する節電型LED照明装置を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上述した目的を達成するために、本発明による節電型LED照明装置は、常用電源を全波整流して整流電圧を出力する整流回路部と、複数のLEDからなるLEDアレイを直列に複数個連結し、最上位LEDアレイのアノードに前記整流回路部の整流電圧が供給されるLED部と、前記複数のLEDアレイに駆動電流を供給するか、あるいは遮断するスイッチング素子の一端子は前記複数のLEDアレイの各々のアノードに接続され、前記スイッチング素子の他端子は最下位LEDアレイのカソードに接続される駆動部と、前記整流回路部の整流電圧のレベルに応じて前記駆動部のスイッチング素子をオン及びオフするように制御信号を出力する制御部とを提供する。
前記節電型LED照明装置は、前記整流回路部と前記LED部の最上位LEDアレイのアノードとの間に連結される定電流回路部をさらに含むことが好ましい。
前記駆動部は、前記スイッチング素子を制御するために、前記制御部から出力される前記制御信号をシフトするレベルシフト回路をさらに含むことができる。
前記駆動部は、前記スイッチング素子の各々が並列に連結されたトランジスタからなることができる。
前記制御部は、前記整流回路部の整流電圧のレベルに応じて前記駆動部のスイッチング素子をオン及びオフするように、前記制御信号を出力するための複数の比較器を備えることが好ましい。
前記複数の比較器は各々非反転端子と反転端子とを備えた演算増幅器を含み、前記演算増幅器の前記非反転端子には一定の基準電圧が提供され、前記反転端子には前記整流回路部の整流電圧が分配されて提供されることが好ましい。
前記演算増幅器の前記非反転端子に供給される電圧は、前記整流回路部の整流電圧と接地端との間に直列に接続された抵抗を用いて得られた分配電圧であることが好ましい。
前記複数のLEDアレイの各々は、前記複数のLEDが行と列のマトリックス状に接続されていることが好ましい。
前記複数のLEDアレイは、前記行と列のマトリックス状に接続された前記複数のLEDの各行毎に逆方向にツェナダイオードがさらに接続されていることが好ましい。
また、本発明による節電型LED照明装置は、複数のLEDからなるLEDアレイが直列に連結されたLED部と、常用電源を全波整流し、接地端を基準として前記LED部の最上位LEDアレイのアノードに全波整流電圧として供給する整流回路部と、前記LED部の最下位LEDアレイのカソードと前記接地端との間に連結された一つ以上の電圧形成用LEDを用いてDC電圧を生成するDC電圧生成部と、前記複数のLEDアレイに駆動電流を供給するか、あるいは遮断するスイッチング素子を備えた駆動部と、前記整流回路部の整流電圧のレベルに応じて前記駆動部のスイッチング素子をオン及びオフするように制御信号を出力する制御部とを提供することによって、上述した目的を達成することができる。
前記DC電圧生成部は、前記DC電圧を一定に維持するためにツェナダイオードとコンデンサをさらに備えることが好ましい。
前記DC電圧生成部は、前記コンデンサの充電電圧が前記一つ以上の電圧形成用LEDによって放電されることを防止するために、前記一つ以上の電圧形成用LEDと前記コンデンサとの間にダイオードをさらに備えることができる。
前記複数のLEDアレイの各々は、前記複数のLEDが行と列のマトリックス状に接続され、前記一つ以上の電圧形成用LEDには並列に電圧形成用LEDがさらに接続され、前記一つ以上の電圧形成用LEDの並列連結個数が前記LED部のLEDの並列連結個数より少ないことが好ましい。
〔発明の効果〕
本発明は、常用電源を全波整流した波形を直流電源に変換することなく、そのまま使用可能であることにより、力率を大きく改善するとともに電力使用による損失を最小化することができる。
また、本発明は、大容量のコンデンサ及びトランスを用いる必要がないため、IC集積化の具現が容易であり、また、高周波発生回路がないため、ノイズ対策のためのEMIフィルターなどが必要ではなく、よって製造コストを抑えることができる。
また、本発明は、駆動部のスイッチング素子のエミッタ端子を全て一つの接続点で連結することにより、スイッチング素子がオンされた際に、スイッチング素子の両端電圧(エミッタ−コレクタ間の電圧)によってのみ電力損失が発生するため、電力損失を最小化することができる。
また、本発明は、LEDアレイの複数のLEDをマトリックス状に配列することにより、LEDなどの断線によって発生し得る照度の減少を防止することができ、また、行毎にツェナダイオードを適用することにより、並列に連結されているLEDが全てオープンされても駆動電流が流れることができる。
また、本発明は、駆動部にレベルシフト回路を使用することにより、制御部と駆動部の電圧差によって発生し得る問題を防止することができる。
また、本発明は、演算増幅器の非反転端子には一定の基準電圧を提供し、反転端子には整流電圧のレベルに応じた電圧を提供することにより、整流電圧の変動によるレベルの検出が容易である。
また、本発明は、LEDのみを用いて、常用電圧を分配してDC電圧を生成することにより、無駄な電力消耗を最大限減らすことができる。
また、本発明は、DC電源部を別途備えるか、通常のAC電源端からDC電源を生成する場合に発生する電力使用の側面からの不合理や根本的な力率問題を防止することができる。
〔発明を実施するための最良の形態〕
以下、本発明の一実施例によるLED照明装置を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は本発明の一実施例によるLED照明装置の動作を説明する概略図であり、図2は図1の説明のための全波整流電圧の波形を示した図である。
図1に示されるように、LED照明装置100は、LED部110、駆動部120、及び制御部130を含む。
LED部110は、LED〔1〕112、LED〔2〕114、及びLED〔3〕116が直列に連結されており、LED〔3〕116のアノードには駆動電圧Viが供給され、LED〔1〕112のカソードは接地端に接続されている。ここで、駆動電圧Viは図2に示される全波整流電圧の波形である。
駆動部120は、LED部110のLED〔1〕112、LED〔2〕114、及びLED〔3〕116への発光電流を順次供給するか、あるいは遮断するために、第1スイッチング素子〔SW1〕122、第2スイッチング素子〔SW2〕124、及び第3スイッチング素子〔SW3〕126を含む。第1スイッチング素子〔SW1〕122はLED〔1〕112のアノードと接地端に接続され、第2スイッチング素子〔SW2〕124はLED〔2〕114のアノードと接地端に接続され、第3スイッチング素子〔SW3〕126はLED〔3〕116のアノードと接地端に接続される。
制御部130は、駆動部120の第1スイッチング素子〔SW1〕122、第2スイッチング素子〔SW2〕124、及び第3スイッチング素子〔SW3〕126が各々オン又はオフされるように制御信号を出力する。
以下では、図1に示される構成によるLED照明装置100の動作を説明する。
説明のために、LED部110のLED〔1〕112、LED〔2〕114、及びLED〔3〕116はそれぞれ1つのLEDと仮定して記述する。
まず、LED部110のLED〔1〕112、LED〔2〕114、及びLED〔3〕116の各々が発光し、点灯する発光電圧が3.5Vと仮定すると、LED〔1〕112、LED〔2〕114、及びLED〔3〕116の全部が発光するためには、LED〔3〕116のアノードに供給される駆動電圧Viが10.5V以上でなければならない。
すなわち、LED〔3〕116のアノードに供給される駆動電圧Viが10.5V以上であると、例えば、図2に示される10.5V以上の区間であると、制御部130は、駆動部120の第1スイッチング素子〔SW1〕122、第2スイッチング素子〔SW2〕124、及び第3スイッチング素子〔SW3〕126の全てがオフ状態になるように、第1スイッチング素子〔SW1〕122、第2スイッチング素子〔SW2〕124、及び第3スイッチング素子〔SW3〕126にオフ信号を出力する。
しかし、LED〔3〕116のアノードに供給される駆動電圧Viが10.5V以下になると、例えば、図2に示される10.5V以下から7V以上の区間であると、LED〔1〕112、LED〔2〕114、及びLED〔3〕116は全て発光できないため、制御部130は、駆動部120の第1スイッチング素子〔SW1〕122がオン状態になるように、第1スイッチング素子〔SW1〕122にオン信号を出力する。この場合、第1スイッチング素子〔SW1〕122の両端電圧が0Vになるため、LED〔1〕112のアノードにかかる電圧も0Vになる。しかし、LED〔2〕114及びLED〔3〕116には発光電圧以上の駆動電圧Viが供給されるため、LED〔2〕114及びLED〔3〕116は続いて発光することができる。
また、LED〔3〕116のアノードに供給される駆動電圧Viがさらに下降して7V以下になると、例えば、図2に示される7V以下から3.5V以上の区間であると、LED〔2〕114及びLED〔3〕116は両方とも発光できないため、制御部130は、駆動部120の第2スイッチング素子〔SW2〕124がオン状態になるように、第2スイッチング素子〔SW2〕124にオン信号を出力する。この場合、第2スイッチング素子〔SW2〕124の両端電圧が0Vになるため、LED〔2〕114のアノードにかかる電圧も0Vになる。しかし、LED〔3〕116には発光電圧以上の駆動電圧Viが供給されるため、LED〔3〕116は続いて発光する。
しかし、LED〔3〕116のアノードに供給される駆動電圧Viがさらに下降して3.5V以下になると、例えば、図2に示される3.5V以下の区間であると、LED〔3〕116も発光できないため、制御部130は、駆動部の第3スイッチング素子〔SW3〕126がオン状態になるように、第3スイッチング素子〔SW3〕126にオン信号を出力する。従って、LED〔3〕116にも駆動電流が遮断され、LED〔1〕112、LED〔2〕114、及びLED〔3〕116の全ては消灯状態になる。
そして、LED〔3〕116のアノードに供給される駆動電圧Viが0Vから上昇すると、制御部130は、上記の第1スイッチング素子〔SW1〕122、第2スイッチング素子〔SW2〕124、及び第3スイッチング素子〔SW3〕126に対する順次的なオン信号の出力とは逆に、第3スイッチング素子〔SW3〕126、第2スイッチング素子〔SW2〕124、及び第1スイッチング素子〔SW1〕122に対して順次オフ信号を出力することにより、LED〔3〕116、LED〔2〕114、及びLED〔1〕112を順次発光させる。
図3は本発明の一実施例によるLED照明装置でDC電圧を生成する原理を示した図であり、図4は図3の説明のための全波整流電圧の波形を示した図である。
LED照明装置100は、整流回路部200、LED部210、駆動部230、及びDC電圧生成部250を含む。
整流回路部200は常用電源を全波整流するためのものであって、ダイオード〔D12〕202、ダイオード〔D14〕204、ダイオード〔D16〕206、及びダイオード〔D18〕208からなる。
LED部210は照明用で、複数のLED〔11〕〜LED〔73〕が行と列のメトリックス状に電気的に連結されている。
駆動部230は、並列に連結されたLED〔11〕、LED〔12〕、及びLED〔13〕を点灯又は消灯させるためのスイッチング素子〔SW1〕231と、LED〔21〕、LED〔22〕、及びLED〔23〕を点灯又は消灯させるためのスイッチング素子〔SW2〕232と、LED〔61〕、LED〔62〕、及びLED〔63〕を点灯又は消灯させるためのスイッチング素子〔SW6〕236と、LED〔71〕、LED〔72〕、及びLED〔73〕を点灯又は消灯させるためのスイッチング素子〔SW7〕237を含む。図3では、並列に連結されたLEDの各両端にスイッチング素子〔SW1〕231、〔SW2〕232、〔SW6〕236、〔SW7〕237が連結されているが、図1のような形態で連結されても良い。
DC電圧生成部250は、照明用で発光するとともにDC電圧を得るために用いられる電圧形成用LED回路251と、一定電圧Vccを生成するためのツェナダイオード〔ZD1〕255と、このツェナダイオード〔ZD1〕255の定格電圧を維持するためのコンデンサ〔C1〕254とを備える。また、DC電圧生成部250は、電圧形成用LED回路251とツェナダイオード〔ZD1〕255との間には、電圧形成用LED回路251の両端電圧とツェナダイオード〔ZD1〕255の定格電圧との差を除去するための抵抗〔R1〕252を備える。そして、電圧形成用LED回路251は、直並列のマトリックス状に連結されたLED〔81〕、LED〔82〕、LED〔91〕、及びLED〔92〕からなる。
一方、容量の少ないコンデンサ〔C1〕254を利用し、リプルの少ない一定電圧を得るためには、コンデンサ〔C1〕254に充電された電圧が電圧形成用LED回路251で消耗されてはいけない。このために、DC電圧生成部250は、電圧形成用LED回路251とコンデンサ〔C1〕254との間にダイオード〔D1〕253をさらに備えることができる。
また、図3に示されるように、DC電圧生成部250で並列に連結された電圧形成用LEDの個数(2つ)が、LED部210で並列に連結されたLEDの個数(3つ)より少ないが、このような個数の組み合わせはDC電源の使用電流によって可変的であることが好ましい。これにより、電圧形成用LEDに適正な電流が流れるように誘導するとともに、DC電圧生成部250で必要な電流量を得ることができる。
以下では、図3に示される構成によるLED照明装置100のDC電圧を生成する原理について説明する。
整流回路部200に交流電圧が続いて供給されると、整流回路部200はダイオード202、204、206、208によって整流された全波整流電圧を出力し、この全波整流電圧によってコンデンサ〔C1〕254の両端にはツェナダイオード〔ZD1〕255の定格電圧、例えば6Vが続いて維持される。
さらに詳しく、ツェナダイオード〔ZD1〕255の定格電圧による一定電圧がコンデンサ〔C1〕254によって維持される状態で、引き続いて、整流回路部200に図4に示される波形が入力される場合を説明する。
まず、図4の全波整流電圧の0Vからおよそ7Vまでは、駆動部230のスイッチング素子の全てがオンされており、DC電圧生成部250の電圧形成用LED(LED81、LED82、LED91、LED92)も駆動できないため、LED部210の複数のLEDやDC電圧生成部250の電圧形成用LEDは全て消灯されている。
全波整流電圧が7V以上になると、DC電圧生成部250の電圧形成用LEDは全て点灯し、その間、コンデンサ〔C1〕254で放電された電圧を補充する充電電流が抵抗〔R1〕252とダイオード〔D1〕253を通じてコンデンサ〔C1〕254に供給される。これにより、コンデンサ〔C1〕254の両端にはツェナダイオード〔ZD1〕255の定格電圧、すなわち、6Vが続いて維持されることができる。
全波整流電圧が10.5V以上になると、スイッチング素子〔SW1〕221がオフされるため、LED部210のLED11、LED12、及びLED13が点灯する。このような原理で、全波整流電圧が上昇すると、LED部210のLEDはさらに多く点灯する。
一方、図3でも、抵抗〔R1〕252によって無駄な電力が消耗されることもあり得るが、抵抗〔R1〕にかかる電圧はおよそ1Vであるため、理論的に消費される電力は0.02W(1V×20mA)程度に過ぎない。
図5は本発明の一実施例によるLED照明装置100の具体的な構成を示した図である。
図5に示されるように、交流220Vなどの常用電源に用いられるLED照明装置100は、整流回路部300、LED部310、駆動部320、制御部330、DC電圧生成部350、及び定電流回路部360を含む。
整流回路部300は常用電源を全波整流するためのものであって、ダイオード〔D12〕302、ダイオード〔D14〕304、ダイオード〔D16〕306、及びダイオード〔D18〕308からなる。
LED部310は複数のLEDアレイから構成され、図5では説明の便宜のために、第1LEDアレイ312、第2LEDアレイ314、第3LEDアレイ316からなるものとする。
図6は図5に示されるLED照明装置に用いられるLEDアレイの具体的な構成を示した図である。
第1LEDアレイ312、第2LEDアレイ314、及び第3LEDアレイ316の各々は直列に連結された複数のLEDからなり、かつ、それぞれ白色発光ダイオードからなる。しかし、図6に示されるように、第1LEDアレイ312、第2LEDアレイ314、及び第3LEDアレイ316は複数のLED〔11〕〜LED〔53〕が行と列のマトリックス状に電気的に連結されていることが好ましい。
すなわち、複数のLED〔11〕〜LED〔53〕の結線方法は、電気的に直列に5つのLED、すなわち、LED〔11〕、LED〔21〕、LED〔31〕、LED〔41〕、及びLED〔51〕を連結し、最初ラインのLED〔51〕、LED〔52〕、及びLED〔53〕のアノードを互いに電気的に連結し、最後ラインのLED〔11〕、LED〔12〕、LED〔13〕のカソードを互いに電気的に連結することができる。
しかし、このような結線方法は、直列に連結された5つのLEDのうち、たった1つにでも故障が生じると、一つのラインが発光できなくなるという問題が発生する。従って、複数のLED〔11〕〜LED〔53〕を結線する好ましい実施例は、図6に示されるように、直列に連結された5つのLEDが連結されるノードを再び並列に互いに連結して、行と列のメトリックス形態をなすことが好ましい。この場合、5つのLEDのうち、いずれか一つ、例えば、LED〔32〕に断線が発生しても他のLEDの発光には影響を与えないため、照度が大きく落ちない。
また、図6に示されるように、LEDマトリックスの各行毎に、逆方向にツェナダイオードが接続されている。すなわち、LED〔51〕のアノードにツェナダイオード〔ZD51〕のカソードが、LED〔51〕のカソードにツェナダイオード〔ZD51〕のアノードが並列に連結されている。この場合、ツェナダイオードの降伏電圧はLEDの発光電圧より少し高いことが好ましい。
一方、図6では、第1LEDアレイ312、第2LEDアレイ314、及び第3LEDアレイ316の配列を5×3マトリックスで説明したが、これに限定されるものではなく、また、第1LEDアレイ312、第2LEDアレイ314、及び第3LEDアレイ316の数は、常用電源の入力電圧などによって適当に選択して設計することができる。
駆動部320は、LED部310の第1LEDアレイ312、第2LEDアレイ314、及び第3LEDアレイ316への駆動電流を順次供給するか、あるいは遮断するために、第1スイッチング回路322、第2スイッチング回路324、及び第3スイッチング回路326を含む。
第1スイッチング回路322は第1LEDアレイ312のアノード端と相対接地端に接続され、第2スイッチング回路324は第2LEDアレイ314のアノード端と相対接地端に接続され、第3スイッチング回路326は第3LEDアレイ316のアノード端と相対接地端に接続される。ここで、相対接地端とは、DC電圧生成部350によって実際回路の絶対接地点から所定の電圧だけ上昇した電圧であって、第1スイッチング回路322、第2スイッチング回路324、及び第3スイッチング回路326の一端が共通的に接続された領域を示す。
すなわち、第1スイッチングトランジスタ〔Q1〕、第2スイッチングトランジスタ〔Q2〕、及び第3スイッチングトランジスタ〔Q3〕のエミッタの各々が第1LEDアレイ312のカソードに接続される。
一方、図3に示される形態で、スイッチングトランジスタ(図示せず)の各コレクタを第1LEDアレイ312、第2LEDアレイ314、及び第3LEDアレイ316の各アノードに接続し、スイッチングトランジスタの各エミッタを第1LEDアレイ312、第2LEDアレイ314、及び第3LEDアレイ316の各カソードに接続することができる。しかし、第1LEDアレイ312、第2LEDアレイ314、及び第3LEDアレイ316の各々に並列に接続するスイッチングトランジスタの場合は、スイッチングトランジスタの接続が直列であるため、スイッチングトランジスタがオンになる度に、各スイッチングトランジスタの両端にかかるオン電圧の和に駆動電流Ioが流れるようになり、無駄な電力の消耗が発生する。
一方、図5に示される第1スイッチングトランジスタ〔Q1〕、第2スイッチングトランジスタ〔Q2〕、及び第3スイッチングトランジスタ〔Q3〕の接続は、図3のスイッチング素子の接続で発生し得るこのような無駄な電力の消耗を防止することができる。すなわち、図5に示される第1スイッチングトランジスタ〔Q1〕、第2スイッチングトランジスタ〔Q2〕、及び第3スイッチングトランジスタ〔Q3〕の場合は、一つのスイッチングトランジスタの両端にかかるオン電圧と駆動電流Ioによる電力のみが消費されるため、図3に示される形態の場合に発生し得る無駄な電力消耗を防止することができる。
各第1スイッチング回路322、第2スイッチング回路324、及び第3スイッチング回路326は図5に同一な回路で示されているため、第1スイッチング回路322を例にして説明する。
第1スイッチング回路322は、図1のスイッチング素子の例として示された半導体素子である第1スイッチングトランジスタ〔Q1〕、この第1スイッチングトランジスタ〔Q1〕をオンさせ、電圧レベルをシフトするためのトランジスタ〔TR12〕、抵抗〔R12〕、抵抗〔R21〕、抵抗〔R22〕、及びダイオード〔D21〕からなるレベルシフト回路からなる。
そして、図5には、図1のスイッチング素子122として第1スイッチングトランジスタ〔Q1〕のみ示されているが、第1スイッチングトランジスタ〔Q1〕と並列に、同一なスイッチングトランジスタ(図示せず)を連結することができる。一方、スイッチングトランジスタ〔Q1〕、スイッチングトランジスタ〔Q2〕、スイッチングトランジスタ〔Q3〕は、オン抵抗の低いDMOS(Double Diffused MOS)トランジスタを用いることが好ましい。
制御部330は、駆動部320の第1スイッチング回路322、第2スイッチング回路324、及び第3スイッチング回路326をそれぞれオン又はオフ状態に制御するための制御信号を出力する。すなわち、制御部330は、第1スイッチング回路322を制御するための第1比較器331及びトランジスタ〔TR22〕332と、第2スイッチング回路324を制御するための第2比較器333及びトランジスタ〔TR24〕334と、第3スイッチング回路326を制御するための第3比較器335及びトランジスタ〔TR26〕336とを含む。
そして、第1比較器331、第2比較器333、及び第3比較器335は全て同一な構成を備え、第1比較器331は、演算増幅器〔OP1〕と、抵抗〔R31〕、〔R32〕とからなる。
また、制御部330はレベル検出回路340を含むことができる。レベル検出回路340は第1LEDアレイ312、第2LEDアレイ314、及び第3LEDアレイ316をそれぞれ点灯又は消灯するために、整流回路部300の全波整流電圧のレベル、すなわち、位相値を感知する。
図5に示されるように、レベル検出回路340は、全波整流電圧のレベルを感知するために、抵抗〔R42〕、抵抗〔R44〕抵抗〔R46〕、及び抵抗〔R48〕からなっている。これにより、レベル検出回路340は整流電圧のレベルに応じて抵抗〔R42〕、〔R44〕、〔R46〕、〔R48〕の間の各ノードに電圧が分配されてかかるようになる。この分配電圧は演算増幅器の反転端子に提供される。
DC電圧生成部350は、LED部310の第1LEDアレイ312と絶対接地端との間に連結される。DC電圧生成部350はLED部310の複数のLEDとともに発光しながらも、全波整流電圧で分配電圧が得られる電圧用のLED〔81〕及びLED〔91〕を備えている。
DC電圧生成部350は一定電圧Vccを生成するために、ツェナダイオード〔ZD1〕とコンデンサ〔C1〕を含むことができる。また、DC電圧生成部350は、抵抗〔R52〕及び抵抗〔R54〕を通じて基準電圧Vrefを生成し、制御部330の演算増幅器の非反転端子に提供する。
定電流回路部360は、LED部310の第1LEDアレイ312、第2LEDアレイ314、及び第3LEDアレイ316を通じて流れる電流量を一定に維持し、過電流から保護するための回路であって、整流回路部300とLED部310の最上位LEDアレイである第3LEDアレイ316のアノードに連結される。
図7は、図5に示されるLED照明装置に用いられる定電流回路部の具体的な構成を示した図である。
図7に示されるように、定電流回路部360は、トランジスタ〔TR32〕502、トランジスタ〔TR34〕504、トランジスタ〔TR36〕506、抵抗〔R62〕512、抵抗〔R64〕514、抵抗〔R66〕516、及び抵抗〔R68〕518からなる。
抵抗〔R62〕512の一端はトランジスタ〔TR32〕502及びトランジスタ〔TR34〕504のコレクタに接続され、抵抗〔R62〕512の他端はトランジスタ〔TR34〕504のベース及びトランジスタ〔T36〕506のコレクタに接続されている。一方、抵抗〔R64〕514の一端はトランジスタ〔TR32〕502及びトランジスタ〔TR34〕504のコレクタに接続され、抵抗〔R64〕514の他端はトランジスタ〔TR36〕506のベースに接続されている。そして、トランジスタ〔TR34〕504のエミッタはトランジスタ〔TR32〕502のベースに接続されている。
一方、トランジスタ〔TR32〕502のエミッタとトランジスタ〔TR36〕506のベースとの間には抵抗〔R66〕516が接続されており、トランジスタ〔TR36〕506のエミッタとトランジスタ〔TR32〕502のエミッタとの間には抵抗〔R68〕518が接続されている。
整流回路部300で出力された全波整流電圧が供給されると、抵抗〔R62〕512を通じて電流が流れるようになり、これによってトランジスタ〔TR34〕504がオンされ、よって、トランジスタ〔TR36〕506もオンされる。一方、トランジスタ〔TR34〕504及びトランジスタ〔TR36〕506はダーリントン接続であるため、増幅度が高い。
抵抗〔R68〕518を通じて流れる電流が増加すると、電圧が上昇するため、抵抗〔R66〕516を通じて流れる電流は増加し、これによりトランジスタ〔TR36〕506のベースとエミッタとの間の電圧Vbeが増加して、トランジスタ〔TR36〕506がオンされるとともに、トランジスタ〔TR34〕504のベース電流が減少する。
また、整流回路部300で出力された全波整流電圧が抵抗〔R64〕514を通じてトランジスタ〔TR36〕506のベースに連結されているため、全波整流電圧が増加すると、抵抗〔R64〕506を通じてトランジスタ〔TR36〕506のベースとエミッタとの間の電圧Vbeが増加するため、駆動電流Ioを減少させることができる。従って、定電流回路部360は整流回路部300で出力された全波整流電圧が増加しても、LED部310に一定の電流を供給することができる。
そして、過電流によって抵抗〔R68〕518を通じて流れる電流がさらに増加すると、トランジスタ〔TR36〕506のベースとエミッタとの間の電圧Vbeがさらに増加すると、トランジスタ〔TR34〕504はオフされ、これにより、トランジスタ〔TR32〕502もオフされる。これにより、LED部310に流れる電流は制限され、よって、LED照明装置100は過電流から保護されることができる。
以下では、図5に示される構成によるLED照明装置100の動作を説明する。
常用電源、例えば、220Vが供給されると、整流回路部300によって全波整流される。
この場合、全波整流電圧が接地端を基点として0Vが出力されると、各第1LEDアレイ312、第2LEDアレイ314、及び第3LEDアレイ316に供給される駆動電圧が第1LEDアレイ312、第2LEDアレイ314、及び第3LEDアレイ316に備えられる複数のLEDを発光させることができない。従って、駆動部320のスイッチングトランジスタ〔Q1〕、スイッチングトランジスタ〔Q2〕、スイッチングトランジスタ〔Q3〕はオンされなければならない。
すなわち、全波整流電圧が接地端を基点として0Vが出力されると、制御部330の各第1比較器331、第2比較器333、及び第3比較器335の反転端子に0Vが提供され、各第1比較器331、第2比較器333、及び第3比較器335の非反転端子には0Vよりは高い基準電圧Vref、例えば、6Vが提供される。従って、各第1比較器331、第2比較器333、及び第3比較器335はH信号を出力し、トランジスタ〔TR22〕332、トランジスタ〔TR24〕334、及びトランジスタ〔TR26〕336のコレクタにはそれぞれL信号が出力される。このL信号によって、駆動部320のトランジスタT〔TR12〕、トランジスタ〔TR14〕、及びトランジスタ〔TR16〕がオンされ、これにより、スイッチングトランジスタ〔Q1〕、ススイッチングトランジスタ〔Q2〕、スイッチングトランジスタ〔Q3〕がオンされる。
そして、全波整流電圧の出力が接地端を基点として第1LEDアレイ312、第2LEDアレイ314、及び第3LEDアレイ316のうちの一つを発光させることができる駆動電圧以上である場合を説明する。
第1LEDアレイ312、第2LEDアレイ314、及び第3LEDアレイ316のうちの一つを発光させることができる駆動電圧以上になると、レベル検出回路の抵抗〔R42〕、抵抗〔R44〕、抵抗〔R46〕、及び抵抗〔R48〕の各ノード点には、抵抗値に比例して、制御部330の演算増幅器の反転端子に分配電圧が提供される。この際、最も高い分配電圧が提供される第3比較器335の演算増幅器の反転端子には、基準電圧Vrefより高い電圧が提供されるため、第3比較器335はL信号を出力し、トランジスタ〔TR26〕336にはH信号が出力される。このL信号によって駆動部320のトランジスタ〔TR16〕がオフされ、これによりスイッチングトランジスタ〔Q3〕もオフされる。従って、LED部310の第3LEDアレイ316における複数のLEDは発光し、点灯する。
また、全波整流電圧の出力が接地端を基点として第1LEDアレイ312、第2LEDアレイ314、及び第3LEDアレイ316のうちの二つを発光させることができる駆動電圧以上である場合を説明する。
第1LEDアレイ312、第2LEDアレイ314、及び第3LEDアレイ316のうちの二つを発光させることができる駆動電圧以上になると、レベル検出回路の抵抗〔R42〕、抵抗〔R44〕、抵抗〔R46〕、及び抵抗〔R48〕の各ノード点には、抵抗値に比例して、制御部330の演算増幅器の反転端子に分配電圧が提供される。この場合、次に高い分配電圧が提供される第2比較器333の演算増幅器の反転端子には、基準電圧Vrefより高い電圧が提供されるため、第2比較器333はL信号を出力し、トランジスタ〔TR24〕334にはH信号が出力される。このL信号によって駆動部320のトランジスタ〔TR14〕がオフされ、これにより、スイッチングトランジスタ〔Q2〕もオフされる。従って、LED部310の第2LEDアレイ314における複数のLEDは発光し、点灯するため、第3LEDアレイ316のみ点灯する場合より照度が増加する。
また、全波整流電圧の出力が接地端を基点として第1LEDアレイ312、第2LEDアレイ314、及び第3LEDアレイ316の全部を発光させることができる駆動電圧以上である場合を説明する。
第1LEDアレイ312、第2LEDアレイ314、及び第3LEDアレイ316の全部を発光させることができる駆動電圧になると、レベル検出回路の抵抗〔R42〕、抵抗〔R44〕、抵抗〔R46〕、及び抵抗〔R48〕の各ノード点には、抵抗値に比例して、制御部330の演算増幅器の反転端子に分配電圧が提供される。そして、最後に残った第1比較器331の演算増幅器の反転端子には、基準電圧Vrefよりも高い電圧が提供されるため、第2比較器333はL信号を出力し、トランジスタ〔TR26〕336にはH信号が出力される。このL信号によって駆動部320のトランジスタ〔TR12〕がオフされ、これにより、スイッチングトランジスタ〔Q1〕もオフされる。従って、LED部310の第1LEDアレイ312、第2LEDアレイ314、及び第3LEDアレイ316の全部が点灯する。
一方、全波整流電圧の出力が接地端を基点として減少すると、上記の動作とは逆に、順次スイッチングトランジスタ〔Q1〕、スイッチングトランジスタ〔Q2〕、スイッチングトランジスタ〔Q3〕がオンされるため、第1LEDアレイ312、第2LEDアレイ314、及び第3LEDアレイ316の順で点灯する。
本発明の保護範囲は特許請求範囲によって解釈されなければならない。また、本発明の属する技術分野で通常の知識を有する者なら、本発明の本質的な特性から逸脱しない範囲内で多様な修正および変形が可能であり、本発明と同等な範囲内にある全ての技術思想は本発明の権利範囲に含まれるものとして解釈されなければならない。
〔産業上の利用可能性〕
本発明は、常用電源で全波整流した波形を駆動電圧として利用するLED照明装置を提供することにより、力率を改善し、電力消費を減少させることができる。
本発明の一実施例によるLED照明装置の動作を説明する概略図である。 図1の説明のための全波整流電圧の波形を示した図である。 本発明の一実施例によるLED照明装置でDC電圧を生成する原理を示した図である。 図3の説明のための全波整流電圧の波形を示した図である。 本発明の一実施例によるLED照明装置の具体的な構成を示した図である。 図5に示したLED照明装置に用いられるLEDアレイの具体的な構成を示した図である。 図5に示したLED照明装置に用いられる定電流回路部の具体的な構成を示した図である。 一般的に全波整流回路を用いたDC電圧を生成する原理を示した図である。 図8の回路図に供給される常用電源と電流の波形を示した図である。

Claims (15)

  1. 常用電源を全波整流して整流電圧を出力する整流回路部と、
    複数のLEDからなるLEDアレイを直列に複数個連結し、最上位LEDアレイのアノードに前記整流回路部の整流電圧が供給されるLED部と、
    前記複数のLEDアレイに駆動電流を供給するか、あるいは遮断するスイッチング素子の一端子は前記複数のLEDアレイの各々のアノードに接続され、前記スイッチング素子の他端子は最下位LEDアレイのカソードに接続される駆動部と、
    前記整流回路部の整流電圧のレベルに応じて前記駆動部のスイッチング素子をオン及びオフするように制御信号を出力する制御部とを含むことを特徴とする節電型LED照明装置。
  2. 前記整流回路部と前記LED部の最上位LEDアレイのアノードとの間に連結される定電流回路部をさらに含むことを特徴とする請求項1記載の節電型LED照明装置。
  3. 前記駆動部は、前記スイッチング素子を制御するために前記制御部から出力される前記制御信号をシフトするレベルシフト回路をさらに含むことを特徴とする請求項1記載の節電型LED照明装置。
  4. 前記駆動部は、前記スイッチング素子の各々が並列に連結されたトランジスタからなることを特徴とする請求項1記載の節電型LED照明装置。
  5. 前記制御部は、前記整流回路部の整流電圧のレベルに応じて前記駆動部のスイッチング素子をオン及びオフするように前記制御信号を出力するための複数の比較器を備えることを特徴とする請求項1記載の節電型LED照明装置。
  6. 前記複数の比較器は各々非反転端子と反転端子とを備えた演算増幅器を含み、
    前記演算増幅器の前記非反転端子には一定の基準電圧が提供され、前記反転端子には前記整流回路部の整流電圧が分配されて提供されることを特徴とする請求項5記載の節電型LED照明装置。
  7. 前記演算増幅器の前記非反転端子に供給される電圧は、前記整流回路部の整流電圧と接地端との間に直列に接続された抵抗を用いて得られた分配電圧であることを特徴とする請求項6記載の節電型LED照明装置。
  8. 前記複数のLEDアレイの各々は、前記複数のLEDが行と列のマトリックス状に接続されていることを特徴とする請求項1記載の節電型LED照明装置。
  9. 前記行と列のマトリックス状に接続された前記複数のLEDの各行毎に逆方向にツェナダイオードがさらに接続されていることを特徴とする請求項8記載の節電型LED照明装置。
  10. 複数のLEDからなるLEDアレイが直列に連結されたLED部と、
    常用電源を全波整流し、接地端を基準として前記LED部の最上位LEDアレイのアノードに全波整流電圧として供給する整流回路部と、
    前記LED部の最下位LEDアレイのカソードと前記接地端との間に連結された一つ以上の電圧形成用LEDを用いてDC電圧を生成するDC電圧生成部と、
    前記複数のLEDアレイに駆動電流を供給するか、あるいは遮断するスイッチング素子を備えた駆動部と、
    前記整流回路部の整流電圧のレベルに応じて前記駆動部のスイッチング素子をオン及びオフするように制御信号を出力する制御部とを含むことを特徴とする節電型LED照明装置。
  11. 前記整流回路部と前記LED部の最上位LEDアレイのアノードとの間に連結される定電流回路部をさらに含むことを特徴とする請求項10記載の節電型LED照明装置。
  12. 前記制御部は、前記整流回路部の整流電圧のレベルに応じて前記駆動部のスイッチング素子をオン及びオフするように前記制御信号を出力するための複数の比較器を備えることを特徴とする請求項10記載の節電型LED照明装置。
  13. 前記DC電圧生成部は、前記DC電圧を一定に維持するためにツェナダイオードとコンデンサをさらに備えることを特徴とする請求項10記載の節電型LED照明装置。
  14. 前記DC電圧生成部は、前記コンデンサの充電電圧が前記一つ以上の電圧形成用LEDによって放電されることを防止するために、前記一つ以上の電圧形成用LEDと前記コンデンサとの間にダイオードをさらに備えることを特徴とする請求項13記載の節電型LED照明装置。
  15. 前記複数のLEDアレイの各々は、前記複数のLEDが行と列のマトリックス状に接続され、
    前記一つ以上の電圧形成用LEDには並列に電圧形成用LEDがさらに接続され、
    前記一つ以上の電圧形成用LEDの並列連結個数が前記LED部のLEDの並列連結個数より少ないことを特徴とする請求項13記載の節電型LED照明装置。
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