JP2012516072A - 動的等化遅延パッシブ光ネットワークのための方法およびシステム - Google Patents

動的等化遅延パッシブ光ネットワークのための方法およびシステム Download PDF

Info

Publication number
JP2012516072A
JP2012516072A JP2011545834A JP2011545834A JP2012516072A JP 2012516072 A JP2012516072 A JP 2012516072A JP 2011545834 A JP2011545834 A JP 2011545834A JP 2011545834 A JP2011545834 A JP 2011545834A JP 2012516072 A JP2012516072 A JP 2012516072A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pon
node
equalization delay
message
onu
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2011545834A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5607074B2 (ja
Inventor
ゴードン、デイヴィッド
ベリヴォー、ルドヴィック
ユリエン、マルティン
ブルンナー、ロバート
Original Assignee
テレフオンアクチーボラゲット エル エム エリクソン(パブル)
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by テレフオンアクチーボラゲット エル エム エリクソン(パブル) filed Critical テレフオンアクチーボラゲット エル エム エリクソン(パブル)
Publication of JP2012516072A publication Critical patent/JP2012516072A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5607074B2 publication Critical patent/JP5607074B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04JMULTIPLEX COMMUNICATION
    • H04J3/00Time-division multiplex systems
    • H04J3/02Details
    • H04J3/06Synchronising arrangements
    • H04J3/0635Clock or time synchronisation in a network
    • H04J3/0682Clock or time synchronisation in a network by delay compensation, e.g. by compensation of propagation delay or variations thereof, by ranging
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04QSELECTING
    • H04Q11/00Selecting arrangements for multiplex systems
    • H04Q11/0001Selecting arrangements for multiplex systems using optical switching
    • H04Q11/0062Network aspects
    • H04Q11/0067Provisions for optical access or distribution networks, e.g. Gigabit Ethernet Passive Optical Network (GE-PON), ATM-based Passive Optical Network (A-PON), PON-Ring
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04QSELECTING
    • H04Q11/00Selecting arrangements for multiplex systems
    • H04Q11/0001Selecting arrangements for multiplex systems using optical switching
    • H04Q11/0062Network aspects
    • H04Q2011/0079Operation or maintenance aspects
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04QSELECTING
    • H04Q11/00Selecting arrangements for multiplex systems
    • H04Q11/0001Selecting arrangements for multiplex systems using optical switching
    • H04Q11/0062Network aspects
    • H04Q2011/0084Quality of service aspects

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Small-Scale Networks (AREA)
  • Time-Division Multiplex Systems (AREA)
  • Optical Communication System (AREA)

Abstract

これらの例示的な実施形態に係るシステムおよび方法は、パッシブ光ネットワークにおけるプロトコル効率を改善する方法およびシステムを提供する。さらに、等化遅延変更メッセージを算出および送信する方法およびシステムが説明される。
【選択図】図11

Description

本発明は、一般的には電気通信システムに関し、特にパッシブ光ネットワークにおけるプロトコル効率を向上させるための方法およびシステムに関する。
通信技術とその利用は、過去数十年で大幅に変化した。ごく最近において、銅線技術は、長距離での音声通信を送信するために用いられる主要なメカニズムだった。コンピュータが導入されるにつれて、離れた場所の間でデータを交換することの欲求が、多くの目的のために魅力的になった。ケーブルテレビジョンの導入は、企業から公衆への通信およびデータ配送のための追加的なオプションを提供した。技術が前進し続けるにつれて、デジタル加入者回線(DSL:digital subscriber line)送信設備が導入され、既存の銅線電話回線インフラストラクチャでのより高速なデータ送信を可能にした。さらに、ケーブルインフラストラクチャでの情報の双方向交換が、企業および公衆に利用可能になった。これらの進歩は、利用が可能なサービスオプションの成長を促進し、それが今度は、特に映像の品質および配送に利用可能なコンテンツの全体の量の増加につれて、これらのサービスを配送するための利用可能な帯域幅の改善を続ける必要を増加させる。
導入されている有望な技術の一つは、電気通信の目的での光ファイバーの使用である。同期光ネットワーク(SONET:synchronous optical networks)および光転送(OTN:optical transport)での同期デジタルハイアラーキ(SDH:synchronous digital hierarchy)のような光ファイバーネットワーク規格は、1980年代から存在し、集合ネットワークトラフィックの長距離搬送のために光ファイバーの高キャパシティおよび低減衰を用いる可能性の機会を提供してきた。これらの規格は改良されて今日、OC−768/STM−256(それぞれSONETおよびSDH規格のバージョン)を用いて、標準の光ファイバーで高密度波長分割多重(DWDM:dense wave division multiplexing)を用いて40ギガビット/秒の回線レートが達成可能である。
アクセスドメインにおいて、光ネットワークに関する情報は、p2p(point to point)およびp2mp(point to multipoint)光ファイバーベースのアクセスネットワークストラクチャでのデータ搬送をサポートするEFM(Ethernet in the First Mile)規格において見出されうる。さらに、国際電気通信連合(ITU:International Telecommunications Union)は、光アクセスネットワークの使用に関するp2mpのための規格、例えばITU−T G.984を有する。この仕様書について特に関心があるネットワークは、パッシブ光ネットワーク(PON:passive optical network)である。3つのPONは、例えば、イーサネット(登録商標)PON(EPON:Ethernet PON)、ブロードバンドPON(BPON:broadband PON)、およびギガビット対応PON(GPON:gigabit capable PON)であり、これらの特徴が以下の表1で対比して示される。
Figure 2012516072
PON効率は多くのもの、例えば、送信電力、距離、トラフィックボリューム、設備の品質、クワイエットウインドウ(quiet window)などに影響されうる。コストと効率との間にはしばしばトレードオフが存在するが、特にオーバータイムを考慮する場合に、効率の改善はシステムの全体コストを低減させうる。PON効率に影響しうる別の因子は、PONにおけるそれぞれの光回線終端(OLT:optical line termination)がサポートする光ネットワークユニット(ONU:optical network unit)の数である。PONにおいて、OLTごとにより多くのONUがあると、光信号のより多くのスプリッティング(リンクバジェットを増加させる)およびより多くの制御シグナリングが通常は要求され、所望のデータ転送のさらなる非効率につながる。この技術が成熟するにつれて、OLTごとに32のONUから、特にこれらのONUがそれらのOLTに比較的近く、例えば20キロメートル以内に位置していれば、あるいはOLTごとに64、128、またはそれ以上のONUまで変化しうる。そこで、PONにおける非効率の可能性の低減が、本発明によって対処される。
例示的な実施形態に係るシステムおよび方法は、PONにおける改善を可能にするシステムおよび方法を提供することによって、この必要およびその他に対処する。
一つの例示的な実施形態によれば、パッシブ光ネットワーク(PON)で等化遅延を制御する方法は、PONにおける複数の第1のノードのうちのいずれか1つとPONにおける第2のノードとの間の最大距離が変化したことを判定することと、複数の第1のノードに等化遅延変更メッセージを送信することとを含む。
別の例示的な実施形態によれば、パッシブ光ネットワーク(PON)で等化遅延を制御する通信ノードは、PONにおける複数の第1のノードとPONにおける当該通信ノードとの間の最大距離が変化したことを判定するプロセッサと、複数の第1のノードに等化遅延変更メッセージを送信する通信インターフェースとを含む。
添付図面は、以下のように例示的な実施形態を示す。
ギガビットパッシブ光ネットワーク(GPON:Gigabit Passive Optical Network)を示す。 時分割多重接続(TDMA:time division multiple access)方式を用いる光ネットワークユニット(ONU)を示す。 ONUアクティベーション処理の一般的な全体像を提供するフローチャートである。 光回線終端(OLT)とONUとにおけるタイミングを示す。 Ranging_Timeメッセージを示す。 例示的な実施形態に係るRanging_Timeメッセージを示す。 例示的な実施形態に係るタイミング変化を示す。 例示的な実施形態に係るPONに新たな最も遠い距離にある新たなONUを追加することに関するステップを示すフローチャートを示す。 例示的な実施形態に係るPONからONUを脱退させて新たな最も遠い距離を生成することに関するステップを示す方法フローチャートを示す。 例示的な実施形態に係る通信ノードを示す。 例示的な実施形態に係るPONにおいて0距離等化遅延を適用するための方法フローチャートを示す。
以下の例示的な実施形態の詳細な説明は、添付図面を参照する。異なる図における同じ参照符号は、同じまたは同様の要素を示す。また、以下の詳細な説明は、発明を限定しない。そうではなく、発明の範囲は、添付の請求の範囲によって定義される。
例示的な実施形態によれば、パッシブ光ネットワーク(PON)の効率を改善することを可能にするメカニズムおよび方法が提供されることが望ましい。この考察にいくつかのコンテクストを提供するために、例示的なギガビット対応PON(GPON)が図1に示される。ここでの考察の基礎としてはGPONが用いられるが、他の種類のPON、例えばイーサネット(登録商標)PON(EPON)およびブロードバンドPON(BPON)も、当業者には理解されるであろうように、下記の例示的な実施形態とマイナーバリエーションから利益を受けうる。
例示的な実施形態によれば、図1のGPON100は、光ネットワークユニット(ONU)のさまざまなエンドポイントと相互作用する光分散ネットワーク(ODN:optical distribution network)の要素を示す。図1に示されるように、1またはそれ以上のサービスプロバイダまたはタイプ102は、典型的には中央オフィス(CO:central office;図示せず)に位置する光回線終端(OLT)104と通信しうる。OLT104は、ネットワークサイドのインターフェースを提供し、典型的には少なくとも1つのONU112,118(またはONUと同様の機能を実行する光ネットワーク終端(ONT:optical network termination))と通信する。これらのサービスプロバイダ102は、ビデオオンデマンドまたは高解像度テレビジョン(HDTV:high Definition television)、VoIP(Voice over IP)および高速インターネットアクセス(HSIA:high speed internet access)のように様々なサービスを提供しうる。OLT104は、データを多重化してデータを光学的にパッシブ結合器/分波器108に送信するマルチプレクサ106に情報を送信する。パッシブ結合器/分波器108は、次に、信号を分波し、それをアップストリームマルチプレクサ110および116に送信する。マルチプレクサ110および116は、信号を逆多重化し、それをそれぞれのONU112および118に転送する。これらのマルチプレクサ(108,110および116)は、典型的にはOLTとONUとの両方に集積され、光ネットワークにおけるそれらの位置に依存してアップストリームおよびダウンストリームの波長を配置(placing)および抽出(extracting)するために用いられる。これらのONU112および118は、次に、例えばコンピュータやテレビなどのデバイスのようなそれぞれのエンドユーザ(EU:end users)114,120に情報を転送する。
この純粋に概略的なGPON100が、例えば異なる機能が異なる仕方で結合または実行される変更とともに、様々なやり方で適用されうることを、当業者は理解するであろう。例えばマルチプレクサ(108,110および116)は典型的にはデュプレクサであるが、例えばGPON100におけるケーブルテレビジョン信号のような追加の信号が送信されれば、それらはトリプレクサとして動作しうる。さらにアップストリーム方向では、光信号は典型的にはダウンストリーム信号とは異なる波長を有し、双方向に対応する能力がある同じマルチプレクサ106,110および116を用いる。
アップストリーム方向では、PONにおいてTDMA方式(例えば図2に示されるような)が用いられ、ONU202および206は、それらの光波長の許可されたタイムスロットにおいてデータを送信することを許容される。これは、ONU202,206が、OLT210からのダウンストリーム方向における125μs長フレーム212に対して、それらの割り当てられたタイムスロットにおいてバーストモードで送信することを意味する。ONU202,206はOLT210から異なる距離に位置しているため、ONT202,206は、OLT210によって、いつどの送信電力でそれぞれのバーストを送信するかの情報を与えられ、ONU信号はOLT210にアライメントされたタイムストラクチャで到着する。例えば、OLT210は、GTCヘッダおよびGTCペイロードから構成される125μs長フレーム212を送信する。GTCペイロードは、典型的にはGEMヘッダおよびGEMペイロードのシーケンスを含み、GEMヘッダは行先ONUを識別する情報、例えばONU−IDを含み、GEMペイロードは所望のデータを含む。図2では、それぞれのONU202,206が単一のGEMヘッダ/ペイロードセグメントをフレーム212の中でシーケンシャル順に受信するが、それぞれのONUはダウンストリームデータを例えばその割り当てられたONU−IDに基づいてフィルタリングしうるため、ONU202,206が複数のGEMヘッダ/ペイロードセグメントを単一のフレーム212の中でOLT210が定めた何らかの順に受信することも可能である。受信したデータに基づいてONUはそれらの送信タイムスロットを知り、アップストリームメッセージ214では異なるONU出力がタイムシーケンシャル順になる。ONU202,206およびOLT210のそれぞれは、様々なプロトコルスタック処理エンティティ、例えばGPON送信収束(GTC:GPON transmission convergence)処理エンティティおよびGPON物理的媒体(GPM:GPON physical medium)処理エンティティを含む。ここに参照によって取り込まれるGTCおよびGPMに関するさらなる情報は、ITU−T G.984.3に見出される。
上記の例示的なPONに基づいて、PONにおけるONU202のセットアップの間に実行されるステップを示すハイレベルフローチャートである図3に従って、例示的な実施形態をサポートするONU202,204およびOLT210の間のアクティベーションフェーズの一般的な説明が記述される。アクティベーション処理は、様々なONUがオンラインになると、それらとのメッセージの交換を通じてOLT210の制御のもとに実行される。まず、ONU202は、ステップ302において、パラメータ学習フェーズの間OLT210によって送られるメッセージをパッシブにリスンする。ONU202は、次に、ステップ304において、OLT210からのブロードキャストシリアルナンバーメッセージに応答することによってその存在をOLT210に通知する。OLT210は、ステップ306において、新たに検出されたONU202にONU−IDを割り当て、続いてOLT210がステップ308においてONU202とのレンジングを実行する。レンジングステップ308の間に、OLT210は、ONU202について等化遅延(EqD:equalization delay)を算出し、Ranging_Timeメッセージにおいてこの値をONU202に通信する。ONU202は、ステップ310において、指示されたように(および/または必要とされるように)調整をし、通常のオペレーションを開始する。
上記のように、ONU202,206は、OLT210によって検出されうる。このことは、自動検出処理、例えばPONが最初に起動されたときに予め設定されたONUがネットワークに加えられているとOLT210のそれらの存在を知らせる、またはこの2つの組み合わせを通して生じうる。自動検出は、OLT210がスタートアップにおいてPONにおけるすべてのONUを最初に検出した後は停止されうる。さらに、例示的な実施形態によれば、OLT210の自動検出機能は、手動または所望のプリセット持続時間のためのプリセット時間のいずれかに再起動されてもよい。このことは、PONが新たに加えられたONU(将来にレンジング処理によって修正されうる絶対等化遅延とともに従来の手法で初期設定されたものでありうる)を有し、それがやがて将来の検出ウインドウの間に検出およびアクティベートされ、また例えばスケジュールされたアップデート、PONの意図的な再設定、エラーその他のために、PONから脱退したONUをも必要に応じて検出することを可能にするであろう。自動検出機能を起動するためのプリセット時間に加えての、またはこれに代わるトリガは、OLT210による検出プロセスをトリガするのに用いられてもよい。
上記のように、典型的なセットアップ処理の間に、OLT210は等化遅延(EqD)を含むRanging_TimeメッセージをONU202に送信する。このEqDは、光ファイバーに関する信号伝播遅延、つまりOLT210から異なる距離に位置する複数のONUからの同時送信が、異なる時間にOLT210到達しうることのために必要とされる。それゆえに、EqDは、典型的に、OLT210のより近くに位置するONUの送信を、より遠い距離に位置するONUの送信よりも遅らせるために導入される。この遅延は、上記のTDM/TDMA送信方式のコンテクストにおいて、様々なONU202,206の送信を、OLT210からより遠いONUの送信に同期させるために用いられる。このことは、ONU202,206からの順になったデータの送信を可能にし、潜在的なフレーム衝突を低減するために有用である。等化遅延は、以下で図4を参照して説明される。
図4は、物理制御ブロック(PCBd:Physical Control Block)ヘッダ404(dはダウンストリームを表す)およびペイロード406を含むダウンストリーム(DS:downstream)フレーム402をONU202に送信するOLT210を示す。さらに、関係する様々な遅延が、ONU202がOLT210から受信したフレーム402にいつ応答しうるかを決定するために用いられる。これらの遅延は、伝播遅延408、ONU応答時間410、および割り当てられたEqD412を含みうる。伝播遅延408はOLT210からのONU202の物理的距離に基づき、ONU応答時間410はONU202が応答を生成するために用いる処理時間(典型的には35+/−1マイクロ秒)であり、割り当てられたEqD412はRanging_Timeメッセージで受信されてこの特定のONUの応答を遅らせ、すべてのONUが同じ論理的距離から送信するようにする値である。従来は、PONのオペレーションの間はこの論理的距離は変化せず、それぞれのONU202,206は、正規化された送信時の論理的距離を生成する、そのOLT210からの物理的距離の関数である特定の等化遅延を割り当てられる。このことは、様々なアップストリームおよびダウンストリームの通信が正しくタイミングされ、例えば衝突を避けることを可能にする。しかしながら、もし例えば、ONUがPONに加入または脱退し、OLT210からの最も遠いONUの距離が変わると、PONの中での送信に不必要なまたは正確でない遅延が導入されうる。
例えば、そのOLT210から20kmの最大距離を有するONUについて初期設定されたGPONにOLT210から30kmに位置するONUが追加されると、以前に割り当てられた等化遅延は、最適なパフォーマンスには小さすぎるであろう。同じようにして、そのOLT210から20kmに位置するONUがサービスから削除され、OLTから15kmで最も遠いONUがシステムに残されると、以前に割り当てられた等化遅延は、最適なパフォーマンスには大きすぎるであろう。そこで、この遅延を削減してPON効率を改善するシステムおよび方法が、以下に説明される。
例示的な実施形態によれば、PONにおけるより高い効率を達成するために、動的等化遅延が用いられうる。PONトポロジが変化してONUからOLT210への最大距離が変化すると、等化遅延は、PONにおける最も遠いONUに対応しないであろう定常値を仮定する(そして用いる)のではなく、最も遠いONUを補正して修正されうる。動的等化遅延は、例えば、上記のレンジング処理を通じて新たに加えられた、ONUの距離を算出することによって決定されうる。代替的に、ONUがシステムから削除されたのであれば、OLT210は、それが最大距離に配置されたただ一つのONUであったかを調べうる。そうでなければ、等化遅延を変化させる必要はない。そうであれば、OLT210は新たな“最も遠い”ONUを、初期のシステムセットアップから予め格納されたレンジング値を調べるか、もう一度レンジング処理を実行することによって決定しうる。
上記のように、OLT210は、最も遠いONUの距離を、レンジング処理を通じて決定しうる。例示的な実施形態によれば、0距離等化遅延が、最も遠く位置するONUに関連付けられる遅延に等しく動的に設定される。このことは、システムがPON送信における遅延を十分に最適化し、例えば正しくない(または修正されていない)最遠ONU距離を用いたことによる不必要な遅延を減少させることを可能にする。それゆえに、0距離等化遅延は、OLT210から最も遠いONUへの伝播時間(往復)にONU応答を加えたものである。換言すれば、0距離等化遅延は、OLT210からのダウンストリームフレームの送信から、OLT210が対応するアップストリームフレームを見出すまでに対応する遅延時間である。ONUに割り当てられる等化遅延は、0距離等化遅延の関数として算出されるため、割り当てられたEqDへの調整を適用することは、0距離等化遅延が動的に更新される度、例えばOLT210によってPONにおいて新たな“最も遠い”ONUが検出されたときごとに考慮される必要がある。
この例示的な実施形態によれば、OLT210がすべてのONU202,206にそれらに割り当てられた等化遅延を知らせる方法は、EqDを含むRanging_TimeメッセージをONUに送ることによる。このメッセージは、PONにおけるそれぞれのONU202,206に受信される。一例として、ITU−T G.984.3からのRanging_Timeメッセージ500が図5に示されるが、本発明がかかるRanging_Timeメッセージの使用に限定されないことは理解されるであろう。例示的な実施形態によれば、PONにおけるそれぞれのONU202,206についてのEqDは、その以前に割り当てられたEqDを更新するためにPONのそれぞれのONUによって用いられうるEqDデルタまたは変更値を含む単一のRanging_Timeメッセージを送る(例えばブロードキャストする)ことによって動的に更新されうる。このEqDデルタ値は、元々算出されていた0距離等化遅延と、新たな最遠ONUに基づく新たな0距離等化遅延との間の変化を表す。さらに、例示的な一実施形態によれば、OLT210が典型的には複数波長でONU202,206に送信することが可能であり、ONU202,206が典型的には複数波長で受信することが可能であるとしても、ブロードキャストメッセージは、ONU202,206に1波長だけで到達することを意図される。換言すれば、ブロードキャストメッセージは、波長固有(wavelength specific)であり、ファイバー(または物理的媒体)固有ではない。
例示的な一実施形態によれば、図5のRanging_Timeメッセージは、EqDデルタ値を搬送し、PONのONU202,206のすべてがメッセージの内容を読めるようにしてもよい。より具体的、しかし純粋に概略的には、Ranging_Timeメッセージ500は、図6に示されるように、0距離等化遅延に関するブロードキャストされる変更情報をサポートして追加の情報を含むように修正されてもよい。ここで、修正されたRanging_Timeメッセージ600において、“x”と記された最初のオクテットの情報は、PONのONU202,206のすべてがメッセージの内容を必要に応じて解読および適用すべきことを理解するような任意の値、つまりこのメッセージをユニキャストメッセージとは反対のブロードキャストメッセージとして識別する値をとりえ、例えばすべてのONU202,206が読み取れるONU−IDフィールドに値255(バイナリを用いて記述される)を用いる。代替的に、PONのONU202,206がRanging_Timeメッセージ600(または均等なメッセージ)の内容を利用できるような他の方法が用いられてもよい。例えばメッセージにブロードキャストフラグが含まれる。さらに、それぞれのONU202,206の処理時間のランダムな変動を考慮するために、Ranging_Timeメッセージ600は時間を、例えばEqDデルタが有効になるスーパーフレームカウンタ値として、特定してもよい。例えば、Ranging_Timeメッセージ600の最後の5バイト(オクテット8〜12)604は、EqDが同期のために適用されるスーパーフレームカウンタ値を特定するのに用いられてもよい。
さらに、バイト番号3 606のビット番号2は、Ranging_Timeメッセージ600がEqDデルタ値または絶対等化遅延のどちらを含むかを示すビットフラグとして用いられてもよい(記述フィールド608で記述される)。代替的に、Ranging_Timeメッセージ600が特定のONUに向けて送信される、例えばONU−IDフィールドが単一のONUを特定する値を有する場合に値は絶対等化遅延であり、Ranging_Timeメッセージ600がブロードキャストメッセージとして送信される場合に値はEqDデルタ値であってもよい。なお、OLT210から最も遠いONUはそれがOLT210から最も遠いONUであることを認知していてもよく、このような場合、EqDデルタ値を適用する必要はなく、その割り当てられたEqD(つまり絶対的な)を用い、EqDデルタ値を0に設定するであろう。代替的に、例示的な実施形態によれば、他の方法は、最も遠いONUでその最新のEqD値を確立するために、割り当てられたEqD値とEqDデルタ値との両方を用いてもよい。例えば、新たなONUは、特有の手法で、すなわち所望の値からEqDデルタを減じたEqDの値を含む新たなONUのためのユニキャストのRanging_Timeメッセージを用いて設定されてもよい。ここで送信されうるブロードキャストRanging_TimeメッセージはすべてのONUのためのEqDデルタ値を含み、この最遠のONUは他のONUがするのと同じ手法でEqDを適用してもよい。別の例では、OLT210が新たに検出されたONUから第2のSerial_Number ONUについてのレスポンスを受信するであろう検出期間の間に、OLT210はこのONUが新たな最遠のONUであることを通知する。このときOLT210は、新たな最遠のONUのアクティベーションの前に、PONのONUのすべてに新たなEqDデルタ値を送信するであろう。新たな最遠のONUは、まだアクティベートされていないので、このメッセージを破棄する。新たな最遠のONUのアクティベーションの後、OLT210は、EqDを伴うユニキャストRanging_Timeメッセージを新たな最遠のONUに送るであろう。さらに、新たな最遠のONUは、そのEqDデルタ値を0に設定することを知っているであろう。
図7は、0距離等化遅延702および割り当てられた等化遅延704を用い、トポロジの変化があったPONにおけるシグナリングを示す。つまり、新たな最遠のONU距離は、新たな0距離等化遅延706(OLT210によって算出される)とともに、EqDデルタ(三角形の記号)710によって示される、割り当てられた等化遅延708の変化につながる。
上記のように、例示的な実施形態によれば、同期のために用いられうるスーパーフレームカウンタは、Ranging_Timeメッセージ600の一部として送られうる。他の例示的な実施形態によれば、0距離等化遅延デルタを適用するためにONU202,206の同期をサポートする他の方法が用いられうる。例えば、所望のスーパーフレームカウンタ値(n)は、ONUをPONにアクティベートするセットアッププロセスの間に、ONUにパラメータを届けるセットアップメッセージの1つとしてOLT210によって送り出されてもよい。代替的に、同期のための他の方法が用いられてもよく、例えば、デフォルトの値またはタイミングは、ONU202,206で予め定められて格納され、受信されたEqDデルタ値が受信の後の特定の数のスーパーフレーム適用され、スーパーフレームカウンタ値はn=1,2,3...,であり、nは整数値であるか、または、タイミング値がONUによって同期に用いられる所望のスーパーフレームカウンタ数n(または均等物)に変換される。
以上より、例示的な実施形態によれば、PONのONU202,206の追加または削除の結果、これらの例示的な実施形態に従ってEqDを更新するためのONU202,204のすべてへのブロードキャストである単一のRanging_Timeメッセージ600をOLT210に生成させる少なくとも2つのシナリオがある。2つの具体的なシナリオが以下で説明されるが、例示的な実施形態によれば、単一のRanging_Timeメッセージ600が送信されるときには他のシナリオがありえ、例えばPONに新たなONUが追加された時はいつでも、または0のEqDデルタ値を送信するためである。第1のシナリオは現在OLT210から最も遠いONUの追加による0距離等化距離の増加のためであり、第2のシナリオはOLT210から最も遠かったONUの削除による0距離等化距離の減少のためである。さらに、送信されるどの所与のRanging_Timeメッセージ600についても、ONU202,204への途上でメッセージがロストしないことを確実にするためにRanging_Timeメッセージ600は典型的には3回送られる。それゆえ、例示的な実施形態によれば、特定のスーパーフレームで受信された最新のEqDデルタ値の適用を調整するメカニズムが、例えば更新について1回を超えてデルタ値を適用することを避けるために提供されうる。
例示的な実施形態によれば、0距離等化距離の増加のための第1のケースにおいて、すべてのONU202,206について割り当てられたEqDが増加し、その増加分は上記のようにRanging_Timeメッセージ600において送信されるであろう。ONU202,206のEqDが増加するので、ONU202,206はさらに遅くつまり削減調整(reduction adjustment)を指示するダウンストリームフレームNに続くアップストリームフレームNにおいて、より長い遅延の後にしかし同じビットレートで送信するであろう。フレーム衝突の可能性を考慮すると、アップストリームフレームNおよびN−1の間では衝突は起きないので、アクションが起こされる必要はなく、しかし、アップストリームフレームN−1によって提供されて用いられうるアップストリーム送信の時間があってもよい。この時間は、一般的にはEqDデルタの増分と均等である。このシナリオの一例を示す例示的なフローチャートが、以下で図8を参照して説明される。
まず、OLT210および複数のONU202,204を含むGPONは、アクティブでありオペレーション可能(operational)である。OLT210は、ステップ802において、上記の方法を用いて、新たなONUがGPONに加入したことを判定する。OLT210は、次に、ステップ804において、新たなONUへの距離を判定し、新たなONUが最も遠いONUであることを認識する。OLT210は、次に、ステップ806において、新たなONUのための新たな0距離等化遅延と0距離等化遅延デルタとを算出する。ステップ808において新たな0距離等化遅延が新たなONUに送信され、ステップ810において新たな0距離等化遅延デルタがGPONでアクティブな残りのONUに送信される。次に、付加的に、ステップ812において、アップストリームフレームN−1の一部を提供する。提供されうるアップストリームフレームN−1の一部、つまりデータを含むは、新たな0距離等化遅延量の時間と同じかより少ない時間フレームで送信可能である必要がある。ここで、ステップ814において、GPONは通常のオペレーションに戻る。
別の例示的な実施形態によれば、0距離等化距離の減少のための第2のケースにおいて、すべてのONU202,206に割り当てられたEqDが減少し、その減少分は上記のようにRanging_Timeメッセージ600において送信されるであろう。このことは、例えば、予め計画された再設定のときに直近の最遠のONUがPONから削除された場合に生じうる。EqDデルタは減少なので、ONU202,206はさらに早くつまり削減調整を指示するダウンストリームフレームNに続くアップストリームフレームNにおいて、より短い遅延の後にしかし同じビットレートで送信するであろう。しかしながら、ある種の調整をしなければ、このことはアップストリームフレームNがアップストリームフレームN−1と衝突することにつながりうる。それゆえに、アップストリーム送信のない時間、つまりクワイエットウインドウが、0距離等化距離、例えばEqD遅延デルタの減少に対応するアップストリームフレームN−1で適用される。さらに、ダウンストリームフレームN−1が、等化遅延調整を2フレーム処理にするこのクワイエットウインドウを提供する。このシナリオの一例を示す例示的なフローチャートが、以下で図9を参照して説明される。
まず、OLT210および複数のONU202,204を含むGPONは、アクティブでありオペレーション可能である。OLT210は、ステップ902において、上記の方法を用いて、最も遠いONUがGPONから脱退したことを判定する。OLT210は、次に、ステップ904において、例えば以前に格納された情報から読み出して、どのONUが現在最も遠いONUか判定する。OLT210は、次に、ステップ906において、新たな最遠のONUのための新たな0距離等化遅延を決定し、0距離等化遅延デルタを決定する。OLT210は、次に、ステップ908において、上記のように新たな0距離等化遅延を新たなONUに、新たな0距離等化遅延デルタをGPONでアクティブな残りのONUに送信する。ステップ910において、ダウンストリームフレームN−1によってアップストリームフレームNのクワイエットウインドウを提供することがこれに続く。ここで、ステップ912において、GPONは通常のオペレーションに戻る。
上記の例示的な実施形態は、PONのプロトコル効率を改善するための方法およびシステムを提供する。通信ノード1000は、プロセッサ1002(またはマルチプロセッサコア)、メモリ1004、1またはそれ以上の二次記憶装置1006および通信インターフェース1008を含みうる。プロセッサ1002は、OLT210の役割を実行するための命令を処理することが可能である。例えば、プロセッサ1002は、0距離等化遅延および0距離等化遅延デルタの両方を算出しうる。また、メモリ1004は、例えばそれらのそれぞれのOLT210からの距離のような、ONU202,206のそれぞれに関する情報を必要に応じて格納するのに用いられうる。このようにして、通信ノード1000は、PONの能力を増大させるための例示的な実施形態において説明されたようなOLT210のタスクを実行することが可能である。
例示的な実施形態に係る上記の例示的なシステムを利用して等化遅延を制御する方法が、図11のフローチャートに示される。まず、パッシブ光ネットワーク(PON)において等化遅延を制御する方法は、ステップ1102においてPONにおける複数の第1のノードのいずれか1つとPONにおける第2のノードとの間の最大の距離が変化したことを判定することと、ステップ1104において等化遅延変更メッセージを複数の第1のノードに送信することとを含む。
上記の例示的な実施形態は、本発明の限定ではなくすべての点で概略的であることを意図されている。かかるすべての変形例および修正は、続く請求の範囲によって定義される本発明の範囲および精神の中にあるものとみなされる。例えば、GPONのONUにブロードキャスト式に所望の情報を送信するのに、Ranging_Timeメッセージ600以外のメッセージが用いられてもよい。さらに、ここで例示的な実施形態において説明されたものと同様の改善が、他の種類のPONで用いられてもよい。本願明細書で用いられたいかなる要素、動作、および命令も、明示的にそのように記載されない限り、発明にとって決定的または必要不可欠であると解釈されるべきではない。また、ここでは、“一つの”という記載は、1またはそれ以上のアイテムを含む。

Claims (18)

  1. パッシブ光ネットワーク(PON)で等化遅延を制御する方法であって、
    ・前記PONにおける複数の第1のノードのうちのいずれか1つと前記PONにおける第2のノードとの間の最大距離が変化したことを判定することと、
    ・前記複数の第1のノードに等化遅延変更メッセージを送信することと
    を含む方法。
  2. 前記第1のノードは、光ネットワークユニット(ONU)/光ネットワーク終端(ONT)であり、
    前記第2のノードは、光回線終端(OLT)である、請求項1に記載の方法。
  3. 前記等化遅延メッセージは、前記複数の第1のノードのすべてにブロードキャストされる単一のメッセージである、請求項1に記載の方法。
  4. ・前記第2のノードによって前記PONの前記複数の第1のノードのそれぞれとレンジングを実行することと、
    ・前記PONの前記複数の第1のノードのうちのどれが前記第2のノードから最も遠い距離にあるかを判定することと
    をさらに含む、請求項1に記載の方法。
  5. ・前記第2のノードから前記最も遠い距離にある前記PONの前記第1のノードについて0距離等化遅延を算出することと、
    ・前記第2のノードから前記最も遠い距離にある前記PONの前記第1のノードが最近に前記PONに追加されたものであれば、前記最も遠い距離にある前記第1のノードに前記0距離等化遅延を送信することと
    をさらに含む、請求項4に記載の方法。
  6. 前記算出される0距離等化遅延は、前記第2のノードから前記最も遠い第1のノードへの往復伝播時間に前記最も遠い第1のノードでの応答時間を加えたものに等しい、請求項4に記載の方法。
  7. 前記等化遅延変更メッセージは、該メッセージがブロードキャストメッセージであることを前記PONの各第1のノードに通知する第1のフラグ、前記複数の第1のノードにおいていつ等化遅延変更値を適用するかを示す前記等化遅延変更値を含む、請求項1に記載の方法。
  8. 前記メッセージは、Ranging_Timeメッセージである、請求項7に記載の方法。
  9. 前記PONは、ギガビット対応パッシブ光ネットワーク(GPON)である、請求項1に記載の方法。
  10. パッシブ光ネットワーク(PON)で等化遅延を制御する通信ノードであって、
    ・前記PONにおける複数の第1のノードのいずれか1つと前記PONにおける前記通信ノードとの間の最大距離が変化したことを判定するプロセッサと、
    ・前記複数の第1のノードに等化遅延変更メッセージを送信する通信インターフェースと
    を備える通信ノード。
  11. 前記第1のノードは、光ネットワークユニット(ONU)/光ネットワーク終端(ONT)であり、
    前記通信ノードは、光回線終端(OLT)である、請求項10に記載の通信ノード。
  12. 前記等化遅延メッセージは、前記複数の第1のノードのすべてにブロードキャストされる単一のメッセージである、請求項10に記載の通信ノード。
  13. 前記通信ノードは、前記PONの前記複数の第1のノードのそれぞれとレンジングを実行し、前記PONの前記複数の第1のノードのうちのどれが前記通信ノードから最も遠い距離にあるかを判定する、請求項10に記載の通信ノード。
  14. 前記プロセッサは、前記第2のノードから前記最も遠い距離にある前記PONの前記第1のノードについて0距離等化遅延を算出し、
    さらに、前記通信インターフェースは、前記通信ノードから前記最も遠い距離にある前記PONの前記第1のノードが最近に前記PONに追加されたものであれば、前記最も遠い距離にある前記第1のノードに前記0距離等化遅延を送信する、請求項13に記載の通信ノード。
  15. 前記算出される0距離等化遅延は、前記第2のノードから前記最も遠い第1のノードへの往復伝播時間に前記最も遠い第1のノードでの応答時間を加えたものに等しい、請求項13に記載の通信ノード。
  16. 前記等化遅延変更メッセージは、該メッセージがブロードキャストメッセージであることを前記PONの各第1のノードに通知する第1のフラグ、前記複数の第1のノードにおいていつ等化遅延変更値を適用するかを示す前記等化遅延変更値を含む、請求項10に記載の通信ノード。
  17. 前記単一のメッセージは、Ranging_Timeメッセージである、請求項16に記載の通信ノード。
  18. 前記PONは、ギガビット対応パッシブ光ネットワーク(GPON)である、請求項10に記載の通信ノード。
JP2011545834A 2009-01-20 2010-01-19 動的等化遅延パッシブ光ネットワークのための方法およびシステム Expired - Fee Related JP5607074B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US12/356,323 US20100183316A1 (en) 2009-01-20 2009-01-20 Methods and Systems for Dynamic Equalization Delay Passive Optical Networks
US12/356,323 2009-01-20
PCT/IB2010/050238 WO2010084456A1 (en) 2009-01-20 2010-01-19 Methods and systems for dynamic equalization delay passive optical networks

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012516072A true JP2012516072A (ja) 2012-07-12
JP5607074B2 JP5607074B2 (ja) 2014-10-15

Family

ID=42138918

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011545834A Expired - Fee Related JP5607074B2 (ja) 2009-01-20 2010-01-19 動的等化遅延パッシブ光ネットワークのための方法およびシステム

Country Status (5)

Country Link
US (1) US20100183316A1 (ja)
EP (1) EP2389738B1 (ja)
JP (1) JP5607074B2 (ja)
CN (1) CN102292925B (ja)
WO (1) WO2010084456A1 (ja)

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102282788A (zh) * 2009-01-16 2011-12-14 瑞典爱立信有限公司 用于接入网中的方法和互连节点
CN101827287B (zh) * 2010-05-14 2013-04-17 华为技术有限公司 无源光网络及其接入方法、光网络单元和光线路终端
CN102264010B (zh) * 2010-05-27 2014-05-07 华为技术有限公司 一种pon拉远的方法及设备
CN102088646B (zh) * 2011-01-25 2015-08-12 中兴通讯股份有限公司 无源光网络系统工作参数处理方法及装置
US9473836B2 (en) * 2014-09-04 2016-10-18 Verizon Patent And Licensing Inc. Maintaining channel-invariant optical network unit (ONU) equalization delay in a passive optical network
US10020889B2 (en) 2015-03-25 2018-07-10 Futurewei Technologies, Inc. Channel ranging adjustment in multiple-wavelength passive optical networks (PONs)
US9866883B2 (en) * 2016-06-02 2018-01-09 Biamp Systems Corporation Dynamic delay equalization for media transport
US10205551B2 (en) * 2017-01-06 2019-02-12 Adtran, Inc. Systems and methods for power leveling in passive optical networks
US20190356389A1 (en) * 2018-05-17 2019-11-21 Nokia Solutions And Networks Oy Method and apparatus for ranging new optical network unit in passive optical network system without impacting traffic of ranged optical network unit
CN111866622B (zh) * 2019-04-25 2023-04-14 上海诺基亚贝尔股份有限公司 降低通信设备的能耗

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1093607A (ja) * 1996-09-18 1998-04-10 Toshiba Corp 通信システム
JP2006094331A (ja) * 2004-09-27 2006-04-06 Mitsubishi Electric Corp 光多分岐通信システム、親局装置及び子局装置
JP2008099051A (ja) * 2006-10-13 2008-04-24 Hitachi Communication Technologies Ltd Ponシステムおよびそのレンジング方法
JP2009152915A (ja) * 2007-12-21 2009-07-09 Hitachi Communication Technologies Ltd ネットワークシステム、onu及びolt

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6546408B2 (en) * 1998-09-16 2003-04-08 Cirrus Logic, Inc. Sinc filter using twisting symmetry
JP3444804B2 (ja) * 1998-11-27 2003-09-08 沖電気工業株式会社 伝送装置
GB2349315B (en) * 1999-04-16 2003-06-04 Fujitsu Ltd Delay adjustment unit and method, optical network unit, and communication system
EP1182904A1 (en) * 2000-08-21 2002-02-27 Lucent Technologies Inc. Protection switching for duplex ATM-PON systems
CN101056199B (zh) * 2006-04-10 2012-04-25 华为技术有限公司 一种点对多点接入网的上行突发性能监控方法,头端设备和接入网系统
EP2043286A1 (en) * 2007-09-26 2009-04-01 Nokia Siemens Networks Oy Method to equalize delays in an optical network

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1093607A (ja) * 1996-09-18 1998-04-10 Toshiba Corp 通信システム
JP2006094331A (ja) * 2004-09-27 2006-04-06 Mitsubishi Electric Corp 光多分岐通信システム、親局装置及び子局装置
JP2008099051A (ja) * 2006-10-13 2008-04-24 Hitachi Communication Technologies Ltd Ponシステムおよびそのレンジング方法
JP2009152915A (ja) * 2007-12-21 2009-07-09 Hitachi Communication Technologies Ltd ネットワークシステム、onu及びolt

Also Published As

Publication number Publication date
CN102292925A (zh) 2011-12-21
EP2389738A1 (en) 2011-11-30
CN102292925B (zh) 2015-06-03
EP2389738B1 (en) 2015-08-12
US20100183316A1 (en) 2010-07-22
JP5607074B2 (ja) 2014-10-15
WO2010084456A1 (en) 2010-07-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5607074B2 (ja) 動的等化遅延パッシブ光ネットワークのための方法およびシステム
US9432755B2 (en) Downstream burst transmission in passive optical networks
JP4169595B2 (ja) 可変長パケットを利用するポイントツーマルチポイント受動光ネットワーク
US7525982B2 (en) Method and apparatus for facilitating asymmetric line rates in an Ethernet passive optical network
CN102131131B (zh) 一种实现无源光网络拉远的方法和系统及中继装置
EP2837141B1 (en) Dynamic bandwidth assignment in hybrid access network with passive optical network and another medium
US8718087B1 (en) Processing architecture for passive optical network
US9793993B2 (en) Method and apparatus of delivering upstream data in ethernet passive optical network over coaxial network
JP2012518319A (ja) パッシブ光ネットワークにおける動的帯域幅割り当てのための出力分離
US8588245B2 (en) Methods and systems for frame generation in communication networks
WO2002097476A2 (en) Point-to-multipoint passive optical network that utilizes variable-length packets and variable-length upstream tine slots
KR20220083763A (ko) 서비스 신호 프로세싱 방법 및 디바이스
US20240098392A1 (en) Intelligent fiber to the room (fttr) gateway
CN101959091B (zh) 一种数据传输方法、系统以及运营商边缘节点
WO2009155832A1 (zh) 一种点到多点光接入系统,及其数据传送方法和设备
JP2006237769A (ja) 受動型光ネットワークシステム
WO2009135415A1 (zh) 复帧处理的方法、装置和系统
JP6134247B2 (ja) 光通信システム、信号送信制御方法及び局側光回線終端装置
KR101046110B1 (ko) 수동 광 통신망의 사이클 타임 결정 방법 및 장치
EP2560302A1 (en) Method and device for passive optical network extending
Hossain et al. A novel ring-based EPON architecture
JP6085244B2 (ja) 光通信システム、信号送信制御方法及び加入者側光回線終端装置
JP2009130623A (ja) 光加入者線端局装置、それを含んだ通信システムおよびパケット送信方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130121

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140117

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140121

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140812

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140827

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5607074

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees