JP2012515289A - 燃料を噴射するための装置 - Google Patents

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Abstract

本発明は、圧力下にある燃料を噴射するための装置に関する。本発明の構成では、可動に配置されたコイル(7)を備えたエレクトロダイナミック式のアクチュエータ(3)が設けられており、弁座(2a)のところで横断面を開閉する、外方へ向かって開くニードル(2)が設けられており、該ニードル(2)を、可動に配置されたコイル(7)に結合する結合装置(9)が設けられており、弁座(2a)の上流側でニードル(2)に隣接して配置されて、圧力下にある燃料を有している圧力室(15)が設けられており、低圧室(17)が設けられており、該低圧室(17)から燃料が導出可能であり、ニードル(2)の外周範囲に形成されているギャップシール部(16)が設けられており、該ギャップシール部(16)が、前記圧力室(15)と前記低圧室(17)との間の接続を形成している。

Description

背景技術
本発明は、燃料を噴射するための装置に関する。この場合、特に圧力下にある燃料、つまり圧力をかけられた燃料が、内燃機関の燃焼室内に噴射される。
公知の装置は、たとえば車両エンジンにおける燃料の噴射部で使用される。ディーゼル燃料の噴射の他に、最近ではオット燃料も噴射される。この場合、しばしば燃料は圧力をかけられてアキュムレータ(レール)内に準備され、そして当該装置を介して燃焼室内または吸気管路内に噴射される。アクチュエータとしては、電磁式のアクチュエータ、すなわちソレノイド式アクチュエータが使用されるか、または択一的にピエゾアクチュエータも使用される。電磁式のアクチュエータは比較的廉価であるが、しかし比較的低速である。それに対して、ピエゾアクチュエータは高速ではあるが、しかし比較的高価である。したがって、比較的高速で、しかも廉価であるアクチュエータを備えた装置を提供することが望まれている。
発明の開示
請求項1の特徴部に記載の特徴を有する、燃料を噴射するための本発明による装置、すなわち、可動に配置されたコイルを備えたエレクトロダイナミック式のアクチュエータが設けられており、弁座のところで横断面を開閉する、外方へ向かって開くニードルが設けられており、該ニードルを、可動に配置されたコイルに結合する結合装置が設けられており、弁座の上流側でニードルに隣接して配置されて、圧力下にある燃料を有している圧力室が設けられており、低圧室が設けられており、該低圧室から燃料が導出可能であり、ニードルの外周範囲に形成されているギャップシール部が設けられており、該ギャップシール部が、前記圧力室と前記低圧室との間の接続を形成していることを特徴とする、燃料を噴射するための装置には、従来のものに比べて、短い切換時間を有し、しかも廉価に製造可能であるという利点がある。さらに、本発明による装置は1サイクル当たり2回または複数回の噴射を問題なく実施することもできる。この場合、本発明による装置は、外方へ向かって開くノズルを使用することができるので、極めて良好な噴流安定性や弁座における大きな直径も可能となる。このことは本発明によれば、当該装置がアクチュエータとしてエレクトロダイナミック式の駆動装置を有しており、該エレクトロダイナミック式の駆動装置に可動のコイルが設けられていることにより達成される。これにより、駆動装置を廉価に提供することができ、そしてコイルの通電の反転によりコイルの迅速な運動反転を達成することができる。さらに、本発明による装置は、外方へ向かって開くニードルと、該ニードルをコイルに結合する結合装置とを有している。さらに、コイルの電流方向の転極によって、その都度ニードルのアクティブな開閉を実現することができる。
請求項2以下には、本発明の有利な改良形が記載されている。
エレクトロダイナミック式の駆動装置は、第1の永久磁石と第2の永久磁石と、該第1第2の両永久磁石の間に配置された中間ディスクと、可動のコイルと、導磁性の周壁とを有している。これにより、コンパクトでかつ単純な構造を実現することができる。
さらに、ニードルをエレクトロダイナミック式の駆動装置に結合する結合装置が、多数のフィンガを有していると有利である。この場合、ニードルとエレクトロダイナミック式の駆動装置との間の確実な結合が達成され得ると同時に、燃料はこれらのフィンガの間を通って流れることができる。さらに、ニードルが、ディスク状のばね受けを有しており、該ばね受けに前記閉鎖ばねが支持されている。この場合、このばね受けには、前記結合装置が前記フィンガを介して固く結合されている。
さらに、当該装置が、圧力下にある燃料を前記圧力室に供給する燃料供給管路を有していると有利である。この場合、この燃料供給管路は、管内でエレクトロダイナミック式の駆動装置を貫いて案内されている。これにより、当該装置の特に単純でかつコンパクトな構造を達成することができる。
さらに、当該装置が、低圧室を戻し管路に接続する燃料戻し管路を有していると有利である。この場合、この燃料戻し管路は、前記管内でエレクトロダイナミック式の駆動装置を貫いて案内されていて、これにより特にコンパクトな構造が実現されていると特に有利である。
本発明のさらに有利な構成では、当該装置が、低圧室を画定する波形ベローズを有している。これにより、低圧室の単純でかつ確実なシールを達成することができる。
さらに、燃料供給管路が、ニードルに形成されている中心部のニードル孔を有していると有利である。この中心部のニードル孔は、横方向孔を介して前記圧力室に接続されている。これにより、燃料はニードルを貫いて圧力室にまで供給され得るようになり、このことは特に単純でかつコンパクトな構造を可能にする。
前記管の端範囲が、ニードルのための案内範囲として形成されていると特に有利である。これにより、ニードルの高い案内精度を確保することができる。
特にコンパクトな構造を提供するためには、燃料供給管路の部分範囲と、燃料戻し管路の部分範囲とが、前記管内に平行に案内されている。
本発明のさらに別の有利な構成では、前記波形ベローズが、前記結合装置と前記ばね受けとの間に配置されている。これにより、前記結合装置のストロークが、前記波形ベローズを介してニードルへ伝達される。これにより、波形ベローズを用いた特に単純でかつ確実なシールを実現することができる。
本発明は、燃料が高い圧力下にアキュムレータ(レール)から噴射される内燃機関において使用されると有利である。
以下に、本発明の有利な実施形態を図面につき詳しく説明する。
本発明の第1実施形態による装置を示す概略的な断面図である。 本発明の第2実施形態による装置を示す概略的な断面図である。 本発明の第3実施形態による装置を示す概略的な断面図である。 本発明の第4実施形態による装置を示す概略的な断面図である。 本発明の第5実施形態による装置を示す概略的な断面図である。
発明の有利な実施形態
以下に、図1につき、高い圧力下にある燃料、すなわち高圧をかけられた燃料を噴射するための装置1について詳しく説明する。
図1から判るように、当該装置1は電気動力学式の、すなわちエレクトロダイナミック式(elektrodynamisch.)のアクチュエータ30と、ニードル2と、高い圧力下の燃料が供給される燃料供給管路13と、低い圧力の燃料が戻される燃料戻し管路18とを有している。エレクトロダイナミック式のアクチュエータ30は第1の永久磁石4と、第2の永久磁石6と、中間ディスク5とを有している。この中間ディスク5は導磁性の材料から製造されていて、第1の永久磁石4と第2の永久磁石6との間に配置されている。さらに、エレクトロダイナミック式のアクチュエータ30は可動に配置されたコイル7を有している。このコイル7は第1の永久磁石4と第2の永久磁石6と中間ディスク5との外周面に配置されている。コイル7ならびに第1の永久磁石4もしくは第2の永久磁石6の端面は、導磁性の材料から製造されている周壁8によって取り囲まれている。第1第2の両永久磁石4,6は、中間ディスク5に対して同じ磁極が向けられるように配置されている。これにより、これらの永久磁石は中間ディスク5を介して、半径方向外側へ向かって周壁8の方向に延びる磁界を形成する。コイル7が通電されると、このコイル7はローレンツ力を受ける。このローレンツ力は電流方向に応じて開放方向または閉鎖方向(すなわち軸方向)に作用して、コイル7を相応する方向へ運動させる。
当該装置1はさらに閉鎖ばね3を有している。この閉鎖ばね3は、ニードル2に固定されたディスク状のばね受け11に接触している。さらに、結合装置9が設けられている。この結合装置9は、ほぼポット状に形成されており、この結合装置9の自由端部が、可動のコイル7に結合されている。結合装置9の底範囲には、複数のフィンガ10が形成されており、これらのフィンガ10は、ディスク状のばね受け11に設けられた、相応して形成された開口11a内に配置されている。フィンガ10は、結合装置9の運動によってディスク状のばね受け11が軸方向で上方および下方へ向かって運動され得るように、ディスク状のばね受け11に固定されている。ディスク状のばね受け11自体はニードル2に固く結合されているので、これによりニードル2の運動が生ぜしめられる。さらに図1から判るように、閉鎖ばね3はハウジング14の内面と、ディスク状のばね受け11との間に支持されている。
さらに図1から判るように、軸方向X−Xにおいてエレクトロダイナミック式のアクチュエータ30の中心を貫いて管12が貫通案内されている。この管12を貫いて、燃料供給管路13も燃料戻し管路18も延びている。図1から判るように、燃料供給管路13はこの場合、複数の管路範囲13a,13b,13c,13e,13fを有している。燃料戻し管路18は同じく複数の管路範囲18a,18b,18c,18d,18eを有している。択一的には、管路範囲18cが直接に低圧室17に接続されている。その場合、管路範囲18a,18bを不要にすることができる。燃料は流出孔19を介して当該装置1から導出される。管路範囲13a,13b,13c,13e,13fは一方ではハウジング14に、他方では種々の中間構成部分に形成されている。エレクトロダイナミック式のアクチュエータ30の中央部を貫いて、燃料供給管路13の管路範囲13bが燃料戻し管路18の管路範囲18dに対して平行に延びている。燃料供給管路13はこの場合、環状の圧力室15に通じており、この圧力室15はニードル2の弁座2aに隣接して配置されている。環状の圧力室15を起点として、ニードル2とハウジング14との間に形成されているギャップシール部16を介して、燃料戻し管路18もしくは低圧室17への少量の燃料の戻り流が可能となる。図1から判るように、低圧室17内には、閉鎖ばね3ならびにニードル2の一部が配置されている。
本発明による装置1の機能は以下の通りである。既に圧力下にある燃料が、たとえばレールから燃料供給管路13を介して環状の圧力室15に供給される。燃料の噴射を行いたい場合、エレクトロダイナミック式のアクチュエータ30が作動させられる。このためにはコイル7が通電されるので、コイル7は図1に矢印Aで示したように下方へ向かって運動する。コイル7は結合装置9に固く結合されているので、結合装置9も下方へ向かって運動させられる。次いで、フィンガ10とディスク状のばね受け11とを介して、ニードル2が矢印Bの方向に運動させられるので、ニードル2はその弁座2aから持ち上がる。これにより、燃料の噴射が達成される。ニードル2がばね受け11と共に運動することにより、このときに閉鎖ばね3が押し合わされる。したがって、閉鎖ばね3とばね受け11とは低圧室17内に配置されているので、ニードル2を開放するためには閉鎖ばね3のばね力が克服されるだけでよい。噴射を終了させたい場合には、コイル7における電流方向が転極されるので、コイル7は再び図1に示した初期位置へ運動する。コイル7は結合装置9に固く結合されていて、ひいてはフィンガ10とばね受け1とを介してニードル2に結合されているので、ニードル2は閉じられる。この場合にさらに閉鎖ばね3がニードル閉鎖運動をアシストする。これによって、燃料の噴射は終了される。
したがって、本発明によれば、コイル7における電流方向の極性反転もしくは転極により、ニードル2のアクティブな開閉を達成することができる。この場合、極めて短い閉鎖時間が達成され、この時間は、たとえば電磁式のアクチュエータ、つまりソレノイド式のアクチュエータにおける閉鎖時間よりも著しく短い。それにもかかわらず、当該装置1は極めてコンパクトでかつ特に頑丈な構造を有しているので、当該装置1は長い寿命を提供する。さらに、本発明による装置により、特に弁座2aにおける大きな横断面も達成され得るので、短い開放時間において大量の燃料を噴射することができる。これにより、特に短い開放インターバルを実現することができる。
以下に、図2につき、本発明の第2実施形態による装置1を詳しく説明する。同一の構成部分もしくは同一機能の構成部分は、第1実施形態の場合と同じ符号で示されている。第2実施形態は、大体において第1実施形態に相当しているが、ただし第1実施形態とは異なり、第2実施形態では、低圧室17が波形ばね20によって規定される。図2から判るように、この波形ばね20はディスク状のばね受け11と、ハウジング14の内面とに固定されている。これにより、低圧室17の簡単なシールを実現することが可能となる。その他の点では、第2実施形態は第1実施形態に相当しているので、その他の点に関しては第1実施形態の説明を参照するものとする。
図3には、本発明の第3実施形態による装置1が示されている。同一の構成部分もしくは同一機能の構成部分は、やはり前の実施形態の場合と同じ符号で示されている。第3実施形態は、大体において第1実施形態に相当しているが、ただし第3実施形態では、燃料供給管路13と燃料戻し管路18とが第1実施形態とは異なって形成されている。図3から判るように、燃料供給管路13はニードル2に設けられた中心部のニードル孔21を通って案内される。この中心部のニードル孔21は横方向孔22を介して、環状の圧力室15に接続されている。図3からさらに判るように、第3実施形態の低圧室17は横方向孔23を介して燃料戻し管路18の管路範囲18dに直接に接続されている。したがって、この第3実施形態では、特に燃料供給管路13と燃料戻し管路18とを単純化することができる。さらに、この第3実施形態では、ニードル2の、エレクトロダイナミック式のアクチュエータ30に向けられた端部が、管12の端範囲12a内に案内されている。ニードル2のための第2の案内部がハウジング14によって与えられている。その他の点では、第3実施形態は前の実施形態に相当しているので、その他の点に関しては第1実施形態の説明を参照するものとする。
以下に、図4につき、本発明の第4実施形態による装置1について詳しく説明する。同一の構成部分もしくは同一機能の構成部分は、やはり前の実施形態の場合と同じ符号で示されている。
第4実施形態は、大体において第3実施形態に相当しているが、ただし第3実施形態とは異なり、第4実施形態の装置1は一層コンパクトに形成されている。このためには、低圧室17の容積が減じられており、さらにニードル2のための択一的な別の案内コンセプトが実現されている。このためには、エレクトロダイナミック式のアクチュエータ30の周壁8を介してハウジング部分25がセンタリングされている。さらに、下側の周壁範囲8aによって管12の位置決めが確保されており、ニードル2の上端部は管12の端範囲12a内に案内されている。したがって、特にコンパクトな構造を実現することができる。
図5には、本発明の第5実施形態が示されている。同一の構成部分もしくは同一機能の構成部分は、やはり前の実施形態の場合と同じ符号で示されている。
第5実施形態は、大体において第4実施形態に相当しているが、ただしこの場合、付加的になお金属製の波形ベローズ27が設けられている。この波形ベローズ27は低圧室17を、無圧の室28から分離している。波形ベローズ27は噴射開口に向けられた端部27aにおいて、拡径された直径を有している。これにより、ディスク形のばね受け11を下方から組み付ける、すなわち波形ベローズ27の内部を通じて組み付けることができることが可能になる。波形ベローズ27はこの場合、軸方向で比較的長く伸長されて形成されていて、エレクトロダイナミック式のアクチュエータ30に向けられた端部27cの方向へその直径を減少させている。波形ベローズ27の移行範囲27bでは、ディスク状のばね受け11が、波形ベローズ27の内側からこの波形ベローズ27と接触しており、波形ベローズ27の外側では、結合装置9のフィンガ10が配置されている。波形ベローズ27のこのような構成により、フィンガ10を結合装置9と共に上方から組み付けることができることが可能となる。したがって、さらにコイル7のストロークは結合装置9とフィンガ10と波形ベローズ27とを介してばね受け11に伝達され、そしてこのばね受け11からさらにニードル2に伝達される。その他の点において、この第5実施形態は前の実施形態に相当しているので、その他の点に関しては第1実施形態の説明を参照するものとする。

Claims (11)

  1. 圧力下にある燃料を噴射するための装置において、
    - 可動に配置されたコイル(7)を備えたエレクトロダイナミック式のアクチュエータ(30)が設けられており、
    - 弁座(2a)のところで横断面を開閉する、外方へ向かって開くニードル(2)が設けられており、
    - 該ニードル(2)を、可動に配置されたコイル(7)に結合する結合装置(9)が設けられており、
    - 弁座(2a)の上流側でニードル(2)に隣接して配置されて、圧力下にある燃料を有している圧力室(15)が設けられており、
    - 低圧室(17)が設けられており、該低圧室(17)から燃料が導出可能であり、
    - ニードル(2)の外周範囲に形成されているギャップシール部(16)が設けられており、該ギャップシール部(16)が、前記圧力室(15)と前記低圧室(17)との間の接続を形成している、
    ことを特徴とする、燃料を噴射するための装置。
  2. エレクトロダイナミック式のアクチュエータ(30)が、第1の永久磁石(4)と第2の永久磁石(6)と中間ディスク(5)と周壁(8)と前記可動のコイル(7)とを有しており、中間ディスク(5)が、第1の永久磁石(4)と第2の永久磁石(6)との間に配置されており、可動のコイル(7)が、第1の永久磁石(4)および第2の永久磁石(6)の外周面に配置されている、請求項1記載の装置。
  3. 当該装置が閉鎖ばね(3)を有しており、該閉鎖ばね(3)が、ニードル(2)を開放後に閉鎖するためにニードル(2)に配置されている、請求項1または2記載の装置。
  4. 前記結合装置(9)が、多数のフィンガ(10)を有しており、ニードル(2)が、該ニードル(2)に固定されたディスク状のばね受け(11)を有しており、該ばね受け(11)に前記閉鎖ばね(3)が支持されており、該ばね受け(11)に前記結合装置(9)が前記フィンガ(10)を介して固く結合されている、請求項1から3までのいずれか1項記載の装置。
  5. 圧力下にある燃料が燃料供給管路(13)を介して前記圧力室(15)に供給されるようになっていて、該燃料供給管路(13)が、管(12)内でエレクトロダイナミック式のアクチュエータ(30)を貫いて案内されている、請求項1から4までのいずれか1項記載の装置。
  6. 低圧室(17)から燃料を導出する燃料戻し管路(18)が、前記管(12)内でエレクトロダイナミック式のアクチュエータ(30)を貫いて案内されている、請求項5記載の装置。
  7. 低圧室(17)を画定する波形ベローズ(20;27)が設けられている、請求項1から6までのいずれか1項記載の装置。
  8. 燃料供給管路(13)が、ニードル(2)に形成されている中心部のニードル孔(21)を有しており、該ニードル孔(21)が、横方向孔(22)を介して前記圧力室(15)に接続されている、請求項1から7までのいずれか1項記載の装置。
  9. ニードル(2)の、弁座(2a)とは反対の側の端部が、前記管(12)に設けられた案内範囲(12a)内に案内されている、請求項1から8までのいずれか1項記載の装置。
  10. 燃料供給管路(13)の部分範囲(13b)と、燃料戻し管路(18)の部分範囲(18d)とが、前記管(12)内に平行に案内されている、請求項5から9までのいずれか1項記載の装置。
  11. 前記波形ベローズ(27)が、前記結合装置(9)と前記ばね受け(11)との間に配置されており、前記結合装置(9)のストロークが、前記波形ベローズ(27)を介してニードル(2)へ伝達可能である、請求項1から10までのいずれか1項記載の装置。
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