JP2012513843A - 一次及び二次湿潤度表示を有する吸収性物品 - Google Patents
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Abstract
一次可視充満度インジケータと二次可視湿潤度インジケータとを有する吸収性物品。
Description
概して、本開示の実施形態は、吸収性物品の湿潤度表示に関する。特に、本開示の実施形態は、吸収性物品の可視充満度表示に関する。
吸収性物品は、汗、血液、尿、経血等の液状排泄物を吸収することができる。吸収性物品は湿潤度インジケータを含むことができる。湿潤度インジケータは、物品中の液状排泄物の存在を示すことができる。
残念なことに、一部の吸収性物品用湿潤度インジケータはわかりにくい場合がある。湿潤度インジケータからのシグナルが正しく理解されないと、吸収性物品を交換するのが早すぎる場合がある。着用者が物品の収容力を十分に活用しない可能性がある。湿潤度インジケータからのシグナルが正しく理解されない場合には、吸収性物品を交換するのが遅すぎる場合がある。排泄物が物品の収容力を超えて、漏れが生じる可能性がある。
本開示は、わかりやすいインジケータを有する吸収性物品を含む。本開示の吸収性物品は、一次可視充満度インジケータと二次可視湿潤度インジケータとを有するのでわかりやすい。
一例として、吸収性物品は、1つの一次可視充満度インジケータと1つの二次可視湿潤度インジケータとを有することができる。これらインジケータは、可視状態を順番に変化させることができる。第1に、一次可視充満度インジケータが可視状態を変化させ始めて、一次表示シグナルを提供することができる。一次シグナルは、吸収性物品がやや充満されたことを示すことができる。第2に、二次可視湿潤度インジケータが可視状態を変化させ始めて、一次表示シグナルに加えて一次表示シグナルとは別個の、二次表示シグナルを提供することができる。二次表示シグナルは、吸収性物品が充満に近づいていることを示すことができる。一次表示シグナルと二次表示シグナルとの組み合わせは、充満の程度を示しているものとして容易に理解され得る。両方合わせて、一次可視充満度インジケータと二次可視湿潤度インジケータとの組み合わせは、可視充満度表示システムと考えることができる。
一次可視充満度インジケータと二次可視湿潤度インジケータとを有する吸収性物品は、吸収性物品の充満度に関する確実性をもたらすのを助けることができる。物品がどれだけ満たされているかを知ることによって、着用者が物品の収容力を適切に利用した後に物品を交換することができる。また、物品がどれだけ満たされているかを知ることによって、漏れそうになる前に物品を交換することができる。
本開示の一次及び二次インジケータは、あらゆる種類の吸収性物品と共に使用され得る。吸収性物品は、汗、血液、尿、経血等の液状排泄物を吸収することができる。吸収性物品は、製品又は材料であり得る。吸収性物品の例には、衛生保護、衛生用途、及び/又は創部のケアのための製品及び/又は材料が挙げられる。
一部の吸収性物品は使い捨てである。使い捨て吸収性物品は、一度使用した後に部分的又は全体的に廃棄されるように構成される。使い捨て吸収性物品は、汚れた物品又は物品の汚れた部分が復元又は再使用されることを意図していない(例えば、洗濯されることを意図していない)ように構成される。使い捨て吸収性物品の例には、包帯及び包帯剤などの創部のケア製品、並びにパッド及びライナーなどの女性用ケア製品が挙げられる。使い捨て吸収性物品は、本開示の実施形態を使用することができる。
一部の吸収性物品は着用可能である。着用可能な吸収性物品は、着用者の身体上に又は身体の周囲に着用されるように構成される。着用可能な吸収性物品は使い捨てであることもできる。使い捨て着用可能吸収性物品の例としては、使い捨ておむつ及び使い捨て失禁用下着が挙げられる。使い捨て着用可能吸収性物品は、着用者により着用されている間、排泄物を受容し収容することができる。一部の実施形態において、使い捨て着用可能吸収性物品は、トップシートと、吸収性コアと、外側カバーと、腰部開口部と、脚部開口部とを含むことができる。使い捨て着用可能吸収性物品は、本開示の実施形態を使用することができる。
吸収性物品の湿潤度インジケータの1つの種類は、可視充満度インジケータである。湿潤度インジケータは、液状排泄物の存在をその可視状態によって示すことができる場合に、可視であるとみなされる。本開示全体を通して、特に指定のない限り、液状排泄物の存在とは、可視湿潤度インジケータが可視状態を変化させるのに十分な液状排泄物濃度が存在することを指す。湿潤度インジケータは、液状排泄物が吸収性物品を満たした程度を示すことができる場合に、充満度インジケータと考えられる。可視充満度インジケータは、インジケータが可視状態を漸次変化させるようにインジケータに沿って移動する濡れ縁部(wet edge)によって、液状排泄物の存在を示すことができる。可視充満度インジケータは、1つ以上の可視表示エリアを含むことができる。可視表示エリアは、画定された連続的な2次元領域であり、その可視状態によって液状排泄物の存在を示すように構成される。例として、様々な実施形態において、インジケータは、一連の表示エリア又は表示エリアのパターンを含むことができる。
本開示の図は、本明細書に記載の要素、それらの部品、及びそれらの関係を例示することを意図しているが、これらの図は、特に指定のない限り、あらゆる特定の相対的又は絶対的サイズ又は寸法を例示することを意図していない。
図1A〜図2Cは、それぞれが1つ以上のインジケータを有している、様々な使い捨て着用可能吸収性物品を示す。明瞭にするために、図1A〜図2Cは、インジケータ又は使い捨て着用可能吸収性物品の全詳細を図示していない。図1A〜図2Cの各一次インジケータは、本開示の一次インジケータの任意の実施形態であり得る。図1A〜図2Cの各二次インジケータは、本開示の二次インジケータの任意の実施形態であり得る。
図1Aは、着用のために形成されるパンツ型使い捨て着用可能吸収性物品100Aの前側101及び側部103の外側斜視図を示す。吸収性物品100Aは、前側101に配置される、長手方向に向けられている一次可視充満度インジケータ131と二次可視湿潤度インジケータ141とを含む。両方合わせて、一次可視充満度インジケータ131及び二次可視湿潤度インジケータ141は、可視充満度表示システムと考えることができる。
本開示全体を通して、パンツ型使い捨て着用可能吸収性物品への言及は、側面で締結可能な実施形態、又は締結具のない実施形態を指すことができる。パンツ型使い捨て着用可能吸収性物品への言及はまた、予備成形された腰部及び/又は脚部開口部を有する物品、あるいは予備成形されていない実施形態を指すことができる。したがって、パンツ型として説明される本開示の吸収性物品の各実施形態は、当業者には理解されるように、これらの様式のいずれかで構成され得る。
図1Bは、着用のために形成されるパンツ型使い捨て着用可能吸収性物品100Bの側部103及び後側105の外側斜視図を示す。吸収性物品100Bは、後側105に配置される、長手方向に向けられている一次可視充満度インジケータ135と二次可視湿潤度インジケータ145とを含む。両方合わせて、一次可視充満度インジケータ135及び二次可視湿潤度インジケータ145は、可視充満度表示システムと考えることができる。
図1Cは、平面に展開されたパンツ型使い捨て着用可能吸収性物品100Cの外側平面図を示す。使い捨て着用可能吸収性物品100Cは、横方向中心線116で分けられる前側101と後側105とを含む。
図1Cでは、長手方向中心線113及び横方向中心線116が、使い捨て着用可能吸収性物品100Cの相対位置を参照するための基準線を提供する。第1の位置が第2の位置よりも長手方向中心線113に近接するとき、第1の位置は、第2の位置に対して横方向内側112にあると考えることができる。同様に、第2の位置は、第1の位置から横方向外側111にあるものと考えることができる。第3の位置が第4の位置よりも横方向中心線116に近接するとき、第3の位置は、第4の位置に対して長手方向内側115にあると考えることができる。また、第4の位置は、第3の位置から長手方向外側114にあるものと考えることができる。
内側位置(inboard location)への言及は、横方向又は長手方向の制限なく、別の位置に対して横方向内側及び/又は長手方向内側にある、使い捨て着用可能吸収性物品100Cの位置を指す。同様に、外側位置(outboard location)への言及は、横方向又は長手方向の制限なく、別の位置より横方向外側及び/又は長手方向外側にある、使い捨て着用可能吸収性物品100Cの位置を指す。
使い捨て着用可能吸収性物品の中心を参照して、内側及び外側を理解することもできる。長手方向中心線113及び横方向中心線116は、使い捨て着用可能吸収性物品100Cの中心119で交差する。ある位置が別の位置よりも中心119に近接している場合、このある位置は他方の位置に対して内側にあると考えることができる。このある位置は、横方向に若しくは長手方向で、又は横方向及び長手方向の両方で内側にあり得る。もう一方の位置は、このある位置より外側にあると考えることができる。このもう一方の位置は、横方向に若しくは長手方向で、又は横方向及び長手方向の両方で外側にあり得る。
図1Cは、それぞれ使い捨て着用可能吸収性物品100Cに関し、横方向外側111、横方向内側112、長手方向外側114、及び長手方向内側115の相対方向を示す矢印を含んでいる。本開示全体を通して、長手方向寸法、測定値、線、又は方向への言及は、長手方向中心線113に対してほぼ又は完全に平行である寸法、測定値、線、又は方向を指し、横方向寸法、測定値、線、又は方向への言及は、横方向中心線116に対してほぼ又は完全に平行である寸法、測定値、線、又は方向を指す。上述のような相対位置を説明するための用語は、使い捨て着用可能吸収性物品に関して本開示全体を通して使用される。この用語は、当業者には理解されるように、種々のその他の吸収性物品にも同様に適用され得る。
使い捨て着用可能吸収性物品100Cは、様々な例示的な位置及び配向にある多数のインジケータを含む。使い捨て着用可能吸収性物品100Cは、前側101の長手方向中心線113に沿った、長手方向に向けられている一次可視充満度インジケータ131を含む。前側101はまた、第1の二次可視湿潤度インジケータ141と、第2の二次可視湿潤度インジケータ151と、第3の二次可視湿潤度インジケータ161とを含む。全体を合わせて、一次可視充満度インジケータ131、並びに二次可視湿潤度インジケータ141、151、及び161のうちの1つ以上は、可視充満度表示システムと考えることができる。
使い捨て着用可能吸収性物品100Cは、後側105の長手方向中心線113に沿った、別の長手方向に向けられている一次可視充満度インジケータ135も含む。後側105はまた、第4の二次可視湿潤度インジケータ145と、第5の二次可視湿潤度インジケータ155と、第6の二次可視湿潤度インジケータ165とを含む。全体を合わせて、一次可視充満度インジケータ135、並びに二次可視湿潤度インジケータ145、155、及び165のうちの1つ以上は、可視充満度表示システムと考えることができる。
使い捨て着用可能吸収性物品100Cでは、インジケータは、中心119から実質的に放射状に配向される。しかしながら、当業者には理解されるように、図1Cに例示されている位置及び配向に加えて、本開示の可視充満度インジケータは、吸収性物品内の種々の代替位置及び配向に配置されることができる。一例として、可視充満度インジケータは、パンツ型使い捨て着用可能吸収性物品に、横方向の配向で又は物品の中心線に対して角度をなして配置されることができる。
図2Aは、着用のために形成される前側締結可能な使い捨て着用可能吸収性物品200Aの前側201及び側部203の外側斜視図を示している。吸収性物品200Aは、前側201配置される、長手方向に向けられている一次可視充満度インジケータ231と二次可視湿潤度インジケータ241とを含む。両方合わせて、一次可視充満度インジケータ231及び二次可視湿潤度インジケータ241は、可視充満度表示システムと考えることができる。
本開示は前側締結可能な吸収性物品を参照しているが、本開示は、本明細書に記載のような一次可視充満度インジケータと二次可視湿潤度インジケータとを有する吸収性物品の代替実施形態も想到し、この吸収性物品は後方締結可能である。したがって、前側締結可能であるとして説明される本開示の吸収性物品の各実施形態は、当業者には理解されるように、後方締結可能に構成されることも可能である。
図2Bは、着用のために形成される前側締結可能な使い捨て着用可能吸収性物品200Bの側部203及び後側205の外側斜視図を示している。吸収性物品200Bは、後側205に配置される、長手方向に向けられている一次可視充満度インジケータ235と二次可視湿潤度インジケータ245とを含む。両方合わせて、一次可視充満度インジケータ235及び二次可視湿潤度インジケータ245は、可視充満度表示システムと考えることができる。
図2Cは、平面に展開された前側締結可能な使い捨て着用可能吸収性物品200Cの外側平面図を示している。使い捨て着用可能吸収性物品200Cは、前側201と、後側205と、長手方向中心線213と、横方向中心線216とを含む。
使い捨て着用可能吸収性物品200Cは、様々な例示的な位置及び配向にある多数のインジケータを含む。使い捨て着用可能吸収性物品200Cは、前側201の長手方向中心線213に沿った、長手方向に向けられている一次可視充満度インジケータ231を含む。前側201はまた、第1の二次可視湿潤度インジケータ241と、第2の二次可視湿潤度インジケータ251と、第3の二次可視湿潤度インジケータ261とを含む。全体を合わせて、一次可視充満度インジケータ231、並びに二次可視湿潤度インジケータ241、251、及び261のうちの1つ以上は、可視充満度表示システムと考えることができる。
使い捨て着用可能吸収性物品200Cはまた、後側205の長手方向中心線213に沿った、長手方向に向けられている一次可視充満度インジケータ235を含む。後側205はまた、第1の二次湿潤度インジケータ245と、第2の二次湿潤度インジケータ255と、第3の二次湿潤度インジケータ265とを含む。全体を合わせて、一次可視充満度インジケータ235、並びに二次可視湿潤度インジケータ245、255、及び265のうちの1つ以上は、可視充満度表示システムと考えることができる。
使い捨て着用可能吸収性物品200Cにおいて、インジケータは、中心219から実質的に放射状に配向される。しかしながら、当業者には理解されるように、図2Cに例示されている位置及び配向に加えて、本開示の可視充満度インジケータは、吸収性物品内の種々の代替位置及び配向に配置されることができる。一例として、可視充満度インジケータは、前側締結可能な使い捨て着用可能吸収性物品に、横方向の配向で又は物品の中心線に対して角度をなして配置されることができる。
図3Aは、平面に展開された吸収性物品300の一部分308の外側平面図を示している。種々の実施形態において、吸収性物品300は、パンツ型使い捨て着用可能吸収性物品又は前側締結可能な使い捨て着用可能吸収性物品などの使い捨て着用可能吸収性物品であることができる。図3Aにおいて、一部分308は吸収性物品300の他の部分から切り離して図示されているので、一部分308の外側縁部は破線である。参照用に、図3Aは、吸収性物品300の中心319、及び吸収性物品300の外側(outboard)317及び内側(inboard)318に関する相対方向を示す矢印を図示している。
吸収性物品300の一部分308は、一次可視充満度インジケータ330を含む。一次インジケータは、二次インジケータが状態を変化させ始める前に状態を変化させ始めることができるので、二次インジケータに対して一次的であると考えられる。
一次可視充満度インジケータ330は、中心319からオフセットして配置される。種々の実施形態において、インジケータの1つ以上の部分は、吸収性物品の中心近くに、中心に、又は中心と重なって配置され得る。例えば、単一表示エリアは、吸収性物品の前側から、吸収性物品の中心を通って、吸収性物品の後側まで延在することができる。このような実施形態では、表示エリアに沿った最も遠い内側点は、2つのインジケータの内側末端部と考えることができる。
一次可視充満度インジケータ330は、内側末端部332と外側末端部333とを含む。一次可視充満度インジケータ330は、一次可視充満度インジケータ330に沿って内側末端部332から外側末端部333まで測定される全インジケータ長を有する。一次可視充満度インジケータ330は、実質的に細長くかつ実質的に矩形である全体的形状を有する。一次可視充満度インジケータ330は、全インジケータ長全体に沿って実質的に均一な幅を有する。
種々の実施形態において、インジケータ及び/又は表示エリアは、程度の差はあるが細長い全体的形状を有することができる。一部の実施形態では、インジケータ及び/又は表示エリアの一部分、若しくは複数の部分、又は全ては、直線状、曲線状、角度付き、セグメント化された、又は任意の規則的若しくは不規則的な幾何学的形状(例えば正方形、矩形、三角形、台形、八角形、六角形、星形、半円、四半円、半楕円形、四半楕円形、放射パターンなど)、認識可能な画像(例えば、文字、数字、単語、キャラクター、動物の顔、人の顔など)、又は別の認識可能な画像(例えば植物、自動車など)、あるいは別の形状、又はこれらの形状の組み合わせであり得る。また、種々の実施形態において、インジケータ及び/又は表示エリアは、その長さの一部分、若しくは複数の部分、又は全てにわたって異なる幅を有することができる。
可視充満度インジケータは、1つ以上の可視インジケータ及び/又は可視表示エリアの、視覚的に区別可能かつ認識可能な経路である。経路は、その可視状況において認識可能である。換言すれば、経路は、周辺エリアの見た目と比べてはっきりと区別できる。
可視充満度インジケータの経路は、2つの画定された末端部と、これら2つの末端部の間の中間部と、その一方の末端部から他方の末端部までの画定された長さとを有する。可視充満度インジケータは、1つ以上の幅を有することができ、この幅のそれぞれは規定長未満である。
可視充満度インジケータは、様々な形態に構成され得る。例えば、可視充満度インジケータは、経路に沿って配置された単一の連続的表示エリアによって形成されることができる。別の例として、可視充満度インジケータは、経路に沿って配置された複数の別個のインジケータ及び/又は別個の表示エリアによって形成されることができる。
一次可視充満度インジケータ330は、1つの可視充満度表示エリアを含む。種々の実施形態において、インジケータは、1つ以上の可視充満度表示エリアを含むことができる。
一次可視充満度インジケータ330は、全インジケータ長全体に沿って吸収性物品300の吸収性コアと流体連通している。種々の実施形態において、可視インジケータは、インジケータの一部分、若しくは複数の部分、又はほぼ全て、又は全てが、吸収性コアと流体連通しているように構成され得る。一部の実施形態では、可視インジケータは、インジケータの一部分、若しくは複数の部分、又はほぼ全て、又は全てが、吸収性コアと重なり合うように、あるいはインジケータの一部分、若しくは複数の部分、又はほぼ全て、又は全てが、吸収性コアと重なり合わないように構成され得る。
本開示全体を通して、流体連通は、液状物質がある要素又は位置から別の要素又は位置まで自由に通過できるようにする、構成された構造的関係を指すが、液体が通過する可能性があり得る共通要素に連結又は接合されるだけでは、ある要素又は位置が別の要素又は位置と流体連通しているとは必ずしもみなされない。この流体連通の定義は、以下の例によって更に説明される。
例えば、液状物質が、ある要素から接触部分を通って別の要素まで自由に通過することができるように、ある要素が別の要素と直接的な物理接触をするように構成される場合は、これらの要素は流体連通しているとみなされることができる。別の例として、液状物質が、ある要素から流体連通のための手段を通って別の要素まで自由に通過することができるように、ある要素が、流体連通のための手段によって別の要素に連結される場合、これらの要素は流体連通しているとみなされることができる。
更なる例として、ある要素が基材に連結され、別の要素が同じ基材に接続されるが、この基材が液状物質を自由に通過させない場合は、これらの要素は流体連通していないとみなされることができる。このことは、液体が自由に通過できない限り、液体が基材を通過する可能性があり得る場合にも当てはまる。これらの例を通して説明された液体連通の上記定義は、当業者には理解されよう。
本開示全体を通して、用語液状排泄物は、液状で出る任意の身体内物質(例えば尿)及び/又は任意の液体様身体内物質(例えば粘性が低い糞便)を指す。
一次可視充満度インジケータ330は、液状排泄物の存在を示すときに、1つ以上の初期可視状態から1つ以上の後続可視状態へと変化するように構成される。本開示全体を通して、用語可視状態は、標準的な照明条件において正常視力を有する裸眼のヒトが知覚することができる外観を指す。可視状態は、1つ以上の色、色の変化、模様、文字、数字、記号、デザイン、画像、及び/又はその他の視覚デバイスを含むことができる。色は、例えば赤、オレンジ、黄色、緑、青、紫等などの周知の色を含む。色の変化は、とりわけ、彩度、色相、及び輝度の変化を含む。参照しやすいようにこれら非公式な用語を使用するが、本開示の実施形態は、標準的な照明条件において正常視力を有する裸眼のヒトが知覚することができる全ての色を包含することを意図している。
種々の実施形態において、可視充満度表示エリアの一部分、若しくは複数の部分、又は全ては、1つ以上の初期可視状態から1つ以上の後続可視状態へと変化するように構成され得る。また、本開示の実施形態では、可視充満度表示エリアの特定部分に関し、後続可視状態が第1の初期可視状態と視覚的に区別可能である限り、初期可視状態及び後続可視状態は、それぞれ任意の可視状態であることができる。
本開示全体を通して、可視状態は、標準的な照明条件において正常視力を有する裸眼のヒトが見てすぐに異なっていると認識することができる場合に、視覚的に区別可能であると考えられる。一例として、標準的な照明条件において正常視力を有する裸眼のヒトは、青と黄色が異なる色であることを見てすぐに認識できなくてはならない。したがって、青及び黄色は、視覚的に区別可能な可視状態であると考えられることになる。別の例として、標準的な照明条件において正常視力を有する裸眼のヒトは、明るい色合いのオレンジと暗い色合いのオレンジが異なる色合いの色であることを見てすぐに認識可能であり得る。したがって、明るい色合いのオレンジ及び暗い色合いのオレンジは、視覚的に区別可能な可視状態であると考えられる。更なる例として、標準的な照明条件において正常視力を有する裸眼のヒトは、第1の模様と第2の模様が異なる可視状態であることを見てすぐに認識可能であり得る。したがって、第1の模様及び第2の模様は、視覚的に区別可能な可視状態であると考えられる。
なお更なる例として、標準的な照明条件において正常視力を有する裸眼のヒトは、文字を有する領域と空白領域が異なる可視状態であることを見てすぐに認識できるべきである。したがって、文字を有する領域及び空白領域は、視覚的に区別可能な可視状態であると考えられる。同様に、数字、記号、デザイン、画像、及び/又はその他の視覚デバイスを有する領域も、空白領域と、又は均一に色の付いた領域と、視覚的に区別可能であると考えられる。当業者には理解されるように、これらの例に加えて、これら以外の多くの可能な視覚的に区別可能な可視状態が存在する。
当業者には理解されるように、排泄物の存在を示すときに可視状態を変化させる可視インジケータを含むように本開示の吸収性物品を構成することができる、いくつかの方法が存在する。例えば、吸収性物品は、次の米国特許に記載されるような可視充満度インジケータを含むように構成され得る:米国特許第4,022,211号、名称「Wetness indicator for absorbent pads」、1977年5月10日にTimmonsらに付与;米国特許第4,231,370号、名称「Disposable diaper type garment having wetness indicator」、1980年11月4日にMrozらに付与;米国特許第4,327,731号、名称「Moisture indicator」、1982年5月4日にPowellに付与;米国特許第4,681,576号、名称「Wetness indicating hot−melt adhesive」、1987年7月21日にColonらに付与;米国特許第4,705,513号、名称「Disposable diaper with wetness indicator」、1987年11月10日にSheldonらに付与;米国特許第4,738,674号、名称「Moisture indicator apparatus and method」、1988年4月19日にToddらに付与;米国特許第4,743,238号、名称「Wetness indicating hot−melt adhesive」、1988年5月10日にColonらに付与;米国特許第4,895,567号、名称「Wetness indicating hot−melt adhesive」、1990年1月23日にColonらに付与;米国特許第4,931,051号、名称「Wetness indicator」、1990年6月5日にCastelloに付与;米国特許第5,035,691号、名称「Hot melt moisture indicator material for disposable articles」、1991年7月30日にZimmelらに付与;米国特許第5,066,711号、名称「Wetness indicating hot−melt adhesive」、1991年11月19日にColonらに付与;米国特許第5,089,548号、名称「Hot melt moisture indicator material for disposable articles」、1992年2月18日にZimmelらに付与;米国特許第5,167,652号、名称「Moisture sensitive film」、1992年12月1日にMuellerに付与;米国特許第5,342,861号、名称「Hot melt wetness indicator」、1994年8月30日にRaykovitzに付与;米国特許第5,354,289号、名称「Absorbent product including super absorbent material and fluid absorption capacity monitor」、1994年10月11日にMitchellらに付与;米国特許第H1,376号、名称「Capacity indicia for absorbent articles」、1994年11月1日にOsborneらに付与;米国特許第5,647,863号、名称「Absorbent article with clean appearance and capacity signal means」、1997年7月15日にHammonsらに付与;米国特許第5,690,624号、名称「Disposable diaper」、1997年11月25日にSasakiらに付与;米国特許第5.766,212号、名称「Disposable diaper」、1998年6月16日にJitoeらに付与;米国特許第6,075,178号、名称「Absorbent article with wetness indicator」、2000年6月13日に付与;米国特許第6,515,194号、名称「Diaper having centrally−located chromatographic layer with peripherally−located wetness indicator」、2003年2月4日にNeadingらに付与;米国特許第6,596,918号、名称「Absorbent articles having wetness indicating graphics and employing masking techniques」、2003年7月22日にWehrleらに付与;米国特許第6,653,522号、名称「Hot melt adhesives based on sulfonated polyesters comprising wetness indicator」、2003年11月25日にBlumenthalらに付与;米国特許第6,772,708号、名称「Wetness indicator having improved colorant retention」、1994年8月10日にKloftaらに付与;米国特許第6,904,865号、名称「Wetness indicator having improved colorant retention and durability」、2005年6月14日にKloftaらに付与;米国特許第7,159,532号、名称「Wetness indicator having improved colorant retention and durability」、2007年1月9日にKloftaらに付与;米国特許第7,172,667号、名称「System and method for incorporating graphics into absorbent articles」、2007年2月6日にVergonaに付与;米国特許第7,178,571号、名称「System and method for incorporating graphics into absorbent articles」、2007年2月20日にVergonaに付与;米国特許第7,306,764号、名称「Wetness indicator」、2007年12月11日にModyに付与;及び米国特許第7,332,642号、名称「Disposable absorbent articles having printed wetness indicators」、2008年2月19日にLiuに付与(当該特許はそれぞれ参照により本明細書に組み込まれる)。
吸収性物品300は、吸収性物品300が着用者により着用されると、一次可視充満度インジケータ330の一部分、若しくは複数の部分、又は全てが、吸収性物品300の外側から見えるように構成され得る。その結果、一次可視充満度インジケータ330の後続可視状態の少なくとも一部は、吸収性物品300の外側から見える。
吸収性物品300の一部分308はまた、第1の二次可視湿潤度インジケータ340と、第2の二次可視湿潤度インジケータ350と、第3の二次可視湿潤度インジケータ360とを含む。二次インジケータは、一次インジケータが状態を変化させ始めた後に状態を変化させ始めることができるので、一次インジケータに対して二次的であるとみなされる。代替実施形態では、一部分308は、二次可視湿潤度インジケータ340、350、及び360のうちの1つだけを含むことができ、又は一部分308は、二次可視湿潤度インジケータ340、350、及び360のうちの任意の2つのみを含むことができ、又は一部分308は、追加の二次可視湿潤度インジケータを含むことができる。
二次可視湿潤度インジケータ340、350、及び360のそれぞれは、一次可視充満度インジケータ330から離間している。種々の実施形態において、二次可視湿潤度インジケータの1つ以上の部分は、一次可視充満度インジケータの1つ以上の部分と接触していることが可能である。第1及び第2の二次可視湿潤度インジケータ340及び350は、それぞれ、一次可視充満度インジケータ330の側部から離間している。第3の二次可視湿潤度インジケータ360は、一次可視充満度インジケータ330の外側末端部333から外側に離間している。第3の二次可視湿潤度インジケータ360は、一次可視充満度インジケータ330と同一直線上配置される。代替実施形態では、第3の二次可視湿潤度インジケータ360は、一次可視充満度インジケータ330とずらせて配置され得る。
二次可視湿潤度インジケータ340、350、及び360のそれぞれは、互いに離間している。一部の実施形態において、二次可視湿潤度インジケータの1つ以上の部分は、別の二次可視湿潤度インジケータの1つ以上の部分と接触していることが可能である。
二次可視湿潤度インジケータ340、350、及び360のそれぞれは、一次可視充満度インジケータ330に近接して配置される。この近接により、一次インジケータからの一次可視表示シグナル、及び二次インジケータからの二次可視表示シグナルを一緒に見ることが可能になるので、以下に更に記載されるように、物品の充満度がわかりやすい。第1及び第2のシグナルは全体として理解されるので、一次可視充満度インジケータ330、及び二次可視湿潤度インジケータ340、350、及び360のうちの1つ以上は、全体として可視充満度表示システムと考えることができる。
二次可視湿潤度インジケータ340、350、及び360のそれぞれは、一次可視充満度インジケータ330の外側末端部333に近接して配置される。一部の実施形態では、二次可視湿潤度インジケータは、一次可視充満度インジケータの別の部分に近接して配置され得る。
二次可視湿潤度インジケータ340、350、及び360のそれぞれは、インジケータに沿ってその内側末端部からその外側末端部まで測定された全インジケータ長を有する。二次可視湿潤度インジケータ340は、内側末端部342と外側末端部343とを有する。二次可視湿潤度インジケータ350は、内側末端部352と外側末端部353とを有する。二次可視湿潤度インジケータ360は、内側末端部362と外側末端部363とを有する。
二次可視湿潤度インジケータ340、350、及び360のそれぞれは、一次可視充満度インジケータ330の全インジケータ長よりも短い全インジケータ長を有する。種々の実施形態において、二次可視湿潤度インジケータは、一次可視充満度インジケータの全インジケータ長と同じ、又はそれより長い全長を有することができる。二次可視湿潤度インジケータ340、350、及び360のそれぞれは、同じ全インジケータ長を有する。一部の実施形態において、二次可視湿潤度インジケータは異なる全長を有することができる。
二次可視湿潤度インジケータ340、350、及び360のそれぞれは、実質的に細長かつ実質的に矩形である全体的形状を有する。二次可視湿潤度インジケータ340、350、及び360のそれぞれは、その全インジケータ長全体に沿って実質的に均一な幅を有する。二次可視湿潤度インジケータ340、350、及び360のそれぞれは、1つの可視充満度表示エリアを含む。二次可視湿潤度インジケータ340、350、及び360のそれぞれは、その全インジケータ長全体に沿って、吸収性物品300の吸収性コアと連続的に流体連通している。
二次可視湿潤度インジケータの内側末端部は、一次可視充満度インジケータの内側末端部より外側に配置される。その結果、図3B〜図3Gの実施形態に関連して説明されるように、一次インジケータが状態を変化させ始めた後に、二次インジケータは状態を変化させ始めることができる。
第1の二次可視湿潤度インジケータ340の内側末端部342は、一次可視充満度インジケータ330の内側末端部332より外側、かつ一次可視充満度インジケータ330の外側末端部333に対して内側に配置される。第1の二次可視湿潤度インジケータ340の外側末端部343は、一次可視充満度インジケータ330の外側末端部333とほぼ同じ外側距離に配置される。代替実施形態では、第1の二次可視湿潤度インジケータ340の外側末端部343は、一次可視充満度インジケータ330の外側末端部333に対して内側に配置されることができる。
第2の二次可視湿潤度インジケータ350の内側末端部352は、一次可視充満度インジケータ330の内側末端部332より外側、かつ一次可視充満度インジケータ330の外側末端部333に対して内側に配置される。第2の二次可視湿潤度インジケータ350の内側末端部352はまた、第1の二次可視湿潤度インジケータ340の内側末端部342より外側、かつ第1の二次可視湿潤度インジケータ340外側末端部343に対して内側に配置される。
第2の二次可視湿潤度インジケータ350の外側末端部353は、一次可視充満度インジケータ330の外側末端部333より外側、かつ第1の二次可視湿潤度インジケータ340の外側末端部343より外側に配置される。代替実施形態では、第2の二次可視湿潤度インジケータ350の外側末端部353は、一次可視充満度インジケータ330の外側末端部333に対して内側、及び/又は第1の二次可視湿潤度インジケータ340の外側末端部343に対して内側に配置されることができる。
第3の二次可視湿潤度インジケータ360の内側末端部362は、一次可視充満度インジケータ330の外側末端部333より外側、第1の二次可視湿潤度インジケータ340の外側末端部343より外側、かつ第2の二次可視湿潤度インジケータ350の外側末端部353より外側に配置される。代替実施形態では、第3の二次可視湿潤度インジケータ360の内側末端部362は、第1の二次可視湿潤度インジケータ340の外側末端部343に対して内側、及び/又は第2の二次可視湿潤度インジケータ350の外側末端部353に対して内側に配置されることができる。
二次可視湿潤度インジケータ340、350、及び360のそれぞれは、液状排泄物の存在を示すときに、1つ以上の初期可視状態から1つ以上の後続可視状態へと変化するように構成される。二次可視湿潤度インジケータは、一次可視充満度インジケータの後続可視状態と同様、同一、又は異なることができる1つ以上の後続可視状態を有するように構成され得る。二次可視湿潤度インジケータは、別の二次可視湿潤度インジケータの後続可視状態と同様、同一、又は異なることができる1つ以上の後続可視状態を有するように構成され得る。
吸収性物品300は、二次可視湿潤度インジケータ340、350、及び360のそれぞれの一部分、若しくは複数の部分、又は全てが、吸収性物品300が着用者により着用された場合に、吸収性物品300の外側から見えるように構成され得る。その結果、二次可視湿潤度インジケータ340、350、及び360のそれぞれの後続可視状態の少なくともいくつかは、吸収性物品300の外側から見える。
一次可視充満度インジケータ330、並びに二次可視湿潤度インジケータ340、350、及び360は、図3B〜図3Gに図示されるように、可視状態を漸次かつ順番に変化させるように構成され得る。第1に、一次可視充満度インジケータ330は、吸収性物品300の吸収性コアにおける液状排泄物の存在を第1の範囲まで示すときに、初期可視状態から後続可視状態へと変化し始めることができる。第2に、第1の二次可視湿潤度インジケータ340は、吸収性物品300の吸収性コアにおける液状排泄物の存在を第2の範囲まで示すときに、初期可視状態から後続可視状態へと変化し始めることができる。第3に、第2の二次可視湿潤度インジケータ350は、吸収性物品300の吸収性コアにおける液状排泄物の存在を第3の範囲まで示すときに、初期可視状態から後続可視状態へと変化し始めることができる。第4に、第3の二次可視湿潤度インジケータ360は、吸収性物品300の吸収性コアにおける液状排泄物の存在を第4の範囲まで示すときに、初期可視状態から後続可視状態へと変化し始めることができる。インジケータ330、340、350、及び360における後続可視状態の部分的又は完全な有無は、吸収性物品300の充満度を表すことができる。
一次可視充満度インジケータが可視状態を変化させるときに、一次可視充満度インジケータは一次表示シグナルを提供する。二次可視湿潤度インジケータが可視状態を変化させるときに、二次可視湿潤度インジケータは、一次表示シグナルに加えて一次表示シグナルとは別個の二次表示シグナルを提供する。この一次表示シグナルと二次表示シグナルとの組み合わせは、2つ合わせるとわかりやすい。したがって、一次可視充満度インジケータと、1つ以上の二次可視湿潤度インジケータとの組み合わせは、吸収性物品の充満度に関する確実性をもたらすのを助けることができる。図3Aの実施形態では、一次可視充満度インジケータ330と、二次可視湿潤度インジケータ340、350、及び360のそれぞれとの組み合わせは、吸収性物品300充満度に関する確実性をもたらすのを助けることができる。
吸収性物品の充満度を知ることにより、着用者が収容力を適切に利用した後に及び/又は吸収性物品が漏れそうになる前に、吸収性物品を交換することができる。本開示全体を通して、用語「収容力」は、吸収性コア単独の収容力を表すために使用され、獲得層又は分配層などの他の構成要素又は構造体の吸収力を含まない。以下に記載されるように、一次可視充満度インジケータと二次可視湿潤度インジケータとの組み合わせの利益は、図3B〜図3Gの実施形態でも同様に提供される。
図3B〜図3Gは、図3Aの実施形態の一次可視充満度インジケータ330、並びに二次可視湿潤度インジケータ340、350、及び360を様々な表示状態で示しており、これらインジケータは、液状排泄物の存在下で可視状態を漸次かつ順番に変化させて、吸収性物品300の充満度を表す。図3B〜図3Gでは、後続可視状態はハッチパターンで示されている。
図3Bは、図3Aのインジケータの表示の後続状態を示しており、一次可視充満度インジケータ330の一部分が初期可視状態から後続可視状態へと変化して、吸収性物品300の充満度を表している。図3Bでは、液状排泄物は、内側末端部332から一次可視充満度インジケータ330の一部分を通って濡れ縁部357Bまで可視状態を変化させるのに十分な濃度で、吸収性物品300の吸収性コアの一部分を通過している。
本開示全体を通して、濡れ縁部は、吸収性物品の可視湿潤度インジケータに沿った境界を指し、この境界は、液状排泄物の存在の程度を表す。濡れ縁部の内側(inboard side)では、可視湿潤度インジケータは、可視湿潤度インジケータが可視状態を変化させるのに十分な濃度の液状排泄物の存在に直面している。濡れ縁部の外側(outboard side)では、可視湿潤度インジケータは、可視湿潤度インジケータが可視状態を変化させるのに十分な濃度の液状排泄物の存在にまだ直面していない。
図3Cは、図3Bのインジケータの表示の後続状態を示しており、一次可視充満度インジケータ330の一部分が初期可視状態から後続可視状態へと変化し、かつ第1の二次可視湿潤度インジケータ340の一部分が初期可視状態から後続可視状態へと変化して、吸収性物品300の充満度を表している。図3Cでは、液状排泄物は、内側末端部332から一次可視充満度インジケータ330の一部分を通って、及び内側末端部342から第1の二次可視湿潤度インジケータ340の一部を通って濡れ縁部357Cまで可視状態を変化させるのに十分な濃度で、吸収性物品300の吸収性コアの一部分を通過している。
図3Dは、図3Cのインジケータの表示の後続状態を示しており、一次可視充満度インジケータ330の全てが初期可視状態から後続可視状態へと変化し、第1の二次可視湿潤度インジケータ340の全てが初期可視状態から後続可視状態へと変化し、かつ第2の二次可視湿潤度インジケータ350の一部分が初期可視状態から後続可視状態へと変化して、吸収性物品300の充満度を表している。図3Dでは、液状排泄物は、内側末端部342から第1の二次可視湿潤度インジケータ340の全てを通って外側末端部343まで、及び内側末端部352から第2の二次可視湿潤度インジケータ350の一部を通って濡れ縁部357Dまで可視状態を変化させるのに十分な濃度で、吸収性物品300の吸収性コアの一部分を通過している。
図3Eは、図3Dのインジケータの表示の後続状態を示しており、一次可視充満度インジケータ330の全てが初期可視状態から後続可視状態へと変化し、第1の二次可視湿潤度インジケータ340の全てが初期可視状態から後続可視状態へと変化し、かつ第2の二次可視湿潤度インジケータ350の全てが初期可視状態から後続可視状態へと変化して、吸収性物品300の充満度を表している。図3Eでは、液状排泄物は、内側末端部332から一次可視充満度インジケータ330の全てを通って外側末端部333まで、内側末端部342から第1の二次可視湿潤度インジケータ340の全てを通って外側末端部343まで、及び内側末端部352から第2の二次可視湿潤度インジケータ350の全てを通って外側末端部353にある濡れ縁部357Eまで可視状態を変化させるのに十分な濃度で、吸収性物品300の吸収性コアの一部分を通過している。
図3Fは、図3Eのインジケータの表示の後続状態を示しており、一次可視充満度インジケータ330の全てが初期可視状態から後続可視状態へと変化し、第1の二次可視湿潤度インジケータ340の全てが初期可視状態から後続可視状態へと変化し、第2の二次可視湿潤度インジケータ350の全てが初期可視状態から後続可視状態へと変化し、かつ第3の二次可視湿潤度インジケータ360の一部分が初期可視状態から後続可視状態へと変化して、吸収性物品300の充満度を表している。図3Fでは、液状排泄物は、内側末端部332から一次可視充満度インジケータ330の全てを通って外側末端部333まで、内側末端部342から第1の二次可視湿潤度インジケータ340の全てを通って外側末端部343まで、内側末端部352から第2の二次可視湿潤度インジケータ350の全てを通って外側末端部353まで、及び内側末端部362から第3の二次可視湿潤度インジケータ360の一部分を通って濡れ縁部357Fまで可視状態を変化させるのに十分な濃度で、吸収性物品300の吸収性コアの一部分を通過している。
図3Gは、図3Fのインジケータの表示の後続状態を示しており、一次可視充満度インジケータ330の全てが初期可視状態から後続可視状態へと変化し、第1の二次可視湿潤度インジケータ340の全てが初期可視状態から後続可視状態へと変化し、第2の二次可視湿潤度インジケータ350の全てが初期可視状態から後続可視状態へと変化し、かつ第3の二次可視湿潤度インジケータ360の全ては初期可視状態から後続可視状態へと変化して、吸収性物品300の充満度を表している。図3Fでは、液状排泄物は、内側末端部332から一次可視充満度インジケータ330の全てを通って外側末端部333まで、内側末端部342から第1の二次可視湿潤度インジケータ340の全てを通って外側末端部343まで、内側末端部352から第2の二次可視湿潤度インジケータ350の全てを通って外側末端部353まで、及び内側末端部362から第3の二次可視湿潤度インジケータ360の全てを通って外側末端部363にある濡れ縁部357Fまで可視状態を変化させるのに十分な濃度で、吸収性物品300の吸収性コアの一部分を通過している。
全体として、図3B〜図3Gは、液状排泄物が吸収性物品300を充満させた程度を表すために、インジケータ330、340、350、及び360が液状排泄物の存在下で可視状態を漸次及び順番に変化させることができることを示している。充満度を表すのに加えて、本開示の実施形態では、可視充満度表示システムの可視状態のこのような変化は、吸収性物品の残存吸収能力を表すシグナルとして及び/又は吸収性物品が漏れを起こすかもしれないリスクを表すシグナルとしても理解され得る。
本開示のインジケータの適切な特定位置及び向き、並びに具体的な寸法及びその他の物理的特性は、特定の吸収性物品の充満度の程度、残存収容力、及び/又は漏れリスクを表す可視状態変化シグナルをインジケータが提供するように選択され得る。種々の実施形態において、吸収性物品は、可視状態の変化シグナルを、充満度、収容力、及び/又は漏れリスクと相関させるしるしを含むこともできる。
一次可視充満度インジケータ及び二次可視湿潤度インジケータの位置は、物品を交換すべき時期をユーザーが理解するのを可能にする。二次可視湿潤度インジケータは、物品がこれ以上の期間着用されたままにされると物品の漏れの可能性が高くなることをユーザーが理解することができるように、一次可視充満度インジケータを基準にして位置決めされ得る。吸収性物品は、吸収性コアが完全利用に近づくと、例えば、その収容力の大部分が使用されると、漏れる可能性が高くなる。吸収性物品が着用されているとき、着用者は、着用者の身体の特定位置から排泄物(特に尿)を出す。排泄物は吸収性コアによって吸収される。ユーザーが製品に負荷を与える位置の近くのコアが最初に充満する傾向があり、負荷位置に近い部分が飽和状態に達し始めると、次に、負荷点から遠くへ遠くへと充満し始める。これが生じると、一次可視充満度インジケータは、コアのその部分に排泄物が存在することを表すために、可視状態を変化させる。排泄物がコア全体に広がると、一次可視充満度インジケータは、その長さに沿って漸次可視状態を変化させる。
コアがほぼ充満状態になった時点で(収容力の大部分が利用された時点で)、吸収性コアは、もはや排泄物の更なる襲撃(insult)を貯蔵する能力がない可能性がある。この時点で、物品から排出物が漏れるリスクが増加する。1つ以上の二次可視湿潤度インジケータは、この更なる漏れのリスクを表すために物品内に位置付けられることができ、これによりユーザーに製品を交換するよう促すことができる。
二次可視湿潤度インジケータは、次の原理を考慮に入れて吸収性物品内に位置付けられることができる。第1に、二次可視湿潤度インジケータの内側末端部は、物品の典型的な使用において排出物が貯蔵される可能性が低い物品の部分内に位置付けられることができる。そのような位置には、(a)吸収性コアの、獲得層又は分配層から遠い部分、(b)吸収性コアの、排泄物の供給源から遠い部分、及び(c)吸収性コアの、比較的低い貯蔵能力を有する部分、を挙げることができる。第2に、二次可視湿潤度インジケータの内側末端部は、物品の「飽和度が低い」部分(例えば、通常の使用において、物品の負荷ゾーンに隣接するコアの部分ほど飽和度が高くならないコアの部分)内に位置付けられることができる。
更に、一部の実施形態では、吸収性物品の使用説明書は、可視状態の変化シグナルと、充満度、収容力、及び/又は漏れリスクとの間の相関関係を説明することができる。例えば、そのような使用説明書は、吸収性物品のパッケージ上に、又は吸収性物品に付随する印刷物に提供され得る。更に、可視状態の変化シグナルと、充満度、収容力、及び/又は漏れリスクとの間の相関関係は、種々の広告媒体を介して伝えられることができる。
本開示の各可視充満度インジケータに関し、中にインジケータが含まれている吸収性物品の充満度の程度、残存収容力、及び/又は漏れリスクを表す可視シグナルを提供するように、内側末端部及び外側末端部の位置を選択することができる。
第1の例として、種々の実施形態において、一次可視充満度インジケータの内側末端部は、吸収性物品が次の(a)、(b)、及び/又は(c)を有していることをこの内側末端部(即ち、この内側末端部に近接する濡れ縁部)における可視状態の変化が表すように、特定の位置に配置され得る:(a)約25%、30%、35%、40%、45%、50%、55%、60%、65%、70%、75%、80%、85%、又はこれらの値のいずれかの間の任意の整数百分率、又はこれらの値のいずれかを用いた任意の範囲内の充満度;(b)約75%、70%、65%、60%、55%、50%、45%、40%、35%、30%、25%、20%、15%、又はこれらの値のいずれかの間の任意の整数百分率、又はこれらの値のいずれかを用いた任意の範囲内の残存収容力;及び/あるいは(c)0%、5%、10%、15%、20%、25%、30%、35%、40%、45%、50%、55%、60%、65%、70%、75%、80%、85%を超える、又はこれらの値のいずれかの間の任意の整数百分率、又はこれらの値のいずれかを用いた任意の範囲内の漏れリスク。本明細書で使用するとき、用語「漏れリスク」は、おむつが適当なサイズの着用者により適切に着用されている間に、液状排泄物がおむつから漏出する確率を指し、この確率は、適当なサイズの十分な人数の着用者によって使用される十分な数のおむつにおいて測定される。例えば、おむつの漏れの確率を判定するために、少なくとも100人のユーザーが少なくとも5日間に相当する量のおむつを使用すべきである。
一次可視充満度インジケータの内側末端部は、吸収性物品内の次の位置のいずれかに配置され得る:獲得層の外側縁部に対して80mm、70mm、60mm、50mm、40mm、30mm、20mm、10mm、又は5mm内側;獲得層の外側縁部;分配層の外側縁部に対して80mm、70mm、60mm、50mm、40mm、35mm、30mm、25mm、20mm、15mm、10mm、又は5mm内側;分配層の外側縁部;吸収性コアの外側縁部に対して140mm、130mm、120mm、110mm、100mm、90mm、80mm、70mm、60mm、50mm、40mm、30mm、20mm、10mm、又は5mm内側;あるいは吸収性コアの外側縁部。一次可視充満度インジケータの内側末端部はまた、吸収性物品内のこれらの値のいずれかの間の任意の整数mmの位置、又はこれらの値のいずれかを用いた任意の範囲内に配置されることもできる。
第2の例として、種々の実施形態において、一次可視充満度インジケータの外側末端部は、吸収性物品が次の(a)、(b)、及び/又は(c)を有していることをこの外側末端部(即ち、この外側末端部に近接する濡れ縁部)における可視状態の変化が表すように、特定の位置に配置され得る:(a)30%、35%、40%、45%、50%、55%、60%、65%、70%、75%、80%、85%、90%、又はこれらの値のいずれかの間の任意の整数百分率、又はこれらの値のいずれかを用いた任意の範囲内の充満度;(b)70%、65%、60%、55%、50%、45%、40%、35%、30%、25%、20%、15%、10%、又はこれらの値のいずれかの間の任意の整数百分率、又はこれらの値のいずれかを用いた任意の範囲内の残存収容力;及び/あるいは(c)30%、35%、40%、45%、50%、55%、60%、65%、70%、75%、80%、85%、90%、又はこれらの値のいずれかの間の任意の整数百分率、又はこれらの値のいずれかを用いた任意の範囲内の漏れリスク。
一次可視充満度インジケータの外側末端部は、吸収性物品内の次の位置のいずれかに配置され得る:獲得層の外側縁部に対して70mm、60mm、50mm、40mm、30mm、20mm、10mm、又は5mm内側;獲得層の外側縁部;獲得層の外側縁部;獲得層の外側縁部より5mm又は10mm外側;分配層の外側縁部に対して70mm、60mm、50mm、40mm、30mm、25mm、20mm、15mm、10mm、又は5mm内側;分配層の外側縁部;分配層の外側縁部より5mm又は10mm外側;吸収性コアの外側縁部に対して130mm、120mm、110mm、100mm、90mm、80mm、70mm、60mm、50mm、40mm、30mm、20mm、10mm、又は5mm内側;吸収性コアの外側縁部;あるいは吸収性コアの外側縁部より5mm又は10mm外側。一次可視充満度インジケータの外側末端部はまた、吸収性物品内のこれらの値のいずれかの間の任意の整数mmの位置、又はこれらの値のいずれかを用いた任意の範囲内に配置されることもできる。
第3の例として、種々の実施形態において、二次可視湿潤度インジケータの内側末端部は、吸収性物品が次の(a)、(b)、及び/又は(c)を有していることをこの内側末端部(即ち、この内側末端部に近接する濡れ縁部)における可視状態の変化が表すように、特定の位置に配置され得る:(a)50%、55%、60%、65%、70%、75%、80%、85%、90%、95%、又はこれらの値のいずれかの間の任意の整数百分率、又はこれらの値のいずれかを用いた任意の範囲内の充満度;(b)50%、45%、40%、35%、30%、25%、20%、15%、10%、5%、又はこれらの値のいずれかの間の任意の整数百分率、又はこれらの値のいずれかを用いた任意の範囲内の残存収容力;及び/あるいは(c)10%、20%、30%、40%、50%、60%、70%、80%、90%、又はこれらの値のいずれかの間の任意の整数百分率、又はこれらの値のいずれかを用いた任意の範囲内の漏れリスク。
二次可視湿潤度インジケータの内側末端部における可視状態の変化は、一次可視充満度インジケータの外側末端部における可視状態の変化によって表わされる充満度未満の、又はこれに等しい、又はこれを超える充満度を表し得る。二次可視湿潤度インジケータの内側末端部における可視状態の変化は、一次可視充満度インジケータの外側末端部における可視状態の変化によって表わされる残存収容力を超える、又はこれに等しい、又はこれ未満の残存収容力を表し得る。二次可視湿潤度インジケータの内側末端部における可視状態の変化は、一次可視充満度インジケータの外側末端部における可視状態の変化によって表わされる漏れリスクを超える、又はこれに等しい、又はこれ未満の漏れリスクを表し得る。
第4の例として、種々の実施形態において、二次可視湿潤度インジケータの外側末端部は、吸収性物品が次の(a)、(b)、及び/又は(c)を有していることをこの外側末端部(即ち、この外側末端部に近接する濡れ縁部)における可視状態の変化が表すように、特定の位置に配置され得る:(a)55%、60%、65%、70%、75%、80%、85%、90%、95%、約100%、又はこれらの値のいずれかの間の任意の整数百分率、又はこれらの値のいずれかを用いた任意の範囲内の充満度;(b)45%、40%、35%、30%、25%、20%、15%、10%、5%、約0%、又はこれらの値のいずれかの間の任意の整数百分率、又はこれらの値のいずれかを用いた任意の範囲内の残存収容力;及び/あるいは(c)20%、30%、40%、50%、60%、70%、80%、90%、約100%、又はこれらの値のいずれかの間の任意の整数百分率、又はこれらの値のいずれかを用いた任意の範囲内の漏れリスク。
上記の4つの例示の実施形態のいずれかを、任意の実行可能な組み合わせで、本開示の任意の関連実施形態に適用することができることが想到される。可視充満度インジケータはまた、図4の実施形態に関連して記載のように吸収性物品内に位置付けられることができる。
図4は、平面に展開されたパンツ型使い捨て着用可能吸収性物品400の内部の平面図を示す。当業者には理解されるように、図4の実施形態における要素の位置を、前側締結可能な使い捨て着用可能吸収性物品の実施形態に適用することも可能である。使い捨て着用可能吸収性物品400は、前側401と、後側405と、獲得層422と、分配層424と、吸収性コア426とを含む。使い捨て着用可能吸収性物品400はまた、長手方向中心線413と横方向中心線416とを含み、これは、横方向外側411、横方向内側412、長手方向外側414、及び長手方向内側415の相対方向のための基準線を提供する。
使い捨て着用可能吸収性物品400は、様々な例示的な位置及び配向で、前側401の多数の二次可視湿潤度インジケータ441と、後側405の多数の二次可視湿潤度インジケータ445とを含む。本開示の二次可視湿潤度インジケータのいずれかは、二次可視湿潤度インジケータ441又は445のいずれかが図4で位置付けられる及び/又は配向されるように、位置付けられる及び/又は配向されることができる。
図4の実施形態は、様々な二次可視湿潤度インジケータ441を示しており、内側末端部は、獲得層422の長手方向外側縁部に対して長手方向内側に、獲得層422の長手方向外側縁部に、及び獲得層422の長手方向外側縁部から長手方向外側に配置されている。二次可視湿潤度インジケータの内側末端部は、吸収性物品内の次の位置のいずれかに配置され得る:獲得層の外側縁部に対して75mm、70mm、60mm、50mm、40mm、30mm、20mm、10mm、又は5mm内側;獲得層の外側縁部;あるいは獲得層の外側縁部より5mm、10mm、又は20mm外側。二次可視湿潤度インジケータの内側末端部はまた、吸収性物品内のこれらの値のいずれかの間の任意の整数mmの位置、又はこれらの値のいずれかを用いた任意の範囲内に配置されることもできる。
図4の実施形態はまた、様々な二次可視湿潤度インジケータ441を示しており、内側末端部は、分配層424の長手方向外側縁部に対して長手方向内側に、分配層424の長手方向外側縁部に、及び獲得層424の長手方向外側縁部から長手方向外側に配置されている。二次可視湿潤度インジケータの内側末端部は、吸収性物品内の次の位置のいずれかに配置され得る:分配層の外側縁部に対して75mm、70mm、660mm、50mm、40mm、30mm、25mm、20mm、15mm、10mm、又は5mm内側;分配層の外側縁部;あるいは分配層の外側縁部より5mm、10mm、又は20mm外側。二次可視湿潤度インジケータの内側末端部はまた、吸収性物品内のこれらの値のいずれかの間の任意の整数mmの位置、又はこれらの値のいずれかを用いた任意の範囲内に配置されることもできる。
図4の実施形態は、様々な二次可視湿潤度インジケータ441を更に示しており、内側末端部は、吸収性コア426の長手方向外側縁部に対して長手方向内側に、吸収性コア426の長手方向外側縁部に、及び吸収性コア426の長手方向外側縁部から長手方向外側に配置されている。二次可視湿潤度インジケータの内側末端部は、吸収性物品内の次の位置のいずれかに配置され得る:吸収性コアの外側縁部に対して120mm、110mm、100mm、90mm、80mm、70mm、60mm、50mm、40mm、30mm、20mm、又は10mm内側;吸収性コアの外側縁部;あるいは吸収性コアの外側縁部より5mm、10mm、又は20mm外側。二次可視湿潤度インジケータの内側末端部はまた、吸収性物品内のこれらの値のいずれかの間の任意の整数mmの位置、又はこれらの値のいずれかを用いた任意の範囲内に配置されることもできる。
種々の実施形態において、物品の後側に配置される二次可視湿潤度インジケータは、物品の前側に配置される吸収性コアの長手方向外側縁部を基準にして配置される内側末端部を有することができる。このように、二次可視表示シグナルは、着用者によって液状排泄物が物品にもたらされる物品の前側/中心点を基準に構成されることができる。例として、二次可視湿潤度インジケータは物品の後側に配置されることができ、インジケータの内側末端部は、物品の前側に配置された吸収性コアの長手方向外側縁部から275mm、270mm、260mm、250mm、240mm、230mm、220mm、210mm、200mm、190mm、180mm、170mm、160mm、又は150mmの距離に配置される。二次可視湿潤度インジケータの内側末端部はまた、吸収性物品内のこれらの値のいずれかの間の任意の整数mmの位置、又はこれらの値のいずれかを用いた任意の範囲内に配置されることもできる。
二次可視湿潤度インジケータの外側末端部は、吸収性物品内の次の位置のいずれかに配置され得る:獲得層の外側縁部に対して50mm、40mm、30mm、20mm、10mm、又は5mm内側;獲得層の外側縁部;獲得層の外側縁部より5mm、10mm、20mm、又は30mm外側;分配層の外側縁部に対して50mm、40mm、30mm、25mm、20mm、15mm、10mm、又は5mm内側;分配層の外側縁部;分配層の外側縁部より5mm、10mm、20mm、又は30mm外側;吸収性コアの外側縁部に対して110mm、100mm、90mm、80mm、70mm、60mm、50mm、40mm、30mm、20mm、又は10mm内側;吸収性コアの外側縁部;あるいは吸収性コアの外側縁部より5mm、10mm、20mm、又は30mm外側。二次可視湿潤度インジケータの外側末端部はまた、吸収性物品内のこれらの値のいずれかの間の任意の整数mmの位置、又はこれらの値のいずれかを用いた任意の範囲内に配置されることもできる。
二次可視湿潤度インジケータ441のいずれかは、長手方向中心線413上に、長手方向中心線413に近接して、長手方向中心線413から横方向にオフセットして、又は他の何らかの横方向の位置に配置されることができる。前部401に配置される二次可視湿潤度インジケータ441のこれらの位置及び配向は、後側405に配置される二次可視湿潤度インジケータにも同様に適用され得る。
図4の実施形態は、様々な二次可視湿潤度インジケータ445を示しており、内側末端部は、獲得層422の横方向外側縁部に対して横方向内側に、獲得層422の横方向外側縁部に、獲得層422の横方向外側縁部から横方向外側に、分配層424の横方向外側縁部に対して横方向内側に、分配層424の横方向外側縁部に、獲得層424の横方向外側縁部から横方向外側に、吸収性コア426の横方向外側縁部に対して横方向内側に、吸収性コア426の横方向外側縁部に、又は吸収性コア426の横方向外側縁部から横方向外側に配置されている。二次可視湿潤度インジケータ445のいずれかは、横方向中心線416上に、横方向中心線416に近接して、横方向中心線416から長手方向にオフセットして、又は他の何らかの長手方向の位置に配置されることができる。前部405に配置される二次可視湿潤度インジケータ445のこれらの位置及び配向は、前部401に配置される二次可視湿潤度インジケータにも同様に適用され得る。
二次可視湿潤度インジケータ441及び445のいずれかを、任意の実行可能な組み合わせで、本開示の任意の関連実施形態に適用することができることが想到される。
二次可視湿潤度インジケータの使い捨て着用可能吸収性物品内における位置及び配向は、種々の方法で選択され得る。二次可視湿潤度インジケータは、漏れリスクを表す二次表示シグナルを提供することができるので、二次可視湿潤度インジケータを、物品が漏れることが予想される時点の比較的近くであるがその前の時点に吸収性コアが飽和状態に達する物品の一領域内に位置付けることができる。典型的には、製造業者は、物品が消費者にとって手頃な価格であるようにするために、未使用の吸収性材料の量を低減すべく吸収性物品を設計する。したがって、二次可視湿潤度インジケータは、尿の襲撃の大部分を受容することが見込まれる領域の近くではなく、物品の吸収性コアの外側縁部に有意に近い領域内に位置付けられることができる。
一部の実施形態では、二次可視湿潤度インジケータは、物品の吸収性コアの吸収能力の位置、又はプロファイルに基づいて、吸収性物品内に位置付けられることができる。ティーバッグ遠心能力テスト、つまりTCCテスト(米国特許第6,278,037号に記載)を用いて、吸収性コア、吸収性コアの一部分、又は吸収性コア材料の収容力を判定することができる。吸収性コアの一部分をTCCテストに供することができる。例えば、コアを、二次可視湿潤度インジケータの内側縁部に対応する位置で、吸収性物品の横方向中心線に対して平行に切断し、その後TCCテストに供することができる。
吸収性物品が1つを超える二次可視湿潤度インジケータを含み、各二次可視湿潤度インジケータが物品の異なる長手方向位置に位置付けられている場合は、各インジケータから長手方向外側のコア部分の収容力を個別に評価する。例えば、一連のサンプルを、第1の二次可視湿潤度インジケータの外側の収容力に関して評価し、次に、別の一連のサンプルを、追加の二次可視湿潤度インジケータそれぞれに関して評価する。更に、この方法は、米国特許第6,278,037号に記載のように実施される。吸収性コアが典型的には0.200グラム超の重さであることを前提として、総収容力及び二次可視湿潤度インジケータの長手方向外側の収容力は、複数のティーバッグを準備して決定されることに特に注目すべきである。吸収性コアの総収容力、二次可視湿潤度インジケータの長手方向外側部分の収容力、及び二次可視湿潤度インジケータの長手方向外側に位置付けられる収容率は、以下のように判定される。
第1に、総収容力、及び二次可視湿潤度インジケータの長手方向外側部分の収容力を測定するのに必要なだけ、ティーバッグサンプルを準備する。米国特許第6,278,037号に概説されているようにそれらをテストする。コア材料を含む個々のティーバッグそれぞれの空のティーバッグをテストする。第2に、評価される各部分の収容力を判定する。この部分の収容力は、遠心分離機にかけた後のサンプルティーバッグの全重量の合計から、遠心分離機にかけた後の空のティーバッグの全重量の合計を引き、そこから吸収性材料の全乾燥重量の合計を引いたものに等しい。第3に、二次可視湿潤度インジケータの長手方向外側の総収容率を算出する。この総収容率は、二次可視湿潤度インジケータから長手方向外側の吸収性コアの収容力をコアの全収容力で割ったものの100倍に等しい。少なくとも3つのサンプルに対してこのテストを繰り返し、その結果を平均として報告する。
二次可視湿潤度インジケータは、インジケータの内側縁部より外側に位置する吸収性コアの部分の収容力が、TCCテストにより0.9%食塩水20グラム未満となり得るように、吸収性物品内に位置付けられることもできる。一部の実施形態では、二次可視湿潤度インジケータは、インジケータの内側縁部より外側に位置する吸収性コアの部分の収容力が、TCCテストにより0.9%食塩水30グラム未満、50グラム未満、100グラム未満、又はこれらの値のいずれかの間の任意の整数グラム、又は上記割合のいずれかによって規定される範囲内となり得るように、吸収性物品内に位置付けられることができる。
二次可視湿潤度インジケータは、相対漏れリスクを表す可視シグナルを提供することができるので、漏れが予想され得る負荷の直前にインジケータをトリガするように吸収性コアが十分に飽和する吸収性物品の一領域内に二次可視湿潤度インジケータを位置付けることができる。湿潤度インジケータは、典型的には、インジケータの可視状態の変化をトリガするために、ある最小量(Cmin(又は最低濃度))の遊離した又は利用可能な水性流体を必要とする。吸収性物品の場合、この流体は尿などの液状排泄物である。多くの吸収性物品は、コアと接触している湿潤度インジケータをトリガするのに十分な濃度の遊離流体を提供しない少量の流体、即ち、Cminを、中圧(例えば、物品の通常使用中に経験することが見込まれる圧力、例えば3.4kPa(0.5psi))下で吸収しかつ保持する吸収性コアを含む。流体負荷が十分になると、吸収性コアは通常、有意な濃度、例えばCminで遊離流体を放出して、コアと接触している湿潤度インジケータが可視状態を変化させるのを可能にする。
所与のコア構造は、接触している湿潤度インジケータにCmin遊離流体を与える前に、所与の量の流体を吸収することが可能である。中圧下でCmin流体がコアから入手可能になる(又は「搾り出される」)前にコアによって吸収される流体の量、即ち、負荷は、その構造に左右される。所与の種類又は割合のコア材料では、コア又はコアの一部分のティーバッグ遠心能(TCC)が高いほど、一般に、コアからCmin流体が入手可能になるの前のコア負荷は高い可能性がある。特定のコア材料は、例えば、より高い圧力下で、流体をよりしっかりと保持する。例えば、当該技術分野において既知の超吸収性ポリマーは、より高い圧力下で、エアフェルト又は他のセルロース系材料若しくは発泡材料よりも多くの流体を保持することができる。したがって、超吸収性ポリマー、又は同様の流体の圧力下保持挙動を有するその他の材料の濃度が高いほど、Cmin遊離流体が入手可能になる前のコアにおける流体負荷が高くなる。多くの好適なコア及び目的の好適な湿潤度インジケータのCminは、約0.2mL/cm2〜0.35mL/cm2の範囲である。二次可視湿潤度インジケータを設置する場所を決定するために、吸収性コアの飽和度を使用済み吸収性物品内の位置に応じて決定することができる。これを決定する好適な方法は、二次インジケータを位置付けるための方法の工程1〜8に記載されており、使用済み吸収性物品を収集し、吸収性コアを採取し、コアの飽和度(コア1cm2あたりのコアに保持された尿のmL)をコアの前側縁部からの距離に応じて決定することによってなされる。コアの前側縁部からの距離に対するコアの飽和度をY軸にプロットして、負荷プロファイル、例えば図5Aに示される代表的な負荷プロファイルを得る。
図5Aでは、上記方法に記載のように、横軸はおむつコアの長手方向寸法を表し、縦軸はおむつコア中の液体濃度を、面積あたりの液体体積を単位として表す。吸収性コアの前側縁部を560とし、吸収性コアの後側縁部を570とする。負荷プロファイルは、おむつの長手方向寸法に沿って変化する。横線としてプロットされたCmin 550が示されている。負荷プロファイル571とCmin線550との交点は、前側飽和閾値点554及び後側飽和閾値点555と指定されている。おむつコアの長さに沿った長手方向の位置を表す前側飽和閾値位置579及び後側飽和閾値位置580を示すために、交点554及び555から横軸まで縦線が引かれている。前側及び後側飽和閾値位置579及び580は、Cmin値0.20、0.25、0.30、及び0.35mL/cm2に対して決定される。
好ましい実施形態では、二次可視インジケータの内側末端部は、二次インジケータを位置付けるための方法において以下に記載されるように位置付けられる。
二次インジケータを位置付けるための方法
本方法は、図6及び図7に図示される例示の実施形態、及び以下で参照される表に関して記載される。
本方法は、図6及び図7に図示される例示の実施形態、及び以下で参照される表に関して記載される。
1.図6に示すように、吸収性コア600を吸収性物品から分離し、所望のサイズ及び解像度によって決定されるS1−1〜Sn−nの多数の区画に分割する。
2.長手方向切断部622及び横方向切断部612を形成することによって吸収性コア600を区画に分割する。一例として、図6に示すように、吸収性コアを、長手方向に14区画に分割することができ、かつ横方向に4区画に分割することができる。各区画に関して、A1−1〜An−nとして定義される領域を決定する。表1Aは、サンプル吸収性コア600の区画に関する例示の面積データを示している。
3.吸収性コアの各区画に関し、乾燥重量(負荷のない重量)を決定し、一覧にする。乾燥重量はWdry1−1〜Wdryn−nとして定義される。これは、各区画を0.00グラム精度を有する適正なバランスで坪量することによって行うことができる。少なくとも10個の未使用の物品に対してこのプロセスを繰り返し、その平均をとる。
4.ユーザーが数個の吸収性物品を使用し、各ユーザーが使用した各物品に関して吸収性物品が漏れたか否かに関するデータを含むデータを取得した使用試験から、使用済みの吸収性物品を入手する。使用試験は、少なくとも100人のユーザーが少なくとも5日間にわたって使用した吸収性物品を含むべきである。
5.各使用済みの吸収性物品に関し、物品の残りの部分から吸収性コアを分離し、この吸収性コアを、表1Aに示されるのと同じ面積を有するS1−1〜Sn−nまでの区画数に分割する。
6.吸収性コアの各区画に関し、湿潤重量(排泄物からの重量負荷)を決定し、一覧にする。これらの湿潤重量は、Wwet1−1〜Wwetn−nとして定義される。
7.吸収性コアの各区画に関し、湿潤重量Wwetから乾燥重量Wdryを差し引くことにより負荷を決定する。区画あたりの負荷を算出するための式は次の通りである:Wload=Wwet−Wdry。負荷は、Wload1−1〜Wloadn−nとして定義される。表1Bは、サンプル吸収性コア600の区画に関する例示の負荷データを示す(水1グラムは約1ミリリットルであるので、データはミリリットル(mL)で示されている)。同様に、吸収性コア全体に関する負荷を決定する。
8.吸収性コア600の各区画に関し、負荷を面積で割って排泄物の濃度を決定し、一覧にする。区画あたりの濃度を算出するための式は次の通りである:C=Wload/A。表1Cは、サンプル吸収性コア600の区画に関する例示の濃度データを示している。
9.二次インジケータが位置付けられることになる領域において、二次インジケータをトリガするであろう液状排泄物の最低濃度Cminを上回る排泄物濃度(Cmin)を有する区画を決定する。提供される例では、最低濃度が0.30mL/cm2であり、二次インジケータが位置付けられることになる領域が縦列2の区画と一致する場合は、Cminを上回る排泄物濃度を有する区画は、区画S1−2〜S11−2である。これらの区画の長さを、物品の横方向中心線などの基準点と関連させて決定し、記録する。
10.工程4で入手した使用済みの吸収性物品全てに関して工程5〜9を繰り返す。表1Dは、サンプル吸収性コア600の区画の例示の長さデータを示す。吸収性物品のそれぞれに関し、長さ(工程9)、及び物品が漏れたか否か(工程4)と相関させた吸収性コア全体の負荷(工程7)を一覧にする。表1Dは、27個の例示の吸収性物品に関するこのデータを示す。
非線形ロジスティック回帰を用いてこのデータをモデリングして、長さ測定値に基づいて漏れ確率をモデリングする確率曲線を決定する。このモデリングのサンプルのグラフが図7に示されている。この確率曲線は、本明細書に記載の漏れリスクの確率のいずれに対しても使用可能である。
11.吸収性物品内の位置を漏れ確率と相関させるためにこの確率曲線を用いる。例えば、この確率曲線を用いて、吸収性物品内のCminの特定位置に該当する漏れ確率を決定することができる。その結果、特定位置に配置された二次インジケータからの表示シグナルに関して、様々な負荷の下での漏れ確率を決定することができる。別の例として、この確率曲線を使用して、特定の漏れ確率に該当する吸収性物品内の位置を決定することができる。その結果、様々な負荷の下での特定の漏れ確率を表すために、二次インジケータの位置が決定され得る。これらの手法は、本明細書に記載の二次湿潤度インジケータに関する任意の漏れリスクの確率及び任意の位置に対して用いられることができる。
図7において、確率曲線700は点731、741、及び751を含む。点731では、10%漏れ確率730は約28cmの長さ760に該当する。点741では、30%漏れ確率740は約34cmの長さ765に該当する。点751では、40%漏れ確率750は約35cmの長さ770に該当する。
図5Bは、プロファイル571と、前側コア縁部560と、後側コア縁部570とを有する図5Aの吸収性コアを含むおむつ500を示している。おむつ500はまた、一次可視充満度インジケータ530と、二次可視湿潤度インジケータ541と、二次可視湿潤度インジケータ545とを含む。両方合わせて、一次可視充満度インジケータ530及び二次可視湿潤度インジケータ541は、可視充満度表示システムと考えることができる。また、一次可視充満度インジケータ530及び二次可視湿潤度インジケータ545は、両方合わせて、可視充満度表示システムと考えることができる。
二次可視湿潤度インジケータ541は、インジケータの内側末端部が前側飽和閾値位置579に配置されるように、吸収性物品500の前側内に位置付けられている。二次可視湿潤度インジケータ545は、インジケータの内側末端部が後側飽和閾値位置580に配置されるように、吸収性物品500の後側内に位置付けられている。
更に、本開示は、使い捨て着用可能吸収性物品などの吸収性物品が、本明細書に記載のように構成され、更に以下に記載のような様々な追加及び/又は代替構造及び/又は機能を有して構成される1つ以上の可視充満度インジケータを有することができることを想到する。
本開示の1つ以上の実施形態は、参照によりそれぞれが本明細書に組み込まれる、代理人整理番号11217Qにより識別される米国特許本出願第12/346,445号、名称「Disposable Wearable Absorbent Articles with Multiple Indicating Colors」(2008年12月30日出願)、及び/又は代理人整理番号11217RQにより識別される米国特許本出願、名称「Disposable Wearable Absorbent Articles with Multiple Indicating Colors」(2009年12月23日出願)の1つ以上の実施形態と組み合わせられることができる。一次及び二次表示を備える使い捨て着用可能吸収性物品は、複数の表示色を有することも可能である。
本開示の1つ以上の実施形態は、参照によりそれぞれが本明細書に組み込まれる、代理人整理番号11218Qにより識別される米国特許本出願第12/346,481号、名称「Absorbent Articles with Multiple Indicating Widths」(2008年12月30日出願)、及び/又は代理人整理番号11218RQにより識別される米国特許本出願、名称「Absorbent Articles with Multiple Indicating Widths」(2009年12月23日出願)の1つ以上の実施形態と組み合わせられることができる。一次及び二次表示を備える使い捨て着用可能吸収性物品は、複数の表示幅を有することも可能である。
本開示の1つ以上の実施形態は、参照によりそれぞれが本明細書に組み込まれる、代理人整理番号11219により識別される米国特許本出願第12/346,496号、名称「Disposable Wearable Absorbent Articles with Gender Specific Indicia」(2008年12月30日出願)、及び/又は代理人整理番号11219Rにより識別される米国特許本出願、名称「Disposable Wearable Absorbent Articles with Gender Specific Indicia」(2009年12月23日出願)の1つ以上の実施形態と組み合わせられることができる。一次及び二次表示を備える使い捨て着用可能吸収性物品は、一方の性に特化したしるしを有することも可能である。
本開示の1つ以上の実施形態は、参照によりそれぞれが本明細書に組み込まれる、代理人整理番号11220により識別される米国特許本出願第12/346,510号、名称「Disposable Wearable Absorbent Articles with Gender Specific Indicating」(2008年12月30日出願)、及び/又は代理人整理番号11220Rにより識別される米国特許本出願、名称「Disposable Wearable Absorbent Articles with Gender Specific Indicating」(2009年12月23日出願)の1つ以上の実施形態と組み合わせられることができる。一次及び二次表示を備える使い捨て着用可能吸収性物品は、複数の表示色を有することも可能である。
1つ以上の本開示の実施形態は、参照によりそれぞれが本明細書に組み込まれる、代理人整理番号11221Qにより識別される米国特許本出願第12/346,520号、名称「Absorbent Articles with Patterns of Indicating」(2008年12月30日出願)、及び/又は代理人整理番号11221RQにより識別される米国特許本出願、名称「Absorbent Articles with Patterns of Indicating」(2009年12月23日出願)の1つ以上の実施形態と組み合わせられることができる。一次及び二次表示を備える使い捨て着用可能吸収性物品は、表示のパターンを有することも可能である。
本開示の1つ以上の実施形態は、参照によりそれぞれが本明細書に組み込まれる、代理人整理番号11222M2Qにより識別される米国特許本出願、名称「Absorbent Articles with Primary and Secondary Indicia」(2009年12月23日出願)の1つ以上の実施形態と組み合わせられることができる。一次及び二次表示を有する使い捨て着用可能吸収性物品は、第1及び第2のしるしを有することも可能である。
本開示の吸収性物品は、一次可視充満度インジケータと二次可視湿潤度インジケータとを有するのでわかりやすい。一次可視充満度インジケータと二次可視湿潤度インジケータとを有する吸収性物品は、吸収性物品の充満度に関する確実性をもたらすのを助けることができる。物品がどの程度充満しているのかを知ることによって、着用者が物品の収容力を適切に利用した後で物品を交換することができる。同様に、物品がどの程度充満しているのかを知ることによって、漏れそうになる前に物品を交換することができる。
本明細書に開示されている寸法及び値は、列挙した正確な数値に厳しく制限されるものとして理解すべきではない。それよりむしろ、特に規定がない限り、こうした各寸法は、列挙された値とその値周辺の機能的に同等の範囲との両方を意味することが意図される。例えば、「40mm」として開示される寸法は、「約40mm」を意味することを意図している。
相互参照される又は関連するあらゆる特許又は出願を含め、本明細書において引用される全ての文献は、明示的に除外ないしは制限されない限り、参照によりその全体が本明細書に組み込まれる。いかなる文献の引用も、それが本明細書において開示され請求されるいずれかの発明に関する先行技術であること、又はそれが単独で若しくは他の任意の参照とのいかなる組み合わせにおいても、このような発明を教示する、提案する、又は開示することを認めるものではない。更に、本書における用語のいずれかの意味又は定義が、参照により組み込まれた文献における同一の用語のいずれかの意味又は定義と相反する限りにおいては、本書においてその用語に与えられた定義又は意味が適用されるものとする。
本発明の特定の実施形態が例示され、記載されてきたが、本発明の趣旨及び範囲から逸脱することなく、他の様々な変更及び修正を実施できることが、当業者には明白であろう。したがって、本発明の範囲内にあるそのようなすべての変更及び修正を、添付の「特許請求の範囲」で扱うものとする。
Claims (10)
- 物品が一次可視充満度インジケータと二次可視湿潤度インジケータとを含むことを特徴とする、使い捨て着用可能吸収性物品。
- 前記二次可視湿潤度インジケータが、前記一次可視充満度インジケータに近接して配置される、請求項1に記載の使い捨て着用可能吸収性物品。
- 前記二次可視湿潤度インジケータが、前記一次可視充満度インジケータの外側末端部に近接して配置される、請求項1に記載の使い捨て着用可能吸収性物品。
- 前記二次可視湿潤度インジケータの少なくとも一部分が、前記一次可視充満度インジケータの外側末端部より外側に配置される、請求項1に記載の使い捨て着用可能吸収性物品。
- 前記物品が、外側末端部を有する獲得層を含み、
前記二次可視湿潤度インジケータの一部分が、前記獲得層の前記外側末端部に対して内側に配置され、
前記二次可視湿潤度インジケータの一部分が、前記獲得層の前記外側末端部より外側に配置される、請求項1に記載の使い捨て着用可能吸収性物品。 - 前記二次可視湿潤度インジケータの実質的に全てが、前記獲得層の前記外側末端部より外側に配置される、請求項5に記載の使い捨て着用可能吸収性物品。
- 前記物品が、外側末端部を有する分配層を含み、
前記二次可視湿潤度インジケータの一部分が、前記獲得層の前記外側末端部に対して内側に配置され、
前記二次可視湿潤度インジケータの一部分が、前記分配層の前記外側末端部より外側に配置される、請求項1に記載の使い捨て着用可能吸収性物品。 - 前記二次可視湿潤度インジケータの実質的に全てが、前記分配層の前記外側末端部より外側に配置される、請求項7に記載の使い捨て着用可能吸収性物品。
- 前記物品が、外側末端部を有する吸収性コアを含み、
前記二次可視湿潤度インジケータの一部分が、前記吸収性コアの前記外側末端部に対して内側に配置され、
前記二次可視湿潤度インジケータの一部分が、前記吸収性コアの前記外側末端部より外側に配置される、請求項1に記載の使い捨て着用可能吸収性物品。 - 前記二次可視湿潤度インジケータの実質的に全てが、前記吸収性コアの前記外側末端部より外側に配置される、請求項9に記載の吸収性物品。
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