JP2012507211A - 宇宙ベースローカルエリアネットワーク(sblan) - Google Patents

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Abstract

動的に割り当てられるダウンリンクサービスを対地静止軌道にある宇宙機に提供する宇宙ベースローカルエリアネットワークシステム。このシステムは、衛星間通信ペイロードをホストする少なくとも2つのクライアント衛星と、衛星間通信ペイロード、ダウンリンク通信ペイロード、及びアグリゲーターペイロードをホストするハブ衛星と、ハブ衛星に対してデータを送受信する地上局とを備える。ハブ衛星は、衛星間通信ペイロードによって衛星間リンクにより少なくとも2つのクライアント衛星から受信される少なくとも2つのデータフローを、アグリゲーターペイロードを用いてアグリゲートし、ダウンリンク通信ペイロードを用いて、宇宙/地上リンクにより地上局にダウンリンクされるデータストリームにする。

Description

本発明と一致する装置、システムアーキテクチャ、及び方法は、宇宙ベース通信に関し、より詳細には、宇宙ベースローカルエリアネットワーク(SbLAN)に関する。
[関連出願のクロスリファレンス]
本願は、2008年10月28日に出願された米国仮出願第61/109,060号の優先権を主張する。
従来の技術では、衛星等の宇宙機は、宇宙/地上(space-to-ground)リンクにより通信する。宇宙/地上リンクを容易にするのに必要とされる宇宙機内の従来の通信サブシステムは、サイズ、重量、及び電力(SWaP)の点で損失が大きい。
従来の宇宙機内の従来の通信サブシステムのSWaPは、宇宙機ミッションに専用化することができる能力を制限する。加えて、宇宙/地上リンクを容易にするのに必要とされる通信サブシステムのSWaPを収容するには、より大きくかつよりコストのかかる宇宙機が必要とされる。したがって、オペレーションコストは、宇宙/地上リンクを容易にするのに必要とされる通信サブシステムに起因して増加する。
本発明の例示の実施の形態は、上記不利な点及び上述していない他の不利な点を克服することができる。本発明は、必ずしも、上述した不利な点の少なくともいくつかを克服することを必要とされるとは限らず、本発明の例示の実施の形態は、上述した問題の少なくともいくつかを克服しない場合がある。添付の特許請求の範囲は、本発明の真の範囲を確認するために考慮されるべきである。
本発明の例示の実施の形態は、宇宙ベースローカルエリアネットワークシステム、宇宙ベースローカルエリアネットワーキングキット、及び動的に割り当てられるダウンリンクサービスを対地静止軌道にある宇宙機に提供する方法に関する。
本発明の一例示の実施の形態によれば、動的に割り当てられるダウンリンクサービスを対地静止軌道にある宇宙機に提供する宇宙ベースローカルエリアネットワークシステムが提供される。該システムは、衛星間通信ペイロードをホストする少なくとも2つのクライアント衛星と、衛星間通信ペイロード、ダウンリンク通信ペイロード、及びアグリゲーターペイロードをホストするハブ衛星と、該ハブ衛星に対してデータを送受信する地上局と、を含む。
前記ハブ衛星は、前記衛星間通信ペイロードによって衛星間リンクにより前記少なくとも2つのクライアント衛星から受信される少なくとも2つのデータフローを、前記アグリゲーターペイロードを用いてアグリゲートし、前記ダウンリンク通信ペイロードを用いて、宇宙/地上リンクにより前記地上局にダウンリンクされるデータストリームにする。
別の実施の形態では、前記地上局は、ゲートウェイルーターと、ソフトウェア無線とを含む宇宙ベースローカルエリアネットワークキットを含む。前記ゲートウェイルーターは、前記宇宙/地上リンクにより前記ハブ衛星に対してデータを送受信する前記ソフトウェア無線を通じてデータをルーティングする。
別の実施の形態では、前記ハブ衛星は、ソフトウェア無線と、インターネットプロトコルルーターとを含む宇宙ベースローカルエリアネットワーキングキットを含むスイッチドデジタルハブである。前記ハブ衛星で受信される信号は復調され、パケットはルーティングされ、パケットデータは再変調されて前記宇宙/地上リンク又は衛星間リンクに向けられる。
別の実施の形態では、前記ソフトウェア無線は前記インターネットプロトコルルーターをホストする。
別の実施の形態では、前記インターネットプロトコルルーターは前記ソフトウェア無線から分離している。
別の実施の形態では、前記ハブ衛星は、無線周波数スイッチングネットワークを備える宇宙ベースローカルエリアネットワーキングキットを含むベントパイプハブである。
別の実施の形態では、前記無線周波数スイッチングネットワークは、前記宇宙/地上リンク用の第1の専用アップリンクRFチャネル及び第1の専用ダウンリンクRFチャネルと、ハブ/クライアントリンク用の第2の専用アップリンクKaバンドチャネル及び第2の専用ダウンリンクKaバンドチャネルとを含む。
別の実施の形態では、前記無線周波数スイッチングネットワークは、クライアント衛星間の通信用のKa/Kaバンド変換をさらに含む。
別の実施の形態では、前記少なくとも2つのクライアント衛星は、ソフトウェア無線と、インターネットプロトコルルーターとを含む宇宙ベースローカルエリアネットワークキットを含む。
別の実施の形態では、前記ソフトウェア無線は前記インターネットプロトコルルーターをホストする。
別の実施の形態では、前記インターネットプロトコルルーターは前記ソフトウェア無線から分離している。
別の実施の形態では、前記少なくとも2つのクライアント衛星と前記ハブ衛星との間における前記衛星間リンクによるデータ転送に、22.5GHzを中心とする周波数帯域が用いられる。
別の実施の形態では、前記衛星間リンクは802.16の物理層を用いる。
別の実施の形態では、前記802.16の物理層は、8PSK変調及び低密度パリティチェック符号化方式を用いる。
別の実施の形態では、前記ハブ衛星はセクタービームアンテナをさらに含み、前記少なくとも2つのクライアント衛星は可動スポットビームアンテナをさらに備える。
別の実施の形態では、前記少なくとも2つのクライアント衛星は、前記ハブ衛星の300km内に位置決めされる。
別の実施の形態では、前記ソフトウェア無線は、第1のIF/RFデジタルスライスと、第2のIF/RFデジタルスライスとを含む。前記第1のIF/RFデジタルスライス及び前記第2のIF/RFデジタルスライスはそれぞれ、複数のフィールドプログラマブルゲートアレイ、特定用途向け集積回路、高速メモリ、及びI/Oポートの集積パッケージを含む。
別の実施の形態では、前記第1のIR/RFデジタルスライスはKaバンドIF/RFデジタルスライスであり、前記第2のIF/RFデジタルスライスはCバンドIF/RFデジタルスライスである。前記第1のIF/RFデジタルスライスは、Kaバンド信号送信を実行するソフトウェア又はファームウェアを含み、前記第2のIF/RFデジタルスライスは、Cバンド信号送信を実行するソフトウェア又はファームウェアを含む。
別の実施の形態では、前記ソフトウェア無線はKaバンドIF/RFデジタルスライスを含む。前記KaバンドIF/RFデジタルスライスは、複数のフィールドプログラマブルゲートアレイ、特定用途向け集積回路、高速メモリ、及びI/Oポートの集積パッケージを含み、前記KaバンドIF/RFデジタルスライスは、Kaバンド信号送信を実行するソフトウェア又はファームウェアを含む。
本発明の上記態様及び他の態様は、添付図面を参照して本発明の例示の実施形態を詳細に説明することによってより明らかになる。
SbLANの一例示の実施形態のシステム図である。 SbLANの一例示の実施形態における衛星間リンク、宇宙地上リンク、及び地上世界リンクを示す図である。 一例示の実施形態による地上局のSbLANキットの図である。 SbLANの一例示の実施形態による別個のIPルーターを含むスイッチド衛星デジタルハブの図である。 SbLANの別の例示の実施形態による、IPルーティング機能がソフトウェア無線(SDR)プラットフォームでホストされるスイッチドデジタルハブの図である。 SbLANの一例示の実施形態によるベントパイプハブの図である。 ベントパイプハブの2チャネル実施形態を示す図である。 ベントパイプハブの別の2チャネル実施形態を示す図である。 2つのチャネルがクライアント衛星の専用クロスリンクパスウェイとして用いられるベントパイプハブの4チャネル実施形態を示す図である。 別個のIPルーティングハードウェアを含むクライアント衛星のSbLANキットの一例示の実施形態を示す図である。 IPルーティング機能がSDRでホストされるクライアント衛星のSbLANキットの別の例示の実施形態を示す図である。 一例示の実施形態によるSDRデジタルスライスブロック図である。 一例示の実施形態によるSDRに基づくハブSbLANキットのデジタルバージョンを示す図である。
例示の実施形態は、当業者によって容易に理解されるように添付図面を参照して以下で詳細に説明される。本発明は、本明細書に記載される例示の実施形態に限定されることなく、さまざまな形態で実施することができる。明確にするために、関連性のない部分の説明は省略され、同様の参照番号は本明細書の全体を通じて同様の要素を指す。
図1は、SbLANシステムの一例示の実施形態を示している。このSbLANシステムは、動的に割り当てられるデータダウンリンクサービス及び相互接続性を対地静止軌道(GEO)にある複数のユーザー宇宙機に提供する共用のインフラストラクチャである。商用通信衛星が、短距離衛星間通信ペイロードをホストしてミッション衛星又はクライアント衛星11にデータダウンリンク通信能力を提供するハブ10として用いられる。
クライアント衛星11は、SbLAN衛星間通信ペイロードを装備し、SbLANハブ衛星10へ/からのクライアントデータの受け渡しを行う。ハブ衛星10は、各クライアント衛星11と地上局12との間のオンデマンド多元接続中継サービスを提供するより高性能のSbLANペイロードを含む。サービスは、レイテンシ600msを有する100Mbps以上の集約中継データダウンリンク及び100Mbps以下の中継データアップリンクを含む。SbLAN中継リンクは、標準的なIPベースARQメカニズムと共に低密度パリティチェック(LDPC)チャネル符号を用いて、ダウンリンク方向及びアップリンク方向の双方で誤りのないデータの配信を確保している。
一例示の実施形態によれば、SbLANアーキテクチャは、クライアント電気通信サブシステムSWaPを縮小し、共有オンデマンドサービスを介してオペレーションコストを下げ、より小さくかつより応答性のよいクライアント宇宙機11を可能にする。一例示の実施形態では、クライアント電気通信サブシステムの総重量は、統合ルーターを用いるときは12.8kgであり、別個のルーターを用いるときは22.8kgである。クライアント電気通信サブシステムは、4.0”(10.16cm)(h)×7.2”(18.288cm)(w)×8.6”(21.844cm)(d)の寸法を有するSDRと、8.0”(20.32cm)×8.2”(20.828cm)×14.0”(35.56cm)の寸法を有するオプションの統合ルーターと、それぞれ1.0”(2.54cm)×16.1”(40.894cm)×17.2”(43.688cm)の寸法を有する4つのソリッドステート電力増幅器と、11.0”(27.94cm)の直径及び17.0”(43.18cm)の高さを有する円柱体である可動アンテナとを含む。
図1に示すSbLANシステムでは、クライアント宇宙機11は、商用通信ハブ10から150kmと300kmとの間を飛行する。図2に示すように、衛星間リンク(ISL)20は、ハブ衛星10とクライアント宇宙機との間において150kmまでの距離で20Mbpsまでのデータサービスを提供する。ハブ衛星10は、クライアント宇宙機の1つ又は複数からの複数のこれらのデータフローを集約して、地上局12にダウンリンクされる100Mbpsのデータストリーム21にする。地上局12において、データは、ゲートウェイルーターを通過して、インターネット又はグローバル情報グリッド(GIG)22を介して認証されたユーザーに与えられる。
概観
SbLANシステムの例示の実施形態は3つのSbLANキットを含む。これらのキットは、すべてのハードウェア、ソフトウェア、及びインターフェース、すなわち、地上SbLAN構成要素のキット、ハブSbLAN構成要素のキット、及びクライアントSbLAN構成要素のキットを含む全ペイロードパッケージである。地上局12とハブ10との間及びハブとクライアント衛星11との間のシグナルチェーンは以下で論述される。
地上局
地上局12のSbLANキットの一例示の実施形態が図3に示されている。このキットは、ネットワーク化された世界をSbLANに接続するゲートウェイルーター30を含む。ゲートウェイルーター30は、地上でSDR31を通じてデータをルーティングする。SDR31は、Cバンドアンテナ32を介して宇宙/地上リンク(SGL)によりハブ衛星に対してデータを送受信する。代替的に、SDR31は、Kuバンドアンテナ、Kaバンドアンテナ、Sバンドアンテナ、又はXバンドアンテナを介してSGLリンクによりハブ衛星10に対してデータを送受信する。
SDR31は、モジュール式スライスベースアーキテクチャを用いて実施される。通常のスライス機能は、電源スライス、デジタルスライス、及びIF/RFスライスである。SDR31は以下でさらに論述される。地上局12の実施態様は、宇宙用に設計されたハードウェアを必要とせず、したがって、その複雑度は3つのSbLANキットの中で最も低い。さらに、地上局コンポーネントは、ミッション期間中に容易に変更、アップグレード、又は置換することができる。
ハブ衛星
SbLANシステムの一例示の実施形態によれば、ハブ衛星10はスイッチドデジタルハブである。SbLANシステムの別の例示の実施形態によれば、ハブ衛星10はベントパイプ(bent-pipe)ハブである。スイッチドデジタルハブ及びベントパイプハブは以下で説明される。
ハブ衛星10がスイッチドデジタルハブである実施形態及びハブ衛星10がベントパイプハブである実施形態は、ハブ衛星10の機能が異なる。スイッチドデジタルハブの実施形態は、中継サービスの一部として、衛星に搭載された復調(demod)ルーティング機能及び再変調(remod)機能を実行するデジタル処理アーキテクチャに基づいている。アナログベントパイプの実施形態では、帯域幅効率、ネットワーク柔軟性、及び打上げ後のアップグレード可能性を犠牲にして、複雑度、SWaP、及びコストがすべて低減される。
スイッチドデジタルハブ
SbLANスイッチドデジタルハブの一例示の実施形態では、ハブ10で受信されるすべての信号が復調され、パケットがルーティングされる。パケットデータは、その後、再変調され、ダウンリンクされる場合にはSGL21に向けられ、クロスリンクされる場合にはILS20に向けられる。SGL21及びISL20用に選択された物理層プロトコル(たとえば、例示の実施形態によれば802.16及びDVB−S2)に応じて、データトラフィックがSGL21を通じてルーティングされるとき、プロトコル変換がハブで必要とされる場合がある。
さまざまなSbLANスイッチドデジタルハブの実施形態は、ネットワークルーティング機能の異なる実施態様を含む。図4は、700Mbpsデータレートが可能な別個のフル機能IPルーター(IPR)41を含むスイッチドデジタルハブ40の一実施形態を示している。この実施形態では、すべてのネットワークデータはIPR410を通過する。この実施形態における700MbpsのIPルーティング能力は、スタンドアロンIPRのSWaPを追加することを犠牲にして成り立つ。
宇宙/地上RFリンク(たとえばCバンドアンテナ42)、Kaバンドセクター1アンテナ43、及びKaバンドセクター2アンテナ44を介してハブ40で受信されるすべての信号はSDR45によって復調され、パケットはIPR41によってルーティングされる。パケットデータは、その後、SDR45によって再変調され、ダウンリンクされる場合にはSGL21に向けられ、クロスリンクされる場合にはISL20に向けられる。SGL21及びISL20用に選択された物理層プロトコル(たとえば、例示の実施形態によれば802.16及びDVB−S2)に応じて、データトラフィックがSGL21を通じてルーティングされるとき、プロトコル変換がハブで必要とされる場合がある。
図5は、SWaPがより少なくなる手法を表すスイッチドデジタルハブ50の別の実施形態を示している。この実施形態では、IPルーティング機能は、ルーティングスループットが下がることを犠牲にしてSDRプラットフォーム51内でホストされる。宇宙/地上RFリンク(たとえばCバンドアンテナ42)、Kaバンドセクター1アンテナ43、及びKaバンドセクター2アンテナ44を介してハブ40で受信されるすべての信号はSDR51によって復調され、ルーティング機能はSDR51によって実行される。ルーティング機能がSDR51内のフィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)でホストされると同時に、ルーティングテーブルが既存のSDR CPUのソフトウェアスタックに保持される場合、質量の増加はない。この実施形態では、SDR51の電力消費は、ルーティング機能を収容するために5W〜10Wだけ増加する。SDRベースのルーターは、スタンドアロンIPRの実施形態の1Gbpsの能力と比較してスループット容量が120Mbpsに下がる。双方の実施形態は、100MbpsDLパイプを管理するのに必要とされる100Mbps集約Hubレートを満たす。120MbpsのSDRルーターレート限界は現在のSDRメモリ制限から由来している。現在、SDRルータースループットは、チップ当たり2Wのコストで、追加のメモリチップ当たり60Mbpsの増分で増加させることができる。このコストを下げると共にレート限界を増加させる今後の進歩が期待される。
アナログベントパイプハブ
図6は、ベントパイプハブ構成60を含むSbLANシステムの一例示の実施形態を示している。この実施形態では、ハブ60は、宇宙/地上RFリンク(たとえばCバンドアンテナ42)、Kaバンドセクター1アンテナ43、及びKaバンドセクター2アンテナ44を介して到来するすべてのインバウンド信号の、固定マッピングに基づくアウトバウンド周波数への周波数変換を実行する。この結果、業界標準のアナログRF構成部品に基づくハードウェア実施態様のコスト及びSWaPは低くなる。
ベントパイプ実施形態60は、SGL21用の専用アップリンク(UL)地上/宇宙RFリンクチャネル及び専用ダウンリンク(DL)宇宙/地上RFリンク(たとえばCバンドアンテナ)チャネルと共にRFスイッチングネットワーク61を用いる。ハブ/クライアントリンク用のKaバンドの対応するULチャネル及びDLチャネルも存在する。図7及び図8は、CバンドからKaバンドへのマッピング70、及びKaバンドからCバンドへのマッピング73を示している。このマッピングは、ULチャネル及びDLチャネルに対して直接的である。ここで、FUL71はULチャネルであり、FDL72はDLチャネルである。しかしながら、クライアント対クライアント通信を提供するには、図7に示すように、データを地上にダウンリンクして、宛先のクライアント衛星にアップリンクしなければならないか、又は図8に示すように、追加のKa/Kaバンド変換80をハブ60’に設けなければならない。Ka/Ka変換80が図8に示すように用いられる場合、その結果、全二重ブロードキャストチャネルは、地上で管理される時分割多元接続(TDMA)プロトコルを必要とする。
TDMAシステムの場合、Ka/Ka変換器80が用いられるか否かに関わらず、どの時点においても、1つのクライアント衛星11しかDLチャネルで送信することができない。Ka/Ka変換器80が用いられる場合、どの時点においても、ネットワークにおける1つのノードしかULチャネルにアクセスすることができない。図9に示す一代替的な実施形態では、クライアント衛星11用の専用クロスリンクパスウェイとして追加の2つのチャネルがKaバンドに割り当てられる。(FUL,FDL)チャネル71、72は、もっぱらSGL21のUL/DLに専用化され、Kaバンドチャネルの新たなセット(FISL1,FISL2)73,74は、クライアント/クライアントISL20に専用化される。2チャネルの実施形態と同様に、多元接続メカニズムが(FISL1,FISL2)73,74のチャネルに必要とされるが、必ずしも地上局12による管理を必要とするとは限らない。代わりに、スロット化ALOHAタイプの方式を適用してもよいが、その方式固有のスループット非効率性を有する。代替的に、地上で管理されるクロスリンクTDMA方式を用いてもよい。
4チャネルの実施形態では、Ka/Ka周波数変換器80を用いるとき、ハードウェアは2チャネルの実施形態のものと同じであるが、クライアントクロスリンクとSGL21との間で衝突はない。しかしながら、これらのシナリオの双方の損失は、スペクトルリソースの使用が非常に非効率的であるということである。このタイプの利用の場合、専用ULチャネルは大部分が用いられなくなる。4チャネルの実施形態では、これらのリンクはまばらにしか用いられないと仮定するのも妥当であり(ただし、用いられるときは、容量近くになる可能性がある)、この場合も、用いられないリソースの量が多くなる。
クライアント衛星
図10は、別個のIPルーティングハードウェア100、SDR101、及びKaバンドアンテナ102を含むクライアント衛星11のSbLANキットの一例示の実施形態を示している。図11は、IPルーティング機能がSDR110内でホストされるクライアント衛星11’のSbLANキットの別の例示の実施形態を示している。クライアント衛星のSbLANキットも、Kaバンドアンテナ102を含む。
クライアントキットにおけるSWaPに最も大きく寄与するものは、10kgに寄与し32Wを消費するIPR100である。しかしながら、十分なルーティング機能がハブ10によって提供される場合、クライアント衛星におけるIPR100は必要でない場合がある。したがって、一例示の実施形態では、クライアントSbLANキットは、クライアント衛星11における送信元/宛先ノード(複数可)から/へのスイッチングのみを提供する。
無線周波数選択
ISL通信20の適切なRF周波数(又は複数の周波数)の選択は、SbLANシステムの例示の実施形態の最適化にとって重要な要請である。SbLANシステムの例示の実施形態に最も適切なISL周波数帯域を選択する間、利用可能な帯域幅等の特徴、市販の民生(COTS)ハードウェアの入手可能性、干渉制御の必要性、及び監督官庁との調整の容易さを検討した。
すべてのファクターを注意深く検討した後、ITU及び他の国際監督官庁は、ISLオペレーション用にKaバンドの選択された周波数を割り当てている。これらの周波数のうち、22.5GHzを中心とする周波数帯域が、商用に利用可能であること及び宇宙機技術が成熟していることによって最適である。さらに、22.5GHzは、水蒸気の吸収周波数であり、したがって、地上システムからの干渉に対する天然の保護を提供する。
したがって、一例示の実施形態では、22.5GHzを中心とする周波数帯域が、SbLANシステムにおけるハブ(ホスト)衛星とユーザー(ミッション)衛星との間のISLデータ転送用に選択される。
変調方式
SbLANシステムの一例示の実施形態において物理層(PHY)の選択に影響を与える検討事項は、チャネル特性及びハードウェア実施態様の双方を含む。SbLANシステムの一実施形態では、クライアント衛星11がハブ10の視野内にあると共に、アンテナの特性及び配置の結果として散乱/マルチパス源が最小になるという点で、チャネルは基本見通し線(LOS)チャネルである。さらに、ドップラーダイナミクスも低い。その結果、マルチパス効果及び移動度効果の緩和は問題でなく、したがって、直交周波数分割多重化(OFDM)シグナリング方式を用いることから本質的な利益は導き出されない。
SbLAN衛星間RF環境が与えられると、一例示の実施形態によれば、PHYは、好ましくは、単純な単一搬送波変調方式を用いる。このために、802.16は、22GHz〜23GHzの動作周波数用に特別に設計された単一搬送波変調を組み込む。単一搬送波変調を用いる802.16で利用可能な変調は、QPSK、16−QAM、及び64QAMである。増幅器に提示されるシグナリングエンベロープをさらに改善するには、PHYを、QAMコンステレーションの代わりに8値PSK信号コンステレーションを用いるように変更することができる。
アンテナビーム幅
無指向性サービスは、アドホックロケーションにおける協働ハブ(collaborative hub)10及びユーザー衛星11の追尾及びロケーション特定に役立つ。一代替案は、より指向性のあるアンテナビームの選択肢である。その性能は無指向性の代替案よりも改善されるが、ロケーションを求めることが必要となる。現在のKaバンドアンテナ技術は、無指向性カバレッジの選択肢、セクターカバレッジの選択肢、又は高指向性(スポットビーム)カバレッジの選択肢を提供する。アンテナのカバレッジエッジ(EOC(Edge of Coverage))利得は、−3dB(半値電力)レベルにおけるアンテナの利得として定義される。
SbLANシステムの例示の実施形態は、ホスト10及びミッション衛星11に無指向性アンテナ、セクターカバレッジアンテナ、及び/又は高利得可動スポットビームカバレッジアンテナを用いる。無指向性アンテナは0dBの通常のEOC利得を有する。セクターカバレッジアンテナは60度の半値電力ビーム幅を有し、5dBのEOC利得を有する。高利得可動スポットビームカバレッジアンテナは6度の半値電力ビーム幅及び24.8dBのEOC利得を有する。
商用通信衛星においてトランスポンダー用に割り当てられる帯域幅は、一般に36MHz又は54MHzである。クライアント衛星11は、3D高精細TV信号を快適に送信するために30Mbpsの最大データレートを必要とする。必要とされる(クライアント衛星11からハブ10への)公称の衛星間データレートは、大部分の用途について約20Mbpsである。最新の成熟した符号化技法(たとえばLDPC)及び高スペクトル効率変調(たとえば8PSK)が利用可能であることにより、必要とされる動作帯域幅は約15MHzである。したがって、ハブ衛星10の単一のトランスポンダーが、複数のクライアント衛星11を快適にサポートする。
増幅器出力レベルが評価され、SbLANシステムの3dBの最小リンクマージンが得られる。
クライアント衛星11がハブ衛星10から200kmの距離にあり、衛星間データレートが30MbpsであるときにHPA電力要件を評価した。リンク計算を実行している間、異なるアンテナの組み合わせを検討してきた。電力レベルを導出している間、EOC利得値がすべてのアンテナに用いられる。
SbLANシステムのさまざまな実施形態で用いられるアンテナが以下で論述される。
ハブ衛星及びクライアント衛星の双方における高利得スポットビームアンテナ
この実施形態では、アンテナは高利得狭ビームを生成するので、追尾が双方のアンテナに必要とされ、その結果、システムはバルキーになる。さらに、ハブ衛星10は複数のクライアント衛星11を追尾する必要があり、これは、複雑なフェーズドアレイアンテナによってのみ達成することができる。クライアント衛星11は、アンテナ入力において30Mbpsのスループットを達成するのに約0.3wのRF電力しか必要しない。
高利得スポットビームハブアンテナ及びセクタービームクライアントアンテナ
この実施形態では、クライアント衛星11は、自身のロケーションをハブ衛星10に開示しなければならない。さらに、ハブ衛星10が複数のクライアント衛星11を追尾するには、フェーズドアレイアンテナ技術が必要とされる。各衛星は、アンテナ入力において30Mbpsのスループットを達成するのに約30WのRF電力を必要とする。
セクタービームハブアンテナ及び高利得スポットビームクライアントアンテナ
この実施形態では、それぞれが東方向及び西方向に向いているハブ衛星10の2つのセクタービームアンテナが、200kmの距離内のすべてのクライアント衛星11をカバーする。また、クライアント衛星11は、自身の位置又はロケーションをハブ宇宙機に開示する必要はない。各衛星は、アンテナ入力において30Mbpsのスループットを達成するのに約30WのRF電力を必要とする。
ハブ衛星及びクライアント衛星の双方におけるセクタービームアンテナ
この実施形態では、追尾はいずれの宇宙機にも必要とされない。150Wの業界標準のTWTA出力RF電力によって、達成されるスループットは約1.2Mbpsである。
高利得スポットビームハブアンテナ及び無指向性クライアントアンテナ
この実施形態では、クライアント衛星11は、自身のロケーションをハブ衛星10に開示しなければならない。さらに、ハブ衛星10が複数のクライアント衛星11を追尾するには、フェーズドアレイアンテナ技術が必要とされる。各衛星は、アンテナ入力において30Mbpsのスループットを達成するのに約95WのRF電力を必要とする。
無指向性ハブアンテナ及び高利得スポットビームクライアントアンテナ
この実施形態では、ハブ衛星10に追尾は必要とされない。各衛星は、アンテナ入力において30Mbpsのスループットを達成するのに、約95WのRF電力を必要とする。
セクタービームハブアンテナ及び無指向性クライアントアンテナ
この実施形態では、それぞれが東方向及び西方向に向いているハブ衛星10の2つのセクタービームアンテナが、200kmの距離内のすべてのクライアント衛星11をカバーする。150Wの出力電力の実際のTWTAを用いると、達成されるスループットは約375Kbpsとなる。
無指向性ハブアンテナ及びセクタービームクライアントアンテナ
この実施形態では、各衛星は150WのTWTAを必要とし、スループットは約375Kbpsに落ちる。
ハブ衛星及びクライアント衛星の双方における無指向性アンテナ
この実施形態では、アンテナは構成が単純であり、TWTAが150W出力電力を生成する場合、スループットデータレートは約120Kbpsに落ちる。
SbLANシステムの一例示の実施形態によれば、a)スループットデータレートは、HDTV送信を維持することができるほど十分大きくあるべきであり、b)SSPAがクライアント衛星11にとって好ましいが、30W出力電力を達成するには宇宙用の設計が必要であり、c)クライアント衛星11はLPI特性及びLPD特性を示すべきであり、d)フェーズドアレイアンテナと比べて反射鏡アンテナ及び開口面アンテナがより単純であり、より低いコストを有する。
SbLANシステムの一例示の実施形態では、ハブ衛星10にセクタービームアンテナを用い、クライアント宇宙機11に可動スポットビームアンテナを用いると、最適な結果が提供される。
ハブセクターアンテナ124及びクライアントスポットビームアンテナ120の実施形態の場合、最小所要電力レベルは3.2ワットである。この電力出力は、既存のSSPA技術に対する最小限の変更で実現可能であり、ユニットの質量及び電力のかなりの節約につながる。
ハブ10と任意のクライアント衛星11との間の最小離隔距離を150kmになるように維持することによって、これらの衛星を2つの別々の制御ボックスで維持することができ、ハブ10とクライアント衛星11との間の調整が必要とされない。したがって、この150kmの中間距離についてRF電力要件を求めた。公称スループットデータレートは20Mbpsに維持される。ハブセクタービームアンテナ124及びクライアントスポットビームアンテナ120の実施形態の場合、所要SSPA電力レベルは7.1ワットである。
干渉解析
ハブ衛星10の環境内には、主として2つのクラスのシステム内散乱源がある。
(1)アンテナフィードホーン、地球センサー、パネルエッジ等の露出した機材は、ライン散乱効果を引き起こす可能性がある。通常のシナリオでは、これらの源からの散乱エネルギーは、直接の見通し線(LOS)信号を下回る最小の20dBである。
(2)反射鏡アンテナ、太陽放射アレイパネル等の大きな物体は、鏡面反射効果を引き起こす可能性がある。鏡面反射された信号は、いくつかの場合に、LOS信号と同程度に強くなる可能性がある。
最悪の場合のシナリオでは、チャネルライスフェージング(channel Ricean Fading)が発生し、所望のLOS通信信号に影響を及ぼす。その結果生じるライス界(Ricean Field)は、LOS成分と散乱界成分とのベクトル和である。LOS界を下回る散乱界20dBを有するライン散乱源の場合、ライスフェージングの最大の深さは約0.9dBである。鏡面反射源の場合、チャネル密度関数はレイリー分布としてモデル化することができる。レイリー分布干渉は、このタイプの散乱体に入射する信号の強度に応じて、無限のフェージング又は全信号キャンセルをもたらす可能性がある。
SbLANシステムの一例示の実施形態で用いられるアンテナは、これらの干渉問題を軽減する。高利得スポットビームアンテナ及びセクタービームアンテナは、散乱源の方向で20dBをはるかに下回る通常のサイドローブレベルを示す。これらの低いサイドローブレベルは、その結果として最小の干渉効果をもたらす。
SbLANシステムの一代替的な実施形態に含まれる無指向性アンテナは、通常、アジマス放射パターンを示す。このアンテナは、散乱源の方向に約12dBの付加的な拒絶を提供する。この鏡面反射を有する最悪の場合のフェージングレベルは約2.5dBである。十分な全体のシステムマージン(最小で3dB)が維持されているので、これらの干渉効果は十分に軽減される。さらに、無指向性アンテナの代わりにセクタービームアンテナをハブ宇宙機10で用いることの付加的な利益が示される。
SbLANシステムの一例示の実施形態のシステム間干渉源は、主として、同じ周波数で動作する任意のGEO衛星、MEO衛星、及びLEO衛星、並びに地上システムに起因する。ITUは、KaバンドISL周波数(22.5GHz)を、GEOロケーション又はMEOロケーションのどの通信衛星にも割り当てていない。LEOアーク(LEO arc)のイリジウムコンステレーションでは、23.2GHzを中心とするISL動作を有する。SbLANシステムの一例示の実施形態は、提案した22.5GHzのISL周波数を有するので、イリジウムコンステレーションからの直接の干渉はないことになる。イリジウムシステムで用いられるISLアンテナは、GEO方向で低いサイドローブ放射を伴う高い指向性を有する。さらに、干渉信号は、LEOからGEOに進んでいる間に33dBの付加的なパス損失を受ける。これらのすべてのファクターを考慮すると、イリジウム衛星からの最大干渉信号レベルは、40dBよりも大きいが、通常のSbLAN搬送波レベルを下回ることになる。非常に高い水蒸気吸収レベルのおかげで、地上システムは、この周波数帯域にわたって動作せず、したがって、地上システムからの判明している干渉源はない。
通信システムの能力
システムのルーティング機能を駆動するSbLANシステムアーキテクチャの2つの重要な側面がある。第1に、ハブ10に関連付けられたクライアント11の数は、地上ベースLANと比較して少ない。特に、対象とする実証システムは、1つのハブ10及び2つのクライアント11で構成される一方、公称動作について想定されるクライアント11の数は5〜10となる可能性があり、もう1桁上になることは予定されていない。第2に、SbLANクラウドにおけるクライアント11の地上ベースグローバル情報グリッド(GIG)又はインターネットバックボーン22への接続は、地上局12におけるゲートウェイルーター30を通じたものとなる。したがって、クライアントパケットは、SbLAN内の他のクライアント11又はゲートウェイルーター30にのみルーティングする必要があり、ゲートウェイルーター30は、その後、それらのパケットをGIG内又はインターネットバックボーン22内にルーティングする。その結果、クライアント11及びハブ宇宙機10の双方におけるルーティングテーブルは単純なもので十分であり、ルーティングテーブルの記憶及び処理の容量は、一例示の実施形態では最小である。
デジタルハブ40、50を有するSbLANシステムの一実施形態では、宇宙ベースネットワーク内でのルーティングがハブ衛星10に要求される。これをサポートするために、スタンドアロンIPR41を用いることもできるし、SDR51がルーティング機能をホストすることもできる。いずれの場合も、SbLANネットワーク内でのルーティングに必要とされるメモリリソースよりもはるかに多くのメモリリソースが利用可能である。さらに、802.16プロトコル及びDVB−S2プロトコルの双方が、IP層ルーティングとシームレスに一体化するIPコンバージェンス副層及び(802.16の場合には)イーサネットコンバージェンス副層を含む。
スループット目標
SbLANシステムの一例示の実施形態の重要な入力仮定は次の通りである。
商用通信衛星における割り当てられたチャネル帯域幅は一般に36MHz又は54MHzである。
実績のある圧縮技術が利用可能である場合、一般的な衛星通信ペイロードでは、高精細TV番組であっても、10Mbpsのスループットしか必要としない。
30Mbpsの最大スループットデータレートは、SbLANシステムが非常に高品質の3D信号を快適に送信することを助ける。100Mbpsのスループットを収容するために、変調及び符号化に関していくつかの変更された選択が行われるが、36MHzチャネル及び54MHzチャネルの可能性の範囲内でこのようなスループットを扱うことは十分実現可能である。具体的な選択は、地上/ハブリンク容量における利用可能性の程度によって容易にされる。換言すれば、地上/ハブ/地上リンク21は、商用トラフィックによってすでに占有され、これは、商用衛星10の存在が主な理由であった。クライアント衛星11のコンステレーションへの地上トラフィック及びクライアント衛星11のコンステレーションからの地上トラフィックを収容するために、地上/ハブ/地上容量の或る特定の割合をクライアント衛星11に割り当てなければならない。さらに進めて、アップリンクパスとダウンリンクパスとの間のリンク速度の差が与えられると、クライアント衛星11向けの予備(双方向)地上リンク割合容量を、アップリンクとダウンリンクとの間で不均等に割り当てなければならない。換言すれば、契約により、ダウンリンクが利用可能である割合はアップリンクよりも高いことが必要とされる。
8PSK等の高効率変調技法及びLDPC(低密度パリティチェック)等の成熟した符号化方式を適用することによって、30Mbpsスループット信号を15MHzの周波数帯域幅で送信することができる。16PSK及びさらには32PSK等のDVB−S2によって他の可能性が提供される。これらによって、利用可能なチャネル帯域幅を潜在的に違反するおそれなく、より高い効果的なデータレートの可能性が得られる。
トランスポンダーが大部分非線形であり、ほとんど飽和状態で動作することを要する8PSKと異なり、より高次の変調の場合、トランスポンダーの線形性又は疑似線形性が問題となる場合がある。通例、このような変調方式は、地上局におけるより高いC/N(搬送波対雑音)比と、最も重要なこととしてトランスポンダーが誘導する線形効果と対抗する特定のプリディストーション法の実施との双方を必要とする。
VCM(可変長符号化及び変調)アーキテクチャ的手法又はACM(適応符号化及び変調)アーキテクチャ的手法(これらの双方はDVB−S2標準規格によって可能にされている)のいずれかから、異なる変調/符号化方式を容易に関与させることができる。SDRを実施するFPGA手法は、明らかに、性能を確保する際の重要なファクターの1つである。
SbLANシステムの一例示の実施形態によれば、コードのアップグレード又は交換のために「ホット」システム(実際に動作するシステムを意味する)をオフラインにすることもシャットダウンすることも必要とすることなく、それらのシステム上でソフトウェアのダウンロードを可能にするソフトウェア開発技法及びソフトウェア開発方法論が用いられる。
ハブ宇宙機10内の単一の通信トランスポンダーが複数のクライアント衛星11をサポートする。
SbLANシステムの一例示の実施形態では、最大衛星間データレートは30Mbpsであり、公称データレートは、このような公称スループットが大部分のSbLANの用途にとって十分であることから、20Mbpsであると仮定される。
システム監視
SDRプラットフォームは、自己監視及びセーフモードコマンド能力を含むことができる。利用可能なシステムデータのタイプには、複数ポイントの温度監視と、電源電圧レベルと、電流消費と、コマンドログ、コマンドシーケンス実行結果、システム状態(たとえば、スタンバイ、送信/受信)、プロトコルスタック情報(送信フレーム、ビット/フレームエラーカウント)、リンク品質データ、検出可能及び訂正可能/訂正不能なハードウェアエラーカウント(シングルイベントアップセット(SEU)に起因する)等を含むソフトウェア/オペレーティングシステムのステータスとが含まれる。この情報は、コマンド時にリトリーブ可能な内部システムログ及びSDRの標準的な1553デジタルバスインターフェースに設けられるハートビートテレメトリーの双方を通じて入手可能である。
システムのハードウェア設計が以下で説明される。このハードウェア設計では、システムが、パワーオンブートアップ機能並びにアナログテレメトリー収集機能及びデジタルテレメトリー収集機能を提供するSDRに組み込まれた耐放射線特性強化(rad-hard)構成部品であることが示される。これらの耐放射線特性強化構成部品は、軍事規格1553データバスの通信インターフェースも提供し、放射線耐性部品のいずれに障害があっても機能する。その結果、広範なシステム健全性監視及び性能ログ記録の能力だけでなく、障害回復の診断及び指揮(システムソフトウェア及びシステムファームウェアを再フラッシュすることを含む)の能力もロバストになる。1553バスインターフェースは、数十年の実績のあるフライト遺産(flight heritage)を有する業界標準である。SbLAN SDRの配信によって、ホスト宇宙機との完全な互換性及び相互運用性を確実にする明瞭で包括的なインターフェース管理文書(ICD)が生成される。
ソフトウェア無線ペイロード
一例示の実施形態におけるSDRプラットフォームは、モジュール式スライスベースアーキテクチャを用いて設計される。通常のスライス機能は、電源スライス、デジタルスライス、及びIF/RFスライスである。SDRプラットフォームの設計は、ハブ10のSbLANキット及びクライアント11のSbLANキットの双方について同様である。ハブ10のSDR45、51とクライアント11のSDR101、110との間のハードウェア実施態様の相違は、KaバンドIF/RFスライスに加えて、ハブ10がCバンドSGL21用の第2のIF/RFスライスを含むということである。デジタルスライスに実装されるソフトウェア/ファームウェアは、ハブ/クライアント機能が差別化される箇所である。具体的には、ハブSDR45、51は、ポイントツーマルチポイントトポロジーにおいて基地局に特有の能力を含む一方、クライアントSDR101、110は、加入者局機能を含む。ベントパイプハブSbLANキットの実施形態60が実施される場合、クライアントSDR101、110のハードウェア設計は、フルモデム、デジタル処理、及びルーティングの機能が依然として必要とされるので変化しない。SDR45、51、101、110のハードウェア及びソフトウェアは以下で説明される。
SDRデジタルスライス
図12は、一例示の実施形態によるSDRデジタルスライスブロック図を示している。デジタルスライスは、SDRプラットフォームに、自身のロバストな柔軟性及び能力を提供する。デジタルスライスは、複数のFPGA、特定用途向け集積回路(ASIC)、高速メモリ、及びI/Oポートの集積パッケージである。SDRプラットフォームの信頼性及び再プログラム可能性の設計思想は、デジタルスライスアーキテクチャの重要な構成部品に反映されている。
ハウスキーパー(HK)FPGA120:リアルタイムクロック、周波数基準、フロントエンド命令又は無線制御(すなわち増幅器イネーブル等)、アナログモニターインターフェース、FPGA及びプログラムメモリのスクラブ並びにエラー検出及びエラー訂正(EDAC:error detection and correction)、1553I/Oコア及びコマンドパスウェイ、並びにリセットラインを提供する耐放射線特性強化ASICである。これらは、メモリ保護並びにホスト宇宙機10へのコマンド及び診断テレメトリーI/Oの提供と共に、ユニットが最初に電源投入されてSDRオペレーティングシステムの初期化を開始したときに「オン」でなければならないすべての機能である。
中央処理装置(CPU)又はペイロードマイクロコントローラー121:SDRオペレーティングシステムをホストする放射線耐性部品である。冗長回路部、電気的消去可能プログラマブル読み出し専用メモリ(EEPROM)及びメモリの組み込みEDACスクラビング、並びに新しいプログラムのロード時及び各ブート時における組み込みチェックサムスクラブを通じて提供されるシングルイベントアップセット(SEU)緩和。CPUは、宇宙機からのコマンド及び割り込みを処理し、SDRの残りの部分の構成パラメーターを維持する。
PROM(プログラマブル読み出し専用メモリ)122:CPUブートコード、デフォルト/セーフモード構成、宇宙機インターフェースドライバー(1553)、並びに基本的なコマンド及び監視能力を含む1回焼き付けの耐放射線特性強化チップである。PROM122は、新しいCPUプログラムをEEPROMにロードする能力を含む。
リプログラマブルFPGA(複数可)123:放射線耐性リプログラマブルFPGA123は、高速デジタルI/Oを含むすべての高速の特殊な計算及びデジタル処理を実行する。HKによって行われるスクラビング、そのプログラムがEEPROMにおいてEDACされ、FPGA123への各ロード時にチェックされること、及び新しいプログラムロード時の組み込みチェックサムスクラブによって提供されるSEU緩和。SbLANでは、このFPGAブロック123は、高速無線ネットワーキングに必要とされる高度化された媒体アクセス制御(MAC)及びPHYの実施態様に十分なリソースを提供するために、2つのFPGAで構成される。すべての重要なFPGAに基づく機能は、通常、シングルイベントアップセットに対する例外的な保護をこれらの機能に提供する3重モード冗長性形式でキャストされる。
SDRAM124:CPU121、HK、及びFPGA123のプロセッサの処理機能用の高速メモリである。読み出し中のHK及びCPUコマンドによるEDACスクラビングによって提供されるSEU緩和を有する放射線耐性。
I/Oポート125:高速LVDSポート及びバッファー、1553バッファー及び変換器、ADC、DAC、並びにマルチプレクサはすべて耐放射線特性強化部品である。
ハブ衛星無線システム
デジタルハブ衛星SbLANキット40、50の一例示の実施形態には、システム内のTx/RxリンクごとのRFチェーン及びSDR45、51へのそれらのRFチェーンの接続、並びにオプションのIPR41がある。宇宙機のコマンド、制御、及びテレメトリーが、標準的な1553インターフェースを介して提供される。
SDR45、51のスライスベースアーキテクチャを用いることによって、新しいミッションの用途に容易に適応することができるプラットフォーム。
図13は、一例示の実施形態によるSDRに基づくハブSbLANキットのデジタルバージョンを示している。SbLANキットは、入力マルチプレクサ130とRF電力増幅器のフロントエンド冗長スイッチネットワーク131との間のポイントにおいて通信ペイロードに受動的にタップする。ペイロードへ送信されるコマンドは、宇宙機オペレーターによって指定された地理的領域にわたって高利得を得るために最適化された通信アンテナ132を介して受信される。RF信号は、フィルタリングされ、増幅及びダウンリンク周波数へのアップ変換のために広帯域受信機133へ送信される。受信機133からは、信号が多重化されて、構成要素である36MHzワイドチャネル(通常)にされる。1つの36MHzワイドチャネルは、SbLAN専用チャネルとして事前に選択されている。SbLANチャネルは、増幅器入力冗長スイッチネットワーク131とインラインの2つの20dB受動カプラーを有するという点でのみ既存の商用通信チャネルとは異なる。受動カプラーは、地上局12から送信されたデータストリームを、宇宙機のコマンドのデータのハンドリングシステムを迂回してハブ衛星10のSbLANペイロードに直接送信し次いで、ミッション衛星11へ送信することを可能にする。
クライアント衛星無線システム
一例示の実施形態では、クライアント衛星11、11’のSbLANキットのハードウェア設計は、ハブの設計と同様である。しかしながら、クライアントのSbLANキットは、単一のアンテナ及びRF I/Oパスウェイのみを含む。したがって、SDRプラットフォームでは、デジタルスライスは同じままであるが、1つのRFスライスしか必要とされない。
SDRソフトウェア動作環境
SDRソフトウェア動作環境の一例示の実施形態では、SbLAN SDRペイロードのオペレーティングシステム/動作環境としてuCLinuxを選択した。SbLANシステムの性質及び複数の異なるオペレーター/ユーザーがシステム全体に一体化することになる可能性が与えられると、その結果、コードサイズにおける小コスト及び決定論的な挙動の柔軟性がはるかに大きくなる。
例示の実施形態を図示及び説明してきたが、本発明の原理及び趣旨から逸脱することなくこれらの例示の実施形態に変更を行うことができることが当業者によって理解されよう。本発明の範囲は、添付の特許請求の範囲及びそれらの均等なもので定められる。

Claims (25)

  1. 動的に割り当てられるダウンリンクサービスを対地静止軌道にある宇宙機に提供する宇宙ベースローカルエリアネットワークシステムであって、
    衛星間通信ペイロードをホストする少なくとも2つのクライアント衛星と、
    衛星間通信ペイロード、ダウンリンク通信ペイロード、及びアグリゲーターペイロードをホストするハブ衛星と、
    前記ハブ衛星に対してデータを送受信する地上局と、
    を備え、
    前記ハブ衛星は、前記衛星間通信ペイロードによって衛星間リンクにより前記少なくとも2つのクライアント衛星から受信される少なくとも2つのデータフローを、前記アグリゲーターペイロードを用いてアグリゲートし、前記ダウンリンク通信ペイロードを用いて、宇宙/地上リンクにより前記地上局にダウンリンクされるデータストリームにする、
    宇宙ベースローカルエリアネットワークシステム。
  2. 前記地上局は、
    ゲートウェイルーターと、
    ソフトウェア無線と、
    を備える宇宙ベースローカルエリアネットワークキットを含み、
    前記ゲートウェイルーターは、前記宇宙/地上リンクにより前記ハブ衛星に対してデータを送受信する前記ソフトウェア無線を通じてデータをルーティングする、
    請求項1に記載の宇宙ベースローカルエリアネットワークシステム。
  3. 前記ハブ衛星は、
    ソフトウェア無線と、
    インターネットプロトコルルーターと、
    を備える宇宙ベースローカルエリアネットワーキングキットを含むスイッチドデジタルハブであり、
    前記ハブ衛星で受信される信号は復調され、パケットはルーティングされ、
    パケットデータは再変調されて前記宇宙/地上リンク又は衛星間リンクに向けられる、
    請求項1に記載の宇宙ベースローカルエリアネットワークシステム。
  4. 前記ソフトウェア無線は前記インターネットプロトコルルーターをホストする、請求項3に記載の宇宙ベースローカルエリアネットワークシステム。
  5. 前記インターネットプロトコルルーターは前記ソフトウェア無線から分離している、請求項3に記載の宇宙ベースローカルエリアネットワークシステム。
  6. 前記ハブ衛星は、無線周波数スイッチングネットワークを備える宇宙ベースローカルエリアネットワーキングキットを含むベントパイプハブである、請求項1に記載の宇宙ベースローカルエリアネットワークシステム。
  7. 前記無線周波数スイッチングネットワークは、
    前記宇宙/地上リンク用の第1の専用アップリンクRFチャネル及び第1の専用ダウンリンクRFチャネルと、
    ハブ/クライアントリンク用の第2の専用アップリンクKaバンドチャネル及び第2の専用ダウンリンクKaバンドチャネルと、
    を備える、請求項6に記載の宇宙ベースローカルエリアネットワークシステム。
  8. 前記無線周波数スイッチングネットワークは、クライアント衛星間の通信用のKa/Kaバンド変換をさらに備える、請求項7に記載の宇宙ベースローカルエリアネットワークシステム。
  9. 前記少なくとも2つのクライアント衛星は、
    ソフトウェア無線と、
    インターネットプロトコルルーターと、
    を備える宇宙ベースローカルエリアネットワークキットを含む、請求項1に記載の宇宙ベースローカルエリアネットワークシステム。
  10. 前記ソフトウェア無線は前記インターネットプロトコルルーターをホストする、請求項9に記載の宇宙ベースローカルエリアネットワークシステム。
  11. 前記インターネットプロトコルルーターは前記ソフトウェア無線から分離している、請求項9に記載の宇宙ベースローカルエリアネットワークシステム。
  12. 前記少なくとも2つのクライアント衛星と前記ハブ衛星との間における前記衛星間リンクによるデータ転送に、22.5GHzを中心とする周波数帯域が用いられる、請求項1に記載の宇宙ベースローカルエリアネットワークシステム。
  13. 前記衛星間リンクは802.16の物理層を用いる、請求項1に記載の宇宙ベースローカルエリアネットワークシステム。
  14. 前記802.16の物理層は、8PSK変調及び低密度パリティチェック符号化方式を用いる、請求項13に記載の宇宙ベースローカルエリアネットワークシステム。
  15. 前記ハブ衛星はセクタービームアンテナをさらに備え、前記少なくとも2つのクライアント衛星は可動スポットビームアンテナをさらに備える、請求項1に記載の宇宙ベースローカルエリアネットワークシステム。
  16. 前記少なくとも2つのクライアント衛星は、前記ハブ衛星の300km内に位置決めされる、請求項1に記載の宇宙ベースローカルエリアネットワークシステム。
  17. 前記ソフトウェア無線は、
    第1のIF/RFデジタルスライスと、
    第2のIF/RFデジタルスライスと、
    を備え、
    前記第1のIF/RFデジタルスライス及び前記第2のIF/RFデジタルスライスはそれぞれ、複数のフィールドプログラマブルゲートアレイ、特定用途向け集積回路、高速メモリ、及びI/Oポートの集積パッケージを含む、請求項3に記載の宇宙ベースローカルエリアネットワークシステム。
  18. 前記第1のIR/RFデジタルスライスはKaバンドIF/RFデジタルスライスであり、前記第2のIF/RFデジタルスライスはCバンドIF/RFデジタルスライスであり、
    前記第1のIF/RFデジタルスライスは、Kaバンド信号送信を実行するソフトウェア又はファームウェアを含み、
    前記第2のIF/RFデジタルスライスは、Cバンド信号送信を実行するソフトウェア又はファームウェアを含む、
    請求項17に記載の宇宙ベースローカルエリアネットワークシステム。
  19. 前記ソフトウェア無線はKaバンドIF/RFデジタルスライスを含み、
    前記KaバンドIF/RFデジタルスライスは、複数のフィールドプログラマブルゲートアレイ、特定用途向け集積回路、高速メモリ、及びI/Oポートの集積パッケージを含み、
    前記KaバンドIF/RFデジタルスライスは、Kaバンド信号送信を実行するソフトウェア又はファームウェアを含む、
    請求項9に記載の宇宙ベースローカルエリアネットワークシステム。
  20. 動的に割り当てられるダウンリンクサービスを対地静止軌道にある宇宙機に提供するハブ衛星の宇宙ベースローカルエリアネットワーキングキットであって、
    ソフトウェア無線と、
    インターネットプロトコルルーターと、
    を備え、
    前記ソフトウェア無線及び前記インターネットプロトコルルーターは、衛星間リンクにより少なくとも2つのクライアント衛星から又は宇宙/地上リンクにより地上局から受信される信号を復調し、パケットをルーティングし、パケットデータを再変調して前記衛星間リンク及び前記宇宙/地上リンクの一方に向けるように構成される、宇宙ベースローカルエリアネットワーキングキット。
  21. 動的に割り当てられるダウンリンクサービスを対地静止軌道にある宇宙機に提供する方法であって、
    少なくとも2つのクライアント衛星から衛星間リンクにより送信されたデータをハブ衛星で受信すること、
    前記少なくとも2つのクライアント衛星から前記衛星間リンクにより送信された前記データをアグリゲートすること、及び
    前記アグリゲートされたデータを前記ハブ衛星から地上局へ宇宙/地上リンクにより送信すること、
    を含む、方法。
  22. 前記衛星間リンク及び前記RF宇宙/地上リンクは、Cバンドチャネル、Kuバンドチャネル、Kaバンドチャネル、Sバンドチャネル、又はXバンドチャネルのうちの少なくとも1つを用いる、請求項21に記載の方法。
  23. 前記少なくとも2つのクライアント衛星と前記ハブ衛星との間における前記衛星間リンクによるデータ転送に、22.5GHzを中心とする周波数帯域が用いられる、請求項21に記載の方法。
  24. 前記衛星間リンクは802.16の物理層を用いる、請求項21に記載の方法。
  25. 前記802.16の物理層は、8PSK変調及び低密度パリティチェック符号化方式を用いる、請求項24に記載の方法。
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