JP2012506706A - 細胞増殖システムのための事前搭載式流体輸送アセンブリ及びそれに関連する使用方法 - Google Patents

細胞増殖システムのための事前搭載式流体輸送アセンブリ及びそれに関連する使用方法 Download PDF

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Abstract

細胞培養装置に使用するための事前搭載式流体輸送アセンブリは、配管オーガナイザ及び流体輸送システムを備える。流体輸送システムは、配管オーガナイザに少なくとも部分的に取り付けられ、流体輸送システムは、すべて流動的に相互に連結された酸素供給器又は気体輸送モジュール、配管、及び生物反応器を備える。事前搭載式流体輸送アセンブリは、細胞培養装置に着脱自在に取り付けられるように適合される。したがって、事前搭載式流体輸送アセンブリは、使用後、細胞培養装置から切り離すことによって細胞培養装置から取り出される。その後、先に使用済みの事前搭載式流体輸送アセンブリの代わりに、別の事前搭載式流体輸送アセンブリを取り付けることができる。

Description

本開示は、細胞を成長させるために使用される細胞増殖システム(CES)の一部を形成する細胞培養装置に容易に取り付けることができる搭載型要素(部品)アセンブリ(組立体)に関するものである。
CESは、細胞を増殖及び分化させるために使用される。細胞増殖システムは、当技術分野では周知である。たとえば、米国特許第5,162,225号及び第6,001,585号は概ね細胞増殖のために設計された細胞増殖システムについて記載している。
様々な治療及び療法における幹細胞の使用の可能性は、特に注目されてきた。細胞増殖システムを使用すると、幹細胞、並びに骨髄細胞などの他のタイプの細胞を成長させることができる。ドナー細胞から増殖させた幹細胞は、損傷又は欠陥のある組織を修復又は交換するために使用でき、広い範囲の疾患に対して幅広い臨床的な応用例を有する。再生医療分野の最近の進歩により、幹細胞が、繁殖及び自己再生能力、特殊化していない状態の維持、並びに特定の条件下で特殊化された細胞に分化する能力などの特性を有することが実証されている。
米国特許第5,162,225号明細書 米国特許第6,001,585号明細書
細胞増殖の実行に関連する制約要因には、細胞増殖システムに関連する装置の無菌性と、検査技師が第1の細胞増殖の実行に関する機器を適時に分解し、その後、後の細胞増殖の実行に関する機器を設置する能力とが含まれる。したがって、休止時間が比較的制限された状態で、検査技師が第1の細胞増殖後に第2の細胞増殖を行うのに必要な機器を準備できるアセンブリ及びこのアセンブリに関連する方法が必要とされている。本開示は、上記その他の必要に対処している。
本発明は様々な異なる変形物又は実施例を含み、この概要は限定的又は包括的なものではないことを理解されたい。この概要は、実施例のいくつかに関するいくつかの概略的な説明を提供するが、他の実施例に関するいくつかのより具体的な説明を含むこともある。
流体輸送要素の交換可能性は、細胞培養装置とともに使用するための事前搭載式流体輸送アセンブリを提供することによって実現される。したがって、少なくとも1つの実施例では、細胞培養装置に使用するための事前搭載式流体輸送アセンブリであって、細胞培養装置が回転可能シャフトを備え、事前搭載式流体輸送アセンブリが、
配管オーガナイザと、
配管オーガナイザに少なくとも部分的に取り付けられた流体輸送システムとを備え、流体輸送システムが、
気体輸送モジュールと、
気体輸送モジュールと流体連通された配管と、
配管及び気体輸送モジュールと流体連通された生物反応器(バイオリアクタ)とを備え、
配管オーガナイザ及び流体輸送システムが、細胞培養装置に着脱自在に取り付けられるように適合された、事前搭載式流体輸送アセンブリが提供される。
少なくとも1つの実施例では、配管オーガナイザは、配管オーガナイザの壁及び外周の高さ及び幅全体にわたって隔置された複数の開口及び複数の配管ホルダを含む。少なくとも1つの実施例では、複数の開口のうちの少なくとも1つの開口は、細胞培養装置及び回転可能シャフトに係合するように適合された長方形に成形されたシャフト・アクセス開口を有する。
細胞培養装置は、細胞増殖プロセスに関連する流体の流れを制御するための複数の弁を含むことができる。したがって、少なくとも1つの実施例では、細胞培養装置に使用するための事前搭載式流体輸送アセンブリであって、細胞培養装置が少なくとも1つの弁クランプ及び回転可能シャフトを備え、事前搭載式流体輸送アセンブリが、流体輸送システムおよび支持部材を備え、
流体輸送システムが、
気体輸送モジュールと、
気体輸送モジュールと流体連通された配管と、
配管及び気体輸送モジュールと流体連通された生物反応器とを含み、
支持部材が複数の保持要素を有し、複数の保持要素が、気体輸送モジュール搭載ポストと、配管の少なくとも一部分を保持する複数の配管ガイドとを含み、支持部材が、生物反応器と細胞培養装置の回転可能シャフトとの係合を可能にするシャフト・アクセス開口をさらに有し、
支持部材及び流体輸送システムが、細胞培養装置に着脱自在に取り付けられるように適合されている、事前搭載式流体輸送アセンブリが提供される。
少なくとも1つの実施例では、支持部材は、少なくとも1つの弁クランプと配管の一部分との接触を可能にするように適合された弁アクセス開口を含む。
少なくとも1つの実施例では、細胞培養装置の裏面部分と扉との間で配管を案内するための複数の配管ガイド・スロットが提供される。複数の配管ガイド・スロットは、細胞培養装置の裏面部分に対して閉鎖可能扉を閉じたときに配管をはさむことを制限又は防止する助けとなる。
本発明の実施例は、事前搭載式流体輸送アセンブリの使用に関連する1つ又は複数の方法をさらに含む。したがって、細胞培養装置を使用して細胞を増殖させる方法であって、
第1の着脱自在に取付け可能な事前搭載式流体輸送アセンブリを提供するステップであり、第1の着脱自在に取付け可能な事前搭載式流体輸送アセンブリが流体輸送システムを備え、流体輸送システムの部分が支持裏当て上に搭載され、流体輸送システムが流体輸送管路、気体輸送モジュール、及び生物反応器を備える、事前搭載式流体輸送アセンブリを提供するステップと、
第1の着脱自在に取付け可能な事前搭載式流体輸送アセンブリの支持裏当てを細胞培養装置に着脱自在に取り付けるステップとを含む方法が提供される。
少なくとも1つの実施例では、この方法は、第1の着脱自在に取付け可能な事前搭載式流体輸送アセンブリの支持裏当てを細胞培養装置に着脱自在に取り付ける前に、第1の着脱自在に取付け可能な事前搭載式流体輸送アセンブリを無菌パッケージから取り出すステップをさらに含むことができる。少なくとも1つの実施例では、この方法は、流体輸送システムの少なくとも一部分を通って流体輸送システムの回転可能な生物反応器内へ流体を流れさせるステップをさらに含むことができる。少なくとも1つの実施例では、この方法は、支持裏当てを細胞培養装置に着脱自在に取り付けた後、回転可能な生物反応器を回転させるステップをさらに含むことができる。少なくとも1つの実施例では、この方法は、第1の着脱自在に取付け可能な事前搭載式流体輸送アセンブリの支持裏当てを細胞培養装置から取り外し、次いで細胞培養装置に第2の着脱自在に取付け可能な事前搭載式流体輸送アセンブリを取り付けるステップをさらに含むことができる。少なくとも1つの実施例では、細胞培養装置は、第1の着脱自在に取付け可能な事前搭載式流体輸送アセンブリの支持裏当てを細胞培養装置から取り外すステップと、細胞培養装置に第2の着脱自在に取付け可能な事前搭載式流体輸送アセンブリを取り付けるステップとの間に殺菌が行われない。少なくとも1つの実施例では、第1の着脱自在に取付け可能な事前搭載式流体輸送の流体輸送システムの迎え水に必要な流体体積は、第2の着脱自在に取付け可能な事前搭載式流体輸送アセンブリの迎え水に必要な流体体積に実質的に等しい。少なくとも1つの実施例では、この方法は、細胞培養装置を殺菌しないで複数の細胞を増殖させて細胞培養装置から摘出するステップをさらに含む。
本明細書では、様々な構成要素について「動作可能に連結される」という表現が用いられる。本明細書では、「動作可能に連結される」とは、構成要素が動作可能な形で結合されていることを指し、構成要素が直接結合されている実施例、並びに2つの結合されている構成要素間に追加の構成要素が配置される実施例を包含する。「動作可能に連結される」構成要素は、「流体連通される」可能性がある。「流体連通される」とは、構成要素がその間で流体を輸送できるようにして結合されることを指す。「流体連通される」とは、2つの流体連通された構成要素間並びに直接接続された構成要素間に追加の構成要素が配置される実施例を包含する。
通常、緩衝剤、蛋白質を含有する流体、及び細胞を含有する流体を含む任意の種類の流体は、様々な循環経路、入口経路、及び出口経路内を流れることができる。本明細書では、「流体」、「媒体」、及び「流動媒体」を交換可能に使用する。
本明細書では、「着脱自在に取り付けられる」という用語は、一時的に取り付けられることを意味し、「着脱自在に取付け可能な」という用語は、一時的に取り付けられるように適合されることを意味する。
本明細書では、「少なくとも1つの」、「1つ又は複数の」、並びに「及び/又は」は、接続的且つ離接的な開放式の表現である。たとえば、「A、B、及びCの少なくとも1つ」、「A、B、又はCの少なくとも1つ」、「A、B、及びCの1つ又は複数」、「A、B、又はCの1つ又は複数」、並びに「A、B、及び/又はC」という表現はそれぞれ、Aのみ、Bのみ、Cのみ、AとBをともに、AとCをともに、BとCをともに、又はA、B、及びCをともにということを意味する。
本発明の様々な実施例が、本明細書に提供され添付の図及び詳細な説明に記載され、特許請求の範囲に具体化される。しかし、この概要は、1つ又は複数の本発明の態様及び実施例のすべてを含むというわけではなく、いかなる形であっても限定又は制限するものではないこと、そして本明細書に開示される本発明は、本発明に対する明白な改善形態及び修正形態を包含することが、当業者には理解されることを理解されたい。
本発明の追加の利点は、以下の議論から、特に添付の図面と併せて考えると、容易に明らかになるであろう。
本発明の上記その他の利点及び特徴をさらに明らかにするために、添付の図面に示す本発明の特有の実施例を参照して、本発明のより具体的な説明を提供する。これらの図面は、本発明の典型的な実施例のみを表し、したがって本発明の範囲を限定すると見なすべきではないことを理解されたい。本発明について、添付の図面を使用することによって、追加の特定性及び詳細を用いて記載及び説明する。
事前搭載式流体輸送アセンブリの一実施例を含む細胞増殖システムの斜視図である。 細胞増殖システムの一実施例の概略図である。 配管オーガナイザの一実施例の斜視図である。 図3に示すデバイスを流体輸送システムの部分とともに示す正面図である。 事前搭載式流体輸送アセンブリの斜視図である。 細胞培養装置の裏面部分の斜視図である。 細胞培養装置の裏面部分と整合された事前搭載式流体輸送アセンブリの分解斜視図である。 細胞培養装置の裏面部分に着脱自在に取り付けられた事前搭載式流体輸送アセンブリの斜視図である。 適切に構成された事前搭載式流体輸送アセンブリとともに使用することが可能な細胞培養装置の裏面部分の代替実施例である。 無菌包装の一実施例内の事前搭載式流体輸送アセンブリの斜視図である。 事前搭載式流体輸送アセンブリの使用に関連する方法の流れ図である。
これらの図面は、必ずしも原寸に比例するものではない。
本開示は、広くいえば、細胞培養装置に使用するための事前搭載式流体輸送アセンブリを対象とし、この事前搭載式流体輸送アセンブリ及び細胞培養装置は、細胞増殖システムの少なくとも一部分を形成する。以下に示すように、流体輸送システムは、配管オーガナイザに少なくとも部分的に取り付けられる。流体輸送システムは、気体輸送モジュール、流体管路(たとえば、配管)、及び生物反応器を含む、複数の要素を含む。配管オーガナイザ及び流体輸送システムは、細胞培養装置に着脱自在に取り付けられるように適合された事前搭載式流体輸送アセンブリとして働く一体型のユニットである。
次に図1を参照すると、CES100の一実施例を示している。CES100は細胞培養装置104を含み、細胞培養装置104は、細胞培養装置104の裏面部分112と係合するためのハッチ又は閉鎖可能扉108を含む。細胞培養装置104内の内部空間116は、事前搭載式流体輸送アセンブリ120を受けてそれと係合するように適合された構成を有する。以下に詳細に説明するように、事前搭載式流体輸送アセンブリ120は、細胞培養装置104に着脱自在に取付け可能であり、それにより、細胞培養装置104の新しい又は未使用の事前搭載式流体輸送アセンブリ120を同じ細胞培養装置104の使用済みの事前搭載式流体輸送アセンブリ120と比較的迅速に交換することが容易になっている。単一の細胞培養装置104は、第1の事前搭載式流体輸送アセンブリ120を使用して第1の組の細胞を成長又は増殖させるように動作でき、その後、第2の事前搭載式流体輸送アセンブリ120を使用して第2の組の細胞を成長又は増殖させるように使用でき、第1の事前搭載式流体輸送アセンブリ120と第2の事前搭載式流体輸送アセンブリ120を交換する間に消毒する必要がないようにできると有利である。
次に図2を参照すると、CESの1つの可能な実施例の概略図が示されている。CES100は、第1の流体循環経路202(「毛細管内のループ」又は「ICループ」とも呼ぶ)及び第2の流体循環経路204(「毛細管外のループ」又は「ECループ」とも呼ぶ)を含む。第1の流体流路206は、生物反応器201と流体連通されて、第1の流体循環経路202を形成する。流体は、IC入口ポート203を通り、生物反応器201内の中空ファイバを通って生物反応器201内へ流れ、IC出口ポート205を介して出る。
EC入口ポート211を介して生物反応器に入った流体は、中空ファイバの外側と接触する。小さい分子(たとえば、水、酸素、乳酸塩など)は、中空ファイバを通って、中空ファイバの内部からEC空間へ拡散し、又はEC空間からIC空間へ拡散することができる。成長因子などの分子量の大きい分子は通常、中空ファイバ膜を通過するには大きすぎ、中空ファイバのIC空間内に残る。細胞は、第1の循環経路及び/又は第2の循環経路内に含まれることができ、膜のIC側及び/又はEC側に存在することができる。
生物反応器201は円筒形の形状として示すが、立方体などの様々な形状を有することができる。生物反応器201は、観察者が生物反応器201内を見ることを可能にする実質上透過性の材料を含めて、任意のタイプの生体親和性のポリマー材料から作ることができる。限定ではなく例として、CES100内で使用するための例示的な生物反応器201の仕様を下表に提供する。
Figure 2012506706
図2をさらに参照すると、圧力ゲージ210が、生物反応器201を離れる媒体の圧力を測定する。媒体は、媒体の流量を制御するために使用できるIC循環ポンプ212内を流れる。次いで媒体は、弁214内を流れる。当業者には理解されるように、追加の弁及び/又は他のデバイスを様々な位置に配置して、流体経路の部分に沿って媒体の特性を分離及び/又は測定することができる。したがって、図示されている概略図はCESの様々な要素に対する1つの可能な構成を表しており、図示されている概略図に対する修正は1つ又は複数の本発明の範囲内であることを理解されたい。
ICループに関しては、動作中にサンプル・ポート216又はサンプル・コイル218から媒体のサンプルを得ることができる。第1の流体循環経路202内に配置された圧力/温度ゲージ220により、動作中に媒体の圧力及び温度を検出できる。次いで媒体はIC入口ポート203に戻り、流体循環経路202を完成させる。生物反応器201内で成長/増殖させた細胞は、生物反応器201から押し流すことができ、又はさらなる成長のために中空ファイバ内で再分配することができる。
第2の流体循環経路204は、ループ内で生物反応器201と流体連通された第2の流体流路222を含む。第2の流体循環経路204内の流体は、EC入口ポート211を介して生物反応器201に入り、EC出口ポート215を介して生物反応器201を離れる。媒体は、生物反応器201内で中空ファイバの外側と接触し、それによって中空ファイバの内外へ小さい分子を拡散させることができる。
媒体が生物反応器201のEC空間に入る前は、第2の流体循環経路204内に配置された圧力/温度ゲージ224により、媒体の圧力及び温度を測定することができる。媒体が生物反応器201を離れた後は、圧力ゲージ226により、第2の流体循環経路204内の媒体の圧力を測定できる。ECループに関しては、動作中にサンプル・ポート230から媒体のサンプルを得ることができる。
生物反応器201のEC出口ポート215を離れた後、第2の流体循環経路204内の流体は、EC循環ポンプ228を通って気体輸送モジュール又は酸素供給器232へ進む。第2の流体流路222は、酸素供給器入口ポート234及び酸素供給器出口ポート236を介して酸素供給器232と流体連通される。動作の際には、流動媒体は、酸素供給器入口ポート234を介して酸素供給器232内へ流れ、酸素供給器出口ポート236を介して酸素供給器232から出る。
気体輸送モジュール又は酸素供給器232は、CES内の媒体に酸素を加え、CES内の媒体から気泡を除去する。様々な実施例では、第2の流体循環経路204内の媒体は、酸素供給器232に入る気体と平衡状態にある。酸素供給器232は、当技術分野では周知の任意の適切に寸法設定された酸素供給器とすることができる。空気又は気体は、フィルタ238を介して酸素供給器232内へ流れ、フィルタ240を通って酸素供給器232から出る。フィルタ238及び240は、酸素供給器232及び関連する媒体の汚染を低減又は防止する。CES100から放出された空気又は気体は、酸素供給器232を介して大気中へ流れることができる。
少なくとも1つの実施例によれば、第1の流体入口経路242を介して、細胞及び流動媒体を流体循環経路202へ導入することができる。第1の流体入口経路242と、流体容器244(たとえば、試薬)及び流体容器246(たとえば、IC媒体)とが、それぞれ弁248及び250を介して流体連通される。細胞及び流体は、熱交換器252(使用される場合)、IC入口ポンプ254を通って、空気除去チャンバ256へ進む。空気除去チャンバ256は、第1の循環経路202と流体連通される。CES100から放出された空気又は気体は、空気除去チャンバ256と流体連通されたライン258を介して空気弁260から大気中へ進むことができる。
流体容器262(たとえば、細胞入口バッグ(又は塩分を含む呼び水))は、弁264を介して第1の流体循環経路202と流体連通される。流体容器266(たとえば、洗浄液)及び流体容器268(たとえば、EC媒体)から第1の流体循環経路202及び第2の流体循環経路204へ、追加の流体を加えることができる。流体容器266は弁270と流体連通され、弁270は、分配弁272及び第1の流体入口経路242を介して第1の流体循環経路202と流体連通される。別法として、流体容器266は、弁270を開いて分配弁272を閉じることによって、第2の流体入口経路274と流体連通させることができる。同様に、流体容器268は弁276と流体連通され、弁276は、第1の流体入口経路242を介して第1の流体循環経路202と流体連通される。別法として、流体容器268は、弁276を開いて弁分配272を閉じることによって、第2の流体入口経路274と流体連通される。
ICループでは、流体は、初めはIC入口ポンプ254によって進められる。ECループでは、流体は、初めはEC入口ポンプ278によって進められる。超音波センサなどの空気検出器280を、EC入口経路284に連結させることができる。
少なくとも1つの実施例では、第1の流体循環経路202及び第2の流体循環経路204は、廃棄物ライン288に接続される。弁290が開かれると、IC媒体は廃棄物ライン288を流れることができる。廃棄物ライン288は、熱交換器252へ、次いで廃棄物バッグ286へつながる。同様に、弁292が開かれると、EC媒体は廃棄物ライン288を流れることができる。廃棄物ライン288は、熱交換器252へ、次いで廃棄物バッグ286へつながる。熱交換器252は、廃棄物ライン288から熱を回収し、その熱を、第1の流体入口経路242及び第2の流体入口経路274をそれぞれ介して入ってくる流体を加熱するために利用できるようにする働きをする。
細胞は、細胞摘出経路296を介して摘出することができる。ここでは、生物反応器201からの細胞は、細胞を含有する媒体を、細胞摘出経路296及び弁298を通って細胞摘出バッグ299へ汲み上げることによって摘出することができる。細胞を摘出する際、又は望みに応じてその他のとき、分配ポンプ294は、第1の流体循環経路202と第2の流体循環経路204との間に位置するコネクタ経路282を通って媒体を汲み上げることができる。
当業者には理解できるように、上記で論じた図2に示す流体経路は、複数の流体管路を含む。流体管路を相互に接続し、流体管路を適切な弁、ポンプ、流体バッグ、及び構造に適正に連結させるには、検査技師は相当な設置時間を費やす必要がある可能性がある。さらに、検査技師が使用済みの流体管路を取り外し、細胞培養装置を消毒し、次いで後の細胞増殖サイクルのために新しい又は消毒された流体管路を細胞培養装置に再接続するために時間及び労力を費やしている間、細胞培養装置は本質的に遊休しているままである。本発明の少なくとも1つの実施例によれば、そのようなプロセスを速めるために、流体輸送システムの少なくともいくつかの要素が、消毒された事前搭載式アセンブリの形で提供される。
次に図3を参照すると、支持部材又は配管オーガナイザ300の一実施例を示している。配管オーガナイザ300は、外周308を有する壁304を含む。壁304又は外周308には、流体輸送システムの要素を案内及び/又は保持するための複数の構造を有している。より具体的には、配管オーガナイザ300は、細胞培養装置104の弁に対する複数の弁アクセス開口312を含む。さらに、配管オーガナイザ300は、細胞培養装置104のポンプと係合するように配管を保持するために、外周308に沿って複数のポンプ配管クリップ316をも含む。配管オーガナイザ300は、複数のセンサ・ポート320をも含む。センサ・ポート320は、たとえば、流体輸送システムのセンサ結合器によって、細胞培養装置104の圧力センサと温度センサと間のアクセスを提供する。液面センサ・ポート322は、配管オーガナイザ300の壁304を通ってアクセスを提供し、それによって細胞培養装置104の液面センサは、空気除去チャンバ256の液面を読み取ることができる。弁アクセス開口312、ポンプ配管クリップ316、及びセンサ・ポート320は、細胞培養装置104の弁、ポンプ、及びセンサが流体管路の異なる部分と係合できるように隔置される。
図3をさらに参照すると、配管オーガナイザ300は、生物反応器201と着脱自在に係合するために、細胞培養装置104のシャフト(図6に図示し、以下で論じる)に対するシャフト・アクセス開口324をも含む。さらに、配管オーガナイザ300は、酸素供給器232を受け取るための1つ又は複数の酸素供給器搭載ポスト328をさらに含む。1つ又は複数の酸素供給器搭載ポスト328は、酸素供給器232を酸素供給器搭載ポスト328に固定するために、例としてジップ・タイを受け取るための締め具ポート332を含むことができる。配管オーガナイザ300は、空気除去チャンバ256を固定するためのチャンバ搭載ポスト336をさらに含むことができる。さらに、配管オーガナイザ300は、配管オーガナイザを細胞培養装置104に着脱自在に取り付けるための1つ又は複数の開口又は締め具340をさらに含むことができる。細胞培養装置104に存在するか、それとも配管オーガナイザ300に存在するかにかかわらず、そのような締め具は、それだけに限定されるものではないが、ねじ、ボルト、ばね仕掛け若しくはばね付勢式の締め具、可動クリップ若しくはピン、及び類似の機構、又は上記の組合せを含めて、様々な器具を包含することができる。配管オーガナイザ300は、配管を誘導するために、1つ又は複数の配管クリップ344を含めて、様々な他の構成をさらに含むことができる。
図4を次に参照すると、配管オーガナイザ300の一実施例を、流体輸送システム400の一部分とともに示している。見やすいように、生物反応器201は図4から省略した。細胞培養装置104の様々なポンプを係合させるためのポンプ配管管路404が、配管オーガナイザ300の外周308を越えて延び、また配管オーガナイザ300へ折り返していることがわかる。さらに、様々な弁アクセス開口312、ポンプ配管クリップ316、及びセンサ・ポート320の間に、配管408が延びていることがわかる。必要に応じて、配管408の区間を相互に接続するために、様々な配管固定具412が使用される。
図4をさらに参照すると、事前搭載式流体輸送アセンブリ120に連結された流体輸送システム400の構成要素は、通常、配管オーガナイザ300の幅及び高さ全体にわたって、それぞれ「X」方向及び「Y」方向に分散される。流体輸送システム400の配管408及び他の要素の様々な部分をそのように分散させることにより、検査技師は、比較的短時間で事前搭載式流体輸送アセンブリ120を細胞培養装置104に係合させることができる。
次に図5を参照すると、着脱自在に取付け可能な事前搭載式流体輸送アセンブリ120の斜視図を示している。事前搭載式流体輸送アセンブリ120は細胞培養装置104に着脱自在に取付け可能であり、それにより細胞培養装置104の新しい又は未使用の事前搭載式流体輸送アセンブリ120を、同じ細胞培養装置104にある使用済みの事前搭載式流体輸送アセンブリ120と比較的迅速に交換することが容易になる。図5に示すように、生物反応器201は、シャフト固定具508を含む生物反応器結合器504に取り付けられる。シャフト固定具508は、細胞培養装置104のシャフト(図6に示す)に係合するための付勢アーム又はばね部材512などの1つ又は複数のシャフト締付け機構を含む。
図5をさらに参照すると、事前搭載式流体輸送アセンブリ120は通常、図2に示す流体経路を提供するために、配管408及び様々な配管固定具412を含む。通常、細胞培養装置104が位置する場所には様々な媒体が提供されるが、事前搭載式流体輸送アセンブリ120は通常、細胞培養装置104の外部まで延びて媒体バッグと連結された配管への溶接接続を可能にするために十分な配管長さを含む。
少なくとも1つの実施例では、複数の事前搭載式流体輸送アセンブリ120が、共通の細胞培養装置104とともに使用される。ここでは、複数の事前搭載式流体輸送アセンブリ120は、実質上同じ長さの配管408、並びに生物反応器201及び酸素供給器232などの共通に寸法設定された流体含有構造を使用する。それにより、事前搭載式流体輸送アセンブリ120の流体輸送システム400に迎え水を入れるために必要な流体の体積が実質上一定になる。
次に図6を参照すると、事前搭載式流体輸送アセンブリ120を着脱自在に取り付ける前の細胞培養装置104の裏面部分112を示している。見やすいように、閉鎖可能扉108(図1に示す)は図6から省略した。細胞培養装置104の裏面部分112は、事前搭載式流体輸送アセンブリ120の要素と組み合わせて働くための複数の異なる構造を含む。より詳細には、細胞培養装置104の裏面部分112は、IC循環ポンプ212、EC循環ポンプ228、IC入口ポンプ254、EC入口ポンプ278、及び分配ポンプ294を含む複数の蠕動ポンプを有する。さらに、細胞培養装置104の裏面部分112は、IC循環弁214、試薬弁248、IC媒体弁250、空気除去弁260、細胞入口弁264、洗浄弁270、分配弁272、EC媒体弁276、IC廃棄物弁290、EC廃棄物弁292、及び摘出弁298を含む複数の弁を有する。細胞培養装置104の裏面部分112には、IC出口圧力センサ210、組合せIC入口圧力及び温度センサ220、組合せEC入口圧力及び温度センサ224、並びにEC出口圧力センサ226を含むいくつかのセンサも連結される。
図6をさらに参照すると、生物反応器201を回転させるためのシャフト604を示している。成形された固定具608をシャフト604と連結させることにより、配管オーガナイザ300のシャフト・アクセス開口324と細胞培養装置104の裏面部分112との適正な整合が可能になる。したがって、CES100の操作者が新しい又は未使用の事前搭載式流体輸送アセンブリ120を細胞培養装置104に取り付ける際に、整合させるには、成形された固定具608でシャフト・アクセス開口324を適正な向きにして、次いでポンプ配管管路404及び配管408を細胞培養装置104の様々な対応する構造体に係合させるという比較的簡単な作業で済む。
次に図7を参照すると、事前搭載式流体輸送アセンブリ120を、細胞培養装置104の裏面部分112と隔置して整合させた状態で示している。見やすいように、閉鎖可能扉108(図1に示す)は図7から省略した。上記のように、事前搭載式流体輸送アセンブリ120を細胞培養装置104の裏面部分112に取り付けることに関連する作業には、操作者が配管オーガナイザ300のシャフト・アクセス開口324を裏面部分112のシャフト604及び成形された固定具608と整合させることが含まれる。次いで、事前搭載式流体輸送アセンブリ120の配管408を操作して、細胞培養装置104の様々な弁を係合させる。同様に、ポンプ配管管路404を操作して、細胞培養装置104の様々な蠕動ポンプを係合させる。さらに、事前搭載式流体輸送アセンブリ120と連結されたセンサを、細胞培養装置104と連結された様々なセンサと整合させる。
図7をさらに参照すると、細胞培養装置104は、様々な媒体への配管408の外部アクセスのための複数の配管ガイド・スロット612を含むことが好ましい。配管ガイド・スロット612は、閉鎖可能扉108と細胞培養装置104の裏面部分112との間の接触領域に沿って位置する。したがって、配管ガイド・スロット612は実質上、事前搭載式流体輸送アセンブリ120が細胞培養装置104の裏面部分112に着脱自在に取り付けられると、事前搭載式流体輸送アセンブリ120に位置する配管408と平面的に整合される。
図8では、事前搭載式流体輸送アセンブリ120は、細胞培養装置の裏面部分112に取り付けられている。見やすいように、閉鎖可能扉108(図1に示す)は図8から省略した。細胞培養装置104の一態様は、生物反応器、細胞、及び媒体を所望の温度で維持することである。したがって、細胞培養装置104の内部空間116を温度制御することができる。細胞培養装置104の閉鎖可能扉108を閉じる前に、様々な媒体への配管408の外部アクセスのための配管ガイド・スロット612に配管408を通す。当業者には認識されるように、複数の流体容器(たとえば、媒体バッグ)をCES100と流体連通させることができる。限定ではなく例として、流体容器262と流体連通された配管408を、第1の流体流路206と連結された配管408に溶融することによって、第1の流体流路206に流体を取り付けることができる。TERUMO(登録商標)のTSCD(登録商標)無菌配管溶融機などの無菌溶融デバイス又は他の適切なデバイスを使用することができる。
次に図9を参照すると、細胞培養装置104の裏面部分900の別の実施例を示している。ここで細胞培養装置104は、図1及び図6〜図8に示す上記の5つのポンプではなく、4つの蠕動ポンプを使用する。したがって、本開示、およびそれに続く特許請求の範囲は、様々な細胞培養装置104に適した配管構成及び配管オーガナイザ300を提示する事前搭載式流体輸送アセンブリ120に関することを理解されたい。
次に図10を参照すると、事前搭載式流体輸送アセンブリ120を製造した後、完成したアセンブリは、事前搭載式流体輸送アセンブリ120を細胞培養装置104とともに使用する施設へ出荷するために、無菌パッケージ1000に包装されることが好ましい。当業者には理解されるように、無菌包装1000は、様々な異なる形状を含むことができる。製造及び包装プロセスの一部として、事前搭載式流体輸送アセンブリ120は、エチレンオキシドを使用することなどによって殺菌される。したがって、事前搭載式流体輸送アセンブリ120は、施設によって使用されるために、事前に包装された無菌の状態で届く。
次に図11を参照すると、1つ又は複数の事前搭載式流体輸送アセンブリ120を使用する例示的な方法1100について説明している。したがって、少なくとも1つの実施例では、1104で、事前搭載式流体輸送アセンブリ120を無菌包装1000から取り出す。1108では、配管オーガナイザ300を、細胞培養装置104と連結された1つ又は複数の要素と整合させる。例として、配管オーガナイザ300のシャフト・アクセス開口324を、シャフト604の成形された固定具608と整合させる。1112では、事前搭載式流体輸送アセンブリ120と連結されたポンプ配管管路404及び配管408を操作して、細胞培養装置104のポンプ、弁、及びセンサの1つ又は複数を係合させる。さらに、生物反応器結合器504のシャフト固定具508をシャフト604と係合させる。1116では、細胞増殖システム100を動作させて、生物反応器201内で細胞を成長及び/又は増殖させる。1120では、使用済みの事前搭載式流体輸送アセンブリ120を細胞培養装置104から取り出す。1124に示すように、細胞培養装置104の後の使用は、先に使用した事前搭載式流体輸送アセンブリ120を細胞培養装置104から取り出した後、別の事前搭載式流体輸送アセンブリ120を着脱自在に取り付けることによって実行することができる。
少なくとも1つの実施例では、第1の事前搭載式流体輸送アセンブリ120内で第1の組の細胞を成長及び/又は増殖させ、それに続いて、第2の事前搭載式流体輸送アセンブリ120を使用して第2の組の細胞を成長及び/又は増殖させる。第1の組の細胞及び第2の組の細胞を成長させるために使用される細胞培養装置104は、第1の組の細胞の成長と第2の組の細胞の成長の間には殺菌されない。
当業者には理解されるように、使用済みの事前搭載式流体輸送アセンブリ120は、細胞培養装置104から取り出した後、焼却などによって処分することができる。本明細書に記載の実施例では、流体管路を含む流体循環経路は、使用される媒体、細胞、及び他の機器に適した任意の適切な材料から構成することができる。例として、1つ又は複数の異なるタイプの配管を流体輸送システム400内で使用できる。細胞培養装置104の蠕動ポンプを係合させるための配管のタイプは、様々な弁と連結された配管のタイプと異なってもよい。一例として、配管及び配管管路から流体流路を構成して、弁、ポンプ、及び他の構成要素と一緒に動作させることができる。
本発明は、本発明の原理又は本質的な特性から逸脱することなく、他の特有の形式で実施できる。記載の実施例は、あらゆる点で、限定ではなく例示のみを目的とするものと見なすべきである。したがって、本発明の範囲は、上記の記載ではなく、添付の特許請求の範囲によって示す。特許請求の範囲の等価物の意味及び範囲内にあるすべての変更形態は、特許請求の範囲に包含されるものとする。
様々な実施例において、1つ又は複数の本発明は、本発明の様々な実施例、部分的な組合せ、及び部分集合を含めて、実質上本明細書に図示及び説明したような構成要素、方法、プロセス、システム、及び/又は装置を含む。本開示を理解した後には、本発明をどのように作製及び使用するかが当業者には理解されるであろう。
様々な実施例において、本発明は、以前のデバイス又はプロセスで使用された可能性のある項目(たとえば、性能の改善、容易性の実現、及び/又は実装コストの低減のため)を欠く場合を含めて、本明細書又は本明細書の様々な実施例に図示及び/又は記載していない項目を欠く場合に、デバイス及びプロセスを提供することを含む。
本発明の上記の議論は、図示及び説明の目的で提示した。上記は、本明細書に開示した1つ又は複数の形式に本発明を限定しようとするものではない。たとえば上記の詳細な説明では、本開示を簡素化する目的で、本発明の様々な構成を1つ又は複数の実施例内にまとめた。この開示方法は、請求される本発明が各請求項に明示するものより多くの特徴を必要とするという意図を反映すると解釈されるべきではない。逆に、以下の特許請求の範囲が反映するように、本発明の態様は、単一の上記に開示した実施例のすべての構成よりも小さい範囲にある。したがって、以下の特許請求の範囲を、本明細書によりこの詳細な説明に組み込む。各請求項は、それ自体で、本発明の別個の好ましい実施例として存在する。
さらに、本発明の説明には、1つ又は複数の実施例、並びに特定の変形形態及び修正形態が含まれるが、他の変形形態及び修正形態も本発明の範囲内である(たとえば、本開示を理解した後には、当業者の技術及び知識の範囲内であろう)。請求されるものに対する代替、交換可能、及び/又は同等の構造、機能、範囲、又はステップを含めて、そのような代替、交換可能、及び/又は同等の構造、機能、範囲、又はステップが本明細書に開示されているか否かにかかわらず、いかなる特許可能な主題も公然にすることなく、許容される程度で代替実施例を含む権利を得るものとする。

Claims (22)

  1. 細胞培養装置に使用するための事前搭載式流体輸送アセンブリであって、
    配管オーガナイザと、
    前記配管オーガナイザに少なくとも部分的に取り付けられた流体輸送システムとを備え、前記流体輸送システムが、
    気体輸送モジュールと、
    前記気体輸送モジュールに流体連通された配管と、
    前記配管及び前記気体輸送モジュールに流体連通された生物反応器とを備え、
    前記配管オーガナイザ及び前記流体輸送システムが、前記細胞培養装置に着脱自在に取り付けられるように適合されている、事前搭載式流体輸送アセンブリ。
  2. 前記配管オーガナイザが、前記配管オーガナイザの壁及び外周の高さ及び幅の全体にわたって隔置された複数の開口及び複数の配管ホルダを含む、請求項1に記載された事前搭載式流体輸送アセンブリ。
  3. 前記複数の開口のうちの少なくとも1つの開口が、前記細胞培養装置の回転可能シャフトと係合するように適合されたシャフト・アクセス開口を有する、請求項2に記載された事前搭載式流体輸送アセンブリ。
  4. 細胞培養装置に使用するための事前搭載式流体輸送アセンブリにおいて、前記細胞培養装置が少なくとも1つの弁クランプ及び回転可能シャフトを備え、前記事前搭載式流体輸送アセンブリが、流体輸送システムおよび支持部材を有し、
    前記流体輸送システムが、
    気体輸送モジュールと、
    前記気体輸送モジュールに流体連通された配管と、
    前記配管及び前記気体輸送モジュールに流体連通された生物反応器とを備え、
    前記支持部材が、複数の保持要素を備え、前記複数の保持要素が、気体輸送モジュール搭載ポストと、前記配管の少なくとも一部分を保持する複数の配管ガイドとを有し、前記支持部材が、前記生物反応器と前記細胞培養装置の前記回転可能シャフトとの係合を可能にするシャフト・アクセス開口をさらに有し、
    前記支持部材及び前記流体輸送システムが、前記細胞培養装置に着脱自在に取り付けられるように適合されている、事前搭載式流体輸送アセンブリ。
  5. 前記支持部材が、前記少なくとも1つの弁クランプと前記配管の一部分との接触を可能にするように適合された弁アクセス開口を含む、請求項4に記載された事前搭載式流体輸送アセンブリ。
  6. 細胞培養装置に使用するための事前搭載式流体輸送アセンブリにおいて、前記細胞培養装置が、少なくとも1つの弁クランプと、少なくとも1つのポンプと、成形された固定具に連結された回転可能シャフトとを備え、前記事前搭載式流体輸送アセンブリが、流体輸送システムと、前記流体輸送システムの少なくとも一部分を支持する手段とを有し、
    前記流体輸送システムが、
    気体輸送モジュールと、
    前記気体輸送モジュールに流体連通された配管と、
    前記配管及び前記気体輸送モジュールに流体連通された生物反応器とを備え、
    前記流体輸送システムの少なくとも一部分を支持する手段が、前記支持する手段を前記細胞培養装置に着脱自在に取り付ける手段を含み、前記流体輸送システムの少なくとも一部分を支持する手段が、前記気体輸送モジュールを保持する手段と、前記気体輸送モジュールと流体連通された前記配管を保持する手段とを有する、事前搭載式アセンブリ。
  7. 前記流体輸送システムの少なくとも一部分を支持する手段が、配管オーガナイザを含む、請求項6に記載された事前搭載式流体輸送アセンブリ。
  8. 前記気体輸送モジュールに流体連通された前記配管を保持する手段が、複数の配管ガイドを含む、請求項6に記載された事前搭載式流体輸送アセンブリ。
  9. 前記流体輸送システムの少なくとも一部分を支持する手段が、前記生物反応器と前記細胞培養装置の前記回転可能シャフトとの係合を可能にするための成形されたアクセス開口をさらに含む、請求項6に記載された事前搭載式流体輸送アセンブリ。
  10. 前記成形されたアクセス開口が、前記細胞培養装置の前記成形された固定具と結合される、請求項9に記載された事前搭載式流体輸送アセンブリ。
  11. 前記成形されたアクセス開口が長方形の形状を有する、請求項10に記載された事前搭載式流体輸送アセンブリ。
  12. 前記流体輸送システムの少なくとも一部分を支持する手段が、前記支持する手段の壁及び外周の高さ及び幅全体にわたって隔置された複数の開口を含む、請求項6に記載された事前搭載式流体輸送アセンブリ。
  13. 前記細胞培養装置の裏面部分と扉との間に前記配管の一部分を案内する手段をさらに備える、請求項6に記載された事前搭載式流体輸送アセンブリ。
  14. 前記案内する手段が複数の配管ガイド・スロットを含む、請求項13に記載された事前搭載式流体輸送アセンブリ。
  15. 細胞培養装置を使用して細胞を増殖させる方法において、
    第1の着脱自在に取付け可能な事前搭載式流体輸送アセンブリを提供するステップであって、前記第1の着脱自在に取付け可能な事前搭載式流体輸送アセンブリが流体輸送システムを備え、前記流体輸送システムの部分が支持裏当て上に搭載され、前記流体輸送システムが、流体輸送管路、気体輸送モジュール、及び生物反応器を備える、事前搭載式流体輸送アセンブリを提供するステップと、
    前記第1の着脱自在に取付け可能な事前搭載式流体輸送アセンブリの前記支持裏当てを前記細胞培養装置に着脱自在に取り付けるステップとを含む、細胞を増殖させる方法。
  16. 前記第1の着脱自在に取付け可能な事前搭載式流体輸送アセンブリの前記支持裏当てを前記細胞培養装置に着脱自在に取り付ける前に、前記第1の着脱自在に取付け可能な事前搭載式流体輸送アセンブリを無菌パッケージから取り出すステップをさらに含む、請求項15に記載された細胞を増殖させる方法。
  17. 前記流体輸送システムの少なくとも一部分を通って前記流体輸送システムの回転可能な生物反応器内へ流体を流れさせるステップをさらに含む、請求項15に記載された細胞を増殖させる方法。
  18. 前記支持裏当てを前記細胞培養装置に着脱自在に取り付けた後、前記回転可能な生物反応器を回転させるステップをさらに含む、請求項15に記載された細胞を増殖させる方法。
  19. 前記第1の着脱自在に取付け可能な事前搭載式流体輸送アセンブリの前記支持裏当てを前記細胞培養装置から取り外し、次いで前記細胞培養装置に第2の着脱自在に取付け可能な事前搭載式流体輸送アセンブリを取り付けるステップをさらに含む、請求項15に記載された細胞を増殖させる方法。
  20. 前記細胞培養装置が、第1の着脱自在に取付け可能な事前搭載式流体輸送アセンブリの前記支持裏当てを前記細胞培養装置から取り外すステップと、前記細胞培養装置に第2の着脱自在に取付け可能な事前搭載式流体輸送アセンブリを取り付けるステップとの間に殺菌が行われない、請求項19に記載された細胞を増殖させる方法。
  21. 前記第1の着脱自在に取付け可能な事前搭載式流体輸送の前記流体輸送システムの迎え水に必要な流体体積が、前記第2の着脱自在に取付け可能な事前搭載式流体輸送アセンブリの迎え水に必要な流体体積に実質的に等しい、請求項20に記載された細胞を増殖させる方法。
  22. 前記細胞培養装置を殺菌しないで複数の細胞を増殖させて前記細胞培養装置から摘出するステップをさらに含む、請求項15に記載された細胞を増殖させる方法。
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