JP2012506205A - 無線通信のためのインクリメンタル冗長中継器 - Google Patents

無線通信のためのインクリメンタル冗長中継器 Download PDF

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Abstract

無線通信ネットワークにおいて伝送を中継するための手法が説明される。一設計において、中継器はパケットに対する少なくとも1つの割当を受信し得る。このパケットは中継器に送られるか、または中継器によって傍受され得る。中継器は送信機から受信機へ送られたパケットの少なくとも1つの伝送を受信し得る。中継器はパケットを復号するために少なくとも1つの伝送を処理し得て、パケットを正しく復号した後、パケットの少なくとも1つの追加伝送を生成し得る。中継器はパケットの少なくとも1つの追加伝送を受信機へ送り得る。(1つ又は複数の)伝送および(1つ又は複数の)追加伝送はパケットに対して異なる冗長情報を有するHARQ伝送であり得る。送信機は受信機または中継器からの肯定応答(ACK)が受信されるまで伝送を送り得る。中継器はACKが受信機から受信されるまで、追加伝送を送り得る。

Description

本開示は一般に通信に関する。より詳細には、無線通信のための伝送手法に関する。
無線通信ネットワークは音声、ビデオ、パケットデータ、メッセージング、ブロードキャストなどの種々の通信サービスを提供するために広く展開される。これらの無線ネットワークは利用可能なネットワーク資源を共有することにより、複数のユーザに対して通信をサポートすることができ得る。そのような無線ネットワークの例は、広い地理的領域に通信カバレッジを提供する無線広域ネットワーク(WWAN)、中程度の地理的領域に通信カバレッジを提供する無線メトロポリタンエリアネットワーク(WMAN)、および狭い地理的領域に通信カバレッジを提供する無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)を含む。
無線ネットワークのカバレッジを改良することは望ましいことであり得る。このことは、無線周波数(RF)リピータおよび/またはメッシュノードを用いることによって達成され得る。RFリピータはRF信号を受信し、受信RF信号を増幅し、さらに増幅されたRF信号を送信し得る。RFリピータは干渉も所望信号も増幅し得る。さらに、RFリピータ内のRF回路からの雑音は増幅されたRF信号に注入され得て、所望信号を劣化させ得る。このように、RFリピータはリンクバジェットを改善し得るが、ネットワーク容量の損失を引き起こし得る。メッシュノードは、端末には基地局のように、基地局には端末のように見えるノードである。メッシュノードは、基地局と端末との間の通信を容易にするために、基地局および端末の双方と通信し得る。メッシュノードにおいて良好な性能を得るために、メッシュノードと無線ネットワークとの間の広範囲の協調が必要とされ得る。この協調は達成が困難であり得る。
したがって、技術分野において無線ネットワークのカバレッジを改良するためのより効果的な手法に対する要求がある。
無線通信ネットワークにおいて伝送を中継するための手法がここに説明される。一態様において、中継器は、(i)パケットを復号するために送信機からのパケットの少なくとも1つの伝送を受信し処理することにより、および(ii)パケットを正しく復号した後にパケットの少なくとも1つの追加伝送を生成し受信機へ送ることにより伝送を中継し得る。(1つ又は複数の)伝送および(1つ又は複数の)追加伝送はパケットに対して異なる冗長情報を含むハイブリッド自動再送要求(HARQ)伝送であり得る。この手法は順方向および逆方向リンクの双方でデータ伝送に用いられ得る。順方向リンクにおいて、送信機は基地局であり得、受信機は端末であり得る。逆方向リンクにおいて、送信機は端末であり得、受信機は基地局であり得る。
一設計において、中継器はパケットに対する少なくとも1つの割当を受信し得る。このパケットは(i)基地局から端末に送られ、中継器で傍受されるか、または(ii)基地局から中継器に送られ得る。中継器は送信機から受信機へ送られるパケットの少なくとも1つの伝送を受信し得る。中継器はパケットを復号するために少なくとも1つの伝送を処理し得る。また中継器はパケットを正しく復号した後にパケットの少なくとも1つの追加伝送を生成し得る。中継器はパケットの少なくとも1つの追加伝送を受信機へ送り得る。
一設計において、中継器は少なくとも1つの割当に基づいてパケットに対して割り当てられた資源を決定し得る。中継器は割り当てられた資源上で送信機から少なくとも1つの伝送を受信し得る。また、割り当てられた資源上で受信機へ少なくとも1つの追加伝送を送り得る。一設計において、中継器は少なくとも1つの割当に基づいてパケットに対するパケットフォーマットを決定し得る。中継器はパケットを復号するためにパケットフォーマットに従って送信機からの少なくとも1つの伝送を処理し得る。また、中継器はパケットフォーマットに従って少なくとも1つの追加伝送を生成し得る。
一設計において、中継器はパケットの各追加伝送後に受信機からの肯定応答(ACK)を探索し得る。ACKが受信されない場合、中継器はパケットの別の追加伝送を送り得て、ACKが受信されるとパケットの伝送を終了し得る。一設計において、中継器は送信機へACKのフィードバックを送らない。送信機は受信機からACKを受け取るまでパケットの伝送を送り得る。別の設計において、中継器はパケットを正しく復号した後に、ACKを送信機に送り得る。送信機は中継器からACKを受信するとパケットの伝送を終了し得る。また、送信機は受信機からACKを受信すると別のパケットの伝送を送ることを開始し得る。
本開示の種々の態様および特徴は以下により詳細に説明される。
無線通信ネットワークを示す図。 HARQを用いたデータ伝送の設計を示す図。 HARQを用いた中継伝送の設計を示す図。 HARQを用いた中継伝送の別の設計を示す図。 送信機および中継器からのパケットの伝送を示す図。 中継器によって実行される処理を示す図。 パケットの伝送を中継するための装置を示す図。 送信機によって実行される処理を示す図。 パケットの伝送を送るための装置を示す図。 受信機によって実行される処理を示す図。 パケットの伝送を受信するための装置を示す図。 基地局、中継器、および端末のブロック図。
ここに説明する伝送手法はWWAN、WMAN、WLANのような種々の無線通信ネットワークに対して用いられ得る。用語「ネットワーク」および「システム」はしばしば交換可能に用いられる。WWANは符号分割多元接続(CDMA)ネットワーク、時分割多元接続(TDMA)ネットワーク、周波数分割多元接続(FDMA)ネットワーク、直交FDMA(OFDMA)ネットワーク、およびシングルキャリアFDMA(SC−FDMA)ネットワーク等であり得る。CDMAネットワークはユニバーサル地上無線アクセス(UTRA)、cdma2000、その他のような無線技術を実施し得る。TDMAネットワークはモバイル通信用グローバルシステム(GSM(登録商標))のような無線技術を実施し得る。OFDMAネットワークは発展型UTRA(E−UTRA)、ウルトラモバイルブロードバンド(UMB)、Flash−OFDM(R)、その他のような無線技術を実施し得る。ロングタームエボリューション(LTE)はE−UTRAを用いる「第3世代パートナシッププロジェクト」(3GPP)の次期リリース版である。E−UTRAはダウンリンクでOFDMAを、アップリンクでSC−FDMAを採用する。WLANはIEEE802.11の規格ファミリー(Wi−Fiとも呼ばれる)の1つ以上の規格、HiperLAN、その他を実施し得る。WMANはIEEE802.16の規格ファミリー(WiMAXとも呼ばれる)の1つ以上の規格を実施し得る。ここに説明する伝送手法は他の無線技術に対しても上記の無線技術に対しても用いられ得る。
図1は無線通信ネットワーク100を示す。簡単のために、図1にはただ1つの基地局110、1つのインクリメンタル冗長(IR)中継器120、1つの端末130、および1つのネットワーク制御器140を示す。一般に、無線ネットワークは任意の数の各形式のエンティティを含み得る。
基地局110は端末と通信する固定局であり得る。また基地局110はノードB、発展型ノードB(eNode B)、アクセスポイント、その他とも呼ばれ得る。基地局110は特定の地理的領域に通信カバレッジを提供し得る。ネットワーク容量を向上するために、基地局110のカバレッジエリア全体は複数(例えば3)のより小さいエリアに分割され得る。各小エリアはそれぞれの基地局サブシステムによってサービスを受け得る。用語「セル」は基地局の最小のカバレッジエリア、および/またはこのカバレッジエリアをサービスする基地局サブシステムのことを指すことができる。ネットワーク制御器140は、一組の基地局に接続し、これらの基地局の協調および制御を提供し得る。ネットワーク制御器140は単一のネットワークエンティティまたは複数のネットワークエンティティの総体であり得る。
端末130はネットワーク内のどこにでも配置され得るし、固定または移動可能であり得る。端末130はアクセス端末、移動局、ユーザ機器、加入者局、局などとも呼ばれ得る。端末130は携帯電話、携帯情報端末(PDA)、無線通信デバイス、ハンドヘルドデバイス、無線モデム、ラップトップコンピュータ、コードレス電話、無線ローカルループ(WLL)局、その他であり得る。端末130は順方向および逆方向リンクで基地局110と通信し得る。順方向リンク(あるいは、ダウンリンク)は基地局110から端末130への通信リンクを指し、逆方向リンク(あるいは、アップリンク)は端末130から基地局110への通信リンクを指す。さらに、端末130は、端末130に関する知識の有無に係わらず、IR中継器120へ伝送を送り、および/またはIR中継器120から伝送を受信し得る。
IR中継器120は特定の端末に対する伝送を受信しおよびこれらの端末に対する追加伝送を送る局であり得る。IR中継器120は順方向および/または逆方向リンク上でデータ伝送をサポートし得る。順方向リンクで、IR中継器120は、基地局(例えば、基地局110)から順方向リンク信号を受信し、特定の端末(例えば、端末130)に対する伝送を、その端末へ送信されたパケットを復号するために処理し、さらに端末へのパケットの追加伝送を含む順方向リンク中継器信号を送信し得る。逆方向リンクで、IR中継器120は、異なる端末から逆方向リンク信号を受信し、特定の端末(例えば、端末130)からの伝送を、その端末によって送られたパケットを復号するために処理し、さらに基地局110へのパケットの追加伝送を含む逆方向リンク中継器信号を送信し得る。一般に、IR中継器120は順方向リンクのみ、または逆方向リンクのみ、または順方向および逆方向リンクの双方に対する伝送を中継し得る。IR中継器120は各リンク上で任意の数の端末に対する伝送も中継し得る。
ネットワークはHARQを利用し得る。これはインクリメンタル冗長と呼ばれ得る。HARQを用いて、送信機はデータのパケットの1つ以上の伝送を、そのパケットが受信機によって正しく復号されるまで、または最大回数の伝送が送られ終わるまで、または他の終了条件に遭遇するまで、一度に1つの伝送で送り得る。HARQはデータ伝送の信頼性を向上し、変化するチャネル状態の存在下でパケットのレート適応をサポートし得る。
図2にHARQを用いたデータ伝送の一設計を示す。順方向リンクにおいて、基地局110は送信機であり、端末130は受信機である。逆方向リンクにおいて、端末130は送信機であり、基地局110は受信機である。明快さのために、図2に関する以下の説明の多くは順方向リンク上でのデータ伝送のためのものである。
端末130は基地局110から端末130への順方向リンクのチャネル品質を定期的に推定し得て、チャネル品質指標(CQI)情報を基地局110へ送り得る。基地局110はCQI情報を用いて、データ伝送のために端末130をスケジューリングし、端末130へのデータ伝送に対するパケットフォーマットを選択し得る。パケットフォーマットはトランスポートフォーマット、変調および符号化方式(MCS)、レート、その他を指し得る。選択されたパケットフォーマットは特定の変調方式、特定の符号化率または符号化方式、特定のパケットサイズ、その他に連携され得る。パケットフォーマットは、端末130がパケットのN個の伝送の後に高い確率でパケットを正しく復号できるように選択され得る。ここでNは目標の伝送数であり、目標終了と呼ばれ得る。また、パケットの各伝送はHARQ伝送とも呼ばれ得る。パケットの異なる伝送は、パケットに対する異なる冗長情報を含み得、また、パケットを復号するために用いられ得る。
基地局110は端末130に資源割当を送り得る。一般に、この割当はパケットを受信し復号するために用いられるいかなる情報も含み得る。割当はデータ伝送のために端末130への割り当てられた特定の資源を伝達し得る。割り当てられた資源は1つ以上の資源ブロックまたはタイルを含み得る。また、各資源ブロックは特定の時間間隔における一組のサブキャリアであり得る。また、割当は選択されたパケットフォーマットを伝達し得る。選択されたパケットフォーマットが送られない場合、端末130はブラインド復号を実行し、可能性のある異なるパケットフォーマットでパケットを復号する試みをなし得る。割当は、(i)非継続的で、パケットの1回の伝送にのみ有効、または(ii)パケットもしくは一組のパケットのすべての伝送に対して、または割当が無効にされるまで、継続的かつ有効であり得る。割当は(図2に示すように)パケットの伝送に先立って送られるか(図2には示さないが)パケットの最初の伝送と共に送られ得る。割当は制御情報を搬送する制御チャネル上で、トラヒックデータを搬送するデータチャネル上で、その他で送られ得る。
基地局110はデータパケット(パケットA)を、選択されたパケットフォーマットに従って処理(例えば、符号化および変調)し、データシンボルを生成し得る。基地局110は割り当てられた資源上でパケットAの第1の伝送(Trans 1)を端末130へ送り得る。端末130は第1の伝送を受信し処理(例えば復調および復号)し、パケットAが誤って復号されたと判定して、基地局110へ否定応答(NAK)を送り得る。基地局110はNAKを受信し、パケットAの第2の伝送(Trans 2)を送り得る。端末130は第2の伝送を受信し、パケットAを復号するために第1および第2の伝送を処理し、パケットAが誤って復号されたと判定して、NAKを送り得る。基地局110はNAKを受信し、パケットAの第3の伝送(Trans 3)を送り得る。端末130は第3の伝送を受信し、パケットAを復号するために第1乃至第3の伝送を処理し、パケットAが誤って復号されたと判定して、NAKを送り得る。基地局110はNAKを受信し、パケットAの第4の伝送(Trans 4)を送り得る。端末130は第4の伝送を受信し、パケットAを復号するために第1乃至第4の伝送を処理し、パケットAが正しく復号されたと判定して、肯定応答(ACK)を送り得る。
基地局110はACKを受信し、パケットAの伝送を終了し得る。基地局110は、次に、次のパケット(パケットB)を処理し、同様の方法で、パケットBの伝送を送り得る。簡単さのために図2には示さないが、別の資源割当が、パケットBに対して送られ得、またパケットBに対して割り当てられた資源および選択されたパケットフォーマットを含み得る。
伝送時系列は複数のフレームに分割され得る。各フレームは特定の時間期間を有し得る。複数(Q個)のHARQインターレースが、各HARQインターレースがQ個のフレーム分の間隔を空けたフレームを含む状態で、定義され得る。Q個のHARQインターレースは互いに1フレーム分オフセットされ得る。所与のパケットのすべての伝送は1つのHARQインターレース上の異なるフレームで送られ得る。最大Q個のパケットがQ個のHARQインターレース上で時間インターレースされた方法で並行して送られ得る。
明快さのために、図2はNAKとACK双方のフィードバックを示している。ACKベースの方式においては、ACKはパケットが正しく復号された場合に送られ得て、NAKは送られず、ACKが無いことにより推定される。NAKは明示的または暗黙的に送られ得る。
図2は、基地局110から端末130への順方向リンク上のHARQを用いたデータ伝送を示す。逆方向リンク上のHARQを用いたデータ伝送は同様の方法で行われ得る。逆方向リンクにおいて、基地局110は逆方向リンクのチャネル品質を推定し、推定されたチャネル品質に基づいてパケットフォーマットを選択し得る。次に、基地局110は割り当てられた資源、選択されたパケットフォーマット、その他を伝達する資源割当を送り得る。端末130は選択されたパケットフォーマットに従ってパケットを処理し、割り当てられた資源上でパケットの伝送を基地局110へ送り得る。
IR中継器120は順方向および/または逆方向リンク上でのデータ伝送の性能を向上させるために用いられ得る。IR中継器120はこの向上を基地局110を通じた協調を用いてまたは用いずに達成し得る。端末130は、IR中継器120に影響され得るが、IR中継器120の存在に気づき得るかまたは気づかないことがあり得る。IR中継器120は、以下に説明するように、種々の方法で動作し得る。
図3に、IR中継器120が伝送を中継している状態で、送信機から受信機へのHARQを用いたデータ伝送の一設計を示す。(図3に示すように)順方向リンクにおいて、送信機は基地局110であり得る。また受信機は端末130であり得る。端末130は順方向リンクのチャネル品質を推定し、基地局110へCQI情報を送り得る。基地局110はCQI情報に基づいてパケットフォーマットを選択し得、また端末130へ資源割当を送り得る。(図3に示さない)逆方向リンクにおいて、送信機は端末130であり得る。また受信機は基地局110であり得る。基地局110は逆方向リンクのチャネル品質を推定し、推定したチャネル品質に基づいてパケットフォーマットを選択し、端末130へ資源割当を送り得る。基地局110と端末130との間のシグナリングは順方向および逆方向リンク上のデータ伝送に対して異なり得る。しかし、パケットの伝送およびACK/NAKのフィードバックは順方向と逆方向リンクにおいて同様であり得る。
順方向および逆方向リンク双方において、IR中継器120は端末130に対する割当を種々の方法で取得し得る。一設計において、IR中継器120は端末130と同様な方法で、基地局110からの割当を搬送する制御チャネルを監視し得る。IR中継器120は端末130に対する割当を制御チャネルから取得し得る。別の設計において、IR中継器120は割当を基地局110から直接受信し得る。
データ伝送において、送信機はパケットを、選択されたパケットフォーマットに従って処理し得て、パケットAの第1の伝送を、割り当てられた資源で送り得る。IR中継器120は送信機から第1の伝送を受信し得て、パケットAを復号するために第1の伝送を処理し得る。図3に示す例において、IR中継器120は第1の伝送に基づいてパケットAを正しく復号する。受信機も、送信機から第1の伝送を受信し得て、パケットAを復号するために第1の伝送を処理し得る。受信機はパケットAが誤って復号されたと判定し得て、送信機へNAKを送り得る。
送信機は受信機からNAKを受信し得、またパケットAの第2の伝送を、割り当てられた資源上で送り得る。IR中継器120は復号されたパケットAに基づいて送信機と同様な方法でパケットAの第2および後続の伝送を生成し得る。IR中継器120は受信機からNAKを受信し得て、パケットAの第2の伝送を、第2の伝送のために送信機によって用いられた同じ資源上で送り得る。受信機は送信機およびIR中継器120の双方から第2の伝送を受信し得る。受信機は、パケットAを復号するために、送信機からの第1および第2の伝送、並びにIR中継器120からの第2の伝送を処理し得る。受信機はパケットAが誤って復号されたと判定し得て、NAKを送り得る。
送信機およびIR中継器120は受信機からNAKを受信し得る。両者はパケットAの第3の伝送を、割り当てられた資源上で送り得る。受信機は送信機およびIR中継器120双方から第3の伝送を受信し得る。受信機はパケットAを復号するために第1乃至第3の伝送を処理し、パケットAが正しく復号されたと判定し、ACKを送り得る。送信機およびIR中継器120は共に受信機からACKを受信し得て、パケットAの伝送を終了し得る。送信機は、次に、次のパケットBを処理し、同様の方法で、パケットBの伝送を送り得る。IR中継器120はパケットBを復号するために送信機から受信した各伝送を処理し得て、パケットを正しく復号した後、パケットBの伝送の送信を開始し得る。
図4に、IR中継器120が伝送を中継している状態での、送信機から受信機へのHARQを用いたデータ伝送の別の設計を示す。(図4に示すように)順方向リンクにおいては、送信機は基地局110であり得る。また受信機は端末130であり得る。(図3に示さない)逆方向リンクにおいては、送信機は端末130であり得る。また受信機は基地局110であり得る。基地局110および端末130はデータ伝送を開始するためのシグナリングを交換し得る。基地局110は端末130へ資源割当を送り得る。割当は割り当てられた資源、選択されたパケットフォーマットなどを伝達し得る。IR中継器120は、図3について上述したように、割当を取得し得る。
データ伝送において、送信機はパケットを、選択されたパケットフォーマットに従って処理し得、またパケットAの第1の伝送を、割り当てられた資源上で送り得る。IR中継器120は送信機から第1の伝送を受信し得て、パケットAを復号するために第1の伝送を処理し得る。IR中継器120はパケットAが正しく復号されたと判定し得、次に送信機へACKを送り得る。受信機は送信機から第1の伝送を受信し得て、パケットAを復号するために第1の伝送を処理し得る。受信機はパケットAが誤って復号されたと判定し得、次に送信機へNAKを送り得る。
送信機はIR中継器120および受信機の双方からACK/NAKフィードバックを受信し得る。一設計において、送信機はIR中継器120から受信したACKに基づいてパケットの伝送を終了し得て、受信機から受信したACKに基づいて新しいパケットの伝送を開始し得る。図4の例において、送信機はIR中継器120からACKを受信し得て、パケットAの伝送を終了し得る。送信機は受信機からもNAKを受信し得て、次のパケットBの伝送を遅延させ得る。IR中継器120も、受信機からNAKを受信し得て、受信機がパケットAを正しく復号しなかったことを認識し得る。IR中継器120はパケットAを、選択されたパケットフォーマットに従って処理(例えば、符号化および変調)し得て、パケットAの第2の伝送を、送信機と同様の方法で割り当てられた資源上で送り得る。受信機はIR中継器120から第2の伝送を受信し得て、送信エンティティが変わったことに気づかないことがあり得る。受信機はパケットAを復号するために第1および第2の伝送を処理し、パケットAが誤って復号されたと判定し、NAKを送信し得る。IR中継器120は受信機からNAKを受信し得て、パケットAの第3の伝送を、割り当てられた資源上で送り得る。受信機はIR中継器120から第3の伝送を受信し、パケットAを復号するために第1乃至第3の伝送を処理し、パケットAが正しく復号されたと判定し、ACKを送り得る。
送信機は受信機からACKを受信し得、次のパケットBの伝送を開始し得る。IR中継器120も、端末130からACKを受信し得て、パケットAの伝送を終了し得る。パケットBはパケットAと同様の方法で送信され得る。
図3および図4の設計は順方向および逆方向リンク双方上でのデータ伝送に用いられ得る。所与のリンク上でのデータ伝送において、IR中継器120はパケットに対する割当を取得し得、また受信機へ送信機によって送られたパケットの伝送を受信することが可能であり得る。IR中継器120は、受信機と同様な方法で、パケットの各伝送後にパケットの復号を試み得る。送信機からIR中継器120へのリンクは送信機から受信機へのリンクより良好であり得る。従って、IR中継器120は受信機より少ない伝送でパケットの復号に成功でき得る。パケットの復号に成功した後、IR中継器120は、復号されたパケットに基づいておよび送信機と同じ方法で、パケットの後続する伝送を生成し得る。IR中継器120は各後続伝送を、必要に応じて送信機と同じ資源上で、パケットが受信機で正しく復号されるまで送り得る。
図3および図4の設計は同期および非同期HARQの双方で用いられ得る。同期HARQにおいて、パケットのすべての伝送に対する割り当てられた資源およびパケットフォーマットは例えば図3および図4に示すような最初の割当によって提供され得る。非同期HARQにおいて、パケットの各伝送は独立してスケジューリングされ得る。図3の非同期HARQにおいて、送信機は受信機からのACKが受信されるまでパケットの伝送を送り得、またパケットのすべての伝送に対する割当を送り得る。IR中継器120は送信機からの割当を傍受し得、また割当に従って後続の伝送を送り得る。
図4の非同期HARQにおいて、送信機はACKがIR中継器120から受信されるまでパケットの伝送を送り得、また送信機によって送られるすべての伝送に対する割当を送り得る。IR中継器120による後続の伝送のための割当は種々の方法で送られ得る。一設計において、送信機はパケットの伝送を中止した後でも割当を生成し送り続け得る。送信機は送信機が依然として送信しているかのように、IR中継器120による後続伝送のための割当を生成し得る。別の設計において、送信機は送信を中止するとき、割当を送ることを中止し得る。IR中継器120は受信機への後続伝送のための割当を生成し送り得る。IR中継器120は送信機からの最初の割当における割り当てられた資源およびパケットフォーマットを用い得る。さらに別の設計において、送信機が送信を中止すると、IR中継器120は送信機と同じ方法で後続の伝送に対して資源を割当し、パケットフォーマットを選択し、割当を生成し得る。IR中継器120は後続の伝送に対する資源のプールを(例えば基地局によって)予め配分され得、およびこのプールから資源を割当し得る。また、伝送のための割当は、非同期HARQに対して、他の方法で生成され送られ得る。
同期および非同期HARQ双方において、受信機は送信機から、および場合によってはIR中継器120から伝送を受信し得る。受信機は伝送がどこから来ているかを知る必要がないことがあり得、またIR中継器120の存在を知る必要がないことがあり得る。送信機も、IR中継器120が存在して、パケットの伝送を送っているかどうかを知る必要がないことがあり得る。
受信機はパケットの各伝送に対しACKまたはNAKを送り得る。IR中継器120から送信機へのACK/NAKフィードバックが、図4に示すように、サポートされる場合、送信機はIR中継器120からACKを受信すると、パケットの伝送を終了し得る。このことは干渉を低減し、ネットワーク全体の特性を向上させ得る。IR中継器120から送信機へのACK/NAKフィードバックが、図3に示すように、サポートされない場合、送信機およびIR中継器120は共に受信機からのACKが受信されるまでパケットの伝送を送り得る。
図3または図4には示されない別の設計において、IR中継器120は(i)RFリピータとして動作し、パケットが正しく復号されるまでリピートされた信号を送信し、および(ii)中継器として動作し、パケットが正しく復号された後に、中継器信号を送信し得る。パケットを正しく復号する前に、IR中継器120は送信機からの送信機信号を受信し、リピートされた信号を生成するために受信信号を再調整(例えば増幅およびフィルタリング)し、リピートされた信号を受信機へ送信し得る。パケットの復号に成功した後、IR中継器120は復号されたパケットに基づいてパケットの後続伝送を生成し、パケットのこれらの伝送を用いて中継器信号を生成し、中継器信号を受信機へ送信し得る。この設計はパケットの初期の伝送に対する性能を改善し得る。
IR中継器120がリピートされた信号を送信するか否かに係わらず、IR中継器120によって生成されたより高い品質の中継器信号に起因して、改善された性能が達成され得る。IR中継器120は送信機に比較的近く設置され得、また送信機から良好な品質で伝送を受信でき得る。IR中継器120は1つまたは少数のパケットの伝送後に、送信機からのパケットを正しく復号でき得る。IR中継器120は復号されたパケットに基づいて後続伝送を生成でき得る。IR中継器120から受信機への中継リンクは送信機から受信機への直接リンクよりも良好であり得る。受信機はIR中継器120から、送信機からの伝送よりも良好な品質で伝送を受信でき得る。したがって、受信機は、IR中継器120からの支援によって、送信機により送られたパケットをより少ない伝送で正しく復号でき得る。
一設計において、IR中継器120からの中継器信号および送信機からの送信機信号は送信されているパケットに関して同一の波形を有し得る。送信機およびIR中継器120は受信機には単一周波数ネットワーク(SFN)における2つの局として見え得る。この設計において、受信機は送信機信号および中継器信号の双方を含む受信信号を処理し得る。受信機は2つの信号を区別する必要がないことがあり得、またIR中継器120の存在を知っている必要はないことがあり得る。別の設計において、中継器信号は送信機信号から区別可能であり得る。この設計において、受信機は送信機信号および中継器信号を受信し得て、つぎに両信号または強い信号のみを処理し得る。
一設計において、送信機からのパケットの伝送は、パイロットに用いられる資源(すなわち、パイロット資源)上でのパイロットシンボルもデータに用いられる資源(すなわちデータ資源)上でのデータシンボルも含み得る。パイロットは送信機および受信機によって先験的に知られているデータであり、基準、トレーニング、プリアンブル等と呼ばれ得る。IR中継器120からのパケットの伝送はデータ資源上でのデータシンボルおよびパイロット資源上でのパイロットシンボルを含み得る。同じ資源上で送信機およびIR中継器120双方からパイロットシンボルを送ることにより、受信機が送信機およびIR中継器120双方に対するリンクのチャネル推定を導出することを可能にし得る。受信機は、送信機およびIR中継器120に対する個々のチャネル応答を知る必要なしに、チャネル推定に基づいて受信データシンボルを、復調し得る。
一設計において、IR中継器120は、送信機からの伝送およびIR中継器120からの伝送が受信機においてほぼ時間的に整列するように、パケットの伝送を送り得る。これは、受信機における受信信号の周波数選択を低減させ得、特性を向上させ得る。
図5に、送信機およびIR中継器120からパケットの伝送を送るための一設計を示す。送信機はパケットの伝送をTで開始して送り得る。IR中継器120はパケットの伝送をTからΔTSRであり得る時間Tで開始して送り得る。受信機はIR中継器120からのパケットの伝送をTからΔTRDであり得る時間Tで開始して受信し得る。受信機は送信機からのパケットの伝送もTからΔTSDであり得る時間Tで開始して受信し得る。ΔTSRは送信機(または、信号源「S」)からIR中継器120(または、中継器「R」)への伝搬遅延であり得る。ΔTRDはIR中継器120から受信機(または、送信先「D」)への伝搬遅延であり得る。ΔTSDは送信機から受信機への伝搬遅延であり得る。
送信機からの伝送とIR中継器120からの伝送が受信機に同時またはほぼ同時に到着することは望ましいことであり得る。一設計において、受信機はTとTとの差である受信タイミング差ΔTDIFFを決定し得、さらに受信タイミング差をIR中継器120へ提供し得る。IR中継器120は受信機での受信タイミング差が0に近くなるように、その送信タイミングを調整し得る。
別の設計において、IR中継器120は受信機での受信タイミング差を減少させるために、その送信タイミングを自律的に調整し得る。IR中継器120はΔTSRを決定し得、またΔTSDがΔTSRとほぼ等しいと仮定し得る。次に、IR中継器120はその送信タイミングを送信機の送信タイミングからΔTSRであるように設定し得る。すなわちその送信タイミングをその受信タイミングと等しくさせ得る。代替的に、IR中継器120はその送信タイミングを送信機の送信タイミングからΔTSR−xであるように設定し得る。ここでxは適当なオフセット値であり得る。オフセットxは受信機での受信タイミング差を減少させるように選択され得る。
IR中継器120は、上述したように、順方向および/または逆方向リンク上で特定の端末に対するトラヒックデータを中継し得る。IR中継器120はACK/NAKフィードバックも中継し得る。順方向リンク上で、IR中継器120は端末130に対するプロキシとしてサービスし得て、基地局110によって送られた伝送の受信確認をし得る。例えば、IR中継器120は端末130から伝送に対するACKまたはNAKを受信し得て、ACKまたはNAKを基地局110へ送り得る。逆方向リンク上で、IR中継器120は基地局110に対するプロキシとしてサービスし得て、端末130によって送られた伝送の受信確認をし得る。例えば、IR中継器120は基地局110から伝送に対するACKまたはNAKを受信し得て、ACKまたはNAKを端末130へ送り得る。
一設計において、IR中継器120は、受信機におけるIR中継器120からの伝送の受信電力が、送信機からの伝送の受信電力の予め定められた範囲内(例えば数dB内)にあるように、その送信電力レベルを調整し得る。IR中継器120は送信機よりも受信機に近く配置され得て、受信機において同様の受信電力を得るためにその伝送をより低い送信電力で送ることができ得る。これはネットワーク内により少ない干渉をもたらし得る。別の設計において、IR中継器120は、受信機において伝送に対してより高い信号対雑音干渉比(SINR)を提供するために、より高い送信電力でその伝送を送り得る。より高いSINRはより早いパケット終了をもたらし得る。
一設計において、受信機はその受信電力が目標レベルより高いかまたは低いかを示す電力制御コマンドを送り得る。送信機およびIR中継器120は電力制御コマンドに基づいてそれらの送信電力レベルを調整し得る。別の設計において、送信機はIR中継器120の送信電力を制御し得る。
IR中継器120は受信機からのCQI情報に基づいてその送信電力を調整し得る。一設計において、送信機はCQI測定のために受信機によって用いられるパイロットを送り得る。これはCQI測定パイロットと呼ばれ得る。IR中継器120はそのCQI測定パイロットを送信機のCQI測定パイロットの先端部上に重畳し得る。受信機は送信機およびIR中継器120からの重畳されたパイロットに基づいて単一のCQIレポートを作成し得る。別の設計において、受信機はIR中継器120と明確に連携され得る。また、送信機およびIR中継器120は別々のパイロットを送り得る。また、受信機は送信機およびIR中継器120へ別々のCQIレポートを送り得る。双方の設計において、IR中継器120は、受信機から受信したCQIレポートに基づいて、例えば目標CQIを達成するために、その送信電力を調整し得る。
一設計において、端末130は、IR中継器120よってではなく、基地局110によって電力制御され得る。この設計は、端末130が基地局110へシグナリング(例えばACK/NAKフィードバック)を信頼性を持って送ることができることを確実にし得る。一設計において、端末130へ送られるデータのために基地局110によって用いられる送信電力は端末130によって制御され得る。
IR中継器と端末との間に適切な連携がない場合、IR中継器の使用は、中継器信号が発生する付加的干渉に起因してネットワーク容量を劣化させ得る。(i)基地局と端末との間のチャネル品質、(ii)基地局とIR中継器との間のチャネル品質、および(iii)IR中継器と端末との間のチャネル品質、に基づいてIR中継器と端末との間の連携を可能にすることは望ましいことであり得る。基地局と端末との間のチャネル品質は基地局から受信したパイロットに基づいて端末により推定され得て、端末によって報告され得る。IR中継器と端末との間のチャネル品質はIR中継器および/または端末によって推定され得る。
一設計において、端末130は端末130と範囲内にあるIR中継器との間のチャネル品質を推定し得る。アクティブセットは端末130に対して維持され得、また端末130をサービスするように指定された1つ以上の基地局を含み得る。端末130はネットワーク内の基地局に対するアクティブセット管理および/またはハンドオフ手順を実行し得る。端末130はこれらの手順を、IR中継器をカバーするように拡張し得る。端末130はIR中継器の存在を検出し得て、そのIR中継器に対して捕捉、パイロット測定、パイロット報告などのような動作を実行し得る。IR中継器は基地局と同様な方法で端末130のアクティブセットに加えられ得る。
一設計において、IR中継器120は端末から受信したパイロットの測定をなし得て、パイロット測定値を指定された基地局、例えば基地局110、へ報告し得る。報告されたパイロット測定値はどの端末がIR中継器120と連携されるべきかを決定するために用いられ得る。この連携は(i)基地局110から端末へのリンクについて端末によって報告されたCQI情報、および(ii)基地局110とIR中継器120との間のチャネル品質、にさらに基づいて決定され得る。
一般に、端末は(i)端末と基地局との間のチャネル品質、(ii)基地局とIR中継器との間のチャネル品質、および(iii)IR中継器と端末との間のチャネル品質、に基づいて適切なIR中継器と連携され得る。チャネル品質は1つ以上のエンティティにより推定され得て、指定されたエンティティへ報告され得る。指定されたエンティティは端末とIR中継器との間の連携を確立し得て、その連携の表示をすべての影響を受けるエンティティへ送り得る。
ここに説明したIR中継器はRFリピータおよびメッシュノードに勝る改良された性能を提供し得る。RFリピータは干渉も所望信号も増幅し得、また付加雑音を注入し得る。メッシュノードは良好な特性を得るために無線ネットワークとの広範な協調を必要とし得る。この協調は達成することが困難であり得る。IR中継器はRFリピータおよびメッシュノードの利点を提供し得る。またIR中継器は過大な干渉を導入することなく、中継される端末に対する信号品質を改善し得る。
図6に、中継器によって実行されるプロセス600の一設計を示す。中継器はパケットに対する少なくとも1つの割当を受信し得る(ブロック612)。少なくとも1つの割当は、(i)基地局から端末へ送られ中継器で傍受され得るか、または(ii)基地局から中継器に送られ得る。中継器は送信機から受信機へ送られたパケットの少なくとも1つの伝送を受信し得る(ブロック614)。順方向リンク上でのデータ伝送において、送信機は基地局であり得、また受信機は端末であり得、また少なくとも1つの伝送は基地局から端末へ送られ得る。逆方向リンク上でのデータ伝送において、送信機は端末であり得、また受信機は基地局であり得、また少なくとも1つの伝送は端末から基地局へ送られ得る。
中継器はパケットを復号するために少なくとも1つの伝送を処理し得る(ブロック616)。中継器はパケットを正しく復号した後に、パケットの少なくとも1つの追加伝送を生成し得る(ブロック618)。中継器はパケットの少なくとも1つの追加伝送を受信機へ送り得る(ブロック620)。
一設計において、中継器は少なくとも1つの割当に基づいてパケットに割り当てられた資源を決定し得る。中継器は割り当てられた資源上で送信機から少なくとも1つの伝送を受信し得、また、割り当てられた資源上で受信機へ少なくとも1つの追加伝送を送り得る。一設計において、中継器は少なくとも1つの割当に基づいてパケットのパケットフォーマットを決定し得る。中継器はパケットフォーマットに従って送信機からの少なくとも1つの伝送を処理し得る。また、中継器はパケットフォーマットに従って少なくとも1つの追加伝送を生成し得る。(1つ又は複数の)伝送および(1つ又は複数の)追加伝送はパケットに対する異なる冗長情報を含むHARQ伝送であり得る。
一設計において、中継器はパケットの各追加伝送の後に受信機からのACKを探索し得る。中継器はACKが受信されない場合、パケットの別の追加伝送を送り得る。また中継器はACKが受信される場合、パケットの伝送を終了し得る。一設計において、中継器は、例えば図3に示すように、パケットに対するACK/NAKフィードバックを送らない。別の設計において、中継器は送信機からのパケットの各伝送の後に、パケットが正しく復号されたかどうかを決定し得て、パケットが正しく復号された場合、例えば図4に示すようにACKを送信機へ送り得る。
一設計において、パケットの少なくとも1つの伝送および少なくとも1つの追加伝送は同期HARQに対するものであり得る。中継器は基地局からパケットのすべての伝送に適用可能な単一の割当を取得し得る。中継器は割当に従って少なくとも1つの追加伝送を生成し、送り得る。
別の設計において、少なくとも1つの伝送および少なくとも1つの追加伝送は非同期HARQに対するものであり得る。一設計において、中継器は基地局からの各伝送および各追加伝送に対する割当を取得し得る。別の設計において、中継器は基地局からの各伝送に対する割当を取得し得て、例えば(i)基地局から受信した割当から取得された資源、または(ii)中継器によって選択された資源、を用いて各追加伝送に対する割当を生成し送り得る。両設計において、中継器は各伝送に対して取得された割当に従って送信機からのその伝送を受信し、処理し得る。中継器は、また、各追加伝送を、その追加伝送に対する割当に従って生成し受信機へ送り得る。
一設計において、中継器の送信電力レベルは、中継器からの追加伝送の受信電力が(i)受信機において送信機からの伝送の受信電力の予め定めた範囲内になるように、または(ii)予め定めた絶対範囲内になるように決定され得る。中継器に対する送信電力レベルは他の方法でも決定され得る。中継器は少なくとも1つの追加伝送を、決定された送信電力レベルで受信機へ送り得る。一設計において、中継器の送信タイミングは、中継器からの追加伝送が受信機において送信機からの伝送の予め定められたタイムウインドウ内で受信されるように、調整され得る。中継器はその送信タイミングに従って少なくとも1つの追加伝送を送り得る。
一設計において、例えば図3および図4に示すように、中継器はパケットが正しく復号されていない場合、パケットの伝送を受信機へ送らないことがあり得る。別の設計において、中継器は送信機から受信された信号を再調整し得、さらに再調整された信号を、パケットが正しく復号されるまで、受信機へ送信し得る。
一設計において、中継器は端末との連携の表示を受信し得る。次に、中継器は端末との連携の表示の受信に応答して、(例えば、図3または図4に示すように)端末に対するパケットの伝送を中継し得る。
図7に、伝送を中継するための装置700の一設計を示す。装置700は、パケットに対する少なくとも1つの割当を受信するためのモジュール712、送信機から受信機へ送られたパケットの少なくとも1つの伝送を中継器において受信するためのモジュール714、パケットを復号するために少なくとも1つの伝送を処理するためのモジュール716、パケットを正しく復号した後にパケットの少なくとも1つの追加伝送を生成するためのモジュール718、および中継器から受信機へパケットの少なくとも1つの追加伝送を送るためのモジュール720を含む。
図8に、送信機によって実行されるプロセス800の一設計を示す。送信機は順方向リンク上でのデータ伝送のための基地局であり得るか、または逆方向リンク上でのデータ伝送のための端末であり得る。送信機はパケットに対する少なくとも1つの割当を取得し得る。少なくとも1つの割当はパケットに対して割り当てられた資源およびパケットフォーマットを含み得る(ブロック812)。少なくとも1つの割当は、(i)送信機から受信機へ送られ得るか、または(ii)受信機から送信機によって受信され得る。送信機は少なくとも1つの割当に従ってパケットの少なくとも1つの伝送を生成し得る(ブロック814)。
送信機は、少なくとも1つの伝送が中継器によって受信される状態で、パケットの少なくとも1つの伝送を受信機へ送り得る(ブロック816)。中継器は、パケットを正しく復号した後に、パケットの少なくとも1つの追加伝送を受信機へ送り得る。送信機はパケットに対するACKを受信し得て(ブロック818)、ACKの受信に応答してパケットの伝送を終了し得る(ブロック820)。一設計において、例えば図3に示すように、送信機は受信機からACKを受信し得る。別の設計において、例えば図4に示すように、送信機は中継器からACKを受信し得る。この設計において、送信機はパケットに対する第2のACKを受信機から受信し得て、第2のACKの受信後に別のパケットの伝送を送り得る。
送信機は、送信機において受信機に対する目標受信信号品質を得るように受信機の送信電力を調整し得る。これは、送信機が受信機からACK/NAKフィードバックを信頼性を持って受信できることを確実にし得る。
図9に、伝送を送るための装置900の一設計を示す。装置900は、パケットに対する少なくとも1つの割当を取得するためのモジュール912、少なくとも1つの割当に従ってパケットの少なくとも1つの伝送を生成するためのモジュール914、送信機から受信機へパケットの少なくとも1つの伝送を送るためのモジュールであって、パケットの少なくとも1つの伝送が、パケットを正しく復号した後にパケットの少なくとも1つの追加伝送を受信機へ送る中継器によって受信される、モジュール916、パケットに対するACKを受信するためのモジュール918、およびACKの受信に応答してパケットの伝送を終了するためのモジュール920を含む。
図10に、受信機によって実行されるプロセス1000の一設計を示す。受信機は順方向リンク上でのデータ伝送のための端末130、または逆方向リンク上でのデータ伝送のための基地局110であり得る。受信機はパケットに対する少なくとも1つの割当を取得し得る(ブロック1012)。少なくとも1つの割当は、(i)送信機から受信機によって受信され得るか、または(ii)受信機から送信機へ送られ得る。受信機は送信機からパケットの少なくとも1つの伝送を受信し得る(ブロック1014)。受信機は中継器からパケットの少なくとも1つの追加伝送も受信し得る(ブロック1016)。少なくとも1つの割当は割り当てられた資源を含み得る。また、受信機は割り当てられた資源上で少なくとも1つの伝送および少なくとも1つの追加伝送を受信し得る。受信機はパケットを復号するために少なくとも1つの割当(例えば、パケットフォーマット)に従って少なくとも1つの伝送および少なくとも1つの追加伝送を処理し得る(ブロック1018)。受信機は、パケットを正しく復号した後に、パケットに対するACKを送り得る(ブロック1020)。
図11に、伝送を受信するための装置1100の一設計を示す。装置1100はパケットに対する少なくとも1つの割当を取得するためのモジュール1112、送信機からパケットの少なくとも1つの伝送を受信するためのモジュール1114、中継器からパケットの少なくとも1つの追加伝送を受信するためのモジュール1116、パケットを復号するために少なくとも1つの割当に従って少なくとも1つの伝送および少なくとも1つの追加伝送を処理するためのモジュール1118、およびパケットを正しく復号した後、パケットに対するACKを送るためのモジュール1120を含む。
図7、図9、および図11におけるモジュールはプロセッサ、電子デバイス、ハードウェアデバイス、エレクトロニクス部品、論理回路、メモリー、その他、またはそれらのいかなる組合せも含み得る。
図12に、基地局110、IR中継器120、および端末130の一設計のブロック図を示す。基地局110は順方向リンク上で1つ以上の端末への伝送を送り得、また逆方向リンク上で1つ以上の端末からの伝送を受信し得る。明快さのために、端末130のみへ送られ、端末130のみから受信された伝送に対する処理を以下に説明する。
基地局110において、送信(TX)データプロセッサ1210は端末130へ送るデータのパケットを受信し、データシンボルを得るために選択されたパケットフォーマットに従って各パケットを処理(例えば、符号化および変調)し得る。プロセッサ1210は各パケットの複数の伝送を生成し得、1回に1つの伝送を出力し得る。プロセッサ1210は制御シンボルを得るために制御情報(例えば、資源割当)の処理もし得て、データシンボル、制御シンボル、およびパイロットシンボルを多重化し得る。プロセッサ1210は出力サンプルを生成するために、(例えば、CDMA、OFDM、その他のための)多重化されたシンボルをさらに処理し得る。送信機(TMTR)1212は順方向リンク信号を生成するために、出力サンプルを調整(例えば、アナログへ変換、増幅、フィルタリングおよびアップコンバージョン)し得る。この信号はIR中継器120および端末130へ送信され得る。
IR中継器120において、基地局110からの順方向リンク信号が受信され、受信機(RCVR)1236へ出力され得る。受信機1236は受信信号を調整(例えばフィルタリング、増幅、ダウンコンバージョン、およびディジタル化)し、入力サンプルを出力し得る。受信(RX)データプロセッサ1238は受信シンボルを得るために(CDMA、OFDM、その他に対する)入力サンプルを処理し得る。プロセッサ1238は受信パイロットシンボルに基づいてチャネル推定値を導出し得る。次に、プロセッサ1238は端末130に対する検出シンボルを得るために受信データシンボルおよび受信制御シンボルに、チャネル推定値を用いてコヒーレント検出を実行し得る。プロセッサ1238は制御情報(例えば割当)および基地局110によって端末130へ送られたパケットを復元するために検出されたシンボルをさらに処理(例えば復調および復号)し得る。TXデータプロセッサ1230はデータシンボルを得るために基地局110と同様な方法でプロセッサ1238からの正しく復号された各パケットを処理(例えば符号化および変調)し得る。プロセッサ1230はデータシンボルとパイロットシンボルとを多重化し、端末130へ送る追加伝送のための出力サンプルを得るために、多重化されたシンボルを処理し得る。送信機1232はプロセッサ1230からの出力サンプルを調整し、端末130へ送信され得る順方向リンク中継器信号を生成し得る。
端末130において、基地局110からの順方向リンク信号およびIR中継器120からの順方向リンク中継器信号が受信機1252によって受信され、調整され、端末130へ送られた割当およびパケットを復元するために、RXデータプロセッサ1254によって処理され得る。制御器/プロセッサ1260は正しく復号された各パケットに対するACKを生成し得る。ACK/NAKフィードバックはTXデータプロセッサ1256によって処理され、逆方向リンク信号を生成するために送信機1258によって調整され得る。この信号は基地局110およびIR中継器120へ送信され得る。
IR中継器120において、端末130からの逆方向リンク信号は受信機1236によって受信され、さらに調整され、さらに端末130によって送られたACK/NAKフィードバックを復元するためにRXデータプロセッサ1238によって処理され得る。制御器/プロセッサ1240はパケットに対するACKが受信された各パケットの伝送を終了し得る。IR中継器120からのACK/NAKフィードバックがサポートされている場合、制御器/プロセッサ1240は基地局110からの正しく復号された各パケットに対するACKを生成し得る。ACK/NAKフィードバックはTXデータプロセッサ1230によって処理され、逆方向リンク中継器信号を生成するために送信機1232によって調整され得る。この信号は基地局110へ送信され得る。
基地局110において、端末130からの逆方向リンク信号およびIR中継器120からの逆方向リンク中継器信号は受信機1216によって受信され、さらに調整され、さらに端末130および場合によってはIR中継器120によって送られたACK/NAKフィードバックを復元するためにRXデータプロセッサ1218によって処理され得る。制御器/プロセッサ1220はデータパケットに対するACKがIR中継器120または端末130から受信された各データパケットの伝送を終了し得る。制御器/プロセッサ1220は端末130からACKが受信されると、新しいパケットの伝送を開始し得る。
制御器/プロセッサ1220、1240および1260はそれぞれ基地局110、IR中継器120、および端末130における動作を指示し得る。制御器/プロセッサ1240は図6の処理600および/またはここに説明した手法の他の処理を実行または指示し得る。制御器/プロセッサ1220および1260はそれぞれ図8の処理800、図10の処理1000、および/またはここに説明した手法の他の処理を実行または指示し得る。メモリー1222、1242および1262はそれぞれ基地局110、IR中継器120、および端末130のためのデータおよびプログラムコードを格納し得る。
当業者は、情報および信号が種々の異なる技術および手法のいずれかを用いて表され得ることを理解するだろう。例えば、上の記述中に参照され得るデータ、命令、指示、情報、信号、ビット、シンボル、およびチップは、電圧、電流、電磁波、磁場もしくは磁性粒子、光学場もしくは光粒子、またはそれらの任意の組合せで表され得る。
当業者は、ここの開示に連携して説明された種々の例示的論理ブロック、モジュール、回路およびアルゴリズムのステップが、電子的ハードウェア、計算機ソフトウェア、またはその双方の組合せとして実施され得ることをさらに認識するだろう。ハードウェアとソフトウェアのこの互換性を明確に例示するために、種々の例示的構成要素、ブロック、モジュール、回路、およびステップは、ここまで、それらの機能の面から一般的に説明してきた。そのような機能がハードウェアまたはソフトウェアとして実施されるかどうかは、全体のシステムに課せられた特定の用途および設計制約に依存する。当業者は、説明した機能を各特定の用途に対して異なる方法で実施し得るが、そのような実施の決定が本開示の範囲からの逸脱を引き起こすと解釈されるべきではない。
ここの開示に関して説明された種々の例示的論理ブロック、モジュール、および回路は、汎用プロセッサ、ディジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)もしくは他のプログラム可能論理デバイス、個別ゲートもしくはトランジスタ論理、個別ハードウェア部品、またはここに説明した機能を実行するように設計されたそれらの任意の組合せで実施または実行され得る。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであり得るが、代替的にはプロセッサは通常のプロセッサ、制御器、マイクロ制御器または状態機械であり得る。プロセッサはまた、計算デバイスの組合せ、例えばDSPとマイクロプロセッサ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと連係した1つ以上のマイクロプロセッサ、または任意の他のそのような構成、として実施され得る。
ここの開示に連携して説明された方法またはアルゴリズムのステップは、直接ハードウェアで、プロセッサで実行されるソフトウェアモジュールで、またはその2つの組合せで具体化され得る。ソフトウェアモジュールはRAMメモリー、フラッシュメモリー、ROMメモリー、EPROMメモリー、EEPROMメモリー、レジスタ、ハードディスク、可搬形ディスク、CD−ROM、または当業者に既知の任意の形式の記憶媒体の中にあり得る。代表的記憶媒体は、プロセッサが情報を記憶媒体から読み出しおよび情報を記憶媒体に書き込むことができるようにプロセッサに接続される。代替的には、記憶媒体はプロセッサの構成部品であり得る。プロセッサおよび記憶媒体はASIC内にあり得る。ASICはユーザ端末内にあり得る。代替的に、プロセッサおよび記憶媒体は個別部品としてユーザ端末内にあり得る。
1つ以上の代表的設計において、説明した機能はハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組合せで実施され得る。ソフトウェアで実施される場合、機能は、計算機可読媒体上の1つ以上の命令またはコードとして格納されるかまたは伝送され得る。計算機可読媒体は計算機記憶媒体、および1つの場所から他の場所への計算機プログラムの転送を容易にする任意の媒体を含む通信媒体の双方を含む。記憶媒体は汎用または専用計算機によってアクセスされることが可能な任意の利用可能な媒体であり得る。限定としてではなく、例として、そのよう計算機可読媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD−ROMもしくは他の光ディスク記憶、磁気ディスク記憶もしくは他の磁気記憶デバイス、または所望のプログラムコード手段を命令もしくはデータ構造の形式で搬送もしくは格納するために用いられ、かつ汎用もしくは専用計算機または汎用もしくは専用プロセッサによってアクセス可能な任意の他の媒体、を含むことが可能である。また、いかなる接続も適切に計算機可読媒体と呼ばれる。例えば、ソフトウェアがウェブサイト、サーバ、または他のリモートソースから同軸ケーブル、光ファイバケーブル、撚り線、ディジタル加入者線(DSL)、または赤外線、無線、およびマイクロ波のような無線技術を用いて送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、撚り線、DSL、または赤外線、無線、およびマイクロ波のような無線技術は媒体の定義に含まれる。ディスク(disk)およびディスク(disc)はここに用いられると、コンパクトディスク(CD)、レーザディスク、光ディスク、ディジタル多目的ディスク(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスクおよびブルーレイディスクを含む。ここでdiskは通常、データを磁気的に再生し、discはレーザで光学的にデータを再生する。上記の組合せも、計算機可読媒体の範囲内に含まれるべきである。
本開示のこれまでの説明はいかなる当業者も本開示を製造しまたは使用することを可能にするように提供されている。本開示への種々の変形は当業者に容易に明らかになるだろう。また、ここに定義した一般的原理は本開示の精神または範囲から逸脱することなく他の変形例に適用され得る。したがって、本開示は、ここに説明した例および設計に限定されることを意図されておらず、ここに開示した原理および新規な特徴に矛盾しない最も広い範囲が与えられるべきものである。

Claims (46)

  1. 中継器において、送信機から受信機へ送られたパケットの少なくとも1つの伝送を受信することと、
    前記パケットを復号するために前記少なくとも1つの伝送を処理することと、
    前記パケットを正しく復号した後に、前記パケットの少なくとも1つの追加伝送を生成することと、
    前記パケットの前記少なくとも1つの追加伝送を前記中継器から前記受信機へ送ることと、
    を含む、無線通信のための方法。
  2. 前記パケットの前記少なくとも1つの伝送および前記少なくとも1つの追加伝送が、前記パケットに対する異なる冗長情報を含むハイブリッド自動再送要求(HARQ)伝送である、請求項1に記載の方法。
  3. 前記パケットの各追加伝送後に、前記受信機からの肯定応答(ACK)を探索することと、
    ACKが受信されない場合、前記パケットの別の追加伝送を送ることと、
    ACKが受信された場合、前記パケットの伝送を終了することと、
    をさらに含む、請求項1に記載の方法。
  4. 前記送信機からの前記パケットの各伝送の後に、前記パケットが正しく復号されたかどうかを決定することと、
    前記パケットが正しく復号された場合、肯定応答(ACK)を前記送信機へ送ることと、
    をさらに含む、請求項1に記載の方法。
  5. 前記パケットに対する少なくとも1つの割当を受信することをさらに含み、前記少なくとも1つの割当が、基地局から端末へ送られ、前記中継器によって傍受され、または前記基地局から前記中継器へ送られ、前記基地局が前記送信機もしくは前記受信機である、請求項1に記載の方法。
  6. 前記パケットに対する少なくとも1つの割当を受信することと、
    前記少なくとも1つの割当に基づいて前記パケットに対して割り当てられた資源を決定することとをさらに含み、前記少なくとも1つの伝送が前記割り当てられた資源上で受信され、および前記少なくとも1つの追加伝送が前記割り当てられた資源上で送られる、
    請求項1に記載の方法。
  7. 前記パケットに対する少なくとも1つの割当を受信することと、
    前記少なくとも1つの割当に基づいて前記パケットに対するパケットフォーマットを決定することとをさらに含み、前記少なくとも1つの伝送が前記パケットフォーマットに従って処理され、および前記少なくとも1つの追加伝送が前記パケットフォーマットに従って生成される、
    請求項1に記載の方法。
  8. 前記パケットの前記少なくとも1つの伝送および前記少なくとも1つの追加伝送が、同期ハイブリッド自動再送要求(HARQ)に対するものである、請求項1に記載の方法。
  9. 前記送信機または前記受信機として動作している基地局から割当を取得することをさらに含み、前記少なくとも1つの追加伝送が、前記割当に従って生成され、送られる、請求項8に記載の方法。
  10. 前記パケットの前記少なくとも1つの伝送および前記少なくとも1つの追加伝送が、非同期ハイブリッド自動再送要求(HARQ)に対するものである、請求項1に記載の方法。
  11. 前記送信機または前記受信機として動作している基地局から、前記少なくとも1つの伝送の各々および前記少なくとも1つの追加伝送の各々に対する割当を取得することをさらに含み、前記少なくとも1つの伝送の各々が、前記伝送に対する割当に従って受信され、処理され、並びに、前記少なくとも1つの追加伝送の各々が、前記追加伝送に対する割当に従って生成され、送られる、
    請求項10に記載の方法。
  12. 前記送信機または前記受信機として動作している基地局から、前記少なくとも1つの伝送の各々に対する割当を取得することと、前記少なくとも1つの伝送の各々は前記伝送に対する割当に従って受信され、処理され、
    前記少なくとも1つの追加伝送の各々に対する割当を生成することと、
    各追加伝送に対する前記割当を前記受信機へ送ることとをさらに含み、各追加伝送が、前記追加伝送に対する割当に従って生成され、送られる、
    請求項10に記載の方法。
  13. 前記中継器に対する送信電力レベルを、前記中継器からの追加伝送の受信電力が前記受信機において前記送信機からの伝送の受信電力の予め定められた範囲内にあるように決定することをさらに含み、前記少なくとも1つの追加伝送が前記中継器から前記受信機へ前記決定された送信電力レベルで送られる、
    請求項1に記載の方法。
  14. 前記中継器の送信タイミングを、前記中継器からの追加伝送が前記受信機において前記送信機からの伝送の予め定められたタイムウインドウ内で受信されるように調整することをさらに含み、前記少なくとも1つの追加伝送が前記中継器の前記送信タイミングに従って前記中継器から送られる、
    請求項1に記載の方法。
  15. 前記パケットが正しく復号されていない場合、前記パケットの伝送を前記受信機へ送らないこと、をさらに含む、
    請求項1に記載の方法。
  16. 前記パケットが正しく復号されるまで、
    前記送信機から受信された信号を再調整することと、
    前記中継器から前記受信機へ前記再調整された信号を送信することと、
    をさらに含む、請求項1に記載の方法。
  17. 前記送信機または前記受信機として動作している端末との連携の表示を受信することと、
    前記端末との連携の前記表示の受信に応答して前記端末に対するパケットの伝送を中継することと、
    をさらに含む、請求項1に記載の方法。
  18. 前記送信機が基地局であり、および前記受信機が端末であり、かつ、前記少なくとも1つの伝送が、順方向リンク上で前記基地局から前記端末へ送られる、請求項1に記載の方法。
  19. 前記送信機が端末であり、および前記受信機が基地局であり、かつ、前記少なくとも1つの伝送が、逆方向リンク上で前記端末から前記基地局へ送られる、請求項1に記載の方法。
  20. 中継器において送信機から受信機へ送られたパケットの少なくとも1つの伝送を受信するように、
    前記パケットを復号するために前記少なくとも1つの伝送を処理するように、
    前記パケットを正しく復号した後に、前記パケットの少なくとも1つの追加伝送を生成するように、および
    前記パケットの前記少なくとも1つの追加伝送を前記中継器から前記受信機へ送るように、構成された少なくとも1つのプロセッサ、
    を含む無線通信のための装置。
  21. 前記少なくとも1つのプロセッサが、
    前記パケットの各追加伝送の後に前記受信機からの肯定応答(ACK)を探索するように、
    ACKが受信されない場合、前記パケットの別の追加伝送を送るように、および
    ACKが受信された場合、前記パケットの伝送を終了するように、構成された、請求項20に記載の装置。
  22. 前記少なくとも1つのプロセッサが、
    前記送信機からの前記パケットの各伝送の後に、前記パケットが正しく復号されたかどうかを決定するように、および
    前記パケットが正しく復号された場合、肯定応答(ACK)を前記送信機へ送るように、構成された、請求項20に記載の装置。
  23. 前記少なくとも1つのプロセッサが、
    前記パケットに対する少なくとも1つの割当を受信するように構成され、前記少なくとも1つの割当が、基地局から端末へ送られ、前記中継器によって傍受され、または前記基地局から前記中継器へ送られ、前記基地局が前記送信機もしくは前記受信機である請求項20に記載の装置。
  24. 前記少なくとも1つのプロセッサが、
    前記パケットに対する少なくとも1つの割当を受信するように、
    前記少なくとも1つの割当に基づいて前記パケットに対する割り当てられた資源を決定するように、
    前記少なくとも1つの割当に基づいて前記パケットに対するパケットフォーマットを決定するように、
    前記割り当てられた資源上で前記少なくとも1つの伝送を受信するように、
    前記パケットフォーマットに従って前記少なくとも1つの伝送を処理するように、
    前記パケットフォーマットに従って前記少なくとも1つの追加伝送を生成するように、および
    前記割り当てられた資源上で前記少なくとも1つの追加伝送を送るように、構成された、請求項20に記載の装置。
  25. 中継器において、送信機から受信機へ送られたパケットの少なくとも1つの伝送を受信するための手段と、
    前記パケットを復号するために前記少なくとも1つの伝送を処理するための手段と、
    前記パケットを正しく復号した後に、前記パケットの少なくとも1つの追加伝送を生成するための手段と、
    前記パケットの前記少なくとも1つの追加伝送を前記中継器から前記受信機へ送るための手段と、
    を含む、無線通信のための装置。
  26. 前記パケットの各追加伝送の後に前記受信機からの肯定応答(ACK)を探索するための手段と、
    ACKが受信されない場合、前記パケットの別の追加伝送を送るための手段と、
    ACKが受信された場合、前記パケットの伝送を終了するための手段と、
    をさらに含む、請求項25に記載の装置。
  27. 前記送信機からの前記パケットの各伝送の後に、前記パケットが正しく復号されたかどうかを決定するための手段と、
    前記パケットが正しく復号された場合、肯定応答(ACK)を前記送信機へ送るための手段と、
    をさらに含む、請求項25に記載の装置。
  28. 前記パケットに対する少なくとも1つの割当を受信するための手段をさらに含み、前記少なくとも1つの割当が、基地局から端末へ送られ、前記中継器によって傍受され、または前記基地局から前記中継器へ送られ、前記基地局が前記送信機もしくは前記受信機である、請求項25に記載の装置。
  29. 前記パケットに対する少なくとも1つの割当を受信するための手段と、
    前記少なくとも1つの割当に基づいて、前記パケットに対する割り当てられた資源を決定するための手段と、
    前記少なくとも1つの割当に基づいて前記パケットに対するパケットフォーマットを決定するための手段とをさらに含み、前記少なくとも1つの伝送が前記割り当てられた資源上で受信され、前記パケットフォーマットに従って処理され、および前記少なくとも1つの追加伝送が前記パケットフォーマットに従って生成され、前記割り当てられた資源上で送られる、
    請求項25に記載の装置。
  30. 少なくとも1つの計算機に、中継器において送信機から受信機へ送られたパケットの少なくとも1つの伝送を受信させるためのコードと、
    前記少なくとも1つの計算機に、前記パケットを復号するために前記少なくとも1つの伝送を処理させるためのコードと、
    前記少なくとも1つの計算機に、前記パケットを正しく復号した後に、前記パケットの少なくとも1つの追加伝送を生成させるためのコードと、
    前記少なくとも1つの計算機に、前記パケットの前記少なくとも1つの追加伝送を前記中継器から前記受信機へ送らせるためのコードと、
    を含む、計算機可読媒体、
    を含む、計算機プログラム製品。
  31. 送信機から受信機へのパケットの少なくとも1つの伝送を送ることと、前記パケットの前記少なくとも1つの伝送が中継器によって受信され、前記中継器が、前記パケットを正しく復号した後に前記パケットの少なくとも1つの追加伝送を前記受信機へ送り、
    前記パケットに対する肯定応答(ACK)を受信することと、
    前記ACKを受信することに応答して前記パケットの伝送を終了することと、
    を含む、無線通信のための方法。
  32. 前記パケットに対する少なくとも1つの割当を取得することをさらに含み、前記少なくとも1つの割当が、前記送信機から前記受信機へ送られるか、または前記受信機から前記送信機によって受信され、前記パケットの前記少なくとも1つの伝送が、前記少なくとも1つの割当に従って生成され、送られる、請求項31に記載の方法。
  33. 前記ACKが、前記受信機から受信される、請求項31に記載の方法。
  34. 前記ACKが、前記中継器から受信される、請求項31に記載の方法。
  35. 前記パケットに対する第2のACKを前記受信機から受信することと、
    前記第2のACKの受信後に、別のパケットの少なくとも1つの伝送を送ることと、
    をさらに含む、請求項34に記載の方法。
  36. 前記送信機において前記受信機に対する目標受信信号品質を得るために、前記受信機の送信電力を調整すること、
    をさらに含む、請求項31に記載の方法。
  37. 送信機から受信機へのパケットの少なくとも1つの伝送を送るように、
    前記パケットの前記少なくとも1つの伝送が中継器によって受信されるように、ここで、前記中継器は、前記パケットを正しく復号した後に前記パケットの少なくとも1つの追加伝送を前記受信機へ送り、
    前記パケットに対する肯定応答(ACK)を受信するように、および
    前記ACKを受信することに応答して前記パケットの伝送を終了するように構成された、少なくとも1つのプロセッサ、
    を含む、無線通信のための装置。
  38. 前記少なくとも1つのプロセッサが、
    前記パケットに対する少なくとも1つの割当を取得するように、前記少なくとも1つの割当が前記送信機から前記受信機へ送られるかまたは前記受信機から前記送信機によって受信され、および
    前記パケットの前記少なくとも1つの伝送を、前記少なくとも1つの割当に従って生成し、送るように構成された、請求項37に記載の装置。
  39. 前記少なくとも1つのプロセッサが、
    前記受信機から前記ACKを受信するように構成された、請求項37に記載の装置。
  40. 前記少なくとも1つのプロセッサが、
    前記中継器から前記ACKを受信するように、
    前記パケットに対する第2のACKを前記受信機から受信するように、
    前記第2のACKを受信後に、別のパケットの少なくとも1つの伝送を送るように構成された、請求項37に記載の装置。
  41. パケットの少なくとも1つの伝送を送信機から受信することと、
    前記パケットの少なくとも1つの追加伝送を中継器から受信することと、
    前記パケットを復号するために、前記少なくとも1つの伝送および前記少なくとも1つの追加伝送を処理することと、
    前記パケットを正しく復号した後に、前記パケットに対する肯定応答(ACK)を送ることと、
    を含む、無線通信のための方法。
  42. 前記パケットに対して割り当てられた資源を含む少なくとも1つの割当を受信することをさらに含み、前記少なくとも1つの伝送および前記少なくとも1つの追加伝送が前記割り当てられた資源で受信される、
    請求項41に記載の方法。
  43. 前記パケットに対するパケットフォーマットを含む少なくとも1つの割当を受信することをさらに含み、前記少なくとも1つの伝送および前記少なくとも1つの追加伝送が前記パケットを復号するために前記パケットフォーマットに従って処理される、
    請求項41に記載の方法。
  44. パケットの少なくとも1つの伝送を送信機から受信するように、
    前記パケットの少なくとも1つの追加伝送を中継器から受信するように、
    前記パケットを復号するために前記少なくとも1つの伝送および前記少なくとも1つの追加伝送を処理するように、並びに
    前記パケットを正しく復号した後に、前記パケットに対する肯定応答(ACK)を送るように構成された少なくとも1つのプロセッサ、
    を含む、無線通信のための装置。
  45. 前記少なくとも1つのプロセッサが、
    前記パケットに対して割り当てられた資源を含む少なくとも1つの割当を受信するように、並びに
    前記少なくとも1つの伝送および前記少なくとも1つの追加伝送を前記割り当てられた資源上で受信するように構成された、請求項44に記載の装置。
  46. 前記少なくとも1つのプロセッサが、
    前記パケットに対するパケットフォーマットを含む少なくとも1つの割当を受信するように、並びに
    前記少なくとも1つの伝送および前記少なくとも1つの追加伝送を、前記パケットを復号するために前記パケットフォーマットに従って処理するように構成された、請求項44に記載の装置。
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