JP2017524302A - 近隣デバイス間支援を使用する超高信頼性通信 - Google Patents

近隣デバイス間支援を使用する超高信頼性通信 Download PDF

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Abstract

1つの特徴は、ターゲットデバイスのためのダウンリンク送信支援のための、近隣デバイス上で動作可能な方法を提供する。近隣デバイスは、サービングアクセスポイントからのブロードキャスト送信のための共有の非同期の第1のチャネルを監視する。近隣デバイスはまた、共有の非同期の第1のチャネルを介して受信された第1の送信がターゲットデバイスに向けられているか否かを決定する。たとえば、受信された第1の送信が、キャプチャされ、復号され得る。しきい値時間期間の満了後、近隣デバイスは、第1のチャネルまたは異なる第2のチャネルを介して、受信された第1の送信をターゲットデバイスに中継する。

Description

優先権の主張
本特許出願は、その開示全体が参照により本明細書に明確に組み込まれる、2014年8月7日に出願された「Ultra-Reliable Communications Using Neighboring Device-to-Device Assistance」という名称の仮出願第62/034,284号、および、2015年3月27日に出願された「Ultra-Reliable Communications Using Neighboring Device-to-Device Assistance」という名称の非仮出願第14/671,846号の優先権を主張する。
様々な特徴は、少なくとも1つの近隣または近くのデバイスに、ネットワークアクセスポイントとターゲットモバイルデバイスとの間のアップリンクおよびダウンリンク送信の中継を支援させることによって、ターゲットモバイルデバイスへの高信頼性または超高信頼性通信を容易にするための通信デバイスおよび方法に関する。
モバイル通信デバイスは、典型的に、ワイヤレスネットワークを介して、および、ネットワーク(サービング)アクセスポイント(たとえば、発展型ユニバーサル地上波無線アクセスネットワーク(E-UTRAN)ノードB、または発展型ノードB、またはeNB)を通して通信する。異なるサービス(たとえば、データ、音声、ビデオなど)は、異なるサービス品質または接続信頼性要件を有することがある。高信頼性および/または超高信頼性接続を、ネットワーク(または、サービング)アクセスポイントとターゲットモバイルデバイスとの間で維持することは、困難である。たとえば、ターゲットモバイルデバイスの移動、環境条件、地理的または建築の障害物などは、ネットワークアクセスポイントとターゲットモバイルデバイスとの間の接続またはリンクにおける信号品質の損失を引き起こすことがある。信号品質の損失を引き起こし得るいくつかのシナリオには、たとえば、フェージング、いくつかの伝搬媒体を介した信号品質の低下、または、大きい障害物が送信機と受信機との間の主要な信号経路を覆い隠すシャドーイングが含まれ得る。
そのような信号品質の損失に対処するための1つの解決策は、レイテンシを増大させ得る、送信の時間ダイバーシティを伴うことがある。そのような信号品質の損失に対処するための別の解決策は、送信の周波数ダイバーシティを伴うことがある。この手法を使用する場合、すべてのデバイス(たとえば、eNBなどのサービスアクセスポイント、およびユーザ機器またはUEとも呼ばれるモバイルデバイス)は、異なる周波数スペクトル、帯域、および/またはキャリアにわたって動作可能であるべきである。そのような信号品質の損失に対処するためのまた別の解決策は、送信の空間ダイバーシティを伴うことがある。この手法では、一般に、サービスアクセスポイントおよび/またはモバイルデバイスに複数のアンテナが装備されることが必要である。
1つの特徴は、ターゲットデバイスのためのダウンリンク送信支援のための、近隣デバイス上で動作可能な方法を提供する。近隣デバイスは、サービングアクセスポイントからのブロードキャスト送信のための共有の非同期の第1のチャネルを監視する。近隣デバイスはまた、共有の非同期の第1のチャネルを介して受信された第1の送信がターゲットデバイスに向けられているか否かを決定する。たとえば、受信された第1の送信が、キャプチャされ、復号され得る。しきい値時間期間の満了後、近隣デバイスは、第1のチャネルまたは異なる第2のチャネルを介して、受信された第1の送信をターゲットデバイスに中継する。
一態様によれば、第1のチャネルおよび第2のチャネルは、異なる重複しない周波数スペクトルを介して確立される。別の態様によれば、第1のチャネルは、第2のチャネルと同一の広がりをもつ。
しきい値時間期間は、第1の送信の受信に対して同期し得る。いくつかの実装形態では、受信された第1の送信は、復号遅延後、自動的に中継され得る。
一態様によれば、失敗インジケータがターゲットデバイスから受信される場合のみ、受信された第1の送信が中継される。別の態様によれば、受信された第1の送信は、サービングアクセスポイントからの期待された再送信と同時発生的に中継される。
一態様によれば、第1のチャネルは、第1の周波数スペクトル、第1の通信プロトコル、ならびに/または第1の変調およびコーディング方式を使用する。別の態様によれば、この方法はまた、受信された第1の送信の再送信が第2のチャネルを介して所望されることを示すメッセージを、第2のチャネルを介してターゲットデバイスから受信するステップであって、第2のチャネルが、第1のチャネルとは異なる、第2の周波数スペクトル、第2の通信プロトコル、ならびに/または第2の変調およびコーディング方式を使用する、ステップを含む。また別の態様によれば、受信された第1の送信は、第1のチャネルを介した送信の期待された送信時間間隔内に中継される。
一態様によれば、第1の送信は、第1のチャネルおよび/または第2のチャネルのチャネル状態にかかわらず、中継される。別の態様によれば、第1のチャネルは、サービングアクセスポイントからのすべてのブロードキャスト送信のために共有される。
別の特徴は、サービングアクセスポイントのためのアップリンク送信支援のための、少なくとも1つの近隣デバイス上で動作可能な方法を提供する。近隣デバイスは、ブロードキャスト送信のための共有の非同期の第1のチャネルを介して、ターゲットデバイスから第1の送信を受信する。第1の送信は、ターゲットデバイスからサービングアクセスポイントにも送られる。追加の時間期間が、サービングアクセスポイントによって事前に割り振られる。近隣デバイスは、第1の送信がサービングアクセスポイントによって受信されなかったか否かを決定する。事前に割り振られた追加の時間期間の満了後、近隣デバイスは、共有の非同期の第1のチャネルまたは異なる第2のチャネルを介して、受信された第1の送信をサービングアクセスポイントに中継する。
一態様によれば、この方法はまた、ブロードキャスト送信のための共有の非同期の第1のチャネルを介して、ターゲットデバイスから第2の送信を受信するステップであって、第2の送信がサービングアクセスポイントに送られない、ステップを含む。この方法はまた、共有の非同期の第1のチャネルまたは異なる第2のチャネルを介して、受信された第2の送信と、ターゲットデバイスからの第3の送信の両方を、サービングアクセスポイントに同時にブロードキャストするステップであって、第2の送信および第3の送信が同じ送信である、ステップを含む。
一態様によれば、送信を送るすべてのデバイスは、同じ時間および/または周波数リソースを使用して、ローカルの単一周波数ネットワークを形成する。
一態様によれば、サービングアクセスポイントは、送信を中継する能力があるいくつかの近くの追加のデバイスから、ユニキャストされるべき受信された第1の送信の中継を選択する。
一態様によれば、第1の送信がサービングアクセスポイントによって受信されなかったか否かを決定するステップは、サービングアクセスポイントが、少なくともターゲットデバイスによって受信される失敗インジケータ(NAK)を送るか否かを決定するステップを含む。
本開示のいくつかの態様による、例示的なワイヤレスネットワークを示すブロック図である。 本開示のいくつかの態様による、近隣デバイスが、ターゲットモバイルデバイスに向けられたサービングアクセスポイントからの送信をキャプチャする、例示的なワイヤレスネットワークにおけるダウンリンク支援を示すブロック図である。 本開示のいくつかの態様による、近隣デバイスが、ターゲットモバイルデバイスに向けられたサービングアクセスポイントからの前にキャプチャされた送信を再送信または中継する、例示的なワイヤレスネットワークにおけるダウンリンク支援を示すブロック図である。 本開示のいくつかの態様による、3つのダウンリンク中継シナリオを示す図である。 本開示のいくつかの態様による、ターゲットデバイスのためのダウンリンク送信支援のための、近隣デバイス上で動作可能な例示的な方法を示す図である。 本開示のいくつかの態様による、サービングアクセスポイントが近隣デバイスの中継機能を認識している、第1の中継方式の第1の部分を示す図である。 本開示のいくつかの態様による、サービングアクセスポイントが近隣デバイスの中継機能を認識している、第1の中継方式の第2の部分を示す図である。 本開示のいくつかの態様による、サービングアクセスポイントが近隣デバイスの中継機能を認識していない、第2の中継方式の第1の部分を示す図である。 本開示のいくつかの態様による、サービングアクセスポイントが近隣デバイスの中継機能を認識していない、第2の中継方式の第2の部分を示す図である。 本開示のいくつかの態様による、3つのアップリンク中継シナリオを示す図である。 本開示のいくつかの態様による、サービングアクセスポイントのためのアップリンク送信支援のための、近隣デバイス上で動作可能な例示的な方法を示す図である。 本開示のいくつかの態様による、ダウンリンク支援方式を示す図である。 本開示のいくつかの態様による、ダウンリンク送信支援のために使用されるワイヤレス通信デバイスのための例示的なハードウェア実装形態を示すブロック図である。 本開示のいくつかの態様による、アップリンク送信支援のために使用されるネットワーク通信デバイスのための例示的なハードウェア実装形態を示すブロック図である。 本開示のいくつかの態様による、図13〜図14において使用される、例示的なワイヤレス通信回路またはネットワーク通信回路を示すブロック図である。
以下の説明では、実施形態の完全な理解をもたらすために、具体的な詳細が与えられる。しかしながら、実施形態がこれらの具体的な詳細なしに実施されてもよいことが、当業者によって理解されよう。たとえば、実施形態が不要な詳細で不明瞭になるのを避けるために回路をブロック図で示すことがある。他の場合には、実施形態を不明瞭にしないように、よく知られている回路、構造および技法を詳細に示さないことがある。
「例示的」という言葉は、本明細書では、「例、事例、または例示として機能する」ことを意味するために使用される。「例示的」と本明細書に記載されたいかなる実装形態または実施形態も、必ずしも他の実施形態よりも好ましいか、または有利であると解釈されるべきではない。同様に、「実施形態」という用語は、すべての実施形態が、説明された特徴、利点、または動作モードを含むことを必要としない。
概説
サービングアクセスポイント(たとえば、発展型ユニバーサル地上波無線アクセスネットワーク(E-UTRAN)ノードB、または発展型ノードB、またはeNB)と、ターゲットモバイルデバイス(たとえば、ユーザ機器またはUEとしても知られる)との間の改善されたリンク信頼性は、(たとえば、近隣UEとターゲットモバイルデバイスとの間の)近隣デバイスからのデバイス間中継を用いて達成され得る。サービングアクセスポイントからターゲットモバイルデバイスへのダウンリンク方向では、中継する近隣デバイスは、(サービングアクセスポイントによって送られた)同じメッセージをターゲットモバイルデバイスに送信または中継し、それによって、ローカルの単一周波数ネットワークを作り出すことができる。同様に、ターゲットモバイルデバイスからサービングアクセスポイントへのアップリンク方向では、近隣デバイスは、(ターゲットモバイルデバイスによって送られた)同じメッセージをサービングアクセスポイントに再送信または中継することができる。アップリンク方向におけるこの手法は、ターゲットモバイルデバイスの近隣であるか、またはそれに近い1つまたは複数のデバイスを通して、サービスアクセスポイントとターゲットモバイルデバイスとを接続する、代替信号伝搬経路を提供する。1つまたは複数のデバイスは、ターゲットモバイルデバイスと比較して、サービングアクセスポイントとのより良いチャネル状態を有し得るので、1つまたは複数のデバイスは、モバイルターゲットデバイスとサービングアクセスポイントとの間の直接接続/リンクに対して、はるかにより高い信頼性を提供することができる。
一態様によれば、異なるリンクは、サービングアクセスポイントからターゲットデバイスに送信するために使用されるよりも、ターゲットデバイスへのダウンリンク送信を中継するために使用され得る。たとえば、ターゲットデバイスは、第1のリンクを介してサービングアクセスポイントからの第1の送信を受信するように適応され得、第1の送信の復号に失敗すると、ターゲットデバイスは、第2のリンクを介した第1の送信の再送信を要求することができる。近隣デバイスは、第2のリンクを介した第1の送信の再送信の要求を受信するように適応され得る。次いで、近隣デバイスは、第2のリンクを介して、第1の送信をターゲットデバイスに中継する。第1のリンクは、第1の周波数スペクトル、第1の通信プロトコル、ならびに/または第1の変調およびコーディング方式を使用することができるが、第2のリンクは、第1のリンクとは異なる、第2の周波数スペクトル、第2の通信プロトコル、ならびに/または第2の変調およびコーディング方式を使用することができる。
例示的な動作環境
図1は、例示的なワイヤレスネットワーク100を示すブロック図である。例示的なワイヤレスネットワーク100は、ターゲットモバイルデバイス102と、サービングアクセスポイント104と、2つの近隣デバイス106および108とを含み得る。サービングアクセスポイント104は、セクタによって画定され得る所与の領域内のデバイスにワイヤレスサービスを提供することができる。この例では、共有周波数スペクトルが、サービングアクセスポイント104によって、すべてのデバイス102、106、および108と通信するために使用され得る。したがって、(たとえば、サービングアクセスポイントによってデバイスにブロードキャストされる)すべてのダウンリンク送信、および、(たとえば、ターゲットモバイルデバイスおよび/または近隣デバイスによってサービングアクセスポイントにブロードキャストされる)アップリンク送信は、サービスされる領域内のすべての他のデバイスによってキャプチャまたは受信され得る。
一例では、サービングアクセスポイント104によってサービスされる各デバイス102、106、および108は、それにおいて送信を受信し、かつ/または送る、(たとえば、タイムスロット、スクランブリングコードなどによって定義された)割り振られたチャネルを有し得る。しかしながら、共有周波数スペクトルが、サービングアクセスポイント104によってすべての送信のために使用されるので、デバイス102、106、108は、範囲内であるので、他のデバイスへ/からの送信をリッスンすることができる。従来のシステムでは、所与のデバイスは、そのデバイスに向けられていない送信を無視する(たとえば、デバイスは、そのデバイスに向けられていない、または、その割り振られたチャネル内ではない送信を復号しない)。対照的に、この例示的なワイヤレスネットワーク100では、サービスされるデバイス102、106、108は、(そのデバイスに向けられているか、別のデバイスに向けられているかにかかわらず)一部または全部の送信をリッスンし、復号するように、(たとえば、サービングアクセスポイント104などによって)構成されるか、または動的に調整され得る。一実装形態では、サービングアクセスポイントからのブロードキャスト送信のための共有チャネルは、非同期である。非同期チャネルは、外部クロック信号を使用せずにデータを送信することができ、それによって、データが、一定または固定のストリーム内ではなく、部分的にまたは間欠的に送信されることが可能となる。
送信を中継するように構成されるとき、近隣デバイス106および108は、サービングアクセスポイント104と対象にされたターゲットモバイルデバイス102との間のすべての送信をキャプチャし、送信を復号し、復号された送信をアップリンクおよび/またはダウンリンク方向に中継または転送することができる。
例示的なダウンリンクデバイス間支援
図2は、近隣デバイスが、ターゲットモバイルデバイス102に向けられたサービングアクセスポイント104からの送信をキャプチャする、図1の例示的なワイヤレスネットワーク100におけるダウンリンク支援を示すブロック図である。ダウンリンク送信110aは、サービングアクセスポイント104によって、予定受信側のターゲットモバイルデバイス102に送られ得る。ダウンリンク送信110aは、ブロードキャスト、制御、またはデータ送信のためのものであり得る。
この例では、ターゲットモバイルデバイス102は、ダウンリンク送信110aを受信する。近隣デバイス106および108はまた、ダウンリンク送信110bおよび110cをそれぞれ受信し、(たとえば、予定受信側を確認するために)ダウンリンク送信110bおよび110cを復号するように構成され得、たとえば、ターゲットモバイルデバイス102への後続の中継または再送信のために、受信されたダウンリンク送信110bおよび110cをバッファかつ/または一時的に記憶することができる。一実装形態では、サービングアクセスポイントからのブロードキャスト送信のための共有チャネルは、非同期であり得る。
この共有の非同期の第1のチャネルは、共有の非同期の第1のチャネルを介して受信された第1の送信がターゲットモバイルデバイス102に向けられているか否かを決定するために、監視され得る。受信された第1の送信は、共有の非同期の第1のチャネルまたは異なる第2のチャネルを介して、ターゲットデバイスへ、しきい値時間期間の満了後に中継され得る。
図3は、近隣デバイス106および108が、それぞれ、ターゲットモバイルデバイス102に向けられたサービングアクセスポイント104からの個々の中継信号312および314を再送信または中継する、例示的なワイヤレスネットワーク100におけるダウンリンク支援を示すブロック図である。この例では、近隣デバイス106および108は、本質的に前にキャプチャされた送信110bおよび110cである中継信号312および314を、ターゲットモバイルデバイス102に中継することができる。一実装形態では、中継信号312および314の中継は、しきい値時間期間の満了後のみに発生する。
送信の中継信号312および314をターゲットモバイルデバイス102に中継するより前に、近隣デバイス106および108は、ターゲットモバイルデバイス102が近く(たとえば、ターゲットモバイルデバイス102からの送信の信号強度に基づくローカル領域316内)にあるか否かを確認することができるか、または、ターゲットモバイルデバイス102への送信を中継するように(たとえば、サービングアクセスポイント104によって)命令され得るかのいずれかである。
中継信号312および314の中継された送信は、いくつかの送信機が同じ周波数チャネルを介して同じ信号を同時に送る、単一周波数ネットワーク(SFN)を作成する働きをすることができる。次いで、ターゲットモバイルデバイス102は、送信された信号を抽出するために、受信された送信を結合することができる。
一態様によれば、中継信号312および314の中継送信は、ターゲットモバイルデバイス102に送信されるときにサービングアクセスポイント104によって使用される同じ周波数またはチャネルを再使用することができる。代替的に、中継信号312および314の中継送信は、ターゲットモバイルデバイス102に送信するために、サービングアクセスポイント104によって使用された周波数またはチャネルとは異なる、および/または別個である、異なる周波数またはチャネル(たとえば、Wifiチャネル)、たとえば、近隣デバイス106および108からターゲットモバイルデバイス102への別個のアップリンクチャネル上であり得る。一実装形態では、中継信号312および314のために使用される再送信時間/周波数リソースは、要求されるか、または事前に割り振られ得る。
一特徴によれば、アクセスポイント104は、近隣デバイス106および108の中継の特徴を認識していることがあり、SFN性能を向上させるために、そのような中継信号312および314と一致するように、それ自体の再送信310のタイミングをとる/それ自体の再送信310を同期させることができる。一実装形態では、中継信号312および314は、しきい値時間期間の満了後に中継され得る。
一例では、ターゲットモバイルデバイス102は、ローカル否定応答(NAK)メッセージを使用することによって、近隣デバイス106および108から、またはサービングアクセスポイント104からの、再送信のための要求を送ることができる。一例では、再送信のための要求は、サービングアクセスポイント104に送られ得、次いで、サービングアクセスポイント104は、前にキャプチャされた送信をターゲットモバイルデバイス102に中継するように、近隣デバイス106および108に命じることができる。
サービングアクセスポイント104が、信号を中継するように近隣デバイス106および108に命じるとき、少数の実施形態が可能である。たとえば、サービングアクセスポイント104は、信号を中継するように、セルまたは領域内のすべてのデバイスに求めることができ、中継送信のための特定の時間および周波数チャネルリソースを割り振ることができる。別の例として、アクセスポイント104は、中継するようにデバイスのサブセットに求めることができる。それより前に、サービングアクセスポイント104は、どのようなデバイスがターゲットモバイルデバイス102に近い(すなわち、その近隣である)かの知識を獲得することができる。たとえば、デバイスが近くのデバイスを発見する発見時間期間があり得る。近隣デバイスA106および近隣デバイスB108は、それらがターゲットモバイルデバイス102の近くにあることを、サービングアクセスポイント104に報告し、アクセスポイント104が支援を必要とするとき、信号を中継するために近隣デバイスA106および近隣デバイスB108を選択するようにすることができる。
様々な実装形態では、ターゲットモバイルデバイス102は、サービングアクセスポイント104のカバレージ領域内であっても、サービングアクセスポイント104のカバレージ領域外であってもよい。
図4は、3つのダウンリンク中継シナリオを示す。
第1のダウンリンク中継シナリオ402では、近隣デバイス408は、送信を復号可能になり、その受信側を識別可能になるとすぐに、ターゲットモバイルデバイス410に向けられた送信414を中継する(たとえば、復号および転送動作)。
第2のダウンリンク中継シナリオ404では、近隣デバイス408は、再送信が所望されるというインジケータ(NAK)418を受信した後、ターゲットモバイルデバイス410に向けられた送信416を中継する。サービングアクセスポイント412もまた、インジケータ(NAK)を受信すると、再送信420を送ることができることに留意されたい。
第3のダウンリンク中継シナリオ406では、ターゲットモバイルデバイス410は、最初にローカルまたは近隣デバイスからの再送信426を探索するために、ローカルインジケータ(NAK)422を送ることができる。ターゲットモバイルデバイス410は、サービングアクセスポイント412からの再送信430を探索するために、第2のインジケータ(WAN NAK)428を送ることができる。ターゲットモバイルデバイス410から送られる第2のインジケータ428は、サービングアクセスポイント412からターゲットモバイルデバイス410への干渉424の送信によってトリガされ得る。
代替的な第4のシナリオ(図示せず)では、近隣デバイスは、ターゲットモバイルデバイスに向けられているあらゆる送信をプロアクティブに復号する必要がない。代わりに、サービングアクセスポイントは、最初に、たとえば、通常のユニキャスト識別子を使用して、ユニキャスト方式でターゲットモバイルデバイスに送信することができる。次いで、たとえば、失敗した送信のために、ダウンリンク支援がターゲットモバイルデバイスのために使用されるとき、サービングアクセスポイントは、たとえば、特殊なグラント識別子を使用して、ある特定の送信を受信かつ復号するように、すべての近隣デバイスに指示することができる。近隣デバイスは、サービングアクセスポイントからの指示を受信するときのみ、サービングアクセスポイントからの送信を復号し、ターゲットモバイルデバイスに中継することになる。
図5は、ターゲットデバイスのためのダウンリンク送信支援のための、少なくとも1つの近隣デバイス(たとえば、図1〜図3のデバイス106または108)上で動作可能な例示的な方法500を示す。
502で、少なくとも1つの近隣デバイスは、サービングアクセスポイントからのブロードキャスト送信のための共有の非同期の第1のチャネルを監視する。504で、次いで、少なくとも1つの近隣デバイスは、共有の非同期の第1のチャネルを介して受信された第1の送信がターゲットデバイスに向けられているか否かを決定することができる。次いで、506で、受信された第1の送信は、しきい値時間期間の満了後、共有の非同期の第1のチャネルまたは異なる第2のチャネルを介して、ターゲットデバイスに中継され得る。
一例では、共有の非同期の第1のチャネルおよび第2のチャネルは、異なる重複しない周波数スペクトルを介して確立される。
別の例では、共有の非同期の第1のチャネルは、第2のチャネルと同一の広がりをもつ。
また別の例では、しきい値時間期間は、第1の送信の受信に対して同期している。すなわち、しきい値時間期間と第1の送信の受信の両方が、同じクロックによって管理される。
また別の例では、この方法はまた、受信された第1の送信をキャプチャし、復号するステップを含む。また別の例では、この方法はまた、復号遅延後、受信された第1の送信を自動的に中継するステップを含む。
また別の例では、失敗インジケータがターゲットデバイスから受信される場合のみ、受信された第1の送信が中継される。
また別の例では、受信された第1の送信は、サービングアクセスポイントからの期待された再送信と同時発生的に中継され得る。
また別の例では、第1のチャネルは、第1の周波数スペクトル、第1の通信プロトコル、ならびに/または第1の変調およびコーディング方式を使用する。
また別の例では、この方法はまた、受信された第1の送信の再送信が第2のチャネルを介して所望されることを示すメッセージを、第2のチャネルを介してターゲットデバイスから受信するステップであって、第2のチャネルが、第1のチャネルとは異なる、第2の周波数スペクトル、第2の通信プロトコル、ならびに/または第2の変調およびコーディング方式を使用する、ステップを含む。
また別の例では、受信された第1の送信が、第1のチャネルを介した送信の期待された送信時間間隔内に中継される。
また別の例では、第1の送信が、第1のチャネルおよび/または第2のチャネルのチャネル状態にかかわらず、中継される。
また別の例では、第1のチャネルは、サービングアクセスポイントからのすべてのブロードキャスト送信のために共有される。
例示的なアップリンクデバイス間支援
図6は、近隣デバイスが、サービングアクセスポイント104に向けられたターゲットモバイルデバイス102からの送信をキャプチャする、例示的なワイヤレスネットワーク100におけるアップリンク支援を示すブロック図である。アップリンク送信610(610a、610b、610c)は、ターゲットモバイルデバイス102によって、予定受信側のサービングアクセスポイント104に送られ得る。アップリンク送信610(610a、610b、610c)は、ブロードキャスト、制御、またはデータ送信のためのものであり得る。アップリンク送信610の部分610aのみが、ターゲットモバイルデバイス102からサービングアクセスポイント104に完全に送信され得る。この部分610aは、復号失敗中に、ターゲットモバイルデバイス102からサービングアクセスポイント104に完全に送信されないことがある。
図6および図7は、サービングアクセスポイント104が近隣デバイス106および108の中継機能を認識している、第1の中継方式を示す。サービングアクセスポイント104は、近隣デバイス106、108がターゲットモバイルデバイス102からのメッセージをサービングアクセスポイント104に転送するための追加の時間リソースを事前に割り振ることができる。代替的に、サービングアクセスポイント104における復号失敗時、サービングアクセスポイント104は、ターゲットモバイルデバイス102からの失敗した送信を表す少なくとも中継信号712および714(図7)をそれぞれ中継するように、少なくとも近隣デバイス106および108に要求することができる。ここで、すべての送信側、送るデバイス、または送信を送るデバイスは、同じ時間および/または周波数リソースを使用して、ローカルの単一周波数ネットワークを形成することができる。
代替的に、サービングアクセスポイント104は、(送信を中継する能力があるか、またはそうすることができる、いくつかの近くの追加のデバイスの中から)ユニキャストされるべき中継を選択することができる。ターゲットモバイルデバイス102からの第1の送信は、近隣デバイス106、108に、および、ブロードキャスト送信のための共有の非同期の第1のチャネルを介して、サービングアクセスポイント104に送られ得る。サービングアクセスポイントは、近隣デバイス106、108によって受信された、ターゲットモバイルデバイス102からの送信を、サービングアクセスポイント104に転送するために、追加の時間期間を事前に割り振る。この第1の送信が、サービングアクセスポイント104によって受信されなかった場合、(近隣デバイス106、108によって)受信された第1の送信は、事前に割り振られた時間期間の満了後、共有の非同期の第1のチャネルまたは異なる第2のチャネルを介して、近隣デバイス106、108からサービングアクセスポイント104に中継され得る。
図8および図9は、サービングアクセスポイント104が近隣デバイスの中継機能を認識していない、第2の中継方式を示す。図8に示すように、ターゲットモバイルデバイス102は、ローカルのデバイス間リンク上で、その送信810bおよび810cを送り、ターゲットモバイルデバイス102が送信をサービングアクセスポイント104に送るより前に、両方の近隣デバイス106および108が送信を受信するようにすることができる。ターゲットモバイルデバイス102からの送信810bおよび810cは、近隣デバイス106、108のみに送られ得、ブロードキャスト送信のための共有の非同期の第1のチャネルを介して、サービングアクセスポイント104に送られなくてよい。
次いで、図9に示すように、ターゲットモバイルデバイス102および近隣デバイス106および108は、同じ送信910a、910b、および910cをサービングアクセスポイント104に同時にブロードキャストすることができる。したがって、送信810bおよび810cは、共有の非同期の第1のチャネルまたは異なる第2のチャネルを介して、ターゲットモバイルデバイス102からサービングアクセスポイント104への第3の送信910aとともに、910bおよび910cとして近隣デバイス106、108から同時にブロードキャストされ得る。第2の送信910bおよび910c(および、以前では図8における810bおよび810c)、ならびに第3の送信910aは、同じ送信であり得る。
図10は、3つのアップリンク中継シナリオを示す。
第1のアップリンク中継シナリオ1002では、近隣デバイス1008は、ターゲットモバイルデバイス1010からの送信1014をキャプチャし、送信を復号し、それを送信1016として、サービングアクセスポイント1012に自動的に転送/中継する(たとえば、復号および転送動作)。
第2のアップリンク中継シナリオ1004では、ターゲットモバイルデバイス1010は、その送信1018を最初に近隣デバイス1008にプリエンプティブに送る。その後、近隣デバイスによる、キャプチャされた送信1018の復号後、ターゲットモバイルデバイスと近隣デバイスの両方は、それらの送信1020、1022をサービングアクセスポイント1012に同時に送る。
第3のアップリンク中継シナリオ1006では、サービングアクセスポイント1012は、ターゲットモバイルデバイス1010からの送信1024に応答して、失敗インジケータ(NAK)1026を送ることができる。失敗インジケータ(NAK)は、少なくともターゲットモバイルデバイス1010によって受信され得る。失敗インジケータ(NAK)はまた、近隣デバイス1008によっても受信され得る。サービングアクセスポイント1012からの失敗インジケータの検出時に、近隣デバイス1008は、ターゲットモバイルデバイス1010からの再送信1028と並行して、またはそれと同時に、前にキャプチャされた送信1030を送ることができる。
図11は、サービングアクセスポイントのためのアップリンク送信支援のための、少なくとも1つの近隣デバイス(たとえば、図6〜図9の近隣デバイス106および108)上で動作可能な例示的な方法1100を示す。
1102で、少なくとも1つの近隣デバイスは、ブロードキャスト送信のための共有の非同期の第1のチャネルを介して、ターゲットデバイスから第1の送信を受信し、第1の送信が、ターゲットデバイスからサービングアクセスポイントにも送られる。1104で、少なくとも1つの近隣デバイスは、サービングアクセスポイントとの追加の時間期間を事前に割り振る。1106で、少なくとも1つの近隣デバイスは、第1の送信がサービングアクセスポイントによって受信されなかったか否かを決定する。1108で、少なくとも1つの近隣デバイスは、事前に割り振られた追加の時間期間の満了後、共有の非同期の第1のチャネルまたは異なる第2のチャネルを介して、受信された第1の送信をサービングアクセスポイントに中継する。
一例では、この方法はまた、少なくとも1つの近隣デバイスが、ブロードキャスト送信のための共有の非同期の第1のチャネルを介して、ターゲットデバイスから第2の送信を受信するステップであって、第2の送信がサービングアクセスポイントに送られない、ステップを含む。この方法は、共有の非同期の第1のチャネルまたは異なる第2のチャネルを介して、少なくとも1つの近隣デバイスからの受信された第2の送信と、ターゲットデバイスからの第3の送信の両方を、サービングアクセスポイントに同時にブロードキャストするステップであって、第2の送信および第3の送信が同じ送信である、ステップをさらに含む。
別の例では、送信を送るすべてのデバイスは、同じ時間および/または周波数リソースを使用して、ローカルの単一周波数ネットワークを形成する。
また別の例では、サービングアクセスポイントは、送信を中継する能力があるいくつかの近くの追加のデバイスから、ユニキャストされるべき受信された第1の送信の中継を選択する。
また別の例では、1106で、少なくとも1つの近隣デバイスは、サービングアクセスポイントが、少なくともターゲットデバイスによって受信される失敗インジケータ(NAK)を送るか否かを決定することによって、第1の送信がサービングアクセスポイントによって受信されなかったか否かを決定する。
一例では、共有の非同期の第1のチャネルおよび第2のチャネルは、異なる重複しない周波数スペクトルを介して確立される。
別の例では、共有の非同期の第1のチャネルは、第2のチャネルと同一の広がりをもつ。
また別の例では、しきい値時間期間は、第1の送信の受信に対して同期している。
また別の例では、この方法はまた、受信された第1の送信をキャプチャし、復号するステップを含む。また別の例では、この方法はまた、復号遅延後、受信された第1の送信を自動的に中継するステップを含む。
また別の例では、失敗インジケータがサービングアクセスポイントから受信される場合のみ、受信された第1の送信が中継される。
また別の例では、受信された第1の送信は、ターゲットデバイスからの期待された再送信と同時発生的に中継され得る。
また別の例では、第1のチャネルは、第1の周波数スペクトル、第1の通信プロトコル、ならびに/または第1の変調およびコーディング方式を使用する。
また別の例では、この方法はまた、受信された第1の送信の再送信が第2のチャネルを介して所望されることを示すメッセージを、第2のチャネルを介してサービングアクセスポイントから受信するステップであって、第2のチャネルが、第1のチャネルとは異なる、第2の周波数スペクトル、第2の通信プロトコル、ならびに/または第2の変調およびコーディング方式を使用する、ステップを含む。
また別の例では、受信された第1の送信が、第1のチャネルを介した送信の期待された送信時間間隔内に中継される。
また別の例では、第1の送信が、第1のチャネルおよび/または第2のチャネルのチャネル状態にかかわらず、中継される。
また別の例では、第1のチャネルは、ターゲットデバイスからのすべてのブロードキャスト送信のために共有される。
タイムライン差を活用しながらの例示的な中継
図12は、近隣デバイス1204からの中継送信が、サービングアクセスポイント1208からの再送信を要求するよりも前に、効率的に探索され得る、ダウンリンク支援方式を示す。この手法は、2つの異なるリンク、すなわち、ターゲットモバイルデバイス1206とサービングアクセスポイント1208との間の第1のリンク1210、および、ターゲットモバイルデバイス1206と近隣(中継)デバイス1204との間の第2のリンク1212を利用する。すなわち、第2のリンク1212は、近隣デバイス1204からターゲットモバイルデバイス1206に送信を中継するために、サービングアクセスポイント1208とターゲットモバイルデバイス1206との間の送信のために使用される第1のリンク1210とは異なるスペクトル、プロトコル、ならびに/または変調およびコーディング方式を使用することができる。
ダウンリンク中継方式1202は、サービングアクセスポイント1208とターゲットモバイルデバイス1206との間の送信のために使用されるべき、第1の周波数スペクトル(たとえば、ワイドエリアネットワークもしくはWAN)、第1の通信プロトコル、ならびに/または第1の変調およびコーディング方式を有する、第1のリンク1210を提供する。第2の周波数スペクトル(たとえば、ワイヤレスローカルエリアネットワークもしくはWLAN)、第2の通信プロトコル、ならびに/または第2の変調およびコーディング方式を有する、第2のリンク1212は、近隣デバイス1204とターゲットモバイルデバイス1206との間で中継するために使用され得る。第1のリンク1210は、より広い帯域幅とより短い遅延とを有し得る第2のリンク1212に対して、より長い遅延とともにより狭い帯域幅を有し得る。一例では、第1のリンク1210は、5G WLANであり得るが、第1のリンク1210とは異なる第2のリンク1212は、5G WANであり得る。別の例では、第1のリンク1210は、ロングタームエボリューションまたはLTEリンクであり得るが、第2のリンク1212は、WiFiリンクであり得る。
サービングアクセスポイントが、第1のリンク1210(たとえば、WAN)を介して、ターゲットモバイルデバイス1206にダウンリンク1214を送信するとき、ダウンリンク送信1216もまた、近隣デバイス1204によってキャプチャされる。ターゲットモバイルデバイス1206が、ダウンリンク送信1214を復号することができないか、または、受信されたダウンリンク送信1214において誤りを検出する場合、ターゲットモバイルデバイス1206は、サービングアクセスポイント1208からの再送信1224を探索する前に、第2のリンク1212(たとえば、WLAN)を使用して、近くのまたは近隣デバイス1204と通信して、ローカル再送信1220を要求することができる。たとえば、ターゲットモバイルデバイス1206は、第2のリンク1212を介して、ローカルNAKメッセージ1218(たとえば、デバイス間)を送ることができる。この送信は、NAKメッセージ1218を受信する近くのまたは近隣デバイス1204が、ターゲットモバイルデバイス1206に向けられた前の送信1220を(そのような前の送信を受信しており、それを復号することができた場合に)転送または中継するための要求として、働き得る。そのようなローカルNAKメッセージ1218を受信すると、ターゲットモバイルデバイス1206によって要求された前のメッセージをキャプチャかつ復号したいずれかの近くのまたは近隣デバイス1204は、第2のリンク1212(たとえば、WLAN)を介して、それを中継することができる。
一例では、第2のリンク1212を介した送信は、第1のリンク1210を介した送信よりも短い送信時間間隔(TTI)を有し得る。したがって、本明細書で説明する協調的手法は、ネットワークに負荷をかけることなく、超高信頼性通信を提供することができる。
加えて、サービングアクセスポイント1208とターゲットモバイルデバイス1206との間の第1のリンク1210を介した送信は、第1の変調およびコーディング方式(MCS)を利用することができるが、近隣デバイス1204とターゲットモバイルデバイス1206との間の第2のリンク1212を介した中継送信は、第1のMCSよりも高い変調および/またはコーディングを有する第2のMCSを使用することができる。したがって、ターゲットモバイルデバイス1206は、それによってターゲットモバイルデバイス1206がNAKメッセージ1222をサービングアクセスポイント1208に送る必要がある第1のリンク1210の時間間隔の満了より前に、第2のリンク1212を介して近隣デバイス1204からの中継送信を要求し、取得することが可能であり得る。
ターゲットモバイルデバイス1206が、第2のリンク1212を介して近隣デバイス1204から、中継された送信を正しく受信することができる場合、ターゲットモバイルデバイス1206は、第1のリンク1210を介して、NAKメッセージ1222をサービングアクセスポイント1208に送る必要がないことがある。一例では、第1のリンク1210(たとえば、第1の通信プロトコル)は、約1ミリ秒のTTIを指定することができるが、第2のリンク1212(たとえば、第2の通信プロトコル)は、100マイクロ秒足らずでパケットを送信することが可能であり得る。したがって、近くのまたは近隣デバイス1204からの中継送信は、第1のリンク1210のためのTTI内で、第2のリンク1212を使用して探索かつ受信され得る。第2のリンク1212は、第1のリンク1210を介した送信よりも短い送信時間間隔(TTI)を有し得る。
異なるタイプのリンクを使用するこの手法は、本明細書で説明するすべてのアップリンクおよびダウンリンク送信方式に適用され得る。
図13は、ワイヤレス通信デバイス1302を示すブロック図である。ワイヤレス通信デバイス1302は、ワイヤレス通信回路1306と、メモリ/記憶デバイス1310と、ユーザ入力回路1322と、ディスプレイ回路1326とに結合された、処理回路1304を含み得る。ワイヤレス通信回路1306は、2つ以上の異なるワイヤレスネットワーク1308、または、ターゲットデバイス、他の近隣デバイス、もしくはサービングアクセスポイントなど、ワイヤレス通信デバイスを介して、ワイヤレス通信を容易にすることができる。ワイヤレス通信デバイス1302は、たとえば、モバイルデバイス、またはユーザデバイス、またはユーザ機器(UE)であり得る。
処理回路1304は、ワイヤレス通信デバイス1302が、サービングアクセスポイントからのブロードキャスト送信のための共有の非同期の第1のチャネルを監視することを可能にする、非同期チャネル監視モジュール/回路1314を含むか、または実装することができる。
処理回路1304はまた、ワイヤレス通信デバイス1302が、共有の非同期の第1のチャネルを介して受信された第1の送信がターゲットデバイスに向けられているか否かを分析または決定することを可能にする、送信分析モジュール/回路1316を含むか、または実装することができる。
処理回路1304はまた、ワイヤレス通信デバイス1302が、しきい値時間期間の満了後、共有の非同期の第1のチャネルまたは異なる第2のチャネルを介して、受信された第1の送信をターゲットデバイスに中継することを可能にする、送信中継モジュール/回路1318を含むか、または実装することができる。
ワイヤレス通信デバイス1302はまた、チャネルデータ1312と送信データ1320とを記憶する、メモリ/記憶デバイス1310を含む。チャネルデータ1312は、ワイヤレス通信デバイス1302が、対象とする送信のためにどのチャネルを監視するべきか、およびどのチャネルを介して送信を中継するべきかを知ることを可能にする。送信データ1320は、ワイヤレス通信デバイス1302が、どのブロードキャスト送信のためにチャネルを監視するべきか、受信された第1の送信がターゲットデバイスに向けられているか否か、および送信を中継するために必要なデータを知ることを可能にする。
ユーザ入力回路1322は、外部のユーザ入力デバイス1324とインターフェースし、それに結合され得、ディスプレイ回路1326は、外部のディスプレイ出力デバイス1328とインターフェースし、それに結合され得る。ユーザ入力デバイス1324からの入力を取ることに加えて、ユーザ入力回路1322はまた、ユーザが見ることができるタッチスクリーンまたは他の外部ハードウェアなど、インタラクティブディスプレイを介して、出力制御を提供することもできる。同様に、グラフィカルユーザインターフェース(GUI)または他のユーザインターフェース(UI)において視覚出力を表示することに加えて、ディスプレイ回路1326はまた、ユーザが使用することができるタッチスクリーンまたは他のインタラクティブな外部ハードウェアなど、インタラクティブディスプレイ構成要素を介して、ユーザ入力オプションを提供することもできる。
図14は、ネットワーク通信デバイス1402を示すブロック図である。ネットワーク通信デバイス1402は、ワイヤレス通信回路1406と、ネットワーク通信回路1420と、メモリ/記憶デバイス1410とに結合された、処理回路1404を含み得る。ワイヤレス通信回路1406は、2つ以上の異なるワイヤレスネットワーク1408、または、近隣デバイス、ターゲットデバイス、もしくは任意の他のサービングアクセスポイントなど、ワイヤレス通信デバイスを介して、ワイヤレス通信を容易にすることができる。ネットワーク通信回路1420は、少なくとも1つのコアネットワーク1422へ、および/またはそれからのデータ通信を容易にすることができる。ネットワーク通信デバイス1402は、たとえば、ネットワークノード、アクセスポイント、またはeNB(発展型ユニバーサル地上波無線アクセスネットワーク(E-UTRAN)ノードB、もしくは発展型ノードB)であり得る。
処理回路1404は、ネットワーク通信デバイス1402が、ブロードキャスト送信のための共有の非同期の第1のチャネルを介して、ターゲットデバイスから第1の送信を受信することであって、第1の送信が、ターゲットデバイスからサービングアクセスポイントにも送られる、ことを可能にする、送信受信モジュール/回路1414を含むか、または実装することができる。送信受信モジュール/回路1414はまた、ネットワーク通信デバイス1402が、ブロードキャスト送信のための共有の非同期の第1のチャネルを介して、ターゲットデバイスから第2の送信を受信することであって、第2の送信がサービングアクセスポイントに送られない、ことを可能にする。
処理回路1404はまた、ネットワーク通信デバイス1402が、サービングアクセスポイントとの追加の時間期間を事前に割り振ることを可能にする、時間期間事前割振りモジュール/回路1416を含むか、または実装することもできる。
処理回路1404はまた、ネットワーク通信デバイス1402が、第1の送信がサービングアクセスポイントによって受信されなかったか否かを分析または決定することを可能にする、送信分析モジュール/回路1418を含むか、または実装することもできる。
処理回路1404はまた、ネットワーク通信デバイス1402が、事前に割り振られた追加の時間期間の満了後、共有の非同期の第1のチャネルまたは異なる第2のチャネルを介して、受信された第1の送信をサービングアクセスポイントに中継することを可能にする、送信中継モジュール/回路1424を含むか、または実装することもできる。送信中継モジュール/回路1424はまた、ネットワーク通信デバイス1402が、共有の非同期の第1のチャネルまたは異なる第2のチャネルを介して、受信された第2の送信と、ターゲットデバイスからの第3の送信の両方を、サービングアクセスポイントに同時にブロードキャストすることであって、第2の送信および第3の送信が同じ送信である、ことを可能にする。
ネットワーク通信デバイス1402はまた、チャネルデータ1412と送信データ1426とを記憶する、メモリ/記憶デバイス1410を含む。チャネルデータ1412は、ネットワーク通信デバイス1402が、どのチャネルから送信が受信されたかを知ることを可能にする。チャネルデータ1412はまた、チャネルを介して発生する送信についての必要なデータを記憶する。送信データ1426は、ネットワーク通信デバイス1402が、送信が受信されたか否か、およびその送信がどこから送られたかを知ることを可能にする。送信データ1426はまた、送信を中継するために必要なデータを記憶する。
図15は、それぞれ、図13および図14のデバイス1302および1402の通信回路1500(たとえば、ワイヤレス通信回路1306および1406、ならびにネットワーク通信回路1420)の一例を示すブロック図である。簡単のために、この通信回路は、ワイヤレス通信回路とネットワーク通信回路の両方を表すにもかかわらず、図15では通信回路1500、または複合通信回路1500と呼ばれることになる。図15の例では、少なくとも1つのトランシーバチェーンが実装され得る。この場合、同時にアクティブであり得る2つのトランシーバチェーンが示され、実装される。第1のトランシーバチェーンは、第1の無線周波数(RF)プロセッサ1504と第1のRFフロントエンドインターフェース1510とを含み得る。第2のトランシーバチェーンは、第2のRFプロセッサ1506と第2のRFフロントエンドインターフェース1512とを含み得る。さらに、第1のRFプロセッサ1504および第2のRFプロセッサ1506は、第1のRFフロントエンドインターフェース1510および第2のRFフロントエンドインターフェース1512にそれぞれ結合され得る。第1のRFプロセッサ1504と第2のRFプロセッサ1506の両方は、モデムプロセッサ1508に結合され得る。モデムプロセッサ1508は、第1の送信信号1514を第1のRFプロセッサ1504に、および第2の送信信号1518を第2のRFプロセッサ1506に送信する。モデムプロセッサ1508はまた、第1のRFプロセッサ1504からの第1の受信信号1516、および第2のRFプロセッサ1506からの第2の受信信号1522を受信する。処理回路へ/からのエリア1502は、モデムプロセッサ1508から、たとえば、それぞれ図13および図14からのワイヤレス通信デバイス1302およびネットワーク通信デバイス1402の処理回路1304および1404につながる。第1のRFフロントエンドインターフェース1510および第2のRFフロントエンドインターフェース1512からのアンテナは、ワイヤレスネットワーク、ワイヤレス通信デバイス、およびコアネットワーク1520へ/からつながる。
図面に示す構成要素、ステップ、特徴および/または機能のうちの1つまたは複数は、単一の構成要素、ステップ、特徴、または機能に再構成および/または結合されてよく、あるいは、いくつかの構成要素、ステップまたは機能で具現化されてもよい。また、本明細書で開示する新規の特徴から逸脱することなく追加の要素、構成要素、ステップ、および/または機能が追加され得る。図面に示す装置、デバイス、および/または構成要素は、図面に記載した方法、特徴、またはステップのうちの1つまたは複数を実行するように構成され得る。本明細書で説明する新規のアルゴリズムはまた、ソフトウェアで効率的に実装されてもよく、かつ/またはハードウェアに埋め込まれてもよい。
また、実施形態については、フローチャート、流れ図、構造図、またはブロック図として示されるプロセスとして説明する場合があることに留意されたい。フローチャートは、動作について順次プロセスとして説明することがあるが、動作の多くは、並行してまたは同時に実行され得る。加えて、動作の順序は並べ替えられてもよい。プロセスは、その動作が完了するときに終了する。プロセスは、方法、関数、プロシージャ、サブルーチン、サブプログラムなどに対応し得る。プロセスが関数に対応するとき、その終了は、呼出し側関数またはメイン関数への関数の戻りに対応する。
その上、記憶媒体は、読取り専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、磁気ディスク記憶媒体、光記憶媒体、フラッシュメモリデバイス、ならびに/または他の機械可読媒体、プロセッサ可読媒体、および/もしくは情報を記憶するためのコンピュータ可読媒体を含む、データを記憶するための1つまたは複数のデバイスを表し得る。「機械可読媒体」、「コンピュータ可読媒体」、および/または「プロセッサ可読媒体」という用語は、ポータブルまたは固定記憶デバイス、光記憶デバイス、ならびに、命令および/またはデータを記憶、包含または搬送する能力がある様々な他の媒体など、非一時的媒体を含み得るが、それらに限定されない。したがって、本明細書で説明する様々な方法は、「機械可読媒体」、「コンピュータ可読媒体」、および/または「プロセッサ可読媒体」内に記憶され、1つまたは複数のプロセッサ、機械および/またはデバイスによって実行され得る、命令および/またはデータによって、完全にまたは部分的に実装され得る。
さらに、実施形態は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、またはそれらの任意の組合せによって実装され得る。ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェアまたはマイクロコードにおいて実装されるとき、必要なタスクを実行するためのプログラムコードまたはコードセグメントは、記憶媒体または他のストレージなどの機械可読媒体内に記憶され得る。プロセッサは、必要なタスクを実行することができる。コードセグメントは、プロシージャ、関数、サブプログラム、プログラム、ルーチン、サブルーチン、モジュール、ソフトウェアパッケージ、クラス、または命令、データ構造もしくはプログラムステートメントの任意の組合せを表す場合がある。コードセグメントは、情報、データ、引数、パラメータ、またはメモリ内容を渡すことおよび/または受け取ることによって、別のコードセグメントまたはハードウェア回路に結合されてもよい。情報、引数、パラメータ、データなどは、メモリ共有、メッセージパッシング、トークンパッシング、ネットワーク送信などを含む、任意の適切な手段を介して渡されてもよく、転送されてもよく、または送信され得る。
本明細書で開示する例に関して説明する様々な例示的な論理ブロック、モジュール、回路、要素、および/または構成要素は、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)もしくは他のプログラマブル論理構成要素、個別ゲートもしくはトランジスタ論理、個別ハードウェア構成要素、または本明細書で説明する機能を実行するように設計されたそれらの任意の組合せで実装または実行され得る。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであり得るが、代替として、プロセッサは、任意の従来型プロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、またはステートマシンであり得る。プロセッサはまた、コンピューティング構成要素の組合せ、たとえば、DSPとマイクロプロセッサとの組合せ、いくつかのマイクロプロセッサ、DSPコアと連係した1つもしくは複数のマイクロプロセッサ、または他の任意のそのような構成として実装され得る。
本明細書で開示する例に関して説明する方法またはアルゴリズムは、直接ハードウェアにおいて、プロセッサによって実行可能なソフトウェアモジュールにおいて、または両方の組合せにおいて、処理ユニット、プログラミング命令、または他の指示の形態で具現化されてもよく、また、単一のデバイスに含まれてもよく、または複数のデバイスにわたって分散されてもよい。ソフトウェアモジュールは、RAMメモリ、フラッシュメモリ、ROMメモリ、EPROMメモリ、EEPROMメモリ、レジスタ、ハードディスク、リムーバブルディスク、CD-ROM、または当技術分野において知られている任意の他の形態の記憶媒体内に存在し得る。プロセッサが記憶媒体から情報を読み取り、記憶媒体に情報を書き込むことができるように、記憶媒体はプロセッサに結合され得る。代替形態では、記憶媒体は、プロセッサに一体化される場合がある。
本明細書で開示する実施形態に関して説明する様々な例示的な論理ブロック、モジュール、回路、およびアルゴリズムステップは、電子ハードウェア、コンピュータソフトウェア、または両方の組合せとして実装されてもよいことを当業者はさらに諒解されよう。ハードウェアとソフトウェアとのこの互換性を明確に示すために、様々な例示的な構成要素、ブロック、モジュール、回路、およびステップが、これまで概してそれらの機能の観点から説明されてきた。そのような機能がハードウェアとして実装されるか、ソフトウェアとして実装されるかは、特定の適用例およびシステム全体に課される設計制約によって決まる。
本明細書で説明する本発明の様々な特徴は、本発明から逸脱することなく、異なるシステム内で実装され得る。上記の実施形態は例にすぎず、本発明を限定するものと解釈すべきではないことに留意されたい。実施形態の説明は例示的なものであり、特許請求の範囲を限定するものではない。したがって、本教示は、他のタイプの装置に容易に適用することができ、多数の代替、修正、および変形が当業者には明らかであろう。
100 ワイヤレスネットワーク
102 ターゲットモバイルデバイス、デバイス
104 サービングアクセスポイント、アクセスポイント
106 近隣デバイス、デバイス、近隣デバイスA
108 近隣デバイス、デバイス、近隣デバイスB
110a、1216 ダウンリンク送信
110b、110c ダウンリンク送信、前にキャプチャされた送信
310、420、426、430、1028、1224 再送信
312、314、712、714 中継信号
316 ローカル領域
402 第1のダウンリンク中継シナリオ
404 第2のダウンリンク中継シナリオ
406 第3のダウンリンク中継シナリオ
408、1008 近隣デバイス
410、1010、1206 ターゲットモバイルデバイス
412、1012、1208 サービングアクセスポイント
414、416、810b、810c、1014、1016、1018、1020、1022、1024、1030 送信
418 インジケータ(NAK)
422 ローカルインジケータ(NAK)
424 干渉
428 第2のインジケータ(WAN NAK)
610、610b、610c アップリンク送信
610a アップリンク送信、部分
910a 送信、第3の送信
910b、910c 送信、第2の送信
1002 第1のアップリンク中継シナリオ
1004 第2のアップリンク中継シナリオ
1006 第3のアップリンク中継シナリオ
1026 失敗インジケータ(NAK)
1202 ダウンリンク中継方式
1204 近隣デバイス、近隣(中継)デバイス、近くのまたは近隣デバイス
1210 第1のリンク
1212 第2のリンク
1214 ダウンリンク、ダウンリンク送信
1218 ローカルNAKメッセージ、NAKメッセージ
1220 ローカル再送信、前の送信
1222 NAKメッセージ
1302 ワイヤレス通信デバイス、デバイス
1304、1404 処理回路
1306、1406 ワイヤレス通信回路
1308、1408 ワイヤレスネットワーク
1310、1410 メモリ/記憶デバイス
1312、1412 チャネルデータ
1314 非同期チャネル監視モジュール/回路
1316、1418 送信分析モジュール/回路
1318、1424 送信中継モジュール/回路
1320、1426 送信データ
1322 ユーザ入力回路
1324 ユーザ入力デバイス
1326 ディスプレイ回路
1328 ディスプレイ出力デバイス
1402 ネットワーク通信デバイス、デバイス
1414 送信受信モジュール/回路
1416 時間期間事前割振りモジュール/回路
1420 ネットワーク通信回路
1422 コアネットワーク
1500 通信回路、複合通信回路
1502 処理回路へ/からのエリア
1504 第1の無線周波数(RF)プロセッサ
1506 第2のRFプロセッサ
1508 モデムプロセッサ
1510 第1のRFフロントエンドインターフェース
1512 第2のRFフロントエンドインターフェース
1514 第1の送信信号
1516 第1の受信信号
1518 第2の送信信号
1520 ワイヤレスネットワーク、ワイヤレス通信デバイス、およびコアネットワーク
1522 第2の受信信号

Claims (66)

  1. ターゲットデバイスのためのダウンリンク送信支援のための、少なくとも1つの近隣デバイス上で動作可能な方法であって、
    サービングアクセスポイントからのブロードキャスト送信のための共有の非同期の第1のチャネルを監視するステップと、
    前記共有の非同期の第1のチャネルを介して受信された第1の送信が前記ターゲットデバイスに向けられているか否かを決定するステップと、
    しきい値時間期間の満了後、前記共有の非同期の第1のチャネルまたは異なる第2のチャネルを介して、前記受信された第1の送信を前記ターゲットデバイスに中継するステップと
    を含む方法。
  2. 前記共有の非同期の第1のチャネルおよび前記第2のチャネルが、異なる重複しない周波数スペクトルを介して確立される、請求項1に記載の方法。
  3. 前記共有の非同期の第1のチャネルが、前記第2のチャネルと同一の広がりをもつ、請求項1に記載の方法。
  4. 前記しきい値時間期間が、前記第1の送信の受信に対して同期している、請求項1に記載の方法。
  5. 前記受信された第1の送信をキャプチャし、復号するステップ
    をさらに含む、請求項1に記載の方法。
  6. 復号遅延後、前記受信された第1の送信を自動的に中継するステップ
    をさらに含む、請求項1に記載の方法。
  7. 失敗インジケータが前記ターゲットデバイスから受信される場合のみ、前記受信された第1の送信が中継される、請求項1に記載の方法。
  8. 前記受信された第1の送信が、前記サービングアクセスポイントからの期待された再送信と同時発生的に中継される、請求項1に記載の方法。
  9. 前記第1のチャネルが、第1の周波数スペクトル、第1の通信プロトコル、ならびに/または第1の変調およびコーディング方式を使用する、請求項1に記載の方法。
  10. 前記受信された第1の送信の再送信が前記第2のチャネルを介して所望されることを示すメッセージを、前記第2のチャネルを介して前記ターゲットデバイスから受信するステップであって、前記第2のチャネルが、前記第1のチャネルとは異なる、第2の周波数スペクトル、第2の通信プロトコル、ならびに/または第2の変調およびコーディング方式を使用する、ステップ
    をさらに含む、請求項9に記載の方法。
  11. 前記受信された第1の送信が、前記第1のチャネルを介した送信の期待された送信時間間隔内に中継される、請求項9に記載の方法。
  12. 前記第1の送信が、前記第1のチャネルおよび/または前記第2のチャネルのチャネル状態にかかわらず、中継される、請求項1に記載の方法。
  13. 前記第1のチャネルが、前記サービングアクセスポイントからのすべてのブロードキャスト送信のために共有される、請求項1に記載の方法。
  14. ワイヤレス通信デバイスであって、
    少なくとも1つのワイヤレスネットワークおよび他のワイヤレスデバイスとの通信のために適応された、ワイヤレス通信回路と、
    ダウンリンク通信支援のための、前記ワイヤレス通信回路に結合された処理回路であって、
    サービングアクセスポイントからのブロードキャスト送信のための共有の非同期の第1のチャネルを監視すること、
    前記共有の非同期の第1のチャネルを介して受信された第1の送信がターゲットデバイスに向けられているか否かを決定すること、および
    しきい値時間期間の満了後、前記共有の非同期の第1のチャネルまたは異なる第2のチャネルを介して、前記受信された第1の送信を前記ターゲットデバイスに、前記ワイヤレス通信回路を介して中継すること
    を行うように構成された処理回路と
    を備えるワイヤレス通信デバイス。
  15. チャネルデータと送信データとを含む、記憶デバイス
    をさらに備える、請求項14に記載のワイヤレス通信デバイス。
  16. 外部のユーザ入力デバイスに結合されたユーザ入力回路と、
    外部のディスプレイ出力デバイスに結合されたディスプレイ回路と
    をさらに備える、請求項14に記載のワイヤレス通信デバイス。
  17. 前記ユーザ入力回路が、前記外部のユーザ入力デバイスを介して入力を取り、また、出力を提供し、前記ディスプレイ回路が、前記外部のディスプレイ出力デバイスを介して、出力を表示し、入力を提供する、請求項16に記載のワイヤレス通信デバイス。
  18. 前記ワイヤレス通信回路が、
    少なくとも1つのトランシーバチェーンと、
    前記処理回路に結合されたモデムプロセッサと
    を備える、請求項14に記載のワイヤレス通信デバイス。
  19. 前記少なくとも1つのトランシーバチェーンが、
    第1の無線周波数(RF)フロントエンドインターフェースと第1のRFプロセッサとを含む、第1のトランシーバチェーンであって、前記第1のRFフロントエンドインターフェースが、前記第1のRFプロセッサに結合される、第1のトランシーバチェーンと、
    第2のRFフロントエンドインターフェースと第2のRFプロセッサとを含む、第2のトランシーバチェーンであって、前記第2のRFフロントエンドインターフェースが、前記第2のRFプロセッサに結合され、前記第1のRFフロントエンドインターフェースおよび前記第2のRFフロントエンドインターフェースが、前記少なくとも1つのワイヤレスネットワークおよび前記他のワイヤレスデバイスと通信する、第2のトランシーバチェーンと
    を備える、請求項18に記載のワイヤレス通信デバイス。
  20. 前記モデムプロセッサが、第1の送信信号を前記第1のRFプロセッサに、および第2の送信信号を前記第2のRFプロセッサに送り、また、前記第1のRFプロセッサからの第1の受信信号、および前記第2のRFプロセッサからの第2の受信信号を受信する、請求項19に記載のワイヤレス通信デバイス。
  21. ターゲットデバイスのためのダウンリンク送信支援のための、少なくとも1つの近隣デバイス上で動作可能な装置であって、
    サービングアクセスポイントからのブロードキャスト送信のための共有の非同期の第1のチャネルを監視するための手段と、
    前記共有の非同期の第1のチャネルを介して受信された第1の送信が前記ターゲットデバイスに向けられているか否かを決定するための手段と、
    しきい値時間期間の満了後、前記共有の非同期の第1のチャネルまたは異なる第2のチャネルを介して、前記受信された第1の送信を前記ターゲットデバイスに中継するための手段と
    を備える装置。
  22. 前記共有の非同期の第1のチャネルおよび前記第2のチャネルが、異なる重複しない周波数スペクトルを介して確立される、請求項21に記載の装置。
  23. 前記共有の非同期の第1のチャネルが、前記第2のチャネルと同一の広がりをもつ、請求項21に記載の装置。
  24. 前記しきい値時間期間が、前記第1の送信の受信に対して同期している、請求項21に記載の装置。
  25. 前記受信された第1の送信をキャプチャし、復号するための手段
    をさらに備える、請求項21に記載の装置。
  26. 復号遅延後、前記受信された第1の送信を自動的に中継するための手段
    をさらに備える、請求項21に記載の装置。
  27. 失敗インジケータが前記ターゲットデバイスから受信される場合のみ、前記受信された第1の送信が中継される、請求項21に記載の装置。
  28. 前記受信された第1の送信が、前記サービングアクセスポイントからの期待された再送信と同時発生的に中継される、請求項21に記載の装置。
  29. 前記第1のチャネルが、第1の周波数スペクトル、第1の通信プロトコル、ならびに/または第1の変調およびコーディング方式を使用する、請求項21に記載の装置。
  30. 前記受信された第1の送信の再送信が前記第2のチャネルを介して所望されることを示すメッセージを、前記第2のチャネルを介して前記ターゲットデバイスから受信するための手段であって、前記第2のチャネルが、前記第1のチャネルとは異なる、第2の周波数スペクトル、第2の通信プロトコル、ならびに/または第2の変調およびコーディング方式を使用する、手段
    をさらに備える、請求項29に記載の装置。
  31. 前記受信された第1の送信が、前記第1のチャネルを介した送信の期待された送信時間間隔内に中継される、請求項29に記載の装置。
  32. 前記第1の送信が、前記第1のチャネルおよび/または前記第2のチャネルのチャネル状態にかかわらず、中継される、請求項21に記載の装置。
  33. 前記第1のチャネルが、前記サービングアクセスポイントからのすべてのブロードキャスト送信のために共有される、請求項21に記載の装置。
  34. ターゲットデバイスのためのダウンリンク送信支援のための、少なくとも1つの近隣デバイス上で動作可能な命令を記憶した、コンピュータ可読記憶媒体であって、前記命令が、少なくとも1つのプロセッサによって実行されたとき、前記プロセッサに、
    サービングアクセスポイントからのブロードキャスト送信のための共有の非同期の第1のチャネルを監視すること、
    前記共有の非同期の第1のチャネルを介して受信された第1の送信がターゲットデバイスに向けられているか否かを決定すること、および
    しきい値時間期間の満了後、前記共有の非同期の第1のチャネルまたは異なる第2のチャネルを介して、前記受信された第1の送信を前記ターゲットデバイスに中継すること
    を行わせる、コンピュータ可読記憶媒体。
  35. 前記共有の非同期の第1のチャネルおよび前記第2のチャネルが、異なる重複しない周波数スペクトルを介して確立される、請求項34に記載のコンピュータ可読記憶媒体。
  36. 前記共有の非同期の第1のチャネルが、前記第2のチャネルと同一の広がりをもつ、請求項34に記載のコンピュータ可読記憶媒体。
  37. 前記しきい値時間期間が、前記第1の送信の受信に対して同期している、請求項34に記載のコンピュータ可読記憶媒体。
  38. 前記命令が、前記少なくとも1つのプロセッサによって実行されたとき、前記プロセッサに、
    前記受信された第1の送信をキャプチャし、復号すること
    をさらに行わせる、請求項34に記載のコンピュータ可読記憶媒体。
  39. 前記命令が、前記少なくとも1つのプロセッサによって実行されたとき、前記プロセッサに、
    復号遅延後、前記受信された第1の送信を自動的に中継すること
    をさらに行わせる、請求項34に記載のコンピュータ可読記憶媒体。
  40. 失敗インジケータが前記ターゲットデバイスから受信される場合のみ、前記受信された第1の送信が中継される、請求項34に記載のコンピュータ可読記憶媒体。
  41. 前記受信された第1の送信が、前記サービングアクセスポイントからの期待された再送信と同時発生的に中継される、請求項34に記載のコンピュータ可読記憶媒体。
  42. 前記第1のチャネルが、第1の周波数スペクトル、第1の通信プロトコル、ならびに/または第1の変調およびコーディング方式を使用する、請求項34に記載のコンピュータ可読記憶媒体。
  43. 前記命令が、前記少なくとも1つのプロセッサによって実行されたとき、前記プロセッサに、
    前記受信された第1の送信の再送信が前記第2のチャネルを介して所望されることを示すメッセージを、前記第2のチャネルを介して前記ターゲットデバイスから受信することであって、前記第2のチャネルが、前記第1のチャネルとは異なる、第2の周波数スペクトル、第2の通信プロトコル、ならびに/または第2の変調およびコーディング方式を使用する、こと
    をさらに行わせる、請求項42に記載のコンピュータ可読記憶媒体。
  44. 前記受信された第1の送信が、前記第1のチャネルを介した送信の期待された送信時間間隔内に中継される、請求項42に記載のコンピュータ可読記憶媒体。
  45. 前記第1の送信が、前記第1のチャネルおよび/または前記第2のチャネルのチャネル状態にかかわらず、中継される、請求項34に記載のコンピュータ可読記憶媒体。
  46. 前記第1のチャネルが、前記サービングアクセスポイントからのすべてのブロードキャスト送信のために共有される、請求項34に記載のコンピュータ可読記憶媒体。
  47. サービングアクセスポイントのためのアップリンク送信支援のための、少なくとも1つの近隣デバイス上で動作可能な方法であって、
    ブロードキャスト送信のための共有の非同期の第1のチャネルを介して、ターゲットデバイスから第1の送信を受信するステップであって、前記第1の送信が、前記ターゲットデバイスから前記サービングアクセスポイントにも送られる、ステップと、
    前記サービングアクセスポイントとの追加の時間期間を事前に割り振るステップと、
    前記第1の送信が前記サービングアクセスポイントによって受信されなかったか否かを決定するステップと、
    前記事前に割り振られた追加の時間期間の満了後、前記共有の非同期の第1のチャネルまたは異なる第2のチャネルを介して、前記受信された第1の送信を前記サービングアクセスポイントに中継するステップと
    を含む方法。
  48. ブロードキャスト送信のための前記共有の非同期の第1のチャネルを介して、前記ターゲットデバイスから第2の送信を受信するステップであって、前記第2の送信が前記サービングアクセスポイントに送られない、ステップと、
    前記共有の非同期の第1のチャネルまたは前記異なる第2のチャネルを介して、前記受信された第2の送信と、前記ターゲットデバイスからの第3の送信の両方を、前記サービングアクセスポイントに同時にブロードキャストするステップであって、前記第2の送信および前記第3の送信が同じ送信である、ステップと
    をさらに含む、請求項47に記載の方法。
  49. 送信を送るすべてのデバイスが、同じ時間および/または周波数リソースを使用して、ローカルの単一周波数ネットワークを形成する、請求項47に記載の方法。
  50. 前記サービングアクセスポイントが、送信を中継する能力があるいくつかの近くの追加のデバイスから、ユニキャストされるべき前記受信された第1の送信の前記中継を選択する、請求項47に記載の方法。
  51. 前記第1の送信が前記サービングアクセスポイントによって受信されなかったか否かを決定するステップが、前記サービングアクセスポイントが、少なくとも前記ターゲットデバイスによって受信される失敗インジケータ(NAK)を送るか否かを決定するステップを含む、請求項47に記載の方法。
  52. ネットワーク通信デバイスであって、
    少なくとも1つのワイヤレスネットワークおよび他のワイヤレスデバイスとの通信のために適応された、ワイヤレス通信回路と、
    少なくとも1つのコアネットワークとの通信のために適応されたネットワーク通信回路と、
    アップリンク通信支援のための、前記ワイヤレス通信回路に結合された処理回路であって、
    ブロードキャスト送信のための共有の非同期の第1のチャネルを介して、ターゲットデバイスから第1の送信を受信することであって、前記第1の送信が、前記ターゲットデバイスからサービングアクセスポイントにも送られる、こと、
    前記サービングアクセスポイントとの追加の時間期間を事前に割り振ること、
    前記第1の送信が前記サービングアクセスポイントによって受信されなかったか否かを決定すること、および
    前記事前に割り振られた追加の時間期間の満了後、前記共有の非同期の第1のチャネルまたは異なる第2のチャネルを介して、前記受信された第1の送信を前記サービングアクセスポイントに中継すること
    を行うように構成された処理回路と
    を備えるネットワーク通信デバイス。
  53. 前記ネットワーク通信回路および前記ワイヤレス通信回路が、複合通信回路を形成する、請求項52に記載のネットワーク通信デバイス。
  54. 前記複合通信回路が、
    少なくとも1つのトランシーバチェーンと、
    前記処理回路に結合されたモデムプロセッサと
    を備える、請求項53に記載のネットワーク通信デバイス。
  55. 前記少なくとも1つのトランシーバチェーンが、
    第1の無線周波数(RF)フロントエンドインターフェースと第1のRFプロセッサとを含む、第1のトランシーバチェーンであって、前記第1のRFフロントエンドインターフェースが、前記第1のRFプロセッサに結合される、第1のトランシーバチェーンと、
    第2のRFフロントエンドインターフェースと第2のRFプロセッサとを含む、第2のトランシーバチェーンであって、前記第2のRFフロントエンドインターフェースが、前記第2のRFプロセッサに結合され、前記第1のRFフロントエンドインターフェースおよび前記第2のRFフロントエンドインターフェースが、前記少なくとも1つのコアネットワーク、前記少なくとも1つのワイヤレスネットワーク、および/または前記他のワイヤレスデバイスと通信する、第2のトランシーバチェーンと
    を備える、請求項54に記載のネットワーク通信デバイス。
  56. 前記モデムプロセッサが、第1の送信信号を前記第1のRFプロセッサに、および第2の送信信号を前記第2のRFプロセッサに送り、また、前記第1のRFプロセッサからの第1の受信信号、および前記第2のRFプロセッサからの第2の受信信号を受信する、請求項55に記載のネットワーク通信デバイス。
  57. サービングアクセスポイントのためのアップリンク送信支援のための、少なくとも1つの近隣デバイス上で動作可能な装置であって、
    ブロードキャスト送信のための共有の非同期の第1のチャネルを介して、ターゲットデバイスから第1の送信を受信するための手段であって、前記第1の送信が、前記ターゲットデバイスから前記サービングアクセスポイントにも送られる、手段と、
    前記サービングアクセスポイントとの追加の時間期間を事前に割り振るための手段と、
    前記第1の送信が前記サービングアクセスポイントによって受信されなかったか否かを決定するための手段と、
    前記事前に割り振られた追加の時間期間の満了後、前記共有の非同期の第1のチャネルまたは異なる第2のチャネルを介して、前記受信された第1の送信を前記サービングアクセスポイントに中継するための手段と
    を備える装置。
  58. ブロードキャスト送信のための前記共有の非同期の第1のチャネルを介して、前記ターゲットデバイスから第2の送信を受信するための手段であって、前記第2の送信が前記サービングアクセスポイントに送られない、手段と、
    前記共有の非同期の第1のチャネルまたは前記異なる第2のチャネルを介して、前記受信された第2の送信と、前記ターゲットデバイスからの第3の送信の両方を、前記サービングアクセスポイントに同時にブロードキャストするための手段であって、前記第2の送信および前記第3の送信が同じ送信である、手段と
    をさらに備える、請求項57に記載の装置。
  59. 送信を送るすべてのデバイスが、同じ時間および/または周波数リソースを使用して、ローカルの単一周波数ネットワークを形成する、請求項57に記載の装置。
  60. 前記サービングアクセスポイントが、送信を中継する能力があるいくつかの近くの追加のデバイスから、ユニキャストされるべき前記受信された第1の送信の前記中継を選択する、請求項57に記載の装置。
  61. 前記第1の送信が前記サービングアクセスポイントによって受信されなかったか否かを決定するための前記手段が、前記サービングアクセスポイントが、少なくとも前記ターゲットデバイスによって受信される失敗インジケータ(NAK)を送るか否かを決定するための手段を備える、請求項57に記載の装置。
  62. サービングアクセスポイントのためのアップリンク送信支援のための、少なくとも1つの近隣デバイス上で動作可能な命令を記憶した、コンピュータ可読記憶媒体であって、前記命令が、少なくとも1つのプロセッサによって実行されたとき、前記プロセッサに、
    ブロードキャスト送信のための共有の非同期の第1のチャネルを介して、ターゲットデバイスから第1の送信を受信することであって、前記第1の送信が、前記ターゲットデバイスからサービングアクセスポイントにも送られる、こと、
    前記サービングアクセスポイントとの追加の時間期間を事前に割り振ること、
    前記第1の送信が前記サービングアクセスポイントによって受信されなかったか否かを決定すること、および
    前記事前に割り振られた追加の時間期間の満了後、前記共有の非同期の第1のチャネルまたは異なる第2のチャネルを介して、前記受信された第1の送信を前記サービングアクセスポイントに中継すること
    を行わせる、コンピュータ可読記憶媒体。
  63. 前記命令が、前記少なくとも1つのプロセッサによって実行されたとき、前記プロセッサに、
    ブロードキャスト送信のための前記共有の非同期の第1のチャネルを介して、前記ターゲットデバイスから第2の送信を受信することであって、前記第2の送信が前記サービングアクセスポイントに送られない、こと、および
    前記共有の非同期の第1のチャネルまたは前記異なる第2のチャネルを介して、前記受信された第2の送信と、前記ターゲットデバイスからの第3の送信の両方を、前記サービングアクセスポイントに同時にブロードキャストすることであって、前記第2の送信および前記第3の送信が同じ送信である、こと
    をさらに行わせる、請求項62に記載のコンピュータ可読記憶媒体。
  64. 送信を送るすべてのデバイスが、同じ時間および/または周波数リソースを使用して、ローカルの単一周波数ネットワークを形成する、請求項62に記載のコンピュータ可読記憶媒体。
  65. 前記サービングアクセスポイントが、送信を中継する能力があるいくつかの近くの追加のデバイスから、ユニキャストされるべき前記受信された第1の送信の前記中継を選択する、請求項62に記載のコンピュータ可読記憶媒体。
  66. 前記第1の送信が前記サービングアクセスポイントによって受信されなかったか否かを決定するステップが、前記サービングアクセスポイントが、少なくとも前記ターゲットデバイスによって受信される失敗インジケータ(NAK)を送るか否かを決定するステップを含む、請求項62に記載のコンピュータ可読記憶媒体。
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