JP2012506113A - 燃料電池スタックを含む燃料電池構成 - Google Patents
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Abstract
燃料電池構成は、平面的な燃料電池で構成される多数の燃料電池スタック(17,17’)を含み、燃料電池スタックは順々に配置され、燃料電池スタックの各々は、負極側及び正極側のガスの吸入流及び排出流のためのガス接続部を備える。燃料電池スタック(17,17’)は、荷重軸支承構造として作用する締結面素子(2、2’)の上にタワーとして配置され、タワーは、タワーの締結面素子(2、2’)と反対側の端部に配置されるエンドピース(19,19’)を用いて、並びに、締結面素子とエンドピースとを接続する結合バー(11,11’)によって支持される。締結面素子(2,2’)は、負極側及び正極側ガスの両方のための吸入流及び排出流通路を備え、これらの吸入流及び排出流通路は、燃料電池スタックのガス接続部を構成するためにタワーと接続して配置されるタワーの共通の負極側及び正極側のガス管(6,6’;7,7’)に接続される。
Description
本発明は、平面的な燃料電池によって形成される多数の燃料電池スタック(積層体)を含み、スタックは順々に配置され、各スタックは、負極側及び正極側のガスの吸入流及び排出流のためのガス接続部を備える、請求項1の前文に従った燃料電池構成に関する。
負極側の燃料ガスを酸化することによって電子を解放し、負荷を生む外部回路に電子を通過させた後、酸素を減少することによって或いは他の還元剤を使用することによって正極側で電子を更に結合することによって、燃料電池を用いて電気エネルギを生成し得る。作用を生むために、各燃料電池は、燃料及び酸素又は他の還元剤を備えなければならない。普通、これは負極側及び正極側に燃料及び空気の流れを提供することによって行われる。しかしながら、典型的には、単一の燃料電池によって生成される電位差は小さいので、実際には、燃料電池ユニット、即ち、スタックは、多数の電池を電気的に直列に接続することによって、多数の燃料電池から製造される。その場合には、電圧を増大するために、別個のユニットを更に直列に接続し得る。各燃料電池ユニット、即ち、燃料電池スタックは、反応に必要な物質、即ち、燃料及び酸素(空気)を備えなければならない。反応生成物は、相応して、ユニットから離れる方向に輸送されなければならない。これは正極側及び負極側の双方のためのガス流を達成するためのガス流システムを必要とする。実際には、燃料電池工場内で、十分な電力を提供するために、燃料電池スタックを直列に接続し、直列に接続されたそのような組立体を更に並列に接続しなければならない。よって、電気流及びガス流の双方のための接続を形成することが問題であることは明らかである。
米国特許6692859B2は、燃料電池スタックのガス流を実現するための1つの解決策を開示している。この種類の解決策は、構成がより高い電力のものである場合には、最適ではない空間使用を伴う解決策をもたらす。
本発明の目的は、据付及び保守が容易であり、且つ、燃料電池スタックのガス流システムの設計が可能な限り簡単で、耐久性があり、空間使用が可能な限り最適化された燃料電池構成をもたらすことである。
本発明の目的は、請求項1に記載されるように並びに他の請求項により詳細に開示されるように達成され得る。本発明に従った燃料電池構成において、燃料電池スタックは、荷重軸支承構造として作用する締結面素子の上にタワーとして配置され、タワーは、タワーの締結面素子と反対側の端部に配置されるエンドピースを用いて、並びに、締結面素子とエンドピースとを接続する結合バーによって支持される。締結面素子は、負極側及び正極側ガスの両方のための吸入流及び排出流通路を備え、これらの吸入流及び排出流通路は、燃料電池スタックのガス接続を構成するためにタワーと接続して配置されるタワーの共通の負極側及び正極側のガス管に接続される。タワー構造及び支持構造として同時に作用する締結面素子を介したガスの導入は、空間及びエネルギ製造の有利な使用を伴う燃料電池構成を達成するために有利である。
燃料電池スタックが各吸入集電片の両側に配置されるよう、ガス管が別個の吸入集電片(インレット及びコレクタピース)を介して燃料電池スタックの負極側及び正極側の導管に接続されるならば、タワーを組み立てること及びそのガス流を作り出すことのための有利な解決策が達成される。よって、吸入集電片は、好ましくは、負極側ガス流のための吸入及び排出通路構成と、正極側ガス流のための吸入及び排出通路構成とを含み、両者は、両方の吸入集電片に並びにタワーの対応する共通のガス管に接続される燃料電池スタックの負極側及び正極側に相応して接続される。
吸入集電片の通路構成は、吸入集電片に対して吸入集電片の両側に配置される燃料電池スタックの端部が同じ電位の端子であるよう構成される。これはスタック間の電気絶縁が最小電位差の故に容易に配置されるという利点を有する。
吸入集電片は、好ましくは、結合バーによっても支持される。この目的のために、吸入集電片は、結合バーのための孔を備える。結合バーのための孔は、結合バーと吸入集電片との間で電気絶縁として作用する絶縁体を備える。これは、結合バーが燃料電池スタックから電気的に絶縁され、更に、締結基板が燃料電池スタックから電気的に絶縁されることを可能にする。
好ましくは、当該構成は、順々にタワーとして形成される吸入集電片を用いて接続される二対以上の2つの連続的な燃料電池スタックを含む。よって、タワーの高さを増大することによって、燃料電池によって必要とされる表面積を最小限化し得る。
ガス流を導入し且つタワーを支持するために、吸入集電片の断面積は、タワーに亘って燃料電池スタックの面積よりも大きいことが好ましい。よって、ガス管を介しても吸入集電片を互いに容易に接続することができ、ガス管は燃料電池スタックの外側に配置される。
実用的に好適な実施態様において、ガス管は各吸入集電片の間に据え付けられるベローズを備える。ガス管は、追加的に、順次配置される2つの吸入集電片の間に配置される通路片で構成される。
好ましくは、燃料電池タワーと締結面素子との間にも電気絶縁がある。
当該構成は、好ましくは、燃料電池スタックによって形成され且つ負極側及び正極側のガス流通路を含む同じ締結面素子に締結される多数の燃料電池タワーを含み、負極側及び正極側のガス流通路は、各燃料電池タワーの負極側及び正極側の導管に接続されるよう構成される。これはコンパクトな解決策をもたらすと共に、より大きな出力レベルの製造を可能にする。
以下に、付属の概略的な図面を参照して、一例として本発明を記載する。
図1及び2は、平面的な燃料電池を含む燃料電池スタック17によって形成される燃料電池構成の原理を例証しており、燃料電池スタック17は、燃料電池タワー1に形成されている。燃料電池タワー1は、締結面素子2に螺入される結合バー11を使用することによって、共通の締結面素子2の上に配置される。この実施態様において、全ての負極側ガス流及び正極側ガス流は、締結面素子2を介して配置され、それによって、困難な管貫通の量を最小限化し得る。この目的のために、締結面素子2は、燃料を導入するための開口3、燃料側反応生成物を排出するための開口4、空気を導入するための開口5、及び、使用済み空気を締結面素子2から離れる方向に方向付けるための開口6を備える。締結面素子2は、対応するガス流を燃料電池タワーに方向付け、締結面素子2を介して燃料電池タワーから戻すための開口を更に含む。
図1及び3から分かるように、締結面素子2は、各燃料電池タワー1のために、燃料を導入するための開口2a、空気を導入するための開口2b、燃料側の排気のための開口2c、及び、空気を排出するための開口2dを有する。ガス流は、異なる燃料電池タワー1を接続する共通の通路を介して(図2及び3を参照)、12(燃料入口)、13(空気入口)、14(燃料側の排気)、及び、15(空気の排気)を介して、締結面素子2に方向付けられる。通路は締結面素子2とその底部プレート2eとの間に留まる。締結面素子2は、追加的に、それらを通じて結合バー11を通すための開口10を備える。
図4は、2つの燃料電池スタック17の間に吸入集電片(インレット及びコレクタピースピース)18があるよう対に配置された多数の燃料電池スタック17を含む単一の燃料電池タワー1を例証している。負極側ガス流及び正極側ガス流は、タワーの外側に配置されるガス管を使用することによって締結面素子2を介して達成され、その燃料吸入管6及び空気吸入管7が図4に示されている。図4に示されていないが、燃料側の排出管及び空気の排出管は、反対側に燃料電池タワー1と対称的に配置されている。これらのガス管の全ては、実際の燃料電池スタック17を超えてタワーを横断して延びる吸入集電片18を介して、燃料電池スタック17に接続されている。
燃料電池タワー1の燃料電池スタック17及び吸入集電片18は、タワーの縁部に配置される結合バー11によって支持され、結合バー11は、エンドピース19及び20を用いてタワーを一体に維持している。結合バー11は、絶縁体23を用いて締結面素子2の通路から緊密に絶縁されている。結合バー11は、吸入集電片18を通じて自由にそれらの長手方向に延びるよう配置され、それによって、当該構成はその部分の上で完全に浮遊的である。結合バー11は、例えば、スリーブ(図4を参照)を用いて吸入集電片18からも絶縁される。絶縁スリーブを用いて、結合バー11及び吸入集電片18を互いに電気的に絶縁し、よって、結合バー11及び吸入集電片18を異なる電位に維持し得る。相応して、エンドピース19内の結合バー11の取付け地点で絶縁スリーブ18(詳細には図示されていない)を有利に使用することも可能であり、よって、エンドピース19を結合バー11と異なる電位に維持することも可能である。
結合バー11は、締結構成を追加的に備え、締結構成は、図面の解決策では、バネ24と、それらの間に接続される締結ナットとを含む。このために、ガス管は、実際には、吸入集電片18と締結面組立体2との間の管部分から組み立てたられ、図4に示されるように、ベローズを備える。燃料電池タワー1は、ネジ及びボルトでエンドピース20を用いて締結面素子2に別個に締結される。エンドピース20は、絶縁体21及び22を用いて、実際のタワー及び締結面素子2から絶縁される。
固体酸素燃料電池に基づく構成がそうであるように、特に高温構成である本発明を用いて製造される燃料電池構成を使用するとき、異なる動作段階の間に、構成の部分に相当な温度変化がある。本発明に従った装置は、極めて良好な熱膨張の制御を可能にする。長い結合バー11及びバネ24を有する締結構成は十分な圧縮力をもたらすが、他方、吸入集電片18の浮遊的な接続は、様々な接続部において均一な圧縮力を可能すると同時に、過剰な張力の形成を解消する。更に、本発明に従った構成は、締結面素子からの燃料電池タワーの電気の生成の効率的な絶縁を可能にする。
図5及び6は、吸入集電片18の設計の1つの実用的な実施態様を例証している。負極は、吸入管6(ここには図示されていない、図4を参照)と接続する通路18aを介して導入され、それによって、燃料電池スタックとの接続は通路18a1及び18a2を介して構成されるので、それは燃料電池スタックの対応する側面全体を使用して実施される。従って、排気は通路18c1及び18c2を介して実施され、通路18c1及び18c2は、排出通路18cと接続され、そこを通じて、更に排出管(ここには図示せず)に至る。相応して、正極ガスは通路18bを介して導入され、通路18bは、吸入管7(ここには図示せず、図4を参照)と接続され、それによって、燃料電池スタックとの接続が通路18b1及び18b2を介して構成されるので、それは燃料電池スタックの対応する側面全体を使用しても実施される。従って、排気は通路18d1及び18d2を介して実施され、通路18d1及び18d2は、排出通路18dと接続され、そこを通じて、更に排出管(ここには図示せず)に至る。開口18eは、そこを通じて結合バー11を通すためである。燃料電池スタックの全ての吸入集電片18は類似の設計であり得る。図5は、流管と接続する絶縁スリーブを使用することも示している。ここでは、絶縁スリーブは、例えば、通路18b及び18dと接続してのみ示されている。
図5及び6から分かるように、吸入通路及び排出通路の一部は、ここでは、最小の直径を有する負極側通路は、空間の使用のために有利であるよう、燃料電池スタックの断面レベルの中心部に配置される。所望であれば、例えば、全てのガス管が燃料電池スタックの隅部に配置されるよう、他の種類の配置も使用し得る。
図7は、本発明に従った燃料電池構成の1つの実施態様の原理図であり、多数の燃料電池スタックが、共通の締結面素子2’の上に据え付けられた燃料電池タワー1’として組み立てられている。この実施態様は、タワー内への空気の吸入(管7)及びタワーからの空気の吸入(図面には詳細に示されていない)のみが締結面素子2’とタワーとの間で直接的に実施される点で、図1の実施態様と異なる。燃料の吸入及び排出は、締結面素子2’を介しても実現されるが、タワー1’及びそれらの垂直流管に直接的に接続されておらず、別個の分配配管6’及び8’を介して接続されている。締結面素子2’に向かう並びに締結面素子2’から離れる吸入流及び排出流は、締結面素子2’の下、或いは、その側部(詳細には示されていない)で遂行される。更に、実際には、図1及び7の燃料電池構成全体は機密絶縁体ケーシングによって覆われる。
図8は、図7の燃料電池構成に従った燃料電池スタックから構成される単一の燃料電池タワー1’を例証している。その設計は、管6”及び8”を介して上から遂行される燃料の吸入及び排出を除き、図4の燃料電池タワー1の設計と類似している。この故に、吸入集電片18’に接続される流管は、締結面素子2’まで直接的に延びない。
図9は、多数の燃料電池タワーの間の電気接続の原理を示している。本発明によれば、締結面素子に最も近いものが第一の燃料電池スタック17であり、次に近いものが第二の燃料電池スタック17である等であるよう、各燃料電池スタック17は、締結面素子からその独自の序数を有する。電気接続は、導体25を用いて、導体25を用いて同じ数を有する燃料電池スタック17を互いに直列に接続することによって実施される。これは異なる電位を有する端子26,27を互いに接続することによって達成される。締結面素子からのスタックの序数は、締結面からの距離にも影響を及ぼすので、距離、即ち、高さの差は、様々な距離の間の温度差も引き起こす。燃料電池の温度は、燃料電池の動作に影響を及ぼすので、上述の接続は、同じ電気直列接続が同じ温度で動作する燃料電池スタック17を有し、それによって、それらの電気製造が可能な限り互いに近接するという利点をもたらす。
燃料電池スタック17は導電性を有し、燃料電池スタックはそれらの端子26,27がスタックの両端にあるよう設計される。燃料電池は、同じ電位を有する端子が常に燃料電池スタックの吸入集電片18と同じ端部にあるよう更に配置される。これは吸入集電片18に亘る電位差が比較的小さいままであり、それによって、吸入集電片18と燃料電池スタック17との間の電気絶縁が相応して極めて効果的に絶縁的である必要はないという利点をもたらす。対応して、2つの燃料電池スタック17の間の絶縁は、極めて好適的に絶縁的である必要はない。何故ならば、これらの端部も、同じ電位のための端子27を有するからである。
図4、8、及び、9から分かるように、燃料電池スタック1,1’において、燃料電池スタックの水平な表面の如何なる不規則性をも円滑化するために、互いに重なり合って配置される燃料電池スタック17,17’の間にアダプタプレートが使用される。
本発明は開示の実施態様に限定されず、付属の請求項の範囲内で、それらの幾つかの変更を着想し得る。
Claims (11)
- 平面的な燃料電池によって形成される多数の燃料電池スタックを含み、該燃料電池スタックは、順々に配置され、各燃料電池スタックは、負極側及び正極側のガスの吸入流及び排出流のためのガス接続部を備える、燃料電池構成であって、
前記燃料電池スタックは、荷重軸支承構造として作用する締結面素子の上に、該締結面素子とは反対側の端部に配置されるエンドピースによって、並びに、前記締結面素子と前記エンドピースとを接続する結合バーによって支持されるタワーとして配置されること、並びに、前記締結面素子が、負極側及び正極側の両方のための吸入流及び排出流通路を備え、該吸入流及び排出流通路は、前記燃料電池スタックへのガス接続をもたらすために、前記タワーと接続して配置される前記タワーの共通のガス管に接続されることを特徴とする、燃料電池構成。 - 前記ガス管は、燃料電池スタックが各吸入集電片の両側に設けられるよう、別個の吸入集電片を介して前記燃料電池スタックの前記負極側及び正極側の導管に接続されること、並びに、前記吸入集電片は、負極側ガス流の吸入及び排出通路構成と、正極側ガス流の吸入及び排出通路構成とを含み、それらは、各吸入集電片に並びに前記タワーの対応する共通のガス管に接続される前記燃料電池スタックの前記負極側及び正極側に相応して接続されることを特徴とする、請求項1に記載の燃料電池構成。
- 前記吸入集電片の前記通路構成は、前記吸入集電片に対して前記吸入集電片の両側に配置される前記燃料電池スタックの端部が同じ電位を有する端子であるよう構成されることを特徴とする、請求項2に記載の燃料電池構成。
- 前記吸入集電片は、前記結合バーに支持されることを特徴とする、請求項2又は3に記載の燃料電池構成。
- 前記吸入集電片は、前記結合バーのための貫通孔を備えること、並びに、前記貫通孔が、前記結合バーと前記吸入集電片との間で電気絶縁として作用する絶縁体を備えることを特徴とする、請求項4に記載の燃料電池構成。
- 当該構成は、タワーに形成される、吸入集電片を用いて順々に接続される2つ又はそれよりも多くの対の燃料電池スタックを含むことを特徴とする、請求項2乃至5のうちのいずれか1項に記載の燃料電池構成。
- 前記燃料電池タワーを横断する前記吸入集電片の断面積は、前記燃料電池スタックの面積よりも大きいこと、並びに、前記吸入集電片は、前記ガス管を介して互いに接続され、該ガス管は、前記燃料電池スタックの外側に配置されることを特徴とする、請求項2乃至6のうちのいずれか1項に記載の燃料電池構成。
- 前記ガス管は、各吸入集電片の間に据え付けられるベローズを備えることを特徴とする、請求項7に記載の燃料電池構成。
- 前記ガス管は、2つの連続的な吸入集電片の間に配置される通路片で構成されることを特徴とする、請求項7又は8に記載の燃料電池構成。
- 前記燃料電池タワーと前記締結面素子との間に電気絶縁体が設けられることを特徴とする、請求項1乃至9のうちのいずれか1項に記載の燃料電池構成。
- 当該構成は、燃料電池スタックによって形成される多数の燃料電池タワーを含み、該タワーは、各燃料電池タワーの前記負極側及び正極側導管に接続されるよう配置される負極側及び正極側のガス流通路を含む同じ締結面素子に取り付けられることを特徴とする、請求項1乃至10のうちのいずれか1項に記載の燃料電池構成。
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