JP2012504408A5 - - Google Patents

Claims (12)

1. 抗体またはそのＦａｂフラグメント、ＦｖフラグメントもしくはｓｃＦｖフラグメントである、１７以下のアミノ酸からなり、そして配列番号１のアミノ酸配列を含むエピトープ配列との選択的相互作用が可能な親和性リガンド。
2. 前記エピトープ配列が、配列番号３および／または配列番号４のアミノ酸配列を含む、請求項１に記載の親和性リガンド。
3. 請求項１または２に記載の親和性リガンドを含む、大腸癌を有する哺乳動物被験体の予後を確立するための診断用組成物。
4. 予後作用剤としての請求項１または２に記載の親和性リガンドのインビトロでの使用。
5. 大腸癌を有する哺乳動物被験体の予後が、対照予後より不良であるかもしくはそれに匹敵するかどうかを決定するための方法であって、以下の工程：
   ａ）前記被験体からより早期に得られたサンプルを提供する工程；
   ｂ）請求項１〜２のいずれか一項に記載の親和性リガンドを使用して、前記サンプルの少なくとも一部に存在する配列番号１のアミノ酸配列を含むタンパク質の量を評価し、そして前記評価した量に対応するサンプル値を決定する工程；
   ｃ）工程ｄ）において得られた前記サンプル値と前記対照予後に関連する対照値とを比較する工程；ならびに
   前記サンプル値が前記対照値以下である場合、
   ｄ）前記被験体の前記予後は、前記対照予後より不良であるかもしくはそれに匹敵すると結論付ける工程、
   を含む、方法。
6. 前記サンプルが大腸癌組織サンプルである、請求項５に記載の方法。
7. 工程ｂ）の前記評価が、前記サンプルの細胞の核に限定される、請求項５〜６のいずれか一項に記載の方法。
8. ａ）請求項１〜２のいずれか一項に記載の親和性リガンド；および
   ｂ）前記親和性リガンドの量を定量するのに必要な試薬
   を含む、請求項５〜７のいずれか一項に記載の方法を行うためのキット。
9. １７以下のアミノ酸残基からなり、そして配列番号１のアミノ酸配列を含む、単離されたポリペプチド。
10. 配列番号３および／または配列番号４のアミノ酸配列を含む、請求項９に記載のポリペプチド。
11. モノクローナルまたはポリクローナル抗体の製造における、免疫化において抗原としての、請求項９〜１０のいずれか一項に記載のポリペプチドの使用。
12. 親和性リガンドの選択または精製における請求項９〜１０のいずれか一項に記載のポリペプチドの使用。