JP2012503979A5 - - Google Patents

Claims (16)

1. 配列番号：１：
   
   を含む抗体ＶＨドメインであって、ここで：
   Ｘａ１は、ＳｅｒまたはＴｈｒであり；
   Ｘａ２は、Ｇｌｙ、Ａｓｐ、Ａｌａ、Ｓｅｒ、Ｖａｌ、Ａｓｎ、Ｌｙｓ、ＴｙｒまたはＭｅｔであり；
   Ｘａ３は、ＭｅｔまたはＩｌｅであり；
   Ｘａ４は、ＶａｌまたはＡｒｇであり；そして
   Ｘａ５は、Ａｓｐ、ＡｓｎまたはＧｌｙである
   抗体ＶＨドメイン。
2. ａ）Ｘａ２がＧｌｙであり、Ｘａ５がＡｓｐもしくはＡｓｎである；
   ｂ）Ｘａ２がＧｌｙであり、Ｘａ５がＡｓｐである；
   ｃ）Ｘａ１がＳｅｒである；
   ｄ）Ｘａ１がＴｈｒである；
   ｅ）Ｘａ３がＭｅｔである；
   ｆ）Ｘａ３がＩｌｅである；
   ｇ）Ｘａ４がＶａｌである；または
   ｈ）Ｘａ４がＡｒｇである
   請求項１に記載のＶＨドメイン。
3. 前記残基Ｘａ１〜Ｘａ５が、以下：
   
   の組み合わせとなっている、請求項１に記載のＶＨドメイン。
4. ＩＬ−２５と結合し、抗体ＶＨドメインを含む標的結合メンバーであって、前記ＶＨドメインは請求項１に記載のＶＨドメインである、標的結合メンバー。
5. 標的結合メンバーがＶＬドメインを含み、前記ＶＬドメインのＫａｂａｔ ＣＤＲ１〜３が、それぞれ配列番号１５の、残基２４〜３４（配列番号２９）；５０〜５６（配列番号３０）および８９〜９７（配列番号３１）として示される、請求項４に記載の標的結合メンバー。
6. ａ）前記ＶＬドメインが、ＣＤＲ１（配列番号２９）に隣接する配列番号１５の残基３５〜３８をさらに含む；
   ｂ）標的結合メンバーが配列番号１５を含む；
   ｃ）前記ＶＬドメインがヒト化されている；または
   ｄ）前記ＶＬドメインがヒト化されており、前記標的結合メンバーの配列が、配列番号２５のアミノ酸２１〜１２７を含む
   請求項５に記載の標的結合メンバー。
7. Ｆａｂ、Ｆ（ａｂ’）_２、ｓｃＦｖ、ＦｖまたはｄＡｂ抗体フラグメントである、請求項４に記載の標的結合メンバー。
8. 抗体定常領域を含む、請求項４に記載の標的結合メンバー。
9. ａ）前記定常領域が、ヒトＩｇＧ１またはＩｇＧ４定常領域である；または
   ｂ）標的結合メンバーが完全抗体を含む
   請求項８に記載の標的結合メンバー。
10. ａ）請求項１に記載のＶＨドメインをコードするヌクレオチド配列、または
    ｂ）請求項４に記載の標的結合メンバーをコードするヌクレオチド配列
    を含む単離核酸。
11. プロモーターに作動可能に連結された請求項１０に記載の核酸を含む発現ベクター。
12. 請求項１１に記載の発現ベクターを有する宿主細胞。
13. 前記標的結合メンバーの産生条件下で請求項１２に記載の宿主細胞を培養する工程を含む、標的結合メンバーを作製する方法であって、該方法が任意に、前記標的結合メンバーを単離する工程をさらに含み、任意に、少なくとも１つのさらなる成分を含む組成物に前記標的結合メンバーを配合する工程をさらに含む、方法。
14. 請求項４に記載の標的結合メンバーおよび薬学的に受容可能なキャリアを含み、任意に凍結乾燥粉末の形態にある組成物。
15. ａ）喘息；
    ｂ）炎症性腸疾患
    ｃ）潰瘍性大腸炎；または
    ｄ）クローン病
    の治療または予防における使用のための、請求項４〜９いずれかに記載の標的結合メンバー。
16. ＩＬ−２５に対する抗体を作製する方法であって、
    （ａ）請求項１に記載の抗体ＶＨドメインを提供する工程；
    （ｂ）前記ＶＨドメインを複数の抗体ＶＬドメインと組み合わせて抗体分子を提供する工程；
    （ｃ）前記抗体分子をＩＬ−２５への結合についてスクリーニングする工程；および
    （ｄ）ＩＬ−２５と結合する抗体分子を選択する工程
    を含む、方法。