JP2012503905A - Ofdm信号処理 - Google Patents

Ofdm信号処理 Download PDF

Info

Publication number
JP2012503905A
JP2012503905A JP2011528194A JP2011528194A JP2012503905A JP 2012503905 A JP2012503905 A JP 2012503905A JP 2011528194 A JP2011528194 A JP 2011528194A JP 2011528194 A JP2011528194 A JP 2011528194A JP 2012503905 A JP2012503905 A JP 2012503905A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ofdm
phase
signal
sub
blocks
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2011528194A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5295373B2 (ja
Inventor
ソルド ハイランデル,
トレ ミカエル アンドレ,
ヴィマル ビョルク,
ダニエル ラルソン,
ヤコブ エステルリン,
レオナルド レクスベリ,
トルビョルン グナル ウィデ,
Original Assignee
テレフオンアクチーボラゲット エル エム エリクソン(パブル)
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by テレフオンアクチーボラゲット エル エム エリクソン(パブル) filed Critical テレフオンアクチーボラゲット エル エム エリクソン(パブル)
Publication of JP2012503905A publication Critical patent/JP2012503905A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5295373B2 publication Critical patent/JP5295373B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L27/00Modulated-carrier systems
    • H04L27/26Systems using multi-frequency codes
    • H04L27/2601Multicarrier modulation systems
    • H04L27/2647Arrangements specific to the receiver only
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L27/00Modulated-carrier systems
    • H04L27/26Systems using multi-frequency codes
    • H04L27/2601Multicarrier modulation systems
    • H04L27/2626Arrangements specific to the transmitter only
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L27/00Modulated-carrier systems
    • H04L27/26Systems using multi-frequency codes
    • H04L27/2601Multicarrier modulation systems
    • H04L27/2602Signal structure

Abstract

ベースバンド信号からOFDM信号を形成するための基地局装置は、ベースバンド信号のサンプルのブロックを複数のサブブロックに分割する様に構成された分割部を含む。サブキャリア・マッピング部(26)は、対応する複数のプレフィックス無しOFDMシンボルを形成するために、複数のサブブロックをOFDMマルチキャリアの隣接する複数のサブキャリア・ブロックにマッピングする。サイクリック・プレフィックス付加部(24)は、プレフィックス付きOFDMシンボルを形成するために、マッピングされた各サブブロックにサイクリック・プレフィックスを付加する。複数の位相補償部(30)は、後続のアップ・コンバージョンされた総てのプレフィックス付きOFDMシンボルのプレフィックス無しOFDMシンボル部分を同じ位相で開始させるために位相補償を行う。複数のアップ・コンバータ(34、36)は、位相補償された複数のプレフィックス付きOFDMシンボルを、OFDMマルチキャリア構造を維持する中心周波数及び帯域幅を有する各無線周波数帯域にアップ・コンバージョンする。結合部(14)は、アップ・コンバージョンされ、位相補償された複数のプレフィックス付きOFDMシンボルを、OFDM信号へと結合する。

Description

本発明は、概して、OFDM信号処理に関し、特に、ベースバンド信号からOFDM信号を形成することと、OFDM信号からベースバンド信号を形成することに関する。
移動通信における現行無線技術は、WCDMA無線部である。各WCDMA搬送波は約5MHz幅であり、そして最先端の無線部は、20MHz帯域幅内で最大4つまでのその様な搬送波を送ることができる。基本原理を図1の基地局により説明する。4つの入力サンプル・ストリームが各拡散部10に転送され、拡散信号が各無線部12に転送される。出力信号は、基地局から送信される20MHzの出力信号を形成するために、加算部14で結合される。
WCDMAではなくOFDM/OFDMAに基づくLTEは、20MHzまでの帯域幅での送信を必要とするであろう。基本原理を図2の基地局により説明する。単一の入力サンプル・ストリームが直並列変換部20に転送され、直並列変換部20からの出力が、通常IFFTブロックとして実装されるIDFTブロック22により処理される。サイクリック・プレフィックス付加部24は、IDFTブロック22からの出力信号にサイクリック・プレフィックスを付加し、その結果得られた信号は、送信のために無線部12に転送される。
本発明の目的は、ベースバンド信号からOFDM信号を形成する新しい手法である。
本発明の他の目的は、OFDM信号からベースバンド信号を形成する新しい手法である。
これらの目的は、添付の特許請求の範囲に従い達成される。
簡潔に述べると、ベースバンド信号のサンプルのブロックを複数のサブブロックに分割することから始まる手順で、ベースバンド信号からOFDM信号が形成される。複数のサブブロックは、OFDMマルチキャリアの隣接する複数のサブキャリア・ブロックにマッピングされる。マッピングされた各サブブロックは、対応するプレフィックス無しOFDMシンボルに変換される。サイクリック・プレフィックスが、複数のプレフィックス付きOFDMシンボルを形成するために、マッピングされた各サブブロックに付加される。総てのプレフィックス付きOFDMシンボルのプレフィックス無しOFDMシンボル部分を、後続の無線周波数へのアップ・コンバージョン後において同じ位相で開始させるために、位相補償が行われる。位相補償された複数のプレフィックス付きOFDMシンボルは、OFDMマルチキャリア構造を保つ中心周波数及び帯域幅を有する各無線周波数帯域にアップ・コンバージョンされる。アップ・コンバージョンされ、位相補償された複数のプレフィックス付きOFDMシンボルは、OFDM信号へと結合される。
簡潔に述べると、OFDM信号の部分的に重複する複数の無線周波数帯域を、対応する複数のプレフィックス付きOFDMシンボルにダウン・コンバージョンすることから始まる手順で、OFDM信号からベースバンド信号が形成される。複数のプレフィックス無しOFDMシンボルを形成するために、ダウン・コンバージョンされた各プレフィックス付きOFDMシンボルからサイクリック・プレフィックスが除去される。複数のプレフィックス無しOFDMシンボルは、隣接する複数のOFDMサブキャリア・ブロックにマッピングされたベースバンドの複数のサブブロックに変換される。ベースバンドの複数のサブブロックは、隣接する複数のOFDMサブキャリア・ブロックとのマッピングが解消される。位相補償がダウン・コンバージョン後に行われ、マッピングが解消されたベースバンドの複数のサブブロックが、同じ位相で開始する複数のプレフィックス無しOFDMシンボルに対応するようになる。位相補償され、マッピングが解消されたベースバンドの複数のサブブロックは、ベースバンド信号へと結合される。
20MHzまでの帯域幅でのLTE送信は、通常、無線部に対して新しいデジタル・ソリューションの開発を要求する。市場は無線部のコスト及び大きさに非常に敏感であるので、デジタル・ソリューションは、ASICとして実装されなければならず、(ASICでは何時もそうである様に)高い技術的なリスクと長いリードタイムをもたらす。本発明の利点は、WCDMA無線部のASICの再利用を可能にすることであり、これはコストの観点及びリードタイムの観点から非常に有益である。
本発明の他の利点は、スペクトラムの異なる部分を用いて、同じ無線装置によってWCDMAとLTEの選択使用、或いは、併用を可能にすることである。
本発明並びに本発明のさらなる目的及び利点については、添付の図面と共に行う以下の詳細な記載を参照することにより最もよく理解され得る。
最新のWCDMA基地局の基本原理を説明するブロック図。 最新のLTE(OFDM)基地局の基本原理を説明するブロック図。 図1のタイプのWCDMAシステムの下りリンクの電力スペクトラムを示す図。 図2のタイプのOFDMシステムの下りリンクの電力スペクトラムを示す図。 本発明によるOFDMシステムの下りリンクの電力スペクトラムの例を示す図。 LTEの下りリンクのサブフレーム構造の例を概念的に示す図。 本発明の第1ステップを示すブロック図。 図7の装置により得られる信号の特性を示す図。 本発明の第2ステップを示す図。 ベースバンド信号からOFDM信号を形成するための、本発明による基地局装置の一実施形態の基本原理を示すブロック図。 ベースバンド信号からOFDM信号を形成するための、本発明による方法の一実施形態の基本原理を示すフロー図。 ベースバンド信号からOFDM信号を形成するための、本発明による基地局装置の他の実施形態のブロック図。 ベースバンド信号からOFDM信号を形成するための、本発明による基地局装置の他の実施形態のブロック図。 OFDM信号からベースバンド信号を形成するための、本発明による基地局装置の一実施形態の基本原理を示すブロック図。 OFDM信号からベースバンド信号を形成するための、本発明による方法の一実施形態の基本原理を示すフロー図。 OFDM信号からベースバンド信号を形成するための、本発明による基地局装置の他の実施形態のブロック図。 OFDM信号からベースバンド信号を形成するための、本発明による基地局装置の他の実施形態のブロック図。 ベースバンド信号からOFDM信号を形成するための、本発明による基地局装置の他の実施形態の基本原理を示すブロック図。 OFDM信号からベースバンド信号を形成するための、本発明による基地局装置の他の実施形態の基本原理を示すブロック図。 CPRIインタフェースに基づく、本発明の一実施形態における数値制御発振部を制御するための装置の一実施形態を示すブロック図。 CPRIインタフェースに基づく、本発明の一実施形態における数値制御発振部を制御し、読み取るための装置の一実施形態を示すブロック図。 SC−FDMAの上りリンク送信機の原理を示すブロック図。 SC−FDMAの上りリンク受信機の原理を示すブロック図。
以下の記述において、同じ参照符号は、同じ又は同様の機能要素に用いられる。
図3は、図1を用いて説明した様なWCDMAシステムの下りリンクの電力スペクトラムを示す図である。この例において、電力スペクトラムは、中心周波数fC1・・・fC4有する4つの異なる周波数帯域を有している。4つの周波数帯域の総てを含む複合信号の中心周波数は、fと示されている。
図4は、図2を用いて説明した様なOFDMシステムの下りリンクの電力スペクトラムを示す図である。このスペクトラムは、図3の電力スペクトラムと同じ合計帯域幅及び中心周波数fを有するが、連続的である。OFDMサブキャリア構造が示されている。
図5は、本発明によるOFDMシステムの下りリンクの電力スペクトラムの例を示す図である。電力スペクトラムは、重複する帯域を得るために、図3の重なりのない帯域の帯域幅をわずかに拡張し、図4のと同じ合計帯域幅を維持する様に、中心周波数をfC1・・・fC4からf'C1・・・f'C4にわずかにシフトすることにより形成されている。中心周波数f'C1・・・f'C4及び帯域幅は、図4に示す純粋なOFDMスペクトラムの様に、OFDMサブキャリアが一様に分布するような方法で選ばれる。
20MHzの合計帯域幅で、LTE信号を伝送するものとすると、以下の値が使用され得る。
f'C1 = −6.75MHz
f'C2 = −2.25MHz
f'C3 = 2.265MHz
f'C4 = 6.765MHz
各帯域は、15kHz間隔で300のOFDMサブキャリアを含んでいる。f'C3とf'C4との15kHzのオフセットは、中心にあるOFDMサブキャリアの意図的な信号の欠落によるものである。
図5の例においては、総てが同じ帯域幅である4つの重複する周波数帯域がある。この例を、本発明の説明に使用する。しかしながら、以下に記述する原理は、他の場合に等しく適用できる。よって、より少ない周波数帯域や、より多い周波数帯域とすることができる。
図6は、LTEの下りリンクのサブフレーム構造の例を示す図である。各サブフレーム(1ミリ秒の継続時間を有する)は、2つのスロットに分割される。各スロットは、7つのプレフィックス付きOFDMシンボルを有する。各プレフィックス付きOFDMシンボルは、実際の有用な情報を含むプレフィックス無しOFDMシンボルと、プレフィックス無しOFDMシンボルの端部を繰り返すサイクリック・プレフィックスとを有している。
図7は、本発明の第1ステップを概念的に示すブロック図である。(周波数領域の)サンプルX(k)が、サブキャリア・マッピング部26に転送される。サブキャリア・マッピング部26は、各無線部に対応する1つの方形周波数ウィンドウ28を含む。第1のウィンドウは、以下の式で定義される。
Figure 2012503905
入力サンプルX(k)にW(k)を乗じると、X(k)の最初のN/4サンプルを抽出して、全長Nまでの残りについては零を詰めることになる。ブロック22でのIDFTは、以下の式で定義される。
Figure 2012503905
よって、IDFT後のプレフィックス無しシンボルx(n)は、X(k)の最初のN/4サンプルのIDFTを補間したものを表わす。
第2のウィンドウは、以下の式で定義される。
Figure 2012503905
入力サンプルX(k)にW(k)を乗じ、そしてブロック22でIDFTを行うと、以下の様になる。
Figure 2012503905
総和をとる変数をm=k−N/4に置き換えると、上式は以下の様になる。
Figure 2012503905
この様に、IDFT後のプレフィックス無しシンボルx(n)は、
Figure 2012503905
により変調されたX(k)のN/4からN/2−1までのサンプルのIDFTを補間したものを表わす。
プレフィックス無しのx(n)及びプレフィックス無しのx(n)に対して同様の計算をすると、以下の様になる。
Figure 2012503905
一般に、変調関数は以下の様に記載される。
Figure 2012503905
ここで、Offsetは、ウィンドウの零周波数からのオフセット(周波数ビンの数)である。M(0,Offset)=1であるので、変調関数は、Offsetの値に係らず、プレフィックス無しシンボルの始まりにおいて位相は零である。
図7に戻り、プレフィックス無しシンボルx(n)・・・x(n)は、RFへのアップ・コンバージョンのために、各無線部12に転送される。無線部12からの信号は、加算部14で結合される。結合された信号は増幅され、そして送信される。
図7における装置は、図5を用いて説明した様に、アップ・コンバージョンされる周波数f'C1・・・f'C4及び帯域幅を適切に選択すると、実際に機能する。これは、プレフィックスのないOFDM広帯域信号をもたらす。OFDMサブキャリア構造はアップ・コンバージョンにより維持されなければならないので、周波数差、例えば、f'C2−f'C1は、整数のサブキャリア間隔に対応しなければならず、さもなければ、図5のサブキャリアは不均一に分布し、OFDM構造を破壊する。この差はOffsetの値に対応する。
図8は、図7の装置により得られる信号の特性を示す図である。図は、例えば、図7のx(n)といった、一連のプレフィックス無しシンボルを示している。これらの信号は、発振周波数f'C2を用いてより高い周波数に変換される。Offsetがただ1つの周波数ビン(1サブキャリア間隔)であるとする。これは勿論現実的な値ではないが(典型的な値は、例えば512である)、原理を説明するには都合のよい値である。これは、異なる発振周波数f'C1とf'C2に起因する連続的な相対位相の回転が、図8の下部に複素位相回転の実部で示す様に、プレフィックス無しシンボルあたり1周期であることを意味する。選択した同期(サブフレームの初めで位相零)を使用することで、各プレフィックス無しシンボルは、相対的な位相回転が零で始まるということについては注目される。これは、異なる発振周波数により引き起こされる相対的な位相回転と、上述した変調関数M(n,Offset)により引き起こされる位相回転は、各プレフィックス無しシンボルx(n)・・・x(n)の初めで共に零であるということを意味している。これが、図7の装置がプレフィックス無しOFDMシンボルで実際に機能することの理由である。
しかしながら、例えばLTEシステムの様な典型的なOFDMシステムは、サイクリック・プレフィックスを含んでいる。この場合を図9に示す。ここでは、プレフィックス無しシンボル間にサイクリック・プレフィックスが存在する。発振部は、図7の装置と同じ周波数f'C1・・・f'C4を有しており、プレフィックス付きシンボルは、プレフィックス無しシンボルよりも長いため、異なる発振周波数による連続的な相対位相の回転は、もはや各プレフィックス無しシンボルの初めで零ではない。これを図9の中央に示す。これは、結合された信号のOFDMマルチキャリア構造を壊す。しかしながら、本発明により、OFDMマルチキャリア構造は、アップ・コンバージョン前において、OFDMシンボルに位相補償を加えることで復元され得る。加えた位相補償により、各プレフィックス無しシンボルの初めで位相零が復元されている様子を図9の下部に示す。
一例として、IDFT(IFFT)サイズN=2048であり、Offsetが512であり、通常のサイクリック・プレフィックスを持つLTEシステムに対しての、1サブフレームにわたる累積位相補償を以下の表1に示す。
Figure 2012503905
ここで、
Figure 2012503905
である。1サブフレーム後、合計位相補償は零に戻る。
図10は、本発明による基地局装置の一実施形態の基本原理を示すブロック図である。図10の基地局装置は、IDFTブロック22と無線部12との間にサイクリック・プレフィックス付加部24および位相補償部30を含む点で図7の装置と異なる。
図11は、ベースバンド信号からOFDM信号を形成するための、本発明による方法の一実施形態の基本原理を示すフロー図である。ステップS1において、ベースバンドのブロックを複数のサブブロックに分割する。ステップS2において、複数のサブブロックをOFDMマルチキャリアの隣接する複数のサブキャリア・ブロックにマッピング(対応付け)する。ステップS3において、マッピングされた各サブブロックを対応するプレフィックス無しOFDMシンボルに変換する。ステップS4において、複数のプレフィックス付きOFDMシンボルを形成するために、マッピングされた各サブブロックにサイクリック・プレフィックスを付加する。ステップS5において、総てのプレフィックス付きOFDMシンボルのプレフィックス無しOFDMシンボル部分が、後続のアップ・コンバージョン後に同じ位相で開始する様に位相補償を行う。これは、異なる無線周波数帯域にアップ・コンバージョンされることになるサイクリック・プレフィックスを付加することにより引き起こされる位相シフトを補償する。ステップS6において、位相補償された複数のプレフィックス付きOFDMシンボルが、OFDMマルチキャリア構造を保つ中心周波数及び帯域幅を持つ各無線周波数(RF)帯域にアップ・コンバージョンされる。ステップS7において、アップ・コンバージョンされ、位相補償された複数のプレフィックス付きOFDMシンボルは、OFDM信号へと結合される。位相を補償するステップS5は、ステップS4の後で説明されているが、このステップは、実際には、アップ・コンバージョンするステップS7より前の任意の位置で(分割するステップS1の前においても)行うことが可能であることが理解される。
図12は、ベースバンド信号からOFDM信号を形成するための、本発明による基地局装置の他の実施形態のブロック図である。図(後続の図も)のドットは、例えば、電力増幅部、D/A変換部等の、通常の無線部には含まれているが、本発明を説明するためには必要でない要素を表している。各無線部は、プレフィックス付きOFDMシンボルをアップ・コンバージョンするためのミキサー34、36を含んでいる。このミキサーは、周波数f'C1・・・f'C4で動作する発振部36を含んでいる。以下でより詳細を説明する様に、発振位相Φ(t)・・・Φ(t)を追跡するために、発振部36から位相補償部30への帰還線38が好ましくは存在する。好ましくは、アップ・コンバージョンする前に、プレフィックス付きOFDMシンボルをフィルタリングする低域フィルタ32が存在する。
図13は、ベースバンド信号からOFDM信号を形成するための、本発明による基地局装置の他の実施形態のブロック図である。この実施形態は、位相補償部30がIDFTブロック22の後ではなく、その前に位置している点で図12の実施形態とは異なる。実際、これらの位相補償部の位置は非常に融通性に富む。サイクリック・プレフィックスの付加及びIDFTは線形操作であるため、OFDMシンボルのプレフィックス無しの部分により見られるように、位相補償は、RFへの実際のアップ・コンバージョン(または妥当な場合、低域のフィルタリング)までの分割されたデータ・ストリームの任意の位置とすることができる。実際、位相補償は、分割されていない入力サンプル・ストリームの異なるセグメント(サブブロック)に異なる位相補償を適用することにより、分離されたデータ・ストリームに実際に分割する前に行うことさえ可能である。
ミキサー34、36は、デジタル・ドメイン又はアナログ・ドメインのいずれかで実装可能である。デジタル・ドメインにおいて、発振部36は、通常、数値制御発振部(NCO)として実装される。
ベースバンド信号からOFDM信号を形成することに焦点を当てて説明を行ってきた。しかしながら、同じ原理を逆方向の処理、すなわち、OFDM信号からベースバンド信号を形成するのに適用可能である。
図14は、OFDM信号からベースバンド信号を形成するための、本発明による基地局装置の一実施形態の基本原理を示すブロック図である。この場合、説明されるステップは、本質的に、位相補償の符号を逆にして逆の順番で行われる(IDFTは、FFTにより通常実装される、DFTに置き換えられる)。
図15は、OFDM信号からベースバンド信号を形成するための、本発明による方法の一実施形態の基本原理を示すフロー図である。ステップS11において、OFDM信号の部分的に重複している複数の無線周波数(RF)帯域を、対応するプレフィックス付きOFDMシンボルにダウン・コンバージョンする。ステップS12において、複数のプレフィックス無しOFDMシンボルを形成するために、ダウン・コンバージョンされた各プレフィックス付きOFDMシンボルからサイクリック・プレフィックスを除去する。ステップS13において、複数のプレフィックス無しOFDMシンボルを、隣接する複数のOFDMサブキャリア・ブロックにマッピングされているベースバンドの複数のサブブロックに変換する。ステップS14において、隣接する複数のOFDMサブキャリア・ブロックと、ベースバンドの複数のサブブロックとをディマッピング(マッピングを解消)する。ステップS15において、ダウン・コンバージョン後の位相補償を行い、これにより、ディマッピングされたベースバンドの複数のサブブロックが、同じ位相で開始する複数のプレフィックス無しOFDMシンボルに対応付けされる。これは、異なる無線周波数帯域からダウン・コンバージョンされるサイクリック・プレフィックスを除去することにより引き起こされる位相シフトを補償する。ステップS16において、位相補償され、ディマッピングされたベースバンドの複数のサブブロックをベースバンド信号へと結合する。位相補償をするステップS15がステップS14の後で説明されているが、このステップは、実際には、ダウン・コンバージョンするステップS11後の任意の位置で(結合するステップS16の後でさえ)行うことが可能である。
図16は、OFDM信号からベースバンド信号を形成するための、本発明による基地局装置の他の実施形態のブロック図である。各無線部は、プレフィックス付きOFDMシンボルをダウン・コンバージョンするためのミキサー134、136を含んでいる。このミキサーは、周波数f'C1・・・f'C4で動作する発振部136を含んでいる。発振位相Φ(t)・・・Φ(t)を追跡するために、発振部136から位相補償部130への帰還線138が、好ましくは存在する(位相補償の符号が下りリンクと比べて逆であることに注意)。好ましくは、ダウン・コンバージョン後にプレフィックス付きOFDMシンボルをフィルタリングする低域フィルタ132が存在する。サイクリック・プレフィックス除去部124は、各プレフィックス付きOFDMシンボルからプレフィックスを除去する。プレフィックス無しOFDMシンボルは、DFTブロック122に転送される。DFTブロック122からの出力信号は、サブキャリア・ディマッピング部126に転送され、出力サンプル・ストリームに結合される。
図17は、OFDM信号からベースバンド信号を形成するための、本発明による基地局装置の他の実施形態のブロック図である。この実施形態は、位相補償部130がDFTブロック122の前ではなく、その後に位置している点で図16の実施形態と異なる。実際、これら位相補償部の位置は非常に融通性に富む。サイクリック・プレフィックス除去及びDFTは線形操作であるため、OFDMシンボルのプレフィックス無しの部分により見られるように、位相補償は、データ・ストリームにおいてRFからの実際のダウン・コンバージョン(または妥当な場合、低域のフィルタリング)後の任意の位置とすることができる。実際、位相補償は、出力サンプル・ストリームの異なるセグメント(サブブロック)に異なる位相補償を適用することにより、単一のデータ・ストリームへの実際の結合後に行うことさえ可能である。
ミキサー134、136は、デジタル・ドメイン又はアナログ・ドメインのいずれかで実装可能である。デジタル・ドメインの場合、発振部136は、通常、数値制御発振部(NCO)として実装される。
上述した実施形態は、上記数学的記述による完全NポイントIDFT及びDFTに基づくものであり、完全NポイントIDFT及びDFTにおいては、ゼロ・パディングにより補間が実現され、DFT出力サンプルのブロックを廃棄することによりデシメーション(間引き)は実現されている。しかしながら、代替案は、例えばN/4ポイントといった、より短いIDFT及びDFTを用いる。下りリンクにおいて、アップサンプリング又は補間は、図18に示す様に、IDFT出力サンプルの間に零を挿入することと、低域フィルタリングにより行われる。上りリンクにおいて、ダウンサンプリング又はデシメーションは、図19に示す様に、低域フィルタリング及びDFT前の圧縮(サンプルを抜かすこと)により行われる。これまでに説明した実施形態における、異なる位相補償位置及び帰還パスの総てが、N/4ポイントIDFT及びDFTに基づく実施形態に対しても有効な選択肢となる。
図18は、ベースバンド信号からOFDM信号を形成するための、本発明による基地局装置の他の実施形態の基本原理を示すブロック図である。サブキャリア・マッピング部26からの信号は、N/4ポイントIDFT50に転送され、アップ・サンプラー52及び低域フィルタ54により形成された補間部において補間される。補間後、信号は既に説明した実施形態と同じ様に処理される。
図19は、OFDM信号からベースバンド信号を形成するための、本発明による基地局装置の他の実施形態の基本原理を示すブロック図である。プレフィックス無しOFDMシンボルは、ダウンサンプラー152及び低域フィルタ154より形成されたデシメータでデシメーションされる。デシメーションされた信号は、N/4ポイントDFT150に転送され、その後、ディマッピングされて結合される。
以上の記載において、総ての周波数帯域は、同じ帯域幅を有していた。しかしながら、これは必要な特性ではない。たとえば、周辺の周波数帯域は、中央の周波数帯域よりも狭い場合がある。これは、結合された信号のスペクトラム帯域の端で急激なフィルタ勾配を実現するために必要なフィルタ・タップの数を減らすであろう。
本発明の記載した態様を実装するための簡易な方法は、共通公衆無線インタフェース(CPRI)を用いることである。CPRIインタフェースは、無線制御装置(REC)と無線装置(RE)との間の、無線基地局の主要な内部インタフェースに対して公的に利用できる仕様を規定する産業協業である。CPRI仕様は、無線基地局にとって融通性に富み、そして効率的な製品の差別化と、RE及びRECに対する独自技術の進展を可能にする。RECとREをCPRIインタフェースで接続する場合、もたらされるエンティティは、WCDMA無線アクセス・ネットワーク用語におけるノードBである。CPRIについての更なる情報、および最新の仕様は、CPRI仕様V3.0(2006−10−20)において調べることができる。
本発明による基地局装置の下りリンク・ブランチの典型的なCPRIの実装には、以下のものを含む。
REC:
・複数の狭帯域IFFT
・LTE規格のエア・フレーム構造を意識したベースバンド制御装置
・CPRIインタフェース
RE:
・CPRIインタフェース
・1つ以上の広帯域送信機により実現された広帯域チャネル
・多数の狭帯域チャネルで、各々は、以下のものと関連
−スペクトラム・シェーピングの好ましい低域フィルタ
−狭帯域チャネルを広帯域チャネルの正確な位置に移すミキサー
−狭帯域チャネルの正確な周波数を生成する数値制御発振部(NCO)
さらに、例えば、各狭帯域チャネルに対する複素乗算部(RE又はREC配置)として実装された、位相補正機能が必要であろう。
明確な時間でNCO値を制御又は読み取ることができるNCO制御装置が、好ましくは含まれる。
いかなる時点においても狭帯域信号の位相は、かかる時点での対応するNCOの位相に依存する。各プレフィックス無しOFDMシンボル開始時にNCO位相を瞬間的に設定することは、法律上のRF要件を最早満たさなくなる可能性があるスペクトラム拡大の原因となる位相ジャンプをもたらすことになるので推奨されない。その代わりに、プレフィックス無しOFDMシンボル開始時のNCOの位相は、好ましくは、低域フィルタの前に予測されて補償される。1つの位相補正値がプレフィックス無しOFDMシンボルごとに適用される。補償は、周波数プレーン(IFFTの前)又は時間ドメイン(IFFTの後)のいずれかで適用される。
IFFTからのプレフィックス無しOFDMシンボルの最初のサンプルでのNCOの位相は、位相が補償される場所で決定される。位相がREC内で補償される場合、REにおけるNCOの位相はRECに伝えられる。これは以下の種々の方法で行うことができる。
・図20に示す様に、NCOが特定の値、例えば零を読み込んでいる場合、あるサンプルを特定するRECが行う。例えば、RECは、乗算部がCPRIの特定の基本フレームからのサンプルを消費する場合、NCOは零を読み込んでいるはずであるということを提示する。
・NCOが読み取られるはずである場合、あるサンプルを特定するRECが行う。上記の様に、しかしNCOに読み込む代わりに、NCOの値が読み取られ、そしてRECに伝えられる。例えば、NCO値は、CPRI基本フレーム0、HFN=0のサンプルに対して、つまり10ミリ秒ごとに、読み取られることができよう。
・図21に示す様に、NCO位相が読み取られ、或いは、リセットされるはずである場合、あるエア・インタフェース時間を特定するRECが行う。例えば、REは、CPRIフレーム・ストローブの受信(基本フレーム0、HFN=0の受信)時点で、NCOに値0を読み込む。
・上記の組み合わせで行う。RECは、CPRIフレーム・ストローブの受信後のある時点で、ある基本フレーム内でサンプルを送る様にREに通知し、サンプルが乗算部に到達するとき、NCOの位相オフセットを読み取る。
位相補償がREで行われる場合、上述したのと同様な方法が、NCOを制御又は監視するのに用いられ、情報をRECに送る必要がないという点が異なる。他方、ベースバンド制御装置は、どのサンプルがプレフィックス無しOFDMシンボルの最初のサンプルであるかについての情報をREに送る必要がある。情報転送は種々の方法で行うことができる。
・どのCPRI基本フレームがプレフィックス無しOFDMシンボルの最初のサンプルを含むかを特定するRECが行う。例えば、RECは、LTEサブフレームの、各プレフィックス無しOFDMシンボル部分の開始に対して、HFN番号及び基本フレーム番号のリストを含むメッセージを、1ミリ秒ごとに送ることができる。
・シンボルがエア・インタフェース時間に関してどこに位置しているかを特定するRECが行う。例えば、RECは、CPRIフレーム・ストローブに対するプレフィックス無しOFDMシンボルの開始の時間位置のリストを含むメッセージを、1ミリ秒ごとに送ることができる。
・上記の組み合わせで行う。プレフィックス無しOFDMシンボルの最初のサンプルがどのCPRI基本フレームに位置しているか、そしてCPRIフレーム・ストローブと比べて、最初のサンプルがどの時点でエアに到達することになるかを特定するRECが行う。
本発明による基地局装置の上りリンク・ブランチの典型的なCPRI実装は、以下のものを含む。
REC:
・複数の狭帯域FFT
・LTE規格のエア・フレーム構造を意識したベースバンド制御装置
・CPRIインタフェース
RE:
・CPRIインタフェース
・1つ以上の広帯域受信機により実現される広帯域チャネル
・複数の狭帯域チャネルで、各々は以下のものと関連付けられている。
−狭帯域チャネルの正確な周波数を生成する数値制御発振部(NCO)
−狭帯域チャネルをベースバンドに移すミキサー
−スペクトラム・シェーピングに好ましい低域フィルタ
REC及びREは、本発明を実装するために以下の機能で高度化される。
さらに、例えば、狭帯域チャネルごとに複素乗算部(RE又はREC配置)として実装される、位相補正機能が必要である。
好ましくは、明確な時間でNCO値を制御し、または読み取ることができるNCO制御装置が含まれる。
上りリンクに用いられる原理は、下りリンクに用いられる原理と同様である。それに応じて、各FFTの最初のサンプルの時点でのNCOの位相を知る必要がある。
純然たるOFDMシステムに対して、位相補正は、下りリンクに関しては、RE又はRECのいずれかで行うことができる。LTEシステムに対して、一部の信号はCDMA符号化され、段階的な位相回転に従うことはできない。よって、LTEにおいて、位相補正はREC内で適用されるべきであり、それにより、RECは元の信号と位相連続信号の双方にアクセスできる。
本発明の一実施形態において、狭帯域搬送波は、少なくともPUCCHおよびRACHを対象にするのに十分に広く選ばれる。狭帯域搬送波の組み合わせはその場合、それらのチャネルを復号するのに必要とされない。
NCOの位相オフセットは、RECに伝えられる必要がある。これは種々の方法で行われる。
・あるサンプルが、例えば、そのものの後に続く追加のビットとしてマークされ、マークされたサンプルのオフセットが、CPRIインタフェース経由の個別のメッセージでRECに送られる。例えば、NCOが位相零となる度に、サンプルがマークされる。
・あるCPRIフレーム内のサンプルに対するNCO位相値が、RECに送られる。例えば、CPRI基本フレーム0、HFN=0に含まれるサンプルに対する位相値が、RECに送られる。他の例として、REが、CPRI基本フレーム番号及び当該フレーム内のサンプルの位相という2つの値を持つメッセージを送信する。
・RECは、NCOにある値をいつ設定すべきかを示す。例えば、RECは、CPRIフレーム・ストローブを受信後のある時点でNCOが零を読み込んでいるはずであるということを示す。REは、受信したDL時間(CPRIフレーム・ストローブの受信)と上りリンクCPRIフレーム構造内のサンプルの配置との間の対応付けをRECに知らせる。
上りリンクの記述は、純粋なOFDMAシステムに焦点を当ててきた。しかしながら、同じ原理が、例えば、LTE上りリンクで使用されている様なSC−FDMAにも適用可能である。SC−FDMAの原理を、図22及び図23に簡潔に示す。
図22は、SC−FDMAの上りリンク送信機の原理を示すブロック図である。入力サンプルは、MポイントDFTブロック301に転送される。入力サンプルのDFTは、NポイントIDFTブロック22、ここでN>M、の所定の入力に対応付けられ、残りの入力はゼロで満たされる。NポイントIDFTブロック22の出力は、サイクリック・プレフィックス付加部24に転送される。結果として得られる信号は、送信のために無線部12に転送される。
図23は、SC−FDMAの上りリンク受信機の原理を示すブロック図である。SC−FDMAの上りリンク受信機は、本質的には送信機の逆である。無線部112により受信された信号は、サイクリック・プレフィックス除去部124に転送され、その結果得られた信号は、NポイントDFTブロック122に転送される。DFTの一部が、図22の入力サンプルに対応する出力サンプルを生成するMポイントIDFTブロック303に転送される。
図22及び図23から、SC−FDMAは、本質的には、送信機側での前処理及び受信機側での後処理を持つOFDMであることが分かる。このため、SC−FDMAは、事前符号化OFDMとも呼ばれる。これを本明細書で用いる用語とする。この様に、事前符号化OFDMにおいて、純粋なOFDMと同じ原理が、MポイントIDFTを含む後処理の前に上りリンクに用いられることが理解される。
本発明の長所は、スペクトラムの異なる部分を用いて、同じ無線装置によってWCDMA又はLTEの選択な使用、或いは、併用が可能になることである。例えば、1つ又は2つの狭帯域チャネルをWCDMAに用い、残りのチャネルをLTEに用いることが可能である。
本発明について、WCDMA装置の再利用を参照して説明してきたが、これは厳密には必要ではない。本発明が有用である他の応用は、例えば、100MHz帯域幅のLTEシステムといった、非常に広帯域のOFDMシステムの実現にある。上記概略の原理に従って、その様なシステムは、5つの20MHzLTEシステムの組み合わせとして実現できる。その様な実装の長所は、純粋な100MHzシステムに比べて、20MHzシステムの無線装置に対する要求条件が緩やかであることである。その様な実施形態において、REは、複数の送信機又は受信機を実装し、各々が20MHzの狭帯域チャネルを実装して、100MHzの広帯域チャネルを形成するであろう。異なるREにおけるアナログ発振部OSCは、既知の位相値に制御されなければならない。デジタルOSCとアナログOSCの位相同期の後、20MHzの各サブ帯域に対する新しい“位相補償”値が計算できる。
上述した種々のブロックに対する実装の詳細の例を以下に示す。
・狭帯域チャネル機能は、ASIC及び/又はFPGAで実装可能
・広帯域チャネルは、ASIC及び/又はアナログ個別部品及びアナログ集積部品で実装可能
・CPRIインタフェースはFPGAで実装可能
・RECとREとの間の制御通信は、FPGA及び/又はCPUにより処理可能
・DFT/IDFTとサブキャリアのマッピングは、ASIC及び/又はDSPソフトウェアで実装可能
・下りリンクでのサイクリック・プレフィックス除去部はFPGAで実装可能
・上りリンクでのサイクリック・プレフィックス除去部は、ASIC及び/又はDSPソフトウェアで実装可能
添付の特許請求の範囲により規定される本発明の範囲を逸脱することなく、様々な修正及び変更を行い得ることを当業者は理解する。
略語集
ASIC:特定用途向け集積回路
CPRI:共通公衆無線インタフェース
DFT:離散フーリエ変換
FFT:高速フーリエ変換
FPGA:フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ
HFN:ハイパー・フレーム番号
IDFT:逆離散フーリエ変換
IFFT:逆高速フーリエ変換
LTE:ロング・ターム・エボリューション
NCO:数値制御発振部(カウンタ及びテーブル参照に基づく発振部のデジタル実装)
OFDM:直交周波数分割多重
OFDMA:直交周波数分割多元接続
RE:無線装置(CPRI用語では無線部)
REC:無線制御装置(CPRI用語ではベースバンド及ぼ制御部)
PUCCH:物理上りリンク制御チャネル、LTEスペクトラムの周辺部分に位置する1MHzまでの非OFDMのチャネル
RACH:ランダム・アクセス・チャネル、LTEスペクトラムの周辺部分に位置する1MHzまでの非OFDMのチャネル
WCDMA:広帯域符号分割多元接続

Claims (22)

  1. ベースバンド信号からOFDM信号を形成する方法であって、
    ベースバンド信号のサンプルのブロックを、複数のサブブロックに分割するステップ(S1)と、
    前記複数のサブブロックを、OFDMマルチキャリアの隣接する複数のサブキャリア・ブロックにマッピングするステップ(S2)と、
    マッピングされた各サブブロックを、対応するプレフィックス無しOFDMシンボルに変換するステップ(S3)と、
    複数のプレフィックス付きOFDMシンボルを形成するために、各プレフィックス無しOFDMシンボルにサイクリック・プレフィックスを付加するステップ(S4)と、
    後続して行われる無線周波数へのアップ・コンバージョン後において、総てのプレフィックス付きOFDMシンボルに含まれる前記プレフィックス無しOFDMシンボルの部分を同じ位相で開始させるために、位相補償を実行するステップ(S5)と、
    前記位相補償された複数のプレフィックス付きOFDMシンボルを、OFDMマルチキャリア構造を保つ中心周波数及び帯域幅を有する各無線周波数帯域にアップ・コンバージョンするステップ(S6)と、
    前記アップ・コンバージョンされ、位相補償された複数のプレフィックス付きOFDMシンボルを、OFDM信号へと結合するステップ(S7)と、
    を含むことを特徴とする方法。
  2. 前記位相補償の実行は、アップ・コンバージョンに使用する発振部からの帰還信号により制御される、
    ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記位相補償は、前記変換するステップ(S3)の前に実行される、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の方法。
  4. 前記位相補償は、前記変換するステップ(S3)と、前記アップ・コンバージョンするステップ(S6)との間に実行される、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の方法。
  5. 前記変換するステップは、補間前に行われる逆離散フーリエ変換を含む、
    ことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の方法。
  6. OFDM信号からベースバンド信号を形成する方法であって、
    前記OFDM信号の部分的に重複する複数の無線周波数帯域を、対応する複数のプレフィックス付きOFDMシンボルにダウン・コンバージョンするステップ(S11)と、
    複数のプレフィックス無しOFDMシンボルを形成するため、ダウン・コンバージョンされた各プレフィックス付きOFDMシンボルからサイクリック・プレフィックスを除去するステップ(S12)と、
    前記複数のプレフィックス無しOFDMシンボルを、隣接する複数のOFDMサブキャリア・ブロックにマッピングされている、ベースバンドの複数のサブブロックに変換するステップ(S13)と、
    前記隣接する複数のOFDMサブキャリア・ブロックと、前記ベースバンドの複数のサブブロックとのマッピングを解消するステップ(S14)と、
    前記マッピングが解消されたベースバンドの複数のサブブロックが、同じ位相で開始する複数のプレフィックス無しOFDMシンボルに対応する様に、ダウン・コンバージョン後において位相補償を実行するステップ(S15)と、
    前記位相補償され、マッピングが解消されたベースバンドの複数のサブブロックを、ベースバンド信号へと結合するステップ(S16)と、
    を含むことを特徴とする方法。
  7. 前記OFDM信号は、事前符号化OFDM信号である、
    ことを特徴とする請求項6に記載の方法。
  8. 前記位相補償の実行は、ダウン・コンバージョンに使用する発振部からの帰還信号により制御される、
    ことを特徴とする請求項6又は7に記載の方法。
  9. 前記位相補償は、前記ダウン・コンバージョンするステップ(S11)と、前記変換するステップ(S13)との間に実行される、
    ことを特徴とする請求項6から8のいずれか1項に記載の方法。
  10. 前記位相補償は、前記変換するステップ(S13)の後に実行される、
    ことを特徴とする請求項6から8のいずれか1項に記載の方法。
  11. 前記変換するステップ(S13)は、離散フーリエ変換前に行われるデシメーションを含む、
    ことを特徴とする請求項6から9のいずれか1項に記載の方法。
  12. ベースバンド信号からOFDM信号を形成する基地局装置であって、
    ベースバンド信号のサンプルのブロックを、複数のサブブロックに分割する様に構成された分割部(28)と、
    前記複数のサブブロックを、OFDMマルチキャリアの隣接する複数のサブキャリア・ブロックにマッピングする様に構成されたサブキャリア・マッピング部(26)と、
    マッピングされた各サブブロックを、対応するプレフィックス無しOFDMシンボルに変換する様に構成された複数の変換部(22;50、52、54)と、
    複数のプレフィックス付きOFDMシンボルを形成するために、各プレフィックス無しOFDMシンボルにサイクリック・プレフィックスを付加する様に構成された複数のサイクリック・プレフィックス付加部(24)と、
    後続して行われる無線周波数へのアップ・コンバージョン後において、総てのプレフィックス付きOFDMシンボルに含まれる前記プレフィックス無しOFDMシンボルの部分を同じ位相で開始させるために、位相補償を行う様に構成された複数の位相補償部(30)と、
    前記位相補償された複数のプレフィックス付きOFDMシンボルを、OFDMマルチキャリア構造を保つ中心周波数及び帯域幅を有する各無線周波数帯域にアップ・コンバージョンする様に構成された複数のアップ・コンバータ(34、36)と、
    前記アップ・コンバージョンされ、位相補償された複数のプレフィックス付きOFDMシンボルを、OFDM信号へと結合する様に構成された結合部(14)と、
    を備えていることを特徴とする基地局装置。
  13. 前記複数の位相補償部(30)は、アップ・コンバージョンに使用する発振部(36)からの帰還信号(38)により制御される、
    ことを特徴とする請求項12に記載の基地局装置。
  14. 前記複数の位相補償部(30)は、前記変換部(22;50、52、54)の上流に配置される、
    ことを特徴とする請求項12又は13に記載の基地局装置。
  15. 前記複数の位相補償部(30)は、前記変換部(22;50、52、54)と、前記アップ・コンバータ(34、36)との間に配置される、
    ことを特徴とする請求項12又は13に記載の基地局装置。
  16. 各変換部(50、52、54)は、逆離散フーリエ変換部(50)と、その下流側の補間部(52、54)とを有する、
    ことを特徴とする請求項12から15のいずれか1項に記載の基地局装置。
  17. OFDM信号からベースバンド信号を形成する基地局装置であって、
    前記OFDM信号の部分的に重複する複数の無線周波数帯域を、対応する複数のプレフィックス付きOFDMシンボルにダウン・コンバージョンする様に構成された複数のダウン・コンバータ(134、136)と、
    複数のプレフィックス無しOFDMシンボルを形成するため、ダウン・コンバージョンされた各プレフィックス付きOFDMシンボルからサイクリック・プレフィックスを除去する様に構成された複数のサイクリック・プレフィックス除去部(124)と、
    前記複数のプレフィックス無しOFDMシンボルを、隣接する複数のOFDMサブキャリア・ブロックにマッピングされている、ベースバンドの複数のサブブロックに変換する様に構成された複数の変換部(122;150、152、154)と、
    前記隣接する複数のOFDMサブキャリア・ブロックと、前記ベースバンドの複数のサブブロックとのマッピングを解消する様に構成されたサブキャリア・ディマッピング部(126)と、
    前マッピングが解消されたベースバンドの複数のサブブロックが、同じ位相で開始する複数のプレフィックス無しOFDMシンボルに対応する様に、ダウン・コンバージョン後において位相補償を実行する様に構成された複数の位相補償部(130)と、
    前記位相補償され、マッピングが解消されたベースバンドの複数のサブブロックを、ベースバンド信号へと結合する様に構成された結合部(140;120)と、
    を備えていることを特徴とする基地局装置。
  18. 前記ベースバンド信号の後処理のために、逆離散フーリエ変換部(303)を備えている、
    ことを特徴とする請求項17に記載の基地局装置。
  19. 前記複数の補償部(130)は、ダウン・コンバージョンに使用する発振部(136)からの帰還信号(138)により制御される、
    ことを特徴とする請求項17又は18に記載の基地局装置。
  20. 前記複数の位相補償部(130)は、前記ダウン・コンバータ(134、136)と、前記変換部(122;150、152、154)との間に配置される、
    ことを特徴とする請求項17から19のいずれか1項に記載の基地局装置。
  21. 前記複数の位相補償部(130)は、前記変換部(122;150、152、154)の下流に配置される、
    ことを特徴とする請求項17から19のいずれか1項に記載の基地局装置。
  22. 各変換部(150、152、154)は、デシメータ(152、154)と、その下流側の離散フーリエ変換部(150)を有する、
    ことを特徴とする請求項17から21のいずれか1項に記載の基地局装置。
JP2011528194A 2008-09-25 2008-11-28 Ofdm信号処理 Expired - Fee Related JP5295373B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US9999208P 2008-09-25 2008-09-25
US61/099,992 2008-09-25
PCT/EP2008/066460 WO2010034360A1 (en) 2008-09-25 2008-11-28 Ofdm signal processing

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012503905A true JP2012503905A (ja) 2012-02-09
JP5295373B2 JP5295373B2 (ja) 2013-09-18

Family

ID=40637922

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011528194A Expired - Fee Related JP5295373B2 (ja) 2008-09-25 2008-11-28 Ofdm信号処理

Country Status (9)

Country Link
US (1) US8126070B2 (ja)
EP (1) EP2169890B1 (ja)
JP (1) JP5295373B2 (ja)
CN (1) CN102165743B (ja)
AT (1) ATE501577T1 (ja)
DE (1) DE602008005454D1 (ja)
ES (1) ES2362692T3 (ja)
PL (1) PL2169890T3 (ja)
WO (1) WO2010034360A1 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016511584A (ja) * 2013-02-05 2016-04-14 インターデイジタル パテント ホールディングス インコーポレイテッド パルス整形直交周波数分割多重化
JP2016527837A (ja) * 2013-08-05 2016-09-08 アルカテル−ルーセント マルチキャリア信号を条件付ける送信機装置、ネットワーク・ノード、マルチキャリア信号を条件付ける方法、およびそのコンピュータ・プログラム
JP2016533113A (ja) * 2013-08-23 2016-10-20 アルカテル−ルーセント マルチキャリア信号の受信機および受信機方法

Families Citing this family (35)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8599941B2 (en) * 2008-10-31 2013-12-03 Kochi University Of Technology Data transmission system and method
EP2394454B1 (en) * 2009-02-09 2017-11-01 Nokia Solutions and Networks Oy Apparatus for controlling spectrum exploitation utilising overlapping channel bandwidths
JP2011114368A (ja) * 2009-11-24 2011-06-09 Fujitsu Ltd 通信装置及び通信方法
US8295335B2 (en) 2009-12-31 2012-10-23 Intel Corporation Techniques to control uplink power
EP2560305A4 (en) * 2010-04-13 2017-06-14 Nec Corporation Ofdm modulator, ofdm transmission apparatus, and ofdm modulation method
US8274995B2 (en) * 2010-05-17 2012-09-25 Telefonaktiebolaget L M Ericsson (Publ) Cyclic prefix for non-contiguous signal transmission
EP2418814A1 (en) * 2010-08-09 2012-02-15 Alcatel Lucent OFDM subband processing
US8488656B2 (en) * 2010-09-14 2013-07-16 Northrop Grumman Systems Corporation Oversampled synthesizer systems and methods
CN102136899B (zh) * 2011-01-20 2014-03-26 华为技术有限公司 正交频分复用系统中离散频谱的使用、使用离散频谱的接收方法及装置
CN107104756B (zh) * 2011-02-08 2020-06-12 日本电信电话株式会社 接收装置以及接收方法
US8781008B2 (en) 2012-06-20 2014-07-15 MagnaCom Ltd. Highly-spectrally-efficient transmission using orthogonal frequency division multiplexing
US8897387B1 (en) 2012-06-20 2014-11-25 MagnaCom Ltd. Optimization of partial response pulse shape filter
US8831124B2 (en) 2012-06-20 2014-09-09 MagnaCom Ltd. Multi-mode orthogonal frequency division multiplexing transmitter for highly-spectrally-efficient communications
US8982984B2 (en) 2012-06-20 2015-03-17 MagnaCom Ltd. Dynamic filter adjustment for highly-spectrally-efficient communications
IL222786A (en) 2012-11-01 2016-09-29 Elta Systems Ltd Enable Boost to Downlink channels on a cellular communication system
US8811548B2 (en) 2012-11-14 2014-08-19 MagnaCom, Ltd. Hypotheses generation based on multidimensional slicing
US9088400B2 (en) 2012-11-14 2015-07-21 MagnaCom Ltd. Hypotheses generation based on multidimensional slicing
SG11201509237YA (en) 2013-05-23 2015-12-30 Elta Systems Ltd Receiver, system and method for frequency diversity communications using beacon and methods useful in conjunction therewith
SG11201509234PA (en) * 2013-05-23 2015-12-30 Elta Systems Ltd Add-on apparatus for synchronization of frequency diversity communications and methods useful in conjunction therewith
WO2014188415A1 (en) 2013-05-23 2014-11-27 Elta Systems Ltd. Add-on apparatus for channel compensation of frequency diversity communications and methods useful in conjunction therewith
US9118519B2 (en) 2013-11-01 2015-08-25 MagnaCom Ltd. Reception of inter-symbol-correlated signals using symbol-by-symbol soft-output demodulator
US8804879B1 (en) 2013-11-13 2014-08-12 MagnaCom Ltd. Hypotheses generation based on multidimensional slicing
US9130637B2 (en) 2014-01-21 2015-09-08 MagnaCom Ltd. Communication methods and systems for nonlinear multi-user environments
US9496900B2 (en) 2014-05-06 2016-11-15 MagnaCom Ltd. Signal acquisition in a multimode environment
US8891701B1 (en) 2014-06-06 2014-11-18 MagnaCom Ltd. Nonlinearity compensation for reception of OFDM signals
US9246523B1 (en) 2014-08-27 2016-01-26 MagnaCom Ltd. Transmitter signal shaping
US9276619B1 (en) 2014-12-08 2016-03-01 MagnaCom Ltd. Dynamic configuration of modulation and demodulation
US9191247B1 (en) 2014-12-09 2015-11-17 MagnaCom Ltd. High-performance sequence estimation system and method of operation
US9871607B1 (en) * 2015-07-28 2018-01-16 Marvell International Ltd. Phase continuity in narrow-band transmission within a frequency-domain multiple-access communication system
WO2017123140A1 (en) * 2016-01-11 2017-07-20 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Configuration dependent compensation rotation of symbols
WO2017196896A1 (en) * 2016-05-09 2017-11-16 Intel IP Corporation Phase compensation reference signal for 5g systems
EP3282662B1 (en) * 2016-08-12 2021-05-12 Institut Mines Telecom / Telecom Bretagne Reduced complexity transmitter for universal filtered ofdm
CN107872868B (zh) * 2016-09-26 2020-04-03 华为技术有限公司 信号处理的方法、设备和系统
KR102052381B1 (ko) 2018-01-24 2020-01-07 엘지전자 주식회사 Ofdm 신호 전송 방법 및 전송장치와, ofdm 신호 수신방법 및 수신장치
WO2019146902A1 (en) * 2018-01-24 2019-08-01 Lg Electronics Inc. Method and device for transmitting ofdm signal, and method and device for receiving ofdm signal

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11346203A (ja) * 1998-06-02 1999-12-14 Matsushita Electric Ind Co Ltd Ofdma信号伝送装置及び方法
JP2000123000A (ja) * 1998-10-15 2000-04-28 Toshiba Corp サイズ可変離散フーリエ変換処理装置
JP2008512040A (ja) * 2004-09-03 2008-04-17 テレフオンアクチーボラゲット エル エム エリクソン(パブル) 種々の多元接続技術に関連するデータブロックを送信し受信するための方法、装置および通信インタフェース
JP2009523382A (ja) * 2006-01-11 2009-06-18 クゥアルコム・インコーポレイテッド ピアツーピア通信システムにおけるパラメータの選定

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20040005010A1 (en) * 2002-07-05 2004-01-08 National University Of Singapore Channel estimator and equalizer for OFDM systems
US7471932B2 (en) * 2003-08-11 2008-12-30 Nortel Networks Limited System and method for embedding OFDM in CDMA systems
US7333528B1 (en) * 2003-08-19 2008-02-19 Miao George J Multiuser DSSS-OFDM multiband for ultra wideband communications
US9042461B2 (en) * 2005-03-10 2015-05-26 Qualcomm Incorporated Efficient employment of digital upsampling using IFFT in OFDM systems for simpler analog filtering
US7876806B2 (en) * 2005-03-24 2011-01-25 Interdigital Technology Corporation Orthogonal frequency division multiplexing-code division multiple access system
US8139661B2 (en) * 2005-12-08 2012-03-20 Electronics And Telecommunications Research Institute Signal transmitting and receiving apparatuses
CN101267414B (zh) * 2007-03-12 2011-01-26 中国科学院上海微系统与信息技术研究所 一种正交频分多址下行通信系统及通信方法
CN101267416B (zh) * 2007-03-13 2010-12-29 中国科学院上海微系统与信息技术研究所 正交频分多址上行传输的发射机、接收机及其方法
US8270545B2 (en) * 2009-03-01 2012-09-18 Qualcomm Incorporated Methods and systems using fine frequency tracking loop design for WiMAX
US8493836B2 (en) * 2009-06-26 2013-07-23 Lg Electronics Inc. Method and apparatus for transmitting uplink signals using optimized rank 3 codebook

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11346203A (ja) * 1998-06-02 1999-12-14 Matsushita Electric Ind Co Ltd Ofdma信号伝送装置及び方法
JP2000123000A (ja) * 1998-10-15 2000-04-28 Toshiba Corp サイズ可変離散フーリエ変換処理装置
JP2008512040A (ja) * 2004-09-03 2008-04-17 テレフオンアクチーボラゲット エル エム エリクソン(パブル) 種々の多元接続技術に関連するデータブロックを送信し受信するための方法、装置および通信インタフェース
JP2009523382A (ja) * 2006-01-11 2009-06-18 クゥアルコム・インコーポレイテッド ピアツーピア通信システムにおけるパラメータの選定

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016511584A (ja) * 2013-02-05 2016-04-14 インターデイジタル パテント ホールディングス インコーポレイテッド パルス整形直交周波数分割多重化
JP2016527837A (ja) * 2013-08-05 2016-09-08 アルカテル−ルーセント マルチキャリア信号を条件付ける送信機装置、ネットワーク・ノード、マルチキャリア信号を条件付ける方法、およびそのコンピュータ・プログラム
US9900886B2 (en) 2013-08-05 2018-02-20 Alcatel Lucent Transmitter apparatus for conditioning a multicarrier signal, network node, method for conditioning a multicarrier signal, and computer program thereof
JP2016533113A (ja) * 2013-08-23 2016-10-20 アルカテル−ルーセント マルチキャリア信号の受信機および受信機方法
US10038585B2 (en) 2013-08-23 2018-07-31 Alcatel Lucent Receiver and receiver method for a filtered multicarrier signal

Also Published As

Publication number Publication date
EP2169890A1 (en) 2010-03-31
US20100074349A1 (en) 2010-03-25
WO2010034360A1 (en) 2010-04-01
ATE501577T1 (de) 2011-03-15
PL2169890T3 (pl) 2011-08-31
JP5295373B2 (ja) 2013-09-18
DE602008005454D1 (de) 2011-04-21
ES2362692T3 (es) 2011-07-11
CN102165743B (zh) 2015-02-25
CN102165743A (zh) 2011-08-24
EP2169890B1 (en) 2011-03-09
US8126070B2 (en) 2012-02-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5295373B2 (ja) Ofdm信号処理
US9900886B2 (en) Transmitter apparatus for conditioning a multicarrier signal, network node, method for conditioning a multicarrier signal, and computer program thereof
US10326630B2 (en) Extracting sub-bands from signals in a frequency domain
US10355769B2 (en) Narrowband signal transport sub-system for distributed antenna system
EP1267513A2 (en) Multiplexing of multicarrier signals
US20080316912A1 (en) Combined Ofdm and Wavelet Multi-Carrier Transceiver
EP2078400A2 (en) Dtf spread ofdm
US9596117B2 (en) OFDM modulator, OFDM transmission device, and OFDM modulation method
US20120087439A1 (en) Modulation Method and Apparatus
JP4728715B2 (ja) 無線通信システム、無線通信装置及び無線通信方法
EP2903198A1 (en) Method and apparatus for exchanging information
JP2020507284A (ja) 受信機、送信機、通信システム、メッセージを受信する方法、メッセージを送受信する方法およびコンピュータプログラム
JP2014212385A (ja) 送信装置および送信方法
CN101146076B (zh) 一种基于均匀覆盖的数据传输方法及装置
JP5204256B2 (ja) 無線通信システム、無線通信装置及び無線通信方法
GB2369012A (en) OFDM communication with simplified terminals
CN102938745A (zh) 无线通信方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20111028

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130318

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130325

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130508

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130531

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130611

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5295373

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees