JP2012501208A5 - - Google Patents

Claims (27)

1. 患者の胸部大動脈弓に配置するためのステント移植片であって、前記ステント移植片は、患者の上行大動脈の壁に適合し係合するように構成され且つルーメンを有する第１のチューブ状本体部分と、該第１のチューブ状本体部分より小さい直径を有し且つ前記第１のチューブ状本体部分に隣接した段差部分を含む第２のチューブ状本体部分と、を備え、前記段差部分は側枝ステント移植片を収容するための少なくとも１つの開口部を有し、前記第１のチューブ状本体部分の第１の側と、前記第２のチューブ状本体部分の第１の側とが実質的に一直線状になっており、段差が前記段差部分によって前記第１及び第２のチューブ状本体部分の前記第１の側の反対側の第２の側に画定されており、該少なくとも１つの開口部は、前記ステント移植片が配備中に湾曲したときに該湾曲の外側にまたは外側に隣接して位置するように配置されている、ステント移植片。
2. 前記段差部分の直径は、前記第１のチューブ状本体部分から離れて前記第２のチューブ状本体部分に向かうに従って減少している、請求項１に記載のステント移植片。
3. 側枝ステント移植片を収容するための前記開口部から延在する少なくとも１つのチューブを備える、請求項１または２に記載のステント移植片。
4. 前記開口部が陥凹部に開口しており、前記陥凹部が前記第１のチューブ状本体部分に向かって近位方向に延在している、請求項１に記載のステント移植片。
5. 前記陥凹部が、該陥凹部の近位端において前記ステント移植片の近位端に向かって延在する少なくとも２つのチューブの中に開口している、請求項４に記載のステント移植片。
6. 前記開口部から前記第１のチューブ状本体部分に向かって延在する内部チューブを備えている、請求項１乃至５の何れかに記載のステント移植片。
7. 前記内部チューブが、該内部チューブの長さの一部に沿って少なくとも２つのより小さい内部チューブに分割されており、前記少なくとも２つのより小さい内部チューブが前記第１の本体部分のルーメンに開口している、請求項１乃至６の何れかに記載のステント移植片。
8. 前記第１のチューブ状本体部分と前記第２のチューブ状本体部分のそれぞれが、それらに沿ったステントを備えている、請求項１乃至７の何れかに記載のステント移植片。
9. 前記ステントがジグザグ形の自己拡張式ステントを備えている、請求項８に記載のステント移植片。
10. 前記ステントが、前記第２のチューブ状本体部分上で前記ステント移植片の柔軟性を許容するために長手方向に隔置されている、請求項８または９に記載のステント移植片。
11. 前記隔置されたステントが、隣接しているステントの略軸線長さ分だけ隔置されている、請求項１０に記載のステント移植片。
12. 前記隔置されたステントの間の移植片材料が前記ステント移植片の柔軟性を許容にするため波形形状を有している、請求項１０または１１に記載のステント移植片。
13. 前記第１のチューブ状本体部分が３５から５０ｍｍの直径を有している、請求項１乃至１２の何れかに記載のステント移植片。
14. 前記第２のチューブ状本体部分が２０から３０ｍｍの直径を有している、請求項１乃至１３の何れかに記載のステント移植片。
15. 前記段差部分が１０から３０ｍｍの長さを有している、請求項１乃至１４の何れかに記載のステント移植片。
16. 前記内部チューブが１５から２０ｍｍの直径を有している、請求項６に記載のステント移植片。
17. 前記２つのより小さい内部チューブのそれぞれが６から１２ｍｍの範囲内の直径を有している、請求項７に記載のステント移植片。
18. 前記２つのより小さい内部チューブのそれぞれがステント補強材を備えている、請求項７に記載のステント移植片。
19. 前記２つのより小さい内部チューブがそれぞれ１０ｍｍと１２ｍｍの直径を有している、請求項７に記載のステント移植片。
20. 前記２つのより小さい内部チューブの一方が６から１０ｍｍの範囲内の直径を有しており、前記２つのより小さい内部チューブの他方が８から１２ｍｍの範囲内の直径を有している、請求項７に記載のステント移植片。
21. 前記２つのより小さい内部チューブのうちの大きい方が前記第１の部分の壁に隣接している、請求項２０に記載のステント移植片。
22. 前記ステント移植片が内側湾曲面と外側湾曲面によって長手方向に画定されている予め湾曲した形状に形成されており、前記第２の側が外側湾曲面にあり、前記開口部が前記湾曲部の外側にある、請求項１乃至２１の何れかに記載のステント移植片。
23. 前記ステント移植片が内側湾曲面と外側湾曲面によって長手方向に画定されている予め湾曲した形状に形成されており、前記第２の側が外側湾曲面にあり、前記開口部が前記湾曲部の外側の一方の面に配置されている、請求項１乃至２１の何れかに記載のステント移植片。
24. 前記２つのより小さいチューブの近位端が互いに結合されている、請求項７に記載のステント移植片。
25. 前記２つのより小さいチューブの少なくとも一部分が前記第１の部分の前記壁に結合されている、請求項７に記載のステント移植片。
26. 前記内部チューブが、前記ステント移植片の前記近位端に向かって延在する３つのより小さい内部チューブに分割されている、請求項６に記載のステント移植片。
27. 前記段差部分が前記段差部分内の陥凹部に開口する開口部を有し、前記陥凹部が前記第１の部分に向かって近位方向に延在しており、前記開口部が前記ステント移植片の外側湾曲部の中心からずれて位置している、請求項１乃至２１の何れかに記載のステント移植片。

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