JP2012500608A - 異なる回路網周波数を有する電力回路網において選択的に運転するための発電所設備 - Google Patents

異なる回路網周波数を有する電力回路網において選択的に運転するための発電所設備 Download PDF

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Abstract

【課題】 異なる回路網周波数を有する電力回路網において選択的に運転するための発電所設備を提供する。
【解決手段】 本発明は、タービンと、そのタービンによって直接駆動されて、ある1つの運転周波数の交流電力を発生する発電機18とからなる、少なくとも1つの軸系11を備えた発電所設備10に関する。この少なくとも1つの発電機18は、1つの電子的周波数変換器27と少なくとも1つの昇圧変圧器3、4とを介して、第1の運転周波数を有する第1の電気回路網1、または第2の運転周波数を有する第2の電気回路網2に選択的に電気出力を供給する。本発明は、さらに、この種の発電所設備10の運転方法に関する。

Description

本発明は発電所技術の分野に関する。本発明は、発電機と回路網との間に電子的周波数変換装置を備えた発電所設備、および、この種の発電所の運転方法に関する。
電力を発生する発電機がタービンによって駆動され、生成された電気出力が所定の回路網周波数(例えば50または60Hz)の回路網に配電される100MWより大きい出力範囲を有する大型の発電所設備においては、通常、タービンの(機械的)回転数と回路網の周波数との間の繋がりが固定されている。この場合、発電機の出力側は、回路網接続装置を介して周波数固定して回路網に接続され、一方、発電機は、タービンによって、直接的に(1軸設備)、あるいは機械的伝動装置を介して回転数連結して駆動される。伝動装置によって、タービンおよび回路網周波数の間の固定された伝達比のみが実現される。
このタービンは、一般的に、電力発生するための発電機駆動用として発達してきたものであり、生成された電力は所定の回路網周波数(50Hzまたは60Hz)の回路網に配電される。
図1は、既知の方式の発電所設備10’をきわめて簡素化した表現で示している。この発電所設備10’は、第1発電機118が連結されたガスタービン12と、第2発電機108が連結された蒸気タービン24とによって電力を発生し、回路網1に配電する。ガスタービン12および発電機118は、共通軸19によって連結されており、軸系11を形成する。ガスタービンは、最も単純化した場合には、空気流入ライン16から燃焼空気を吸引して圧縮するコンプレッサ13を含む。コンプレッサ13は、互いに前後に接続された複数の部分圧縮機要素から構成できるが、この複数の部分圧縮機要素は、上昇する圧力レベルにおいて作動し、かつ、場合によっては圧縮空気の中間冷却を可能にする。コンプレッサ13において圧縮された燃焼空気は燃焼チャンバ15に達し、燃焼チャンバ15内では、液体(例えば石油)または気体(例えば天然ガス)の燃料が、燃料供給ライン17から噴射されて燃焼空気によって燃焼する。
燃焼チャンバ15から排出される高温ガスは、後続のタービン14内において仕事をするように放出され、コンプレッサ13および連結された第1発電機118を駆動する。タービンから流出する際になお比較的高温である排ガスは、後続の廃熱蒸気発生器23を通して送られ、別個の水−蒸気循環ライン25において、蒸気タービン24を駆動する蒸気を発生する。この水−蒸気循環ライン25のコンデンサ、給水ポンプおよび他の装置は、表現の簡単化のため表示されていない。このようなガスタービン発電設備と蒸気発電設備との組み合わせは複合サイクル発電所(Kombikraftwerk)と呼称される。この場合、蒸気タービン24を、第1発電機118と、タービン14との反対側で連結することが可能である。すなわち、この方式の場合は、ガスタービン12と第1発電機118と蒸気タービン24とは、いわゆる「単一軸パワートレイン(Single Shaft Power Train)」を形成する。しかし、図1に示すように、蒸気タービン24が、固有の第2の発電機108を別個の軸系11’において駆動することも可能である。複数軸設備の場合には種々の組合せが知られている。例えば、いわゆる2対1配置、すなわち、第2発電機108を有する軸系11’の蒸気タービン24に、2つのガスタービン12に後接続される2つのボイラ23から蒸気が供給される配置が、広く行われている。この配置の場合、ガスタービン12は、それぞれ、固有の第1発電機118を有する軸系11上に配置される。同様に、3基以上のガスタービン12にそれぞれ後接続されるボイラ23からの蒸気が蒸気タービン24の駆動に用いられる配置もある。
図1の1軸ガスタービンの場合は、ガスタービン12の回転数は、第1発電機118において生成される交流電圧の周波数であって回路網1の回路網周波数に等しい周波数に対して固定された比率になっている。現在一般的な100MWを超える出力の大型ガスタービンユニットにおいては、60Hzの発電機周波数または回路網周波数は、3600回転/分のガスタービン(例えば出願人のガスタービンGT24)の回転数に対応し、50Hzの発電機周波数は、3000回転/分の回転数(例えば出願人のガスタービンGT26)に対応する。
異なる電圧および周波数を有する回路網に電力を配電するような使用法の場合には、慣例的に、電力を、ある1つの周波数の交流電力として生成し、その後必要に応じて、周波数変換器によって第2の周波数に変換している。これは、通常、インバータが後接続された整流器によって行われる。この周知の実例は、ブラジル−パラグアイ国境のITAIPUである。発電所に用いる周波数変換器は、当然ながら高い被伝達出力に対応して高価であり、さらに出力損失を伴う。電力を発電所から異なる周波数の消費機器または回路網に直接供給するという原理的な可能性は、スイス出願の特許文献1において初めて言及された。
スイス特許出願第00246/07号明細書 欧州特許出願公開第1199794A2号明細書 欧州特許出願公開第1561273A1号明細書 独国特許出願公開第102004016453A1号明細書 独国特許出願公開第102004016463A1号明細書 独国特許出願公開第102004016464A1号明細書
本発明の目的は、異なる回路網周波数を有する電力回路網に給電するための発電所設備であって、既知の発電所設備の欠点を回避すると共に、特に、電気出力を、異なる運転周波数を有する電力回路網に、同時に高い効率において送電することを可能にする発電所設備を創出すること、さらに、その運転方法を提供することにある。
この目的は、請求項1および9の特徴の総体によって解決される。本発明の本質的な点は、タービンによって駆動される発電機と、電力を電力回路網に配電する昇圧変圧器との間に、発電機の出力周波数を有する電力を第1または第2の回路網の運転周波数に選択的に変換する電子的周波数変換器を配置する、という点にある。
電力供給を正しい電圧で実現するために、例えば、第1の電気回路網との接続用として、電子的周波数変換器と第1回路網との間に、第1の電圧比を有する第1の昇圧変圧器が配置される。対応して、第2の回路網との接続用として、電子的周波数変換器と第2回路網との間に、第2の電圧比を有する第2の昇圧変圧器が配置される。
代わりの方式として、例えば、2つの電圧を選択的に取り出すことができる少なくとも1つの昇圧変圧器を、電気回路網との接続用として使用することが可能である。第1の電気回路網との接続用として第1の電圧比が取り出され、第2の回路網との接続用として第2の電圧比が取り出される。
それぞれ少なくとも1つの発電機を備えた少なくとも2つの軸系を有する発電所の運転を弾力的なものにするための別のステップは、各発電機を、1つの周波数変換器と少なくとも1つの高電圧開閉器と少なくとも1つの昇圧変圧器とを介して、第1の運転周波数を有する第1回路網または第2の運転周波数を有する第2回路網に選択的に接続できるようにする構成である。これによって、発電所の運転を最適化するために、両回路網のいずれかのみに選択的に電力を供給するか、あるいは、両回路網に並行して電力を供給することが可能になる。
2つの電力回路網に配電する装置を備えた発電所設備の他に、その運転方法が提案される。この方法は、第1の回路網周波数を有する第1の電力回路網に配電するために、周波数変換器を、それが第1の回路網周波数の出力電力を発生するように操作するという特徴、および、その周波数変換器を、昇圧変圧器を介して第1の電力回路網に接続するという特徴を有する。さらに、この方法は、第2の回路網周波数を有する第2の電力回路網に配電するために、周波数変換器を、それが第2の回路網周波数の出力電力を発生するように操作し、かつ、その周波数変換器を、昇圧変圧器を介して第2の電力回路網に接続する、という特徴を有する。
本発明のさらに別の重要な側面は、電力が供給される回路網の周波数とは無関係にある1つの運転周波数で作動可能な発電所固有の電力回路網への給電である。
発電所固有の電力回路網は、通常、中電圧の回路網として構成されるので、中電圧回路網に関する別の議論を行うことになるが、それは制限と解釈されるべきではない。その中電圧の回路網から、燃焼ガスコンプレッサ、NOx−水ポンプ、および局所的消費機器用の低電圧回路網のような種々の比較的大きな消費機器に給電される。慣例的には、中電圧の回路網には、発電機から補助変圧器を介して給電される。この場合、中電圧の回路網の周波数は発電機の周波数と同じである。
本発明によれば、発電所固有の電力回路網に配電するために、発電所を運転するための新しい回路および方法が提案される。特に、中電圧の回路網への選択的な給電を、補助変圧器を介して、あるいは、補助変圧器に直列に接続された補助周波数変換器を介して行うことが提案される。生成された電力が電子的周波数変換器から第1の運転周波数で供給され、かつ、中電圧の回路網の周波数がその第1運転周波数に等しい場合は、中電圧回路網に補助変圧器を介して直接給電される。生成された電力が電子的周波数変換器から第2の運転周波数で供給され、かつ、中電圧の回路網の周波数が第1の運転周波数に等しい場合は、中電圧回路網に、補助周波数変換器および補助変圧器を介して給電される。この場合、補助周波数変換器は、発電所固有の中電圧回路網に必要な電力を、その回路網周波数に変換する。この変換は、通常、中電圧への変圧の前に行われる。最初に中電圧に変圧し、その後周波数変換する構成も、同様に考えられる。この方式は、高価な高電圧開閉器を使用せずに中電圧の開閉器を用いることができるという点で有利でさえあり得る。
別の方式として、開閉器および導線ラインの個数を最小化するために、発電所固有の電力回路網への電力供給を、電子的周波数変換器の出力周波数とは無関係に、常に、補助周波数変換器を介して行うことができる。この場合、この補助周波数変換器は、それが発電所固有の中電圧の回路網の運転周波数の電力を供給するように接続される。電子的周波数変換器の出力周波数が発電所固有の中電圧回路網の運転周波数に等しい場合には、補助周波数変換器は周波数比1で作動する。これは、この運転態様の場合、補助周波数変換器が、有効に使用されることなく出力損失をもたらすことを意味する。伝達される出力は発電所の全出力に対して相対的に僅かであるので、この出力損失は重要とは見做されず、その結果、さらに運転方法の簡素化をも可能にするこの簡易な構成は、全体として有利であるとすることができる。
本発明の1つの実施形態によれば、第1の回路網周波数は第2の回路網周波数と明確に異なっている。この場合、第1の回路網周波数は第2の回路網周波数よりも小さいか大きいかのいずれかであり、小さい場合、第2の回路網周波数は50Hzまたは60Hzである。特に、第2の回路網周波数を60Hz、第1の回路網周波数を50Hzとすることができる。
あるいは、第1の回路網周波数が第2の回路網周波数よりも大きい場合、第2の回路網周波数は50Hzまたは60Hzである。特に、第2の回路網周波数を50Hz、第1の回路網周波数を60Hzとすることができる。
この場合、出力用のタービンは50MWより大きく構成することが望ましい。
電子的周波数変換器はマトリックスコンバータの形態であることが望ましい。これは、(m×n)マトリックスに配置される操作可能な双方向の複数のスイッチであって、制御器によって操作されながら、m個の入力をn個の出力(但しm>n)に選択的に接続するスイッチを含む。マトリックスコンバータを用いることによって出力損失を小さく維持することが可能になる。
代わりの方式として、例えば、周波数コンバータの使用も考えられる。これは、直流または直流電圧の中間回路に配電する整流器と、この中間回路から配電されるインバータであって、第1または第2の運転周波数の交流を選択的に発生するインバータとから構成される。
次に、本発明を、実施例に基づいて、図面に関連付けて詳しく説明する。
ガスタービンおよび後続の水−蒸気循環ラインを備えた現行技術による複合サイクル発電所のきわめて簡素化された回路図を示す。 現行技術による発電所設備の単線図(単線回路図)からなるきわめて簡素化された抜粋図を示す。 本発明の一実施例による発電所設備であって、2つの回路網に配電するための2つの昇圧変圧器を備えた発電所設備の単線図からなるきわめて簡素化された抜粋図を示す。 本発明の一実施例による発電所設備であって、2つの回路網に配電するための1つの昇圧変圧器を備えた発電所設備の単線図からなるきわめて簡素化された抜粋図を示す。 本発明の一実施例による発電所設備であって、2つの回路網に配電するための2つの昇圧変圧器と、補助システムへのコスト最適化された電力供給系とを備えた発電所設備の単線図からなるきわめて簡素化された抜粋図を示す。 本発明の一実施例による発電所設備であって、2つの回路網に配電するための2つの昇圧変圧器と、タービン作動中に配電を第1回路網から第2回路網に切り換えるための回路とを備えた発電所設備の単線図からなるきわめて簡素化された抜粋図を示す。 ガスタービンおよび後続の水−蒸気循環ラインを備えた本発明の一実施例による複合サイクル発電所のきわめて簡素化された回路図を示す。 電子的周波数変換器として図7の設備において使用可能なマトリックスコンバータの、例としての内部構造を示す。
図2に、現行技術による発電所設備の単線図からなるきわめて簡素化された抜粋図を示す。この図は、少なくとも1つのタービンによって駆動される従来型の発電機108、118であって、その出力が発電所の高電圧回路網5を経由して伝送される発電機108、118を示している。この回路網は、高電圧導線ラインと、発電機を発電所の高電圧回路網5から切り離すことができる発電機出力開閉器6とを含む。発電機108、118によって生成される電力は、(第1の)昇圧変圧器3および回路網高電圧開閉器21を介して(第1の)回路網1に配電される。また、補助変圧器42および高電圧開閉器64を介して、中電圧回路網54とこれから給電される低電圧回路網50とから構成される発電所固有の電力回路網に給電される。例えば駆動装置、制御器、測定器または制御装置のような小型の消費機器51が接続される低電圧回路網50には、少なくとも1つの補助システム変圧器45を介して中電圧回路網54から給電される。NOx水ポンプまたは燃焼ガスコンプレッサのような比較的大型の消費機器には、固有の補助駆動装置変圧器を介して中電圧の回路網54から直接給電される。
発電機励磁機電流は、発電所の高電圧回路網5から取られ、励磁機変圧器7を介して励磁機電圧に変圧され、静止励磁装置43において整流され、制御される。励磁機開閉器47によって、励磁装置を接続、遮断できる。
ガスタービンの発電機の場合、発電機は、通常、始動のためにモータとしても接続される。このため、電流は、発電所の高電圧回路網5から、変圧器および静止周波数コンバータ63を介して給電される。静止周波数コンバータ63は、始動開閉器26によって発電機108、118に接続し、またはそれから切り離すことができる。
この例および以下の例においては、発電機の出力電圧と、それに対応して発電機に接続される回路網とを発電所固有の高電圧回路網5と呼称する。低電圧、中電圧および高電圧については種々の定義がある。この例においては、低電圧は380V〜415Vの範囲、中電圧は6000V〜11000Vの範囲、高電圧は21000Vより高い電圧で作動する。文献においては電圧範囲として種々の定義がある。35kV、38kVを超えて初めて高電圧とするような定義、あるいは、69kVを超えて漸く高電圧とするような定義がある。ここで選定された命名法は制限と理解されるべきではない。
図3には、本発明による発電所の第1実施形態が表現されている。従来の発電所とは対照的に、発電所の高電圧回路網5が、発電機8、18に直接接続されるのではなく、電子的周波数変換器27を介して接続されている。
通常、異なる回路網周波数を有する2つの電力回路網は異なる運転電圧を有している。これに対応して、2つの回路網高電圧開閉器21a、bと2つの昇圧変圧器3、4とが設けられる。
電力を第1回路網1に配電するためには、発電所の高電圧回路網5を、第1の運転周波数で運転すると共に、回路網高電圧開閉器21aおよび第1の昇圧変圧器3を介して第1回路網1に接続する。
電力を第2回路網2に配電するためには、発電所の高電圧回路網5を、第1の運転周波数で運転すると共に、回路網高電圧開閉器21bおよび第2の昇圧変圧器4を介して第2回路網2に接続する。
本発明の利点は、中電圧回路網54および低電圧回路網50を、その消費機器と共に、従来の発電所のそれに対して殆ど変化させずにかつ同一に構成できる点にある。中電圧回路網54への配電そのものは、発電所の高電圧回路網5の選択周波数に応じて、高電圧開閉器64aおよび補助変圧器42を介して直接的に行われるか、あるいは、高電圧開閉器64bと補助周波数変換器41と補助変圧器42とを介して行われる。
発電所の高電圧回路網5の周波数が中電圧回路網54の周波数と等しい場合は、高電圧開閉器64および補助変圧器42を介しての直接送電が選択される。発電所の高電圧回路網5の周波数が中電圧回路網54の周波数に等しくない場合は、高電圧開閉器64と補助周波数変換器41と補助変圧器42とを介しての送電が選択される。
図3に示す例においては、発電所固有の中電圧回路網54が50Hzとして設計されている。第1回路網1は同様に50Hzに、第2回路網は60Hzに設計されている。
電力を第1回路網1に送電するためには、発電所の高電圧回路網5を電子的周波数変換器27によって50Hzで運転し、電力を、第1昇圧変圧器3を介して第1回路網1に送電する。中電圧回路網54には、補助変圧器42を介して50Hzの中電圧を直接給電することが可能である。
電力を第2回路網2に送電する場合には、発電所の高電圧回路網5を電子的周波数変換器27によって60Hzで運転し、電力を、第2昇圧変圧器4を介して第2回路網2に配電する。中電圧回路網54に給電するためには、発電所の高電圧回路網5の電力を補助周波数変換器41によって60Hzから50Hzに変換して、それを、補助変圧器42を介して中電圧回路網54に送電する。
発電機8、18は、タービン始動時には電子的周波数変換器27を介して電気モータとして運転できるので、本発明による構成の場合、静止周波数コンバータ63と、それに付属する導線ラインおよび開閉器とが省略される。
図4においては、本発明による発電所の第2の実施形態が表現されている。これは、図3の実施形態と本質的には同じであるが、特に、1つの昇圧変圧器3、4によって2つの異なる回路網電圧への昇圧を可能にするという特徴を有する。第1回路網1に送電する場合には、第1回路網の電圧および周波数を有する電流を昇圧変圧器3、4から取り出して、回路網高電圧開閉器21aを介して送電する。第2回路網2に送電する場合は、第2回路網の電圧および周波数を有する電流を昇圧変圧器3、4から取り出して、回路網高電圧開閉器21bを介して送電する。
両回路網1、2の間の電磁的な結合を避けるために、この実施形態においては、回路網1、2と昇圧変圧器3、4との間に、回路網高電圧開閉器21a、bが配置される。
図5には、本発明による発電所のさらに別の実施形態が表現されている。この実施形態は、図3の実施形態に対して、補助システムへの電力供給がコスト最適化されているという点で異なっている。並行して設けられる導線ラインおよび高電圧開閉器64の個数を削減するために、中電圧回路網54への送電を、補助周波数変換器41と補助変圧器42と中電圧開閉器46とを介して、ただ1本の導線ラインで行う。その結果、発電所の中電圧回路網54には、常に、補助周波数変換器41を介して給電される。
補助周波数変換器41の周波数比は、発電所の高電圧回路網5の運転周波数に対する中電圧回路網54の設計周波数の比に等しい。
例えば、電子的周波数変換器27が、発電所の高電圧回路網5に中電圧回路網54の周波数で給電する場合には、補助周波数変換器41の周波数比は等しく1である。
図3に基づいて、図6に、本発明による発電所のさらに別の実施形態が示されている。この実施形態は、第1回路網1から第2回路網2への送電の切り換えを、タービンを停止することなく可能にするという特徴を有する。電子的周波数変換器27としてマトリックスコンバータを選択することが好ましい変形態様として提示されるが、この選択を行った場合には、出力周波数を、第1周波数から第2周波数に突変的に転換することが理論的に可能である。しかし、付属の回路網高電圧開閉器21a、bおよび高電圧開閉器64a、bをこの切り換え操作と同期させること、および、位相を回路網の位相と同期させることと、突然の開閉操作が回路網の安定性に及ぼす影響とが問題である。従って、切り換え操作のために、タービンを最初に負荷から切り離してアイドリング運転に移行させ、続いて電子的周波数変換器27を新しい目標回路網と同期させ、その後、タービンを再度負荷運転することが有利である。これをタービンの停止なしに可能にするためには、切り換え操作の間、補助システムへの電力供給を確保しなければならない。これは、例えば、発電機8、18とは無関係に、回路網1、2から電力供給することによって可能になる。しかし、出力が回路網1、2のいずれかに供給される正常運転の間は、発電所10は通常自己充足型設備であり、それに対応する回路が設けられる。
第1回路網1から第2回路網2への切り換えをタービンの停止なしに可能にし、かつ、正常運転の間の発電所の自己充足性を確保するために、高電圧回路網5を2つの部分に分割することが提案される。図6に示すように、高電圧回路網の第1部分5aは、発電機8、18を電子的周波数変換器27の入力側と接続する。さらに、高電圧回路網5aは、例えば、電子的周波数変換器27の出力側を、回路網高電圧開閉器21a、bおよび昇圧変圧器3、4を介して選択的に第1回路網1または第2回路網2に接続する。高電圧回路網の第2の部分5bは、補助変圧器42を、高電圧開閉器64aおよび第1昇圧変圧器3を介して第1回路網1に接続する。さらに、高電圧回路網5bは、補助変圧器42を、補助周波数変換器41と高電圧開閉器64bと第2昇圧変圧器4とを介して、第2回路網2に接続する。高電圧回路網5bは、回路網高電圧開閉器21a、bによって、中電圧回路網54を発電所の高電圧回路網5aから完全に切り離すことを可能にすると共に、高電圧開閉器64a、bによって、第1回路網1または第2回路網2からの給電を可能にする。正常な負荷運転の間は、発電所固有の高電圧回路網5aからの給電、並びに、異なる高電圧回路網(1および5aあるいは2および5a)からの給電の組合せを実現できる。
出力の配電を第1電力回路網1から第2電力回路網2に切り換える方法は、例えば次のように実施できる。すなわち、回路網高電圧開閉器21aおよび高電圧開閉器64aが閉じられ、回路網高電圧開閉器21bおよび高電圧開閉器64bが開かれたタービンの負荷運転から出発して、タービンの負荷を切り離す。アイドリング運転においては、回路網高電圧開閉器21aは開かれ、発電機8、18が回路網から切り離される。この場合、補助システムには、昇圧変圧器3と発電所固有の高電圧回路網と高電圧開閉器64aと補助変圧器42とを介して、第1回路網1から給電される。第2回路網に切り換えるために、高電圧開閉器64bを閉じて、補助周波数変換器41の出力を第1回路網1の周波数に同期させる。この同期が行われるとすぐに、補助システムへの電力供給を、第2回路網2から行うことが可能になり、高電圧開閉器64aを開くことによって第1回路網1から切り離すことができる。
さらに、電子的周波数変換器27の出力電流を第2回路網2の周波数に同期させる。これが行われるとすぐに、回路網高電圧開閉器21bを閉じて、タービンを負荷運転に移行させる。補助周波数変換器41および電子的周波数変換器27の同期の順序は交換することも可能であるし、あるいは同時に行ってもよい。
出力配電の第2電力回路網2から第1電力回路網1への切り換えは、本質的に同様のステップで行われる。中電圧回路網54の周波数制御が、第1回路網1の周波数とは無関係に、固有のクロック発振器によって行われる限り、中電圧回路網54への第2回路網2からの給電を第1回路網1からの給電に切り換える場合、高電圧開閉器64aを閉じる前に、補助周波数変換器41の出力を第1回路網の周波数に同期させるべきである。
図7に、本発明による発電所設備10の例としての1つの複合サイクル発電所の簡単な概略図を示す。ガスタービン12および第1発電機18を備えたタービン軸系11と、蒸気タービン24のタービン軸系11’とは図1のそれぞれの軸系に対応する。ガスタービン12の発電機18および蒸気タービン24の発電機1は、両者共、回路網高電圧開閉器21a、bを介して第1回路網1または第2回路網2に選択的に接続可能である。水−蒸気循環ライン25のコンデンサ、給水ポンプおよび他の装置の表現は、図のスペースの都合から図7では同様に省略されている。
基本的に、ガスタービンは、順次燃焼方式によるガスタービン12として構成される。ガスタービン12を操作または制御するために、コンプレッサ13の入口における少なくとも1列の調整可能なコンプレッサ案内翼と、燃焼チャンバ15、15'に対する燃料供給17、17’の制御装置とが役立つ。対応する操作信号は、決定された入力パラメータに従って操作装置または制御装置からもたらされる。この入力パラメータは、個々に、あるいは選択可能な組合せにおいて用いることができる。考えられるパラメータは、コンプレッサ入口温度、コンプレッサ出口温度、およびコンプレッサ出口におけるコンプレッサ終端圧力である。通常用いられるさらに別のパラメータは第1および第2タービン14a、14bの出口温度である。第1および第2タービンは、例えば、冷却空気52によって冷却される。ガスタービン12および制御装置39の間の信号の交換は、信号ライン40によって簡単に表現されている。
ガスタービン12の回転数は、例えば、第1発電機18における発電機周波数を介して測定可能であり、測定値信号ライン48経由で制御装置39に送られる。回路網1、2の回路網周波数測定用として、回路網周波数検出器49を設けることができる。最後に、目標出力に関する値を制御装置39に入力できる。
制御装置39は、ガスタービン12および第1発電機18の出力および回転数を、これらのパラメータの1つまたは複数、あるいは別のパラメータに従って制御する。従来型の発電所設備とは違って、電子的周波数変換器27を用いることによって、回転数を回路網1、2の回路網周波数とは無関係に制御できる。
回転数の制御は、代わりの方式として、例えば次のような方法でも行うことができる。すなわち、ガスタービンの制御装置39において計算された設定回転数を電子的周波数変換器27の制御器に伝送し、その設定回転数を、発電機を介してガスタービン12に強制的に実現させるという方法である。この場合、第1発電機18は、電子的周波数変換器27を介して、ガスタービン12に比べて殆ど静的な回路網1、2に繋がれており、回路網とガスタービンの機械的な回転数との間の周波数比を制御することによって設定回転数を強制的に実現させる。この点に関して、殆ど静的な回路網1、2ということは、回転数の変化、または当該タービン12から回路網1、2に供給される出力の変化の結果としての回路網周波数の変化が非常に小さく、制御プロセスにおいて無視し得るかあるいは容易に補償できることを意味している。すなわち、特に、強制的に実現されるガスタービン回転数を適合させる際、結果的に生じるかもしれない回路網周波数の変化は少なくとも1桁小さい。結果的に生じる回路網周波数の変化は、通常、回路網のノイズの中で測定不可能乃至測定困難であろう。
水−蒸気循環ライン25は、この例においては、水−蒸気循環ライン制御器55によって制御される。水−蒸気循環ライン制御器55は、温度、質量流量またはバルブ位置、およびボイラの圧力のようなボイラ23の制御に必要なすべての運転状態を信号ライン57経由で得て、制御信号を、導線ライン57経由でボイラ23に送る。蒸気タービン24の運転状態に基づいて、この蒸気タービン24も同様に水−蒸気循環ライン制御器55によって制御される。この場合、蒸気タービン24の回転数は、例えば、発電機周波数を介して第2発電機8において測定することが可能であり、それは、測定値信号ライン48を経由して水−蒸気循環ライン制御器55に入力される。回路網1、2の回路網周波数測定用として、回路網周波数検出器49を設けることができる。制御信号は、信号ライン62を経由して蒸気タービン24と交換される。
従来型の発電所設備とは対照的に、蒸気タービン24の回転数も、電子的周波数変換器27を用いて、回路網1、2の回路網周波数とは無関係に制御できる。
回転数の制御は、代わりの方式として、例えば次のような方法でも行うことができる。すなわち、蒸気タービンの水−蒸気循環ライン制御器55において計算された設定回転数を電子的周波数変換器27の制御器に伝送し、その設定回転数を、発電機を介して蒸気タービン24に強制的に実現させるという方法である。この場合、第2発電機8は、電子的周波数変換器27を介して、蒸気タービン24に比べて殆ど静的な回路網1、2に繋がれており、回路網と蒸気タービン24の機械的な回転数との間の周波数比を制御することによって設定回転数を強制的に実現させる。この点に関して、殆ど静的な回路網1、2ということは、回転数の変化、または当該蒸気タービン24から回路網1、2に供給される出力の変化の結果としての回路網周波数の変化が非常に小さく、制御プロセスにおいて無視し得るかあるいは容易に補償できることを意味している。すなわち、特に、強制的に実現される蒸気タービン回転数を適合させる際、結果的に生じるかもしれない回路網周波数の変化は少なくとも1桁小さい。結果的に生じる回路網周波数の変化は、通常、回路網のノイズの中で測定不可能乃至測定困難であろう。
ユニット制御器56は発電所設備10の上位制御を実行する。それは、信号ライン58を経由してガスタービン12の制御装置39と信号交換し、信号ライン59を経由して水−蒸気循環ラインの制御器55と信号交換する。
実際には、水−蒸気循環ラインは、殆どの場合、水−蒸気循環ラインの制御器55によって制御されるのではなく、それぞれがユニット制御器56と通信する一連の制御器を介して制御される。この一連の制御器は、例えば、蒸気タービン用の制御器、ボイラ用の制御器、あるいはコンデンサおよび給水ポンプのような補助システム用の制御器である。
電子的周波数変換器27は―出力損失を制限するために―直流の中間回路なしのマトリックスコンバータとして構成することが望ましい。このようなマトリックスコンバータの1つで、その操作方式のために特に低損失で作動するマトリックスコンバータの構成および作動様式が特許文献2に記載されている。このようなマトリックスコンバータのさらに別の実施形態が、特許文献3、特許文献4、特許文献5および特許文献6に記載されている。図8に、6つの入力位相と3つの出力位相とを備えたマトリックスコンバータの原理図を示す。このマトリックスコンバータ27は、電源としての発電機8、18の6つの位相G1、・・・、G6を、時間的な順序で、負荷30の3つの位相L1、・・・、L3に結合する。このために必要な出力部分29は、逆並列に接続されたサイリスタの形態の18個の双方向スイッチ32を含む(一般的な場合にはm個の入力/電源位相およびn個の出力/負荷位相に対してm×n個のスイッチがある)。スイッチ32は(6×3)マトリックスに配置される。スイッチ32の操作用として、クロック発振器28から時間信号(クロック周波数)を受け取る操作装置または制御器31が設けられる。スイッチ32の開閉状態(入、切)は監視され、それぞれ第1信号ライン36を経由して制御器31に報知される。スイッチ32は、それぞれ操作ライン35を経由して制御器31により操作される。
発電機8、18の個別の位相G1、・・・、G6には、それぞれ、位相電流の符号を第2の信号ライン37を経由して制御器31に報知する電流測定手段34が配置される。さらに、発電機8、18の各位相G1、・・・、G6の間には、それぞれの位相電圧差の符号を第3の信号ライン38を経由して制御器31に報知する電圧測定手段33が配置される。このマトリックスコンバータの運転プロセスの詳細に関しては、前記の文献資料を参照されたい。
本発明の可能な実施形態は、本明細書で述べた例に限定されない。これらの例から、当業者には、等価の回路および方法を実現する多くの可能性が明らかになる。特に、開閉器および高電圧開閉器の配置においては多数の組合せが可能である。さらに、簡単化のために、安全開閉器と補助システムの大部分とについては述べていない。また、用途は、本明細書に述べた種類または組合せに限定されず、特に複合サイクル発電所における利用に限定されない。ガスタービン発電所または蒸気タービン発電所での用途が同様に可能である。例えば、水力タービンと組み合わせた用途も考えられる。
1 第1回路網
2 第2回路網
3 第1昇圧変圧器
4 第2昇圧変圧器
5、5a、b 発電所高電圧回路網
6 発電機出力開閉器
7 励磁変圧器
8 第2発電機
9 蒸気タービンの軸
10、10’ 発電所設備
11、11’ 軸系
12 ガスタービン
13 コンプレッサ
14、14a、b タービン
15、15’ 燃焼チャンバ
16 空気流入ライン
17、17’ 燃料供給ライン
18 第1発電機
19 軸
20 回路網接続(周波数連結)
21、21a、b 回路網高電圧開閉器
22 排気ガス流出ライン
23 廃熱蒸気発生器
24 蒸気タービン
25 水−蒸気循環ライン
26 始動開閉器
27 電子的周波数変換器
28 クロック発振器
29 出力部分
30 負荷
31 制御器
32 スイッチ(双方向)
33 電圧測定手段
34 電流測定手段
35 操作ライン
36、・・・、38 信号ライン
39 制御装置
40 ガスタービン制御用の測定値および信号交換ライン
41 補助周波数変換器
42 補助変圧器
43 静止励磁装置
44 補助駆動装置変圧器
45 補助システム変圧器
46 中電圧開閉器
47 励磁機開閉器
48 測定値信号ライン(発電機周波数/回転数)
49 回路網周波数検出器
50 低電圧給電
51 無停電直流電源、駆動装置、制御器、測定器のような低電圧消費機器
52 冷却空気供給ライン
54 中電圧回路網
55 水−蒸気循環ライン制御器
56 ユニット制御器
57 廃熱蒸気発生器の測定値および制御信号
58 ガスタービン制御装置/ユニット制御器の制御信号
59 水−蒸気循環ライン制御器/ユニット制御器の制御信号
61 排気ガス
62 水−蒸気循環ライン用制御器の測定値および制御信号交換ライン
63 変圧器を含む静止始動装置
64、64a、b 高電圧開閉器
108 従来型の第2発電機
118 従来型の第1発電機
G1、・・・、G6 位相(発電機)
L1、・・・、L3 位相(負荷)

Claims (15)

  1. タービン(12)と、そのタービン(12)によって直接駆動されて、ある1つの運転周波数の交流電力を発生する発電機(18)とからなる発電所設備(10)において、その発電機(8、18)を、1つの周波数変換器(27)と少なくとも1つの昇圧変圧器(3、4)とを介して、第1の運転周波数を有する第1の電気回路網(1)または第2の運転周波数を有する第2の電気回路網(2)に選択的に接続できる、ことを特徴とする発電所設備(10)。
  2. 前記少なくとも1つの昇圧変圧器(27)によって、前記第1の電気回路網(1)に接続する場合には、発電機(8、18)および第1の回路網(1)の間の第1の電圧比が課せられ、前記第2の回路網(2)に接続する場合には、発電機(8、18)および第2の回路網(2)の間の第2の電圧比が課せられる、ことを特徴とする請求項1に記載の発電所設備(10)。
  3. 前記第1の電気回路網(1)との接続用として、第1の電圧比を有する第1の昇圧変圧器(3)が、発電機および第1回路網(1)の間に配置され、前記第2の回路網(2)との接続用として、第2の電圧比を有する第2の昇圧変圧器(4)が、発電機(8、18)および第2回路網(2)の間に配置される、ことを特徴とする請求項1に記載の発電所設備(10)。
  4. 前記周波数変換器(27)がマトリックスコンバータとして構成される、ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の発電所設備(10)。
  5. 前記発電所設備(10)が、入力周波数に対して設計された少なくとも1つの局所的な中電圧回路網(54)を利用し得るように備えており、この少なくとも1つの中電圧回路網(54)に給電するために、少なくとも1つの補助変圧器(42)を、選択的に直接的にまたは補助周波数変換器(41)を介して、前記周波数変換器(27)の出力側に接続できる、ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の発電所設備(10)。
  6. 前記発電所設備(10)が少なくとも1つの局所的な中電圧回路網(54)を利用し得るように備えており、この少なくとも1つの中電圧回路網(54)に給電するために、少なくとも1つの補助変圧器(42)を、直接的に前記第1昇圧変圧器(3)に、および/または、補助周波数変換器(41)を介して前記第2昇圧変圧器(4)に接続できる、ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の発電所設備(10)。
  7. それぞれ少なくとも1つの発電機(8、18)を備えた少なくとも2つの軸系(11、11’)が配置され、その発電機(8、18)のそれぞれを、1つの周波数変換器(27)と少なくとも1つの回路網高電圧開閉器(21)と少なくとも1つの昇圧変圧器(3、4)とを介して、前記第1の運転周波数を有する前記第1の電気回路網(1)または前記第2の運転周波数を有する前記第2の電気回路網(2)に選択的に接続できる、ことを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の発電所設備(10)。
  8. 前記発電所設備(10)が、少なくとも1つのガスタービン(12)および少なくとも1つの蒸気タービン(24)を有する複合サイクル発電所として構成され、これらのタービン(12、24)の前記発電機(8、18)は、互いに独立に、前記第1回路網(1)または前記第2回路網(2)に選択的に接続できるように配置される、ことを特徴とする請求項7に記載の発電所設備(10)。
  9. 請求項1〜8のいずれか一項に記載の発電所設備(10)の運転方法において、前記周波数変換器(27)が、前記第1の電力回路網(1)に配電するために、前記第1の回路網周波数の出力電流を発生するように制御され、さらに、前記周波数変換器(27)は前記第1昇圧変圧器(3)を介して前記第1電力回路網(1)に接続されること、
    あるいは、前記周波数変換器(27)が、前記第2の電力回路網(2)に配電するために、前記第2の回路網周波数の出力電流を発生するように制御され、さらに、前記周波数変換器(27)は前記第2昇圧変圧器(4)を介して前記第2電力回路網(2)に接続されること、を特徴とする方法。
  10. 請求項9に記載の発電所設備(10)の運転方法において、前記周波数変換器(27)を前記第1回路網(1)に接続する場合には、前記発電所の補助システムへの給電用としての前記局所的な中電圧回路網(54)が、補助変圧器(42)を介して前記高電圧回路網(5)から給電されること、
    および、前記第2回路網(2)に接続する場合には、前記発電所の前記補助システムへの給電用としての前記局所的な中電圧回路網(54)が、補助周波数変換器(41)および前記補助変圧器(42)を介して接続されること、を特徴とする方法。
  11. 請求項9に記載の発電所設備(10)の運転方法において、前記周波数変換器(27)を前記第1回路網(1)に接続する場合には、前記発電所の前記補助システムへの給電用としての前記局所的な中電圧回路網(54)が、入力周波数および出力周波数が等しくなるように制御される補助周波数変換器(41)を介して接続されること、
    および、前記第2回路網(2)に接続する場合には、発電所の補助システムへの給電用としての前記局所的な中電圧回路網(54)が、出力周波数が前記第1の周波数に等しくなるように制御される補助周波数変換器(41)を介して接続されること、を特徴とする方法。
  12. 請求項9〜11のいずれか一項に記載の発電所設備(10)の運転方法において、前記第1回路網(1)への送電を前記第2回路網(2)への送電に切り換えるために、あるいはその逆に切り換えるために、タービンが負荷から切り離され、発電機開閉器(6)が開かれ、続いて、前記周波数変換器(27)が新しい回路網周波数に同期され、前記発電機開閉器(6)が閉じられ、引き続いてタービンが再度負荷運転される、ことを特徴とする方法。
  13. 請求項12に記載の発電所設備(10)の運転方法において、前記補助システムへの給電用の前記補助変圧器(42)が、前記切り換え段階の間、前記第1昇圧変圧器(3)を介して前記第1回路網(1)から直接電力供給され、かつ、並行して、前記第2昇圧変圧器(4)および前記補助周波数変換器(41)を介して電力供給される、ことを特徴とする方法。
  14. 請求項13に記載の発電所設備(10)の運転方法において、前記補助システムへの電力供給を並行的に同時接続する前に、前記補助周波数変換器(42)の出力周波数が前記第1回路網(1)の周波数に同期される、ことを特徴とする方法。
  15. 請求項9〜14のいずれか一項に記載の発電所設備(10)のガスタービン(12)の運転方法において、前記ガスタービン(12)を始動させるために、前記発電所の高電圧回路網(5)が前記第1回路網(1)または前記第2回路網(2)に選択的に接続され、前記発電機(8)が、始動モータとして運転されかつ前記周波数変換器(27)を介して制御される、ことを特徴とする方法。
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