JP2012500456A - 拡張型スパークプラグ - Google Patents
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Abstract
拡張型スパークプラグは、互いに導通するよう、互いに軸方向に離れている、上部端子スタッドおよび下部端子スタッドを含む。貫通キャビティを有する上部管状絶縁体は、上部端子スタッドの少なくとも一部を取囲む。上部絶縁体と別の材料片からなる下部絶縁体は、下部端子スタッドの少なくとも一部を取囲む貫通キャビティを有する。バネ部材は上部端子スタッドと下部端子スタッドとの間に配置され、上部端子スタッドおよび下部材を互いに離れる方向に偏倚させる。バネ部材によって与えられるバイアスに打ち勝つのに十分な力が外部から与えられると、バネ部材により、上部端子スタッドが軸方向に移動可能になり、前記上部端子スタッドと前記下部端子スタッドとの間の導通を維持する。
Description
関連する特許出願の相互参照
本願は2008年8月15日に出願された米国特許仮出願連続番号第61/089,107号の優先権を主張し、その全体が引用によりここに援用される。
本願は2008年8月15日に出願された米国特許仮出願連続番号第61/089,107号の優先権を主張し、その全体が引用によりここに援用される。
発明の背景
1.発明の分野
本発明は一般に内燃機関の燃焼室における燃焼ガスに点火するためのスパークプラグに関し、より特定的にはアクセススペースが制限されている用途で用いられる拡張型スパークプラグに関する。
1.発明の分野
本発明は一般に内燃機関の燃焼室における燃焼ガスに点火するためのスパークプラグに関し、より特定的にはアクセススペースが制限されている用途で用いられる拡張型スパークプラグに関する。
2.関連技術
スパークプラグは内燃機関の多様な用途に用いられ、所与の動作環境において組込まれる他の付属部分とともに構成される。たとえば、特定のエンジンの用途では、スパークプラグが入れられる、エンジン内のボアの深さにより、スパークプラグをスパークプラグワイヤに接続するためには、別のスパークプラグ拡張部を使用する必要があるかも知れない。付属拡張部分での設計は一般にその意図される目的を満たすが、まだ問題がある。たとえば、複数の別個の部分を有するスパークプラグ構造は、製造処理のコストを上げるだけでなく、製造上およびサービス上の諸設備の問題を引き起こす。さらに、より複雑な設計は改造の指示を必要とする。さらに、複数の別個の部分を有するこのような設計は現場での組立を必要とするので、信頼度が減少する。
スパークプラグは内燃機関の多様な用途に用いられ、所与の動作環境において組込まれる他の付属部分とともに構成される。たとえば、特定のエンジンの用途では、スパークプラグが入れられる、エンジン内のボアの深さにより、スパークプラグをスパークプラグワイヤに接続するためには、別のスパークプラグ拡張部を使用する必要があるかも知れない。付属拡張部分での設計は一般にその意図される目的を満たすが、まだ問題がある。たとえば、複数の別個の部分を有するスパークプラグ構造は、製造処理のコストを上げるだけでなく、製造上およびサービス上の諸設備の問題を引き起こす。さらに、より複雑な設計は改造の指示を必要とする。さらに、複数の別個の部分を有するこのような設計は現場での組立を必要とするので、信頼度が減少する。
したがって、所与の動作環境においてスパークプラグを設置するのに必要な別個の部品の数を減らし、それに伴う組立の複雑性およびコストを減少させることが望ましい。さらに、新しいかつ改良されたスパークプラグ構造は製造において経済的であり、長いかつ有用な寿命をもたらすものでなければならない。
本発明の局面に従い、拡張型スパークプラグは管状ハウジングと、ハウジングの少なくとも一部において受入れられる上部絶縁体とを含む。上部絶縁体は、末端端部と遠位端部との間に延在する貫通キャビティを有する。キャビティは、半径方向に延在するショルダによって互いに分けられる上径部分と下径部分とを有し、上径部分は下径部分よりも直径が小さい。上部絶縁体と異なる別の材料片から構成される下部絶縁体はハウジング内において少なくとも一部受入れられる。下部絶縁体は、両端部間に延在する貫通キャビティを有する。点火電極は、下部絶縁体の貫通キャビティ内に固定され、下部絶縁体の一方の端部から軸方向外側に延在する。下部端子スタッドは、下部絶縁体の貫通キャビティ内において、点火電極と反対側の端部において固定される。上部端子スタッドは末端端部と遠位端部との間に延在し、末端端部においてある直径を有する拡大頭部と、頭部から遠位端部に延在する、ある直径よりも小さい直径の細長い本体とを有する。バネ部材は、上部端子スタッドの遠位端部と下部端子スタッドとを係合し、上部端子スタッドの拡大頭部が上部絶縁体のショルダに当接するよう偏倚させ、上部端子スタッドと下部端子スタッドとの間を導通させてその状態を維持する。
本発明の別の局面に従い、上部端子スタッドは、バネ部材によって与えられるバイアスに打勝つのに十分である、上部端子スタッドの末端端部に与えられる外力により、自由に軸方向に動いてショルダとの係合から外れるようにできる。
本発明の別の局面に従い、スパークプラグの製造での許容限度は、上部端子スタッドが上部絶縁体内において軸方向に移動可能であることにより、上げることができる。したがって、スパークプラグの製造はより安くなる。さらに、スパークプラグの有用寿命は、上部端子スタッドが製造および使用において自己調整可能にすることにより、延びる。
本発明のこれらおよび他の局面、特徴および利点は、以下の詳細な説明および最良の実施の形態、請求項および添付図面と関連して考慮すると、より容易に理解できる。
現在好ましい実施の形態の詳細な説明
図面をより詳細に参照すると、図1は本発明の好ましい実施例に従い構成される拡張型スパークプラグ10の断面図である。スパークプラグ10は、メンテナンスや交換目的のためにスパークプラグ10にアクセスするのが非常に制限されている工業エンジンや他の特殊な用途で用いられる種類のものである。スパークプラグ10はたとえばステンレススチールまたは何らかの鋼の合金金属材からなる取付ハウジングまたは導管12を含む。取付導管12は、概して14で示される下部アセンブリと、概して16で示される上部アセンブリとを収容する。下部アセンブリ14および上部アセンブリ16は少なくとも一部がセラミックのような誘電体材料から構成され、誘電体下部絶縁体18および誘電体上部絶縁体20をそれぞれ含む。下部絶縁体18は、接地電極24に近接して点火電極22を収容し、スパークギャップ26は点火電極22および接地電極24の間に設けられる。上部アセンブリ16の上部端子スタッド28は電源(図示されていない)と動作可能に導通するよう配置され、下部アセンブリ14は、たとえば、限定されないが、端子スタッド30を有しており、点火電極22と動作可能に導通するよう配置される。バネ部材32は、上部端子スタッド28と下部端子スタッド30との間に配置される。バネ部材32は、上部端子スタッド28と下部端子スタッド30との間にバイアスを与えて、上部端子スタッド28を下部端子スタッド30から偏倚させる。軸方向のバネ偏倚を与えることに加え、バネ部材32は、上部端子スタッド28と下部端子スタッド30の間を導通させてその状態を維持する。こうして、上部端子スタッド28および下部端子スタッド30の各々は一般に広いまたは大きな軸方向の許容差を有するよう構成できる。なぜなら、バネ部材32はどのような過剰長さをも受入れるよう軸方向に圧縮可能であり、かつ上部端子スタッド28および下部端子スタッド30のどのような長さの不備にも対応するよう軸方向に延びることができるからである。こうして、スパークプラグ10は製造において経済的であり、長いかつ有用寿命を有する。
図面をより詳細に参照すると、図1は本発明の好ましい実施例に従い構成される拡張型スパークプラグ10の断面図である。スパークプラグ10は、メンテナンスや交換目的のためにスパークプラグ10にアクセスするのが非常に制限されている工業エンジンや他の特殊な用途で用いられる種類のものである。スパークプラグ10はたとえばステンレススチールまたは何らかの鋼の合金金属材からなる取付ハウジングまたは導管12を含む。取付導管12は、概して14で示される下部アセンブリと、概して16で示される上部アセンブリとを収容する。下部アセンブリ14および上部アセンブリ16は少なくとも一部がセラミックのような誘電体材料から構成され、誘電体下部絶縁体18および誘電体上部絶縁体20をそれぞれ含む。下部絶縁体18は、接地電極24に近接して点火電極22を収容し、スパークギャップ26は点火電極22および接地電極24の間に設けられる。上部アセンブリ16の上部端子スタッド28は電源(図示されていない)と動作可能に導通するよう配置され、下部アセンブリ14は、たとえば、限定されないが、端子スタッド30を有しており、点火電極22と動作可能に導通するよう配置される。バネ部材32は、上部端子スタッド28と下部端子スタッド30との間に配置される。バネ部材32は、上部端子スタッド28と下部端子スタッド30との間にバイアスを与えて、上部端子スタッド28を下部端子スタッド30から偏倚させる。軸方向のバネ偏倚を与えることに加え、バネ部材32は、上部端子スタッド28と下部端子スタッド30の間を導通させてその状態を維持する。こうして、上部端子スタッド28および下部端子スタッド30の各々は一般に広いまたは大きな軸方向の許容差を有するよう構成できる。なぜなら、バネ部材32はどのような過剰長さをも受入れるよう軸方向に圧縮可能であり、かつ上部端子スタッド28および下部端子スタッド30のどのような長さの不備にも対応するよう軸方向に延びることができるからである。こうして、スパークプラグ10は製造において経済的であり、長いかつ有用寿命を有する。
下部アセンブリ14および上部アセンブリ16は、内側スリーブ絶縁体34および外側スリーブ絶縁体35によって少なくとも一部が互いに結合され、下部アセンブリ14および上部アセンブリ16の誘電体部分と共に、上部端子スタッド28、バネ部材32、下部端子スタッド30および接地取付導管12間の導通を防ぐ。内側スリーブ絶縁体34および外側スリーブ絶縁体35は、たとえばシリコンゴムまたはポリマーのような非導通材からなる。内側スリーブ絶縁体34は、上部端子スタッド28と下部端子スタッド30の各々の外面と近接滑合するよう大きさが定められているまっすぐな円筒形キャビティ36を有して示され、端子スタッド28および30はその中で摺動可能に動くことができる。内側スリーブ絶縁体34は、対向する上端部39および下端部41の間に延在するまっすぐな円筒形の外面38を有して示され、それにより内側スリーブ絶縁体34が製造において容易に押出されることができる。外面38は上部絶縁体20内において少なくとも一部が受入れられるよう示されており、中で密接して固定的に嵌合する。
外側スリーブ絶縁体35はまっすぐな円筒形キャビティ40を有して示され、キャビティ40は内側スリーブ絶縁体34の外面38と締まり嵌めするために、および下部絶縁体18を受入れるように、大きさが定められている。したがって、内側絶縁体34は、外側絶縁体35に対して軸方向の移動については実質的に固定される。外側スリーブ絶縁体35は、対向する上端部43および下端部45の間に延在するまっすぐな円筒形の外面42を有して示され、それにより外側スリーブ絶縁体35が製造において容易に押出されることができる。一例であって限定されない外面42は、外面42と導管12との間に環状のギャップ44が形成されるよう、取付導管12内において緩嵌合で受入れられるよう示されている。しかし、外面42は所望なら、導管12に対して緊合するように構成することもできる。
取付導管12の近位端部46には、溶接、圧着、または他の適する接続機構によってブッシング48が接続されている。ブッシング48の端部50は、スパークプラグワイヤ(図示されていない)に接続するための筋道52を含む。従来から知られているように、スパークプラグワイヤは外部エネルギ源に接続される。ブッシング48は、設置/取外目的のために、工業規格ソケットレンチツールと互換性を有する六角形セグメント構成を有することができる。ブッシング48は好ましくは金属製であり、金属取付導管12を介して接地される。
下部アセンブリ14はスパークプラグ10の点火端部を含む。外部の点火システムからの高い電圧パルスは、上部端子スタッド28、バネ部材32および下部端子スタッド30を通って下部アセンブリ14に与えられる。下部アセンブリ14は、スパークプラグ10に与えられる高電圧パルスが取付導管12の外部に漏れるのを防止するために下部絶縁体18を含む。下部絶縁体18は典型的にはアルミナセラミックまたは同様の材料からなる。下部絶縁体18は、対向する上端部51および下端部53の間に延在するキャビティ54を有し、キャビティ54は下部端子スタッド30の端部55を受入れるよう、一方端部51に隣接して大きさが定められる。下部絶縁体18は下部シェル56によって保持される。下部シェル56は、エンジン(示されていない)のボアとねじ切された態様で係合するよう螺刻されている第1の端部58を有する。下部絶縁体18は下シート60を有し、下部シェル56内に位置付けられると、下部シェル56の相補レッジまたはシート61に対して押さえ付けられる。下部シェル56の第2の端部62は、絶縁体18の上ショルダ64において、下部絶縁体18と係合する。したがって、端部62を上ショルダ64上に圧着しつつ下シート60はシェル56の相補シート61を受けることにより、下部絶縁体18は下部シェル56内に保持される。接地電極24はシェル56の端部58に接続されているように示され、さらに略L字形として、スパークギャップ26に亘る点火電極22の点火表面に対して軸方向に離れている態様で、接地電極24の点火面を位置付ける。他の適する接地電極の構成も考えられ、たとえば環状スパークギャップを与える環状構成もあり得る。
点火電極22の一部は、下部絶縁体18のノーズ部66内に配置されている。無線周波数抑制カプセル68および導電性ガラスシール70は、点火電極22および下部端子スタッド30の間に配置される。スパークプラグ構成分野の当業者なら、下部端子スタッド30と点火電極22との間に他の中間導通路構成を認識するであろう。たとえば、焼成抑制シールパックで代用してもよい。他の構成も可能である。抑制カプセル68または他のRFI装置は、無線などの周辺装置に対する電磁干渉(EMI)の影響を弱めるために設けられている。
上部アセンブリ16は管状壁71を有する上部絶縁体20を含み、近位の、すなわち末端端部72と遠位端部74との間に延在する外側面76および内側面78を有する。外側面76の一部は遠位端部74から末端端部72の方向に延在する部分を有して示され、その外径は取付導管12内で締まり嵌め用に大きさが定められている。外側面76の末端端部72に隣接する部分は、小径部分77である。さらに、管状壁71の内側面78は、遠位端部74から末端端部72に延在する第1の部分80を有する。第1の部分80は、半径内側に延在するショルダ84(図2)において第2の部分82に変わる。こうして、第1の部分80は第1の直径86を有し、第2の部分82は第2の直径88を有し、第1の直径86は第2の直径88よりも大きい。第2の部分82は、末端端部72に隣接して遠位端部74の方向に所定の長さ延在するよう構成されており、第1の直径86から第2の直径88への遷移を与えるショルダ84は、意図的に末端端部72から所定の距離(d)に位置付けられている。一例において、スティンガ(図示されていない)の長さが約2インチである場合、末端端部72からのショルダ84の距離dは、スティンガの長さと実質的に一致するよう設定され、したがって本例では約2インチに設定される。末端端部72からのショルダ84の距離は、スパークプラグ用途で用いられるスティンガの長さに対応する。
上部端子スタッド28の細長い本体90は、遠位端部92から近位端部94に延在する。本体90は、近位端部94において形成された拡大頭部96以外は略円筒形である。こうして、本体90は軸断面において略T字形である。本体90の円筒の長さは、内側スリーブ絶縁体34のキャビティ36内において緩く摺動可能に受けられるよう大きさが定められる。頭部96は内側スリーブ絶縁体34から外方向に維持され、上部絶縁体20のショルダ84に対面するよう大きさが定められている。したがって、ショルダ84は頭部96が軸方向上側に、ショルダ84を超えて移動することを防ぐ。頭部96は上部絶縁体20の第2の部分82に対して緩く摺動可能な移動のために大きさが定められる。したがって、頭部96は、バネ部材32によって与えられる軸方向のバイアスに打勝つよう十分な力が与えられると、頭部96はショルダ84から下方に軸方向に自由に摺動することができる。
下部端子スタッド30の細長い本体98は、遠位端部55と近位端部100との間に延在する。遠位端部55は、下部絶縁体18のキャビティ54内に固定されるよう構成されており、近位端部100は内側スリーブ絶縁体34のキャビティ36内に受入れられるよう構成されている。フランジ102は、端部55および100の間で、本体98から半径方向外側に延在する。フランジ102は、下部絶縁体18の端部51および内側絶縁体34の端部と当接するよう構成されている。
内側スリーブ絶縁体34、外側スリーブ絶縁体35、下部アセンブリ14および上部アセンブリ16をハウジング12内に配置すると、ブッシング48をハウジング12内に配置し、溶接または他の機械的態様でハウジング12に固定されて、上部絶縁体20をハウジング12内に固定する。したがって、下部シェル56の端部62は、ハウジング12内に配置され、固定される。組立プロセスの際、外側絶縁体35の上端部43は、上部絶縁体20の遠位端部74と当接し、下部絶縁体18の少なくとも一部は外絶縁体45の下端部45内に受入れられる。上部端子スタッド28の頭部96はショルダ84と係合し、コイルバネのようなバネ部材が、上部端子スタッド28の遠位端部92と下部端子スタッド30の近位端部100との間のバネ力下で押される。したがって、連続する導通が、軸方向に押されるバネ部材32を介して、使用の際に上部端子スタッド28と下部端子スタッド30との間で維持される。バネ部材32によって上部端子スタッド28は自動的に調整され、バネ部材32によって与えられるバイアスに打勝つ十分な外力が上部端子スタッド28の近位端部94に与えられると、上部端子スタッド28は軸方向下側に移動して、ショルダ84との係合が外れるようになる。これは、頭部96と内側スリーブ絶縁体34の上端部39との間に、隙間領域104を設けることにより可能となる。この隙間領域104を維持するために、内側スリーブ絶縁体34は外側スリーブ絶縁体35に対して軸方向に固定され、内側スリーブ絶縁体35の下端部41は、下部絶縁体18の上端部51と当接する。したがって、上部端子スタッド28は、バネ部材32の偏倚力に打勝つ十分な偏倚力下で、軸方向に沈み込むように移動する。
本発明は例示的実施例に従い説明されており、これに限定されるものではない。開示された実施例に対して変更や変形は当業者にとって明らかであり、変更および変形は本発明の範囲内に含まれることが意図される。したがって、本発明の法的範囲は特許請求の範囲によってのみ制限される。
Claims (11)
- 拡張型スパークプラグであって、
管状ハウジングと、
前記ハウジング内において少なくとも一部が受入れられる上部絶縁体とを備え、前記上部絶縁体は末端端部と遠位端部との間に延在する貫通キャビティを有し、半径方向に延在するショルダによって互いに分けられる上径部分および下径部分を有し、前記上径部分の直径は前記下径部分よりも小さく、
前記ハウジング内において少なくとも一部が受入れられる、前記上部絶縁体と異なる材料片からなる下部絶縁体を備え、前記下部絶縁体は対向する端部間に延在する貫通キャビティを有し、
前記下部絶縁体の前記貫通キャビティ内に固定され、前記端部の一方から軸方向外側に延在する点火電極と、
前記点火電極と反対側の端部において、前記下部絶縁体の前記貫通キャビティ内に固定される下部端子スタッドと、
末端端部と遠位端部との間に延在する上部端子スタッドとを備え、上部端子スタッドは前記末端端部においてある直径を有する拡大頭部と、前記頭部から前記遠位端部に延在し、前記頭部の前記ある直径より小さい直径を有する細長い本体とを有し、さらに
前記上部端子スタッドの前記遠位端部と前記下部端子スタッドとを係合するバネ部材を備え、バネ部材は前記上部端子スタッドの前記拡大頭部が前記上部絶縁体の前記ショルダと当接するよう偏倚させ、前記上部端子スタッドと前記下部端子スタッドとの間を導通させる、拡張型スパークプラグ。 - 前記ハウジング内に受けられる管状外側絶縁体をさらに備え、前記外側絶縁体の一方端部は前記上部絶縁体の前記遠位端部に当接し、他方の端部は前記下部絶縁体の少なくとも一部を中に受入れる、請求項1に記載の拡張型スパークプラグ。
- 前記外側絶縁体に受入れられる管状内側絶縁体をさらに備える、請求項2に記載の拡張型スパークプラグ。
- 前記内側絶縁体の一方端は前記下部端子スタッドを中に受入れ、他方端は前記上部端子スタッドの前記頭部から軸方向に離れており、前記頭部と前記内側絶縁体との間に環状ギャップを与える、請求項3に記載の拡張型スパークプラグ。
- 前記内側絶縁体は、前記細長い本体を少なくとも一部中に受入れられるよう大きさが定められている貫通キャビティを有する、請求項4に記載の拡張型スパークプラグ。
- 前記細長い本体は、前記内側絶縁体の前記貫通キャビティ内において緩嵌合で受入れられる、請求項5に記載の拡張型スパークプラグ。
- 前記バネ部材は、前記内側絶縁体の前記貫通キャビティ内に受入れられる、請求項5に記載の拡張型スパークプラグ。
- 前記内側絶縁体は、前記外側絶縁体に対して、軸方向の移動については実質的に固定される、請求項3に記載の拡張型スパークプラグ。
- 前記外側絶縁体は、前記外側絶縁体と前記ハウジングとの間に環状ギャップを与えるよう、前記ハウジングから離れている外側面を有する、請求項2に記載の拡張型スパークプラグ。
- 前記上部端子スタッドの前記頭部は、前記貫通キャビティの前記下径部分と緩嵌合で受入れられる、請求項1に記載の拡張型スパークプラグ。
- 前記頭部は、前記上部端子スタッドの前記末端端部に与えられる外力下で軸方向に動いて前記ショルダとの係合から外れることができ、前記外力は前記バネ部材によって与えられるバイアスに打勝つよう十分である、請求項10に記載の拡張型スパークプラグ。
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