JP2012516546A - 燃焼センサ付きスパークプラグ - Google Patents
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Abstract
スパークプラグアセンブリはセラミック絶縁体を有し、当該セラミック絶縁体には当該絶縁体の少なくとも一部を囲む金属製の外側シェルを有する。接地電極は外側シェルに作動可能に取付けられ、また細長い本体を有する中央電極は絶縁体を貫通するように延在する。中央電極および接地電極はスパークギャップを設ける。力センサが絶縁体の近傍に設置される。環状の内側シェルが外側シェルと絶縁体との間に設置され、当該内側シェルは軸方向に沿う絶縁体と対向するよう構成される表面を有する。
Description
関連出願との相互参照
本願は、2009年1月29日に出願された米国仮出願連続番号第61/148,118号の利益を主張し、米国仮出願連続番号第61/148,118号は、全文が引用によって本明細書に援用される。
本願は、2009年1月29日に出願された米国仮出願連続番号第61/148,118号の利益を主張し、米国仮出願連続番号第61/148,118号は、全文が引用によって本明細書に援用される。
発明の背景
1.技術分野
本発明は概して点火装置に関し、より特定的には一体型燃焼センサを有するスパークプラグに関する。
1.技術分野
本発明は概して点火装置に関し、より特定的には一体型燃焼センサを有するスパークプラグに関する。
2.関連技術
エンジンの使用中にシリンダボアの内部の燃焼圧力を感知するセンサを、スパークプラグアセンブリに組み込むことが知られている。燃焼圧力の大きさを感知することができれば、そのエンジンが意図どおりに動作しているかどうか、あるいは処置が必要かどうかが決定できる。あいにく、一体型電流センサを用いたスパークプラグ技術は、燃料ガスの力に加えてセンサに余分な力を及ぼす様々な好ましくない影響のために、燃料圧力を正確に測定する能力に限界がある。一体型センサに加わるこれらの好ましくない力は、一般には設置時および/またはエンジンの動作中に起こる。したがって、当該センサにより得られる圧力測定は燃焼力の真実かつ正確な表示とならないことがある。
エンジンの使用中にシリンダボアの内部の燃焼圧力を感知するセンサを、スパークプラグアセンブリに組み込むことが知られている。燃焼圧力の大きさを感知することができれば、そのエンジンが意図どおりに動作しているかどうか、あるいは処置が必要かどうかが決定できる。あいにく、一体型電流センサを用いたスパークプラグ技術は、燃料ガスの力に加えてセンサに余分な力を及ぼす様々な好ましくない影響のために、燃料圧力を正確に測定する能力に限界がある。一体型センサに加わるこれらの好ましくない力は、一般には設置時および/またはエンジンの動作中に起こる。したがって、当該センサにより得られる圧力測定は燃焼力の真実かつ正確な表示とならないことがある。
図1に示すように、公知のスパークプラグアセンブリ1は、シリンダボアの内部の燃焼力を感知するための一体型センサ2を有する。アセンブリ1は金属外側シェル4の内部に固定されたセラミック絶縁体3を有する。絶縁体3はシェル4の折返し部5と内側ガスケット6との間の圧縮の下で固定される。絶縁体3になされる圧縮は、動作条件中におけるガスケット6の信頼度の高い封止を提供する働きを有する。センサ2は、シェル4の外側フランジ7と六角固定部8との間の圧縮の下で保持される。動作時において、絶縁体3のコアノーズ9に加えられる燃焼力は、絶縁体3をシリンダボアから離れるように軸方向の上方に押し、燃焼力の一部はシェル折返し部5を介してシェル4に伝わり、燃焼力は今度はシェル4の伸縮可能な上部10を引き伸ばす。伸縮可能な上部10が引き伸ばされると、センサ2に加わる圧縮力が小さくなる、そのことはシリンダボアの内部における燃焼力と直接の相関関係を有するものと解釈される。しかし、スパークプラグアセンブリ1がシリンダブロックの内部に設置される間に、シェル4の雄ねじ部11と外側フランジ7の下側封止面の上のガスケット封止面12との間で引張力が生じる。1つのアセンブリと他のアセンブリとの間においてトルク公差を締め付ける結果として、および、たとえば通常使用中の、シリンダヘッドの温度変化または制御できない変形に起因して、当該引張力の大きさは変化し得る。引張力の大きさにかかわらず、制御不可能なかつ知られていない態様において、引張力は、折返し部5とガスケット6との間の絶縁体3を圧縮する力を小さくする傾向がある。このようにして、燃焼中に伸縮可能な部分10の上に加えられる張力は減少する。そのことは知られていないかつ制御不可能な態様でセンサ2に与えられる「組み立てられた状態での」予圧力に直接的に影響を及ぼす。このように、燃焼中にセンサ2により表示される当該力の大きさは、シリンダボアの内部の圧縮力を正確に示すものとならないことがある。
発明の要約
スパークプラグアセンブリは概して環状のセラミック絶縁体を有し、当該セラミック絶縁体は、そのセラミック絶縁体の少なくとも一部を囲む金属製の環状外側シェルを有する。接地電極は作動可能に外側シェルに取付けられる。中央電極は絶縁体を貫通するように延在する細長い本体を有し、上記中央電極と上記接地電極とがスパークギャップを設ける。力センサは絶縁体の近傍に設置される。環状内側シェルは上記外側シェルと上記絶縁体との間に設置され、内側シェルは軸方向に沿って絶縁体と対向するよう構成された表面を有する。
スパークプラグアセンブリは概して環状のセラミック絶縁体を有し、当該セラミック絶縁体は、そのセラミック絶縁体の少なくとも一部を囲む金属製の環状外側シェルを有する。接地電極は作動可能に外側シェルに取付けられる。中央電極は絶縁体を貫通するように延在する細長い本体を有し、上記中央電極と上記接地電極とがスパークギャップを設ける。力センサは絶縁体の近傍に設置される。環状内側シェルは上記外側シェルと上記絶縁体との間に設置され、内側シェルは軸方向に沿って絶縁体と対向するよう構成された表面を有する。
本発明の他の局面によれば、当該内側シェルは軸方向に沿って外側シェルと対向するよう構成された表面を有する。
本発明に従い構成されたスパークプラグは、一体型燃焼センサを含み、該スパークプラグの組み立て時にセンサに付加される所定の予圧の影響を受けつつ、シリンダヘッドの内部に組み立てられ設置されることができる。このようにして、シリンダヘッドの内部に設置される際に、センサ上に軸方向に付加される力は、所定の力で「組み立てられた」状態を保つ。このようにして、当該センサは、使用中に、シリンダヘッドへの組み立て時に発生する力により悪影響を受けず、そしてセンサはエンジンのシリンダボアの内部の真の燃焼圧力を正確に表わす信号を送ることができる。
本発明のこれらおよび他の局面、特徴および利点が、現在の好ましい実施例および最良の態様、添付の請求項および添付の図面の以下の詳細な説明に関連して考慮されるとより容易に認識されるであろう。
現状好ましい実施例の詳細な説明
図面を参照しながらより詳細に説明すれば、図2は本発明の1つの現状好ましい実施例に従って構成されたスパークプラグアセンブリ20を示す。アセンブリ20は環状セラミック絶縁体22と、セラミック絶縁体22の少なくとも一部を囲む金属製の環状外側シェル24とを有する。接地電極26は、作動可能に外側シェル24に取付けられ、中央電極アセンブリ27は絶縁体22を貫通するように延在する細長い本体を有し、公知のように、中央電極アセンブリ27と接地電極26とはスパークギャップ29を形成する。センサアセンブリは21で概略示され、センサアセンブリ21はスパークプラグアセンブリ20の一体の構成要素を形成するように組み立てられ、またセンサアセンブリ21は、その上にスパークプラグアセンブリ20が配置されるシリンダブロック(図示せず)のシリンダボアの内部の燃焼圧力を表示するように構成されている。センサアセンブリ21はシリンダボアの内部の燃焼圧力が外部からの力の影響を受けずに正確に測定できるように、スパークプラグアセンブリ20に取付けられる。外部からの力とはたとえばスパークプラグアセンブリ20をシリンダブロックにねじ止めする際に発生する引張力、およびシリンダヘッドの温度変化および/または制御不可能な変形をさす。
図面を参照しながらより詳細に説明すれば、図2は本発明の1つの現状好ましい実施例に従って構成されたスパークプラグアセンブリ20を示す。アセンブリ20は環状セラミック絶縁体22と、セラミック絶縁体22の少なくとも一部を囲む金属製の環状外側シェル24とを有する。接地電極26は、作動可能に外側シェル24に取付けられ、中央電極アセンブリ27は絶縁体22を貫通するように延在する細長い本体を有し、公知のように、中央電極アセンブリ27と接地電極26とはスパークギャップ29を形成する。センサアセンブリは21で概略示され、センサアセンブリ21はスパークプラグアセンブリ20の一体の構成要素を形成するように組み立てられ、またセンサアセンブリ21は、その上にスパークプラグアセンブリ20が配置されるシリンダブロック(図示せず)のシリンダボアの内部の燃焼圧力を表示するように構成されている。センサアセンブリ21はシリンダボアの内部の燃焼圧力が外部からの力の影響を受けずに正確に測定できるように、スパークプラグアセンブリ20に取付けられる。外部からの力とはたとえばスパークプラグアセンブリ20をシリンダブロックにねじ止めする際に発生する引張力、およびシリンダヘッドの温度変化および/または制御不可能な変形をさす。
導電性の金属外側シェル24は、様々なコーティングされた、またはコーティングされない鋼合金を含む、任意の好適な金属から構成されてもよい。シェル24は概して環状の外側表面28を有し、バレル部31を含む上側末端部30と下側固定端部32との間を延在する概して管状の本体である。下側固定端部32は通常は雄ねじ部34を有し、シリンダヘッド(図示せず)の雌ねじの開口部の内部にねじ締めされる。シェル24はまた、径方向外側に延在する環状フランジ36を有する。環状フランジ36は、環状で概して平坦な、環状フランジ36から垂下するねじ部34とシリンダヘッドの上側表面とを封止係合するために封止座部38を供給する。封止座部38は、シェル24の外側表面とシリンダヘッドとの間の熱ガス封止を容易にするためのガスケット(図示せず)と対をなしてもよい。代替的に、封止座部38はシリンダヘッドの噛み合った環状のテーパの表面とのより少ない隙間と、自己封止構造とを提供するためのテーパの座部として構成されてもよい。
接地電極26は、公知のように、固定端部32に取付けられ、通常使われる単一のL字形状を部分的に有するように描写される、しかし直線状、曲線状、環状、トロコイド状および他の構成の複数の接地電極が、スパークプラグアセンブリ20の意図する応用例次第で代用され得、これらは2つ、3つまたは4つの接地電極を有する構成であり、当該電極が環状のリング、および特別なスパーキング表面構成を達成するための他の構造体によって一体に接合されてもよい。
外側シェル24の管状シェル本体は、末端部30と固定端部32との間のシェルの長さ分を貫通するように延在する開口キャビティ42を供給する内壁または表面40を有する。環状の内側下部フランジ44は、下側係止表面46を供給するために、固定端部32に隣接する内側表面40から径方向内側に延在する。内側表面40は、絶縁体14を収容するために、末端部30に隣接する拡径領域48を有するように、図2の実施例に表わされる。したがって、環状上側フランジまたはショルダ50は拡径領域48からキャビティ42の縮径領域52まで、径方向内側に延在する。拡径領域48はショルダ50から上方に延在し、また絶縁体22を保持するために末端30において径方向内側に延在する環状折返し部51まで、実質的にまっすぐで円筒状でかつ一定の直径を有している。シェル24はまた、折返し部51の変形に続いて起こる、加熱およびそれに伴う大きな軸方向の圧縮力の負荷に応答するように、軸方向および径方向の外側に傾倒するように設計および適用された変形可能なバックル領域53を含んでもよく、変形可能なバックル領域53においては折返し部51はシェル24を絶縁体22に対し固定された軸方向の位置に保持し、絶縁体22とシェル24との間に気密封止を形成する。ガスケット、セメントまたは他の封止材料がまた、気密封止を完全なものとし、スパークプラグアセンブリ20の構造的完全性を改善するために、絶縁体22とシェル24との間に介在され得る。
多くのスパークプラグシェルとは異なり、シェル24はバレル部31の上部に、燃焼チャンバの開口部におけるスパークプラグの取付けのための六角形または他の形状を受けるツールのような、バレル部31との取付け部を含まない。バレル部31の外側表面は、センサアセンブリ21に組み込まれる取付け部とともに、以下に述べられるように、実質的に円筒形である。
絶縁体22は、アルミニウム酸化物または、高い絶縁耐力、高い機械的強度、高い熱導電性、および優れた熱衝撃への抵抗を有する他の好適な電気的に絶縁性を有する材料を含んでもよく、未焼成状態のセラミック粉末から押出成形され、セラミック粉末を高密度にして焼結するために十分な高温で焼結されてもよい。絶縁体22は、上側端部または近傍端部(図示されず)と下側遠隔端部58との間を延在する環状外側表面54とともに、細長い本体を有する。絶縁体22は概して管状または環状の構造を有し、中央ボアまたは通路60を含み、通路60は、末端部または近傍端部に最も近い上側マスト部62と、下側遠隔端部58に最も近い下側ノーズ部56との間を縦に延在する。中央通路60は断面直径が変化し、概して末端部またはその近傍において最大となり、コアノーズ端部58またはその近傍において最小となる、そのため概して直径が変化するように管状に連続する要素を有する。これらの要素は、中央電極アセンブリ27の末端スタッド部65によるコネクタを延長した領域を囲む第1絶縁体要素61を含んでいる。この第1絶縁体要素61は、シェル24の折返し部51を押すように係合され、最上部が径方向外側に延在する第1絶縁ショルダ63に移動する外側表面を有する。ショルダ63は第1絶縁体要素61よりも直径が大きい第2絶縁体要素64に移行する。第2絶縁体要素64はシェル24のバレル部31の内部に収容される。第2要素64は、環状テーパ第2ショルダ67を経由して第3絶縁体要素66に移行する。第3絶縁体要素66は好ましくは第2絶縁体要素64の直径よりも小さい直径を有し、概して第1絶縁体要素61の直径よりも小さい直径を有する。したがって、中間の第2絶縁体要素64は第1および第3の要素61,64から径方向外側に延在する。そして第3絶縁体要素66は、第3絶縁ショルダ69を経由して、直径が減少したテーパのコアノーズ56に移行する。
中央電極アセンブリは任意の好適な形状を有し得る中央電極71を有し、また限定しない例示により、概して上側末端部70と下側点火部72との間を延在する概して円柱状の外側表面を有する本体を有し、また末端部70における直径が増加されたヘッド74まで径方向外側に延びる弓状のフレアまたはテーパを有するように、ここに表わされる。環状ヘッド74は末端部70が絶縁体22の内部において載置され封止されるのを容易にし、一方で点火部72は概して絶縁体22のノーズ部56から延在する。中央電極71は任意の好適な導電材料から構成され、スパークプラグ製造の分野においてよく知られる、たとえば様々なニッケルおよびニッケル系合金のようなものであり、また銅または銅系合金コアの上を覆う材料を含んでもよい。
環状内側シェル76は外側シェル24と絶縁体22との間に設置され、絶縁体22の第2ショルダ67に隣接する上側端部78と、絶縁体22の最下部の第3ショルダ69に隣接する下側端部80との間を延在する管状壁面77を有するように、ここに図示される。上側端部78は接合部79において外側シェル24と固定されるように構成され、また上側端部78は、外側シェルの上側ショルダ50を覆い当接するように構成され、径方向外側に延在するショルダ82を有するように示される。ショルダ82は外側座部38の上で、外側シェルの上側ショルダ50に軸方向に固定される関係となるように構成される。各ショルダ82,50の間に形成される接合部79は様々な方法を用いて形成され得る、それはたとえば締まりばめ、溶接、ろう付け、または組み立て時に軸方向に加える予圧のような方法であり、接合部79は外側シェル24と内側シェル76とが接触する唯一の場所である。下側端部80は径方向内側に延在する環状表面を有し、それはショルダ84とも表記されており、絶縁体22の最下部の第3ショルダ69と当接しまたは軸方向に対向するように構成される。環状ガスケット85は、所望であれば、ガス封止を形成するのを容易にするために、ショルダ84,69の間に配置され得る。
一体の圧力センサアセンブリ21はピエゾをベースとした、圧力変換器として作用するセンサアセンブリである、圧力センサアセンブリ21は、シリンダ内の圧力の変化によりスパークプラグアセンブリ20に誘起される機械的な弾性歪みエネルギを電気的な出力信号に変換する。当該出力信号は燃焼事象に関する重要な情報を提供し、そこでは情報は様々な構成物の制御機能を制御するために用いられる。ピエゾセンサアセンブリは、選択されるピエゾ変換器に応じて、センサ信号としての可変出力電圧を発生する圧電センサアセンブリであってもよいし、センサ信号としての可変抵抗を発生するピエゾ抵抗センサアセンブリであってもよい。
ピエゾセンサアセンブリ21はバレルショルダまたはフランジ36と当接し、フランジ36からバレル部31に沿って上方に延在する。ピエゾセンサアセンブリ21は下側電極コンタクト86、ピエゾ変換器88、上側電極コンタクト90、絶縁体92および上側ブッシング94を含む。これらの要素は、上記の順番に同心円状にバレル部31の上に配置され、そして予め決められた圧縮アセンブリ予圧の付加により効果的に結合され、溶接の接合のような上側ブッシング94のバレル部31への固定によるアセンブリ予圧のもとで一体となる。
下側電極コンタクト86が、すきまばめにおいてバレル部31の上に配置されるように組み立てられてもよいように、下側電極コンタクト86は、バレル部31の外側直径よりも大きな内側直径を有する薄い平面状のリングの形態となっている。下側電極コンタクト86の外側直径は、バレルショルダ36と接続し、下側電極コンタクト86がバレルショルダ36の上に載置することができるような適切な大きさである。このように、下側電極コンタクト86の下側表面はバレルショルダ36と当接し、上側表面はピエゾ変換器88のための機械的座部および電気的接続部との双方を供給する。バレルショルダ36はアセンブリの予圧を受けて可塑的に変形することがないように、適切な厚みを有する。下側電極コンタクト86は、多くの純金属および合金を含む任意の好適な導電性の材料から構成されてもよい。しかし、下側電極コンタクト86は、エンジンが作動する環境において、電気的接続する際に特性が簡単に劣化しないような導電性材料から形成されることが好ましく、それは当該環境において発生することが知られる高温酸化および腐食に対する耐性を有する真鍮のようなものを含むが、あくまで一例でありこれに限定されない。
ピエゾ変換器88は円筒形のリングまたは円板の形状である。多くの断面形状をとることが可能であると考えられるが、ピエゾ変換器88は正方形を含む矩形の断面形状を有し得る。ピエゾ変換器88はセンサ信号としての可変出力電圧を印加するのに効果的な圧電変換器、またはセンサ信号としての可変抵抗を印加するのに効果的なピエゾ抵抗変換器のいずれでもよい。ピエゾ変換器88はすきまばめにおいてバレル部31の上に配置されるように組み立てられてもよいように、バレル部31の外側直径よりも大きな内側直径を有する、またピエゾ変換器88は組立時および動作時にバレル部31と接触しないような大きさを有する、このようにして変換器88の動きに伴う摩擦による損傷を避ける。ピエゾ変換器88の内側および外側直径は、下側電極コンタクト86と接続し、ピエゾ変換器88の下側表面が下側電極コンタクト86の上側表面の上に載置することができるような適切な大きさである。同様の直径についての関係が、ピエゾ変換器88の上側表面と上側電極コンタクト90の下側表面との間の接触についても成立する。ピエゾ変換器88は任意の好適な圧電材料またはピエゾ抵抗材料からなることができる。1つの実施例においては、ピエゾ変換器88はピエゾセラミックから形成される圧電変換器である。ピエゾセラミックはチタン酸塩、タンタル酸塩、タングステン酸塩または石英を含んでもよい。
上側電極コンタクト90はL字形状のリングの形状を有し、概して円筒状の外側表面および、径方向内側に延在する脚部が供給されることによるバレル部31の外側直径よりも大きな内側直径を有し、このようにして上側電極コンタクト90はすきまばめにおいてバレル部31の上に配置されるように組み立てられてもよいようになっている。内側直径はバレル部31の外側表面から電気的に絶縁するようにスペースを残すような大きさである。上側電極コンタクト90の外側直径は、ピエゾ変換器88の上側表面と接続し、上側電極コンタクト90の下側表面がピエゾ変換器88の上側表面を覆うことができるような適切な大きさである。上側電極コンタクト90は、多くの純金属および合金を含む任意の好適な導電性の材料から構成されてもよい。しかし、下側電極コンタクト86は、エンジンが作動する環境において、電気的接続する際に特性が簡単に劣化しないような導電性材料から形成されることもまた好ましく、それは当該環境において発生することが知られる高温酸化および腐食に対する耐性を有する真鍮のようなものを含むが、あくまで一例でありこれに限定されない。上側電極コンタクト90の下側表面はピエゾ変換器88の上側表面と当接し、下側表面はピエゾ変換器88のための機械的座部および電気的接続部との双方を供給する。アセンブリの電気信号出力の伝達のためにピエゾセンサアセンブリ21とともになされる電気的接続は、上側電極コンタクト90を通してなされ、好ましくは信号ワイヤ(図示せず)との好適な電気的接続を構成することによりなされる。たとえば遮蔽同軸ケーブルのような、任意の好適な電気的接続の形態が用いられ得る。
絶縁体92は面取り付きの円筒形のリングまたは円板の形状である。多くの断面形状をとることが可能であると考えられるが、絶縁体92は正方形を含む概して矩形の断面形状を有し得、平坦な下側表面および凸形状の上側表面を有するか、または少なくとも1つの面取りにより上側表面が切り取られた形状となる。ここでは小さな面取りまたは、互いに対向する円周方向のエッジに沿う半径として示される。面取りの数、長さおよび角度を変更することにより線接触が確実になされ、所望するように力の線の軸が径方向内側または外側に移動され得る。接触を面取りが集中するところを経由する線接触に限定することにより、センサアセンブリの要素の熱膨張の不整合に付随する半径方向の力を含む、センサアセンブリの要素に付随する半径方向の力の付加を減らすことができる。また軸方向に付加される力は、その大きさおよび位置について、より精密に制御され得る。表面が接触する面積を減らすことにより、当該表面を通って関連する構成要素に付加される無秩序な力もまた減少される。絶縁体92は上側電極コンタクト90およびピエゾ変換器88を電気的に絶縁するのに効果的な任意の電気的に絶縁性の材料としてもよい。絶縁体92はまた、機械的エネルギを上側電極コンタクト90およびピエゾ変換器88に移す機械的アクチュエータであり、また絶縁体92はエンジンが作動、特に圧縮する温度において高い弾性率を有する、セラミックのような材料から形成されることが好ましい。絶縁体92はすきまばめにおいてバレル部31の上に配置されるように組み立てられてもよいように、バレル部31の外側直径よりも大きな直径を有する。また絶縁体92は製造時およびピエゾセンサアセンブリ21の動作時にバレル部31と接触しないような大きさを有する。このようにして絶縁体92の軸方向の動きに伴う摩擦による損傷を避ける。絶縁体92の内側および外側直径は、上側電極コンタクト90と接続し、絶縁体92の下側表面が上側電極コンタクト90の上側表面の上に載置することができ、また上側電極コンタクト90のL字型の構成の内部に嵌るような適切な大きさである。絶縁体92の高さは、上側電極コンタクト92のL字型の脚部の上側ブッシング94からの電気的および機械的な絶縁を提供するために十分に大きい。絶縁体92は任意の好適な誘電材料から形成され得る。上記の実施例においては、絶縁体92は絶縁体22に用いられたようなアルミナ系セラミックから形成された。
上側ブッシング94が係合し、上側ブッシング94はバレル部31の外側表面に溶接されている。ピエゾセンサアセンブリ21の各要素は、上側ブッシング94から絶縁体92の上側表面に付加される圧力による圧縮の予圧のもとで互いに接触している。上側ブッシング94のバレル部31への溶接は、ある予め決められた「組み立てられた状態」の予圧を固定する。上側ブッシング94が概してすきまばめにおいてバレル部31の上に配置されるように組み立てられてもよいように、上側ブッシング94はバレル部31の外側直径よりも実質的に大きな内側直径を有する円筒形のリングの形状である。上側ブッシング94は内側に延在する位置合わせ縁部96を含む。わずかな締まりばめと、上側ブッシング94の同心円状の位置合わせを手助けする構成とするために、当該縁部96の内側直径は、バレル部31の外側直径よりわずかに小さい。上側ブッシング94の円筒形のリング形状は、たとえば上側ブッシング94の中央領域の内側直径上にカウンタボアを形成することにより薄くなった薄肉部97を有する。薄肉部97を設けることにより、上側ブッシング94へのばねのような径方向の応答特性が付加され、上側ブッシング94の弾性が増加する。上側ブッシング94の外側表面は、六角形や十二角形のような、好適なスパークプラグ取付構成98を有する。この構成98の大きさは好ましくは、この関連のスパークプラグ応用品の業界標準ツールサイズに従う。もちろん応用品のなかには、標準スパナレンチを受ける溝部のようなものや、レーシングスパークプラグおよび他の応用品において、および他の環境において知られるような他の特徴を有し、六角形以外のツール受け取りインターフェイスを必要とするものもある。上側ブッシング94はまた、ピエゾセンサアセンブリ21からの出力信号を、エンジンコントローラまたは他のエンジン診断装置のような信号生成装置に伝達するために用いられる信号ケーブルおよびコネクタ(図示せず)の設置に用いられ得る突起部を含んでもよい。代替的に上側ブッシング94はまた、突起部がないように形成されてもよい。上側ブッシング94は様々な級数の鋼およびメッキされた鋼を含む、任意の好適な材料から形成され得る。しかし上側ブッシング94は鋼よりも熱膨張係数が小さく、セラミック絶縁材料の熱膨張係数に極力近い熱膨張係数を有する、コバールのような材料から形成されることが好ましく、さらにエンジン作動環境において高い動作特性をも有し、当該環境において発生することが知られる高温酸化および腐食に対する耐性を含む材料から形成されることが好ましい。コバールは名目上の構成はニッケル−コバルト−鉄合金であり、重量にして、約29%のニッケル、17%のコバルト、0.30%のマンガン、0.20%のシリコン、0.02%の炭素および残りは鉄で構成される。上記の実施例においては、上側ブッシング94はコバールで形成された。上側ブッシング94の下側表面は絶縁体92の上側表面と当接し、絶縁体92のための機械的座部を供給する。
組み立て時に、ピエゾセンサアセンブリ21の各要素はバレル部31の上に配置され、予め決められた圧縮の予圧が約360ポンド加えられ、そして上側ブッシング94は所望のアセンブリ予圧値に固定するためにバレル部31にレーザ溶接される。完成したスパークプラグアセンブリ20がシリンダヘッドのねじ切りされた開口部に設置される際に、シリンダヘッドにより付加される力は、それはシェル領域24の雄ねじ部34と封止座部38との間で起こる力であるが、センサアセンブリ21の組み立て時に変換器88に与えられる圧縮の「組み立てられた状態」の予圧による顕著な影響をもたらさない。これは内側シェル76の組み込みによるものであり、内側シェル76は外側シェル24に与えられる任意の力が、スパークプラグアセンブリ20のシリンダヘッドへの設置時に、センサアセンブリ21に移るのを抑制するように働く。引張力が外側シェル24の雄ねじ部34の上に加えられると、内側シェルの壁面77は実質的にこれらの力が加わらない状態のままとなり、それゆえ、絶縁体22は外側シェル24に対して実質的に動かない状態を保つ。このように、センサアセンブリ21に与えられる予圧力は「組み立てられた」状態を保つ。スパークプラグアセンブリ20の動作時には、燃料と空気との混合による燃焼事象とともに、膨張する燃焼ガスの圧力は軸方向に関して絶縁体22のノーズ部56に対して押圧する傾向がある。このため絶縁体22はシェル24の折返し部51に対して支持し、ピエゾセンサアセンブリ21に対向するバレル部31の周期的な弾性歪み変形をもたらす。この燃焼事象時のシェル24の弾性歪みによる引っ張りはまた周期的にピエゾセンサアセンブリ21の「組み立てられた状態」の予圧を周期的に減少し、また燃焼ガスによる圧力と相関関係を有する電気信号を発生する。そこでは当該信号は上記のように上側電極コンタクト90を通して出力されてもよい。また内側シェル76により提供される増加された柔軟性は、シリンダブロックによっては直接的には拘束されないため、従来技術に比べてシェル124の内部において絶縁体22が軸方向に自由に動く度合いを高め、それゆえ最終的にセンサアセンブリ21からより大きくより改善された、より典型的な信号を発生する。
図3において、本発明の別の局面に従って構成されたスパークプラグアセンブリは概して120で示される、そこでは上記と同様の特徴を有する要素については、上記の参照番号を100ずつずらしたものが用いられる。本実施例の1つの顕著な相違点は、外側シェル124が上記のようなアセンブリを形成せず、代わりにバレル部131が金属内側シェル176により形成される点である。このように、外側シェル124はフランジ136において終端し、その上には外側に延在する内側シェルのショルダ182とフランジ136との間に固定された接合部179が形成される、溶接、ろう付けのような接合およびその他の任意の好適な接合がガス封止を提供する。ここで内側シェル176は下側端部180から、外側シェル124のフランジ136を超えて折返し部151まで上方に延在する。折返し部151は上記と同様に絶縁体122の第1ショルダ163の近傍で封止係合し、そこでは当該絶縁体は上記と同様に構成される。内側シェル176により形成されるバレル部131は実質的に上記と同様に構成される、バックル領域153を含んでいる。それゆえこの領域のより詳細な説明は不要である。また、柔軟シール99が内側シェル176の下側端部180と外側シェル124の下側フランジ144との間に供給される。シール99は、汚染物が内側シェル176の外側表面187および外側シェル124の内側表面との間に形成される小さい環状ギャップまたは空間189から進入するのを抑制する。シール99はその軸方向の柔軟性により軸方向に沿った目だった力を伝達しないようにするために形成され、それによりセンサアセンブリ121への負荷の移動が避けられる。しかし、シール99は振動制御を助けるように形成され得、そこではシール99はOリングの形状に形成される好適な弾性材料、または他の、ばね座金、皿ばね、柔軟性の膜、その他のような好適な材料から構成され得る。センサアセンブリ121の全体構造は上記と同様であり、様々な構成要素を内側シェル176のバレル部131の上に配置することにより、上記と同様に組み立てられ、所望の予圧がブッシング194を経由して変換器上に与えられ維持される。スパークプラグアセンブリ120の機能は実質的に同様であり、特にシリンダヘッドへの組み立て時に外側シェル124に与えられるあらゆる力は、センサアセンブリ121の変換器の上の「組み立てられた状態」の予圧に影響を及ぼさない。
図4Aにおいて、本発明の別の局面に従って構成されたスパークプラグアセンブリは概して220で示される、そこでは上記と同様の特徴を有する要素については、上記の参照番号を200ずつずらしたものが用いられる。当該スパークプラグアセンブリの構造はスパークプラグアセンブリ120と同様であり、バレル部231が金属内側シェル276により形成される。しかし、実質的に平面状で平行な外側および内側シェル224,276の表面を横切るように形成される接合部ではなく、折れ曲がった接合部279により固定された折れ曲がった接合部279が形成され、そこでは封止フランジ236から径方向外側に延在する外側シェル224の部材は、内側シェル276の上で環状に径方向外側に延在するフランジ101の上で折れ曲がったりまたは丸まったりする。内側シェル276に固定された外側シェル224の上では、内側シェル276と外側シェル224との双方の材料を備える表面が環状の平坦な表面を供給し、その上に下側電極コンタクト286が載置される。その他、スパークプラグアセンブリ220の機能は実質的に上記と同様であり、特にシリンダヘッドへの組み立て時に外側シェル224に与えられるあらゆる力は、スパークプラグアセンブリ220のセンサアセンブリ221の変換器288の上の「組み立てられた状態」の予圧に影響を及ぼすことが抑制される。
図4Bにおいて、本発明の別の局面に従って構成されたスパークプラグアセンブリは概して320で示される、そこでは上記と同様の特徴を有する要素については、上記の参照番号を300ずつずらしたものが用いられる。先行する実施例と同様に、外側シェル324を内側シェル376に接続する固定された接合部379は、折れ曲がった接合部として形成される。しかし本実施例では、外側シェル324の封止フランジ336から径方向外側に延在する内側シェル376の部材は、封止フランジ336の上で折れ曲がったりまたは丸まったりする。下側電極コンタクト386を載置する環状で平坦な表面はその全体が内側シェル376の部材により形成される。その他、スパークプラグアセンブリ320の構成および機能は実質的にアセンブリ220のそれらと同様であり、特にシリンダヘッドへの組み立て時に外側シェル124に与えられるあらゆる力は、スパークプラグアセンブリ320のセンサアセンブリ321の変換器388の上の「組み立てられた状態」の予圧に影響を及ぼさない。
図5において、本発明の別の局面に従って構成されたスパークプラグアセンブリは概して420で示される、そこでは上記と同様の特徴を有する要素については、上記の参照番号を400ずつずらしたものが用いられる。スパークプラグアセンブリ420はセンサアセンブリ421を含めて図3に示されるアセンブリ120と同様である、しかし外側シェル424が内側シェル476に固定される位置が異なる。固定された接合部は外側シェル424の封止フランジ436の上に形成されるのではなく、内側シェル476の下側端部480またはその近傍に形成される。そして内側および外側シェル476,424の上記以外の残りの部分が隙間489により空間を保って互いに間隔を隔てるように配置される。接合部479がこの位置に形成されることにより、最適な熱移動が絶縁体422から外側シェル424のねじ部434まで、そしてシリンダヘッドにまで供給される。また、内側シェル476の外側表面487と外側シェル424の内側表面との間に供給される小さい環状および平面状の隙間489は、接合部479により燃焼ガスから封鎖され、このようにしてスパークプラグアセンブリ420のセンサアセンブリ421を経由する燃焼力を正確に検出する能力に対して及びかねない影響を避けることができる。
図6において、本発明の別の局面に従って構成されたスパークプラグアセンブリは概して520で示される、そこでは上記と同様の特徴を有する要素については、上記の参照番号を500ずつずらしたものが用いられる。アセンブリ520は上記のアセンブリ420と同様でありセンサアセンブリ521を含む、しかし内側シェル576が、外側シェル524の固定端部532と実質的に面一となるように、下側端部580にまで延在する。軸方向に延在する固定された接合部579は、内側および外側シェル576,524の隣接する自由端580,532に直接形成され、それは絶縁ノーズ部556の遠隔端部558に隣接する。上記の実施例のように、固定された接合部579以外の、内側シェル576および外側シェル524は、シリンダボアへの燃焼圧力を正確に表示するセンサアセンブリ521の能力に影響を及ぼすことを避けるために、隙間589に沿って互いに離れた状態を保つ。
図7において、本発明の別の局面に従って構成されたスパークプラグアセンブリは概して620で示される、そこでは上記と同様の特徴を有する要素については、上記の参照番号を600ずつずらしたものが用いられる。アセンブリ620は図5および図6に示すものと同様でありセンサアセンブリ621を含む、しかしねじ部634が外側シェル624と内側シェル676との双方に形成される。内側シェル676はねじ部634の下側部分を形成するのに対し外側シェル624はねじ部634の上側部分を形成する。構成において、内側シェル676は外側シェル624と、径方向に延在し、絶縁体622の最下部の第3ショルダ669に隣接するねじ部634と実質的に交差するように延在する、固定された接合部679において取付けられる。
図8において、本発明の別の局面に従って構成されたスパークプラグアセンブリは概して720で示される、そこでは上記と同様の特徴を有する要素については、上記の参照番号を700ずつずらしたものが用いられる。アセンブリ720は図7に示すものと同様でありセンサアセンブリ721を含む、しかし内側シェル776がねじ部734の中間部分を形成し、対して外側シェル724がねじ部734の上側および下側部分を形成する。図7の実施例のように、構成において、内側シェル776は外側シェル724と、径方向に延在し、絶縁体722の最下部の第3ショルダ769に隣接するねじ部734と実質的に交差するように延在する、1対の固定された接合部779において取付けられ、そしてその後ねじ部734が形成される。
図9において、本発明の別の局面に従って構成されたスパークプラグアセンブリは概して820で示される、そこでは上記と同様の特徴を有する要素については、上記の参照番号を800ずつずらしたものが用いられる。スパークプラグアセンブリ820は外側シェル824と内側シェル876と中央電極アセンブリ827とが、図2に関する上記の説明と実質的に同様に構成されている。しかしスパークプラグアセンブリ820は、外側シェルの外部ではなく外側シェル824と絶縁体822との間に設置されるセンサアセンブリ821を有する。センサアセンブリ821は絶縁体822の最上部の径方向に延在する第1ショルダ863と、外側シェル824の折返し部851との間に収容される。このように、センサアセンブリ821は絶縁体822の付随の動きから直接に燃焼圧力を感知する。
明らかに、本発明の多くの改良例や変形例が上記の記載に基づいて考えられる。それゆえ添付のクレームの適用範囲内において、本発明は実施されるか明細書に記載されるべきであることが理解される。
Claims (14)
- スパークプラグアセンブリであって、
概して環状のセラミック絶縁体と、
前記セラミック絶縁体の少なくとも一部を囲む金属製の環状外側シェルと、
前記外側シェルに作動可能に取付けられた接地電極と、
前記セラミック絶縁体に設置され、前記接地電極とともにスパークギャップを形成する中央電極と、
前記絶縁体の近傍に配置される力センサと、
前記外側シェルと前記絶縁体との間に設けられ、軸方向に沿って前記絶縁体に対向するよう構成された第1表面を有する環状の内側シェルとを備える、スパークプラグアセンブリ。 - 前記内側シェルは軸方向に沿って前記外側シェルに対向するよう構成された第2表面を有する、請求項1に記載のスパークプラグアセンブリ。
- 前記内側シェルは前記外側シェルに固定される、請求項2に記載のスパークプラグアセンブリ。
- 前記絶縁体は直径が減少するノーズ部にまで延在するショルダを有し、前記第1表面は前記ショルダに対向する、請求項2に記載のスパークプラグアセンブリ。
- 前記外側シェルは径方向外側に延在し封止座部を供給するフランジを有し、前記第2表面は前記フランジに対向する、請求項4に記載のスパークプラグアセンブリ。
- 環状の隙間が前記内側シェルと前記外側シェルとの間を、前記第1表面から前記第2表面まで延在する、請求項2に記載のスパークプラグアセンブリ。
- 前記内側シェルは前記第2表面に隣接する前記外側シェルに固定される、請求項6に記載のスパークプラグアセンブリ。
- 前記外側シェルは軸方向に沿って前記絶縁体と対向するよう構成された端部を有する、請求項7に記載のスパークプラグアセンブリ。
- 前記力センサは前記外側シェルと前記絶縁体との間に配置される、請求項1に記載のスパークプラグアセンブリ。
- 前記外側シェルは軸方向に沿って前記力センサに対向するよう構成された端部を有する、請求項9に記載のスパークプラグアセンブリ。
- 前記内側シェルは下側端部にまで延在し、前記内側シェルは前記下側端部に隣接する前記外側シェルに固定され、前記内側シェルの残りの部分は隙間により前記外側シェルからの空間を保つ、請求項1に記載のスパークプラグアセンブリ。
- 前記内側シェルは径方向外側に延在するショルダを有し、前記外側シェルは径方向外側に延在するフランジを有し、前記ショルダおよび前記フランジは前記隙間により互いに軸方向に空間で隔てられる、請求項11に記載のスパークプラグアセンブリ。
- 前記内側シェルは上側端部にまで延在し、前記内側シェルは前記上側端部に隣接する前記外側シェルに固定され、前記内側シェルの残りの部分は隙間により前記外側シェルからの空間を保つ、請求項1に記載のスパークプラグアセンブリ。
- 内側シェルは径方向外側に延在し、前記上側端部に隣接するショルダを有し、前記シェルは径方向内側に延在し、前記径方向外側に延在するショルダに固定されるショルダを有する、請求項13に記載のスパークプラグアセンブリ。
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