JP2012254722A - 車両用ルーフ装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】車両用ルーフ装置は、第1ガーニッシュ41と第2ガーニッシュ42とによって形成される間隙を室内空間から隠蔽する第3ガーニッシュ43とを備える。車両用ルーフ装置は、ガイド部材21は、ガイド部材21が車両後方及び前方の少なくとも一方に移動する際に第3ガーニッシュ43と係合する係合ピン40を有する。第3ガーニッシュ43は、係合ピン40の移動軌跡を遮るように突設され、ガイド部材21が車両前方に移動する際に係合ピン40と係合するとともに、係合ピン40から所定以上の荷重が加えられたときに係合ピン40の車両後方及び前方への通過を許容する板ばね50を備えた。
【選択図】図3
Description
請求項1に記載の発明は、車両のルーフに形成された開口部の車両幅方向縁部に設けられるガイドレールに沿って車両前後方向に移動自在に設けられたガイド部材と、該ガイド部材に係合されて前記開口部を開閉する可動パネルを支持する支持部材とを備え、前記ガイド部材の車両後方への移動に伴い前記支持部材の支持する前記可動パネルをチルトアップ動作させるとともにチルトアップ状態のまま開作動させる車両用ルーフ装置において、前記ガイドレールに保持され、前記可動パネルのチルトアップ動作時及び開作動時に前記支持部材と前記ガイドレールとの間隙を室内空間から隠蔽する第1ガーニッシュと、前記可動パネルに保持され、前記支持部材を室内空間から隠蔽するとともに、前記可動パネルの全閉時及びチルトアップ動作時に前記ガイド部材を室内空間から隠蔽する第2ガーニッシュと、前記ガイド部材又は前記支持部材に連係されて前記ガイドレールに沿って車両前後方向に移動自在に支持され、前記可動パネルの全閉時、チルトアップ動作時及び開作動時に前記第1ガーニッシュと前記第2ガーニッシュとによって形成される間隙を室内空間から隠蔽する第3ガーニッシュとを備え、前記ガイド部材は、前記ガイド部材が車両後方及び前方の少なくとも一方に移動する際に前記第3ガーニッシュと係合する第1係合部を有し、前記第3ガーニッシュは、前記第1係合部の移動軌跡を遮るように突設され、前記ガイド部材が車両前方に移動する際に前記第1係合部と係合するとともに、前記第1係合部から所定以上の荷重が加えられたときに該第1係合部の車両後方及び前方への通過を許容する位置保持部材を備えたことをその要旨としている。
以下、本発明を具体化した第1の実施形態について図1〜図10に従って説明する。
図5に示されるように、ルーフ10は、略四角形のルーフ開口部10aを有する。そして、ルーフ装置11は、ルーフ開口部10aの車両前側の縁部に配置・支持されたデフレクター12を備えるとともに、車両前後方向に移動してルーフ開口部10aを開閉する、例えばガラス板からなる略四角形の可動パネル13を備える。
図1に示されるように、ルーフ装置11は、ルーフ開口部10aの車両幅方向縁部に設けられるガイドレール14を備える。ガイドレール14は、車両前後方向へ延在する。また、ガイドレール14は、例えばアルミニウム合金の押出材からなる。
向内側に開口する断面略U字状のガイド部17bを有し、更に該ガイド部17bの上側に重ねられた車両幅方向内側に開口する断面略U字状のガーニッシュ保持部17cを有する。これら内張保持部17a、ガイド部17b及びガーニッシュ保持部17cは、互いに一部を共有し合う態様で上下方向に並設されている。
(1)可動パネル13の全閉時、チルトアップ動作時、開作動時及び全開時の各状態において、第1〜第3ガーニッシュ41〜43の協働で支持ブラケット27、ガイド部材21、並びに支持ブラケット27及びガイドレール14の間隙C1を室内空間から隠蔽することができ、見栄えを向上することができる。
以下、本発明を具体化した第2の実施形態について、図11を参照して説明する。この実施形態の車両用ルーフ装置は、第3ガーニッシュ43に設けた板ばね50の形状を変更した点が上記第1の実施形態と異なっている。以下、第1の実施形態との相違点を中心に説明する。
(5)係合ピン40と係合することでガイド部材21を仮止めする仮止凹部55を板ばね50に設けたので、取付前のルーフ装置11の運搬時や、ルーフ10への設置時等の非動作時にガイド部材21を仮止凹部55によって保持して、運搬時や設置時の作業性を向上させることができる。
以下、本発明を具体化した第3の実施形態について、図13及び図14を参照して説明する。この実施形態の車両用ルーフ装置は、第3ガーニッシュ43に設けた板ばね50に代えて係合突起61を設けた点が上記第2の実施形態と異なっている。以下、第2の実施形態との相違点を中心に説明する。
(1)可動パネル13の全閉時、チルトアップ動作時、開作動時及び全開時の各状態において、第1〜第3ガーニッシュ41〜43の協働で支持ブラケット27、ガイド部材21、並びに支持ブラケット27及びガイドレール14の間隙C1を室内空間から隠蔽することができ、見栄えを向上することができる。
・上記実施形態において、第3ガーニッシュ43をガイド部材21に直結して該ガイド部材21と一体移動するようにしてもよい。あるいは、支持ブラケット27の昇降動作を許容できるのであれば、第3ガーニッシュ43を支持ブラケット27に直結して該支持ブラケット27と一体移動するようにしてもよい。
・上記第3の実施形態において、第3ガーニッシュ43とは別部材の弾性片を採用してもよい。例えば弾性片として、金属製の板ばねを採用してもよい。この場合、板ばねは上下に一対である必要はなく、車両幅方向に弾性変形する1枚の板ばねであってもよい。
・上記実施形態において、第2レール部16の底壁16aに圧接する第2圧接部44eを車両前後方向に離隔された2箇所に配設するとともに、各ガイド片16dに圧接する第1圧接部44c,44dを2箇所の第2圧接部44eの車両前後方向の中間となる1箇所に設けてもよい。この場合であっても、第3ガーニッシュ43は、各ガイド片16dにおいて、これら第1圧接部44c,44d及び第2圧接部44eにより第2レール部16に対し3箇所で支持されることになり、上記実施形態と同様の効果が得られる。
Claims (6)
- 車両のルーフに形成された開口部の車両幅方向縁部に設けられるガイドレールに沿って車両前後方向に移動自在に設けられたガイド部材と、該ガイド部材に係合されて前記開口部を開閉する可動パネルを支持する支持部材とを備え、前記ガイド部材の車両後方への移動に伴い前記支持部材の支持する前記可動パネルをチルトアップ動作させるとともにチルトアップ状態のまま開作動させる車両用ルーフ装置において、
前記ガイドレールに保持され、前記可動パネルのチルトアップ動作時及び開作動時に前記支持部材と前記ガイドレールとの間隙を室内空間から隠蔽する第1ガーニッシュと、
前記可動パネルに保持され、前記支持部材を室内空間から隠蔽するとともに、前記可動パネルの全閉時及びチルトアップ動作時に前記ガイド部材を室内空間から隠蔽する第2ガーニッシュと、
前記ガイド部材又は前記支持部材に連係されて前記ガイドレールに沿って車両前後方向に移動自在に支持され、前記可動パネルの全閉時、チルトアップ動作時及び開作動時に前記第1ガーニッシュと前記第2ガーニッシュとによって形成される間隙を室内空間から隠蔽する第3ガーニッシュとを備え、
前記ガイド部材は、前記ガイド部材が車両後方及び前方の少なくとも一方に移動する際に前記第3ガーニッシュと係合する第1係合部を有し、
前記第3ガーニッシュは、前記第1係合部の移動軌跡を遮るように突設され、前記ガイド部材が車両前方に移動する際に前記第1係合部と係合するとともに、前記第1係合部から所定以上の荷重が加えられたときに該第1係合部の車両後方及び前方への通過を許容する位置保持部材を備えた
ことを特徴とする車両用ルーフ装置。 - 請求項1に記載の車両用ルーフ装置において、
前記位置保持部材は、車両用ルーフ装置の非動作時に、前記第1係合と係合することで前記ガイド部材を仮止めし、所定以上の荷重が加えられた際に前記第1係合部の移動を許容する仮止部を有する
ことを特徴とする車両用ルーフ装置。 - 請求項1又は2に記載の車両用ルーフ装置において、
前記位置保持部材は、前記第1係合部と係合する係合凸部を有し、前記所定以上の荷重が加えられた際に弾性変形することで前記第1係合部の移動を許容する板ばねである
ことを特徴とする車両用ルーフ装置。 - 請求項1又は2に記載の車両用ルーフ装置において、
前記位置保持部材は、前記第1係合部と係合し、前記所定以上の荷重が加えられた際に弾性変形することで前記第1係合部の移動を許容する弾性片である
ことを特徴とする車両用ルーフ装置。 - 請求項1〜4のいずれか一項に記載の車両用ルーフ装置において、
前記支持部材は、前記支持部材が車両後方及び前方の少なくとも一方に移動する際に前記第3ガーニッシュと係合する第2係合部を有し、
前記第2係合部は、前記支持部材が前記可動パネルの全閉時に相当する位置から所定量だけ車両後方に移動したときに前記第3ガーニッシュと係合する
ことを特徴とする車両用ルーフ装置。 - 請求項1〜5のいずれか一項に記載の車両用ルーフ装置において、
前記ガイド部材が車両後方に移動する際に、前記位置保持部材の車両前方に通過した前記第1係合部と前記位置保持部材との係合によって前記第3ガーニッシュの車両後方への移動を係止するストッパ部材を備えた
ことを特徴とする車両用ルーフ装置。
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