JP2012251385A - ソーラーパネル用の取付金具 - Google Patents

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Abstract

【課題】根の雨漏れ対策を無効にすることがなく、支持台の平行度の微調整を設置途中においても行うことができるソーラーパネルの取付金具を提供すること。
【解決手段】屋根20を構成している梁部材21に折板22を取り付けているアンカーボルト24に連結されて、ソーラーパネル用の支持台31を屋根20に取り付けるための取付金具10であって、取付金具10を、アンカーボルト24の突出部分に連結される金具本体11と、この金具本体11上に取り付けられる支持板12と、この支持板12を金具本体11に取り付けるワッシャ14及び取付ボルト13とにより構成したこと。
【選択図】図1

Description

本発明は、ソーラーパネル用の取付金具に関し、特に、ソーラーパネルを支持する支持台を、折板を使用して構成した屋根に取り付けるための取付金具に関するものである。
近年、太陽光を利用して発電するソーラーパネルが大量に使用されるようになってきているが、このソーラーパネルは、太陽光が当たる場所、特に、屋根上に取り付けることが行われている。
屋根としては、種々なタイプのものがあるが、特許文献1及び特許文献2にて提案されているような、折板を使用して構成された屋根に、このソーラーパネルを取り付けることの方が、瓦屋根のような屋根に比べて、簡単で効率的である。折板を使用して構成された屋根は、駐車場や工場等の広い床面積の建物を覆うものとして、また緩やかな傾斜のものであることが多いからである。
特開2011−17175号公報、要約、代表図 特開2010−24619号公報、要約、代表図
特許文献1には、「固定対象物に対して垂直上向きの風荷重がかかる場所においても強い保持力を確保できる取り付け部材、この取り付け部材を用いた太陽光発電システム、この取り付け部材を用いた固定対象物施行方法を提供する」を目的とした「取り付け部材、太陽光発電システム、および固定対象物施工方法」が提案されている。
この特許文献1の「取り付け部材」は、図8に示すように、「取り付け部材1は、固定対象物としての桟部材101sを固定する固定部材10pが配置される固定部材配置部10と、取り付け位置となる取り付け対象部201を挟むように相互に対向する一対の延長対向部20と、一対の延長対向部20から固定部材配置部10の方へ取り付け対象部201に沿うようにそれぞれ延長された一対の立ち上げ延長部26とを備える。一対の立ち上げ延長部26は、固定部材配置部10へ向かう立ち上げ方向Dvで凹凸構造を備える」ようにしたものである。そして、この特許文献1の「取り付け部材」は、当該文献の段落0037にも記載されているように、「太陽電池モジュールは、取り付け部材によって取り付け位置である取り付け対象部に取り付けられており、取り付け部材は、本発明に係る取り付け部材である」ものであり、当初の目的が達成できるものと思われる。
しかしながら、特許文献1の「取り付け部材」は、特に、ソーラーパネルの取付における以下の実情には十分対処し切れていないものとなっている。
一方、特許文献2には、「強風に煽られても破損されずに太陽光発電パネルなどを長期間固定しておくことが可能となる金属折板屋根におけるパネル支持構造を提供する」を目的としてなされた、「金属折板屋根におけるパネル支持構造」に関する発明が提案されている。
この特許文献2にて提案されている「金属折板屋根におけるパネル支持構造」は、図9にも示すように、「建物の梁である支持板12形鋼1のフランジ上面に溶接されたタイトフレーム3に、建物の天井を覆う波形の折板4が固定される金属折板屋根において、折板4の山筋にタイトフレームの上向きボルト孔6を挟んで一対のボルト孔8、8を設け、ボルト孔8、8の上から係着ボルト7、7を差し込んでL字鋼1のフランジ2の下面2bの両側に係着ボルト7、7を係着させ、折板4の上に突出した係着ボルト7のネジ部7b及び上向きボルト6の上に三孔座金板9を装着して折板4をタイトフレーム3に固定ボルト12で締め付け固定し、さらに三孔座金板9の上に硬質ゴムパッキン13及び金属製のパッキン押え板18を係着ボルト7のネジ部7bを突出させて装着して固定ナット23で締め付け固定する」ものであり、当初の目的が達成できるものと思われる。
しかしながら、特許文献2の「金属折板屋根におけるパネル支持構造」は、特に、ソーラーパネルの取付における以下の実情には十分対処し切れていないものとなっている。
太陽電池モジュール(以下、太陽光電池パネルまたはソーラーパネルという)の取付は、瓦屋根に対して行われることもあるが、一般的には、工場や駐車場の屋根のように、大面積の屋根を利用して行われることが多い。この大面積の屋根は、図8や図9に示すように、スレートや波型鋼板のような「折板」によって葺かれることが多く、またこの「折板」は、建物の屋根を構成している梁部材に対して、「タイトフレーム」を介して取り付けられることも多い。そして、これらの「折板」や「タイトフレーム」は、「雨漏れ」が発生しないように、種々な雨漏れ対策品、例えばゴムパッキングやワッシャ、あるいはコーキング材を使用して固定されている。
そこで、「折板」及び「タイトフレーム」を使用して新規の屋根を構成するにあたって、「ソーラーパネル」もこの新規屋根に取り付ける場合は、当然に「雨漏れ」対策を施すから良いが、既設の屋根に対して「ソーラーパネル」を後付けで取り付ける場合には、次のような問題が発生する。既設の屋根にあっては、雨漏れ対策が施されていたのであるが、これに太陽光電池パネルを取付ようとすると、雨漏れ対策を一旦解除しなければならないことが発生するのである。(雨漏れ解除の問題)
一方、太陽光電池パネル、つまりソーラーパネルは、屋根上に設置した支持台上に取り付けるのが一般的であり、かつ、多数のパネルを碁盤の目のように整然と並べるのが効率を高める上で必要である。換言すれば、屋根上に設置されるべき支持台は、整然と並べられなければならないものであり、その整然と並べるためには、取付位置の調整が行えると便利である。(ソーラーパネルは整然と並べなければならないことの問題)
そこで、本発明者等は、ソーラーパネルを「折板」を使用した屋根(新規あるいは既設を問わず)に取り付けるに当たって、当該屋根の雨漏れ対策を無効にすることがなく、しかも、支持台の平行度の微調整を設置途中においても行えるようにできる、ソーラーパネルの取付金具を提供するにはどうしたらよいか、について種々検討を重ねてきた結果、本発明を完成したのである。
すなわち、本発明の目的とするところは、ソーラーパネルを「折板」を使用した屋根に取り付けることができることは勿論、当該屋根の雨漏れ対策を無効にすることがなく、しかも、支持台の平行度の微調整を設置途中においても行うことができる、ソーラーパネルの取付金具を、簡単な構造によって提供することにある。
以上の課題を解決するために、まず、請求項1に係る発明の採った手段は、後述する実施形態の説明中で使用する符号を付して説明すると、
「屋根20を構成している梁部材21に折板22を取り付けているアンカーボルト24に連結されて、ソーラーパネル用の支持台31を屋根20に取り付けるための取付金具10であって、
この取付金具10を、アンカーボルト24の突出部分に連結される金具本体11と、この金具本体11上に取り付けられる支持板12と、この支持板12を金具本体11に取り付けるワッシャ14及び取付ボルト13とにより構成するとともに、
金具本体11を、底部の基板部11aと、この基板部11aの両側から立ち上がる支持腕部11bと、これら各支持腕部11b上にて基板部11a上に水平に折れ曲がり、ワッシャ14が下側から係止される係止部11cとにより構成するとともに、
支持板12の中央に取付ボルト13が挿通される長穴12aを形成して、この支持板12の金具本体11に対する連結位置が、長穴12aの範囲内で自在となるようにしたことを特徴とするソーラーパネル用の取付金具10」
である。
すなわち、本発明に係る取付金具10は、図1及び図2に示すように、屋根20を構成している梁部材21に折板22を取り付けているアンカーボルト24に連結されて、ソーラーパネル用の支持台31を屋根20に取り付けるものである。ここで、重要なことは、屋根20が既設のものであっても、新設のものであっても、折板21を梁部材22に固定しているアンカーボルト24に当該取付金具10が連結されることである。
特に、当該取付金具10は、図2に示すように、各アンカーボルト24に連結されるものであることが重要である。何故なら、アンカーボルト24は、折板21を梁部材22に固定するにあたって、雨漏れ防止のためのパッキング等も固定しているし、場合によっては、このアンカーボルト24を中心にした他の雨漏れ防止対策も施されているため、アンカーボルト24の固定状態は変更しないようにする必要があるからである。もし、アンカーボルト24による折板21の梁部材22に対する固定状態を、例えばアンカーボルト24の固定ナットを緩めたり、アンカーボルト24の位置を変更したりすると、それまでに確定されてアンカーボルト24の固定による雨漏れ防止対策に変更が加えられることになってしまう。
また、本発明に係る取付金具10を各アンカーボルト24に連結するために、この取付金具10は、アンカーボルト24の突出部分に連結される金具本体11と、この金具本体11上に取り付けられる支持板12と、この支持板12を金具本体11に取り付けるワッシャ14及び取付ボルト13とにより構成してあるのである。つまり、本発明に係る取付金具10は、金具本体11、支持板12、取付ボルト13及びワッシャ14の4つの部品によって、つまり非常に簡単な構成によって構成されているのである。
つまり、金具本体11は、図2、図3、及び図6の(a)と(b)に示すように、アンカーボルト24の突出部分に連結されるものとしてある。一般的に、複数の折板21によって構成した屋根20においては、各折板21を梁部材22に取り付けるためのアンカーボルト24は、折板21の表面に突出した部分にナットを螺着してこれを締結することにより、各折板21を梁部材22に取り付けているのである。このため、複数の折板21によって構成した屋根20においては、アンカーボルト24の上端が折板21の上面に突出しているから、この突出部分を本発明に係る取付金具10は、金具本体11の連結部分として利用するようにしているのである。
各アンカーボルト24は、図2中の点線部分で示すように、その各下端が梁部材22に対する「アンカー」となっているから、屋根20の構成部材としてしっかりとした固定的部分となっている。このため、各アンカーボルト24の、折板21上面への突出部分に連結した金具本体11は、屋根20に対してしっかりと固定されることになる。従って、この金具本体11上にワッシャ14及び取付ボルト13によって取り付けられる支持板12も、屋根20に対してしっかりと固定されることになる。
さらに、上述した金具本体11は、底部の基板部11aと、この基板部11aの両側から立ち上がる支持腕部11bと、これら各支持腕部11b上にて基板部11a上に水平に折れ曲がり、ワッシャ14が下側から係止される係止部11cとにより構成してあるから、図2にも示すように、支持板12を、各アンカーボルト24とは無関係に、あるいは各アンカーボルト24と切り離した取付ボルト13によって、当該取付金具10を構成している金具本体11にしっかりと固定することができる。
特に、金具本体11は、底部の基板部11aの両側から立ち上がる支持腕部11bを備えているから、支持板12を、屋根20から所定上方に配置することができるため、この支持板12の上に取り付けられるソーラーパネル支持のための支持台31を屋根20から浮かせることができて、支持台31に対するソーラーパネルの取付作業空間を確保することができる。また、この金具本体11は、各支持腕部11b上にて基板部11a上に水平に折れ曲がる係止部11cを備えているから、この係止部11cにワッシャ14を下側から係止することができるのであり、このワッシャ14を介して取付ボルト13を取り付けることにより、金具本体11に対する支持板12の取付が無理なく行えるのである。
そして、本発明に係る取付金具10においては、図4に示すように、その支持板12の中央に取付ボルト13が挿通される長穴12aが形成してあるから、この支持板12の金具本体11に対する連結位置が、長穴12aの範囲内で自在となっているのである。
この支持板12は、その複数によってソーラーパネルが取り付けられる支持台31を支持するものであるが、支持台31は、複数のソーラーパネルを整然と並べるために、直線状に形成されている。そうなると、各支持板12は、ある直線上に並んでいなければならない。ところが、各取付金具10が連結されるべき各アンカーボルト24は、種々な理由によってある直線上に並んでいることは少ない。各支持板12は、取付金具10によってアンカーボルト24上に取り付けられることになるものであるから、各アンカーボルト24が直線上に並んでいなければ、ある直線上に並ばない。
ところが、本発明に係る取付金具10にあっては、その支持板12の中央に取付ボルト13が挿通される長穴12aが形成してあったから、この長穴12aの範囲内で支持板12の金具本体11に対する連結位置が自由に調整でき、各支持板12を、ある直線に沿って並べることができるのである。これによって、当該取付金具10は、各支持台31の互いの平行度の微調整も設置途中において行えるのである。
従って、本発明に係る取付金具10は、ソーラーパネルを「折板」を使用した屋根20に取り付けることができることは勿論、当該屋根20の雨漏れ対策を無効にすることがなく、しかも、支持台31の平行度の微調整を設置途中においても行えるものとなっているのである。
以上、説明した通り、本発明に係る取付金具10は、
「屋根20を構成している梁部材21に折板22を取り付けているアンカーボルト24に連結されて、ソーラーパネル用の支持台31を屋根20に取り付けるための取付金具10であって、
この取付金具10を、アンカーボルト24の突出部分に連結される金具本体11と、この金具本体11上に取り付けられる支持板12と、この支持板12を金具本体11に取り付けるワッシャ14及び取付ボルト13とにより構成するとともに、
金具本体11を、底部の基板部11aと、この基板部11aの両側から立ち上がる支持腕部11bと、これら各支持腕部11b上にて基板部11a上に水平に折れ曲がり、ワッシャ14が下側から係止される係止部11cとにより構成するとともに、
支持板12の中央に取付ボルト13が挿通される長穴12aを形成して、この支持板12の金具本体11に対する連結位置が、長穴12aの範囲内で自在となるようにしたこと」
にその構成上の特徴があり、これにより、ソーラーパネルを「折板」を使用した屋根20に取り付けることができることは勿論、当該屋根20の雨漏れ対策を無効にすることがなく、しかも、支持台31の平行度の微調整を設置途中においても行うことができる、ソーラーパネルの取付金具10を、簡単な構造によって提供することができるのである。
本発明に係る取付金具10を屋根20に取り付けた状態を示す斜視図である。 同取付金具10の縦断面図である。 同取付金具10を構成する金具本体11を拡大して示すもので、(a)は正面図、(b)は側面図、(c)は平面図である。 同取付金具10を構成する支持板12を拡大して示す斜視図である。 同取付金具10を構成する取付ボルト13及びワッシャ14を拡大して示すもので、(a)は斜視図、(b)は正面図、(c)は平面図である。 同取付金具10をアンカーボルト24に連結する作業状態を示すもので、(a)は折板21上にアンカーボルト24の上端が突出している様子を示す部分斜視図、(b)はアンカーボルト24の突出部分に取付金具10を構成している金具本体11を取り付けた状態を示す部分斜視図である。 同取付金具10をアンカーボルト24に連結する作業状態を示すもので、(a)は金具本体11上に支持板12を取り付けた様子を示す部分斜視図、(b)は支持板12にソーラーパネルを支持するための支持台31を取り付けた状態を示す部分斜視図である。 特許文献1に示された取付構造を示す部分縦断面図である。 特許文献2に示された技術を示す分解斜視図である。
次に、以上のように構成した本発明を、図面に示した実施の形態に係る取付金具10について説明すると、図1には、本実施形態に係る取付金具10を屋根20に取り付けた状態が示してある。つまり、この取付金具10は、屋根20を構成している梁部材21に折板22を取り付けているアンカーボルト24に連結されて、ソーラーパネル用の支持台31を屋根20に取り付けるものである。
ここで、当該取付金具10が対象としている屋根20について説明すると、この屋根20は、図1及び図2に示したように、多数の折板21を、アンカーボルト24によって梁部材22上に取り付けて形成されるものであり、折板21は、スレート、波状鋼板、あるいは波状樹脂板等、種々な材料のものが使用されているものである。これらの折板21は、図2あるいは従来技術を示す図9に示したように、その頂部に挿通したアンカーボルト24の下端(アンカー部)を梁部材22に係止させた上で、折板21から突出している上端のネジ部にナットを螺着することにより、梁部材22に固定されるものである。この場合、折板21を構成する材料によっては、折板21の下側に、図2に示したようなタイトフレーム23が配置されることもある。
いずれにしても、この屋根20を構成している各折板21の上面側には、図6の(a)にも示したように、アンカーボルト24の上端部が突出しているのであり、この突出分には、当該アンカーボルト24の固定のためのナットを締め付け得るようにするためのネジ部が形成されている。
一方、本発明に係る取付金具10を使用して上記屋根20上に取り付けられるソーラーパネルは、図2にも示したように、折板21から少し離した状態で設置される支持台31上に取り付けられるものである。つまり、ソーラーパネルを屋根20上に取り付けるためには、支持台31が必要になっているのであり、この支持台31自体も屋根20上の所定位置に固定しなければならないものである。
さて、本実施形態に係る取付金具10は、図1及び図2に示したように、アンカーボルト24の突出部分に連結される金具本体11と、この金具本体11上に取り付けられる支持板12と、この支持板12を金具本体11に取り付けるワッシャ14及び取付ボルト13との、たった4つの部品により構成したものである。
金具本体11は、図3の(a)から(c)にて示したように、底部の基板部11aと、この基板部11aの両側から立ち上がる支持腕部11bと、これら各支持腕部11b上にて基板部11a上に水平に折れ曲がり、ワッシャ14が下側から係止される係止部11cとにより構成したものである。
この実施形態に係る金具本体11の基板部11aは、図3の(b)に示したように、その中央部分が少し持ち上がった状態になっているものであり、この盛り上がり部分の下に、アンカーボルト24の突出部分に螺着されているナットの収容箇所を形成しているのである。勿論、この基板部11aの中央部分には、図3の(c)に示したように、アンカーボルト24の突出部分を挿通するための取付穴11dが形成してある。
また、金具本体11の基板部11aの両側からは、特に図3の(a)にて示したように、支持腕部11bが同じ高さで立ち上がるものであり、これらの支持腕部11b上には後述する支持板12が乗せられて、当該支持板12を基板部11aに対して平行に支持する。これら各支持腕部11b上には、基板部11a上に水平に延在するように折れ曲がる係止部11cが形成されていて、これらの係止部11cには、図2にも示したように、ワッシャ14が下側から係止されることになる。つまり、これらの係止部11cは、図5に示したような四角形状のワッシャ14の、互いに対抗する「辺」を下面にて係止することになるものであり、各支持腕部11bの上部内側面とともに、ワッシャ14の位置決め及び回転止めをも果たすものである。
上記ワッシャ14には、図5の(a)及び(b)にて示したように、取付ボルト13の頭部が係止されるものであり、この取付ボルト13のネジ部は、後述する支持板12の長穴12aから上方に突出する。この取付ボルト13の支持板12から突出したネジ部には、図2にて示したように、ナットが螺着されるものであり、これによって支持板12を金具本体11に固定するものである。なお、本実施形態に係るワッシャ14の裏面には、図5の(b)及び(c)にて示したように、取付ボルト13の頭部の回り止めを行う突起が形成してあって、この取付ボルト13の突出部分にナットを締結する場合の操作性がよくなるようにしてある。
支持板12は、図4に示したように、支持台31の支持及び取付が行えるように、平板上に形成したものであり、その中央には取付ボルト13の突出部分を挿通する長穴12aが形成してある。この長穴12aは、支持板12を取付ボルト13とワッシャ14とによって金具本体11に連結するに際して、取付ボルト13の位置を当該長穴12aの範囲内で自在となるようにしているものである。何故なら、ワッシャ14は金具本体11に対して係止部11cなどによって位置調整できないし、取付ボルト13は固定的なワッシャ14の挿通穴に挿通されているから、これらのワッシャ14及び取付ボルト13は、金具本体11に対して自由に位置調整が行えないからである。
また、この支持板12には、図4に示したように、複数の係止部12bが折曲形成してあるが、これらの係止部12bは、上述したソーラーパネルのための支持台31を位置決めし固定する際に利用されるものである。つまり、これらの係止部12bは、支持台31の幅や取付部分に合わせた大きさや位置に形成したものである。
10 取付金具
11 金具本体
11a 基板部
11b 支持腕部
11c 係止部
11d 取付穴
12 支持板
12a 長穴
12b 係止部
13 取付ボルト
14 ワッシャ
20 屋根
21 折板
22 梁部材
23 タイトフレーム
24 アンカーボルト
31 支持台

Claims (1)

  1. 屋根を構成している梁部材に折板を取り付けているアンカーボルトに連結されて、ソーラーパネル用の支持台を、前記屋根に取り付けるための取付金具であって、
    この取付金具を、前記アンカーボルトの突出部分に連結される金具本体と、この金具本体上に取り付けられる支持板と、この支持板を前記金具本体に取り付けるワッシャ及び取付ボルトとにより構成するとともに、
    前記金具本体を、底部の基板部と、この基板部の両側から立ち上がる支持腕部と、これら各支持腕部上にて前記基板部上に水平に折れ曲がり、前記ワッシャが下側から係止される係止部とにより構成するとともに、
    前記支持板の中央に前記取付ボルトが挿通される長穴を形成して、この支持板の前記金具本体に対する連結位置が、前記長穴の範囲内で自在となるようにしたことを特徴とするソーラーパネル用の取付金具。
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