JP2012249526A - 刈払機 - Google Patents

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Takao Osawa
孝雄 大澤
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Koki Holdings Co Ltd
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Hitachi Koki Co Ltd
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Abstract

【課題】刈刃の側面に大きな力が加わった場合でも、破損を抑制し、安定した草刈作業が行える刈払機を提供することである。
【解決手段】
出力軸7に着脱自在に取り付けられる刃受け金具9、刃押さえ金具10、刈刃8を設け、刃受け金具9、刃押さえ金具10、刈刃8は、弾性体11を介し、締結部材12により出力軸7の段付部7aに押付けられる。すなわち、出力軸7の回転駆動力は、弾性体11の押付力により生じる刃押さえワッシャ9、10の摩擦力により回転刃物8に伝達される。弾性部材11により押付力を一定にしたため、出力軸7の回転刃物8への回転駆動力を一定にでき、草刈作業の時間を短くするため、過大な力で切断しようとしても、刃受け金具9、刃押さえ金具10と刈刃8がすべり、回転駆動源であるエンジン1や回転駆動力を伝達する各部への過大な負荷が加わらないようにした。
【選択図】図2

Description

本発明は、操作棹の先端に設けた刈刃により雑草や下草等を刈り取る刈払機に関し、特に、刈刃の取付部に関する。
田畑の畦道や山林等に生えた雑草や下草などを刈り払うために、携帯式の刈払機が使用されている。刈払機は中空棒状に形成された操作棹の先端に取り付けられた刈刃(回転刃)を備え、この刈刃は操作棹の後端に取り付けられた駆動源により回転駆動される。駆動源としてはエンジンや電動モータが用いられ、駆動源の回転は操作棹の内部に回転自在に収容された伝達軸を介して刈刃に伝達される。このようなアーム連結タイプの刈払機としては、駆動源を背負い架台に搭載するようにした背負い式、操作棹に取り付けられたループ状のベルトを肩に掛けるようにした肩掛け式とがあり、何れの場合も操作棹に取り付けられたハンドルを手に持って作業が行われる。
従来、刈刃の取付部としては、回転駆動源からの動力を伝達し回転する出力軸に着脱自在に嵌合される2個の刃押さえワッシャ間へ刈刃を保持し、刃押さえワッシャを締結部材で直接締付け、刈刃と刃押さえワッシャの摩擦力で刈刃を回転駆動させるものであり、刈刃の回転駆動力は、締結部材の締付け具合で大きく変化していた。
特開2008−161062号公報
従来の刈払機は、刈刃を保持する刃押さえワッシャを直接締結部材にて固定するため、締結部材の締付け具合により、刈刃の回転駆動力は大きく変化していた。このため、例えば締結部材の締付けが弱い場合は、刈刃の摩擦保持力が弱くなり回転駆動力も小さくなるため、草等を切断する際に大きな切削力を加える事ができず、草刈作業の時間が長くなってしまう。
一方、締結部材の締付けが強い場合は、刈刃の摩擦保持力が強くなり回転駆動力も大きくなり、草等を切断する際に大きな切削力を加える事ができ、草刈作業の時間も早くできるが、反面、回転駆動源や回転駆動力を伝達する各部に過大な負荷を加えやすくなるため、早期故障等の原因となる。た、刃押さえ金具を直接締結部材にて固定するため、刈刃の側面に大きな力が加わった際、刈刃が曲げられ、最悪刈刃の破損に至る恐れがあった。
本発明の目的は、上記した従来の欠点をなくし、刈刃の回転駆動力を一定にし、回転駆動源や回転駆動力を伝達する各部への過大な負荷を押さえるとともに、刈刃の側面に大きな力が加わった場合でも、刈刃の破損を防止し、安定した草刈作業が行える刈払機を提供することである。
本発明の刈払機は、駆動源と、前記駆動源からの駆動力により回転する駆動軸と、前記駆動軸を回転可能に支持するギヤケースと、前記ギヤケースから突出する前記駆動軸に設けられ、前記回転刃を弾性的に挾持して取り付ける刈刃支持部と、前記駆動軸の端部に螺合し、前記刈刃支持部を前記駆動軸に取り付け可能な締結部材と、を備えたことを特徴とする。
また、前記刈刃支持部は、前記回転刃と前記締結部材との間に設けられる刃押さえ金具を備え、前記刃押さえ金具と前記締結部材との間には、前記締結部材を前記駆動軸に取り付けた状態で弾性圧縮される弾性部材が設けられることを特徴とする。
また、前記締結部材と前記刈刃支持部との間には、カップ状のナットカバーが設けられると共に、前記弾性部材は、前記ナットカバーの内部に収容される、ことを特徴とする。
本発明によれば、刈刃の固定は、弾性部材を介して刃押さえ金具を押付けるようにし、刈刃の回転駆動力を一定にしたので、草刈切断の時間を短くするため、過大な力で草刈作業をしようとしても、刃押さえ金具と刈刃がすべり、回転駆動源や回転駆動力を伝達する各部への過大な負荷による故障を防止でき、常に安定した草刈作業が行なえる。
また、刈刃の側面に大きな力が加わった場合でも、刃押さえ金具間と刈刃の間にスキマができ、刈刃が横に逃げることができ、また、摩擦力がなくなり刈刃の回転が止まるため、刈刃の破損を防止できる。
本発明の一実施例を示すエンジン刈払機の側面図である。 図1のA−A線断面拡大図である。 図2の刈刃の側面に荷重が加わった時の状態図である。
以下、本発明の一実施の形態について、図面を用いて詳細に説明する。図1は本発明の一実施例を示すエンジン刈払機の側面図、図2は図1のA−A線における一部断面拡大図、図3は図2の刈刃の側面に荷重が加わった時の状態図である。
図1に示す刈払機20は携帯式の刈払機であり、例えば、田畑の畦道や山林等に生えた雑草や下草などを刈り払う際に使用される。刈払機20は、操作棹2の一端にエンジン1(駆動源)が設けられると共に、他端にギヤケース3が軸支されている。操作棹2は中空棒状の部材により形成され、その内部には伝達軸が回転自在に収容されている。操作棹2の先端にはギヤケース3が取り付けられ、このギヤケース3に回転自在に設けられた出力軸7に刈刃8が取り付けられている。また、操作棹2上には、本機を操作するためのハンドル4が設けられ、刈刃8よりハンドル側には、草刈作業時の草等の飛散を防止する飛散防護カバー5が設けられている。
エンジン1内には、図示しないピストンの往復動を回転駆動力に変換するクランク軸が設けられている。操作棹2内にはクランク軸の回転駆動力を伝達する図示しない駆動伝達軸が設けられている。また、ギヤケース3内には、駆動伝達軸の回転駆動力を出力軸7に伝達する図示しないギヤなどの伝達手段を設けられている。
出力軸7つまり操作棹2の先端に取り付けられる刈刃8としては、例えば、丸鋸タイプの刈刃8や、3枚刃タイプの刈刃などが使用される。これらの刈刃16は、何れも、鋼材製となっている。
図2に示すように、刈刃8はナット12により出力軸7に取り付けられる。刈刃8を出力軸7に取り付ける際には、刈刃8の軸心つまり径方向中心部に設けられた貫通孔に出力軸7が挿通される。ここで、出力軸7には最初に円環状のワッシャからなる刃受け金具9が取り付けられ、刈刃8は、その貫通孔を出力軸9に挿通させて刃受け金具9の刃押さえ面に軸方向から突き当てられる。さらに出力軸7には刃受け金具9と同じく円環状のワッシャからなる刃押さえ金具10が装着され、刈刃8は刃受け金具9と刃押さえ金具8との間に挟み込まれる。この状態で出力軸7に形成された雄ねじ部にナット12がネジ止めされ、刈刃8はナット12の締結力により刃受け金具9と刃押さえ金具10との間に挟み込まれて出力軸7に固定される。このように出力軸7に取り付けられた刈刃8は、出力軸7とともにギヤケース3に対して回転自在である。
操作棹1の後端には駆動源としてのエンジンが取り付けられている。このエンジン1は2サイクルのガソリンエンジンであり、その出力軸(クランク軸)は図示しない伝達軸に連結されている。ギヤケース3にはベベルギヤ対(傘歯車対)が内装されており、このベベルギヤ対により出力軸7は伝達軸に連結されている。これにより、エンジン1が作動すると、伝達軸とベベルギヤ対とを介してエンジン1の出力が出力軸7に伝達され、エンジン1により刈刃8が回転駆動される。このように、この刈払機20は操作棹2により刈刃8とエンジン1とが連結された棹連結タイプとなっている。
回転駆動源であるエンジン1から回転駆動力が伝達され回転する出力軸7には、刃受け金具9と刃押さえ金具10とから構成される刈刃支持部、及び刈刃8が着脱自在に嵌合されている。刃受け金具9は出力軸7の段付部7aに取り付けられ、反対側に刃押さえ面を有する。出力軸7には、刃受け金具9と同軸に刈刃8が取り付けられ、刃受け金具9と共に刃押さえ面により刈刃を挟み込んで押さえる刃押さえ金具10が取り付けられる。出力軸7の端部には雄ねじが形成され、雌ねじが形成されたナット12が端部に取り付けられる。
ここで、本実施の形態では、刃受け金具9、刈刃8、及び刃押さえ金具10は弾性部材11を介してナット12によりギヤケース7の段付部7aに押付けられる。すなわち、出力軸7の回転駆動力は、弾性部材11の押付力により生じる刃受け金具9及び刃押さえ金具10の摩擦力により刈刃8に伝達される。弾性部材11としては、刃受け金具9と刃押さえ金具との間を弾性的に挟み込む付勢力を与えられるものであれば何でも良いが本実施形態では、金属の線材を巻回して形成された円筒状のコイルばねを用いている。他にも、圧縮されたゴム等を用いることができる。
尚、弾性部材11とナット12(締結部材)との間にはカップ状に形成されたナットカバー13が装着され、ナットカバーの凹部にナット12が収容されるよう構成されていることで、このナットカバー13により作業時におけるナット13の保護が図られている。更に、弾性部材11は、カップ状に形成された内部に収容されて設けられている。
本実施形態によれば、弾性部材11の圧縮高さL、すなわち押付力を一定にできるため、出力軸7の刈刃8への回転駆動力を一定にできるようにしたので、草刈作業の時間を短くするため、過大な力で草等を切断しようとしても、刃受け金具9及び刃押さえ金具10と刈刃8がすべり、回転駆動源であるエンジン1や図示しない回転駆動力を伝達する各部への過大な負荷による故障等を防止でき、常に安定した草刈作業が行うことが可能となる。
また、図3に示すように、刈刃8の側面に大きな力が加わった場合、弾性部材11が圧縮されて刃押さえ金具10が下方に移動することで、刃受け金具9と刃押さえ金具10との間隔が広がる。これにより、刃受け金具9及び刃押さえ金具10と刈刃8の間に隙間ができ、刈刃8が横に逃げることができ、また、摩擦力がなくなり刈刃8の回転が止まるため、刈刃8の破損が生じることを抑制できる。
また、刃押さえ金具10を刈刃8側に付勢する弾性部材11は、ナットカバー13の内部に収容されていることから、弾性部材11に異物が噛み込むといった不具合が生じるのを抑制できると共に、先端側を小型化することができる。また、ナットカバー13の内部は、図3のように刈刃8に過大な負荷が加わり弾性部材11が圧縮され、刃押さえ金具10が下方に移動した際に、刃押さえ金具10が逃げるための空間ともなっている。
本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることは言うまでもない。
例えば、前記実施の形態においては、刃押さえ金具10とナット12との間に弾性部材11を設けるようにしているが、これに限らず、ギヤケース3と刃受け金具9との間に弾性部材を取り付けるようにし、過負荷の際に刃受け金具9が上方に移動するようにしてもよい。また、刃受け金具9と刃押さえ金具10との間にそれぞれが近接する方向に圧縮力を発生させる弾性部材が設けられていても良い。
1 エンジン
2 操作棹
3 ギヤケース
4 ハンドル
5 飛散防護カバー
6 ギヤケース
7 出力軸
7a 出力軸の段付部
8 刈刃
9 刃受け金具
10 刃押さえ金具
11 弾性部材
12 ナット

Claims (3)

  1. 駆動源と、
    前記駆動源からの駆動力により回転する駆動軸と、
    前記駆動軸を回転可能に支持するギヤケースと、
    前記ギヤケースから突出する前記駆動軸に設けられ、回転刃を弾性的に挾持して取り付け可能な刈刃支持部と、
    前記駆動軸の端部に螺合し、前記刈刃支持部を前記駆動軸に取り付ける締結部材と、
    を備えたことを特徴とする刈払機。
  2. 前記刈刃支持部は、前記回転刃と前記締結部材との間に設けられる刃押さえ金具を備え、
    前記刃押さえ金具と前記締結部材との間には、前記締結部材を前記駆動軸に取り付けた状態で弾性圧縮される弾性部材が設けられる、
    ことを特徴とする請求項1に記載の刈払機。
  3. 前記締結部材と前記刃押さえ金具との間には、カップ状のナットカバーが設けられると共に、前記弾性部材は、前記ナットカバーの内部に収容される、
    ことを特徴とする請求項2に記載の刈払機。
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