JP2012249185A - イヤホン - Google Patents
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Abstract
【解決手段】フロントキャビティを前方に設けた状態でスピーカを収納する第1の空間を有するとともに、当該空間を使用者の外耳道に連通させる第1の開口部が先端に設けられた本体部を有するカナル型イヤホンにおいて、第1の開口部付近に設けられた第2の開口部を介して第1の空間と連通する第2の空間と当該空間を外部の空間に連通させる第3の開口部とを上記本体部に設け、さらに使用者の運動に伴って変化する物理量を計測する計測部を設ける。そして、第2の開口部と第3の開口部の少なくとも一方に対して開閉自在な蓋部と、計測部により計測される物理量の特性から判定される当該使用者の運動状態に応じて前記蓋部を開閉する開閉制御部を上記第2の空間内に設ける。
【選択図】図7
Description
本発明は以上に説明した課題に鑑みて為されたものであり、使用者に煩雑な操作を強いることなく、歩行中などの運動状態においては周囲の音を違和感を伴うことなく聴くことが可能なカナル型イヤホンを提供することを目的とする。
<A:構成>
図1は、本発明の一実施形態のイヤホン1Aの外観および使用態様を示す図である。
イヤホン1Aはカナル型イヤホンであり、図1に示すように、従来のカナル型イヤホン(図9参照)と同様にイヤーピースEPを使用者の外耳道84に押し込むようにして当該使用者の左右の耳に装着される。図1には、使用者の左右の耳のうちの一方に対する装着態様が示されている。図1に示すように、イヤホン1Aは、本体部10と、この本体部10の先端に装着されるイヤーピースEPとが含まれており、本体部10にはケーブルを介して楽音再生装置(図示略)から左右の何れか一方のチャネルのオーディオ信号が供給される。イヤーピースEPは、エラストマやシリコンゴムなどの弾性体で形成されている。イヤーピースEPは、使用者の外耳道84に押し込まれる過程において当該外耳道84の形状に合わせて変形し当該外耳道84の壁面に密着する。
図3に示すように、ラッチ型ソレノイド310の構成および機能は一般的なラッチ型ソレノイドと何ら変るところはない。具体的には、ラッチ型ソレノイド310は、図3に示すように、プランジャ310a、付勢部材310b、励磁コイル310c、固定鉄芯310d、および永久磁石310eを含んでいる。
図5に示すように、開閉設定テーブル3242bには、IDと運動状態識別データと開閉指示子とが互いに対応付けられて格納される。IDとは運動状態の登録順に付与される一連番号である。図5に示すように、本実施形態では、イヤホン1Aの使用者が歩いていることを示す運動状態識別データおよび同使用者が走っていることを示す運動状態識別データには値が0である開閉指示子が対応付けられており、同使用者が静止していることを示す運動状態識別データには値が1である開閉指示子が対応付けられている。つまり、図5に示す例では、蓋部20を開くべき運動状態として、イヤホン1Aの使用者が歩いている状態または走っている状態(すなわち、移動している状態)が登録されており、同蓋部20を閉じるべき運動状態として、イヤホン1Aの使用者が静止している状態(すなわち、移動していない状態)が登録されているのである。
以上がイヤホン1Aの構成である。
以下、蓋部20を開いた状態とするべき運動状態としてイヤホン1Aの使用者が移動している状態(歩いている状態、または走っている状態)を登録し、かつ同蓋部20を閉じた状態とするべき運動状態としてイヤホン1Aの使用者が移動していない状態(静止している状態)を登録し、かつその登録内容に従って蓋部20の開閉制御を行う場合を例にとって、開閉制御プログラム3242aにしたがってCPU3210が実行する動作を説明する。
図6は、開閉設定登録処理の流れを示すフローチャートである。
図6に示すように開閉設定登録処理では、CPU3210は、イヤホン1Aの使用者により指示された期間内に計測部3250から出力される運動状態信号にA/D変換を施して得られる波形データ(波形を表すサンプル列)を揮発性記憶部3244に書き込むことで登録対象の運動状態における波形データを記録する(ステップSA100)。次いで、CPU3210は、ステップSA100にて揮発性記憶部3244に書き込んだ波形データからその波形パターンを示す波形パターンデータを生成する(ステップSA110)。
図7は、開閉制御処理の流れを示すフローチャートである。CPU3210は、計測部3250から出力される運動状態信号と開閉設定テーブル3242bの格納内容とを参照し、イヤホン1Aの使用者の運動状態が蓋部20を開くべき運動状態として設定されたものであるのか、同蓋部20を閉じるべき運動状態として設定されたものであるのか、それともそれらの何れでもないのかを判定する(ステップSB100)。
以上が本実施形態における開閉制御処理の詳細である。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、この実施形態に以下に述べる変形を加えても勿論良い。
(1)上述した実施形態では、イヤホン1Aの使用者の運動状態に応じて蓋部20の開閉制御を行った。しかし、蓋部20を開いておくべき運動状態であっても、イヤホン1Aの使用者により蓋部20を閉じる旨の指示が操作部3230を介して与えられた場合には当該指示に応じて蓋部20を閉じる処理をCPU3210に実行させ、その後も蓋部20を閉じた状態を維持するようにしても良い。同様に、蓋部20を閉じておくべき運動状態であっても、イヤホン1Aの使用者により蓋部20を開く旨の指示が操作部3230を介して与えられた場合には当該指示に応じて蓋部20を開く処理をCPU3210に実行させ、その後も蓋部20を開いた状態を維持するようにしても良い。
Claims (5)
- フロントキャビティを前方に設けた状態でスピーカを収納する第1の空間を内部に有するとともに、前記第1の空間を使用者の外耳道に連通させる第1の開口部が先端に設けられている本体部であって、前記第1の開口部付近に設けられた第2の開口部を介して前記第1の空間と連通する第2の空間を内部に有し、前記第2の空間を外部の空間に連通させる第3の開口部が設けられている本体部と、
前記第2の開口部と前記第3の開口部の少なくとも一方に対して開閉自在に設けられる蓋部と、
当該イヤホンの使用者の運動に伴って変化する物理量を計測する計測部と、
前記計測部により計測される物理量の特性から前記使用者の運動状態を判定し、その運動状態に応じて前記蓋部を開閉する開閉制御部と、を有し、
前記蓋部と前記開閉制御部は前記第2の空間内に設けられている
ことを特徴とするイヤホン。 - 前記開閉制御部は、前記使用者が運動していると判定される場合には前記蓋部を開き、前記使用者が運動していないと判定される場合には前記蓋部を閉じることを特徴とする請求項1に記載のイヤホン。
- 前記開閉制御部は、前記使用者が予め定めた閾値未満の速度で移動していると判定される場合には前記蓋部を開き、前記使用者が移動していないと判定される場合または前記使用者が前記閾値以上の速度で移動していると判定される場合には前記蓋部を閉じることを特徴とする請求項1に記載のイヤホン。
- 前記開閉制御部は、前記使用者の運動状態に応じて前記蓋部を開いた状態とすることに同期させて、前記スピーカの再生音量を引き下げることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載のイヤホン。
- 前記蓋部を開いた状態とするべき運動状態、または前記蓋部を閉じた状態とするべき運動状態を示すデータを前記使用者の操作に応じて登録する開閉設定登録部をさらに有することを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載のイヤホン。
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