JP2012249062A - 温度補償回路付き衛星通信用受信機モデム - Google Patents

温度補償回路付き衛星通信用受信機モデム Download PDF

Info

Publication number
JP2012249062A
JP2012249062A JP2011118996A JP2011118996A JP2012249062A JP 2012249062 A JP2012249062 A JP 2012249062A JP 2011118996 A JP2011118996 A JP 2011118996A JP 2011118996 A JP2011118996 A JP 2011118996A JP 2012249062 A JP2012249062 A JP 2012249062A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
offset voltage
thermistor
temperature
satellite communication
temperature compensation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2011118996A
Other languages
English (en)
Inventor
Mayuko Kogure
真佑子 小暮
Kiyomi Okawa
貴容美 大川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japan Radio Co Ltd
Original Assignee
Japan Radio Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Japan Radio Co Ltd filed Critical Japan Radio Co Ltd
Priority to JP2011118996A priority Critical patent/JP2012249062A/ja
Publication of JP2012249062A publication Critical patent/JP2012249062A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Circuits Of Receivers In General (AREA)

Abstract

【課題】温度によるオフセット電圧のずれを抑える機能を備えるマルチキャスト受信機を提供する。
【解決手段】衛星通信信号受信専用機であるマルチキャスト受信機において、温度によるオフセット電圧のずれを、オフセット調節回路にサーミスタを組み込むことで、直接抑える機能を備えている。オフセット電圧の変化幅とおよそ合致するよう、サーミスタ定数Bの異なる二種類のサーミスタを使用し、それらのサーミスタの温度変化率の差を利用することで実現する。
【選択図】図4

Description

本発明は衛星通信信号受信専用機であるマルチキャスト受信機に利用する。
従来は、マルチキャスト受信機では温度によるベースバンド信号の電圧の変化があっても、温度補償は行わず、受信信号の振幅をなるべく大きくアンプすることで、オフセット電圧の変化により増加するエラーを、低減するようにしていた。
図3は前記アンプによるエラー低減の様子を示したものである。図3Aはオフセット電圧が変化していない状態であり、信号が重畳している領域を除いて正常にhighとlowが識別されている。しかるに同じ振幅でオフセット電圧がずれた図3Bに示す状況下においては、highであるべき箇所がlowの領域にあり、エラーが増加している。
従来はこのような問題が生じた際にエラーを低減するために、図3Cに示すように、振幅を大きくすることによって相対的にエラーを減少させる手段がとられてきた。
前記オフセット電圧の変化による影響に関して、特に衛星通信において前記のように振幅を操作する解決手段については特許文献1などに示されている。
特開平5−63593
これまでマルチキャスト受信機では、オフセット電圧の変化があってもAD変換が可能なように、受信信号をアンプにより増大させベースバンド信号の振幅を増幅させることで、間接的にオフセット電圧の変化の影響を低減するようにしていた。
しかるに、振幅を過大に増大させると、隣接チャンネルの信号が混入した場合に受信機感度を超えてしまうためビットエラーが発生してしまい、振幅の増大による調整には限界があった。よって、別の手段によってオフセット電圧の温度変化を補償する必要があった。
前記課題を解決するために本発明は、次のような手段を実施する。つまり、
衛星通信信号受信専用機であるマルチキャスト受信機において、オフセット電圧の調節に用いていた抵抗器に替えてサーミスタを使用することを特徴とするマルチキャスト受信機である。
また、本発明は、オフセット電圧の変化幅とおよそ合致するサーミスタ定数Bを持つ二つの異なるサーミスタであり、当該温度変化率の差によりオフセット電圧のずれを抑えることを特徴とするマルチキャスト受信機である。
本発明によれば、ベースバンド信号に対し、直接温度補償を行うことができる。つまり、従来のオフセット電圧回路に使用していた抵抗の代わりにサーミスタを組み込むことが発明の主旨であるため、少ない変更点で温度補償を行うことができる。さらに、二つのサーミスタ定数Bの値をそれぞれ適切に選ぶことで、様々なオフセット電圧の温度変化幅に対応できる。
温度変化による影響である。 温度変化による影響を、本発明により低減するための方法である。 従来の温度変化による影響を低減するための方法である。 オフセット電圧調整回路の実施形態である。
本発明の好適な実施の形態について、図を参照して説明する。前記のように図3はオフセット電圧が変動した場合の影響を示した図であり、図3Bのようにオフセット電圧が変動した場合には図3Cのように信号の振幅を増大させることによって影響を減少させることができ、従来はこの方法によって課題を解決していた。
本発明では図2に示すように、ベースバンド信号のオフセット電圧調整回路において、抵抗器の替わりにサーミスタを用いることに特徴がある。つまり、図4に示すように、サーミスタの温度変化量はオフセット電圧の温度変化に対して非常に大きいため、異なるサーミスタ定数Bを持つサーミスタ二つを使用し、サーミスタの温度変化率の差異を利用するのである。本発明においては、サーミスタ定数Bの値をそれぞれ適切に選ぶことで、オフセット電圧の温度特性を調節することができる。
図4において、前記抵抗器は401と403である。つまり、抵抗器401と403によってアンプの一方の端子にかかる電圧、つまりオフセット電圧を変化させている。本発明では当該抵抗器の替わりにサーミスタ405と407を用いることによって、オフセット電圧を調整出来、しかもサーミスタの特徴によれば、温度によるオフセット電圧のずれを直接改善することが可能になる。
ここで、サーミスタ405と407の温度変化率が同じである場合は、アンプの一方の端子にかかる電圧は常に一定になってしまうから、当該405と407は温度変化率が異なるものを使用する。それぞれの温度変化率は、オフセット電圧が温度によってどう変化していくかを事前に測定して決めておく。
401,403…抵抗器、
405,407…サーミスタ。

Claims (2)

  1. 衛星通信信号受信専用機であるマルチキャスト受信機において、オフセット電圧の調節に用いていた抵抗器に替えてサーミスタを使用することを特徴とするマルチキャスト受信機。
  2. 請求項1に記載のサーミスタは、オフセット電圧の変化幅とおよそ合致するサーミスタ定数Bを持つ二つの異なるサーミスタであり、当該温度変化率の差によりオフセット電圧のずれを抑えることを特徴とするマルチキャスト受信機。

JP2011118996A 2011-05-27 2011-05-27 温度補償回路付き衛星通信用受信機モデム Pending JP2012249062A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011118996A JP2012249062A (ja) 2011-05-27 2011-05-27 温度補償回路付き衛星通信用受信機モデム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011118996A JP2012249062A (ja) 2011-05-27 2011-05-27 温度補償回路付き衛星通信用受信機モデム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2012249062A true JP2012249062A (ja) 2012-12-13

Family

ID=47469101

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011118996A Pending JP2012249062A (ja) 2011-05-27 2011-05-27 温度補償回路付き衛星通信用受信機モデム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2012249062A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102013222953A1 (de) 2012-11-13 2014-05-15 Kabushiki Kaisha Kobe Seiko Sho (Kobe Steel, Ltd.) Hydraulische Antriebsvorrichtung für eine Arbeitsmaschine

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08288745A (ja) * 1995-04-18 1996-11-01 Mitsubishi Electric Corp 検波器
JPH08307160A (ja) * 1995-05-02 1996-11-22 Kokusai Electric Co Ltd 温度補償回路
JP2001144548A (ja) * 1999-11-11 2001-05-25 Matsushita Electric Ind Co Ltd 温度補償回路およびこの温度補償回路を用いた増幅回路、受信装置、送信装置ならびに無線通信装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08288745A (ja) * 1995-04-18 1996-11-01 Mitsubishi Electric Corp 検波器
JPH08307160A (ja) * 1995-05-02 1996-11-22 Kokusai Electric Co Ltd 温度補償回路
JP2001144548A (ja) * 1999-11-11 2001-05-25 Matsushita Electric Ind Co Ltd 温度補償回路およびこの温度補償回路を用いた増幅回路、受信装置、送信装置ならびに無線通信装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102013222953A1 (de) 2012-11-13 2014-05-15 Kabushiki Kaisha Kobe Seiko Sho (Kobe Steel, Ltd.) Hydraulische Antriebsvorrichtung für eine Arbeitsmaschine

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5116540B2 (ja) フィルタ回路及び受信装置
US8441320B2 (en) Cancelation of gain change due to amplifier self-heating
US20120274397A1 (en) Method and system for a process sensor to compensate soc parameters in the presence of ic process manufacturing variations
JP2007184688A (ja) バイアス回路
JP2009273110A (ja) ポーラ変調送信装置及びポーラ変調送信方法
US9059874B2 (en) Switched continuous time linear equalizer with integrated sampler
JP6354129B2 (ja) センサ信号出力回路およびセンサ信号出力回路の調整方法
JP2012249062A (ja) 温度補償回路付き衛星通信用受信機モデム
US9007127B2 (en) Electronic circuit with unit for attenuating at least one input signal of an amplifier in an automatic gain control loop
TWI594578B (zh) 半導體裝置及電腦可讀取媒體
JP2006254143A (ja) ディジタル信号受信回路
JP6725854B2 (ja) 増幅回路、受信回路、及び半導体集積回路
KR101101501B1 (ko) 온도 보상 기능을 개선한 증폭 회로
US20160065199A1 (en) Amplitude detector
JP6610523B2 (ja) 高周波モジュール及び通信装置
KR101209817B1 (ko) 병렬 등화기
JP2008005475A (ja) 送信変調装置
JP2009211415A (ja) 基準電圧回路
JP2006186696A (ja) 温度補償回路及びその方法並びにそれを用いた無線端末及びプログラム
JP2000106513A (ja) 温度補償機能を有する自動利得制御装置
JP5636219B2 (ja) 光受信器
TWI445334B (zh) 信號傳輸系統及其信號傳輸方法
US9871495B2 (en) Thermal compensation for amplifiers
US8933739B1 (en) Semiconductor integrated circuit
JP6480259B2 (ja) 増幅回路

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20140527

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150216

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150317

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20150728